JP4929369B2 - スピン波素子 - Google Patents

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Description

本発明は、スピン波素子に関する。
米国特許出願公開第2007/0296516号明細書には、基板上に強磁性体層が形成され、強磁性体層上に複数の入力部及び検出部が形成されたスピン波素子が公開されている。このスピン波素子は、入力部に電流を流すことで、同じ位相又は異なる位相の周波数のスピン波を強磁性体層内部に伝搬し、検出部で検出する。
米国特許出願公開第2007/0296516号明細書に記載されたスピン波素子では、強磁性体層内部でスピン波が平面波として伝搬している。しかしながらスピン波が球面波として伝搬する場合にはスピン波が広がってしまうために、検出部でスピン波を効率よく検出することが難しい。
米国特許出願公開第2007/0296516号明細書
そこで、本発明は、伝搬効率に優れたスピン波素子を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るスピン波素子は、基板と、前記基板上に形成され、磁化が積層方向に向いている第1の強磁性層を含む多層膜と、前記多層膜上に形成され、第1の非磁性層を介して離間して形成された検出部及び複数の入力部と、を備え、前記第1の多層膜を積層方向から眺めたときに、前記第1の強磁性層の外縁の一部の形状が楕円の一部であり、前記入力部と前記検出部とを結ぶ直線が前記楕円の長軸と重なっており、前記楕円の一部は前記入力部側に存在していることを特徴とする。
本発明によれば、伝搬効率に優れたスピン波素子を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るスピン波素子10を示す図。 スピン波の反射の仕方を説明する図。 第1の実施形態に係るスピン波素子10を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るスピン波素子100を説明する図。 本発明の第3の実施形態に係るスピン波素子200を説明する図。 入力部の変形例を示す図。 入力部の変形例を示す図。 検出部の変形例を示す図。 検出部の変形例を示す図。 第1の実施例を説明する図。 スピン波が入力部40側から検出部50側に伝わる様子を示す図。 スピン波が入力部40側から検出部50側に伝わる様子を示す図。 スピン波が入力部40側から検出部50側に伝わる様子を示す図。 第4の実施形態に係るスピン波素子の応用例を示す図。 第4の実施形態に係るスピン波素子の応用例を示す図。 第4の実施形態に係るスピン波素子の応用例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスピン波素子10の構造を示す。
図1の上の図は、スピン波素子10を構成する多層膜30をスピン波素子10の面内に対して垂直方向(多層膜30の積層方向)から眺めた図を示す。また、図1の下の図は、スピン波素子10の断面図を示す。
図1の下の図に示すように、本実施形態に係るスピン波素子10は、基板20上に電極層25が形成されている。そして電極層25上に多層膜30が形成されている。多層膜30の上には検出部50と複数の入力部40が形成され、入力部40及び検出部50は非磁性層70を介して分離されている。また、入力部40及び検出部50上には電極80、90が形成されている。また、多層膜30を囲うように非磁性絶縁層60が電極層25上に形成されている。すなわち、非磁性絶縁層60が、多層膜30の積層方向に対して垂直な方向において多層膜30を覆っている。また、多層膜30は多層膜30の積層方向に対して平行な方向に磁化が向いた(磁化が積層方向を向いた)層を含んでいる。
図1の上の図に示すようにスピン波素子10は、1つの検出部50に対して複数の入力部40が形成されている。
図1の上の図に示すように多層膜の積層方向から眺めた時に、多層膜30の外縁が楕円形状を有しており、検出部50と一つの入力部40とを結ぶ直線は楕円の長軸と重なる。なお、各入力部40に対して、検出部50とは反対側の長軸上に存在する多層膜30の外縁の一部が楕円形状を有していればよい。また、入力部40と検出部50との間に入力部40が設けられていてもよい。多層膜30は、多層膜30と基板上で同一な面において非磁性絶縁層60と楕円形状の外縁で接する。より厳密に言えば、磁化が積層方向に向いた強磁性層が、この強磁性層と基板上で同一な面において非磁性絶縁層60と楕円形状の外縁で接する。このような形状にすることで、入力部40から発生するスピン波を効率よく検出部50で検出することができる。
図2は、入力部40の検出部50が設けられていない側の多層膜30の形状を楕円とした場合に、入力部40から発生するスピン波が検出部50で効率よく検出できることを説明するための図である。点線は、ドット形状の入力部40にて発生するスピン波が、磁化が垂直方向を向いた強磁性層(スピン波媒体)を球面波状に伝搬する様子を表す。点線の矢印は球面波の進行方向を示す。
図2に示すように、入力部40で発生したスピン波のうち、入力部40に対して検出部50とは反対側に向かうスピン波は、入力部40に対して検出部50が設けられていない側(検出部50とは反対側)の多層膜30と非磁性絶縁層60との境界で反射される。これは、非磁性絶縁層60がスピン波を伝搬することができないため、スピン波は非磁性絶縁層60により反射されるからである。そして、多層膜30と非磁性絶縁層60との境界で反射されたスピン波は検出部50側へ向かう。このとき、多層膜30の外縁の一部の形状、より厳密に言えば多層膜30を形成する磁化が垂直方向を向いた強磁性層(スピン波媒体)が楕円であるために、効率よく楕円の長軸上に位置する検出部50にスピン波を集めることができる。もし多層膜30の形状が長方形などの他の形状の場合には、同じく多層膜30と非磁性絶縁層60との間でスピン波は反射されるが、反射波を一点に集めることはできない。本実施形態に係るスピン波素子10を用いることで、スピン波を漏れなく集めることが出来る。また、スピン波素子10以外にスピン波を集めるために新たな構成要素を付加する必要が無いので構造は簡素化されたままで済む。スピン波を集める結果、平面波と比較して波の減衰が大きいといった球面波の欠点を回避するばかりでなく、逆に、平面波に比べてより大きな波の振幅を得ることができる。入力部40で発生したスピン波が多層膜30と非磁性絶縁層60との境界で反射されるまでの距離をAとする。スピン波が多層膜30と非磁性絶縁層60との境界で反射してから検出部50に到達するまでの距離をBとする。距離Aが距離Bよりも短い場合にスピン波が多層膜30と非磁性絶縁層60との境界で反射する点Cの集合によって形成される線を「入力部40側」と定義する。
図1において、検出部50に対するそれぞれの入力部40で形成される楕円の大きさは同一の大きさであるが、大きさは用途に適して設計すればよい。例えば、有限インパルス応答に用いる場合には、それぞれの入力部40において入力部40の検出部50が設けられていない側の多層膜30の楕円の大きさを異なるようにする。これは、楕円の大きさを異なるようにするとスピン波の伝搬時間を変化させることができるからである。楕円の大きさは、多層膜30に含まれる強磁性層の材料特性および必要とされる遅延時間との関係で選択される。
図3は、本実施形態に係るスピン波素子10の多層膜30の構造を示す図である。多層膜30は、非磁性層31、強磁性層32、非磁性層31が順に形成された構造を有する。
基板20には、例えばSiを用いることができる。また、基板20をCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)としても良い。
電極層25には、例えば銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)を用いることができる。これらの元素から少なくとも2種類含む合金として用いてもよい。また、これらの元素から少なくとも1つを選択して、他の元素と組み合わせて合金としても良い。
非磁性層31、33には、例えばTa、Ru、Pt、Pd、Ir、Cu、Au、Ag、Cr、Alを用いることができる。これらの元素を少なくとも2種類含む合金として用いてもよい。また、これらの元素から少なくとも1つを選択して、他の元素と組み合わせて合金としても良い。これらの元素を積層構造として用いてもよい。また、MgO、アルミナ(Al)、又はSiOなどの非磁性絶縁体を用いることもできる。
強磁性層32は、面内方向に対して垂直方向(積層方向)に磁化が向いた層である。強磁性層32には、例えばFeVPd、FeCrPd、CoFePt等を用いることができる。すなわち、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、クロム(Cr)から選択される少なくとも一つの元素と、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)から選択される少なくとも一つの元素との組み合わせによる合金を用いることができる。これらは、構成する磁性材料の組成や熱処理により特性を調整することができる。また、TbFeCo、GdFeCoなどの希土類−遷移金属のアモルファス合金、またはCo/Pt、Co/Pd、Co/Niの積層構造なども望ましい。さらに、非磁性層31、33との組み合わせで垂直磁化となるCo/Ru、Fe/Au、Ni/Cu等は、膜の結晶配向方位を制御することで用いることができる。強磁性層32には、他にもイットリウム鉄ガーネットや、マンガンフェライト、又はγ―酸化鉄のようなフェライト系酸化物を用いるとスピン波の損失を少なくすることができる。さらに、磁性半導体を用いることで機能性を向上させることもできる。
入力部40及び検出部50には、例えば銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)、タングステン(W)を用いることができる。また、これらの元素を組み合わせてもよい。これらの元素を少なくとも2種類含む合金としてもよい。また、これらの元素から少なくとも1つを選択して、他の元素と組み合わせて合金としても良い。また、カーボンナノチューブやカーボンナノワイヤも用いることができる。
入力部40の形状は、円形、楕円形、もしくは多角形等のドット形状である。ドット状とすることで球面波状のスピン波を入力部40にて生成する。入力部40の大きさは、入力部40と多層膜30との接触面の最大直径が500nm以下であることが磁区制御上で望ましく、さらに100nm以下であることが励起効率および集積化する上で望ましい。なお、接触面の最小直径は1nmであることが好ましい。1nmより小さいと、スピン波を励起するためのエネルギーが大きくなるため好ましくない。ここで「直径」とは、ドット形状が楕円形の場合には長軸の長さを意味し、四角形または多角形の場合は対角線の長さを意味する。
検出部50の形状は、例えば円形、楕円形、四角形、多角形などのドット形状とすることができる。検出部50の大きさ(平均直径)は強磁性層32内を伝わるスピン波の波長とは異なる大きさであることが好ましい。これは、スピン波の波長と検出部50の大きさが同じ大きさであると検出部50側でスピン波が打ち消される恐れがあるからである。入力部40又は検出部50が対称性の低い形状を有する場合には、入力部40と検出部50とを結ぶ直線を定義しにくい。この場合には、直線は入力部40の重心と検出部50の重心とを結べばよい。
非磁性絶縁層60には、例えばSiO、Al、MgO等を用いることができる。
非磁性層70には、非磁性絶縁層60と同じ材料を用いることができる。非磁性絶縁層60と同一の材料を用いると製造が容易となり好ましい。また、後述するように入力又は出力に近接場光を利用する場合には、例えばAu(金)、Pt(白金)、Ir(イリジウム)、Cu(銅)、又はこれらの元素を少なくとも2種類含む合金などの非磁性金属を用いることができる。また、これらの元素から少なくとも1つを選択して、他の元素と組み合わせて合金として非磁性金属として用いても良い。
電極80、90には、導電性の磁性材料又は非磁性材料を用いる。
磁性材料としては、磁化容易軸が膜面に対して略平行となる面内磁化膜又は垂直となる垂直磁化膜を用いることができる。面内磁化膜としては、例えば、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)からなる群から選択された少なくとも一つの元素を含む磁性金属を用いることができる。垂直磁化膜としては、強磁性層32で記載した材料を用いることができる。
非磁性材料としては、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、又はアルミニウム(Al)を用いることができる。また、これらの元素を組み合わせて合金としてもよい。さらに、非磁性材料としてはカーボンナノチューブやカーボンナノワイヤ、グラフェン等の材料を用いることができる。
次に、本実施形態に係るスピン波素子10の動作原理について説明する。
電極80から入力部40を介して電流を電極層25に向けて流す。このとき、強磁性層32内の磁化が励起されて歳差運動を始める。この磁化の歳差運動が強磁性層32内で次々と伝わることでスピン波が生じる。このスピン波は入力部40がドット形状であることから球面波として強磁性層32の面内を広がる。そして、入力部40側の強磁性層32内で発生したスピン波が検出部50側に伝わる。このとき、誘導起電力あるいは、スピンポンピング効果とインバーススピンホール効果の組み合わせにより、検出部50で電位が生じる。これを検出することでスピン波の検出を行う。なお、スピンポンピング効果とインバーススピンホール効果とは、スピン波が非磁性金属にスピン偏極電子として吸い上げられ、そのスピン偏極電子が散乱することで電位が変化する現象をいう。
また、スピン波を発生させる方法として電極80と電極層25との間に電圧を印加することで強磁性層32内の磁化を励起させてもよい。さらに、電極80及び入力部40に小さな穴を空けて、その穴に光を入れることで近接場光を強磁性層32内に照射して磁化を励起させてもよい。この場合、電極80及び入力部40自体を穴としてもよい。また、穴は空孔でもよいし、穴の中に誘電体を埋め込んでもよい。但し、近接場光を用いる場合は、光励起なので電極層25を設ける必要はない。
次に、第1の実施形態に係るスピン波素子10の製造方法の一例について説明する。
まず、基板20上に電極層25を形成した後に、これらを超高真空スパッタ装置内に配置する。
次に、基板20上に形成された電極層25上に、非磁性層31、強磁性層32、非磁性層33の順に形成する。ここまでで多層膜30が形成されることになる。
次に、非磁性層33上にレジストを塗布し、ステッパ露光装置を用いてレジストを露光して現像する。このとき、レジストを楕円形状にパターンニングする。さらに、イオンミリングによって、非磁性層31、強磁性層32、及び非磁性層33の周囲を削り、楕円形状を有する多層膜30を形成する。
次に、多層膜30上にマスクをして基板20上、及びマスク上に非磁性絶縁層60を形成する。その後、多層膜30上に形成されたマスクを除去して非磁性絶縁層60及び多層膜30上に非磁性層70を形成する。
次に、非磁性層70上に電子線レジストを塗布して電子線露光を行うことで、入力部40、及び検出部50を形成するための開口部を電子線レジストに形成する。そして、電子線レジストに形成された開口部をパターンとして非磁性層70を除去することで入力部40及び検出部50を形成するための開口部を形成する。この非磁性層70に形成された入力部40及び検出部50を形成するための開口部に金属を埋め込み成膜し、電子線レジストを除去することで入力部40及び検出部50を形成する。
次に、非磁性層70上、入力部40上、及び検出部50上にレジストを塗布する。このレジストをKrFステッパ露光装置を用いてパターンニングして、レジスト中に入力部40及び検出部50に電極80、90を接続するための開口部を形成する。そして、金属を成膜してこの開口部に金属を埋め込んだ後にレジストを除去して電極80、90を形成し、スピン波素子10が製造される。
なお、電極80、90にはこの後に配線を設けて電気的入出力を行う。
本実施形態に係るスピン波素子10を用いることで、伝搬効率に優れたスピン波素子を提供することができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係るスピン波素子100を示す図である。
本実施形態に係るスピン波素子100は、第1の実施形態に係るスピン波素子10とは、非磁性層31と強磁性層32との間に反強磁性層34、強磁性層35、スペーサ層36が設けられている点が異なる。
反強磁性層34は、強磁性層35の磁化方向を固着するために用いられる。反強磁性層34としては、例えばIrMnを用いることができる。
強磁性層35は、多層膜30の積層方向に対して平行又は垂直な方向(面内方向)に磁化が向いている。強磁性層35は、強磁性層32と同じ材料を用いることができる。
スペーサ層36は、トンネル絶縁膜材料又は非磁性金属材料を用いることができる。
トンネル絶縁膜材料としては、例えばアルミニウム(Al)、チタン(Ti)、亜鉛(Zn)、ジルコニウム(Zr)、タンタル(Ta)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、シリコン(Si)、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)から選択される少なくとも一つの元素を含む酸化物、窒化物、フッ化物、又は酸窒化物などを用いることができる。また、他にもAlAs、GaN、AlN、ZnSe、ZnO、MgOなどの大きなエネルギーギャップを有する半導体材料を用いることもできる。これらの材料を用いることで、検出部50での読み出し時において、大きな再生信号を検出することができる。なお、このときのスペーサ層36の膜厚を約0.2nmから2.0nm程度とすることでより大きな再生信号を検出することができる。
非磁性金属材料としては、例えば銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、又はアルミニウム(Al)を用いることができる。また、これらの元素を組み合わせて合金としてもよい。この場合のスペーサ層36の膜厚は1.5nm以上20nm以下であることが好ましい。このような膜厚とすることで、強磁性層32と強磁性層35との間における層間結合を抑制することができる。さらに、スペーサ層36を通過する伝導電子のスピン偏極状態を維持することができる。
次に、本実施形態に係るスピン波素子100の動作原理について説明する。
本実施形態に係るスピン波素子100は第1の実施形態で説明したスピン波素子10の動作に加えて、検出部50で磁気抵抗効果(MR:Magnetro Resistance)を検出することでスピン波を検出することができる。これは、強磁性層35内の磁化が一方向に固着されているためにスピン波が強磁性層32内を伝わると強磁性層32の下に設けられた強磁性層35との関係でMRが変化するからである。
なお、本実施形態のスピン波素子100を製造する場合は、第1の実施形態に係るスピン波素子10の多層膜30の構造が異なるだけである。よって第1の実施形態で説明したスピン波素子10の製造方法を本実施形態で説明したスピン波素子100に用いることができるので説明は省略する。
本実施形態に係るスピン波素子において、多層膜30を構成する非磁性層31から非磁性層33までの層は、上下を逆転させてもよい。上下逆転させても、多層膜30を積層方向から眺めたときに、強磁性層32の外縁の一部の形状が楕円であり、入力部40と検出部50とを結ぶ直線が楕円の長軸と重なっていれば、本発明の効果が得られる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態に係る磁気抵抗効果素子200を示す図である。
本実施形態に係るスピン波素子200は、第2の実施形態に係るスピン波素子100とは、スペーサ層36と反強磁性層34との間に強磁性層37、中間層38、強磁性層39が設けられている点が異なる。
強磁性層37と強磁性層39は中間層38を介して反強磁性結合をしている。このようにすることで、強磁性層39の磁化の向きを強く固着することができる。
強磁性層37、39は、多層膜30の積層方向に対して垂直な方向に磁化が向いている。また、強磁性層37、39は、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、クロム(Cr)から選択される少なくとも一つの元素を含む磁性金属からなる。
中間層38には、例えばRuを用いることができる。
なお、本実施形態のスピン波素子200を製造する場合は、第1の実施形態に係るスピン波素子10の多層膜30の構造が異なるだけである。よって第1の実施形態で説明したスピン波素子10の製造方法を本実施形態で説明したスピン波素子200に用いることができるので説明は省略する。
本実施形態において、多層膜30を構成する非磁性層31から非磁性層33までの層は、上下を逆転させてもよい。上下逆転させても、多層膜30を積層方向から眺めたときに、強磁性層32の外縁の一部の形状が楕円であり、入力部40と検出部50とを結ぶ直線が楕円の長軸と重なっていれば、本発明の効果が得られる。
(変形例1)
図6は、第1の実施形態に係るスピン波素子10の入力部40の変形例を示す図である。
本変形例に係る入力部41は、入力部41内に強磁性層35と反強磁性層34とが設けられ、非磁性層33がスペーサ層36に置き換わっている点が、第1の実施形態に係るスピン波素子10の入力部40と異なる。
なお、この場合には、入力部41及び電極80に穴を空けて光を照射し近接場光を発生させることはできない。
(変形例2)
図7は、第1の実施形態に係るスピン波素子10の入力部40の変形例を示す図である。
本変形例に係る入力部42は、入力部42内に強磁性層37、中間層38、及び強磁性層39が設けられ、非磁性層33がスペーサ層36に置き換わっている点が、第1の実施形態に係るスピン波素子10の入力部40と異なる。
なお、この場合には、入力部41及び電極80に穴を空けて光を照射し近接場光を発生させることはできない。
(変形例3)
図8は、第1の実施形態に係るスピン波素子10の検出部50の変形例を示す図である。
本変形例に係る検出部51は、検出部51内に強磁性層35と反強磁性層34とが設けられている点が、第1の実施形態に係るスピン波素子10の検出部50と異なる。
(変形例4)
図9は、第1の実施形態に係るスピン波素子10の検出部50の変形例を示す図である。
本変形例に係る検出部52は、検出部52内に強磁性層35と反強磁性層34とが設けられている点が、第1の実施形態に係るスピン波素子10の検出部50と異なる。
(第1の実施例)
面内方向に垂直な磁化を有する強磁性層32で発生したスピン波の時間変化を調べるために、マイクロマグネティクスを用いてシミュレーションを行った。
強磁性層32の外縁の形状は楕円形状であり、入力部40と検出部50とを結ぶ直線を楕円の長軸している。なお、強磁性層32内に入力部40(励起位置)と検出部50(検出位置)が存在する。非磁性絶縁層60に相当する部分は、真空を仮定している。
強磁性層32を形作っている楕円の大きさは、図10に示すように、長軸の長さを500nm、短軸の長さを300nmとした。また、強磁性層32の磁化の大きさを700emu/cc、垂直磁気異方性(Ku)を6.4×10erg/cc、膜厚を5nmとした。また、入力部40の直径を28nmφとした。入力部40の位置は、入力部40と検出部50とを結ぶ直線上において、入力部40と検出部50との中心よりも強磁性層32が形作る楕円の端の方に近づけた。
図11は、強磁性層32内でスピン波を発生してから、123ps(ピコ秒)経過した時点における磁化方向の分布状態を濃淡で示す図である。Y軸成分に対しての磁化方向の揺らぎを濃淡で表している。
磁化の向きの揺らぎが波となり、スピン波として伝搬していることが見て取れる。図11から見て分かるように、検出部50付近にスピン波が集まっていることがわかる。このように、強磁性層32の外縁の形状を楕円形状とし、その楕円の長軸を入力部40と検出部50とを結ぶ直線上にあるようにすることで、高感度にスピン波を検出部50で検出できることができることがわかる。
(第2の実施例)
面内方向に垂直な磁化を有する強磁性層32で発生したスピン波の時間変化を調べるために、マイクロマグネティクスを用いてシミュレーションを行った。
図12に示すように、入力部40側の強磁性層32の外縁の一部が楕円形状になっている以外の条件は、第1の実施例と同様であるので説明は省略する。
図12から、入力部40側の強磁性層32の外縁の一部を楕円形状としても、高感度にスピン波を検出部50で検出できることがわかる。
(第1の比較例)
面内方向に垂直な磁化を有する強磁性層32で発生したスピン波の時間変化を調べるために、マイクロマグネティクスを用いてシミュレーションを行った。
入力部40側の強磁性層32の形状を矩形状とし、それぞれの縦と横の長さを600nmとし、150ps経過した後の状態をシミュレーションした以外は第2の実施例と同様であるので説明は省略する。
図13は、強磁性層32内でスピン波が発生してから、150ps後の磁化方向の分布状態を濃淡で示す図である。入力部40で励起されたスピン波は、球面波状に広がって入力部40から距離が遠くなるほど強度が弱くなっていることがわかる。本比較例と第1及び第2の実施例とを比較することで、強磁性層32の形状を楕円形状として、入力部40と検出部50とを結ぶ直線を楕円の長軸とすることで、スピン波を効率よく検出部50で検出することができることがわかる。
(第4の実施形態)
図14〜図16は、本発明の第4の実施形態に係るスピン波素子の応用例を示す図である。
図14は、第1の実施形態に係るスピン波素子10とは、入力部40、検出部50、電極80、90が基板20と多層膜30との間に設けられている点が異なる。この場合、電極80、90は基板20内に設けられた電気的な接続をとるための配線76と接続されている。今までは、入力部40と検出部50とを多層膜30の基板20とは反対側の面に設けた状態で説明した。入力部40と検出部50の位置は、多層膜30の積層方向から眺めたときに、多層膜30の外縁の形状が楕円であり、入力部40と検出部50とを結ぶ直線がその楕円の長軸上にある限りは、図14に示すように多層膜30の基板20と同じ側に設けても本発明の効果は得られる。
さらに図15に示すように、基板20にCMOSを用い、入力部40をMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)のドレインに電極を介して接続することで、入力の信号をMOSFETのゲート電極を使ってスイッチングすることが可能になる。図15においてゲート電極は紙面垂直方向に延びている。
また、図16に示すように、基板20にCMOSを用い、入力部40をMOSFETのドレインに電極を介して接続することで、入力の信号をMOSFETのゲート電極を使ってスイッチングすることが可能になる。この場合、電極90は非磁性絶縁層60から露出している。なお、図16においてはゲート電極は紙面垂直方向に延びていることになる。このように、入力部40と検出部50とが、多層膜30の異なる面上に設けられても、多層膜30を積層方向から眺めたときに、多層膜30の外縁の一部の形状が楕円であり、入力部40と検出部50とを結ぶ直線がその楕円の長軸上にある限りは本発明の効果は得られる。
10 … スピン波素子、20 … 基板、30 … 多層膜、31、33 … 非磁性層、32 … 強磁性層(面内に対して垂直な磁化を有する)、34 … 反強磁性層、35 … 強磁性層(面内に対して平行又は面内に対して垂直な磁化を有する)、36 … スペーサ層、37 … 強磁性層(面内に対して平行な磁化を有する)、38 … 中間層、39 … 強磁性層(面内に対して平行な磁化を有する)、40 … 入力部、50 … 検出部、60 … 非磁性絶縁層、70 … 非磁性層、80、90 … 電極

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成され、磁化が積層方向に向いている第1の強磁性層を含む多層膜と、
    前記多層膜上に形成され、第1の非磁性層を介して離間して形成された検出部及び複数の入力部と、
    を備え、
    前記第1の多層膜を積層方向から眺めたときに、前記第1の強磁性層の外縁の一部の形状が楕円の一部であり、前記入力部と前記検出部とを結ぶ直線が前記楕円の長軸と重なっており、前記楕円の一部は前記入力部側に存在していることを特徴とするスピン波素子。
  2. 前記多層膜と前記基板との間に電極層をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のスピン波素子。
  3. 前記外縁は、非磁性絶縁層に覆われていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピン波素子。
  4. 前記入力部がドット形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピン波素子。
  5. 前記入力部は、球面波状のスピン波を前記第1の強磁性層に励起することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピン波素子。
  6. 前記入力部と前記多層膜との接触面の最大直径が1nm以上500nm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピン波素子。
  7. 前記多層膜は、第1の非磁性層と、
    第2の非磁性層とを含み、
    前記第1の強磁性層は、前記第1の非磁性層と前記第2の非磁性層との間に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピン波素子。
  8. 前記多層膜は、磁化が積層方向に対して垂直方向に向いている第2の強磁性層と、
    スペーサー層とを含み、
    前記スペーサー層は、前記第1の強磁性層と前記第2の強磁性層との間に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピン波素子。
  9. 前記入力部又は前記検出部は、積層方向又は積層方向に対して垂直方向に磁化が向いている第3の強磁性層を含み、
    前記第1の強磁性層と前記入力部又は前記検出部との間において、前記多層膜はスペーサ層を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピン波素子。
  10. 前記入力部又は前記検出部は、積層方向に対して垂直方向に磁化が向いている第4の強磁性層と、
    積層方向に対して垂直方向に磁化が向いている第5の強磁性層と、
    前記第4の強磁性層と前記第5の強磁性層とに挟まれた中間層とを含み、
    前記第1の強磁性層と前記入力部又は前記検出部との間において、前記多層膜はスペーサ層を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピン波素子。
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