JP4945909B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents
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Description
請求項3に記載の発明は、前記推定手段は、方向指示入力がある場合に、前記車線変更の意図があると推定すること、を要旨とする。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記検出されたステアリング操作が過誤入力によるものである場合には、前記演算された目標転舵角に基づいて前記転舵アクチュエータの作動を制御すること、を要旨とする。
請求項6に記載の発明は、前記ステアリングに入力される操舵トルクに応じた操舵反力を付与すべく制御される反力アクチュエータを備え、前記制御手段は、前記検出されたステアリング操作が過誤入力によるものである場合には、前記付与する操舵反力を前記過誤入力でない場合よりも大とすべく前記反力アクチュエータの作動を制御すること、を要旨とする。
上記構成によれば、搭乗者に走行車線からの逸脱の可能性があったことを迅速に知らしめることができる。
図1に示すように、本実施形態のステアリング装置1は、ステアリング(ハンドル)2を含む操舵機構3と転舵輪4の舵角を変更するための転舵機構5とが機械的に非連結、即ちステアリング2と転舵輪4とが機械的に分離された所謂ステアバイワイヤ式の車両用操舵装置である。
また、本実施形態のステアリング装置1は、車両31が現在走行中の走行車線32内を走行し続けるように、ステアリング操作によらず自動的にその転舵角を制御する所謂レーンキープ機能を備えている(図4参照)。
次に、本実施形態のステアリング装置における過誤入力防止機能について説明する。
本実施形態のステアリング装置1は、運転者の過誤によるステアリング操作、即ち過誤入力に起因する車両31の走行車線32からの逸脱を防止する過誤入力防止機能を有している。具体的には、制御装置20は、ステアリング2に入力されたステアリング操作が運転者の過誤によるものであるか否かを判定し、そのステアリング操作が過誤であると判定した場合には、そのステアリング操作に基づく転舵角θtの変更を実行しない。そして、上記レーンキープ制御を開始するとともに、搭乗者に対し、警告装置41を介して音響的・視覚的な手法により走行車線32からの逸脱の可能性があったことを警告する。
(1)制御装置20(転舵ECU25)は、運転者によるステアリング操作が過誤入力であるか否かを判定する(ステップ301〜305)。具体的には、運転者によるステアリング操作が車両31を走行車線32から逸脱させるものであり(ステップ301:YES)、且つ運転者に車線変更の意図がないと推定される場合に、そのステアリング操作が過誤入力であると判定する。そして、そのステアリング操作が過誤入力であると判定した場合(最終的にステップ305:NO)、同転舵ECU25内において演算された制御目標角θt*を無効とし、ステアリング操作に応じた転舵角θtの変更を実行しない(ステップ306)。このような構成とすれば、わき見等により、運転者が車両31を走行車線32から逸脱させるような過誤入力をした場合であっても、その過誤によるステアリング操作によって車両が転舵することはない。従って、過誤入力に起因する走行車線32からの逸脱を効果的に防止することができる。
・本実施形態では、転舵ECU25と反力ECU26とを別々に設けたが、制御装置20に転舵ECU25及び反力ECU26の機能を一体的に持たせる構成としてもよい。
Claims (8)
- ステアリングと、転舵輪の転舵角を変更するための転舵アクチュエータと、前記ステアリングに入力されるステアリング操作を検出するステアリング入力検出手段と、該検出されたステアリング操作に応じて前記転舵角を変更すべく前記転舵アクチュエータの作動を制御する制御手段とを備えた車両用操舵装置であって、
前記検出されたステアリング操作が過誤入力によるものであるか否かを判定する過誤入力判定手段と、
車両の走行車線を検出する走行車線検出手段と、
運転者の車線変更意図を推定する推定手段と、
非操縦系の操作部材に対する入力操作を検出する操作入力検出手段とを備え、
前記過誤入力判定手段は、前記検出されたステアリング操作が車両を走行車線から逸脱させるものであり、且つ車線変更の意図がないと推定される場合に、該検出されたステアリング操作を過誤入力によるものであると判定し、
前記推定手段は、前記操作部材に対する入力操作があり、且つブレーキ入力及び所定速度以上の操舵速度が検出されない場合に、前記車線変更の意図がないと推定し、
前記制御手段は、前記検出されたステアリング操作が過誤入力によるものである場合には、該ステアリング操作に基づく前記転舵角の変更を行わないこと、
を特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
前記非操縦系の操作部材は、カーオーディオ、カーエアコン、又はカーナビゲーションシステムの操作部材であること、を特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
前記推定手段は、方向指示入力がある場合に、前記車線変更の意図があると推定すること、を特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1〜請求項3のうちの何れか一項に記載の車両用操舵装置において、
前記走行車線検出手段により検出される走行車線情報に基づいて、前記走行車線内の走行を維持するための目標転舵角を演算する自動操舵制御手段を備え、
前記過誤入力判定手段は、前記検出されたステアリング操作に基づく前記転舵角の制御目標角と前記演算された目標転舵角との比較により、該検出されたステアリング操作が車両を走行車線から逸脱させるものであるか否かを判定すること、を特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項4に記載の車両用操舵装置において、
前記制御手段は、前記検出されたステアリング操作が過誤入力によるものである場合には、前記演算された目標転舵角に基づいて前記転舵アクチュエータの作動を制御すること、を特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1〜請求項5のうちの何れか一項に記載の車両用操舵装置において、
前記転舵輪と機械的に分離された前記ステアリングに入力される操舵トルクに応じた操舵反力を付与すべく制御される反力アクチュエータを備え、
前記制御手段は、前記検出されたステアリング操作が過誤入力によるものである場合には、前記付与する操舵反力を前記過誤入力でない場合よりも大とすべく前記反力アクチュエータの作動を制御すること、を特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1〜請求項5のうちの何れか一項に記載の車両用操舵装置において、
前記ステアリングの操舵角を変更可能な反力アクチュエータを備え、
前記制御手段は、前記検出されたステアリング操作が過誤入力によるものである場合には、前記ステアリングの操舵角を前記転舵角に応じた値とすべく前記反力アクチュエータの作動を制御すること、を特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1〜請求項7のうちの何れか一項に記載の車両用操舵装置において、
前記検出されたステアリング操作が過誤入力によるものである場合に、該過誤入力がなされた旨を警告する警告手段を備えること、を特徴とする車両用操舵装置。
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