JP2008071104A - ストレージ装置及び構成設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、管理者が簡易に運用し得るストレージ装置を提案する。
【解決手段】ホスト装置が送信するデータを格納する複数の物理デバイスを有するストレージ装置であって、管理者が操作して設定すべき事項が予めパラメータとして記載されたポリシーファイル及び物理デバイスの情報に基づいて、複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する物理デバイス群設定部と、物理デバイス群設定部により設定された物理デバイス群の情報及びポリシーファイルに基づいて、物理デバイス群から第1の論理デバイスを設定する第1の論理デバイス設定部と、第1の論理デバイス設定部により設定された第1の論理デバイスの情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、第1の論理デバイスから第2の論理デバイスを設定する第2の論理デバイス設定部とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図20

Description

本発明は、ストレージ装置及び構成設定方法に関し、例えば、物理デバイスから論理デバイスの構成を設定するストレージ装置に適用して好適なものである。
従来、ホスト装置及びストレージ装置をネットワークにより接続し、ホスト装置で処理されるデータを、ネットワークを介してストレージ装置に格納するコンピュータシステムが実用化されている。
この場合、従来のストレージ装置では、例えば、まず、複数の物理デバイスをRAID(Redundant Array of Independent Disks)構成することによって物理デバイス群(RAIDグループ)を作成し、当該物理デバイス群(RAIDグループ)のアドレス空間である第1の論理デバイス(VDEV)を論理的に分割することによって第2の論理デバイス(LDEV)を作成し、当該第2の論理デバイス(LDEV)をホスト装置に提供するようになされている。
なお、このような分野における従来技術として、特許文献1では、メモリ制御部は、メモリのアクセス状態を監視し、メモリデバイスに対する通常にアクセスが行われていない時間に、診断要求を発行して、メモリデバイスに対してメモリデータの診断のためのアクセスを実行し、メモリデバイスから読み出されたデータの内容をチェックしてデータ故障を検出するディスクアレイ装置が提案されている。
また、特許文献2では、物理位置に対応する位置固有の構成情報を検索し、検索された構成情報に基づいてコンピュータシステムを構成する構成方法が提案されている。
さらに、特許文献3では、外部機器から入力したデータの付加情報を読み取り、当該付加情報に基づいてデータの重み付けを行い、当該データの重み付けに基づいてRAIDレベルを選択することにより、データの付加情報に基づいてデータごとに最適なRAIDレベルを選択して、データを複数の記憶装置に格納するディスクアレイ装置が提案されている。
特開2006−134196号公報 特開2006−107488号公報 特開2006−134026号公報
しかしながら、従来のストレージ装置では、当該ストレージ装置の管理者が物理デバイス群(RAIDグループ)、第1の論理デバイス(VDEV)及び第2の論理デバイス(LDEV)の構成を手入力により設定しなければならず、当該管理者がこれら第2の論理デバイス(LDEV)等の構成を設定するために煩雑な作業をしなければならない。また、これら第2の論理デバイス(LDEV)等の定義や概念が複雑なため、第2の論理デバイス(LDEV)等の設定に莫大な時間がかかると共に、当該管理者の育成にも莫大な時間がかかるという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、管理者が簡易に運用し得るストレージ装置及び構成設定方法を提案するものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、ホスト装置が送信するデータを格納する複数の物理デバイスを有するストレージ装置であって、管理者が操作して設定すべき事項が予めパラメータとして記載されたポリシーファイル及び前記物理デバイスの情報に基づいて、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する物理デバイス群設定部と、前記物理デバイス群設定部により設定された前記物理デバイス群の情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群から第1の論理デバイスを設定する第1の論理デバイス設定部と、前記第1の論理デバイス設定部により設定された前記第1の論理デバイスの情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、前記第1の論理デバイスから第2の論理デバイスを設定する第2の論理デバイス設定部とを備えることを特徴とする。
従って、複数の物理デバイスから物理デバイス群、第1の論理デバイス及び第2の論理デバイスを自動で設定することができるため、物理デバイス群、第1の論理デバイス及び第2の論理デバイスを手入力により設定するといった管理者の煩雑な作業を未然かつ有効に防止することができる。
また、本発明においては、ホスト装置が送信するデータを格納する複数の物理デバイスを有するストレージ装置の構成設定方法であって、管理者が操作して設定すべき事項が予めパラメータとして記載されたポリシーファイル及び前記物理デバイスの情報に基づいて、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する第1のステップと、前記第1のステップにおいて設定した前記物理デバイス群の情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群から第1の論理デバイスを設定する第2のステップと、前記第2のステップにおいて設定した前記第1の論理デバイスの情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、前記第1の論理デバイスから第2の論理デバイスを設定する第3のステップとを備えることを特徴とする。
従って、複数の物理デバイスから物理デバイス群、第1の論理デバイス及び第2の論理デバイスを自動で設定することができるため、物理デバイス群、第1の論理デバイス及び第2の論理デバイスを手入力により設定するといった管理者の煩雑な作業を未然かつ有効に防止することができる。
本発明によれば、管理者が操作して設定すべき事項が予めパラメータとして記載されたポリシーファイル及び物理デバイスの情報に基づいて、複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定し、物理デバイス群の情報及びポリシーファイルに基づいて、物理デバイス群から第1の論理デバイスを設定し、第1の論理デバイスの情報及びポリシーファイルに基づいて、第1の論理デバイスから第2の論理デバイスを設定することにより、複数の物理デバイスから物理デバイス群、第1の論理デバイス及び第2の論理デバイスを自動で設定することができるため、物理デバイス群、第1の論理デバイス及び第2の論理デバイスを手入力により設定するといった管理者の煩雑な作業を未然かつ有効に防止することができ、かくして、管理者が簡易に運用し得るストレージ装置及び構成設定方法を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
図1は、本実施の形態に係るストレージシステム1のシステム構成について示している。ストレージシステム1は、ホスト装置2及びストレージ装置3を備えている。
ホスト装置2及びストレージ装置3は、ネットワーク4を介して相互に接続されている。ネットワーク4として、例えば、SAN(Storage Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、公衆回線等を用いることができる。ネットワーク4がLANである場合、ホスト装置2は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に基づいて、ストレージ装置3に対してファイル単位でのデータ入出力を要求することができる。ネットワーク4がSANである場合、ホスト装置2は、ファイバチャネルプロトコルに基づいて、ストレージ装置3に対してブロック単位でのデータ入出力を要求できる。
ホスト装置2は、銀行の自動預金預け支払いシステムや航空機の座席予約システム等に使用される業務用のホストシステムである。ホスト装置2は、CPU(Central Processing Unit)やメモリを備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、例えば、ワークステーション、メインフレーム、パーソナルコンピュータ等である。ホスト装置2は、ポート2Aを備えている。ポート2Aは、ホスト装置2がストレージ装置3と通信するためのネットワークコンポーネントである。また、ホスト装置2は、オペレーティングシステム、ストレージ管理ソフトウェア(RAIDマネージャ)及びアプリケーションソフトウエア等の各種ソフトウェア(図示せず)を備えている。ストレージ管理ソフトウェアは、例えば、ストレージ装置3の記憶資源を管理する。アプリケーションソフトウエアとして、例えば、データベースソフトウェア、Webアプリケーションソフトエア、ストリーミングアプリケーションソフトウェア、Eビジネスアプリケーションソフトウェアを挙げることができる。
なお、ネットワーク4がLANである場合、ポート21として、LAN対応のネットワークカードが適用される。ネットワーク4がSANである場合、ポート21として、HBA(Host Bus Adapter)が適用される。
ストレージ装置3は、ディスクコントローラ(DKC)11及び物理デバイス部12を備える。ディスクコントローラ11は、複数のチャネルアダプタ(CHA)21、複数のディスクアダプタ(DKA)22、キャッシュメモリ(CM)23、共有メモリ(SM)24、管理端末(SVP)25及び相互結合網26を備えている。物理デバイス部12は、複数のファイバチャネルスイッチ(FSW)31及び複数の物理デバイス(PDEV(Physical Device))32を備えている。
各々のチャネルアダプタ21は、CPUやメモリを備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、ホスト装置2との間でデータ通信を行う。チャネルアダプタ21は、ホスト装置2との間でデータを入出力するためのポート21Aを備えている。各々のチャネルアダプタ21には、固有のネットワークアドレスがアサインされており、それぞれが個別にNAS(Network Attached Storage)として機能することができる。ネットワークアドレスとしては、IPアドレスやWWN(World Wide Name)等を用いることができる。ホスト装置2が複数存在する場合、各々のチャネルアダプタ21は、ホスト装置2からの要求を個別に受け付けて処理する。
各々のディスクアダプタ22は、CPUやメモリを備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、物理デバイス32へのデータの読み書きを制御する。ディスクアダプタ22は、ファイバチャネルスイッチ31との間でデータを入出力するためのポート22Aを備えている。各々のディスクアダプタ22は、例えば、チャネルアダプタ21がホスト装置2から受信したデータを物理デバイス32の所定のアドレスに書き込む。また、各々のディスクアダプタ22は、物理デバイス32から読み取ったデータをチャネルアダプタ21に送信する。
各々のディスクアダプタ22は、物理デバイス32へデータを読み書きする場合、論理アドレスを物理アドレスに変換する。物理デバイス32がRAID構成に従って管理されている場合には、各々のディスクアダプタ22は、RAID構成に応じたデータアクセスを行う。例えば、各々のディスクアダプタ22は、同一のデータを別々の物理デバイス群(RAIDグループ)にそれぞれ書き込んだり、或いはパリティ演算を実行し、データとパリティデータとを物理デバイス群に書き込んだりする。
キャッシュメモリ23は、ホスト装置2から受信したデータを一時的に格納したり、或いは物理デバイス32から読み出されたデータを一時的に格納したりする。共有メモリ24には、ストレージ装置3の構成情報やシステム管理に必要な制御情報等の各種テーブルが格納される。なお、これらの各種テーブルの詳細な説明については、後述の図面において説明する。
なお、物理デバイス32の何れか一つ、或いは複数をキャッシュ用のディスクとしてもよい。また、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24は、それぞれ別のメモリとして構成してもよく、あるいは同一メモリの一部の記憶領域をキャッシュ領域として使用し、他の記憶領域を制御領域として使用してもよい。
管理端末25は、各々のチャネルアダプタ21、各々のディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24を保守又は管理するための端末装置であり、例えばノート型のパーソナルコンピュータから構成される。管理端末25は、相互結合網26を介して各々のチャネルアダプタ21、各々のディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24とそれぞれ接続されている。管理端末25は、管理者による操作により、システム構成情報等を定義することができ、またこの定義したシステム構成情報を、相互結合網26を経由して、共有メモリ13に送信する。さらに、管理端末25は、後述するように、所定のチャネルアダプタ21からの要求に基づいて、相互結合網26を経由して共有メモリ13にポリシーファイル73を送信する。なお、本実施の形態では、相互結合網26を経由して、ポリシーファイル73を要求したチャネルアダプタ21に当該ポリシーファイル73を送信し、当該チャネルアダプタ21のメモリ(図示せず)に格納させるようにしても良い。
相互結合網26は、各々のチャネルアダプタ21、各々のディスクアダプタ22キャッシュメモリ23、共有メモリ24及び管理端末25を相互に接続する。相互結合網26は、例えば、高速スイッチング動作によってデータ伝送を行う超高速クロスバスイッチ等のような高速バスである。
ファイバチャネルスイッチ31は、ディスクアダプタ22からのブロックレベルのアクセス要求や書き込み対象のデータ、読出し対象のデータ等を、目的の物理デバイス32へ中継するためのデータ転送経路の切替を行う。また、ファイバチャネルスイッチ31は、物理デバイス32を収納するための筐体に接続検出スイッチ(図示せず)を備えており、物理デバイス32が接続されているか否かを検出する。
物理デバイス32は、例えば、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、磁気テープドライブ、半導体メモリドライブ、光ディスクドライブ等のような実記憶領域を有する記憶デバイスである。また、ハードディスクドライブとして、例えば、ファイバチャネルディスクドライブ、シリアルATA(Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、パラレルATAディスクドライブ、SCSIディスクドライブ等の性能特性の異なる複数のディスクドライブを使用してもよく、或いは、これらのディスクドライブの中から何れか一種類のディスクドライブを使用してもよい。
なお、管理者は、ネットワーク4にSANゾーニングやLUNマスキング等の手法を導入することによって、ホスト装置2のアクセス権限を設定することができる。またなお、ストレージ装置3としては、ディスクアレイシステムのようなストレージシステムであってもよく、或いはそれ自身がSCSI(Small Computer System Interface)ターゲットになる仮想化スイッチであってもよい。さらに、ストレージ装置3では、チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及び共有メモリ24をそれぞれ二重化したり、ディスクコントローラ11自体を二重化したりすることにより、クラスタ構成とするようにしてもよい。この場合には、チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及び共有メモリ24やディスクコントローラ11自体の構成情報が完全に同一であることが必要となる。
図2は、ストレージ装置3内に構築される記憶階層について示している。ストレージ装置3内に構築される記憶階層は、物理的記憶階層及び論理的記憶階層に大別することができる。物理的記憶階層は、複数の物理デバイス32によって設定された物理デバイス群(以下、RAIDグループと呼ぶ)41により構成される。
論理的記憶階層は、複数の(例えば、2種類の)階層から構成する。1つの論理的階層は、第1の論理デバイス(以下、VDEV(Virtual Device)と呼ぶ)42により構成される。他の1つの論理的階層は、第2の論理デバイス(以下、LDEV(Logical Device)と呼ぶ)43により構成される。
VDEV42は、例えば、4つの物理デバイス32を一組としてグループ化することにより(3D+1P)、或いは8つの物理デバイス32を一組としてグループ化することにより(7D+1P)、構成される。即ち、複数の物理デバイス32のそれぞれが提供する記憶領域が集合して一つのRAIDグループ41が形成され、このRAIDグループ41のアドレス空間がVDEV42となる。
なお、VDEV42には、他のRAID構成についても適用することができる。すなわち、1つの物理デバイス32を複数のVDEV42にアサインすることもできるし(スライシング)、あるいは、複数の物理デバイス32から1つのVDEV42を形成することもできる(ストライピング)。
LDEV43は、VDEV42上に、それぞれ少なくとも一つ以上設けることができる。LDEV43は、例えば、VDEV42を固定長で分割することにより構成される。
ホスト装置2がオープン系システムである場合、LDEV43が論理ユニット(以下、LU(Logical Unit)と呼ぶ)44にマッピングされることにより、ホスト装置2は、LDEV43を一つの物理的なデバイスとして認識する。ホスト装置2は、LUN(Logical Unit Number)や論理ブロックアドレス(以下、LBA(Logical Brock Address)と呼ぶ)を指定することにより、所望のLDEV43にアクセスする。なお、ホスト装置2がメインフレーム系システムである場合は、ホスト装置2は、LDEV43を直接認識する。
LU44は、ホスト装置2が認識する論理的な記憶単位である。例えば、ホスト装置2がUNIX(登録商標)系のシステムである場合には、LU44は、デバイスファイル(Device File)に対応付けられる。あるいは、ホスト装置2がWindows(登録商標)系のシステムである場合には、LU44は、ドライブレター(ドライブ名)に対応付けられる。各々のLU44は、ポート21Aを介してホスト装置2に接続される。各々のLU44には、少なくとも一つ以上のLDEV43をマッピングすることができる。1つのLU44に複数のLDEV43をマッピングすることにより、LU44のサイズを仮想的に拡張することができる。
図3は、共有メモリ24に格納される各種テーブルについて示している。共有メモリ24には、実装情報テーブル51、RAIDグループ情報テーブル52、VDEV情報テーブル53、LDEV情報テーブル54、チャネルアダプタ設定情報テーブル55、ディスクアダプタ設定情報テーブル56、キャッシュメモリ設定情報テーブル57、共有メモリ設定情報テーブル58、デバイス設定情報テーブル59、物理デバイス位置情報テーブル60及びRAIDグループ互換性インデックステーブル61が格納される。なお、これらの各種テーブルの詳細な説明については、後述の図面において説明する。
また、共有メモリ24には、チャネルアダプタ21やディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、共有メモリ24、ファイバチャネルスイッチ31及び物理デバイス32等の各種構成要素の種別情報や調整可能なパラメータ等を格納するためのチューニング情報テーブル62、実装されている各種構成要素の詳細情報を格納するための資源実装情報テーブル63、実装されている各種構成要素が正常に稼動しているか閉塞しているかの情報を格納するための資源状態情報テーブル64、各種構成要素の動作の付帯等を示すオプション情報を格納するためのシステムオプション情報テーブル65、チャネルアダプタ21のポート21Aの詳細情報を格納するためのチャネルアダプタポート情報テーブル66及び実装されているディスクコントローラ11固有の情報を格納するためのDKC固有情報テーブル67が格納される。
さらに、共有メモリ24には、RAIDグループ情報テーブル52に情報を格納するまで、実装されている物理デバイス32固有の情報を格納するためのPDEV固有情報テーブル68、VDEV情報テーブル53に情報を格納するまで、実装されているVDEV42固有の情報を格納するためのVDEV固有情報テーブル69、LDEV情報テーブル54に情報を格納するまで、実装されているLDEV43固有の情報を格納するためのLDEV固有情報テーブル70、LDEV43を基点とした当該LDEV43とVDEV42との関連の情報を格納するためのLDEV−VDEV変換テーブル71、VDEV42を基点とした当該VDEV42とLDEV43との関連の情報を格納するためのVDEV−LDEV変換テーブル72及びポリシーファイル73が格納される。
さらに、共有メモリ24には、構成情報設定処理プログラム74、RAIDグループ設定処理プログラム75、VDEV設定処理プログラム76及びLDEV設定処理プログラム77が格納される。各種プログラムの詳細な説明については、後述のフローチャートにおいて説明する。
図4は、実装情報テーブル51のテーブル構成について示している。実装情報テーブル51は、ストレージ装置3に実装されている各種構成要素の情報を格納するようになされている。実装情報テーブル51には、実装されている各チャネルアダプタ21の情報を格納するためのチャネルアダプタ実装情報81、実装されている各ディスクアダプタ22の情報を格納するためのディスクアダプタ実装情報82、実装されているキャッシュメモリ23の情報を格納するためのキャッシュメモリ実装情報83、実装されている共有メモリ24の情報を格納するための共有メモリ実装情報84、実装されているファイバチャネルスイッチ31の情報を格納するためのファイバチャネルスイッチ実装情報85及び実装されている物理デバイス32の情報を格納するための物理デバイス実装情報86が格納される。
チャネルアダプタ実装情報81には、例えば、実装されているチャネルアダプタ21ごとにパッケージ種別、ポート21Aの数及びCPUの数等の情報が格納される。チャネルアダプタ実装情報82には、例えば、実装されているディスクアダプタ22ごとにパッケージ種別、ポート22Aの数及びCPUの数等の情報が格納される。キャッシュメモリ実装情報83には、例えば、実装されているキャッシュメモリ23ごとにパッケージ種別及び容量等の情報が格納される。共有メモリ実装情報84には、例えば、実装されている共有メモリ24ごとにパッケージ種別及び容量等の情報が格納される。
図5は、ファイバチャネルスイッチ実装情報85について示している。ファイバチャネルスイッチ実装情報85には、ファイバチャネルスイッチ31に接続されている物理デバイス32の総数や位置等の情報を格納するための物理デバイス接続情報91及び物理デバイス32の配列順序や配列位置、配列方法等の情報を格納するための物理デバイス配列情報92が格納される。
図6は、物理デバイス実装情報86について示している。物理デバイス実装情報86には、ファイバチャネルスイッチ31に接続されている物理デバイス32ごとに、型式等でなる種別及び容量等の情報を格納するための物理デバイス種別101及び当該物理デバイス32の最後のLBAを格納するための終了LBA102が格納される。
図7は、RAIDグループ情報テーブル52のテーブル構成について示している。RAIDグループ情報テーブル52は、複数の物理デバイス32により構成されるRAIDグループ41の情報を格納するようになされている。RAIDグループ情報テーブル52には、RAIDグループ41ごとに、RAIDグループ番号111、先頭物理デバイス種別112、行開始番号113、列開始番号114、行終了番号115、列終了番号116、RAIDレベル117、エミュレーション情報118、VDEV総数119、VDEV容量120及び先頭VDEV番号121が格納される。
RAIDグループ番号111には、当該RAIDグループ41を一意的に識別する識別子が格納される。先頭物理デバイス種別112には、当該RAIDグループ41の先頭となる物理デバイス32の種別が格納される。行開始番号113には、当該RAIDグループ41における、物理デバイス位置情報テーブル60の行側の開始番号が格納される。列開始番号114には、当該RAIDグループ41における、物理デバイス位置情報テーブル60の列側の開始番号が格納される。行終了番号115には、当該RAIDグループ41における、物理デバイス位置情報テーブル60の行側の終了番号が格納される。列終了番号116には、当該RAIDグループ41における、物理デバイス位置情報テーブル60の列側の終了番号が格納される。RAIDレベル117には、例えば、RAID1、RAID5等の当該RAIDグループ41のRAIDレベルが格納される。エミュレーション情報118には、例えばオープン系システム、メインフレーム系システム等の当該VDEV42のエミュレーションタイプの情報が格納される。VDEV総数119には、当該RAIDグループ41内のVDEV42の総数が格納される。VDEV容量120には、当該RAIDグループ41内のVDEV42の容量が格納される。先頭VDEV番号121には、当該RAIDグループ41における、先頭となるVDEV42のVDEV番号が格納される。
図8は、VDEV情報テーブル53のテーブル構成について示している。VDEV情報テーブル53は、RAIDグループ41のアドレス空間でなるVDEV42の情報を格納するようになされている。VDEV情報テーブル53には、VDEV42ごとに、当該VDEV42を一意的に識別する識別子を格納するためのVDEV番号131、当該VDEV42のエミュレーションタイプの情報を格納するためのエミュレーション情報132、当該VDEV42の容量の情報を格納するためのVDEV容量133、当該VDEV42内のLDEV43の総数を格納するためのLDEV総数134、当該VDEV42内における、先頭となるLDEV43のLDEV番号を格納するための先頭LDEV番号135及び当該RAIDグループ41内における、当該VDEV番号131の次のVDEV番号を格納するための次VDEV番号136が格納される。
図9は、LDEV情報テーブル54のテーブル構成について示している。LDEV情報テーブル54は、VDEV42を分割することにより構成されるLDEV43の情報を格納するようになされている。LDEV情報テーブル54には、LDEV43ごとに、当該LDEV43を一意的に識別する識別子を格納するためのLDEV番号141、当該LDEV43のエミュレーションタイプの情報を格納するためのエミュレーション情報142、当該LDEV43の容量の情報を格納するためのLDEV容量143、当該LDEV43の分割元となるVDEV42のVDEV番号を格納するための元VDEV番号144及び当該VDEV内42における、当該LDEV番号141の次のLDEV番号を格納するための次LDEV番号145が格納される。
図10は、チャネルアダプタ設定情報テーブル55のテーブル構成について示している。チャネルアダプタ設定情報テーブル55は、チャネルアダプタ21の設定に関する情報をまとめて格納するようになされている。チャネルアダプタ設定情報テーブル55には、チャネルアダプタ21ごとに、チャネルアダプタポート情報テーブルの接続チャネル種類情報151、資源実装情報テーブルのパッケージ実装情報152、資源実装情報テーブルのプロセッサ実装情報153、資源実装情報テーブルのポート実装情報154、資源状態情報テーブルのパッケージ状態155、資源状態情報テーブルのプロセッサ状態156、資源状態情報テーブルのポート状態157、システムオプション情報テーブルの動作オプション情報158、資源状態情報テーブルのポート種別159、チャネルアダプタポート情報テーブルのポートチャネルスピード160及びDKC固有情報テーブルのエミュレーション情報161が格納される。
チャネルアダプタポート情報テーブルの接続チャネル種類情報151には、チャネルアダプタポート情報テーブル66に格納されている当該チャネルアダプタ21のポート21Aのチャネル種類の情報が格納される。資源実装情報テーブルのパッケージ実装情報152には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該チャネルアダプタ21のパッケージの情報が格納される。資源実装情報テーブルのプロセッサ実装情報153には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該チャネルアダプタ21の各々のプロセッサの情報が格納される。資源実装情報テーブルのポート実装情報154には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該チャネルアダプタ21の各々のポート21Aの情報が格納される。
資源状態情報テーブルのパッケージ状態155には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該チャネルアダプタ21のパッケージの状態が格納される。資源状態情報テーブルのプロセッサ状態156には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該チャネルアダプタ21の各々のプロセッサの状態が格納される。資源状態情報テーブルのポート状態157には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該チャネルアダプタ21の各々のポート21Aの状態が格納される。システムオプション情報テーブルの動作オプション情報158には、システムオプション情報テーブル65に格納されているチャネルアダプタ21の動作オプションの情報が格納される。資源状態情報テーブルのポート種別159には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該チャネルアダプタ21の各々のポート21Aの種別が格納される。チャネルアダプタポート情報テーブルのポートチャネルスピード160には、チャネルアダプタポート情報テーブル66に格納されている当該チャネルアダプタ21の各々のポート21Aのチャネルスピードの情報が格納される。DKC固有情報テーブルのエミュレーション情報161には、DKC固有情報テーブル67に格納されている当該ディスクコントローラ11のエミュレーションタイプの情報が格納される。
図11は、ディスクアダプタ設定情報テーブル56のテーブル構成について示している。ディスクアダプタ設定情報テーブル56は、ディスクアダプタ22の設定に関する情報をまとめて格納するようになされている。ディスクアダプタ設定情報テーブル56には、ディスクアダプタ22ごとに、資源実装情報テーブルのパッケージ実装情報171、資源実装情報テーブルのプロセッサ実装情報172、資源実装情報テーブルのパリティ生成回路実装情報173、資源状態情報テーブルのパッケージ状態174、資源状態情報テーブルのプロセッサ状態175、資源状態情報テーブルのアダプタ状態176、資源状態情報テーブルの制御回路状態177、資源状態情報テーブルのパリティ生成回路状態178及び資源状態情報テーブルの物理デバイス接続状態179が格納される。
資源実装情報テーブルのパッケージ実装情報171には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該ディスクアダプタ22のパッケージの情報が格納される。資源実装情報テーブルのプロセッサ実装情報172には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該ディスクアダプタ22の各々のプロセッサの情報が格納される。資源実装情報テーブルのパリティ生成回路実装情報173には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該ディスクアダプタ22の各々のパリティ生成回路の情報が格納される。
資源状態情報テーブルのパッケージ状態174には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該ディスクアダプタ22のパッケージの状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのプロセッサ状態175には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該ディスクアダプタ22の各々のプロセッサの状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのアダプタ状態176には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該ディスクアダプタ22の各々のアダプタの状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルの制御回路状態177には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該ディスクアダプタ22の各々の制御回路の状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのパリティ生成回路状態178には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該ディスクアダプタ22の各々のパリティ生成回路の状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルの物理デバイス接続状態179には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該ディスクアダプタ22に接続されている各々の物理デバイス32の状態の情報が格納される。
図12は、キャッシュメモリ設定情報テーブル57のテーブル構成について示している。キャッシュメモリ設定情報テーブル57は、キャッシュメモリ23の設定に関する情報をまとめて格納するようになされている。キャッシュメモリ設定情報テーブル57には、キャッシュメモリ23ごとに、チューニング情報テーブルの容量情報181、資源実装情報テーブルのモジュール情報182、資源実装情報テーブルのパッケージ情報183、資源実装情報テーブルのクラスタ単位のキャッシュメモリ有無情報184、資源状態情報テーブルのキャッシュメモリのモジュール数185、資源状態情報テーブルのモジュール状態186、資源状態情報テーブルのパッケージ状態187、資源状態情報テーブルのクラスタ単位のキャッシュメモリ有無状態188及びチューニング情報テーブルのキャッシュロジカルパーティションごとの常駐領域上限値情報189が格納される。
チューニング情報テーブルの容量情報181には、チューニング情報テーブル62に格納されている当該キャッシュメモリ23の容量の情報が格納される。資源実装情報テーブルのモジュール情報182には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該キャッシュメモリ23のモジュールの情報が格納される。資源実装情報テーブルのパッケージ情報183には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該キャッシュメモリ23のパッケージの情報が格納される。資源実装情報テーブルのクラスタ単位のキャッシュメモリ有無情報184には、資源実装情報テーブル63に格納されているクラスタ単位で当該キャッシュメモリ23を有しているか否かの情報が格納される。
資源状態情報テーブルのキャッシュメモリのモジュール数185には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該キャッシュメモリ23のモジュール数の状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのモジュール状態186には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該キャッシュメモリ23のモジュールの状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのパッケージ状態187には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該キャッシュメモリ23のパッケージの状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのクラスタ単位のキャッシュメモリ有無状態188には、資源状態情報テーブル64に格納されているクラスタ単位で当該キャッシュメモリ23を有しているか否かの情報が格納される。チューニング情報テーブルのキャッシュロジカルパーティションごとの常駐領域上限値情報189には、チューニング情報テーブル62に格納されているキャッシュロジカルパーティションごとにデータが常駐できる領域の上限値の情報が格納される。
図13は、共有メモリ設定情報テーブル58のテーブル構成について示している。共有メモリ設定情報テーブル58は、共有メモリ24の設定に関する情報をまとめて格納するようになされている。共有メモリ設定情報テーブル58には、共有メモリ24ごとに、チューニング情報テーブルの容量情報191、資源実装情報テーブルのモジュール情報192、資源実装情報テーブルのパッケージ情報193、資源実装情報テーブルのクラスタ単位のキャッシュメモリ有無情報194、資源状態情報テーブルのキャッシュメモリのモジュール数195、資源状態情報テーブルのモジュール状態196、資源状態情報テーブルのパッケージ状態197及び資源状態情報テーブルのクラスタ単位のキャッシュメモリ有無状態198が格納される。
チューニング情報テーブルの容量情報191には、チューニング情報テーブル62に格納されている当該共有メモリ24の容量の情報が格納される。資源実装情報テーブルのモジュール情報192には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該共有メモリ24のモジュールの情報が格納される。資源実装情報テーブルのパッケージ情報193には、資源実装情報テーブル63に格納されている当該共有メモリ24のパッケージの情報が格納される。資源実装情報テーブルのクラスタ単位の共有メモリ有無情報194には、資源実装情報テーブル63に格納されているクラスタ単位で当該共有メモリ24を有しているか否かの情報が格納される。
資源状態情報テーブルの共有メモリのモジュール数195には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該共有メモリ24のモジュール数の状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのモジュール状態196には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該共有メモリ24のモジュールの状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのパッケージ状態197には、資源状態情報テーブル64に格納されている当該共有メモリ24のパッケージの状態の情報が格納される。資源状態情報テーブルのクラスタ単位の共有メモリ有無状態198には、資源状態情報テーブル64に格納されているクラスタ単位で当該共有メモリ24を有しているか否かの情報が格納される。
デバイス設定情報テーブル59は、物理デバイス32、RAIDグループ41、VDEV42及びLDEV43の設定に関する情報をまとめて格納するようになされている。デバイス設定情報テーブル59には、LDEV43のエミュレーションタイプや容量等の情報を格納するようになされている。
図14は、物理デバイス位置情報テーブル60のテーブル構成について示している。物理デバイス位置情報テーブル60は、RAIDグループ41を構成できる単位ごと(例えば、異なるファイバチャネルスイッチ31の物理デバイス32ごと等)に、ファイバチャネルスイッチ実装情報85の物理デバイス配列情報92に基づいて、物理デバイス32の配列順序や配列位置等を行及び列で表したものである。物理デバイス位置情報テーブル60は、RAIDグループ41を設定する際に使用される。
図15は、RAIDグループ互換性インデックステーブル61のテーブル構成について示している。RAIDグループ互換性インデックステーブル61は、RAIDグループを設定するにあたり、同一又は互換性を有する物理デバイス32を検出するためのものである。RAIDグループ互換性インデックステーブル61は、物理デバイス32の種別ごとに行及び列からなるインデックス形式で表したものである。例えば、図15は、7種類の物理デバイス32(A〜G)がストレージ装置3に存在する場合におけるRAIDグループ互換性インデックステーブル61を示している。この場合、RAIDグループ互換性インデックステーブル61は、行及び列においてA〜Gを各要素として作成されており、同一又は互換性を有するものには、ビット(1)をたてるようになされている。例えば、Aの物理デバイス32は、E及びFと互換性を有していることとなる。RAIDグループ互換性インデックステーブル61は、RAIDグループ41を設定する際に使用される。
図16は、ポリシーファイル73のテーブル構成について示している。ポリシーファイル73は、従来、管理者がストレージ装置3を操作して設定すべき種々の事項が、予めパラメータとして記載されているものである。ポリシーファイル73には、チャネルアダプタ動作オプション情報201、ポート種別202、ポートチャネルスピード203、ディスクコントローラのエミュレーション情報204、CU番号205、プロセッサ情報206、物理デバイス種別207、物理デバイス台数208、RAIDレベル209及びエミュレーション設定情報210が格納されている。
チャネルアダプタ動作オプション情報201には、チャネルアダプタ21の動作オプションの情報が格納されている。ポート種別202には、チャネルアダプタ21の各々のポート21Aの種別が格納されている。ポートチャネルスピード203には、チャネルアダプタ21の各々のポート21Aのチャネルスピードの情報が格納されている。ディスクコントローラのエミュレーション情報204には、ディスクコントローラ11のエミュレーションタイプの情報が格納されている。CU番号205には、ポートに割り当てる物理デバイス32のオフセット値の情報が格納されている。プロセッサ情報206には、チャネルアダプタ21及びディスクアダプタ22の各々のプロセッサの情報が格納されている。物理デバイス種別207には、型式等でなる種別及び容量等の情報が格納されている。
図17は、物理デバイス台数208の詳細な構成について示している。物理デバイス台数208は、管理者がストレージ装置3を操作して設定すべき優先順位の順で物理デバイス32の台数の情報が格納されている。例えば、物理デバイス台数が多いほうがより大きな容量のRAIDグループ41を設定できるので、優先順位1位の物理デバイスの物理デバイス台数が16台、優先順位2位の物理デバイスの物理デバイス台数が8台のように、ポリシーファイル73に記載しておくことができる。
図18は、RAIDレベル209の詳細な構成について示している。RAIDレベル209は、管理者がストレージ装置3を操作して設定すべき優先順位の順でRAIDレベルの情報が格納されている。例えば、容量を重視する場合には、RAID5(7D+1P)の優先順位を高くポリシーファイル73に記載し、信頼性を重視する場合には、RAID6(6D+2P)の優先順位を高くポリシーファイル73に記載し、性能を重視する場合には、RAID1(4D+4D)の優先順位を高くポリシーファイル73に記載しておくことができる。
図19は、エミュレーション設定情報210の詳細な構成について示している。エミュレーション設定情報210は、管理者がストレージ装置3を操作して設定すべき優先順位の順でエミュレーションタイプ及びその他の情報が格納されている。各優先順位のエミュレーション設定情報には、エミュレーション情報、RAIDグループ内のVDEV数及びVDEV内のLDEV数がそれぞれ格納されている。例えば、使用するエミュレーションタイプのエミュレーション設定情報の優先順位を高くポリシーファイル73に記載しておくことができる。
次に、ストレージシステム1における構成情報設定処理について説明する。図20は、このストレージシステム1における構成情報設定処理に関するストレージ装置3のチャネルアダプタ21の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ストレージ装置3のチャネルアダプタ21のうち、所定のチャネルアダプタ21は、当該ストレージ装置3が初めて起動した場合、又は再セットアップ後初めて起動した場合、各種構成情報を設定する構成情報設定処理プログラム74を実行することにより、図20に示す構成情報設定処理手順RT1に従って、管理端末25からポリシーファイル73を取得し(S1)、当該ポリシーファイル73を共有メモリ24に格納する。
続いて、チャネルアダプタ21は、ストレージ装置3に実装されているチャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24の情報を検出する(S2)。例えば、チャネルアダプタ21は、ディスクアダプタ22と通信することにより、当該ディスクアダプタ22を検出して、情報を取得するようになされている。
続いて、チャネルアダプタ21は、検出したチャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24の情報を実装情報テーブル51に格納する(S3)。
続いて、チャネルアダプタ21は、実装情報テーブル51に格納されたチャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24の情報並びにポリシーファイル73に記載された情報に基づいて、チューニング情報テーブル62、資源実装情報テーブル63、資源状態情報テーブル64、システムオプション情報テーブル65、チャネルアダプタポート情報テーブル66及びDKC固有情報テーブル67を作成する(S4)。
例えば、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73のディスクコントローラのエミュレーション情報204を取得し、その他所定の情報を格納することにより、DKC固有情報テーブル67を作成するようになされている。
続いて、チャネルアダプタ21は、実装情報テーブル51に格納されたチャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24の情報、ポリシーファイル73に記載された情報並びにチューニング情報テーブル62、資源実装情報テーブル63、資源状態情報テーブル64、システムオプション情報テーブル65、チャネルアダプタポート情報テーブル66及びDKC固有情報テーブル67に格納された情報に基づいて、チャネルアダプタ設定情報テーブル55、ディスクアダプタ設定情報テーブル56、キャッシュメモリ設定情報テーブル57及び共有メモリ設定情報テーブル58を作成する(S5)。
例えば、チャネルアダプタ21は、資源実装情報テーブル63に格納されているプロセッサ実装情報やDKC固有情報テーブル67に格納されているエミュレーション情報を格納することにより、チャネルアダプタ設定情報テーブル55を作成するようになされている。
続いて、チャネルアダプタ21は、ストレージ装置3に実装されているファイバチャネルスイッチ31及び物理デバイス32の情報を検出する(S6)。
続いて、チャネルアダプタ21は、検出したファイバチャネルスイッチ31及び物理デバイス32の情報を実装情報テーブル51に格納する(S7)。
続いて、チャネルアダプタ21は、実装情報テーブル51に格納されたファイバチャネルスイッチ実装情報85及び物理デバイス実装情報86並びにポリシーファイル73に記載された情報に基づいて、物理デバイス位置情報テーブル60及びRAIDグループ互換性インデックステーブル61を作成する(S8)。
この場合、チャネルアダプタ21は、ファイバチャネルスイッチ実装情報85の物理デバイス接続情報91及び物理デバイス配列情報92に対応する行及び列に格納することにより、物理デバイス位置情報テーブル60を作成するようになされている。また、チャネルアダプタ21は、物理デバイス実装情報86のすべての物理デバイス種別101の互換性をチェックすることにより、RAIDグループ互換性インデックステーブル61を作成するようになされている。
続いて、チャネルアダプタ21は、RAIDグループ設定処理を実行し(RT2)、RAIDグループ情報テーブル52を作成する。続いて、チャネルアダプタ21は、VDEV設定処理を実行し(RT3)、VDEV情報テーブル53を作成する。続いて、チャネルアダプタ21は、LDEV設定処理を実行し(RT4)、LDEV情報テーブル54を作成する。
続いて、チャネルアダプタ21は、実装情報テーブル51に格納されたファイバチャネルスイッチ31及び物理デバイス32の情報、ポリシーファイル73に記載された情報並びにRAIDグループ情報テーブル52、VDEV情報テーブル53及びLDEV情報テーブル54に格納された情報に基づいて、デバイス設定情報テーブル59を作成する(S9)。やがて、チャネルアダプタ21は、この後、図20に示す構成情報設定処理手順RT1を終了する(S10)。
次に、ストレージシステム1におけるRAIDグループ設定処理について説明する。図21及び図22は、このストレージシステム1におけるRAIDグループ設定処理に関するストレージ装置3におけるチャネルアダプタ21の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
チャネルアダプタ21は、物理デバイス位置情報テーブル60及びRAIDグループ互換性インデックステーブル61を作成すると、RAIDグループ41を設定するRAIDグループ設定処理プログラム75を実行することにより、図21及び図22に示すRAIDグループ設定処理手順RT2に従って、物理デバイス位置情報テーブル60の行00及び列00を、RAIDグループ41を構成する先頭の物理デバイス32である先頭物理デバイスに設定し、当該先頭物理デバイスを対象物理デバイスとする(S21)。
続いて、チャネルアダプタ21は、優先順位1位の物理デバイス台数から順に物理デバイス台数208をポリシーファイル73から取得する(S22)。そして、チャネルアダプタ21は、物理デバイス位置情報テーブル60の行及び列の位置がポリシーファイル73から取得した物理デバイス台数208でRAIDグループ41を構成することができるか否かをチェックする(S23)。
この場合、物理デバイス位置情報テーブル60では、例えば、RAIDグループ41を16台構成することができる先頭物理デバイスの行及び列の位置が行00及び行10に決められており、RAIDグループ41を8台構成することができる先頭物理デバイスの行及び列の位置が行00、行08、行10及び行18に決められており、RAIDグループ41を4台構成することができる先頭物理デバイスの行及び列の位置が行00、行04、行08、行0C、行10、行14、行18及び行1Cに決められている。
従って、物理デバイス位置情報テーブル60では、行及び列の位置によっては、ポリシーファイル73から取得した物理デバイス台数208でRAIDグループ41を作成することができない場合が生じることとなる。
そして、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73から取得した物理デバイス台数208でRAIDグループ41を構成することができない場合(S23:NO)には、ステップS22に戻り、ポリシーファイル73から次の優先順位の物理デバイス台数208を取得し、この後、同様の処理を繰り返す(S22、S23)。
これに対して、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73から取得した物理デバイス台数208でRAIDグループ41を構成することができる場合(S23:YES)には、対象物理デバイスの情報を実装情報テーブル51から取得する(S24)。
続いて、チャネルアダプタ21は、対象物理デバイスに対応する実装情報テーブル51に格納された物理デバイス種別101をRAIDグループ互換性インデックステーブル61の行から検索する(S25)。
続いて、チャネルアダプタ21は、物理デバイス位置情報テーブル60において対象物理デバイスに隣接する物理デバイスの情報を実装情報テーブル51から取得する(S26)。なお、物理デバイス位置情報テーブル60では、隣接する物理デバイスとは行方向に隣接する物理デバイスであることをいい、隣接する物理デバイスする物理デバイスに移動するとは、行方向に隣接する物理デバイスに移動することをいう。なお、対象物理デバイスが物理デバイス位置情報テーブル60の行1Fの物理デバイスに隣接する物理デバイスに移動する場合には、1つ下の列の行00の物理デバイスに移動するものとする。
続いて、チャネルアダプタ21は、対象物理デバイスに隣接する物理デバイスに対応する実装情報テーブル51に格納された物理デバイス種別101をRAIDグループ互換性インデックステーブル61の列から検索する(S27)。
続いて、チャネルアダプタ21は、対象物理デバイスに対応する実装情報テーブル51に格納された物理デバイス種別101と、対象物理デバイスに隣接する物理デバイスに対応する実装情報テーブル51に格納された物理デバイス種別101とが同一又は互換性があるか否かをチェックする(S28)。
具体的に、チャネルアダプタ21は、対象物理デバイスに対応するRAIDグループ互換性インデックステーブル61の行と、対象物理デバイスに隣接する物理デバイスに対応するRAIDグループ互換性インデックステーブル61の列とが交わる位置のビット(1)がたっているか否かによって判断する。
そして、チャネルアダプタ21は、対象物理デバイスに対応する実装情報テーブル51に格納された物理デバイス種別101と、対象物理デバイスに隣接する物理デバイスに対応する実装情報テーブル51に格納された物理デバイス種別101とが同一又は互換性がない場合(S28:NO)には、先頭物理デバイスを隣接する物理デバイスに移動し(S29)、この後、再び、優先順位1位の物理デバイス台数から順に物理デバイス台数208をポリシーファイル73から取得するステップS22に戻り、この後、同様の処理を繰り返す(S22〜S29)。
これに対して、チャネルアダプタ21は、先頭物理デバイスから対象物理デバイスまでの物理デバイス台数がポリシーファイル73から取得した物理デバイス台数になったか否かをチェックする(S30)。
そして、チャネルアダプタ21は、先頭物理デバイスから対象物理デバイスまでの物理デバイス台数がポリシーファイル73から取得した物理デバイス台数になっていない場合(S30:NO)には、対象物理デバイスを隣接する物理デバイスに移動し(S31)、この後、再び、物理デバイス位置情報テーブル60において対象物理デバイスに隣接する物理デバイスの情報を実装情報テーブル51から取得するステップS26に戻り、この後、同様の処理を繰り返す(S26〜S29)。
これに対して、チャネルアダプタ21は、先頭物理デバイスから対象物理デバイスまでの物理デバイス台数がポリシーファイル73から取得した物理デバイス台数になった場合(S30:YES)には、物理デバイス台数を当該物理デバイス台数で設定する(S32)。
続いて、チャネルアダプタ21は、優先順位1位のRAIDレベルから順にRAIDレベル209をポリシーファイル73から取得する(S33)。そして、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73から取得したRAIDレベル209でRAIDグループ41を構成することができるか否かをチェックする(S34)。
そして、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73から取得したRAIDレベル209でRAIDグループ41を構成することができない場合(S34:NO)には、ステップS33に戻り、ポリシーファイル73から次の優先順位のRAIDレベル209を取得し、この後、同様の処理を繰り返す(S33、S34)。
これに対して、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73から取得したRAIDレベル209でRAIDグループ41を構成することができる場合(S34:YES)には、RAIDレベルを当該RAIDレベルで設定する(S35)。
続いて、チャネルアダプタ21は、優先順位1位のエミュレーション設定情報から順にエミュレーション設定情報210をポリシーファイル73から取得する(S36)。そして、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73から取得したエミュレーション設定情報210でRAIDグループ41を構成することができるか否かをチェックする(S37)。
そして、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73から取得したエミュレーション設定情報210でRAIDグループ41を構成することができない場合(S37:NO)には、ステップS36に戻り、ポリシーファイル73から次の優先順位のエミュレーション設定情報210を取得し、この後、同様の処理を繰り返す(S36、S37)。
これに対して、チャネルアダプタ21は、ポリシーファイル73から取得したエミュレーション設定情報210でRAIDグループ41を構成することができる場合(S37:YES)には、エミュレーション設定情報を当該エミュレーション設定情報で設定する(S38)。
続いて、チャネルアダプタ21は、RAIDグループ番号を設定し、先頭物理デバイスから先頭物理デバイス種別を設定し、先頭物理デバイスの物理デバイス位置情報テーブル60における行及び列の位置から行開始番号及び列開始番号を設定し、先頭物理デバイスの物理デバイス位置情報テーブル60における行及び列の位置及び設定した物理デバイス台数から行終了番号及び列終了番号を設定し、RAIDレベル及びエミュレーション情報と共に、RAIDグループ情報テーブル52に格納する(S39)。
続いて、チャネルアダプタ21は、設定した物理デバイス台数分だけ先頭物理デバイスを移動させる(S40)。続いて、チャネルアダプタ21は、先頭物理デバイスが物理デバイス位置情報テーブル60における行1F、列4Fに到達したか否かをチェックする(S41)。
そして、チャネルアダプタ21は、先頭物理デバイスが物理デバイス位置情報テーブル60における行1F、列4Fに到達していない場合(S41:NO)には、この後、再び、優先順位1位の物理デバイス台数から順に物理デバイス台数208をポリシーファイル73から取得するステップS22に戻り、この後、同様の処理を繰り返す(S22〜S41)。
やがて、チャネルアダプタ21は、先頭物理デバイスが物理デバイス位置情報テーブル60における行1F、列4Fに到達した場合(S41:YES)には、この後、図21及び図22に示すRAIDグループ設定処理手順RT2を終了する(S42)。
次に、ストレージシステム1におけるVDEV設定処理について説明する。図23は、このストレージシステム1におけるVDEV設定処理に関するストレージ装置3におけるチャネルアダプタ21の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
チャネルアダプタ21は、RAIDグループ設定処理が終了すると、VDEV42を設定するVDEV設定処理プログラム76を実行することにより、図23に示すVDEV設定処理手順RT3に従って、所定のRAIDグループ41を対象RAIDグループとする(S51)。
続いて、チャネルアダプタ21は、RAIDグループ情報テーブル52のエミュレーション情報118から対象RAIDグループのエミュレーションタイプを取得する(S52)。
続いて、チャネルアダプタ21は、RAIDグループ情報テーブル52のエミュレーション情報118から取得した対象RAIDグループのエミュレーションタイプがオープン系システムであるか否かをチェックする(S53)。
そして、チャネルアダプタ21は、RAIDグループ情報テーブル52のエミュレーション情報118から取得した対象RAIDグループのエミュレーションタイプがオープン系システムでない場合(S53:NO)には、当該エミュレーションタイプがメインフレーム系システムであり、当該エミュレーションタイプに合わせたVDEV容量でVDEV総数を設定する(S54)。例えば、チャネルアダプタ21は、VDEV42の容量が固定値であるため、固定値のVDEV42を有効に配置できるVDEV42の総数を設定する。
これに対して、チャネルアダプタ21は、RAIDグループ情報テーブル52のエミュレーション情報118から取得した対象RAIDグループのエミュレーションタイプがオープン系システムである場合(S53:YES)には、当該エミュレーションタイプにVDEV容量が予め設定されているか否かをチェックする(S55)。
そして、チャネルアダプタ21は、当該エミュレーションタイプにVDEV容量が予め設定されていない場合(S55:NO)には、ポリシーファイル73から取得した当該エミュレーションタイプに対応するエミュレーション設定情報210のRAIDグループ内VDEV総数でVDEV容量を設定する(S56)。
続いて、チャネルアダプタ21は、設定したVDEV容量が無効であるか否かをチェックする(S57)。そして、チャネルアダプタ21は、設定したVDEV容量が無効である場合(S57:YES)、又は当該エミュレーションタイプにVDEV容量が予め設定されている場合(S55:YES)には、予め設定されているVDEV容量でVDEV総数を設定する(S58)。
例えば、チャネルアダプタ21は、予め設定されているVDEV容量が2.8(TB)である場合には、すべてのVDEV容量を2.8(TB)で割ったときの商+1個でVDEV総数を設定する。
やがて、チャネルアダプタ21は、VDEV総数分だけVDEV番号を設定し、そのうちの最初のVDEV番号を対象RAIDグループの先頭のVDEV番号である先頭VDEV番号として、VDEV容量及びVDEV総数と共に、RAIDグループ情報テーブル52に格納する(S59)。
続いて、チャネルアダプタ21は、VDEV総数分だけVDEV番号、エミュレーション情報、VDEV容量及び当該VDEV番号の次のVDEV番号である次VDEV番号をVDEV情報テーブル53に格納する(S60)。なお、終端の次VDEV番号には、「0xFFFFFFFF」が格納される。
続いて、チャネルアダプタ21は、すべてのRAIDグループ41に対してVDEV42の設定が終了したか否かをチェックする(S61)。そして、チャネルアダプタ21は、すべてのRAIDグループ41に対してVDEV42の設定が終了していない場合(S61:NO)には、次のRAIDグループ41を対象RAIDグループとし(S62)、この後、再び、RAIDグループ情報テーブル52のエミュレーション情報118から対象RAIDグループのエミュレーションタイプを取得するステップS52に戻り、この後、同様の処理を繰り返す(S52〜S62)。
やがて、チャネルアダプタ21は、すべてのRAIDグループ41に対してVDEV42の設定が終了した場合(S61:YES)には、この後、図23に示すVDEV設定処理手順RT3を終了する(S63)。
次に、ストレージシステム1におけるLDEV設定処理について説明する。図24は、このストレージシステム1におけるLDEV設定処理に関するストレージ装置3におけるチャネルアダプタ21の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
チャネルアダプタ21は、VDEV設定処理が終了すると、LDEV43を設定するLDEV設定処理プログラム77を実行することにより、図24に示すLDEV設定処理手順RT4に従って、当該チャネルアダプタ21の内部又は外部に設けられたLDEVカウンタ(図示せず)を「0」に設定する(S71)。
続いて、チャネルアダプタ21は、共有メモリ設定情報テーブル58のチューニング情報テーブルの容量情報191から共有メモリ24の容量を取得し、当該共有メモリ24の容量から設定できる最大のLDEV数を設定する(S72)。
続いて、チャネルアダプタ21は、キャッシュメモリ設定情報テーブル57のチューニング情報テーブルの容量情報181からキャッシュメモリ23の容量を取得し、当該共有メモリ23の容量から設定できる最大のLDEV容量を設定する(S73)。
続いて、チャネルアダプタ21は、所定のVDEV42を対象VDEVとし、VDEV情報テーブル53のエミュレーション情報132から対象VDEVのエミュレーションタイプを取得する(S74)。
続いて、チャネルアダプタ21は、VDEV42を対象VDEVとし、VDEV情報テーブル53のエミュレーション情報132から取得した対象VDEVのエミュレーションタイプがオープン系システムであるか否かをチェックする(S75)。
そして、チャネルアダプタ21は、VDEV情報テーブル53のエミュレーション情報132から取得した対象VDEVのエミュレーションタイプがオープン系システムでない場合(S75:NO)には、当該エミュレーションタイプがメインフレーム系システムであり、当該エミュレーションタイプに合わせたLDEV容量でLDEV総数を設定する(S76)。例えば、チャネルアダプタ21は、LDEV43の容量が固定値であるため、固定値のVDEV42を有効に配置できるLDEV43の総数を設定する。
これに対して、チャネルアダプタ21は、VDEV情報テーブル53のエミュレーション情報132から取得した対象VDEVのエミュレーションタイプがオープン系システムである場合(S75:YES)には、当該エミュレーションタイプにLDEV容量が予め設定されているか否かをチェックする(S77)。
そして、チャネルアダプタ21は、当該エミュレーションタイプにLDEV容量が予め設定されていない場合(S77:NO)には、LDEV総数を1個に設定する(S78)。
これに対して、チャネルアダプタ21は、当該エミュレーションタイプにLDEV容量が予め設定されている場合(S55:YES)には、ポリシーファイル73から取得した当該エミュレーションタイプに対応するエミュレーション設定情報210のVDEV内LDEV総数でLDEV容量を設定する(S79)。
やがて、チャネルアダプタ21は、設定したLDEV総数分だけLDEVカウンタに加えることにより、LDEVカウンタを更新する(S80)。
続いて、チャネルアダプタ21は、LDEV総数が設定できる最大のLDEV数を超えているか否かをチェックする(S81)。そして、チャネルアダプタ21は、LDEV総数が設定できる最大のLDEV数を超えている場合(S81:YES)には、ステップS87に進み、この後、図24に示すLDEV設定処理手順RT4を終了する(S87)。
これに対して、チャネルアダプタ21は、LDEV総数が設定できる最大のLDEV数を超えていない場合(S81:NO)には、LDEVの容量が設定できる最大のLDEV容量を超えているか否かをチェックする(S82)。そして、チャネルアダプタ21は、LDEVの容量が設定できる最大のLDEV容量を超えている場合(S82:YES)には、ステップS87に進み、この後、図24に示すLDEV設定処理手順RT4を終了する(S87)。
これに対して、チャネルアダプタ21は、LDEVの容量が設定できる最大のLDEV容量を超えていない場合(S82:NO)には、LDEV総数分だけLDEV番号を設定し、そのうちの最初のLDEV番号を対象VDEVの先頭のVDEV番号である先頭VDEV番号として、LDEV総数と共に、VDEV情報テーブル53に格納する(S83)。
続いて、チャネルアダプタ21は、LDEV総数分だけLDEV番号、エミュレーション情報、LDEV容量、当該LDEV43の元のVDEV42のVDEV番号である元VDEV番号及び当該LDEV番号の次のLDEV番号である次LDEV番号をLDEV情報テーブル54に格納する(S84)。なお、終端の次LDEV番号には、「0xFFFFFFFF」が格納される。
続いて、チャネルアダプタ21は、すべてのVDEV42に対してLDEV43の設定が終了したか否かをチェックする(S85)。そして、チャネルアダプタ21は、すべてのVDEV42に対してLDEV43の設定が終了していない場合(S85:NO)には、次のVDEV42を対象VDEVとし(S86)、この後、再び、VDEV情報テーブル53のエミュレーション情報132から対象VDEVのエミュレーションタイプを取得するステップS74に戻り、この後、同様の処理を繰り返す(S74〜S86)。
やがて、チャネルアダプタ21は、すべてのVDEV42に対してLDEV43の設定が終了した場合(S86:YES)には、この後、図24に示すLDEV設定処理手順RT4を終了する(S87)。
このようにして、ストレージシステム1では、ストレージ装置3において、検出されたファイバチャネルスイッチ31及び物理デバイス32の情報並びに管理者が操作して設定すべき事項が予めパラメータとして記載されたポリシーファイルに基づいて、複数の物理デバイス32からRAIDグループ41、VDEV42及びLDEV43を設定する。
従って、ストレージシステム1では、複数の物理デバイス32からRAIDグループ41、VDEV42及びLDEV43を自動で設定することができるため、RAIDグループ41、VDEV42及びLDEV43を手入力により設定するといった管理者の煩雑な作業を未然かつ有効に防止することができ、かくして、管理者が簡易にストレージ装置を運用することができる。
従って、ストレージシステム1では、RAIDグループ41、VDEV42及びLDEV43の複雑な定義や概念を理解する必要がなく、複数の物理デバイス32からRAIDグループ41、VDEV42及びLDEV43を自動で設定することができるため、RAIDグループ41、VDEV42及びLDEV43の設定や、管理者の育成にかかる時間を短縮することができる。
本発明は、物理デバイスから論理デバイスの構成を設定するストレージシステムに広く適用することができる。
本実施の形態によるストレージシステムの概略的な構成を示すブロック図である。 ストレージ装置内に構築される記憶階層の説明に供する概念図である。 共有メモリ内の各種テーブル及びプログラムの説明に供する概念図である。 実装情報テーブルの説明に供する概念図である。 ファイバチャネルスイッチ実装情報の説明に供する概念図である。 物理デバイス実装情報の説明に供する概念図である。 RAIDグループ情報テーブルの説明に供する概念図である。 VDEV情報テーブルの説明に供する概念図である。 LDEV情報テーブルの説明に供する概念図である。 チャネルアダプタ設定情報テーブルの説明に供する概念図である。 ディスクアダプタ設定情報テーブルの説明に供する概念図である。 キャッシュメモリ設定情報テーブルの説明に供する概念図である。 共有メモリ設定情報テーブルの説明に供する概念図である。 物理デバイス位置情報テーブルの説明に供する概念図である。 RAIDグループ互換性インデックステーブルの説明に供する概念図である。 ポリシーファイルの説明に供する概念図である。 ポリシーファイルの説明に供する概念図である。 ポリシーファイルの説明に供する概念図である。 ポリシーファイルの説明に供する概念図である。 構成情報設定処理手順を示すフローチャートである。 RAIDグループ設定処理手順を示すフローチャートである。 RAIDグループ設定処理手順を示すフローチャートである。 VDEV設定処理手順を示すフローチャートである。 LDEV設定処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1……ストレージシステム、2……ホスト装置、21……チャネルアダプタ、22……ディスクアダプタ、23……キャッシュメモリ、24……共有メモリ、25……管理端末、31……ファイバチャネルスイッチ、32……物理デバイス、41……物理デバイス群(RAIDグループ)、42……第1の論理デバイス(VDEV)、43……第2の論理デバイス(LDEV)、51……実装情報テーブル、52……RAIDグループ情報テーブル、53……VDEV情報テーブル、54……LDEV情報テーブル、60……物理デバイス位置情報テーブル、61……RAIDグループ互換性インデックステーブル、73……ポリシーファイル、74……構成情報設定処理プログラム、75……RAIDグループ設定処理プログラム、76……VDEV設定処理プログラム、77……LDEV設定処理プログラム

Claims (14)

  1. ホスト装置が送信するデータを格納する複数の物理デバイスを有するストレージ装置であって、
    管理者が操作して設定すべき事項が予めパラメータとして記載されたポリシーファイル及び前記物理デバイスの情報に基づいて、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する物理デバイス群設定部と、
    前記物理デバイス群設定部により設定された前記物理デバイス群の情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群から第1の論理デバイスを設定する第1の論理デバイス設定部と、
    前記第1の論理デバイス設定部により設定された前記第1の論理デバイスの情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、前記第1の論理デバイスから第2の論理デバイスを設定する第2の論理デバイス設定部と
    を備えることを特徴とするストレージ装置。
  2. 前記物理デバイス群設定部は、
    前記物理デバイス群を構成する前記物理デバイスの台数が優先順位の高い順に記載されている前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群を構成することが可能な優先順位の物理デバイスの台数で、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  3. 前記物理デバイス群設定部は、
    前記物理デバイス群を構成する際に設定されるRAIDレベルが優先順位の高い順に記載されている前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群を構成することが可能な優先順位のRAIDレベルで、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のストレージ装置。
  4. 前記物理デバイス群設定部は、
    前記物理デバイス群を構成する際に設定されるエミュレーションタイプが優先順位の高い順に記載されている前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群を構成することが可能な優先順位のエミュレーションタイプで、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のストレージ装置。
  5. 前記物理デバイス群設定部は、
    前記複数の物理デバイスが同一又は互換性を有している場合に、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  6. 前記第2の論理デバイス設定部は、
    キャッシュメモリの容量に基づいて、設定できる最大の第2の論理デバイスの容量を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  7. 前記第2の論理デバイス設定部は、
    共有メモリの容量に基づいて、設定できる最大の第2の論理デバイス数を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  8. ホスト装置が送信するデータを格納する複数の物理デバイスを有するストレージ装置の構成設定方法であって、
    管理者が操作して設定すべき事項が予めパラメータとして記載されたポリシーファイル及び前記物理デバイスの情報に基づいて、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて設定した前記物理デバイス群の情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群から第1の論理デバイスを設定する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて設定した前記第1の論理デバイスの情報及び前記ポリシーファイルに基づいて、前記第1の論理デバイスから第2の論理デバイスを設定する第3のステップと
    を備えることを特徴とする構成設定方法。
  9. 前記第1のステップでは、
    前記物理デバイス群を構成する前記物理デバイスの台数が優先順位の高い順に記載されている前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群を構成することが可能な優先順位の物理デバイスの台数で、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の構成設定方法。
  10. 前記第1のステップでは、
    前記物理デバイス群を構成する際に設定されるRAIDレベルが優先順位の高い順に記載されている前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群を構成することが可能な優先順位のRAIDレベルで、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の構成設定方法。
  11. 前記第1のステップでは、
    前記物理デバイス群を構成する際に設定されるエミュレーションタイプが優先順位の高い順に記載されている前記ポリシーファイルに基づいて、前記物理デバイス群を構成することが可能な優先順位のエミュレーションタイプで、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の構成設定方法。
  12. 前記第1のステップでは、
    前記複数の物理デバイスが同一又は互換性を有している場合に、前記複数の物理デバイスから物理デバイス群を設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の構成設定方法。
  13. 前記第3のステップでは、
    キャッシュメモリの容量に基づいて、設定できる最大の第2の論理デバイスの容量を設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の構成設定方法。
  14. 前記第3のステップでは、
    共有メモリの容量に基づいて、設定できる最大の第2の論理デバイス数を設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の構成設定方法。
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