JPH09288547A - アレイ型記憶装置 - Google Patents

アレイ型記憶装置

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JPH09288547A
JPH09288547A JP8124088A JP12408896A JPH09288547A JP H09288547 A JPH09288547 A JP H09288547A JP 8124088 A JP8124088 A JP 8124088A JP 12408896 A JP12408896 A JP 12408896A JP H09288547 A JPH09288547 A JP H09288547A
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JP8124088A
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Toru Yoshida
徹 吉田
Takeshi Aoki
健 青木
Masashi Tateshimo
昌司 舘下
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Hitachi Information Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数の記憶デバイスの1つに冗長データを記憶
し、複数のデバイスに共通のアドレス空間を割当てて単
一の記憶装置として管理するアレイ型記憶装置におい
て、搭載する記憶デバイスの記憶容量の制限をなくすこ
と。 【解決手段】複数の記憶デバイスのそれぞれの最大記憶
容量を読出す手段と、記憶デバイスの記憶容量のうち最
も小さい第1の最大記憶容量に合わせて第1のアドレス
空間を割当てアレイを形成する第1の記憶エリアを設定
し、かつ、最も小さい第1の最大記憶容量の記憶デバイ
スを除いた複数の記憶デバイスにおいてぞれぞれの最大
記憶容量から最も小さい第1の最大記憶容量分を差引い
た残りのうち最も小さい第2の最大記憶容量に合わせて
第2のアドレス空間を割当てアレイを形成する第2の記
憶エリアを設定するエリア設定手段と、上位処理装置か
らのアクセスアドレスに基づいてアレイを形成する第1
または第2の記憶エリアに従って記憶デバイスの物理的
なアドレスを算出するアドレス算出手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アレイ型記憶装
置において、ファイルなどのまとまりのあるデータを複
数の磁気ディスク記憶装置等の外部記憶装置(以下記憶
デバイスという)に分散して冗長データを付加して記憶
するアレイ型の記憶装置に関し、詳しくは、容量の異な
る記憶デバイスを複数使用した場合においても、アレイ
形式で効率よく管理することができるアレイ型の記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアレイ形式の記憶装置として磁気
ディスク記憶装置を多数配列してこれらを一体的な単一
の記憶領域として扱うディスクアレイ・システムが一般
的に知られている。ディスクアレイ・システムは、計算
機システムにおいて、多数の磁気ディスク装置を並列に
入出力動作させることにより、処理装置と記憶デバイス
との間で高速なデータ転送を行い、高い信頼性の実現を
するシステムである。
【0003】ディスクアレイ・システムの構成の例とし
ては、Paterson等の論文(D. Paterson, G. Gi
bson, R. Katz," A Case for Redundant Arrays of Ine
xpensiveDisks(RAID)" , ACM SIGMOD conference proce
edings, 1988, pp.109-116)に記載がある。この論文で
は、RAID(レイド,Redundant Arra
y of Inexpensive Disks)と呼ば
れるディスクアレイ形態を提示している。RAIDは、
通常の入出力データを複数の記憶デバイスに分散記憶す
ると共に、冗長データを記憶する。この冗長データの設
置は、前記データに欠落が生じた場合に、データ復元処
理を行うために用いられ、これにより、欠落したデータ
を復元することを可能にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7は、アレイ型記憶
装置の1つとして一般的に知られているディスクアレイ
記憶装置を用いるディスクアレイ記憶システムの機能ブ
ロック図である。図7は、アレイ型の記憶システム(デ
ィスクアレイ記憶システム)を示していて、これは、入
出力要求を発行する、プロセッサを有する処理装置10
01(いわゆるホストコンピュータ)と各種のデータを
記憶するディスクアレイ記憶装置1030とからなる。
ディスクアレイ記憶装置1030は、ディスクアレイ制
御装置1000とデータを記憶する磁気ディスク記憶装
置(以下ディスク記憶デバイスという。)1010〜1
013等から構成されている。ディスクアレイ制御装置
1000は、処理装置1001と物理的に接続されるホ
ストインタフェース(以下インタフェースはI/Fと略
す。)1002、制御用メモリ1004、ディスク記憶
デバイス1010〜1013との間で物理的な接続を行
うドライブI/F1003、そして冗長データの生成、
データの読出/書込制御等の各種の制御を行なうための
演算処理・制御部(CPU+メモリ)1005とにより
構成される。
【0005】前記の構成によりディスクアレイ制御装置
1000は、処理装置1001からのアクセスに対し
て、ディスク記憶デバイス装置1010〜1013との
入出力処理、冗長データの生成、冗長データを用いたデ
ータの復元処理などを行なう。また、ロジカルユニット
1020は、ディスク記憶デバイス1010〜1013
を処理装置1001からみて論理的に1台の記憶装置デ
バイスとして認識される記憶領域を示すものであって、
1021は、ディスク記憶デバイス1010〜1013
において処理装置1001から1台の記憶装置として認
識されない未使用領域である。
【0006】このようなディスクアレイ記憶装置にあっ
ては、記憶されるデータの冗長性を維持し、かつ搭載さ
れる記憶デバイスの記憶容量を最大限に利用するため
に、搭載する記憶デバイスの各々の記憶容量を同一にす
る必要がある。そのため、図7に示すように搭載される
記憶デバイスの中に一つでも記憶容量の少ない記憶装置
があった場合には、記憶容量が最小の記憶デバイスを基
準にしてアレイ型記憶装置1030が構成される。それ
が論理的に構築する1つのディスク記憶デバイス(ロジ
カルユニット)1020である。すなわち、最小の記憶
容量を持つディスク記憶デバイスより多い記憶容量を持
つディスク記憶デバイスは、最小記憶容量との差分の記
憶容量が未使用(未使用領域1021)となり、この記
憶領域(記憶単体)が無駄になる問題がある。
【0007】また、アレイ型記憶装置において、記憶容
量増加の目的で増設されるディスク記憶デバイスも、増
設したディスク記憶デバイスを最大限に利用するために
は、増設以前に搭載されているディスク記憶デバイスの
記憶容量を考慮して同一な記憶容量のものを用意するこ
とが必要になる。この発明の目的は、このような従来技
術の問題点を解決するものであって、データを複数の記
憶デバイスに分散して記憶するアレイ型記憶装置におい
て、記憶デバイスの記憶容量を考慮しなくても済み、搭
載する記憶デバイスの記憶容量の制限をなくすことがで
きるアレイ型記憶装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明のアレイ型記憶装置の特徴は、複数の
記憶デバイスの1つに冗長データを記憶し、複数のデバ
イスに共通のアドレス空間を割当てて単一の記憶装置と
して管理するアレイ型記憶装置において、複数の記憶デ
バイスのそれぞれの最大記憶容量を読出す手段と、記憶
デバイスの記憶容量のうち最も小さい第1の最大記憶容
量に合わせて第1のアドレス空間を割当てアレイを形成
する第1の記憶エリアを設定し、かつ、最も小さい第1
の最大記憶容量の記憶デバイスを除いた複数の記憶デバ
イスにおいてぞれぞれの最大記憶容量から最も小さい第
1の最大記憶容量分を差引いた残りのうち最も小さい第
2の最大記憶容量に合わせて第2のアドレス空間を割当
てアレイを形成する第2の記憶エリアを設定するエリア
設定手段と、上位処理装置からのアクセスアドレスに基
づいてアレイを形成する第1または第2の記憶エリアに
従って記憶デバイスの物理的なアドレスを算出するアド
レス算出手段とを備えるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】前記の構成のように、この発明に
あっては、複数の記憶デバイスの単体容量が異なる場合
にあっても、上位処理装置から1台の記憶装置として認
識されるエリア(記憶単位)を持つ、異なったアレイ複
数を形成する。さらに、他の発明として、アレイを形成
する際には、2台以上の記憶デバイスを仮想的な1台の
記憶デバイスと見なして、上位処理装置からのアクセス
された際に、上位処理装置からのアクセスアドレスか
ら、仮想的な記憶デバイスの論理的なアドレスを特定
し、特定した論理的なアドレスから前記記憶デバイスの
物理的なアドレスを特定するようにする。このようにす
ることで、制御装置の配下に接続される記憶デバイスの
単体容量が異なる場合であっても、複数のアレイ領域を
持たせることで上位処理装置から1台の記憶装置として
認識されるようにすることができる。その結果、異なる
記憶容量を持つ記憶デバイスを使用しても、上位処理装
置から1台の記憶装置として認識される容量効率の高い
アレイ形式の記憶装置を実現することができる。なお、
アレイ型記憶装置では、ストライピングサイズ(後述)
で分散記憶をするために、冗長データを記憶するデバイ
スは、複数の記憶デバイスの1つではあるが、この1つ
の記憶デバイスは、データの書込みの都度決定され、そ
の都度異なるものになる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のアレイ型記憶装置を適用
した一実施例のディクアレイ記憶システムの機能ブロッ
ク図である。図1において、1100は、ディクアレイ
記憶装置であって、ディスクアレイ制御装置1110と
ディスク記憶デバイス1010〜1013とにより構成
され、ディスクアレイ制御装置1110は、演算処理・
制御部2010と制御メモリ2040等を有している。
演算処理・制御部2010は、プロセッサ(CPUある
いはMPU)2020と各種処理プログラムを記憶した
システムメモリ2030からなる。制御メモリ2040
は、図7の制御用メモリ1004に対応する制御用メモ
リである。システムメモリ2030には、エリア分割プ
ログラム2031と装置容量読込みプログラム203
2、エリア情報発生プログラム2033、位置決定プロ
グラム2034、入出力制御プログラム2035、仮想
デバイス設定管理プログラム2036等が設けられてい
る。
【0011】装置容量読込みプログラム2032は、デ
ィスクアレイ記憶装置を構築する際に、ドライブI/F
1003に接続された各ディスク記憶デバイス1010
〜1013の記憶容量を読込み、制御用メモリ2040
にディスク記憶デバイス番号別に記憶容量(その記憶デ
バイスの最大記憶容量)のデータをテーブルの形式(装
置容量テーブル2050)で格納する処理プログラムで
ある。このプログラムは、その終了時点で次のエリア分
割プログラム2031をコールする。なお、このとき、
ディスク記憶デバイス1010〜1013は、デバイス
番号1〜4が割当てられ、この番号で管理される。エリ
ア分割プログラム2031は、前記のディスク記憶デバ
イス番号別に作成された記憶容量データを元にして複数
のデバイス間においてアドレス空間が共通するエリアを
単位として順次エリア分割して複数のエリアを論理的に
発生させて番号付けをし、アレイとして発生した各エリ
アを管理する処理プログラムである。ここでは、ディス
ク記憶デバイス1010〜1013の記憶容量を元にし
て2つのエリア(1)2200とエリア(2)2210とを発
生させ、各エリアに対応させてディスク記憶デバイス情
報をテーブル2060の形式で制御用メモリ2040に
形成する。
【0012】エリア情報発生プログラム2033は、処
理装置1001からのアクセス要求ブロックアドレス
(ストライピングサイズ、例えば512バイトごとに分
割されて領域をアクセスするので、各アドレスはブロッ
クアドレスになる。)を元にして前記のテーブル206
0を参照してアクセスすべき分割されたエリアを特定す
るエリア情報(エリア(1)か、エリア(2)か)を発生する
処理プログラムである。なお、処理装置1001は、ア
クセス要求ブロックアドレスのほかに、記憶情報につい
てのサイズ情報も送出する。このサイズ情報に応じてエ
リアが次にまたがる場合には、そのエリア情報も発生す
る。また、前記のストライピングサイズは、データを各
デバイスごとに分散記憶する場合のデータ記憶の単位で
あって、これはデータ転送の単位として管理される領
域、いわゆる1セクタのバイト数に相当するものであ
る。位置決定プログラム2034は、処理装置1001
からのアクセス要求ブロックアドレス及び前記エリア情
報を元にして、計算式により冗長データを格納するディ
スク記憶デバイス、データを格納するディスク記憶デバ
イス及びアクセス要求データのディスク記憶デバイスに
おけるブロックアドレス(物理アドレス)を後述する計
算式によりそれぞれ算出する処理プログラムである。記
憶容量テーブル2050は、装置容量読込みプログラム
2032により形成され、制御用メモリ2040上に作
成されるデバイスごとの、それぞれの最大記憶容量を記
憶するテーブルである。エリア情報テーブル2060
は、エリア分割プログラム2031により形成され、制
御メモリ2040上に作成されるエリアの詳細情報を記
憶するテーブルである。
【0013】エリア情報テーブル2060の欄2070
は、ロジカルユニット番号の格納場所である。欄208
0は、ディスクアレイ装置構築の際に指定するストライ
ピングサイズについて格納する場所である。欄2090
は、分割されたエリアの番号を格納する場所である。欄
2100は、一つのエリアで使用されている論理空間
(アドレス空間)の最大エリアサイズ格納場所である。
欄2110は、一つのエリア内で使用されているディス
ク記憶デバイスの個数を格納する場所である。欄212
0はデバイス番号、欄2130は先頭物理アドレス、欄
2140は最終物理アドレスをそれぞれディスク記憶デ
バイスに対応させて記憶する欄である。2200は、エ
リア分割プログラム2031により生成されたディスク
記憶デバイス1010〜1013を対象として分割して
論理的に形成された第1のアレイエリアを構成する1つ
目のエリア(1)であり、2210は、ディスク記憶デバ
イス1010〜1013を対象として分割して論理的に
形成された第2のアレイエリアを構成する2つ目のエリ
ア(2)である。
【0014】まず、装置容量読込みプログラム2032
は、各ディスク記憶デバイス1010〜1013に対し
てRead Capacityコマンドを発行して、デ
ィスク記憶デバイス毎の記憶容量を読込み、制御用メモ
リ2040内に装置容量テーブル2050を設けてデバ
イス番号に対応させてそれぞれの記憶容量を記憶し、そ
の処理を終了する。エリア分割プログラム2031は、
装置容量読込みプログラムの終了により、コールされて
実行され、次に説明するエリア分割処理とエリア情報テ
ーブル2060の生成処理を行う。
【0015】前記の処理について図2のフローチャート
に従って説明すると、まず、エリア分割プログラム20
31は、始めにロジカルユニット番号をエリアテーブル
2060内のロジカルユニット番号格納場所である欄2
070に格納し(ステップ3010)、これから構築し
ようとするディスクアレイ装置のストライピングサイズ
をストライピングサイズ格納場所2080に格納した後
に(ステップ3020)、ディスク記憶デバイス単体で
使用済みの記憶容量格納変数zを初期化(ステップ30
30)し、エリア情報テーブルの内容を作成するために
装置情報テーブル2050をメモリ2030の作業領域
にコピーする処理を行う(ステップ3040)。
【0016】次に、最小記憶容量のディスク記憶デバイ
ス検索するためにデバイス番号1(1010)の記憶容
量を変数xに格納する(ステップ3050)。変数xに
格納された値と次のディスク記憶デバイスの記憶容量と
を比較して(ステップ3060)、比較した結果、次の
ディスク記憶デバイスの記憶容量の方が小さい場合は次
のディスク記憶デバイスの記憶容量を変数xに格納する
(ステップ3070)。変数xに格納されていた値の方
が多い場合は、ステップ3060で比較した次のディス
ク記憶デバイスの、その次にも比較すべきディスク記憶
デバイスが存在するかを判定する(ステップ308
0)。これは、コピーした装置容量テーブルにステップ
3060で比較した次のディスク記憶デバイスの、その
次のディスク記憶デバイス記憶容量が“0”になってい
ないかをチェックすることによる。もしも、記憶容量が
“0”になっている場合には、つまり次に比較すべきデ
ィスク記憶デバイス存在しない場合には、エリア番号1
をエリア番号格納場所2090に格納する(ステップ3
090)。
【0017】次に、エリア(1)での構成ディスク記憶デ
バイス数を求めるために、変数yにエリア(1)の構成デ
ィスク記憶デバイス数の初期値1を格納する(ステップ
3100)。コピーした装置容量テーブルで記憶容量が
“0”でない装置全てを対象とし、前記の最小記憶容量
検索処理で求められた最小容量の値x分を減算した記憶
容量をコピーした装置容量テーブルの各ディスク記憶デ
バイス対応に書込む(ステップ3110)。言い換えれ
ば、ここで、エリア分割済み記憶容量を削減する処理を
する。そこで、コピーした装置容量テーブルには、記憶
容量“0”のディスク記憶デバイスと残りの記憶容量が
“0”でないディスク記憶デバイスが登録されている。
このステップ3110で削減した状態において、次のデ
ィスク記憶デバイスの記憶容量が“0”になっていない
かをチェックする(ステップ3130)。次のディスク
記憶デバイスがある場合はエリア(1)の構成ディスク記
憶デバイス数が格納されている変数yを1カウントアッ
プする(ステップ3120)。そして、次にディスク記
憶デバイスがなくなるまでこれを続けて、ディスク記憶
デバイスがなくなった場合、変数yの値をエリアテーブ
ル2060内のディスク記憶デバイス数格納場所211
0に格納する(ステップ3140)。
【0018】次に、エリア(1)で使用している各ディス
ク記憶デバイスの使用空間情報、つまり、各ディスク記
憶デバイスの先頭ブロックアドレス(物理アドレス)と
最終ブロックアドレス(物理アドレス)をエリア情報テ
ーブル2060において、それぞれのディスク記憶デバ
イスのデバイス番号に対応させて欄2130,欄214
0に格納する処理を行なう。まず、先頭アドレスは合計
使用記憶容量に対応して決定される値zを格納する(ス
テップ3150)が、このときの使用容量は“0”にな
っているので、“0”が記録されることになる。エリア
(1)は、最初に構築されるものであり、また、合計使用
記憶容量zは初期化されているので、どのディスク記憶
デバイスも先頭ブロックアドレスは“0”である。
【0019】各ディスク記憶デバイスの使用最終アドレ
スは、各ディスク記憶デバイスの先頭ブロックアドレス
に最小記憶容量検索処理で求められた最小容量値を加算
した値、つまり、(先頭ブロックアドレス値=z)+変
数xとなるので、その値を格納する(ステップ316
0)。変数yに格納されているエリア(1)での使用ディ
スク記憶デバイス数分、すなわち、使用ディスク記憶デ
バイス数yから1を減算した値が0以上(ステップ31
70)である間は、前記のステップ3150からステッ
プ3170をループして、エリアテーブルの装置別使用
空間格納場所2140〜2146に順次先頭アドレスと
最終アドレスとを格納していく(ステップ3180)。
【0020】次に、合計使用記憶容量zにz+変数xを
代入して、これを次の先頭アドレスzとして記憶する
(ステップ3180)。ここまでの処理でエリア(1)を
構築するためのエリア情報テーブル2060を作成する
ことができる。次に、コピーした装置容量テーブルのデ
ィスク記憶デバイス記憶容量が“0”になっているディ
スク記憶デバイスの数が1か否かを判定し(ステップ3
190)、2以上であるときには、ステップ3050へ
と戻り、次のエリア分割処理を同様な処理を繰り返すこ
とで行う。これをディスク記憶デバイスの数が1になる
までくり返し行ない、繰り返しの都度エリア番号をイン
クリメントすることでエリア情報テーブル2060が完
成し、エリア分割が終了する。これによりエリア(1)と
エリア(2)とによる2つのアレイ記憶領域が形成され
る。なお、ディスク記憶デバイス記憶容量が“0”にな
っているディスク記憶デバイスの数が1であるときに
は、冗長データが記憶できないので、このエリアは使用
されない。
【0021】次に、複数の記憶装置を物理的に並列接続
させた状態の記憶装置を一つの仮想記憶装置として論理
的に認識し、アレイ型記憶装置として動作させる仮想記
憶装置方式について説明する。これは、記憶容量の小さ
い記憶デバイスが複数存在するような場合のエリア設定
について大きなアドレス空間のエリアを設定することが
できる点で有効な処理になる。まず、図3を用いて仮想
記憶装置について説明する。7000は、物理的に並列
接続されたディスク記憶デバイス装置を表わしている。
7010は、新規に構築される1個の論理ディスク記憶
デバイス(ロジカルユニット)を表わしている。702
0は、図7に対応する増設後のディスクアレイ装置の未
使用領域を表わしている。7030は、論理的に直列接
続された仮想記憶デバイスを表わしている。
【0022】通常アレイ型記憶装置において記憶容量増
加の目的で増設する記憶デバイスは、図3の上に示すよ
うに、アレイ型記憶装置7000は、実ディスク記憶デ
バイス(以下実デバイスという。)1010〜1013
(RD1〜RD4)に対して新たに増設した実デバイス4
080(RD5)とがドライブI/F1003に物理的
に並列接続される。しかし、この状態では、未使用領域
は、増設前と変わらず無駄な領域ができてしまう。そこ
で、図3の下に示すように物理的に接続された状態から
増設分実デバイス4080(RD5)と実デバイス10
13(RD4)とを論理的に直列接続し、さらに論理的
に直列接続された実デバイス1013(RD4)と実デ
バイス4080(RD5)を1つの仮想記憶デバイスと
して認識し、論理的に連続した一つの記憶領域(1個の
ディスク記憶デバイス)として扱う。このデバイスが論
理ディスク記憶デバイスとしての仮想デバイス7030
である。 なお、以上のような仮想デバイスの設定と管
理は、仮想デバイス設定管理プログラム2036により
行われる。
【0023】図4は、エリア分割方式とこの仮想記憶装
置方式を併用した時に、新たに制御用メモリ2040内
に作成される仮想記憶装置管理テーブル4000と、装
置容量テーブル2050、そしてエリア情報テーブル4
010とを示している。これらテーブルは、ディスク記
憶デバイスの分割状態及び仮想ディスク記憶デバイス
(以下仮想デバイスという。)として認識されている状
態を表わしている。仮想記憶装置管理テーブル4000
は、実デバイス(RD1〜RD5)の記憶容量情報が格納
されている装置容量テーブル2050を元に仮想デバイ
ス設定管理プログラム2036により作成される。これ
には仮想デバイスの詳細情報が格納される。エリア情報
テーブル4010は、図2のエリア情報テーブル206
0のデバイス数の欄2110が仮想デバイス個数の欄2
150になり、デバイス番号欄が仮想デバイス番号(V
D)欄2160になり、さらに、RD(実デバイス)の
個数欄2170、RD番号欄5180が加えられ、仮想
デバイス(VD)と実デバイス(RD)とを管理するテ
ーブルである。
【0024】ここで、エリア4020は、仮想デバイス
を含み、エリア分割されたエリア(1)の領域を示す。エ
リア4030は、仮想デバイス(VD)を含み、エリア
分割されたエリア(2)の領域を示す。4040〜407
0は、それぞれ仮想デバイス(VD)である。また、4
080は、ディスクアレイ記憶装置の記憶容量を増加す
る目的で新たに増設された実デバイス(RD)である。
まず始めに、装置容量読込みプログラム2032によ
り、接続されている実デバイス(RD)の記憶容量を全
て読出して、装置容量テーブル2050を制御用メモリ
2030に作成する。次に装置容量テーブル2050
と、オペレータによって指定される仮想デバイスの個
数、この実施例では、仮想デバイスVD1,VD2,V
D3,VD4の4個と、オペレータによって指定される
それぞれの仮想デバイスに割当てる実デバイスの情報、
この実施例では仮想デバイスVD4が実デバイス101
3,4080(RD4,RD5)から構成され、そのほか
は、それぞれの実デバイスから構成される。これらの情
報を入力して、この入力データに応じて仮想デバイス設
定管理プログラム2036により仮想記憶装置を管理す
るエリア情報テーブル4010が制御用メモリ2040
内に作成される。次に、仮想デバイス設定管理プログラ
ム2036によりエリア分割プログラム2031がコー
ルされて、1仮想デバイス(VD)を1ディスク記憶デ
バイスとして扱い、前記実施例のエリア情報テーブル作
成手順に従って、1つのエリア内における仮想デバイス
単体の記憶容量と、仮想デバイス数と、1つのエリア内
の1つの仮想デバイスにおける実デバイスの使用領域情
報を求めてエリア情報テーブル4010を制御用メモリ
2040内に作成する。このときには、仮想デバイス数
の欄2150、仮想デバイス番号(VD)欄2160、
RD(実デバイス)の個数欄2170、RD番号欄51
80は、それぞれ入力情報に応じてエリア分割プログラ
ム2031により生成され、それぞれの情報が記録され
る。
【0025】次に、こうして構築したエリア分割方式と
仮想記憶装置方式を併用した場合のアレイ型の記憶デバ
イスを例として上位処理装置1001からのアクセス要
求に対する書込み処理及び読出し処理の動作について図
5に従って説明する。図5は、上位処理装置1001か
らの書込みアクセス要求に対して実デバイス番号と確定
した実デバイス内に格納されているブロックアドレス
(物理アドレス)を決定する処理動作を示したものであ
る。5000は、入出力制御プログラム2035による
処理装置1001からのアクセス要求受信を示す。その
内容の一例として書込み要求を示している。5010
は、処理装置1001から見た、この実施例におけるデ
ィスクアレイ装置の論理アドレス空間を示すものであ
る。
【0026】位置決定プログラム2034は、処理装置
1001からのアクセス要求を受入れて、指定されたブ
ロックアドレスに対して所定の演算式に従って演算処理
をして記憶デバイスを決定してその物理的な位置(アド
レス)を算出する。入出力制御プログラム2035は、
その位置においてデータの読み/書きを行うとともに、
処理装置1001のデータ書込み要求に対しては処理装
置1001の書込みデータに対して冗長データを生成す
る処理と、位置決定プログラム2034により決定され
た位置を基準として、書込みデータと冗長データとをデ
ィスク記憶デバイスに分散して書込む処理、処理装置1
001からのデータ読出し要求に対しては必要なデータ
を位置決定プログラム2034により決定された位置を
基準としてディスク記憶デバイスから読出して、処理装
置1001に転送する処理、障害などによりディスクデ
バイス上のデータに直接アクセスできないような異常に
おいては、冗長データを用いてアクセスできないデータ
を復元する処理を行うが、冗長データの生成や冗長デー
タによるデータの復元の処理は、アレイ型記憶装置にお
いて、従来から行われている処理であるので、その詳細
な説明をここでは省略する。また、ディスク記憶デバイ
スに分散して書込む処理とは、データをストライピング
サイズごとに記憶デバイスを更新しながら順次書込む処
理である。したがって、所定のサイズのデータは、スト
ライピングサイズで各記憶デバイスごとに分散して配置
される。そして、その次の記憶デバイスに上長データが
書込まれる。なお、冗長データは、データ記憶デバイス
とは異なる、データの書込みの都度決定される記憶デバ
イスに記憶されるものであるので、これを記憶する記憶
デバイスがデータを記憶するデバイスのほかに必要にな
る。そこで、アレイ型記憶装置のデータ記憶容量は、実
際にエリア管理されるディスク記憶デバイスよりも1つ
少ないデバイスがデータ記憶デバイスになる。また、こ
こでは、冗長データのシンドロームビットをパリティビ
ットとしてこれを記憶するデバイスをパリティ記憶デバ
イス(パリティDV)とし、データ記憶デバイスをデー
タDVとして説明する。
【0027】位置決定プログラム2034は、次の計算
式5240に従ってアクセス要求ブロックアドレスのパ
リティデータが存在する仮想デバイスの番号PNを算出
する。 PN=VD−(((LBA/S)/D)%VD) ただし、Sは、ストライピングサイズ(符号520
0)、VDは、エリア単位の構成仮想デバイス(VD)
の数(符号5210)、Dは、データを記憶するエリア
単位の構成データVD数(符号5220)であって、D
=VD−1による。このD=VD−1により冗長データ
を除く、実データの記録デバイス数が算出される。LB
Aは、論理ブロックアドレス値(符号5230)であ
る。また、%は除算した結果の余りを算出する演算子で
ある。LBA/Sにより、論理アドレスについて物理記
録単位で換算したカウント総数が算出され、(LBA/
S)/Dにより実際にデータを書込し/読出しする、あ
るエリア単位でのデバイスの物理アドレス数が算出され
る。((LBA/S)/D)%VD)により実際にデー
タを書込/読出する最後のデバイス番号が算出される。
その結果として、アクセス要求ブロックアドレスのパリ
ティデータが存在する仮想デバイスが何番目であるか
が、前記式により番号PNとして算出される。
【0028】また、位置決定プログラム2034は、次
の計算式5250に従ってデータを書込/読出するデバ
イス番号(データVD)の情報DDを算出する。 DD=(LBA/S)%D+1 (LBA/S)%Dによりあるエリア単位においてデー
タを書込/読出するデバイス最後のデバイス番号が決定
され、アクセス要求ブロックアドレスのデータが存在す
る仮想デバイスが何番目であるかが、前記式により情報
DDとして算出される。さらに、位置決定プログラム2
034は、次の条件付き計算式5260に従ってデータ
を書込/読出するデバイス(データVD)のデバイス番
号DNを算出する。 DN=if(DD>=PN) DN=DD+1 else DN=DD これにより、パリティデータが存在する仮想デバイスを
含めて仮想デバイスの番号を算出する。そして、位置決
定プログラム2034は、次の計算式5270に従って
アクセスブロックアドレスABAを算出する。 ABA=(((LBA/S)/D)×S)+(LBA%
(LBA/S)) この式により実デバイスの物理アドレスが算出される。
【0029】次に、処理装置1001から所定のブロッ
クアドレスへの書込みを例として全体的な動作を説明す
る。入出力制御プログラム2035は、ブロックアドレ
ス0x1000000番地に書込みアクセス要求を処理
装置1001から受信(5000)した場合、エリア情
報発生プログラム2033をコールし、このプログラム
により、始めに、エリアテーブルの最大エリアサイズと
要求を受けたブロックアドレスからエリア番号を算出す
る。このプログラムは、エリア(1)の最大エリアサイズ
0x1203100番地(5130)よりアクセス要求
ブロックアドレス0x1000000番地の方が小さい
ことから、要求ブロックアドレスはエリア(1)内(51
20)に存在すると特定する。入出力制御プログラム2
035は、次にブ位置決定プログラム2034をコール
して、このプログラムによりストライピングサイズ:S
(5200)にはエリア情報テーブル4010内のスト
ライピングサイズ512バイト(5110)を代入す
る。そして、エリア単位の構成仮想デバイス数:VD
(5210)には、エリア(1)の構成仮想デバイス数4
(5140)を代入し、エリア単位の構成データ仮想デ
バイス数:D(5220)には、VD−1=3を代入す
る。さらに、アクセス要求ブロックアドレスLBA(5
230)には、アクセス要求ブロックアドレスの0x1
000000番地を代入する。
【0030】これらの値をアクセス要求ブロックアドレ
スが存在するデータのパリティ仮想デバイス番号を特定
するための計算式(5240)とアクセス要求ブロック
アドレスが存在するデータのディスク記憶デバイスが何
番目かを特定する計算式5250に代入してそれぞれの
値を算出する。前記計算式により算出されたデータディ
スク記憶デバイス値:DDは、パリティ仮想デバイス位
置によって仮想デバイス位置が変わるため、計算式(5
260)によりデータディスク記憶デバイス番号を特定
する。前記の実施例のディスクアレイ装置では、PN=
2,D=3,DN=4となる。
【0031】次に図6に従って、入出力制御プログラム
2035による、前記の算出された情報を元にしてアク
セスを行なうまでの手順を説明する。始めに、仮想デバ
イス内の何番目の実デバイスであるかを記憶する変数R
Dcountを初期する(ステップ6000)。次に、
エリアは(1)と判明していることと、前記で算出した情
報DNが4であることから、エリア情報テーブル401
0のエリア(1)、仮想デバイス番号4、RDcoun
t:1の先頭アドレスを変数xに(ステップ6010)
入れ、最終アドレスを変数yに格納する(ステップ60
20)。次に、アクセスアドレスを計算式(5270)
で算出する。前記の実施例では、0x555400番地
という値が算出される(ステップ6030)。算出され
たアクセスブロックアドレスABAが最大エリアサイズ
を越えている可能性があるので、一つ前のエリアの最大
エリアサイズを減算する(ステップ6040)。
【0032】エリア(1)へのアクセスであるため“0”
をここでは減算する。次に上記で算出したアクセスブロ
ックアドレス(0x555400番地)に先頭ブロック
アドレスxを加算した値が最終ブロックアドレスyを越
えているか、つまり、アクセスブロックアドレスの値が
使用している実デバイス容量を越えていないかチェック
する(ステップ6050)。もし越えている場合は、実
デバイス先頭アドレス:xにアクセスブロックアドレ
ス:ABAを加算した値からその実デバイスの最終アド
レス:yを減算した値をABAに格納し(ステップ60
60)、RDcountを1加算する(ステップ607
0)処理をアクセス領域を発見するまでくり返す。越え
ていない場合、つまりアクセス領域を発見した場合は、
エリア情報テーブル4010とRDcountから実デ
バイス番号を求め、変数RDNoに格納する(ステップ
6080)。実デバイスへのアクセスは、求められた実
デバイスの先頭アドレスxに求められたアクセスブロッ
クアドレスABAを加算した値のアドレスに行なう。
【0033】このようにして得た情報から前記の実施例
の場合は、実デバイス番号(RDNo:5)のアクセス
ブロックアドレス(ABA:0x155400番地)に
アクセスすることで処理装置1001からの要求に正し
く応答することが可能である(ステップ6090)。な
お、処理装置1001からの読込みアクセス要求に対し
ても同様の処理を行なうことにより正しいアドレスへの
アクセス処理が可能である。以上、この発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、この発明は、前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更しえることは言うまでもない。
【0034】この実施例によれば、このように、アレイ
型記憶装置において、制御装置の配下に接続された各記
憶デバイスの記憶容量を読出し、異なる記憶容量の記憶
デバイスにおいても、エリア分割を用いてエリア分割情
報作成し、さらには、エリア分割方式と記憶デバイスを
論理的に直列に接続する仮想記憶デバイスとの併用によ
り、エリア分割情報内に仮想記憶デバイス情報を盛り込
み、処理装置からのアクセス要求に対しては、計算式に
よって実記憶デバイス番号、アクセスアドレスの算出を
容易に行なえるので、アレイ型記憶装置において、異な
る記憶容量を持つ記憶デバイスを有効に活用することが
できる。
【0035】
【発明の効果】この発明にあっては、アレイ形式の記憶
装置システムにおいて、搭載する記憶デバイス単体の記
憶容量が同一であることを考慮してシステムを構築する
という制限をなくし、異なる記憶容量を持つ記憶デバイ
スを最大限に利用することが可能になる。また、記憶容
量増加の目的で増設した増設記憶デバイスの記憶容量が
増設以前に搭載されている記憶デバイスの記憶容量と同
一でなければ最大限、記憶容量を有効に利用できない制
限をなくし、増設する記憶デバイスの記憶容量が増設以
前に搭載されている記憶デバイスの記憶容量と異なって
いても記憶デバイスを最大限に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のアレイ型記憶装置を適用し
た一実施例のディクアレイ記憶システムの機能ブロック
図である。
【図2】図2は、図1の実施例におけるエリア情報テー
ブルの生成処理のフローチャートである。
【図3】図3は、図1の実施例において、物理的に並列
接続された記憶デバイスを論理的に直列接続した時の仮
想記憶デバイスの認識状態の説明図である。
【図4】図4は、異なる記憶容量を持つ記憶装置を論理
的に直列に接続した場合の図1の実施例における、新た
に制御用メモリ内に作成するエリア情報テーブルとディ
スク記憶デバイスの分割状態及び仮想デバイスとして認
識されている状態の説明図である。
【図5】図5は、上位処理装置からの書込みアクセス要
求に対して実記憶デバイス番号と確定した実記憶デバイ
ス内に格納されているブロックアドレスを決定する説明
図である。
【図6】図6は、図1の実施例において、計算式により
算出された情報を元に実記憶デバイスに対してのアクセ
ス処理を行なうまでの処理のフローチャートである。
【図7】図7は、一般的なディスクアレイ型記憶システ
ムの全体的な構成図である。
【符号の説明】
1000…ディスクアレイ制御装置、1001…処理装
置、1002ホストI/F、1003…ドライブI/
F、1004,2030…制御用メモリ、1005…プ
ロセッサ(CPU/MPU)、1010〜1013…デ
ィスク記憶デバイス、1020…ロジカルユニット、1
021…未使用領域、1030…ディスクアレイ装置、
2031…エリア分割プログラム、2031…装置容量
読込みプログラム、2033…エリア識別プログラム、
2034…位置決定プログラム、2050…装置容量テ
ーブル、2060…エリア分割情報テーブル、2070
…ロジカルユニット番号格納場所、2080…ストライ
ピングサイズ格納場所、2090…エリア番号格納場
所、2100…最大エリアサイズ格納場所、2110…
使用ディスク記憶デバイス数格納場所、2120〜21
80…ディスク記憶デバイス使用領域格納場所、220
0,2210…分割したエリア、4000…仮想記憶装
置管理テーブル、4010…仮想記憶装置を考慮したエ
リア情報テーブル、4020,4030…仮想記憶装置
を考慮し分割したエリア、4040〜4070…仮想デ
バイス、4080…増設したディスク記憶デバイス、5
010…処理装置から見た論理空間、5240…パリテ
ィディスク記憶デバイス番号算出計算式、5250…デ
ータディスク記憶デバイス算出計算式、5260…デー
タディスク記憶デバイス番号算出計算式、5270…ア
クセスブロックアドレス算出計算式、7030…仮想記
憶装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の記憶デバイスの1つに冗長データを
    記憶し、複数のデバイスに共通のアドレス空間を割当て
    て単一の記憶装置として管理するアレイ型記憶装置にお
    いて、前記複数の記憶デバイスのそれぞれの最大記憶容
    量を読出す手段と、前記記憶デバイスの記憶容量のうち
    最も小さい第1の最大記憶容量に合わせて第1の前記ア
    ドレス空間を割当てアレイを形成する第1の記憶エリア
    を設定し、かつ、前記最も小さい第1の最大記憶容量の
    前記記憶デバイスを除いた複数の前記記憶デバイスにお
    いてぞれぞれの最大記憶容量から前記最も小さい第1の
    最大記憶容量分を差引いた残りのうち最も小さい第2の
    最大記憶容量に合わせて第2の前記アドレス空間を割当
    てアレイを形成する第2の記憶エリアを設定するエリア
    設定手段と、上位処理装置からのアクセスアドレスに基
    づいて前記アレイを形成する前記第1または第2の記憶
    エリアに従って前記記憶デバイスの物理的なアドレスを
    算出するアドレス算出手段とを備えるアレイ型記憶装
    置。
  2. 【請求項2】前記複数の記憶デバイスのうちの2以上の
    デバイスを1つの仮想記憶デバイスとして処理する仮想
    記憶デバイス設定手段を備え、前記エリア設定手段は、
    この仮想記憶デバイス設定手段により仮想記憶デバイス
    とされた前記2以上の記憶デバイス以外のデバイスも仮
    想記憶デバイスとして各前記仮想記憶デバイスについて
    前記第1および第2のエリア設定をするものであり、前
    記アドレス算出手段は、前記仮想記憶デバイスに基づい
    て前記記憶デバイスの物理的なアドレスを算出するもの
    である請求項1記載のアレイ型記憶装置。
  3. 【請求項3】複数の記憶デバイスと、上位処理装置のデ
    ータ書込み要求に対して前記上位処理装置の書込みデー
    タに冗長データを付加し、前記書込みデータと冗長デー
    タとを前記記憶デバイスに分散して書込み、前記上位処
    理装置からのデータ読出し要求に対して必要なデータを
    前記記憶デバイスから読出して前記上位処理装置に転送
    し、かつ、障害などにより前記記憶デバイス上のデータ
    に直接アクセスできない場合に前記冗長データを用いて
    アクセスできないデータを復元する制御装置を有するア
    レイ型記憶装置において、前記記憶デバイスの単体容量
    を前記制御装置に読出す読出手段と、前記読出手段で読
    出した前記記憶デバイスの単体容量に基づいて前記複数
    の記憶デバイスに所定のアドレス空間を割当て複数のア
    レイとして管理する管理手段と、前記上位処理装置から
    アクセスされたときに、前記上位処理装置からのアクセ
    スアドレスに基づいて前記複数のアレイの1つを形成す
    る前記記憶デバイスの物理的なアドレスを算出するアド
    レス算出手段とを備えるアレイ型記憶装置。
  4. 【請求項4】前記管理手段は、前記記憶デバイスに対し
    てアレイとして管理する際に、2台以上の記憶デバイス
    を仮想的な1台の記憶デバイスとして管理するものであ
    り、前記アドレス算出手段は、前記上位処理装置からア
    クセスされたときに、前記上位処理装置からのアクセス
    アドレスに基づいて前記仮想的な記憶デバイスの論理的
    なアドレスを算出する論理アドレス算出手段と前記論理
    的アドレス算出手段で算出された論理的なアドレスから
    前記記憶デバイスの物理的なアドレスを算出する物理的
    アドレス算出手段とを有するアレイ型記憶装置。
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