JP4450675B2 - 遊技媒体計数器 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技媒体を案内する複数の案内路と、各案内路を通過する遊技媒体を計数する計数手段と、を備えた遊技媒体計数器に関する。
従来、この種の遊技媒体計数器として一般的に知られているものに、例えば、特許文献1に記載されているような技術がある。すなわち、遊技者が遊技機に投入して遊技に用いたパチンコ玉は、アウト玉もセーフ玉も合わせて入玉として遊技機から排出されて、遊技機の背面側に設けてあるアウト玉収納部で一旦受け入れられた後に、アウト玉収納部に付設してあるアウト玉計数器により計数されていた。
また、遊技者が遊技機での遊技により獲得した景品玉は、遊技機の下部に設けてある計数玉通路の一端側の投入口より投入されて、該計数玉通路の末端側に取り付けてある景品玉計数器により計数されていた。このように、遊技機に設けられている遊技媒体計数器は一般的には、入玉を計数する計数器と、景品玉を計数する計数器とが、それぞれ全く別々の構成として互いに離隔した位置に配設されていた。
特開平10−225566号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された従来の技術では、入玉を計数する計数器と景品玉を計数する計数器とが、それぞれ別々に設けられているから、計数器自体の同様の構成部品が2組必要であると共に、それぞれの計数器に別々にパチンコ玉を導くための玉収納部や玉通路等の関連部品を設ける必要があり、部品点数や組み付け工数が増大し、遊技機ないし遊技機島内のコストアップの要因となるという問題があった。
また、各々の計数器ごとに、外部に計数結果を出力するための信号線を接続する必要があり、計数器に関する信号線が2系統になるため、外部装置との配線処理にも手間がかかるといった問題が生じていた。さらに、各計数器や配線等は、遊技機ないし遊技機島内の限られたスペースにおける組み付け性が良くないばかりでなく、他の部品の取り付けスペースが著しく制限される虞もあった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題点に着目してなされたものであり、遊技機に投入された入遊技媒体の計数器と、遊技機から賞出される景品遊技媒体の計数器とを、一ユニットとして部品を共通化したりまとめて構成することにより、大幅なコストダウンを図ることができると共に、省スペース化の要請にも応じることができ、配線処理も簡略化することが可能な遊技媒体計数器を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の項の発明に存する。
[1]遊技者が遊技機(10)での遊技に用いた遊技媒体である入玉を回収する入玉回収部(40)と、遊技者が遊技機(10)での遊技により獲得した遊技媒体である景品玉を回収する景品玉回収部(30)とが接続されるとともに、前記景品玉と前記入玉を計数する遊技媒体計数器(50)において、
前記入玉と前記景品玉とを受け入れるケース本体(51)と、
前記ケース本体(51)が受け入れた前記入玉を一列状に案内する入玉案内路(52A)と、前記ケース本体(51)が受け入れた前記景品玉を一列状に案内する複数の景品玉案内路(52B1〜52B3)とが前記ケース本体(51)の底部で互いに延びるように並設されて一ユニットとして配置されて成る案内路(52)と、
前記入玉案内路(52A)に対応して設けられ、該入玉案内路(52A)を一列状に通過する入玉を計数する入玉計数手段(53A)と、
前記景品玉案内路(52B1〜52B3)に対応して設けられ、該景品玉案内路(52B1〜52B3)を一列状に通過する景品玉を計数する景品玉計数手段(53B1〜53B3)と、を備え、
前記案内路(52)は、各案内路(52)が互いに長手方向に隣接し合う間にはそれぞれ仕切板(54)が設けられ、
前記仕切板(54)のうち、前記入玉案内路(52A)と前記景品玉案内路(52B1〜52B3)との間の前記仕切板(54)は他の仕切板(54)よりも高く構成され、
前記案内路(52)の上流側が配されるケース本体(51)の一端側には、前記入玉回収部(40)と前記景品玉回収部(30)から遊技媒体を受け入れて、前記案内路(52)内へ導入させるための取込ステージ(55)が形成され、
該取込ステージ(55)は、前記入玉回収部(40)の入玉通路(42)の下流端が連通接続し、入玉案内路(52A)の始端側が開口した入玉用ライン(55A)と、前記景品玉回収部(30)の景品玉通路(32)の下流端が連通接続し、景品玉案内路(52B1〜52B3)の各始端側がそれぞれ開口した景品玉用ステージ(55B)と、から成り、
前記入玉用ライン(55A)と前記景品玉用ステージ(55B)との間は、前記入玉回収部(40)の入玉通路(42)の下端縁が前記入玉用ライン(55A)に連通接続することで、前記入玉と前記景品玉が互いに流入しないように仕切られることを特徴とする遊技媒体計数器(50)。
本発明は、次のように作用する。
前記[1]に記載の遊技媒体計数器(50)によれば、入玉と景品玉とを受け入れるケース本体(51)と、ケース本体(51)が受け入れた入玉を一列状に案内する入玉案内路(52A)と、ケース本体(51)が受け入れた景品玉を一列状に案内する複数の景品玉案内路(52B1〜52B3)とが前記ケース本体(51)の底部で互いに延びるように並設されて一ユニットとして配置されて成る案内路(52)と、入玉案内路(52A)に対応して設けられ、該入玉案内路(52A)を一列状に通過する入玉を計数する入玉計数手段(53A)と、景品玉案内路(52B1〜52B3)に対応して設けられ、該景品玉案内路(52B1〜52B3)を一列状に通過する景品玉を計数する景品玉計数手段(53B1〜53B3)と、を備え、案内路(52)は、各案内路(52)が互いに長手方向に隣接し合う間にはそれぞれ仕切板(54)が設けられ、仕切板(54)のうち、入玉案内路(52A)と景品玉案内路(52B1〜52B3)との間の前記仕切板(54)は他の仕切板(54)よりも高く構成され、案内路(52)の上流側が配されるケース本体(51)の一端側には、前記入玉回収部(40)と前記景品玉回収部(30)から遊技媒体を受け入れて、案内路(52)内へ導入させるための取込ステージ(55)が形成され、該取込ステージ(55)は、入玉回収部(40)の入玉通路(42)の下流端が連通接続し、入玉案内路(52A)の始端側が開口した入玉用ライン(55A)と、景品玉回収部(30)の景品玉通路(32)の下流端が連通接続し、景品玉案内路(52B1〜52B3)の各始端側がそれぞれ開口した景品玉用ステージ(55B)とから成り、入玉用ライン(55A)と景品玉用ステージ(55B)との間は、入玉回収部(40)の入玉通路(42)の下端縁が入玉用ライン(55A)に連通接続することで、入玉と景品玉が互いに流入しないように仕切られるので、前記入玉と前記景品玉が互いに流入しないようにすることができる。
それにより、従来は全く別々であった入玉の計数器や景品玉の計数器が、一ユニットとしてまとめて構成され、主要部品である案内路(52)や計数手段(53)は共通化することができ、また外郭となるケース本体等は1つだけ用意すれば足りる。また、従来は全く別々の箇所に配置していた2つの計数器を、1箇所にまとめて1つ分の計数器の設置スペースに収めることにより、省スペース化の要請にも応じることができる。
遊技機(10)に投入されて遊技に用いられた入玉は、複数の案内路(52)のうちの入玉を一列状に案内する入玉案内路(52A)に案内されて、この入玉案内路(52A)に対応して設けられた入玉計数手段(53A)によって計数される。一方、遊技機(10)から賞出されて遊技者が遊技により獲得した景品玉は、複数の案内路(52)のうちの景品玉を一列状に案内する景品玉案内路(52B1〜52B3)に案内されて、この景品玉案内路(52B1〜52B3)に対応して設けられた景品玉計数手段(53B1〜53B3)によって計数される。
本発明に係る遊技媒体計数器によれば、入玉と景品玉とを受け入れるケース本体と、ケース本体が受け入れた入玉を一列状に案内する入玉案内路と、ケース本体が受け入れた景品玉を一列状に案内する複数の景品玉案内路とが前記ケース本体の底部で互いに延びるように並設されて一ユニットとして配置されて成る案内路と、入玉案内路に対応して設けられ、該入玉案内路を一列状に通過する入玉を計数する入玉計数手段と、景品玉案内路に対応して設けられ、該景品玉案内路を一列に通過する景品玉を計数する景品玉計数手段と、を備え、案内路は、各案内路が互いに長手方向に隣接し合う間にはそれぞれ仕切板が設けられ、仕切板のうち、入玉案内路と景品玉案内路との間の前記仕切板は他の仕切板よりも高く構成され、案内路の上流側が配されるケース本体の一端側には、前記入玉回収部と前記景品玉回収部から遊技媒体を受け入れて、案内路内へ導入させるための取込ステージが形成され、取込ステージは、入玉回収部の入玉通路の下流端が連通接続し、入玉案内路の始端側が開口した入玉用ラインと、景品玉回収部の景品玉通路の下流端が連通接続し、景品玉案内路の各始端側がそれぞれ開口した景品玉用ステージと、から成るので、従来は全く別々であった入玉の計数器や景品玉の計数器を、一ユニットとして部品を共通化したりまとめて構成することにより、大幅なコストダウンを図ることができると共に、省スペース化の要請にも応じることができ、配線処理も簡略化することが可能となり、また、入玉用ラインと景品玉用ステージとの間は、入玉回収部の入玉通路の下端縁が前記入玉用ラインに連通接続することで、入玉用ラインと景品玉用ステージとが仕切られるので、前記入玉と前記景品玉が互いに流入しないようにすることができる。
以下、図面に基づき、本発明を代表する一の実施の形態を説明する。
図1〜図10は、本発明の一実施の形態を示している。
本実施の形態に係る遊技媒体計数器50は、遊技媒体としてのパチンコ玉(以下、単に「玉」とも略す。)を計数するための計数器であり、以下に、2台の遊技機10を左右に並設して成る小型の遊技機島1に設置した場合を例に説明する。
先ず、遊技機島1および遊技機10の概要から説明する。図1は、遊技機島1を概略的に示す正面図であり、図3は、同じく遊技機島1を概略的に示す側面図である。また、図4は、遊技機10を拡大して示す正面図である。遊技機10は、遊技者がパチンコ玉を打ち出して遊技を行う遊技機本体11と、有価価値カードの挿入によりパチンコ玉を貸し出すカードユニット(CR玉貸機)20とから成る。
図1に示すように、遊技機島1は、フロア上に載置するベース台2と、ベース台2上に立設支持される支柱部3と、支柱部3の両側面に遊技機10を組み付けるフレーム部4とにより構成されている。なお、フレーム部4は、支柱部3の両側面にネジ等によって着脱自在に取り付けられている。
図4に示すように、遊技機本体11は、額縁状に形成され正面のガラスを固定するガラス枠12と、遊技者により発射された玉が移動しゲームを進行させるための部品が取り付けられた遊技盤13等を有している。ガラス枠12の下部表面には、貸玉や賞玉を貯留する上受け皿14と、該上受け皿14から溢れ出た玉を貯留する下受け皿15と、前記上受け皿14に貯留された玉を抜き出すための上受け皿玉抜きレバー14aと、前記下受け皿15に貯留した玉を抜き出すための下受け皿玉抜きレバー15aと、遊技者が玉の打ち出し操作を行うハンドル16等が設けられている。
また、カードユニット20の操作を遊技者が行うための装置として、有価価値カードの残余度数を表示し確認するための度数表示部22と、パチンコ玉の貸出操作を行うための貸出ボタン23と、有価価値カードの返却操作を行うための返却ボタン24が、上受け皿14の近傍に設けられており、これらの出力端子は操作パネル基板(図示せず。)を介して、後述する制御部100に信号線により接続されている。
遊技盤13上には、打ち込まれたパチンコ玉の流れに変化を与える多数の釘の他、パチンコ玉を受け入れる各種入賞口や、識別情報を可変表示する可変表示装置17、何れの入賞口にも入らずに落下したパチンコ玉を排出するためのアウト口等が設けられている。各種入賞口としては、パチンコ玉の入賞により可変表示装置17で識別情報を可変表示する権利が確保される始動口18、入賞率が高まる特賞状態の発生を演出する大入賞口19等が設けられている。
各種入賞口にパチンコ玉が入賞すると、それぞれの入賞口ごとに付設されたスイッチにより入賞玉が検出され、入賞玉が検出される度に各入賞口に割り当てられた所定数の賞玉が払い出される。例えば、本遊技機10の場合は、始動口18に入賞した場合は5個、大入賞口19に入賞した場合は15個、それ以外の入賞口に入賞(通過)した場合は8個等と割り当てられている。賞玉数の割り当ては入賞口ごとに固定化しているが、遊技機の機種の仕様に応じて任意に変更することもできる。
前記可変表示装置17は、その画面中に識別情報としての各種図柄を変動表示可能な複数の表示領域を備え、液晶ユニットにより構成されているが、CRT表示器、ドラムユニット、7セグメント表示器等を採用しても良い。前記始動口18にパチンコ玉が入賞すると、可変表示装置17における可変表示の権利が獲得されて可変表示が実行される。可変表示では、全体としてスロットマシンにおける図柄合わせゲームに見立てた識別情報のスクロール表示が展開される。
前記可変表示の表示結果が、識別情報の予め定めた特定の組み合わせ(例えば「555」とぞろ目に揃った場合等)である大当たりに確定すると、大入賞口19が所定回数を限度に繰り返し開閉する特賞状態が形成される。また、可変表示遊技の表示結果が、前記識別情報のうちの確変図柄(例えば奇数図柄「1」、「3」、「5」、「7」、「9」)の何れかで揃った確変大当たりに確定した場合には、確率変動状態を伴う特賞状態が発生することになる。
すなわち、確変図柄で揃った確変大当たりが確定すると、これに基づき発生した特賞状態が終了した後、次回の特賞状態が発生するまで、可変表示遊技の表示結果が特定表示態様に確定する確率が高確率に変化する。このように、通常の遊技状態(低確率状態)に比べて、特定表示態様に確定する確率が高まった遊技状態が、確率変動状態(または「確変状態」、「確変モード」とも言う。)である。
カードユニット20は、プリペイドカード等の有価価値カードを差し込むためのカード挿入口21を有している。このカード挿入口21に有価価値カードを差し込み、前記貸出ボタン23により投入金額を指定することで、所定数の貸玉が上受け皿14へ払い出されるようになっている。なお、遊技機本体11の背面側には、図示省略したが各種機能別の制御基板が配設されており、これらの制御基板は後述する制御部100に信号線を介して接続されている。
図1,図3に示すように、遊技機島1には、2台の前述した遊技機10の他、各遊技機10からパチンコ玉を回収するための玉回収機構、回収されたパチンコ玉を揚送する揚送機構、揚送されたパチンコ玉を再び各遊技機10に配給する配給機構、遊技機10に関する各種情報を表示する情報表示装置90、それに各種関連機器を制御するための制御部100等が、それぞれ島設備として組み付けられている。
玉回収機構は、各遊技機10ごとに対応して設けられており、遊技機本体11の下受け皿15の下方を臨む位置で開口し、遊技機本体11の下側まで延びるように配設されたホッパー状の景品玉回収部30と、遊技機本体11の下部後方に配設された入玉回収部40と、前記景品玉回収部30の下流端および前記入玉回収部40の下流端がそれぞれ連通接続し、パチンコ玉を計数する遊技媒体計数器50と、遊技機10の下方側に配設される下部タンク60とを備えている。
景品玉回収部30は、下受け皿15から溢れ出た景品玉(パチンコ玉)を受け入れるものであり、図3に示すように、下受け皿15の下方を臨む位置で開口する受入口31と、該受入口31の底部に連通接続した状態で遊技機本体11の下側まで延びる景品玉通路32とから成る。ここで景品玉とは、遊技者が遊技機10での遊技により獲得した遊技媒体(パチンコ玉)の意味であり、「景品遊技媒体」に相当する。なお、下受け皿15に設けられている下受け皿玉抜きレバー15aを操作することで、下受け皿15に収容されている玉は、景品玉回収部30へ強制的に排出できるようになっている。
入玉回収部40は、遊技機本体11内で回収された入玉(パチンコ玉)を集中的に受け入れるものであり、図3に示すように、遊技機本体11内の下方で上向きに開口した受入口41と、該受入口41の底部に連なる状態で遊技機本体11の後部下方へ延びる入玉通路42とから成る。ここで入玉とは、遊技者が遊技機11での遊技に用いた遊技媒体(パチンコ玉)の意味であり、「入遊技媒体」に相当する。なお、遊技盤13に打ち出されて各種入賞口に入ったセーフ玉や、何れの入賞口にも入らなかったアウト玉は、合わせて入玉として入玉回収部40に回収されるようになっている。
本発明の根幹を成す遊技媒体計数器50は、図3に示すように、前記景品玉回収部30の景品玉通路32の下流端、および入玉回収部40の入玉通路42の下流端が、それぞれ連通する位置に配設されており、景品玉と入玉との両方を計数することができ、パチンコ玉を案内する複数の案内路52,52…と、各案内路を通過するパチンコ玉を計数する計数手段53,53…と、を有して成る。
詳しく言えば遊技媒体計数器50は、図7,図8に示すように、上部が開口して長手方向に延びる樋状のケース本体51と、該ケース本体51の底部で互いに並行に延びるように並設された複数の案内路52,52…と、各案内路52の終端側にそれぞれ設けられた計数手段53とを備えている。各案内路52は、前記入玉回収部40から供給される入玉を案内する入玉案内路(入遊技媒体案内路)52Aと、前記景品玉回収部30から供給される景品玉を案内する景品玉案内路(景品遊技媒体案内路)52B1〜52B3と、から成る。
入玉案内路52Aと景品玉案内路52B1〜52B3とは、1つのケース本体51内部に組み込まれており、一ユニットとして配置されている。本実施の形態では、各案内路52は横4列に並設されているが、案内路52の数は4つに限られるものではなく、2つあるいは5つ以上でも良い。このような複数の案内路52のうちの1つが入玉案内路52Aとして設定され、残りの3つが景品玉案内路52B1〜52B3として設定されている。
各案内路52が互いに長手方向に隣接し合う間には、図8に示すように、それぞれ仕切板54が設けられており、特に、入玉案内路52Aと景品玉案内路52B1との間の仕切板54aは、他より高く構成されている。各案内路52は、それぞれ上流側より流入したパチンコ玉を1列に整列させた状態にして通過させるものである。また、各案内路52は、それぞれ上流端側が下流端側よりも高くなるように配置され、パチンコ玉が自然流下するように設定されている。
計数手段53は、前記入玉案内路52Aに対応して設けられ、該入玉案内路52Aを通過する入玉を計数する入玉計数手段(入遊技媒体計数手段)53Aと、前記景品玉案内路52B1〜52B3に対応して設けられ、各景品玉案内路52B1〜52B3を通過する景品玉を計数する景品玉計数手段(景品遊技媒体計数手段)53B1〜53B3と、を備える。個々の計数手段53は、当該部位を通過する玉を1個ずつ検出可能なものであり、具体的には例えば、光センサ、近接センサ、あるいは磁気センサ等の各種センサにより構成すれば良い。
遊技媒体計数器50は、前記入玉計数手段53Aにより計数された入玉信号(入遊技媒体情報)と、前記景品玉計数手段53B1〜53B3により計数された景品玉信号1〜3(景品遊技媒体情報)とを、それぞれ出力する出力手段を備えるが、本実施の形態では、前述した計数手段53を構成するセンサ自体が、それぞれ計数結果を外部に出力するための出力手段を兼ねており、各計数手段53は、それぞれ信号線を介して制御部100に接続されている。
すなわち、入玉計数手段53Aと、これにより計数された入玉信号を出力する出力手段とは、入玉案内路52Aの終端側に設けられ、該入玉案内路52Aを通過する入玉を検出する度に入玉信号(検出信号)を出力するセンサから成る。また、景品玉計数手段53B1〜53B3と、これにより計数された景品玉信号を出力する出力手段とは、景品玉案内路52B1〜52B3の終端側に設けられ、各景品玉案内路52B1〜52B3を通過する景品玉を検知する度に景品玉信号1〜3(検知信号)を出力するセンサから成る。
各案内路52の上流側が配されるケース本体51の一端側には、前記景品玉回収部30や前記入玉回収部40からパチンコ玉を受け入れて、各案内路52内へ導入させるための取込ステージ55が形成されている。この取込ステージ55は、入玉回収部40の入玉通路42の下流端が連通接続し、入玉案内路52Aの始端側が開口した入玉用ライン55Aと、景品玉回収部30の景品玉通路32の下流端が連通接続し、景品玉案内路52B1〜52B3の各始端側がそれぞれ開口した景品玉用ステージ55Bと、から成る。図7に示すように、入玉用ライン55Aと景品玉用ステージ55Bとの間は、入玉回収部40の入玉通路42の下端縁によって互いに玉が流入し合わないように仕切られている。
各案内路52の下流側が配されるケース本体51の他端側は、図3に示すように、下方に位置する下部タンク60内を臨むように設定されている。下部タンク60は、前記遊技媒体計数器50から排出されたパチンコ玉を受け入れて、再び遊技機本体11から賞玉および貸玉として払い出すためのパチンコ玉を貯留するものである。下部タンク60の底部下流端は、その直ぐ下側に配された揚送装置70に連通接続しており、下部タンク60に貯留されたパチンコ玉は、揚送装置70によって研磨されながら揚送される。
次に、前記玉回収機構により集められた玉を揚送する揚送機構について説明する。図3,図1に示すように、揚送機構は、2つの遊技機10に対して1つがまとめて設けられており、前記下部タンク60から供給されたパチンコ玉を研磨しながら揚送する揚送装置70と、この揚送装置70に連通接続され、遊技機10の背面側を通り上方へ延びる移送路72とを備えている。
揚送装置70は、パチンコ玉を駆動力により払い出して揚送するものであり、パチンコ玉を研磨するための研磨手段も備えている。揚送装置70は、遊技機10とは別体として遊技機10外部に設けられ、遊技機10の下方に配置される揚送装置本体71を備えている。かかる揚送装置70としては、具体的には例えば、本出願人が既に提案している特開平9−290058号公報に記載された発明等を利用すると良い。なお、揚送装置70の駆動は、制御部100により所定プログラムに従って制御されるように設定されている。
移送路72は、その下端口が揚送装置本体71の玉排出口に連通接続され、揚送装置本体71より緩やかに湾曲して立ち上がり遊技機10の上方へ延びている。移送路72自体の構造は、具体的には例えば、パチンコ玉の直径よりわずかに大きい内径を有し、パチンコ玉を1列に整列させた状態で移送するパイプ部材から構成したり、他に、長手方向に細幅に延びる2枚の溝状断面形状の部材を、その溝同士を合わせ、そのフランジ同士を接合することで、パチンコ玉を通過可能な移送路として形成しても良い。移送路72の上端は、遊技機島1の支柱部3の上部内に配設された上部タンク80に連通している。
次に、前記揚送機構により揚送されたパチンコ玉を再び各遊技機10に配給するための配給機構について説明する。図1,図3に示すように、配給機構は、前記上部タンク80と、該上部タンク80の底部両側より左右に向かってそれぞれ斜め下方へ延びる一対の補給樋81,81と、各補給樋81の途中に配設され、その真下に位置する遊技機10に対応して、それぞれ補給樋81を流下するパチンコ玉を整列させた状態で落下させる整列樋82とを備えている。
整列樋82と遊技機10とは、落下する遊技球を導くジャバラ83により連通している。また、遊技機10の背面側上部には、ジャバラ83を介して補給されたパチンコ玉を計数するための補給玉計数器84が設けられており、補給されたパチンコ玉は、後述する貸玉信号や賞玉信号に応じて、補給玉計数器84で計数された後、再び遊技機本体11の内部に補給されるように設定されている。
次に、前記遊技機10に関する各種情報を表示する情報表示装置90について説明する。図1に示すように、情報表示装置90は、遊技機島1の支柱部3の前面側に一体に設けられており、各種情報を表示する表示部91と、会員カード(および非会員用ビジターカード)を挿入するためのカード挿排口92、遊技者が暗証番号を入力する等の各種操作を行う操作部93、それに各種情報を印刷したレシートを払い出すレシート発券口94とを備えている。
表示部91は、左右の遊技機10ごとに対応するように、図示省略したが画面が2分されるようになっており、それぞれの左右の遊技機10に関して、具体的には例えば、特賞状態の発生回数である「特賞回数」や、始動口18にパチンコ玉が入賞した回数、もしくは始動口18にパチンコ玉が入賞して可変表示を実行した回数である「スタート信号」等の他、前記遊技媒体計数器50によって計数された結果が「持玉」として累計されて表示されるように設定されている。なお、精算時には前記「持玉」等が印刷されたレシートが、レシート発券口94から払い出されるようになっている。
次に、遊技機島1に設置されている各種関連機器を制御するための制御部100について説明する。制御部100は、専用のケースに納められ、外部からのゴミや他の設備機器からのこぼれ玉、さらには静電気、電気ノイズからも保護された状態で、遊技機島1における支持台3の底部に配置されている。
図10に示すように、制御部100は、CPU,ROM,RAMを具備したマイクロコンピュータからなり、遊技機10や遊技媒体計数器50から出力された各種信号を集中的に管理する主制御部101と、遊技機10からの各種信号を受信するための遊技機I/F102と、遊技媒体計数器50からの各種信号を受信するための計数器I/F103と、情報表示装置90におけるレシート発券口94の内部に設けられたレシート発券機194の制御を掌るレシート発券制御部104と、情報表示装置90におけるカード挿排口92の内部に設けられたカードR/W192の制御を掌るカード制御部105とを有している。
さらに、制御部100は、情報表示装置90における表示部91の表示内容の制御を掌る表示制御部106と、情報表示装置90における操作部93からの操作信号を受信するためのI/F107と、ホールコンピュータ200との間における各種信号の送受信を制御するホールコンピュータI/F108等を有している。
主制御部101には、遊技機10側にある制御基板から出力される貸玉信号、賞玉信号、特賞信号、確変信号、スタート信号等の各種信号が遊技機I/F102を介して入力され、バックアップメモリに収集管理される。ここで、貸玉信号は、カードユニット(CR玉貸機)20から遊技者に貸し出された貸玉を計数した信号であり、賞玉信号は、各種入賞口にパチンコ玉が入賞した際に払い出された賞玉(出玉)を計数した信号である。
特賞信号は、前記特賞状態が発生したことを特定する信号であり、確変信号は、前記確率変動状態が発生したことを特定する信号であり、スタート信号は、始動口18にパチンコ玉が入賞したことを特定する信号、もしくは始動口18にパチンコ玉が入賞して可変表示遊技を実行したことを特定する信号である。もちろん、遊技機10側から出力される信号は、これらに限られるものではない。なお、遊技機10側から収集された各種信号は、ホールコンピュータI/F108を介してホールコンピュータ200へも送信される。
また、主制御部101には、遊技媒体計数器50から出力される景品玉信号1、景品玉信号2、景品玉信号3、それに入玉信号が、それぞれ計数器I/F103を介して入力され、バックアップメモリに収集管理される。ここで景品玉信号1は、前記景品玉計数手段53B1から出力された景品玉を計数した信号であり、景品玉信号2は、前記景品玉計数手段53B2から出力された景品玉を計数した信号であり、景品玉信号3は、前記景品玉計数手段53B3から出力された景品玉を計数した信号である。
入玉信号は、前記入玉計数手段53Aから出力された入玉を計数した信号である。もちろん、遊技媒体計数器50側から出力される信号は、これらに限られるものではない。なお、遊技媒体計数器50側から収集された各種信号は、ホールコンピュータI/F108を介してホールコンピュータ200へも送信される。
ホールコンピュータ200は、遊技場全体を管理するものであり、基本的な構成は、CPU,ROM,RAMを具備したマイクロコンピュータからなり、遊技場に設置されている遊技機島1の遊技機10、遊技媒体計数器50、揚送装置70、情報表示装置90等と、これらの関連装置を集中管理する。ホールコンピュータ200には、遊技場における各種情報を従業員に報知するための報知手段として、表示出力装置としてのディスプレイ201、印刷出力装置としてのプリンタ202、スピーカー等の音声出力装置203とインカム204、それに操作入力手段としてのキーボード205等がそれぞれ接続されている。
以下、前述した実施の形態の作用について説明する。
先ず、遊技媒体計数器50は、入玉を案内する入玉案内路52Aと、景品玉を案内する景品玉案内路52B1〜52B3とが、1つのケース本体51内の底部に横4列に配設されることで一ユニットとして配置され、入玉案内路52Aの終端に入玉計数手段53Aが設けられ、各景品玉案内路52B1〜52B3の終端に景品玉計数手段53B1〜53B3が設けられて構成される。
このように、遊技媒体計数器50は、遊技者が遊技機10で遊技したパチンコ玉である入玉と、遊技機10で遊技して獲得したパチンコ玉である景品玉とを両方まとめて計数できるので、従来のように入玉回収部に入玉計数器を付ける必要がないので入玉回収部で整列させて入玉を計数する構造を持たせることが不要となると共に、元々は景品玉の計数器であったものを利用して簡易に構成することができる。
すなわち、元々は景品玉の計数器において、景品玉を計数する複数の案内路の一つを利用し入玉を計数するようにすれば良く、従来は全く別々であった入玉の計数器や景品玉の計数器が、一ユニットとしてまとめてコンパクトに構成され、主要部品である案内路や計数手段は共通化することができ、また外郭となるケース本体51等は1組だけ用意すれば足りる。従って、特に従来の入玉回収部と計数器を簡素化することができ、遊技機島全体の大幅なコストダウンを図ることができる。
また、1つの遊技媒体計数器50によって計数された入玉信号と景品玉信号とは、同じ遊技媒体計数器50から外部に出力することができるので、ホールコンピュータ200等の外部装置と遊技媒体計数器50とを信号線を介して接続する配線処理を、1系統にまとめて簡略化することができる。さらに、従来は全く別々の箇所に配置していた2つの計数器を、1箇所にまとめて1つ分の計数器の設置スペースに収めることにより、省スペース化の要請にも応じることができ、遊技機島1内部における他の装置の取り付けスペースを十分に確保することが可能となる。
次に、遊技機島1内におけるパチンコ玉の流れ、および遊技媒体計数器50における計数処理について説明する。図4において、カードユニット20のカード挿入口21に遊技者が有価価値カードを差し込み、貸出ボタン23により投入金額を指定することで、金額に応じた所定数の貸玉が上受け皿14へ払い出される。遊技者がハンドル16を回転操作すると、上受け皿14内のパチンコ玉は遊技盤13上に1つずつ打ち出される。各種入賞口に打玉が入賞すると、それぞれの入賞口ごとに割り当てられた所定数の賞玉が、同じく上受け皿14へ払い出される。
図3において、遊技盤13上に打ち出されたパチンコ玉は、入玉回収部40に回収され、遊技媒体計数器50に導入されて計数された後、下部タンク60へ落下する。また、遊技により払い出された賞玉は、上受け皿14から溢れ出ると下受け皿15へ流下し、さらに下受け皿15を溢れ出た分は、下方にある景品玉回収部30に回収され、遊技媒体計数器50に導入されて計数された後、下部タンク60へ流下する。ここで遊技媒体計数器50によって計数された景品玉は、図1に示す情報表示装置90の表示部91に累計された持玉として表示される。以下、景品玉と入玉とに分けて詳しく説明する。
下受け皿15から溢れ出た景品玉は、図1,図3に示すように、景品玉回収部30の受入口31に落下し景品玉通路32を流下して、そのまま遊技媒体計数器50に導かれる。図8,図5に示すように、景品玉回収部30の景品玉通路32から排出された景品玉は、遊技媒体計数器50のケース本体51の一端側にある景品玉用ステージ55Bに取り込まれた後、各景品玉案内路52B1〜52B3に流入する。
各景品玉案内路52B1〜52B3を通過する景品玉は、各景品玉案内路52B1〜52B3の終端側にある景品玉計数手段53B1〜53B3によって順次計数される。ここで各景品玉計数手段53B1〜53B3は、それぞれ景品玉を1つずつ検出する度に景品玉信号1〜3を出力する。
一方、遊技機本体11内で回収された入玉は、図2,図3に示すように、入玉回収部40の受入口41に落下し入玉通路42を流下して、そのまま遊技媒体計数器50に導かれる。図9,図6に示すように、入玉回収部40の入玉通路42から排出された入玉は、遊技媒体計数器50のケース本体51の一端側にある入玉用ライン55Aに取り込まれた後、1本の入玉案内路52Aに流入する。入玉案内路52Aを通過する入玉は、入玉案内路52Aの終端側にある入玉計数手段53Aによって順次計数される。ここで入玉計数手段53Aは、入玉を1つずつ検出する度に入玉信号を出力する。
遊技媒体計数器50より出力された入玉に関する入玉信号、および景品玉に関する景品玉信号1〜3は、それぞれ制御部100の計数器I/F103を介して主制御部101に入力され、バックアップメモリに収集管理される。さらに、これらのパチンコ玉の計数に関する信号は、ホールコンピュータI/F108を介してホールコンピュータ200へも送信される。
前述したように遊技媒体計数器50により計数されたパチンコ玉は、図3に示すように下部タンク60に貯留され、揚送装置70に随時受け入れられて、前記制御部100の主制御部101により駆動制御される揚送装置本体71により研磨されつつ払い出され、移送路72を通って上部タンク80まで揚送される。そして、上部タンク80内のパチンコ玉は、補給樋81を流下して整列樋82を介して再び遊技機10へ補給される。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。また、前述した実施の形態では、本発明に係る遊技機をパチンコ機に適用した場合について説明したが、遊技機はパチンコ機に限られず、プログラム制御されるスマートボールゲーム機、アレンジボールゲーム機といった他の遊技機にも同様に本発明を適用することができる。
また、遊技機10は、遊技媒体がパチンコ玉であるものに限られず、メダルやコインを遊技媒体とするスロットマシン等を遊技機として、メダルやコインを計数するような遊技媒体計数器として構成しても良い。また、前記実施の形態では、2台の遊技機10を左右に並べて並設して成る小型の遊技機島1について説明したが、遊技媒体計数器50を備える遊技機島の構成はこれに限られるものではなく、1台の遊技機から構成した単体島に適用したり、あるいは3台以上の遊技機を列設して成る遊技機島に適用することもできる。
また、前記実施の形態では、遊技媒体計数器50に関して、横4列の案内路52を相互に並列させて配設したが、案内路52の数はこれに限るものではなく、2列あるいは5列以上の多列状に配しても良い。また、入玉案内路52Aの数も1つに限られるものではない。
また、遊技媒体計数器50によって計数された入玉信号や景品玉信号を出力する外部装置は、制御部100、ホールコンピュータ200および情報表示装置90に限らず、他に例えば、遊技機10ごとに設けられた呼出ランプを含めるようにしても良い。また、前記実施の形態では、入玉信号や景品玉信号を出力する出力手段としては、計数手段53を構成するセンサ自身として説明したが、あるいはセンサからの信号を集計して出力するような制御部100の送信機能として捉えることも可能である。
また、遊技媒体計数器50で計数したパチンコ玉数である持玉は、情報表示装置90の表示部91に表示するようにしたが、他に例えば、遊技機本体11あるいはカードユニット20の適所に表示部を設けて、情報表示装置90における表示に代えて、あるいは加えて、遊技機本体11あるいはカードユニット20の表示部に持玉を表示するように構成しても良い。
さらにまた、前記実施の形態では、入賞に基づく賞玉と貸出動作に基づく貸玉とを併せて遊技者の持玉として処理しているが、例えば、賞玉と貸玉とをそれぞれの払い出し動作に基づき別々に集計して外部表示するようにしても良い。また、前記実施の形態では、遊技媒体貸機を有価価値カードのみ扱うカードユニットとして構成したが、紙幣のみ、あるいは有価価値カードと紙幣を扱える玉貸機としても良い。
本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器を備えた遊技機島の全体を内部機構も含めて概略的に示し、合わせて景品玉の流れを示した正面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器を備えた遊技機島の全体を内部機構も含めて概略的に示し、合わせて入玉の流れを示した正面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器を備えた遊技機島の全体を内部機構も含めて概略的に示し、合わせて景品玉および入玉の流れを示した側面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器を利用する遊技機を示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器において景品玉の流れを示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器において入玉の流れを示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器において景品玉および入玉の流れを示す拡大側面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器において景品玉の流れを示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器において入玉の流れを示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る遊技媒体計数器を含むシステム構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…遊技機島
2…ベース台
3…支柱部
4…フレーム部
10…遊技機
11…遊技機本体
12…ガラス枠
13…遊技盤
14…上受け皿
14a…上受け皿玉抜きレバー
15…下受け皿
15a…下受け皿玉抜きレバー
16…ハンドル
17…可変表示装置
18…始動口
19…大入賞口
20…カードユニット
21…カード挿入口
22…度数表示部
23…貸出ボタン
24…返却ボタン
30…景品玉回収部
31…受入口
32…景品玉通路
40…入玉回収部
41…受入口
42…入玉通路
50…遊技媒体計数器
51…ケース本体
52…案内路
52A…入玉案内路
52B1…景品玉案内路
52B2…景品玉案内路
52B3…景品玉案内路
53…計数手段
53A…入玉計数手段
53B1…景品玉計数手段
53B2…景品玉計数手段
53B3…景品玉計数手段
54…仕切板
54a…仕切板
55…取込ステージ
55A…入玉用ライン
55B…景品玉用ステージ
60…下部タンク
70…揚送装置
71…揚送装置本体
72…移送路
80…上部タンク
81…補給樋
82…整列樋
83…ジャバラ
84…補給玉計数器
90…情報表示装置
91…表示部
92…カード挿排口
93…操作部
94…レシート発券口
100…制御部
101…主制御部
102…遊技機I/F
103…計数器I/F
104…レシート発券制御部
105…カード制御部
106…表示制御部
107…I/F
108…ホールコンピュータI/F
192…カードR/W
194…レシート発券機
200…ホールコンピュータ
201…ディスプレイ
202…プリンタ
203…音声出力装置
204…インカム
205…キーボード

Claims (1)

  1. 遊技者が遊技機での遊技に用いた遊技媒体である入玉を回収する入玉回収部と、遊技者が遊技機での遊技により獲得した遊技媒体である景品玉を回収する景品玉回収部とが接続されるとともに、前記景品玉と前記入玉を計数する遊技媒体計数器において、
    前記入玉と前記景品玉とを受け入れるケース本体と、
    前記ケース本体が受け入れた前記入玉を一列状に案内する入玉案内路と、前記ケース本体が受け入れた前記景品玉を一列状に案内する複数の景品玉案内路とが前記ケース本体の底部で互いに延びるように並設されて一ユニットとして配置されて成る案内路と、
    前記入玉案内路に対応して設けられ、該入玉案内路を一列状に通過する入玉を計数する入玉計数手段と、
    前記景品玉案内路に対応して設けられ、該景品玉案内路を一列状に通過する景品玉を計数する景品玉計数手段と、を備え、
    前記案内路は、各案内路が互いに長手方向に隣接し合う間にはそれぞれ仕切板が設けられ、
    前記仕切板のうち、前記入玉案内路と前記景品玉案内路との間の前記仕切板は他の仕切板よりも高く構成され、
    前記案内路の上流側が配されるケース本体の一端側には、前記入玉回収部と前記景品玉回収部から遊技媒体を受け入れて、前記案内路内へ導入させるための取込ステージが形成され、
    該取込ステージは、前記入玉回収部の入玉通路の下流端が連通接続し、入玉案内路の始端側が開口した入玉用ラインと、前記景品玉回収部の景品玉通路の下流端が連通接続し、景品玉案内路の各始端側がそれぞれ開口した景品玉用ステージと、から成り、
    前記入玉用ラインと前記景品玉用ステージとの間は、前記入玉回収部の入玉通路の下端縁が前記入玉用ラインに連通接続することで、前記入玉と前記景品玉が互いに流入しないように仕切られることを特徴とする遊技媒体計数器。
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