JPH01168518A - 車両用冷凍装置 - Google Patents
車両用冷凍装置Info
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- JPH01168518A JPH01168518A JP32498687A JP32498687A JPH01168518A JP H01168518 A JPH01168518 A JP H01168518A JP 32498687 A JP32498687 A JP 32498687A JP 32498687 A JP32498687 A JP 32498687A JP H01168518 A JPH01168518 A JP H01168518A
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/14—Power generation using energy from the expansion of the refrigerant
- F25B2400/141—Power generation using energy from the expansion of the refrigerant the extracted power is not recycled back in the refrigerant circuit
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車などの車両に搭載される冷凍装置に関
する。
する。
(従来の技術)
従来、冷凍サイクルにおいて冷媒の膨張を行なうにあた
り、膨張弁の代わりに膨張機を用いて減圧過程の不可逆
損失エネルギを効率よく回収する方法が知られている(
特公昭60−51621)。
り、膨張弁の代わりに膨張機を用いて減圧過程の不可逆
損失エネルギを効率よく回収する方法が知られている(
特公昭60−51621)。
ここに冷凍装置の冷媒の流量制御は、例えば蒸発器出口
のスーパヒート検出部の制御信号にもとづいて膨張機の
回転数制御で行なうが、この膨張機の回転数制御を例え
ばサイリスクインバータを用いて行なう装置が開示され
ている(特開昭6O−42557)。
のスーパヒート検出部の制御信号にもとづいて膨張機の
回転数制御で行なうが、この膨張機の回転数制御を例え
ばサイリスクインバータを用いて行なう装置が開示され
ている(特開昭6O−42557)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来の冷凍装置で膨張機の回転数制御に
用いるサイリスクインバータは、一般にその制御回路が
複雑でそれ自体高価なものであるので、冷凍装置の製造
コストが高くつくという問題がある。
用いるサイリスクインバータは、一般にその制御回路が
複雑でそれ自体高価なものであるので、冷凍装置の製造
コストが高くつくという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、高価なサイリスクインバータ
を用いることなく簡単な構成で冷凍サイクルにおける冷
媒の流量制御を適切に行なえるようにし、かつ膨張過程
でのエネルギを効率よく回収することにある。
その目的とするところは、高価なサイリスクインバータ
を用いることなく簡単な構成で冷凍サイクルにおける冷
媒の流量制御を適切に行なえるようにし、かつ膨張過程
でのエネルギを効率よく回収することにある。
(問題点を解決するための手段)
そのために本発明の冷凍装置は、その構成例が第1図に
示されるように、冷媒を圧縮して高温高圧の冷媒にする
圧縮機と、圧縮機からの高温高圧の冷媒から熱を奪って
冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮されて液体になった液
冷媒を貯蔵する受液器と、受液器からの冷媒を膨張させ
る膨張機と、膨張機からの低温低圧の冷媒に周囲の空気
から熱を与えて蒸発させる蒸発器と、蒸発器出口に設け
られ冷媒の過熱度を検出するスーパヒート検出部と、前
記膨張機の駆動軸と同軸上に連結される発電機と、前記
スーパヒート検出部からのスーパヒート検出信号に基づ
いて前記発電機の励磁電流を制御する制御部と、車両に
搭載され前記発電機で発生した電力を回収する蓄電器と
、前記発電機の発生電圧な略一定の充電電圧に変換する
電圧変換制御部とを備えたことを特徴とする。
示されるように、冷媒を圧縮して高温高圧の冷媒にする
圧縮機と、圧縮機からの高温高圧の冷媒から熱を奪って
冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮されて液体になった液
冷媒を貯蔵する受液器と、受液器からの冷媒を膨張させ
る膨張機と、膨張機からの低温低圧の冷媒に周囲の空気
から熱を与えて蒸発させる蒸発器と、蒸発器出口に設け
られ冷媒の過熱度を検出するスーパヒート検出部と、前
記膨張機の駆動軸と同軸上に連結される発電機と、前記
スーパヒート検出部からのスーパヒート検出信号に基づ
いて前記発電機の励磁電流を制御する制御部と、車両に
搭載され前記発電機で発生した電力を回収する蓄電器と
、前記発電機の発生電圧な略一定の充電電圧に変換する
電圧変換制御部とを備えたことを特徴とする。
(作用)
本発明の装置では、蒸発器出口の圧力と温度をスーパヒ
ート検出部で検知してスーパヒート検知信号に基づいて
発電機の励磁電流を制御し、発電機の負荷トルクの増減
により膨張機の回転制御を行なうことにより、冷媒流量
を制御し、蒸発器能力を十分に発揮させるとともに、冷
媒の膨張時に膨張機に与えられる回転エネルギを発電機
に利用して電気エネルギに変換し、この電気エネルギを
適正なバッテリ充電電圧に変換して蓄電器に効率よく回
収する。
ート検出部で検知してスーパヒート検知信号に基づいて
発電機の励磁電流を制御し、発電機の負荷トルクの増減
により膨張機の回転制御を行なうことにより、冷媒流量
を制御し、蒸発器能力を十分に発揮させるとともに、冷
媒の膨張時に膨張機に与えられる回転エネルギを発電機
に利用して電気エネルギに変換し、この電気エネルギを
適正なバッテリ充電電圧に変換して蓄電器に効率よく回
収する。
(実施例)
本発明の実施例を図面にもとづいて説明する6本発明が
適用される冷凍装置は、第1図に示すように、蒸発器1
、圧縮機3、凝縮器4、受液器5、膨張機6の順に冷媒
が循環される構成になっている。
適用される冷凍装置は、第1図に示すように、蒸発器1
、圧縮機3、凝縮器4、受液器5、膨張機6の順に冷媒
が循環される構成になっている。
すなわち、蒸発器1で気化した冷媒は、蒸気となってス
ーパヒート検出部2を通って圧縮機3にはいり、圧縮行
程で高温高圧(15〜20気圧)となって、凝縮器4に
導かれ、凝縮器4に導かれた冷媒は、空気で冷却されて
凝縮され、液冷媒になって受液器5に受けられる。受液
器5に受けられた液冷媒は、膨張機6を通ると低温低圧
(1゜5気圧程度)の気液混合状態(霧状)になって、
蒸発器1に送られ、ここで蒸発器表面の空気(車室内空
気)から熱を奪って蒸発し、さらに加熱されてガス状の
冷媒になり、圧縮機3に吸込まれた後、上述した冷凍サ
イクルを繰り返す。
ーパヒート検出部2を通って圧縮機3にはいり、圧縮行
程で高温高圧(15〜20気圧)となって、凝縮器4に
導かれ、凝縮器4に導かれた冷媒は、空気で冷却されて
凝縮され、液冷媒になって受液器5に受けられる。受液
器5に受けられた液冷媒は、膨張機6を通ると低温低圧
(1゜5気圧程度)の気液混合状態(霧状)になって、
蒸発器1に送られ、ここで蒸発器表面の空気(車室内空
気)から熱を奪って蒸発し、さらに加熱されてガス状の
冷媒になり、圧縮機3に吸込まれた後、上述した冷凍サ
イクルを繰り返す。
前記膨張機6は、第2図に示すように、ベーン式のもの
で、前記液冷媒が膨張されるときの膨張力によって駆動
される構造になっている。すなわち、ハウジング40内
に区画形成される膨張室41に軸受42を介してロータ
43が偏心した位置に回転自在に支持され、このロータ
43の半径方向に複数形成されるスリット内に複数のベ
ーン44が放射状に摺動自在に支持される。そして、ハ
ウジング40により区画形成される高圧室10から図示
矢印a方向に流入口11を経て膨張室41に液冷媒が流
入されると、冷媒は低圧になるため膨張してその容積を
増大し、このときの膨張力がベーン44側面に作用しロ
ータ43を回転させる。
で、前記液冷媒が膨張されるときの膨張力によって駆動
される構造になっている。すなわち、ハウジング40内
に区画形成される膨張室41に軸受42を介してロータ
43が偏心した位置に回転自在に支持され、このロータ
43の半径方向に複数形成されるスリット内に複数のベ
ーン44が放射状に摺動自在に支持される。そして、ハ
ウジング40により区画形成される高圧室10から図示
矢印a方向に流入口11を経て膨張室41に液冷媒が流
入されると、冷媒は低圧になるため膨張してその容積を
増大し、このときの膨張力がベーン44側面に作用しロ
ータ43を回転させる。
ロータ43に回転仕事を与えた冷媒は図示矢印す方向に
流れて低圧室14に導かれ、図示しない低圧吐出バルブ
から排出される。
流れて低圧室14に導かれ、図示しない低圧吐出バルブ
から排出される。
発電機8は、前述したロータ43の他端に固定される駆
動軸15から駆動力を入力し発電する構成になっている
。すなわち、その構造は、ハウジング45の内周にステ
ータ19が圧入笠により固定され、このステータ19は
、周知のようにステータコア46とこれに巻かれたステ
ータコイル47から構成される。ハウジング45の側面
部中央には発電機内側に向って突出する円筒状ベアリン
グボックス48.49が形成され、これらベアリングボ
ックス48.49にはそれぞれベアリング50.51が
取付けられ、両ベアリング50,51に駆動軸I5が回
転自在に支持されている。
動軸15から駆動力を入力し発電する構成になっている
。すなわち、その構造は、ハウジング45の内周にステ
ータ19が圧入笠により固定され、このステータ19は
、周知のようにステータコア46とこれに巻かれたステ
ータコイル47から構成される。ハウジング45の側面
部中央には発電機内側に向って突出する円筒状ベアリン
グボックス48.49が形成され、これらベアリングボ
ックス48.49にはそれぞれベアリング50.51が
取付けられ、両ベアリング50,51に駆動軸I5が回
転自在に支持されている。
駆動軸15には前記ステータ19の内側に位置して一対
の爪形ポールコア53.54が機械的に固定されており
、前記ボールコア53.54の内周には従来周知のロー
タコイル55が挟持されている。スリップリング57は
、前3己ポールコア54とベアリング5Iの中間でかつ
駆動軸15の外枠にあるカラー58の外周に位置するよ
うに配置され、導体を介して前記ロータコイル55と電
気的に接触されている。スリップリング57に摺動しロ
ータコイル55に励磁電流を供給するブラシ59は、ブ
ラシホルダ60の内部に収められ一励磁電流入力端子1
8からの電流が供給される。
の爪形ポールコア53.54が機械的に固定されており
、前記ボールコア53.54の内周には従来周知のロー
タコイル55が挟持されている。スリップリング57は
、前3己ポールコア54とベアリング5Iの中間でかつ
駆動軸15の外枠にあるカラー58の外周に位置するよ
うに配置され、導体を介して前記ロータコイル55と電
気的に接触されている。スリップリング57に摺動しロ
ータコイル55に励磁電流を供給するブラシ59は、ブ
ラシホルダ60の内部に収められ一励磁電流入力端子1
8からの電流が供給される。
冷媒の膨張回転仕事によりベーン44を介して駆動軸1
5が回転されると、ロータコイル55に供給される励G
11=流により磁界が生成されてステータコイル47に
起電力が生じ、この起電力はステータコイル47に接続
される出力端子20より取り出される。
5が回転されると、ロータコイル55に供給される励G
11=流により磁界が生成されてステータコイル47に
起電力が生じ、この起電力はステータコイル47に接続
される出力端子20より取り出される。
励磁電流を生成するための励磁部21の回路は、第6図
に示すようになっており、制御部25の出力する励磁電
流制御信号を入力信号とし、励磁部21から励磁電流を
出力信号として発電機8に0(給する構成になっている
。すなわち、npn形トランジスタTr+68のベース
に制御部25から出力される励FIB電流制御信号が印
加され、Tr+68のエミッタは発電機8のマイナス端
子に接続され、Tr+68のコレクタは抵抗7oを介し
て発電機8のロータコイル55に接続されている。
に示すようになっており、制御部25の出力する励磁電
流制御信号を入力信号とし、励磁部21から励磁電流を
出力信号として発電機8に0(給する構成になっている
。すなわち、npn形トランジスタTr+68のベース
に制御部25から出力される励FIB電流制御信号が印
加され、Tr+68のエミッタは発電機8のマイナス端
子に接続され、Tr+68のコレクタは抵抗7oを介し
て発電機8のロータコイル55に接続されている。
T r a 69のベースはTr+68のコレクタに接
続され、Trz69のエミッタは発電機8のマイナス端
子に接続され、Trz69のコレクタはロータコイル5
5を介して発電機8のプラス端子に接続されている。こ
れにより、制御部25からTE101のベースに印加さ
れる励磁電流制御信号を増大すると、Tr+68が導通
してロータコイル55を流れる励磁電流を増大させ、逆
にTr+68のベースに印加される励磁電流制御信号を
減少すると、励磁電流を減少させるようになっている。
続され、Trz69のエミッタは発電機8のマイナス端
子に接続され、Trz69のコレクタはロータコイル5
5を介して発電機8のプラス端子に接続されている。こ
れにより、制御部25からTE101のベースに印加さ
れる励磁電流制御信号を増大すると、Tr+68が導通
してロータコイル55を流れる励磁電流を増大させ、逆
にTr+68のベースに印加される励磁電流制御信号を
減少すると、励磁電流を減少させるようになっている。
励磁電流制御信号を出力する制御部25は、スーパヒー
ト検出部2からの出力にもとづいて適正な冷媒流量(G
、l)と冷媒状態(11% It、υ1)になるよう
励磁部21に導く励磁電流制御信号を制御する構成にな
っている。すなわち、第7図のフローチャートに示すよ
うに、スーパヒート検知信号にもとづいて冷媒流量が適
正流量よりも過大か過小かを判断し、スーパヒート(過
熱度)が過大であれば、冷媒循環量が適正冷媒循環量よ
りも少ないので、発電機8の励磁電流を減らす励F!i
電流制御信号を励磁部21に出力することにより、負荷
トルクを減少して膨張機6の回転数を増加し、冷媒流量
を増やし冷房能力を増大する。逆にスーパヒートが過小
であれば、冷媒循環量が適正冷媒循環量よりも多いので
、発電機8の励磁電流を増やす励磁電流制御信号を励磁
部21に出力することにより、負荷トルクを増加して膨
張機6の回転数を減少し、冷媒流量を減らし、冷房能力
を減少する。
ト検出部2からの出力にもとづいて適正な冷媒流量(G
、l)と冷媒状態(11% It、υ1)になるよう
励磁部21に導く励磁電流制御信号を制御する構成にな
っている。すなわち、第7図のフローチャートに示すよ
うに、スーパヒート検知信号にもとづいて冷媒流量が適
正流量よりも過大か過小かを判断し、スーパヒート(過
熱度)が過大であれば、冷媒循環量が適正冷媒循環量よ
りも少ないので、発電機8の励磁電流を減らす励F!i
電流制御信号を励磁部21に出力することにより、負荷
トルクを減少して膨張機6の回転数を増加し、冷媒流量
を増やし冷房能力を増大する。逆にスーパヒートが過小
であれば、冷媒循環量が適正冷媒循環量よりも多いので
、発電機8の励磁電流を増やす励磁電流制御信号を励磁
部21に出力することにより、負荷トルクを増加して膨
張機6の回転数を減少し、冷媒流量を減らし、冷房能力
を減少する。
具体的には、第8図のフローチャートに示すように、ス
テップS90にて後述する冷媒状態に応じてスーパヒー
トの適正値SHiを呼び出し、S91にてスーパヒート
検出部2からのスーパヒートSH,を検出し、次いでS
92にてスーパヒート適正値SHiと検出スーパヒート
SH,どの偏差ΔSHを演算し、次いで、S93にて前
記偏差ΔS Hが0以上であるか否かを判別し、S94
にてΔSH>0であれば励磁電流Ifを増加し、Δ5H
=Oであれば励磁電流1fを無変化とし、S93にてΔ
SH<Oであれば、S95にて励磁電流1fを減少させ
る。こうして、発電機8の負荷トルクを増減して膨張機
の回転数を制御し、冷媒流量の適正化をはかる。
テップS90にて後述する冷媒状態に応じてスーパヒー
トの適正値SHiを呼び出し、S91にてスーパヒート
検出部2からのスーパヒートSH,を検出し、次いでS
92にてスーパヒート適正値SHiと検出スーパヒート
SH,どの偏差ΔSHを演算し、次いで、S93にて前
記偏差ΔS Hが0以上であるか否かを判別し、S94
にてΔSH>0であれば励磁電流Ifを増加し、Δ5H
=Oであれば励磁電流1fを無変化とし、S93にてΔ
SH<Oであれば、S95にて励磁電流1fを減少させ
る。こうして、発電機8の負荷トルクを増減して膨張機
の回転数を制御し、冷媒流量の適正化をはかる。
また発電機8のステータコイル47に接続される出力端
子20は、第1図に示すように、整流器26を介してバ
ッテリ27に接続され、バッテリ27の端子27aと整
流器26の間には可変負荷29が直列に接続されている
。そして、発電機8で発生した発生交流電圧は整流器2
6にて直流電圧に変換され、この電圧値に応じて整流器
26から可変負荷29に可変負荷制御信号が送られ、バ
ッテリ27の充電電圧が略均−になるように制御される
。
子20は、第1図に示すように、整流器26を介してバ
ッテリ27に接続され、バッテリ27の端子27aと整
流器26の間には可変負荷29が直列に接続されている
。そして、発電機8で発生した発生交流電圧は整流器2
6にて直流電圧に変換され、この電圧値に応じて整流器
26から可変負荷29に可変負荷制御信号が送られ、バ
ッテリ27の充電電圧が略均−になるように制御される
。
以下、冷凍装置の膨張機6による流量制御と発電機8で
発生した電力にもとづくバッテリ充電電圧の制御につい
て説明する。
発生した電力にもとづくバッテリ充電電圧の制御につい
て説明する。
まず膨張機の回転数をN(rpm)とすると、適正冷媒
流量G 、l(k g / h )を流すためには、N
= (GRXV+ )/ (60xV) (1)
υ1 :膨張機入口冷媒比容NI(m” /kg)■=
1回転当りの膨張機吸入容積(m’/rev) となり、また、膨張機の回収動力W(kcal/h)は
、第4図に示すモリエル線図から明らかなように、 W= (i I −i ! ) X GA □
(2)11 :膨張機人口冷媒比エンタルピ(kcal
/ k g ) 12 :膨張機出口冷媒比エンタルピ(kca1/kg
) と表わされる。ここに11、li間は等エントロピ膨張
をする。
流量G 、l(k g / h )を流すためには、N
= (GRXV+ )/ (60xV) (1)
υ1 :膨張機入口冷媒比容NI(m” /kg)■=
1回転当りの膨張機吸入容積(m’/rev) となり、また、膨張機の回収動力W(kcal/h)は
、第4図に示すモリエル線図から明らかなように、 W= (i I −i ! ) X GA □
(2)11 :膨張機人口冷媒比エンタルピ(kcal
/ k g ) 12 :膨張機出口冷媒比エンタルピ(kca1/kg
) と表わされる。ここに11、li間は等エントロピ膨張
をする。
回収動力Wは、また次式でも表わせる。
XN
W = −−(3)
T:膨張機負荷トルク(=発電機回転トルク)(kg−
cm) したがって、(1)〜(3)式より次式が得られ、 ■ T = 6780 X (i r r x ) X
(4)υ 1 この(4)式に示す負荷トルクTを満足するようにスー
パヒートにもとづいて励磁電流の値な決める。すると、
膨張機は理想的に動力を回収し、適正冷媒流量にみあっ
た回転数Nで回転する。
cm) したがって、(1)〜(3)式より次式が得られ、 ■ T = 6780 X (i r r x ) X
(4)υ 1 この(4)式に示す負荷トルクTを満足するようにスー
パヒートにもとづいて励磁電流の値な決める。すると、
膨張機は理想的に動力を回収し、適正冷媒流量にみあっ
た回転数Nで回転する。
次に、発電機で発生する発生電圧E (V)は、E =
K X I f X N −(5)K:比例定数 ■f:励磁電流(A) N:回転数(rpm) となり、バッテリ充電電圧■は、 V = E −R1−(6) ゛v:バッテリ充電電圧(V) R:可変負荷の抵抗(Ω) I:出力電流(A) で表わされる。
K X I f X N −(5)K:比例定数 ■f:励磁電流(A) N:回転数(rpm) となり、バッテリ充電電圧■は、 V = E −R1−(6) ゛v:バッテリ充電電圧(V) R:可変負荷の抵抗(Ω) I:出力電流(A) で表わされる。
そして、(5)式から明らかなように発生電圧E (V
)は励磁電流Ifと回転数Nにより変化するので、整流
器26からの可変負荷制御信号を制御することにより、
可変負荷Rの値を変化させ、充電電圧を一定になるよう
制御する。
)は励磁電流Ifと回転数Nにより変化するので、整流
器26からの可変負荷制御信号を制御することにより、
可変負荷Rの値を変化させ、充電電圧を一定になるよう
制御する。
このようにして、実際には冷媒の高低圧差の変動により
冷媒流ff1(C++)と冷媒状態い1% 12、υ
1)が変化することがあるが、これらの変化による影響
は膨張機6の回転数変動となって現われ、最終的に蒸発
器出口のスーパヒート変動に現われてくるため、上述し
たスーパヒートに基づいた励磁電流制御により適正な冷
凍能力を発揮させ、同時に効率よ(動力を回収すること
ができる。
冷媒流ff1(C++)と冷媒状態い1% 12、υ
1)が変化することがあるが、これらの変化による影響
は膨張機6の回転数変動となって現われ、最終的に蒸発
器出口のスーパヒート変動に現われてくるため、上述し
たスーパヒートに基づいた励磁電流制御により適正な冷
凍能力を発揮させ、同時に効率よ(動力を回収すること
ができる。
前述の冷凍サイクルの停止時には、発電機8とバッテリ
27の接続を遮断することにより発電機8が電動機にな
らないようにし、また冷凍サイクルが最低回収動力時に
ある時には、バッテリ充電電圧を所定電圧値以上になる
よう可変負荷2つの抵抗を変化させる。
27の接続を遮断することにより発電機8が電動機にな
らないようにし、また冷凍サイクルが最低回収動力時に
ある時には、バッテリ充電電圧を所定電圧値以上になる
よう可変負荷2つの抵抗を変化させる。
なお、本発明の他の実施例としては、第9図に示すよう
に、可変負荷の代わりに、直列接続した2個のバッテリ
31と32に配設した切替スイッチ33によりバッテリ
充電電圧を可変にすることもでき、こうすると、(5)
式で発生した電圧(E)にみあった充電が可能になる。
に、可変負荷の代わりに、直列接続した2個のバッテリ
31と32に配設した切替スイッチ33によりバッテリ
充電電圧を可変にすることもでき、こうすると、(5)
式で発生した電圧(E)にみあった充電が可能になる。
スイッチ33の切替えは整流器26からのスイッチ切換
信号により行ない、この場合は可変負荷なしで動力回収
を行なうことができる。
信号により行ない、この場合は可変負荷なしで動力回収
を行なうことができる。
さらに前述した実施例の膨張機と発電機の接続は、第1
0図に示すように、ハウジング80が膨張機6と発電機
8とで一体のもので構成してもよい。ここで第2図と実
質的に同一構成部分には同一符号を付し、詳細な説明は
省略する。また発電機8の励磁のための電源は、バッテ
リから取って他励方式としてもよいし、または初期作動
時のみバッテリからの他励とし後に自動に変える方式で
もよい。なお、本発明が適用される膨張機は、ベーンタ
イプに限らず、回転運動を取り出せるものであれば、ス
クリュタイプ、クランクピストンタイプ、タービンタイ
プなどでも可能である。
0図に示すように、ハウジング80が膨張機6と発電機
8とで一体のもので構成してもよい。ここで第2図と実
質的に同一構成部分には同一符号を付し、詳細な説明は
省略する。また発電機8の励磁のための電源は、バッテ
リから取って他励方式としてもよいし、または初期作動
時のみバッテリからの他励とし後に自動に変える方式で
もよい。なお、本発明が適用される膨張機は、ベーンタ
イプに限らず、回転運動を取り出せるものであれば、ス
クリュタイプ、クランクピストンタイプ、タービンタイ
プなどでも可能である。
(発明の効果)
以上説明したように本発明の車両用冷凍装置によれば、
冷凍サイクルの膨張過程に膨張弁の代わりに膨張機を設
け、この膨張機の駆動軸と同軸上に発電機を連結し、前
記発電機の励磁電流を蒸発器出口のスーパヒートにもと
づいた制御信号により制御する構成にしたので、スーパ
ヒート制御により冷凍サイクルを適正に制御することが
でき、しかも膨張機で回収した回収動力を効率よくバッ
テリに充電することができる。
冷凍サイクルの膨張過程に膨張弁の代わりに膨張機を設
け、この膨張機の駆動軸と同軸上に発電機を連結し、前
記発電機の励磁電流を蒸発器出口のスーパヒートにもと
づいた制御信号により制御する構成にしたので、スーパ
ヒート制御により冷凍サイクルを適正に制御することが
でき、しかも膨張機で回収した回収動力を効率よくバッ
テリに充電することができる。
第1図は本発明の実施例の構成をあられす概略構成図、
第2図は第1図に示す膨張機および発電機をあられす断
面図、第3図は蒸発器出口のスーパヒートと発電機の励
磁電流の関係をあられすグラフ、第4図は冷凍サイクル
を説明するためのモリエル線図、第5図は発電機の回転
数と発生電圧と励磁電流の関係をあられすグラフ、第6
図は励磁部と発電機の回路構成をあられす回路図、第7
図は制御部の制御方法を示すフローチャート、第8図は
励磁電流制御の実施例をあられすフローチャート、第9
図は本発明の他の実施例の充電装置をあられす部分概略
構成図、第10図は本発明の他の実施例の膨張機および
発電機をあられす断面図である。 l・・・蒸発器、 2・・・スーパヒート検出部
。 3・・・圧縮機、 4・・・凝縮器。 6・・・膨張機、 8・・・発電機、25−・・制
御部、 26・−整流器。 27 ・・・バッテリ(蓄電器)。 29 ・・・可変負荷(電圧変換制御部)。
第2図は第1図に示す膨張機および発電機をあられす断
面図、第3図は蒸発器出口のスーパヒートと発電機の励
磁電流の関係をあられすグラフ、第4図は冷凍サイクル
を説明するためのモリエル線図、第5図は発電機の回転
数と発生電圧と励磁電流の関係をあられすグラフ、第6
図は励磁部と発電機の回路構成をあられす回路図、第7
図は制御部の制御方法を示すフローチャート、第8図は
励磁電流制御の実施例をあられすフローチャート、第9
図は本発明の他の実施例の充電装置をあられす部分概略
構成図、第10図は本発明の他の実施例の膨張機および
発電機をあられす断面図である。 l・・・蒸発器、 2・・・スーパヒート検出部
。 3・・・圧縮機、 4・・・凝縮器。 6・・・膨張機、 8・・・発電機、25−・・制
御部、 26・−整流器。 27 ・・・バッテリ(蓄電器)。 29 ・・・可変負荷(電圧変換制御部)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 冷媒を圧縮して高温高圧の冷媒にする圧縮機と、圧縮
機からの高温高圧の冷媒から熱を奪って冷媒を凝縮させ
る凝縮器と、 凝縮されて液体になった液冷媒を貯蔵する受液器と、 受液器からの冷媒を膨張させる膨張機と、 膨張機からの低温低圧の冷媒に周囲の空気から熱を与え
て蒸発させる蒸発器と、 蒸発器出口に設けられ冷媒の過熱度を検出するスーパヒ
ート検出部と、 前記膨張機の駆動軸と同軸上に連結される発電機と、 前記スーパヒート検出部からのスーパヒート検出信号に
基づいて前記発電機の励磁電流を制御する制御部と、 車両に搭載され前記発電機で発生した電力を回収する蓄
電器と、 前記発電機の発生電圧を略一定の充電電圧に変換する電
圧変換制御部と を備えたことを特徴とする車両用冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32498687A JPH01168518A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 車両用冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32498687A JPH01168518A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 車両用冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01168518A true JPH01168518A (ja) | 1989-07-04 |
Family
ID=18171852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32498687A Pending JPH01168518A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 車両用冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01168518A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4976944A (en) * | 1987-10-28 | 1990-12-11 | Rhone-Poulenc Chimie | Purification of silane gas |
JP2000329416A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-11-30 | Denso Corp | 冷凍サイクル |
WO2004025083A1 (ja) * | 2002-08-20 | 2004-03-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | 発電電動機装置 |
JP2005501498A (ja) * | 2001-08-24 | 2005-01-13 | スミス・エアロスペース・インコーポレーテッド・エレクトロニック・システムズ‐ロックフォード | タービン発電機用バラスト負荷を提供するためのシステムおよび方法 |
JP2006132523A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-05-25 | Denso Corp | 複合流体機械 |
EP1764566A1 (en) * | 2004-04-27 | 2007-03-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Heat pump device |
JP2007132541A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Daikin Ind Ltd | ヒートポンプ給湯装置 |
JP2007183078A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Ebara Corp | 冷凍機及び冷凍装置 |
WO2016130870A1 (en) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | Parker-Hannifin Corporation | Gear expander for energy recovery |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP32498687A patent/JPH01168518A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4976944A (en) * | 1987-10-28 | 1990-12-11 | Rhone-Poulenc Chimie | Purification of silane gas |
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EP1764566A4 (en) * | 2004-04-27 | 2012-03-28 | Panasonic Corp | HEAT PUMP DEVICE |
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