JP4914097B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズに関し、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩写真用カメラ等の撮像装置用の撮影レンズに好適なものである。
固体撮像素子を用いたビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、そして銀塩フィルムを用いた銀塩写真用カメラ等の撮像装置に用いる撮影光学系として、コンパクトで高ズーム比のズームレンズが要求されている。
これらの要求を満足するズームレンズとして、物体側より像側へ順に、正、負、正、正の屈折力の第1〜第4レンズ群より成る4群ズームレンズが知られている。
このうち、第2レンズ群を移動させて変倍を行い、第4レンズ群にて変倍に伴う像面変動を補正すると共に、フォーカシングを行う所謂リアフォーカス式の4群ズームレンズが知られている(特許文献1〜4)。
特開2002−182109号公報 特開2002−287027号公報 特開2000−89116号公報 特開2000−227548号公報
近年、撮像装置に用いるズームレンズには、高ズーム比で、かつレンズ系全体が小型であることが強く要望されている。
一般にズームレンズにおいて、それを構成する各レンズ群の屈折力を強めると、所定のズーム比を得るための変倍用のレンズ群の移動量が少なくなる。このため、高ズーム比化とレンズ全長を短縮化することができる。
しかしながら各レンズ群の屈折力を単に強めると、ズーミングに伴う収差変動が大きくなり、高ズーム比化を図る際には全ズーム範囲にわたり良好なる光学性能を得ることが難しくなってくる。
又、リアフォーカス方式を採用すると、レンズ系全体が小型化され、迅速なるフォーカスが可能となり、さらに近接撮影が容易となるなどの特徴が得られる。
しかしながら反面、フォーカスの際の収差変動が多くなり、無限遠物点から近距離物体に至る物体距離全体にわたり、高い光学性能を得るのが大変難しくなってくる。
又、高ズーム比化を図ろうとすると全ズーム範囲にわたり、高い光学性能を得るのが難しくなってくる。
このため、高ズーム比化とレンズ系全体の小型化を図るには、ズームタイプ、各レンズ群の屈折力そして各レンズ群のレンズ構成等を適切に設定することが重要になってくる。
本発明は、高ズーム比で、しかも全ズーム範囲にわたり高い光学性能が得られる小型のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第2レンズ群と前記第4レンズ群が移動するズームレンズであって、前記第3レンズ群は、物体側より像側へ順に、両凸形状の正レンズ、物体側が凸面でメニスカス形状の負レンズより成り、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第3レンズ群の焦点距離をf3、広角端における全系の焦点距離をfw、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
0.15<f2/√(fw×ft)<0.27
5.40< f3/fw < 10.00
なる条件を満足することを特徴としている。
5.40< f3/fw < 10.00
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、高ズーム比で、しかも全ズーム範囲にわたり高い光学性能が得られるコンパクトなズームレンズが得られる。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)におけるレンズ断面図、図2、図3、図4はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。
図5は本発明の実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図6、図7、図8はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図9は本発明の実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図10、図11、図12はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図13は本発明の実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図14、図15、図16はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図17は本発明の実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図18、図19、図20はそれぞれ実施例5のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図21は本発明の実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図22、図23、図24はそれぞれ実施例6のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図25は本発明の実施例7のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図26、図27、図28はそれぞれ実施例7のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図29は本発明のズームレンズを備えるデジタルカメラ(撮像装置)の要部概略図である。各実施例のズームレンズは撮像装置に用いられる撮影レンズ系であり、レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。
尚、各実施例のズームレンズをプロジェクター等の投射レンズとして用いるときは、左方がスクリーン、右方が被投射画像となる。レンズ断面図において、L1は正の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群である。SPは開口絞りであり、第3レンズ群L3の物体側に位置している。
Gは光学フィルター、フェースプレート等に相当する光学ブロックである。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が、銀塩フィルム用カメラの撮像光学系として使用する際にはフィルム面に相当する。
収差図において、d、gは各々d線及びg線、ΔM、ΔSはメリディオナル像面、サジタル像面、倍率色収差はg線によって表している。
尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用レンズ群(第2レンズ群L2)が機構上光軸上移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例では、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように、第2レンズ群L2を像側へ移動させて変倍を行うと共に、変倍に伴う像面変動を第4レンズ群L4を物体側に凸状の軌跡を有するよう移動させて補正している。
また、第4レンズ群L4を光軸上移動させてフォーカシングを行うリアフォーカス式を採用している。第4レンズ群L4に関する実線の曲線4aと点線の曲線4bは、各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの変倍に伴う像面変動を補正するための移動軌跡である。このように第4レンズ群L4を物体側へ凸状の軌跡とすることで第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との間の空気の有効利用を図り、レンズ全長の短縮化を効果的に達成している。
又、望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印Fに示すように第4レンズ群L4を前方に繰り出すことで行っている。
尚、第1レンズ群L1と第3レンズ群L3、そして開口絞りSPは、ズーム及びフォーカスの為には光軸方向に移動しない。但し収差補正上必要に応じ移動させても良い。
次に各実施例のレンズ構成を説明する。以下、レンズ構成は特に断りがない限り、物体側から像側へ順に配置されている順に説明する。
第1レンズ群L1は物体側が凸面でメニスカス形状の負レンズ11と正レンズ12との接合レンズ、物体側が凸面でメニスカス形状の正レンズ13より成っている。
第2レンズ群L2は、図5、図17、図21の実施例2、5、6では像側が凹面でメニスカス形状の負レンズ21、両凹形状の負レンズ22、正レンズ23より成っている。
又、図1、図9、図13、図25の実施例1、3、4、7では、像側が凹面でメニスカス形状の負レンズ21、両凹形状の負レンズ22、正レンズ23、両凹形状の負レンズ24より成っている。これによってズーミングに伴う収差変動を良好に補正している。
第3レンズ群L3は両凸形状の正レンズ31、物体側が凸面でメニスカス形状の負レンズ32より成っている。
このとき正レンズ31の両レンズ面は非球面形状である。
このときの2つの非球面のうち、少なくとも1つはレンズ中心からレンズ周辺に行くに従い正の屈折力が弱くなる非球面形状とするのが良い。
又、第3レンズ群L3中に非球面を設けるときには、なるべく物体側の正レンズ31に設けるのが、収差を効果的に補正することができる。
特に広角端における軸上の球面収差を良好に補正することができる。最も物体側に設けるときの非球面形状はレンズ中心からレンズの周辺にいくにしたがって正の屈折力が弱くなる形状とするのが良い。
各実施例において、レンズ全系を小型にするには、正の屈折力の第3レンズ群L3で十分に光束径を細くすることが重要である。
各実施例のズームタイプのズームレンズではもともと第3レンズ群L3には第2レンズ群L2からの発散光が入ってくる傾向がある。このため入射光束を細くして射出するには、第3レンズ群L3の正の屈折力の負担が大きくなる。
そこで第3レンズ群L3の正レンズ31の両面を非球面形状としている。これによって屈折力を強めても、収差を良好な状態に保つことができるようにして、かつ光束径を細くして射出している。
それにより、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔をさらに縮めて、レンズ全系の小型化を図っている。
特に両レンズ面が非球面形状の正レンズ31の物体側のレンズ面には発散光が入射し、該レンズ面で収斂して像面側のレンズ面には収斂光が入射するようにして、収差補正を良好に行なっている。
第4レンズ群L4は、正レンズ41と、負レンズ42の接合レンズにより成っている。このとき、正レンズ41は両凸形状であり、負レンズ42はメニスカス形状より構成している。これにより、第4レンズ群L4でフォーカスするときの色収差の変動を少なくしている。
各実施例においては、次の条件の1以上を満足するようにしている。これによって各条件に相当する効果を得ている。
第1、第2、第3レンズ群L1、L2、L3の焦点距離を順にf1、f2、f3、広角端と望遠端における全系(ズームレンズ全体)の焦点距離を各々fw、ftとする。
負レンズ21の材料の屈折率をn21とする。
正レンズ31の物体側の面の曲率半径をR31、中心肉厚をD31とする。負レンズ32の物体側の面の曲率半径をR32a、像側の面の曲率半径をR32bとする。
望遠端において無限遠物体に合焦しているときの第4レンズ群L4の横倍率をβ4Tとする。
このとき
5.40< f3/fw < 10.00 ‥‥‥(2)
1.85 < n21 < 2.05 ‥‥‥(3)
0.25 < D31/R31 < 0.55 ‥‥‥(4)
1.50< R32a/R32b < 3.90 ‥‥‥(5)
0.40 < β4T < 0.70 ‥‥‥(6)
0.20 < f1/ft < 0.40 ‥‥‥(7)
なる条件のうち1以上を満足している。
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(1)は小型で、高ズーム比のズームレンズを得るためのものである。条件式(1)の上限値を超えて第2レンズ群L2の焦点距離が長くなると、光学性能的には有利となる。
しかしながら、所望のズーム比を得るために第2レンズ群L2の移動量が大きくなり、レンズ全長及び前玉径が増大するのでよくない。
また、条件式(1)の下限値を超えて、第2レンズ群L2の焦点距離が短くなると、レンズ系全体の小型化には有利となる。しかしながら、ペッツバール和が負の方向に大きくなり像面がオーバーになり、良好な光学性能を保つのが困難となる。
条件式(2)は小型で光学性能の良いズームレンズを得るためのものである。
条件式(2)の上限値を超えて第3レンズ群L3の焦点距離が長くなると、第3レンズ群L3の正の屈折力の負荷が軽くなり、収差補正上は好ましい。しかしながらバックフォーカスが長くなりすぎて小型化が困難となる。
また、条件式(2)の下限値を超えて第3レンズ群L3の焦点距離が短くなると、正の屈折力の負担が大きくなり良好な光学性能、特に球面収差が悪化するので良くない。
条件式(3)の上限値を超えて負レンズ21の材料の屈折率が大きくなると、像面彎曲の補正には有利になるが、実際に使用可能な材料が限られてくるので良くない。
条件式(3)の下限値を超えて負レンズ21の材料の屈折率が小さくなると、ペッツバール和が負の方向に大きくなり像面がオーバーとなるため良くない。
条件式(4)の上限値を超えて正レンズ31の中心肉厚が大きくなると、正レンズ31の体積が大きくなり、重量が増してくる。更に、モールドにて成形する場合は成形タクトが長くなり、製造上不利となるため良くない。
また第3レンズ群L3の小型化にも不利となる。
条件式(4)の下限値を超えて正レンズ31の中心肉厚が小さくなると、軸外光線が像側のレンズ面で屈曲するときの光軸からの高さが低くなり、軸外コマ収差が補正不足となる。
特に像側のレンズ面を非球面形状とした場合、レンズ周辺での非球面形状による曲率変化が比較的大きい領域において軸外コマ収差の補正作用が弱まるため良くない。
条件式(5)の上限値を超えて、レンズ形状が変化すると、第3レンズ群L3の後側主点位置が物体側へよりすぎて第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔が短くなる。この結果、ズーミング及びフォーカシングのために移動する第4レンズ群L4の移動スペースを十分確保することができなくなる。
条件式(5)の下限値を超えて、レンズ形状が変化すると、第3レンズ群L3の後側主点位置を物体側に移動させて小型化する効果が薄れ、レンズ全長が大型化してくる。
条件式(6)は、フォーカシングによる収差変動を少なくし、小型化を図るためのものである。
条件式(6)の上限値を超えて第4レンズ群L4の横倍率が大きくなると、第4レンズ群L4のフォーカス敏感度が低下してくる。このため、近距離物体にフォーカスするときの第4レンズ群L4の繰出し量が大きくなり、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔を短縮することができず、小型化が難しくなる。
また、フォーカスするときの移動量が大きくなると、フォーカスによる収差変動が大きくなるため良くない。
また、条件式(6)の下限値を超えて横倍率が小さくなると、バックフォーカスが長くなり、レンズ全長が増大してくるため良くない。
条件式(7)の上限値を超えて第1レンズ群L1の焦点距離が大きくなると、レンズ全系の焦点距離が長くなり、所望の焦点距離範囲を確保することが困難となるため良くない。
また、条件式(7)の下限値を超えて第1レンズ群L1の焦点距離が小さくなると、第1レンズ群L1の屈折力の負荷が大きくなり、特に望遠端において球面収差が悪化するため良くない。
尚、各実施例において、前述の各条件式の数値範囲を次の如く設定すると更に好ましい。
5.50< f3/fw < 9.90 ‥‥‥(2a)
1.88 < n21 < 2.02 ‥‥‥(3a)
0.30 < D31/R31 < 0.50 ‥‥‥(4a)
1.60< R32a/R32b < 3.70 ‥‥‥(5a)
0.45 < β4T < 0.63 ‥‥‥(6a)
0.24 < f1/ft < 0.33 ‥‥‥(7a)
尚、各実施例において、第1レンズ群L1の物体側や第4レンズ群L4の像側に屈折力の小さなレンズ群を付加しても良い。
又、テレコンバーターレンズやワイドコンバーターレンズ等を物体側や像側に配置しても良い。
以上のように各実施例によれば、レンズ全系を小型化し、高ズーム比にも関わらず高い光学性能を有したズームレンズが得られる。
この他、リアフォーカス方式を採用しつつ、ズーム比30倍〜40倍と高ズーム比でかつ広角端から望遠端に至るズーム領域全般にわたり、良好なる光学性能を有したズームレンズが得られる。
又、第1レンズ群L1をズーミングのためには不動としているためメカ機構が簡単となる。
又、ズーム比が30倍から40倍と高いにも関わらず、全ズーム範囲にわたり高い光学性能を有し、かつFナンバーが1.68〜1.8と大口径比のズームレンズが得られる。
次に、各実施例に対応する数値実施例を示す。各数値実施例においてiは物体側からの面の順序を示し、Riは第i番目の面(第i面)の曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間隔、Ni、νiはそれぞれd線を基準とした屈折率、アッベ数を示す。
また、各数値実施例において最も像側の2面は光学ブロックGに相当する平面である。また、k、B’、C’、D’、E’、F’は非球面係数である。
非球面形状は光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき
x=(h/R)/[1+{1−(1+k)(h/R)1/2]+B’h+C’h+D’h+E’h11+F’h13
で表される。但しRは近軸曲率半径である。
また、例えば「e−Z」の表示は「10-Z」を意味する。
又、前述の各条件式と各数値実施例との関係を(表1)に示す。
数値実施例1
f= 3.50 - 112.00 Fno= 1.68 - 4.36 2ω= 65.5° - 2.3°
R 1 = 56.321 D 1 = 1.50 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 26.582 D 2 = 6.20 N 2 = 1.696797 ν 2 = 55.5
R 3 = -374.018 D 3 = 0.20
R 4 = 23.782 D 4 = 3.15 N 3 = 1.772499 ν 3 = 49.6
R 5 = 47.054 D 5 = 可変
R 6 = 22.239 D 6 = 0.75 N 4 = 2.003300 ν 4 = 28.3
R 7 = 5.022 D 7 = 3.91
R 8 = -14.281 D 8 = 0.65 N 5 = 1.882997 ν 5 = 40.8
R 9 = 102.016 D 9 = 0.20
R10 = 11.132 D10 = 2.95 N 6 = 1.846660 ν 6 = 23.9
R11 = -11.537 D11 = 0.08
R12 = -10.573 D12 = 0.65 N 7 = 1.729157 ν 7 = 54.7
R13 = 19.431 D13 = 可変
R14 = 絞り D14 = 0.70
R15 = 9.201 D15 = 4.50 N 8 = 1.583126 ν 8 = 59.4
R16 = -19.304 D16 = 0.20
R17 = 39.696 D17 = 0.85 N 9 = 1.761821 ν 9 = 26.5
R18 = 10.825 D18 = 可変
R19 = 13.587 D19 = 3.25 N10 = 1.517417 ν10 = 52.4
R20 = -7.345 D20 = 0.65 N11 = 1.846660 ν11 = 23.9
R21 = -13.328 D21 = 可変
R22 = ∞ D22 = 2.80 N12 = 1.516800 ν12 = 64.2
R23 = ∞

焦点距離 3.50 38.75 112.00
可変間隔
D 5 0.20 21.04 12.46
D13 26.02 5.18 13.76
D18 9.92 2.95 5.86
D21 7.22 14.19 11.28

非球面係数
R15 k =-1.00230e+00 B'=1.07757e-05 C'=-1.13170e-07 D'= 7.24013e-09
E'=-7.41111e-11
R16 k =-1.17758e+01 B'=6.34651e-06 C'= 3.18741e-07 D'=-4.71464e-09
E'= 1.12538e-11
数値実施例2
f= 2.61 - 95.02 Fno= 1.85 - 5.25 2ω= 55.5° - 1.6°
R 1 = 45.638 D 1 = 1.00 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 21.043 D 2 = 5.35 N 2 = 1.696797 ν 2 = 55.5
R 3 =-1169.611 D 3 = 0.20
R 4 = 19.993 D 4 = 2.60 N 3 = 1.772499 ν 3 = 49.6
R 5 = 44.382 D 5 = 可変
R 6 = 21.818 D 6 = 0.60 N 4 = 1.882997 ν 4 = 40.8
R 7 = 5.312 D 7 = 1.85
R 8 = -22.586 D 8 = 0.60 N 5 = 1.772499 ν 5 = 49.6
R 9 = 5.165 D 9 = 1.04
R10 = 6.758 D10 = 1.45 N 6 = 1.922860 ν 6 = 18.9
R11 = 14.080 D11 = 可変
R12 = 絞り D12 = 0.90
R13 = 13.082 D13 = 4.00 N 7 = 1.583126 ν 7 = 59.4
R14 = -19.955 D14 = 0.20
R15 = 21.446 D15 = 0.65 N 8 = 1.846660 ν 8 = 23.9
R16 = 12.693 D16 = 可変
R17 = 21.916 D17 = 3.40 N 9 = 1.658441 ν 9 = 50.9
R18 = -5.273 D18 = 0.60 N10 = 1.846660 ν10 = 23.9
R19 = -9.872 D19 = 可変
R20 = ∞ D20 = 2.40 N11 = 1.514000 ν11 = 60.0
R21 = ∞

焦点距離 2.61 29.88 95.02
可変間隔
D 5 0.71 17.77 10.74
D11 21.22 4.17 11.19
D16 7.69 3.29 5.14
D19 7.50 11.90 10.06

非球面係数
R13 k= 2.05908e+00 B'=-5.25228e-05 C'=-6.53835e-07 D'=1.04425e-07
R14 k=-2.53500e+01 B'=-2.12501e-05 C'=-2.54466e-07 D'=1.12204e-07
数値実施例3
f= 3.60 - 112.50 Fno= 1.68 - 4.44 2ω= 64.0° - 2.3°
R 1 = 61.127 D 1 = 1.50 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 25.536 D 2 = 6.20 N 2 = 1.696797 ν 2 = 55.5
R 3 = -273.688 D 3 = 0.20
R 4 = 22.963 D 4 = 3.05 N 3 = 1.772499 ν 3 = 49.6
R 5 = 52.107 D 5 = 可変
R 6 = 37.197 D 6 = 0.75 N 4 = 1.882997 ν 4 = 40.8
R 7 = 5.486 D 7 = 3.47
R 8 = -15.898 D 8 = 0.65 N 5 = 1.882997 ν 5 = 40.8
R 9 = 33.681 D 9 = 0.66
R10 = 10.745 D10 = 2.95 N 6 = 1.846660 ν 6 = 23.9
R11 = -12.951 D11 = 0.17
R12 = -10.573 D12 = 0.65 N 7 = 1.804000 ν 7 = 46.6
R13 = 19.431 D13 = 可変
R14 = 絞り D14 = 0.70
R15 = 9.052 D15 = 4.50 N 8 = 1.583126 ν 8 = 59.4
R16 = -20.771 D16 = 0.20
R17 = 25.746 D17 = 0.85 N 9 = 1.761821 ν 9 = 26.5
R18 = 9.120 D18 = 可変
R19 = 13.623 D19 = 3.35 N10 = 1.517417 ν10 = 52.4
R20 = -7.637 D20 = 0.65 N11 = 1.846660 ν11 = 23.9
R21 = -13.199 D21 = 可変
R22 = ∞ D22 = 2.80 N12 = 1.516800 ν12 = 64.2
R23 = ∞

焦点距離 3.60 39.66 112.50
可変間隔
D 5 0.90 19.79 12.01
D13 24.61 5.71 13.49
D18 11.77 3.82 7.34
D21 8.11 16.06 12.54

非球面係数
R15 k =-8.47206e-01 B'=-2.11561e-06 C'=9.81895e-08 D'=1.65543e-09
E'=-3.20431e-11
R16 k =-1.49014e+01 B'=-1.77382e-06 C'=1.94473e-07 D'=1.58187e-09
E'=-6.92247e-11
数値実施例4
f= 3.59 - 120.00 Fno= 1.68 - 4.74 2ω= 64.2° - 2.1°
R 1 = 60.821 D 1 = 1.50 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 25.485 D 2 = 6.20 N 2 = 1.696797 ν 2 = 55.5
R 3 = -275.319 D 3 = 0.20
R 4 = 22.950 D 4 = 3.05 N 3 = 1.772499 ν 3 = 49.6
R 5 = 52.092 D 5 = 可変
R 6 = 37.071 D 6 = 0.75 N 4 = 1.882997 ν 4 = 40.8
R 7 = 5.436 D 7 = 3.50
R 8 = -16.302 D 8 = 0.65 N 5 = 1.882997 ν 5 = 40.8
R 9 = 30.449 D 9 = 0.57
R10 = 10.631 D10 = 2.95 N 6 = 1.846660 ν 6 = 23.9
R11 = -12.962 D11 = 0.17
R12 = -10.505 D12 = 0.65 N 7 = 1.804000 ν 7 = 46.6
R13 = 20.298 D13 = 可変
R14 = 絞り D14 = 0.70
R15 = 9.085 D15 = 4.50 N 8 = 1.583126 ν 8 = 59.4
R16 = -20.539 D16 = 0.20
R17 = 25.517 D17 = 0.85 N 9 = 1.761821 ν 9 = 26.5
R18 = 9.112 D18 = 可変
R19 = 13.815 D19 = 3.18 N10 = 1.517417 ν10 = 52.4
R20 = -7.656 D20 = 0.65 N11 = 1.846660 ν11 = 23.9
R21 = -13.169 D21 = 可変
R22 = ∞ D22 = 2.80 N12 = 1.516800 ν12 = 64.2
R23 = ∞

焦点距離 3.59 40.39 120.00
可変間隔
D 5 0.87 19.82 12.02
D13 24.57 5.62 13.42
D18 11.79 3.71 7.29
D21 8.20 16.28 12.69

非球面係数
R15 k =-9.03299e-01 B'= 2.81609e-07 C'=3.81204e-08 D'=-4.01923e-10
E'= 1.53663e-11
R16 k= -1.39531e+01 B'=-5.66388e-07 C'=1.18648e-07 D'=-5.80130e-10
E'=-4.32554e-12
数値実施例5
f= 2.74 - 95.55 Fno= 1.85 - 5.45 2ω= 53.1° - 1.6°
R 1 = 45.416 D 1 = 1.00 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 20.433 D 2 = 5.00 N 2 = 1.696797 ν 2 = 55.5
R 3 = -787.092 D 3 = 0.20
R 4 = 19.456 D 4 = 3.00 N 3 = 1.772499 ν 3 = 49.6
R 5 = 43.947 D 5 = 可変
R 6 = 16.412 D 6 = 0.60 N 4 = 1.882997 ν 4 = 40.8
R 7 = 4.973 D 7 = 2.20
R 8 = -9.382 D 8 = 0.60 N 5 = 1.772499 ν 5 = 49.6
R 9 = 6.380 D 9 = 1.20
R10 = 9.401 D10 = 1.45 N 6 = 1.922860 ν 6 = 18.9
R11 = 50.580 D11 = 可変
R12 = 絞り D12 = 0.91
R13 = 11.459 D13 = 4.00 N 7 = 1.583126 ν 7 = 59.4
R14 = -24.673 D14 = 0.20
R15 = 43.385 D15 = 0.65 N 8 = 1.846660 ν 8 = 23.9
R16 = 16.360 D16 = 可変
R17 = 18.029 D17 = 3.50 N 9 = 1.658441 ν 9 = 50.9
R18 = -5.531 D18 = 0.60 N10 = 1.846660 ν10 = 23.9
R19 = -10.537 D19 = 可変
R20 = ∞ D20 = 2.40 N11 = 1.514000 ν11 = 60.0
R21 = ∞

焦点距離 2.74 30.86 95.55
可変間隔
D 5 1.01 16.85 10.32
D11 19.64 3.80 10.32
D16 5.84 2.17 3.48
D19 7.94 11.61 10.30

非球面係数
R13 k = 8.76070e-01 B'=2.17089e-05 C'=-2.70041e-06 D'=1.08297e-07
E'=-1.00150e-09
R14 k =-5.16592e+01 B'=5.99119e-05 C'=-2.21461e-06 D'=1.00662e-07
E'=-1.45121e-09
数値実施例6
f= 2.74 - 95.01 Fno= 1.85 - 5.25 2ω= 53.1° - 1.6°
R 1 = 45.849 D 1 = 1.00 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 20.470 D 2 = 5.00 N 2 = 1.696797 ν 2 = 55.5
R 3 = -544.191 D 3 = 0.20
R 4 = 19.529 D 4 = 3.00 N 3 = 1.772499 ν 3 = 49.6
R 5 = 44.823 D 5 = 可変
R 6 = 16.909 D 6 = 0.60 N 4 = 1.882997 ν 4 = 40.8
R 7 = 5.150 D 7 = 2.20
R 8 = -10.619 D 8 = 0.60 N 5 = 1.772499 ν 5 = 49.6
R 9 = 5.822 D 9 = 1.47
R10 = 8.987 D10 = 1.45 N 6 = 1.922860 ν 6 = 18.9
R11 = 33.296 D11 = 可変
R12 = 絞り D12 = 0.91
R13 = 12.762 D13 = 3.95 N 7 = 1.583126 ν 7 = 59.4
R14 = -32.430 D14 = 0.20
R15 = 31.400 D15 = 0.65 N 8 = 1.846660 ν 8 = 23.9
R16 = 14.837 D16 = 可変
R17 = 16.880 D17 = 3.50 N 9 = 1.658441 ν 9 = 50.9
R18 = -5.688 D18 = 0.60 N10 = 1.846660 ν10 = 23.9
R19 = -10.705 D19 = 可変
R20 = ∞ D20 = 2.40 N11 = 1.514000 ν11 = 60.0
R21 = ∞

焦点距離 2.74 30.30 95.01
可変間隔
D 5 1.20 16.69 10.31
D11 19.96 4.48 10.85
D16 5.82 2.51 3.60
D19 8.90 12.20 11.12

非球面係数
R13 k = 1.77690e+00 B'=3.27860e-05 C'=-4.62233e-06 D'=1.51961e-07
E'=-1.05380e-09
R14 k =-1.12413e+02 B'=7.80091e-05 C'=-3.85788e-06 D'=1.17246e-07
E'=-1.36412e-09
数値実施例7
f= 3.67 - 143.00 Fno= 1.68 - 5.00 2ω= 63.0° - 1.8°
R 1 = 63.484 D 1 = 1.50 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 26.504 D 2 = 7.00 N 2 = 1.696797 ν 2 = 55.5
R 3 = -214.397 D 3 = 0.20
R 4 = 22.879 D 4 = 3.50 N 3 = 1.772499 ν 3 = 49.6
R 5 = 47.830 D 5 = 可変
R 6 = 39.809 D 6 = 0.75 N 4 = 1.882997 ν 4 = 40.8
R 7 = 5.299 D 7 = 3.42
R 8 = -15.045 D 8 = 0.65 N 5 = 1.882997 ν 5 = 40.8
R 9 = 30.459 D 9 = 0.65
R10 = 10.221 D10 = 3.05 N 6 = 1.846660 ν 6 = 23.9
R11 = -13.045 D11 = 0.18
R12 = -10.178 D12 = 0.65 N 7 = 1.804000 ν 7 = 46.6
R13 = 19.664 D13 = 可変
R14 = 絞り D14 = 0.70
R15 = 9.091 D15 = 4.50 N 8 = 1.583126 ν 8 = 59.4
R16 = -19.855 D16 = 0.20
R17 = 26.027 D17 = 0.85 N 9 = 1.761821 ν 9 = 26.5
R18 = 9.063 D18 = 可変
R19 = 13.221 D19 = 3.50 N10 = 1.517417 ν10 = 52.4
R20 = -7.528 D20 = 0.65 N11 = 1.846660 ν11 = 23.9
R21 = -13.110 D21 = 可変
R22 = ∞ D22 = 2.80 N12 = 1.516800 ν12 = 64.2
R23 = ∞

焦点距離 3.67 43.95 143.00
可変間隔
D 5 1.41 20.31 12.53
D13 23.73 4.83 12.62
D18 14.01 4.34 8.97
D21 8.06 17.73 13.10

非球面係数
R15 k =-8.64618e-01 B'=6.79782e-06 C'=-2.97020e-07 D'=7.35589e-09
E'=-5.10915e-11
R16 k =-1.51083e+01 B'=-8.75843e-07 C'=1.51853e-07 D'=-1.60040e-09
E'=8.42419e-12 F'=-4.23060e-31
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルカメラ(光学機器)の実施形態を図29を用いて説明する。
図29において、20はデジタルカメラ本体、21は上述の実施形態のズームレンズによって構成された撮影光学系、22は撮影光学系21によって被写体像を受光するCCD等の撮像素子である。
23は撮像素子22が受光した被写体像を記録する記録手段、24は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。
上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮像素子22上に形成された被写体像が表示される。
25は、前記ファインダーと同等の機能を有する液晶表示パネルである。
このように本発明のズームレンズをデジタルカメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い光学性能を有する光学機器を実現している。
実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 実施例1のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例1のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図 実施例1のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 実施例2のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例2のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図 実施例2のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 実施例3のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例3のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図 実施例3のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 実施例4のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例4のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図 実施例4のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 実施例5のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例5のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図 実施例5のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 実施例6のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例6のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図 実施例6のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例7のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 実施例7のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例7のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図 実施例7のズームレンズの望遠端における諸収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
SP 絞り
IP 像面
d d線
g g線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面
G ガラスブロック

Claims (9)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第2レンズ群と前記第4レンズ群が移動するズームレンズであって、前記第3レンズ群は、物体側より像側へ順に、両凸形状の正レンズ、物体側が凸面でメニスカス形状の負レンズより成り、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第3レンズ群の焦点距離をf3、広角端における全系の焦点距離をfw、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
    0.15<f2/√(fw×ft)<0.27
    5.40< f3/fw < 10.00
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第2レンズ群は物体側より像側へ順に、像側が凹面でメニスカス形状の負レンズ、両凹形状の負レンズ、正レンズより成り、該メニスカス形状の負レンズの材料の屈折率をn21とするとき
    1.85 < n21 < 2.05
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第2レンズ群は物体側より像側へ順に、像側が凹面でメニスカス形状の負レンズ、両凹形状の負レンズ、正レンズ、両凹形状の負レンズより成り、該メニスカス形状の負レンズの材料の屈折率をn21とするとき
    1.85 < n21 < 2.05
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  4. 前記第3レンズ群を構成する正レンズの物体側の面の曲率半径をR31、前記第3レンズ群を構成する正レンズの中心肉厚をD31とするとき、
    0.25 < D31/R31 < 0.55
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のズームレンズ。
  5. 前記第3レンズ群を構成する負レンズの物体側の面の曲率半径をR32a、前記第3レンズ群を構成する負レンズの像側の面の曲率半径をR32bとするとき、
    1.50< R32a/R32b < 3.90
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第4レンズ群はフォーカスに際して移動し、望遠端において無限遠物体に合焦しているときの前記第4レンズ群の横倍率をβ4Tとするとき、
    0.40 < β4T < 0.70
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1とするとき、
    0.20 < f1/ft < 0.40
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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