JPH06259982A - フラッシュｒｏｍの書換方法及び書換装置 - Google Patents
フラッシュｒｏｍの書換方法及び書換装置Info
- Publication number
- JPH06259982A JPH06259982A JP4766693A JP4766693A JPH06259982A JP H06259982 A JPH06259982 A JP H06259982A JP 4766693 A JP4766693 A JP 4766693A JP 4766693 A JP4766693 A JP 4766693A JP H06259982 A JPH06259982 A JP H06259982A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rewriting
- control device
- flash rom
- request signal
- control
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】図１に示す書換装置１を制御装置２に接続する
ことによりフラッシュＲＯＭの書換電源３を制御装置２
に供給する。使用者が書換装置１より書換要求信号５を
出力し、その信号の持つ情報が、制御装置内の固有情報
６と一致したときのみ、フラッシュＲＯＭの書換を許可
する構成とする。 【効果】フラッシュＲＯＭ書換電源を外部から供給する
こと、及び、書換要求信号のもつ情報が制御装置内部の
固有情報と一致したときのみ書換が許可されることで予
期せぬ消去，書込みを防止でき信頼性の高い書換が可能
となる。
ことによりフラッシュＲＯＭの書換電源３を制御装置２
に供給する。使用者が書換装置１より書換要求信号５を
出力し、その信号の持つ情報が、制御装置内の固有情報
６と一致したときのみ、フラッシュＲＯＭの書換を許可
する構成とする。 【効果】フラッシュＲＯＭ書換電源を外部から供給する
こと、及び、書換要求信号のもつ情報が制御装置内部の
固有情報と一致したときのみ書換が許可されることで予
期せぬ消去，書込みを防止でき信頼性の高い書換が可能
となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置のフラッシュ
ＲＯＭの書換方法及び書換装置に関する。
ＲＯＭの書換方法及び書換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、制御装置に用いるメモリとして
は、紫外線により一括消去，電気的に書き込み可能なＥ
ＰＲＯＭ（electrically ＰＲＯＭ），バイト単位に電
気的に消去，書き込み可能なＥＥＰＲＯＭ(electricall
y erasable ＰＲＯＭ）がある。ＥＥＰＲＯＭについて
はオンボードで書換を行う内蔵プログラムによりバイト
単位に書換が行われている。
は、紫外線により一括消去，電気的に書き込み可能なＥ
ＰＲＯＭ（electrically ＰＲＯＭ），バイト単位に電
気的に消去，書き込み可能なＥＥＰＲＯＭ(electricall
y erasable ＰＲＯＭ）がある。ＥＥＰＲＯＭについて
はオンボードで書換を行う内蔵プログラムによりバイト
単位に書換が行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュＲＯＭは、
メモリを一括して消去可能なため、誤消去によって、本
来消去すべきでない書換に関するメモリまで消去してし
まうと、オンボードでは二度とメモリの書換ができなく
なるという問題がある。本発明では、使用者が予期しな
い書換を防止して、誤消去，誤書き込みをなくしメモリ
書換の信頼性向上を図ることを目的とする。
メモリを一括して消去可能なため、誤消去によって、本
来消去すべきでない書換に関するメモリまで消去してし
まうと、オンボードでは二度とメモリの書換ができなく
なるという問題がある。本発明では、使用者が予期しな
い書換を防止して、誤消去，誤書き込みをなくしメモリ
書換の信頼性向上を図ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】フラッシュＲＯＭ書換装
置を制御装置に接続した時のみ書換電源を供給する構成
とし、接続時以外には書換電源を供給しない書換方法と
する。次に、書換装置を制御装置に接続し、書換条件を
すべて満たさなければ書換を許可しない書換方法とす
る。また、制御装置本来の制御中には、いかなる場合で
あっても書換を許可しない書換方法とする。
置を制御装置に接続した時のみ書換電源を供給する構成
とし、接続時以外には書換電源を供給しない書換方法と
する。次に、書換装置を制御装置に接続し、書換条件を
すべて満たさなければ書換を許可しない書換方法とす
る。また、制御装置本来の制御中には、いかなる場合で
あっても書換を許可しない書換方法とする。
【０００５】
【作用】書換装置を制御装置に接続したときにのみ書換
電源を供給し、且つ、使用者自ら書換要求信号を出した
ときのみ書換可能とするため、予期せぬメモリの消去が
行われる可能性がない。また、制御装置本来の制御中に
は、書換要求があった場合でも書換を許可しないのでメ
モリの誤書換を生じず、メモリ書換で起りうる制御装置
の暴走を防止できる。
電源を供給し、且つ、使用者自ら書換要求信号を出した
ときのみ書換可能とするため、予期せぬメモリの消去が
行われる可能性がない。また、制御装置本来の制御中に
は、書換要求があった場合でも書換を許可しないのでメ
モリの誤書換を生じず、メモリ書換で起りうる制御装置
の暴走を防止できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の１実施例を説明する。
【０００７】図１に書換装置と制御装置との接続図を示
す。図２に本発明による書換手順を示す。
す。図２に本発明による書換手順を示す。
【０００８】図１の構成について説明する。書換装置１
は制御装置２に接続することで制御装置２にフラッシュ
ＲＯＭの書換電源３を供給する。書換装置１は制御装置
２と共通の通信インタフェース４を所有し、互いに接続
することでシリアル通信により情報交換をすることが可
能となる。ここで、制御装置２は、書換電源３を書換装
置１を接続しないと得ることができないので、書換装置
１を接続していない状態では、書換ができないため誤消
去を防止できる。
は制御装置２に接続することで制御装置２にフラッシュ
ＲＯＭの書換電源３を供給する。書換装置１は制御装置
２と共通の通信インタフェース４を所有し、互いに接続
することでシリアル通信により情報交換をすることが可
能となる。ここで、制御装置２は、書換電源３を書換装
置１を接続しないと得ることができないので、書換装置
１を接続していない状態では、書換ができないため誤消
去を防止できる。
【０００９】図２は書換装置１によるフラッシュＲＯＭ
の書換手順を示す。
の書換手順を示す。
【００１０】書換装置１が制御装置２に接続され（１０
０）、書換装置１，制御装置２に電源を投入（１０１）
すると、制御装置内の書換装置の接続の有無を判断する
手段により、制御装置２は書換装置１が接続されている
かの判断を行う（１０２）。前記の書換装置１の接続の
有無を判断する手段としては、制御装置電源投入後に通
信インタフェースを利用して制御装置２より任意のシリ
アルデータを送信し、このデータに対して、書換装置１
より応答があれば接続していると判断する手段等があ
る。又は、書換電源３の入力端子の電圧値を利用すれば
シリアル通信を行う以前に、接続の有無の判断が可能で
ある。
０）、書換装置１，制御装置２に電源を投入（１０１）
すると、制御装置内の書換装置の接続の有無を判断する
手段により、制御装置２は書換装置１が接続されている
かの判断を行う（１０２）。前記の書換装置１の接続の
有無を判断する手段としては、制御装置電源投入後に通
信インタフェースを利用して制御装置２より任意のシリ
アルデータを送信し、このデータに対して、書換装置１
より応答があれば接続していると判断する手段等があ
る。又は、書換電源３の入力端子の電圧値を利用すれば
シリアル通信を行う以前に、接続の有無の判断が可能で
ある。
【００１１】ここで、書換装置１が接続されていないと
判断された場合は、制御装置２の本来の制御（１０８）
を開始する。
判断された場合は、制御装置２の本来の制御（１０８）
を開始する。
【００１２】制御装置２の本来の制御（１０８）とは、
自動車制御装置を例にとれば、エンジン回転の制御，自
動変速機の変速制御等のことである。
自動車制御装置を例にとれば、エンジン回転の制御，自
動変速機の変速制御等のことである。
【００１３】制御装置２が書換装置１を接続されている
と判断した場合は、次のステップへ進み、書換装置１か
らの書換要求信号５の有無の判断を行う（１０３）。
と判断した場合は、次のステップへ進み、書換装置１か
らの書換要求信号５の有無の判断を行う（１０３）。
【００１４】この書換要求信号５は、任意の待ち時間以
内に受け付ける（１０４）ものとし、待ち時間内に信号
の入力がない場合は制御装置２の本来の制御（１０８）
を行う。
内に受け付ける（１０４）ものとし、待ち時間内に信号
の入力がない場合は制御装置２の本来の制御（１０８）
を行う。
【００１５】本来の制御（１０８）が開始されると、書
換要求信号５を受け付けるための前記処理（１０３）
（１０４）は行わないので、もし、書換要求信号５があ
っても処理されずに書換の許可がでない。よって、制御
中には書換が行われることがないので誤書換による制御
装置の暴走を防止できる。
換要求信号５を受け付けるための前記処理（１０３）
（１０４）は行わないので、もし、書換要求信号５があ
っても処理されずに書換の許可がでない。よって、制御
中には書換が行われることがないので誤書換による制御
装置の暴走を防止できる。
【００１６】書換信号の有無の判断（１０３）で書換要
求信号５があった場合には、次のステップへ進み、書換
要求信号内の情報が制御装置２で記憶している固有情報
６と一致しているかの比較を行う（１０５）。
求信号５があった場合には、次のステップへ進み、書換
要求信号内の情報が制御装置２で記憶している固有情報
６と一致しているかの比較を行う（１０５）。
【００１７】もし、一致していない場合は、使用者にＮ
Ｇを知らせる信号を出力し(１０６)、再び書換要求信号
５の待ち状態（１０３）（１０４）に戻る。
Ｇを知らせる信号を出力し(１０６)、再び書換要求信号
５の待ち状態（１０３）（１０４）に戻る。
【００１８】書換要求信号５の情報が制御装置内の固有
情報６と一致したときは、フラッシュＲＯＭの書換（１
０７）を実施する。そして、ＲＯＭ書換終了後書換られ
た内容に従い制御装置２の本来の制御（１０８）を開始
する。
情報６と一致したときは、フラッシュＲＯＭの書換（１
０７）を実施する。そして、ＲＯＭ書換終了後書換られ
た内容に従い制御装置２の本来の制御（１０８）を開始
する。
【００１９】このように、使用者自ら書換要求信号５を
制御装置２に送信し、さらに、その書換要求信号５のも
つ情報が、制御装置内で固有情報６と一致すると判断し
たときでないと書換を許可しないため、制御装置の使用
者が予期できないメモリの書換を防止できる。又、制御
装置内で、書換要求信号５を受信後、データの比較処理
を行うことは、装置間の通信状態の確認になり電圧レベ
ルの不足等の通信不良による誤書き込みなども防止でき
る。
制御装置２に送信し、さらに、その書換要求信号５のも
つ情報が、制御装置内で固有情報６と一致すると判断し
たときでないと書換を許可しないため、制御装置の使用
者が予期できないメモリの書換を防止できる。又、制御
装置内で、書換要求信号５を受信後、データの比較処理
を行うことは、装置間の通信状態の確認になり電圧レベ
ルの不足等の通信不良による誤書き込みなども防止でき
る。
【００２０】書換要求信号５の構成の一例としては、ア
スキーコードによる制御装置２の固有データ，プログラ
ムバイト数等を含むシリアルデータが考えられる。
スキーコードによる制御装置２の固有データ，プログラ
ムバイト数等を含むシリアルデータが考えられる。
【００２１】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、書
換のための電源を外部から供給すること、及び書換要求
信号を制御装置内部の固有情報と一致したときのみ書換
を許可することで、使用者が予期しない消去，書き込み
を防止でき信頼性の高い書換が可能となる。また、制御
装置本来の制御中には、書換要求信号があった場合でも
書換を許可しない方法とすることでメモリ書換で起りう
る制御装置の暴走を防止できる。
換のための電源を外部から供給すること、及び書換要求
信号を制御装置内部の固有情報と一致したときのみ書換
を許可することで、使用者が予期しない消去，書き込み
を防止でき信頼性の高い書換が可能となる。また、制御
装置本来の制御中には、書換要求信号があった場合でも
書換を許可しない方法とすることでメモリ書換で起りう
る制御装置の暴走を防止できる。
【図１】本発明を利用した書換装置の接続方法を示す図
である。
である。
【図２】本発明の書換方法の処理手順を示す図である。
１…書換装置、２…制御装置、３…書換電源、４…通信
インタフェース、５…書換要求信号、６…制御装置の固
有情報。
インタフェース、５…書換要求信号、６…制御装置の固
有情報。
Claims (4)
- 【請求項１】フラッシュＲＯＭをメモリとして使用する
制御装置において、フラッシュROMの書換電源を制御装
置外部より供給することを特徴とするフラッシュＲＯＭ
の書換装置。 - 【請求項２】請求項１において、制御装置内の書換装置
の接続の有無を判断する手段と、その手段により書換装
置が接続されたと判断したときのみ書換を許可すること
を特徴とするフラッシュＲＯＭの書換方法。 - 【請求項３】請求項１において、書換装置からの書換要
求信号が、制御装置内に記憶している固有情報と一致し
たときのみ書換を許可することを特徴とするフラッシュ
ROMの書換方法。 - 【請求項４】制御装置本来の制御中には、請求項３記載
の書換要求信号があっても書換を許可しないことを特徴
とするフラッシュＲＯＭの書換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4766693A JPH06259982A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | フラッシュｒｏｍの書換方法及び書換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4766693A JPH06259982A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | フラッシュｒｏｍの書換方法及び書換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06259982A true JPH06259982A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12781591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4766693A Pending JPH06259982A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | フラッシュｒｏｍの書換方法及び書換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06259982A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000339224A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | メモリシステム |
| US6209043B1 (en) | 1998-05-26 | 2001-03-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Command-controllable IC memory with compatibility checking unit suspending memory operation/enabling data to be only read from memory when IC memory operation is host incompatible |
| JP2008210067A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Miura Co Ltd | 制御装置 |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP4766693A patent/JPH06259982A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6209043B1 (en) | 1998-05-26 | 2001-03-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Command-controllable IC memory with compatibility checking unit suspending memory operation/enabling data to be only read from memory when IC memory operation is host incompatible |
| JP2000339224A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | メモリシステム |
| JP2008210067A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Miura Co Ltd | 制御装置 |
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