JP4936041B2 - 挟み込み検出装置 - Google Patents
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Description
さらに、圧電素子は一般的に周囲温度の変化による検出電圧の変動が大きい。従って、この挟み込み検出装置を建物の自動ドアに適用する場合には、季節による気温の変化や、一日の気温の変化、日照による周囲温度の変化等によって検出電圧の変動が考えられる。圧電素子を自動車のスライドドアの挟み込み検出に適用しようとする場合には、対応することが必要な周囲温度の幅がさらに大きく、周囲温度による検出電圧の変動は大きな問題である。
上記構成に、さらに、前記信号処理部が、前記増幅手段の増幅率、前記判定手段の前記しきい値、前記基準時間の少なくとも一つを、前記状態検出部の検出結果に基づいて定める点を特徴とする。
その結果、挟み込みとは異なる事象に影響される検出信号であっても、良好に挟み込みを検出することのできる挟み込み検出回路を提供することができる。
上記特徴構成においては、扉が開扉動作あるいは閉扉動作しているかを開閉動作検出手段により検出する。そして、開扉動作中の電圧信号に基づいて、挟み込みに起因しない振動成分による電圧信号の大きさ、つまりノイズレベルを算出する。従って、閉扉の際に、このノイズレベルに基づいて種々の基準値を設定することができ、正確な挟み込み検出が可能となる。
即ち、前記状態検出部が、前記動作状態として閉動作する前記ドアパネルが前記車両本体に設けられたドアレールの屈曲部を通過する位置にあることを検出するドア位置検出手段を有し、前記信号処理部が、前記ドアパネルが前記屈曲部を通過後に、前記増幅率を大きくする又は前記しきい値を低くすることを特徴とする。
その結果、挟み込みとは異なる事象に影響される検出信号であっても、良好に挟み込みを検出することのできる挟み込み検出回路を提供することができる。
即ち、前記状態検出部が、前記動作状態として前記車両の走行の有無を検出する走行状態検出手段を有し、前記信号処理部が、前記車両が走行している場合には、前記増幅率を小さくする又は前記しきい値を高くすることを特徴とする。
図1は、本発明に係る挟み込み検出装置の構成を模式的に示すブロック図である。図に示すように、本発明に係る挟み込み検出装置は、開閉する装置に生じる外力に応じた電圧信号を出力する圧電センサ1と、この電圧信号を信号処理する信号処理部4と、当該開閉する装置の動作状態や環境状態を検出する状態検出部5とを備えて構成される。
信号処理部4は、上記電圧信号を増幅する増幅手段2と、当該開閉する装置に物体が挟み込まれたと判定する判定手段3とを有する。判定手段3は、増幅後の電圧信号が所定のしきい値を通過する時間差が所定の基準時間を超える場合に物体が挟み込まれたと判定する。判定結果は、マイクロコンピュータ等の制御装置へ出力される。そして、前記信号処理部4は、増幅手段2の増幅率(後述する符号Av)、判定手段のしきい値(後述する符合TH)、基準時間(後述する符号RT)の少なくとも一つを、状態検出部5の検出結果に基づいて定める。
本実施形態において、増幅手段2は演算増幅器2aを用いた反転増幅回路で構成されている。図4に示す定電圧Eは、演算増幅器2aを片電源駆動(グラウンド−正電源)する場合の仮想グラウンドを定めるためのオフセット電圧を示している。本例では、増幅率Avは、抵抗Rs、Rfの値によって定められ、反転増幅のため以下のように負の値となる。
タイマ3bの基準時間RTについても、デジタルタイマを用いる場合には、ラダー抵抗器を用いて、2進数のビット指定を行うことにより、直接時間を設定することができる。また、アナログタイマを用いる場合には、抵抗器とコンデンサとの時定数を増幅率と同様の方法で可変にすればよい。
閉動作時には、ドアパネル21が屈曲部23aを通過した後には、屈曲部23aの屈曲に沿って車両30の外側から内側方向に引き込む誘導動作を行う。さらにスライドドア20のロック装置がドアパネル21をロック位置まで引き込む、いわゆるクローザ動作を行う。従って、ドアパネル21が屈曲部23aを通過した後に物体が挟み込まれると、物体への衝撃が大きくなる。上記のように構成すれば、この場合に、挟み込み検出感度を高くすることができるので、物体が接触し、挟み込みの可能性が高いことを良好に検出することができる。
例えば、スライドドア20を閉動作している最中に車両30を発進させたような場合(概ね時速5km以下)であっても、良好に挟み込みを検出することができる。
助手席ドア40には、ドア位置検出手段5Dとして機能するカーテシスイッチやドアロックのハーフロックスイッチ、フルロックスイッチなどが備えられている。これら各種スイッチや他のセンサなどにより構成されるドア位置検出手段5Dにより、スライドドア20とは別のドア(助手席ドア40)の状態が検出される。
他のドアの開閉状態が、当該スライドドア20を振動させるなど、スライドドア20の動作状態に影響を及ぼすため、他のドアの開閉状態をスライドドア20の動作状態としてドア位置検出手段5Dによって検出する。そして、この検出の結果に基づいて、信号処理部4は、増幅率Avや基準時間RTやしきい値THを変更する。例えば、助手席40が開いている場合には、しきい値THを高くしたり、基準時間RTを長くするなど、圧電センサ1からのノイズ性の出力に影響されないようにする。
2 :増幅手段
3 :判定手段
4 :信号処理部
5 :状態検出手段
5A:スライドドアECU(開閉動作検出手段)
5B:加速度検出手段
5C:走行制御ECU(走行状態検出手段)
Av:増幅率
TH:しきい値
RT:基準時間
Claims (5)
- 開閉する装置に備えられて前記開閉する装置に生じる外力に応じた電圧信号を出力する圧電センサと、
前記電圧信号を増幅する増幅手段、及び増幅後の前記電圧信号の電圧値が所定のしきい値を超えてから再び当該しきい値以下となるまでの時間が所定の基準時間を超える場合に前記開閉する装置に物体が挟み込まれたと判定する判定手段を有する信号処理部と、
前記開閉する装置の動作状態としての開閉動作の有無と、環境状態としての前記圧電センサの周辺温度との少なくとも一方を検出する状態検出部とを備え、
前記信号処理部は、前記増幅手段の増幅率、前記判定手段の前記しきい値、前記基準時間の少なくとも一つを、前記状態検出部の検出結果に基づいて定める挟み込み検出装置。 - 前記状態検出部は、前記周辺温度を検出する温度検出手段を有し、
前記信号処理部は、前記増幅率、前記しきい値、前記基準時間の少なくとも一つを、前記温度検出手段の検出結果に基づいて定める請求項1に記載の挟み込み検出装置。 - 前記状態検出部は、前記動作状態として、少なくとも前記開閉する装置が開閉何れの動作をしているかを検出する開閉動作検出手段を有し、
前記信号処理部は、開動作が検出された場合には前記圧電センサから出力される前記電圧信号の大きさに基づいて挟み込みの非検出時のノイズレベルを算出し、開動作が行われた後に閉動作が検出された場合には前記ノイズレベルに基づいて前記しきい値を定める請求項1に記載の挟み込み検出装置。 - 前記開閉する装置は車両のスライドドアであり、前記圧電センサは前記スライドドアのドアパネルの開口端部に備えられたものであって、
前記状態検出部は、前記動作状態として閉動作する前記ドアパネルが前記車両本体に設けられたドアレールの屈曲部を通過する位置にあることを検出するドア位置検出手段を有し、
前記信号処理部は、前記ドアパネルが前記屈曲部を通過後に、前記増幅率を大きくする又は前記しきい値を低くする請求項1に記載の挟み込み検出装置。 - 前記開閉する装置は車両のスライドドアであり、
前記状態検出部は、前記動作状態として前記車両の走行の有無を検出する走行状態検出手段を有し、
前記信号処理部は、前記車両が走行している場合には、前記増幅率を小さくする又は前記しきい値を高くする請求項1に記載の挟み込み検出装置。
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