JP4928716B2 - 高密度光記録媒体のためのウォブル復調方法、デバイス及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光記録媒体のウォブル信号のADIPデータ復調方法、及び、前記方法を用いた光記録媒体からの読出及び/又は光記録媒体への書込み装置に関する。
例えば、上記方法は、ウォブルトラックを有する光記録媒体からの読出及び/又は光記録媒体への書込み装置において、ウォブルトラックからアドレス情報(ADIP情報、address in pregroove)を得るため、または、書込クロックの生成にウォブル周波数を利用するために用いられる。
一般的に、ディスク状で、読出及び/又は書込に適した光記録媒体において、トラックは、インタリーブされたスパイラル状又は同心円として表現される形状を有している。特に、書込に適した光記録媒体において、トラックは、媒体の特定の位置を見つけるために、特定の形状の揺れを付加的に有している。これは、トラックは、ほぼ直線状ではなく、蛇行した線であるということを意味する。例えば、この蛇行した線の形状には、光記録媒体上のある特定の位置を認識するために使用されるアドレス情報が含まれている。符号化には、周波数変調や位相変調のような、種々の方法が用いられる。更に、ウォブル信号は回転速度情報、または、予め決められたデータ書込み速度情報のために使用することも可能である。
高密度光記録媒体に対して、MSK−cos(Minimum Shift Keying cosine variant)と、HMW(Harmonic Modulated Wave)という2つの方法を、混合して用いるウォブル信号の変調が提案されている。ウォブル周期の一部のみが変調される。ウォブル周期の大部分は、モノトーンウォブル(MW)である。MSK−cos法は、主に、ADIPユニット同期に採用され、3つのウォブル周期が1つのMSKマークで置き換えられる。この様子を図1に示す。MSKマークはADIPユニットの開始を示すため、または、同期若しくはデータ認識のために用いられる。HMW法は、主にADIPデータのために用いられる。ウォブルの基本周波数の第2高調波が、低い振幅レベルでウォブルに加えられる。その位相は、ウォブルの基本周波数と直交し、図2に示すようにADIPビットに応じて、2つの位相で変調さる。
ADIPワードの異なるユニットを表す図3に示すように、2つの方法は、同期とADIP情報のために別々に使用されてはいない。data_0ユニットに対しては、ウォブル周期14,15及び16に、data_1ユニットに対しては、ウォブル周期12,13及び14というように、一方において、別のMSKマークがADIPワード中の異なる位置に加えられる。よって、MSKマークは、ADIPデータ復調のためにも使用されている。他方において、リファレンスユニットと呼ばれるいくつかのユニットもまた、ウォブル周波数の第2高調波を有している。この場合、第2高調波は固定された位相を有しており、リファレンスユニットは、ADIPニブルの同期に用いることもできる。
上記のウォブル信号の変調は、まったく新しいものなので、信頼できるウォブル復調のための解決方法は、ほとんど知られていない。周波数又は位相復調のために従来から知られている方法を用いることは可能であるが、両方法を適切に組み合わせて適用することは難しい。もし、周波数復調のみ、または、位相復調のみを用いた場合、信号のエネルギーの大部分は失われることになる。これは、予期せぬパフォーマンスの低下を招くこととなる。
非特許文献1において、MSKマークと、HMWの鋸状の揺れを検出する方法が提案されている。キャリア乗算器からなるヘテロダイン回路と、積分器と、サンプルホールド回路がこのために利用されている。ウォブル信号は、MSKマークを検出するために、基本周波数のコサイン波で乗算器において乗算される。他方、ウォブル信号は、HMWの鋸状の揺れを検出するために、第2高調波のサイン波で乗算される。しかし、提案された方法でも、利用可能な信号のエネルギーの一部しか利用していない。
Kobayashi et al, "J.Appl.Phys Vol.42", 2003, p915-p918
従って、本発明は、上述した問題を解消する、信頼できるウォブル復調方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、
ウォブル信号が2つの異なる方法により変調されている、光記録媒体のウォブル信号のADIPデータ復調方法において、前記ウォブル信号のキャリアを再生するステップと、再生したキャリアに基づきウォブル信号を復調するステップと、ウォブル信号中のMSKマークを検出するために、2次元MSKフィルタを用いるステップを有することを特徴とする。
好ましくは、キャリア周波数は、PLL手段により再生される。その後、位相はADIPデータのコヒーレント復調に利用される。これにより、周波数検出に基づくコヒーレントではない復調方法と比較し、約3dBの改良がなされる。2次元MSKフィルタは、ウォブルの基本周波数に制限される2位相検出器のような、他の公知の検出器より良いパフォーマンスを持つ。更なる改良として、前記再生したキャリアに基づきウォブル信号を復調するステップにおいて、変調データをベースバンド、つまりキャリア周波数に関連する周波数にダウンコンバートするステップと、ダウンコンバートされたデータを復調するステップとを有する。
本発明の方法は、MSK(Minimum Shift Keying)法と、HMW(Hamonic Modulated Wave)法により変調されているウォブル信号に対して、有利に適用される。前記ウォブル変調が、高密度光記録媒体のために提案されているので、この種のウォブル信号を復調することができる方法は、重要なものとなる。
好ましくは、ダウンコンバートされたデータの復調には、MSK復調とHMW復調の組合せが使用され、前記組合せは、MSKマークの位置に基づく。エラーレートの最小化のため、ADIPデータビット検出において、可能な限りたくさんの信号エネルギーを利用することに価値がある。検出は、MSKマークの位置、または、第2高調波の位相を利用することができる。しかし、最良の結果は、両復調を利用することで達成される。このため、MSKフィルタのサンプルされた出力と、HMWアキュムレータのサンプルされた出力とが適切に混ぜ合わされる。
本発明の他の特徴によると、前記変調データをベースバンドにダウンコンバートするステップは、3つの異なる相関パスの使用を含む。2つの相関パスは、MSKマークの検出に必要な信号を発生するために用いられる。第3の相関パスは、HMW法による変調を検出するための信号を発生する。
好ましくは、前記3つの異なる相関パスは、それぞれ、同相キャリア、キャリアの第2高調波、キャリアの1.5倍の周波数の相関をとる。これらは、提案されているMSKとHMW法により変調されたウォブルを検出するために必要となる周波数である。もちろん、特定の変調によっては、他の周波数もまた好ましい。
少なくとも相関パスの2つが、構成部品を、有利に共用する。これは、(シリコン面積の点から)実装コストの削減につながる。可能な共用部品は、サイン/コサイン発生器、乗算器及び積分&ダンプ器である。
好ましくは、ウォブル信号が2つの異なる方法により変調されている、光記録媒体のウォブル信号のADIPデータ復調デバイスにおいて、本発明による方法を実行する。
本発明の方法は、ウォブル復調のため、光記録媒体からの読出し及び/又は光記録媒体への書込み装置において有利に実行される。そのような装置は、信号エネルギーの損失がほとんどないため、純粋な周波数変調や純粋な位相変調のみ使用する装置と比較し、より良いパフォーマンスを有する。
本発明のより良い理解のために、以下では図面を参照し、最良の実施形態について詳細に説明する。本発明は、この典型的な実施形態のみに限定はされず、特定された特徴は、本発明の範囲から逸脱しない結合及び/又は修正がなされることも可能である。
図4は、本発明によるコヒーレント復調器1を示す。復調器1の設計のために、以下にについて考慮する利点がある。
a)MSKマークは、時間多重のうちのわずかな部分にだけ存在する。例えば、全部で56ウォブル周期のADIPユニットのうち、MSKマークは最大9ウォブル周期だけ存在する。
b)HMW変調は、ウォブルの基本周波数の位相を変更せず、第2高調波に少しのエネルギーを割り当てる。
よって、基本キャリアの位相を再生し、それをADIPデータのコヒーレント復調に使用することが可能である。これにより、周波数検出による、コヒーレントではない復調と比較し3dBの改良がなされる。好ましくは、キャリアはPLL2により再生され、その位相が復調に使用される。
もちろん、データ変調のPLL2への干渉の問題により、コヒーレント復調器の能力が制限される。しかし、この制限は厳しいものではない。さらに、この問題は、PLLループ内に適切な狭帯域フィルタ手段を設けることで、または、他の実現可能な方策により解消することができる。
図4のブロックダイアグラムによると、復調器1は、PLL2と、ダウンコンバータ3と、ベースバンド復調器4とを有する。ダウンコンバータ3は、変調されたデータをベースバンドに変換する。ダウンコンバータは、3つのサブパス31、32、33を有する。各サブパスは、ウォブル周期にわたっての相関器である。第1のサブパス31は、同相キャリアとの相関をとり、第2のサブパス32は、第2高調波との相関をとり、第3のサブパス33は、MSKマークの1.5倍された周波数との相関をとる。図において、ωtは、2πfwobtを表す。
デジタルでの実装を考慮し、デジタル制御発振器(DCO)21が、電圧制御発振器(VCO)の代わりに用いられる。同相及び直交正弦波が、計算手段(例えば、コーディックアルゴリズムを用いて)又はルックアップテーブルにより発生させられる。積分&ダンプブロック34、35及び36は、リセット可能で、サンプルホールド機能つきの
アキュムレータである。各相関器の出力のデータレートは、ウォブル周波数に等しい。
PLL2の遅延は無視できると仮定、つまり、出力信号として再生された信号は、入力ウォブル信号の基本周波数と完全に同相であると仮定すると、ダウンコンバータ3の振る舞いは、簡単に分析できる。例として、ウォブル周期を1に正規化し、ウォブル振幅を1とし、復調器1で生成される正弦波(基本周波数と、基本周波数の1.5倍の周波数)の振幅を2とし、復調器1で生成される第2高調波の振幅を0.5、つまり、基本周波数の振幅の1/4を使用する。なお、以下に示す総ての数字は、前記値に基づいたものとする。他の値を使用した場合は、異なる値が得られる。相関器の出力は理想的には、同じ周波数が同じ位相で受信された場合は1であり、同じ周波数が180°位相シフトして受信された場合は−1であり、その他の場合は0である。もちろん、実際には、中間の値が得られる。
MSKマークを受信したとき、信号I1と、I1hには、以下の表1に示す系列が得られる。
Figure 0004928716
HMWを受信したとき、I2は1/16であり、それ以外の場合は常に0である。
図5は、適切なデータ同期を検出するため、及び、ADIPワードのビットの値を認識するために、ベースバンド信号の処理を行うベースバンド復調器4の仕組みを示す図である。ベースバンド復調器4は、以下の機能ブロックを有する。
1.MSKフィルタ5
2.HMWアキュムレータ6
3.タイムジェネレータ7
4.同期検出器8
5.ADIPビット検出器9
MSKフィルタ5は、入力ノイズによる劣化を考慮し、ADIPユニットのウォブル周期0−55のMSK位相検出を改良するため、信号I1とI1hに対して、適切なフィルタリングを行う。
HMWアキュムレータ6は、数ウォブル周期、正確にはウォブル周期18−54にわたり、ベースバンド信号を積分することでHMW復調のノイズ除去を改良する。このため、HMWアキュムレータ6には適切なタイミングが必要である。
タイムジェネレータ7は、ADIPユニットにロックするウォブルカウンタ[0−55]と、ADIPワードにロックするADIPユニットカウンタ[0−82]の2つのカウンタを有する。更に、タイムジェネレータ7は、他の部分が必要とする総てのタイミング信号を供給する。これらの信号は、上記カウンタの適切なブール値の組合せである。
同期検出器8は、タイムジェネレータ7が、ADIPユニット及びADIPワードにロックするための同期処理を行う。
ADIPビット検出器9は、MSKマークの振幅と高調波の振幅を得るために、MSKフィルタ5及びHMWアキュムレータ6の出力のサンプルをとる。
適切なフィルタ5が、MSKマークの適切な検出能力を著しく改良する。このフィルタ5を用いない、簡易な解決方法として、ADIPユニット同期検出器8が、信号I1の負のピークを分析することで、MSKマークを認識する方法がある。実際には、PLL2と入力ノイズの制限を考慮し、信号I1hも利用することで、この方法は改良される。それは、上記の簡易な解決方法と比較し、有用な信号が増加(2倍)するからである。
フィルタ長を、3つのウォブル周期に制限するため、2次元フィルタは、以下の様に記述される。
Figure 0004928716
最大の信号対ノイズ比を得るための、フィルタ係数の最適な選択の問題は、ML(最大尤度)検出を採用することで解決される。
表1のストリームを考慮すると、フィルタ5への入力信号I1とI1hとしては、6つの値がとり得る。それらを以下に示す。
Figure 0004928716
ノイズにより、受信するウォブル信号Rは、R=S+Nと記述できる。ここで、
Figure 0004928716
M1P、M1M、M2P及びM2Mを無視することで、フィルタ5は、M0からWを可能な限り多く見分ける。従って、MSKマークの最尤検出器が、W及びM0と受信信号Rのユークリッド距離を測定することで、WであるかM0であるかを決定する。決定は最小距離に基づきなされる。この決定は、差分M0−Wとの相関を測定することと等価であり、よって、最良のフィルタMFは、2つの値の差と一致する。
Figure 0004928716
ここで、trは、時間反転(time reversed)の略である。表1の入力ストリームを考慮し、このマッチドフィルタが与える結果を表2に要約して示す。
Figure 0004928716
−4のピークは、MSKマークの終わりと対応している。−4のピークを探索することで、MSKマークの位置が検出できることは明らかである。
上記フィルタ5の出力は、M0の代わりにWを検出することや、その逆の可能性を最小とする。フィルタ5の出力では、信号は、図3に示すMSKマークのように見える。MSKマークがあるところでは、信号は1ウォブル周期の遅延を持って、0、−4、0であり、それ以外は4に等しい。
同期検出器8は、MSKフィルタ5の出力を受信し、タイムジェネレータ7の2つのカウンタを、適切な値をロードすることで管理する。
異なる複雑さを有するいくつかの解決方法が、同期検出器8には考えられる。基本的に、それらは、MSKマーク検出器と結合した状態遷移である。MSKマーク検出器は、信号が閾値である−2より小さい場合、MSKマークを検出する閾値検出器である。状態遷移の入力は、タイムジェネレータのカウンタのアドレスと検出したMSKマークである。状態遷移の主な状態は、
・リセット:MSKマークが発見されたときに、2をウォブルカウンタにロードし、ADIPユニットロック状態に移行する。
・ADIPユニットロック:次のMSKがきたとき、ウォブルカウンタアドレスを分析し、
−もし、アドレスが12、14又は2であれば、単に状態の確認のみで
−もし、アドレスが16、18、20、又は22であれば、ADIPユニットカウンタを適切にロードする。
−その他の場合は、ウォブルカウンタに2をロードする。
・ADIPワードロック:MSKマークが期待されるときに生じていることを確認する。
より複雑な解決方法が、MSKマークの誤検出を避けるために可能である。しかし、それらはシリコン面積の点で、より高い実装コストがかかる。
エラーレートの最小化のためには、ADIPデータビット検出において、可能な限りたくさんの信号エネルギーを利用することに価値がある。検出には、MSKマークの位置、または、第2高調波の位相を利用することができる。最良の検出器は、ウォブルナンバー14と16でのMSKフィルタ5のサンプルされた出力と、位置54でのHMWアキュムレータ6のサンプルされた出力とを適切に混ぜ合わせることで、両方を利用する。MSKフィルタ5とHMWアキュムレータ6からの信号の振幅は、MSKフィルタ5とHMWアキュムレータ6の効果を正規化することで、バランスをとる必要がある。MSKフィルタ5には、係数の2乗の合計として8が与えられている。HMWアキュムレータ6には、積分長として37が与えられている。よって、信号はそれぞれ、√8と√37により除算される。もちろん他の重み係数も可能である。全検出器のエネルギーは、各MSKパスに32、HMWパスに37の重み付けすることで3つのパスに分配される。最後に、エラーレートを最小とするため、加算器10が3つのパスを最適な方法で結合する。
第2のIパス(1.5倍の周波数)と、第3のパス(2倍の周波数)は同時に利用されないことを考慮して、実装コスト(シリコン面積の点から)の削減が達成される、コヒーレント復調器の有利な実施形態を図6に示す。この実施形態において、サイン/コサイン発生器と、乗算器と、積分&ダンプは、2つのパスで同じものを使用する。タイムジェネレータは、2つの異なる機能を切替えるための適切な信号を発生する。もし、入力が1.5又は2で乗算された場合、特異な発生器が2つの機能のために使用される。それはπに変換され、出力は2又は0.5で乗算される。もちろん、この解決法は、ADIPワード同期が可能であることを暗示している。開始時には、2cos1.5をMSKマークの探索のために選択し、ADIPワード同期の後、切替が行われる。
ウォブル信号のMSKマークを表す図である。 ウォブル信号のHMWの鋸状の揺れを表す図である。 異なるADIPユニットにおいてMSKマークとHMWの鋸状の揺れが同時に使用されている状態を表す図である。 本発明によるコヒーレント復調器のブロック図である。 ベースバンド復調器のブロック図である。 簡略化した、コヒーレント復調器のブロック図である。
符号の説明
1 復調器
2 PLL
3 ダウンコンバータ
4 ベースバンド復調器
5 MSKフィルタ
6 HMWアキュムレータ
7 タイムジェネレータ
8 同期検出器
9 ADIPビット検出器
10 加算器
21 デジタル制御発振器
31、32、33 サブパス
34、35、36 積分&ダンプブロック

Claims (7)

  1. ウォブル信号がMSK法及びHMW法を用いて変調されている、光記録媒体のウォブル信号のADIPデータの復調方法であって、
    前記ウォブル信号のキャリアを再生するステップと、
    MSK信号を表す少なくとも2つの直交信号を受信し、かつ1次元信号を出力するMSKフィルタを用いて前記ウォブル信号中のMSKマークを検出するステップと、
    MSK復調とHMW復調との組合せであって前記MSKマークの位置に基づいた前記組合せを使用して、前記再生したキャリアに基づいて前記ウォブル信号を復調するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記再生したキャリアに基づいて前記ウォブル信号を復調するステップは、変調データをベースバンドにダウンコンバートするステップと、該ダウンコンバートされたデータを復調するステップとを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記変調データをベースバンドにダウンコンバートするステップは、前記ウォブル信号の変調に従った相関関係を示す3つの異なる相関パスを使用することを含むことを特徴とする、請求項に記載の方法。
  4. 前記3つの異なる相関パスは、それぞれ、同相キャリア、キャリアの第2高調波、キャリアの1.5倍の周波数と相関があることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  5. 前記相関パスの少なくとも2つが、構成部品を共用することを特徴とする、請求項又はに記載の方法。
  6. ウォブル信号が2つの異なる方法により変調されている、光記録媒体のウォブル信号のADIPデータを復調するデバイスにおいて、
    請求項1からのいずれか1項に記載の方法を実行することを特徴とするデバイス。
  7. 記録媒体からの読出し及び/又は記録媒体への書込み装置において、
    請求項1からののいずれか1項に記載の方法を使用するか、または、ウォブル復調のために請求項に記載のデバイスを有することを特徴とする装置。
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