JP4942656B2 - モダフィニルの分離方法 - Google Patents

モダフィニルの分離方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4942656B2
JP4942656B2 JP2007530790A JP2007530790A JP4942656B2 JP 4942656 B2 JP4942656 B2 JP 4942656B2 JP 2007530790 A JP2007530790 A JP 2007530790A JP 2007530790 A JP2007530790 A JP 2007530790A JP 4942656 B2 JP4942656 B2 JP 4942656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modafinil
chromatography
column
yield
levorotatory enantiomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007530790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008512437A (ja
Inventor
ハウク,ビルヘルム
リユドマン−ホンブージエ,オリビエ
ルーラン,イバン
ランドメサー,ネルソン
マラモ,ジヨン
Original Assignee
セフアロン・インコーポレーテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP04292199A external-priority patent/EP1634861A1/en
Application filed by セフアロン・インコーポレーテツド filed Critical セフアロン・インコーポレーテツド
Publication of JP2008512437A publication Critical patent/JP2008512437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4942656B2 publication Critical patent/JP4942656B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B57/00Separation of optically-active compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

本発明は、左旋性鏡像異性体、(−)−ベンズヒドリルスルフィニルアセトアミド(「アルモダフィニル(armodafinil)」)、および右旋性鏡像異性体、(+)−ベンズヒドリルスルフィニルアセトアミドを含む、光学的に活性なモダフィニル化合物を得るためのクロマトグラフィー法に関する。そのような方法は、製薬学的使用に適切な工業的規模においてアルモダフィニルを製造するための商業的に実行可能な方法を含む。
ラセミ体モダフィニルは、製薬学的製品プロビギル(Provigil)(R)における活性作用物であり、これは、睡眠発作を伴う過度の白昼の眠気の処置における使用のため、ならびに閉塞性睡眠時無呼吸/少呼吸症候群および交替勤務(shift work)の睡眠障害を伴う過度の眠気を有する患者において不眠を改善するために、米国食品医薬品局(the United States Food and Drug Administration)によって承認されている。
モダフィニルの左旋性異性体およびその製造方法は、特許文献1(「’855特許」)において記述されており、これは完全に本明細書に組み入れられている。’855特許は、アキラル合成による左旋性異性体の製造を詳述している。この方法は、製薬学的に許容できる純度において工業的規模でアルモダフィニルを製造するためには十分に確固たるものではない。許容できる製薬学的基準に合致する大量のアルモダフィニルを得ることは有意な利益を有するであろう。
立体化学的に純粋な形態における化合物を得るために種々の方法が利用されてきた。立体異性体は不斉合成技術を用いて合成することができる。しかしながら、そのような合成は、しばしば高価な試薬を要する。あるいはまた、立体異性体は1種の立体異性体の選択的再結晶化によって得ることができるが、そのような方法は、すべての化合物に使用できるものではなく、かつ鏡像異性体の分離には有用ではないこともある。さらに、この方法は、生成物の回収率がしばしば低く、かつ純度が不確かである点で効率的とは考えられない。また、立体異性体はクロマトグラフィーによって分割することもできるが、慣用のバッチのクロマトグラフィーのために必要とされる大量の溶媒はコスト的に使用できず、そして比較的希薄な生成物の製造をもたらす。また、限定される処理容量は、バッチクロマトグラフィーを大規模生産のためには実用的ではないものにさせる。さらに、工業的規模へのその応用に要する多くの技術的パラメーターが、鏡像異性化合物の製薬学的に実行可能な量の大量生産のために適当な条件を選択することを困難にさせる。鏡像異性体の生産的分離に必要な条件の決定は、試行と錯誤の問題であることが当業者には分かっている。そうであっても、非効率または非効果的である、ある種のキラル混合物のキラル分離を見いだすことは、当業者にとって通常のことである。例えば、これらの問題は、多数の一般的溶媒にモダフィニルを可溶化することの比較的困難であることによって高められる。本発明の目的は、高い処理容量においてまたは大量において選択性と分割の実行可能な組み合わせを提供するラセミ体モダフィニルからのモダフィニル鏡像異性体の分離のために有効な方法を提供することである。
それ故、本発明は、比較的低コストで、かつ商業的に実行可能な規模における最適化された生産性を有する光学的に純粋なアルモダフィニルを生産することに対向される。多段カラムの連続的なクロマトグラフィー法が、特にアルモダフィニルの製造のために、ラセミ体モダフィニルの大規模な工業的鏡像異性体分離を提供できることが見いだされた。特に、大規模において十分に確固たる生産性を有するモダフィニルの立体異性体の優れた分
離度合を生成する必須の操作条件が見いだされた。これらの多段カラム連続的なクロマトグラフィー法は、古典的バッチクロマトグラフィーにおけるある種の制約を克服し、例えば、増強された生産性、より低い溶出液組成およびより高い確実性を有する結果、より低い最終精製コストをもたらす。
米国特許第4,927,855号
本発明は、高い鏡像異性体純度と高い総収量を有するモダフィニルの鏡像異性形態物の単離のための改良法を提供する。かくして、本発明は、ラセミ体モダフィニルの溶液を形成し、そして連続的なクロマトグラフィー法の手段によりモダフィニルの鏡像異性体を分離することによって、モダフィニルの鏡像異性体、特にモダフィニルの左旋性異性体を得るための方法を提供する。連続的なクロマトグラフィー法は、限定されるものではないが、向流クロマトグラフィー法、例えばシミュレートされた移動床(「SMB」)法、または非定常状態システム、例えばVaricol(R)法を含み、これらは、アミロースまたはセルロース類の多糖またはそれらの化学的に改変された形態物からの光学的分割充填材料を充填された少なくとも2本のカラムを使用する。
本発明のさらなる実施態様では、多段カラム連続的なクロマトグラフィーを用いてモダフィニルのラセミ混合物から少なくとも1種の鏡像異性体(好ましくはアルモダフィニル)をクロマトグラフィーによって分割する方法が提供され、この場合、連続的なクロマトグラフィー法は、少なくとも1種の溶媒を含有する液体移動相およびアミロース、セルロース、キトサン、キシラン、カードラン、デキストランおよびイヌラン類の多糖から選ばれる誘導多糖を含有する固体キラル固定相を含む。
本発明の方法は、光学的に純粋なアルモダニフィルを製造するためにラセミ体モダフィニルを分離するいかなるクロマトグラフィー法をも利用できる。そのような方法は、限定されるものではないが、伝統的な単一カラムバッチクロマトグラフィー、連続的なクロマトグラフィー、または定常状態の順次注入方法(例えば、米国特許第5,630,943号およびPCT公開WO98/51391に記述されているような)。連続的なクロマトグラフィー法は、限定されるものではないが、SMBのような向流クロマトグラフィー法、または「Varicol(R)法」として既知の非定常状態連続的なクロマトグラフィー法を含む、多段カラム連続的なクロマトグラフィー法を含む。
SMB法は、向流流動をシミュレートしてクロマトグラフィー分離を実施する連続システムである。分離は、固体の固定相を充填された1組の固定床カラム;溶媒脱離液(移動相)と供給液(feed)の連続導入のための出入口(port);ラフィネート(raffinate)(比較的弱く保持された鏡像異性体を含有する溶液)と抽出液(比較的強く保持された鏡像異性体を含有する溶液)の連続除去のための出入口;および必要であれば、システムを通過する流体を再循環する手段を使用して達成される。閉鎖ループシステムでは、各カラムの出口が次のカラムの入口に連結され、また最後のカラムの出口が最初のカラムの入口に連結されるように、カラムは連結される。他のSMB法の装置は、外部の再循環を有する4ゾーン(zone)システムまたは他の3ゾーンシステムを含んでもよい開放ループシステムを含む。全入口と出口の出入口は、液相と固相間の向流流動をシミュレートするように、流体の流動方向において実質的に固定された時間隔で実質的に同時に切り替えられる。立体異性体の分離では、キラル認識の可能なキラル固定相(「CSP」)がしばしば用いられる。
Varicol(R)法は非定常状態連続分離法であり、そして米国特許第6,136,198号、ならびに米国特許第6,375,839号;同第6,413,419号;および同第6,712,973号(すべては完全に引用によって本明細書に組み入れられて
いる)においてより完全に記述されている。この非定常状態法は、入口と出口の出入口がすべて同時には切り替えられない点でSMB法とは異なる。ゾーン間のカラムの分配は、ラインが種々の時間に切り替えられるので期間中で同じに止どまらず、カラムの配分はそれに応じて異なる。この方法では、与えられたカラムの数について配置の数には制限がないので、SMB法に比較してより大きな度合の柔軟性を非定常状態法に与える。クロマトグラフィーによる分離の間のカラム部分によって表される特定のゾーンの平均の長さの変化についての可能性は、より少ないカラムを用いることによる効率の増強、固相と溶媒の量の減少、およびより高純度の収量の増大をもたらすことができる。
本発明の1つの態様では、5〜6カラム−4可変ゾーンのVaricol(R)システムが使用されてもよい。ゾーンは、運転中の長さにおいて変化し、そして与えられた運転サイクルにおいて固定された長さよりもむしろ平均的長さを有する。その他の態様では、3カラム−4可変ゾーンのVaricol(R)システムが使用されるが、このシステムは、4ゾーンとともに少なくとも4カラムが真の移動床システムをシミュレートするために必要であるので、SMB法では利用することができない。SMB法では、カラム数は、Varicol(R)システムにおけるゾーン数よりも小さくてもよいのに対して、分離に要求されるカラムの最小数はシステムのゾーン数に等しい。
本発明のその他の態様では、キラル固定相は、少なくとも1種の糖誘導体を用いて誘導され、特に、アミロース、セルロース、キトサン、キシラン、カードラン、デキストランおよびイヌラン類の多糖から選ばれる誘導多糖である。ある実施態様では、キラル固定相は、アミロースまたはセルロース類の多糖の1員である。これらの材料のエステルおよびカルバメートが特に適当である。さらなる実施態様では、キラル固定相は、セルロースフェニルカルバメート誘導体、例えば、セルローストリス(3,5−ジメチルフェニル)カルバメート(「Chiralcel OD」としてDaicel Chemical Industries,Ltd.から市販);セルローストリベンゾエート誘導体、例えば、セルローストリス4−メチルベンゾエート(「Chiralcel OJ」としてDaicel Chemical Industries,Ltd.から市販);セルローストリシンナメート(「Chiralcel OK」としてDaicel Chemical Industries,Ltd.から市販);アミロースフェニルおよびベンジルカルバメート誘導体、例えば、アミローストリス[(S)−α−メチルベンジルカルバメート](「Chiralpak AS」としてDaicel Chemical Industries,Ltd.から市販)、アミローストリス(3,5−ジメチルフェニル)カルバメート(「Chiralpak AD」として、または「Chiralpak IA」としてDaicel Chemical Industries,Ltd.から市販されるが、ここでカルバメート誘導体はアミロース骨格に結合される)、アミロース3,4−置換フェニルカルバメート、およびアミロース4−置換フェニル−カルバメート;およびアミローストリシンナメートから選ばれる。
典型的には、多糖誘導体は、シリカゲル、ジルコニウム、アルミナ、セラミックスおよび他のシリカ上に、好ましくはシリカゲル上に結合またはコートされる。充填材料の平均粒径は、クロマトグラフィーシステム中を流れる溶媒の容積流量に依存して変わるが、それは通常1〜300μm、好ましくは2〜100μm、より好ましくは5〜75μm、もっとも好ましくは10〜30μmである。当該技術分野において既知であるように、充填材料の平均粒径の選択は、連続的なクロマトグラフィー法における圧力低下と充填材料の効力を調節するのに役立つであろう。
本発明のさらなる態様では、移動相の有機溶媒は、ヘキサンおよびヘプタンを含むC−C10アルカン;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノールのようなアルコール(C−C);これらのアルコールの酢酸およびプロピオン酸
エステル;アセトン、ブタノン、イソプロピル−メチルケトンのようなケトン(C−C10);ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、tertブチルメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル(C−C10);塩化メチレン、クロロホルム、クロロベンゼン、フッ素化アルカンのようなハロゲン化炭化水素(C−C10);トリフルオロ酢酸;ジメチルホルムアミド;ジメチルアセトアミド;およびアセトニトリル、およびそれらの組み合わせ物からなる群から選ばれる。ある態様では、移動相は極性溶媒、好ましくはC−Cアルコール、より好ましくはメタノールである。
他の態様では、上記溶媒のいずれも所望のクロマトグラフィー分離を生むために組み合わせることができる。特に、主要な溶媒はC−Cアルコールであってもよく、より好ましくはメタノールである。第2の溶媒はC−Cアルコールであってもよく、そして特に、エタノールまたはイソプロパノールであってもよい。かくして、ある溶出混合液は、メタノール/イソプロパノールを含んでもよく、この場合、溶出液は、好ましくは、メタノールの容量で少なくとも50%を含有する。あるいはまた、溶出液は、メタノールの容量で少なくとも60%、70%、80%、または90%を含有してもよい。
本発明の特徴は、少なくとも95%の鏡像異性体過剰におけるモダフィニルの所望の鏡像異性体(好ましくはアルモダフィニル)を得るためのクロマトグラフィー条件の調節である。あるいはまた、モダフィニルの所望の鏡像異性体(好ましくはアルモダフィニル)は、少なくとも96%、97%、98%、99%の鏡像異性体過剰において、好ましくは98または99%超の鏡像異性体過剰において回収される。
本発明のその他の特徴は、少なくとも90%の収率において所望の鏡像異性体(好ましくはアルモダフィニル)を得るためのクロマトグラフィー条件の調節または改変を提供する。あるいはまた、モダフィニルの所望の鏡像異性体(好ましくはアルモダフィニル)は、少なくとも91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%または99%の収率において、好ましくは90または95%超の収率において回収される。
次の実施例は、モダフィニルの左旋性鏡像異性体の単離のための代表的パラメーターを示す。限定されるものではないが、1.3/2.3/1.6/0.8;または1/2.45/1.85/0.7を含む他のカラムの配置が、本明細書で記述されるキラル分離のために利用されてもよい。
例1−4:
1kgスケール
カラム Chiralpak AD
移動相 メタノール
カラムの長さ 平均9.7cm
カラムのI.D. 2.5cm
カラムの数 6
カラムの配置 1.2/2.3/1.7/0.8
供給液濃度 18g/l
温度 25℃
Figure 0004942656
例5−6:
500kgスケール
カラム Chiralpak AD
移動相 メタノール
カラムの長さ カラム1−5:10cm;
カラム6:7.1cm
カラムの数 6
カラムの配置 1.2/2.3/1.7/0.8
供給液濃度 18(g/l)
温度 25℃
Figure 0004942656
本発明の好適な実施態様が示され、そして記述されたが、本発明の範囲から変化することなく種々の変更または修飾が実施できることは、当業者によって理解することができる。

Claims (7)

  1. モダフィニルの左旋性鏡像異性体の工業的規模での取得方法において
    a)ラセミ体モダフィニルの溶液を形成する工程;および
    b)連続的な多段クロマトグラフィーによってモダフィニルの鏡像異性体を分離してモダフィニルの左旋性鏡像異性体を取得する工程であって、該クロマトグラフィーがメタノールを含有する移動相とアミローストリス(3,5−ジメチルフェニル)カルバメートを含有するキラル固定相を含む工程
    を含んで成り、かつ、
    モダフィニルの左旋性鏡像異性体が、少なくとも99%鏡像異性体過剰率で、少なくとも90%の収率で回収される
    ことを特徴とする方法。
  2. クロマトグラフィー法がシミュレートされた移動床クロマトグラフィーであることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. クロマトグラフィーの方法が多段カラムの非定常状態の連続的なクロマトグラフィーであることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. モダフィニルの左旋性鏡像異性体が少なくとも93%の収率において回収されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  5. 多段カラムの連続的なクロマトグラフィーを用いてモダフィニルのラセミ混合物からモダフィニルの左旋性鏡像異性体の工業的規模でのクロマトグラフィーによる分割方法であって、連続的なクロマトグラフィーが、メタノールを含有する液体移動相、およびアミローストリス(3,5−ジメチルフェニル)カルバメートを含有する固体固定相を含み、かつ、
    モダフィニルの左旋性鏡像異性体が、少なくとも99%鏡像異性体過剰率で、少なくとも90%の収率で回収される
    ことを特徴とする方法。
  6. 連続的なクロマトグラフィー法が多段の非定常状態連続的なクロマトグラフィーであることを特徴とする、請求項記載の方法。
  7. モダフィニルの左旋性鏡像異性体が少なくとも93%の収率において回収されることを特徴とする、請求項記載の方法。
JP2007530790A 2004-09-13 2005-09-13 モダフィニルの分離方法 Expired - Fee Related JP4942656B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP04292199.9 2004-09-13
EP04292199A EP1634861A1 (en) 2004-09-13 2004-09-13 Methods for the separation of modafinil
US61151104P 2004-09-20 2004-09-20
US60/611,511 2004-09-20
US11/224,250 US20060086667A1 (en) 2004-09-13 2005-09-12 Methods for the separation of enantiomeric sulfinylacetamides
US11/224,250 2005-09-12
PCT/IB2005/002706 WO2006030278A1 (en) 2004-09-13 2005-09-13 Methods for the separation of modafinil

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008512437A JP2008512437A (ja) 2008-04-24
JP4942656B2 true JP4942656B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=35445665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007530790A Expired - Fee Related JP4942656B2 (ja) 2004-09-13 2005-09-13 モダフィニルの分離方法

Country Status (17)

Country Link
US (1) US20060086667A1 (ja)
EP (1) EP1797021B1 (ja)
JP (1) JP4942656B2 (ja)
CN (1) CN101014555B (ja)
AT (1) ATE416152T1 (ja)
CA (1) CA2575802C (ja)
CY (1) CY1109428T1 (ja)
DE (1) DE602005011463D1 (ja)
DK (1) DK1797021T3 (ja)
ES (1) ES2318527T3 (ja)
HK (1) HK1100436A1 (ja)
IL (1) IL181002A (ja)
MX (1) MX2007002533A (ja)
PL (1) PL1797021T3 (ja)
PT (1) PT1797021E (ja)
SI (1) SI1797021T1 (ja)
WO (1) WO2006030278A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1702915A1 (en) 2005-03-14 2006-09-20 Cephalon France Process for enantioselective synthesis of single enantiomers of thio-substituted arylmethanesulfinyl derivatives by asymmetric oxidation
US20100010092A1 (en) * 2006-12-19 2010-01-14 Arless Ltd. Use of modafinil to treat restless leg syndrome
US7960586B2 (en) * 2007-08-16 2011-06-14 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Purification of armodafinil
PE20130491A1 (es) 2009-12-30 2013-05-02 Basf Pharma Callanish Ltd Proceso simulado de separacion cromatografica de lecho movil para la purificacion de acidos grasos poliinsaturados
GB201111591D0 (en) 2011-07-06 2011-08-24 Equateq Ltd Further new process
GB201111595D0 (en) 2011-07-06 2011-08-24 Equateq Ltd Improved process
GB201111594D0 (en) 2011-07-06 2011-08-24 Equateq Ltd New improved process
GB201111601D0 (en) 2011-07-06 2011-08-24 Equateq Ltd New process
GB201111589D0 (en) 2011-07-06 2011-08-24 Equateq Ltd New modified process
CN102502010A (zh) * 2011-10-20 2012-06-20 广东中烟工业有限责任公司梅州卷烟厂 用于减少封箱时胶带纸折叠的导向机构
GB201300354D0 (en) 2013-01-09 2013-02-20 Basf Pharma Callanish Ltd Multi-step separation process
US8802880B1 (en) 2013-05-07 2014-08-12 Group Novasep Chromatographic process for the production of highly purified polyunsaturated fatty acids
US9428711B2 (en) 2013-05-07 2016-08-30 Groupe Novasep Chromatographic process for the production of highly purified polyunsaturated fatty acids
CN103412062A (zh) * 2013-07-17 2013-11-27 张家港威胜生物医药有限公司 一种测定莫达非尼含量的高效液相色谱法
EP2883860B1 (fr) 2013-12-11 2016-08-24 Novasep Process Procédé chromatographique de production d'acides gras polyinsaturés
US10975031B2 (en) 2014-01-07 2021-04-13 Novasep Process Method for purifying aromatic amino acids
US9127136B1 (en) 2014-07-18 2015-09-08 Sabic Global Technologies B.V. Purification of monomer from recycle polyesters

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62198657A (ja) * 1986-02-26 1987-09-02 Daicel Chem Ind Ltd スルホキシドの光学分割方法
JPH07285889A (ja) * 1994-04-20 1995-10-31 Daicel Chem Ind Ltd 光学異性体の分離方法
JPH07328305A (ja) * 1994-06-02 1995-12-19 Daicel Chem Ind Ltd 擬似移動層式クロマト分離装置における光学異性体分離のモニター方法、擬似移動層式クロマト分離装置および擬似移動層式クロマト分離方法
WO1997020608A1 (fr) * 1995-12-01 1997-06-12 Daicel Chemical Industries, Ltd. Separateur a lit quasi mobile
JP2002528738A (ja) * 1998-10-29 2002-09-03 アンスティテュ フランセ デュ ペトロール 長さが変動性であるクロマトグラフィー帯域を用いる分離方法および装置
WO2003099774A1 (en) * 2002-05-23 2003-12-04 Cephalon, Inc. Preparations of a sulfinyl acetamide
WO2004060858A1 (fr) * 2002-12-20 2004-07-22 Cephalon France Procede de preparation et formes cristallines des enantiomeres optiques du modafinil

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1584462A (en) * 1977-03-31 1981-02-11 Lafon Labor N-diaryl-malonamide and diarylmethyl-sulphinyl-acetamide derivatives and pharmaceutical compositions containing them
FR2593809B1 (fr) * 1986-01-31 1988-07-22 Lafon Labor Benzhydrylsulfinylacetamide, procede de preparation et utilisation en therapeutique
US5630943A (en) * 1995-11-30 1997-05-20 Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung Discontinuous countercurrent chromatographic process and apparatus
DK1073618T3 (da) * 1998-05-01 2004-03-15 Pfizer Prod Inc Fremgangsmåde til fremstilling af enantiomerisk ren eller optisk beriget sertralin-tetralon under anvendelse af kontinuerlig kromatografi
US6375839B1 (en) * 1998-10-29 2002-04-23 Institut Francais Du Petrole Process and device for separation with variable-length chromatographic zones
US6413419B1 (en) * 1998-10-29 2002-07-02 Institut Francais Du Petrole Process and device for separation with variable-length chromatographic
CZ2003529A3 (cs) * 2000-07-27 2003-09-17 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Krystalický a čistý modafinil a postup jeho přípravy
WO2002030853A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-18 Daicel Chemical Industries, Ltd. Matiere de remplissage pour separation d'isomeres optiques et procede permettant la separation d'isomeres optiques au moyen de cette matiere de remplissage
JP2004003935A (ja) * 2002-04-12 2004-01-08 Daicel Chem Ind Ltd 擬似移動床式クロマトグラフィー用光学異性体分離用充填剤
EP2159219A3 (en) * 2006-03-01 2010-12-15 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. An improved process for the preparation of armodafinil

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62198657A (ja) * 1986-02-26 1987-09-02 Daicel Chem Ind Ltd スルホキシドの光学分割方法
JPH07285889A (ja) * 1994-04-20 1995-10-31 Daicel Chem Ind Ltd 光学異性体の分離方法
JPH07328305A (ja) * 1994-06-02 1995-12-19 Daicel Chem Ind Ltd 擬似移動層式クロマト分離装置における光学異性体分離のモニター方法、擬似移動層式クロマト分離装置および擬似移動層式クロマト分離方法
WO1997020608A1 (fr) * 1995-12-01 1997-06-12 Daicel Chemical Industries, Ltd. Separateur a lit quasi mobile
JP2002528738A (ja) * 1998-10-29 2002-09-03 アンスティテュ フランセ デュ ペトロール 長さが変動性であるクロマトグラフィー帯域を用いる分離方法および装置
WO2003099774A1 (en) * 2002-05-23 2003-12-04 Cephalon, Inc. Preparations of a sulfinyl acetamide
WO2004060858A1 (fr) * 2002-12-20 2004-07-22 Cephalon France Procede de preparation et formes cristallines des enantiomeres optiques du modafinil

Also Published As

Publication number Publication date
PT1797021E (pt) 2009-01-12
DK1797021T3 (da) 2009-02-09
WO2006030278A1 (en) 2006-03-23
IL181002A0 (en) 2007-07-04
US20060086667A1 (en) 2006-04-27
SI1797021T1 (sl) 2009-04-30
MX2007002533A (es) 2007-05-09
CN101014555A (zh) 2007-08-08
CA2575802C (en) 2013-05-14
ATE416152T1 (de) 2008-12-15
CA2575802A1 (en) 2006-03-23
CY1109428T1 (el) 2014-08-13
EP1797021A1 (en) 2007-06-20
HK1100436A1 (en) 2007-09-21
IL181002A (en) 2011-02-28
JP2008512437A (ja) 2008-04-24
DE602005011463D1 (de) 2009-01-15
EP1797021B1 (en) 2008-12-03
PL1797021T3 (pl) 2009-06-30
CN101014555B (zh) 2010-12-08
ES2318527T3 (es) 2009-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4942656B2 (ja) モダフィニルの分離方法
EP1073618B1 (en) Process for the production of enantiomerically pure or optically enriched sertraline-tetralone using continuous chromatography
Cass et al. Enantiomeric resolution of a series of chiral sulfoxides by high-performance liquid chromatography on polysaccharide-based columns with multimodal elution
De Klerck et al. Updating a generic screening approach in sub-or supercritical fluid chromatography for the enantioresolution of pharmaceuticals
JP2007516271A5 (ja)
WO2003051867A1 (en) New process
MX2007000880A (es) Metodo enantioselectivo para separar derivados de acido 3-trifluorometil-2h-cromeno-3-carboxilico sustituido.
KR20220005053A (ko) 라세미 혼합물의 키랄 분리를 통한 에틸 3-아미노-1-[(3r,4s)-4-시아노테트라히드로피란-3-일]피라졸-4-카르복실레이트의 제조 방법
EP1634861A1 (en) Methods for the separation of modafinil
Ward et al. Recent progress in chiral stationary phase development and current chiral applications
JP2005507935A (ja) 光学的に純粋なまたは富化されたラセミ体テトラロンの製造方法
CN105985388A (zh) 磺达肝癸钠杂质化合物及其制备方法和应用
US20080287704A1 (en) Preparative-scale separation of enantiomers of chiral carboxylic acids
Grill et al. Preparative Separation of Enantiomers
WO2015004686A2 (en) A process for purification of efavirenz and intermediates thereof using chromatographic methods
EP1623978B1 (en) Method for producing ethyl (3r, 5s, 6e)-7-[2-cyclopropyl-4-( 4-fluorophenyl)quinoline-3-yl]-3,5-dihydroxy-6-heptenoate
CN102050801B (zh) 一种芳烷哌嗪衍生物光学异构体的制备方法
BR102012019046B1 (pt) processo de obtenção dos enantiômeros de verapamil em leito móvel simulado convencional e não convencional
JP2000512283A (ja) クロマン酸エステルのエナンチォマーの分割
Wongso et al. Application of multiobjective optimization in the design of chiral drug separators based on SMB technology
JP2009519938A (ja) (r)−トフィソパムを単離する方法
Sane Simulated Moving Bed Chromatography-Manufacture of Enantiopure Drugs
JP2009519938A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080430

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120110

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees