JP4917342B2 - ビニルピロリドン重合体の固形物製造方法 - Google Patents

ビニルピロリドン重合体の固形物製造方法 Download PDF

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本発明は、ビニルピロリドン重合体の固形物製造方法に関し、詳しくは水や有機溶剤に短時間で溶解可能なビニルピロリドン重合体の固形物製造方法に関するものである。
ビニルピロリドン重合体は、例えば、ビニルピロリドン水溶液中のビニルピロリドンをラジカル重合開始剤を用いて重合する方法が知られており(例えば、特許文献1)、またマロン酸などの有機酸をビニルピロリドン単量体の重合後に添加し、未反応のビニルピロリドン単量体を低減するビニルピロリドン重合体の製造方法(特許文献2)が開示されている。
上記にて製造されたビニルピロリドン重合体は、貯蔵安定性や移送コストを考慮すると固形物の方が取り扱い上有利であることから、ビニルピロリドン重合体水溶液を乾燥し固形化することがある。この乾燥方法としては、例えば、ディスクアトマイザーを用いて、乾燥塔内にビニルピロリドン重合体水溶液を噴霧して乾燥させることにより粉末状ビニルピロリドン重合体を得る方法、或いはドラムドライヤーやベルトドライヤーなどの加熱面密着型乾燥機の伝熱面からの熱伝導によりビニルピロリドン重合体水溶液を乾燥させ固形物とする方法が開示されている(例えば、特許文献3、4参照)。
特開2003−40911号公報 特開2003−286311号公報 特開2004−211033号公報 特開2002−146033号公報
ところで、ビニルピロリドン重合体の固形物を使用するには、水や有機溶剤などの溶媒に溶解させ用いるのが一般的であるが、上記方法によって得られたビニルピロリドン重合体の固形物は水や有機溶剤などの溶媒に溶かす場合に長時間を要し、また「ままこ」を形成すると煩雑な溶解操作や長時間の作業が必要となるため、短時間で容易に各種溶媒に溶解可能なビニルピロリドン重合体の固形物が望まれていた。
そこで、本発明は、水や有機溶剤などの各種溶媒に短時間、かつ簡単な操作で溶解可能なビニルピロリドン重合体の固形物を提供することを目的とするものである。
本発明は、ビニルピロリドン重合体、乳酸及びトリエタノールアミンを溶液状態で混合した後、該混合溶液を乾燥して前記ビニルピロリドン重合体の固形物を得ることを特徴とするビニルピロリドン重合体の固形物製造方法である。
上記製造方法においては、前記乳酸及びトリエタノールアミンの添加量が、それぞれ前記ビニルピロリドン重合体に対して0.02〜2重量%であることが好ましい。
また、本発明の製造方法では、前記乾燥の方法が噴霧乾燥であることが好ましい。
本発明のビニルピロリドン重合体の固形物製造方法は、前記ビニルピロリドン重合体のK値が40〜70であるものに好適に適用できる。
本発明によれば、短時間かつ容易に水や有機溶剤などの各種溶媒に溶解可能なビニルピロリドン重合体固形物が得られる。
本発明において、ビニルピロリドン単量体(以下、「VP」という)とは、N−ビニル−2−ピロリドンをいい、本発明により得られるビニルピロリドン重合体(以下、「PVP」という)としては、VPの単独重合体及びVPと他の単量体との共重合体が挙げられる。共重合体の場合は、VPの含有率はその目的により特に限定されないが、VPを20重量%以上、より好ましくは30重量%以上含有する共重合体が望ましい。
他の単量体としては、VPと共重合できるものであればよく、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸のアルキルエステル(メチルアクリレート、エチルアクリレートなど)、メタクリル酸のアルキルエステル(メチルメタクリレート、エチルメタクリレートなど)、アクリル酸のアミノアルキルエステル(ジエチルアミノエチルアクリレートなど)、メタクリル酸のアミノアルキルエステル、アクリル酸とグリコールとのモノエステル、メタクリル酸とグリコールとのモノエステル(ヒドロキシエチルメタクリレートなど)、アクリル酸のアルカリ金属塩、メタクリル酸のアルカリ金属塩、アクリル酸のアンモニウム塩、メタクリル酸のアンモニウム塩、アクリル酸のアミノアルキルエステルの第4級アンモニウム誘導体、メタクリル酸のアミノアルキルエステルの第4級アンモニウム誘導体、ジエチルアミノエチルアクリレートとメチルサルフェートとの第4級アンモニウム化合物、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルスルホン酸のアルカリ金属塩、ビニルスルホン酸のアンモニウム塩、スチレンスルホン酸、スチレンスルホン酸塩、アリルスルホン酸、アリルスルホン酸塩、メタリルスルホン酸、メタリルスルホン酸塩、酢酸ビニル、ビニルステアレート、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルカルバゾール、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−アルキルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N,N−メチレンビスアクリルアミド、グリコールジアクリレート、グリコールジメタクリレート、ジビニルベンゼン、グリコールジアリルエーテルなどが挙げられ、これらの2種類以上を含むものでもよい。
VPの重合またはVPと他の単量体との共重合は、例えば、上記特許文献1などに記載の公知の方法により、水または水系媒体中での溶液重合によって行なうことができ、VP水溶液にラジカル重合開始剤を添加して重合することができる。
PVP重合時のVP水溶液としては、VPの濃度が10〜45重量%の水溶液、好ましくは15〜30重量%の水溶液を用いる。VP水溶液の濃度が低くなると生産性が悪くコスト高を招くことがあり、高濃度になると重合中に粘度が高くなり攪拌が困難となって反応に支障をきたしやすくなる。
ラジカル重合開始剤としては、油溶性或いは水溶性のアゾ化合物、過酸化物などが使用でき、例えば、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオニトリルなどのアゾニトリル化合物、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネートなどのアゾエステル化合物、オクタノイルパーオキシド、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエートなどの過酸化物が挙げられる。
重合開始剤の添加量は、特に限定されないが、VPに対して0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜3重量%、さらに好ましくは0.05〜1重量%である。ラジカル重合開始剤の添加量が少なくなると重合速度が低下し、生産性が悪くなり、また、添加量が多くなると、重合後、添加した開始剤が不純物となり好ましくない。ラジカル重合開始剤は固体のまま添加してもよいし、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどの有機溶剤や水に溶かして添加してもよい。また、反応液中に、一括して、または、分割して添加することができる。
重合開始温度は、60〜90℃、反応温度は70〜100℃であり、その後反応終了までその反応温度を維持して重合反応を行うことにより、PVPを製造することができる。
上記重合反応により得られたPVPは、重合時に残存する未反応のVPを低減するために、その水溶液に有機酸を添加してpHを2〜5にし残存VPを加水分解する。また、加水分解後の水溶液を塩基で中和する。
本発明においては有機酸として乳酸を、塩基としてトリエタノールアミンを使用する。
上記加水分解と中和は、重合により製造されたPVPに対して行うことができる。また、PVPの製造時にVPの重合反応と同時に、或いは重合反応終了の後にその反応液に対して連続して行うこともできる。
加水分解をVPの重合反応と同時に、或いは重合反応の後に連続して行う場合、乳酸の添加時機は、VP単量体を重合する前、反応途中、反応終了後のいずれの場合であっても構わないが、重合反応終了の直前に添加するのが好ましく、PVP重合率が99%を超えた後に行うのが望ましい。PVPの重合率が99%以下の時点で乳酸を添加した場合、PVP中の未反応VPやアセトアルデヒド含有量が増加する傾向がある。
乳酸の添加量はPVP量に対して0.02〜2重量%であることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.6重量%である。添加量が0.02重量%未満であると得られたPVP固形物の溶解時間が長くなり、2重量%を超えるとPVP固形物を溶かした溶液が着色しやすくなる。
また、反応液のpHは2〜5であり、好ましくは3.5以下、さらに好ましくは3以下にする。反応液のpHを5以下としない場合は、残存VPの加水分解速度が遅くなり、生産性が落ちる傾向がある。
また、前記乳酸と併用して、他の有機酸、例えば、クエン酸、マロン酸 ギ酸、酢酸、リンゴ酸などを一部添加することもできる。
PVP水溶液中のVP単量体の残存量は、特に限定はないが、最終製品のPVPに対して100ppm以下とするのが好ましく、50ppm以下とするのがさらに好ましく、10ppm以下とするのが最も好ましい。
前記VP単量体の低減処理後に、トリエタノールアミンを添加して中和しpH調整する。これにより、PVPの安定性、色相を良好にすることができる。
トリエタノールアミンの添加時機は、VPを重合する前、途中、終了後のいずれの場合であっても構わないが、前記乳酸添加による加水分解後にpHを調整する。
トリエタノールアミンの添加量はPVPに対して0.02〜2重量%であることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.6重量%である。添加量が0.02重量%未満であるとPVP固形物の溶解時間が長くなり、2重量%を超えるとPVP固形物を溶かした溶液が着色しやすくなる。
このトリエタノールアミンの添加により、得られたPVP水溶液のpHを5以上とし、pH6〜9とすることが安定性をより向上し好ましい。また、トリエタノールアミンに併用して炭酸グアニジン、アジピン酸ジヒドラジドなどの塩基を一部添加してもよい。
上記のように未反応VPの低減処理時の有機酸として乳酸を使用し、かつ反応液の中和にトリエタノールアミンを使用することで、煩雑な操作を不要として各種溶媒に短時間で溶解が可能なPVP固形物を製造することができる。
本発明において、PVPの固形物を得るための乾燥方法は、PVP水溶液を、噴霧乾燥機、ドラムドライヤー、ベルトドライヤー、流動層増流乾燥機を用いて乾燥させるいずれの方法であってもよい。中でも噴霧乾燥機による方法が溶解性を向上する効果が大きく、かつランニングコストも少なく好ましい。
この噴霧乾燥機による方法は、例えば、上記特許文献3に記載の「粉末状ビニルピロリドン重合体の製造方法」などの乾燥方法により行うことができる。
すなわち、160℃以上の熱風を上部から導入できる乾燥塔を備えた噴霧乾燥機を用いて、上記PVP水溶液を熱風を流通させた乾燥塔の上部からディスクアトマイザーによって乾燥塔内へ噴霧されて落下しながら乾燥されたのち、粉末状PVPとして乾燥塔下部の製品受器に回収するものである。
本発明のPVPの固形物製造方法は、特に、K値が40〜70であるPVPに対して効果的である。K値が40未満であると溶解時にPVPの固形物が「ままこ」になりやすく溶解性が悪化し、K値が70を超えると最も効果的な乾燥方法である噴霧乾燥が難しくなり、粒状の固形物が得られ難く、流動性の低下や嵩高になり好ましくない。
なお、K値は、フィケンチャー法による分子量の大きさを表わす値であり、公知の測定方法と下記フィケンチャーの式によって求めることができる。
K値={[300ClogZ+(C+1.5ClogZ)1/2+1.5ClogZ−C}/(0.15C+0.003C
式中、Cは試料の濃度(%:g/100ml)、Zは濃度Cの溶液の相対粘度(ηrel)を示す。相対粘度ηrelは次式より得られる。
ηrel=(溶液の流動時間)÷(水の流動時間)
以下、本発明にかかるPVPの固形物製造方法を実施例に基づき説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら制限を受けるものではない。
下記実施例1〜3及び比較例1〜2で得られたPVPの水及びエタノールに対する溶解試験を下記の方法によって行った。結果を表1に示す。
VPの重合に用いたラジカル重合開始剤は、次の通りである。
・V−59:2,2’−Azobis(2−methylbutyronnitrile)(和光純薬(株)製)
・VA−044:2,2’−Azobis[2−(2−imidazolin−2−yl)propane]dihydrochloride(和光純薬(株)製)
PVP中の残存VP量は、液体クロマトグラフィーにより測定した。
固形分は、140℃で1時間減圧することによって求めた減量分(wt%)を用い、次式によって求めた。
固形分(%)=100−減量分(%)
また、色相(固形分濃度10%水溶液APHA)は、固形分濃度10%の水溶液を調製し、ハーゼン色数を測定した。
[溶解試験]
100mlビーカーに水、エタノールをそれぞれ45g入れ、マグネチックスターラーにて攪拌(攪拌子:直径8mm×長さ35mm円柱状、回転数:400rpm)しながら実施例1〜3、比較例1〜2で得られたPVPを5g添加して、目視にて完全に溶解するまでの時間を測定した。溶解時間が180秒以内を「○」、181〜299秒を「△」、300秒以上を「×」、として示した。
[実施例1]
VP30g、水170gを300mlセパラブルフラスコに仕込んだ。窒素パージをしながら90℃に加熱し、V−59をVPに対して0.3重量%(90mg)を10%イソプロピルアルコール溶液として添加し、重合を開始し、反応終了まで90℃に調節した。反応開始から2時間後、さらにV−59をVPに対して0.1重量%(30mg)を10%イソプロピルアルコール溶液として添加した。重合率が99%を超えたことを確認し、乳酸をVPに対して0.25重量%(75mg)添加し、反応液のpHを4.0とし、2時間保持した。その後、トリエタノールアミンを0.45重量%(135mg)添加した。得られた重合体水溶液を噴霧乾燥機(EYELA製、熱風温度180℃、処理時間35分)にて噴霧乾燥しPVPの固形物とした。
その結果、固形分97%、残存VPは3ppm、K値が54、10%APHAが10、10%水溶液のpHが7.2であるPVPが得られた。
[実施例2]
VP40g、水160gを300mlセパラブルフラスコに仕込んだ。窒素パージをしながら80℃に加熱し、V−59をVPに対して0.23重量%(92mg)を10%イソプロピルアルコール溶液として添加し、重合を開始し、乳酸添加まで80℃に調節した。反応開始から3時間後、さらにV−59をVPに対して0.1重量%(40mg)を10%イソプロピルアルコール溶液として添加し、重合率が99%を超えたことを確認し、乳酸をVPに対して0.08重量%(32mg)添加し、反応液のpHを5.0とし、2時間加熱保持した。その後、トリエタノールアミンを0.20重量%(80mg)添加した。得られた重合体水溶液を噴霧乾燥機(同上)にて噴霧乾燥し固形物とした。
その結果、固形分96%、残存VPは45ppm、K値が68、10%APHAが10、10%水溶液のpHが8.5であるPVPが得られた。
[実施例3]
VP30g、水170gを300mlセパラブルフラスコに仕込んだ。窒素パージをしながら80℃に加熱し、VA−044をVPに対して0.50重量%(150mg)をアンモニアにてpH7.0に中和したのち添加し、重合を開始し、乳酸添加まで80℃に調節した。反応開始から2時間後、さらにVA−044をVPに対して0.50重量%(150mg)をアンモニアにてpH7.0に中和したのち添加し、重合率が99%を超えたことを確認し、乳酸をVPに対して1.80重量%(540mg)添加し、反応液のpHを2.8とし、2時間加熱保持した。その後、トリエタノールアミンを1.80重量%(540mg)添加した。得られた重合体水溶液を噴霧乾燥機(同上)にて噴霧乾燥し固形物とした。
その結果、固形分97%、残存VPは0.3ppm、K値が42、10%APHAが10、10%水溶液のpHが6.0であるPVPが得られた。
[比較例1]
実施例1において、乳酸の代わりにマロン酸をVPに対して0.15重量%(45mg)添加し、反応液のpHを3.6とし、反応開始から2時間後、水酸化ナトリウムを0.05重量%(15mg)添加した。得られた重合体水溶液を噴霧乾燥機(同上)にて噴霧乾燥し固形物とした。
その結果、固形分97%、残存VPは1ppm、K値が54、10%APHAが10、10%水溶液のpH7.5であるPVPが得られた。
[比較例2]
実施例1において、重合率が99%を超えたことを確認した後、乳酸およびトリエタノールアミンを添加せずに噴霧乾燥機(同上)にて噴霧乾燥し固形物とした。
その結果、固形分97%、残存VPは1800ppm、K値が53、10%APHAが10、10%水溶液のpHが6.5であるPVPが得られた。
Figure 0004917342
水や有機溶剤などの溶媒に容易に溶解できるPVP固形物は、工業的に有利であり、一般工業用、整髪剤、シャンプーなどの香粧用、医薬用などの各種用途の製品の増粘剤や分散剤など幅広く使用できる。

Claims (4)

  1. ビニルピロリドン重合体、乳酸及びトリエタノールアミンを溶液状態で混合した後、該混合溶液を乾燥して前記ビニルピロリドン重合体の固形物を得ることを特徴とするビニルピロリドン重合体の固形物製造方法。
  2. 前記乳酸及びトリエタノールアミンの添加量が、それぞれ前記ビニルピロリドン重合体に対して0.02〜2重量%であることを特徴とする請求項1記載のビニルピロリドン重合体の固形物製造方法。
  3. 前記乾燥の方法が噴霧乾燥であることを特徴とする請求項1又は2に記載のビニルピロリドン重合体の固形物製造方法。
  4. 前記ビニルピロリドン重合体のK値が40〜70であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のビニルピロリドン重合体の固形物製造方法。

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