JPH0775656A - 電動車椅子およびその操作方法 - Google Patents
電動車椅子およびその操作方法Info
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- JPH0775656A JPH0775656A JP5290668A JP29066893A JPH0775656A JP H0775656 A JPH0775656 A JP H0775656A JP 5290668 A JP5290668 A JP 5290668A JP 29066893 A JP29066893 A JP 29066893A JP H0775656 A JPH0775656 A JP H0775656A
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- A61G5/04—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs motor-driven
- A61G5/041—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs motor-driven having a specific drive-type
- A61G5/045—Rear wheel drive
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- A61G5/00—Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
- A61G5/10—Parts, details or accessories
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- A61G2203/00—General characteristics of devices
- A61G2203/10—General characteristics of devices characterised by specific control means, e.g. for adjustment or steering
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
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- B60L2200/34—Wheel chairs
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- B60L2220/40—Electrical machine applications
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来技術の問題を解決でき且つより効率的で
寸法的に安定した構造をもつ電動車椅子を提供すること
にある。 【構成】 本発明の車椅子は、シートと、シートの両側
部を支持すべく平行関係に配置された第1及び第2側方
フレームとを有する。第1及び第2駆動輪は、固定車軸
を介して第1及び第2側方フレームに回転自在に取付け
られる。第1及び第2駆動モータは、第1及び第2駆動
輪にそれぞれ固定され且つ第1及び第2駆動手段を介し
て第1及び第2駆動輪にそれぞれ連結されている。第1
及び第2駆動モータの回転により駆動輪が回転される。
モータの制御は、遠隔制御構造により行われ、送信機が
一方の側方フレームに取付けられ且つ受信機が駆動輪に
取付けられている。
寸法的に安定した構造をもつ電動車椅子を提供すること
にある。 【構成】 本発明の車椅子は、シートと、シートの両側
部を支持すべく平行関係に配置された第1及び第2側方
フレームとを有する。第1及び第2駆動輪は、固定車軸
を介して第1及び第2側方フレームに回転自在に取付け
られる。第1及び第2駆動モータは、第1及び第2駆動
輪にそれぞれ固定され且つ第1及び第2駆動手段を介し
て第1及び第2駆動輪にそれぞれ連結されている。第1
及び第2駆動モータの回転により駆動輪が回転される。
モータの制御は、遠隔制御構造により行われ、送信機が
一方の側方フレームに取付けられ且つ受信機が駆動輪に
取付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車椅子の技術分野に関
し、より詳しくは電動車椅子に関する。特に、本発明は
バッテリ駆動型車椅子に適用でき、該バッテリ駆動型車
椅子について説明する。本発明は広く適用でき、関連す
る電動車椅子に有効に適用できるけれども、本願で説明
する特定の実施例に限定されるものではない。
し、より詳しくは電動車椅子に関する。特に、本発明は
バッテリ駆動型車椅子に適用でき、該バッテリ駆動型車
椅子について説明する。本発明は広く適用でき、関連す
る電動車椅子に有効に適用できるけれども、本願で説明
する特定の実施例に限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】現在、車椅子製造業者は、バッテリ駆動
型車椅子に対してほぼ同様な駆動機構を採用している。
より詳しくは、バッテリと第1及び第2駆動モータとの
間に適当な接続をしている。一般に駆動モータはシート
(座席)の下又は直ぐ後ろのフレームに取り付けられて
おり、これらの駆動モータは車椅子の側方フレームと略
平行に配置されている。すなわち、駆動モータの出力軸
が側方フレームと略平行に配置されている。電動車椅子
の駆動輪は、側方フレームと略平行な平面内で(すなわ
ち、側方フレームに対して略垂直な軸線の回りで)回転
するように配向されている。駆動モータを側方フレーム
に対して横方向に取り付けることは知られているが、こ
のような構成は車椅子の折畳み可能性を大幅に制限す
る。駆動モータを「平行」取付け(すなわち、側方フレ
ームに対して平行な取付け)した主な理由は、非電動形
折畳み車椅子をモータ駆動化して電動車椅子を開発した
ことにある。非電動形すなわち手動形車椅子は、運搬及
び保管の理由から、折畳み性を強調できるものが開発さ
れている。これらの車椅子への駆動モータの適用は、車
椅子の折畳み性のため、一般に、駆動モータを平行取付
け構造に制限している。車椅子製造業者は、この最初の
取付け構造に慣らされており、一般に、電動車椅子を駆
動モータの平行取付け構造に構成し続けている。
型車椅子に対してほぼ同様な駆動機構を採用している。
より詳しくは、バッテリと第1及び第2駆動モータとの
間に適当な接続をしている。一般に駆動モータはシート
(座席)の下又は直ぐ後ろのフレームに取り付けられて
おり、これらの駆動モータは車椅子の側方フレームと略
平行に配置されている。すなわち、駆動モータの出力軸
が側方フレームと略平行に配置されている。電動車椅子
の駆動輪は、側方フレームと略平行な平面内で(すなわ
ち、側方フレームに対して略垂直な軸線の回りで)回転
するように配向されている。駆動モータを側方フレーム
に対して横方向に取り付けることは知られているが、こ
のような構成は車椅子の折畳み可能性を大幅に制限す
る。駆動モータを「平行」取付け(すなわち、側方フレ
ームに対して平行な取付け)した主な理由は、非電動形
折畳み車椅子をモータ駆動化して電動車椅子を開発した
ことにある。非電動形すなわち手動形車椅子は、運搬及
び保管の理由から、折畳み性を強調できるものが開発さ
れている。これらの車椅子への駆動モータの適用は、車
椅子の折畳み性のため、一般に、駆動モータを平行取付
け構造に制限している。車椅子製造業者は、この最初の
取付け構造に慣らされており、一般に、電動車椅子を駆
動モータの平行取付け構造に構成し続けている。
【0003】駆動モータの平行取付け構造を採用する他
の理由は、美観の点にある。すなわち、駆動モータは、
側方フレームと平行に配置してシートの下に取り付ける
ことにより有効に「隠す」ことができる。また、制限さ
れた状況では、駆動モータをこのように取り付けること
により、車椅子の部分折畳みが可能になり、運搬の容易
性を向上できる。しかしながら、駆動モータの既知の取
付け方法では、運搬の容易性を向上させるための車椅子
の最大限の折畳み性を有効に達成することはできない。
一般的な電動車椅子はバッテリを搭載している。両側方
フレーム間には、バッテリを支持するための剛性プラッ
トホームが配置されている。従って、車椅子を完全に折
り畳むには、バッテリ及びプラットホームを車椅子から
取り外さなければならない。かくして、車椅子の折畳み
性、従って電動車椅子の運搬容易性を向上させるには、
駆動モータの普通に行われている平行取付け構造をや
め、且つ両側方フレーム間に配置されたバッテリ及び剛
性プラットホームを除去するのが好ましい。Dudle
yの米国特許第3,908,776号は、車椅子のシー
ト領域からモータを除去する試みを開示している。車椅
子の後輪のハブ1の内部には、2つの電気モータユニッ
ト9の全体が配置されている。モータユニット9は、後
輪の回転軸線の両側にそれぞれ配置されている。それぞ
れのモータユニット9により回転される2つの駆動ギア
10が環状プレート8と係合できるようになっている。
かくして、車輪のハブ内に配置された静止モータのギア
が、環状プレート8と係合して後輪を回転させる。この
米国特許は更に、バッテリトレー及び該トレーにより支
持されたバッテリが使用されていること、及びこれらが
図面から省略されていることを開示している。かくし
て、この米国特許では、モータの車輪ハブ取付け構造を
採用しているけれども、バッテリは依然として両車輪間
に配置されているため、車椅子の最大折畳み性を妨げて
いる。
の理由は、美観の点にある。すなわち、駆動モータは、
側方フレームと平行に配置してシートの下に取り付ける
ことにより有効に「隠す」ことができる。また、制限さ
れた状況では、駆動モータをこのように取り付けること
により、車椅子の部分折畳みが可能になり、運搬の容易
性を向上できる。しかしながら、駆動モータの既知の取
付け方法では、運搬の容易性を向上させるための車椅子
の最大限の折畳み性を有効に達成することはできない。
一般的な電動車椅子はバッテリを搭載している。両側方
フレーム間には、バッテリを支持するための剛性プラッ
トホームが配置されている。従って、車椅子を完全に折
り畳むには、バッテリ及びプラットホームを車椅子から
取り外さなければならない。かくして、車椅子の折畳み
性、従って電動車椅子の運搬容易性を向上させるには、
駆動モータの普通に行われている平行取付け構造をや
め、且つ両側方フレーム間に配置されたバッテリ及び剛
性プラットホームを除去するのが好ましい。Dudle
yの米国特許第3,908,776号は、車椅子のシー
ト領域からモータを除去する試みを開示している。車椅
子の後輪のハブ1の内部には、2つの電気モータユニッ
ト9の全体が配置されている。モータユニット9は、後
輪の回転軸線の両側にそれぞれ配置されている。それぞ
れのモータユニット9により回転される2つの駆動ギア
10が環状プレート8と係合できるようになっている。
かくして、車輪のハブ内に配置された静止モータのギア
が、環状プレート8と係合して後輪を回転させる。この
米国特許は更に、バッテリトレー及び該トレーにより支
持されたバッテリが使用されていること、及びこれらが
図面から省略されていることを開示している。かくし
て、この米国特許では、モータの車輪ハブ取付け構造を
採用しているけれども、バッテリは依然として両車輪間
に配置されているため、車椅子の最大折畳み性を妨げて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
全ての問題及び他の問題を解決でき且つより効率的で寸
法的に安定した構造をもつ電動車椅子を提供することに
ある。
全ての問題及び他の問題を解決でき且つより効率的で寸
法的に安定した構造をもつ電動車椅子を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シート
の両側部に配置された第1及び第2フレームを備えた電
動車椅子が提供される。第1及び第2駆動輪が、固定車
軸手段を介して前記フレームに回転可能に且つ固定車軸
手段に対しても回転できるように取り付けられている。
第1及び第2駆動輪には、第1及び第2駆動モータが固
定されており、該駆動モータは、第1及び第2駆動手段
を介して第1及び第2駆動輪に連結されている。この実
施例では、第1及び第2駆動手段の回転により第1及び
第2駆動輪が回転される。本発明のより制限された態様
によれば、電動車椅子が更に、第1及び第2駆動モータ
の作動の制御に使用する信号を送信する遠隔制御送信機
を有している。該送信機は第1及び第2側方フレームの
少なくとも一方に取り付けられていて、シートに座った
人が送信機を操作できるようになっている。送信された
信号は、第1及び第2遠隔制御受信機が受信する。該受
信機は第1及び第2駆動輪にそれぞれ取り付けられ且つ
第1及び第2駆動モータにそれぞれ作動接続されてい
る。本発明の他の態様によれば、第1及び第2駆動モー
タはそれぞれ第1及び第2バッテリ手段を電源としてい
る。第1及び第2バッテリ手段は第1及び第2駆動輪に
取り付けられている。それぞれの駆動輪に取り付けられ
た駆動モータ、バッテリ手段及び受信機は、それぞれの
駆動輪の各部にほぼ均等な釣合い重量を与えるべく、間
隔を隔てた関係をなしてそれぞれの駆動輪に取り付けら
れている。
の両側部に配置された第1及び第2フレームを備えた電
動車椅子が提供される。第1及び第2駆動輪が、固定車
軸手段を介して前記フレームに回転可能に且つ固定車軸
手段に対しても回転できるように取り付けられている。
第1及び第2駆動輪には、第1及び第2駆動モータが固
定されており、該駆動モータは、第1及び第2駆動手段
を介して第1及び第2駆動輪に連結されている。この実
施例では、第1及び第2駆動手段の回転により第1及び
第2駆動輪が回転される。本発明のより制限された態様
によれば、電動車椅子が更に、第1及び第2駆動モータ
の作動の制御に使用する信号を送信する遠隔制御送信機
を有している。該送信機は第1及び第2側方フレームの
少なくとも一方に取り付けられていて、シートに座った
人が送信機を操作できるようになっている。送信された
信号は、第1及び第2遠隔制御受信機が受信する。該受
信機は第1及び第2駆動輪にそれぞれ取り付けられ且つ
第1及び第2駆動モータにそれぞれ作動接続されてい
る。本発明の他の態様によれば、第1及び第2駆動モー
タはそれぞれ第1及び第2バッテリ手段を電源としてい
る。第1及び第2バッテリ手段は第1及び第2駆動輪に
取り付けられている。それぞれの駆動輪に取り付けられ
た駆動モータ、バッテリ手段及び受信機は、それぞれの
駆動輪の各部にほぼ均等な釣合い重量を与えるべく、間
隔を隔てた関係をなしてそれぞれの駆動輪に取り付けら
れている。
【0006】本発明の更に別の態様によれば、第1及び
第2駆動モータは、第1及び第2駆動輪に固定され且つ
それぞれ第1及び第2駆動手段を介して第1及び第2駆
動輪に連結されている。駆動モータは第1及び第2駆動
輪と略平行に取り付けられ、それぞれのモータの第1及
び第2出力軸が第1及び第2駆動輪に対してほぼ垂直に
配置されている。駆動モータの出力軸が第1及び第2駆
動手段の第1及び第2駆動ギアを駆動する。第1及び第
2駆動ギアがそれぞれ第1及び第2固定ギアと係合して
おり、該第1及び第2固定ギアが固定車軸手段に固定さ
れていて、第1及び第2駆動モータの回転により第1及
び第2駆動輪が回転される。本発明の長所は、駆動輪に
取り付けられたモータにより駆動される駆動輪を設け
て、電動車椅子の折畳み可能性の範囲を増大させたこと
にある。本発明の他の長所は、駆動モータの駆動に使用
されるバッテリを駆動輪に取り付けて、電動車椅子の折
畳み可能性の範囲を更に増大させたことにある。本発明
の他の長所は、駆動モータを遠隔制御することにより、
バッテリ及び駆動モータがそれぞれの駆動輪内に完全包
囲されるようにしたことにある。本発明の更に他の長所
は、バッテリを車輪の周囲に固定できる車輪取付け型モ
ータを設けることにより、重量を車輪の周囲に均等に分
散させて駆動輪全体の釣合いが得られるようにしたこと
にある。
第2駆動モータは、第1及び第2駆動輪に固定され且つ
それぞれ第1及び第2駆動手段を介して第1及び第2駆
動輪に連結されている。駆動モータは第1及び第2駆動
輪と略平行に取り付けられ、それぞれのモータの第1及
び第2出力軸が第1及び第2駆動輪に対してほぼ垂直に
配置されている。駆動モータの出力軸が第1及び第2駆
動手段の第1及び第2駆動ギアを駆動する。第1及び第
2駆動ギアがそれぞれ第1及び第2固定ギアと係合して
おり、該第1及び第2固定ギアが固定車軸手段に固定さ
れていて、第1及び第2駆動モータの回転により第1及
び第2駆動輪が回転される。本発明の長所は、駆動輪に
取り付けられたモータにより駆動される駆動輪を設け
て、電動車椅子の折畳み可能性の範囲を増大させたこと
にある。本発明の他の長所は、駆動モータの駆動に使用
されるバッテリを駆動輪に取り付けて、電動車椅子の折
畳み可能性の範囲を更に増大させたことにある。本発明
の他の長所は、駆動モータを遠隔制御することにより、
バッテリ及び駆動モータがそれぞれの駆動輪内に完全包
囲されるようにしたことにある。本発明の更に他の長所
は、バッテリを車輪の周囲に固定できる車輪取付け型モ
ータを設けることにより、重量を車輪の周囲に均等に分
散させて駆動輪全体の釣合いが得られるようにしたこと
にある。
【0007】当業者には、好ましい実施例についての以
下の詳細な説明を読み且つ理解することにより、本発明
の更に他の長所が明らかになるであろう。
下の詳細な説明を読み且つ理解することにより、本発明
の更に他の長所が明らかになるであろう。
【0008】
【実施例】図面(これらの図面は、本発明の好ましい実
施例を示すことを目的とするものであり、本発明を限定
することを目的とするものではない)を参照すると、こ
れらの図面には、シート(座席)組立体B、フレーム組
立体C、遠隔制御構造D及び駆動輪構造Eを備えたバッ
テリ駆動型車椅子Aが示されている。より詳しくは、図
1に示すように、電動車椅子のシート組立体Bは、第1
シート部分(すなわち底シート部分)10及び第2シー
ト部分(すなわち背もたれ部分)12により形成されて
いる。一般に、シート組立体Bはパッド入りビニル材料
で構成されており、該材料は、フレーム組立体Cの周縁
部に沿って固定されている。また、この構造形式には、
特定ユーザの体型に容易に適合できるシートインサート
を使用することもできる。フレーム組立体Cは、1対の
側方フレーム16により形成されている。両側方フレー
ム16の構造は実質的に同じであり、従って特記しない
限り、一方の側方フレーム16についての説明は他方の
側方フレーム16にも等しく適用される。例えば、側方
フレーム16に関しては、第1、第2及び第3垂直フレ
ーム部材20、22、24が、第1及び第2水平部材2
8、30により間隔を隔てた関係をなして固定されてい
る。第1及び第2側方フレーム組立体16をほぼ平行な
間隔を隔てた関係に維持するためのクロスブレースフレ
ーム構造(図2参照)が設けられている。側方フレーム
組立体上には、支持部材32が受け止められている。車
椅子の手押し移動を容易にするための後部把手36が第
3垂直部材24から上方に延びている。
施例を示すことを目的とするものであり、本発明を限定
することを目的とするものではない)を参照すると、こ
れらの図面には、シート(座席)組立体B、フレーム組
立体C、遠隔制御構造D及び駆動輪構造Eを備えたバッ
テリ駆動型車椅子Aが示されている。より詳しくは、図
1に示すように、電動車椅子のシート組立体Bは、第1
シート部分(すなわち底シート部分)10及び第2シー
ト部分(すなわち背もたれ部分)12により形成されて
いる。一般に、シート組立体Bはパッド入りビニル材料
で構成されており、該材料は、フレーム組立体Cの周縁
部に沿って固定されている。また、この構造形式には、
特定ユーザの体型に容易に適合できるシートインサート
を使用することもできる。フレーム組立体Cは、1対の
側方フレーム16により形成されている。両側方フレー
ム16の構造は実質的に同じであり、従って特記しない
限り、一方の側方フレーム16についての説明は他方の
側方フレーム16にも等しく適用される。例えば、側方
フレーム16に関しては、第1、第2及び第3垂直フレ
ーム部材20、22、24が、第1及び第2水平部材2
8、30により間隔を隔てた関係をなして固定されてい
る。第1及び第2側方フレーム組立体16をほぼ平行な
間隔を隔てた関係に維持するためのクロスブレースフレ
ーム構造(図2参照)が設けられている。側方フレーム
組立体上には、支持部材32が受け止められている。車
椅子の手押し移動を容易にするための後部把手36が第
3垂直部材24から上方に延びている。
【0009】フレーム組立体Cは、溶接その他の方法で
一体に固定される管状部材で形成するのが好ましい。フ
レーム構造は、車椅子を特定ユーザの特殊な要求に適応
させる付加部品の容易な取付けを可能にする軽量でしか
も耐久性のある構造を与える。フットレスト(足載せ)
組立体40も、各側方フレーム16の第1垂直部材20
に固定できる。この形式のフットレスト組立体40は広
く知られており、本発明の特別部分を構成するものでは
ないので、これ以上の説明は不要であろう。第1及び第
2駆動後輪44が、容易に回転できるように側方フレー
ム16に固定されている。慣用的なベアリング組立体
が、それぞれの側方フレーム16に対する各車輪44の
回転を容易にする。第1及び第2駆動輪44の前方に
は、1対のキャスタ輪48が配置されている。それぞれ
の側方フレーム16には、360°回転が可能な旋回取
付け具52を介して小径のキャスタ輪48が取り付けら
れている。キャスタ輪48は、駆動輪44に加えられる
駆動トルクに応答して容易に枢動する。駆動輪44のス
ポーク47には、駆動モータ60、バッテリ64及びR
F(高周波)受信機/モータ制御モジュール68が取り
付けられている。モジュール68のRF受信機部分は、
シート部分10に座った人が操作できる位置において、
一方の側方フレーム16に取り付けられたコントローラ
72のRF送信機からの信号を受ける。
一体に固定される管状部材で形成するのが好ましい。フ
レーム構造は、車椅子を特定ユーザの特殊な要求に適応
させる付加部品の容易な取付けを可能にする軽量でしか
も耐久性のある構造を与える。フットレスト(足載せ)
組立体40も、各側方フレーム16の第1垂直部材20
に固定できる。この形式のフットレスト組立体40は広
く知られており、本発明の特別部分を構成するものでは
ないので、これ以上の説明は不要であろう。第1及び第
2駆動後輪44が、容易に回転できるように側方フレー
ム16に固定されている。慣用的なベアリング組立体
が、それぞれの側方フレーム16に対する各車輪44の
回転を容易にする。第1及び第2駆動輪44の前方に
は、1対のキャスタ輪48が配置されている。それぞれ
の側方フレーム16には、360°回転が可能な旋回取
付け具52を介して小径のキャスタ輪48が取り付けら
れている。キャスタ輪48は、駆動輪44に加えられる
駆動トルクに応答して容易に枢動する。駆動輪44のス
ポーク47には、駆動モータ60、バッテリ64及びR
F(高周波)受信機/モータ制御モジュール68が取り
付けられている。モジュール68のRF受信機部分は、
シート部分10に座った人が操作できる位置において、
一方の側方フレーム16に取り付けられたコントローラ
72のRF送信機からの信号を受ける。
【0010】無線受信機及び送信機は良く知られてお
り、ここで詳細に説明する必要はないであろう。簡単に
説明するならば、送信機からの無線電波をピックアップ
するアンテナが受信機のRF増幅器の入力に接続されて
いる。RF増幅器の出力は混合器と呼ばれている電子部
品に入力され、該混合器は発振器に接続されている。次
に混合器は、RF増幅器からのRF信号と発振器からの
発振信号とを「混合」して、より低い中間周波数の出力
信号を発生させる。次に、この中間周波数信号は中間周
波数増幅器に入力され、この増幅された信号は次に、弁
別器として知られている電子部品に入力される。弁別器
は出力電圧を発生し、該出力電圧はリレーに供給され
て、モータコントローラ等の作動連結された装置を付勢
する。このようにして、取付け形モータ制御回路は、次
に、送信機から受信機に伝達された信号に応答して機能
する。図2に示すように、クロスブレースフレーム構造
のクロスバー56は、側方フレーム16を平行に間隔を
隔てた関係に相互連結している。クロスバー56にはヒ
ンジ58が設けられており、収縮できるようになってい
る。ヒンジ58を収縮させることにより、車椅子全体を
折り畳んで、運搬及び保管することができる。
り、ここで詳細に説明する必要はないであろう。簡単に
説明するならば、送信機からの無線電波をピックアップ
するアンテナが受信機のRF増幅器の入力に接続されて
いる。RF増幅器の出力は混合器と呼ばれている電子部
品に入力され、該混合器は発振器に接続されている。次
に混合器は、RF増幅器からのRF信号と発振器からの
発振信号とを「混合」して、より低い中間周波数の出力
信号を発生させる。次に、この中間周波数信号は中間周
波数増幅器に入力され、この増幅された信号は次に、弁
別器として知られている電子部品に入力される。弁別器
は出力電圧を発生し、該出力電圧はリレーに供給され
て、モータコントローラ等の作動連結された装置を付勢
する。このようにして、取付け形モータ制御回路は、次
に、送信機から受信機に伝達された信号に応答して機能
する。図2に示すように、クロスブレースフレーム構造
のクロスバー56は、側方フレーム16を平行に間隔を
隔てた関係に相互連結している。クロスバー56にはヒ
ンジ58が設けられており、収縮できるようになってい
る。ヒンジ58を収縮させることにより、車椅子全体を
折り畳んで、運搬及び保管することができる。
【0011】図3及び図4を参照して、駆動輪44の作
動をより詳細に説明する。以下の図面についての説明
は、第1及び第2駆動輪44の両方について適用され
る。図3に示すように、同様に構成された3つのバッテ
リ64は、駆動モータ60及びRF受信機/制御モジュ
ール68と共に、駆動輪44の全周に亘ってこれらの装
置の重量が均一に分散されるようにして互いに間隔を隔
てた関係に配置されている。好ましい実施例では、駆動
モータ60は「平板(パンケーキ) 」形モータである。
このようなモータは、比較的薄い断面すなわち輪郭を有
している。しかしながら、本発明には他のモータも首尾
よく使用できることに留意されたい。図1の実施例で
は、駆動モータ60が駆動輪44のスポーク47に取り
付けられているが、他の取付け構造も可能なことに留意
されたい。より詳しくは、図3に示すように、駆動輪4
4が車輪カバー59を有しており、車輪カバー59を車
輪に固定する場合には、駆動モータ60を車輪カバー5
9に取り付けることができる。このことは、車輪44に
一体に組み込まれるバッテリ64及びRF受信機/制御
モジュール68についてもいえることである。引続いて
図3を参照すると、駆動モータ60の出力軸80は、回
転可能な駆動ギア84と係合している。この駆動ギア8
4は、次に、固定ギア88と係合する。固定ギア88
は、固定車軸92に取り付けられている。この構造によ
り、駆動モータ60の出力軸80が回転するとき、回転
可能な駆動ギア84が遊星(惑星)の態様で固定ギア8
8の周囲を回転し、かくして駆動輪44が回転される。
この回転形式は、遊星ギアボックスを用いて達成でき
る。駆動ギア84が固定ギア88の周囲で回転すると、
駆動輪44のスポーク47又は車輪カバー59に取り付
けられた駆動モータ60が、駆動輪44の回転を生じさ
せる周方向経路内で回転される。
動をより詳細に説明する。以下の図面についての説明
は、第1及び第2駆動輪44の両方について適用され
る。図3に示すように、同様に構成された3つのバッテ
リ64は、駆動モータ60及びRF受信機/制御モジュ
ール68と共に、駆動輪44の全周に亘ってこれらの装
置の重量が均一に分散されるようにして互いに間隔を隔
てた関係に配置されている。好ましい実施例では、駆動
モータ60は「平板(パンケーキ) 」形モータである。
このようなモータは、比較的薄い断面すなわち輪郭を有
している。しかしながら、本発明には他のモータも首尾
よく使用できることに留意されたい。図1の実施例で
は、駆動モータ60が駆動輪44のスポーク47に取り
付けられているが、他の取付け構造も可能なことに留意
されたい。より詳しくは、図3に示すように、駆動輪4
4が車輪カバー59を有しており、車輪カバー59を車
輪に固定する場合には、駆動モータ60を車輪カバー5
9に取り付けることができる。このことは、車輪44に
一体に組み込まれるバッテリ64及びRF受信機/制御
モジュール68についてもいえることである。引続いて
図3を参照すると、駆動モータ60の出力軸80は、回
転可能な駆動ギア84と係合している。この駆動ギア8
4は、次に、固定ギア88と係合する。固定ギア88
は、固定車軸92に取り付けられている。この構造によ
り、駆動モータ60の出力軸80が回転するとき、回転
可能な駆動ギア84が遊星(惑星)の態様で固定ギア8
8の周囲を回転し、かくして駆動輪44が回転される。
この回転形式は、遊星ギアボックスを用いて達成でき
る。駆動ギア84が固定ギア88の周囲で回転すると、
駆動輪44のスポーク47又は車輪カバー59に取り付
けられた駆動モータ60が、駆動輪44の回転を生じさ
せる周方向経路内で回転される。
【0012】上記構造の別の観点について、図4に関連
して説明する。この図4により詳細に示すように、各駆
動輪44は、駆動輪44を固定車軸92の回りで回転可
能にするベアリング96を用いて、固定車軸92に対し
て回転可能に取り付けられている。同じくこの図4によ
り詳細に示されているように、駆動モータ60は、その
出力軸80が駆動輪44に対して実質的に垂直になるよ
うにして、駆動輪44と実質的に平行に固定される。駆
動モータ60の出力軸80が駆動ギア84を駆動する。
駆動ギア84は、静止車軸92に固定された固定ギア8
8と係合している。再度述べるが、この実施例では、駆
動ギア84が固定ギア88の周囲を回転することによ
り、駆動輪44が回転される。図5に示すように、本発
明の他の実施例では、駆動軸(出力軸)80が固定車軸
92に垂直になるように各駆動モータ60が取り付けら
れている。この実施例では、駆動軸80の回転を固定車
軸92に伝達するのに、図5に示すように、ギア構造に
直角ギアボックス94が介在されている。図4及び図5
には、モータ60が駆動輪44の輪郭からはみ出すよう
に取り付けられたものが示されているけれども、モータ
は、その全体が駆動輪44の輪郭内に収まるように取り
付けることができる。
して説明する。この図4により詳細に示すように、各駆
動輪44は、駆動輪44を固定車軸92の回りで回転可
能にするベアリング96を用いて、固定車軸92に対し
て回転可能に取り付けられている。同じくこの図4によ
り詳細に示されているように、駆動モータ60は、その
出力軸80が駆動輪44に対して実質的に垂直になるよ
うにして、駆動輪44と実質的に平行に固定される。駆
動モータ60の出力軸80が駆動ギア84を駆動する。
駆動ギア84は、静止車軸92に固定された固定ギア8
8と係合している。再度述べるが、この実施例では、駆
動ギア84が固定ギア88の周囲を回転することによ
り、駆動輪44が回転される。図5に示すように、本発
明の他の実施例では、駆動軸(出力軸)80が固定車軸
92に垂直になるように各駆動モータ60が取り付けら
れている。この実施例では、駆動軸80の回転を固定車
軸92に伝達するのに、図5に示すように、ギア構造に
直角ギアボックス94が介在されている。図4及び図5
には、モータ60が駆動輪44の輪郭からはみ出すよう
に取り付けられたものが示されているけれども、モータ
は、その全体が駆動輪44の輪郭内に収まるように取り
付けることができる。
【0013】図6は、遊星ギア構造を用いた本発明の更
に別の実施例を示すものである。固定軸92は駆動輪4
4を貫通しており、軸92の外端部92aには、出力軸
80が駆動輪44に対して実質的に垂直になるようにし
て駆動モータ60が取り付けられている。駆動モータ6
0の出力軸80が中間ギア91を駆動し、中間ギア91
が駆動ギア93を駆動する。駆動ギア93は、車輪44
の内側リムに固定された車輪ギア95と係合している。
この構造では、駆動モータ60が静止しており、被駆動
ギア(中間ギア)91が遊星の態様をなして、駆動モー
タ60の周囲を回転する。車輪44には、車輪キャップ
97を取り付けることができる。固定軸92を車輪44
に部分的に通し、且つ適正サイズの駆動モータ60、中
間ギア91及び駆動ギア93を、これらが車輪44の輪
郭外にはみ出ないように構成できることも理解されよ
う。また、この実施例では、バッテリ64を固定軸92
に取り付けるか、車輪44に取り付けて、スリップリン
グ形構造を介して駆動モータ60に接続することもでき
る。上記構造を用いて、駆動輪44内に駆動/制御手段
を組み込めば、車椅子の両駆動輪の間に駆動モータ、バ
ッテリ又はコントローラを設ける必要は全くない。従っ
て、車椅子を最大限に折り畳むことができる。
に別の実施例を示すものである。固定軸92は駆動輪4
4を貫通しており、軸92の外端部92aには、出力軸
80が駆動輪44に対して実質的に垂直になるようにし
て駆動モータ60が取り付けられている。駆動モータ6
0の出力軸80が中間ギア91を駆動し、中間ギア91
が駆動ギア93を駆動する。駆動ギア93は、車輪44
の内側リムに固定された車輪ギア95と係合している。
この構造では、駆動モータ60が静止しており、被駆動
ギア(中間ギア)91が遊星の態様をなして、駆動モー
タ60の周囲を回転する。車輪44には、車輪キャップ
97を取り付けることができる。固定軸92を車輪44
に部分的に通し、且つ適正サイズの駆動モータ60、中
間ギア91及び駆動ギア93を、これらが車輪44の輪
郭外にはみ出ないように構成できることも理解されよ
う。また、この実施例では、バッテリ64を固定軸92
に取り付けるか、車輪44に取り付けて、スリップリン
グ形構造を介して駆動モータ60に接続することもでき
る。上記構造を用いて、駆動輪44内に駆動/制御手段
を組み込めば、車椅子の両駆動輪の間に駆動モータ、バ
ッテリ又はコントローラを設ける必要は全くない。従っ
て、車椅子を最大限に折り畳むことができる。
【0014】図7は、RF制御形送信機/受信機の使用
を説明するブロック図である。コントローラ72はRF
送信機100及びジョイスティック(操作棒)102を
有している。ジョイスティック102は、車椅子に座る
人が操作できる。コントローラ72は、バッテリ104
を電源としている。ジョイスティック102の操作によ
り、出力信号がRF送信機100により送信される。出
力信号はRF受信機/モータ制御モジュール68により
受信される。このモジュール68は、RF受信機/制御
インターフェース回路106と、比例モータコントロー
ラ110とを有している。RF受信機及び比例モータコ
ントローラ110は、駆動モータ60と共に、バッテリ
64を電源としている。良く知られているように、左右
の駆動モータ60への電力供給を調節することにより、
車輪44を駆動する出力トルクが制御される。両駆動モ
ータ60に同じ電力を供給するならば、車椅子は、ほぼ
直線経路内で前後に移動するであろう。選択したモータ
への電力供給を減少させれば、車椅子が旋回される。所
望により、モータを選択的に逆方向に駆動すれば、容易
に旋回させることができる。比例モータコントローラ1
10の電子技術は当該技術分野において良く知られてお
り、従って、本発明を完全に理解する上でこれ以上の説
明は不要であると考える。
を説明するブロック図である。コントローラ72はRF
送信機100及びジョイスティック(操作棒)102を
有している。ジョイスティック102は、車椅子に座る
人が操作できる。コントローラ72は、バッテリ104
を電源としている。ジョイスティック102の操作によ
り、出力信号がRF送信機100により送信される。出
力信号はRF受信機/モータ制御モジュール68により
受信される。このモジュール68は、RF受信機/制御
インターフェース回路106と、比例モータコントロー
ラ110とを有している。RF受信機及び比例モータコ
ントローラ110は、駆動モータ60と共に、バッテリ
64を電源としている。良く知られているように、左右
の駆動モータ60への電力供給を調節することにより、
車輪44を駆動する出力トルクが制御される。両駆動モ
ータ60に同じ電力を供給するならば、車椅子は、ほぼ
直線経路内で前後に移動するであろう。選択したモータ
への電力供給を減少させれば、車椅子が旋回される。所
望により、モータを選択的に逆方向に駆動すれば、容易
に旋回させることができる。比例モータコントローラ1
10の電子技術は当該技術分野において良く知られてお
り、従って、本発明を完全に理解する上でこれ以上の説
明は不要であると考える。
【0015】本発明の車椅子はモータ駆動形車椅子であ
るが、駆動機構が完全に係合している状態で前後両方向
に手動で移動できることを理解すべきである。従来から
知られているように、駆動ギアに隣接してクラッチ機構
を組み込んで、駆動機構と駆動モータの回転出力とを選
択的に係合及び係合解除するように構成できる。本発明
の範囲内で、任意の個数のクラッチ構造を使用できる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明した。上記
詳細な説明を読み且つ理解することにより、好ましい実
施例に種々の変更をなし得ることは明らかである。これ
らの変更が特許請求の範囲の記載又はその均等物の範囲
内にある限り、これらのあらゆる変更は本発明に包含さ
れるものである。
るが、駆動機構が完全に係合している状態で前後両方向
に手動で移動できることを理解すべきである。従来から
知られているように、駆動ギアに隣接してクラッチ機構
を組み込んで、駆動機構と駆動モータの回転出力とを選
択的に係合及び係合解除するように構成できる。本発明
の範囲内で、任意の個数のクラッチ構造を使用できる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明した。上記
詳細な説明を読み且つ理解することにより、好ましい実
施例に種々の変更をなし得ることは明らかである。これ
らの変更が特許請求の範囲の記載又はその均等物の範囲
内にある限り、これらのあらゆる変更は本発明に包含さ
れるものである。
【図1】本発明による電動車椅子を示す側面図である。
【図2】本発明による電動車椅子を示す背面図である。
【図3】本発明による電動車椅子の1つの車輪を示す正
面図である。
面図である。
【図4】本発明による電動車椅子の1つの車輪を示す側
面図である。
面図である。
【図5】本発明の他の実施例による電動車椅子の1つの
車輪を示す側面図である。
車輪を示す側面図である。
【図6】本発明の更に別の実施例による電動車椅子の1
つの車輪を示す側面図である。
つの車輪を示す側面図である。
【図7】本発明による車椅子の制御構造を示すブロック
図である。
図である。
10 第1シート部分(底シート部分) 12 第2シート部分(背もたれ部分) 16 側方フレーム 20 第1垂直フレーム部材(第1フレーム部材) 22 第2垂直フレーム部材(第2フレーム部材) 24 第3垂直フレーム部材(第3フレーム部材) 28 第1水平部材 30 第2水平部材 32 支持部材 36 後部把手 40 フットレスト組立体 44 駆動後輪(駆動輪、車輪) 47 スポーク 48 キャスタ輪 56 クロスバー 58 ヒンジ 59 車輪カバー 60 駆動モータ 64 バッテリ 68 RF受信機/モータ制御モジュール 72 コントローラ 80 駆動モータの出力軸 84 駆動ギア 88 固定ギア 91 中間ギア 92 固定車軸(固定軸) 93 駆動ギア 94 直角ギアボックス 95 車輪ギア 96 ベアリング 97 車輪キャップ 100 RF送信機 102 ジョイスティック(操作棒) 104 バッテリ 106 RF受信機/制御インターフェース回路 110 比例モータコントローラ A バッテリ駆動型車椅子 B シート組立体 C フレーム組立体 D 遠隔制御構造 E 駆動輪構造
Claims (18)
- 【請求項1】シートと、 互いに間隔を隔ててほぼ平行な関係をなして延び且つシ
ートの両側部を支持している第1及び第2側方フレーム
と、 固定車軸手段に対して回転できるように、車軸手段を介
して該第1及び第2側方フレームに回転可能に取り付け
られた第1及び第2駆動輪と、 第1及び第2駆動輪にそれぞれ取り付けられた第1及び
第2駆動モータとを有しており、該駆動モータが、それ
ぞれ第1及び第2駆動手段を介して第1及び第2駆動輪
に連結されていて、第1及び第2駆動モータが第1及び
第2駆動輪を回転させることを特徴とする電動車椅子。 - 【請求項2】前記第1及び第2駆動モータの作動の制御
に使用する信号を送信する遠隔制御送信機手段を有して
おり、該送信機手段が第1及び第2側方フレームの少な
くとも一方に取り付けられていて、シートに座った人が
送信機手段を操作でき、 送信された信号を受信する第1及び第2遠隔制御受信機
手段を更に有しており、該受信機手段が第1及び第2駆
動輪にそれぞれ取り付けられ且つ第1及び第2駆動モー
タにそれぞれ作動接続されていることを特徴とする請求
項1に記載の電動車椅子。 - 【請求項3】前記第1及び第2駆動輪の各々の内部が包
囲されており、前記取り付けられた第1及び第2駆動モ
ータが包囲されていることを特徴とする請求項2に記載
の電動車椅子。 - 【請求項4】前記第1及び第2駆動モータがそれぞれ第
1及び第2バッテリ手段を電源としており、第1及び第
2バッテリ手段がそれぞれ第1及び第2駆動輪に取り付
けられていることを特徴とする請求項2に記載の電動車
椅子。 - 【請求項5】前記第1の駆動モータ、バッテリ手段及び
受信機手段が、第1駆動輪の各部にほぼ均等重量を与え
るべく、間隔を隔てた関係をなして第1駆動輪に取り付
けられていることを特徴とする請求項4に記載の電動車
椅子。 - 【請求項6】前記第1及び第2駆動モータが、薄い輪郭
をもつ平板形モータであることを特徴とする請求項1に
記載の電動車椅子。 - 【請求項7】前記第1及び第2駆動モータが、それぞれ
第1及び第2駆動輪のハブから半径方向に延びたスポー
クに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記
載の電動車椅子。 - 【請求項8】前記第1及び第2駆動モータが、駆動輪に
固定される車輪カバーに取り付けられていることを特徴
とする請求項1に記載の電動車椅子。 - 【請求項9】シートと、 互いに間隔を隔ててほぼ平行な関係をなして延び且つシ
ートの両側部を支持している第1及び第2側方フレーム
と、 固定車軸手段に対して回転できるように、車軸手段を介
して該第1及び第2側方フレームに回転可能に取り付け
られた第1及び第2駆動輪と、 駆動輪にそれぞれ固定された第1及び第2駆動モータと
を有しており、該駆動モータが、それぞれ第1及び第2
駆動手段を介して第1及び第2駆動輪に連結されてお
り、第1及び第2駆動モータが第1及び第2駆動輪とほ
ぼ平行に取り付けられていて、それぞれのモータの第1
及び第2出力軸が第1及び第2駆動輪に対してほぼ垂直
に配置され、駆動モータの出力軸が第1及び第2駆動手
段の第1及び第2駆動ギアを駆動し、該第1及び第2駆
動ギアがそれぞれ第1及び第2固定ギアと係合してお
り、該第1及び第2固定ギアが固定車軸手段に固定され
ていて、第1及び第2駆動輪を回転させることを特徴と
する電動車椅子。 - 【請求項10】前記駆動モータの作動を遠隔制御するた
めの遠隔制御手段を更に有していることを特徴とする請
求項9に記載の電動車椅子。 - 【請求項11】前記第1及び第2駆動モータが固定車軸
手段に取り付けられており、第1及び第2駆動モータの
回転により、第1及び第2駆動モータに対して第1及び
第2駆動ギアが遊星回転されることを特徴とする請求項
9に記載の電動車椅子。 - 【請求項12】シートと、 互いに間隔を隔ててほぼ平行な関係をなして延び且つシ
ートの両側部を支持している第1及び第2側方フレーム
と、 固定車軸手段に対して回転できるように、車軸手段を介
して該第1及び第2側方フレームに回転可能に取り付け
られた第1及び第2駆動輪と、 駆動輪にそれぞれ固定された第1及び第2駆動モータと
を有しており、該駆動モータが、それぞれ第1及び第2
駆動手段を介して第1及び第2駆動輪に連結されてお
り、第1及び第2駆動モータが第1及び第2駆動輪とほ
ぼ平行に取り付けられていて、それぞれのモータの第1
及び第2出力軸が第1及び第2駆動輪に対してほぼ垂直
に配置され、駆動モータの出力軸が第1及び第2駆動手
段の第1及び第2駆動ギアを駆動し、該第1及び第2駆
動ギアがそれぞれ第1及び第2固定ギアと係合してお
り、該第1及び第2固定ギアが固定車軸手段に固定され
ていて、第1及び第2駆動輪を回転させ、 第1及び第2駆動輪にそれぞれ連結され且つ第1及び第
2駆動モータに接続されていて、第1及び第2駆動モー
タを制御する第1及び第2モータ制御手段と、 第1及び第2駆動輪にそれぞれ連結され且つ第1及び第
2モータ制御手段に作動連結された第1及び第2遠隔制
御受信機手段と、 シートに座った人が操作できるように第1及び第2側方
フレームの少なくとも一方に取り付けられていて、遠隔
制御送信機手段からの信号が第1及び第2遠隔制御受信
機手段により受信されることを特徴とする遠隔制御形電
動車椅子。 - 【請求項13】前記第1及び第2駆動輪の各々の内部が
包囲されており、前記取り付けられた第1及び第2駆動
モータが包囲されていることを特徴とする請求項12に
記載の遠隔制御形電動車椅子。 - 【請求項14】ヒンジ止めされたクロスブレースを更に
有しており、該クロスブレースの係合を解除することに
より車椅子を折り畳むことができることを特徴とする請
求項12に記載の遠隔制御形電動車椅子。 - 【請求項15】前記第1及び第2駆動モータの第1及び
第2出力軸が固定車軸手段に対してほぼ垂直であること
を特徴とする請求項12に記載の遠隔制御形電動車椅
子。 - 【請求項16】車椅子に座った人が操作できる位置にお
いて車椅子のフレームに取り付けられた遠隔制御送信機
手段から信号を送信する工程と、 送信された信号を、固定車軸手段を介してフレームに回
転可能に取り付けられた第1及び第2駆動輪にそれぞれ
取り付けられた第1及び第2遠隔制御受信機手段により
受信する工程と、 受信した信号に基づき、第1及び第2モータ制御手段の
出力を調節する工程とを有しており、第1及び第2モー
タ制御手段が、それぞれ第1及び第2駆動輪に取り付け
られ且つ信号受信手段に作動接続されており、 第1及び第2モータ制御手段の出力に従って第1及び第
2駆動モータを作動させる工程を更に有しており、第1
及び第2駆動モータが第1及び第2駆動輪に連結されて
いることを特徴とする遠隔制御形電動車椅子の操作方
法。 - 【請求項17】前記信号を送信及び受信する工程が、無
線周波数により行われることを特徴とする請求項16に
記載の遠隔制御形電動車椅子の操作方法。 - 【請求項18】前記第1及び第2駆動モータを作動させ
る工程が更に、 前記第1及び第2駆動モータの出力軸で、それぞれ第1
及び第2駆動ギアを駆動する工程と、 第1及び第2固定ギアと、駆動される前記第1及び第2
駆動ギアとを係合させる工程とを更に有しており、固定
ギアが固定車軸手段に固定されており、駆動する第1及
び第2駆動ギアが固定ギアの周囲で回転し、これにより
第1及び第2駆動モータを回転し、更に第1及び第2駆
動輪を回転することを特徴とする請求項16に記載の遠
隔制御形電動車椅子の操作方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/980,469 US5366037A (en) | 1992-11-23 | 1992-11-23 | Powered wheelchair having drive motors integrated into driven wheels |
US07/980469 | 1992-11-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775656A true JPH0775656A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=25527575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5290668A Pending JPH0775656A (ja) | 1992-11-23 | 1993-11-19 | 電動車椅子およびその操作方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5366037A (ja) |
EP (1) | EP0602771B1 (ja) |
JP (1) | JPH0775656A (ja) |
DE (1) | DE69311279T2 (ja) |
SE (1) | SE510239C2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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