JP4937806B2 - ナノインプリント用光硬化性樹脂組成物 - Google Patents
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- CFXPUPHOOWUQRH-UHFFFAOYSA-N C(C1)C2OC2CC1C1CC2OC2CC1 Chemical compound C(C1)C2OC2CC1C1CC2OC2CC1 CFXPUPHOOWUQRH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
(式中、x1〜x4は0〜5の整数を示す。但し、x1〜x4の合計値が1以上である)
で表されるボレート類である感放射性カチオン重合開始剤であるナノインプリント用光硬化性樹脂組成物を提供する。前記硬化膨張性を有するカチオン重合性化合物には、例えば、環状エーテル化合物及びカーボネート系化合物等が含まれる。代表的な環状エーテル化合物としては、下記式(2)
(式中、R1〜R18は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を示す)
で表される化合物等が例示できる。また、代表的なカーボネート系化合物としては、下記式(3)
(式中、R19aは、同一又は異なって、水素原子、炭素数1〜10の一価又は多価の炭化水素基、一価若しくは多価のアルキルエステル、又は一価若しくは多価のアルキルエーテルを示し、R19bは、水素原子、アルキル基を示し、R20〜R23は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を示す。pは1〜6の整数を示し、m及びnは0〜3の整数を示し、X,Y,Zは酸素原子又は硫黄原子を示す。但し、pが1のとき、R19aは、水素原子又は炭素数1〜10の一価のアルキル基、一価のアルキルエステル、又は一価のアルキルエーテルを示し、pが2以上のとき、R19aは単結合、p価の炭化水素基、p価のアルキル基又はp価のアルコキシ基を示す)
で表される化合物等が例示できる。
本発明における「硬化膨張性を有するカチオン重合性化合物(A)」とは、カチオン重合開始剤の存在下で硬化処理を施して得られる硬化物の体積が、未硬化物のそれより増大(膨張)する化合物を意味している。このような化合物(A)の体積膨張率は、高いほど好ましいが、通常、未硬化物を基準として、例えば0.01〜30% 好ましくは、0.01〜10%程度である場合が多い。本発明においては、化合物の体積膨張率は、以下の方法で算出した。すなわち、前記化合物とカチオン重合開始剤からなる液状の樹脂組成物を調製し、当該樹脂組成物で形成した被膜をUV照射により硬化させて硬化被膜を形成し、硬化前の樹脂組成物の比重xと硬化被膜の比重yを得る。これらの値を、式{[(y−x)/x]×100}に代入して得られる値がマイナスの場合、当該化合物は硬化膨張性を有する化合物であると確認できる。前記式で算出されたマイナスの値の絶対値を、本発明における体積膨張率として用いた。
(式中、x1〜x4は0〜5の整数を示す。但し、x1〜x4の合計値が1以上である)
で表されるボレート類である感放射性カチオン重合開始剤等が好ましい。前記式(1)で表されるボレート類のより好ましい例としては、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートが挙げられる。記構成の開始剤を用いることにより、反応性が著しく向上するという利点がある。
(式中、R24〜R29は、同一又は異なってフェニル基又はナフチル基を示し、R25”及びR26”は、同一又は異なってフェニレン基又はナフチレン基を示す)
で表されるカチオン部位等が挙げられる。
(式中、R30〜R35は、同一又は異なって、水素原子、直鎖状又は分枝鎖状C1〜C12アルキル基、直鎖状又は分枝鎖状C1〜C12アルコキシル基、ハロゲン原子、−OH基、−COOH基、−COO−基、及び直鎖状又は分枝鎖状C1〜C12アルキルエステル基からなる群より選択される少なくとも1種の基を表す)
で表されるカチオン部位が挙げられる。前記R30〜R35における直鎖状又は分枝鎖状C1〜C12アルキル基は、前記式(5-1)又は(6-1)で表されるカチオン部位で構成された非イオン性重合開始剤を配合した光硬化性組成物によれば、例えば波長300nm以上の光、好ましくは波長300〜400nmの光を吸収する性質を有する極めて優れた硬化物を得ることができる。また、前記式(7-1)で表されるカチオン部位で構成された感放射性カチオン重合開始剤は、光硬化性組成物に配合したときに種々の基質(ビニルエーテル系化合物)と良好に溶解し、特に優れた硬化性を発揮することができ、しかも硬化物の着色性等に極めて優れている。
Si(X)4 (I)
(式中、Xは、水素原子、ハロゲン原子、加水分解性基又はヒドロキシル基を示す。但し、4個のXは同一であってもよく異なっていてもよい)
で表される化合物等が含まれる。前記重合性シランには、下記式(II)
(R36)a(R37)bSi(X)(4−a−b) (II)
(式中、R36は非加水分解性基であり、R37は官能基を有する有機基であり、Xは加水分解性基又はヒドロキシル基を示し、a及びbは0、1、2、3のいずれかを示す。但し、合計(a+b)は1、2、3の何れかであり、a個のR36、b個のR37、4個のXは、それぞれ同一であってもよく異なっていてもよい)
で表される化合物が含まれる。前記重合性シランの重縮合物は、同一又は異なる重合性シランからなる単独重合体及び共重合体のいずれであっても良い。
R38(X1)3Si (III)
(式中、R38は部分的にフッ素化またはペルフルオロ化されたC2〜C20−アルキルであり、
X1はC1〜C3−アルコキシ、メチル、エチルまたは塩素である)
のフルオロシランを含んでいてもよい。前記フルオロシランを用いることにより、ナノインプリント工程において、ナノスタンパに対する樹脂組成物の剥離性を改善することができる。特にナノスタンパとして、ガラススタンプまたはシリカガラススタンプを用いる場合には、前記フルオロシランを含む樹脂組成物が好ましく用いられる。
(1)上記本発明の樹脂組成物からなる被膜を支持体上に形成する工程、
(2)前記被膜にナノスタンパを用いてパターンを転写する工程、及び
(3)パターンが転写された被膜を硬化させて微細構造物を得る工程
を含んでいる。
ナノスケール粒子分散液(H-1)
236.1g(1モル)のアクロイルオキシプロピルトリメトキシシラン(GPTS)を、26g(1.5モル)の水と共に24時間還流した。形成されたメタノールを回転蒸発器により70℃で取り除いた。
345gの水酸化テトラヘキシルアンモニウムで改変したシリカゾル(SiO2コロイド、直径約5nm、濃度約30重量%イソプロパノール溶液、シリカゾル1g当たり2.4mgの水酸化テトラヘキシルアンモニウム溶液(濃度40重量%水溶液)で改変された)を攪拌しながら、こうして調製されたGPTS縮合物に加える。次いでイソプロパノールを回転蒸発器中で除去する。
約300mPa・sの粘度を有するナノインプリント用組成物が得られるまで、イソプロポキシエタノールで希釈することにより、ナノスケール粒子分散液(H-1)ゾルを得た。
ナノスケール粒子分散液(H-2)
製造例1のシリカゾルの代わりに酸化ジルコニウム(ZrOZ2 平均粒径20nm、濃度約5重量%メチルエチルケトン分散液 北村化学産業社製)に変更して調整したナノスケール粒子分散液(H-2)を得た。
造膜剤 樹脂(A)
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素導入管を備えた2Lセパラブルフラスコに、プロピレングリコールノモメチルエーテルアセテート(ダイセル化学工業社製の商品名「MMPG-AC」)250gを導入し、95℃に昇温後、サイクロマーA200(ダイセル化学工業社製)100g、メチルメタクリレート50g、MMPG-AC 100g及び2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)(日本ヒドラジン工業社製ABN-E)30.3gを共に3時間かけて滴下した。滴下後3時間熟成した。これにより、分子量5000の(メタ)アクリル系樹脂(A)を含むバインダー樹脂溶液を得た。
造膜剤 樹脂(B)
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素導入管を備えた2Lセパラブルフラスコに、プロピレングリコールノモメチルエーテルアセテート(ダイセル化学工業社製の商品名「MMPG-AC」)250gを導入し、95℃に昇温後、3−エチル−3−(メタ)アクロイルメチルオキセタン(東亞合成社製)100g、メチルメタクリレート50g、MMPG-AC 100g及び2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)(日本ヒドラジン工業社製ABN-E)30.3gを共に3時間かけて滴下した。滴下後3時間熟成した。これにより、分子量5500の(メタ)アクリル系樹脂(B)を含むバインダー樹脂溶液を得た。
造膜剤 樹脂(C)
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素導入管を備えた2Lセパラブルフラスコに、プロピレングリコールノモメチルエーテルアセテート(ダイセル化学工業社製の商品名「MMPG-AC」)250gを導入し、95℃に昇温後、サイクロマーA200(ダイセル化学工業社製)80g、3−エチル−3−(メタ)アクロイルメチルオキセタン(東亞合成社製)20g、メチルメタクリレート50g、MMPG-AC 100g及び2 ,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)(日本ヒドラジン工業社製ABN-E)30.3gを共に3時間かけて滴下した。滴下後3時間熟成した。これにより、分子量5300の(メタ)アクリル系樹脂(C)を含むバインダー樹脂溶液を得た。
造膜剤 樹脂(D)
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素導入管を備えた2Lセパラブルフラスコに、プロピレングリコールノモメチルエーテルアセテート(ダイセル化学工業社製の商品名「MMPG-AC」)250gを導入し、95℃に昇温後、メチルメタクリレート150g、MMPG-AC 100g及び2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)(日本ヒドラジン工業社製ABN-E)30.3gを共に3時間かけて滴下した。滴下後3時間熟成した。これにより、分子量5300の(メタ)アクリル系樹脂(D)をバインダー樹脂溶液を得た。
造膜剤 樹脂(E)
攪拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素導入管を備えた2Lセパラブルフラスコに、3,4−シクロヘキシルメチル−3,4−シクロヘキサンカルボキシレート(ダイセル化学社製 CEL2021P)350gを導入し、95℃に昇温後、サイクロマーA200(ダイセル化学工業社製)80g、3−エチル−3−(メタ)アクロイルメチルオキセタン(東亞合成社製)20g、メチルメタクリレート50g及び2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)(日本ヒドラジン工業社製ABN-E)30.3gを共に3時間かけて滴下した。滴下後3時間熟成した。これにより、分子量5300の(メタ)アクリル系樹脂(E)を含むバインダー樹脂溶液を得た。
塗膜調整法
表1に記載されている種類及び量の造膜剤、硬化膨張性モノマー、その他のモノマー、開始剤、増感剤、ナノ粒子、溶媒をスピンコーター中で混合して、ナノインプリント用樹脂組成物を調製した。表1中の各成分の具体的な化合物を以下に示す。併せて、得られた樹脂組成物について後述する方法で「硬化性」を評価した。
樹脂(A)〜(E):それぞれ製造例3〜7に記載のもの
硬化膨張性を有するカチオン重合性化合物
D1:下記式で表される化合物(ビシクロヘキシルジエポキサイド;3,4,3′,4′−ジエポキシビシクロヘキシル)ダイセル化学工業社製 CEL8000
D2:下記式で表される化合物(2−ジメチルプロピルカーボネート;ジメチルトリメチレンカーボネート) ダイセル化学工業社製 DMTMC
その他のモノマー
E−1:3,4−シクロヘキシルメチル−3,4−シクロヘキサンカルボキシレート/ダイセル化学工業社製 CEL2021P
E−2:シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル/アルドリッチ製
E−3:オキシノルボルネンジビニルエーテル/ダイセル化学工業社製
E−4:3−エチル−3−[(3−エチルオキセタン−3−イル)メトキシ]メチルオキセタン/東亞合成社製 OXT213
E−5:トリメチロールプロパントリアクシレート/東亞合成社製
感放射性カチオン重合開始剤
F−1:4−メチルフェニル[4−(1−メチルエチル)フェニルヨウドニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート/ローデア社製 PI2074
F−2:2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン/チバスペシャル社製 ティケミカルズ社製 Irgacure651
増感剤
G−1:ジブトキシアントラセン/川崎化成社製 DBA
ナノ粒子
H−1:製造例1に記載のもの。
H−2:製造例2に記載のもの。
溶媒
I−1:プロピレングリコールノモメチルエーテルアセテート/ダイセル化学工業社製 MMPG−AC
塗布性
実施例1〜11及び比較例1、2において、樹脂組成物をシリコンウエハ上にスピンコーティングした後、表面の状態を観察し、均一な塗膜形成の有無を観察し、下記の基準で評価した。
○:均一な塗膜が得られた。
△:スピンコート後、ウエハに一部はじきが観察された。
×:スピンコート後、塗膜のはじきが全面で観察された。
実施例1〜11及び比較例1、2において、UV照射により硬化させた後の膜厚を、段差計を用いて測定した。
実施例1〜11及び比較例1、2において、同様の方法でシリコンウエハ上に膜厚1μmの塗膜をスピンコートで作製した後、同一露光量のUV光を当て硬化塗膜とし、その表面タックの状態によって硬化性を評価した。
○:表面タックが全く無い。
△:若干表面タックが見られた。
×:塗膜表面に指紋が残った。
実施例1〜11及び比較例1、2におけるパターンを転写する工程において、ナノスタンパを取り除いた後、形成されたパターンについて走査顕微鏡を用いてその外観を目視観察し、パターンエッジの状況、及びエッジの矩形の観点で、下記の基準により評価した。
○:パターンエッジ及びパターン端が矩形を保っていた。
△:パターンエッジ及びパターン端が婉曲していた。
×:両端のパターン面が収縮し、はがれが生じていた。
実施例1〜10及び比較例1、2において、ドライエッチング後、シリコンウエハ上に形成されたパターンを以下の基準で評価した。
○:パターンエッジの矩形を保っていた。
×:パターンエッジの矩形が崩れた。
回折型集光フィルムの製造
表2に記載されている種類及び量の造膜剤、硬化膨張性モノマー、他のモノマー、開始剤、増感剤、ナノ粒子、溶媒を混合して、ナノインプリント用樹脂組成物を調製した。表2中、各成分は表1に記載のものと同様である。
離型性は、金型から回折型集光フィルムを剥がした時の状態を確認することで評価した。評価基準は以下のとおりである。
○・・・良好
△・・・若干張り付く
×・・・張り付く
転写性は、金属顕微鏡にて各回折型集光フィルムサンプルの山形形状の頂角を確認することで評価した。評価基準は以下のとおりである。
○・・・良好(頂角45度)
△・・・転写不十分(頂角40〜44度)
×・・・転写不可
表2に示すとおり、比較例2のサンプルの頂角は、金型の頂角(45度)と比較して狭くなっていることが確認された。
JIS K5400に準拠し、支持基材フィルム(PETフィルム)と樹脂組成物の密着性を評価した。すなわち、各回折型集光フィルムサンプルに、カミソリで基材フィルムに達する傷を2mmの間隔で縦横それぞれ11本入れて100個のます目を作り、セロハンテープ(幅25mm、ニチバン社製)をレンズ部に密着させて急激に剥がした後、剥がされたレンズ部のます目の数で評価した。評価基準は以下のとおりである。
○・・・90/100以上残留
△・・・60/100以上残留
×・・・60/100未満残留
硬化性組成物のUV硬化物を作成し、アッペの屈折率計を用いて各硬化物の屈折率を測定した。
Claims (14)
- 硬化膨張性を有するカチオン重合性化合物が、環状エーテル化合物及び/又はカーボネート系化合物である請求項1記載の樹脂組成物。
- 環状エーテル化合物が、下記式(2)
で表される化合物であり、カーボネート系化合物が、下記式(3)
で表される環状カーボネート化合物である請求項2記載の樹脂組成物。 - 硬化膨張性を有するカチオン重合性化合物が、樹脂組成物100重量部に対し、1〜90重量部の割合で含まれている請求項1〜3の何れかの項に記載の樹脂組成物。
- さらに、増感剤及び/又は増感色素を含む請求項1〜4の何れかの項に記載の樹脂組成物。
- さらに、ナノスケール粒子として、酸化物類、窒化物類、リン化物類、炭酸塩類、カルボン酸塩類、リン酸塩類、硫酸塩類、ケイ酸塩類、チタン酸塩類、ジルコン酸塩類、アルミン酸塩類、スズ酸塩類、及び鉛酸塩類からなる群から選択される少なくとも一つを素材とするナノスケール粒子を含む請求項1〜5の何れかの項に記載の樹脂組成物。
- 請求項1〜6の何れかの項に記載の樹脂組成物を硬化して形成される硬化物。
- 請求項1〜6の何れかの項に記載の樹脂組成物にナノインプリント加工を施して微細構造物を得る微細構造物の製造方法。
- (1)請求項1〜6の何れかの項に記載の樹脂組成物からなる被膜を支持体上に形成する工程、
(2)前記被膜にナノスタンパを用いてパターンを転写する工程、及び
(3)パターンが転写された被膜を硬化させて微細構造物を得る工程
を含む請求項8記載の微細構造物の製造方法。 - 工程(1)において、樹脂組成物からなる被膜を透明な支持体上に形成する請求項9記載の微細構造物の製造方法。
- 工程(2)において、シリコーン、ガラス、及びシリカガラスから選択される少なくとも一つを素材とするナノスタンパを用いる請求項9記載の微細構造物の製造方法。
- さらに、(4)硬化被膜にエッチングを施す工程を含む請求項9〜11の何れかの項に記載の微細構造物の製造方法。
- 請求項8〜12の何れかの項に記載の製造方法で得られる微細構造物。
- 半導体材料、回折型集光フィルム、偏光フィルム、光導波路、又はホログラムである請求項13記載の微細構造物。
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