JP4940632B2 - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents

ヒートポンプ給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4940632B2
JP4940632B2 JP2005323524A JP2005323524A JP4940632B2 JP 4940632 B2 JP4940632 B2 JP 4940632B2 JP 2005323524 A JP2005323524 A JP 2005323524A JP 2005323524 A JP2005323524 A JP 2005323524A JP 4940632 B2 JP4940632 B2 JP 4940632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expander
heat pump
hot water
water supply
supply apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005323524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007132541A (ja
Inventor
繁治 平良
滋彦 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2005323524A priority Critical patent/JP4940632B2/ja
Publication of JP2007132541A publication Critical patent/JP2007132541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4940632B2 publication Critical patent/JP4940632B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

本発明は、膨張機を備えたヒートポンプ給湯装置に関する。
過去に「圧縮機と膨張機とが同一の回転シャフトを介して回転駆動される流体搬送装置を搭載し、膨張機から生じる回転動力を圧縮機に伝達するヒートポンプ式給湯装置」の発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−240341号公報 特開2004−150748号公報
しかし、このようなヒートポンプ式給湯装置では、流体搬送装置において圧縮機と膨張機との流量比(容積比)が一意に決定されているため、流体搬送装置周辺の外気温度などが変化すれば、膨張機へ流入する冷媒の量に過不足が生じて、最適なCOP(Coefficient of performance:成績係数)を維持することが困難となる。
本発明の課題は、膨張機から生じる回転動力を十分に利用しながら最適なCOPを維持することができるヒートポンプ式給湯装置を提供することにある。
第1発明に係るヒートポンプ給湯装置は、冷媒回路および給湯回路を備える。冷媒回路は、圧縮機構、放熱器、膨張機、および蒸発器を順次接続して成り、内部を冷媒が循環している。なお、ここにいう「放熱器」は、凝縮器やガスクーラである。給湯回路は、放熱器に流れる冷媒と熱交換させるための液流体が、液流体ポンプによって、内部を循環している。圧縮機構は、外部電源から供給される電気エネルギーによって駆動している。液流体ポンプは、前記膨張機で回収した回転動力が直接的に伝達されることにより駆動し、放熱器に向けて液流体を送る。なお、ここで、液流体ポンプの駆動には、膨張機から生じる回転動力に加えて他の動力(例えば、電動機から生じる動力など)が利用されてもよい
このヒートポンプ給湯装置では、同一冷媒回路内の圧縮機ではなく、液流体ポンプが、膨張機から生じる回転動力を利用して液流体を放熱器に送り出す。つまり、このヒートポンプ給湯装置では、膨張機の回転速度は、必ずしも圧縮機の回転速度と同じである必要はない。このため、このヒートポンプ給湯装置では、周辺の外気温度などが変化したとしても、膨張機の回転速度を適切に変化させることにより、最適なCOPを維持することができる。また、このヒートポンプ給湯装置では、膨張機から生じる回転動力が直接的液流体ポンプの駆動に利用されるため、膨張機から生じる回転動力を十分に利用することができる。したがって、このヒートポンプ給湯装置では、膨張機から生じる回転動力を十分に利用しながら最適なCOPを維持することができる。
第2発明に係るヒートポンプ給湯装置は、第1発明に係るヒートポンプ給湯装置であって、冷媒回路を流れる冷媒は、冷凍サイクルの高圧側において超臨界状態で作動する二酸化炭素である
発明に係るヒートポンプ給湯装置は、第1発明または第2発明に係るヒートポンプ給湯装置であって、液流体ポンプを駆動させるための電動機と、膨張機と同一の回転シャフトを有する電動機とをさらに備える。
このヒートポンプ給湯装置では、膨張機と同一の回転シャフトを有する電動機により液流体ポンプが駆動される。このため、このヒートポンプ給湯装置では、膨張機から生じる回転動力を回転シャフトを介して直接、液流体ポンプに伝達することができる。
発明に係るヒートポンプ給湯装置は、第1発明または第2発明に係るヒートポンプ給湯装置であって、クラッチ機構をさらに備える。クラッチ機構は、膨張機から生じる回転動力を液流体ポンプへ伝達する第3状態と、膨張機から生じる回転動力を液流体ポンプへ伝達しない第4状態とを切換可能である。なお、このクラッチ機構は、膨張機と液流体ポンプ(あるいは液流体ポンプ用の電動機)との間に設けられる。
このヒートポンプ給湯装置では、クラッチ機構が、第3状態と第4状態とを切換可能である。このため、このヒートポンプ給湯装置では、クラッチ機構を直結、差動、切断させることにより膨張機から液流体ポンプへ伝達される回転動力を適宜調節することができる。
発明に係るヒートポンプ給湯装置は、第1発明または第2発明に係るヒートポンプ給湯装置であって、ギア機構とをさらに備える。ギア機構は、膨張機から生じる回転動力の液流体ポンプへの伝達を媒介する。
このヒートポンプ給湯装置では、ギア機構が、膨張機から生じる回転動力の液流体ポンプへの伝達を媒介する。このため、このヒートポンプ給湯装置では、ギア比を調節することにより液流体ポンプへの動力伝達の度合いを調節することができる。
発明に係るヒートポンプ給湯装置は、第1発明または第2発明に係るヒートポンプ給湯装置であって、トランスミッション機構をさらに備える。トランスミッション機構は、膨張機から生じる回転動力の液流体ポンプへの伝達を媒介する。
このヒートポンプ給湯装置では、トランスミッション機構が、膨張機から生じる回転動力の液流体ポンプへの伝達を媒介する。このため、このヒートポンプ給湯装置では、適切なギア比を適宜選択することにより液流体ポンプへの動力伝達の度合いを調節することができる。
第1発明に係るヒートポンプ給湯装置では、周辺の外気温度などが変化したとしても、膨張機の回転速度を適切に変化させることにより、最適なCOPを維持することができる。また、このヒートポンプ給湯装置では、膨張機から生じる回転動力が直接的液流体ポンプの駆動に利用されるため、膨張機から生じる回転動力を十分に利用することができる。したがって、このヒートポンプ給湯装置では、膨張機から生じる回転動力を十分に利用しながら最適なCOPを維持することができる。
発明に係るヒートポンプ給湯装置では、膨張機から生じる回転動力を回転シャフトを介して直接、液流体ポンプに伝達することができる。
発明に係るヒートポンプ給湯装置では、クラッチ機構を直結、差動、切断させることにより膨張機から液流体ポンプへ伝達される回転動力を適宜調節することができる。
発明に係るヒートポンプ給湯装置では、ギア比を調節することにより液流体ポンプへの動力伝達の度合いを調節することができる。
発明に係るヒートポンプ給湯装置では、適切なギア比を適宜選択することにより液流体ポンプへの動力伝達の度合いを調節することができる。
<第1実施形態>
ここでは、図1を用いて本発明の第1実施形態に係るヒートポンプ給湯装置1について説明する。
〔ヒートポンプ給湯装置の構成〕
本発明の第1実施形態に係るヒートポンプ給湯装置1は、図1に示されるように、主に、ヒートポンプユニット10、貯湯タンクユニット30、およびこれらのユニット10,30を接続する連絡用水配管51,52から構成されている。なお、ヒートポンプユニット10は屋外に設置され、貯湯タンクユニット30は屋内に設置される。
以下、ヒートポンプユニット10および貯湯タンクユニット30についてそれぞれ詳述する。
(1)ヒートポンプユニット
ヒートポンプユニット10は、図1に示されるように、主に、冷媒回路11、水ポンプ27、発電機61、蓄電器62、コンバータ63、ポンプ制御部64、および電動機65を備えている。
冷媒回路11は、図1に示されるように、主冷媒回路12、バイパス配管13、およびインジェクション配管14から構成されている。なお、第1実施形態に係る冷媒回路11には冷媒としてCO2(二酸化炭素)が封入されており、この冷媒回路11では高圧側でCO2が超臨界圧力となるようにコントロールされる。
主冷媒回路12は、図1に示されるように、主に、圧縮機15、水熱交換器17、二重管熱交換器28、膨張機16、空気熱交換器20、およびそれらの機器15,16,17,20,28を配管接続する接続用冷媒配管24A,24B,24C,24D,24E,24Fから構成されている。
圧縮機15は、インバータ制御可能なスクロール式圧縮機であって、吐出側が第1接続用冷媒配管24Aを介して水熱交換器17の入口側に接続され、吸入側が第6接続用冷媒配管24Fを介して二重管熱交換器28のガス管の出口側に接続されている。
水熱交換器17は、主に、水ジャケット(図示せず)と、水ジャケット内に配置される複数回折り返された伝熱管(図示せず)とを備えている。そして、水ジャケットは、入口側が第1水配管25に接続され、出口側が第2水配管26に接続されている。また、伝熱管は、入口側が第1接続用冷媒配管24Aを介して圧縮機15の吸入側に接続され、出口側が第2接続用冷媒配管24Bを介して二重管熱交換器28の液管の入口側に接続されている。そして、この水熱交換器17では、第1水配管25から水ジャケットに流入する水または温水が、圧縮機から第1接続用冷媒配管24Aを通って伝熱管に流入する高温の超臨界冷媒と熱交換して高温の温水(湯)となると同時に伝熱管に流れる超臨界冷媒が冷却される。そして、超臨界冷媒との熱交換を終えた高温の温水(湯)は、その後、第2水配管26に流入する。
二重管熱交換器28は、主に、ガス管と液管とを備えている。そして、ガス管は、入口側が第5接続用冷媒配管24Eを介して空気熱交換器20の出口側に接続され、出口側が第6接続用冷媒回路24Fを介して圧縮機15の吸入側に接続される。また、液管は、入口側が第2接続用冷媒配管24Bを介して水熱交換器17の伝熱管の出口側に接続され、出口側が第3接続用冷媒配管24Cを介して膨張機16の流入側に接続される。そして、この二重管熱交換器28では、ガス管に流れるガス冷媒と、液管に流れる超臨界冷媒とが熱交換されることになる。なお、このとき、液管側からガス管側に向かって温熱が移動し、ガス管側から液管側に向かって冷熱が移動することになる。
膨張機16は、インバータ制御可能なスクロール式膨張機であって、流入側が第3接続用冷媒配管24Cを介して二重管熱交換器28の液管の出口側に接続され、流出側が第4接続用冷媒配管24Dを介して空気熱交換器20の入口側に接続されている。また、この膨張機16は図1に示されるように発電機61と同一の回転シャフト71を有しており、発電機61は、膨張機16から生じる動力により回転駆動され発電を行う。また、この膨張機16は、圧縮機15とともに集中制御装置(図示せず)に通信接続されており、圧縮機15の回転速度に依存してその回転速度が調節される。
空気熱交換器20は、クロスフィン・アンド・チューブ式の熱交換器であって、入口側が第4接続用冷媒配管24Dを介して膨張機16の流出側に接続され、出口側が第5接続用冷媒配管24Eを介して二重管熱交換器28のガス管の入口側に接続されている。そして、この空気熱交換器20では、膨張機16により減圧された超臨界冷媒がファン21により送風される空気と熱交換してガス冷媒となると同時にその空気が冷却される。なお、ファン21は、図1に示されるように、主に、羽根車22とファンモータ23とから構成されており、羽根車22がファンモータ23により回転駆動されることにより送風機能を発揮する。
バイパス配管13は、冷媒流量調節のために設けられる配管であって、図1に示されるように、第3接続用冷媒配管24Cから分岐して第4接続用冷媒配管24Dに合流する配管であり、二重管熱交換器28の液管の出口側と空気熱交換器20の入口側とを結んでいる。そして、このバイパス配管13には、バイパス配管13を通る超臨界冷媒の流量を調節する第1冷媒量調節弁(電子膨張弁)18が設けられている。
インジェクション配管14は、冷媒流量調節のために設けられる配管であって、図1に示されるように、第3接続用冷媒配管24Cのうちバイパス配管13の分岐点と膨張機16の流入口との間の部分から分岐して膨張機16の膨張過程の途中に合流する配管である。そして、このインジェクション配管14には、インジェクション配管14を通る超臨界冷媒の流量を調節する第2冷媒量調節弁19が設けられている。
なお、圧縮機15の電動機は、図示しない制御装置に通信接続されており、その回転速度が制御されるようになっている。
水ポンプ27は、第1水配管25に設けられており、電動機65により回転シャフト81を介して駆動され、後述する貯湯タンク31に貯蔵されている水あるいは温水をヒートポンプユニット10の水熱交換器17の水ジャケットに供給する。
発電機61は、膨張機16から生じる回転動力により回転し発電を行う。そして、この発電機61は、第1電灯線72により蓄電器62と接続されており、発生させた電気を蓄電器62に蓄える。
コンバータ63は、図1に示されるように、第2電灯線73を介して蓄電器62に接続されており、蓄電器62から供給される交流電流を直流電流に変換する役目を担う。
ポンプ制御部64は、主に、インバータ回路(図示せず)、制御回路(図示せず)、およびスイッチ回路(図示せず)を有する。インバータ回路は、第3電灯線74を介してコンバータ63に接続されており、直流電流を交流電流に変換する。制御回路は、インバータ回路に接続されており、インバータ回路の制御を行う。スイッチ回路は、インバータ回路および第4電灯線75を介して電動機65に接続されており、電動機65へ給電する状態と、電動機65への給電を停止し蓄電する状態とに切換可能になっている。
電動機65は、その回転中心が回転シャフト81を介して水ポンプの回転中心に連結されている。また、この電動機65は、図示しない電力供給線に接続され、外部電源からも給電される。なお、本実施の形態では、外部電源からの電気供給は、蓄電器62からの電気供給が停止された場合にのみ行われる。
(2)貯湯タンクユニット
貯湯タンクユニット30は、図1に示されるように、主に、貯湯タンク31および複数の水配管33,34,35,36から構成されている。
貯湯タンク31は、貯湯タンク31内に貯蔵される水または温水をヒートポンプユニット10の水熱交換器17の水ジャケットに供給するための第3水配管34に接続されていると共に、ヒートポンプユニット10の水熱交換器17の水ジャケットから流出される高温の温水あるいは湯を貯湯タンク31に戻すための第4水配管33と接続されている。なお、ここで、第3水配管34は貯湯タンク31の下部から延びており、第4水配管33は貯湯タンク31の上部から延びている。また、第3水配管34は第1連絡用水配管51を介して第1水配管25に接続され、第4水配管33は第2連絡用水配管52を介して第2水配管26に接続されている。また、この貯湯タンク31は、外部からの水を貯湯タンク31に供給するための給水配管35に接続されると共に、住戸に高温の温水または湯を供給するための給湯配管36に接続されている。なお、ここで、給水配管35は貯湯タンク31の下部から延びており、給湯配管36は貯湯タンク31の上部から延びている。また、この貯湯タンク31には内部に図示しない温度センサが挿入されており、温度センサの信号値が所定の閾値(設定湯温)を下回ると、ヒートポンプユニット10および水ポンプ27が運転されるようになっている。
〔ヒートポンプ給湯装置の運転〕
通常、第1冷媒量調節弁18および第2冷媒量調節弁19は共に閉状態とされる。
そして、この状態で、圧縮機15が運転を開始し出すと、ガス冷媒が、圧縮機15に吸入されて圧縮された後、超臨界状態となり、第1接続用冷媒配管24Aを通って水熱交換器17の伝熱管に送られ、水熱交換器17の水ジャケットを流れる水または温水と熱交換して冷却される。つまり、このとき、水熱交換器17の伝熱管を流れる水または温水は、加熱されて高温の温水(湯)となる。なお、この高温の温水(湯)は、水ポンプ27により貯湯タンク31に送られる。そして、貯湯タンク31に送られた高温の温水(湯)が設定湯温に達しない場合は、更にその温水(湯)が水ポンプ27により水熱交換器17に送られることになる。逆に、貯湯タンク31に送られた高温の温水(湯)が設定湯温に達した場合は、圧縮機15および水ポンプ27が停止させられることになる。
そして、冷却された超臨界冷媒が、第2接続用冷媒配管24Bを通って二重管熱交換器28の液管へ送られる。そして、このとき、液管を流れる超臨界冷媒は、ガス管を流れるガス冷媒と熱交換を行い、加熱された後、第3接続用冷媒配管24Cを追って膨張機16へ送られる。
膨張機16に送られた超臨界冷媒は、減圧された後に第4接続用冷媒配管24Dを通って空気熱交換器20に送られ、ファン21から送風される空気と熱交換することにより蒸発されてガス冷媒となる。
そして、空気熱交換器20から流出したガス冷媒が、第5接続用冷媒配管24Eを通って二重管熱交換器28のガス管へ送られる。そして、このとき、ガス管を流れるガス冷媒は、液管を流れる超臨界冷媒と熱交換を行い、冷却された後、第6接続用冷媒配管24Fを通って、再び、圧縮機15に吸入される。
なお、夏期など、外気温度が高くなる時期では、第1冷媒量調節弁18が開状態とされ、第2冷媒量調節弁19が閉状態とされる。なお、第1冷媒量調節弁18の開度は、外気温度や水熱交換器17に流入する水や温水の温度の変化などに基づいて決定される。
このとき、水熱交換器17において冷却された超臨界冷媒は、第2接続用冷媒配管24B、二重管熱交換器28の液管、および第3接続用冷媒配管24Cを通って膨張機16に送られるとともに、その一部がバイパス配管13を通って第1冷媒量調節弁18に送られる。そして、膨張機16および第1冷媒量調節弁18に送られた超臨界冷媒は、それぞれ減圧された後に合流して空気熱交換器20に送られる。
また、冬期など、外気温度が低くなる時期では、第1冷媒量調節弁18が閉状態とされ、第2冷媒量調節弁19が開状態とされる。なお、第2冷媒量調節弁19の開度は、外気温度や水熱交換器17に流入する水や温水の温度の変化などに基づいて決定される。
そして、水熱交換器17において冷却された超臨界冷媒は、第2接続用冷媒配管24Bを通って膨張機16に送られるとともに、その一部がインジェクション配管14を通って膨張機16の膨張過程の途中に送られ、ともに減圧された後に空気熱交換器20に送られる。
〔ヒートポンプ給湯装置の特徴〕
(1)
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、膨張機16の回転速度は、圧縮機15の回転速度と必ずしも同じではなく、圧縮機15の回転速度に対して適切になるように制御される。このため、このヒートポンプ給湯装置1では、周辺の外気温度などが変化したとしても、最適なCOPを維持することができる。
(2)
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、膨張機16から生じる回転動力が利用されて電気エネルギーが生成、蓄電され、電動機65に供給される。このため、このヒートポンプ給湯装置1では、外部電源から供給される電気の費用を節約することができるとともに、膨張機16の回転速度が低下し、発電機61が発電を十分に行えない状況であっても電動機65を駆動させることができる。
(3)
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、スイッチ回路が、電動機65へ給電する状態と、電動機65への給電を停止し蓄電する状態とに切換可能である。このため、このヒートポンプ給湯装置では、蓄電と給電とを適宜選択することができる。
〔変形例〕
(A)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、スクロール式の圧縮機15が採用されていたが、これに代えて、ロータリー式やスイング式などの他の形式の圧縮機が採用されてもかまわない。
(B)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、スクロール式の膨張機16が採用されていたが、これに代えて、ロータリー式やスイング式などの他の形式の膨張機が採用されてもかまわない。
(C)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、主冷媒回路12に、インジェクション配管14および第2冷媒量調節弁19が取り付けられていたが、これに代えて、圧縮機15の吸入側に膨張弁を設けてもかまわない。
(D)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、バイパス配管13およびインジェクション配管14が主冷媒回路12に取り付けられていたが、これらの配管13,14は取り外されてもかまわない。
(E)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、冷媒回路11に冷媒としてCO2(二酸化炭素)が封入されていたが、この冷媒を、フロン系や、アンモニア、炭化水素などの冷媒としてもかまわない。ただし、かかる場合、水熱交換器17はガスクーラとして機能するのではなく凝縮器として機能することになる。
(F)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1では、発電機61および蓄電器62が水ポンプ27を駆動させるための電動機65に電気接続されたが、これに代えて、発電機61および蓄電器62をファンモータ23に電気接続するようにしてもよい。
<第2実施形態>
ここでは、図2を用いて本発明の第2実施形態に係るヒートポンプ給湯装置2について説明する。
〔ヒートポンプ給湯装置の構成〕
本発明の第2実施形態に係るヒートポンプ給湯装置1は、図2に示されるように、主に、ヒートポンプユニット10a、貯湯タンクユニット30、およびこれらのユニット10a,30を接続する連絡用水配管51,52から構成されている。なお、ここで、貯湯タンクユニット30および連絡用水配管51,52は、第1実施形態の貯湯タンクユニット30および連絡用水配管51,52と同一のものであるので、同じ符号を付して説明を省略する。また、ヒートポンプユニット10aは屋外に設置される。
以下、ヒートポンプユニット10aについて詳述する。
(ヒートポンプユニット)
ヒートポンプユニット10aは、図2に示されるように、主に、冷媒回路11、水ポンプ27、および電動機65を備えている。なお、ここで、冷媒回路11は、第1実施形態の冷媒回路11と同一のものであるので、同じ符号を付して説明を省略する。そして、以下では、第1実施形態に係るヒートポンプ給湯装置1とは異なる「膨張機16と水ポンプ27との接続構成」について詳述する。
この実施の形態において、膨張機16および水ポンプ27は、それらの回転中心が共に電動機65から延びる回転シャフト81に連結されている。そして、この電動機65に外部電源から供給される電気エネルギーが供給されると、膨張機16および水ポンプ27が同時に同一の回転速度で回転駆動される。そして、このとき、膨張機16では動力回収が行われ、回収された膨張機16の回転動力が水ポンプ27に伝達される。なお、この電動機65には、図示しないインバータ装置が接続されており、その回転速度が自在に変化させられる。
〔ヒートポンプ給湯装置の特徴〕
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置2では、膨張機16および水ポンプ27の回転中心が共に電動機65から延びる回転シャフト81に連結されている。このため、このヒートポンプ給湯装置2では、膨張機16から生じる回転動力を回転シャフト81を介して直接、水ポンプ27に伝達することができる。
〔変形例〕
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置2では、膨張機16および水ポンプ27の回転中心が共に電動機65から延びる回転シャフト81に連結されていたが、これに代えて、膨張機16および羽根車22の回転中心が共にファンモータ23から延びる回転シャフトに連結されてもよい。このようにすれば、膨張機16から回収される回転動力を利用して羽根車22を回すことができる。
<第3実施形態>
ここでは、図3を用いて本発明の第3実施形態に係るヒートポンプ給湯装置3について説明する。
〔ヒートポンプ給湯装置の構成〕
本発明の第3実施形態に係るヒートポンプ給湯装置3は、図3に示されるように、主に、ヒートポンプユニット10b、貯湯タンクユニット30、およびこれらのユニット10b,30を接続する連絡用水配管51,52から構成されている。なお、ここで、貯湯タンクユニット30および連絡用水配管51,52は、第1実施形態の貯湯タンクユニット30および連絡用水配管51,52と同一のものであるので、同じ符号を付して説明を省略する。また、ヒートポンプユニット10bは屋外に設置される。
以下、ヒートポンプユニット10bについて詳述する。
(ヒートポンプユニット)
ヒートポンプユニット10bは、図3に示されるように、主に、冷媒回路11、水ポンプ27、電動機65、およびクラッチ機構82を備えている。なお、ここで、冷媒回路11は、第1実施形態の冷媒回路11と同一のものであるので、同じ符号を付して説明を省略する。そして、以下では、第1実施形態に係るヒートポンプ給湯装置1とは異なる「膨張機16と水ポンプ27との接続構成」について詳述する。
この実施の形態において、膨張機16および水ポンプ27は、図3に示されるように、回転シャフト83、クラッチ機構82、回転シャフト81、および電動機65を介して連結されている。
回転シャフト83は、膨張機16の回転中心とクラッチ機構82に設けられる2枚のクラッチ板(図示せず)(後述)の一方の回転中心とを連結している。また、回転シャフト81は、電動機65から延びており、クラッチ板の他方の回転中心と水ポンプ27の回転中心とを連結している。
クラッチ機構82では、上記2枚のクラッチ板がクラッチ制御部85によって連結させられたり乖離させられたりすることにより、膨張機16から回収される動力が水ポンプ27に伝達されたり、その動力伝達が切断されたりする。また、クラッチ板の連結の度合いを調整すること(半クラッチ)によって、上記動力伝達の程度を変化させること(差動)も可能である。なお、この電動機65には、インバータ装置84が接続されており、その回転速度が自在に変化させられる。
〔ヒートポンプ給湯装置の特徴〕
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置3では、膨張機16および水ポンプ27が回転シャフト81,83およびクラッチ機構82を介して連結されている。このため、このヒートポンプ給湯装置1では、クラッチ機構82を直結、差動、切断させることにより膨張機16から水ポンプ27へ伝達される回転動力を適宜調節することができる。
〔変形例〕
(A)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置3では、膨張機16および水ポンプ27が回転シャフト81,83およびクラッチ機構82を介して連結されていたが、これに代えて、膨張機16および羽根車22が回転シャフト81,83およびクラッチ機構82を介して連結されてもよい。
(B)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置3では、膨張機16および水ポンプ27が回転シャフト81,83およびクラッチ機構82を介して連結されたヒートポンプユニット10bが採用されていたが、図4に示されるように、クラッチ機構82と電動機65との間にギア機構86が挿入されるヒートポンプユニット10cを採用してもよい。このようなヒートポンプ給湯装置3aでは、クラッチ機構82のクラッチ板から延びる回転シャフト87および電動機65から延びる回転シャフト81の先端にギアが設けられることになる。このようにすれば、ギア比を調節することにより膨張機16から水ポンプ27への動力伝達の度合いを調節することができる。
(C)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置3では、膨張機16および水ポンプ27が回転シャフト81,83およびクラッチ機構82を介して連結されたヒートポンプユニット10bが採用されていたが、図5に示されるように、クラッチ機構82と電動機65との間にトランスミッション機構88が挿入されるヒートポンプユニット10dを採用してもよい。このようなヒートポンプ給湯装置3bでは、クラッチ機構82のクラッチ板から延びる回転シャフト87および電動機65から延びる回転シャフト81がトランスミッション機構88に連結されることになる。このようにすれば、トランスミッション機構88において適切なギアを選択することにより膨張機16から水ポンプ27への動力伝達の度合いを調節することができる。なお、ここでは、クラッチ機構82とトランスミッション機構88とは同一の制御装置89により集中制御されることになる。
(D)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置3では、膨張機16および水ポンプ27が回転シャフト81,83およびクラッチ機構82を介して連結されていたが、これに代えて、回転シャフト81,83およびギア機構を介して膨張機16と水ポンプ27とを連結してもよい。
(E)
先の実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置3では、膨張機16および水ポンプ27が回転シャフト81,83およびクラッチ機構82を介して連結されていたが、これに代えて、回転シャフト81,83およびトランスミッション機構を介して膨張機16と水ポンプ27とを連結してもよい。
本発明に係るヒートポンプ給湯装置は、膨張機から生じる回転動力を十分に利用しながら最適なCOPを維持することができるという特徴を有し、省エネルギーが求められるヒートポンプ給湯装置として有用である。
本発明の第1実施形態に係るヒートポンプ給湯装置の回路図である。 本発明の第2実施形態に係るヒートポンプ給湯装置の回路図である。 本発明の第3実施形態に係るヒートポンプ給湯装置の回路図である。 本発明の第3実施形態の変形例(B)に係るヒートポンプ給湯装置の回路図である。 本発明の第3実施形態の変形例(C)に係るヒートポンプ給湯装置の回路図である。
ヒートポンプ給湯装置
11 冷媒回路
15 圧縮機(圧縮機構)
16 膨張機
17 水熱交換器(放熱器)
20 空気熱交換器(蒸発器)
27 水ポンプ(液流体ポンプ)
61 発電機
62 蓄電器
65 電動機
71,81 回転シャフト
82 クラッチ機構
86 ギア機構
88 トランスミッション機構

Claims (6)

  1. 圧縮機構(15)、放熱器(17)、膨張機(16)、および蒸発器(20)を順次接続して成り、内部を冷媒が循環している冷媒回路(11)と、
    前記放熱器に流れる前記冷媒と熱交換させるための液流体が、液流体ポンプ(27)によって、内部を循環している給湯回路と、
    を備え、
    前記圧縮機構(15)は、外部電源から供給される電気エネルギーによって駆動し、
    前記液流体ポンプ(27)は、前記膨張機で回収した回転動力が直接的に伝達されることにより駆動し、前記放熱器に向けて前記液流体を送る、
    ヒートポンプ給湯装置()。
  2. 前記冷媒回路(11)を流れる冷媒は、冷凍サイクルの高圧側において超臨界状態で作動する二酸化炭素である、
    請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置
  3. 前記液流体ポンプを駆動させるための電動機(65)をさらに備え、
    前記電動機は、前記膨張機と同一の回転シャフト(81)を有する、
    請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯装置
  4. 前記膨張機から生じる回転動力を前記液流体ポンプへ伝達する第3状態と、前記膨張機から生じる回転動力を前記液流体ポンプへ伝達しない第4状態とを切換可能であるクラッチ機構(82)をさらに備える、
    請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯装置
  5. 前記膨張機から生じる回転動力の前記液流体ポンプへの伝達を媒介するギア機構(86)をさらに備える、
    請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯装置
  6. 前記膨張機から生じる回転動力の前記液流体ポンプへの伝達を媒介するトランスミッション機構(88)をさらに備える、
    請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯装置
JP2005323524A 2005-11-08 2005-11-08 ヒートポンプ給湯装置 Expired - Fee Related JP4940632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323524A JP4940632B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 ヒートポンプ給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323524A JP4940632B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 ヒートポンプ給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007132541A JP2007132541A (ja) 2007-05-31
JP4940632B2 true JP4940632B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=38154354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005323524A Expired - Fee Related JP4940632B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 ヒートポンプ給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4940632B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009092259A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP5282516B2 (ja) * 2008-10-02 2013-09-04 東京電力株式会社 電源装置、圧縮式冷媒サイクル装置および貯湯式給湯システム
SE536432C2 (sv) 2012-03-20 2013-10-29 Energihuset Foersaeljnings Ab Hardy Hollingworth Värmecykel för överföring av värme mellan medier och för generering av elektricitet
CN103388905B (zh) * 2013-07-12 2015-10-21 西安交通大学 一种蒸发器流量可调节的热泵热水器系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947221B2 (ja) * 1977-11-17 1984-11-17 松下電器産業株式会社 空調機の制御装置
JPS62252870A (ja) * 1986-04-23 1987-11-04 株式会社 前川製作所 冷凍又はヒ−トポンプサイクルにおける冷媒流量制御方法
JPH01168518A (ja) * 1987-12-22 1989-07-04 Nippon Denso Co Ltd 車両用冷凍装置
JP3412525B2 (ja) * 1998-07-13 2003-06-03 トヨタ自動車株式会社 動力出力装置及びその制御方法並びにハイブリッド車両
JP2001272135A (ja) * 2000-03-29 2001-10-05 Yanmar Diesel Engine Co Ltd エンジンヒートポンプの排熱回収機構
JP3915538B2 (ja) * 2002-02-20 2007-05-16 ダイキン工業株式会社 給湯機
JP2003336930A (ja) * 2002-05-23 2003-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 太陽光発電ヒートポンプ装置
JP3863480B2 (ja) * 2002-10-31 2006-12-27 松下電器産業株式会社 冷凍サイクル装置
JP2004263667A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Osaka Gas Co Ltd コージェネレーションシステム
JP2005172336A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Kansai Electric Power Co Inc:The 自然冷媒ヒートポンプシステム
JP4034291B2 (ja) * 2004-04-26 2008-01-16 株式会社デンソー 流体機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007132541A (ja) 2007-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4736727B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
CN102597660B (zh) 空调装置
EP1669585A2 (en) Cogeneration system
CN102016442A (zh) 空气调节装置
JP3615475B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP4827191B2 (ja) Co2を冷媒としたヒートポンプの運転方法
JP2005291622A (ja) 冷凍サイクル装置およびその制御方法
JP6528078B2 (ja) 空気調和機
JP2008164226A (ja) 冷凍装置
JP2005257127A (ja) 自然冷媒ヒートポンプシステム
CN102753916B (zh) 空气调节热水供给系统
JP2006194565A (ja) 空気調和装置
JP2011007476A (ja) 冷熱式、温熱式、冷・温熱式ヒートポンプシステム
JP4940632B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
WO2009098899A1 (ja) 冷凍装置
JP2011085284A (ja) ヒートポンプ式暖房装置
CN103154622B (zh) 热介质转换机以及搭载该热介质转换机的空调装置
JP2007248022A (ja) 空調システム
JP2006010137A (ja) ヒートポンプシステム
JP2008175402A (ja) 冷凍サイクル装置の運転方法
JP6537990B2 (ja) ヒートポンプ式冷温水供給システム
KR100991843B1 (ko) 공기압축기 폐열 회수장치
JP2008292122A (ja) 蓄熱システム及びこれを用いた蓄熱式空気調和装置
JP2006284057A (ja) 空気調和装置およびその運転方法
JP2010210204A (ja) 給湯暖房システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111031

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4940632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees