JPH11338762A - Icメモリ及びそのicメモリによる動作互換性判定方法 - Google Patents
Icメモリ及びそのicメモリによる動作互換性判定方法Info
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- JPH11338762A JPH11338762A JP14395398A JP14395398A JPH11338762A JP H11338762 A JPH11338762 A JP H11338762A JP 14395398 A JP14395398 A JP 14395398A JP 14395398 A JP14395398 A JP 14395398A JP H11338762 A JPH11338762 A JP H11338762A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F21/00—Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
- G06F21/70—Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer
- G06F21/78—Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure storage of data
- G06F21/79—Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure storage of data in semiconductor storage media, e.g. directly-addressable memories
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 システム装置側に多数のICメモリの識別情
報を備える必要がなく、システム装置側で動作の互換性
を判定する必要をなくし、システム装置における動作の
簡略化を行うことができるICメモリ及びそのICメモ
リの動作互換性判定方法を得る。 【解決手段】 動作に互換性を有する他の各ICメモリ
の製造メーカコード及びデバイスコードをデバイスID
テーブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格
納し、システム装置15が有する製造メーカコード及び
デバイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれて
いるか否かを調べることによって、システム装置15が
ICメモリ1を動作させることができるか否かを判定す
るようにした。
報を備える必要がなく、システム装置側で動作の互換性
を判定する必要をなくし、システム装置における動作の
簡略化を行うことができるICメモリ及びそのICメモ
リの動作互換性判定方法を得る。 【解決手段】 動作に互換性を有する他の各ICメモリ
の製造メーカコード及びデバイスコードをデバイスID
テーブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格
納し、システム装置15が有する製造メーカコード及び
デバイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれて
いるか否かを調べることによって、システム装置15が
ICメモリ1を動作させることができるか否かを判定す
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
等のコマンド制御方式のICメモリと、該ICメモリに
おけるシステム装置との動作の互換性を判定する方法に
関するものである。
等のコマンド制御方式のICメモリと、該ICメモリに
おけるシステム装置との動作の互換性を判定する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のICメモリの構成例を示
した概略のブロック図である。図9では、例えば三菱電
機製のM5M29F016といったフラッシュメモリで
構成されたICメモリを例にして示している。図9にお
いて、ICメモリ100は、該ICメモリ100の動作
を制御するシステム装置110に接続されて使用され
る。フラッシュメモリのステータス/IDレジスタ10
3には、システム装置110がICメモリ100との動
作の互換性を判定するために使用する製造メーカコード
及びデバイスコードが所定のアドレスにそれぞれ格納さ
れている。例えば、アドレス000000hに製造メー
カコード1Chが、アドレス000001hにデバイス
コードDAhが格納されている。
した概略のブロック図である。図9では、例えば三菱電
機製のM5M29F016といったフラッシュメモリで
構成されたICメモリを例にして示している。図9にお
いて、ICメモリ100は、該ICメモリ100の動作
を制御するシステム装置110に接続されて使用され
る。フラッシュメモリのステータス/IDレジスタ10
3には、システム装置110がICメモリ100との動
作の互換性を判定するために使用する製造メーカコード
及びデバイスコードが所定のアドレスにそれぞれ格納さ
れている。例えば、アドレス000000hに製造メー
カコード1Chが、アドレス000001hにデバイス
コードDAhが格納されている。
【0003】ICメモリ100は、システム装置110
によってコマンドユーザインタフェース(以下、CUI
と呼ぶ)102に書き込まれるコマンドにより動作モー
ドが決定される。ここで、システム装置110は、IC
メモリ100との動作の互換性の有無を判定するため
に、所定のコマンド、例えばコマンド90hをICメモ
リ100のCUI102に出力することによって、ステ
ータス/IDレジスタ103から製造メーカコード1C
h及びデバイスコードDAhを読み出して得ることがで
きる。システム装置110は、ICメモリ100から読
み出した製造メーカコード1Ch及びデバイスコードD
AhからICメモリ100が動作に互換性があるか否か
を判定する。このようなデバイスコードは、JEDEC
(joint Electron Device Engineering Council)で定
められたコードに限らず、いかなるコード体系でもよ
く、該コードのサイズの制限もない。
によってコマンドユーザインタフェース(以下、CUI
と呼ぶ)102に書き込まれるコマンドにより動作モー
ドが決定される。ここで、システム装置110は、IC
メモリ100との動作の互換性の有無を判定するため
に、所定のコマンド、例えばコマンド90hをICメモ
リ100のCUI102に出力することによって、ステ
ータス/IDレジスタ103から製造メーカコード1C
h及びデバイスコードDAhを読み出して得ることがで
きる。システム装置110は、ICメモリ100から読
み出した製造メーカコード1Ch及びデバイスコードD
AhからICメモリ100が動作に互換性があるか否か
を判定する。このようなデバイスコードは、JEDEC
(joint Electron Device Engineering Council)で定
められたコードに限らず、いかなるコード体系でもよ
く、該コードのサイズの制限もない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
製造メーカコード1Ch及びデバイスコードDAhは、
同じアルゴリズムで動作し使用されるコマンドが同じで
あって動作に互換性がある、例えばチップシュリンク品
のICメモリであっても異なるコードにそれぞれ設定さ
れている。このため、システム装置110は、同様のア
ルゴリズムで動作するにもかかわらず異なるICメモリ
として認識する必要があり、例えばまったく同じもので
も製造メーカが異なるだけで製造メーカコード及びデバ
イスコードが異なっていた。このことから、システム装
置110は、多数のデバイスコードに対応していなけれ
ばメモリカード100を使用することができない場合が
あるという問題があった。更に、システム装置110
は、最新のICメモリを使用するためには常に最新の製
造メーカコード及びデバイスコードに対応しておかなけ
ればならないという問題があった。
製造メーカコード1Ch及びデバイスコードDAhは、
同じアルゴリズムで動作し使用されるコマンドが同じで
あって動作に互換性がある、例えばチップシュリンク品
のICメモリであっても異なるコードにそれぞれ設定さ
れている。このため、システム装置110は、同様のア
ルゴリズムで動作するにもかかわらず異なるICメモリ
として認識する必要があり、例えばまったく同じもので
も製造メーカが異なるだけで製造メーカコード及びデバ
イスコードが異なっていた。このことから、システム装
置110は、多数のデバイスコードに対応していなけれ
ばメモリカード100を使用することができない場合が
あるという問題があった。更に、システム装置110
は、最新のICメモリを使用するためには常に最新の製
造メーカコード及びデバイスコードに対応しておかなけ
ればならないという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、システム装置が有する製造メ
ーカコード及びデバイスコードに対して、ICメモリと
の動作の互換性の有無をICメモリ側で判断することが
でき、システム装置側において、動作に互換性のある各
ICメモリごとに製造メーカコード及びデバイスコード
を備える必要がなくなると共に、動作の互換性を確認す
る必要がなく、システム装置における動作の簡略化を行
うことができるICメモリ及びそのICメモリの動作互
換性判定方法を得ることを目的とする。
めになされたものであり、システム装置が有する製造メ
ーカコード及びデバイスコードに対して、ICメモリと
の動作の互換性の有無をICメモリ側で判断することが
でき、システム装置側において、動作に互換性のある各
ICメモリごとに製造メーカコード及びデバイスコード
を備える必要がなくなると共に、動作の互換性を確認す
る必要がなく、システム装置における動作の簡略化を行
うことができるICメモリ及びそのICメモリの動作互
換性判定方法を得ることを目的とする。
【0006】なお、本発明のようにシステム装置との間
で識別コードの情報交換を行うものではないが、ROM
に書き込まれている識別コードと、あらかじめ内蔵され
ている識別コードとをチップ内部で比較し、一致する場
合は規定のコードを出力する半導体装置が特開平57−
6491号公報で開示されている。また、本発明と目的
及び構成が異なるが、誤書き換えを防止する目的で、フ
ラッシュメモリにおいて、外部から入力される書き換え
要求信号内の情報と、あらかじめ内蔵されている固定情
報とを比較し、一致する場合は規定のコードを出力する
フラッシュROMの書換方法及び書換装置が特開平6-
259982号公報で開示されている。
で識別コードの情報交換を行うものではないが、ROM
に書き込まれている識別コードと、あらかじめ内蔵され
ている識別コードとをチップ内部で比較し、一致する場
合は規定のコードを出力する半導体装置が特開平57−
6491号公報で開示されている。また、本発明と目的
及び構成が異なるが、誤書き換えを防止する目的で、フ
ラッシュメモリにおいて、外部から入力される書き換え
要求信号内の情報と、あらかじめ内蔵されている固定情
報とを比較し、一致する場合は規定のコードを出力する
フラッシュROMの書換方法及び書換装置が特開平6-
259982号公報で開示されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るICメモ
リは、システム装置によって制御される、コマンド制御
方式のメモリで構成されたICメモリにおいて、動作に
互換性のある少なくとも1つのICメモリを識別するた
めの識別情報からなる互換性情報を、あらかじめ格納し
た互換性情報格納部と、システム装置から入力されるI
Cメモリの識別情報を格納する識別情報格納部と、該識
別情報格納部に格納された識別情報が互換性情報に含ま
れているか否かを調べて、システム装置との動作の互換
性の有無を判定する互換性判定部と、該互換性判定部で
判定された結果を格納する判定結果格納部とを備え、該
判定結果格納部は、システム装置からの指令に従って、
格納した判定結果をシステム装置に出力するものであ
る。
リは、システム装置によって制御される、コマンド制御
方式のメモリで構成されたICメモリにおいて、動作に
互換性のある少なくとも1つのICメモリを識別するた
めの識別情報からなる互換性情報を、あらかじめ格納し
た互換性情報格納部と、システム装置から入力されるI
Cメモリの識別情報を格納する識別情報格納部と、該識
別情報格納部に格納された識別情報が互換性情報に含ま
れているか否かを調べて、システム装置との動作の互換
性の有無を判定する互換性判定部と、該互換性判定部で
判定された結果を格納する判定結果格納部とを備え、該
判定結果格納部は、システム装置からの指令に従って、
格納した判定結果をシステム装置に出力するものであ
る。
【0008】また、この発明に係るICメモリは、シス
テム装置によって制御され、該システム装置からのデー
タを格納するメモリ部を備えたコマンド制御方式のIC
メモリにおいて、動作に互換性のある少なくとも1つの
ICメモリを識別するための識別情報からなる互換性情
報をあらかじめ格納した互換性情報格納部と、システム
装置から入力されるICメモリの識別情報を格納する識
別情報格納部と、該識別情報格納部に格納された識別情
報が互換性情報に含まれているか否かを調べて、システ
ム装置との動作の互換性の有無を判定する互換性判定部
とを備えるものである。
テム装置によって制御され、該システム装置からのデー
タを格納するメモリ部を備えたコマンド制御方式のIC
メモリにおいて、動作に互換性のある少なくとも1つの
ICメモリを識別するための識別情報からなる互換性情
報をあらかじめ格納した互換性情報格納部と、システム
装置から入力されるICメモリの識別情報を格納する識
別情報格納部と、該識別情報格納部に格納された識別情
報が互換性情報に含まれているか否かを調べて、システ
ム装置との動作の互換性の有無を判定する互換性判定部
とを備えるものである。
【0009】また、この発明に係るICメモリは、請求
項2において、上記互換性判定部は、判定結果に応じて
システム装置に所定の信号を出力するものである。
項2において、上記互換性判定部は、判定結果に応じて
システム装置に所定の信号を出力するものである。
【0010】また、この発明に係るICメモリは、請求
項2において、上記互換性判定部は、互換性なしの判定
を行うと、上記メモリ部の動作を停止させるものであ
る。
項2において、上記互換性判定部は、互換性なしの判定
を行うと、上記メモリ部の動作を停止させるものであ
る。
【0011】また、この発明に係るICメモリは、請求
項2において、上記互換性判定部は、互換性なしの判定
を行うと、上記メモリ部に対してデータ読み出し動作の
みを行わせるものである。
項2において、上記互換性判定部は、互換性なしの判定
を行うと、上記メモリ部に対してデータ読み出し動作の
みを行わせるものである。
【0012】また、この発明に係るICメモリは、請求
項2において、上記互換性情報格納部は、メモリ部内に
設けられ、上記互換性判定部は、メモリ部から互換性情
報を読み出し、該読み出した互換性情報に識別情報格納
部に格納された識別情報が含まれているか否かを調べ、
システム装置との動作の互換性の有無を判定するもので
ある。
項2において、上記互換性情報格納部は、メモリ部内に
設けられ、上記互換性判定部は、メモリ部から互換性情
報を読み出し、該読み出した互換性情報に識別情報格納
部に格納された識別情報が含まれているか否かを調べ、
システム装置との動作の互換性の有無を判定するもので
ある。
【0013】また、この発明に係るICメモリにおける
動作互換性判定方法は、システム装置によって制御さ
れ、該システム装置からのデータを格納するメモリ部を
備えたコマンド制御方式のICメモリにおけるシステム
装置との動作互換性判定方法において、システム装置か
らICメモリの識別情報が入力され、該入力された識別
情報が、あらかじめ設定された、動作に互換性のある少
なくとも1つのICメモリを識別するための識別情報か
らなる互換性情報に含まれているか否かを調べ、該結果
から、システム装置との動作互換性の有無を判定する。
動作互換性判定方法は、システム装置によって制御さ
れ、該システム装置からのデータを格納するメモリ部を
備えたコマンド制御方式のICメモリにおけるシステム
装置との動作互換性判定方法において、システム装置か
らICメモリの識別情報が入力され、該入力された識別
情報が、あらかじめ設定された、動作に互換性のある少
なくとも1つのICメモリを識別するための識別情報か
らなる互換性情報に含まれているか否かを調べ、該結果
から、システム装置との動作互換性の有無を判定する。
【0014】また、この発明に係るICメモリにおける
動作互換性判定方法は、請求項7において、システム装
置からの要求に応じて、判定を行った結果をシステム装
置へ出力する。
動作互換性判定方法は、請求項7において、システム装
置からの要求に応じて、判定を行った結果をシステム装
置へ出力する。
【0015】また、この発明に係るICメモリにおける
動作互換性判定方法は、請求項7において、判定を行っ
た結果に応じて所定の信号をシステム装置へ出力する。
動作互換性判定方法は、請求項7において、判定を行っ
た結果に応じて所定の信号をシステム装置へ出力する。
【0016】また、この発明に係るICメモリにおける
動作互換性判定方法は、請求項7において、システム装
置との動作互換性がないと判定すると、メモリ部の動作
を停止する。
動作互換性判定方法は、請求項7において、システム装
置との動作互換性がないと判定すると、メモリ部の動作
を停止する。
【0017】また、この発明に係るICメモリにおける
動作互換性判定方法は、請求項7において、システム装
置との動作互換性がないと判定すると、メモリ部からの
データ読み出し動作のみを行う。
動作互換性判定方法は、請求項7において、システム装
置との動作互換性がないと判定すると、メモリ部からの
データ読み出し動作のみを行う。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
ICメモリの例を示した概略のブロック図である。な
お、図1では、三菱電機製のM5M29F016という
フラッシュメモリで構成されたICメモリの場合を例に
して示している。
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
ICメモリの例を示した概略のブロック図である。な
お、図1では、三菱電機製のM5M29F016という
フラッシュメモリで構成されたICメモリの場合を例に
して示している。
【0019】図1において、ICメモリ1は、コマンド
制御方式のICメモリであり、外部から入力されるアド
レスデータのデコードを行うXデコーダ2及びYデコー
ダ3からなるアドレスデコーダ4と、ページバッファ5
と、フラッシュメモリセルで構成されたメモリアレイ6
と、Yゲート/センスアンプ7と、マルチプレクサ8
と、ステータス/IDレジスタ9と、コマンドユーザイ
ンタフェース(以下、CUIと呼ぶ)10と、ライトス
テートマシーン(以下、WSMと呼ぶ)11と、入出力
バッファ12とを備えている。更に、ICメモリ1は、
同様のアルゴリズムで動作する、互換性のある各ICメ
モリの製造メーカコード及びデバイスを識別するための
デバイスコードを示すデバイスIDテーブル13が格納
されたテーブル格納部14を備えている。
制御方式のICメモリであり、外部から入力されるアド
レスデータのデコードを行うXデコーダ2及びYデコー
ダ3からなるアドレスデコーダ4と、ページバッファ5
と、フラッシュメモリセルで構成されたメモリアレイ6
と、Yゲート/センスアンプ7と、マルチプレクサ8
と、ステータス/IDレジスタ9と、コマンドユーザイ
ンタフェース(以下、CUIと呼ぶ)10と、ライトス
テートマシーン(以下、WSMと呼ぶ)11と、入出力
バッファ12とを備えている。更に、ICメモリ1は、
同様のアルゴリズムで動作する、互換性のある各ICメ
モリの製造メーカコード及びデバイスを識別するための
デバイスコードを示すデバイスIDテーブル13が格納
されたテーブル格納部14を備えている。
【0020】アドレスデコーダ4は、アドレスバス21
を介してICメモリ1の動作制御を行う外部のシステム
装置15と接続されている。また、入出力バッファ12
は、データバス22を介してシステム装置15と接続さ
れている。更に、CUI10は、制御信号線23を介し
てチップイネーブル信号CE#が、制御信号線24を介
してアウトプットイネーブル信号OE#が、制御信号線
25を介してライトイネーブル信号WE#が、制御信号
線26を介してライトプロテクト信号WP#が、制御信
号線27を介してリセット/パワーダウン信号RP#が
システム装置15よりそれぞれ入力される。
を介してICメモリ1の動作制御を行う外部のシステム
装置15と接続されている。また、入出力バッファ12
は、データバス22を介してシステム装置15と接続さ
れている。更に、CUI10は、制御信号線23を介し
てチップイネーブル信号CE#が、制御信号線24を介
してアウトプットイネーブル信号OE#が、制御信号線
25を介してライトイネーブル信号WE#が、制御信号
線26を介してライトプロテクト信号WP#が、制御信
号線27を介してリセット/パワーダウン信号RP#が
システム装置15よりそれぞれ入力される。
【0021】また、WSM11は、制御信号線28を介
して所定のレディ信号RY又は所定のビジー信号BY#
をシステム装置15に出力する。なお、チップイネーブ
ル信号CE#、アウトプットイネーブル信号OE#、ラ
イトイネーブル信号WE#、ライトプロテクト信号WP
#、リセット/パワーダウン信号RP#及びビジー信号
BY#の符号に付けられた#は、信号レベルの反転を示
すものであり、Lowアクティブであることを示してい
る。
して所定のレディ信号RY又は所定のビジー信号BY#
をシステム装置15に出力する。なお、チップイネーブ
ル信号CE#、アウトプットイネーブル信号OE#、ラ
イトイネーブル信号WE#、ライトプロテクト信号WP
#、リセット/パワーダウン信号RP#及びビジー信号
BY#の符号に付けられた#は、信号レベルの反転を示
すものであり、Lowアクティブであることを示してい
る。
【0022】Xデコーダ2は、メモリアレイ6に接続さ
れ、Yデコーダ3は、Yゲート/センスアンプ7に接続
され、アドレスデコーダ4は、更にステータス/IDレ
ジスタ9に接続されている。メモリアレイ6は、ページ
バッファ5及びYゲート/センスアンプ7に接続され、
Yゲート/センスアンプ7は、マルチプレクサ8を介し
て入出力バッファ12に接続されている。一方、CUI
10は、WSM11に接続され、WSM11は、マルチ
プレクサ8、ステータス/IDレジスタ9、入出力バッ
ファ12及びテーブル格納部14にそれぞれ接続され、
更にマルチプレクサ8はステータス/IDレジスタ9に
接続されている。
れ、Yデコーダ3は、Yゲート/センスアンプ7に接続
され、アドレスデコーダ4は、更にステータス/IDレ
ジスタ9に接続されている。メモリアレイ6は、ページ
バッファ5及びYゲート/センスアンプ7に接続され、
Yゲート/センスアンプ7は、マルチプレクサ8を介し
て入出力バッファ12に接続されている。一方、CUI
10は、WSM11に接続され、WSM11は、マルチ
プレクサ8、ステータス/IDレジスタ9、入出力バッ
ファ12及びテーブル格納部14にそれぞれ接続され、
更にマルチプレクサ8はステータス/IDレジスタ9に
接続されている。
【0023】Xデコーダ2は、アドレスバス21を介し
てシステム装置15から入力されるアドレスデータにお
けるXアドレスのデコードを行い、Yデコーダ3は、ア
ドレスバス21を介してシステム装置15から入力され
るアドレスデータにおけるYアドレスのデコードを行
う。Xデコーダ2でデコードされたデータはメモリアレ
イ6に出力され、Yデコーダ3でデコードされたデータ
はYゲート/センスアンプ7に出力される。
てシステム装置15から入力されるアドレスデータにお
けるXアドレスのデコードを行い、Yデコーダ3は、ア
ドレスバス21を介してシステム装置15から入力され
るアドレスデータにおけるYアドレスのデコードを行
う。Xデコーダ2でデコードされたデータはメモリアレ
イ6に出力され、Yデコーダ3でデコードされたデータ
はYゲート/センスアンプ7に出力される。
【0024】ページバッファ5は、データ書き込み時の
ロードデータを一時保持するバッファメモリであり、Y
ゲート/センスアンプ7は、メモリアレイ6からのデー
タ出力電圧を増幅する。マルチプレクサ8は、Yゲート
/センスアンプ7及びステータス/IDレジスタ9から
のデータを選択し、入出力バッファ12は、データバス
22とマルチプレクサ8との間におけるデータの入出力
制御を行う。なお、ICメモリ1におけるデータ読み出
し、データ書き込み及びデータ消去等、後述する互換性
判定動作以外の動作は公知であるのでその説明を省略す
る。
ロードデータを一時保持するバッファメモリであり、Y
ゲート/センスアンプ7は、メモリアレイ6からのデー
タ出力電圧を増幅する。マルチプレクサ8は、Yゲート
/センスアンプ7及びステータス/IDレジスタ9から
のデータを選択し、入出力バッファ12は、データバス
22とマルチプレクサ8との間におけるデータの入出力
制御を行う。なお、ICメモリ1におけるデータ読み出
し、データ書き込み及びデータ消去等、後述する互換性
判定動作以外の動作は公知であるのでその説明を省略す
る。
【0025】以下、ICメモリ1におけるシステム装置
15との互換性判定動作について説明する。CUI10
は、制御信号線23〜27から入力された各信号が示す
コマンドに応じてWSM11を動作させる。WSM11
は、CUI10からの指令に従って動作を開始し、マル
チプレクサ8、ステータス/IDレジスタ9、入出力バ
ッファ12及びテーブル格納部14の制御を行う。ここ
で、動作の互換性を調べるためにシステム装置15から
CUI10に所定の識別動作を行わせるコマンドが入力
されると、CUI10は、WSM11を動作させて所定
の互換性判定動作を行わせる。
15との互換性判定動作について説明する。CUI10
は、制御信号線23〜27から入力された各信号が示す
コマンドに応じてWSM11を動作させる。WSM11
は、CUI10からの指令に従って動作を開始し、マル
チプレクサ8、ステータス/IDレジスタ9、入出力バ
ッファ12及びテーブル格納部14の制御を行う。ここ
で、動作の互換性を調べるためにシステム装置15から
CUI10に所定の識別動作を行わせるコマンドが入力
されると、CUI10は、WSM11を動作させて所定
の互換性判定動作を行わせる。
【0026】WSM11は、データバス22、入出力バ
ッファ12及びマルチプレクサ8を介して入力された製
造メーカコード及びデバイスコードをステータス/ID
レジスタ9に格納させる。テーブル格納部14は、RO
Mで形成されており、該ROMに格納されたデバイスI
Dテーブル13は、動作に互換性がある各ICメモリの
それぞれの製造メーカコード及びデバイスコードをテー
ブルにしたものである。なお、テーブル格納部14は、
EEPROM又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ
で形成してもよい。
ッファ12及びマルチプレクサ8を介して入力された製
造メーカコード及びデバイスコードをステータス/ID
レジスタ9に格納させる。テーブル格納部14は、RO
Mで形成されており、該ROMに格納されたデバイスI
Dテーブル13は、動作に互換性がある各ICメモリの
それぞれの製造メーカコード及びデバイスコードをテー
ブルにしたものである。なお、テーブル格納部14は、
EEPROM又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ
で形成してもよい。
【0027】WSM11は、システム装置15から入力
されステータス/IDレジスタ9に格納された製造メー
カコード及びデバイスコードがデバイスIDテーブル1
3に含まれているか否かを調べ、含まれている場合には
ステータス/IDレジスタ9に例えば「00h」という
コードをセットし、含まれていない場合にはステータス
/IDレジスタ9に例えば「FFh」というコードをセ
ットする。
されステータス/IDレジスタ9に格納された製造メー
カコード及びデバイスコードがデバイスIDテーブル1
3に含まれているか否かを調べ、含まれている場合には
ステータス/IDレジスタ9に例えば「00h」という
コードをセットし、含まれていない場合にはステータス
/IDレジスタ9に例えば「FFh」というコードをセ
ットする。
【0028】システム装置15は、ステータス/IDレ
ジスタ9にセットされたコードを読み出し、該読み出し
たコードが「00h」の場合、ICメモリ1に対して互
換性のあるICメモリとして通常通り動作させる。ま
た、上記読み出したコードが「FFh」の場合、ICメ
モリ1に対してデータの読み出しのみを行う。これは、
フラッシュメモリで構成されたICメモリは、データの
読み出しを行うコマンドが同じであることから、互換性
のないICメモリであってもデータの読み出しを行うこ
とができるためである。なお、ページバッファ5、メモ
リアレイ6及びYゲート/センスアンプ7はメモリ部を
なし、ステータス/IDレジスタ9は識別情報格納部及
び判定結果格納部をなす。更に、WSM11は互換性判
定部を、テーブル格納部14は互換性情報格納部をな
す。
ジスタ9にセットされたコードを読み出し、該読み出し
たコードが「00h」の場合、ICメモリ1に対して互
換性のあるICメモリとして通常通り動作させる。ま
た、上記読み出したコードが「FFh」の場合、ICメ
モリ1に対してデータの読み出しのみを行う。これは、
フラッシュメモリで構成されたICメモリは、データの
読み出しを行うコマンドが同じであることから、互換性
のないICメモリであってもデータの読み出しを行うこ
とができるためである。なお、ページバッファ5、メモ
リアレイ6及びYゲート/センスアンプ7はメモリ部を
なし、ステータス/IDレジスタ9は識別情報格納部及
び判定結果格納部をなす。更に、WSM11は互換性判
定部を、テーブル格納部14は互換性情報格納部をな
す。
【0029】図2は、図1で示したICメモリ1におけ
る、システム装置15に対する互換性を判定する動作の
例を示したフローチャートである。図2を用いて、IC
メモリ1における、システム装置15に対する動作の互
換性の有無を判定する動作についてもう少し詳細に説明
する。図2において、ステップS1でCUI10は、動
作の互換性を調べるために所定の識別動作を行わせるコ
マンド、例えばコマンド99hが制御信号線23〜27
を介してシステム装置15より入力される。
る、システム装置15に対する互換性を判定する動作の
例を示したフローチャートである。図2を用いて、IC
メモリ1における、システム装置15に対する動作の互
換性の有無を判定する動作についてもう少し詳細に説明
する。図2において、ステップS1でCUI10は、動
作の互換性を調べるために所定の識別動作を行わせるコ
マンド、例えばコマンド99hが制御信号線23〜27
を介してシステム装置15より入力される。
【0030】次に、ステップS2で、CUI10は、W
SM11を動作させ、コマンド99hに従ってWSM1
1に所定の互換性判定動作を行うように指令する。ステ
ップS3で、ICメモリ1は、アドレスバス21を介し
てアドレス000000hが、データバス22を介して
製造メーカコード1Chがシステム装置15より入力さ
れる。WSM11は、データバス22から入力された製
造メーカコード1Chがステータス/IDレジスタ9に
入力されるようにマルチプレクサ8及び入出力バッファ
12を制御し、ステータス/IDレジスタ9は、WSM
11の指示に従って入力された製造メーカコード1Ch
を格納する。
SM11を動作させ、コマンド99hに従ってWSM1
1に所定の互換性判定動作を行うように指令する。ステ
ップS3で、ICメモリ1は、アドレスバス21を介し
てアドレス000000hが、データバス22を介して
製造メーカコード1Chがシステム装置15より入力さ
れる。WSM11は、データバス22から入力された製
造メーカコード1Chがステータス/IDレジスタ9に
入力されるようにマルチプレクサ8及び入出力バッファ
12を制御し、ステータス/IDレジスタ9は、WSM
11の指示に従って入力された製造メーカコード1Ch
を格納する。
【0031】次に、ステップS4で、ICメモリ1は、
アドレスバス21を介してアドレス000001hが、
データバス22を介してデバイスコードDAhがシステ
ム装置15より入力される。WSM11は、データバス
22から入力されたデバイスコードDAhがステータス
/IDレジスタ9に入力されるようにマルチプレクサ8
及び入出力バッファ12を制御し、ステータス/IDレ
ジスタ9は、WSM11の指示に従って入力されたデバ
イスコードDAhを格納する。
アドレスバス21を介してアドレス000001hが、
データバス22を介してデバイスコードDAhがシステ
ム装置15より入力される。WSM11は、データバス
22から入力されたデバイスコードDAhがステータス
/IDレジスタ9に入力されるようにマルチプレクサ8
及び入出力バッファ12を制御し、ステータス/IDレ
ジスタ9は、WSM11の指示に従って入力されたデバ
イスコードDAhを格納する。
【0032】次に、ステップS5で、WSM11は、ス
テータス/IDレジスタ9に格納された製造メーカコー
ド1Ch及びデバイスコードDAhがテーブル格納部1
4に格納されたデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べ、含まれている場合(YES)、ステッ
プS6に進む。ステップS6で、WSM11は、互換性
があることを示す、例えばコード00hをステータス/
IDレジスタ9に書き込んでセットして、ステップS7
に進む。
テータス/IDレジスタ9に格納された製造メーカコー
ド1Ch及びデバイスコードDAhがテーブル格納部1
4に格納されたデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べ、含まれている場合(YES)、ステッ
プS6に進む。ステップS6で、WSM11は、互換性
があることを示す、例えばコード00hをステータス/
IDレジスタ9に書き込んでセットして、ステップS7
に進む。
【0033】ステップS7において、ICメモリ1は、
システム装置15からデバイスコードDAhが入力され
てから所定の時間が経過した後、アドレスバス21を介
してステータス/IDレジスタ9を示すアドレス000
002hがシステム装置15より入力され、WSM11
は、ステータス/IDレジスタ9にセットされているコ
ードをマルチプレクサ8及び入出力バッファ12を介し
てデータバス22に出力させる。次に、ステップS8
で、システム装置15は、ICメモリ1が動作に互換性
があることを認識し、ICメモリ1に対して互換性のあ
るICメモリとして通常通り動作させて本フローは終了
する。
システム装置15からデバイスコードDAhが入力され
てから所定の時間が経過した後、アドレスバス21を介
してステータス/IDレジスタ9を示すアドレス000
002hがシステム装置15より入力され、WSM11
は、ステータス/IDレジスタ9にセットされているコ
ードをマルチプレクサ8及び入出力バッファ12を介し
てデータバス22に出力させる。次に、ステップS8
で、システム装置15は、ICメモリ1が動作に互換性
があることを認識し、ICメモリ1に対して互換性のあ
るICメモリとして通常通り動作させて本フローは終了
する。
【0034】また、ステップS5において、製造メーカ
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、ステップ
S9に進み、ステップS9で、WSM11は、ステータ
ス/IDレジスタ9に互換性がないことを示す、例えば
コードFFhを書き込んでセットする。次に、ステップ
S10で、ICメモリ1は、システム装置15からデバ
イスコードDAhが入力されてから所定の時間が経過し
た後、アドレスバス21を介してステータス/IDレジ
スタ9を示すアドレス000002hがシステム装置1
5より入力され、WSM11は、ステータス/IDレジ
スタ9にセットされているコードをマルチプレクサ8及
び入出力バッファ12を介してデータバス22に出力さ
せる。次に、ステップS11で、システム装置15は、
ICメモリ1が動作に互換性がないことを認識し、IC
メモリ1をデータの読み出しのみに使用して本フローは
終了する。
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、ステップ
S9に進み、ステップS9で、WSM11は、ステータ
ス/IDレジスタ9に互換性がないことを示す、例えば
コードFFhを書き込んでセットする。次に、ステップ
S10で、ICメモリ1は、システム装置15からデバ
イスコードDAhが入力されてから所定の時間が経過し
た後、アドレスバス21を介してステータス/IDレジ
スタ9を示すアドレス000002hがシステム装置1
5より入力され、WSM11は、ステータス/IDレジ
スタ9にセットされているコードをマルチプレクサ8及
び入出力バッファ12を介してデータバス22に出力さ
せる。次に、ステップS11で、システム装置15は、
ICメモリ1が動作に互換性がないことを認識し、IC
メモリ1をデータの読み出しのみに使用して本フローは
終了する。
【0035】図2では、システム装置15は、アドレス
バス21を介してステータス/IDレジスタ9を示すア
ドレス000002hをICメモリ1に出力してステー
タス/IDレジスタ9にセットされたコードを読み出し
たが、ステータス/IDレジスタ9にセットされたコー
ドの読み出しを指令する所定のコマンドをICメモリ1
に出力して、ステータス/IDレジスタ9にセットされ
たコードを読み出すようにしてもよく、このようにした
場合における、ICメモリ1のシステム装置15に対す
る動作の互換性の有無を判定する動作例を図3のフロー
チャートを用いて説明する。
バス21を介してステータス/IDレジスタ9を示すア
ドレス000002hをICメモリ1に出力してステー
タス/IDレジスタ9にセットされたコードを読み出し
たが、ステータス/IDレジスタ9にセットされたコー
ドの読み出しを指令する所定のコマンドをICメモリ1
に出力して、ステータス/IDレジスタ9にセットされ
たコードを読み出すようにしてもよく、このようにした
場合における、ICメモリ1のシステム装置15に対す
る動作の互換性の有無を判定する動作例を図3のフロー
チャートを用いて説明する。
【0036】図3は、図1で示したICメモリ1におけ
る、システム装置15に対する互換性を判定する他の動
作例を示したフローチャートである。なお、図3では、
図2と同様の処理を行うフローは同じ符号で示してお
り、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点
のみ説明する。図3において、ステップS21でCUI
10は、動作の互換性を調べるために所定の識別動作を
行わせるコマンド、例えばコマンド98hが制御信号線
23〜27を介してシステム装置15より入力される。
る、システム装置15に対する互換性を判定する他の動
作例を示したフローチャートである。なお、図3では、
図2と同様の処理を行うフローは同じ符号で示してお
り、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点
のみ説明する。図3において、ステップS21でCUI
10は、動作の互換性を調べるために所定の識別動作を
行わせるコマンド、例えばコマンド98hが制御信号線
23〜27を介してシステム装置15より入力される。
【0037】次に、ステップS22で、CUI10は、
WSM11を動作させ、コマンド98hに従ってWSM
11に所定の互換性判定動作を行うように指令した後、
図2のステップS3及びステップS4の処理を行う。そ
の後、ステップS23で、WSM11は、ステータス/
IDレジスタ9に互換性の判定結果をセットしていない
ことを示すコードAAhをセットする。次に、ステップ
S24で、CUI10は、ステータス/IDレジスタ9
にセットされているコードの読み出しを指令するコマン
ド、例えばコマンド70hが制御信号線23〜27を介
してシステム装置15より入力される。
WSM11を動作させ、コマンド98hに従ってWSM
11に所定の互換性判定動作を行うように指令した後、
図2のステップS3及びステップS4の処理を行う。そ
の後、ステップS23で、WSM11は、ステータス/
IDレジスタ9に互換性の判定結果をセットしていない
ことを示すコードAAhをセットする。次に、ステップ
S24で、CUI10は、ステータス/IDレジスタ9
にセットされているコードの読み出しを指令するコマン
ド、例えばコマンド70hが制御信号線23〜27を介
してシステム装置15より入力される。
【0038】次に、ステップS25で、CUI10は、
入力されたコマンド70hに従って、WSM11に対し
てステータス/IDレジスタ9にセットされているコー
ドをマルチプレクサ8及び入出力バッファ12を介して
データバス22に出力させる。なお、システム装置15
は、ステータス/IDレジスタ9に判定結果がセットさ
れるまでコマンド70hを出力してステータス/IDレ
ジスタ9にセットされているコードの読み出しを行う。
入力されたコマンド70hに従って、WSM11に対し
てステータス/IDレジスタ9にセットされているコー
ドをマルチプレクサ8及び入出力バッファ12を介して
データバス22に出力させる。なお、システム装置15
は、ステータス/IDレジスタ9に判定結果がセットさ
れるまでコマンド70hを出力してステータス/IDレ
ジスタ9にセットされているコードの読み出しを行う。
【0039】次に、図2のステップS5の処理を行い、
ステップS5で、ステータス/IDレジスタ9に格納さ
れた製造メーカコード1Ch及びデバイスコードDAh
がデバイスIDテーブル13に含まれている場合(YE
S)、図2のステップS6の処理を行った後、ステップ
S26で、CUI10は、コマンド70hがシステム装
置15から入力されて、WSM11に対してステータス
/IDレジスタ9にセットされているコードをマルチプ
レクサ8及び入出力バッファ12を介してデータバス2
2に出力させる。その後、図2のステップS8の処理を
行って本フローは終了する。
ステップS5で、ステータス/IDレジスタ9に格納さ
れた製造メーカコード1Ch及びデバイスコードDAh
がデバイスIDテーブル13に含まれている場合(YE
S)、図2のステップS6の処理を行った後、ステップ
S26で、CUI10は、コマンド70hがシステム装
置15から入力されて、WSM11に対してステータス
/IDレジスタ9にセットされているコードをマルチプ
レクサ8及び入出力バッファ12を介してデータバス2
2に出力させる。その後、図2のステップS8の処理を
行って本フローは終了する。
【0040】また、ステップS5において、製造メーカ
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、図2のス
テップS9の処理を行った後、ステップS27で、CU
I10は、システム装置15からコマンド70hが入力
され、WSM11に対してステータス/IDレジスタ9
にセットされているコードをマルチプレクサ8及び入出
力バッファ12を介してデータバス22に出力させる。
その後、図2のステップS11の処理を行って本フロー
は終了する。
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、図2のス
テップS9の処理を行った後、ステップS27で、CU
I10は、システム装置15からコマンド70hが入力
され、WSM11に対してステータス/IDレジスタ9
にセットされているコードをマルチプレクサ8及び入出
力バッファ12を介してデータバス22に出力させる。
その後、図2のステップS11の処理を行って本フロー
は終了する。
【0041】このように、本実施の形態1におけるIC
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードをデバイスIDテー
ブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。このこ
とから、システム装置側に多数の製造メーカコード及び
デバイスコードを備える必要がなく、システム装置側で
動作の互換性を判定する必要がなくなるため、システム
装置における動作の簡略化を行うことができる。
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードをデバイスIDテー
ブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。このこ
とから、システム装置側に多数の製造メーカコード及び
デバイスコードを備える必要がなく、システム装置側で
動作の互換性を判定する必要がなくなるため、システム
装置における動作の簡略化を行うことができる。
【0042】実施の形態2.実施の形態1では、WSM
11で行われた互換性の判定の結果をステータス/ID
レジスタ9に格納し、システム装置15がステータス/
IDレジスタ9に格納された判定結果を読み出すように
したが、判定結果を所定の信号にしてシステム装置に出
力するようにしてもよく、このようにしたものを本発明
の実施の形態2とする。なお、本発明の実施の形態2に
おけるICメモリの例を示した概略のブロック図は、図
1のWSM11をWSM31とし、これに伴って図1の
ICメモリ1をICメモリ30にする以外は図1と同じ
であるので省略し、図1を参照しながら図1のICメモ
リ1をICメモリ30に、図1のWSM11をWSM3
1に置き換え、図1との相違点のみ説明する。
11で行われた互換性の判定の結果をステータス/ID
レジスタ9に格納し、システム装置15がステータス/
IDレジスタ9に格納された判定結果を読み出すように
したが、判定結果を所定の信号にしてシステム装置に出
力するようにしてもよく、このようにしたものを本発明
の実施の形態2とする。なお、本発明の実施の形態2に
おけるICメモリの例を示した概略のブロック図は、図
1のWSM11をWSM31とし、これに伴って図1の
ICメモリ1をICメモリ30にする以外は図1と同じ
であるので省略し、図1を参照しながら図1のICメモ
リ1をICメモリ30に、図1のWSM11をWSM3
1に置き換え、図1との相違点のみ説明する。
【0043】WSM31は、システム装置15からステ
ータス/IDレジスタ9に格納された製造メーカコード
及びデバイスコードがデバイスIDテーブル13に存在
すると、所定のレディ信号RYを生成し制御信号線28
を介してシステム装置15に出力する。また、WSM3
1は、システム装置15からステータス/IDレジスタ
9に格納された製造メーカコード及びデバイスコードが
デバイスIDテーブル13に存在しなかった場合、所定
のビジー信号BY#を生成し制御信号線28を介してシ
ステム装置15に出力する。システム装置15は、WS
M31からレディ信号RYが入力されると、ICメモリ
30に対してデータの読み出し、書き込み及び消去等を
行い互換性のあるICメモリとして動作させる。
ータス/IDレジスタ9に格納された製造メーカコード
及びデバイスコードがデバイスIDテーブル13に存在
すると、所定のレディ信号RYを生成し制御信号線28
を介してシステム装置15に出力する。また、WSM3
1は、システム装置15からステータス/IDレジスタ
9に格納された製造メーカコード及びデバイスコードが
デバイスIDテーブル13に存在しなかった場合、所定
のビジー信号BY#を生成し制御信号線28を介してシ
ステム装置15に出力する。システム装置15は、WS
M31からレディ信号RYが入力されると、ICメモリ
30に対してデータの読み出し、書き込み及び消去等を
行い互換性のあるICメモリとして動作させる。
【0044】一方、システム装置15は、WSM31か
らビジー信号BY#が所定の時間連続して入力される
と、ICメモリ30への電源供給を遮断して、ICメモ
リ30の動作を停止させる。その後、システム装置15
は、再びICメモリ30への電源供給を開始してICメ
モリ30をリセットし、ICメモリ30をデータの読み
出しのみに使用する。なお、WSM31は互換性判定部
をなす。
らビジー信号BY#が所定の時間連続して入力される
と、ICメモリ30への電源供給を遮断して、ICメモ
リ30の動作を停止させる。その後、システム装置15
は、再びICメモリ30への電源供給を開始してICメ
モリ30をリセットし、ICメモリ30をデータの読み
出しのみに使用する。なお、WSM31は互換性判定部
をなす。
【0045】図4は、ICメモリ30における、システ
ム装置15に対する互換性を判定する動作の例を示した
フローチャートである。なお、図4では、ICメモリ1
をICメモリ30に、WSM11をWSM31に置き換
える以外図2と同様の処理を行うフローを同じ符号で示
しており、ここではその説明を省略すると共に図2との
相違点のみ説明する。図4において、ステップS31で
CUI10は、動作の互換性を調べるために所定の識別
動作を行わせるコマンド、例えばコマンド97hが制御
信号線23〜27を介してシステム装置15より入力さ
れる。
ム装置15に対する互換性を判定する動作の例を示した
フローチャートである。なお、図4では、ICメモリ1
をICメモリ30に、WSM11をWSM31に置き換
える以外図2と同様の処理を行うフローを同じ符号で示
しており、ここではその説明を省略すると共に図2との
相違点のみ説明する。図4において、ステップS31で
CUI10は、動作の互換性を調べるために所定の識別
動作を行わせるコマンド、例えばコマンド97hが制御
信号線23〜27を介してシステム装置15より入力さ
れる。
【0046】次に、ステップS32で、CUI10は、
WSM31を動作させ、コマンド97hに従ってWSM
31に所定の互換性判定動作を行うように指令する。次
に、図2のステップS3からステップS5の処理を行
い、ステップS5で、ステータス/IDレジスタ9に格
納された製造メーカコード1Ch及びデバイスコードD
AhがデバイスIDテーブル13に含まれている場合
(YES)、ステップS33に進む。ステップS33
で、WSM31は、所定のレディ信号RYを生成して制
御信号線28を介してシステム装置15に出力し、図2
のステップS8の処理を行って本フローは終了する。
WSM31を動作させ、コマンド97hに従ってWSM
31に所定の互換性判定動作を行うように指令する。次
に、図2のステップS3からステップS5の処理を行
い、ステップS5で、ステータス/IDレジスタ9に格
納された製造メーカコード1Ch及びデバイスコードD
AhがデバイスIDテーブル13に含まれている場合
(YES)、ステップS33に進む。ステップS33
で、WSM31は、所定のレディ信号RYを生成して制
御信号線28を介してシステム装置15に出力し、図2
のステップS8の処理を行って本フローは終了する。
【0047】また、ステップS5において、製造メーカ
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、ステップ
S34で、WSM31は、所定のビジー信号BY#を生
成して制御信号線28を介してシステム装置15に出力
する。システム装置15は、WSM31からビジー信号
BY#が所定の時間連続して入力されると、ICメモリ
30への電源供給を遮断して、ICメモリ30の動作を
停止させる。その後、ステップS35で、システム装置
15は、再びICメモリ30への電源供給を開始してI
Cメモリ30をリセットし、ICメモリ30をデータの
読み出しのみに使用して本フローは終了する。
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、ステップ
S34で、WSM31は、所定のビジー信号BY#を生
成して制御信号線28を介してシステム装置15に出力
する。システム装置15は、WSM31からビジー信号
BY#が所定の時間連続して入力されると、ICメモリ
30への電源供給を遮断して、ICメモリ30の動作を
停止させる。その後、ステップS35で、システム装置
15は、再びICメモリ30への電源供給を開始してI
Cメモリ30をリセットし、ICメモリ30をデータの
読み出しのみに使用して本フローは終了する。
【0048】このように、本実施の形態2におけるIC
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードをデバイスIDテー
ブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。更に、
動作の互換性の判定結果をICメモリからシステム装置
へ所定の信号で知らせるようにした。このことから、シ
ステム装置側に多数の製造メーカコード及びデバイスコ
ードを備える必要がなく、システム装置側で動作の互換
性を判定する必要がなくなると共に、システム装置から
ICメモリに対して互換性の判定結果を得るための動作
を行う必要がないため、システム装置における動作の一
層の簡略化を行うことができる。
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードをデバイスIDテー
ブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。更に、
動作の互換性の判定結果をICメモリからシステム装置
へ所定の信号で知らせるようにした。このことから、シ
ステム装置側に多数の製造メーカコード及びデバイスコ
ードを備える必要がなく、システム装置側で動作の互換
性を判定する必要がなくなると共に、システム装置から
ICメモリに対して互換性の判定結果を得るための動作
を行う必要がないため、システム装置における動作の一
層の簡略化を行うことができる。
【0049】実施の形態3.実施の形態1及び実施の形
態2では、システム装置と動作の互換性がない場合、シ
ステム装置はICメモリをデータ読み出しのみに使用す
るようにしたが、システム装置と動作の互換性がない場
合、ICメモリは動作しないようにしてもよく、このよ
うにしたものを本発明の実施の形態3とする。なお、本
発明の実施の形態3におけるICメモリの例を示した概
略のブロック図は、図1のWSM11をWSM41と
し、これに伴って図1のICメモリ1をICメモリ40
にする以外は図1と同じであるので省略し、図1を参照
しながら図1のICメモリ1をICメモリ40に、図1
のWSM11をWSM41に置き換え、図1との相違点
のみ説明する。
態2では、システム装置と動作の互換性がない場合、シ
ステム装置はICメモリをデータ読み出しのみに使用す
るようにしたが、システム装置と動作の互換性がない場
合、ICメモリは動作しないようにしてもよく、このよ
うにしたものを本発明の実施の形態3とする。なお、本
発明の実施の形態3におけるICメモリの例を示した概
略のブロック図は、図1のWSM11をWSM41と
し、これに伴って図1のICメモリ1をICメモリ40
にする以外は図1と同じであるので省略し、図1を参照
しながら図1のICメモリ1をICメモリ40に、図1
のWSM11をWSM41に置き換え、図1との相違点
のみ説明する。
【0050】WSM41は、システム装置15からステ
ータス/IDレジスタ9に格納された製造メーカコード
及びデバイスコードがデバイスIDテーブル13に存在
しない場合、CUI10に対して、システム装置15か
ら入力されるチップイネーブル信号CE#に関係なくデ
ィスエーブル状態となって動作を停止するように設定す
る。このため、ICメモリ40は、ディスエーブル状態
となって動作しなくなる。また、WSM41は、システ
ム装置15からステータス/IDレジスタ9に格納され
た製造メーカコード及びデバイスコードがデバイスID
テーブル13に存在すると、CUI10を常にディスエ
ーブル状態にする設定を行わず、CUI10は、通常通
りの動作を行う。
ータス/IDレジスタ9に格納された製造メーカコード
及びデバイスコードがデバイスIDテーブル13に存在
しない場合、CUI10に対して、システム装置15か
ら入力されるチップイネーブル信号CE#に関係なくデ
ィスエーブル状態となって動作を停止するように設定す
る。このため、ICメモリ40は、ディスエーブル状態
となって動作しなくなる。また、WSM41は、システ
ム装置15からステータス/IDレジスタ9に格納され
た製造メーカコード及びデバイスコードがデバイスID
テーブル13に存在すると、CUI10を常にディスエ
ーブル状態にする設定を行わず、CUI10は、通常通
りの動作を行う。
【0051】システム装置15は、ICメモリ40に対
してデータの読み出し又はデータの書き込み動作を行っ
てICメモリ40が正常に動作するか否かを確認する。
ICメモリ40が正常に動作する場合、システム装置1
5は、ICメモリ40に互換性があると判断し、ICメ
モリ40に対して引き続きデータの読み出し、書き込み
及び消去等を行い互換性のあるICメモリとして動作さ
せる。ICメモリ40が正常に動作しない場合、システ
ム装置15は、ICメモリ40に互換性がないと判断
し、ICメモリ40の使用を中止する。なお、WSM4
1は互換性判定部をなす。
してデータの読み出し又はデータの書き込み動作を行っ
てICメモリ40が正常に動作するか否かを確認する。
ICメモリ40が正常に動作する場合、システム装置1
5は、ICメモリ40に互換性があると判断し、ICメ
モリ40に対して引き続きデータの読み出し、書き込み
及び消去等を行い互換性のあるICメモリとして動作さ
せる。ICメモリ40が正常に動作しない場合、システ
ム装置15は、ICメモリ40に互換性がないと判断
し、ICメモリ40の使用を中止する。なお、WSM4
1は互換性判定部をなす。
【0052】図5は、ICメモリ40における、システ
ム装置15に対する互換性を判定する動作の例を示した
フローチャートである。なお、図5では、ICメモリ1
をICメモリ40に、WSM11をWSM41に置き換
える以外図2と同様の処理を行うフローを同じ符号で示
しており、ここではその説明を省略すると共に図2との
相違点のみ説明する。図5において、ステップS41で
CUI10は、動作の互換性を調べるために所定の識別
動作を行わせるコマンド、例えばコマンド96hが制御
信号線23〜27を介してシステム装置15より入力さ
れる。
ム装置15に対する互換性を判定する動作の例を示した
フローチャートである。なお、図5では、ICメモリ1
をICメモリ40に、WSM11をWSM41に置き換
える以外図2と同様の処理を行うフローを同じ符号で示
しており、ここではその説明を省略すると共に図2との
相違点のみ説明する。図5において、ステップS41で
CUI10は、動作の互換性を調べるために所定の識別
動作を行わせるコマンド、例えばコマンド96hが制御
信号線23〜27を介してシステム装置15より入力さ
れる。
【0053】次に、ステップS42で、CUI10は、
WSM41を動作させ、コマンド96hに従ってWSM
41に所定の互換性判定動作を行うように指令する。次
に、図2のステップS3からステップS5の処理を行
い、ステップS5で、ステータス/IDレジスタ9に格
納された製造メーカコード1Ch及びデバイスコードD
AhがデバイスIDテーブル13に含まれている場合
(YES)、ステップS43に進む。ステップS43
で、WSM41は、CUI10をディスエーブル状態に
する所定の信号を出力せず、システム装置15は、デバ
イスコードDAhを出力してから所定の時間が経過した
後、ICメモリ40が正常に動作することを確認し互換
性のあるICメモリとしてICメモリ40を引き続き動
作させて本フローは終了する。
WSM41を動作させ、コマンド96hに従ってWSM
41に所定の互換性判定動作を行うように指令する。次
に、図2のステップS3からステップS5の処理を行
い、ステップS5で、ステータス/IDレジスタ9に格
納された製造メーカコード1Ch及びデバイスコードD
AhがデバイスIDテーブル13に含まれている場合
(YES)、ステップS43に進む。ステップS43
で、WSM41は、CUI10をディスエーブル状態に
する所定の信号を出力せず、システム装置15は、デバ
イスコードDAhを出力してから所定の時間が経過した
後、ICメモリ40が正常に動作することを確認し互換
性のあるICメモリとしてICメモリ40を引き続き動
作させて本フローは終了する。
【0054】また、ステップS5において、製造メーカ
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、ステップ
S44に進む。ステップS44で、WSM41は、CU
I10をディスエーブル状態にする所定の信号をCUI
10に出力する。その後、ステップS45で、システム
装置15は、デバイスコードDAhを出力してから所定
の時間が経過した後、ICメモリ40に対してデータの
読み出し又はデータの書き込み動作を行ってICメモリ
40が正常に動作しないことを確認し、ICメモリ40
に互換性がないと判断し、ICメモリ40の使用を中止
して本フローは終了する。
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、ステップ
S44に進む。ステップS44で、WSM41は、CU
I10をディスエーブル状態にする所定の信号をCUI
10に出力する。その後、ステップS45で、システム
装置15は、デバイスコードDAhを出力してから所定
の時間が経過した後、ICメモリ40に対してデータの
読み出し又はデータの書き込み動作を行ってICメモリ
40が正常に動作しないことを確認し、ICメモリ40
に互換性がないと判断し、ICメモリ40の使用を中止
して本フローは終了する。
【0055】このように、本実施の形態3におけるIC
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードをデバイスIDテー
ブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。更に、
動作の互換性の判定結果に応じてCUI10をディスエ
ーブル状態にしICメモリ40が動作しないようにし
た。このことから、システム装置側に多数の製造メーカ
コード及びデバイスコードを備える必要がなく、システ
ム装置側で動作の互換性を判定する必要がなくなると共
に、システム装置は互換性の判定結果を得るために特別
な動作を行う必要がないため、システム装置における動
作の一層の簡略化を行うことができる。
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードをデバイスIDテー
ブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。更に、
動作の互換性の判定結果に応じてCUI10をディスエ
ーブル状態にしICメモリ40が動作しないようにし
た。このことから、システム装置側に多数の製造メーカ
コード及びデバイスコードを備える必要がなく、システ
ム装置側で動作の互換性を判定する必要がなくなると共
に、システム装置は互換性の判定結果を得るために特別
な動作を行う必要がないため、システム装置における動
作の一層の簡略化を行うことができる。
【0056】実施の形態4.実施の形態3では、ICメ
モリ40に動作の互換性がない場合は、CUI10をデ
ィスエーブル状態にしてICメモリ40が動作しないよ
うにしたが、システム装置15と動作の互換性がない場
合、メモリアレイ6へのデータ書き込みを禁止にするよ
うにしてもよく、このようにしたものを本発明の実施の
形態4とする。なお、本発明の実施の形態4におけるI
Cメモリの例を示した概略のブロック図は、図1のWS
M11をWSM51とし、これに伴って図1のICメモ
リ1をICメモリ50にする以外は図1と同じであるの
で省略し、図1を参照しながら図1のICメモリ1をI
Cメモリ50に、図1のWSM11をWSM51に置き
換え、図1との相違点のみ説明する。
モリ40に動作の互換性がない場合は、CUI10をデ
ィスエーブル状態にしてICメモリ40が動作しないよ
うにしたが、システム装置15と動作の互換性がない場
合、メモリアレイ6へのデータ書き込みを禁止にするよ
うにしてもよく、このようにしたものを本発明の実施の
形態4とする。なお、本発明の実施の形態4におけるI
Cメモリの例を示した概略のブロック図は、図1のWS
M11をWSM51とし、これに伴って図1のICメモ
リ1をICメモリ50にする以外は図1と同じであるの
で省略し、図1を参照しながら図1のICメモリ1をI
Cメモリ50に、図1のWSM11をWSM51に置き
換え、図1との相違点のみ説明する。
【0057】WSM51は、システム装置15からステ
ータス/IDレジスタ9に格納された製造メーカコード
及びデバイスコードがデバイスIDテーブル13に存在
しない場合、CUI10に対して、システム装置15か
ら入力されるライトイネーブル信号WE#に関係なくデ
ータ読み出し動作のみを行うように設定する。このた
め、ICメモリ50は、常にデータ書き込み動作が禁止
された状態となる。また、WSM51は、システム装置
15からステータス/IDレジスタ9に格納された製造
メーカコード及びデバイスコードがデバイスIDテーブ
ル13に存在すると、CUI10を常に読み出し動作の
みを行う状態にする設定を行わず、CUI10は、通常
通りの動作を行う。
ータス/IDレジスタ9に格納された製造メーカコード
及びデバイスコードがデバイスIDテーブル13に存在
しない場合、CUI10に対して、システム装置15か
ら入力されるライトイネーブル信号WE#に関係なくデ
ータ読み出し動作のみを行うように設定する。このた
め、ICメモリ50は、常にデータ書き込み動作が禁止
された状態となる。また、WSM51は、システム装置
15からステータス/IDレジスタ9に格納された製造
メーカコード及びデバイスコードがデバイスIDテーブ
ル13に存在すると、CUI10を常に読み出し動作の
みを行う状態にする設定を行わず、CUI10は、通常
通りの動作を行う。
【0058】システム装置15は、ICメモリ50に対
してデータの書き込み動作を行ってICメモリ50が正
常に動作するか否かを確認する。ICメモリ50が正常
に動作する場合、システム装置15は、ICメモリ50
に互換性があると判断し、ICメモリ50に対して引き
続きデータの読み出し、書き込み及び消去等を行い互換
性のあるICメモリとして動作させる。ICメモリ50
が正常に動作しない場合、システム装置15は、ICメ
モリ50に互換性がないと判断し、ICメモリ50をデ
ータ読み出しのみに使用する。なお、WSM51は互換
性判定部をなす。
してデータの書き込み動作を行ってICメモリ50が正
常に動作するか否かを確認する。ICメモリ50が正常
に動作する場合、システム装置15は、ICメモリ50
に互換性があると判断し、ICメモリ50に対して引き
続きデータの読み出し、書き込み及び消去等を行い互換
性のあるICメモリとして動作させる。ICメモリ50
が正常に動作しない場合、システム装置15は、ICメ
モリ50に互換性がないと判断し、ICメモリ50をデ
ータ読み出しのみに使用する。なお、WSM51は互換
性判定部をなす。
【0059】図6は、ICメモリ50における、システ
ム装置15に対する互換性を判定する動作の例を示した
フローチャートである。なお、図6では、ICメモリ1
をICメモリ50に、WSM11をWSM51に置き換
える以外図2と同様の処理を行うフローを同じ符号で示
しており、ここではその説明を省略すると共に図2との
相違点のみ説明する。図6において、ステップS51で
CUI10は、動作の互換性を調べるために所定の識別
動作を行わせるコマンド、例えばコマンド95hが制御
信号線23〜27を介してシステム装置15より入力さ
れる。
ム装置15に対する互換性を判定する動作の例を示した
フローチャートである。なお、図6では、ICメモリ1
をICメモリ50に、WSM11をWSM51に置き換
える以外図2と同様の処理を行うフローを同じ符号で示
しており、ここではその説明を省略すると共に図2との
相違点のみ説明する。図6において、ステップS51で
CUI10は、動作の互換性を調べるために所定の識別
動作を行わせるコマンド、例えばコマンド95hが制御
信号線23〜27を介してシステム装置15より入力さ
れる。
【0060】次に、ステップS52で、CUI10は、
WSM51を動作させ、コマンド95hに従ってWSM
51に所定の互換性判定動作を行うように指令する。次
に、図2のステップS3からステップS5の処理を行
い、ステップS5で、ステータス/IDレジスタ9に格
納された製造メーカコード1Ch及びデバイスコードD
AhがデバイスIDテーブル13に含まれている場合
(YES)、ステップS53に進む。ステップS53
で、WSM51は、CUI10に対してデータ読み出し
動作のみを行うようにする所定の信号を出力せず、シス
テム装置15は、デバイスコードDAhを出力してから
所定の時間が経過した後、ICメモリ50が正常に動作
することを確認し互換性のあるICメモリとしてICメ
モリ50を引き続き動作させて本フローは終了する。
WSM51を動作させ、コマンド95hに従ってWSM
51に所定の互換性判定動作を行うように指令する。次
に、図2のステップS3からステップS5の処理を行
い、ステップS5で、ステータス/IDレジスタ9に格
納された製造メーカコード1Ch及びデバイスコードD
AhがデバイスIDテーブル13に含まれている場合
(YES)、ステップS53に進む。ステップS53
で、WSM51は、CUI10に対してデータ読み出し
動作のみを行うようにする所定の信号を出力せず、シス
テム装置15は、デバイスコードDAhを出力してから
所定の時間が経過した後、ICメモリ50が正常に動作
することを確認し互換性のあるICメモリとしてICメ
モリ50を引き続き動作させて本フローは終了する。
【0061】また、ステップS5において、製造メーカ
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、ステップ
S54で、WSM51は、CUI10をデータ読み出し
動作のみを行うようにする所定の信号をCUI10に出
力する。その後、ステップS55で、システム装置15
は、デバイスコードDAhを出力してから所定の時間が
経過した後、ICメモリ50に対してデータの書き込み
動作を行ってICメモリ50が正常に動作しないことを
確認し、ICメモリ50に互換性がないと判断し、IC
メモリ50をデータ読み出しのみに使用して本フローは
終了する。
コード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスID
テーブル13に含まれていない場合(NO)、ステップ
S54で、WSM51は、CUI10をデータ読み出し
動作のみを行うようにする所定の信号をCUI10に出
力する。その後、ステップS55で、システム装置15
は、デバイスコードDAhを出力してから所定の時間が
経過した後、ICメモリ50に対してデータの書き込み
動作を行ってICメモリ50が正常に動作しないことを
確認し、ICメモリ50に互換性がないと判断し、IC
メモリ50をデータ読み出しのみに使用して本フローは
終了する。
【0062】このように、本実施の形態4におけるIC
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードをデバイスIDテー
ブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。更に、
動作の互換性の判定結果に応じてメモリアレイ6へのデ
ータ書き込みを禁止するようにした。このことから、シ
ステム装置側に多数の製造メーカコード及びデバイスコ
ードを備える必要がなく、システム装置側で動作の互換
性を判定する必要がなくなると共に、システム装置は互
換性の判定結果を得るために特別な動作を行う必要がな
いため、システム装置における動作の一層の簡略化を行
うことができる。
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードをデバイスIDテー
ブル13にしてテーブル格納部14にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。更に、
動作の互換性の判定結果に応じてメモリアレイ6へのデ
ータ書き込みを禁止するようにした。このことから、シ
ステム装置側に多数の製造メーカコード及びデバイスコ
ードを備える必要がなく、システム装置側で動作の互換
性を判定する必要がなくなると共に、システム装置は互
換性の判定結果を得るために特別な動作を行う必要がな
いため、システム装置における動作の一層の簡略化を行
うことができる。
【0063】実施の形態5.実施の形態1から実施の形
態4においては、デバイスIDテーブル13をメモリア
レイ6とは別に設けたテーブル格納部14に格納するよ
うにしたが、デバイスIDテーブル13をメモリアレイ
6内に格納するようにしてもよく、このようにしたもの
を本発明の実施の形態5とする。図7は、本発明の実施
の形態5におけるICメモリの例を示した概略のブロッ
ク図である。なお、図7では、図1と同じものは同じ符
号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図
1との相違点のみ説明する。
態4においては、デバイスIDテーブル13をメモリア
レイ6とは別に設けたテーブル格納部14に格納するよ
うにしたが、デバイスIDテーブル13をメモリアレイ
6内に格納するようにしてもよく、このようにしたもの
を本発明の実施の形態5とする。図7は、本発明の実施
の形態5におけるICメモリの例を示した概略のブロッ
ク図である。なお、図7では、図1と同じものは同じ符
号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図
1との相違点のみ説明する。
【0064】図7における図1との相違点は、図1のデ
バイス格納部14をなくし、デバイスIDテーブル13
をメモリアレイ6にあらかじめ格納したことと、図1の
WSM11は、システム装置15から入力されるコマン
ドに応じてXデコーダ2及びYデコーダ3の動作制御を
行い、メモリアレイ6に対してデバイスIDテーブル1
3が格納されているアドレスを指定してメモリアレイ6
に格納されているデバイスIDテーブル13を読み出す
ようにしたことにある。これらのことから、図1のWS
M11をWSM61にしたことと、図1のICメモリ1
をICメモリ60としたことにある。
バイス格納部14をなくし、デバイスIDテーブル13
をメモリアレイ6にあらかじめ格納したことと、図1の
WSM11は、システム装置15から入力されるコマン
ドに応じてXデコーダ2及びYデコーダ3の動作制御を
行い、メモリアレイ6に対してデバイスIDテーブル1
3が格納されているアドレスを指定してメモリアレイ6
に格納されているデバイスIDテーブル13を読み出す
ようにしたことにある。これらのことから、図1のWS
M11をWSM61にしたことと、図1のICメモリ1
をICメモリ60としたことにある。
【0065】図7において、CUI10は、WSM61
に接続され、WSM61は、アドレスデコーダ4、Yゲ
ート/センスアンプ7、マルチプレクサ8、ステータス
/IDレジスタ9及び入出力バッファ12にそれぞれ接
続されている。また、WSM61は、制御信号線28を
介して所定のレディ信号RY又は所定のビジー信号BY
#をシステム装置15に出力する。
に接続され、WSM61は、アドレスデコーダ4、Yゲ
ート/センスアンプ7、マルチプレクサ8、ステータス
/IDレジスタ9及び入出力バッファ12にそれぞれ接
続されている。また、WSM61は、制御信号線28を
介して所定のレディ信号RY又は所定のビジー信号BY
#をシステム装置15に出力する。
【0066】以下、ICメモリ60におけるシステム装
置15との互換性判定動作について説明する。CUI1
0は、制御信号線23〜27から入力された各信号が示
すコマンドに応じてWSM61を動作させる。WSM6
1は、CUI10からの指令に従って動作を開始し、ア
ドレスデコーダ4、Yゲート/センスアンプ7、マルチ
プレクサ8、ステータス/IDレジスタ9及び入出力バ
ッファ12の制御を行う。ここで、動作の互換性を調べ
るためにシステム装置15からCUI10に所定の識別
動作を行わせるコマンドが入力されると、CUI10
は、WSM61を動作させて所定の互換性判定動作を行
わせる。
置15との互換性判定動作について説明する。CUI1
0は、制御信号線23〜27から入力された各信号が示
すコマンドに応じてWSM61を動作させる。WSM6
1は、CUI10からの指令に従って動作を開始し、ア
ドレスデコーダ4、Yゲート/センスアンプ7、マルチ
プレクサ8、ステータス/IDレジスタ9及び入出力バ
ッファ12の制御を行う。ここで、動作の互換性を調べ
るためにシステム装置15からCUI10に所定の識別
動作を行わせるコマンドが入力されると、CUI10
は、WSM61を動作させて所定の互換性判定動作を行
わせる。
【0067】WSM61は、データバス22、入出力バ
ッファ12及びマルチプレクサ8を介して入力された製
造メーカコード及びデバイスコードをステータス/ID
レジスタ9に格納させる。デバイスIDテーブル13
は、メモリアレイ6の所定のアドレスにあらかじめ格納
されている。WSM61は、アドレスデコーダ4に対し
てXデコーダ2及びYデコーダ3の動作を禁止する信号
を出力すると共に、入出力バッファ12に対しても動作
を禁止する信号を出力する。このようにすることによ
り、WSM61が所定の互換性判定動作を行う間、シス
テム装置15から入力されるアドレスデータ及び入出力
バッファ12に入力されるデータは無視される。
ッファ12及びマルチプレクサ8を介して入力された製
造メーカコード及びデバイスコードをステータス/ID
レジスタ9に格納させる。デバイスIDテーブル13
は、メモリアレイ6の所定のアドレスにあらかじめ格納
されている。WSM61は、アドレスデコーダ4に対し
てXデコーダ2及びYデコーダ3の動作を禁止する信号
を出力すると共に、入出力バッファ12に対しても動作
を禁止する信号を出力する。このようにすることによ
り、WSM61が所定の互換性判定動作を行う間、シス
テム装置15から入力されるアドレスデータ及び入出力
バッファ12に入力されるデータは無視される。
【0068】更に、WSM61は、メモリアレイ6に格
納されているデバイスIDテーブル13を読み出すため
のアドレス信号をメモリアレイ6及びYゲート/センス
アンプ7に順次出力し、メモリアレイ6に格納されたデ
バイスIDテーブル13のデータをマルチプレクサ8を
介して順次読み出す。WSM61は、システム装置15
から入力されステータス/IDレジスタ9に格納された
製造メーカコード及びデバイスコードが、順次読み出し
たデバイスIDテーブル13のデータに含まれているか
否かを調べ、含まれている場合にはステータス/IDレ
ジスタ9に例えば「00h」というコードをセットし、
含まれていない場合にはステータス/IDレジスタ9に
例えば「FFh」というコードをセットする。
納されているデバイスIDテーブル13を読み出すため
のアドレス信号をメモリアレイ6及びYゲート/センス
アンプ7に順次出力し、メモリアレイ6に格納されたデ
バイスIDテーブル13のデータをマルチプレクサ8を
介して順次読み出す。WSM61は、システム装置15
から入力されステータス/IDレジスタ9に格納された
製造メーカコード及びデバイスコードが、順次読み出し
たデバイスIDテーブル13のデータに含まれているか
否かを調べ、含まれている場合にはステータス/IDレ
ジスタ9に例えば「00h」というコードをセットし、
含まれていない場合にはステータス/IDレジスタ9に
例えば「FFh」というコードをセットする。
【0069】システム装置15は、ステータス/IDレ
ジスタ9にセットされたコードを読み出し、該読み出し
たコードが「00h」の場合、ICメモリ60に対して
互換性のあるICメモリとして通常通り動作させる。ま
た、上記読み出したコードが「FFh」の場合、ICメ
モリ60に対してデータの読み出しのみを行う。なお、
メモリセル6は互換性情報格納部を、WSM61は互換
性判定部をなす。
ジスタ9にセットされたコードを読み出し、該読み出し
たコードが「00h」の場合、ICメモリ60に対して
互換性のあるICメモリとして通常通り動作させる。ま
た、上記読み出したコードが「FFh」の場合、ICメ
モリ60に対してデータの読み出しのみを行う。なお、
メモリセル6は互換性情報格納部を、WSM61は互換
性判定部をなす。
【0070】図8は、図7で示したICメモリ60にお
ける、システム装置15に対する互換性を判定する動作
の例を示したフローチャートである。図8を用いて、I
Cメモリ1における、システム装置15に対する動作の
互換性の有無を判定する動作についてもう少し詳細に説
明する。なお、図8では、ICメモリ1をICメモリ6
0に、WSM11をWSM61に置き換える以外図2と
同様の処理を行うフローを同じ符号で示しており、ここ
ではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明
する。図8において、ステップS61でCUI10は、
動作の互換性を調べるために所定の識別動作を行わせる
コマンド、例えばコマンド94hが制御信号線23〜2
7を介してシステム装置15より入力される。
ける、システム装置15に対する互換性を判定する動作
の例を示したフローチャートである。図8を用いて、I
Cメモリ1における、システム装置15に対する動作の
互換性の有無を判定する動作についてもう少し詳細に説
明する。なお、図8では、ICメモリ1をICメモリ6
0に、WSM11をWSM61に置き換える以外図2と
同様の処理を行うフローを同じ符号で示しており、ここ
ではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明
する。図8において、ステップS61でCUI10は、
動作の互換性を調べるために所定の識別動作を行わせる
コマンド、例えばコマンド94hが制御信号線23〜2
7を介してシステム装置15より入力される。
【0071】次に、ステップS62で、CUI10は、
WSM61を動作させ、コマンド94hに従ってWSM
61に所定の互換性判定動作を行うように指令する。次
に、図2のステップS3及びステップS4の処理を行っ
た後、ステップS63で、WSM61は、ステータス/
IDレジスタ9に格納された製造メーカコード1Ch及
びデバイスコードDAhがメモリアレイ6から読み出だ
したデバイスIDテーブル13に含まれているか否かを
調べ、含まれている場合(YES)、図2のステップS
6からステップS8の処理を行って本フローは終了す
る。
WSM61を動作させ、コマンド94hに従ってWSM
61に所定の互換性判定動作を行うように指令する。次
に、図2のステップS3及びステップS4の処理を行っ
た後、ステップS63で、WSM61は、ステータス/
IDレジスタ9に格納された製造メーカコード1Ch及
びデバイスコードDAhがメモリアレイ6から読み出だ
したデバイスIDテーブル13に含まれているか否かを
調べ、含まれている場合(YES)、図2のステップS
6からステップS8の処理を行って本フローは終了す
る。
【0072】また、ステップS63において、製造メー
カコード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスI
Dテーブル13に含まれていない場合(NO)、図2の
ステップS9からステップS11の処理を行って、本フ
ローは終了する。
カコード1Ch及びデバイスコードDAhがデバイスI
Dテーブル13に含まれていない場合(NO)、図2の
ステップS9からステップS11の処理を行って、本フ
ローは終了する。
【0073】このように、本実施の形態5におけるIC
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードを示したデバイスI
Dテーブル13をメモリアレイ6内にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。このこ
とから、システム装置側に多数の製造メーカコード及び
デバイスコードを備える必要がなく、システム装置側で
動作の互換性を判定する必要がなくなるため、システム
装置における動作の簡略化を行うことができる。更に、
デバイスIDテーブルを格納するメモリ等を別途設ける
必要がなくなる。
メモリは、動作に互換性を有する他の各ICメモリの製
造メーカコード及びデバイスコードを示したデバイスI
Dテーブル13をメモリアレイ6内にあらかじめ格納
し、システム装置15が有する製造メーカコード及びデ
バイスコードがデバイスIDテーブル13に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置15と動
作に互換性があるか否かを判定するようにした。このこ
とから、システム装置側に多数の製造メーカコード及び
デバイスコードを備える必要がなく、システム装置側で
動作の互換性を判定する必要がなくなるため、システム
装置における動作の簡略化を行うことができる。更に、
デバイスIDテーブルを格納するメモリ等を別途設ける
必要がなくなる。
【0074】なお、上記実施の形態1から実施の形態5
において、デバイスIDテーブル13には、各実施の形
態におけるICメモリの製造メーカコード及びデバイス
コードが含まれていてもいなくてもよい。また、デバイ
スIDテーブル13は、各実施の形態におけるICメモ
リと動作に互換性がある1つのICメモリの製造メーカ
コード及びデバイスコードで形成されたものでもよい。
しかし、この場合、ホストシステム装置11との動作互
換性があるにもかかわらず、ICメモリによって動作互
換性なしと判定される可能性が増加する。
において、デバイスIDテーブル13には、各実施の形
態におけるICメモリの製造メーカコード及びデバイス
コードが含まれていてもいなくてもよい。また、デバイ
スIDテーブル13は、各実施の形態におけるICメモ
リと動作に互換性がある1つのICメモリの製造メーカ
コード及びデバイスコードで形成されたものでもよい。
しかし、この場合、ホストシステム装置11との動作互
換性があるにもかかわらず、ICメモリによって動作互
換性なしと判定される可能性が増加する。
【0075】
【発明の効果】請求項1に係るICメモリは、動作に互
換性を有する少なくとも1つのICメモリを識別するた
めの識別情報からなる互換性情報を互換性情報格納部に
あらかじめ格納し、システム装置が動作させることがで
きるICメモリの識別情報が上記互換性情報に含まれて
いるか否かを調べることによって、システム装置との動
作の互換性の有無を判定し、該判定結果を判定結果格納
部に格納するようにした。このことから、システム装置
側に多数のICメモリの識別情報を備える必要がなく、
システム装置はICメモリから判定結果を読み出すだけ
でよくシステム装置側で動作の互換性を判定する必要が
なくなるため、システム装置における動作の簡略化を行
うことができる。
換性を有する少なくとも1つのICメモリを識別するた
めの識別情報からなる互換性情報を互換性情報格納部に
あらかじめ格納し、システム装置が動作させることがで
きるICメモリの識別情報が上記互換性情報に含まれて
いるか否かを調べることによって、システム装置との動
作の互換性の有無を判定し、該判定結果を判定結果格納
部に格納するようにした。このことから、システム装置
側に多数のICメモリの識別情報を備える必要がなく、
システム装置はICメモリから判定結果を読み出すだけ
でよくシステム装置側で動作の互換性を判定する必要が
なくなるため、システム装置における動作の簡略化を行
うことができる。
【0076】請求項2に係るICメモリは、動作に互換
性を有する少なくとも1つのICメモリを識別するため
の識別情報からなる互換性情報を互換性情報格納部にあ
らかじめ格納し、システム装置が動作させることができ
るICメモリの識別情報が上記互換性情報に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置との動作
の互換性の有無を判定するようにした。このことから、
システム装置側に多数のICメモリの識別情報を備える
必要がなく、システム装置側で動作の互換性を判定する
必要がなくなるため、システム装置における動作の簡略
化を行うことができる。
性を有する少なくとも1つのICメモリを識別するため
の識別情報からなる互換性情報を互換性情報格納部にあ
らかじめ格納し、システム装置が動作させることができ
るICメモリの識別情報が上記互換性情報に含まれてい
るか否かを調べることによって、システム装置との動作
の互換性の有無を判定するようにした。このことから、
システム装置側に多数のICメモリの識別情報を備える
必要がなく、システム装置側で動作の互換性を判定する
必要がなくなるため、システム装置における動作の簡略
化を行うことができる。
【0077】請求項3に係るICメモリは、請求項2に
おいて、互換性判定部は、判定結果に応じてシステム装
置に所定の信号を出力して、システム装置に判定結果を
知らせるようにした。このことから、システム装置から
ICメモリに対して互換性の判定結果を得るために特別
な動作を行う必要がないため、システム装置における動
作の一層の簡略化を行うことができる。
おいて、互換性判定部は、判定結果に応じてシステム装
置に所定の信号を出力して、システム装置に判定結果を
知らせるようにした。このことから、システム装置から
ICメモリに対して互換性の判定結果を得るために特別
な動作を行う必要がないため、システム装置における動
作の一層の簡略化を行うことができる。
【0078】請求項4に係るICメモリは、請求項2に
おいて、互換性判定部は、互換性なしの判定を行うとメ
モリ部の動作を停止させるようにした。このことから、
システム装置は、ICメモリに対して通常通りのアクセ
スを行うことによってICメモリを使用することができ
るか否かが判明し、互換性の判定結果を得るために特別
な動作を行う必要がないため、システム装置における動
作の一層の簡略化を行うことができる。
おいて、互換性判定部は、互換性なしの判定を行うとメ
モリ部の動作を停止させるようにした。このことから、
システム装置は、ICメモリに対して通常通りのアクセ
スを行うことによってICメモリを使用することができ
るか否かが判明し、互換性の判定結果を得るために特別
な動作を行う必要がないため、システム装置における動
作の一層の簡略化を行うことができる。
【0079】請求項5に係るICメモリは、請求項2に
おいて、互換性判定部は、互換性なしの判定を行うとメ
モリ部に対してデータ読み出し以外の動作を禁止するよ
うにした。このことから、システム装置は、通常通りI
Cメモリに対するデータ書き込み動作を行うことによっ
て互換性があるか否かが判明し、互換性の判定結果を得
るために特別な動作を行う必要がないため、システム装
置における動作の一層の簡略化を行うことができる。
おいて、互換性判定部は、互換性なしの判定を行うとメ
モリ部に対してデータ読み出し以外の動作を禁止するよ
うにした。このことから、システム装置は、通常通りI
Cメモリに対するデータ書き込み動作を行うことによっ
て互換性があるか否かが判明し、互換性の判定結果を得
るために特別な動作を行う必要がないため、システム装
置における動作の一層の簡略化を行うことができる。
【0080】請求項6に係るICメモリは、請求項2に
おいて、互換性情報格納部は、メモリ部内に設けられ、
互換性判定部は、システム装置から入力される各種デー
タ及び制御信号に関係なくメモリ部から互換性情報を読
み出し、該読み出した互換性情報に識別情報格納部に格
納された識別情報が含まれているか否かを調べて、シス
テム装置との動作の互換性の有無を判定するようにし
た。このことから、互換性情報をあらかじめ格納するメ
モリ等を別途設ける必要がなくなる。
おいて、互換性情報格納部は、メモリ部内に設けられ、
互換性判定部は、システム装置から入力される各種デー
タ及び制御信号に関係なくメモリ部から互換性情報を読
み出し、該読み出した互換性情報に識別情報格納部に格
納された識別情報が含まれているか否かを調べて、シス
テム装置との動作の互換性の有無を判定するようにし
た。このことから、互換性情報をあらかじめ格納するメ
モリ等を別途設ける必要がなくなる。
【0081】請求項7に係るICメモリにおける動作互
換性判定方法は、システム装置からICメモリの識別情
報が入力され、該入力された識別情報が、あらかじめ設
定された、動作に互換性のある少なくとも1つのICメ
モリを識別するための識別情報からなる互換性情報に含
まれているか否かを調べ、該結果から、システム装置と
の動作互換性の有無を判定するようにした。このことか
ら、システム装置側に多数のICメモリの識別情報を備
える必要がなく、システム装置側で動作の互換性を判定
する必要がなくなるため、システム装置における動作の
簡略化を行うことができる。
換性判定方法は、システム装置からICメモリの識別情
報が入力され、該入力された識別情報が、あらかじめ設
定された、動作に互換性のある少なくとも1つのICメ
モリを識別するための識別情報からなる互換性情報に含
まれているか否かを調べ、該結果から、システム装置と
の動作互換性の有無を判定するようにした。このことか
ら、システム装置側に多数のICメモリの識別情報を備
える必要がなく、システム装置側で動作の互換性を判定
する必要がなくなるため、システム装置における動作の
簡略化を行うことができる。
【0082】請求項8に係るICメモリにおける動作互
換性判定方法は、請求項7において、更に、システム装
置からの要求に応じて、判定を行った結果をシステム装
置へ出力するようにした。このことから、システム装置
側で動作の互換性を判定する必要がなくICメモリから
互換性の判定結果を得ることができる。
換性判定方法は、請求項7において、更に、システム装
置からの要求に応じて、判定を行った結果をシステム装
置へ出力するようにした。このことから、システム装置
側で動作の互換性を判定する必要がなくICメモリから
互換性の判定結果を得ることができる。
【0083】請求項9に係るICメモリにおける動作互
換性判定方法は、請求項7において、更に、判定結果に
応じて所定の信号をシステム装置へ出力するようにし
た。このことから、システム装置からICメモリに対し
て互換性の判定結果を得るために特別な動作を行う必要
がないため、システム装置における動作の一層の簡略化
を行うことができる。
換性判定方法は、請求項7において、更に、判定結果に
応じて所定の信号をシステム装置へ出力するようにし
た。このことから、システム装置からICメモリに対し
て互換性の判定結果を得るために特別な動作を行う必要
がないため、システム装置における動作の一層の簡略化
を行うことができる。
【0084】請求項10に係るICメモリにおける動作
互換性判定方法は、請求項7において、更に、システム
装置との動作互換性がないと判定すると、メモリ部は動
作を停止するようにした。このことから、システム装置
は、ICメモリに対して通常通りのアクセスを行うこと
によってICメモリを使用することができるか否かが判
明し、互換性の判定結果を得るために特別な動作を行う
必要がないため、システム装置における動作の一層の簡
略化を行うことができる。
互換性判定方法は、請求項7において、更に、システム
装置との動作互換性がないと判定すると、メモリ部は動
作を停止するようにした。このことから、システム装置
は、ICメモリに対して通常通りのアクセスを行うこと
によってICメモリを使用することができるか否かが判
明し、互換性の判定結果を得るために特別な動作を行う
必要がないため、システム装置における動作の一層の簡
略化を行うことができる。
【0085】請求項11に係るICメモリにおける動作
互換性判定方法は、請求項7において、更に、システム
装置との動作互換性がないと判定すると、メモリ部から
のデータ読み出し以外の動作を禁止するようにした。こ
のことから、システム装置は、通常通りICメモリに対
するデータ書き込み動作を行うことによって動作に互換
性があるか否かが判明し、互換性の判定結果を得るため
に特別な動作を行う必要がないため、システム装置にお
ける動作の一層の簡略化を行うことができる。
互換性判定方法は、請求項7において、更に、システム
装置との動作互換性がないと判定すると、メモリ部から
のデータ読み出し以外の動作を禁止するようにした。こ
のことから、システム装置は、通常通りICメモリに対
するデータ書き込み動作を行うことによって動作に互換
性があるか否かが判明し、互換性の判定結果を得るため
に特別な動作を行う必要がないため、システム装置にお
ける動作の一層の簡略化を行うことができる。
【図1】 本発明の実施の形態1におけるICメモリの
例を示した概略のブロック図である。
例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1で示したICメモリ1における、システ
ム装置15に対する互換性を判定する動作例を示したフ
ローチャートである。
ム装置15に対する互換性を判定する動作例を示したフ
ローチャートである。
【図3】 図1で示したICメモリ1における、システ
ム装置15に対する互換性を判定する他の動作例を示し
たフローチャートである。
ム装置15に対する互換性を判定する他の動作例を示し
たフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2におけるICメモリの
互換性を判定する動作例を示したフローチャートであ
る。
互換性を判定する動作例を示したフローチャートであ
る。
【図5】 本発明の実施の形態3におけるICメモリの
互換性を判定する動作例を示したフローチャートであ
る。
互換性を判定する動作例を示したフローチャートであ
る。
【図6】 本発明の実施の形態4におけるICメモリの
互換性を判定する動作例を示したフローチャートであ
る。
互換性を判定する動作例を示したフローチャートであ
る。
【図7】 本発明の実施の形態5におけるICメモリの
例を示した概略のブロック図である。
例を示した概略のブロック図である。
【図8】 図7で示したICメモリ60における、シス
テム装置15に対する互換性を判定する動作例を示した
フローチャートである。
テム装置15に対する互換性を判定する動作例を示した
フローチャートである。
【図9】 従来のICメモリの構成例を示した概略のブ
ロック図である。
ロック図である。
1,60 ICメモリ、 4 アドレスデコーダ、 5
ページバッファ、6 メモリアレイ、 7 Yゲート
/センスアンプ、 8 マルチプレクサ、9 ステータ
ス/IDレジスタ、 10 CUI、 11,61 W
SM、 12 入出力バッファ、 13 デバイスID
テーブル、 14 テーブル格納部。
ページバッファ、6 メモリアレイ、 7 Yゲート
/センスアンプ、 8 マルチプレクサ、9 ステータ
ス/IDレジスタ、 10 CUI、 11,61 W
SM、 12 入出力バッファ、 13 デバイスID
テーブル、 14 テーブル格納部。
Claims (11)
- 【請求項1】 システム装置によって制御される、コマ
ンド制御方式のメモリで構成されたICメモリにおい
て、 動作に互換性のある少なくとも1つのICメモリを識別
するための識別情報からなる互換性情報を、あらかじめ
格納した互換性情報格納部と、 上記システム装置から入力されるICメモリの識別情報
を格納する識別情報格納部と、 該識別情報格納部に格納された識別情報が上記互換性情
報に含まれているか否かを調べて、上記システム装置と
の動作の互換性の有無を判定する互換性判定部と、 該互換性判定部で判定された結果を格納する判定結果格
納部とを備え、 該判定結果格納部は、上記システム装置からの指令に従
って、格納した判定結果をシステム装置に出力すること
を特徴とするICメモリ。 - 【請求項2】 システム装置によって制御され、該シス
テム装置からのデータを格納するメモリ部を備えたコマ
ンド制御方式のICメモリにおいて、 動作に互換性のある少なくとも1つのICメモリを識別
するための識別情報からなる互換性情報をあらかじめ格
納した互換性情報格納部と、 上記システム装置から入力されるICメモリの識別情報
を格納する識別情報格納部と、 該識別情報格納部に格納された識別情報が上記互換性情
報に含まれているか否かを調べて、上記システム装置と
の動作の互換性の有無を判定する互換性判定部とを備え
ることを特徴とするICメモリ。 - 【請求項3】 上記互換性判定部は、判定結果に応じて
システム装置に所定の信号を出力することを特徴とする
請求項2に記載のICメモリ。 - 【請求項4】 上記互換性判定部は、互換性なしの判定
を行うと、上記メモリ部の動作を停止させることを特徴
とする請求項2に記載のICメモリ。 - 【請求項5】 上記互換性判定部は、互換性なしの判定
を行うと、上記メモリ部に対してデータ読み出し動作の
みを行わせることを特徴とする請求項2に記載のICメ
モリ。 - 【請求項6】 上記互換性情報格納部は、上記メモリ部
内に設けられ、上記互換性判定部は、メモリ部から互換
性情報を読み出し、該読み出した互換性情報に上記識別
情報格納部に格納された識別情報が含まれているか否か
を調べ、上記システム装置との動作の互換性の有無を判
定することを特徴とする請求項2に記載のICメモリ。 - 【請求項7】 システム装置によって制御され、該シス
テム装置からのデータを格納するメモリ部を備えたコマ
ンド制御方式のICメモリにおけるシステム装置との動
作互換性判定方法において、 システム装置からICメモリの識別情報が入力され、 該入力された識別情報が、あらかじめ設定された、動作
に互換性のある少なくとも1つのICメモリを識別する
ための識別情報からなる互換性情報に含まれているか否
かを調べ、 該結果から、システム装置との動作互換性の有無を判定
することを特徴とするICメモリにおける動作互換性判
定方法。 - 【請求項8】 上記システム装置からの要求に応じて、
判定を行った結果をシステム装置へ出力することを特徴
とする請求項7に記載のICメモリにおける動作互換性
判定方法。 - 【請求項9】 上記判定を行った結果に応じて所定の信
号を上記システム装置へ出力することを特徴とする請求
項7に記載のICメモリにおける動作互換性判定方法。 - 【請求項10】 上記システム装置との動作互換性がな
いと判定すると、上記メモリ部の動作を停止することを
特徴とする請求項7に記載のICメモリにおける動作互
換性判定方法。 - 【請求項11】 上記システム装置との動作互換性がな
いと判定すると、上記メモリ部からのデータ読み出し動
作のみを行うことを特徴とする請求項7に記載のICメ
モリにおける動作互換性判定方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14395398A JPH11338762A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | Icメモリ及びそのicメモリによる動作互換性判定方法 |
US09/182,642 US6209043B1 (en) | 1998-05-26 | 1998-10-30 | Command-controllable IC memory with compatibility checking unit suspending memory operation/enabling data to be only read from memory when IC memory operation is host incompatible |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14395398A JPH11338762A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | Icメモリ及びそのicメモリによる動作互換性判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11338762A true JPH11338762A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15350899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14395398A Pending JPH11338762A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | Icメモリ及びそのicメモリによる動作互換性判定方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6209043B1 (ja) |
JP (1) | JPH11338762A (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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US7837558B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-11-23 | Nintendo Co., Ltd. | Game console and emulator for the game console |
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JP4927339B2 (ja) | 2005-02-23 | 2012-05-09 | 株式会社日立製作所 | 記憶制御装置及びその制御方法 |
JP4479806B2 (ja) * | 2008-02-19 | 2010-06-09 | ソニー株式会社 | 記録制御装置、記録システム、記録メディア制御方法及びプログラム |
JP5319238B2 (ja) * | 2008-10-29 | 2013-10-16 | 真二 栗本 | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
Family Cites Families (11)
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JPS576491A (en) | 1980-06-16 | 1982-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor device |
JPH06259982A (ja) | 1993-03-09 | 1994-09-16 | Hitachi Ltd | フラッシュromの書換方法及び書換装置 |
US5892683A (en) * | 1993-03-31 | 1999-04-06 | Altera Coporation | Program compatibility recognition for a programmable logic device |
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-
1998
- 1998-05-26 JP JP14395398A patent/JPH11338762A/ja active Pending
- 1998-10-30 US US09/182,642 patent/US6209043B1/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6209043B1 (en) | 2001-03-27 |
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