JP4928309B2 - 物干装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯物等の掛け物を干すための物干装置に関するものである。
従来、例えばマンションや一戸建住宅等のベランダの笠木付壁の上部に上端部が回動可能に取り付けられ下端部に挿入孔が形成され下端側が笠木付壁から離反する離反方向への90度回動により水平姿勢となり下端側が笠木付壁に近づく接近方向への90度回動により鉛直姿勢となる回動支持柱と、回動支持柱の水平姿勢時に回動支持柱の挿入孔に挿入される物干竿とを備える物干装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−192678号公報(図2等)
しかしながら、上記従来の物干装置では、使用する際に、使用者は、一旦屈んだ姿勢となって、回動支持柱を持ち上げるように90度回動させなければならず、また使用後には回動支持柱を鉛直姿勢になるまで90度回動させなければならず、回動支持柱の姿勢変更に手間取るおそれがある。
また、水平姿勢の回動支持柱の挿入孔に挿入した物干竿に例えば大量の洗濯物等の掛け物を掛けた場合に、その掛け物の重さに基づく無理な力が笠木付壁の上部のみに作用し、笠木付壁の柱部が変形する等、笠木付壁に不具合が生じるおそれもある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、回動支持柱を容易に姿勢変更ができ、また掛け物の重さに基づく笠木付壁の上部のみに作用する無理な力によって笠木付壁に不具合が生じるようなことを抑制できる物干装置を提供することを目的とする。
求項記載の物干装置は、笠木部を有する笠木付壁の下部に下端側が回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、上端側が前記笠木付壁から離れる離反方向への回動により傾斜姿勢となり、上端側が前記笠木付壁に近づく接近方向への回動により鉛直姿勢となる回動支持柱と、この回動支持柱に取り付けられ、前記回動支持柱の傾斜姿勢時に使用位置に位置する物干竿とを備え、前記笠木部は、下方に向って開口する竿収納凹部分を有し、前記物干竿は、前記回動支持柱の鉛直姿勢時に、上動により前記竿収納凹部分内に収納された状態となって前記笠木部の下方の不使用位置に位置するものである。
請求項記載の物干装置は、請求項1記載の物干装置において、回動支持柱は、その長手方向に沿って伸縮可能となっているものである。
請求項記載の物干装置は、請求項1または2記載の物干装置において、物干竿は、その長手方向に沿って伸縮可能となっているものである。
請求項記載の物干装置は、請求項1ないしのいずれか一記載の物干装置において、回動支持柱を接近方向に向けて付勢する付勢手段を備えるものである。
請求項記載の物干装置は、請求項1ないしのいずれか一記載の物干装置において、回動支持柱の鉛直姿勢時には巻取状態にあり、前記回動支持柱の離反方向への回動により引き出され、回動支持柱の傾斜姿勢時に展開状態となって物干竿の上方部を覆うシート体を備えるものである。
請求項記載の物干装置は、請求項1ないしのいずれか一記載の物干装置において、笠木付壁の笠木部は、下方に向って開口するシート収納凹部分を有し、前記シート収納凹部分内に巻取状態で収納された引き出し可能なシート体を備えるものである。
請求項記載の物干装置は、請求項記載の物干装置において、シート体は、係止部を先端側に有し、回動支持柱および物干竿の少なくともいずれか一方は、前記係止部が係止される係止受部を有するものである。
請求項8記載の物干装置は、請求項1ないし7のいずれか一記載の物干装置において、回動支持柱の下端側が、笠木付壁の下部に取付体を介して回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、前記取付体は、長孔状の軸挿入用孔部が形成された支持板部を有し、前記回動支持柱の下端側の軸部が、前記軸挿入用孔部に移動可能に挿入され、前記回動支持柱は、前記軸挿入用孔部の下端に位置決めされた前記軸部を中心として回動するものである。
求項記載の物干装置は、笠木部を有する笠木付壁の下部に下端側が回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、上端側が前記笠木付壁の一方面から離れる離反方向への回動により傾斜姿勢となり、上端側が前記笠木付壁の一方面に近づく接近方向への回動により鉛直姿勢となる一方側回動支持柱と、この一方側回動支持柱に取り付けられ、前記一方側回動支持柱の傾斜姿勢時に使用位置に位置する一方側物干竿と、前記笠木付壁の下部に下端側が回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、上端側が前記笠木付壁の他方面から離れる離反方向への回動により傾斜姿勢となり、上端側が前記笠木付壁の他方面に近づく接近方向への回動により鉛直姿勢となる他方側回動支持柱と、この他方側回動支持柱に取り付けられ、前記他方側回動支持柱の傾斜姿勢時に使用位置に位置する他方側物干竿とを備え、前記笠木部は、それぞれ下方に向って開口する一方側竿収納凹部分および他方側竿収納凹部分を有し、前記一方側物干竿は、前記一方側回動支持柱の鉛直姿勢時に、上動により前記一方側竿収納凹部分内に収納された状態となって前記笠木部の下方の不使用位置に位置し、前記他方側物干竿は、前記他方側回動支持柱の鉛直姿勢時に、上動により前記他方側竿収納凹部分内に収納された状態となって前記笠木部の下方の不使用位置に位置するものである。
請求項10記載の物干装置は、請求項9記載の物干装置において、一方側回動支持柱の下端側が、笠木付壁の下部前側に一方側の取付体を介して回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、他方側回動支持柱の下端側が、前記笠木付壁の下部後側に他方側の取付体を介して回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、前記各取付体は、長孔状の軸挿入用孔部が形成された支持板部を有し、前記一方側回動支持柱の下端側の軸部が、前記一方側の取付体の軸挿入用孔部に移動可能に挿入され、前記他方側回動支持柱の下端側の軸部が、前記他方側の取付体の軸挿入用孔部に移動可能に挿入され、前記一方側回動支持柱は、前記一方側の取付体の軸挿入用孔部の下端に位置決めされた前記軸部を中心として回動し、前記他方側回動支持柱は、前記他方側の取付体の軸挿入用孔部の下端に位置決めされた前記軸部を中心として回動するものである。
本発明によれば、回動支持柱を容易に姿勢変更ができ、また掛け物の重さに基づく笠木付壁の上部のみに作用する無理な力によって笠木付壁に不具合が生じるようなことを抑制できる。
本発明の物干装置の第1の実施の形態を図1ないし図4を参照して説明する。
図1ないし図3において、1は手摺壁等の笠木付壁で、この笠木付壁1は、例えばマンションやアパート等の共同住宅、一戸建住宅等の建物のベランダやバルコニー等の床面2に鉛直状に立設されている。
笠木付壁1は、建物のベランダやバルコニー等の床面2に鉛直状に立設され互いに離間対向する左右一対の柱部3を備えている。両柱部3の下部相互が水平方向長手状である左右方向長手状の連結部4にて連結され、この連結部4に複数の上下方向長手状の棒状部5が互いに等間隔をおいて立設されている。両柱部3の上端部間にわたって手摺部等の笠木部6が設けられている。
笠木部6は、平面視で略矩形状をなす左右方向長手状に形成されたもので、笠木部6の幅方向一端部、例えば建物側の幅方向端部には、柱部3より建物側に突出し下方に向って開口する断面略コ字状の突出部である竿収納凹部分7が笠木部6の全長にわたって長手状に形成されている。竿収納凹部分7は、互いに離間対向する鉛直状の前後一対の対向板部8と、両対向板部8の上端部相互を連結する水平状の連結板部9とにて構成されている。
そして、笠木付壁1には、洗濯物や布団等の掛け物Aを干すための物干装置11が設けられている。
物干装置11は、笠木付壁1の柱部3の下部に下端側が取付金具等の取付体12を介して左右方向の軸部22を中心として回動可能でかつ上下動可能に取り付けられた左右一対で2本の上下方向長手状の回動支持柱13を備えている。この回動支持柱13は、上端側が笠木付壁1の柱部3の一方面である前面から離れて建物側に向う離反方向aへの90度未満の回動により傾斜姿勢となり、上端側が柱部3の前面に近づく接近方向bへの90度未満の回動により鉛直姿勢となる。なお、回動支持柱13の離反方向aおよび接近方向bへの90度未満の回動角度は、例えば略30度〜略60度、好ましくは略30度である。
また、物干装置11は、両回動支持柱13の上端側にこれら両回動支持柱13に跨った状態で取り付けられた左右方向長手状の1本の物干竿14とを備えている。この物干竿14は、両回動支持柱13の傾斜姿勢時には笠木部6から離れた位置であって掛け物Aを掛けることが可能な使用位置に位置し、両回動支持柱13の鉛直姿勢時には上動により笠木付壁1の笠木部6の竿収納凹部分7内に略全体が収納された状態となって笠木部6の下方の不使用位置である収納位置に位置する。
取付体12は、互いに離間対向する左右一対の支持部である支持板部16を有し、各支持板部16は、笠木付壁1の柱部3の建物側の面である前面下部から前方に向って突出している。各支持板部16には長孔状の軸挿入用孔部17が形成され、この軸挿入用孔部17に回動支持柱13の下端側の軸部22が移動可能に挿入されている。軸挿入用孔部17は、下端ほど建物側である前側に位置するように上下方向に対してやや傾斜した急勾配の傾斜状長孔18と、この傾斜状長孔18の上端に連通され建物側とは反対の後方に向う円弧状孔19とにて構成されている。
回動支持柱13は、細長板状の柱本体部21を有し、この柱本体部21の下端部両側面から軸部22が突出し、この軸部22が取付体12の軸挿入用孔部17に挿入されている。軸部22は例えば通しボルト等にて構成されている。柱本体部21の左右方向長さ寸法(板厚寸法)は、笠木付壁1の柱部3の左右方向長さ寸法(板厚寸法)より小さい値である。柱本体部21の上端部には断面略円形状の物干竿14の左右方向端部が取り付けられている。
さらに、物干装置11は、回動支持柱13の傾斜姿勢時における傾斜角度α、つまり回動支持柱13の姿勢変更の際の回動角度を設定する設定手段26を備えている。設定手段26は、例えば回動支持柱13の離反方向への回動規制によって回動支持柱13の傾斜角度αを設定するストッパ手段としての可撓性線状部材であるチェーン27にて構成されている。チェーン27の一端部が回動支持柱13の柱本体部21の上下方向中間部に取り付けられ、チェーン27の他端部が笠木付壁1の柱部3の上下方向中間部に取り付けられている。なお例えば図示しないが、チェーン27等を有さず、回動支持柱13の下端部が笠木付壁1の柱部3の下端部に当接することで、回動支持柱13の離反方向への回動が規制されて回動支持柱13が傾斜姿勢に維持されるようにしてもよい。
次に、上記第1の実施の形態の物干装置11の作用等を説明する。
物干装置11を使用する場合、使用者は、立った姿勢で、図4(a)に示す不使用状態である収納状態から、鉛直姿勢の回動支持柱13を少し持ち上げた後、軸挿入用孔部17の傾斜状長孔18に沿って回動支持柱13および物干竿14の自重で下動させつつ少し前方に移動させることにより、物干竿14を笠木部6の竿収納凹部分7外に出して、図4(b)に示す状態にする。
なお、図4(a)に示す収納状態では、回動支持柱13の軸部22が取付体12の軸挿入用孔部17の円弧状孔19に位置決めされた状態で、回動支持柱13が鉛直姿勢に維持され、物干竿14が笠木部6の竿収納凹部分7内に位置する。そして、回動支持柱13の持ち上げにより軸部22は円弧状孔19に沿って移動し、回動支持柱13の下降により軸部22は傾斜状長孔18の上端から下端まで移動する。
続いて、使用者は、立った姿勢で、図4(b)に示す状態から、回動支持柱13および物干竿14の自重を利用して、鉛直姿勢の回動支持柱13を傾斜状長孔18の下端に位置決めされた軸部22を中心として離反方向に向けて90度未満の回動、すなわち例えば略30度回動させる。すると、回動支持柱13が鉛直姿勢から傾斜姿勢に姿勢変更し、図4(c)に示す使用状態となる。この図4(c)に示す使用状態では、物干竿14は所望の使用位置に位置し、この物干竿14に対して洗濯物等の掛け物Aを掛けることができる。
使用後、物干装置11を図4(a)に示す収納状態に戻す場合、使用者は、立った姿勢で、回動支持柱13を軸部22を中心として接近方向に90度未満の回動、すなわち例えば略30度回動させて鉛直姿勢にした後、回動支持柱13を鉛直姿勢のまま持ち上げる。すると、回動支持柱13の軸部22が取付体12の軸挿入用孔部17の円弧状孔19に位置決めされ、物干竿14が笠木部6の竿収納凹部分7内に収納されて笠木部6の下方の不使用位置に位置する。
そして、第1の実施の形態の物干装置11によれば、建物側に向う離反方向への90度未満の回動により回動支持柱13を傾斜姿勢にできるとともに接近方向への90度未満の回動により回動支持柱13を鉛直姿勢にでき、しかもその回動操作の際に使用者は必ずしも屈んだ姿勢になる必要がないため、回動支持柱13を容易に姿勢変更ができ、簡単に使用状態および収納状態に切り換えることができる。
また、回動支持柱13の下端側が笠木付壁1の柱部3の下部に回動可能に取り付けられた構成であるため、洗濯物等の掛け物Aの重さに基づく笠木付壁1の上部のみに作用する無理な力によって笠木付壁1に不具合が生じるようなこともなく、安全性に優れている。
さらに、不使用時である収納状態時に物干竿14を笠木付壁1の笠木部6の竿収納凹部分7内に収納できるため、物干竿14が汚れにくく、物干竿14が邪魔になるようなこともない。
次に、本発明の物干装置の第2の実施の形態を図5を参照して説明する。
図5に示す物干装置11では、回動支持柱13がその長手方向に沿って伸縮可能となっている。例えば回動支持柱13の柱本体部21は、取付体12にて軸部22を介して支持された中空状の第1柱部材31と、この第1柱部材31内に対して出入りする第2柱部材32と、この第2柱部材32を第1柱部材31に対して位置決め固定するねじ等の位置決め固定手段(図示せず)とを有している。第2柱部材32の上端部に物干竿14の端部が取り付けられている。回動支持柱13を最大に伸ばした状態時には、物干竿14は、笠木付壁1の笠木部6より高い位置に位置する。なお、その他の構成部材は第1の実施の形態の構成部材と同じである。
そして、この第2の実施の形態の物干装置11によれば、上記第1の実施の形態の作用効果に加え、傾斜姿勢の回動支持柱13の伸縮により洗濯物等の掛け物Aの上下方向長さ寸法に応じて物干竿14の高さを変更でき、例えば掛け物Aが床面2に擦って汚れるようなことを防止できる。
次に、本発明の物干装置の第3の実施の形態を図6を参照して説明する。
図6に示す物干装置11では、物干竿14がその長手方向に沿って伸縮可能となっている。例えば物干竿14は、左右方向両端部が回動支持柱13の上端部に取り付けられた中空状の第1竿部材36と、この第1竿部材36内に対して出入りする左右一対で2本の第2竿部材37と、各第2竿部材37を第1竿部材36に対してそれぞれ位置決め固定するねじ等の位置決め固定手段(図示せず)とを有している。なお、その他の構成部材は第1または第2の実施の形態の構成部材と同じである。
そして、この第3の実施の形態の物干装置11によれば、上記第1や第2の実施の形態の作用効果に加え、物干竿14の伸縮により洗濯物等の掛け物Aの量に応じて物干竿14の長さを変更でき、例えば洗濯物等の掛け物Aが多い場合にも適切に対応できる。
次に、本発明の物干装置の第4の実施の形態を図7および図8を参照して説明する。
図7および図8に示す物干装置11は、回動支持柱13をこの回動支持柱13が付勢力で軸部22を中心として接近方向bに回動するように接近方向bに向けて付勢する付勢手段41を備えている。付勢手段41は、例えば笠木付壁1の柱部3の前面に固着された板ばね42にて構成されている。板ばね42は湾曲面状の曲面部42aを有し、この曲面部42aが回動支持柱13の下端部に当接しており、この板ばね42の曲面部42aが回動支持柱13の離反方向aへの回動によって弾性変形し、回動支持柱13が所望の傾斜姿勢となる。この状態で、物干竿14に洗濯物等の掛け物Aを掛ければ、その掛け物Aの重さで回動支持柱13の傾斜姿勢が維持される。洗濯物等の掛け物Aを物干竿14から外すと、回動支持柱13は、板ばね42の弾性復元力による付勢力によって軸部22を中心として接近方向bに回動する。なお、その他の構成部材は第1の実施の形態の構成部材と同じである。
そして、この第4の実施の形態の物干装置11によれば、上記第1の実施の形態の作用効果に加え、回動支持柱13が付勢手段41である板ばね42の付勢力によって接近方向bに自動的に回動するため、回動支持柱13を接近方向bへ手動で回動させる必要がなく、きわめて簡単に収納状態にでき、また、図8に示すように掛け物Aである布団等を笠木付壁1と物干竿14とによって所望の挟持圧で挟持して干すことができ、布団等の落下や飛ぶことを効果的に防止できる。
次に、本発明の物干装置の第5の実施の形態を図9を参照して説明する。
図9に示す物干装置11は、上記第4の実施の形態と同様、回動支持柱13をこの回動支持柱13が付勢力で軸部22を中心として接近方向bに回動するように接近方向bに向けて付勢する付勢手段46を備えている。付勢手段46は、回動支持柱13の傾斜姿勢時における傾斜角度α、つまり回動支持柱13の姿勢変更の際の回動角度を設定する設定手段を兼ねたものである。すなわち例えば付勢手段46は、例えば笠木付壁1の柱部3と回動支持柱13との間に掛け渡されたゴム紐やコイルばね等の弾性線状部材47にて構成されている。弾性線状部材47の一端部が回動支持柱13の柱本体部21の上下方向中間部に取り付けられ、弾性線状部材47の他端部が笠木付壁1の柱部3の上下方向中間部に取り付けられている。弾性線状部材47が回動支持柱13の離反方向aへの回動によって伸び弾性変形し、例えば弾性線状部材47が最大に伸びきった状態で回動支持柱13が所望の傾斜姿勢となる。この状態で、物干竿14に洗濯物等の掛け物Aを掛ければ、その掛け物Aの重さで回動支持柱13の傾斜姿勢が維持される。洗濯物等の掛け物Aを物干竿14から外すと、回動支持柱13は、弾性線状部材47の弾性復元力による付勢力によって軸部22を中心として接近方向bに回動する。なお、その他の構成部材は第1の実施の形態の構成部材と同じである。
そして、この第5の実施の形態の物干装置11によれば、上記第1の実施の形態の作用効果に加え、回動支持柱13が付勢手段41である弾性線状部材47の付勢力によって接近方向bに自動的に回動するため、回動支持柱13を接近方向bへ手動で回動させる必要がなく、きわめて簡単に収納状態にでき、また掛け物Aである布団等を笠木付壁1と物干竿14とによって所望の挟持圧で挟持して干すことができ、布団等の落下や飛ぶことを効果的に防止できる。しかも、付勢手段46が回動支持柱13の傾斜姿勢時における傾斜角度αを設定する設定手段を兼ねたものであるため、別に設定手段を設けた構成に比べて、部品点数を少なくでき、構成の簡素化を図ることができる。
次に、本発明の物干装置の第6の実施の形態を図10および図11を参照して説明する。
図10および図11に示す物干装置11は、収納状態時である回動支持柱13の鉛直姿勢時には竿収納凹部分7内に収納され巻取軸52に略円筒状に巻き取られた巻取状態にあり、使用の際に回動支持柱13の離反方向aへの回動により引き出され、使用状態時である回動支持柱13の傾斜姿勢時に平面状の展開状態となって物干竿14の上方部を覆う可撓性の雨よけシート等のシート体51を備えている。
シート体51の一端部である先端部が笠木付壁1の笠木部6の対向板部8に取り付けられ、シート体51の他端部である基端部が巻取軸52に取り付けられている。左右方向長手状の巻取軸52は、両回動支持柱13の上端側にこれら両回動支持柱13に跨った状態で回転可能に取り付けられ、付勢手段(図示せず)にてシート体51を巻き取る巻取方向に付勢されている。巻取軸52の端部が回動支持柱13の柱本体部21の上端部に回転可能に取り付けられ、物干竿14の端部が回動支持柱13の柱本体部21の上端部近傍つまり回動支持柱13の上端側に取り付けられている。なお、その他の構成部材は第1の実施の形態の構成部材と同じである。
そして、この第6の実施の形態の物干装置11によれば、上記第1の実施の形態の作用効果に加え、シート体51を回動支持柱13の離反方向aへの回動により引き出して展開状態にし、その展開状態のシート体51にて物干竿14の上方部を覆うことができるため、シート体51が傘の役目を果たすこととなり、シート体51の下方に位置する物干竿14に掛けた洗濯物等の掛け物Aが急な雨等で濡れてしまうことを防止でき、また洗濯物等の掛け物Aを陰干しすることができる。
なお、この第6の実施の形態では、物干装置11の不使用時に物干竿14を笠木部6の竿収納凹部分7内に収納できないが、物干竿14を笠木部6の竿収納凹部分7の下方に位置させることができるため、物干竿14が笠木部6の下方に位置しない構成に比べて、物干竿14の汚れを防ぐことができる。
なお、例えば図示しないがシート体51を巻き取る巻取軸52を竿収納凹部分7内に回転可能に設け、シート体51の基端部をその巻取軸52に取り付け、シート体51の先端部を回動支持柱13の上端部に取り付けた構成等でもよい。また、シート体51が回動支持柱13の傾斜姿勢時における傾斜角度α、つまり回動支持柱13の姿勢変更の際の回動角度を設定する設定手段を兼ねた構成、シート体51が回動支持柱13を接近方向bに向けて付勢する付勢手段を兼ねた構成、或いは、シート体51がそれら設定手段および付勢手段の両方を兼ねた構成等でもよい。
次に、本発明の物干装置の第7の実施の形態を図12および図13を参照して説明する。
図12および図13に示す物干装置11では、回動支持柱13がその長手方向に沿って伸縮可能となっている。例えば回動支持柱13の柱本体部21は、取付体12にて軸部22を介して支持された中空状の第1柱部材31と、この第1柱部材31内に対して出入りする第2柱部材32と、この第2柱部材32を第1柱部材31に対して位置決め固定するねじ等の位置決め固定手段(図示せず)とを有している。第2柱部材32の上端部に巻取軸52の端部が回転可能に取り付けられ、物干竿14の端部が第2柱部材32の上端部近傍つまり回動支持柱13の上端側に取り付けられている。なお、その他の構成部材は第6の実施の形態の構成部材と同じである。
そして、この第7の実施の形態の物干装置11によれば、上記第6の実施の形態の作用効果に加え、傾斜姿勢の回動支持柱13の伸縮により洗濯物等の掛け物Aの上下方向長さ寸法に応じて物干竿14の高さを変更でき、例えば掛け物Aが床面2に擦って汚れるようなことを防止でき、また、シート体51の展開面積を増大でき、シート体51で洗濯物等の掛け物Aの上方部を効果的に覆うことができる。
次に、本発明の物干装置の第8の実施の形態を図14および図15を参照して説明する。
図14および図15に示す物干装置11は、笠木付壁1の笠木部6のシート収納凹部分61内に巻取軸62に略円筒状に巻き取られた巻取状態で収納された引き出し可能な可撓性のシート体63を備えている。
笠木部6の突出部であるシート収納凹部分61は、物干竿14が収納される竿収納凹部分7を幅方向一端部に形成した笠木部6の幅方向他端部に、柱部3より反建物側に向って突出し下方に向って開口する断面略コ字状でかつ笠木部6の全長にわたって長手状に形成されている。シート収納凹部分61は、互いに離間対向する鉛直状の前後一対の対向板部64と、両対向板部64の上端部相互を連結する水平状の連結板部65とにて構成されている。巻取軸62は、シート収納凹部分61内に回転可能に設けられ、図示しない支持手段にて支持されている。巻取軸62は付勢手段(図示せず)にてシート体63を巻き取る巻取方向に付勢されている。
シート体63は、例えば網状の物干ネット等で、面ファスナ等の係止部66を先端側に有し、このシート体63の基端部が笠木部6のシート収納凹部分61内の巻取軸62に取り付けられている。また、回動支持柱13は、シート体63の展開状態時にシート体63の係止部66が係脱可能に係止される面ファスナ等の係止受部68を上端側に有している。例えば図示しないが、その係止受部68を物干竿14のみに設けたり、回動支持柱13と物干竿14との両方に設けたりしてもよい。なお、その他の構成部材は第1の実施の形態の構成部材と同じである。
そして、この第8の実施の形態の物干装置11によれば、上記第1の実施の形態の作用効果に加え、笠木部6のシート収納凹部分61内に収納したシート体63を引き出して係止部66を回動支持柱13の係止受部68に係止させることにより、シート体63を展開状態に維持でき、その展開状態のシート体63上に、例えば物干竿14に掛けることができない洗濯物Bを載せて干すことができ、またベランダ以外の別の収納スペースから物干ネット等のシート体を出してくる手間を省くことができる。なお、シート体63の種類によっては雨よけシートとして利用することも可能である。
次に、本発明の物干装置の第1の関連技術を図16を参照して説明する。
図16に示す物干装置11は、笠木付壁1の下部の一方側である建物側に下端部が左右方向の軸部71を中心として回動可能に取り付けられた左右一対で2本の一方側回動支持柱72と、笠木付壁1の下部の他方側である反建物側に下端部が左右方向の軸部73を中心として回動可能に取り付けられた左右一対で2本の他方側回動支持柱74とを備えている。そして、一方側回動支持柱72は、上端側が笠木付壁1の柱部3の一方面である前面から離れて建物側に向う離反方向aへの90度未満の回動により傾斜姿勢となり、上端側が柱部3の前面に近づく接近方向bへの90度未満の回動により鉛直姿勢となる。他方側回動支持柱74は、上端側が笠木付壁1の柱部3の他方面である後面から離れて反建物側に向う離反方向aへの90度未満の回動により傾斜姿勢となり、上端側が柱部3の後面に近づく接近方向bへの90度未満の回動により鉛直姿勢となる。なお、一方側回動支持柱72および他方側回動支持柱74の離反方向aおよび接近方向bへの90度未満の回動角度は、各々例えば略30度〜略60度、好ましくは略30度である。
また、物干装置11は、両一方側回動支持柱72の上端側にこれら両一方側回動支持柱72に跨った状態で取り付けられた左右方向長手状の1本の一方側物干竿76と、両他方側回動支持柱74の上端側にこれら両他方側回動支持柱74に跨った状態で取り付けられた左右方向長手状の1本の他方側物干竿77とを備えている。
そして、一方側物干竿76は、両一方側回動支持柱72の傾斜姿勢時には洗濯物等の掛け物Aを掛けることが可能な使用位置に位置し、両一方側回動支持柱72の鉛直姿勢時には笠木部6の幅方向一端部である建物側端部の下方の不使用位置に位置する。他方側物干竿77は、両他方側回動支持柱74の傾斜姿勢時には掛け物Aを掛けることが可能な使用位置に位置し、両他方側回動支持柱74の鉛直姿勢時には笠木部6の幅方向他端部である反建物側端部の下方の不使用位置に位置する。
また、笠木付壁1の笠木部6は柱部3に対して昇降可能となっており、笠木部6の幅方向一端部には柱部3より建物側に向って突出し下方に向って開口する断面略コ字状の一方側突出部である一方側竿収納凹部分7が形成され、笠木部6の幅方向他端部には柱部3より反建物側に向って突出し下方に向って開口する断面略コ字状の他方側突出部である他方側竿収納凹部分7aが形成されている。各竿収納凹部分7,7aは、互いに離間対向する鉛直状の前後一対の対向板部8,8aと、両対向板部8,8aの上端部相互を連結する水平状の連結板部9,9aとにて構成されている。
そして、一方側回動支持柱72および他方側回動支持柱74がいずれも鉛直姿勢である状態時に、笠木部6が下降すると、一方側物干竿76の全体が一方側竿収納凹部分7内に収納されると同時に、他方側物干竿77の全体が他方側竿収納凹部分7a内に収納される。
また一方、物干装置11は、建物側の一方側回動支持柱72の回動に応じて反建物側の他方側回動支持柱74を回動させる連動手段80を備えている。連動手段80は、一方側回動支持柱72の下端側の軸部71に固着された一方側歯車81と、他方側回動支持柱74の下端側の軸部73に固着され一方側歯車81に噛み合わされた他方側歯車82とにて構成され、これら両歯車81,82はカバー体83にて覆い隠されている。
また、物干装置11は、一方側回動支持柱72の傾斜姿勢時における傾斜角度α、つまり一方側回動支持柱72の姿勢変更の際の回動角度を設定する一方側設定手段86と、他方側回動支持柱74の傾斜姿勢時における傾斜角度α、つまり他方側回動支持柱74の姿勢変更の際の回動角度を設定する他方側設定手段87とを備えている。一方側設定手段86は、例えば一方側回動支持柱72の離反方向への回動規制によって一方側回動支持柱72の傾斜角度αを設定するストッパ手段としての可撓性線状部材である一方側チェーン88にて構成されている。一方側チェーン88の一端部が一方側回動支持柱72の細長板状の柱本体部84の上下方向中間部に取り付けられ、一方側チェーン88の他端部が笠木付壁1の柱部3の上下方向中間部に取り付けられている。他方側設定手段87は、例えば他方側回動支持柱74の離反方向への回動規制によって他方側回動支持柱74の傾斜角度αを設定するストッパ手段としての可撓性線状部材である他方側チェーン89にて構成されている。他方側チェーン89の一端部が他方側回動支持柱74の細長板状の柱本体部85の上下方向中間部に取り付けられ、他方側チェーン89の他端部が笠木付壁1の柱部3の上下方向中間部に取り付けられている。
そして、この第1の関連技術の物干装置11によれば、上記第1の実施の形態の作用効果と同様、一方側回動支持柱72および他方側回動支持柱74を容易に姿勢変更ができ、また掛け物Aの重さに基づく笠木付壁1の上部のみに作用する無理な力によって笠木付壁1に不具合が生じるようなこともなく、さらに不使用時に一方側物干竿76および他方側物干竿77が笠木部6の竿収納凹部分7,7a内に収納されるため、一方側物干竿76および他方側物干竿77が汚れにくく、一方側物干竿76および他方側物干竿77が邪魔になるようなこともない。しかも、建物側の一方側回動支持柱72の回動に応じて反建物側の他方側回動支持柱74を回動させる連動手段80を備えるため、反建物側の他方側回動支持柱74を回動操作することなくその姿勢を変更できる。
次に、本発明の物干装置の第2の関連技術を図17を参照して説明する。
図17に示す物干装置11では、笠木付壁1の笠木部6が柱部3に対して固定されている。そして、一方側物干竿76は、一方側回動支持柱72の鉛直姿勢時に笠木部6の幅方向一端部に形成された一方側突出部7の下方の不使用位置に位置し、他方側物干竿77は、他方側回動支持柱74の鉛直姿勢時に笠木部6の幅方向他端部に形成された他方側突出部7aの下方の不使用位置に位置する。なお、その他の構成部材は第1の関連技術の構成部材と同じである。
そして、この第2の関連技術の物干装置11でも上記第1の関連技術と同様の作用効果を奏することができる。なお、不使用時に物干竿76,77を笠木部6の突出部7,7a内に収納できないが、笠木部6の突出部7,7aで物干竿76,77の上方部を覆うことができるため、物干竿14の汚れを防ぐことができる。
なお、例えば図示しないが、回動支持柱72,74が鉛直姿勢のまま笠木付壁1の柱部3に対して連動手段80とともに昇降する構成とし、不使用時に物干竿76,77を笠木部6の突出部7,7a内に収納できるようにしてもよい。
また一方、上記第1ないし第8の実施の形態では、笠木付壁1の柱部3の下部一方側(建物側)にのみ回動支持柱13を取り付け、この回動支持柱13に物干竿14を取り付けた構成について説明したが、各実施の形態において、笠木付壁1の柱部3の下部一方側(建物側)および下部他方側(反建物側)に建物側に向って回動する回動支持柱(一方側回動支持柱)および反建物側に向って回動する回動支持柱(他方側回動支持柱)を設け、それら各回動支持柱に物干竿を設けるようにしてもよい。すなわち例えば図18に示す第の実施の形態のように、第1の実施の形態の構成を適用し、笠木付壁1の柱部3の下部前後に回動支持柱13を取り付け、この前後の回動支持柱13のそれぞれに物干竿14を取り付けた構成等でもよい。
さらに、例えば各実施の形態を適宜組み合わせた構成でもよい。
また、例えば物干竿14,76,77を回動支持柱13,72,74にその長手方向にスライド可能に取り付けた構成でもよく、また物干竿14,76,77の本数も任意で1本でも複数本でもよい。
さらに、物干竿14,76,77を回動支持柱13,72,74に脱着可能に取り付けた構成でもよい。
また、物干竿14,76,77を回動支持柱13,72,74の上端側のみに取り付けた構成、上端側および下端側に取り付けた構成、或いは上端部、下端部および上下方向中間部に取り付けた構成等、物干竿の取付位置も任意である。
さらに、笠木付壁1の笠木部6の竿収納凹部分7,7aを上下動可能とし、竿収納凹部分7,7aを上動させることで、竿収納凹部分7,7a内に収納されていた物干竿14,76,77を竿収納凹部分7,7a外に出せるようにしてもよい。
また、いずれの実施の形態においても、回動支持柱13の鉛直姿勢には、厳密な意味での鉛直姿勢の他、鉛直方向に対してやや傾斜した略鉛直姿勢も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る物干装置の斜視図である。 同上物干装置の側面図である。 同上物干装置の平面図である。 (a)〜(c)は同上物干装置の動作説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る物干装置の側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る物干装置の平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る物干装置の側面図である。 同上物干装置の側面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る物干装置の側面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る物干装置の側面図である。 同上物干装置の側面図である。 本発明の第7の実施の形態に係る物干装置の側面図である。 同上物干装置の側面図である。 本発明の第8の実施の形態に係る物干装置の側面図である。 同上物干装置の側面図である。 本発明の第1の関連技術に係る物干装置の側面図である。 本発明の第2の関連技術に係る物干装置の側面図である。 本発明の第の実施の形態に係る物干装置の側面図である。
1 笠木付壁
6 笠木部
7 竿収納凹部分(一方側竿収納凹部分)
7a 他方側竿収納凹部分
11 物干装置
12 取付体
13 回動支持柱
14 物干竿
16 支持板部
17 軸挿入用孔部
22 軸部
41,46 付勢手段
51,63 シート体
67 係止部
68 係止受部
72 一方側回動支持柱
74 他方側回動支持柱
76 一方側物干竿
77 他方側物干竿

Claims (10)

  1. 笠木部を有する笠木付壁の下部に下端側が回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、上端側が前記笠木付壁から離れる離反方向への回動により傾斜姿勢となり、上端側が前記笠木付壁に近づく接近方向への回動により鉛直姿勢となる回動支持柱と、
    この回動支持柱に取り付けられ、前記回動支持柱の傾斜姿勢時に使用位置に位置する物干竿とを備え、
    前記笠木部は、下方に向って開口する竿収納凹部分を有し、
    前記物干竿は、前記回動支持柱の鉛直姿勢時に、上動により前記竿収納凹部分内に収納された状態となって前記笠木部の下方の不使用位置に位置する
    ことを特徴とする物干装置。
  2. 回動支持柱は、その長手方向に沿って伸縮可能となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の物干装置。
  3. 物干竿は、その長手方向に沿って伸縮可能となっている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の物干装置。
  4. 回動支持柱を接近方向に向けて付勢する付勢手段を備える
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載の物干装置。
  5. 回動支持柱の鉛直姿勢時には巻取状態にあり、前記回動支持柱の離反方向への回動により引き出され、回動支持柱の傾斜姿勢時に展開状態となって物干竿の上方部を覆うシート体を備える
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載の物干装置。
  6. 笠木付壁の笠木部は、下方に向って開口するシート収納凹部分を有し、
    前記シート収納凹部分内に巻取状態で収納された引き出し可能なシート体を備える
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載の物干装置。
  7. シート体は、係止部を先端側に有し、
    回動支持柱および物干竿の少なくともいずれか一方は、前記係止部が係止される係止受部を有する
    ことを特徴とする請求項記載の物干装置。
  8. 回動支持柱の下端側が、笠木付壁の下部に取付体を介して回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、
    前記取付体は、長孔状の軸挿入用孔部が形成された支持板部を有し、
    前記回動支持柱の下端側の軸部が、前記軸挿入用孔部に移動可能に挿入され、
    前記回動支持柱は、前記軸挿入用孔部の下端に位置決めされた前記軸部を中心として回動する
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一記載の物干装置。
  9. 笠木部を有する笠木付壁の下部に下端側が回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、上端側が前記笠木付壁の一方面から離れる離反方向への回動により傾斜姿勢となり、上端側が前記笠木付壁の一方面に近づく接近方向への回動により鉛直姿勢となる一方側回動支持柱と、
    この一方側回動支持柱に取り付けられ、前記一方側回動支持柱の傾斜姿勢時に使用位置に位置する一方側物干竿と、
    前記笠木付壁の下部に下端側が回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、上端側が前記笠木付壁の他方面から離れる離反方向への回動により傾斜姿勢となり、上端側が前記笠木付壁の他方面に近づく接近方向への回動により鉛直姿勢となる他方側回動支持柱と、
    この他方側回動支持柱に取り付けられ、前記他方側回動支持柱の傾斜姿勢時に使用位置に位置する他方側物干竿とを備え、
    前記笠木部は、それぞれ下方に向って開口する一方側竿収納凹部分および他方側竿収納凹部分を有し、
    前記一方側物干竿は、前記一方側回動支持柱の鉛直姿勢時に、上動により前記一方側竿収納凹部分内に収納された状態となって前記笠木部の下方の不使用位置に位置し、
    前記他方側物干竿は、前記他方側回動支持柱の鉛直姿勢時に、上動により前記他方側竿収納凹部分内に収納された状態となって前記笠木部の下方の不使用位置に位置する
    ことを特徴とする物干装置。
  10. 一方側回動支持柱の下端側が、笠木付壁の下部前側に一方側の取付体を介して回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、
    他方側回動支持柱の下端側が、前記笠木付壁の下部後側に他方側の取付体を介して回動可能でかつ上下動可能に取り付けられ、
    前記各取付体は、長孔状の軸挿入用孔部が形成された支持板部を有し、
    前記一方側回動支持柱の下端側の軸部が、前記一方側の取付体の軸挿入用孔部に移動可能に挿入され、
    前記他方側回動支持柱の下端側の軸部が、前記他方側の取付体の軸挿入用孔部に移動可能に挿入され、
    前記一方側回動支持柱は、前記一方側の取付体の軸挿入用孔部の下端に位置決めされた前記軸部を中心として回動し、
    前記他方側回動支持柱は、前記他方側の取付体の軸挿入用孔部の下端に位置決めされた前記軸部を中心として回動する
    ことを特徴とする請求項9記載の物干装置。
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