JP4929861B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、静電潜像担持体上に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像を形成し、該トナー像を被転写体に転写する画像形成装置、具体例としては電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ機、これらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置に関する。
電子写真方式等の画像形成装置では、表面が移動するように駆動される静電潜像担持体(以下、「像担持体」ということがある。)の該表面を帯電装置で帯電させ、該帯電域に静電潜像形成装置(画像露光装置或いは静電記録装置など)で形成しようとする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置により現像して可視トナー像を形成し、該可視トナー像を被転写体に転写する画像形成処理を実施する。
かかる画像形成装置は、モノクロ画像形成装置と2色以上のトナーを用いて画像形成できるカラー画像形成装置(代表的なものはフルカラー画像形成装置)に大別できる。
モノクロ画像形成装置では、像担持体上に形成されるトナー像は、転写装置を用いて直接被転写体である記録媒体上に転写され、定着されるか、或いは中間の被転写体である中間転写体に1次転写装置により1次転写され、該中間転写体から最終的な被転写体である記録媒体上に2次転写装置により転写され、定着される。
カラー画像形成装置としては、所謂4サイクル型カラー画像形成装置やタンデム型カラー画像形成装置等が知られている。
4サイクル型カラー画像形成装置は、感光体のような像担持体表面を帯電させ、その帯電域に画像露光を施すなどして静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成する。かかるトナー像形成においては、互いに異なる色のトナーを収容した複数の現像装置を順次用いて、順次異なる色のトナー像を該像担持体上に形成する。さらに、該像担持体上に形成されるトナー像を、1次転写装置を用いて順次、重ねて中間転写体上に1次転写し、かくして形成される中間転写体上の多重トナー像を2次転写装置で記録媒体に2次転写し、定着させて、カラー画像を得ることができる。
タンデム型のカラー画像形成装置では、感光体のような像担持体、その表面を帯電させる帯電装置、静電潜像形成装置(例えば画像露光装置)、像担持体上の静電潜像を現像する現像装置等を含む画像形成部が、トナーの色に応じて複数、中間転写体に沿って順次配置されており、各画像形成部において像担持体上に形成されるトナー像は1次転写装置により中間転写体に重ねて1次転写され、該中間転写体上の多重トナー像が2次転写装置により記録媒体に2次転写され、定着される。カラー画像形成装置における中間転写体は被転写体の一種と言える。
モノクロ画像形成装置であれ、カラー画像形成装置であれ、像担持体表面を静電潜像形成に先立って帯電させる帯電装置には種々のタイプのものがあり、代表的なものとしてコロナ放電を利用する非接触式のコロナ帯電装置を挙げることができるが、今日では、像担持体表面に帯電部材を接触させる接触式帯電装置も提案され、実用化されている。接触式帯電装置は非接触式帯電装置と比べるとオゾンの発生量が少ないか、無く、また、消費電力を低く抑えられるという利点がある。
接触式帯電装置のなかでも、帯電部材として像担持体表面に接触して回転する帯電ローラを用いるものは帯電安定性の観点から好ましいものである。
上述の画像形成装置においては、像担持体上に形成されたトナー像が被転写体(記録媒体或いは中間転写体)に転写されるとき、全てのトナーが被転写体に転写されることはなく、所謂転写残トナーが像担持体上に残留する。この転写残トナーは、一般的には、像担持体に接触配置されたクリーニングブレード等のクリーニング部材を有するクリーニング専用クリーナにより除去され、廃棄されることが多い。
一方、画像形成装置の小型化、低価格化を図るため、また、クリーニングブレード等のクリーニング部材を省略して像担持体の摩耗を抑制し、像担持体の長寿命化を図るためにクリーニング専用クリーナを備えない所謂クリーナレスタイプの画像形成装置も提案されている。
クリーナレスタイプの画像形成装置の典型的なものは、転写残トナーを現像装置で回収する画像形成装置である。
例えば、特開2005−181941号公報は、像担持体に接触する帯電装置の帯電部材に、正規帯電極性とは逆極性に帯電した転写残トナーを回収させ、非画像形成時(例えば記録媒体間、画像形成後の後処理動作時等)に該回収したトナーを正規帯電極性に帯電させて像担持体上に吐き出させ、現像装置に回収させることが記載されている。
また、同公報には次の記載もある。
正規帯電極性に帯電した転写残トナーは帯電部材に回収されずに帯電部材を通過し、次回画像形成において所謂ゴーストとなって現れるおそれがあることから、像担持体表面の移動方向において転写装置(1次、2次転写装置があるときは1次転写装置)より下流側、且つ、帯電装置より上流側に、正規帯電極性に帯電した転写残トナーを取り込み、逆極性に帯電させて像担持体上へ戻す固定型(非回転型)の導電性ブラシを設けることが記載されている。
ところで、クリーナレスタイプの画像形成装置では、クリーニングブレード等のクリーニング性能の高いクリーニング部材を用いないので、像担持体表面に付着する記録媒体粉等の異物の除去能力は低下する。記録媒体粉等の異物が付着した像担持体ではその異物に含まれる物質(例えば記録紙に含まれている炭酸カルシウムやタルク等)が像担持体表面抵抗を低下させ、そのため、帯電装置による帯電電化の横流れが発生しやすく、形成される画像に画像流れが生じたり、フィルミングによる画像ノイズが生じやすくなる。
この点前記特開2005−181941号公報記載の画像形成装置では、帯電部材として像担持体表面を摺擦する磁気ブラシを採用し、該磁気ブラシに回収したトナーに外添されている研磨効果のある外添材で像担持体表面を研磨するようにしている。
特開2005−181941号公報
しかしながら、特開2005−181941号公報記載のクリーナレスタイプの画像形成装置では、像担持体の研磨を専らトナーの外添材に頼っている。換言すれば、研磨性を有するトナーで像担持体を研磨する。しかし、それではトナーをそれほど消費しない画像形成を繰り返したときには研磨に寄与するトナー量が不足し、像担持体の研磨能力が低下してくるので、現像装置から像担持体へ像担持体の研磨のためにトナーを補給しなければならず、トナーの画像形成への有効活用の程度がそれだけ低下してしまう。
また、トナーとして像担持体研磨性まで考慮したトナーを準備しなければならず、その準備にあたっては、トナー本体と像担持体研磨性を有する外添材との相性等も考慮しなければならず、困難を伴う。
そこで本発明は、表面が移動するように駆動される静電潜像担持体の該表面を帯電装置で帯電させ、該帯電域に静電潜像形成装置で静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像とし、該トナー像を転写装置で被転写体に転写する画像形成装置であって、静電潜像担持体から被転写体へのトナー像転写後静電潜像担持体上に残留する転写残トナーを転写残トナークリーニング専用のクリーナを用いなくても画像形成に支障がないように該静電潜像担持体から回収できるとともに静電潜像担持体に付着する記録媒体粉等の異物を、研磨性を有するトナーを使用しなくても、画像形成に支障のないように研磨除去できる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、
表面が移動するように駆動される静電潜像担持体の該表面を帯電装置で帯電させ、該帯電域に静電潜像形成装置で静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像とし、該トナー像を転写装置で被転写体に転写する画像形成装置であって、
前記帯電装置が前記静電潜像担持体表面に接触配置された帯電ローラ及び該帯電ローラに交流電圧に直流電圧を重畳した帯電バイアスを印加する第1バイアス印加装置を含んでおり、
前記静電潜像担持体の表面移動方向において前記転写装置より下流側、且つ、前記帯電装置より上流側にトナー回収部材が該静電潜像担持体表面を摺擦するように配置され、該トナー回収部材にバイアスを印加するための第2バイアス印加装置が設けられており、
さらに、前記第1バイアス印加装置及び第2バイアス印加装置を制御する制御部が設けられており、
前記第1バイアス印加装置は、前記帯電ローラに画像形成時帯電バイアス又は該画像形成時帯電バイアスより交流成分のピークツーピーク電圧が大きい非画像形成時帯電バイアスを選択的に印加することができ、
前記第2バイアス印加装置は、前記トナー回収部材に前記静電潜像担持体表面のトナーを回収するためのトナー回収バイアス又は前記静電潜像担持体表面に前記現像装置に回収させるトナーを吐き出すためのトナー吐き出しバイアスを選択的に印加することができ、 前記制御部は、少なくとも画像形成時には前記画像形成時帯電バイアスが前記帯電ローラに印加され、非画像形成時における予め定められたタイミングで前記非画像形成時帯電バイアスが前記帯電ローラに印加されるように前記第1帯電バイアス印加装置を制御し、 該制御部は、さらに、前記第2バイアス印加装置について、少なくとも、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が該帯電ローラより上流側で前記トナー回収部材を通過するとき、該トナー回収部材に前記トナー回収バイアスが印加されるように該第2バイアス印加装置を制御する画像形成装置を提供する。
本発明に係る画像形成装置における前記制御部は、前記第2バイアス印加装置については、例えば、少なくとも画像形成時には前記トナー回収バイアスが前記トナー回収部材に印加され、非画像形成時における予め定められたタイミングで前記トナー吐き出しバイアスが前記トナー回収部材に印加され、非画像形成時であっても、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で前記トナー回収部材を通過するときには、該トナー回収部材に前記トナー回収バイアスが印加されるように該第2バイアス印加装置を制御するものとすることができる。
しかし、前記トナー吐き出しバイアスをトナー回収部材にトナーを回収しながらも画像ノイズを招かない少量のトナーを吐き出すバイアス(逐次吐き出しバイアス)としてもよく、その場合には、前記制御部は、前記第2バイアス印加装置については、例えば、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で前記トナー回収部材を通過するとき、該トナー回収部材に前記トナー回収バイアスが印加され、該トナー回収バイアス印加時以外のときにはトナー吐き出しバイアス(逐次吐き出しバイアス)が印加されるように該第2バイアス印加装置を制御するものであってもよい。
ここで「トナーをトナー回収部材に回収しながらも画像ノイズを招かない少量のトナーを吐き出す」における「画像ノイズを招かない少量のトナー」とは、実用上画像ノイズを招かないとみなし得る量のトナーである。
いずれにしても、本発明に係る画像形成装置によると、画像形成時には静電潜像担持体上の転写残トナーを画像形成に支障のないようにトナー回収部材に回収できるので、転写残トナークリーニング専用のクリーナを用いなくても、転写残トナーに起因する画像ノイズ発生を抑制して、良好な画像を形成できる。
トナー回収部材から静電潜像担持体上へ吐き出されるトナーは、現像装置に回収させて再使用できる。
また、非画像形成時における予め定められたタイミングで非画像形成時帯電バイアスが帯電ローラに印加される。この非画像形成時帯電バイアスは、画像形成時に帯電ローラに印加される画像形成時帯電バイアスより交流成分のピークツーピーク電圧が大きい帯電バイアスであり、トナー回収部材による静電潜像担持体表面の摺擦研磨効果を向上させ、それにより異物を画像形成に支障がないように研磨除去できる。
しかも、非画像形成時であっても、帯電ローラに非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側でトナー回収部材を通過するときには、該トナー回収部材に前記トナー回収バイアスが印加される。
従って、帯電ローラへの交流成分のピークツーピーク電圧が大きい非画像形成時帯電バイアスの印加においては、転写残トナーがトナー回収部材に回収される分、帯電ローラを通過するトナーの量が低く抑制され、交流成分のピークツーピーク電圧が大きい非画像形成時帯電バイアスの印加にもかかわらず、帯電ローラ及び静電潜像担持体の各表面のトナー汚れが抑制される。
なお、非画像形成時帯電バイアスの交流成分のピークツーピーク電圧を画像形成時帯電バイアスにおける交流成分のピークツーピーク電圧より大きくするとトナー回収部材による静電潜像担持体表面の摺擦研磨効果が向上する点は、後ほど図7(A)を参照して説明するように、確認している。
このように本発明に係る画像形成装置によると、静電潜像担持体から被転写体へのトナー像転写後に静電潜像担持体上に残留する転写残トナーを転写残トナークリーニング専用のクリーナを用いなくても画像形成に支障がないように該静電潜像担持体から回収できるとともに静電潜像担持体に付着する記録媒体粉等の異物を、研磨性を有するトナーを採用しなくても、また、画像形成に支障のないように研磨除去して静電潜像担持体表面をリフレッシュできる。
本発明に係る画像形成装置は次の(1)から(4)のものであってもよい。
(1)前記現像装置は前記静電潜像担持体上に形成される静電潜像へトナーを供給して現像するための現像部材を含んでおり、該現像部材にバイアスを印加するための第3バイアス印加装置が設けられており、
該第3バイアス印加装置は、該現像部材に静電潜像担持体上の静電潜像へトナーを移行させる交流電圧に直流電圧を重畳した現像バイアス又は該現像バイアスより交流成分のピークツーピーク電圧が小さくトナーを該静電潜像担持体へ移行させないバイアスを選択的に印加でき、
前記制御部は、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で該現像部材を通過するとき、トナーを該静電潜像担持体へ移行させないバイアス設定とするように該第3バイアス印加装置を制御する画像形成装置。
この画像形成装置によると、帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で現像部材を通過するときには、該現像部材に対する第3バイアス印加装置がトナーを該静電潜像担持体へ移行させないようにバイアス設定される。それにより、カブリトナーの静電潜像担持体への付着が抑制され、トナー回収部材のカブリトナー回収性が画像形成装置の使用を重ねるうちに劣化したとしても、トナー回収部材を通過して帯電ローラへ至るカブリトナー量が抑制されるため、トナー回収部材を通過するカブリトナーがあると帯電部材にピークツーピーク電圧の大きい非画像時帯電バイアスを印加することにより発生する帯電ローラや静電潜像担持体の表面の汚れが抑制される。
(2)前記現像装置は前記静電潜像担持体上に形成される静電潜像へトナーを供給して現像するための現像部材及び該現像部材を該静電潜像担持体から離隔させる離隔装置を含んでおり、
前記制御部は、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で該現像部材を通過するとき、該現像部材が前記静電潜像担持体から離隔するように前記離隔装置を制御する画像形成装置。
この画像形成装置によると、帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で現像部材を通過するときには、該現像部材が静電潜像担持体から離隔せしめられる。従って、前記非画像形成時帯電バイアス印加時の帯電ローラを通過予定の静電潜像担持体表面部分への現像装置からのトナー移行が抑制され、帯電ローラ及び静電潜像担持体のトナー汚れがそれだけ抑制される。
(3)前記制御部は、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で前記現像装置を通過するとき、該現像装置を停止させる画像形成装置。
この画像形成装置によると、帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で現像装置を通過するときには、該現像装置が停止される。従って、前記非画像形成時帯電バイアス印加時の帯電ローラを通過予定の静電潜像担持体表面部分への現像装置からのトナー移行が抑制され、帯電ローラ及び静電潜像担持体のトナー汚れがそれだけ抑制される。 この(3)の構成は上記(2)の構成と併用してもよい。
(4)前記転写装置は、前記被転写体の一種である中間転写体を介して前記静電潜像担持体に臨み、該静電潜像担持体上に形成されるトナー像を転写電圧印加のもとに該中間転写体に転写する転写部材及び該転写部材の後退駆動装置を含んでおり、該後退駆動装置は、該転写部材によって該中間転写体が該静電潜像担持体表面に接触している状態から該転写部材を後退させて該中間転写体を該静電潜像担持体表面から離隔させることができ、
前記制御部は、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で該転写部材に臨む位置を通過するとき、該転写部材を後退させて前記中間転写体を前記静電潜像担持体から離隔させるように前記後退駆動装置を制御する前記(1)、(2)又は(3)に記載の画像形成装置。
この画像形成装置によると、帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で転写部材に臨む位置を通過するとき、中間転写体が静電潜像担持体から離隔せしめられる。従って、中間転写体上のトナー(例えば中間転写体のクリーナにより拭き残された2次転写残トナー)が該静電潜像担持体表面部分に付着することが抑制され、前記非画像形成時帯電バイアス印加時に帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分のトナー量はそれだけ低く抑制され、帯電ローラ及び静電潜像担持体のトナー汚れがそれだけ抑制される。
この画像形成装置では、中間転写体が静電潜像担持体表面から離隔するときには、それに先立って現像装置におけるバイアス設定がトナーを現像部材から静電潜像担持体へ移行させないバイアス設定とされるか、現像装置が停止されるか、現像部材が静電潜像担持体から後退せしめられるので、現像装置から静電潜像担持体上へトナーが供給され、そのトナーが非画像形成時帯電バイアス印加時の帯電ローラを通過する、という事態は防がれる。
以上説明したように本発明によると、表面が移動するように駆動される静電潜像担持体の該表面を帯電装置で帯電させ、該帯電域に静電潜像形成装置で静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像とし、該トナー像を転写装置で被転写体に転写する画像形成装置であって、静電潜像担持体から被転写体へのトナー像転写後静電潜像担持体上に残留する転写残トナーを転写残トナークリーニング専用のクリーナを用いなくても画像形成に支障がないように該静電潜像担持体から回収できるとともに静電潜像担持体に付着する記録媒体粉等の異物を、研磨性を有するトナーを使用しなくても、画像形成に支障のないように研磨除去できる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るモノクロ画像形成装置例の概略構成を示す図である。
図1に示す画像形成装置は、静電潜像担持体としてドラム型の回転駆動される感光体1を備えている。感光体1は本例では負帯電性の感光体である。感光体1は図1では図示省略している感光体駆動モータ(図2〜図5参照)により図1中時計方向回りに回転駆動される。
感光体1の周囲には、帯電ローラ2、画像露光装置3、現像装置4、1次転写ローラ5、トナー回収部材の1例であるブラシローラ6等がこの順序で配置されている。1次転写ローラ5は本例では中間転写体の1例である中間転写ベルト7を介して感光体1に臨んでいる。
中間転写ベルト7は、1次転写ローラ5のほか、ローラ71、72及び73にも巻き掛けられており、これらローラのうちいずれか(例えばローラ72)が図示省略の駆動部により回転駆動されることで図中反時計方向回りに回転する。
ローラ73上のベルト部分には2次転写ローラ8が臨んでいる。ローラ71上のベルト部分に対し2次転写残トナーのクリーナ(ベルトクリーナ)70を設けてある。また、図1において2次転写ローラ8の左側(記録媒体搬送方向において上流側)にはタイミングローラ対9が、右側(下流側)には定着装置10がそれぞれ設けられている。
帯電ローラ2には帯電バイアスを印加するための第1バイアス印加装置PW1が接続されている。バイアス印加装置PW1は、画像形成のために帯電ローラ2に画像形成時帯電バイアスを印加するための電源PW11、非画像形成時における後述するタイミングで帯電ローラ2に非画像形成時帯電バイアスを印加するための電源PW12及び電源PW11、PW12を切り換えるスイッチSW1を含んでいる。帯電バイアスは後ほど説明する図2〜図5においては「帯電ローラバイアス」として示されている。
電源PW11、PW12はそれぞれ直流電圧に交流電圧を重畳した交流帯電バイアスを印加するものであり、それら電源の切り換えは後述する制御部Contの指示のもとにスイッチSW1の切り換え操作により行われる。
電源PW12による非画像形成時帯電バイアスは、交流成分のピークツーピーク電圧Vppが画像形成時帯電バイアスのそれより大きい。
ブラシローラ6にはバイアスを印加するための第2バイアス印加装置PW2が接続されている。バイアス印加装置PW2は、少なくとも画像形成時に、さらに、非画像形成時における後述するタイミングでブラシローラ6にトナー回収バイアスを印加するための電源PW21、非画像形成時において後述する所定タイミングでブラシローラ6にトナー吐き出しバイアスを印加するための電源PW22及び電源PW21、PW22を切り換えるスイッチSW2を含んでいる。バイアス印加装置PW2からブラシローラ5に印加されるバイアスは、後ほど説明する図2〜図5においては「ブラシバイアス」として示されている。
トナー回収バイアスを印加する電源PW21は直流電圧に交流電圧を重畳した交流バイアスを印加するものであり、トナー吐き出しバイアスを印加する電源PW22は直流電源であり、それら電源の切り換えは後述する制御部Contの指示のもとにスイッチSW2の切り換え操作により行われる。
帯電ローラ2は感光体1の回転に従動して感光体とは反対方向に回転する。ブラシローラ6、ベルト7、転写ローラ5、8は感光体1の駆動モータで所定の回転速度、所定のタイミングで図1中矢印方向に回転駆動される。なお、ブラシローラ6の回転方向は図1に示すものとは逆方向でもよい。
画像露光装置3は、図示省略のコンピュータ等から提供される画像情報に応じてレーザー光にて感光体1に画像露光を施すものである。
現像装置4は本例では負帯電性のトナーを用いて静電潜像を反転現像するものであり、感光体1上の静電潜像へトナーを飛翔させて現像するための現像ローラ41等を備えている。現像ローラ41は本例では感光体1から小さいトナー飛翔間隙をおいて配置されるが、感光体に接触配置されてもよい。
現像ローラ41は図1では図示を省略している現像駆動モータ(図2〜図5参照)により所定のタイミングで図1中反時計方向に回転駆動される。なお、現像ローラ41の回転方向は図1に示すものとは反対方向でもよい。現像ローラ41には第3のバイアス印加装置PW3からバイアスを印加できるようになっている。バイアス印加装置PW3は、本例では、電源PW31、PW32及びそれら電源を切り換えるスイッチSW3を含んでいる。
電源PW31は静電潜像現像のために現像ローラ41に現像バイアスを印加するものであり、電源PW32は、現像ローラ41から感光体1上へトナー飛翔させないバイアスを現像ローラ41に印加するものである。これら電源の切り換えは後述する制御部Contの指示のもとにスイッチSW3の切り換え操作により行われる。
制御部Contは、画像形成装置全体の動作を制御するもので、画像形成開始を指示するプリントキー、画像形成枚数等を指定するテンキー、用いる記録媒体サイズを指定するキー等を搭載した操作パネルPA等が接続されている。前記の感光体駆動モータ、現像駆動モータ、帯電ローラ2へのバイアス印加のためのスイッチSW1の切り換え操作、ブラシローラ5へのバイアス印加のためのスイッチSW2の切り換え操作、現像ローラ41へのバイアス印加のためのスイッチSW3の切り換え操作等は制御部Contの指示のもとに行われる。
次に、図1の画像形成装置を用いて、2頁分の画像を制御部Contの指示のもとに順次形成する場合を例にとって図2の制御シーケンスを参照して説明する。
図2における「ブラシ〜帯電」は、感光体1表面の1点が感光体回転によって、ブラシローラ6から帯電ローラ2へ至るに要する時間を示しており、図2における「露光〜現像」、「ブラシ〜露光」、「露光〜ブラシ」及び「露光〜一次転写」、後述する図3における同様の記載及び「現像〜帯電」、「ブラシ〜現像」、後述する図4における同様の記載並びに後述する図5における同様の記載及び「現像〜一次転写」も、同様に感光体1表面の1点が露光位置から現像ローラへ至るに要する時間などを示している。
まず、感光体駆動動モータをオンして感光体1を、現像駆動モータをオンして現像ローラ41をそれぞれ回転開始させるとともに帯電ローラ2、ブラシローラ6、中間転写ベルト7、1次転写ローラ5及び2次転写ローラ8等も回転開始させる。
さらに、帯電ローラ2には電源PW11から画像形成時帯電バイアスを、ブラシローラ6にはブラシバイアスとして電源PW22からトナー吐き出しバイアスを、現像ローラ41には電源PW31から現像バイアスをそれぞれ印加開始させる(なお、図2に示す制御例では現像バイアス印加装置PW3における電源PW32は使用しない)。
帯電ローラ2により所定電位に帯電した感光体1表面に画像露光装置3から画像露光を施し静電潜像を形成する。このとき、露光位置を通過する感光体1表面部分が該露光に先立ってブラシローラ6を通過するときには、ブラシローラ6へは電源PW21から、ブラシバイアスとしてトナー回収バイアスを印加し、画像形成に支障がないようにする。このようにして形成された静電潜像を、電源PW31から現像バイアスが印加された現像ローラ41にて反転現像して可視トナー像を形成する。
一方、図示省略の記録媒体(本例では記録紙)供給部から記録紙Sをタイミングローラ対9へ供給する。
感光体1上のトナー像の1次転写位置への到来に合わせて、タイミングローラ対9に記録紙Sを該転写位置へ供給させる。
かくして感光体上のトナー像は1次転写ローラ5にて中間転写ベルト7上に1次転写され、ベルト7に転写されたトナー像は2次転写ローラ8にて記録紙Sに転写される。このとき、1次転写ローラ5には図示省略の1次転写電源から1次転写電圧が、2次転写ローラ8には図示省略の2次転写電源から2次転写電圧がそれぞれ印加される。
トナー像が転写された記録紙Sは定着装置10を通過することでトナー像が定着され、ひき続き図示省略の排紙トレイへ排出される。
中間転写ベルト7上の2次転写残トナーはベルトリーナ70で除去清掃される。
このようにして1頁目の画像を形成するのであるが、本例では、1頁目の静電潜像形成後、1枚目と2枚目の記録紙の間隔に相当する紙間時間の経過後、ひき続き2頁目の静電潜像を形成し、その後1枚目画像の場合と同様に2枚目記録紙に画像を形成する。
非画像形成時にあたる前記紙間に対応する感光体表面部分が帯電ローラ上流側でブラシローラ6を通過するとき、及び非画像形成時にあたる、2頁目の静電潜像形成領域に続く感光体表面の所定部分が帯電ローラ上流側でブラシローラ6を通過するときには(換言すれば、2頁目を作像予定の感光体表面部分がブラシローラ6を通過し終わると)、画像形成に支障がないから、ブラシローラ6へは電源PW22からトナー吐き出しバイアスを印加し、該ローラ6のブラシに回収されていたトナーを感光体1上へ吐き出させ、プリント動作(画像形成動作)を終了する。
このように吐き出されたトナーは、帯電ローラ2で極性を正規帯電極性に整えられ、現像バイアスが印加された現像ローラ41により現像装置4に回収され、再使用に供される。このことから、それだけトナーの消費を抑制することができる。
プリント動作後もひき続き後処理動作させる。非画像形成時に属するこの後処理動作において予め定めた制御時間Tcの間、帯電ローラ2へは電源PW12から非画像形成時帯電バイアス、すなわち、電源PW11による画像形成時帯電バイアスよりも交流成分のピークツーピーク電圧(Vpp)が大きい帯電バイアスを帯電ローラ2に印加し、それにより、ブラシローラ6による感光体1表面の摺擦研磨効果を向上させ、感光体1表面に付着していることがある記録紙粉等の異物等を画像形成に支障がないように研磨除去する。
また、このとき、非画像形成時帯電バイアスが印加された帯電ローラ2を通過する感光体表面部分が帯電ローラ前にブラシローラ6を通過するとき、該ブラシローラ6には電源PW21からトナー回収バイアスが印加され、それにより該感光体表面部分のトナー付着が低く抑制された状態とされ、Vppの大きい非画像形成時帯電バイアスが帯電ローラ2に印加されるにもかかわらず、帯電ローラ2及び感光体1の表面汚れが抑制される。
このように非画像形成時帯電バイアス印加後は帯電バイアスを通常の画像形成時帯電バイアス設定に戻して制御シーケンスを終了する。
以上説明した画像形成における幾つかのバイアスの具体例を以下に示す。
(1) 帯電ローラバイアス
(1-1)電源PW11による画像形成時帯電バイアス(前記時間Tc以外のときのもの): 直流成分Vdc=−500V、 交流成分 Vpp=1.2kVの1kHz正弦波 これにより感光体表面は略−500Vに帯電する。
(1-2)電源PW12による非画像形成時帯電バイアス(時間Tcのときのもの):
直流成分Vdc=−500V、 交流成分 Vpp=2.0kVの1kHz正弦波
(2) 電源PW31による現像バイアス:
直流成分Vdc=−320V、
交流成分 Vpp=1.3kV、duty35%の2kHz矩形波
(3) 1次転写バイアス:直流電圧+800V
(4) ブラシバイアス
(4-1)電源PW21によるトナー回収バイアス:
直流成分Vdc=−200V、
交流成分 Vpp=1kV、duty50%の1kHz矩形波
(4-2)電源PW22によるトナー吐き出しバイアス:直流電圧−500V
以上説明したブラシバイアス制御においては、ブラシローラ6に印加するブラシバイアスを専ら転写残トナーを回収するトナー回収バイアスと専らトナーを吐き出すためのトナー吐き出しバイアスとしたが、トナー吐き出しバイアスをトナーをブラシローラ6に回収しながらも画像ノイズを招かない少量のトナーを吐き出すバイアス(逐次吐き出しバイアス)としてもよい。
ここで「画像ノイズを招かない少量のトナー」とは、実用上画像ノイズを招かないとみなし得る量のトナーであり、トナー吐き出しバイアス(逐次吐き出しバイアス)をブラシローラ6に印加して該ブラシローラにトナーを回収しつつ吐き出すことを行わなければ、感光体1上に存在して帯電ローラ2へ向かってしまうトナー量より少ない量のトナーである。
この場合のバイアス例を以下に記す。
(1) 帯電ローラバイアス
(1-1)電源PW11による画像形成時帯電バイアス:
直流成分Vdc=−500V、 交流成分 Vpp=1.2kVの1kHz正弦波
(1-2)電源PW12による非画像形成時帯電バイアス:
直流成分Vdc=−500V、 交流成分 Vpp=2.0kVの1kHz正弦波
(2) 電源PW31による現像バイアス:
直流成分Vdc=−320V、
交流成分 Vpp=1.3kV、duty35%の2kHz矩形波
(3) 1次転写バイアス:直流電圧+800V
(4) ブラシバイアス
(4-1)電源PW21によるトナー回収バイアス( 図2中のTb時のもの) :
直流成分Vdc=−200V、
交流成分 Vpp=1kV、duty50%の1kHz矩形波
(4-2)電源PW22によるトナー吐き出しバイアス(Tb以外のときの逐次吐き出しバイ アス)(逐次吐き出しの場合、電源PW22は以下の交流バイアスを印加できる電 源とする)
直流成分Vdc=−100V、
交流成分 Vpp=300V、duty50%の100Hz矩形波
この場合にブラシローラ6には、帯電ローラ2にVppの大きい非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに帯電ローラ2を通過する感光体表面部分が、帯電ローラ前にブラシローラ6を通過するときにはトナー回収バイアスを印加するが、それ以外のときには、トナー吐き出しバイアス(逐次吐き出しバイアス)を印加すればよい。
なお、図1の画像形成装置ではバイアスの切り換えを切り換えスイッチを用いて行っているが、帯電バイアス電源、ブラシバイアス電源のそれぞれは一つとし、電源の出力を制御することで、バイアスを切り換えるようにしてもよい。
図3、図4及び図5のそれぞれに制御シーケンスの他の例を示す。
図3の制御シーケンスでは、図2の制御シーケンスと同様に、非画像形成時である後処理動作において帯電ローラ2にVppの大きい非画像形成時帯電バイアスを印加し、その帯電ローラ2を通過する感光体表面部分が帯電ローラ前にブラシローラ6を通過するときは、ブラシローラ6にトナー回収バイアスを印加するが、さらに、その帯電ローラ2を通過する予定の感光体表面部分が現像ローラ41を通過するとき、制御部Contの指示のもとに、該現像ローラ41に図1に示す電源PW32から、トナーを感光体1へ飛翔させないバイアスを印加する。
これによりカブリトナーの感光体1への付着が抑制され、ブラシローラ6のカブリトナー回収性が画像形成装置の使用を重ねるうちに劣化したとしても、ブラシローラ6を通過して帯電ローラ2へ至るカブリトナー量が抑制されるため、ブラシローラを通過するカブリトナーがあると帯電ローラ2にVppの大きい非画像時帯電バイアスを印加することにより発生する帯電ローラ2や感光体1表面の汚れが抑制される。
その他の点は図2の制御と略同様である。
現像ローラ41から感光体1へトナーを飛翔させないように現像ローラ41に印加するバイアス設定として以下の2例を示す。
第1例(交流バイアス)
直流成分Vdc=−320V、
交流成分 Vpp=700V duty35%の2kHz矩形波(Vppを小さくし たバアイアス)
第2例(直流バイアス)
直流電圧−320V(この場合、現像ローラ41に対するバイアス電源として直流電 圧に交流電圧を重畳したバイアスを印加できる一つの電源を用 い、交流成分出力を停止し、DC出力のみとしてもよい。)
上記第1、第2のバイアス例のいずれを採用するときでも、ブラシローラ6からのトナー吐き出しは、非画像形成時の所定のタイミングでの吐き出しだけでなく、既述の逐次吐き出しの場合にも適用できる。
図4の制御シーケンスでは、図2の制御シーケンスと同様に、非画像形成時である後処理動作において帯電ローラ2にVppの大きい非画像形成時帯電バイアスを印加し、その帯電ローラ2を通過する感光体表面部分が帯電ローラ前にブラシローラ6を通過するときは、ブラシローラ6にトナー回収バイアスを印加するが、さらに、その帯電ローラ2を通過する予定の感光体表面部分が現像ローラ41を通過するとき、制御部Contの指示のもとに、該現像ローラ41へのバイアス印加を停止するとともに現像駆動モータを停止させて現像ローラを停止させる。すなわち現像装置4を停止する。その他の点は図2の制御と略同様である。
図4の制御シーケンスにおいても、カブリトナーの感光体1への付着が抑制される。
図4の制御シーケンスの場合、現像ローラ41が停止しているときにブラシローラ6から感光体1上へ吐き出されるトナーは、1次転写ローラ5により中間転写ベルト7上へ転写され、ベルトクリーナ70で処理される。
図4の制御シーケンスを採用する場合、上記のように現像装置4を停止させるとともに現像ローラ41を感光体1から離隔させてもよい。かかる現像ローラの離隔は、例えば図1に鎖線で例示するように離隔装置D1を設け、制御部Contの指示のもとにこの離隔装置D1で現像装置4全体を感光体1から離隔させることで行える。また、離隔装置を逆動作させることで現像ローラ41を感光体1に対する正規現像位置へ配置することができる。離隔装置D1は、従来周知の機構、例えばカム機構、ソレノイド利用機構等を用いて構成できる。
現像ローラ41をこのように感光体1から離隔させる場合、該離隔によりトナーの感光体1への飛翔が抑制されるので、現像ローラ41の駆動停止やバイアス印加停止は不要ではあるが、それらの停止により、現像装置4の寿命がそれだけ延びる利点がある。
図5の制御シーケンスでも、図2の制御シーケンスと同様に、非画像形成時である後処理動作において帯電ローラ2にVppの大きい非画像形成時帯電バイアスを印加し、その帯電ローラ2を通過する感光体表面部分が帯電ローラ前にブラシローラ6を通過するときは、ブラシローラ6にトナー回収バイアスを印加する。
図5の制御シーケンスでは、また、図3や図4の制御シーケンスと同様に、画像形成後にブラシローラ6のトナーを感光体1に吐き出した後にブラシバイアスをトナー回収バイアスに設定し、吐き出されたトナーを現像装置4で回収した後(「ブラシ〜現像」間後)、現像装置4を停止して現像装置4から感光体1へのトナー飛翔を防止し(図3に示す現像ローラへのトナー飛翔を防止するバイアスへの切り換えや、現像ローラの感光体からの離間によるトナー飛翔防止でもよい)、トナー飛翔が防止された感光体表面部分が1次転写ローラ5を通過するとき、1次転写ローラ5を後退させてベルト7を感光体1から離間させる。
その他の点は図2の制御と略同様である。
このように転写ベルト7を感光体1から離間させた状態で一次転写領域を通過した感光体表面部分が帯電ローラ2を通過するとき、帯電ローラ2へVppの大きい非画像形成時帯電電圧を印加する。
この制御によると、現像装置4でのトナー飛翔を防止してからベルト7を感光体1から離隔しているので、本来ベルト7へ転写されるべきトナーがベルト7に転写されずにブラシローラ6へ到達してしまうという事態の発生を防止でき、また、ベルト7に対するクリーナ70をすり抜けたトナーが1次転写領域で感光体1へ再転写して感光体1に付着するといった事態の発生も防ぐことができる。
なお、ベルト7を感光体1から離隔させるために1次転写ローラ5を後退させるにあたっては、図1に鎖線で示すように転写ローラ5の後退駆動装置D2を設け、制御部Contの指示のもとに該駆動装置D2で転写ローラ5を後退させればよい。駆動装置D2を逆動作させることでベルト7を再び感光体1に接触させることができる。駆動装置D2は、従来周知の機構、例えばカム機構、ソレノイド利用機構等を用いて構成できる。
以上の各制御シーケンスでは、帯電ローラ2へVppの大きい非画像形成時帯電バイアスを印加するタイミングをプリント動作後の後処理動作中に設定したが、それに限定されるものではなく、例えば、プリント動作前の前処理動作中に設定してもよく、後処理動作中と前処理動作中の双方に設定してもよい。また、複数枚の画像形成を行う連続プリント動作中に、プリント動作(画像形成動作)を中断して、帯電ローラ2に非画像形成時帯電バイアスを印加してもよい。また、操作パネルPA等にコマンド指示機能を持たせ、そのコマンドを実施したときに、帯電ローラ2に非画像形成時帯電バイアスが印加されるようにしてもよい。
図7(A)に、帯電ローラ2に印加するバアイスにおける直流成分をVdc=−500Vの一定として、交流成分のVppを変化させ、Vppとブラシローラ6による感光体1の研磨性との関係を調べた結果を示す。
図7(A)は、図1に示すタイプの画像形成装置を長時間駆動し、駆動前後の感光体1の外径差と感光体1の駆動回転数から求めた、1回転あたりの感光体摩耗量とVppとの関係を示している。図7(A)において縦軸の摩耗量単位〔pm/rot〕は感光体1回転当たりの摩耗量〔pm〕を示している。
Vppを大きくすると、摩耗量も大きくなっており、Vppを大きくすると、ブラシローラ6による感光体研磨性が向上することが分かる。
図7(B)に、帯電ローラ2に印加するバアイスにおける直流成分をVdc=−500Vの一定として、交流成分のVppを変化させ、Vppと帯電ローラ2等の表面の汚れとの関係を調べた結果を示す。
図7(B)は、図1に示すタイプの画像形成装置をブラシローラ6によるトナー回収なしで長時間駆動し、駆動後の感光体1及び帯電ローラ2の各表面の汚れを評価した結果を示している。Vppを大きくすると、感光体表面も帯電ローラ表面も汚れてしまうことが分かる。
以上、中間転写ベルトを採用したモノクロ画像形成装置について説明したが、本発明は、中間転写体を採用しないモノクロ画像形成装置や、所謂4サイクル型、タンデム型等のカラー画像形成装置にも適用できる。
図6は、タンデム型カラー画像形成装置例の構成の概略を示している。
このカラー画像形成装置は、回転駆動される中間転写ベルト7’に沿ってイエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kが配置されたものである。
各画像形成部はドラム型感光体1’及びその周囲に順次配置された帯電ローラ2’、画像露光装置3’、現像ローラ41’を有する現像装置4’、1次転写ローラ5’、トナー回収部材の1例であるブラシローラ6’等を備えている。
中間転写ベルト7’はローラ71’、72’、73’に巻き掛けられており、いずれかのローラが駆動されることで、図上矢印方向に回転駆動可能である。各画像形成部の1次転写ローラ5’はベルト7’を感光体1’に圧接している。
ローラ72’上のベルト部分には2次転写ローラ8’が臨んでおり、ローラ73’上のベルト部分に対してクリーナ70’が設けられている。
2次転写ローラ8’の上流側にはタイミングローラ対9’が配置され、下流側には定着装置10’が配置されている。
この画像形成装置によると、図示省略の制御部の制御のもとにいずれか一つの画像形成部を用いてモノクロ画像を形成することもできるし、2以上の画像形成部を用いてカラー画像を形成することもできる。
全ての画像形成部Y、M、C、Kを用いてフルカラー画像を形成する場合を例にとって以下に説明する。
まず、イエロー画像形成部Yにおいて、回転駆動される感光体1’が帯電ローラ2’にて帯電され、その帯電域に画像露光装置3’からの画像露光により静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置4’で現像されてイエロートナー像が形成され、該トナー像が回転駆動されているベルト7’上に1次転写ローラ5’にて1次転写される。
同様にして画像形成部Mによりマゼンタトナー像が、画像形成部Cによりシアントナー像が、画像形成部Kによりブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらトナー像がベルト7’に順次重ねて一次転写される。このように形成された多重トナー像は、図示省略の記録媒体供給部からタイミングローラ対9’へ送られ、ベルト上の多重トナー像到来に合わせて2次転写領域へ送り込まれる記録媒体Sに2次転写ローラ8’で2次転写され、定着装置10’で記録媒体Sに定着される。
このタンデム型カラー画像形成装置にも、本発明を適用して、各画像形成部について図2、図3、図4又は図5等の制御シーケンスを実行させることができる。
図5の制御シーケンスのように、1次転写ローラを後退させる場合には、各画像形成部の1次転写ローラ5’を一斉に図示省略の後退駆動装置により後退させればよい。
本発明は、静電潜像担持体から被転写体へのトナー像転写後静電潜像担持体上に残留する転写残トナーを転写残トナークリーニング専用のクリーナを用いなくても画像形成に支障がないように該静電潜像担持体から回収できるとともに静電潜像担持体に付着する記録媒体粉等の異物を研磨性を有するトナーを採用しなくても画像形成に支障のないように研磨除去できる画像形成装置を提供することに利用できる。
本発明に係る画像形成装置例の構成の概略を示す図である。 図1に示す画像形成装置の制御シーケンスの1例を示す図である。 図1に示す画像形成装置の制御シーケンスの他の例を示す図である。 図1に示す画像形成装置の制御シーケンスのさらに他の例を示す図である。 図1に示す画像形成装置の制御シーケンスのさらに他の例を示す図である。 本発明を適用できるタンデム型カラー画像形成装置例の構成の概略を示す図である。 図7(A)は帯電ローラに印加するバイアスの交流成分のピークツーピーク電圧Vppとトナー回収部材(ここではブラシローラ)による感光体研磨性との関係を示す図であり、図7(B)は帯電ローラに印加するバイアスの交流成分のピークツーピーク電圧Vppと帯電ローラ及び感光体の各表面の汚れとの関係を示す図である。
符号の説明
1 感光体
2 帯電ローラ
3 画像露光装置
4 現像装置
41 現像ローラ
5 1次転写ローラ
6 ブラシローラ(トナー回収部材の1例)
7 中間転写ベルト
71、72、73 ベルト巻き掛けローラ
70 ベルトクリーナ
8 2次転写ローラ
9 タイミングローラ対
10 定着装置
Cont 制御部
PA 操作パネル
PW1 第1バイアス印加装置
PW11 画像形成時帯電バイアス電源
PW12 非画像形成時帯電バイアス電源
PW2 第2バイアス印加装置
PW21 トナー回収バイアス電源
PW22 トナー吐き出しバイアス電源
PW3 第3バイアス印加装置
PW31 現像バイアス電源
PW32 トナー飛翔防止バイアス設定のための電源
SW1、SW2、SW3 スイッチ
D1 現像ローラの離隔装置
D2 1次転写ローラのための後退駆動装置
S 記録媒体

Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
1’ 感光体
2’ 帯電ローラ
3’ 画像露光装置
4’ 現像装置
41’ 現像ローラ
5’ 1次転写ローラ
6’ ブラシローラ(トナー回収部材の1例)
7’ 中間転写ベルト
71’、72’、73’ベルト巻き掛けローラ
70’ ベルトクリーナ
8’ 2次転写ローラ
9’ タイミングローラ対
10’ 定着装置

Claims (5)

  1. 表面が移動するように駆動される静電潜像担持体の該表面を帯電装置で帯電させ、該帯電域に静電潜像形成装置で静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像とし、該トナー像を転写装置で被転写体に転写する画像形成装置であって、
    前記帯電装置が前記静電潜像担持体表面に接触配置された帯電ローラ及び該帯電ローラに交流電圧に直流電圧を重畳した帯電バイアスを印加する第1バイアス印加装置を含んでおり、
    前記静電潜像担持体の表面移動方向において前記転写装置より下流側、且つ、前記帯電装置より上流側にトナー回収部材が該静電潜像担持体表面を摺擦するように配置され、該トナー回収部材にバイアスを印加するための第2バイアス印加装置が設けられており、
    さらに、前記第1バイアス印加装置及び第2バイアス印加装置を制御する制御部が設けられており、
    前記第1バイアス印加装置は、前記帯電ローラに画像形成時帯電バイアス又は該画像形成時帯電バイアスより交流成分のピークツーピーク電圧が大きい非画像形成時帯電バイアスを選択的に印加することができ、
    前記第2バイアス印加装置は、前記トナー回収部材に前記静電潜像担持体表面のトナーを回収するためのトナー回収バイアス又は前記静電潜像担持体表面に前記現像装置に回収させるトナーを吐き出すためのトナー吐き出しバイアスを選択的に印加することができ、 前記制御部は、少なくとも画像形成時には前記画像形成時帯電バイアスが前記帯電ローラに印加され、非画像形成時における予め定められたタイミングで前記非画像形成時帯電バイアスが前記帯電ローラに印加されるように前記第1帯電バイアス印加装置を制御し、 該制御部は、さらに、前記第2バイアス印加装置について、少なくとも、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が該帯電ローラより上流側で前記トナー回収部材を通過するとき、該トナー回収部材に前記トナー回収バイアスが印加されるように該第2バイアス印加装置を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像装置は前記静電潜像担持体上に形成される静電潜像へトナーを供給して現像するための現像部材を含んでおり、該現像部材にバイアスを印加するための第3バイアス印加装置が設けられており、
    該第3バイアス印加装置は、該現像部材に静電潜像担持体上の静電潜像へトナーを移行させる交流電圧に直流電圧を重畳した現像バイアス又は該現像バイアスより交流成分のピークツーピーク電圧が小さくトナーを該静電潜像担持体へ移行させないバイアスを選択的に印加でき、
    前記制御部は、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で該現像部材を通過するとき、トナーを該静電潜像担持体へ移行させないバイアス設定とするように該第3バイアス印加装置を制御する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記現像装置は前記静電潜像担持体上に形成される静電潜像へトナーを供給して現像するための現像部材及び該現像部材を該静電潜像担持体から離隔させる離隔装置を含んでおり、
    前記制御部は、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で該現像部材を通過するとき、該現像部材が前記静電潜像担持体から離隔するように前記離隔装置を制御する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で前記現像装置を通過するとき、該現像装置を停止させる請求項1又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記転写装置は、前記被転写体の一種である中間転写体を介して前記静電潜像担持体に臨み、該静電潜像担持体上に形成されるトナー像を転写電圧印加のもとに該中間転写体に転写する転写部材及び該転写部材の後退駆動装置を含んでおり、該後退駆動装置は、該転写部材によって該中間転写体が該静電潜像担持体表面に接触している状態から該転写部材を後退させて該中間転写体を該静電潜像担持体表面から離隔させることができ、
    前記制御部は、前記帯電ローラに前記非画像形成時帯電バイアスが印加されるときに該帯電ローラを通過する静電潜像担持体表面部分が、該帯電ローラより上流側で該転写部材に臨む位置を通過するとき、該転写部材を後退させて前記中間転写体を前記静電潜像担持体から離隔させるように前記後退駆動装置を制御する請求項2、3又は4記載の画像形成装置。
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