JP4927339B2 - 記憶制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記憶制御装置及びその制御方法に関し、特に、外部接続デバイスとして外部記憶制御装置を接続可能な記憶制御装置に適用して好適なものである。
例えば、データセンタ等のような大規模なデータを取り扱うデータベースシステムでは、ホストコンピュータとは別に構成された記憶システムを用いてデータを管理する。この記憶システムは、例えば1又は複数の記憶制御装置等から構成される。記憶制御装置は、多数の記憶デバイスをアレイ状に配設して構成されるもので、例えば、RAID(Redundant Array of Independent Inexpensive Disks)に基づいて構築されている。記憶デバイス群が提供する物理的な記憶領域上には少なくとも1つ以上の論理ボリューム(論理ユニット)が形成され、この論理ボリュームがホストコンピュータ(より詳しくは、ホストコンピュータ上で稼動するデータベースプログラム)に提供される。ホストコンピュータは、所定のコマンドを送信することにより、論理ボリュームに対してデータの書き込みや読み出しを行うことができる。
近年、情報化社会の進展等につれて、データベースで管理すべきデータは日々増大しており、より高性能、より大容量の記憶システムが求められている。より高性能、より大容量の記憶システムを構築する方法としては、大きく2つの方法が考えられる。その1つは、容量の小さい既存の記憶制御装置を容量が大きい新たな記憶制御装置に入れ替える方法である。この場合に稼動中の記憶制御装置が記憶保持しているデータベースのデータを新たな記憶制御装置に移送するための技術は、下記特許文献に開示されている。他の1つは、記憶システムに新たな記憶制御装置を追加する方法である。この方法は、さらに、新たな記憶制御装置と既存の記憶制御装置とを独立して設ける方法と、既存の記憶制御装置に新たな記憶制御装置を直列に接続して使用する方法とに分けることができる。
なお、下記特許文献2には、物理デバイスの記憶領域をセクタ単位で管理し、論理デバイスをセクタ単位で動的に構成する技術が開示されている。また、下記特許文献3には、容量の異なる複数の記憶デバイスから論理デバイスを構築する際に、最も容量の少ない記憶デバイスに合わせてエリアを形成し、残りの容量も最も小さな容量に合わせてエリアを形成するようにした技術が開示されている。
特表平10−508967号公報 特開2001−337850号公報 特開平9−288547号公報
ところで、上述のように2台の記憶制御装置を直列に接続して使用する場合、上位装置のオペレータは、当該上位装置と接続された一方の記憶制御装置(以下、これを第1の記憶制御装置と呼ぶ)に対してどのような機種の記憶制御装置が接続されているかを問い合わせることができる。
この場合、第1の記憶制御装置から、当該第1の記憶制御装置に接続された記憶制御装置(以下、これを第2の記憶制御装置と呼ぶ)に対して照会コマンドが送信され、この照会コマンドに応答して第2の記憶制御装置から当該第2の記憶制御装置のベンダや装置名称及び装置製番などを含む照会データが第1の記憶制御装置に送信される。また第1の記憶制御装置は、この照会データに含まれる第2の記憶制御装置のベンダ名や装置名称のコードを上位装置に送信する。この結果、上位装置のディスプレイに、これら照会データから抽出された第2の記憶制御装置のベンダ名や装置名称のコードがそのまま表示されることとなる。
ところが、上述のように第2の記憶制御装置から第1の記憶制御装置に送信される照会データに含まれるベンダ名や装置名称のコードは、例えば開発コードなどのように第2の記憶制御装置のメーカによって任意に定められた一般には知られないコードである場合が多い。このため従来の記憶システムでは、上位装置のディスプレイに表示された第2の記憶制御装置のベンダ名や装置名称のコードを見ても、オペレータがそのベンダ名や装置名称を直感的に認識できない問題があった。
一方、外部接続デバイスとして外部記憶制御装置を接続可能な従来の記憶制御装置では、どの外部記憶制御装置を接続可能であるかの情報(以下、これをサポート情報と呼ぶ)をモデルごとに作成していた。なお、以下においては、外部接続デバイスとして接続可能な外部記憶制御装置をサポート対象の外部記憶制御装置と呼ぶものとする。
このため、例えば記憶制御装置に複数のモデルが存在する場合において、新たな外部記憶制御装置を各モデル共通で接続可能とするときには、各モデルごとのサポート情報をそれぞれ更新する必要があり、その作業に多くの労力を必要とする問題があった。
また、かかる従来の記憶制御装置では、サポート情報として、サポート対象の外部記憶制御装置の情報だけをもっていた。しかしながら、サポート対象となっていない外部記憶制御装置の中には、実際には接続可能であるにも拘わらず、特殊な事情により未サポートとしているものも存在する。そして、このような接続可能ではあるが未サポートの外部記憶制御装置を一時的又は恒常的に接続したいという顧客の要求があった場合に、この要求に答えるためには、その外部記憶制御装置に関する情報をサポート情報に加える必要があり、このサポート情報の更新作業に労力を要する問題があった。
さらに、外部接続デバイスとして外部記憶制御装置を接続可能な従来の記憶制御装置では、冗長性をもたせるために外部記憶制御装置と2本以上のデータパス(ケーブル)を介して接続される。この場合におけるパス制御方式としては、従来、両方アクティブ方式、ホットスタンバイ方式及びコールドスタンバイ方式の3種類がある。両方アクティブ方式は、交代パスを含めて利用可能なパスをバランス良く使用するマルチパス制御方式である。またホットスタンバイ方式は、一方のパスを優先的に使用し、そのパスがビジーのときだけ他方のパスを使用するというシングルパス制御方式であり、コールドスタンバイ方式は、一方のパスのみを使用し、そのパスが障害等により使用できなくなったときにのみ他方のパスを使用するというシングルパス制御方式である。外部記憶制御装置がパス制御方式としていずれの方式を採用しているかは機種によって異なる。
ところが、従来の外部接続機能を有する記憶制御装置では、接続される外部記憶制御装置において採用されているパス制御方式に種類に係わりなく一律に同じパス制御方式が採用されていた。このため例えば接続された外部記憶制御装置のパス制御方式によっては、入出力性能が十分に発揮し得ない問題があった。
他方、従来の外部接続機能を有する記憶制御装置では、接続された外部記憶制御装置に対するデータ入出力のタイムアウト時間が一律に設定される。このタイムアウト時間は、記憶システムの応答性を良くするために、新型の記憶制御装置に対応させて短めに設定される。このため記憶制御装置に応答速度が遅い例えば旧型の記憶制御装置を接続した場合に、タイムアウトが頻発する問題があった。
本発明は、以上の点を考慮したなされたもので、本発明の第1の目的は、ユーザフレンドリーな情報表示を行い得る記憶制御装置及びその制御方法を提案することにある。また本発明の第2の目的は、サポート情報の更新を容易化させ得ることにある。さらに本発明の第3の目的は、接続された外部記憶制御装置に適切なパス制御を行うことで、外部記憶制御装置の入出力性能を十分に発揮させ得ることにある。さらに本発明の第4の目的は、応答速度の遅い外部記憶制御装置についてもタイムアウトの発生を未然かつ有効に防止することで、サポート対象の範囲を拡大させ得ることにある。
前記目的を達成するため本発明は、複数の外部記憶制御装置を外部接続デバイスとして接続可能な記憶制御装置において、接続された前記複数の外部記憶制御装置の各々に対して所定の照会コマンドを送信すると共に、当該照会コマンドに応答して前記複数の外部記憶制御装置から送信される照会データを受信する送受信部と、接続可能な各前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される前記照会データに含まれる、前記複数の外部記憶制御装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す第1のコードの位置と、前記外部記憶制御装置の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードとがそれぞれ対応付けて格納されると共に、前記複数の外部記憶制御装置の各々にそれぞれ採用されているパス制御方式、及び、前記複数の外部記憶制御装置の各について予め設定された、前記記憶制御装置が前記複数の外部記憶制御装置の各々に対して入出力要求を転送してから前記複数の外部記憶制御装置の各々から応答を受信するまでの上限値であるタイムアウト閾値が格納されたデータベースを記憶する記憶部と、前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される前記照会データにおける前記第1のコードの位置を前記データベースを参照して検出し、当該検出結果に基づいて当該照会データの中から、前記複数の外部記憶制御装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す第1のコードを抽出すると共に、抽出した前記第1のコードを前記外部記憶制御装置の各々の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードに変換するコード抽出変換部とを備え、前記送受信部は、前記照会データに基づき、前記データベースを参照して、前記複数の外部記憶制御装置の各々において採用されている前記パス制御方式及び前記複数の外部記憶制御装置の各々に対してそれぞれ設定された前記タイムアウト閾値を検出し、検出した前記パス制御方式及び前記タイムアウト閾値を前記複数の外部記憶制御装置の各々との間のデータの入出力時におけるパス制御方式及びタイムアウト時間として設定することを特徴とする。この第2のコードを表示することで、オペレータが、この記憶制御装置に接続された外部記憶制御装置のベンダ名や装置名称を直感的に認識できるようにすることができる。また本発明によれば、外部記憶制御装置ごとに適切なパス制御方式及びタイムアウト時間の設定を行うことができる。
また本発明においては、複数の外部記憶制御装置を外部接続デバイスとして接続可能な記憶制御装置の制御方法において、前記記憶制御装置は、前記記憶制御装置に前記接続可能な各前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される前記照会データに含まれる、前記複数の外部記憶制御装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す前記第1のコードの位置と、前記外部記憶制御装置の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードとがそれぞれ対応付けて格納されていると共に、前記複数の外部記憶制御装置の各々にそれぞれ採用されているパス制御方式及び、前記複数の外部記憶制御装置の各々について予め設定された、前記記憶制御装置が前記複数の外部記憶制御装置の各々に対して入出力要求を転送してから前記複数の外部記憶制御装置の各々から応答を受信するまでの上限値であるタイムアウト閾値が格納されたデータベースを記憶しており、前記記憶制御装置に接続された前記複数の外部記憶制御装置の各々に対して所定の照会コマンドを送信すると共に、当該照会コマンドに応答して前記複数の外部記憶制御装置から送信される照会データを受信する第1のステップと、前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される前記照会データにおける前記第1のコードの位置を前記データベースを参照して検出し、当該検出結果に基づいて当該照会データの中から、前記複数の外部記憶装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す前記第1のコードを抽出すると共に、抽出した前記第1のコードを前記データベースを参照して前記外部記憶制御装置の各々の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードに変換すると共に、前記照会データに基づき、前記データベースを参照して、前記複数の外部記憶制御装置の各々において採用されている前記パス制御方式及び前記複数の外部記憶制御装置の各々に対してそれぞれ設定された前記タイムアウト閾値を検出し、検出した前記パス制御方式及び前記タイムアウト閾値を前記複数の外部記憶制御装置の各々との間のデータの入出力時におけるパス制御方式及びタイムアウト時間として設定する第2のステップとを備えることを特徴とする。この第2のコードを表示することで、オペレータが、この記憶制御装置に接続された外部記憶制御装置のベンダ名や装置名称を直感的に認識できるようにすることができる。また本発明によれば、外部記憶制御装置ごとに適切なパス制御方式及びタイムアウト時間の設定を行うことができる。
本発明によれば、オペレータが外部記憶制御装置のベンダ名や装置名称を直感的に認識し得るようにすることができ、よりユーザフレンドリーな情報表示を行うことができる。また、モデルごとのサポート情報を一括して更新することが可能となり、サポート情報の更新を容易化することができる。さらに、外部記憶制御装置ごとに適切なパス制御方式を行うことができ、外部記憶制御装置の入出力性能を十分に発揮させることができる。さらに、外部記憶制御装置ごとに適切なタイムアウト時間の設定を行うことができることから、応答速度の遅い外部記憶制御装置についてもタイムアウトの発生を未然かつ有効に防止することができ、この結果、サポート対象の範囲を拡大させることができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による記憶制御装置の外観構成
図1〜図4は、本実施の形態に係る記憶制御装置1の外観構成を示すものである。記憶制御装置1は、図1に示すように、制御装置2と駆動装置3とを備えて構成される。
制御装置2は、図2及び図3に示すように、論理モジュール10、ディスクドライブモジュール11、DC電源12、AC−BOX13、バッテリ14、ファン15を筐体16に収容して構成される。また図2においては省略されているが、制御装置2には、記憶制御装置1を保守管理するオペレータによる操作入力を受け付けるためのオペレータパネル17(図3)が設けられている。
図2からも明らかなように、論理モジュール10は、記憶制御装置1全体の制御を行うための論理部20及び論理モジュールファン21を備えており、筐体16に着脱可能に収容される。論理部20には、論理基板(ディスクドライブに対するデータ入出力処理に関する制御を行うための制御ボード)22が着脱可能に整列されて収容され、これにより記憶制御装置1の各種制御が行われる。
論理部20に収容される論理基板22としては、例えば記憶制御装置1を記憶装置として利用する情報処理装置(以下、これをホスト装置と呼ぶ)との間でデータ入出力のための通信を行うためのチャネルアダプタや、ディスクドライブ30に記憶されるデータに対する入出力処理を行うディスクアダプタや、情報処理装置との間で授受されるデータを記憶するためのキャッシュメモリなどである。
論理モジュールファン21は論理部20内部の空気を排出するもので、これにより論理部20の内部を冷却することができる。
ディスクドライブモジュール11は、筐体16に着脱可能に収容されており、データを記憶するためのディスクドライ30を収容している。ディスクドライブ30は、内部に記録媒体を備えたデータを記憶するための装置である。このディスクドライブ30としては、例えばハードディスク装置や半導体記憶装置等様々なものを採用することができる。
ファン15は制御装置2内部の空気を外部に排出するものであり、これによりディスクドライブモジュール11や論理モジュール10で発生した熱を制御装置2の外部へ放出することができる。制御装置2は、図3に示すように、筐体16の内部にエアダクト31を備えており、筐体16の中段に収容された論理モジュール10の内部の空気を、エアダクト31の内部を通して、ファン15により制御装置2の外部へ排出する。
筺体16の下部には、電源部を構成するDC電源12、AC−BOX13及びバッテリ14が着脱可能に収容されている。DC電源12は、交流電力を直流電力に変換し、論理モジュール10及びディスクドライブ30に直流電力を供給するための電源装置を備える。論理モジュール10やディスクドライブ30は、それぞれ異なる電圧の直流電力により動作するが、本実施の形態においては、DC電源12からは、定格電圧が同一の直流電力が論理モジュール10やディスクドライブ30に供給される。そして、同一の電圧の電力供給を受けた論理モジュール10やディスクドライブ30は、それぞれが内部に備える電圧変換装置(DC/DCコンバータ)により、それぞれの電圧に変換する。
バッテリ14は停電時やDC電源12の異常時等に、制御装置2内部の各装置に電力を供給するための予備電源装置である。AC−BOX13は、記憶制御装置1に対する交流電力の取り入れ口であり、ブレーカとして機能する。AC−BOX13に取り入れられた交流電力はDC電源12に供給される。
一方、駆動装置3は、図4に示すように、ディスクドライブモジュール11、DC電源12、AC−BOX13、バッテリ14、ファン15を筺体16に収容して構成される。これらの各モジュール等は制御装置2において用いられているものと同一である。本実施の形態に係る記憶制御装置1においては、制御装置2、駆動装置3のいずれも共通の筺体16を用いて構成される。そして駆動装置3においては、制御装置2において論理モジュール10が収容されていた筺体16の中段にディスクドライブモジュール11を収容することにより構成されている。
ファン16は、筐体16の上段及び中段にそれぞれ収容されるディスクドライブモジュール11の内部の空気を吸引し、駆動装置3の外部へ排出する。これにより、ディスクドライブモジュール11に収容されるディスクドライブ30から発生する熱を駆動装置3の外部へ放出することが可能となる。なお、駆動装置3は筐体16の内部にエアダクト31を備え、筐体16の中段に収容されるディスクドライブモジュール11の内部の空気をエアダクト31の内部を通して、ファン15により駆動装置3の外部へ排出する。
(2)本実施の形態に係る記憶制御装置の内部構成
(2−1)本実施の形態による記憶システムの構成
図5は、本実施の形態による記憶システム40の構成を示すものである。この記憶システム40は、図1〜図4について上述した記憶制御装置1と同じ外観構成を有し、1以上の論理記憶デバイス(以下、これを「LDEV」と呼ぶ)41を有する第1の記憶制御装置42と、1以上のLDEV43を有する第2の記憶制御装置44とを備えて構成される。
第1の記憶制御装置42には、第1の通信ネットワークCN1を介してホスト装置45が接続され、第2の通信ネットワークCN2を介して第2の記憶制御装置44が接続され、第3の通信ネットワークCN3を介して別のホスト装置46が接続される。
ホスト装置45は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレームなどから構成される。ホスト装置45は、例えばキーボードスイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、例えばモニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とを備えている。さらにホスト装置45には、例えば第1の記憶制御装置42が提供する記憶領域を使用するデータベースソフトウェア等のアプリケーションプログラム45Aと、第1の通信ネットワークCN1を介して第1の記憶制御装置1にアクセスするためのアダプタ45Bとが設けられている。
またホスト装置45は、ストレージ管理アプリケーション45Cを備えている。ストレージ管理アプリケーション45Cは、例えば図示しないCPUに読み込まれて動作するコンピュータプログラムであり、第1の記憶制御装置42に指令(制御データ)を出し、第1の記憶制御装置42の作動を制御するものである。具体的には、例えばストレージ管理アプリケーション45Cは、第1の記憶制御装置42で管理している複数のLDEV41から、コピー元のLDEV41(又は47)とコピー先のLDEV41(又は47)を選択し、コピー元からコピー先へデータをコピーすることを第1の記憶制御装置42に行わせることができる。
ホスト装置45は、第1の通信ネットワークCN1を介して第1の記憶制御装置42に対してデータの入出力を行うことができる。第1の通信ネットワークCN1としては、例えばLAN、SAN、インターネット、専用回線、公衆回線等を場合に応じて適宜用いることができる。LANを介するデータ通信は、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol)プロトコルに従って行われる。ホスト装置45がLANを介して第1の記憶制御装置42に接続される場合、ホスト装置45は、ファイル名を指定してファイル単位でのデータ入出力を要求する。一方、ホスト装置45がSANを介して第1の記憶制御装置42等に接続される場合、ホスト装置45は、ファイバチャネルプロトコルに従って、複数のディスクドライブにより提供される記憶領域のデータ管理単位であるブロックを単位としてデータ入出力を要求する。第1の通信ネットワークCN1がLANである場合、アダプタ45Bは、例えばLAN対応のネットワークカードである。通信ネットワークCN1がSANの場合、アダプタ45Bは、例えばホストバスアダプタである。また、第1の通信ネットワークCN1を介してストレージ管理アプリケーション45Cの制御データをやり取りすることもできる。
なお、ホスト装置45が第2の通信ネットワークCN2を介して第2の記憶制御装置44に接続されても良い。また、第3の通信ネットワークCN3を介して第1の記憶制御装置42に接続されるホスト装置46は、上述したホスト装置45と同様の構成をとることができる。第2の通信ネットワークCN1及び第3の通信ネットワークCN3は、例えばSAN、LAN、インターネット、専用回線、公衆回線等から構成できる。ホスト装置46は、第1の記憶制御装置42を制御するための制御データを、第3の通信ネットワークCN3を介して第1の記憶制御装置42に送信することができる。
第1の記憶制御装置42は、例えばディスクアレイサブシステムとして構成されるものである。ただし、これに限らず、第1の記憶制御装置42を、高機能化されたインテリジェント型のファイバチャネルスイッチとして構成することもできる。これは、第2の記憶制御装置44についても同様である。
第1の記憶制御装置42は、コントローラ部50と、複数のディスクドライブ51とを備える。コントローラ部50は、例えば複数(例えば2つ)のチャネルアダプタ52A,52Bと、複数のディスクアダプタ53A,53Bと、サービスプロセッサ54と、キャッシュメモリ55と、共有メモリ56と、接続部57とを備えている。
チャネルアダプタ52A,52Bは、第1の記憶制御装置42に接続された外部の装置(例えば、ホスト装置45又は第2の記憶制御装置44)との間でデータや各種コマンド等の送受信を行う送受信部としての機能を有するものであり、通信ポート60A,60Bを備えている。この実施の形態では、チャネルアダプタ52Aは、通信ポート60A及び第1の通信ネットワークCN1を介してホスト装置45に接続されており、チャネルアダプタ52Bは、通信ポート60B及び第2の通信ネットワークCN2を介して第2の記憶制御装置44に接続されている。
チャネルアダプタ52A,52Bは、それぞれマイクロプロセッサ(MP:Micro Processor)61やメモリ等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成され、外部の装置から受信した各種コマンドを解釈して実行する。例えばチャネルアダプタ52A,52Bには、それぞれを識別するためのネットワークアドレス(例えばIP(Internet Protocol)アドレスやWWN(World Wide Name))が割り当てられており、その場合、チャネルアダプタ52A,52Bは、それぞれが個別にNAS(Network Attached Storage)として振る舞うことができるようになっている。また、チャネルアダプタ52A,52Bは、マイクロプロセッサに読み込まれて稼動する制御プログラムにより動作することができる。この制御プログラムは、例えば後述のタイムアウト制御処理やパス制御処理を実行することができる。
ディスクアダプタ53A,53Bは、ディスクドライブ51との間のデータ授受を行うものである。各ディスクアダプタ53A,53Bは、ディスクドライブ51に接続するための通信ポート62A,62Bを備えている。また、各ディスクアダプタ53A,53Bは、CPUやメモリ等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されている。各ディスクアダプタ53A,53Bは、チャネルアダプタ52A,52Bからの指示に従って、ディスクドライブ51(正確にはディスクドライブ51内のディスク)にデータを書き込んだり、ディスクドライブ51からデータを読み出したりする。ディスクドライブ51との間でデータ入出力を行う場合、各ディスクアダプタ52A,52Bは、論理的なアドレスを物理的なアドレスに変換する。各ディスクアダプタ53A,53Bは、ディスクドライブ51がRAIDに従って管理されている場合は、RAID構成に応じたデータアクセスを行う。
サービスプロセッサ54は、第1の記憶制御装置42の保守又は管理のために操作されるコンピュータ装置であり、例えばノート型のパーソナルコンピュータから構成される。このサービスプロセッサ54は、第3の通信ネットワークCN3を介してホスト装置46が接続されており、ホスト装置46からデータ或いは命令を受信することができる。サービスプロセッサ54は、第1の記憶制御装置42内の障害発生を監視してディスプレイ画面(図示せず)に表示したり、ホスト装置46からの指令に基づいてLDEV41を備える物理的な記憶デバイスであるディスクドライブ51の閉塞処理等を指示したりすることができる。
キャッシュメモリ55は、ホスト装置45から受信したデータやLDEV41から読み出したデータ等を一時的に記憶するためのものである。共有メモリ56には、第1の記憶制御装置42の動作を制御するための制御情報や、各LDEV41と各ディスクドライブ51との対応関係を表す情報等が格納される。また共有メモリ56には、ワーク領域が設定されるほか、後述するプロファイル情報テーブルなどの各種制御情報も格納される。なお、LDEV41をキャッシュ用のディスクとして使用することもできる。
接続部57は、各チャネルアダプタ52A,52B、各ディスクアダプタ52A,53B、サービスプロセッサ54、キャッシュメモリ55、共有メモリ56を相互に接続させる。接続部57は、例えば高速スイッチング動作によってデータ伝送を行う超高速クロスバススイッチ等のような高速バスとして構成することができる。また、LAN、SANのような通信ネットワークでも構成でき、さらに、前述の高速バスとともに複数のネットワークでも構成することができる。
ディスクドライブ51としては、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、磁気テープ、半導体メモリ、光ディスク等のようなデバイスを用いることができる。1又は複数のディスクドライブ51上には、1以上のLDEV41が用意される。なお、以下においては、説明を分かりやすくするために、適宜、第1の記憶制御装置42に備えられるLDEV41を「内部LDEV41」と呼び、これに対して第2の記憶制御装置44に備えられるLDEV43を「外部LDEV43」と呼ぶ。
図5において点線で示される参照番号47は、ホスト装置45(又は46)に対して提供される仮想的な内部LDEVを示す。別の言い方をすれば、参照番号47は、第2の記憶制御装置44の有する外部LDEV43を仮想的に第1の記憶制御装置42側に取り込んだ状態を示すものである。即ち、本実施の形態では、第1の記憶制御装置42から見て外部に存在するLDEV43が、第1の記憶制御装置42の内部に備えられるLDEV47として、ホスト装置45(又は46)に提供される。別の言い方をすれば、第1の記憶制御装置42は、第2の記憶制御装置44の有するLDEV43を自己のLDEV47としてホスト装置45に提供することができるものであるから、自己が直接支配するローカルなLDEV41(換言すれば、そのLDEV41を備えるためのディスクドライブ51)を有していなくてもよい。つまり、第1の記憶制御装置42がLDEV41を全く備えていなくても、ホスト装置45に対し、記憶資源を提供することができる。
第2の記憶制御装置44は、第1の記憶制御装置42と同様の構成をとることができる。例えば、第2の記憶制御装置44は、通信ポート63とLDEV43とを備えている。このほか、チャネルアダプタやディスクアダプタ等を備えることもできる。第2の記憶制御装置44は、第2の通信ネットワークCN2を介して第1の記憶制御装置42に接続されており、外部LDEV43は、第1の記憶制御装置42の内部LDEV47として扱われるようになっている。
図6は、第2の記憶制御装置44のLDEV43が第1の記憶制御装置42の内部LDEV47としてホスト装置45に提供される仕組みの概要を表すものである。
第1の記憶制御装置42は、下層側から順番に、VDEV70と、LDEV41,47と、LUN71とからなる3層の記憶階層を有している。
VDEV70は、論理的な記憶階層の最下位に位置する仮想デバイス(Virtual Device)である。VDEV70は、物理的な記憶資源を仮想化したものであり、RAID構成を適用することができる。即ち、1つのディスクドライブ51から複数のVDEV70を形成することもできるし(スライシング)、複数のディスクドライブ51から1つのVDEV70を形成することもできる(ストラッピング)。図6中の左側に示すVDEV70は、例えば所定のRAID構成に従ってディスクドライブ51を仮想化している。
図6中の右側に示すVDEV70は、第2の記憶制御装置44のLDEV43(別の言い方をすれば、そのLDEV43を提供するディスクドライブ51)をマッピングすることにより構成されている。即ち、本実施の形態では、第2の記憶制御装置44のディスクドライブ51により提供されるLDEV43を、VDEV70にマッピングすることにより、第1の記憶制御装置42の内部LDEV47として使用できるようになっている。図6に示す例では、4台の第2の記憶制御装置44(44A〜44D)が備えられ、それらの第2の記憶制御装置44(44A〜44D)には、それぞれユニークな識別情報であるWWN(World Wide Name)が割り当てられた通信ポート63(63A〜63D)と、LUN(Logical Unit Number)72A〜72Dと、LDEV43(43A〜43D)とが備えられる。各LDEV43(43A〜43D)は、WWN及びLUN(例えば、更に、第2の記憶制御装置のID)の組み合わせによって、特定することができる。
VDEV70の上には、LDEV41,47が設けられている。1つのVDEV70から1又は複数のLDEV41(及び/又は47)に接続することもできるし、複数のVDEV70から1つのLDEV41(又は47)に接続することもできる。ホスト装置45は、所定又は所望のLUN71を介してLDEV41及び/又は47にアクセスすることができる。
このように、本実施の形態では、LUN71と外部LDEV43との間に位置する中間記憶階層(VDEV70,LDEV47)に外部LDEV43を接続することにより、外部のLDEV43を第1の記憶制御装置42の内部LDEV47の1つとして利用できるようにしている。具体的には、例えば、第1の記憶制御装置42は、チャネルアダプタ52Aにより、ホスト装置45から内部LDEV47に対するI/O要求(データのライト命令又はリード命令)を受けた場合には、チャネルアダプタ52Bにより、その内部LDEV47にVDEV70を介して対応付けられている外部LDEV43にアクセスする。
(2−2)プロファイル情報テーブル
ところで、上述のように第1の記憶制御装置42が第2の記憶制御装置44の有するLDEV43を自己のLDEV47としてホスト装置45,46に提供するためには、第2の記憶制御装置45が第1の記憶制御装置42のサポート対象の記憶制御装置であることが必要となる。つまり第2の記憶制御装置44は、外部接続デバイスとして第1の記憶制御装置41に接続可能な記憶制御装置でなければならない。このような確認は、照会コマンドを用いて行うことができる。
照会コマンドは、照会先の外部記憶制御装置の機種及び構成などを明らかにするために用いられるものであり、例えばSCSI(Small Computer System Interface)に従うプロトコルのもとでは、Inquiryコマンドとすることができる。第1の記憶制御装置42は、Inquiryコマンドを第2の記憶制御装置44に送信することにより、第2の記憶制御装置44から照会データを受信する。照会データは、第2の記憶制御装置44のベンダ名(メーカ名)や装置名称及び装置製番などから構成されるものであり、この照会データに基づいて、第2の記憶制御装置44のベンダ名等を認識することができる。
ただし、照会データのフォーマットは、例えば会社ごとやモデルごとに異なる。従って、第2の記憶制御装置44からの照会データのどこにベンダ名や装置名称などの情報が格納されているのを予備知識として第1の記憶制御装置42に与えておかなければ、第1の記憶制御装置42が照会データに基づいて第2の記憶制御装置44のベンダ名等を認識することができない。
そこで、第1の記憶制御装置42には、サポート対象の外部記憶制御装置のベンダ名や、装置名称及びこれら外部記憶制御装置に関するその他の様々な情報が掲載されたデータベースである、図7に示すようなプロファイル情報テーブル80が予め共有メモリ56(図5)内に格納されている。
この図7からも明らかなように、この実施の形態のプロファイル情報テーブル80は、サポート対象の各外部記憶制御装置について、それぞれ「ベンダ名」、「装置名称」、「自筐体サポート可否情報」、「デバイス識別子有効フラグ」、「交代バスモデル」及び「タイムアウト閾値」等の欄80A〜80Fを有する。
「ベンダ名」欄80Aは、「ページ」、「バイト位置」、「バイト数」、「内容」及び「画面表示」の各欄から構成される。このうち「ページ」、「バイト位置」及び「バイト数」の各欄には、それぞれその外部記憶制御装置からの照会データにおいて、その外部記憶制御装置の「ベンダ名」が記述されているページ数、バイト位置又はデータ長がそれぞれ記載されている。従って、この図7の例の場合、例えば品名が「AAA」で名称が「○○○」及び開発コードが「aaa」の外部記憶制御装置では、照会データの「0x00」ページの「0x08」バイト位置に「0x08」バイトのデータ長でその外部記憶制御装置のベンダ名が記述されていることになる。なお、この図7において「←」の記号は、その欄に記載される内容が左側の内容と同じであることを意味している。以下においても同様である。
また「ベンダ名」欄80Aの「内容」欄には、その照会データにおいて、その外部記憶制御装置のベンダ名がどのように記述されているかが記載されている。従って、先ほどの品名が「AAA」で名称が「○○○」及び開発コードが「aaa」の外部記憶制御装置の例では、照会データにおいて、ベンダ名が「HATA」と記述されていることになる。さらに「画面表示」欄には、照会データにおいて記述されたベンダ名をどのように画面表示するかが記載されている。これについては後述する。
「装置名称」欄80Bは、「ページ」、「バイト位置」、「バイト数」、「内容」及び「画面表示」の各欄から構成される。このうち「ページ」、「バイト位置」及び「バイト数」の各欄には、「ベンダ名」欄80Aの場合と同様に、それぞれその外部記憶制御装置からの照会データにおいて、その外部記憶制御装置の「ベンダ名」が記述されているページ数、バイト位置又はデータ長がそれぞれ記載されている。また「内容」欄にはその照会データにおいて、その外部記憶制御装置のベンダ名がどのように記述されているかが記載されている。さらに「画面表示」欄には、照会データにおいて記述された装置名称をどのように画面表示するかが記載されている。これについても後述する。
また「装置製番」欄80Cは、「ページ」、「バイト位置」、「バイト数」及び「ASCII」の各欄から構成される。このうち「ページ」、「バイト位置」及び「バイト数
」の各欄については、上述の「ベンダ名」欄80A及び「装置名称」欄80Bと同様であるので説明を省略する。「ASCII」欄には、その外部記憶制御装置の装置製番がア
スキーコード及びバイナリのいずれで記述されているかが記載される。
一方、「自筐体サポート可否情報」欄80Dには、対応する行の外部記憶制御装置に対する、第1の記憶制御装置42の各モデルごとのサポート情報を統括したビットマップ形式のサポート情報が記載される。この図7の例の場合、図中「[0]」〜「[3]」の記号は、第1の記憶制御装置42の「AAA」、「BBB」、「CCC」及び「DDD」というモデルをそれぞれ表している。従って、「自筐体サポート可否情報」欄80Dには、その行の外部記憶制御装置に対する、これら4つのモデルのサポートの有無がビットマップ形式で記載されていることとなる。
また「[0]」〜「[3]」の記号の右横にそれぞれ記述された「0xe0」、「0xa0」又は「0x00」という数値は、図8のように表されるビットマップのそのモデル(〔0〕〜〔3〕)と対応する列を2進法の8ビットの数値として表したものである。従って、「0xe0」は「11100000」を表し、「0xa0」は「10100000」を表し、「0x00」は「00000000」を表している。
この8ビットのうち、上位0ビット目は、そのモデルがその行に対応付けられた外部記憶制御装置をサポートしているか否か、つまりそのモデルにその外部記憶制御装置を外部接続デバイスとして接続可能か否かという接続の可否(デバイスサポート有効/無効)を表している。また上位1ビット目はそのモデルがその行に対応付けられた外部記憶制御装置の通常のデータの入出力をサポートしているか否か、つまりそのモデルがその外部記憶制御装置との間で通常のデータ入出力を行えるか否かを表し、上位2ビット目はそのモデルがその外部記憶制御装置に対してハイコピー機能をサポートしているか否か、つまりそのモデルがその外部記憶制御装置が記憶しているデータを自己のLDEV41(図5)にコピーすることができるか否かを表している。上位0ビット目から2ビット目までには、サポートしている場合には「1」、サポートしていない場合には「0」が格納される。また上位3ビット目以降はリザーブであり、「0」が格納される。
従って、対応する欄に「0xe0」という数値が記述されているモデルは、対応する行の外部記憶制御装置について、通常の入出力及びハイコピー機能の両方をサポートしており、対応する欄に「0xa0」という数値が記述されているモデルは、対応する行の外部記憶制御装置について、通常の入出力はサポートしていないがハイコピー機能はサポートしていることになる。例えば図7の例では、記号[0]で表された「AAA」というモデルは、接続される外部記憶制御装置の機種が「AAA」〜「FFF」という品名のものである場合には通常の入出力及びハイコピー機能の両方をサポートするが、「GGG」及び「HHH」という品名の外部記憶制御装置については、ハイコピー機能のみをサポートすることが示されている。また対応する欄に「0x00」という数値が記述されているモデルは、対応する行の外部記憶制御装置について、通常の入出力及びハイコピー機能の両方をサポートしていないことになる。
このようにこの実施の形態では、各モデルのサポート情報を統合して、全てのモデルに共通に使えるようにしているため、従来のようにモデルごとにサポート情報を作成する必要がなく、またこれら各モデルのサポート情報の更新も一括して容易に行うことができる。またこの統合されたサポート情報においてサポートの有無がフラグで表されているため、未サポートの外部記憶制御装置を第1の記憶制御装置42に接続する場合にも、対応するフラグをサポートに変更(「0」を「1」に変更)するだけで容易にサポート対象とすることが可能となる。従って、現在は未サポートであっても将来的にサポート対象となるであろうことが想定される自他メーカの外部記憶制御装置のプロファイル情報を予めプロファイル情報テーブル80に追加しておくことで、例えば第1の記憶制御装置42のCHA52A,52B等をバージョンアップしてサポートできる外部記憶制御装置の種類が増えたときにも、プロファイル情報テーブル80全体を更新することなく、かかるサポート情報のフラグをサポートに変更するだけで対応することが可能となる。
他方、プロファイル情報テーブル80の「交代パスモデル」欄80Eには、その行の外部記憶制御装置において採用されているパス制御方式が記載される。例えば、その外部記憶制御装置がパス制御方式として、交代パスを含めて利用可能なパスをバランス良く使用する上述の両方アクティブ方式を採用している場合には「0」が格納され、その外部記憶制御装置がパス制御方式として、一方のパスを優先的に使用し、そのパスがビジーのときだけ他方のパスを使用するという上述のホットスタンバイ方式を採用している場合には「1」が格納される。またその外部記憶制御装置が一方のパスのみを使用し、そのパスが障害等により使用できなくなったときにのみ他方のパスを使用するという上述のコールドスタンバイ方式を採用している場合には、「2」が格納される。この図7の例では、「AAA」という品名で「○○○」という名称の外部記憶制御装置ではパス制御方式として両方アクティブ方式が採用され、「BBB」又は「CCC」という品名で「△○△」という名称の外部記憶制御装置ではパス制御方式としてホットスタンバイ方式が採用され、「EEE」という品名で「○□○」という名称の外部記憶制御装置ではパス制御方式としてコールドスタンバイ方式が採用されていることが分かる。
さらに「タイムアウト閾値」欄80Fには、その行の外部記憶制御装置に対して予め設定されたタイムアウト閾値(タイムアウト時間)が記述される。例えば図7の例では、「GGG」という品名で「□□□」という名称の外部記憶制御装置については、タイムアウト時間が「20」秒に設定され、「HHH」という品名で「△□×」という名称の外部記憶制御装置については、タイムアウト時間が「30」秒に設定され、他の記憶制御装置については、タイムアウト時間が「15」秒にそれぞれ設定されている。
(2−3)本実施の形態による第1の記憶制御装置に搭載された各種機能
次に、上述の第1の記憶制御装置42に搭載された各種機能について説明する。
(2−3−1)コード変換機能
本実施の形態による第1の記憶制御装置42には、Inquiryコマンドに対する応答として第2の記憶制御装置44から送信される照会データに基づき得られた当該第2の記憶制御装置44のコード化されたベンダ名及び装置名称を、実名のコード(文字列)に変換してホスト装置46に送信するコード変換機能が搭載されている。この機能は、第1の記憶制御装置42のサービスプロセッサ54(図5)に搭載された制御プログラムに基づくサービスプロセッサ54の処理により実現される。
実際上、ホスト装置46は、図9に示すように、例えばオペレータ操作により第1の記憶制御装置42に接続された外部記憶制御装置を検索すべき旨の指令が入力されると、第1の記憶制御装置42に接続された外部記憶制御装置を検出すべき旨のいわゆるディスカバリコマンドを当該第1の記憶制御装置42に送信する(SP1)。
第1の記憶制御装置42では、ホスト装置46からのディスカバリコマンドをサービスプロセッサ54において受信する。サービスプロセッサ54は、ディスカバリコマンドを受信すると、接続部57を介して対応するチャネルアダプタ52Bを制御することにより、第1の記憶制御装置42に接続された外部記憶制御装置である第2の記憶制御装置44に対してInquiryコマンドを送信させる(SP2)。
またサービスプロセッサ54は、このInquiryコマンドに応答して第2の記憶制御装置44から送信される照会データをチャネルアダプタ52B及び接続部57を順次介して受信すると(SP3)、この照会データに含まれる第2の記憶制御装置のベンダ名及び装置名称の各コードをそれぞれ抽出し、これを共有メモリ56に格納されているプロファイル情報テーブル80を参照して、第2の記憶制御装置44の実際のベンダ名及び装置名称を表すコード(文字列)に変換する(SP4)。
具体的には、サービスプロセッサ54は、図10に示す処理手順に従って、まずプロファイル情報テーブル80を参照して、受信した照会データからベンダ名のコードを抽出し(SP10)、この抽出したベンダ名のコードと、プロファイル情報テーブル80におけるサポート対象の各記憶制御装置についての「ベンダ名」欄80A(図7)の「内容」欄にそれぞれ記述されたコードとに基づいて、その第2の記憶制御装置の機種を特定する(SP11)。そしてサービスプロセッサ54は、この特定した機種についての「装置名称」欄80B(図7)における「ページ」、「バイト位置」及び「バイト数」の各欄から、かかる照会データにおけるその機種の装置名称が記述されている位置を読み出す(SP12)。そしてサービスプロセッサ54は、この読出し結果に基づいて、かかる照会データから第2の記憶制御装置44の装置名称のコードを抽出する(SP13)。
さらにサービスプロセッサ54は、このようにして取得した装置名称のコードと、プロファイル情報テーブル80の対応する「装置名称」欄80Bの「内容」欄に記載されたコードとが一致していることを確認したうえで、対応する「ベンダ名」欄80Aの「画面表示」欄に記載されたコードと、対応する「装置名称」欄80Bの「画面表示」欄に記載されたコードとを読み出す。そしてサービスプロセッサ54は、照会データに含まれるベンダ名及び装置名称のコードを、それぞれこのようにしてプロファイル情報テーブル80から読み出したベンダ名及び装置名称のコードに変換する(SP14)。
図9に戻って、サービスプロセッサ54は、この後このような変換処理により得られた、第2の記憶制御装置44のベンダ名及び装置名称の実名のコード(文字列)と、照会データに含まれるその第2の記憶制御装置44の装置製番のコードと、第1の記憶制御装置42自身が管理している第2の記憶制御装置44が接続されているチャネルアダプタ52B(図5)の通信ポート60B(図5)のWWNとなどの所定情報を、照会結果データとしてホスト装置46に送信する(SP5)。
かくしてホスト装置46は、この照会結果データに基づいて、例えば図11に示すように、所定のウインド81内の所定位置に、第1の記憶制御装置42に接続された外部記憶制御装置(第2の記憶制御装置44)についてのWWNや、外部記憶制御装置(第2の記憶制御装置44)の装置製番(製番)、装置名称(装置名)及びベンダ名等がそれぞれ表示する(SP6)。
この場合第1の記憶制御装置42からホスト装置46に送信される照会結果データでは、上述のように第2の記憶制御装置44のベンダ名及び装置名称の各コードが、第1の記憶制御装置42内において、当該第2の記憶制御装置44の実際のベンダ名及び装置名称を表すコード(文字列)に変換されており、ホスト装置46もこの照会結果データに基づいて第2の記憶制御装置44のベンダ名及び装置名称等を表示するため、オペレータが表示された第2の記憶制御装置のベンダ名及び装置名称を直感的かつ確実に認識することが可能となる。
なお、プロファイル情報テーブル80には、サポート対象外の外部記憶制御装置が接続されたときのために、サポート対象外のすべての外部記憶制御装置について共通に使用する各種プロファイル情報(図7において開発コードが「OTHER」の行)が格納されている。そして第1の記憶制御装置42のサービスプロセッサ54は、第2の記憶制御装置44からの照会データに基づいて当該第2の記憶制御装置44の機種を特定する際(図10のSP11)、例えば第2の記憶制御装置44がサポート対象でない等の理由によりその機種を特定できない場合には、プロファイル情報テーブル80における開発コードが「OTHER」の行の「ベンダ名」欄80Aの「画面表示」欄に記載されたコード(「OTHER」)と、同じ「OTHER」の行の「装置名称」欄80Bの「画面表示」欄に記載されたコード(「OTHER」)を読み出して(図10のSP12)、これを変換結果としてホスト装置46に送信する(図9のSP5)。従って、このときホスト装置46のディスプレイには、第2の記憶制御装置44のベンダ名及び装置名称の各欄にそれぞれ「OTHER」という文字列が表示されることとなる(図9のSP6)。これによりオペレータが、第1の記憶制御装置42に接続された第2の記憶制御装置44が第1の記憶制御装置42のサポート対象となっていない(すなわち第2の記憶制御装置44が外部接続デバイスとして第1の記憶制御装置42に接続可能でない)ことを直感的にかつ明確に認識することができる。
ただし第1の記憶制御装置42においては、第2の記憶制御装置44の機種を特定できないときには、当該第2の記憶制御装置44のベンダ名及び装置名称のコードとして「OTHER」をホスト装置46に送信しないように設定することもできる。このときサービスプロセッサ54は、照会結果データにおける第2の記憶制御装置44のベンダ名及び装置名称のコードを記述すべきアドレス位置になにも記述しない(オール「0」)。よって、このときホスト装置46のディスプレイには、図11のウインド81内のベンダ名や装置名称を表示すべき位置に何も表示されないこととなる。
因みに、上述のように第2の記憶制御装置44の機種を特定できないときには、第1の記憶制御装置42は、第2の記憶制御装置44が提供するLDEVを自己のLDEV47としてホスト装置45,46に提供することができない。これにより正体の不明な外部記憶制御装置が提供するLDEVをホスト装置45,46に提供することに起因する危険を防止できるようになされている。
このように本実施の形態による記憶システム40(図5)では、サポート対象の各外部記憶制御装置から送信される照会データに含まれるベンダ名及び装置名称のコードと、その外部記憶制御装置の実際のベンダ名及び装置名称のコードとを対応付けたプロファイル情報テーブル80を予め第1の記憶制御装置42に与えておき、第1の記憶制御装置42が、第2の記憶制御装置44から送信される照会データに基づき取得したベンダ名及び装置名称のコードを、このプロファイル情報テーブル80を用いてホスト装置46のオペレータが直感的に認識可能な実名のコードに変換するようにしているため、例えば第2の記憶制御装置44からの照合データに含まれるベンダ名や装置名称が開発コードのような一般的に知られていないコードで記述されている場合においても、ホスト装置46のディスプレイには、第2の記憶制御装置44のベンダ名及び装置名称として、オペレータがカタログなどで慣れ親しんだベンダ名及び装置名称を表示させることができ、その分よりユーザフレンドリーな情報表示インタフェースを提供することができる。
(2−3−2)パス制御方式切換え機能
一方、第1の記憶制御装置42には、当該第1の記憶制御装置42に接続された外部記憶制御装置(第2の記憶制御装置44)の機種ごとに、パス制御方式をその機種が採用するパス制御方式に切り換えるパス制御方式切換え機能が搭載されている。この機能は、第1の記憶制御装置42の各チャネルアダプタ52A,52B内のメモリに予め格納された制御プログラム64に基づいて、対応するチャネルアダプタ52Bが図12に示す処理手順を実行することにより実現される。
実際上、チャネルアダプタ52Bは、通信ポート60B(図5)に外部記憶制御装置(以下、第2の記憶制御装置44として説明する)が最初に接続されたタイミングで、その第2の記憶制御装置44に対してInquiryコマンドを送信する。
そしてチャネルアダプタ52Bは、このInquiryコマンドに応答して第2の記憶制御装置44から送信される照会データを受信すると(SP21:Y)、この照会データと、共有メモリ56(図5)に格納されているプロファイル情報テーブル80とに基づいて、図10のステップSP10及びステップSP11について上述した場合と同様にして、その第2の記憶制御装置44の機種を特定し(SP22)、この特定結果に基づいてプロファイル情報テーブル80の対応する「交代パスモデル」欄80Eに記載された数値を読み出す(SP23)。
そしてチャネルアダプタ52Bは、この読み出した数値が「0」であったときには、第2の記憶制御装置44とのデータの入出力時におけるパス制御方式として上述の両方アクティブ方式を設定し、かかる数値が「1」であったときには、第2の記憶制御装置44とのデータの入出力時におけるパス制御方式として上述のホットスタンバイ方式を設定する。またチャネルアダプタ52Bは、かかる数値が「2」であったときには、第2の記憶制御装置44とのデータの入出力時におけるパス制御方式として上述のコールドスタンバイ方式を設定する(SP24)。
そしてチャネルアダプタ52Bは、この後第2の記憶制御装置44との間のデータ入出力を、このようにして設定したパス制御方式で行う。
このように本実施の形態による記憶システム40(図5)では、第1の記憶制御装置42がプロファイル情報テーブル80を用いて第2の記憶制御装置44に採用されているパス制御方式を検出し、この検出結果に基づいて第2の記憶制御装置44に対するパス制御方式を変更するため、第2の記憶制御装置44の機種に応じて適切なパス制御を行うことができる。この結果、例えば第2の記憶制御装置44においてパス制御方式として両方アクティブ方式を採用している場合には、ロードバランスを考慮したデータ転送が可能となり、十分なデータの入出力性能を確保することができる。
(2−3−3)タイムアウト時間切換え機能
他方、第1の記憶制御装置42には、第2の記憶制御装置44の機種ごとにタイムアウト時間を切り替えるタイムアウト時間切換え機能が搭載されている。この機能は、第1の記憶制御装置42の各チャネルアダプタ52A,52B内のメモリに予め格納された制御プログラム64に基づいて、対応するチャネルアダプタ52Bが図13に示す処理手順を実行することにより実現される。
実際上、チャネルアダプタ52Bは、通信ポート60B(図5)に外部記憶制御装置(以下、第2の記憶制御装置44として説明する)が最初に接続されたタイミングで、その第2の記憶制御装置44に対してInquiryコマンドを送信し(SP30)、この後図12について上述したパス制御切換え機能の場合(SP21,SP22)と同様にして、第2の記憶制御装置44の機種を特定する(SP31,SP32)。
この後、チャネルアダプタ52Bは、この特定結果に基づいてプロファイル情報テーブル80の対応する「タイムアウト閾値」欄80Fに記載された数値を読み出し(SP33)、これを第2の記憶制御装置44に対するタイムアウト時間として設定する(SP34)。
一方、図14は、このようにして設定したタイムアウト時間に基づくタイムアウト制御に関するチャネルアダプタ52Bの処理手順を示すものである。チャネルアダプタ52Bは、第2の記憶制御装置44に対するデータ入出力要求がホスト装置45から与えられると、これを第2の記憶制御装置44に転送し(SP40)、この後図示しない内部タイマを起動する。
その後チャネルアダプタ52Bは、かかるデータ入出力要求に対するデータ入出力処理を完了したときに第2の記憶制御装置44から送信される完了通知を受信したか否か、及び上述の内部タイマのカウント値に基づいて、タイムアウト時間が経過したか否かを繰り返し判断する(SP42,SP43)。
そしてチャネルアダプタ52Bは、タイムアウトになる前に第2の記憶制御装置44からの完了通知を受信したときには、そのままこの一連の処理を終了する。これに対して、チャネルアダプタ52Bは、第2の記憶制御装置44からの完了通知を受信する前にタイムアウトとなったときには、ホスト装置45にエラー通知を送信し(SP44)、この後この一連の処理を終了する。
このように本実施の形態による記憶システム40(図5)では、第1の記憶制御装置42が、第2の記憶制御装置44の機種ごとに適切なタイムアウト時間を設定するため、応答速度が遅い外部記憶制御装置についてはタイムアウト閾値を大きく、応答速度が速い外部記憶制御装置についてはタイムアウト閾値を小さくそれぞれ設定しておくことによって、例えば第2の記憶制御装置44として応答速度が遅い旧機種を接続した場合においてもタイムアウトが頻発することを未然にかつ有効に防止できる。かくするにつき、応答速度が遅い旧機種の外部記憶制御装置をも第1の記憶制御装置42の接続対象としてサポートすることができ、その分サポート対象の外部記憶制御装置の幅を広げさせて、汎用性を向上させることができる。また応答速度の速い外部記憶制御装置については、短時間でのディスカバリ(検出)やデータの入出力処理を行うことが可能となる。
(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を図5について上述した構成を有する第1の記憶制御装置42に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の形態の記憶制御装置に広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、第1の記憶制御装置42において、第2の記憶制御装置44から送信される照会データの中から、当該第2の記憶制御装置44のベンダ名及び装置名称を表すコードを抽出すると共に、抽出したコードを第2の記憶制御装置44の実際のベンダ名及び装置名称を表すコードに変換するコード抽出変換部として、サービスプロセッサ54を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかるコード抽出変換部としての機能を例えばチャネルアダプタ52A,52Bにもたせたり、かかる処理を行う専用のプロセッサを第1の記憶制御装置42に設けるようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、第1の記憶制御装置42において、第2の記憶制御装置44からの照会データから抽出したベンダ名及び装置名称のコードを、第2の記憶制御装置44の実際のベンダ名及び装置名称を表すコードに変換するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ホスト装置45,46における表示形態に応じて、ベンダ名及び装置名称のいずれか一方のみを変換するようにしてもよい。
本発明は、外部接続デバイスとして外部記憶制御装置を接続可能な記憶制御装置に広く適用することができる。
本実施の形態による記憶制御装置の外観構成を示す斜視図である。 制御装置の外観構成の説明に供する分解斜視図である。 制御装置の外観構成の説明に供する六面図である。 駆動装置の外観構成の説明に供する六面図である。 本実施の形態による記憶システムの構成を略線的に示すブロック図である。 第2の記憶制御装置が提供するLDEVの仮想化の説明に供するブロック図である。 プロファイル情報テーブルを示す概念図である。 プロファイル情報テーブルの「自筐体サポート可否情報」欄の説明に供する概念図である。 コード変換機能の説明に供するタイミングチャートである。 コード変換機能に関するサービスプロセッサの処理手順を示すフローチャートである。 ホスト装置のディスプレイにおける第2の記憶制御装置のベンダ名等の表示内容を示す平面図である。 パス制御方式切換え機能に関するチャネルアダプタの処理手順を示すフローチャートである。 タイムアウト時間切換え機能に関するチャネルアダプタの処理手順を示すフローチャートである。 タイムアウト時間切換え機能に関するチャネルアダプタの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
40……記憶システム、41,43,43A〜43D,47……LDEV、42,44,44A〜44D……記憶制御装置、45,46……ホスト装置、51……ディスクデバイス、52A,52B……チャネルアダプタ、54……サービスプロセッサ、56……共有メモリ、80……プロファイル情報テーブル。

Claims (10)

  1. 複数の外部記憶制御装置を外部接続デバイスとして接続可能な記憶制御装置において、
    接続された前記複数の外部記憶制御装置の各々に対して所定の照会コマンドを送信すると共に、当該照会コマンドに応答して前記複数の外部記憶制御装置から送信される照会データを受信する送受信部と、
    接続可能な各前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される前記照会データに含まれる、前記複数の外部記憶制御装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す第1のコードの位置と、前記外部記憶制御装置の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードとがそれぞれ対応付けて格納されると共に、前記複数の外部記憶制御装置の各々にそれぞれ採用されているパス制御方式、及び、前記複数の外部記憶制御装置の各々について予め設定された、前記記憶制御装置が前記複数の外部記憶制御装置の各々に対して入出力要求を転送してから前記複数の外部記憶制御装置の各々から応答を受信するまでの上限値であるタイムアウト閾値が格納されたデータベースを記憶する記憶部と、
    前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される前記照会データにおける前記第1のコードの位置を前記データベースを参照して検出し、当該検出結果に基づいて当該照会データの中から、前記複数の外部記憶制御装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す第1のコードを抽出すると共に、抽出した前記第1のコードを前記外部記憶制御装置の各々の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードに変換するコード抽出変換部と
    を備え、
    前記送受信部は、
    前記照会データに基づき、前記データベースを参照して、前記複数の外部記憶制御装置の各々において採用されている前記パス制御方式及び前記複数の外部記憶制御装置の各々に対してそれぞれ設定された前記タイムアウト閾値を検出し、検出した前記パス制御方式及び前記タイムアウト閾値を前記複数の外部記憶制御装置の各々との間のデータの入出力時におけるパス制御方式及びタイムアウト時間として設定する
    ことを特徴とする記憶制御装置。
  2. 前記記憶制御装置は、複数種類のモデルを有し、
    前記データベースには、
    前記接続可能な前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記モデルごとの接続の可否の情報である第1のサポート情報を統括した第2のサポート情報が格納された
    ことを特徴とする請求項に記載の記憶制御装置。
  3. 前記第2のサポート情報は、
    前記接続可能な前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記モデルごとの接続の可否がそれぞれフラグで表された
    ことを特徴とする請求項2に記載の記憶制御装置。
  4. 前記データベースには、
    前記接続可能な前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される前記照会データに含まれる、前記複数の外部記憶制御装置の各々のメーカにおいて任意に定められた前記複数の外部記憶制御装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す第1のコードの位置と、前記複数の外部記憶制御装置の各々の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードとがそれぞれ対応付けて格納される共に、外部接続デバイスとして接続可能でない外部記憶制御装置について前記第2のコードに代えて共通に使用する、前記接続可能でない外部記憶制御装置が外部接続デバイスとして接続可能でないことを表す第3のコードが格納され、
    前記コード抽出変換部は、
    前記照会データの送信元が前記接続可能な外部記憶制御装置でないときには、前記第3のコードを変換結果として出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶制御装置。
  5. 前記記憶制御装置は、複数種類のモデルを有し、
    前記データベースには、
    前記接続可能な各前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記モデルごとの接続の可否の情報である第1のサポート情報を統括した第2のサポート情報が格納された
    ことを特徴とする請求項4に記載の記憶制御装置。
  6. 前記第2のサポート情報は、
    前記接続可能な各前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記モデルごとの接続の可否がそれぞれフラグで表された
    ことを特徴とする請求項5に記載の記憶制御装置。
  7. 複数の外部記憶制御装置を外部接続デバイスとして接続可能な記憶制御装置の制御方法において、
    前記記憶制御装置は、
    前記記憶制御装置に前記接続可能な各前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される照会データに含まれる、前記複数の外部記憶制御装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す第1のコードの位置と、前記外部記憶制御装置の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードとがそれぞれ対応付けて格納されていると共に、前記複数の外部記憶制御装置の各々にそれぞれ採用されているパス制御方式及び、前記複数の外部記憶制御装置の各々について予め設定された、前記記憶制御装置が前記複数の外部記憶制御装置の各々に対して入出力要求を転送してから前記複数の外部記憶制御装置の各々から応答を受信するまでの上限値であるタイムアウト閾値が格納されたデータベースを記憶しており、
    前記記憶制御装置に接続された前記複数の外部記憶制御装置の各々に対して所定の照会コマンドを送信すると共に、当該照会コマンドに応答して前記複数の外部記憶制御装置から送信される照会データを受信する第1のステップと、
    前記複数の外部記憶制御装置の各々から送信される前記照会データにおける前記第1のコードの位置を前記データベースを参照して検出し、当該検出結果に基づいて当該照会データの中から、前記複数の外部記憶装置の各々のベンダ名及び又は装置名称を表す前記第1のコードを抽出すると共に、抽出した前記第1のコードを前記データベースを参照して前記外部記憶制御装置の各々の実際の前記ベンダ名及び又は前記装置名称を表す第2のコードに変換すると共に、前記照会データに基づき、前記データベースを参照して、前記複数の外部記憶制御装置の各々において採用されている前記パス制御方式及び前記複数の外部記憶制御装置の各々に対してそれぞれ設定された前記タイムアウト閾値を検出し、検出した前記パス制御方式及び前記タイムアウト閾値を前記複数の外部記憶制御装置の各々との間のデータの入出力時におけるパス制御方式及びタイムアウト時間として設定する第2のステップと
    を備えることを特徴とする記憶制御装置の制御方法。
  8. 前記記憶制御装置は、複数種類のモデルを有し、
    前記データベースには、
    前記記憶制御装置に接続可能な前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記モデルごとの接続の可否の情報である第1のサポート情報を統括した第2のサポート情報が格納された
    ことを特徴とする請求項7に記載の記憶制御装置の制御方法。
  9. 前記第2のサポート情報は、
    前記記憶制御装置に前記接続可能な前記複数の外部記憶制御装置の各々について、前記モデルごとの接続の可否がそれぞれフラグで表された
    ことを特徴とする請求項8に記載の記憶制御装置の制御方法。
  10. 前記データベースには、
    外部接続デバイスとして接続可能でない外部記憶制御装置について前記第2のコードに代えて共通に使用する、前記接続可能でない外部記憶制御装置が外部接続デバイスとして接続可能でないことを表す第3のコードが格納され、
    前記第2のステップでは、
    前記照会データの送信元が前記接続可能な外部記憶制御装置でないときには、前記第3のコードを変換結果として出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の記憶制御装置の制御方法。
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