JP4245585B2 - メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 - Google Patents

メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、メモリコントローラ及び当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステムに関する。
近年、フラッシュメモリの性能(記憶容量、信頼性、動作速度等)が向上し、不揮発性の記憶媒体として、プログラム等を格納する用途に用いられつつある。
フラッシュメモリは、その特性上、読み出されたデータに誤りが混入するおそれがある。例えば、メモリセルに対する読み出しや書き込みが実行された場合に、このメモリセルとビット線を共通にする他のメモリセルの状態が変化してしまう、ディスターブ現象がその一例として挙げられる(特許文献1を参照)。
このため、フラッシュメモリを記憶媒体として利用する装置の電源投入時に、フラッシュメモリに格納された起動プログラム(ブートプログラム)を実行しようとする場合、正常にプログラムが実行されず、当該装置を起動できないことがあった。
特開2004−272476号公報
本発明は上記の実情に鑑みてなされてもので、起動プログラムが実行できないことにより装置を起動できなくなる事態を回避可能なフラッシュメモリの制御方法、メモリコントローラ及び当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るメモリコントローラは、フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムが指定する仮想的なブロックのアドレスを定義する論理ブロックアドレスと前記フラッシュメモリが有する各ブロックの固有のアドレスを定義する物理ブロックアドレスとの対応付けを示すアドレス対応情報を管理するアドレス管理手段と、前記ホストシステムからの命令に応答して、前記アドレス対応情報に基づき、前記フラッシュメモリにデータを書き込む書き込み手段と、前記ホストシステムからの命令に応答して、前記アドレス対応情報に基づき、前記フラッシュメモリに書き込まれているデータを読み出して前記ホストシステムに供給する、読み出し手段と、前記ホストシステムの起動時に、前記ホストシステムが実行すべき起動プログラムが前記フラッシュメモリに格納されているか否かを判定する判定手段と、から構成されるメモリコントローラであって、前記フラッシュメモリは、前記起動プログラムと前記起動プログラムのバックアッププログラムとを記憶し、前記アドレス管理手段は、前記判定手段が、前記起動プログラムが格納されていないと判定した場合、前記起動プログラムのバックアッププログラムが前記フラッシュメモリから読み出されるように前記アドレス対応情報を更新し、前記読み出し手段は、前記ホストシステムの起動時に前記アドレス対応情報に基づき、前記起動プログラム又は前記起動プログラムのバックアッププログラムを前記ホストシステムに供給する、ことを特徴とする。
なお、本発明において、ホストシステムとは、フラッシュメモリを記憶媒体として利用する装置を指すものとする。
前記アドレス管理手段は、所定の論理ブロックアドレスを前記起動プログラムが格納されるブロックの論理ブロックアドレスとして管理し、前記判定手段は、前記アドレス管理手段が保持するアドレス対応情報において、前記起動プログラムが格納される所定の論理ブロックアドレスに物理ブロックアドレスが対応付けられていない場合に、前記フラッシュメモリに前記起動プログラムが格納されていないと判定してもよい。
前記読み出し手段は、読み出したデータに含まれる誤りを、前記フラッシュメモリが有するブロックを構成するページ毎に、1つのページに対し所定数の誤りを限度として、訂正する誤り訂正手段を備え、読み出したページに含まれる誤りが前記誤り訂正手段により訂正可能な所定数よりも多い場合に、当該読み出したページに代えて前記起動プログラムのバックアッププログラムが格納されたブロックの当該読み出したページに対応するページを読み出してもよい。
前記フラッシュメモリは、前記起動プログラムと前記起動プログラムのバックアッププログラムとを記憶するためのプログラム専用領域を有してもよい。
前記アドレス管理手段は、前記判定手段が、前記フラッシュメモリに前記起動プログラムが格納されていないと判定した場合、前記アドレス対応情報における前記起動プログラムが記憶されるべき論理ブロックアドレスに対応する物理ブロックアドレスを、前記起動プログラムのバックアッププログラムが記憶されたブロックの物理ブロックアドレスで置き換えるように更新し、前記読み出し手段は、更新されたアドレス対応情報に基づいて前記起動プログラムのバックアッププログラムを読み出してもよい。
前記書き込み手段は、前記起動プログラムのバックアッププログラム以外のデータを書き込む際には、データが書き込まれる各ブロックが有する冗長領域に、各ブロックに対応する論理ブロックアドレスを示す論理シリアル番号を書き込み、前記起動プログラムのバックアッププログラムのデータを書き込む際には、データが書き込まれる各ブロックが有する冗長領域に、各ブロックに対応する論理ブロックアドレスが存在しない論理シリアル番号を書き込み、前記アドレス管理手段は、論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスとの対応関係を、前記冗長領域に書き込まれた前記論理シリアル番号に基づいて取得し、前記判定手段が、前記フラッシュメモリに前記起動プログラムが格納されていないと判定した場合、前記アドレス対応情報における前記起動プログラムが記憶されるべき論理ブロックアドレスに対応する物理ブロックアドレスを、対応する論理ブロックアドレスが存在しない論理シリアル番号が冗長領域に書き込まれているブロックの物理ブロックアドレスで置き換えるように更新し、前記読み出し手段は、更新されたアドレス対応情報に基づいて前記起動プログラムのバックアッププログラムを読み出してもよい。
なお、本発明において、冗長領域とは、ホストシステムが利用するデータが記録されるユーザ領域に記録されたデータの管理に用いる付加的な情報が記録される領域を指すものとする。
前記書き込み手段は、前記起動プログラムを更新する際に、前記起動プログラムのバックアッププログラムも更新してもよい。
本発明の第2の観点に係るフラッシュメモリシステムは、上記の特徴のうち、少なくともいずれか一つを有するメモリコントローラと、フラッシュメモリとを備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るフラッシュメモリの制御方法は、フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムが指定する仮想的なブロックのアドレスを定義する論理ブロックアドレスと前記フラッシュメモリが有する各ブロックの固有のアドレスを定義する物理ブロックアドレスとの対応付けを示すアドレス対応情報を管理するアドレス管理ステップと、前記ホストシステムからの命令に応答して、前記アドレス対応情報に基づき、前記フラッシュメモリにデータを書き込む書き込みステップと、前記ホストシステムからの命令に応答して、前記アドレス対応情報に基づき、前記フラッシュメモリに書き込まれているデータを読み出して前記ホストシステムに供給する、読み出しステップと、ホストシステムの起動時に、前記ホストシステムの起動プログラムが前記フラッシュメモリに格納されているか否かを判定する判定ステップと、から構成されるフラッシュメモリの制御方法であって、
前記フラッシュメモリには、前記起動プログラムと前記起動プログラムのバックアッププログラムとが記憶され、
前記判定ステップで前記起動プログラムが格納されていると判定された場合、前記読み出しステップでは、前記アドレス対応情報に基づいて、前記起動プログラムが前記ホストシステムに供給され
前記判定ステップで前記起動プログラムが格納されていないと判定された場合、前記アドレス管理ステップにより前記起動プログラムのバックアッププログラムが前記フラッシュメモリから読み出されるように前記アドレス対応情報が更新され、前記読み出しステップでは、更新された前記アドレス対応情報に基づいて、前記起動プログラムのバックアッププログラムが前記ホストシステムに供給される、ことを特徴とする。
本発明によれば、起動プログラムとそのバックアッププログラムを格納し、起動時に起動プログラムが正常に格納されていない場合、バックアッププログラムを読み出して供給する。このため、本発明に係るメモリコントローラ、メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法は、起動プログラムが実行できないことにより装置を起動できなくなる事態を回避することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[フラッシュメモリシステム1の説明]
図1は、本発明に係るフラッシュメモリシステム1を概略的に示すブロック図である。図1に示すように、フラッシュメモリシステム1は、フラッシュメモリ2と、それを制御するコントローラ3で構成されている。
なお、フラッシュメモリシステム1は、外部バス13を介してホストシステム4と接続される。ホストシステム4は、ホストシステム4の全体の動作を制御するためのCPU(Central Processing Unit)、フラッシュメモリシステム1との情報の授受を担うコンパニオンチップ等から構成される。ホストシステム4は、例えば、文字、音声、あるいは画像情報等の種々の情報を処理するパーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラをはじめとする各種情報処理装置であってもよい。
コントローラ3は、図1に示すように、マイクロプロセッサ6と、ホストインターフェースブロック7と、ワークエリア8と、バッファ9と、フラッシュメモリインターフェースブロック10と、ECC(エラー・コレクション・コード)ブロック11と、ROM(Read Only Memory)12と、から構成される。これら機能ブロックによって構成されるコントローラ3は、一つの半導体チップ上に集積される。以下に各機能ブロックについて説明する。
マイクロプロセッサ6は、ROM12に記録されたプログラムに従って、コントローラ3の全体の動作を制御する。具体的には、マイクロプロセッサ6は、フラッシュメモリ2にデータを書き込むための書き込み処理、データを読み出すための読み出し処理、アドレス変換テーブルの作成、消去済ブロック検索用テーブルの作成等の処理を実行するように各部を制御する。
ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4との間の、データ、アドレス情報、ステータス情報、外部コマンド情報等の授受を行なう。すなわち、フラッシュメモリシステム1とホストシステム4は、外部バス13を介して相互に接続される。かかる状態において、ホストシステム4よりフラッシュメモリシステム1に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を入口としてコントローラ3の内部に取り込まれ、フラッシュメモリシステム1からホストシステム4に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を出口としてホストシステム4に供給される。
より詳細には、ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4より供給されるホストアドレス及び外部コマンドを一時的に格納するコマンドレジスタ、書き込み又は読み出しを行うデータのサイズを格納するセクタ数レジスタ、書き込み又は読み出しを行うデータの論理ブロックアドレスを格納するLBA(Logical Block Addressing)レジスタ、等を有する。そして、これらのレジスタを介してホストシステム4との情報の授受を行う。
ワークエリア8は、フラッシュメモリ2の制御に必要なデータが一時的に格納される作業領域であり、複数のSRAM(Static Random Access Memory)セルによって構成される。
バッファ9は、フラッシュメモリ2から読み出したデータ及びフラッシュメモリ2に書き込むデータを一時的に保持する。
フラッシュメモリインターフェースブロック10は、内部バス14を介して、フラッシュメモリ2とデータ、アドレス情報、ステータス情報、内部コマンド情報等の授受を行う。
ECCブロック11は、フラッシュメモリ2に書き込むデータに付加されるエラーコレクションコードを生成するとともに、読み出しデータに付加されたエラーコレクションコードに基づいて、読み出したデータに含まれる誤りを検出・訂正する。
ROM12は、マイクロプロセッサ6による処理の手順を定義するプログラムを格納する不揮発性の記憶素子である。具体的には、ROM12は、例えば、書き込み処理、読み出し処理、アドレス変換テーブルの作成、消去済ブロック検索用テーブルの作成等の処理手順を定義するプログラムを格納する。
[フラッシュメモリの説明]
次に、フラッシュメモリ2について説明する。図2は、フラッシュメモリ2のメモリ構造を概略的に示す図である。図2に示したように、フラッシュメモリ2はデータの読み出し及び書き込みにおける処理単位であるページと、データの消去単位であるブロックで構成されている。
上記ページは、例えば、512バイトのユーザ領域25と、16バイトの冗長領域26によって構成される。ユーザ領域25は、主に、ホストシステム4から供給されるデータが格納される領域であり、冗長領域26は、エラーコレクションコード、ブロックステータス、論理シリアル番号等の付加情報が格納される領域である。
エラーコレクションコードは、ユーザ領域25に格納されたデータに含まれる誤りを訂正するための付加情報であり、ECCブロック11によって生成される。このエラーコレクションコードに基づき、ユーザ領域25に格納されたデータに含まれる誤りが所定数以下であれば、その誤りが訂正される。
ブロックステータスは、そのブロックが不良ブロック(正常にデータの書き込み等を行なうことができないブロック)であるか否かを示すフラグであり、そのブロックが不良ブロックであると判断された場合には、不良ブロックであることを示すフラグが設定される。
論理シリアル番号は、そのブロックにデータが格納されている場合に、そのブロックがどの論理ブロックアドレスに対応するかを示す。
また、本実施の形態のフラッシュメモリ2は、対応する論理ブロックアドレスが存在しない論理シリアル番号を付されたブロックを有する。この対応する論理ブロックアドレスが存在しない論理シリアル番号を付されたブロックのユーザ領域25には、起動プログラムのバックアッププログラムが格納される。
なお、そのブロックにデータが格納されていない場合は、論理シリアル番号も格納されていないので、論理シリアル番号が格納されているか否かで、そのブロックが消去済ブロックであるか否かを判断することができる。つまり、論理シリアル番号が格納されていない場合は消去済ブロックであると判断できる。
[論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスの説明]
フラッシュメモリ2はデータの上書きができないため、データの書き替えを行なう場合には、ブロック消去されている消去済ブロックに新たなデータ(書き替え後のデータ)を書き込み、古いデータ(書き替え前のデータ)が書き込まれていたブロックを消去するという2段階の処理を行なわなければならない。このとき、消去はブロック単位で処理されるため、古いデータ(書き替え前のデータ)が書き込まれていたページが含まれるブロックの、全ページのデータが消去されてしまう。従って、データの書き替えを行なう場合、書き替えるページが含まれるブロックの、他のページのデータについても、消去済ブロックに移動させる処理が必要となる。
上記のようにデータを書き替える場合、書き替え後のデータは書き替え前と異なるブロックに書き込まれるため、ホストシステム4側から与えられる論理ブロックアドレスと、フラッシュメモリ2内でのブロックアドレスである物理ブロックアドレスとの対応関係は、データを書き替える毎に動的に変化する。このため、論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスの対応関係を示したアドレス変換テーブルが必要となる。なお、このアドレス変換テーブルは、フラッシュメモリの冗長領域26に書き込まれている論理シリアル番号に基づいて作成され、データが書き替えられる毎に、その書き替えに関わった部分の対応関係が更新される。
[ゾーンの構成の説明]
次に、フラッシュメモリ2内の複数のブロックで構成したゾーンを、論理ブロックアドレスの空間に割当てるゾーン管理について図面を参照して説明する。図3は、1024のブロックでゾーンを構成した例を示している。図3に示した例では、ゾーンは、1024のブロックB0000〜B1023(物理ブロックアドレスの0000〜1023)で構成され、各ブロックは、読み出し及び書き込み処理の単位である32のページP00〜P31で構成されている。ここで、ブロックは消去処理の単位であり、ページは読み出し及び書き込み処理の単位である。
また、このゾーンを、論理ブロックアドレスの空間に割当てる場合、不良ブロックの発生を考慮して、ゾーンを構成するブロック数よりも少ないブロック数の論理ブロックアドレスの空間に割当てられる。この割当は、通常、フラッシュメモリ2の仕様に応じて行なわれるが、例えば、1024のブロックで構成されたゾーンを、1000ブロック分の論理ブロックアドレスの空間に割当てたり、950ブロック分の論理ブロックアドレスの空間に割当てたりすることができる。この際、論理ブロックアドレスの空間に割当てるブロック数を増やせば、フラッシュメモリの使用効率は良くなるが、不良ブロックの発生に対する許容量(許容できる不良ブロックの発生数)は少なくなる。
なお、図4に示すように、本実施の形態のフラッシュメモリシステム1においては、1024ブロックで構成されたゾーンを、1000ブロック分の論理ブロックアドレスの空間に割当てるものとする。
また、本実施の形態のフラッシュメモリ2は、図5に示すように、1024ブロックで構成されたゾーンのうち、最初の8ブロック(B0000〜B0007)を、ホストシステム4が起動される際に実行される起動プログラム及びそのバックアッププログラムを格納するための専用ブロック(以下、プログラム専用ブロックと呼ぶ)とし、残りのブロックをユーザが自由にデータを書き込むことができるブロック(以下、ユーザ利用ブロックと呼ぶ)とする。
なお、プログラム専用ブロックのサイズは、ユーザ利用ブロックと合わせて1024ブロックを超過しない範囲であれば8ブロックに限られない。また、プログラム専用ブロックは、ゾーンの最初の部分以外の部分に割り当てられても構わない。
プログラム専用ブロックに格納されるデータの中で、起動プログラムが書き込まれたブロックの冗長領域26には、対応する論理ブロックアドレスが存在する、所定の論理シリアル番号が書き込まれる。図5に示す例では、プログラム専用ブロックの中の起動プログラムが格納されたブロック(B0000〜B0002)の対応する論理シリアル番号として、それぞれLB0からLB2が割り当てられる。
また、プログラム専用ブロックに格納されるデータの中で、バックアッププログラムが書き込まれたブロックの冗長領域26には、対応する論理ブロックアドレスが存在しない、所定の論理シリアル番号が書き込まれる。図5に示す例では、プログラム専用ブロックの中のバックアッププログラムが格納されたブロック(B0005〜B0007)の対応する論理シリアル番号として、それぞれLB1000からLB1002が割り当てられる。
なお、図5に示す例において、プログラム専用ブロックの中のB0003及びB0004には、対応する論理シリアル番号が割り当てられていないが、これらのブロックは消去済みのブロックであり、プログラムの書き替えの際に利用される。
また、起動プログラム及びそのバックアッププログラムは、上述のように論理シリアル番号によって判別できるので、ゾーン内のブロックをプログラム専用ブロックとユーザ利用ブロックとに分割せずにこれらのプログラムを格納するようにしてもよい。
[アドレス変換テーブルの説明]
次に、アドレス変換テーブルについて、説明する。アドレス変換テーブルは、論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスの対応関係を管理する。
図6は、図4に示したゾーン0に対するアドレス変換テーブルの一例を示したものであり、各論理ブロックアドレスに対応するデータが格納されているフラッシュメモリ2内での物理ブロックアドレスが、論理ブロックアドレス順に記述されている。また、フラッシュメモリ2にデータが格納されていない論理ブロックアドレスについては、アドレス変換テーブルのその論理ブロックアドレスに対応した部分に、物理ブロックアドレスではなく、データが格納されていないことを示すフラグ(以下、対応するデータが格納されていないことを示すフラグを未格納フラグと言う。)が設定される。本実施の形態では、未格納フラグとして物理ブロックアドレスの代わりに全ビットに1を設定するものとする(図6に示す例では、LB3、LB4及びLB998に未格納フラグが設定されている)。
なお、各ゾーンに割り当てられた論理ブロックアドレスの空間では、論理ブロックアドレス順で各ブロックに論理シリアル番号が付けられる。すなわち、上述のように、各ゾーンに1000ブロック分の論理ブロックアドレスの空間を割り当てた場合、論理ブロックアドレスの順でLB0からLB999までの論理シリアル番号が付けられる。ここで、論理シリアル番号LB0は、1000ブロック分の論理ブロックアドレスの空間における先頭の論理ブロックアドレスに対応し、論理シリアル番号LB999は、1000ブロック分の論理ブロックアドレスの空間における1000番目の論理ブロックアドレスに対応する。従って、論理シリアル番号LB1000以降については対応する論理ブロックアドレスがない。
アドレス変換テーブルを作成する手順は以下の通りである。例えば、図4に示したゾーン0のアドレス変換テーブルを作成する場合、マイクロプロセッサ6は、1000ブロック分の物理ブロックアドレスを記述できる領域をSRAM上に確保し、その物理ブロックアドレスを記述する領域に初期設定として未格納フラグを設定する。その後、マイクロプロセッサ6は、フラッシュメモリインターフェースブロック10を制御してフラッシュメモリ2のゾーン0を構成するブロックの冗長領域26を順次読み出していき、冗長領域26に論理シリアル番号が記述されている場合には、アドレス変換テーブルのその論理シリアル番号に対応する部分に、その論理シリアル番号が記述されているブロックの物理ブロックアドレスを記述する。
なお、このアドレス変換テーブルの作成処理で物理ブロックアドレスが記述されなかった部分については、初期設定で記述された未格納フラグがそのまま残る。
[消去済ブロック検索用テーブルの説明]
次に、消去済ブロック検索用テーブルについて、図面を参照して説明する。消去済ブロック検索用テーブルは、データの書き込み先とすることができる消去済ブロックを検索するためのテーブルである。
まず、消去済ブロック検索用テーブルを用いて、消去済ブロックを検索する方法について説明する。例えば、図4に示したゾーンの消去済ブロックを検索する場合、マイクロプロセッサ6は、1024ビットの領域をSRAM上に確保し、その領域の各ビットにゾーンを構成する各ブロックを割当てた消去済ブロック検索用テーブルを作成する。
図7は、図4に示したゾーン0とゾーン1の消去済ブロック検索用テーブルを模式的に示した概念図である。ここで、ゾーン0の消去済ブロック検索用テーブル上のビットは、ブロックB0000〜B1023(物理ブロックアドレスの0000〜01023)に対応し、ゾーン1の消去済ブロック検索用テーブル上のビットは、ブロックB1024〜B2047(物理ブロックアドレスの1024〜2047)に対応する。
また、消去済ブロック検索用テーブル上のビットと、ゾーンを構成するブロックとの対応関係については、図7に示した消去済ブロック検索用テーブル上のビットを、上の行から下の行へ、各行を左から右へ物理ブロックアドレス順に対応させている。従って、ゾーン0の消去済ブロック検索用テーブルでは、左上のビットが、B0000(物理ブロックアドレスの0000)のブロックに対応し、右下のビットが、B1023(物理ブロックアドレスの1023)のブロックに対応する。
また、消去済ブロック検索用テーブル上のビットは、「0」と「1」で消去済ブロックであるか否かを示しており、例えば、データが書き込まれている場合(または不良ブロックであることを示すブロックステータスが記述されている場合)は、そのビットに「0」を、データが書き込まれていない場合(消去済ブロックの場合)は、そのビットに「1」を設定する。
なお、この消去済ブロック検索用テーブルは、アドレス変換テーブルを作成する際に一緒に作成することができる。例えば、マイクロプロセッサ6は、消去済ブロック検索用テーブルを作成するSRAM上の領域に「0」を設定しておき、各ブロックの冗長領域26に論理シリアル番号も不良ブロックであることを示すブロックステータスも記述されていないときに、そのブロックに対応するビットに「1」を設定するようにすれば、アドレス変換テーブルを作成する際に一緒に作成することができる。つまり、ゾーンを構成するブロックの冗長領域26に記述されているデータを読み出したときにこの処理を行なえば、消去済ブロックに対応するビットだけに「1」が設定され、消去済ブロックでないブロックに対応するビットは予め設定した「0」のままになる。
また、マイクロプロセッサ6は、消去済ブロックにデータが書き込まれたときに、そのブロックに対応するビットを「1」から「0」に変更し、データが書き込まれているブロックがブロック消去されたときに、そのブロックに対応するビットを「0」から「1」に変更することで、消去済ブロック検索用テーブルを随時更新する。
次に、この消去済ブロック検索用テーブルを用いて、ユーザ利用ブロックにおける、消去済ブロックを検索する場合について図8を参照して説明する。図8は、ゾーン0の消去済ブロック検索用テーブルを示している。例えば、1行目の各ビットは、ブロックB0000〜B0007(物理ブロックアドレスの0000〜0007)に対応し、下端の行の各ビットはブロックB1016〜B1023(物理ブロックアドレスの1016〜1023)に対応する。
マイクロプロセッサ6は、消去済ブロック検索用テーブルを、上の行から下の行へと走査する。また、マイクロプロセッサ6は、消去済ブロック検索用テーブル内の各行を左から右へと走査する。すなわち、消去済ブロック検索用テーブルの一番上の行の各ビットは、プログラム専用ブロックに対応するため、マイクロプロセッサ6は、消去済ブロック検索用テーブルのブロックB0008(物理ブロックアドレス0008)に対応するビット(2行目の、左端のビット)から、走査を開始する。そして、ブロックB1023(物理ブロックアドレスの1023)に対応するビット(下端の行の、右端のビット)までを走査していき、消去済ブロックに対応する「1」のビットを検索する。
図8に示した消去済ブロック検索用テーブルを検索する場合、上から2番目の行の、左から3番目のビットが「1」なので、マイクロプロセッサ6は、ここで検索を終了し、このビットに対応するブロックB0010(物理ブロックアドレスの0010)を、データの書き込み先のブロックとして特定する。
また、次回の検索は、上から2番目の行の、左から4番目のビットから走査を開始し、上から4番目の行の、左から5番目のビットが「1」なので、マイクロプロセッサ6は、ここで検索を終了し、このビットに対応するブロックB0028(物理ブロックアドレスの0028)を、データの書き込み先のブロックとして特定する。その後も、このような検索を続けていき、下端の行の、右端のビットまで走査が進んだときは、2行目の、左端のビットに戻る。
なお、プログラム専用ブロックの消去済ブロックを検索する場合には、上記と同様の検索を、消去済ブロック検索用テーブルの1行目に対して実施すればよい。
[書き込み処理の説明]
次に、ホストシステム4からのコマンドに応答して実行される書き込み処理について説明する。この書き込み処理では、フラッシュメモリ2へのデータ書き込みが実行される。
ホストシステム4からの書き込み処理の実行を要求するコマンドは、ホストインターフェースブロック7のコマンドレジスタに書き込まれる。また、データの書き込み先の論理ブロックアドレスと、書き込むデータのサイズは、それぞれホストインターフェースブロック7のLBAレジスタと、セクタ数レジスタとに書き込まれる。
コマンドレジスタに書き込まれた命令に応答して、マイクロプロセッサ6は、消去済ブロック検索用テーブルを検索して特定したブロックに、データを書き込む。この書き込み処理では、マイクロプロセッサ6は、フラッシュメモリインターフェースブロック10を制御して、内部バス14を介して、書き込み先のブロック内のページに、データを書き込む。マイクロプロセッサ6は、データを書き込んだブロックの冗長領域26に、エラーコレクションコード、論理シリアル番号等を書き込む。
また、上記書き込み処理で、ホストシステム4側から供給された論理ブロックアドレスに対応する旧データが存在する場合(上書きをする場合)は、上記新データの書き込み処理の後に旧データの消去処理が行なわれる。なお、消去する旧データが格納されているブロックの物理ブロックアドレスは、アドレス変換テーブルに基づいて得ることができる。この消去処理では、マイクロプロセッサ6は、フラッシュメモリインターフェースブロック10を制御して、内部バス14を介して、フラッシュメモリ2の旧データが格納されているブロックの物理ブロックアドレスのデータを消去する。
また、プログラム専用ブロックに書き込まれている起動用プログラムを更新する場合には、上記の手順によって起動用プログラムのデータを書き替えるとともに、バックアッププログラムも更新する。なお、バックアッププログラムは、ホストシステム4から論理ブロックアドレスを指定して更新することができない。従って、起動プログラムの更新を要求するコマンドが与えられたとき、マイクロプロセッサ6は、起動プログラムを更新するとともに、その起動プログラムを別の物理ブロックアドレスにも書き込み、そのブロックの冗長領域26にバックアッププログラムが格納されていることを示す論理シリアル番号を書き込む。
[読み出し処理の説明]
読み出し処理は、ホストシステム4からのコマンドに応答して実行される。
ホストシステム4からの読み出し処理の実行を要求するコマンドは、ホストインターフェースブロック7のコマンドレジスタに書き込まれる。また、読み出すデータの論理ブロックアドレスは、ホストインターフェースブロック7のLBAレジスタに書き込まれ、読み出すデータのサイズはセクタ数レジスタに書き込まれる。
コマンドレジスタに書き込まれた命令に応答して、マイクロプロセッサ6は、LBAレジスタに書き込まれた論理ブロックアドレスを、アドレス変換テーブルに基づき物理ブロックアドレス(論理ブロックアドレスに対応するデータが格納されているブロックの物理ブロックアドレス)に変換する。
続いて、マイクロプロセッサ6は、フラッシュメモリインターフェースブロック10を制御して、内部バス14を介して、ホストシステム4側から与えられる論理ブロックアドレスに対応するデータが格納されているブロック内のページに格納されているデータを、バッファ9に読み出す。
マイクロプロセッサ6は、バッファ9に読み出したデータを、当該データに付加されているエラーコレクションコードに基づいて誤りを訂正する。そして、マイクロプロセッサ6は、訂正後のデータを、ホストインターフェースブロック7を制御して、外部バス13を介してホストシステム4に供給する。マイクロプロセッサ6はこれらの処理をセクタ数レジスタに書き込まれたページ数分繰り返して実行し、その後、読み出し処理を終了する。
[ブート処理の説明]
次に、ホストシステム4が起動する際に、フラッシュメモリ2に格納された起動プログラムを読み出して実行する、ブート処理の手順について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
ブート処理は、例えば、ホストシステム4の電源投入やホストシステム4のリセット操作が行われたときに実行される。
ブート処理が開始されると、コントローラ3のマイクロプロセッサ6は、フラッシュメモリインターフェースブロック10及び内部バス14を介してフラッシュメモリ2にアクセスする。そして、起動プログラムが格納されているゾーンのアドレス変換テーブルをワークエリア8に作成する(ステップS100)。
次に、マイクロプロセッサ6は、ステップS100で作成したアドレス変換テーブルを参照して、起動プログラムの格納領域に割り当てられている論理ブロックアドレスに対応する物理ブロックアドレスが存在するか否かを判定する(ステップS110)。なお、論理ブロックアドレスには、上述のように各ゾーン内で論理シリアル番号が付けられているので、起動プログラムの格納領域に割り当てられている論理シリアル番号に対応する物理ブロックアドレスが存在するか否かにより上記判定を実施することができる。
論理シリアル番号LB0〜LB2が起動プログラムの格納領域に、論理シリアル番号LB1000〜LB1002がバックアッププログラムの格納領域に、それぞれ割り当てられている場合において、アドレス変換テーブル上で論理シリアル番号LB0〜LB2に対応する物理ブロックアドレスが存在する場合(ステップS110;Yes)、マイクロプロセッサ6は、処理をステップS130に移す。
一方、アドレス変換テーブル上で論理シリアル番号LB0〜LB2に対応する物理ブロックアドレスが存在しない場合(ステップS110;No)、バックアッププログラムの格納領域に割り当てられている論理シリアル番号LB1000〜LB1002に対応する物理ブロックアドレスを、アドレス変換テーブルの論理シリアル番号LB0〜LB2に対応する部分に書き込む(ステップS120)。つまり、アドレス変換テーブルの論理シリアル番号LB0に対応する部分に論理シリアル番号1000に対応する部分の物理ブロックアドレスを書き込み、アドレス変換テーブルの論理シリアル番号LB1に対応する部分に論理シリアル番号1001に対応する部分の物理ブロックアドレスを書き込み、アドレス変換テーブルの論理シリアル番号LB2に対応する部分に論理シリアル番号1002に対応する部分の物理ブロックアドレスを書き込む。その後、マイクロプロセッサ6は、処理をステップS130に移す。
ステップS130において、マイクロプロセッサ6は、アドレス変換テーブルに基づいて、フラッシュメモリ2から起動プログラム又はバックアッププログラムを読み出す(ステップS130)。つまり、アドレス変換テーブルの論理シリアル番号LB0〜LB2に対応する部分に、論理シリアル番号LB0〜LB2に対応する物理ブロックアドレスが書き込まれている場合には、起動プログラムが読み出され、論理シリアル番号LB1000〜LB1002に対応する物理ブロックアドレスが書き込まれている場合には、バックアッププログラムが読み出される。読み出された起動プログラム又はバックアッププログラムは、ホストシステム4内のRAM(Random Access Memory)に書き込まれる。なお、メモリコントローラ内にホストシステムから直接アクセス可能なSRAM領域を設け、そこに読み出された起動プログラム又はバックアッププログラムを書き込んでもよい。
ホストシステム4は、起動プログラム又はバックアッププログラムを実行し、所望の動作を実現する(ステップS140)。
以上で説明したように、本実施の形態のフラッシュメモリシステム1は、フラッシュメモリ2に起動プログラムとそのバックアッププログラムとを格納し、起動時に作成されるアドレス変換テーブルに基づいて起動プログラム又はそのバックアッププログラムを読み出す。ホストシステム4は、読み出された起動プログラム又はバックアッププログラムを実行し、所望の動作を実現する。
ここで、バックアッププログラムが格納されている領域には、ホストシステム4側のアドレス空間、つまり、論理ブロックアドレスの空間が割り当てられていないので、ホストシステム4は常に起動プログラムが格納されている領域を指定して、起動プログラム又はそのバックアッププログラムの読み出し処理を要求する。一方、この読み出し処理は、アドレス変換テーブルに基づいて実行される。このため、アドレス変換テーブル上で起動プログラムが格納されている領域に対応する部分に、起動プログラムが格納されている領域の物理ブロックアドレスが書き込まれている場合には起動プログラムが読み出され、バックアッププログラムが格納されている領域の物理ブロックアドレスが書き込まれている場合にはバックアッププログラムが読み出される。
なお、アドレス変換テーブルの作成時に、起動プログラムが正常に格納されていないと判定された場合には、アドレス変換テーブルの起動プログラムが格納されている領域に対応する部分に、バックアッププログラムが格納されている領域の物理ブロックアドレスが書き込まれる。従って、ホストシステム4は、起動プログラムが正常に格納されていない場合でも、特別な処理を行うことなくバックアッププログラムを読み出し、そのバックアッププログラムを実行することができる。
なお、上述の説明では、起動時にアドレス変換テーブルを書き替えることによりバックアッププログラムを読み出したが、起動プログラムの読み出しを実行しているときに読み出したページに含まれる誤りを訂正することができなくなった場合(ECCブロック11で訂正可能な許容数を超える誤りが検出された場合)に、そのページの格納データだけを、バックアッププログラムの対応する格納データで置き換えてもよい。
例えば、上述のように、論理シリアル番号LB0〜LB2が起動プログラムの格納領域に、論理シリアル番号LB1000〜LB1002がバックアッププログラムの格納領域に、それぞれ割り当てられている場合に、起動プログラムが正常に格納されていれば、アドレス変換テーブルの論理シリアル番号LB0〜LB2に対応する部分に、論理シリアル番号LB0〜LB2に対応する物理ブロックアドレスが書き込まれる。従って、論理シリアル番号LB0〜LB2に対応する物理ブロックアドレスで指示されたブロックから格納データが読み出される。LB0〜LB2に対応する物理ブロックアドレスで指示されたブロック内の各ページから順次格納データが読み出されているときに、読み出されたページに含まれる誤りを訂正することができなくなった場合、そのページの格納データがバックアッププログラム内の対応するページの格納データで代用される。例えば、誤り訂正をすることができなくなったページが、論理シリアル番号LB0に対応する物理ブロックアドレスで指示されたブロックの10ページ目であれば、当該ページの格納データをLB1000に対応する物理ブロックアドレスで指示されたブロックの10ページ目の格納データで代用する。なお、起動プログラムとバックアッププログラムとの対応関係は、論理シリアル番号LB0と論理シリアル番号LB1000が対応し、論理シリアル番号LB1と論理シリアル番号LB1001が対応し、論理シリアル番号LB2と論理シリアル番号LB1002が対応するように設定されているものとする。
本発明に係るフラッシュメモリシステムを概略的に示すブロック図である。 フラッシュメモリのアドレス空間の構造を概略的に示す図である。 1024のブロックでゾーンを構成した例を示す図である。 ゾーンの構成例を示す図である。 ゾーンを構成するブロックの割当の例を示す図である。 アドレス変換テーブルの例を示す図である。 消去済ブロック検索用テーブルの例を示す概念図である。 消去済ブロック検索用テーブルを用いた消去済ブロックの検索方法を説明するための図である。 ブート処理の手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 フラッシュメモリシステム
2 フラッシュメモリ
3 コントローラ
4 ホストシステム
6 マイクロプロセッサ
7 ホストインターフェースブロック
8 ワークエリア
9 バッファ
10 フラッシュメモリインターフェースブロック
11 ECCブロック
12 ROM
13 外部バス
14 内部バス
25 ユーザ領域
26 冗長領域

Claims (9)

  1. フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムが指定する仮想的なブロックのアドレスを定義する論理ブロックアドレスと前記フラッシュメモリが有する各ブロックの固有のアドレスを定義する物理ブロックアドレスとの対応付けを示すアドレス対応情報を管理するアドレス管理手段と、
    前記ホストシステムからの命令に応答して、前記アドレス対応情報に基づき、前記フラッシュメモリにデータを書き込む書き込み手段と、
    前記ホストシステムからの命令に応答して、前記アドレス対応情報に基づき、前記フラッシュメモリに書き込まれているデータを読み出して前記ホストシステムに供給する、読み出し手段と、
    前記ホストシステムの起動時に、前記ホストシステムが実行すべき起動プログラムが前記フラッシュメモリに格納されているか否かを判定する判定手段と、から構成されるメモリコントローラであって、
    前記フラッシュメモリは、前記起動プログラムと前記起動プログラムのバックアッププログラムとを記憶し、
    前記アドレス管理手段は、前記判定手段が、前記起動プログラムが格納されていないと判定した場合、前記起動プログラムのバックアッププログラムが前記フラッシュメモリから読み出されるように前記アドレス対応情報を更新し、
    前記読み出し手段は、前記ホストシステムの起動時に前記アドレス対応情報に基づき、前記起動プログラム又は前記起動プログラムのバックアッププログラムを前記ホストシステムに供給する、
    ことを特徴とするメモリコントローラ。
  2. 前記アドレス管理手段は、所定の論理ブロックアドレスを前記起動プログラムが格納されるブロックの論理ブロックアドレスとして管理し、
    前記判定手段は、前記アドレス管理手段が保持するアドレス対応情報において、前記起動プログラムが格納される所定の論理ブロックアドレスに物理ブロックアドレスが対応付けられていない場合に、前記フラッシュメモリに前記起動プログラムが格納されていないと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリコントローラ。
  3. 前記読み出し手段は、読み出したデータに含まれる誤りを、前記フラッシュメモリが有するブロックを構成するページ毎に、1つのページに対し所定数の誤りを限度として、訂正する誤り訂正手段を備え、
    読み出したページに含まれる誤りが前記誤り訂正手段により訂正可能な所定数よりも多い場合に、当該読み出したページに代えて前記起動プログラムのバックアッププログラムが格納されたブロックの当該読み出したページに対応するページを読み出す、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリコントローラ。
  4. 前記フラッシュメモリは、前記起動プログラムと前記起動プログラムのバックアッププログラムとを記憶するためのプログラム専用領域を有する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のメモリコントローラ。
  5. 前記アドレス管理手段は、前記判定手段が、前記フラッシュメモリに前記起動プログラムが格納されていないと判定した場合、前記アドレス対応情報における前記起動プログラムが記憶されるべき論理ブロックアドレスに対応する物理ブロックアドレスを、前記起動プログラムのバックアッププログラムが記憶されたブロックの物理ブロックアドレスで置き換えるように更新し、
    前記読み出し手段は、更新されたアドレス対応情報に基づいて前記起動プログラムのバックアッププログラムを読み出す、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のメモリコントローラ。
  6. 前記書き込み手段は、前記起動プログラムのバックアッププログラム以外のデータを書き込む際には、データが書き込まれる各ブロックが有する冗長領域に、各ブロックに対応する論理ブロックアドレスを示す論理シリアル番号を書き込み、前記起動プログラムのバックアッププログラムのデータを書き込む際には、データが書き込まれる各ブロックが有する冗長領域に、各ブロックに対応する論理ブロックアドレスが存在しない論理シリアル番号を書き込み、
    前記アドレス管理手段は、論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスとの対応関係を、前記冗長領域に書き込まれた前記論理シリアル番号に基づいて管理し、前記判定手段が、前記フラッシュメモリに前記起動プログラムが格納されていないと判定した場合、前記アドレス対応情報における前記起動プログラムが記憶されるべき論理ブロックアドレスに対応する物理ブロックアドレスを、対応する論理ブロックアドレスが存在しない論理シリアル番号が冗長領域に書き込まれているブロックの物理ブロックアドレスで置き換えるように更新し、
    前記読み出し手段は、更新されたアドレス対応情報に基づいて前記起動プログラムのバックアッププログラムを読み出す、
    ことを特徴とする請求項5に記載のメモリコントローラ。
  7. 前記書き込み手段は、前記起動プログラムを更新する際に、前記起動プログラムのバックアッププログラムも更新する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のメモリコントローラ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のメモリコントローラと、フラッシュメモリとを備えることを特徴とするフラッシュメモリシステム。
  9. フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムが指定する仮想的なブロックのアドレスを定義する論理ブロックアドレスと前記フラッシュメモリが有する各ブロックの固有のアドレスを定義する物理ブロックアドレスとの対応付けを示すアドレス対応情報を管理するアドレス管理ステップと、
    前記ホストシステムからの命令に応答して、前記アドレス対応情報に基づき、前記フラッシュメモリにデータを書き込む書き込みステップと、
    前記ホストシステムからの命令に応答して、前記アドレス対応情報に基づき、前記フラッシュメモリに書き込まれているデータを読み出して前記ホストシステムに供給する、読み出しステップと、
    ホストシステムの起動時に、前記ホストシステムの起動プログラムが前記フラッシュメモリに格納されているか否かを判定する判定ステップと、から構成されるフラッシュメモリの制御方法であって、
    前記フラッシュメモリには、前記起動プログラムと前記起動プログラムのバックアッププログラムとが記憶され、
    前記判定ステップで前記起動プログラムが格納されていると判定された場合、前記読み出しステップでは、前記アドレス対応情報に基づいて、前記起動プログラムが前記ホストシステムに供給され
    前記判定ステップで前記起動プログラムが格納されていないと判定された場合、前記アドレス管理ステップにより前記起動プログラムのバックアッププログラムが前記フラッシュメモリから読み出されるように前記アドレス対応情報が更新され、前記読み出しステップでは、更新された前記アドレス対応情報に基づいて、前記起動プログラムのバックアッププログラムが前記ホストシステムに供給される、
    ことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法。
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