JP2012524928A - 記憶制御装置及び省電力化方法 - Google Patents

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Abstract

【解決課題】消費電力を格段に抑制できる記憶制御装置及びその省電力化方法を提案する。
【解決手段】本発明の記憶制御装置は、ホスト端末と記憶装置とに接続され、前記記憶装置におけるデータの記憶を制御し、一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介して当該装置全体を制御するマイクロプロセッサと、一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介する前記ホスト端末と前記記憶装置との間のデータパスを構成する複数種類のコンポーネントと、を備え、マイクロプロセッサは、当該マイクロプロセッサ又は前記コンポーネントのポートのうちで、前記ホスト端末、前記記憶装置、又は、他のコンポーネントのポートに接続していないものを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記憶制御装置及びその省電力化方法に関し、計算機システムに用いられるストレージシステムを管理する管理サーバに適用して好適なものである。
現在、ストレージシステムの大容量化、高速化によって、その消費電力も増大の一途をたどっている。
そこで、特許文献1に開示されている技術では、ストレージシステムが、ホスト計算機から書き込み要求されたデータを格納するディスク装置と、ディスク装置へのアクセスを制御するコントローラとを備え、コントローラは、ネットワークを介してホスト計算機と接続されるインタフェースと、インタフェースに接続されるプロセッサと、プロセッサに接続されるメモリと、を備え、プロセッサは、ストレージシステムの負荷を測定し、その負荷に応じて、コントローラの電源を制御することで消費電力を抑えている。
また、ストレージシステムで使用しているLSI(Large
Scale Integration)においても、クロックゲーティング技術を用い、部分的にクロックを止めることで消費電力を抑えている。
特開2007−102409号公報
一方、LSIでは、データ転送の高速化のために、PCI−Express等の高速インタフェース(ポート)の利用が必須となっている。
この場合、高速インタフェースより大量のリーク電流が生じるため、上述の技術を用いてもなお、消費電力の増加が問題となっている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、消費電力を格段に抑制できる記憶制御装置及びその省電力化方法を提案するものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、ホスト端末と記憶装置とに接続され、前記記憶装置におけるデータの記憶を制御する記憶制御装置において、一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介する前記ホスト端末と前記記憶装置との間のデータパスを構成する複数のコンポーネントと、一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介して前記コンポーネントを制御するマイクロプロセッサと、を備え、前記マイクロプロセッサは、当該マイクロプロセッサ又は前記コンポーネントのポートのうちで、前記ホスト端末、前記記憶装置、又は、他のコンポーネントのポートに接続していないものを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止する。
さらに、本発明においては、一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介するホスト端末と記憶装置との間のデータパスを構成する複数のコンポーネントと、一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介して前記コンポーネントを制御するマイクロプロセッサと、を備え、前記記憶装置に対するデータの記憶を制御する記憶制御装置の省電力化方法において、前記マイクロプロセッサが、当該マイクロプロセッサ又は前記コンポーネントのポートのうちで、前記ホスト端末、前記記憶装置、又は、他のコンポーネントのポートに接続していないものを未接続ポートとして検出するステップと、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、消費電力を格段に抑制できる記憶制御装置及びその省電力化方法を実現することができる。
本発明における計算機システムの概略の構成例を示す図である。 本発明におけるチャネルアダプタパッケージの詳細な構成例を示す図である。 本発明におけるディスクアダプタパッケージの詳細な構成例を示す図である。 本発明におけるマイクロプロセッサの詳細な構成例を示す図である。 本発明におけるキャッシュメモリパッケージの詳細な構成例を示す図である。 本発明における内部スイッチパッケージの詳細な構成例を示す図である。 本発明において管理端末が具備するSVP用全装置構成テーブルの構成例を示す図である。 本発明において管理端末が具備するSVP用全LSIポート管理テーブルの構成例を示す図である。 本発明においてマイクロプロセッサが具備するマイクロプロセッサ用装置構成テーブルの構成例を示す図である。 本発明においてマイクロプロセッサが具備するマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブルの構成例を示す図である。 本発明におけるスイッチLSI内の一つのポートにクロック信号と同期させながらデータ信号を流すための機構の詳細な構成例を示す図である。 本発明におけるスイッチLSI内の一つのポートに電力を供給するための機構の詳細な構成例を示す図である。 マイクロプロセッサが実施するテーブル作成処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 テーブル作成処理における一動作を説明するための図である。 テーブル作成処理における一動作を説明するための図である。 マイクロプロセッサが実施するチャネルアダプタパッケージ電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの前半部分である。 マイクロプロセッサが実施するチャネルアダプタパッケージ電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの後半部分である。 チャネルアダプタパッケージが実施するチャネルアダプタ―ホスト接続確認処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 チャネルアダプタLSIが実施するチャネルアダプタLSIリンクアップ処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 チャネルアダプタパッケージ電源遮断処理における一動作を説明するための図である。 チャネルアダプタパッケージ電源遮断処理の結果、作成されたマイクロプロセッサ用装置構成テーブルの構成例を示す図である。 チャネルアダプタパッケージ電源遮断処理における一動作を説明するための図である。 チャネルアダプタパッケージ電源遮断処理の結果、作成されたマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブルの構成例を示す図である。 マイクロプロセッサが実施するディスクアダプタパッケージ電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの前半部分である。 マイクロプロセッサが実施するディスクアダプタパッケージ電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの後半部分である。 ディスクアダプタパッケージが実施するディスクアダプタ―ホスト接続確認処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 マイクロプロセッサが実施するキャッシュメモリパッケージ電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 キャッシュメモリパッケージ電源遮断処理における一動作を説明するための図である。 キャッシュメモリパッケージ電源遮断処理の結果、作成されたマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブルの構成例を示す図である。 マイクロプロセッサが実施するマイクロプロセッサ電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 マイクロプロセッサが実施する内部スイッチパッケージ電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの前半部分である。 マイクロプロセッサが実施する内部スイッチパッケージ電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの後半部分である。 マイクロプロセッサ用装置構成テーブルの情報をSVP用全装置構成テーブルに反映させるときの動作を説明するための図である。 マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブルの情報をSVP用全LSIポート管理テーブルに反映させるときの動作を説明するための図である。 各LSIが実施するLSI電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの前半部分である。 各LSIが実施するLSI電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの後半部分である。 LSIがポートの電源を遮断するときの前半の動作を説明するための図である。 LSIがポートの電源を遮断するときの後半の動作を説明するための図である。 SVPが実施する減設時初期処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 減設時初期処理における動作を説明するための図である。 減設時初期処理における動作を説明するための図である。 マイクロプロセッサが実施する減設時電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 SVPが実施する増設時初期処理の全体フロー例を示すフローチャートである。 増設時初期処理における動作を説明するための図である。 増設時初期処理における動作を説明するための図である。 マイクロプロセッサが実施する増設時電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの前半部分である。 マイクロプロセッサが実施する増設時電源遮断処理の全体フロー例を示すフローチャートの後半部分である。 各LSIが実施するLSI電源供給処理の全体フロー例を示すフローチャートの前半部分である。 各LSIが実施するLSI電源供給処理の全体フロー例を示すフローチャートの後半部分である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
本実施例では、ディスクコントローラ1が、内部の未接続のポートを検出して、検出した未接続ポートへの電力の供給を遮断する方法について説明する。
図1は、ディスクコントローラ1の構成を示している。ディスクコントローラ1は、ディスクユニット2とホスト端末3と管理端末4とに接続される。ディスクコントローラ1は、複数のモジュール10とシステム管理プロセッサ11(以下、SVP11)とを備える。
複数のモジュール10は、それぞれ、複数のチャネルアダプタパッケージ110(以下、CHA−PK110)と複数のディスクアダプタパッケージ120(以下、DKA−PK120)とマイクロプロセッサ130と複数のキャッシュメモリパッケージ140(以下、CM−PK140)と複数の内部スイッチパッケージ150(以下、ESW−PK150)とを備える。
図2は、CHA−PK110の詳細な構成を示している。CHA−PK110は、複数のホストインタフェース1110とチャネルアダプタLSI1120(以下、CHA−LSI1120)とを備える。CHA−PK110は、ホスト端末3とマイクロプロセッサ130との間でのデータ入出力要求やホスト端末3とデータを授受する機能を備える。
ホストインタフェース1110は、ホスト端末3と接続可能であり、CHA−LSI1120と接続されるポート1111を備えている。ホストインタフェース1110は、ホスト端末3と接続しているか否かを判別し、接続していないと判別した場合には、ポート1111への電力の供給を遮断する。
ポート1111は、電力が供給され、電源が入っているときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、それに応答して、接続していることを示す信号を返信する。また、電力が未供給であり、電源が入っていないときに、他のポートより接続確認信号が送信されてきた場合には、信号を返信しない。
CHA−LSI1120は、ホストインタフェース1110とESW−PK150との間の接続を制御する。CHA−LSI1120は、ホストインタフェース1110と接続される複数のポート1121と、ESW−PK150と接続される複数のポート1122とを備える。ポート1121,1122は、他のポートに接続確認のための信号を送信し、その応答信号が返って来ない場合には、電源を切る。
ポート1122は、電力が供給され、電源が入っているときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、それに応答して、接続していることを示す信号を返信する。また、電力が未供給であり、電源が入っていないときに、他のポートより接続確認信号が送信されてきた場合には、信号を返信しない。
図3は、DKA−PK120の詳細な構成を示している。DKA−PK120は、複数のディスクインタフェース1210とディスクアダプタLSI1220(以下、DKA−LSI1220)とを備える。DKA−PK120は、ディスクユニット2内のハードディスク20とマイクロプロセッサ130との間でのデータ入出力要求やハードディスク20とデータを授受する機能を備える。
ディスクインタフェース1210は、ハードディスク20と接続可能であり、DKA−LSI1220と接続されるポート1211を備えている。ディスクインタフェース1210は、ハードディスク20と接続しているか否かを判別し、接続していないと判別した場合には、ポート1211への電力の供給を遮断する。
ポート1211は、電力が供給され、電源が入っているときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、それに応答して、接続していることを示す信号を返信する。また、電力が未供給であり、電源が入っていないときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、信号を返信しない。
DKA−LSI1220は、ディスクインタフェース1210とESW−PK150との間の接続を制御する。DKA−LSI1220は、ディスクインタフェース1210と接続されるポート1221と、ESW−PK150と接続される複数のポート1222とを備える。
ポート1221,1222は、他のポートに接続確認のための信号を送信し、その応答信号が返って来ない場合には、その電源を切る。
ポート1222は、電力が供給され、電源が入っているときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、それに応答して、接続していることを示す信号を返信する。また、電力が未供給であり、電源が入っていないときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、信号を返信しない。
図4Aは、マイクロプロセッサ130の詳細な構成を示している。マイクロプロセッサ130は、マイクロプロセッサLSI1310(以下、MP−LSI1310)を備える。マイクロプロセッサ130は、モジュール全体を制御する。具体的には、ホスト端末3とディスクユニット2との間のアクセス等を制御する。
MP−LSI1310は、ESW−PK150内のマイクロプロセッサアダプタLSI1520と接続されるポート1311を備える。
ポート1311は、他のポートに接続確認のための信号を送信し、その応答信号が返ってこない場合には、その電源を切る。
ポート1311は、電力が供給され、電源が入っているときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、それに応答して、接続していることを示す信号を返信する。また、電力が未供給であり、電源が入っていないときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、信号を返信しない。
図4Bは、CM−PK140の詳細な構成を示している。CM−PK140は、キャッシュメモリLSI1410(以下、CM−LSI1410)を備える。CM−PK140は、データのWRITE時とREAD時に、一時的にデータを格納する。
MP−LSI1310は、SRAM(Static Random Access Memory)等であり、ESW−PK150内のスイッチLSI1510と接続されるポート1411を備える。
ポート1411は、他のポートに接続確認のための信号を送信し、その応答信号が返ってこない場合には、その電源を切る。
ポート1411は、電力が供給され、電源が入っているときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、それに応答して、接続していることを示す信号を返信する。また、電力が未供給であり、電源が入っていないときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、信号を返信しない。
図5は、ESW−PK150の詳細な構成を示している。ESW−PK150は、複数のスイッチLSI1510(以下、SW−LSI1510)とマイクロプロセッサアダプタLSI1520(以下、MPA−LSI1520)とを備える。ESW−PK150は、各パッケージ間のスイッチングを行う。
SW−LSI1510は、CHA−LSI1120又はDKA−LSI1220に接続されるポート1511と、他のSW−LSI1510に接続されるポート1512と、CM−LSI1410に接続されるポート1513と、MPA−LSI1520に接続されるポート1514とを備える。
ポート1511〜1514は、他のポートに接続確認のための信号を送信し、その応答信号が返ってこない場合には、その電源を切る。
ポート1511〜1514は、電力が供給され、電源が入っているときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、それに応答して、接続していることを示す信号を返信する。また、電力が未供給であり、電源が入っていないときに、他のポートより接続確認のための信号が送信されてきた場合には、信号を返信しない。
SVP11は、全てのモジュール10の制御を行う。また、SVP11は、DKC1及びDKU2の管理や監視を行うためのコンピュータ装置であり、管理用のサーバ機能を提供する。管理者は、管理端末4を介してSVP11にログインすることにより、権限のある範囲内において、例えば、RAID構成の設定、各種パッケージ(チャネルアダプタパッケージ、ディスクアダプタパッケージ、キャッシュメモリパッケージ等)の閉塞処理や各種設定変更等を行うことができる。
SVP11は、図6Aに示すようなSVP用全装置構成テーブル11Aと、図6Bに示すようなSVP用全LSIポート管理テーブル11Bとを格納する。
SVP用全装置構成テーブル11Aは、モジュール毎に付加されているアドレスであるモジュールアドレスの欄と、パッケージ毎に付加されているアドレスであるPKアドレスの欄と、ポート毎に付加されているポートアドレスの欄と、ユーザが入力したそのポートの接続状態(接続又は未接続)の欄とから構成される。
SVP用全LSIポート管理テーブル11Bは、モジュール毎に付加されているアドレスであるモジュールアドレスの欄と、LSI毎に付加されているアドレスであるLSIアドレスの欄と、ポート毎に付加されているポートアドレスの欄と、ユーザが入力したそのポートの接続状態(接続又は未接続)の欄とから構成される。
また、マイクロプロセッサ130は、そのレジスタ(図不掲載)に、図7Aに示すようなマイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aと、図7Bに示すようなマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bとを作成する。
マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aは、パッケージ毎に付加されているアドレスであるPKアドレスの欄と、ポート毎に付加されているポートアドレスの欄と、ユーザがSVP11を介して入力したそのポートの接続状態(接続又は未接続)の欄と、実際の接続状態(接続又は未接続)の欄と、そのポートの電源状態(遮断又は給電)の欄と、遮断フラグ(遮断又は非遮断)の欄とから構成される。
マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bは、LSI毎に付加されているアドレスであるLSIアドレスの欄と、ポート毎に付加されているポートアドレスの欄と、ユーザがSVP11を介して入力したそのポートの接続状態(接続又は未接続)の欄と、実際の接続状態(接続又は未接続)の欄と、そのポートの電源状態(遮断又は給電)の欄と、遮断フラグ(遮断又は非遮断)の欄とから構成される。
図8は、各LSIの各ポートにクロック信号と同期させながらデータ信号を流す機構の一例として、SW−LSI1510のポート1511にクロック信号と同期させながらデータ信号を流す機構を説明するための図である。SW−LSI1510は、電源管理回路1515と、クロック供給回路1516と、ポート毎に電源制御回路とを備えている。一例として、LSIアドレス「SW0」、ポートアドレス「P1」のポート1511は、このポート専用の電源制御回路1517が付属している。
電源管理回路1515は、クロック供給回路1516を制御して、LSI内の全ポートへクロック信号を供給し、又、その供給を遮断する。そして、電源管理回路1515は、ポート毎の電源制御回路を制御して、ポートよりデータ信号が出力しないようにする。そして、電源管理回路1515は、ポート毎の電源制御回路を制御して、ポートの電源を落とす。
クロック供給回路1516は、SW−LSI1510内の各ポートにクロック信号を配信する。クロック供給回路1516は、PLL(Phase-locked loop)回路15161と、ANDゲート15162とを備える。
PLL回路15161は、図示しないクロック入力部より供給されたクロック信号を任意の周波数のクロック信号に変換し、ANDゲート15162に出力する。
ANDゲート15162は、電源管理回路1515よりハイレベルの信号が入力されている場合、PLL回路15161より入力されたクロック信号をそのまま出力し、電源管理回路1515よりローレベルの信号が入力されている場合、PLL回路15161より入力されたクロック信号を遮断する。
電源制御回路1517は、ポート1511専用の回路であり、電源管理回路1515の制御の元、ポート1511よりデータ信号が出力しないようにし、ポート1511の電源を落とす。
ポート1511は、複数のD−フリップフロップ回路15111(以下、FF回路15111)と、ANDゲート15112とを備える。
FF回路15111は、クロック供給回路1516よりクロック信号を、他のポートよりデータ信号を入力され、データ信号をクロック信号に同期させて、出力する。
ANDゲート15112は、電源制御回路1517よりハイレベルの信号を入力されている場合には、データ信号を他のモジュールへ通し、電源制御回路1517よりローレベルの信号を入力されている場合には、データ信号を遮断する。
図9は、各LSI内の各ポートに電力を供給する機構の一例として、スイッチLSI1510内の一つのポート1511に電力を供給する機構の詳細な構成例を示す図である。電源制御回路1517は、図9に示すような電源ラインを介してポート1511内の各コンポーネントに電力を供給する。
ディスクユニット2は、複数のハードディスク20を備える。
以下、上記構成のディスクコントローラ1の動作を説明する。
図10は、マイクロプロセッサ130がSVP用全装置構成テーブル11AとSVP用全LSIポート管理テーブル11Bとを作成するテーブル作成処理のフローチャートである。
DKC1の新規立ち上げ時に、各マイクロプロセッサ130は、そのマイクロプロセッサ130が搭載されるモジュール10に関する情報をSVP11が格納するSVP用全装置構成テーブル11AとSVP用全LSIポート管理テーブル11Bとより取得する(SP1)。例えば、図11に示すように、モジュールアドレス「0」のモジュール10に搭載されるマイクロプロセッサ130は、SVP用全装置構成テーブル11Aを参照して、モジュールアドレス「0」のPKアドレスとポートアドレスと接続状態とを、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130AのPKアドレスとポートアドレスとSVP接続状態の欄に登録する。
なお、この時、接続状態の欄の初期値は、「1:接続」と、電源状態の欄の初期値は、「0:給電」としておく。また、図12に示すように、SVP用全LSIポート管理テーブル11Bを参照して、モジュールアドレス「0」のLSIアドレスとポートアドレスとを、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130BのLSIアドレスとポートアドレスとの欄に登録する。なお、この時、接続状態の欄の初期値は、「1:接続」と、電源状態の欄の初期値は、「0:給電」としておく。
次に、マイクロプロセッサ130は、後述するCHK−PK電源遮断処理を実施する(SP2)。簡単に説明すると、この処理は、CHA−PK110上の未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートの電源を遮断する処理である。
マイクロプロセッサ130は、後述するDKA−PK電源遮断処理を実施する(SP3)。簡単に説明すると、この処理は、DKA−PK120上の未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートの電源を遮断する処理である。
マイクロプロセッサ130は、後述するCM−PK電源遮断処理を実施する(SP4)。簡単に説明すると、この処理は、CM−PK140上の未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートの電源を遮断する処理である。
マイクロプロセッサ130は、後述するMP電源遮断処理を実施する(SP5)。簡単に説明すると、この処理は、マイクロプロセッサ130上の未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートの電源を遮断する処理である。
マイクロプロセッサ130は、後述するESW−PK電源遮断処理を実施する(SP6)。簡単に説明すると、この処理は、ESW−PK150上の未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートの電源を遮断する処理である。
マイクロプロセッサ130は、上記の処理で電源を遮断したポートの情報をSVP11に送信し、SVP用全装置構成テーブル11AとSVP用全LSIポート管理テーブル11Bとに登録し(SP7)、処理を終了する。
ここで、上述のCHK−PKの電源遮断処理(SP2)を、図13及び図14を参照して、詳細に説明する。
先ず、マイクロプロセッサ130は、図16Aに示すように、CHK−PK110に、そのCHK−PK110のホストインタフェース1110がホスト端末3と接続しているか否かを確認するためのホスト接続確認信号を発信する(SP201)。CHK−PK110は、図16Aに示すように、ホスト接続確認信号を受信すると、各ホストインタフェース1110にホスト端末3との接続を確認させて、その結果に基づくホストアクセス可否結果信号をマイクロプロセッサ130に送信する。この処理については、詳細に後述する(CHA―ホスト接続確認処理)。
マイクロプロセッサ130は、ホストアクセス可否結果信号を受信し(SP202)、その信号に基づいて、ホストインタフェース1110がホスト端末3と接続しているか否かの情報をマイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aの接続状態の欄に登録する(SP203)。
マイクロプロセッサ130は、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130AのSVP接続状態の欄の情報と接続状態の欄の情報とが一致しているか否かを判別する(SP204)。
二つの情報が一致しない場合には(SP204;NO)、マイクロプロセッサ130は、ユーザが入力した装置構成と実際の装置構成とが一致しない旨を示す装置構成不一致情報をSVP11に送信して、ユーザに通知し、処理を終了する。
二つの情報が一致する場合には(SP204;YES)、マイクロプロセッサ130は、接続状態が未接続のポートがあるか否かを判別する(SP206)。
接続状態が未接続のポートがない場合には(SP206;NO)、処理をSP210に進める。
接続状態が未接続のポートがある場合には(SP206;YES)、マイクロプロセッサ130は、未接続ポートに電源遮断信号を発信する(SP207)。未接続ポートを有するCHA−PK110は、電源遮断信号を受信すると、未接続ポートの電源を遮断して、電源遮断完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、電源遮断完了信号を受信し(SP208)、図16Bに示すように、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aの未接続ポートの電源状態の欄を「1:遮断」にする(SP209)。
マイクロプロセッサ130は、CHK−PK110にホスト端末3の接続があるか否かを判別する(SP210)。つまり、CHK−PK110が有するホストインタフェース1110でホスト端末3と接続しているものがあるか否かを判別する。
CHK−PK110にホスト端末3の接続がない場合には(SP210;NO)、マイクロプロセッサ130は、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130AのこのCHK−PK110の全ポートの接続状態の欄を「0:未接続」にし(SP211)、SP215に進む。
CHK−PK110にホスト端末3の接続がある場合には(SP210;YES)、マイクロプロセッサ130は、図17Aに示すように、CHA−LSI1120にポート接続確認信号を発信する(SP212)。CHA−LSI1120は、図17Aに示すように、ポート接続確認信号を受信すると、当該LSIが有するポートに接続確認をさせ、その結果を示すLSI接続可否結果信号を発信する。この処理については、詳細に後述する(CHA−LSIリンクアップ処理)。
マイクロプロセッサ130は、図17Aに示すように、LSI接続可否結果信号を受信し(SP213)、その信号に基づいて、CHA−LSI1120内のポートが他のポートと接続しているか否かの情報をマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの接続状態の欄に登録する(SP214)。
マイクロプロセッサ130は、CHA−LSI1120内の未接続ポートに電源遮断信号を発信する(SP215)。未接続ポートを有するCHA−LSI1120は、電源遮断信号を受信すると、未接続ポートの電源を遮断して、電源遮断完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、電源遮断完了信号を受信し(SP216)、図17Bに示すように、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの未接続ポートの電源状態の欄を「1:遮断」にし(SP217)、テーブル作成処理に戻す。
次に、CHA―ホスト接続確認処理を、図15Aを参照して、説明する。
CHA−PK110は、マイクロプロセッサ130よりホスト接続確認信号を受信すると(SP801)、当該パッケージ内の各ホストインタフェース1110にホスト端末3にアクセスさせ、ホスト端末3と接続しているか否かを確認する(SP802)。CHA−PK110は、確認した結果を示すホストアクセス可否結果信号をマイクロプロセッサ130に送信して(SP803)、処理を終了する。
次に、CHA−LSIリンクアップ処理を、図15Bを参照して、説明する。
CHA−LSI1120は、マイクロプロセッサ130よりポート接続確認信号を受信すると(SP901)、当該LSI内の各ポートに接続確認のための信号を他のポートに送信させ、その信号に応答して信号が返ってきたポートを接続されているポートとして、信号が返ってこないポートを未接続のポートとして確認する(SP902)。CHA−LSI1120は、確認した結果を示すLSI接続可否結果信号をマイクロプロセッサ130に送信し(SP903)、処理を終了する。
ここで、上述のDKA−PKの電源遮断処理(SP3)を、図18及び図19を参照して、詳細に説明する。
先ず、マイクロプロセッサ130は、DKA−PK120に、そのDKA−PK120のディスクインタフェース1210がハードディスク20と接続しているか否かを確認するためのディスク接続確認信号を発信する(SP301)。DKA−PK120は、ディスク接続確認信号を受信すると、各ディスクインタフェース1210にハードディスク20との接続を確認させて、その結果に基づくディスクアクセス可否結果信号をマイクロプロセッサ130に送信する。この処理については、詳細に後述する(DKA―デバイス接続確認処理)。
マイクロプロセッサ130は、ディスクアクセス可否結果信号を受信し(SP302)、その信号に基づいて、ディスクインタフェース1210がハードディスク20と接続しているか否かの情報をマイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aの接続状態の欄に登録する(SP303)。
マイクロプロセッサ130は、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130AのSVP接続状態の欄の情報と接続状態の欄の情報とが一致しているか否かを判別する(SP304)。
二つの情報が一致しない場合には(SP304;NO)、マイクロプロセッサ130は、ユーザが入力した装置構成と実際の装置構成とが一致しない旨を示す装置構成不一致情報をSVP11に送信して、ユーザに通知し、処理を終了する。
二つの情報が一致する場合には(SP304;YES)、マイクロプロセッサ130は、接続状態が未接続のポートがあるか否かを判別する(SP306)。
接続状態が未接続のポートがない場合には(SP306;NO)、処理をSP310に進める。
接続状態が未接続のポートがある場合には(SP306;YES)、マイクロプロセッサ130は、未接続ポートに電源遮断信号を発信する(SP307)。未接続ポートを有するDKA−PK120は、電源遮断信号を受信すると、未接続ポートの電源を遮断して、電源遮断完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、電源遮断完了信号を受信し(SP308)、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aの未接続ポートの電源状態の欄を「1:遮断」にする(SP309)。
マイクロプロセッサ130は、DKA−PK120にハードディスク20の接続があるか否かを判別する(SP310)。つまり、DKA−PK120が有するディスクインタフェース1210でハードディスク20と接続しているものがあるか否かを判別する。
DKA−PK120にハードディスク20の接続がない場合には(SP310;NO)、マイクロプロセッサ130は、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130AのこのDKA−LSI1220の全ポートの接続状態の欄を「0:未接続」にし(SP311)、SP315に進む。
DKA−PK120にハードディスク20の接続がある場合には(SP310;YES)、マイクロプロセッサ130は、DKA−LSI1220にポート接続確認信号を発信する(SP312)。DKA−LSI1220は、ポート接続確認信号を受信すると、当該LSIが有するポートに接続確認をさせ、その結果を示すLSI接続可否結果信号を発信する。この処理については、CHA−LSIリンクアップ処理と同様なので、説明を省略する。
マイクロプロセッサ130は、LSI接続可否結果信号を受信し(SP313)、その信号に基づいて、DKA−LSI1220内のポートが他のポートと接続しているか否かの情報をマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの接続状態の欄に登録する(SP314)。
マイクロプロセッサ130は、DKA−LSI1220内の未接続ポートに電源遮断信号を発信する(SP315)。未接続ポートを有するDKA−LSI1220は、電源遮断信号を受信すると、未接続ポートの電源を遮断して、電源遮断完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、電源遮断完了信号を受信し(SP316)、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの未接続ポートの電源状態の欄を「1:遮断」にし(SP317)、テーブル作成処理に戻す。
次に、DKA―デバイス接続確認処理を、図20を参照して、説明する。
DKA−PK120は、マイクロプロセッサ130よりディスク接続確認信号を受信すると(SP1001)、当該パッケージ内の各ディスクインタフェース1210にハードディスク20にアクセスさせ、ハードディスク20と接続しているか否かを確認する(SP1002)。DKA−PK120は、確認した結果を示すディスクアクセス可否結果信号をマイクロプロセッサ130に送信して(SP1003)、処理を終了する。
ここで、上述のCM−PKの電源遮断処理(SP4)を、図21を参照して、詳細に説明する。
先ず、マイクロプロセッサ130は、図22Aに示すように、CM−LSI1410にポート接続確認信号を発信する(SP401)。CM−LSI1410は、図22Aに示すように、ポート接続確認信号を受信すると、当該LSIが有するポートに接続確認をさせ、その結果を示すLSI接続可否結果信号を発信する。この処理については、CHA−LSIリンクアップ処理と同様なので、説明を省略する。
マイクロプロセッサ130は、図22Aに示すように、LSI接続可否結果信号を受信し(SP402)、その信号に基づいて、CM−LSI1410内のポートが他のポートと接続しているか否かの情報をマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの接続状態の欄に登録する(SP403)。
マイクロプロセッサ130は、CM−LSI1410内の未接続ポートに電源遮断信号を発信する(SP404)。未接続ポートを有するCM−LSI1410は、電源遮断信号を受信すると、未接続ポートの電源を遮断して、電源遮断完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、電源遮断完了信号を受信し(SP405)、図22Bに示すように、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの未接続ポートの電源状態の欄を「1:遮断」にし(SP406)、テーブル作成処理に戻す。
ここで、上述のマイクロプロセッサの電源遮断処理(SP5)を、図23を参照して、詳細に説明する。
先ず、マイクロプロセッサ130は、MP−LSI1310が有するポートに接続確認をさせる(SP501)。次に、MP−LSI1310内のポートが他のポートと接続しているか否かの情報をマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの接続状態の欄に登録する(SP502)。
マイクロプロセッサ130は、MP−LSI1310内の未接続ポートの電源を遮断して(SP503)、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの未接続ポートの電源状態の欄を「1:遮断」にし(SP504)、テーブル作成処理に戻す。
ここで、上述のESW−PKの電源遮断処理(SP6)を、図24及び図25を参照して、詳細に説明する。
先ず、マイクロプロセッサ130は、MPA−LSI1520にポート接続確認信号を発信する(SP601)。MPA−LSI1520は、ポート接続確認信号を受信すると、当該LSIが有するポートに接続確認をさせ、その結果を示すLSI接続可否結果信号を発信する。この処理については、CHA−LSIリンクアップ処理と同様なので、説明を省略する。
マイクロプロセッサ130は、LSI接続可否結果信号を受信し(SP602)、その信号に基づいて、MPA−LSI1520内のポートが他のポートと接続しているか否かの情報をマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの接続状態の欄に登録する(SP603)。
マイクロプロセッサ130は、MPA−LSI1520内の未接続ポートに電源遮断信号を発信する(SP604)。未接続ポートを有するMPA−LSI1520は、電源遮断信号を受信すると、未接続ポートの電源を遮断して、電源遮断完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、電源遮断完了信号を受信し(SP605)、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの未接続ポートの電源状態の欄を「1:遮断」にする(SP606)。
マイクロプロセッサ130は、SW−LSI1510にポート接続確認信号を発信する(SP607)。SW−LSI1510は、ポート接続確認信号を受信すると、当該LSIが有するポートに接続確認をさせ、その結果を示すLSI接続可否結果信号を発信する。この処理については、CHA−LSIリンクアップ処理と同様なので、説明を省略する。
マイクロプロセッサ130は、LSI接続可否結果信号を受信し(SP608)、その信号に基づいて、SW−LSI1510内のポートが他のポートと接続しているか否かの情報をマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの接続状態の欄に登録する(SP609)。
マイクロプロセッサ130は、SW−LSI1510内の未接続ポートに電源遮断信号を発信する(SP610)。未接続ポートを有するSW−LSI1510は、電源遮断信号を受信すると、未接続ポートの電源を遮断して、電源遮断完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、電源遮断完了信号を受信し(SP611)、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの未接続ポートの電源状態の欄を「1:遮断」にし(SP612)、テーブル作成処理に戻す。
このようにして、CHK−PK電源遮断処理、DKA−PK電源遮断処理、CM−PK電源遮断処理、MP電源遮断処理、ESW−PK電源遮断処理によって、各パッケージ内のインタフェース及びLSIのポートの接続・未接続を検出することができ、未接続ポートの電源供給を遮断することができる。
そして、最後に、テーブル作成処理のSP7において、マイクロプロセッサ130は、図26に示すように、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aの電源状態の欄の情報をSVP11に送信し、SVP用全装置構成テーブル11Aの電源状態の欄に反映させる。また、マイクロプロセッサ130は、図27に示すように、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Bの電源状態の欄の情報をSVP11に送信し、SVP用全装置構成テーブル11Bの電源状態の欄に反映させる。
このようにして、ユーザは、ディスクコントローラ1に接続されているホスト端末3とハードディスク20との情報と、ディスクコントローラ1内のパッケージ上にある電源遮断されたポートの情報とを把握することができる。
次に、各LSIが内部のポートの電源を遮断するLSI内電源遮断処理を、図28及び図29を参照しながら、説明する。ここでは、LSIアドレス「SW0」のSW−LSI1510が、ポートアドレス「P1」のポート1511の電源を遮断する時のフローチャートの例を説明する。
先ず、SW−LSI1510内部の電源管理回路1515が、図30に示すように、マイクロプロセッサ130より電源遮断信号を受信すると(SP1101)、クロック停止信号をANDゲート15162に送信し、ポート1511へのクロック信号の供給を停止する(SP1102)。つまり、電源管理回路1515よりANDゲート15162への入力を「1」から「0」にすることによって、クロック信号の供給を停止する。
次に、電源管理回路1515が、図31に示すように、電源制御回路1517に電源遮断信号を発信する(SP1103)。電源制御回路1517は、電源遮断信号を受信すると(SP1104)、電源管理回路1515に電源遮断処理中信号を送信する(SP1105)。
電源制御回路1517は、アイソレーション信号をANDゲート15112に送信し、ポート1511からのデータ信号の出力を停止させる(SP1106)。つまり、電源制御回路1517よりANDゲート15112への入力を「1」から「0」にすることによって、データ信号の出力を停止する。
電源制御回路1517は、図9に示すような電力供給ラインへの電力の供給を徐々に減らし、電源電位を徐々に下げ(SP1107)、電源電位を下げ終わると、電源遮断完了信号を電源管理回路1515に送信する(SP1108)。
電源管理回路1515は、電源遮断完了信号を電源制御回路1517より受信すると(SP1109)、電源遮断完了信号をマイクロプロセッサ130に送信して(SP1110)、処理を終了する。
このようにして、LSI内電源遮断処理によれば、LSI内のポートへのクロック信号の供給を停止し、データ信号の出力を停止し、電源を落とすことができる。この例では、LSIアドレス「SW0」のSW−LSI1510と、ポートアドレス「P1」のポート1511とを取り上げ、説明したが、他のポートについても適用できることは言うまでもない。
次に、ハードディスク20又はホスト端末3をディスクコントローラ1より減設した場合に、減設に伴って未接続となるポートの電源供給を遮断する処理を説明する。
先ず、ハードディスク20又はホスト端末3の減設時にSVP11が行う減設時初期処理を、図32を参照して説明する。
ユーザは、デバイス又はホストを減設する場合に、図33Aの例に示すように、SVP11に、減設する装置が接続されるPKのアドレス、当該装置が接続されるポートのアドレス、及び、減設する旨のフラグを入力し、SVP11は、その情報を受け付ける(SP1201)。
SVP11は、SVP用全装置構成テーブル11Aを参照して、SP1201で入力されたPKアドレス、ポートアドレスを有するポートの接続状態の欄、電源状態の欄が、それぞれ、「1:接続」、「0:給電」となっているか否かを判別する(SP1202)。
ポートの接続状態の欄、電源状態の欄が、それぞれ、「1:接続」、「0:給電」となっていない場合には(SP1202;NO)、SVP11は、装置の実際の構成が減設される前の構成と異なる旨を示す装置構成不一致情報を表示し(SP1203)、処理を終了する。
ポートの接続状態の欄、電源状態の欄が、それぞれ、「1:接続」、「0:給電」となっている場合には(SP1202;YES)、SVP11は、図33Aの例に示すように、マイクロプロセッサ130内に、デバイス又はホストが減設されるインタフェースについて、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aを作成し、そのSVP接続状態を「0:未接続」にし、SVP用全装置構成テーブル11Aの接続状態と電源状態との情報を、テーブル130Aの接続状態と電源状態の欄に登録する(SP1204)。
SVP11は、図33Bの例に示すように、マイクロプロセッサ130内に、デバイス又はホストが減設されるパッケージ内のLSIについて、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bを作成する(SP1205)。SVP11は、マイクロプロセッサ130に、ホスト又はデバイスの減設に伴う未接続ポートの電源遮断の指示を送信し(SP1206)、処理を終了する。
次に、マイクロプロセッサ130が、ホスト又はデバイスの減設に伴う未接続ポートの電源を遮断する減設時電源遮断処理を、図34を参照して、説明する。
マイクロプロセッサ130は、SVP11よりホスト又はデバイスの減設に伴う未接続ポートの電源遮断の指示を受信すると(SP1301)、ホスト(ホスト端末3)の減設があるか否かを判別する(SP1302)。
ホストの減設がない場合には(SP1302;NO)、マイクロプロセッサ130は、SP1304に進む。
ホストの減設がある場合には(SP1302;YES)、マイクロプロセッサ130は、ホストが減設されるCHA−PK110についてのみ、CHA−PK電源遮断処理を行う(SP1303)。このCHA−PK電源遮断処理は、新規立ち上げの時のCHA−PK電源遮断処理とほぼ同様であり、説明を省略する。
次に、マイクロプロセッサ130は、デバイス(ハードディスク20)の減設があるか否かを判別する(SP1304)。
デバイスの減設がない場合には(SP1304;NO)、マイクロプロセッサ130は、SP1306に進む。
デバイスの減設がある場合には(SP1304;YES)、マイクロプロセッサ130は、デバイスが減設されるDKA−PK120についてのみ、DKA−PK電源遮断処理を行う(SP1305)。このDKA−PK電源遮断処理は、新規立ち上げの時のDKA−PK電源遮断処理とほぼ同様であり、説明を省略する。
マイクロプロセッサ130は、ESW−PK電源遮断処理を行う(SP1306)。このESW−PK電源遮断処理は、新規立ち上げ時のESW−PK電源遮断処理と同様であり、説明を省略する。
マイクロプロセッサ130は、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aとマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの情報をSVP11に送信し、SVP用全装置構成テーブル11AとSVP用全LSIポート管理テーブル11Bとに反映させ(SP1307)、処理を終了する。
このようにして、ホスト又はデバイスの減設時に、その減設に伴って未接続となるポートの電源遮断を行うことができる。
次に、ハードディスク20又はホスト端末3をディスクコントローラ1に増設した場合に、増設に伴って接続されるポートへ電源を供給する処理を説明する。
先ず、ハードディスク20又はホスト端末3の増設時にSVP11が行う増設時初期処理を、図35を参照して説明する。
ユーザは、デバイス又はホストを増設する場合に、図36Aの例に示すように、SVP11に、増設する装置が接続されるPKのアドレス、当該装置が接続されるポートのアドレス、及び、増設する旨のフラグを入力し、SVP11は、その情報を受け付ける(SP1401)。
SVP11は、SVP用全装置構成テーブル11Aを参照して、SP1401で入力されたPKアドレス、ポートアドレスを有するポートの接続状態の欄、電源状態の欄が、それぞれ、「0:未接続」、「1:遮断」となっているか否かを判別する(SP1402)。
ポートの接続状態の欄、電源状態の欄が、それぞれ、「0:未接続」、「1:遮断」となっていない場合には(SP1402;NO)、SVP11は、装置の実際の構成が増設される前の構成と異なる旨を示す装置構成不一致情報を表示し(SP1403)、処理を終了する。
ポートの接続状態の欄、電源状態の欄が、それぞれ、「0:未接続」、「1:遮断」となっている場合には(SP1402;YES)、SVP11は、図36Aの例に示すように、マイクロプロセッサ130内に、デバイス又はホストが増設されるインタフェースについて、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aを作成し、そのSVP接続状態を「1:接続」にし、SVP用全装置構成テーブル11Aの接続状態と電源状態との情報を、テーブル130Aの接続状態と電源状態の欄に登録する(SP1404)。
SVP11は、図36Bの例に示すように、マイクロプロセッサ130内に、デバイス又はホストが増設されるパッケージ内のLSIについて、マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bを作成する(SP1405)。SVP11は、マイクロプロセッサ130に、ホスト又はデバイスの増設に伴って接続されるポートへの電力供給の指示を送信し(SP1406)、処理を終了する。
次に、マイクロプロセッサ130が、ホスト又はデバイスの増設に伴って接続されるポートへ電力供給する増設時電力供給処理を、図37及び図38を参照して、説明する。
マイクロプロセッサ130は、SVP11よりホスト又はデバイスの増設に伴う接続ポートへの電力供給の指示を受信すると(SP1501)、ホスト(ホスト端末3)の増設があるか否かを判別する(SP1502)。
ホストの増設がない場合には(SP1502;NO)、SP1505に進む。
ホストの増設がある場合には(SP1502;YES)、マイクロプロセッサ130は、ホストが増設されるCHA−PK110内の電源遮断している全ポートに電源供給信号を送信する(SP1503)。ホストが増設されるCHA−PK110は、電源供給信号を受信すると、電源遮断している全ポートに電力の供給を開始し、電源供給完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、ホストが増設されるCHA−PK110より電源供給完了信号を受信すると(SP1504)、デバイス(ハードディスク20)の増設があるか否かを判別する(SP1505)。
デバイスの増設がない場合には(SP1505;NO)、SP1508に進む。
デバイスの増設がある場合には(SP1505;YES)、マイクロプロセッサ130は、デバイスが増設されるDKA−PK120内の電源遮断している全ポートに電源供給信号を送信する(SP1506)。デバイスが増設されるDKA−PK120は、電源供給信号を受信すると、電源遮断している全ポートに電力の供給を開始し、電源供給完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、デバイスが増設されるDKA−PK120より電源供給完了信号を受信すると(SP1507)、ESW−PK150内の電源遮断している全ポートに電源供給信号を送信する(SP1508)。ESW−PK150は、電源供給信号を受信すると、電源遮断している全ポートに電力の供給を開始し、電源供給完了信号をマイクロプロセッサ130に送信する。
マイクロプロセッサ130は、ESW−PK150より電源供給完了信号を受信すると(SP1509)、ホスト(ホスト端末3)の増設があるか否かを判別する(SP1510)。
ホストの増設がない場合には(SP1510;NO)、SP1512に進む。
ホストの増設がある場合には(SP1510;YES)、マイクロプロセッサ130は、CHA−PK電源遮断処理を行う(SP1511)。このCHA−PK電源遮断処理は、新規立ち上げの時のCHA−PK電源遮断処理と同様であり、説明を省略する。
次に、マイクロプロセッサ130は、デバイス(ハードディスク20)の増設があるか否かを判別する(SP1512)。
デバイスの増設がない場合には(SP1512;NO)、SP1514に進む。
デバイスの増設がある場合には(SP1512;YES)、マイクロプロセッサ130は、DKA−PK電源遮断処理を行う(SP1513)。このDKA−PK電源遮断処理は、新規立ち上げの時のDKA−PK電源遮断処理と同様であり、説明を省略する。
マイクロプロセッサ130は、パッケージの増設があるか否かを判別する(SP1514)。
パッケージの増設がない場合には(SP1514;NO)、SP1516に進む。
パッケージの増設がある場合には(SP1514;YES)、マイクロプロセッサ130は、増設されたパッケージの電源遮断処理を行う(SP1515)。この電源遮断処理は、CHK−PK電源遮断処理、DKA−PK電源遮断処理、CM−PK電源遮断処理、マイクロプロセッサ電源遮断処理、ESW−PK電源遮断処理の何れかであり、説明を省略する。
次に、マイクロプロセッサ130は、ESW−PK電源遮断処理を行う(SP1516)。このESW−PK電源遮断処理は、新規立ち上げ時のESW−PK電源遮断処理と同様であり、説明を省略する。
マイクロプロセッサ130は、マイクロプロセッサ用装置構成テーブル130Aとマイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル130Bの情報をSVP11に送信し、SVP用全装置構成テーブル11AとSVP用全LSIポート管理テーブル11Bとに反映させ(SP1517)、処理を終了する。
このようにして、ホスト又はデバイスの増設時に、その増設に伴って接続されるポートへの電力供給を行うことができる。
次に、各LSIが内部のポートへ電力を供給するLSI内電源供給処理を、図39及び図40を参照しながら、説明する。ここでは、LSIアドレス「SW0」のSW−LSI1510が、ポートアドレス「P1」のポート1511へ電力を供給する時のフローチャートの例を説明する。
先ず、SW−LSI1510内部の電源管理回路1515が、マイクロプロセッサ130より電源供給信号を受信すると(SP1601)、電源制御回路1517に電源供給信号を送信する(SP1602)。
電源制御回路1517は、電源供給信号を受信すると(SP1603)、電源管理回路1515に電源供給処理中信号を送信する(SP1604)。
電源制御回路1517は、図9に示すような電力供給ラインへの電力の供給を徐々に増やし、電源電位を徐々に上げ(SP1605)、電源電位を上げ終わると、アイソレーション解除信号をANDゲート15112に送信し、ポート1511からのデータ信号の出力を開始させる(SP1606)。つまり、電源制御回路1517よりANDゲート15112への入力を「0」から「1」にすることによって、データ信号の出力を開始する。
電源制御回路1517は、電源供給完了信号を電源管理回路1515に送信する(SP1607)。
電源管理回路1515は、電源供給完了信号を電源制御回路1517より受信すると(SP1608)、クロック発信信号をANDゲート15162に送信し、ポート1511へのクロック信号の供給を開始する(SP1609)。つまり、電源管理回路1515よりANDゲート15162への入力を「0」から「1」にすることによって、クロック信号の供給を開始する。
電源管理回路1515が、電源供給完了信号をマイクロプロセッサ130に送信して(SP1610)、処理を終了する。
このようにして、LSI内電源遮断処理によれば、LSI内のポートの電源を落とし、データ信号の出力を開始し、クロック信号の供給を開始することができる。この例では、LSIアドレス「SW0」のSW−LSI1510と、ポートアドレス「P1」のポート1511とを取り上げ、説明したが、他のポートについても適用できることは言うまでもない。
以上、本発明のディスクコントローラは、新規立ち上げ時に、チャネルアダプタとディスクアダプタにおけるホスト又はデバイスへの未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートへの電力供給を遮断し、キャッシュメモリにおける他のポートへの未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートへの電力供給を遮断し、マイクロプロセッサにおける他のポートへの未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートへの電力供給を遮断し、スイッチ回路における他のポートへの未接続ポートを検出して、検出した未接続ポートへの電力供給を遮断する。
使用していないポートへの電力の供給を遮断することによって大幅に消費電力を抑制することができる。
また、ディスクコントローラへのホスト又はデバイスの減設時に、新たに未接続となったポートを検出し、検出した未接続ポートへの電力供給を遮断することができる。
このことによって、ディスクコントローラとホスト又はデバイスとの接続状態に応じて、適切に消費電力を抑制することができる。
また、ディスクコントローラへのホスト又はデバイスの増設時に、新たに接続されたポートを検出し、検出した接続ポートへの電力供給を開始することができる。
このことによって、ディスクコントローラとホスト又はデバイスとの接続状態に応じて、適切に消費電力を抑制することができる。
1……ディスクコントローラ,2……ディスクユニット,3……ホスト端末,10……モジュール,11……システム管理プロセッサ(SVP),11A……SVP用全装置構成テーブル,11B……SVP用全LSIポート管理テーブル,12……管理端末,20……ハードディスク,110……チャネルアダプタパッケージ,120……ディスクアダプタパッケージ,130……マイクロプロセッサ,130A……マイクロプロセッサ用装置構成テーブル,130B……マイクロプロセッサ用LSIポート管理テーブル,140……キャッシュメモリパッケージ,150……内部スイッチパッケージ,1110……ホストインタフェース,1111……ポート,1120……チャネルアダプタLSI,1121,1122……ポート,1210……ディスクインタフェース,1211……ポート,1220……ディスクアダプタLSI,1221,1222……ポート,1310……マイクロプロセッサLSI,1311……ポート,1410……キャッシュメモリLSI,1411……ポート,1510……スイッチLSI,1511,1512,1513,1514……ポート,1520……マイクロプロセッサアダプタLSI,1521,1522……ポート

Claims (10)

  1. ホスト端末と記憶装置とに接続され、前記記憶装置におけるデータの記憶を制御する記憶制御装置であって、
    一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介する前記ホスト端末と前記記憶装置との間のデータパスを構成する複数のコンポーネンと、
    一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介して前記コンポーネントを制御するマイクロプロセッサと、を備え、
    前記マイクロプロセッサは、
    当該マイクロプロセッサ又は前記コンポーネントのポートのうちで、前記ホスト端末、前記記憶装置、又は、他のコンポーネントのポートに接続していないものを未接続ポートとして検出し、
    検出した未接続ポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする記憶制御装置。
  2. 一のコンポーネントは、
    ポートを備え、且つ、当該ポートを介して前記ホスト端末と接続するホストインタフェースと、
    ポートを備え、且つ、当該ポートを介する前記ホストインタフェースと他のコンポーネントとの間の接続を制御するチャネルアダプタ制御回路と、を備え、
    前記マイクロプロセッサは、
    前記ホスト端末と接続していない前記ホストインタフェースの前記ポートを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止し、
    前記チャネルアダプタ制御回路のポートに前記ホストインタフェースのポート又は他のコンポーネントのポートへデータを送信させて、その応答を受信しないポートを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶制御装置。
  3. 前記ホストインタフェースを一又は複数備え、
    前記マイクロプロセッサは、全ての前記ホストインタフェースのポートを未接続ポートとして検出した場合に、前記チャネルアダプタ制御回路の全てのポートを未接続ポートとして検出し、当該ポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の記憶制御装置。
  4. 一のコンポーネントは、
    ポートを備え、且つ、当該ポートを介して前記記憶装置と接続するディスクインタフェースと、
    ポートを備え、且つ、当該ポートを介する前記ディスクインタフェースと他のコンポーネントとの間の接続を制御するディスクアダプタ制御回路と、を備え、
    前記マイクロプロセッサは、
    前記記憶装置と接続していない前記ディスクインタフェースの前記ポートを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止し、
    前記ディスクアダプタ制御回路のポートに前記ディスクインタフェースのポート又は他のコンポーネントのポートへデータを送信させて、その応答を受信しないポートを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶制御装置。
  5. 前記ディスクインタフェースを一又は複数備え、
    前記マイクロプロセッサは、全ての前記ディスクインタフェースのポートを未接続ポートとして検出した場合に、前記ディスクアダプタ制御回路の全てのポートを未接続ポートとして検出し、当該ポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項4に記載の記憶制御装置。
  6. 一のコンポーネントは、
    ポートを備え、且つ、前記ホスト端末から前記記憶装置へのアクセスのために一時的に前記ポートを介してデータを格納するキャッシュメモリを備え、
    前記マイクロプロセッサは、
    前記キャッシュメモリのポートに他のコンポーネントのポートへデータを送信させて、その応答を受信しないポートを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶制御装置。
  7. 前記マイクロプロセッサは、
    当該マイクロプロセッサのポートに他のコンポーネントのポートへデータを送信させて、その応答を受信しないポートを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶制御装置。
  8. 一のコンポーネントは、
    ポートを備え、且つ、当該ポートを介する前記チャネルアダプタ制御回路又はディスクアダプタ制御回路と前記キャッシュメモリとの間の接続を制御するスイッチ制御回路と、
    ポートを備え、且つ、当該ポートを介する前記スイッチ制御回路と前記マイクロプロセッサとの間の接続を制御するマイクロプロセッサアダプタ制御回路と、を備え、
    前記マイクロプロセッサは、
    前記マイクロプロセッサアダプタ制御回路のポートに前記スイッチ制御回路又は前記マイクロプロセッサのポートへデータを送信させて、その応答を受信しないポートを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止し、
    前記スイッチ制御回路のポートに前記チャネルアダプタ制御回路、前記ディスクアダプタ制御回路、又は前記キャッシュメモリのポートへデータを送信させて、その応答を受信しないポートを未接続ポートとして検出し、検出した未接続ポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶制御装置。
  9. 前記マイクロプロセッサは、
    各コンポーネントに、前記コンポーネントのアドレスと前記ポートのアドレスとその接続状態とを対応付けるテーブルを送信させ、
    各コンポーネントより受信したテーブルに基づいて、前記コンポーネントのアドレスと前記ポートのアドレスとその接続状態とを対応付けるテーブルを生成し、
    生成したテーブルに記載された接続状態が未接続であるポートへの電力の供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶制御装置。
  10. 一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介するホスト端末と記憶装置との間のデータパスを構成する複数のコンポーネントと、
    一又は複数のポートを備え、且つ、当該ポートを介して前記コンポーネントを制御するマイクロプロセッサと、
    を備え、
    前記記憶装置におけるデータの記憶を制御する記憶制御装置の省電力化方法であって、
    前記マイクロプロセッサが、
    当該マイクロプロセッサ又は前記コンポーネントのポートのうちで、前記ホスト端末、前記記憶装置、又は、他のコンポーネントのポートに接続していないものを未接続ポートとして検出するステップと、
    検出した未接続ポートへの電力の供給を停止するステップと、
    を備えることを特徴とする省電力化方法。
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