JP4942369B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真プリンタ等の画像形成装置に関し、特に階調データを扱う光書き込みヘッドを備えた画像形成装置に関する。
従来、この種の電子写真プリンタにおいて、階調印刷を行う際に、レーザー等の走査型光源を用いる場合には同一ライン内であってもドット毎のサイズの変更は容易である。しかしながら、ラインに対応して直線状に多数配列されたLED(Light Emitting Diode)素子を同時に駆動するLEDヘッドを光源として利用する場合には、同一ライン内に形成する各ドットサイズは変更できないことが一般的である。そこで、ライン毎のドットサイズを周期的に変更できるようにし、一つのドットを、複数のサブライン上に形成した、異なるサイズのサブドットを組み合わせて階調表現する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、複数種類の色毎に独立した光源のLEDヘッドを用い、対応する独立の感光ドラム上に画像を現像し、同一の紙に重ね合わせて転写してカラー画像を形成するタンデム型カラープリンタにおいては、LEDヘッドが斜めに取り付けられたことにより、重ね合わせた画像において色ずれが発生するという問題があった。この問題を回避するために、受信したデータを一旦画像メモリに格納し、LEDヘッドにデータを1ライン分送信するときに、LEDヘッドの位置ずれ量に応じてこの画像メモリから複数ラインにまたがって対応するデータを読み出すことで、印刷の副走査方向の位置ずれを少なくする技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
更に、上記前者のLEDヘッドによる、サイズの異なる複数のサブドットを使用する方法によって階調印刷を行う場合にも、上記後者の副走査方向の位置ずれ補正方法が用いられている。
特開2005−22410号公報(第5頁〜第6頁、図7) 特開平11―34399号公報(第6頁〜第7頁、図5)
図32は、取り付け誤差のために、被照射対象に対する相対移動方向に対して斜めに取り付けられたLEDヘッドによって、従来の階調印刷方式により、副走査方向(相対移動方向)補正を行わないで3ビット/ドットの階調で印刷した例を表したものである。この例では1ドットを3個の互いに異なる大きさのサブドットで構成している。図32における各々の斜め線(サブライン)の位置にLEDヘッドが到達したとき、LEDヘッドの各LED素子が、3サブライン周期で変化する駆動時間で同時に発光駆動されると、図32に示すように各サブライン毎に大きさの異なる円で示すドットを印刷する。
図示するように、LEDヘッドが傾いているためにドットの副走査方向の位置は目標のラインからずれている。ずれたドットを補正するときに、各ドットを構成するサブドットは大きさが異なるので、位置補正量を3サブライン単位(1ライン単位)で行わなければならない。
一方、図33は目標ラインから大きくずれた破線で示すドットに対し、上記した理由から、矢印で示す様に3サブライン(1ライン)分の副走査位置補正を行った例を示している。しかしながら、この場合図示したように補正後のドットにおいても、補正精度が低いために目標ラインとのずれは大きく、結果として複数の色を重ねた際の色ずれ軽減には不十分であった。
本発明の目的は、上記した問題点を解消し、LEDヘッドの傾きを補正する場合に、補正の精度を高めることによって、結果として複数の色を重ねた際の色ずれを軽減することできる画像形成装置を提供することにある。
本発明による画像形成装置は、記録用紙に、入力する原画像nビットの階調データに基づいて、画素毎に階調値Mのドットを形成する画像形成装置であって、
複数の発光素子から成る発光素子アレイの発光を制御して感光体ドラムを露光して静電潜像を形成し、前記入力するnビットの階調データの1画素に対応させて、前記記録用紙の搬送方向に相当する副走査方向に仮想的にS*G個配列されるサブライン上に選択的にサブドットを形成することによって階調値Mのドットを形成するドット形成手段を有し、
前記ドット形成手段は、前記S*G個のサブラインを、S個のサブラインを含むG個のグループに分割し、各グループ内のS個のサブラインに対して互いに異なる露光エネルギーでサブドットを形成し、且つ各グループの対応するサブラインのサブドットを略同一の露光エネルギーで形成することを特徴とする。
本発明によれば、階調印刷方式で印刷する場合の発光ヘッドの取り付け誤差を、グループのピッチ単位で高精度に補正することが可能となるため、多色の重ね合わせの印刷における色ずれを軽減することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明による画像形成装置の実施の形態1の構成例を概略的に示す概略構成図である。
同図に示す画像形成装置10は、LEDを光源に使用した例えばカラー電子写真プリンタとしての構成を備え、記録用紙17にブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の各トナー現像を形成する現像形成部11〜14、及びヒートローラ61,62を備えている。ブラック用の現像形成部11は、ブラック用の画像制御部51、ブラック用のLEDヘッド21、ブラック用の感光体ドラム31及びブラック用転写ローラ41を備え、イエロー用の現像形成部12は、イエロー用の、画像制御部52、LEDヘッド22、感光体ドラム32及び転写ローラ42を備え、マゼンタ用の現像形成部13は、マゼンタ用の、画像制御部53、LEDヘッド23、感光体ドラム33及び転写ローラ43を備え、シアン用の現像形成部14は、シアン用の、画像制御部54、LEDヘッド24、感光体ドラム34及び転写ローラ44を備えている。
各現像形成部11〜14は、各々の感光体ドラム31〜34が、記録用紙17の搬送路に沿ってその上流側から順に配列されるように配置され、使用されるトナーが異なる他は同一の構成を有している。従って、ここではブラック(K)用の現像形成部11を例にして、その構成を説明する。
感光体ドラム31は、用紙の搬送方向に対して直角方向(図1の紙面に垂直な方向)の回転軸を中心に回転自在に配設され、図示せぬモータによって回転駆動される。尚、同図中のX、Y、Z軸は、記録用紙17が各現像形成部11〜14を通過する際の搬送方向にY軸(向きは逆)をとり、各感光体ドラム31〜34の回転軸方向にX軸をとり、これら両軸と直交する方向にZ軸を取っている。また、後述する他の図においてX、Y、Z軸が示される場合においても、これらの軸方向は、共通する方向を示すものとする。
感光体ドラム31は、記録用紙17の幅方向の印刷幅を確保できるだけの幅(X軸方向)を有する。LEDヘッド21は、後述するように直線状に配列された複数のLED素子316(図3)を備え、その配列方向がX軸と平行とされて、各LED素子の発光により、図示しない帯電手段によって一様に帯電された感光体ドラム31の周面の対応する箇所を露光する。このためLEDヘッド21は、感光体ドラム31の近傍に配置されている。画像制御部51は、後述するように、外ホストコンピュータ等の上位装置から入力する印刷データに基づいて、感光体ドラム31の周面に潜像を形成するようにLEDヘッド21の発光を制御する。
転写ローラ41は、感光体ドラム31と共に記録用紙17を挟持する位置に配置され、記録用紙17が通過する際に、図示しない現像手段によって、感光体ドラム31の潜像部に現像形成されたブラックのトナー像を、記録用紙17の記録面上に転写する。以上ように行なわれる記録用紙17へのトナー像の転写は、他の現像形成部12〜14においても同様に実行され、記録用紙17の記録面にイエロー、マゼンタ、シアンの各トナー現像が重ねて転写される。記録用紙17の記録面上に重ねて形成された各色のトナー像は、記録用紙17が搬送されて一対のヒートローラ61,62の接合部を通過する際に、加熱及び加圧されることにより記録用紙17に定着される。
ここで、本実施の形態の画像形成装置においても実施される階調表現方法について説明する。例えば、1画素を、複数のサブライン上に異なるサイズのサブドットを選択的に形成して階調表現する場合を、以下に説明する。
今、ホストコンピュータ等の上位装置から送られてきた画像データを、1画素当たりの階調値を16として印刷処理する場合の例について説明する。1インチ当たり600画素の解像度を想定した場合、図35に示すように、感光体ドラムの表面において、1画素は、1/600[インチ]×1/600[インチ]の正方形の形状を有する。そして、感光体ドラムの回転に伴ってLEDヘッドを各トッド(の領域)が通過するときに、ドット形成タイミングとしてのサブラインタイミングが4回設定され、各サブラインタイミングでLEDヘッドによる露光が行われる。
そのために、主走査方向(図35において横方向)及び副走査方向(図35において縦方向)において、いずれも1/600[インチ]のピッチで画素が形成される場合、副走査方向において1/4800[インチ]ごとに4個の露光位置、及び分割されたラインを表す複数のサブライン0〜3が設定され、所定の露光エネルギーe0〜e3で露光されることによって、各サブライン0〜3に分割されたドットを表すサブドットが形成される。そして、各画素当たりの露光エネルギーe(k)は、サブライン単位で互いに異ならせて設定された各露光エネルギーe0〜e3の総和となる。
図35に示されるように、画素毎の階調表現が、1画素内に縦に並んだ複数のサブドットを組み合わせることによって行われる。尚、1画素内に並んだサブドットを総称して単にドットと呼ぶことがある。
この場合、各画素内におけるサブドットを形成するための露光エネルギーe0〜e3は、各サブライン0〜3毎に共通にされる。即ち、主走査方向に並んだサブドット同士は同じ露光エネルギーで形成されるので、共通のストローブ時間で、多数のLED素子を駆動し、階調数を16にして印刷を行うことができる。例えば、サブライン0〜3にサブドットを形成することによって階調値を15に、サブライン1〜3にサブドットを形成することによって階調値を14に、サブライン2、3にサブドットを形成することによって階調値を12に、サブライン0〜2にサブドットを形成することによって階調値を7に、サブライン0、1、3にサブドットを形成することによって階調値を11に、サブライン0、1にサブドットを形成することによって階調値を3にすることができる。
以上のようにして、1画素内に縦に並んだ複数のサブドットを組み合わせることによって、各画素が階調表現され、階調値の異なるドットを形成する。尚、以上の階調表現の説明は、以後の発明の理解を容易にするためになされたもので、既に公知の技術に基づくものである。
図2は、図1に示す各画像制御部51〜54の内部構成を示すブロック図で、ここでは、ブラック用の画像制御部51を例にしている。
同図に示すように、画像制御部51は、図示しないパソコン等の上位装置から受信した原画像を蓄積・処理する原画像処理部101、原画像処理部101から出力された7階調画像を2値データに変換する画像2値化制御部102、1ページ分の2値データを蓄積する2値画像メモリ103、2値画像メモリ103に蓄積された2値データを読み出してLEDヘッド21に送り、発光させる印刷データ出力制御部104、及びシステム全体のタイミングを管理するタイミング制御部105の5つの要素で構成されている。
[原画像処理部101について]
原画像処理部101は、上位装置から送られた256階調画像の8ビット画像データを格納する階調画像メモリ251、256階調データを7階調データに変換して画像2値化制御部102に出力するディザスクリーンフィルタ252、及び256階調画像メモリ251の格納データを読み出すときの階調メモリアドレス計算部253で構成される。
ここで使用するディザスクリーンフィルタ252は、公知の一般的な構成を有するもので、後段の画像2値化制御部102が処理可能なビット数(ここでは3ビット)の7階調データに変換するものである。また1画素当たりのビット数を8から3に変換することにより、画像2値化制御部102内で使用するメモリの容量を、その分減らすことを可能にしている。
[画像2値化制御部102]
画像2値化制御部102は、2値画像メモリ103の書き込みアドレスを計算する部分、原画像処理部101から入力した7階調データを2値データに変換する7階調データ2値化デコーダ215、メモリ書き込み信号発生部218から構成されている。書き込みアドレスを計算する部分は、X座標カウンタ211、ラインカウンタ212、グループカウンタ213、サブラインカウンタ214、Y座標計算部216、及び書き込みアドレス計算部217を含む。
尚、ここでのX−Y座標は、画像形成装置10(図1)によって印刷される記録用紙17に印刷されるページ画面の座標に相当し、図4に示すように、ページ左端からの右方向(以後走査方向と称す)の位置をX座標とし、ページ上端からの下方向(以後副走査方向と称す)の位置をY座標としている。また、ここでのX軸、Y軸の方向は、印刷時において図1に示すX軸、Y軸の方向と同じである。また、ラインカウンタ21は、図4に示すページ上端からのラインの数(上端からの画素の座標に相当)を0から(L−1)までカウントし、グループカウンタ213は、各ライン間におけるグループの数をカウントし、サブラインカウンタ214は、各クループ間のサブラインの数をカウントする。
書き込みアドレスは、X座標カウンタ211の出力と、ラインカウンタ212、グループカウンタ213、サブラインカウンタ214の値を入力するY座標計算部216の出力に基づいて計算される。ライン間のサブラインを区分けするグループの数をG、グループ当たりのサブラインの数をSとすると、各カウンタのカウント値によって算出されるY座標は、図4に示すページ画面の上端からのサブラインの位置を表してY座標計算部216によって次の式で計算される。
Y座標=ラインカウンタ212の値*S*G
+グループカウンタ213の値*S
+サブラインカウンタ214の値 (1)
従って、このY座標は、図4に示すページ画面の上端からのサブラインの位置を表し、X座標カウンタ211のカウント値は、図4に示すページ画面左端からの画素の位置を表している。従って、走査方向における画素数をWとすると、X座標カウンタ211は0から(W−1)までを繰り返しカウントする。
2値画像メモリの書き込みアドレス(WADR)s25は、書き込みアドレス計算部217によって次式で表される。
WADR=Y座標*W+X座標カウンタ211の値
従って、この書き込みアドレス(WADR)s25は、図4に示すページ画面において、画素を左端から右方向に数えるカウントを、上部から順次サブラインごとに繰り返した際の累積カウント数で表されるアドレスを示している。
ここで、前記各カウンタ間のカウントの条件を以下の表1に示す。
Figure 0004942369
尚、X座標カウンタ211のカウント値s28とラインカウンタ212のカウント値s29は前記原画像データ処理部101の階調メモリアドレス計算部253に送られ、256階調画像メモリ251内の256階調データの読み出し時のアドレス計算に用いられる。また、7階調データ2値化デコーダ215及びメモリ書き込み信号発生部218の動作については後述する。
[2値画像メモリ103]
2値画像メモリ103は、書き込みアドレス(WADR)s25、書き込みデータ(WDATA)s26、及び書き込み信号(WR)s27を受信するポートで構成される書き込みポートと、読み出しアドレス(RADR)s33と読み出しデータ(RDATA)s38を送受信するポートで構成される読み出しポートを持つメモリであり、後述するように各画素の全てのサブラインに対応する1ビットで2値化されたデータを蓄積する。
[印刷データ出力制御部]
2値画像メモリ51の読み出しアドレス(RADR)s33を計算して出力する部分、LEDヘッド21へ出力するストローブ信号(STB)s36を発生する部分、及びLEDヘッド21へ転送クロック(CLK)s34とラッチ信号(LA)s35を出力するヘッド書き込み制御部239から構成されている。以下順に各構成を説明する。
[読み出しアドレス(RADR)s33を出力する部分]
この部分は、ラインカウンタ232、グループカウンタ233、サブラインカウンタ234、副走査方向位置ずれ量メモリ240、これらの出力に基づいて読取用のY座標を算出するY座標計算部235、X座標カウンタ231、及びX座標及びY座標から読み取りアドレスを算出する読み出しアドレス計算部238から構成されている。
読み出し時に、副走査方向の位置補正を行わない場合の読み出しアドレスのY座標は、各カウンタのカウント値によって、次の式で計算される。
補正無しの読み出しY座標=ラインカウンタ232の値*S*G
+グループカウンタ233の値*S
+サブラインカウンタ234の値
尚、Gは前記グループの数、Sは前記グループ当たりのサブラインの数である。
図5は、図1に示すLEDヘッド21が、正規の取り付け位置(感光体ドラム31の回転軸方向と平行な方向の位置)に対して斜めに取り付けられて、副走査方向の位置ずれが生じた場合の読み出し補正量を説明するための説明図である。尚、前記したように、LEDヘッド21は、感光体ドラム31の近傍に配置されており、副走査方向の位置ずれは、この取り付け位置において発生するものであるが、図5では、ページ画面上での傾斜ずれに換算して示している。
今、図5に示すように、LEDヘッド51(図1)は、斜め取り付け誤差やLEDヘッド自体の歪みのために副走査方向のずれ量を発生しており、このずれ量がX座標位置毎に予め計測されて、z[X座標]で表されるものとする。尚、図5中に、LEDヘッド51の実際の取り付け位置として示す線は、LEDヘッド21内に直線状に配列された複数のLED素子の配列位置を示すものである。
ここでは、斜め補正を、サブラインを区分けするグループのピッチを最小単位として実行するため、計測値をグループのピッチHで除算した値z[X座標]/Hが、副走査方向の位置ずれ量d[X座標]として副走査方向位置ずれ量メモリ240に蓄えられている。尚、値z[X座標]/Hの除算の余りは、ここでは四捨五入される。
この位置ずれ量d[X座標]は、座標Xにおける副走査方向のずれ量をグループの数に換算して表している。補正時に、位置ずれ量メモリ240は、読み出しアドレスとして入力するX座標カウンタ231の値によってこの位置ずれ量d[X座標]を出力し、掛け算器241は、補正時のY座標での補正量となるd[X座標]*S(グループ当たりのサブドット数)を演算してY座標計算部235に入力する。従って、Y座標の補正は、後述するようにグループ単位で行われる。
上記したY座標での補正量を用いて副走査方向の補正を行ったY座標は、Y座標計算部235によって次式で計算され、読み出しアドレス計算部238に出力される。
補正後の読み出しY座標=ラインカウンタ232の値*S*G
+グループカウンタ233の値*S
+サブラインカウンタ234の値
+d[X座標カウンタ231の値]*S ・・(2)
図6は、上記した「補正無しの読み出しY座標」と「補正後の読み出しY座標」のページ画面上での位置関係を説明するための説明図である。同図における各格子は、2値画像メモリ103に書き込まれたデータの位置を、ページ画面のXY座標に対応して示している。例えば同図中に(X,Y)で示す枠には、座標(X,Y)の書き込み画像データが2値でメモリされているものとする。
この場合、2値画像メモリ103は、LEDヘッド21に実装されたLED素子の個数分に相当する走査方向のビット幅(画素数)Wとページ画面の副走査方向のサブライン総数(L*S*G)(Lはページ画面のライン数)に相当する高さを持つ。2値画像メモリ103から、例えばラインカウンタ232のカウント値R、グループカウンタ233のカウント値=1、サブラインカウンタ234のカウント値=1のあるサブラインを読み出す場合、補正無しでの読み出し位置は、同図中の太枠で示した矩形の位置であり、この位置のY座標は、X座標に関係なく、
補正無しの読み出しY座標=R*S*G+1*S+1である。
一方、副走査方向補正を行った場合の読み出しY座標は、図6に示すように位置ずれ量メモリ240がメモリするX座標毎の補正量d[X座標]応じて異なり、補正無しのY座標に、Y座標での補正量となるd[X座標]*Sを加えたもの、即ち
補正済みY座標=R*S*G+1*S+1
+d[X座標]*S
となる。
従って、読み出しアドレス計算部238は、2値画像メモリ103の、副走査方向補正を行った場合の読み出しアドレス(RADR)s33を、下式により算出する。
RADR=補正済みY座標*W+X座標カウンタ231の値 ・・・(3)
[LEDヘッドヘストローブ信号を発生する部分]
この部分は、図2に示すストローブ時間メモリ236とストローブ信号発生回路237から構成される。ストローブ時間メモリ236は、グループ内において各サブライン毎にストローブ時間を変えることができるように、サブライン数Sに対応するストローブ駆動時間データをSワード分格納し、サブラインカウンタ234のカウント値(以下サブライン番号と称す)をアドレスとしてストローブ駆動時間T[サブライン番号]のデータをストローブ信号発生回路237に出力する。ストローブ信号発生回路237は、前述のタイミング制御部105からのトリガ信号を受信すると、前記ストローブ駆動時間T[サブライン番号]のデータを入力し、これに相当する長さのストローブ信号(STB)s36を出力してLEDヘッド21の発光を駆動する。
[タイミング制御部105]
タイミング制御部105は、システム全体のタイミングを管理する働きをし、画像2値化制御部102内のサブラインカウンタ213のカウント信号、印刷データ出力制御部104内のX座標カウンタ231のカウント信号、同じく印刷データ出力制御部104内のストローブ信号発生回路237へのトリガ信号、LEDヘッド書き込み制御回路239へのトリガ信号等の図示せぬ制御信号を出力する。
図3は、LEDヘッド21の内部構成を示すブロック図である。
同図に示すように、LEDヘッド21は、ドライバチップ301、複数のLED素子(LED)316から成るLEDアレイ315、各LED素子を駆動(発光)することによって放射された光を集束させ、感光体ドラム31(図1参照)の表面を照射するロッドレンズアレイ320等を備え、前記ドライバチップ301は、シフトレジスタ311、ラッチ312、複数の図示されないナンドゲートから成るドライバ313等を備える。尚、LED素子の数は、副走査方向の画素数Wに相当する。
また、LEDヘッド21は、前記したように画像制御部51から読み出しデータ(RDATA)s38、転送クロック(CLK)s34、ラッチ信号(LA)s35、及びストローブ信号(STB)s36を入力する。
そして、画像制御部51から転送クロック(CLK)s34に同期させて読み出しデータ(RDATA)s38がシリアルに送られると、シフトレジスタ311は、読み出しデータ(RDATA)をラッチ312に対して出力する。ラッチ312は、シフトレジスタ311からの読み出しデータ(RDATA)をパラレルデータとして取り込み、このパラレルデータをドライバ313に対して出力する。
この時、ドライバ313は、その各ゲート(図示せず)のうち、ラッチ312から送られたパラレルデータが“1”論理であるものが、不論理のストローブ信号STBが“0”論理の期間中にオンになって、対応するLED素子にオンの期間中電流を流し、LED素子を発光させる。
以上の構成において、画像形成装置10の動作について説明する。
先ず図1に示す画像形成装置10の機構部の動作を説明する。前記したように各現像形成部11〜14は、使用されるトナーが異なる他は同一の構成を有している。従って、ここではブラック(K)用の現像形成部11を例にして、その動作を先ず説明し、その後に全体の動作を説明する。
上位装置より画像制御部51に画像を受信して印刷が可能になると、感光体ドラム31は回転を開始する。回転中の感光体ドラム31の表面は、感光体ドラム31の表面に接触して配置される図示しない帯電手段により均一に帯電され、その後、画像制御部51によって処理された画像データに従って発光する、LEDヘッド21の各LED素子316(図3)によって露光され、その部分に静電僣像が形成される。その後、この静電潜像は、図示しない現像手段によってブラックのトナーで現像化され、感光体ドラム31の表面にトナー像が形成される。同様にして、他の現像形成部12〜14においても、各感光体ドラム表面の所定位置に、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンの各トナー像が形成される。
―方、図1に示す記録用紙17が、同図矢印方向に搬送され、各色の感光体ドラム31〜34の下を通過するときに、各感光体ドラムのトナー像が、対応する転写ローラ41〜44の電位により誘導されて記録用紙17上に順次重ね合わせられて転写される。このようにして重ね合わされた各色のトナー像は、ヒートローラ61,62により融解され、前記記録用紙17に定着して印刷が終了する。
以上の動作において、LEDヘッドに画像データを出力している画像制御部の動作の詳細を、現像形成部11の場合を例にして順を追って説明する。
[原画像入力処理について]
上位装置から送られた256階調画像の8ビット画像データは、1ページ分毎に原画像処理部101の256階調画像メモリ251によって格納される。
[2値画像書き込み処理について]
原画像が原画像データ処理部101に入力されると、原画像処理部101の256階調画像メモリ251内の256階調画像データが、図4に示すページ画面の同一ライン内の左端に相当する画素データから右端に相当する画素データまで順次読み出され、ディザスクリーンフィルタ252で7階調画像データに変換さる。変換された7階調画像データは、更に7階調データ2値化デコーダ215により2値データに変換され、2値画像メモリ103内に、ページ画面において、256階調画像メモリ251から読み出されたデータの画素の位置に対応させてその左端から右端に順に書き込まれる。この作業がページ画面の上のラインから下のラインに向かって順に繰り返されて1ページの変換が終了する。
図7は、本実施の形態1で実施される画像2値化処理のページ全体のタイムチャートである。同タイムチャートを参照しながら、画像2値化処理の動作について更に説明する。
ラインカウンタ212が、ライン番号0からL−1までをカウントするにつれて、256階調画像メモリ251から、各ライン番号におけるX座標番号(X座標カウンタ2112のカウント値)に相当する画素の256階調画像データが順次読み出される。読み出された256階調画像データは、同時にディザスクリーンフィルタ257で7階調データs22に変換されて、更に7階調データ2値化デコーダ215により2値書き込みデータs26に変換されて2値画像メモリ103に書き込まれる。
図8は上記書き込み処理の各ライン内における画素(X座標番号=X,X+1に相当)単位の2値化処理を説明するためのタイムチャートである。
同タイムチャートに示すように、ページ画面(図4参照)のライン番号R(ラインカウンタ212のカウント値で、上端からの画素の座標に相当)、X座標番号Xの画素のデータが256階調画像メモリ251から読み出されると、ディザスクリーンフィルタ252によってライン番号R、X座標番号Xの画素の7階調データs22に変換される。この変換に対応して、タイミング制御部105からの図示せぬカウント信号により、サブラインカウンタ214が0から1までのカウントを繰り返し、サブラインカウンタ214からのキャリーでグループカウンタ213が0から1までカウントする。
このとき7階調データ2値化デコーダ215は、図9に示した真理値表に従って7階調データs22を2値書き込みデータs26に変換し、順次2値画像メモリ103に出力する。この時、同時にメモリ書き込み信号発生部218から2値画像メモリ103に対して書き込み信号が出力され2値書き込みデータが書き込まれる。
例えば、ライン番号R、X座標番号Xの画素のデータ書き込み時に、7階調データ値(3)を2値化したデータを書き込む場合、図9の真理値表に従うと、グループカウンタ値0、サブラインカウンタ値0に対応して論理値“1”を書き込み、グループカウンタ値0、サブラインカウンタ値1に対応して論理値“1”を書き込み、グループカウンタ値1、サブラインカウンタ値0に対応して論理値“0”を書き込み、グループカウンタ値1、サブラインカウンタ値1に対応して論理値“0”を書込む。
[画像印刷処理について]
上記した画像入力処理が終了すると、印刷データ出力制御部104が2値画像メモリ103内の画像データを順次読み出し、LEDヘッド21に出力して光書き込みを行う。画像データの読み出しは、第0ラインから第(L−1)ライン(図4参照)の順にラインカウンタ232のカウントに伴って行われる。
図10は、本実施の形態1で実施される画像データ出力処理のタイムチャートである。各ラインは、グループ0、1の順に読み出され、各グループは更にサブライン0、1の順に読み出される。各サブラインに対応して形成されるサブドットの画像データは、0からW−1まで変化するX座標カウンタ231のカウント値と、前述したように副走査方向の位置ずれを補正した補正済みY座標から上記(3)式によって計算される2値画像メモリ103の読み出しアドレスRADRから順次読み出され、読み出しデータ(RDATA)s38としてLEDヘッド21に出力される。
従ってこの読み出し時に、Y座標が補正量d[X座標]*Sだけ補正されたアドレスから読み出されることにより、LEDヘッド21の斜め取り付け誤差やLEDヘッド自体の歪みのために発生した副走査方向(Y軸方向)のずれが補正される。
以上の2値画像メモリ103からのデータ読み出しと同時に、ヘッド書き込み制御部239からヘッドクロック(CLK)s34が出力され、読み出しデータ(RDATA)と共にLEDヘッド21内のシフトレジスタ311(図3)に転送される。1サブライン分のデータの読み出しとLEDヘッド21ヘの書き込みが終わった時点で、ヘッド書き込み制御部239からラッチ信号(LA)s35がLEDヘッド21に出力される。LEDヘッド21(図3)内では、このラッチ信号(LA)の入力によってシフトレジスタ311に入力した読み出しデータ(RDATA)をラッチ312にコピーする。即ち、この時点で、ラッチ312内の図示しない各ラッチ素子は、対応するLED素子316をオンオフするための2値データ“1”又は“0”をコピーする。
タイミング制御部105は、ラッチ信号(LA)が出力された時点で、ストローブ信号発生回路237にトリガ信号を出力し、ストローブ時間T[サブライン番号]に相当する時間のストローブ信号(STB)s36をLEDヘッド21に出力する。LEDヘッド21のドライバ313(図3)は、その各ゲート(図示せず)のうち、ラッチ312から送られたパラレルデータが“1”論理であるものが、不論理のストローブ信号STBが“0”論理の期間中にオンになり、対応するLED素子にオンの期間中電流を流し、LED素子を発光させる。尚、本実施の形態では、ストローブ時間T[サブライン番号=0]に対してストローブ時間T[サブライン番号=1]は2倍に設定されている。
以上のようにして、図10のタイムチャートに示すように、先ず、ライン番号(ラインカウンタ232のカウント値)0、グループ番号(グループカウンタ233のカウント値)0、サブライン番号(サブラインカウンタ234のカウント値)0、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータに基づいて同一のサブライン上に、照射時間がストローブ時間T[サブライン番号=0]で露光エネルギーの等しいドットが形成され、次に、ライン番号0、グループ番号0、サブライン番号1、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータに基づいて同一のサブライン上に、照射時間がストローブ時間T[サブライン番号=1]で露光エネルギーの等しいドットが形成さる。以下同様にして、図10のタイムチャートに示すように、ライン番号(L−1)、グループ番号1、サブライン番号1、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータまで順次処理が実行される。
図11は、以上のようにして印刷される7階調印刷によって、各画素の各サブラインに、各階調値に応じて印刷されるサブドットのパターンを示したものである。例えばライン番号R、X座標番号0において階調データ値(3)の印刷を行う場合、グループ番号0、サブライ番号0に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[サブライン番号=0]に基づいて露光エネルギーの低い小ドットが形成され、グループ番号0、サブライン番号1に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[1]に基づいて露光エネルギーの高い大ドットが形成され、グループ番号1、サブライン番号0、及びグループ番号1、サブライン番号1では、共には論理値“0”のなめ、これらに対応する位置にはサブドットは形成されない。
以上のように、各画素に形成される7階調の印刷ドットは、方向性を持った大と小の2つのサブドットが選択的に組み合わされた2つグループで形成されている。尚、サブラインを区分けするグループの数をG、グループ当たりのサブラインの数をSとすると、階調値Mは次式
M≦(2−1)*G+1
を満たす値となる。
図10のタイムチャートに基づいて実施された、3ビット7階調データの印字結果を図12に示す。同図(a)は、比較例として示した、前記した補正を行わない場合の印刷結果であり、同図(b)はY座標を補正量d[X座標]*Sだけ補正して2値画像メモリ103から印刷データ読み出した場合の印刷結果を示している。補正が行われる場合、前記したようにグループ(=2サブライン)単位で行われるため、同図(b)に示すように、各サブドットはグループのピッチH単位で移動して補正される。
図13は、本実施の形態の方法によって補正した場合の利点を説明するための説明図である。同図(a)は、本実施の形態の方法によって最小補正距離だけ移動させた場合の様子を示し、同図(b)は比較例として、他の方法によって最小補正距離だけ移動させた場合の様子を示す。
上記した階調表現方法による印刷時に、印刷ドットを移動して位置補正する場合、濃度(ここでは大きさ)の異なるサブドットが互いに対応する位置に配置されるグループ単位で移動する必要がある。それ以外で移動させると想定した階調値と異なる階調値のドットが形成されてしまう。
従って本実施の形態によれば、各印刷ドットが、各グループで共通に、方向性を持った大、小の2つのサブドットで形成される2つグループで形成されているため、同図(a)に示すように、グループのピッチH単位、即ち各ライン間の半分の移動単位で補正することができる。一方、同図(b)の比較例の場合、1ドットを3つの異なる濃度(大きさ)のサブドットで形成しているため、印刷時にドットを移動して補正させる場合、ライン間の距離の単位で移動しなければならない。
更に比較例の場合、斜め補正精度を改善するために、図34に示すように階調画像の縦の密度を2倍に上げた場合、斜め補正精度は図33に比較して2倍に改善する。しかしながら階調画像の縦の密度を2倍にするためには階調画像メモリおよび2値画像メモリの容量を2倍にする必要がありコストが問題となる。更に縦密度が2倍になれば、印字速度を50%減速しなければならなない。
一方本実施の形態の方法によれば、各ライン間の半分の移動単位で補正することができ、即ち斜め補正の精度が比較例の図34の場合と同等でありながら、階調メモリの容量は増加する必要が無く、2値画像メモリの量の増加は33%で済み、しかも印字速度低下も33%程度で済む。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、印字速度の低下や、メモリ容量の増加等のデメリットを最小限に抑ながら、副走査方向の位置補正を、各ライン間の半分の移動単位で高精度に行えるため、多色の重ね合わせの印刷における色ずれを軽減することができる。
実施の形態2.
図14は、本発明による実施の形態2の画像制御部451の内部構成を示すブロック図である。この画像制御部451が、前記した図2に示す実施の形態1の画像制御部51と主に異なる点は以下の項目である。
1)原画像処理部401のディザスクリーンフィルタ411は、実施の形態1と同様に256の階調データを入力するが、15階調データs22を出力する。
2)15階調データs22を入力する画像2値化制御部402のデコーダは、15階調データ2値化デコーダ414に変更されている。15階調データ2値化デコーダの真理値表を図17に示す。
3)グループ内のサブライン数を3サブラインに変更するのでサブラインカウンタ412は0から2までカウントする。
4)Y座標計算部413が計算する(1)式、及びY座標計算部423が計算する(2)式の各計算式における、サブライン数Sが3に変更される。
5)サブライン数Sが2から3に変更されるので、2値画像メモリ403の容量が実施の形態1の2値画像メモリ103(図2)の50%増しとなる。
6)印刷データ出力制御部404の位置ずれ量計算時に、位置ずれ量メモリ240から出力する値に対する掛け算器422による乗数が2から3に変更される。
7)サブライン数Sを増加したことにより、印刷データ出力制御部404のサブラインカウンタ421は0から2までカウントする。
8)印刷データ出力制御部404のストローブ時間メモリ424には、3種類のストロープ時間のデータが格納される。
従って、この画像制御部451が、前記した実施の形態1の画像制御部51(図2)と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、この画像制御部451は、図1に示す現像形成部11〜14において、実施の形態1の画像制御部51〜54に換えて装備されることができ、本実施の形態では、実施の形態1の画像制御部51に換えてこの画像制御部451を採用したものとして説明する。従って、画像形成装置における、その他の共通する構成についてのここでの説明は省略する。
本実施の形態2の画像制御部451は、グループ当たりのサブライン数Sが2から3になり、ストローブ時間が3種類になり、更に階調値が7から15になる以外は実施の形態1と全く同様に動作する。以下順を追ってその動作を説明する。
[2値画像書き込み処理について]
原画像が原画像データ処理部401に入力されると、原画像処理部401の256階調画像メモリ251内の256階調画像データが、図4に示すページ画面の同一ライン内の左端に相当する画素データから右端に相当する画素データまで順次読み出され、ディザスクリーンフィルタ411で15階調画像データに変換さる。変換された15階調画像データは、更に15階調データ2値化デコーダ414により2値データに変換され、2値画像メモリ403内に、ページ画面において、256階調画像メモリ251から読み出されたデータの画素の位置に対応させてその左端から右端に順に書き込まれる。この作業がページ画面の上のラインから下のラインに向かって順に繰り返されて1ページの変換が終了する。
図15は、本実施の形態2で実施される画像2値化処理のページ全体のタイムチャートである。同タイムチャートを参照しながら、画像2値化処理の動作について更に説明する。
ラインカウンタ212が、ライン番号0からL−1までをカウントするにつれて、256階調画像メモリ251から、各ライン番号におけるX座標番号(X座標カウンタ2112のカウント値)に相当する画素の256階調画像データが順次読み出される。読み出された256階調画像データは、同時にディザスクリーンフィルタ411で15階調データs22に変換されて、更に15階調データ2値化デコーダ414により2値書き込みデータs26に変換されて2値画像メモリ403に書き込まれる。
図16は上記書き込み処理の各ライン内における画素(X座標番号=Xに相当)単位の2値化処理を説明するためのタイムチャートである。
同タイムチャートに示すように、ページ画面(図4参照)のライン番号R(ラインカウンタ212のカウント値で、上端からの画素の座標に相当)、X座標番号Xの画素のデータが256階調画像メモリ251から読み出されると、ディザスクリーンフィルタ411によってライン番号R、X座標番号Xの画素の15階調データs22に変換される。この変換に対応して、タイミング制御部105からの図示せぬカウント信号により、サブラインカウンタ412が0から2までのカウントを繰り返し、サブラインカウンタ412からのキャリーでグループカウンタ213が0から1までカウントする。
このとき15階調データ2値化デコーダ414は、図17に示した真理値表に従って15階調データs22を2値書き込みデータs26に変換し、順次2値画像メモリ403に出力する。この時、同時にメモリ書き込み信号発生部218から2値画像メモリ403に対して書き込み信号が出力され2値書き込みデータが書き込まれる。
例えば、ライン番号R、X座標番号Xの画素のデータ書き込み時に、15階調データ値(7)を2値化したデータを書き込む場合、図17の真理値表に従うと、グループ番号0、サブライン番号0に対応して論理値“1”を書き込み、グループ番号0、サブライン番号1に対応して論理値“1”を書き込み、グループ番号0、サブライン番号2に対応して論理値“1”を書き込み、グループ番号1、サブライン番号0に対応して論理値“0”を書き込み、グループ番号1、サブライン番号1に対応して論理値“0”を書き込み、グループ番号1、サブライン番号2に対応して論理値“0”を書込む。
[画像印刷処理について]
上記した画像入力制御が終了すると、印刷データ出力制御部404が2値画像メモリ403内の画像データを順次読み出し、LEDヘッド21に出力して光書き込みを行う。画像データの読み出しは、第0ラインから第(L−1)ライン(図4参照)の順にラインカウンタ232のカウントに伴って行われる。
図18は、本実施の形態2で実施される画像データ出力処理のタイムチャートである。同図に示すように、各ラインは、グループ0、1の順に読み出され、各グループは更にサブライン0、1、2の順に読み出される。各サブラインに対応して形成されるサブドットの画像データは、0からW−1まで変化するX座標カウンタ231のカウント値と、前述したように副走査方向の位置ずれを補正した補正済みY座標から前記(3)式によって計算される2値画像メモリ403の読み出しアドレスRADRから順次読み出され、読み出しデータ(RDATA)s38としてLEDヘッド21に出力される。
従ってこの読み出し時に、Y座標が補正量d[X座標]*Sだけ補正されたアドレスから読み出されることにより、LEDヘッド21の斜め取り付け誤差やLEDヘッド自体の歪みのために発生した副走査方向(Y軸方向)のずれが補正される。尚、前記(3)式のもとになる前記(2)式でのここでのS(グループ当たりのサブドット数)は3であり、G(グループの数)は2である。
LEDヘッド21がこの読み出しデータRDATAを入力して実行する発光動作は、前記した実施の形態1で説明した通りなので、ここでの説明は省略する。尚、LEDの発光時間に相当する3種類のストローブ時間T[サブライン番号]は、ここでは
ストローブ時間T[0]:ストローブ時間T[1]:ストローブ時間T[2]
=1:2:4
に設定されている。
以上のようにして、図18のタイムチャートに示すように、先ず、ライン番号0、グループ番号0、サブライン番号0、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータに基づいて同一のサブライン上に、照射時間がストローブ時間T[サブライン番号=0]で露光エネルギーの等しいドットが形成され、次に、ライン番号0、グループ番号0、サブライン番号1、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータに基づいて同一のサブライン上に、照射時間がストローブ時間T[サブライン番号=1]で露光エネルギーの等しいドットが形成され、更に、ライン番号0、グループ番号0、サブライン番号2、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータに基づいて同一のサブライン上に、照射時間がストローブ時間T[サブライン番号=2]で露光エネルギーの等しいドットが形成され。以下同様にして、ライン番号(L−1)、グループ番号1、サブライン番号2、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータまで順次処理が実行される。
図19は、以上のようにして印刷される15階調印刷によって、各画素の各サブラインに、各階調値に応じて印刷されるサブドットのパターンを示したものである。例えばライン番号R、X座標番号0において階調データ値(7)の印刷を行う場合、グループ番号0、サブライン番号0に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[サブライン番号=0]に基づいて小ドットが形成され、グループ番号0、サブライン番号1に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[1]に基づいて中ドットが形成され、グループ番号0、サブライン番号2に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[2]に基づいて大ドットが形成され、グループ番号1とサブライン番号0、グループ番号1とサブライン番号1、及びグループ番号1とサブライン番号2では、共には論理値“0”のなめ、これらに対応する位置にはサブドットは形成されない。
以上のように、各画素に形成される15階調の印刷ドットは、方向性を持った大、中、小の3つのサブドットが選択的に組み合わされた2つグループで形成されている。
図20は、本実施の形態の方法によって補正した場合の利点を説明するための説明図である。同図(a)は、本実施の形態の方法、即ちY座標を補正量d[X座標]*Sだけ補正して2値画像メモリ403から印刷データ読み出だす方法によって、最小補正距離だけ移動させた場合の様子を示す。同図(a)に示すように、補正が行われる場合、このときの補正は前記したようにグループ(=3サブライン)単位で行われるため、各サブドットはグループのピッチH単位で移動して補正される。同図(b)は比較例として、他の方法によって最小補正距離だけ移動させた場合の様子を示す。
上記した階調表現方法による印刷時に、ドットを移動して補正させる場合、濃度(ここでは大きさ)の異なるサブドットが互いに対応する位置に配置されるグループ単位で移動する必要がある。それ以外で移動させると想定した階調値と異なる階調値のドットが形成されてしまう。
従って本実施の形態によれば、各印刷ドットが、各グループで共通に、方向性を持った大、中、小の3つのサブドットで形成される2つグループで形成されているため、同図(a)に示すように、ドットグループのピッチH単位、即ち各ライン間の半分の移動単位で補正することができる。一方、同図(b)の比較例の場合、1ビットを3つの異なる濃度(大きさ)のサブドットで形成されているため、印刷時にドットを移動して補正させる場合、ライン間の距離の単位で移動しなければならない。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、副走査方向の位置補正が各ライン間の半分の移動単位で高精度に補正できるため、多色の重ね合わせの印刷における色ずれを軽減することができる。また、ドットグループ当たりのサブドット数を3にして1印刷ドット当たりの階調数を15としたので、前記した実施の形態1の場合に比べ、画像の高密度化に寄与できる。
実施の形態3.
図21は、本発明による実施の形態3の画像制御部551の内部構成を示すブロック図である。この画像制御部551が、前記した図2に示す実施の形態1の画像制御部51と主に異なる点は以下の項目である。
1)原画像処理部501のディザスクリーンフィルタ511は、実施の形態1と同様に256の階調データを入力するが、10階調データs22を出力する。
2)10階調データs22を入力する画像2値化制御部502のデコーダは10階調データ2値化デコーダ514に変更されている。10階調データ2値化デコーダの真理値表を図24に示す。
3)グループ数を2から3に増加するので、グループカウンタ512は0から2までカウントする。
4)グループ数が3に増加されたことにより、印刷データ出力制御部504のグループカウンタ521も0から2までカウントする。
5)Y座標計算部513が計算する(1)式、及びY座標計算部523が計算する(2)式の各計算式における、グループ数Gが3に変更される。
従って、この画像制御部551が、前記した実施の形態1の画像制御部51(図2)と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、この画像制御部551は、図1に示す現像形成部11〜14において、実施の形態1の画像制御部51〜54に換えて装備されることができ、本実施の形態では、実施の形態1の画像制御部51に換えてこの画像制御部551を採用したものとして説明する。従って、画像形成装置における、その他の共通する構成についてのここでの説明は省略する。
本実施の形態3の画像制御部551は、グループの数Gが2から3となり、階調値が7から10なる以外は実施の形態1と全く同様の動作を行う。以下順を追ってその動作を説明する。
[2値画像書き込み処理について]
原画像が原画像データ処理部501に入力されると、原画像処理部501の256階調画像メモリ251内の256階調画像データが、図4に示すページ画面の同一ライン内の左端に相当する画素データから右端に相当する画素データまで順次読み出され、ディザスクリーンフィルタ511で10階調画像データに変換さる。変換された10階調画像データは、更に10階調データ2値化デコーダ514により2値データに変換され、2値画像メモリ503内に、ページ画面において、256階調画像メモリ251から読み出されたデータの画素の位置に対応させてその左端から右端に順に書き込まれる。この作業がページ画面の上のラインから下のラインに向かって順に繰り返されて1ページの変換が終了する。
図22は、本実施の形態3で実施される画像2値化処理のページ全体のタイムチャートである。同タイムチャートを参照しながら、画像2値化処理の動作について更に説明する。
ラインカウンタ212が、ライン番号0からL−1までをカウントするにつれて、256階調画像メモリ251から、各ライン番号におけるX座標番号に相当する画素の256階調画像データが順次読み出される。読み出された256階調画像データは、同時にディザスクリーンフィルタ511で10階調データs22に変換されて、更に10階調データ2値化デコーダ514により2値書き込みデータs26に変換されて2値画像メモリ503に書き込まれる。
図23は上記書き込み処理の各ライン内における画素(X座標番号=Xに相当)単位の2値化処理を説明するためのタイムチャートである。
同タイムチャートに示すように、ページ画面(図4参照)のライン番号R、X座標番号Xの画素のデータが256階調画像メモリ251から読み出されると、ディザスクリーンフィルタ511によってライン番号R、X座標番号Xの画素の10階調データs22に変換される。この変換に対応して、タイミング制御部105からの図示せぬカウント信号により、サブラインカウンタ214が0から1までのカウントを繰り返し、サブラインカウンタ214からのキャリーでグループカウンタ512が0から2までカウントする。
このとき10階調データ2値化デコーダ514は、図24に示した真理値表に従って10階調データs22を2値書き込みデータs26に変換し、順次2値画像メモリ503に出力する。この時、同時にメモリ書き込み信号発生部218から2値画像メモリ503に対して書き込み信号が出力され2値書き込みデータが書き込まれる。
例えば、階調ラインy、ドットx(=0)のデータ書き込み時に、10階調データ値(5)を2値化したデータを書き込む場合、図24の真理値表に従うと、グループ番号0、サブライン番号0に対応して論理値“1”を書き込み、グループ番号0、サブライン番号1に対応して論理値“1”を書き込み、グループ番号1、サブライン番号0に対応して論理値“0”を書き込み、グループ番号1、サブライン番号1に対応して論理値“1”を書き込み、グループ番号2、サブライン番号0に対応して論理値“0”を書き込み、グループ番号2、サブライン番号1に対応して論理値“0”を書込む。
[画像印刷処理について]
上記した画像入力制御が終了すると、印刷データ出力制御部504が2値画像メモリ503内の画像データを順次読み出し、LEDヘッド21に出力して光書き込みを行う。画像データの読み出しは、第0ラインから第(L−1)ライン(図4参照)の順にラインカウンタ232のカウントに伴って行われる。
図25は、本実施の形態2で実施される画像データ出力処理のタイムチャートである。同図に示すように、各ラインは、グループ0、1、2の順に読み出され、各グループは更にサブライン0、1の順に読み出される。各サブラインに対応して形成されるサブドットの画像データは、0からW−1まで変化するX座標カウンタ231のカウント値と、前述したように副走査方向の位置ずれを補正した補正済みY座標から前記(3)式によって計算される2値画像メモリ503の読み出しアドレスRADRから順次読み出され、読み出しデータ(RDATA)s38としてLEDヘッド21に出力される。
従ってこの読み出し時に、Y座標が補正量d[X座標]*Sだけ補正されたアドレスから読み出されることにより、LEDヘッド21の斜め取り付け誤差やLEDヘッド自体の歪みのために発生した副走査方向(Y軸方向)のずれが補正される。尚、前記(3)式のもとになる前記(2)式でのここでのS(グループ当たりのサブドット数)は2であり、G(グループの数)は2である。
LEDヘッド21がこの読み出しデータRDATAを入力して実行する発光動作は、前記した実施の形態1で説明した通りなので、ここでの説明は省略する。尚、LEDの発光時間に相当する2種類のストローブ時間T[サブライン番号]は、ここでは前記実施の形態1の場合と同様に、ストローブ時間T[サブライン番号=0]に対してストローブ時間T[サブライン番号=1]は、2倍に設定されている。
以上のようにして、図25のタイムチャートに示すように、先ず、ライン番号0、グループ番号0、サブライン番号0、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータに基づいて同一のサブライン上に、照射時間がストローブ時間T[サブライン番号=0]で露光エネルギーの等しいドットが形成され、次に、ライン番号0、グループ番号0、サブライン番号1、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータに基づいて同一のサブライン上に、照射時間がストローブ時間T[サブライン番号=1]で露光エネルギーの等しいドットが形成される。以下同様にして、ライン番号(L−1)、グループ番号2、サブライン番号1、及びX座標(0〜W)によって読み出されるデータまで順次処理が実行される。
図26は、以上のようにして印刷される10階調印刷によって、各画素の各サブラインに、各階調値に応じて印刷されるサブドットのパターンを示したものである。例えばライン番号R、X座標番号0において階調データ値(5)の印刷を行う場合、グループ番号0、サブライン番号0に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[サブライン番号=0]に基づいて小ドットが形成され、グループ番号0、サブライン番号1に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[1]に基づいて大ドットが形成され、グループ番号1、サブライン番号0に対応する位置では論理値“0”のためサブドットが形成されず、グループ番号1、サブライン番号1に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[サブライン番号=1]に基づいて大ドットが形成され、グループ番号2とサブライン番号0、及びグループ番号2とサブライン番号1では、共には論理値“0”のなめ、これらに対応する位置にはサブドットは形成されない。
以上のように、各画素に形成される10階調の印刷ドットは、方向性を持った大、小の2つのサブドットが選択的に組み合わされた3つグループで形成されている。
図27は、本実施の形態の方法によって補正した場合の利点を説明するための説明図である。同図(a)は、本実施の形態の方法、即ちY座標を補正量d[X座標]*Sだけ補正して2値画像メモリ503から印刷データ読み出だす方法によって、最小補正距離だけ移動させた場合の様子を示す。同図(a)に示すように、補正が行われる場合、このときの補正は前記したようにグループ(=2サブライン)単位で行われるため、各サブドットはグループのピッチH単位で移動して補正される。同図(b)は比較例として、他の方法によって最小補正距離だけ移動させた場合の様子を示す。
上記した階調表現方法による印刷時に、ドットを移動して補正させる場合、濃度(ここでは大きさ)の異なるサブドットが互いに対応する位置に配置されるグループ単位で移動する必要がある。それ以外で移動させると想定した階調値と異なる階調値のドットが形成されてしまう。
従って本実施の形態によれば、各印刷ドットが、各グループで共通に、方向性を持った大、小の2つのサブドットで形成される3つグループで形成されているため、同図(a)に示すように、ドットグループのピッチH単位、即ち各ライン間の1/3の移動単位で補正することができる。一方、同図(b)の比較例の場合、1ビットを3つの異なる濃度(大きさ)のサブドットで形成されているため、印刷時にドットを移動して補正させる場合、ライン間の距離の単位で移動しなければならない。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、副走査方向の位置補正が各ライン間の1/3の移動単位で高精度に補正できるため、多色の重ね合わせの印刷における色ずれを、前記した実施の形態1或いは2の場合に比べて、更に軽減することができる。
実施の形態4.
図28は、本発明による実施の形態4の画像制御部651の内部構成を示すブロック図である。この画像制御部651が、前記した図2に示す実施の形態1の画像制御部51に対して主に異なる点は、1ドット当たりの階調数を7から4に低減した点である。
従って、この画像制御部651が、前記した実施の形態1の画像制御部51(図2)と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、この画像制御部651は、図1に示す現像形成部11〜14において、実施の形態1の画像制御部51〜54に換えて装備されることができ、本実施の形態では、実施の形態1の画像制御部51に換えてこの画像制御部651を採用したものとして説明する。従って、画像形成装置における、その他の共通する構成についてのここでの説明は省略する。
本実施の形態4の画像制御部551は、階調値が7から4になる以外は実施の形態1と全く同様に動作する。以下順を追ってその動作を説明する。
[2値画像書き込み処理について]
原画像が原画像データ処理部601に入力されると、原画像処理部601の256階調画像メモリ251内の256階調画像データが、図4に示すページ画面の同一ライン内の左端に相当する画素データから右端に相当する画素データまで順次読み出され、ディザスクリーンフィルタ611で4階調画像データに変換さる。変換された4階調画像データは、更に4階調データ2値化デコーダ614により2値データに変換され、2値画像メモリ103内に、ページ画面において、256階調画像メモリ251から読み出されたデータの画素の位置に対応させてその左端から右端に順に書き込まれる。この作業がページ画面の上のラインから下のラインに向かって順に繰り返されて1ページの変換が終了する。
ここでの2値画像書き込み方法は、前記した実施の形態1の場合に、ディザスクリーンフィルタ252(図2)で7階調データとされたデータが7階調データ2値化デコーダ215(図2)により2値データに変換され、2値画像メモリ103に書き込まれたのに対して、ディザスクリーンフィルタ611で4階調データとされたデータが4階調データ2値化デコーダ614により2値データに変換され、2値画像メモリ103に書き込まれものである。この処理過程で、前記した実施の形態1での処理と異なる点を重点的に以下に説明し、共通する処理内容についてはここでの説明を省略する。
画像2値化制御部651は、前記した実施の形態1の場合と同様に、前記した図8のタイムチャートに従って2値化処理を進める。この際に、4階調データ2値化デコーダ614は、図29に示した真理値表に従って4階調データs22を2値書き込みデータs26に変換し、順次2値画像メモリ103に出力する。この時、同時にメモリ書き込み信号発生部218から2値画像メモリ103に対して書き込み信号が出力され2値書き込みデータが書き込まれる。
例えば、ライン番号R、X座標番号Xの画素のデータ書き込み時に、4階調データ値(2)を2値化したデータを書き込む場合、図29の真理値表に従うと、グループ番号0、サブライン番号0に対応して論理値“0”を書き込み、グループ番号0、サブライン番号1に対応して論理値“1”を書き込み、グループ番号1、サブライン番号0に対応して論理値“0”を書き込み、グループ番号1、サブライン番号1に対応して論理値“0”を書込む。
[画像印刷制御について]
この画像印刷制御については、前記した実施の形態1で説明した印刷データ出力制御部104が行なう処理と全く同じであるため、ここでの詳細な説明を省略し、その処理によって印刷される4階調印刷について以下に説明する。
図30は、印刷データ出力制御部104が、前記した図10のタイムチャートに従って実行する4階調印刷において、各階調値に応じて印刷される各サブラインに形成されるサブドットのパターンを示したものである。例えば階調ラインy、ドットx(=0)において階調データ値(2)の印刷を行う場合、グループカウンタ値0、サブラインカウンタ値0に対応する位置では論理値“0”のためサブドットが形成されず、グループカウンタ値0、サブラインカウンタ値1に対応する位置には論理値“1”及び、ストローブ時間T[サブライン番号=1]に基づいて大ドットが形成され、グループカウンタ値1、サブラインカウンタ値0、及びグループカウンタ値1、サブラインカウンタ値1では、共には論理値“0”のなめ、これらに対応する位置にはサブドットは形成されない。
図31は、本実施の形態の方法によって補正した場合の利点を説明するための説明図である。同図(a)は、本実施の形態の方法、即ちY座標を補正量d[X座標]*Sだけ補正して2値画像メモリ103から印刷データ読み出だす方法によって、最小補正距離だけ移動させた場合の様子を示す。同図(a)に示すように、補正が行われる場合、このときの補正は前記したようにグループ(=2サブライン)単位で行われるため、各サブドットはグループのピッチH単位で移動して補正される。同図(b)は比較例として、他の方法によって最小補正距離だけ移動させた場合の様子を示す。
上記した階調表現方法による印刷時に、ドットを移動して補正させる場合、濃度(ここでは大きさ)の異なるサブドットが互いに対応する位置に配置されるグループ単位で移動する必要がある。それ以外で移動させると想定した階調値と異なる階調値のドットが形成されてしまう。
従って、本実施の形態によれば、各印刷ドットは、各グループで共通に、方向性を持った大、小の2つのサブドットで形成される2つグループで形成されているため、同図(a)に示すように、ドットグループのピッチH単位、即ち各ライン間の1/2の移動単位で補正することができる。一方、同図(b)の比較例の場合、1ビットを3つの異なる濃度(大きさ)のサブドットで形成されているため、印刷時にドットを移動して補正させる場合、ライン間の距離の単位で移動しなければならない。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、副走査方向の位置補正が各ライン間の1/2の移動単位で高精度に補正できるため、多色の重ね合わせの印刷における色ずれを軽減することができる。また、実施の形態1の場合よりも階調数が低いので、原画像制御部のディザスクリーンフィルタをソフトで作成した場合などには負荷が軽減されるので低価格の画像形成装置に向いている。
以上、詳細に説明してきたように、本特許を応用すればサブライン数を増加して階調数を上げ高密度化を行うことや、ドットグループ数を増加して副走査方向の位置補正精度を上げることが可能である。また、実施の形態4で示した構成では2値画像メモリ内の‘o’の数が多く冗長であるので2値画像を圧縮した状態でページメモリに格納し、読み出した時点で伸張することでメモリ容量を削減することも可能である。また、副走査方向の位置ずれの原因としてLEDヘッドが斜めに取り付けられる場合のみを例に挙げたが、LEDヘッド自体が歪んでいるために発生する位置ずれに対しても本発明の補正方式は有効である。更に各実施の形態では位置ずれ量のデータを各ドット毎に設定しているが、連続する複数のドット群毎に位置ずれ量メモリを持ち、補正をこのドット群単位で行うことも可能である。
本発明による画像形成装置の実施の形態1の構成例を概略的に示す概略構成図である。 図1に示す画像制御部の内部構成を示すブロック図である。 図1に示すLEDヘッドの内部構成を示すブロック図である。 本発明の説明に供するページ画面の説明図である。 図1のLEDヘッドが斜めに取り付けられて、副走査方向の位置ずれが生じた場合の読み出し補正量を説明するための説明図である。 補正無しの読み出しY座標と補正後の読み出しY座標とのページ画面上での位置関係を説明するための説明図である。 実施の形態1で実施される画像2値化処理のページ全体のタイムチャートである。 実施の形態1で実施される書き込み処理の各ライン内における画素単位の2値化処理を説明するためのタイムチャートである。 7階調データ2値化デコーダによる2値化処理のための真理値表である。 実施の形態1で実施される画像データ出力処理のタイムチャートである。 7階調印刷によって、各画素の各サブラインに、各階調値に応じて印刷されるサブドットのパターンを示す図である。 図10のタイムチャートに基づいて実施された、3ビット7階調データの印字結果を示す図であり、(a)は位置補正を行わない場合を示し、(b)は位置補正を行った場合をしめす。 (a)は実施の形態1の方法によって補正した場合の利点を説明するための説明図であり、(b)は比較例である。 本発明による実施の形態2の画像制御部の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態2で実施される画像2値化処理のページ全体のタイムチャートである。 実施の形態2で実施される書き込み処理の各ライン内における画素単位の2値化処理を説明するためのタイムチャートである。 15階調データ2値化デコーダによる2値化処理のための真理値表である。 実施の形態2で実施される画像データ出力処理のタイムチャートである。 15階調印刷によって、各画素の各サブラインに、各階調値に応じて印刷されるサブドットのパターンを示す図である。 (a)は実施の形態2の方法によって補正した場合の利点を説明するための説明図であり、(b)は比較例である。 本発明による実施の形態3の画像制御部の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態3で実施される画像2値化処理のページ全体のタイムチャートである。 実施の形態2で実施される書き込み処理の各ライン内における画素単位の2値化処理を説明するためのタイムチャートである。 10階調データ2値化デコーダによる2値化処理のための真理値表である。 実施の形態3で実施される画像データ出力処理のタイムチャートである。 10階調印刷によって、各画素の各サブラインに、各階調値に応じて印刷されるサブドットのパターンを示す図である。 (a)は実施の形態3の方法によって補正した場合の利点を説明するための説明図であり、(b)は比較例である。 本発明による実施の形態4の画像制御部の内部構成を示すブロック図である。 4階調データ2値化デコーダによる2値化処理のための真理値表である。 4階調印刷によって、各画素の各サブラインに、各階調値に応じて印刷されるサブドットのパターンを示す図である。 (a)は実施の形態4の方法によって補正した場合の利点を説明するための説明図であり、(b)は比較例である。 従来技術の説明に供する図である。 従来技術の説明に供する図である。 従来技術の説明に供する図である。 階調表現方法の説明に供する図である。
符号の説明
10 画像形成装置、 11〜14 現像形成部、 17 記録用紙、 21〜24 LEDヘッド、 31〜34 感光体ドラム、 41〜44 転写ローラ、 51〜55 画像制御部、 61,62 ヒートローラ、 101 原画像処理部、 102 画像2値化制御部、 103 2値画像メモリ、 104 印刷データ出力制御部、 105 タイミング制御部、 211 X座標カウンタ、 212 ラインカウンタ、 213 グループカウンタ、 214 サブラインカウンタ、 215 7階調データ2値化デコーダ、 216 Y座標計算部、 217 書き込みアドレス計算部、 218 メモリ書き込み信号発生部、 231 X座標カウンタ、 232 ラインカウンタ、 233 グループカウンタ、 234 サブラインカウンタ、 235 Y座標計算部、 236 ストローブ時間メモリ、 237 ストローブ信号発生回路、 238 読み出しアドレス計算部、 239 ヘッド書き込み制御部、 240 副走査方向位置ずれ量メモリ、 241 掛け算器、 251 階調画像メモリ、 252 ディザスクリーンフィルタ、 253 階調メモリアドレス計算部、 301 ドライバチップ、 311 シフトレジスタ、 312 ラッチ、 313 ドライバ、 315 LEDアレイ、 316 LED素子(LED)、 320 ロッドレンズアレイ、 401 原画像処理部、 402 画像2値化制御部、 403 2値画像メモリ、 404 印刷データ出力制御部、 411 ディザスクリーンフィルタ、 412 サブラインカウンタ、 413 Y座標計算部、 414 15階調データ2値化デコーダ、 421 サブラインカウンタ、 422 掛け算器、 423 Y座標計算部、 424 ストローブ時間メモリ、 451 画像制御部、 501 原画像処理部、 502 画像2値化制御部、 503 2値画像メモリ、 504 印刷データ出力制御部、 511 ディザスクリーンフィルタ、 512 グループカウンタ、 513 Y座標計算部、 514 10階調データ2値化デコーダ、 521 グループカウンタ、 551 画像制御部、 601 原画像処理部、 602 画像2値化制御部、 611 ディザスクリーンフィルタ、 614 4階調データ2値化デコーダ、 651 画像制御部。

Claims (9)

  1. 記録用紙に、入力する原画像nビットの階調データに基づいて、画素毎に階調値Mのドットを形成する画像形成装置であって、
    複数の発光素子から成る発光素子アレイの発光を制御して感光体ドラムを露光して静電潜像を形成し、前記入力するnビットの階調データの1画素に対応させて、前記記録用紙の搬送方向に相当する副走査方向に仮想的にS*G個配列されるサブライン上に選択的にサブドットを形成することによって階調値Mのドットを形成するドット形成手段を有し、
    前記ドット形成手段は、前記S*G個のサブラインを、S個のサブラインを含むG個のグループに分割し、各グループ内のS個のサブラインに対して互いに異なる露光エネルギーでサブドットを形成し、且つ各グループの対応するサブラインのサブドットを略同一の露光エネルギーで形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ドット形成手段は、
    前記nビットの階調データを、該階調データよりも階調値の低い階調値Mの階調データに変換する階調値変換手段と、
    前記階調値Mの階調データを、前記S*G個のサブラインに対応して設定した真理値に基づいて2値化した2値書き込みデータと、該2値書き込みデータを、前記S*G個のサブラインに対応させて書き込むための書き込みアドレスとを出力する画像2値化制御部と、
    前記2値書き込みデータを前記書き込みアドレスで指定された番地にメモリする2値画像メモリと、
    前記2値画像メモリから、前記S*G個のサブラインに対応する前記2値書き込みデータを2値読み出しデータとして読み出し、前記S個のサブラインに対応して互いに異なるエネルギーを供給するためのエネルギー供給情報を生成し、前記2値読み出しデータと前記エネルギー供給情報とを送信する印刷データ出力制御部と、
    前記2値読み出しデータと前記エネルギー供給情報とを受信して、前記2値読み出しデータと前記エネルギー供給情報に基づいて、対応する前記発光素子の発光及び発光時間を設定する発光ヘッドと
    を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記入力するnビットの階調データは、前記副走査方向に仮想的にL個配列される各ラインに、前記副走査方向と直交する走査方向にW個配列されるL*W個の画素のデータであり、前記ドット形成手段がL*W個の各画素に対応して前記階調値Mのドットを形成することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記L個のラインはそれぞれ前記S*G個のサブラインからなり、前記書き込みアドレスは、各サブラインの位置を示すY座標と前記走査方向に配列されたドットの位置を示すX座標に基づいて構成され、
    前記印刷データ出力制御部は、前記2値書き込みデータを読み出す際に、読み出しアドレスとしてのY座標を、予め前記X座標に応じて設定される、前記グループのピッチを補正単位とする補正量を加えて補正することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記階調値Mと、前記グループの数G及び前記グループ内のサブラインの数Sとの関係が、
    M≦(2−1)*G+1
    であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記グループの数Gが2、前記グループ内のサブラインの数Sが2、前記階調値Mが7であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記グループの数Gが2、前記グループ内のサブラインの数Sが3、前記階調値Mが15であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 前記グループの数Gが3、前記グループ内のサブラインの数Sが2、前記階調値Mが10であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  9. 前記グループの数Gが2、前記グループ内のサブラインの数Sが2、前記階調値Mが4であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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