JP2006331233A - メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 - Google Patents

メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デバイス情報を予め記憶する必要のないメモリコントローラ、当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法を提供する。
【解決手段】 フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムからの命令に応答してフラッシュメモリを制御することにより、前記フラッシュメモリへのアクセスを実行するメモリコントローラであって、設定されたデバイス情報により定められる仕様で、前記フラッシュメモリへのアクセスを実行する、フラッシュメモリインターフェース手段と、メモリコントローラの起動時にデバイス情報を取得して出力する、デバイス情報取得手段と、前記デバイス情報取得手段が出力するデバイス情報を受け取り、当該デバイス情報をフラッシュメモリインターフェース手段に設定するデバイス情報設定手段と、から構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、メモリコントローラ、当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法に関する。
近年、不揮発性の記録媒体であるフラッシュメモリの開発が盛んに行われ、デジタルカメラ等の情報機器の記憶媒体として普及している。
このような機器によるフラッシュメモリへのアクセスを制御するために、メモリコントローラが用いられる。フラッシュメモリは、品種によってアクセスの際の仕様(容量、ブロックサイズ、データ幅、セル構造、読み出しスピード等)が異なるため、各品種の仕様に対応したメモリコントローラが必要となる。
これに対応して、フラッシュメモリの品種毎に、別々にメモリコントローラを開発するのでは、フラッシュメモリの多様化にメモリコントローラの開発が追いつかないという状況が生じる。
このため、フラッシュメモリの品種を識別して、品種に対応した仕様でフラッシュメモリへのアクセスを制御できるメモリコントローラが提案されている(例えば特許文献1を参照)。このようなメモリコントローラは、多くの場合、フラッシュメモリが有する識別情報を読み出す。そして、内部ROM(Read Only Memory)に格納されたデバイス情報の中から当該フラッシュメモリの識別情報に対応するデバイス情報を取得し、取得したデバイス情報に応じた仕様でフラッシュメモリへのアクセスを制御する。
特開平10−336562号公報
しかしながら、上記のような手法では、新たに開発された品種のフラッシュメモリや、識別情報をメモリコントローラに供給しない品種のフラッシュメモリ等を制御しようとする場合、その品種に対応したデバイス情報がメモリコントローラの内部ROMに格納されていない。このため、適切なデバイス情報を設定することができない事態が生じる。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、デバイス情報を予め記憶する必要のないメモリコントローラ、当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、及び、フラッシュメモリの制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るメモリコントローラは、フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムからの命令に応答して前記フラッシュメモリを制御することにより、前記フラッシュメモリへのアクセスを実行するメモリコントローラであって、設定されたデバイス情報により定められる仕様で、前記フラッシュメモリへのアクセスを実行する、フラッシュメモリインターフェース手段と、前記メモリコントローラの起動時に前記デバイス情報を取得して出力する、デバイス情報取得手段と、前記デバイス情報取得手段が出力する前記デバイス情報を受け取り、当該デバイス情報を前記フラッシュメモリインターフェース手段に設定するデバイス情報設定手段と、から構成される、ことを特徴とする。
前記デバイス情報取得手段は、複数の入力端子を備え、当該入力端子に供給される設定信号により定義される前記デバイス情報を、前記メモリコントローラの起動時に取得し、当該取得したデバイス情報を前記デバイス情報設定手段に供給してもよい。
前記デバイス情報取得手段の入力端子に供給される前記設定信号は、前記フラッシュメモリにアクセスするための仕様を定義する前記デバイス情報のうち、最小限のデバイス情報である必須デバイス情報を定めるものであり、前記フラッシュメモリは、前記デバイス情報のうち、前記必須デバイス情報に含まれない任意デバイス情報を、所定のメモリ領域に記憶し、前記フラッシュメモリインターフェース手段は、前記デバイス情報設定手段によって設定される前記必須デバイス情報により定められる仕様で前記フラッシュメモリへアクセスし、前記フラッシュメモリの所定のメモリ領域から前記任意デバイス情報を読み出して前記デバイス情報設定手段に供給し、前記デバイス情報設定手段は、前記フラッシュメモリインターフェース手段により読み出された前記任意デバイス情報を前記フラッシュメモリインターフェース手段に設定してもよい。
前記デバイス情報取得手段は、前記メモリコントローラの起動時に、前記フラッシュメモリにアクセスするための仕様を定義する前記デバイス情報を格納する外部記憶媒体から当該デバイス情報を取得し、当該取得したデバイス情報を前記デバイス情報設定手段に供給してもよい。
前記外部記憶媒体は、前記フラッシュメモリにアクセスするための仕様を定義する前記デバイス情報のうち、最小限のデバイス情報である必須デバイス情報を格納し、前記フラッシュメモリは、前記デバイス情報のうち、前記必須デバイス情報に含まれない任意デバイス情報を、所定のメモリ領域に記憶し、前記フラッシュメモリインターフェース手段は、前記デバイス情報設定手段によって設定される前記必須デバイス情報により定められる仕様で前記フラッシュメモリへアクセスし、前記フラッシュメモリの所定のメモリ領域から前記任意デバイス情報を読み出して前記デバイス情報設定手段に供給し、前記デバイス情報設定手段は、前記フラッシュメモリインターフェース手段により読み出された前記任意デバイス情報を前記フラッシュメモリインターフェース手段に設定してもよい。
前記必須デバイス情報は、ブロックサイズと、データ幅と、セル構造と、であってもよい。
本発明の第2の観点に係るフラッシュメモリシステムは、上記の特徴うち少なくともいずれか一つを有するメモリコントローラと、フラッシュメモリとを備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るフラッシュメモリの制御方法は、フラッシュメモリにアクセスするための仕様を定義するデバイス情報のうち最小限のデバイス情報である必須デバイス情報を取得する、必須デバイス情報取得ステップと、前記必須デバイス情報取得ステップで取得した必須デバイス情報に基づき、前記フラッシュメモリにアクセスし、前記フラッシュメモリの所定のメモリ領域に格納されたデバイス情報のうち前記必須デバイス情報に含まれない任意デバイス情報を読み出して取得する任意デバイス情報取得ステップと、から構成される、ことを特徴とする。
本発明に係るメモリコントローラ、当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、及び、フラッシュメモリの制御方法は、デバイス情報をメモリコントローラの外部から設定する。このため、デバイス情報を予め記憶することなく、様々な品種のフラッシュメモリに対応した制御をすることができる。
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るフラッシュメモリシステム1を概略的に示すブロック図である。図1に示したようにフラッシュメモリシステム1は、フラッシュメモリ2と、それを制御するコントローラ3と、フラッシュメモリ2にアクセスする際の仕様を定義するデバイス情報を格納する外部ROM5と、から構成されている。
なお、フラッシュメモリシステム1は、外部バス13を介してホストシステム4と接続される。ホストシステム4は、ホストシステム4の全体の動作を制御するためのCPU(Central Processing Unit)、フラッシュメモリシステム1との情報の授受を担うコンパニオンチップ等から構成される。ホストシステム4は、例えば、文字、音声、あるいは画像情報等の種々の情報を処理するパーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラをはじめとする各種情報処理装置であってもよい。
コントローラ3は、マイクロプロセッサ6と、ホストインターフェースブロック7と、ワークエリア8と、バッファ9と、フラッシュメモリインターフェースブロック10と、ECC(エラー・コレクション・コード)ブロック11と、内部ROM(Read Only Memory)12と、外部ROMインターフェースブロック15と、から構成される。これら機能ブロックによって構成されるコントローラ3は、一つの半導体チップ上に集積される。以下に各機能ブロックについて説明する。
マイクロプロセッサ6は、内部ROM12に記録されたプログラムに従って、コントローラ3の全体の動作を制御する。マイクロプロセッサ6は、例えば、フラッシュメモリシステム1の起動時にフラッシュメモリ2の品種に対応したデバイス情報を設定するための、デバイス情報設定処理を実行するように各部を制御する。
ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4とデータ、アドレス情報、ステータス情報、外部コマンド情報等の授受を行なう。すなわち、フラッシュメモリシステム1とホストシステム4は、外部バス13を介して相互に接続される。かかる状態において、ホストシステム4よりフラッシュメモリシステム1に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を入口としてコントローラ3の内部に取り込まれ、フラッシュメモリシステム1からホストシステム4に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を出口としてホストシステム4に供給される。
より詳細には、ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4より供給されるホストアドレス及び外部コマンドを一時的に格納するコマンドレジスタ、書き込み又は読み出しを行うデータのサイズを格納するセクタ数レジスタ、書き込み又は読み出しを行うデータのアドレスを格納するLBA(Logical Block Addressing)レジスタ、等を有する。そして、これらのレジスタを介してホストシステム4との情報の授受を行う。
ワークエリア8は、フラッシュメモリ2の制御に必要なデータが一時的に格納される作業領域であり、複数のSRAM(Static Random Access Memory)セルによって構成される。
バッファ9は、フラッシュメモリ2から読出したデータ及びフラッシュメモリ2に書込むデータを一時的に保持する。
フラッシュメモリインターフェースブロック10は、内部バス14を介して、フラッシュメモリ2とデータ、アドレス情報、ステータス情報、内部コマンド情報等の授受を行う。フラッシュメモリインターフェースブロック10は、ブロックサイズ、データ幅、セル構造、読み出しスピード、記録容量等のデバイス情報が設定されることによって、様々な品種のフラッシュメモリ2へのアクセスに対応することを可能とする。
以下、デバイス情報について、簡単に説明する。
ブロックサイズは、フラッシュメモリ2におけるデータの消去単位であるブロックのサイズを定義するデバイス情報で、例えば、スモールブロック(S)とラージブロック(L)とが設定可能とされる。
データ幅は、フラッシュメモリ2が内部バス14を介して送受信できるデータのビット数を定義するデバイス情報で、例えば、8ビットと16ビットとが設定可能とされる。
セル構造は、フラッシュメモリ2を構成するメモリセルの構造を定義するデバイス情報で、例えば、シングルレベルセル(SL)とマルチレベルセル(ML)とが設定可能とされる。
読み出しスピードは、フラッシュメモリ2に書き込まれているデータを読み出す際のスピード(より具体的にはリードイネーブル信号のパルス周期)を定義するデバイス情報である。読み出しスピードは、例えば、30ns、50ns等が設定可能とされる。
記録容量は、フラッシュメモリ2の記録容量を定義するデバイス情報で、例えば、32Mb、64Mb、128Mb等が設定可能とされる。
ECCブロック11は、フラッシュメモリ2に書込むデータに付加されるエラーコレクションコードを生成するとともに、読出しデータに付加されたエラーコレクションコードに基づいて、読出したデータに含まれる誤りを検出・訂正する。
内部ROM12は、不揮発性の記憶素子で、格納したデータを書き換えることができない。内部ROM12は、マイクロプロセッサ6による処理の手順を定義するプログラムを格納する。内部ROM12は、例えば、後述するデバイス情報設定処理の手順を定義するプログラムを格納する。
外部ROMインターフェースブロック15は、外部ROM5に格納された、フラッシュメモリ2にアクセスするために必要な最小限のデバイス情報(すなわち、ブロックサイズ、データ幅、及び、セル構造、以下では必須デバイス情報と呼ぶ)を、当該外部ROM5から取得し、フラッシュメモリインターフェースブロック10に設定する。
図2は、フラッシュメモリ2のメモリ構造を概略的に示す図である。図2に示したように、フラッシュメモリ2はデータの読出し及び書込みにおける処理単位であるページと、データの消去単位であるブロックで構成されている。
上記ページは、例えば、512バイトのユーザ領域25と、16バイトの冗長領域26によって構成される。ユーザ領域25は、主に、ホストシステム4から供給されるデータが格納される領域であり、冗長領域26は、エラーコレクションコード、ブロックステータス等の付加情報が格納される領域である。
なお、フラッシュメモリ2には、通常、デバイスIDが書き込まれている。このデバイスIDは、1バイト目のメーカーコード、2バイト目のデバイスコード、3バイト目以降の拡張コードで構成されている。拡張コードには、上述のブロックサイズ、データ幅、アクセス時間等が含まれているが、拡張コードの記述方法はメーカーや品種によって異なっている。従って、上述のデバイス情報の設定では、通常、この拡張コードは用いられない。
エラーコレクションコードは、ユーザ領域25に格納されたデータに含まれる誤りを訂正するための付加情報であり、ECCブロック11によって生成される。このエラーコレクションコードに基づき、ユーザ領域25に格納されたデータに含まれる誤りが所定数以下であれば、その誤りが訂正される。
ブロックステータスは、そのブロックが不良ブロック(正常にデータの書込み等を行なうことができないブロック)であるか否かを示すフラグであり、そのブロックが不良ブロックであると判断された場合には、不良ブロックであることを示すフラグが設定される。
また、フラッシュメモリ2は、必須デバイス情報以外のデバイス情報(本実施の形態では、記憶容量と読み出しスピード、以下では任意デバイス情報と呼ぶ)を特定のページに格納する。任意デバイス情報は、フラッシュメモリシステム1の起動時に実行されるデバイス情報設定処理においてコントローラ3によって読み出される。
外部ROM5は、不揮発性かつ読み出し専用の記憶素子である。外部ROM5は、必須デバイス情報(すなわち、ブロックサイズ、データ幅、及び、セル構造)を格納し、フラッシュメモリシステム1の起動時に当該最小限のデバイス情報をコントローラ3に供給する。
ここで、必須デバイス情報のみが既知である場合、これに含まれない任意デバイス情報である記憶容量と読み出しスピードについては、以下のような仮の値を設定すれば、フラッシュメモリ2へのアクセスが可能となる。すなわち、記憶容量には最小の容量値を設定し、読み出しスピードには最低速の読み出しスピードを設定する。このとき、コントローラ3がアクセス可能なメモリ空間は、フラッシュメモリ2の有するメモリ空間のうち、最小の容量値に対応するメモリ空間となる。また、より高速な読み出しが可能な品種のフラッシュメモリ2が接続された場合でも、最低速の読み出しスピードとなる。
次に、このように構成されるフラッシュメモリシステム1の動作について、説明する。
フラッシュメモリシステム1の起動時に、コントローラ3は、フラッシュメモリ2の品種に対応したデバイス情報を設定するための、デバイス情報設定処理を実行する。
以下、デバイス情報設定処理の手順について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
デバイス情報設定処理は、フラッシュメモリシステム1に電源が投入されることにより開始される。
デバイス情報設定処理が開始されると、コントローラ3のマイクロプロセッサ6は、外部ROMインターフェースブロック15を介して、外部ROM5に格納された必須デバイス情報(ブロックサイズ、データ幅、及び、セル構造)を読み出して取得する(ステップS100)。
次に、マイクロプロセッサ6は、取得した必須デバイス情報を、フラッシュメモリインターフェースブロック10に設定する(ステップS110)。また、必須デバイス情報に含まれていない任意デバイス情報として仮の設定値を設定する。すなわち、読み出しスピードを最低速度の読み出しスピードとなるように設定し、記録容量を最小の記録容量に設定する(ステップS120)。
次に、マイクロプロセッサ6は、フラッシュメモリインターフェースブロック10及び内部バス14を介して、フラッシュメモリ2の所定のページから、任意デバイス情報(読み出しスピード及び記録容量)を読み出す(ステップS130)。そして、マイクロプロセッサ6は、読み出したデバイス情報をフラッシュメモリインターフェースブロック10に再設定して(ステップS140)、デバイス情報設定処理を終了する。
上記のデバイス情報設定処理によって、デバイス情報が適切に設定されると、コントローラ3は、設定されたデバイス情報に基づいてフラッシュメモリ2への以後のアクセスを実行する。
以上で説明したように、本実施の形態のフラッシュメモリシステム1は、必須デバイス情報がコントローラ3の外部に設けられた外部ROM5からコントローラ3に供給され、任意デバイス情報は、コントローラ3がフラッシュメモリ2の特定のページから読み出す。このため、内部ROM12にデバイス情報を記録したテーブルを格納する必要がなく、新規な品種のフラッシュメモリ2にも容易に対応できる。
また、本実施の形態のフラッシュメモリシステム1は、外部ROM5に記憶されるデバイス情報を必須デバイス情報に限り、任意デバイス情報はフラッシュメモリ2の特定のページから読み出される。このため、外部ROM5の記録容量を最小限度に抑制することができる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、外部ROM5に予め記録された必須デバイス情報を、外部ROMインターフェースブロック15を介して起動時に読み出した。
しかし、このような構成によらなくとも、本発明の目的は達成され得る。例えば、以下で説明する第2の実施の形態のフラッシュメモリシステム1のように、コントローラ3が有する所定の入力端子に供給される情報(論理値)に基づいて、必須デバイス情報をコントローラ3に設定するようにしてもよい。
本発明の第2の実施の形態におけるフラッシュメモリシステム1は、フラッシュメモリ2と、それを制御するコントローラ3と、から構成されている。
コントローラ3は、図4に示すように、マイクロプロセッサ6と、ホストインターフェースブロック7と、ワークエリア8と、バッファ9と、フラッシュメモリインターフェースブロック10と、ECC(エラー・コレクション・コード)ブロック11と、内部ROM(Read Only Memory)12と、設定端子部16と、から構成される。これら機能ブロックによって構成されるコントローラ3は、一つの半導体チップ上に集積される。各機能ブロックのうち、設定端子部16を除く部分については、第1の実施の形態におけるものと同一であるので説明を省略し、設定端子部16についてのみ説明する。
設定端子部16は、複数の入力端子を備える。設定端子部16は、各端子に印加される電圧値に基づいて定められる必須デバイス情報を、マイクロプロセッサ6に供給する。
このように構成されるフラッシュメモリシステム1は、起動時に、第1の実施の形態と同様に、図3に示すデバイス情報設定処理を実行する。
デバイス情報設定処理が開始されると、コントローラ3のマイクロプロセッサ6は、設定端子部16に設定された必須デバイス情報(ブロックサイズ、データ幅、及び、セル構造)を取得する(ステップS100)。
次に、マイクロプロセッサ6は、取得した必須デバイス情報を、フラッシュメモリインターフェースブロック10に設定する(ステップS110)。また、任意デバイス情報として仮の設定値を設定する。すなわち、読み出しスピードを最低速度の読み出しスピードとなるように設定し、記録容量を最小の記録容量に設定する(ステップS120)。
次に、マイクロプロセッサ6は、フラッシュメモリインターフェースブロック10及び内部バス14を介して、フラッシュメモリ2の所定のページから、任意デバイス情報(読み出しスピード及び記録容量)を読み出す(ステップS130)。そして、マイクロプロセッサ6は、読み出したデバイス情報をフラッシュメモリインターフェースブロック10に再設定して(ステップS140)、デバイス情報設定処理を終了する。
上記のデバイス情報設定処理によって、デバイス情報が適切に設定されると、コントローラ3は、設定されたデバイス情報に基づいてフラッシュメモリ2への以後のアクセスを実行する。
以上で説明したように、本実施の形態のフラッシュメモリシステム1は、コントローラ3の設定端子部16に必須デバイス情報が設定され、任意デバイス情報はフラッシュメモリ2の特定のページから読み出される。このため、第1の実施形態におけるフラッシュメモリシステム1と同様、内部ROM12にデバイス情報を記録したテーブルを格納する必要がなく、新規な品種のフラッシュメモリ2にも容易に対応できる。
上記各実施の形態では、外部ROM5や設定端子部16により必須デバイス情報のみが供給される場合を例に説明したが、任意デバイス情報も外部ROM5や設定端子部16から供給されるようにしてもよい。この場合、フラッシュメモリ2の特定のページから任意デバイス情報を取得する手順を省略できる。
上記各実施の形態では、起動時に外部ROM5や設定端子部16により必須デバイス情報が供給される場合を例に説明したが、起動時に必須デバイス情報をコントローラに供給するのは、これらに限らない。例えば、起動時に、ホストシステムから必須デバイス情報が与えられるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るフラッシュメモリシステムを概略的に示すブロック図である。 フラッシュメモリのアドレス空間の構造を概略的に示す図である。 デバイス情報設定処理の手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るフラッシュメモリシステムを概略的に示すブロック図である。
符号の説明
1 フラッシュメモリシステム
2 フラッシュメモリ
3 コントローラ
4 ホストシステム
5 外部ROM
6 マイクロプロセッサ
7 ホストインターフェースブロック
8 ワークエリア
9 バッファ
10 フラッシュメモリインターフェースブロック
11 ECCブロック
12 内部ROM
13 外部バス
14 内部バス
15 外部ROMインターフェースブロック
16 設定端子部
25 ユーザ領域
26 冗長領域

Claims (8)

  1. フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムからの命令に応答して前記フラッシュメモリを制御することにより、前記フラッシュメモリへのアクセスを実行するメモリコントローラであって、
    設定されたデバイス情報により定められる仕様で、前記フラッシュメモリへのアクセスを実行する、フラッシュメモリインターフェース手段と、
    前記メモリコントローラの起動時に前記デバイス情報を取得して出力する、デバイス情報取得手段と、
    前記デバイス情報取得手段が出力する前記デバイス情報を受け取り、当該デバイス情報を前記フラッシュメモリインターフェース手段に設定するデバイス情報設定手段と、から構成される、
    ことを特徴とするメモリコントローラ。
  2. 前記デバイス情報取得手段は、複数の入力端子を備え、当該入力端子に供給される設定信号により定義される前記デバイス情報を、前記メモリコントローラの起動時に取得し、当該取得したデバイス情報を前記デバイス情報設定手段に供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリコントローラ。
  3. 前記デバイス情報取得手段の入力端子に供給される前記設定信号は、前記フラッシュメモリにアクセスするための仕様を定義する前記デバイス情報のうち、最小限のデバイス情報である必須デバイス情報を定めるものであり、
    前記フラッシュメモリは、前記デバイス情報のうち、前記必須デバイス情報に含まれない任意デバイス情報を、所定のメモリ領域に記憶し、
    前記フラッシュメモリインターフェース手段は、前記デバイス情報設定手段によって設定される前記必須デバイス情報により定められる仕様で前記フラッシュメモリへアクセスし、前記フラッシュメモリの所定のメモリ領域から前記任意デバイス情報を読み出して前記デバイス情報設定手段に供給し、
    前記デバイス情報設定手段は、前記フラッシュメモリインターフェース手段により読み出された前記任意デバイス情報を前記フラッシュメモリインターフェース手段に設定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のメモリコントローラ。
  4. 前記デバイス情報取得手段は、前記メモリコントローラの起動時に、前記フラッシュメモリにアクセスするための仕様を定義する前記デバイス情報を格納する外部記憶媒体から当該デバイス情報を取得し、当該取得したデバイス情報を前記デバイス情報設定手段に供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリコントローラ。
  5. 前記外部記憶媒体は、前記フラッシュメモリにアクセスするための仕様を定義する前記デバイス情報のうち、最小限のデバイス情報である必須デバイス情報を格納し、
    前記フラッシュメモリは、前記デバイス情報のうち、前記必須デバイス情報に含まれない任意デバイス情報を、所定のメモリ領域に記憶し、
    前記フラッシュメモリインターフェース手段は、前記デバイス情報設定手段によって設定される前記必須デバイス情報により定められる仕様で前記フラッシュメモリへアクセスし、前記フラッシュメモリの所定のメモリ領域から前記任意デバイス情報を読み出して前記デバイス情報設定手段に供給し、
    前記デバイス情報設定手段は、前記フラッシュメモリインターフェース手段により読み出された前記任意デバイス情報を前記フラッシュメモリインターフェース手段に設定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のメモリコントローラ。
  6. 前記必須デバイス情報は、ブロックサイズと、データ幅と、セル構造と、である、
    ことを特徴とする請求項3又は5に記載のメモリコントローラ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のメモリコントローラと、フラッシュメモリと、を備えることを特徴とするフラッシュメモリシステム。
  8. フラッシュメモリにアクセスするための仕様を定義するデバイス情報のうち最小限のデバイス情報である必須デバイス情報を取得する、必須デバイス情報取得ステップと、
    前記必須デバイス情報取得ステップで取得した必須デバイス情報に基づき、前記フラッシュメモリにアクセスし、前記フラッシュメモリの所定のメモリ領域に格納されたデバイス情報のうち前記必須デバイス情報に含まれない任意デバイス情報を読み出して取得する任意デバイス情報取得ステップと、から構成される、
    ことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法。
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