JP4932271B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、複数のバッグで構成されるエアバッグ装置に関する。
インフレータからガスが直接的に供給される第1バッグと、この第1バッグを介してガスが供給される第2バッグとを有し、展開後に内部のガスを抜くために第1バッグのインフレータ近傍あるいは第2バッグにベントホールを形成したエアバッグ装置がある(例えば特許文献1参照)。
特願2003−220917号公報
インフレータからガスが直接的に供給される第1バッグのインフレータ近傍にベントホールを設けると、第1バッグから第2バッグにガスを送ると同時にベントホールからもガスが抜けてしまい、効率が悪い。また、第2バッグにベントホールを設けると、展開後に徐々にガスを抜くことはできるものの、何らかの理由でガスを速く抜く必要が生じても、ガスを速く抜くことはできない。
したがって、本発明は、効率良く展開できると共に、必要によりガスを速く抜くことができるエアバッグ装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、インフレータ(例えば実施形態におけるインフレータ21)と、該インフレータが発生するガスを案内する導入路(例えば実施形態における導入路23)と、該導入路を介して導入されるガスで展開するバッグ(例えば実施形態における第2バッグ25)とを有するエアバッグ装置(例えば実施形態におけるエアバッグモジュール16)であって、前記導入路は、前記インフレータが発生するガスの流れを整流して前記バッグに指向させる整流部(例えば実施形態における整流部32)を備えており、該整流部の下流側に該整流部から分岐して外部へガスを排出可能な分岐路(例えば実施形態における分岐路34)が設けられ、前記導入路は、前記インフレータから直接的にガスが供給される第1バッグ(例えば実施形態における第1バッグ24)で形成されており、前記バッグは、前記第1バッグの先端側の前記整流部(例えば実施形態における整流部32)を介してガスが供給される第2バッグ(例えば実施形態における第2バッグ25)であって、前記分岐路は、前記第1バッグと前記第2バッグとの間に設けられるとともに、外部へガスを排出可能な開閉バルブ(例えば実施形態における開閉バルブ33)を有し、前記分岐路および前記開閉バルブは、前記第1バッグから前記第2バッグ内に突出して前記整流部を形成する第1連通口部(例えば実施形態における第1連通口部27)と、前記第2バッグから該第2バッグ内に突出する第2連通口部(例えば実施形態における第2連通口部30)とが、互いに隙間を形成可能に重ね合わせられて構成されていることを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記開閉バルブが複数形成されており、これら複数の開閉バルブ間で前記第1バッグと前記第2バッグとが結合されていることを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記第2バッグには前記開閉バルブの近傍に外部と連通する開口(例えば実施形態におけるベントホール31)が形成されていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、インフレータが発生するガスをバッグに案内する導入路におけるインフレータが発生するガスの流れを整流してバッグに指向させる整流部の下流側にこの整流部から分岐して外部へガスを排出可能な分岐路が設けられているため、通常の展開時には、整流部で整流されてバッグの方向に指向するガスが、分岐部への流れが抑制されることになり、効率良くバッグに導入されて、バッグを効率よく展開できることになる。また、例えば荷物等によってバッグの膨張が阻害される場合等の必要な場合には、展開抵抗等でガスが分岐路から外部に放出されることになり、バッグからガスを速く抜くことができて、必要以上の膨張を抑制できる。
また、インフレータから直接的にガスが供給される第1バッグと、第1バッグを介してガスが供給される第2バッグとの間に外部へガスを排出可能な分岐路が設けられ、この分岐路に開閉バルブが設けられているため、不必要な場合にはこの開閉バルブを閉じておくことによりさらに効率よく展開できることになる。また、例えば荷物等によって第2バッグの膨張が阻害される場合等の必要な場合には開閉バルブを開くことでガスを速く抜くことができる。また、このように開閉バルブを開いてガスを速く抜く場合でも開閉バルブが第1バッグと第2バッグとの間に設けられているため、第1バッグは膨張させることができる。加えて、開閉バルブが第1バッグと第2バッグとの間に設けられているため、これら第1バッグおよび第2バッグの接合部分を利用して開閉バルブを構成することができ、コスト増を抑制することができる。
また、第2バッグの膨張が阻害されなければ、第1バッグから第2バッグ内に突出する第1連通口部および第2バッグから第2バッグ内に突出する第2連通口部が良好に展開し、第1連通口部が第1バッグの内圧を、第2連通口部が第2バッグの内圧を、それぞれ互いに接触する方向に受けることになって、これら第1連通口部および第2連通口部で構成される分岐路の開閉バルブは閉じられることになる。他方、第2バッグの膨張が阻害されると、展開抵抗が増加して第1連通口部および第2連通口部の相互間の隙間つまり分岐路を拡大して開閉バルブが開かれ、その結果、ガスを速く抜くことができる。このように第1バッグの第1連通口部および第2バッグの第2連通口部で分岐路および開閉バルブを構成できるため、コスト増を抑制することができる。
請求項に係る発明によれば、第1連通口部および第2連通口部からなる分岐路および開閉バルブが複数形成され、複数の開閉バルブ間で第1バッグと第2バッグとが結合されているため、第1連通口部および第2連通口部での第1バッグと第2バッグとの結合が不要となり、よって、第1連通口部および第2連通口部の変形が比較的自由になり、第2バッグの膨張が阻害されて展開抵抗が増加したときに、例えば第1連通口部が第2バッグから脇に出てガスを抜くことができる。
請求項に係る発明によれば、第2バッグには開閉バルブの近傍に外部と連通する開口が形成されているため、第1バッグから第2バッグにガスが流入する際の負圧を利用して、開口を通じて外気を吸い込むことができ(アスピレーション効果)、第2バッグを迅速に膨張させることができる。
本発明の第1実施形態のエアバッグ装置を図1〜図8を参照して以下に説明する。なお、以下の説明において用いる前後は、車両における前後である。
図1に示すように、運転席のシート11の前方に配置されたステアリングホイール12の内部に運転席用のエアバッグモジュール13が収納されており、また、インストルメントパネル14の助手席のシート15の前方位置の内部に、第1実施形態のエアバッグ装置を構成する助手席用のエアバッグモジュール16が収納されている。
このエアバッグモジュール16は、図2および図3に展開状態を示すように、ケース20と、ケース20内に設けられて燃焼により高圧ガスを発生する推薬が充填されたインフレータ21と、ケース20内に折り畳まれた状態で設けられてインフレータ21が発生させた高圧ガスで膨張するエアバッグ22とを有している。
エアバッグ22は、ケース20に基端側が固定されることで、ケース20に配置されたインフレータ21から直接的にガスが供給される第1バッグ24と、この第1バッグ24の先端側に連結されることで第1バッグ24を介してガスが供給される第2バッグ(バッグ)25とを有しており、これら第1バッグ24および第2バッグ25は、いずれも基布を縫製して構成されている。エアバッグ22は、言い換えれば、インフレータ21が発生するガスを案内する導入路23を形成する第1バッグ24と、この第1バッグ24を介して導入されるガスで展開する第2バッグ25とを有している。
エアバッグ22を展開状態をもって説明すると、第1バッグ24は、インフレータ21が配設される基端側から中間部にかけて徐々に拡径しており、また中間部から先端側にかけては徐々に縮径する形状の縮径延出部26となっており、縮径延出部26の先端側は先細の略テーパ筒状をなすとともに先端部が円形状に開口する第1連通口部27とされている。この第1連通口部27の内面は、第2バッグ25に指向して縮径する略テーパ筒状をなすことで、インフレータ21が発生するガスの流れを整流し第2バッグ25に指向させ、しかも増速させる整流部32を構成する。
第2バッグ25は、一端側から中間部にかけて徐々に拡径し中間部から他端側にかけて徐々に縮径する略球形状をなす主部28を有し、他端側が主部28の内側に折り込まれる折込部29とされている。この折込部29の内端側は、先細の略テーパ筒状をなすとともに内端部が円形状に開口する第2連通口部30とされている。また、第2バッグ25の主部28の折込部29側には内外に貫通するベントホール(開口)31が複数形成されている。
そして、第2連通口部30の内側に第1連通口部27が挿入されることで、これら第1連通口部27および第2連通口部30が互いに重ね合わせられることになり、この状態で、第1連通口部27および第2連通口部30が互いの一部同士を例えば接着で結合させて、第1バッグ24と第2バッグ25とが結合されている。これにより、第1バッグ24から第2バッグ25内に第1連通口部27が突出する一方、第2バッグ25から第2バッグ25内に第2連通口部30が突出することになる。これら第1連通口部27および第2連通口部30の結合部分を除く部分の隙間が、第1バッグ24の内側の導入路23のガスの流れを整流する整流部32の下流側から分岐して外部へガスを排出可能とする分岐路34となり、第1連通口部27および第2連通口部30の結合部分を除く部分が、互いに隙間を形成可能に重ね合わせられてエアバッグ22から外部へガスを排出可能な開閉バルブ33を構成していて、この開閉バルブ33は第1バッグ24と第2バッグ25との間に設けられている。なお、第2バッグ25のベントホール31はこの開閉バルブ33の近傍に形成されている。
このようなエアバッグ22が折り畳まれた状態でインフレータ21とともにケース20内に設けられて構成されるエアバッグモジュール16が車両のインストルメントパネル14に設けられることになる。そして、車両衝突時に所定以上の重力加速度が検出されるとインフレータ21が点火し、折り畳まれたエアバッグ22がインフレータ21が発生するガスで膨張し、ケース20を破断してインストルメントパネル14のカバー35を開きながら、車室内に展開する。このとき、インフレータ21から第1バッグ24に直接的にガスが供給されてこの第1バッグ24の膨張が先に始まり、その後、第1バッグ24を介して第2バッグ25にガスが供給されて、第2バッグ25の膨張が始まることになる。第2バッグ25は、図4に示すように、第1バッグ24からガスが流入する際の負圧を利用して、ベントホール31を通じて外気を吸い込むことができ(アスピレーション効果)、迅速に膨張することになる。
そして、上記のような膨張の最中に、第2バッグ25の膨張が不必要に阻害されることで展開抵抗が増加することがない状態、つまり、図5に示すように助手席のシート15に乗員Cが適正に着席している状態では、第1バッグ24から第2バッグ25内に突出する第1連通口部27および第2バッグ25から第2バッグ25内に突出する第2連通口部30が良好に展開することになり、第1連通口部27の内側の整流部32の案内で第2バッグ25の方向に指向して流れるガスは、方向の異なる分岐路34への流れが抑制されることになる。しかも第1連通口部27が第1バッグ24の内圧を、第2連通口部30が第2バッグ25の内圧を、それぞれ互いに接触する方向に受けることになり(図5の矢印参照)、これら第1連通口部27および第2連通口部30で構成される開閉バルブ33が分岐路34を閉じることになって、第1バッグ24および第2バッグ25は良好に膨張し、助手席のシート15に着席している乗員Cに接触して保護を行う。
他方、助手席のシート15に、図6に示すように、例えば乗員よりも大きな荷物Bが置かれていて、上記のような膨張の最中に第2バッグ25の膨張が不必要に阻害されると、展開抵抗が増加して、第1バッグ24の第1連通口部27および第2バッグ25の第2連通口部30の相互間の分岐路34を拡大するように開閉バルブ33が開かれ、その結果、分岐路34を介してガスを速く抜くことができる。これにより、第2バッグ25の膨張を抑制することができる。
以上に述べたエアバッグモジュール16によれば、インフレータ21が発生するガスを第2バッグ25に案内する第1バッグ24内の導入路23における整流部32の下流側に、この整流部32から第2バッグ25とは異なる方向に指向しつつ分岐して外部へガスを排出可能な分岐路34が設けられているため、通常の展開時には、整流部32で整流されて第2バッグ25の方向に指向するガスは、分岐部34への流れが抑制されることになり、効率良く第2バッグ25に導入されて、第2バッグ25を効率よく展開できることになる。また、例えば荷物Bによって第2バッグ25の膨張が阻害される場合等の必要な場合には、展開抵抗でガスが分岐路34から外部に放出されることになり、第2バッグ25からガスを速く抜くことができて、必要以上の膨張を抑制できる。
しかも、インフレータ21から直接的にガスが供給される第1バッグ24と、第1バッグ24を介してガスが供給される第2バッグ25との間に外部へガスを排出可能な分岐路34が設けられ、この分岐路34に開閉バルブ33が設けられているため、不必要な場合にはこの開閉バルブ33を閉じておくことにより第2バッグ25がさらに効率よく展開できることになる。また、例えば荷物等によって第2バッグ25の膨張が阻害される場合等の必要な場合には開閉バルブ33を開くことでガスを速く抜くことができる。
また、上記のように開閉バルブ33を開いてガスを速く抜く場合でも開閉バルブ33が第1バッグ24と第2バッグ25との間に設けられているため、第1バッグ24については十分に膨張させることができる。
加えて、第1バッグ24および第2バッグ25の接合部分(重なり部分)を利用し、第1バッグ24の第1連通口部27および第2バッグ25の第2連通口部30で開閉バルブ33を構成することができるため、コスト増を抑制することができる。
さらに、第2バッグ25には開閉バルブ33の近傍に外部と連通するベントホール31が形成されているため、第1バッグ24から第2バッグ25にガスが流入する際の負圧を利用して、ベントホール31を通じて外気を吸い込むことができ(アスピレーション効果)、第2バッグ25を迅速に膨張させることができる。
なお、上記した第1実施形態においては、第1バッグ24の第1連通口部27と第2バッグ25の第2連通口部30とを互いの一部を接着で結合する場合を例にとり説明したが、上記と同様に第2連通口部30の内側に第1連通口部27を挿入した状態でこれらの一部を縫製で結合するように図7に示す縫製部37を形成したり、第2連通口部30の内側に第1連通口部27を挿入した状態で第1バッグ24の基端側と第2バッグ25の主部28の第1バッグ24側とを図8に示すストラップ39で結合したりしても良い。ストラップ39で結合する場合、第1バッグ24および第2バッグ25を、第1連通口部27および第2連通口部30の位置では結合せず、その結果、開閉バルブ33は全周にわたって開閉可能となる。
次に、本発明の第2実施形態のエアバッグ装置を主に図9を参照して第1実施形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
第2実施形態のエアバッグ装置としてのエアバッグモジュール16のエアバッグ22は、第1実施形態のような分岐路34および開閉バルブ33がそれぞれ複数カ所、具体的には二カ所形成されている。つまり、エアバッグ22を展開状態をもって説明すると、第1バッグ24は、インフレータ21が配設される基端側から中間部にかけて徐々に拡径しており、この中間部から二カ所分岐して縮径延出部26が形成されている。そして、これら縮径延出部26は先端側にかけて徐々に縮径する形状をなしており、それぞれの先端側には、先細の略テーパ筒状をなすとともに先端部が円形状に開口する第1連通口部27が形成されている。
これに合わせて、第2バッグ25は、略球状の主部28から二カ所に分岐してそれぞれ主部28の内側に折り込まれる折込部29が形成されている。これら折込部29の内端側は、それぞれ先細の略テーパ筒状をなすとともに内端部が円形状に開口する第2連通口部30とされている。
そして、一方の第2連通口部30の内側に一方の第1連通口部27が挿入されることで、これら第1連通口部27および第2連通口部30が重ね合わせられるとともに、他方の第2連通口部30の内側に他方の第1連通口部27が挿入されることで、これら第1連通口部27および第2連通口部30が重ね合わせられている。これにより、一方の第1連通口部27と一方の第2連通口部30とが、互いに分岐路34を形成可能に重ね合わせられて、エアバッグ22から外部へガスを排出可能な開閉バルブ33を構成しており、この開閉バルブ33は第1バッグ24と第2バッグ25との間に設けられている。また、他方の第1連通口部27と他方の第2連通口部30とについても、互いに分岐路34を形成可能に重ね合わせられて、エアバッグ22から外部へガスを排出可能な開閉バルブ33を構成しており、この開閉バルブ33も第1バッグ24と第2バッグ25との間に設けられている。
そして、開閉バルブ33と開閉バルブ33との間に第1バッグ24と第2バッグ25とを縫製で結合させる縫製部41が設けられており、両開閉バルブ33の位置では第1バッグ24と第2バッグ25とは結合されていない。つまり、第1バッグ24および第2バッグ25は、一方の第1連通口部27および一方の第2連通口部30の位置と、他方の第1連通口部27および他方の第2連通口部30の位置とでは結合されず、その結果、両開閉バルブ33は全周にわたって開閉可能となる。なお、第1バッグ24と第2バッグ25とは、縫製で結合する以外にも、上記と同様に接着で結合したり、ストラップで結合したりすることが可能である。
このような第2実施形態では、第1連通口部27および第2連通口部30からなる複数の開閉バルブ33が形成され、開閉バルブ33と開閉バルブ33との間で第1バッグ24と第2バッグ25とが結合されているため、第1連通口部27および第2連通口部30での第1バッグ24と第2バッグ25との結合が不要となり、よって、第1連通口部27および第2連通口部30の変形が比較的自由になり、第2バッグ25の膨張が阻害されて展開抵抗が増加したときに、両第1連通口部27を第2バッグ25から脇(図9に矢印で示す方向)に出させてガスを抜くことができる。
なお、上記したベントホール31を、図10に示すように第2バッグ25が折り畳まれた状態では内側に折り畳まれ、図11に示すように膨張時にエアバッグ内圧が所定値まで上昇して基布張力が上がることによって反転し周囲よりも外側に錐形状(ピラミッド型)に突出する反転部43に形成しても良い。このようにすれば、反転部43が内側に折り畳まれている状態ではガスの排気を抑制できる。さらに、図12に示すように第2バッグ25において膨張途中まで第1バッグ24に重なっている部分にベントホール31を形成してベントホール31を閉塞させておき、エアバッグ内圧が所定値まで上昇して第1バッグ24からベントホール31の部分が離れることで図13に示すようにベントホール31が開口するようにしても良い。加えて、図14に示すようにベントホール31を覆うように基布を重ね合わせて縫製部44等で結合させておき、エアバッグ内圧が所定値まで上昇すると膨張力で図15に示すように結合を解除してベントホール31を開くようにしても良い。
次に、第1参考技術のエアバッグ装置を主に図16および図17を参照して第1実施形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
第1参考技術のエアバッグ装置としてのエアバッグモジュール16は、図16に展開状態を示すように、第1実施形態と同様のケース20およびインフレータ21と、ケース20内に折り畳まれた状態で設けられてインフレータ21が発生させた高圧ガスで膨張する単一の布製のエアバッグ(バッグ)45とを有している。
このエアバッグ45内には、インフレータ21が発生するガスをエアバッグ45内に案内する布製の導入部材46が設けられている。この導入部材46は、エアバッグ45とは別体で設けられており、基端内側にインフレータ21が配置されるとともに導入路47を内側に形成する略円筒状の主管部48と、この主管部48の中間所定位置から主管部48の延在方向とは異なる方向、具体的には直交方向に互いに相反するように延出する一対の分岐管部49とを有している。主管部48の基端側はエアバッグ45に縫製あるいは接着等で接合されており、その先端側の開口部51は、通常展開時のエアバッグ45のインフレータ21とは反対側の先端部との間に隙間を形成可能となっている。各分岐管部49の先端側は、エアバッグ45に形成された一対の接合穴52の周縁部にそれぞれ縫製あるいは接着等で接合されることでエアバッグ45の外に開口している。なお、主管部48と各分岐管部49とを別体のものを接合して導入部材46としても良く、勿論、一体で形成しても良い。別体で形成する場合には、同じ材質のもので形成しても良く、異なる材質のもので形成しても良い。
上記した主管部48の内側が、インフレータ21が発生するガスをエアバッグ45に案内する管状の上記した導入路47となっており、この導入路47を形成する主管部48は、管状となっていることから、その内面のインフレータ21の近傍位置にインフレータ21が発生するガスの流れを整流してエアバッグ45に指向させる整流部54が形成される。また、一対の分岐管部49の内側は、ガスを整流する整流部54よりも下流側から分岐して、末端のガス排出口55から外部へガスを排出可能な分岐路56となっている。
主管部48は、分岐管路49の分岐位置の上流端部に、他の部分よりも小径に絞られた絞り部58が形成されており、その結果、導入路47における分岐路56の上流側にその上流側よりも縮径する縮径部59が設けられている。
エアバッグ45には、各接合穴52のインフレータ21とは反対側に、内外に貫通するベントホール60が形成されている。
このような構成の導入部材46を含むエアバッグ45が折り畳まれた状態でインフレータ21とともにケース20内に設けられて構成されるエアバッグモジュール16が車両のインストルメントパネル14に設けられることになる。そして、車両衝突時に所定以上の重力加速度が検出されるとインフレータ21が点火し、折り畳まれたエアバッグ22がインフレータ21から導入部材46を介して導入されるガスで膨張し、ケース20を破断してインストルメントパネル14のカバー35を開きながら、車室内に展開する。
そして、上記のような膨張の最中に、エアバッグ45の膨張が不必要に阻害されることのない通常展開時には、図16に示すように、導入部材46の主管部48内の導入路47を介してガスが開口部51からエアバッグ45内に導入されてエアバッグ45が良好に膨張する。このときは、導入路47の整流部54の案内でエアバッグ45の方向に指向して流れるガスは、方向の異なる分岐路56への流れが極端に抑制され、しかもこの流れが縮径部59で増速されることでさらに抑制されることから、エアバッグ45は良好に膨張する。
他方、図17に示すように、例えば荷物Bによって、上記のような膨張の最中にエアバッグ45の膨張が不必要に阻害されると、エアバッグ45で導入部材46の主管部48の開口部51が閉塞されることになってガスが分岐路56から外部に排出されることになり、その結果、ガスを速く抜くことができる。これにより、エアバッグ45の膨張を抑制することができる。
以上に述べた第1参考技術のエアバッグモジュール16によれば、インフレータ21が発生するガスをエアバッグ45に案内する主管部48内の導入路23における整流部54の下流側に、この整流部54からエアバッグ45とは異なる方向に指向しつつ分岐して外部へガスを排出可能な分岐路56が設けられているため、通常の展開時には、整流部54で整流されてエアバッグ45の方向に指向するガスは、分岐部56への流れが抑制されることになり、効率良くエアバッグ45に導入されて、エアバッグ45を効率よく展開できることになる。また、例えば荷物Bによってエアバッグ45の膨張が阻害される場合等の必要な場合には、導入路47の末端の開口部51が閉塞されることでガスが分岐路56から外部に放出されることになり、エアバッグ45からガスを速く抜くことができて、必要以上の膨張を抑制できる。
また、導入路47が管状をなしているため、インフレータ21の近くに整流部54を設けることができ、その結果、分岐路56をインフレータ21に近づけることができる。したがって、よりエアバッグ45に近接して荷物B等があっても、エアバッグ45の必要以上の膨張を抑制できる。
さらに、導入路47における分岐路56の上流側に縮径部59が設けられているため、通常の展開時に、整流部54で整流されてエアバッグ45の方向に指向するガスが、縮径部59によって分岐部56への流れが一層抑制されることになり、エアバッグ45を一層効率よく展開できることになる。
加えて、導入路47および分岐路56が、エアバッグ45内に設けられた別部材である導入部材46で形成されるため、分岐路56の端末のガス排出口55を自由な位置に設定できる。
次に、第2参考技術のエアバッグ装置を主に図18および図19を参照して第1参考技術との相違部分を中心に説明する。なお、第1参考技術と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
第2参考技術のエアバッグ装置としてのエアバッグモジュール16は、図18に展開状態を示すように、分岐路56を形成する各分岐管部49がエアバッグ45からさらに外側に延長され、その中間の例えばエアバッグ45の接合穴52の位置から内側に折り返された形状をなしていて、端部のガス排出口55が主管部48の位置まで延出している。
以上に述べた第2参考技術のエアバッグモジュール16によれば、分岐路56を形成する分岐管部49が中間部で内側に折り返されているため、通常の展開時に、導入路47の圧力でこの分岐管部49のガス排出口55を含む折返し部分を図18に示すように潰して閉じることができ、ガスの分岐路56への流れが一層抑制されることになって、エアバッグ45を一層効率よく展開できることになる。また、例えば荷物等によってエアバッグ45の膨張が阻害される場合等の必要な場合には、展開抵抗で、分岐管部49の内側に折り返された部分が図19に示すように外側にめくれてガスが分岐路56から外部に放出されることになり、エアバッグ45からガスを速く抜くことができて、必要以上の膨張を抑制できる。
次に、第3参考技術のエアバッグ装置を主に図20を参照して第1参考技術との相違部分を中心に説明する。なお、第1参考技術と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
第3参考技術のエアバッグ装置としてのエアバッグモジュールは、主管部48および一対の分岐管部49が、半円筒に丸められた布からなり、両縁部をエアバッグ45の基布の一部に縫製あるいは接着により接合させることで、導入路47および分岐路56をエアバッグ45とで形成している。つまり、導入路47および分岐路56はエアバッグ45で少なくとも一部が形成されている。
以上に述べた第3参考技術によれば、導入路47および分岐路56が、エアバッグ45で少なくとも一部が形成されているため、ボリュームを減らすことができ、コンパクトに折り畳むことができる。
なお、以上の第1〜第3参考技術において、分岐路56を形成する分岐管部49の数は二つに限らず、いくつでも良い。例えば、図21に第1参考技術に対する変更例を示すように、分岐路56を形成する分岐管部49を一つにしても良い。
また、図22に示すように、導入部材46の基端側をエアバッグ45から突出させ、このエアバッグ45から突出する部分に分岐路としてのガス排出口55を形成しても良い。
なお、以上の実施形態では助手席シート15に着席する乗員用のエアバッグモジュール16を例にとり説明したが、勿論、運転席シート11の乗員用のエアバッグモジュール13を含む他のエアバッグモジュールにも適用可能である。
また、第1バッグ24と第2バッグ25とを同じ材質のもので形成しても良く、勿論、異なる材質のもので形成しても良い。導入部材46とエアバッグ45とについても、同じ材質のもので形成しても良く、異なる材質のもので形成しても良い。
本発明の第1実施形態のエアバッグ装置が適用された車両の車室内の斜視図である。 本発明の第1実施形態のエアバッグ装置における展開時の側断面図である。 本発明の第1実施形態のエアバッグ装置における展開時の平断面図である。 本発明の第1実施形態のエアバッグ装置における展開途中の平断面図である。 本発明の第1実施形態のエアバッグ装置における通常展開時の平断面図である。 本発明の第1実施形態のエアバッグ装置における特殊展開時の平断面図である。 本発明の第1実施形態のエアバッグ装置における変形例の展開時の平断面図である。 本発明の第1実施形態のエアバッグ装置における変形例の展開時の平断面図である。 本発明の第2実施形態のエアバッグ装置における展開時の平断面図である。 エアバッグの折り畳み時のベントホール周辺の部分斜視図(a)および部分断面図(b)である。 図10の展開時のベントホール周辺の部分斜視図(a)および部分断面図(b)である。 エアバッグの展開前期のベントホール周辺の部分断面図である。 図12の展開後期のベントホール周辺の部分断面図である。 エアバッグの折り畳み時のベントホール周辺の部分斜視図である。 図14の展開時のベントホール周辺の部分断面図である。 第1参考技術のエアバッグ装置における通常展開時の側断面図である。 第1参考技術のエアバッグ装置における特殊展開時の側断面図である。 第2参考技術のエアバッグ装置における通常展開時の側断面図である。 第2参考技術のエアバッグ装置における特殊展開時の側断面図である。 第3参考技術のエアバッグ装置におけるエアバッグの一部と導入部材とを示す斜視図である。 第1参考技術のエアバッグ装置における変形例の展開時の側断面図である。 第1参考技術のエアバッグ装置における別の変形例の展開時の側断面図である。
符号の説明
16 エアバッグモジュール(エアバッグ装置)
21 インフレータ
23,47 導入路
24 第1バッグ
25 第2バッグ(バッグ)
27 第1連通口部
30 第2連通口部
31 ベントホール(開口)
32,54 整流部
33 開閉バルブ
34,56 分岐路
45 エアバッグ(バッグ)
59 縮径部
46 導入部材(別部材)

Claims (3)

  1. インフレータと、該インフレータが発生するガスを案内する導入路と、該導入路を介して導入されるガスで展開するバッグとを有するエアバッグ装置であって、
    前記導入路は、前記インフレータが発生するガスの流れを整流して前記バッグに指向させる整流部を備えており、該整流部の下流側に該整流部から分岐して外部へガスを排出可能な分岐路が設けられ
    前記導入路は、前記インフレータから直接的にガスが供給される第1バッグで形成されており、
    前記バッグは、前記第1バッグの先端側の前記整流部を介してガスが供給される第2バッグであって、
    前記分岐路は、前記第1バッグと前記第2バッグとの間に設けられるとともに、外部へガスを排出可能な開閉バルブを有し、
    前記分岐路および前記開閉バルブは、前記第1バッグから前記第2バッグ内に突出して前記整流部を形成する第1連通口部と、前記第2バッグから該第2バッグ内に突出する第2連通口部とが、互いに隙間を形成可能に重ね合わせられて構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記開閉バルブが複数形成されており、これら複数の開閉バルブ間で前記第1バッグと前記第2バッグとが結合されていることを特徴とする請求項に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記第2バッグには前記開閉バルブの近傍に外部と連通する開口が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエアバッグ装置。
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