JP4929947B2 - トルクコンバータ - Google Patents

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Description

本発明はポンプインペラ、タービンランナ及びブレードを備え、これらの間を循環流動する流体を介して入力部から出力部にトルクを伝達するトルクコンバータに関し、特に軸方向のコンパクト化に特徴部分を有するものに関する。
従来、入力部に連絡されたポンプインペラと、そのポンプインペラに対置されて出力部に連絡されたタービンランナと、ポンプインペラ及びタービンランナの内周部間に配置されるブレードを有するステータとを備え、ポンプインペラ、タービンランナ及びブレードの相互間(これらで形成されるトーラス領域内)を循環流動する流体を介して入力部から出力部にトルクを伝達するトルクコンバータが知られている。
例えば自動車の自動変速機に用いられるトルクコンバータは、入力部にエンジンが、出力部に自動変速機の変速機構が接続される。つまりエンジンから自動変速機に至るパワートレインは直列配置となるので全長が長くなりがちである。近年、パワートレインの格納スペースであるエンジンルームの小型化要求が高まっており、それに伴ってパワートレインの全長短縮要求、ひいてはトルクコンバータの軸方向コンパクト化要求も高まっている。
トルクコンバータの軸方向のコンパクト化を図ったものとして、例えば特許文献1に示されるものが知られている。このトルクコンバータは、入力部(フロントカバー)と出力部(タービンハブ)とを機械的に直結するロックアップクラッチ機構を備え、さらにその作動時に、入力部と出力部とのトルク変動を吸収するダンパ装置を備えている。そして、タービンハブとダンパ装置とのレイアウトを工夫することによりトルクコンバータの軸方向コンパクト化を図っている。
なお、ステータの内周側にはワンウェイクラッチが設けられ、それより軸方向外側の両側に、ステータに作用するスラスト力を受けるスラストベアリングが設けられている。
特開2006−118654号公報
しかしながら、トルクコンバータに対する軸方向のコンパクト化要求は一層高まりつつあり、さらなるコンパクト化の方策が求められている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、軸方向のコンパクト化を図ることができるトルクコンバータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、入力部に連絡されたポンプインペラと、該ポンプインペラに対置されて出力部に連絡されたタービンランナと、上記ポンプインペラ及び上記タービンランナの内周部間に配置されるブレードを有するステータと、上記ステータの内周側の軸方向両側にそれぞれ設けられて該ステータに作用するスラスト力を受けるスラストベアリングとを備え、上記ポンプインペラ、上記タービンランナ及び上記ブレードの相互間を循環流動する流体を介して上記入力部から上記出力部にトルクを伝達するトルクコンバータにおいて、上記ステータは、当該トルクコンバータの支持台に対して回転禁止状態で設置される略環状の非回転部材と、上記非回転部材の外周側に略環状に設けられた回転可能部材と、上記非回転部材と上記回転可能部材との間に介設され、上記回転可能部材を上記非回転部材に対して一方向回転のみ許容して支持するワンウェイクラッチとを含み、上記回転可能部材は、内周面が上記ワンウェイクラッチに連絡される円筒状部と、該円筒状部の軸方向略中央部から、該円筒状部の径方向外側に延設され、該円筒状部よりも軸方向厚さの薄い延設部とを含み、上記各スラストベアリングが、上記円筒状部よりも外周側において上記延設部を軸方向両側から挟持するように設けられ、上記回転可能部材は、上記ブレードを含むとともに内周側に第1連結部を有する外周側部品と、上記円筒状部および上記延設部を含むとともに外周側に上記第1連結部と連結される第2連結部を有する内周側部品とを含み、上記延設部は、外周側ほど軸方向寸法が徐々に長くなっていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のトルクコンバータにおいて、上記内周側部品は、構造用鋼からなことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載のトルクコンバータにおいて、上記第1連結部と上記第2連結部との連結部は、外周側よりも内周側の軸方向厚さが薄くなっていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至の何れか1項に記載のトルクコンバータにおいて、上記円筒状部の内周面は上記ワンウェイクラッチの係合素子に当接するワンウェイクラッチアウターレースとされていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載のトルクコンバータにおいて、上記入力部と上記出力部とを機械的に直結させるロックアップクラッチと、上記ロックアップクラッチの締結時に上記入力部と上記出力部とのトルク変動を吸収するロックアップクラッチダンパとを備え、上記ロックアップクラッチダンパは、上記ステータに対して軸方向一方側に並設され、上記回転可能部材は、その外周側が内周側に対して軸方向反ロックアップクラッチダンパ側にオフセットされていることを特徴とする。
請求項1の発明によると、以下に述べるように、トルクコンバータの内周側(少なくともステータの延設部の、スラストベアリングが設けられる位置に相当する箇所)の軸方向長さを短縮し、コンパクト化を図ることができる。
本発明の効果を詳細に述べると、まずステータの円筒状部において、ワンウェイクラッチ(OWC)に連絡する部分として必要な軸方向長さを確保することができる。OWCには、ブレードに作用する流体力の反力を受けるために大きなトルクが作用する。従ってOWCは、高トルクを適正に受け得る強度を確保するために、ある程度の厚み(軸方向長さ)が必要である。これに対してステータの回転可能部材の円筒状部は、延設部に比べて比較的長い軸方向長さを有するので、OWCに適正に連絡することができる。
一方延設部は、内周側の円筒状部と外周側に連絡するブレードとを繋いでトルクを伝達する部材であるが、必ずしも円筒状部と同じ厚さが必要ではない。また適宜高強度の材質を用いることにより、円筒状部よりも充分薄く(軸方向長さを短く)することができる。延設部を薄くすると、円筒状部と延設部との間に軸方向長さの差(段差)を生じさせることが出来る。本発明では、その段差を延設部の軸方向両側に割り振り、そこにスラストベアリングを設けるようにしている。
このようにすると、スラストベアリングの厚みの一部が上記段差で吸収されるので、一方のスラストベアリングから他方のスラストベアリングまでの軸方向長さは、円筒状部の長さに2個のスラストベアリングの厚さを加えた単純和よりも短くなる。その分、軸方向長さが短縮され、コンパクト化が図られるのである。
なお、トルクコンバータの軸方向のコンパクト化として、必ずしもその全長短縮のみが利点を有するわけではなく、本発明のような内周側部分の軸方向短縮化にも利点がある。上述のようにトルクコンバータは必然的に入力側機構(エンジン等)と出力側機構(変速機構等)とを備えるシステム(パワートレイン等)との間に設けられるので、たとえ内周側部分といった一部の軸方向短縮化であっても、その短縮化された空きスペースにシステムの一部を入り込ませるようにレイアウトすることにより、システム全体として全長短縮を図ることができるからである。
請求項2の発明によると、ブレードを含む外周側部品として比較的低強度の材質(例えば樹脂や軽金属)を用いることにより高い成形性を確保しつつ、延設部を含む内周側部品として高強度の構造用鋼を用いることにより、その厚みを充分薄く抑えることができ、コンパクト化の効果を一層顕著に奏することができる。
構造用鋼として、具体的には炭素鋼、クロム鋼、クロムモリブデン鋼等が好適である。また必要に応じて焼入れ、浸炭、窒化等の表面処理を行うことも効果的である。
請求項3の発明によると、外周側においては、別部品とされた外周側部品と内周側部品と連結部の強度確保が図られ、内周側においては、コンパクト化が図られる
請求項4の発明によると、円状部の内周面をOWCアウターレースとすることにより、別途OWCアウターレースを設ける必要がなく、構造を簡素化することができる。上述のようにOWCには大きなトルクが作用するのでOWCアウターレースには高強度が要求される。本発明は、円筒状部を含む内周側部品が高強度の構造用鋼からなることを利用し、これを直接OWCアウターレースとして用いることを図ったものである。
請求項5の発明によると、内周側部品の外周側において、内周側に対して軸方向にオフセットされることによって出来た空間にロックアップクラッチダンパを配設することができる。従って、トルクコンバータ内の空間をより効率的に利用し、コンパクト化を促進することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るトルクコンバータと、その周辺部材とを示す縦断面図の上半部である。当実施形態のトルクコンバータ1は、自動変速機を搭載する自動車に用いられる。すなわちトルクコンバータ1は、図外のエンジンと図外の自動変速機の変速機構(一般的には遊星歯車機構と複数のクラッチからなる)との間に介設され、その動力伝達を行う。図1に示す状態で、トルクコンバータ1の左側にエンジンが、右側に自動変速機の変速機構が配設される。便宜上以下の説明において、図1の左側(エンジン側)を前側、右側(自動変速機側)を後側ともいう。また回転方向については、エンジン回転と同じ方向を正回転方向、逆の方向を逆回転方向というものとする。
トルクコンバータ1は、その支持台となるトランスミッションケース(以下T/Mケースと略称する)90に格納されている。また当実施形態では、トルクコンバータ1の後方にオイルポンプ(以下O/Pと略称する)80が配設されている。
トルクコンバータ1は、主に入力側要素、出力側要素、ステータ30及びその周辺要素、ロックアップクラッチ60、ロックアップクラッチダンパ50からなる。
入力要素は、入力部(フロントカバー13)及びこれと一体回転する要素からなる。フロントカバー13には、前方に突出する複数のボルト18が同心円上に固設されている。このボルト18とエンジンのクランク軸とが図外のドライブプレートを介して接合される。すなわちフロントカバー13はクランク軸と一体回転する。
フロントカバー13には、前方内周側にフロントカバーボス14が、後方外周側にインペラシェル12が、後方内周側にインペラスリーブ11が、それぞれ油密に一体接合されており、全体として作動流体を貯溜するシェル構造を形成する。なお当実施形態では作動流体として周知のATF(Automatic Transmission Fluid)が用いられる。
インペラシェル12は、外周側の一部が後方に湾曲しており、その湾曲部の内側には複数のポンプインペラ15(羽根状に曲げられた板状体)が同心円上に固設されている。
インペラスリーブ11の内周側は円筒状に後方側に延びており、その後端付近でO/P80のポンプロータ82に係合される。またその円筒部はO/P80のO/Pハウジング81を介してT/Mケース90に回転自在に支持されている。
出力要素は、出力部(タービンハブ23)及びこれと一体回転する要素からなる。タービンハブ23の内周部には、図外のタービン軸(自動変速機の変速機構の入力軸)がスプライン嵌合され、これと一体回転する。
タービンハブ23には、同心円上に設けられた複数のリベット25により、タービンシェル21が固定されている。タービンシェル21は、外周側が前方に湾曲しており、その湾曲部の内側には複数のタービンランナ22(羽根状に曲げられた板状体)が同心円上に固設されている。従ってタービンランナ22は、図示のようにポンプインペラ15に対置されている。
ステータ要素は、ステータ30及びその前後の内周側に設けられたスラストベアリング45等からなる。ステータ要素については、後に図2を参照して詳細に説明する。
ロックアップクラッチ(以下L/Uクラッチと略称する)60は、入力部(フロントカバー13)と出力部(タービンハブ23)とを機械的に直結(L/U)させるクラッチである。当実施形態のL/Uクラッチ60は、高い制御性と高伝達トルクが得易い湿式多板クラッチ構造であり、ロックアップクラッチダンパ(以下L/Uダンパと略称する)50を介してフロントカバー13とタービンハブ23とを直結させる。
L/Uクラッチ60は、フロントカバー13に固設されるとともに内周側にスプライン65aが形成された円筒状のクラッチハブドラム65と、このクラッチハブドラム65内でスプライン65aに沿って前後方向に移動する円板状のL/U(ロックアップ)ピストン63と、L/Uピストン63がシール部材を介して摺接し得るように、所定の内外周位置で当該L/Uピストン63を支持するインナードラム61及びアウタードラム62とを含む。フロントカバー13、L/Uピストン63、インナードラム61及びアウタードラム62で囲まれた領域は、L/Uピストン63を作動させる作動油(当実施形態ではトルクコンバータ1の作動油と同じATFが用いられる)の油圧室64を形成する。
クラッチハブドラム65には、L/Uピストン63の後方にフリクションプレート66とプレート67とが交互に各2枚配設され、さらにその後方にはリテーニングプレート68が設けられ、後端がスナップリング69で係止されている。
プレート67及びリテーニングプレート68は環状の金属板であり、その外周部はクラッチハブドラム65のスプラインに係合している。従ってプレート67及びリテーニングプレート68はクラッチハブドラム65及びこれと一体のフロントカバー13と一体回転する。
一方、プレート67またはリテーニングプレート68の間に配設されるフリクションプレート66は、環状の金属板の両面に摩擦材が貼付されたものである。フリクションプレート66は、その内周部においてロックアップクラッチダンパ50のダンパー本体51に係合している。ダンパー本体51はタービンシェル21とともにリベット25によってタービンハブ23に固設されている。従ってフリクションプレート66は、ダンパー本体51及びこれと一体のタービンハブ23と一体回転する。
ロックアップクラッチダンパ50は、L/Uクラッチ60の作動時に、フロントカバー13とタービンハブ23との直結状態を実現させるために介在するとともに、両者間のトルク変動を吸収する。
ロックアップクラッチダンパ50は、ダンパー本体51と、ダンパースプリング(以下ダンパーSPGと略称する)52と、ストッパースプリング(以下ストッパーSPGと略称する)53とを含み、ステータ30に対して軸方向一方側(前方側)に並設されている。ダンパー本体51は内周側と外周側とに分割された板状体であり、上述のように内周側がタービンハブ23に固定され、外周側がフリクションプレート66に係合している。ダンパー本体51の内周側と外周側との間に、複数のダンパーSPG52とストッパーSPG53とが設けられ、これらの緩衝作用によって内外周間のトルク変動が吸収される。
当実施形態のダンパーSPG52には、従来の一般的なものよりも大型で、トルク変動吸収性能の高いスプリングが用いられている。ダンパーSPG52の大型化に伴い、その設置スペースを確保するため、ダンパーSPG52付近でタービンシェル21が後方に湾曲している。
図1に示すように、トルクコンバータ1の後方にはO/P80が配設されている。O/P80は、トルクコンバータ1内の作動流体ATFや、L/Uクラッチ60の油圧室64に給排される油圧の油圧源である。また図外の変速機構を構成するクラッチ群の油圧源でもある。
O/P80は、O/P(オイルポンプ)ハウジング81、O/P(オイルポンプ)カバー85及びポンプロータ82を含む。O/Pハウジング81はT/Mケース90に固定されており、ポンプロータ82を格納するとともに、図外の吸入口と吐出口とを備える。またO/Pハウジング81には、吸入口からポンプロータ82を経由して吐出口に至る油路が形成されている。
ポンプロータ82はインペラスリーブ11の後端部と接続され、これに駆動される。ポンプロータ82が回転することにより、図外の吸入口から導入されたATFが昇圧され、吐出口に導出される。
O/Pカバー85はO/Pハウジング81に固定されており、O/Pハウジング81のポンプロータ82が格納された箇所の蓋体となる。また詳細な説明を省略するが、O/Pカバー85には変速機構のクラッチ油圧のための油路が形成されている。O/Pカバー85の内周部は、図1に示すようにインペラスリーブ11の内周側中空部を通って円筒状に前方に突出しており、その前端付近でステータ30のOWCインナーレース43にスプライン嵌合し、これを回転禁止状態で支持する。
図2は図1の部分拡大図であって、特にインペラシェル12、タービンシェル21及びステータ要素を含む部分を詳細に示す。以下図2を参照してこれらについての説明を続ける。
インペラシェル12とタービンシェル21との間に、ステータ30が設けられている。ステータ30は、ポンプインペラ15及びタービンランナ22の内周部間に配置されるブレード32を有し、このブレード32を軸周りに一方向(正回転方向)のみ回転し得る状態で支持する。
ブレード32は、ステータ30の外周付近に同心円上に複数形成された羽根状部材である。図示のように、ポンプインペラ15、タービンランナ22及びブレード32はトーラス領域28を形成しており、このトーラス領域28内を作動油ATFが循環流動するようになっている。
インペラシェル12は、適正なトーラス領域28を形成するため、トーラス領域28付近が内周側の基部12bに対して後方に膨出(湾曲)している(膨出部12a)。詳細には、基部12bの所定位置を膨出起点12cとして距離12dだけ膨出している。換言すれば基部12bの軸方向位置は、インペラシェル12の後端面よりも距離12dだけ前方に入り込んでいる。この入り込み量12dは従来の一般的なトルクコンバータよりも格段に大きく、基部12bの内面が、軸方向位置でブレード32とオーバーラップする程の量である。
このようにトルクコンバータ1は、外周側(トーラス領域28に相当する位置)においては適度な軸方向厚さをもって適正なトーラス領域が確保され、内周側(トーラス領域28よりも内周側、特に基部12bよりも内周側)においては外周側よりも大幅に軸方向長さが短縮され、コンパクト化が図られている。
ステータ30は主に、内周側のOWCインナーレース43と、その外周側に略環状に設けられた回転可能部材42と、OWCインナーレース43と回転可能部材42との間に介設され、回転可能部材42をOWCインナーレース43に対して一方向回転(正回転)のみ許容して支持するワンウェイクラッチ(OWC)40とからなる。
OWCインナーレース43は、図1に示すようにその内周面においてオイルポンプカバー85とスプライン嵌合している。すなわちOWCインナーレース43はO/Pカバー85及びO/Pハウジング81を介してT/Mケース90に回転禁止状態で支持される非回転部材となっている。
回転可能部材42は、ブレード32を含むとともに内周側にスプライン33(第1連結部)を有する外周側部品31と、外周側においてスプライン33と連結されるスプライン36(第2連結部)を有する内周側部品35とからなる。外周側部品31と内周側部品35との連結部である連結部34は、スプライン33とスプライン36とがスプライン嵌合されるとともに、スナップリング39(軸方向係止部材)で係止される、つまり軸方向相対移動が禁止されることによって形成されている。スナップリング39による連結を行うことにより、その連結作業の容易化が図られている。
連結部34は、その径方向位置が、膨出起点12cの外周側かつトーラス領域28の最内周位置よりも内周側となるように設けられている。望ましくは、ATFの円滑な流動に悪影響を与えない範囲で可及的に外周寄り(トーラス領域28に近い位置)に設定されるのが良い。また連結部34を構成するスプライン33,36は、外周側よりも内周側の軸方向厚さが薄くなっている。
外周側部品31は、比較的低強度の材質からなる。例えば樹脂や、アルミニウムやマグネシウムのような軽金属が好適である。外周側部品31は所定の厚みt1を有するが、これはブレード32に求められる形状に基いて設定される厚みであって、必ずしも強度上この厚みt1が必要であるわけではない。つまり外周側部品31は形状に対して強度面で余裕がある。そこで必要な強度が得られる範囲で比較的低強度の材質が用いられている。こうすることにより、より高強度の材質を用いる場合に比べて、必要な強度を確保しつつ高い成形性(生産性)を得ることができるという利点がある。
内周側部品35は、内周面がOWC40に係合する、内周側の円筒状部38と、この円筒状部38の軸方向略中央部から径方向外側に延設され、円筒状部38よりも軸方向厚さの薄い円板状の延設部37とからなる。円筒状部38と延設部37とは一体品である。
延設部37は、その最外周部であるスプライン36の外周部分が最も厚く(軸方向寸法が長い)、内周側であるほど薄くなっている。そして円筒状部38との接続部付近(内周側部品35の、連結部34よりも内周側の所定位置)において最も薄くなっている(厚さt2)。
また延設部37(内周側部品35とも言える)は、その外周側が内周側に対して後方(反L/Uダンパ50側)にオフセットされている。
上述したように、インペラシェル12の基部12bは大きく前方に張り出している。一方で基部12bに対応する径方向位置のタービンシェル21は後方に湾曲している。このため、インペラシェル12とタービンシェル21とに挟まれた延設部37の設置空間は、径方向で基部12b付近が最も狭く、またその付近でブレード32の軸方向位置に対して前方にずれている。当実施形態では、延設部37を薄肉化し、また上記のようなオフセット形状とすることにより、このような設置空間の不利にもかかわらず延設部37を適切に配置し、軸方向長さをコンパクトにすることに成功している。
そして内周側部品35は、外周側部品31とは別部品とされ、その材質として高強度の構造用鋼が採用されている。具体的には、炭素鋼(例えばS30C〜S50Cなど)、クロム鋼(例えばSCr420など)、クロムモリブデン鋼(例えばSCM420など)等が好適である。また、必要に応じて焼入れ、浸炭、窒化等の表面処理を行っても良い。こうすることにより、延設部37の強度を確保しつつ、その薄肉化を可及的に促進することができる。
さらに、スプライン33及びスプライン36が、外周側よりも内周側の軸方向厚さが薄くされていることにより、外周側においては連結部34の強度確保が図られ、内周側においてはコンパクト化が図られている。
円筒状部38は、その厚み(軸方向長さ)が、OWCインナーレース43やOWC40と同じ厚さt3となっている。円筒状部38は、その内周面がOWC40の係合素子41に係合するワンウェイクラッチアウターレース(以下OWCアウターレースと略称する)とされている。当実施形態のOWC40は、いわゆるスプラグタイプであり、係合素子41はスプラグである。
OWC40には、ブレードに作用する流体力の反力を受けるために大きなトルクが作用する。OWC40は、その高トルクを適正に受け得る強度を確保するために、ある程度の軸方向長さ(厚みt3)が必要である。OWCアウターレースとして作用する円筒状部38は、OWC40と同じ厚みt3を有し、また高強度の構造用鋼からなることから、OWCアウターレースとしての機能を適正に発揮することができる。
また円筒状部38の内周面をOWCアウターレースとすることにより、別途OWCアウターレースを設ける必要がなく、構造を簡素化することができる。
円筒状部38と延設部37の境界付近の段差部に、延設部37を前後から挟持するように2つのスラストベアリング45が設けられている。詳しくは、前側のスラストベアリング45は、ベアリングレース46,47を介してタービンハブ23と延設部37との間に介設されている。また後側のスラストベアリング45は、ベアリングレース46,47を介してインペラスリーブ11と延設部37との間に介設されている。スラストベアリング45は、ステータ30の前後方向の位置決めを行うとともに、ステータ30(ブレード32)に作用するスラスト力を受ける。
ベアリングレース46,47を含めた1個のスラストベアリング45の厚さをt4とすると、前側のベアリングレース46の前面から後側のベアリングレース46の後面までの軸方向距離t5は、 t5=t2+2・t4 で表される。これは、円筒状部38と延設部37との間に段差を設けず、厚さt3の箇所にスラストベアリング45を設けた場合(従来構造)の同寸法 t3+2・t4 よりも短縮化されている。つまり延設部37を薄肉化し、円筒状部38と延設部37との間に段差を設け、その段差部にスラストベアリング45を配設することにより、当該箇所において一層の軸方向寸法短縮化、コンパクト化が図られている。
次に、トルクコンバータ1の動作について説明する。まずL/Uクラッチ60が非作動状態(L/Uオフ)、かつタービンハブ23(タービンランナ22)の回転速度がフロントカバー13(ポンプインペラ15)の回転速度に対して比較的小さい(速度比が小さい)場合について説明する。このような状態は、停止時(タービンハブ23の速度=0)または発進直後に現出する。
L/Uオフのとき、L/Uクラッチ60のプレート67,リテーニングプレート68とフリクションプレート66との間には僅かな隙間(クリアランス)が生じており、相対回転可能となっている。つまり入力部のフロントカバー13と出力部のタービンハブ23とは相対回転可能状態となっている。
このときの作動流体ATFの、トーラス領域28内での流動方向は矢印A1に示すようにポンプインペラ15→タービンランナ22→ブレード32→ポンプインペラ15である。実際には、これに周方向(紙面に垂直な方向)の流れが加わり、三次元流となっている。入力側のトルクがポンプインペラ15からATFに伝わり、これがタービンランナ22を介して出力側に伝達される。タービンランナ22からブレード32に戻されたATFはブレード32を逆回転方向に回転させようとする方向に流れる。しかしその逆回転はOWC40によって禁止させられているので、ブレード32(回転可能部材42)は停止状体を維持し、逆にATFを方向転換させてポンプインペラ15に戻す。
方向転換してポンプインペラ15に戻されたATFは循環流(矢印A1)を加勢するように作用するので、タービンランナ22にはより強いトルクが伝達される。従ってこのとき、出力部であるタービンハブ23では、入力部であるフロントカバー13のトルクよりも大きなトルクが得られる(トルク増幅作用)。
次に、L/Uクラッチ60がオフ、かつタービンハブ23(タービンランナ22)の回転速度がフロントカバー13(ポンプインペラ15)の回転速度に対して比較的大きい(速度比が大きい)場合について説明する。このような状態は、発進後一定の車速に達した頃乃至は軽負荷での定常走行時に現出する。
この場合も作動流体ATFは、トーラス領域28内でポンプインペラ15→タービンランナ22→ブレード32→ポンプインペラ15という循環流を形成する。但し上記の場合と異なるのは、タービンランナ22からブレード32に戻されたATFはブレード32を正回転方向に回転させようとする方向に流れることである。その正回転はOWC40によって許容されているので、ブレード32(回転可能部材42)はポンプインペラ15やタービンランナ22と同様に正回転する。こうしてトーラス領域28ではトルク増幅作用のない流体継手が形成され、出力部であるタービンハブ23では、入力部であるフロントカバー13のトルクよりもやや小さなトルクが得られる。
次に、L/Uクラッチ60が作動状態の場合について説明する。このような状態は、発進後所定の車速に達し、図外の制御ユニットがL/U指令を発したときに現出する。
L/U指令が発せられると、油圧室64に油圧が供給され、L/Uピストン63が後方にストロークする。これによって各フリクションプレート66及び各プレート67は、全体が後方のリテーニングプレート68側に押し付けられ、相互間に作用する摩擦力によって相対回転が止められる(締結状態)。つまりフロントカバー13とタービンハブ23との間に相対回転のない、直結状態(L/U状態)となる。
L/Uは、流体を介した動力伝達に比べ、流体による滑りを伴わないので伝達効率が高いという利点がある。従って、L/U領域(車両がL/U状態で走行する領域)を拡大することは燃費の向上に大きく貢献する。このような観点から当実施形態では、従来の一般的なL/U領域(例えば第4速段以上の高速領域)よりも格段に広いL/U領域(例えば第1速段の、発進直後から)が設定されている。L/Uクラッチ60は、高い制御性と高伝達トルクが得易い湿式多板クラッチ構造をとることにより、L/U領域の拡大に適応している。
L/U時、フロントカバー13からタービンハブ23へのトルク伝達は、L/Uダンパ50を介して行われ、これによってトルク変動の吸収がなされる。比較的トルク変動が小さいときにはダンパーSPG52のみによって適度なトルク変動の吸収が行われ、一定以上のトルク変動があった場合には、ストッパーSPG53も加わって強力なトルク変動吸収がなされる。
上述のように当実施形態では、低速段からのL/Uを行う。低速段(低車速域)ではエンジンのトルク変動が比較的大きく、この領域でL/Uを行った場合に、そのトルク変動による車体振動の悪化、乗り心地の悪化が懸念される。しかし当実施形態では、大型でトルク変動吸収性の高いダンパーSPG52を採用することにより、その懸念を払拭している。
次に、トルクコンバータ1の内周側の軸方向長さを短縮したことの利点について説明する。図1に示すように、O/Pハウジング81の形状は、その内周側において大きく前方に張り出し、その前端部はインペラシェル12の後端よりも前方に位置している。これは、インペラシェル12の後端から基部12bへの入り込み量12d(図2に示す)を大きくとったことにより可能となった配置である。
このようにトルクコンバータ1とO/P80とをセットにした配置を考えると、コンパクト化されたトルクコンバータ1の内周側にO/P80の張り出し部を入り込ませることにより、単純にトルクコンバータ1の後方(インペラシェル12の後端より後方)にO/P80を配置する場合に比べ、両者を合わせた軸方向長さを短縮化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、L/Uクラッチ60の構造やL/Uダンパ50の構造は、上記実施形態のものに限らず、如何なるタイプのものであっても良い。
またOWC40は、スプラグ式のものに限定するものではなく、例えばローラ式のものであっても良い。その場合、係合素子41はローラとなる。
またトルクコンバータ1は、その周辺に配置される部材を限定するものではない。例えばトルクコンバータ1の後方にO/P80以外の部材を配置し、その一部をコンパクト化したトルクコンバータ1の内周部に入り込ませるようにしても良い。また必ずしもその内周部に何らかの部材の一部(又は全部)を入り込ませたレイアウトとするものに限定するものではない。
本発明の一実施形態に係るトルクコンバータと、その周辺部材とを示す縦断面図の上半部である。 図1の部分拡大図である。
符号の説明
1 トルクコンバータ
13 フロントカバー(入力部)
15 ポンプインペラ
22 タービンランナ
23 タービンハブ
30 ステータ
31 外周側部品
32 ブレード
33 スプライン(第1連結部材)
34 連結部
35 内周側部品
36 スプライン(第2連結部材)
37 延設部
38 円筒状部
39 スナップリング(軸方向係止部材)
40 ワンウェイクラッチ
41 係合素子
42 回転可能部材
43 ワンウェイクラッチインナーレース(非回転部材)
45 スラストベアリング
50 ロックアップクラッチダンパ
60 ロックアップクラッチ
90 トランスミッションケース(トルクコンバータの支持台)

Claims (5)

  1. 入力部に連絡されたポンプインペラと、
    該ポンプインペラに対置されて出力部に連絡されたタービンランナと、
    上記ポンプインペラ及び上記タービンランナの内周部間に配置されるブレードを有するステータと、
    上記ステータの内周側の軸方向両側にそれぞれ設けられて該ステータに作用するスラスト力を受けるスラストベアリングとを備え、
    上記ポンプインペラ、上記タービンランナ及び上記ブレードの相互間を循環流動する流体を介して上記入力部から上記出力部にトルクを伝達するトルクコンバータにおいて、
    上記ステータは、当該トルクコンバータの支持台に対して回転禁止状態で設置される略環状の非回転部材と、
    上記非回転部材の外周側に略環状に設けられた回転可能部材と、
    上記非回転部材と上記回転可能部材との間に介設され、上記回転可能部材を上記非回転部材に対して一方向回転のみ許容して支持するワンウェイクラッチとを含み、
    上記回転可能部材は、内周面が上記ワンウェイクラッチに連絡される円筒状部と、
    該円筒状部の軸方向略中央部から、該円筒状部の径方向外側に延設され、該円筒状部よりも軸方向厚さの薄い延設部とを含み、
    上記各スラストベアリングが、上記円筒状部よりも外周側において上記延設部を軸方向両側から挟持するように設けられ
    上記回転可能部材は、上記ブレードを含むとともに内周側に第1連結部を有する外周側部品と、
    上記円筒状部および上記延設部を含むとともに外周側に上記第1連結部と連結される第2連結部を有する内周側部品とを含み、
    上記延設部は、外周側ほど軸方向寸法が徐々に長くなっていることを特徴とするトルクコンバータ。
  2. 記内周側部品は、構造用鋼からなことを特徴とする請求項1記載のトルクコンバータ。
  3. 上記第1連結部と上記第2連結部との連結部は、外周側よりも内周側の軸方向厚さが薄くなっていることを特徴とする請求項1または2記載のトルクコンバータ。
  4. 上記円筒状部の内周面は上記ワンウェイクラッチの係合素子に当接するワンウェイクラッチアウターレースとされていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のトルクコンバータ。
  5. 上記入力部と上記出力部とを機械的に直結させるロックアップクラッチと、
    上記ロックアップクラッチの締結時に上記入力部と上記出力部とのトルク変動を吸収するロックアップクラッチダンパとを備え、
    上記ロックアップクラッチダンパは、上記ステータに対して軸方向一方側に並設され、
    上記回転可能部材は、その外周側が内周側に対して軸方向反ロックアップクラッチダンパ側にオフセットされていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のトルクコンバータ。
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