JP4913754B2 - 遠隔制御装置を備える車椅子 - Google Patents

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Description

歩行能力が制限された人は車椅子に依存する。もはや長い距離を歩くことができない、あるいは全く歩くことができない人に、車椅子は必要とされる。しかしながら、いずれのグループの人も、自主的に、すなわち他の人の介助なしに、例えば車椅子からベッドまたは別の椅子に自らを移すことができるようなある余剰の運動能を保持しているかもしれない。これは、くだんの家具に車椅子をできるだけ近くに寄せることによって実現される。障害者が車椅子から別の家具に彼自身を移した後、車椅子は、空になってもとの場所に必然的に残される。
これは、ときとしてかなり厄介なことである。
同様の問題は、障害者が車椅子から車両に自分自身を乗り移らせる場合に起こる。その後、車椅子はクレーンのような機械等によって車両の中にしまい込まれなければならない。
このような場合に使用される車椅子は、できるだけ軽量に組み立てられた、座席面及び背もたれを支える椅子の台枠で構成される。2つの大きな回転車輪は、椅子の台枠において互いに同軸方向に回転可能に支持される。これらの車輪の軸は、背もたれの延長上におおよそ位置し、2つの小さな支持車輪が、膝の裏側のくぼみの下の台枠に備えられる。支持車輪は受動的に操縦され得る。
大きな回転車輪は、車椅子を走らせるために同時に機能する。この場合、各車輪の外側には、回転の遊びなしに車輪に結合されるグリップ止め輪がつけられている。使用者は、車椅子の運転を始動し操縦するために、手でこれらの輪を握る。
この種の車椅子は、完全に受動である。
受動の手動車椅子に加えて、自動推進車椅子もすでに市場に投入されている。これらの車椅子は、自動車とそっくりに作られたシャーシが特徴的である。操縦車輪と駆動車輪はほぼ同じ大きさであり、車椅子に比べてかなり小さい。
さらに、車椅子とその搭乗者を動かすために、車椅子は、電子駆動システムや重い電池を保持する。
これらの状況に基づいて、本発明は、車椅子が空になった後に使用者により移動させることも可能である受動車椅子を開発することを目的とする。
本発明によると、本発明の目的は、請求項1、10または17の特徴を有する車椅子によって実現される。
本発明による一般的な受動車椅子は、座席面及び背もたれを備える椅子の台枠を特徴とする。2つの大きな車輪は、この椅子の台枠上で回転可能に支持されている。これらの車輪は、車椅子の使用者によりマニュアルで、すなわち、手動で発進されるように意図されている。これらは、この目的のための通常のグリップ止め輪を特徴とする。
さらに、本発明の車椅子は、座席面の正面端の領域に配置される、少なくとも1つの補助の支持車輪を特徴とする。
本発明の車椅子は、必要ならば、使用者により空にされた場所から遠くにあるいはその場所に戻ってくるよう車椅子を移動するための電子駆動システムを備える。駆動システムは、少なくとも1つの電動モータだけでなく電気エネルギー用蓄電池(充電池)を備える。電動モータは、遠隔制御装置を使って制御される。この目的のために、車椅子は遠隔制御装置の受信機を特徴とし、少なくとも1つのモータはこの受信機の出力端子に接続される。
ある解決策によると、駆動システムは、駆動車輪に力を作用させるが、その力は車椅子及びその搭乗者を移動するために必要な力よりも小さく、車椅子を移動するために機能する。これは、車椅子が誤操作により平らな面の上では決して発進され得ないことを確実にする。車椅子は、使用者が着座しているかぎり、受動車椅子のままである。この場合車椅子によって生成される転がり抵抗は、車椅子が平らな面の上に位置するかぎりにおいて、駆動システムによっては克服され得ないブレーキとしての役割を果たす。
別の解決策によると、クラッチが、車輪と駆動モータとの間に備えられる。このクラッチは、車椅子が空いているときにのみ係合される。使用者が車椅子に着座するや否や、好ましくは、かみあいクラッチの形態で実現されるクラッチは非係合状態に移行される。また、この解決策は、使用者は車椅子を使用している間にモータを動かす必要がないという付加的な利点を備える。
また、この場合において、平らな面の上で搭乗状態の車椅子を移動するのには不十分な力を車輪上に生成するような駆動システムを実現することが可能であろう。
第3の可能性によると、電気的スイッチは駆動モータに対する供給ラインの中に備えられ、前述スイッチは車椅子の搭乗状態または非搭乗状態のいかんによって、機械的にスイッチが入れられたり、切られたりする。ここでは、使用者が車椅子に着座中に動作誤差のせいで、車椅子はいかなる望ましくない動作も行うことがないことを確実にされるはずである。
また、そのように定格された駆動システムはこの場合に使用されてよい。
さらにまた、駆動システムの非常に弱い電力定格は、せいぜい非常に小さな蓄電池が、必要な駆動動作を実現するために要求される点においても有利である。結果として、蓄電池及び駆動システムは、わずかな重量を付加するのみで車椅子の動作性を損なわない。
極めて安全な装置を実現するために、3つのすべての異なる態様が互いに組み合わされ得ることはまったく明らかである。
搭乗中か非搭乗であるかを検出するために、好ましくは、車椅子はセンサを装備される。開閉装置またはかみあいクラッチは、センサを利用して駆動される。
クラッチまたは開閉装置を駆動するために必然的に要求される動作を実現するために、非常に簡易なセンサは、可動的に支持された座席面に存在する。
車輪それぞれが駆動モータを備えていれば、車椅子の全体の駆動装置及び操縦システムは非常に簡易に実現され得る。個別のモータを停止または駆動することにより、車椅子は、非搭乗状態において自由に移動され操縦されることができる。モータが反対方向に回転するならば、手動方式で使用者によって実現され得るこの種の従来操作と同様に、所定の場所で車椅子の向きを変えることができる。
各モータが2つの継電器を介して蓄電池に接続されるならば、遠隔制御方式において極めて安全な動作は実現され得る。これらの継電器のそれぞれは、1つの可動接触子と2つの固定接触子を特徴として備えている。これは停止状態においてエネルギー蓄積装置からモータのすべての電極の接続を切ることを可能にする。仮に接触子の1つが接点で溶融定着したとしても、モータ電流は他の接触子によって遮断されたままである。また、接触子が溶融定着するとモータは回転の1方向にのみ回転し、使用者は危険な誤作動を直ちに検出することができるので、この機構は自己診断を可能にする。
図1は、側面図の形態における一般的な受動車椅子1を示す。車椅子1は、管状台枠の形態で実現される椅子の台枠2を備える。2つの操縦車輪4と同様に2つの大きな軸方向に平行な駆動車輪3は、管状台枠2上に取り付けられる。この図は側面図を示すので、車輪3、4に対応する2つの他の車輪は、目に見える車輪3、4に隠れて見えない。これらの車輪は、同一の意匠を有する。
2つの平行で水平な筋交い5は、座席面に対する支持体を形成し、座席面は、これらの筋交いの間に広がり、例えば取り付けられた布地片の形態で実現される。水平の筋交い5は、足載せ台7が取り付けられる下端で、斜めに伸びる筋交い6に移行する。筋交い5の後端は、補助手段のためプッシュハンドルの形態のハンドル9が取り付けられた先端で、垂直な後部筋交い8に結合される。さらなる補強は、肘掛けとして同時に機能する筋交い11により実現される。筋交い11は、一方の端で後部筋交い8に結合し、その前端で下方に折れ曲がる。二股12は、下端で回転可能に取り付けられ、水平軸を軸として回転可能に支持車輪4を収納するように機能する。二股17は、支持車輪4の舵利きを確実にするために垂直軸の向きを変えることができる。
別の筋交い13は、後部筋交い8の下端に筋交い6を接続する。車輪3に対する図に示されない固定軸は、筋交い5と13の間で後部筋交い8上に備えられる。
筋交い5、6、8、11、13に平行にそれぞれ伸びる筋交いは、車椅子1の反対側に備えられ、観察者の方に向いた側のこれらの筋交いと観察者から向かう側の筋交いとの間の間隔は、車椅子1に着座する人の横幅に対応する。
また、図に示されない背もたれも2つの後部筋交い8の間に広がる。
動作する車輪3は、中心ハブ14を特徴とするが、車輪の輻15は、この中心ハブから放射状に外周部16に向かって広がる。空気入りタイヤ17は、外周部16に従来方法で配置される。
車輪3の外側で、合計3つの放射状に伸びる筋交い18は、この車輪のハブ4に配置され、これらの先端でグリップ止め輪19に接続される。車輪3の方向を変えるために、使用者は既知の方法でグリップ止め輪を握ることができ、これによって車椅子1を動かすことができるように、グリップ止め輪19はタイヤ17及び外周部16から間隔をあけて配置される。
さらに、車椅子1は、従来の折曲げ加工のための既知の通常装置及び構造上の細部を特徴として備えてもよい。
前述の車椅子1は、既知の方法で使用者に使用される。使用者は、筋交い5と足載せ台7の上に置かれる足との間に伸びる座席面上の2つの肘掛け11の間に着座する。次に、搭乗中の車椅子は別の人によって押されることもできるし、あるいは使用者が自分で車椅子を動かすこともできる。この目的のために、車輪3を動かすために、使用者の手は両側に備え付けられたグリップ止め輪19を掴む。使用者は、異なる速度で2つの車輪3の向きを変えることによって、既知の方法で車椅子1を操縦することができる。
図2は、非搭乗の車椅子1を遠隔制御により移動することを可能にする補助装置の概略図を示す。図2は実際の大きさで描かれておらず、単に本発明を明らかにする役割を果たす。構成の詳細な記述は、必要でない。なぜなら、この構成は当業者により簡単に実現され得るからである。
図2は、2つの車輪3のうちの1つの内側の図を示す。説明は鏡像反転により他方にもあてはまるので、車輪3のうちの1つのみを示せば十分である。
ウォームギヤ21は、管状台枠2に面するハブ14の内側で回転の遊びなく同軸方向に取り付けられる。ウォームギヤ21及びハブ14は、後部筋交い8上に取り付けられる固定軸22によって自由に回転するように支持される。軸22に対して軸方向にこれらの部品を固定するための締着装置と同様に玉軸受け等は、この図には示されない。なぜなら、これらは本発明を理解するための本質的なものではないからである。
また、本質的な構成部品をよりうまく描写するために、ハブ14の直径は実際の大きさよりも小さく描かれていることも言及されるべきである。
軸22の高さに配置される延長アーム23は、後部筋交い8から始まる。延長アーム23は後方に伸びる。
片腕レバ24は、軸25を軸にして旋回するように延長アーム23上で支持される。片腕レバ24は、出力軸または電機子軸27において、厳重に固定された電動モータ26を保持する。この軸の一条または多条のウォーム28は回転の遊びなく取り付けられる。ウォーム28の伝動装置は、既知の方法でウォームギヤ21と噛み合うことができるように実現される。
電動モータ26は、公称供給電圧、例えば12または24Vの永久励起直流モータからなる。
軸25から一定の間隔でレバ24に接続された連結アーム29は、車椅子1の座席面31にレバ29を結合する。ウォーム28及びレバ29に対する連結アーム29の接続箇所は、軸25を基準にして直径に沿って配置される。
図に示される座席面31は、例えば、平行の支柱32の間に広がる布地で構成されてよい。支柱32は、その前端に備えられる、水平な支柱5の間の符号33を支点として、上下に動かすことができるように支持される。管状の座席支柱32は、圧縮ばね34により上向きに圧縮応力を与えられる。この文脈において、方向を示す用語は、通常の動作位置を基準とする。
図2は、無負荷または非搭乗の状態を示す。この状態で、ばね34は、回転の中心33を支点にして、指定された座席支柱34を上向きに旋回することができる。連結アーム29はレバ24に対して旋回動作を伝える。またリンクアームの後端もまた上向きに旋回される。レバ24上にあるモータ26の配置により、後者は、ウォーム28がウォームギヤ21に係合するような方法で旋回される。これによって、モータ24と車輪3の間の正の係合連結を生成する。
いったん、使用者が車椅子1に着座すると、座席支柱が図示されていない制限抑制装置に接触するまで、彼の体重は、ばね34の力に反して、座席支柱32の両側を下向きに押しつける。これは、車椅子1の両側にあるレバ24が下向きに押される原因となる。こうして、図4により示される図において、レバは時計方向に旋回動作を実行する。時計方向の旋回動作は、ウォーム28がウォームギヤ21からはずれる原因となる。
ウォーム28は、旋回軸25を軸にして、支柱29のレバ24への接続箇所と反対側に配置されているので、ウォームは座席支柱32とは反対方向へ垂直にずれる。
この機構は、車椅子1が搭乗されるとき、車輪3とモータ26の間の係合連結が遮られることを確実にする。
図1において、連結アーム29、レバ24及びモータ26から構成される配置は、ハブ14によって隠れるので、この図では見えない。図2において、ハブ14の直径は、より良い外観を提供するために、実際の大きさよりも小さく描かれている。
また、モータ26は、モータ26が公称電圧の作用を受けているかぎりにおいて、もしウォーム28及びウォームギヤ21によって生じるギヤの減速が車椅子1の適切な低速を実現するのに不十分であるならば、歯車付電動機の形態で実現されてもよい。この場合、軸27は電機子軸を形成しないが、ギヤ出力軸を形成する。
図3は、本発明の車椅子1のモータ26を制御するための概略化された配線ブロック図を示す。
図3において、2つの車輪3に割り当てられたモータは、右側に対して26r、左側に対して26lがそれぞれ示されている。
モータ26rの端子36r及び37rは、2つの別々の継電器40r及び41rの可動接触子38r及び39rに接続される。また、継電器40rは2つの固定接触子42r及び43rを特徴とし、継電器41rは固定接触子44r及び45rを特徴として備えている。固定接触子42r乃至45rは、充電池47の端子に接続される。
モータ26lは、上述設計の対応する継電器40l及び41lに同様に接続されてよい。添字lによって与えられる同一の符号は、同一の構成要素を結果として示すので、繰り返しの説明は不要である。
各継電器40r、41r、40l及び41lは、制御目的のための磁石巻き線を特徴とする。継電器40rに対する磁石巻き線は、符号48r及び49rで示され、継電器41rに対する磁石巻き線は、符号50r及び51rで示され、継電器40lに対する磁石巻き線は、符号48l及び49lで示され、継電器41lに対する磁石巻き線は、符号50l及び51lで示される。磁石巻き線48r乃至51lは、車椅子1上に配置されアンテナ52を介して無線信号を受信する遠隔制御受信機51の出力端子に置かれる。例えば、磁石巻き線48rが励磁されると、可動接触子39rは上向きに動く。磁石巻き線49rの励磁は、可動接触子39rを下向きに動かす原因となる。もし磁石巻き線48r及び49rに電流が流れないならば、可動接触子は2つの固定接触子42rと43rの間で電流の流れない中間位置にある。これは2つの他の継電器に同様にあてはまる。
車椅子上に取り付けられた遠隔制御受信機51に対する無線信号は、2つのジョイスティック54及び55を特徴とする携帯手動送信機53から発信される。2つのジョイスティック54及び55は、スイッチに割り振られ、解除されると中央の位置にパチンとはね返って入る。
図示された配置の機能は、下記に示される。
使用者が車椅子1を空けるとき、ウォーム28及びウォームギヤ21とからなるウォームギヤの対は、上述の方法で係合される。これは、車輪3と電動モータ26の間の係合連結が両車輪3において生成されることを意味する。
ジョイスティック54は右の車輪3に割り当てられ、ジョイスティック55は左の車輪に割り当てられる。両方のジョイスティック54及び55が中央の位置にあるとき、好ましくは、手動送信機53は高周波信号を発信しない。結果として、また、受信機51は信号を受信しないので、継電器巻き線48r乃至59lのいずれも電流によって励磁されない。すべての可動接触子38l及び39lと同様に38r及び39rも中央の位置にあるが、この位置で、これらは、いかなる固定の接触子によっても電気接触の状態にならない。両モータ26r及び26lは、電流のない状態のまま、つまり静止状態にある。
例えば、ジョイスティック55がこの状態で前方に動かされるならば、使用者は車椅子1の左車輪3を発進しようとするので、前進が実現される。手動送信機53は、アンテナ52を介して受信機51で受信される、対応する高周波信号を発信する。遠隔制御受信機51は、受信信号を査定し、両磁石巻き線48l及び50lが電流によって励磁されるようにするので、例えば、可動接触子38lは固定接触子45lと接触し、可動接触子39lは、要求される極性により電池47にモータ26を接続するように、可動接触子42lの方にずらされるし、これによりモータ26lは車椅子1の前進動作を生じるために指定された車輪3の向きを変える。
使用者がジョイスティック54を右車輪3の前進のために動かす場合、同一の結果が得られる。また、この場合、発信された高周波信号が遠隔制御受信機51によって査定され、2つの可動接触子39r及び38rは、対応する磁石巻き線48r及び50rに応じて動かされる。
両方のモータは同一の電圧源47に接続されるので、これらは、ジョイスティック54及び55が前方向に押されるならば、車椅子1が直進するように同一の回転速度で回転する。もし、使用者が2つのジョイスティックのうちの1つを放すならば、一方のモータは静止状態になり、車椅子は停止車輪3を中心にしてカーブを描くように動く。両方のジョイスティックが別々の方向に作用すれば、他方の駆動車輪は前に回転するが、一方の駆動車輪3は後ろに回転するので、車椅子1はその場所で向きを変える。
もし両方のジョイスティック54及び55が使用者の方に引かれるならば、車椅子1は後退する。
前述されたとおり、2つのモータ26r及び26lのそれぞれは、3つの状態を想定することができる。モータは、前進に対応する回転方向に公称速度で回転してもよいし、あるいはモータは、後退に対応する回転方向に公称速度で回転してもよいし、またあるいはモータは静止状態にあってもよい。また、ウォームギヤの対21、28は、車椅子1が静止状態にある間、一種のサイドブレーキとなる。
本発明の車椅子の使用者は、車椅子1を空けた場所以外の別の場所に移動することができるし、あるいは、もしそのように要求されるならば、使用者は携帯手動送信機53を利用して遠隔制御によりこの場所に車椅子を戻すこともできる。
モータが公称速度で動作するとき、車椅子1が操作しやすい速度で走行するように、モータと車輪3との速度伝達比と同様にモータ26の公称速度も選択される。実用的な速度は経験的に決定されるべきである。他の観点において、モータ26の急な起動や停止のせいで、車椅子1が駆動車輪3を軸にしてひっくり返らないように、速度は選択されるべきである。
さらに、車輪3上のこれらのモータによって生成される駆動力が、搭乗中の車椅子1の転がり抵抗に起因する力よりも小さくなるように、2つのモータ26r及び26lの総駆動力は選択される。これは、非常に低い定格で駆動システムを使用することを可能にする。別の利点は、特に、大きな電池47がもはや必要とされないことである。それゆえ、駆動システムはとても重量が軽い。
また、ドライブトレインの低い定格は、電気的誤作動に加えて機械的結合の欠陥が生じる場合に、車椅子1が誤ってまたは不意に発進され得ない利点を備える。
さらにまた、継電器40r、41r、40l及び41lの図示された電気回路は、接触子の1つが接点で溶融定着してもモータ電流が他の継電器の他の一組の接触子によって電源が切られ得ることを確実にする。これは、接触子のこのような溶融定着が起こる場合において安全性を高める。
モータ26と車輪3の間の伝動装置が状況に応じて選択されるならば、係合連結を維持することも持続的に可能である。この場合、センサとして使用される可動性の座席面31は、安全性の理由のためにモータ26r及び26lのそれぞれにつながる電源装置の中に配置される開閉装置に結合される。これらの開閉装置は、図3の符号60により概略的に示される。
また、本発明の概念は、歩行器またはトイレの椅子に関連して使用されることもできる。
示される実施の形態において、ウォームギヤの対21、28はかみあいクラッチとして同時に使用される。しかしながら、伝動装置が持続的に係合されたままで、かつ、軸方向に移動可能なかみあいクラッチがモータ26とウォーム28の間で代わりに使用されることも考えられるであろう。
車椅子は、使用者が他人の介助なく車椅子から離れたりこれを引き寄せたりすることができるように、遠隔制御装置を備える。必要な電気駆動システムは、車椅子が搭乗中に誤ってまたは不意に駆動システムを始動することによって生じる危険な状態を、絶対確実に排除するための多重安全機能により実現される。
本発明の車椅子の側面図である。 車椅子の駆動車輪のうちの1つに対する電気駆動装置の概略図である。 本発明の車椅子の高度に概略化された配線ブロック図である。
符号の説明
1 車椅子
2 椅子の台枠
3、4 車輪
21、28 クラッチ
24 作動要素、レバ
26 電動モータ
31 座席面、センサ
38、39 可動接触子
40、41 継電器
42、43、44、45 固定接触子
47 蓄電池
51 受信機
60 開閉装置

Claims (26)

  1. 椅子の台枠(2)と、
    前記椅子の台枠(2)に回転可能に支持され、少なくとも2つは手動で動作する車輪(3,4)と、
    座席面(31)と、
    背もたれと、
    電気エネルギーのための蓄電池(47)と、少なくとも1つの前記車輪(3)を回転駆動可能な少なくとも1つの電動モータ(26)とを備える電気駆動システム(26,47)であって、
    車椅子(1)に人が搭乗していない場合にのみ遠隔操作によって前記車椅子(1)を動作させるために、前記車輪(3)に前記電動モータ(26)から加えられる平らな面上にある車椅子(1)を動かすための回転動力、人が搭乗していない場合における前記車椅子(1)を動かすのに必要な回転動力よりも大きいものとし、人が搭乗中の前記車椅子(1)を動かすのに必要な回転動力よりも小さいものとする定格の前記駆動システム(26,47)と、
    前記車椅子(1)に取り付けられた遠隔制御受信機(51)により前記駆動システム(26,47)の前記電動モータ(26)への電力供給をオン/オフすることによって前記少なくとも1つの車輪(3)の動作を遠隔制御するための遠隔制御装置と、
    を備える車椅子(1)。
  2. 前記電動モータ(26)と前記車輪(3)の間に配置された制御可能なクラッチ(21,28)を更に備え、
    前記クラッチ(21,28)は、前記車椅子(1)に人が搭乗しているときは外れ、前記車椅子(1)に人が搭乗していないときは係合状態にあることを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
  3. 前記電動モータ(26)と前記蓄電池(47)の間に配置される制御可能な電気開閉装置(60)を更に備え、
    前記開閉装置(60)は、前記車椅子(1)に人が搭乗しているときはスイッチが切られ、前記車椅子(1)に人が搭乗していないときはスイッチが入れられた状態にあることを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
  4. 記車椅子(1)に人が搭乗しているかまたは搭乗していないかを検出するように設計されているセンサ(31)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車椅子。
  5. 前記センサ(31)は、前記クラッチ(21,28)または前記開閉装置(60)を制御するように設計されていることを特徴とする請求項4に記載の車椅子。
  6. 前記センサ(31)は、可動的に支持された前記座席面(31)によって形成されることを特徴とする請求項4に記載の車椅子。
  7. 前記センサ(31)は、前記遠隔制御受信機(51)のスイッチを入れたりあるいは切ったりするように設計されていることを特徴とする請求項4に記載の車椅子。
  8. 前記座席面(31)は、前記クラッチ(21,28)を制御するために前記クラッチ(21,28)のレバ(24)に接続されることを特徴とする請求項2に記載の車椅子。
  9. 前記座席面(31)は、可動的に支持され、前記開閉装置(60)を制御するために前記開閉装置(60)の作動要素に接続されることを特徴とする請求項3に記載の車椅子。
  10. 椅子の台枠(2)と、
    前記椅子の台枠(2)に回転可能に支持され、少なくとも2つは手動で動作する車輪(3,4)と、
    座席面(31)と、
    背もたれと、
    電気エネルギーのための蓄電池(47)と、少なくとも1つの前記車輪(3)を回転駆動可能な少なくとも1つの電動モータ(26)とを備える電気駆動システム(26,47)と、
    前記電動モータ(26)と前記車輪(3)の間の伝動装置に配置される制御可能なクラッチ(21,28)で、車椅子(1)に人が搭乗していない場合にのみ遠隔操作によって前記車椅子(1)を動作させるために、前記車椅子(1)に人が搭乗しているときは外れ、前記車椅子(1)に人が搭乗していないときは係合状態にある前記クラッチ(21,28)と、
    前記車椅子(1)に取り付けられた遠隔制御受信機(51)により前記駆動システム(26,47)の前記電動モータ(26)への電力供給をオン/オフすることによって前記少なくとも1つの車輪(3)の動作を遠隔制御するための遠隔制御装置(40,41,51)と、
    を備える車椅子(1)。
  11. センサ(31)は、前記車椅子(1)に人が搭乗しているかまたは搭乗していないかを検出するように設計されていることを特徴とする請求項10に記載の車椅子。
  12. 前記センサ(31)は、前記クラッチ(21,28)を制御するように設計されていることを特徴とする請求項11に記載の車椅子。
  13. 前記センサ(31)は、可動的に支持された前記座席面(31)によって形成されることを特徴とする請求項11に記載の車椅子。
  14. 前記センサ(31)は、前記遠隔制御受信機(51)のスイッチを入れたりあるいは切ったりするように設計されていることを特徴とする請求項11に記載の車椅子。
  15. 前記座席面(31)は、前記クラッチ(21,28)を制御するために前記クラッチ(21,28)のレバ(24)に接続されることを特徴とする請求項10に記載の車椅子。
  16. 前記電動モータ(26)と前記蓄電池(47)の間に配置される制御可能な電気開閉装置(60)を備え、
    前記座席面(31)は、可動的に支持され、前記開閉装置(60)を制御するために前記開閉装置(60)の作動要素に接続されることを特徴とする請求項10に記載の車椅子。
  17. 椅子の台枠(2)と、
    前記椅子の台枠(2)に回転可能に支持され、少なくとも2つは手動で動作する車輪(3,4)と、
    座席面(31)と、
    背もたれと、
    電気エネルギーのための蓄電池(47)と、少なくとも1つの前記車輪(3)を回転駆動可能な少なくとも1つの電動モータ(26)とを備える電気駆動システム(26,47)と、
    前記電動モータ(26)と前記蓄電池(47)の間に配置され、車椅子(1)に人が搭乗していない場合にのみ遠隔操作によって前記車椅子(1)を動作させるために、前記車椅子(1)に人が搭乗しているときはスイッチが切られ、前記車椅子(1)に人が搭乗していないときはスイッチが入れられる電気開閉装置(60)と、
    前記車椅子(1)に取り付けられた遠隔制御受信機(51)により前記駆動システム(26,47)の前記電動モータ(26)への電力供給をオン/オフすることによって前記少なくとも1つの車輪(3)の動作を遠隔制御するための遠隔制御装置(40,41,51)と、
    を備える車椅子(1)。
  18. センサ(31)は、前記車椅子(1)に人が搭乗しているかまたは搭乗していないかを検出するように設計されていることを特徴とする請求項17に記載の車椅子。
  19. 前記センサ(31)は、前記開閉装置(60)を制御するように設計されていることを特徴とする請求項18に記載の車椅子。
  20. 前記センサ(31)は、可動的に支持された前記座席面(31)によって形成されることを特徴とする請求項18に記載の車椅子。
  21. 前記センサ(31)は、前記遠隔制御受信機(51)のスイッチを入れたりあるいは切ったりするように設計されていることを特徴とする請求項18に記載の車椅子。
  22. 前記座席面(31)は、可動的に支持され、前記開閉装置(60)を制御するために前記開閉装置(60)の作動要素に接続されることを特徴とする請求項17に記載の車椅子。
  23. 前記電動モータ(26)を2つ備え、
    一方のモータは一方の車輪に対して割り当てられ、他方のモータは他方の車輪に対して割り当てられることを特徴とする請求項1、10または17に記載の車椅子。
  24. 前記遠隔制御装置(40,41,51)は、各電動モータ(26)を3つの切替状態に切り替えることができ、第1の切替状態は、スイッチが切られて個別の前記電動モータ(26)回転しない状態であり、第2の状態は、一方向に個別の前記電動モータ(26)が回転可能になるようにスイッチが入れられた状態であり、第3の状態は、前記一方向に対する逆の方向に個別の前記電動モータ(26)が回転可能になるようにスイッチが入れられた状態であることを特徴とする請求項1、10または17に記載の車椅子。
  25. 前記遠隔制御装置(40,41,51)は、各電動モータ(26)につき2つの継電器(40,41)を備え、各継電器(40,41)は、2つの固定接触子(42,43,44,45)のうちの1つにより選択的に電気接触の状態にすることができる可動接触子(38,39)を備えることを特徴とする請求項24に記載の車椅子。
  26. 前記駆動システム(26,47)は、前記車椅子(1)に人が搭乗していない場合にのみ遠隔操作によって前記車椅子(1)を動作させるために、前記電動モータ(26)によって駆動される前記車輪(3)に作用される平らな面上にある前記車椅子(1)を動かすための力を、人が搭乗していない場合における前記車椅子(1)を動かすのに必要な力よりも大きいものとし、人が搭乗している間に前記車椅子(1)を動かすのに必要な力に比べて小さいものとする定格であることを特徴とする請求項10または17に記載の車椅子。
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