JP4911500B2 - 衝撃吸収ジャケット - Google Patents

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本発明は、人体に装着して用いられ、基布を縫合した袋体よりなる膨張室を備え、圧力流体を前記膨張室に供給して膨張させて前記人体外部からの衝撃を吸収する衝撃吸収ジャケットに関する。
従来、自動二輪車などに搭乗する人体の拘束用具として、衝突事故などに遭遇した際に人体が着用するジャケットの膨張室に供給される圧力流体により前記膨張室を外部に展開させて人体外部からの衝撃を吸収する衝撃吸収ジャケットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−20907号公報
上記従来技術の衝撃吸収ジャケットは、衝突時にガスシリンダーから瞬時に供給される圧力流体により膨張部を外部側に展開させ、その展開する膨張部で人体全体の外周部を囲んで拘束するようになっている。
しかしながら、比較的大型の膨張部で人体の腹側から背中側までを一体的に覆うようになっているので、膨張展開時において人体との膨張室内側、すなわち腹側と背中側との間にそれぞれ隙間が生じ人体側に密着(フィット)させるのが難しく、衝撃吸収機能に制約が生じる。
これを解消するために腹側と背中側を別々の膨張室とし、これら2つの膨張室を肩越しに接続することも考えられるが、この場合にはそれら2つの膨張室の接続部が非膨張部となるため、肩部における衝撃吸収機能に制約が生じる。
本発明の目的は、膨張展開時に人体に密着させて衝撃吸収機能を強化しつつ、併せて肩部の衝撃吸収機能を向上できる衝撃吸収ジャケットを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、基布を縫合した袋体よりなり圧力流体が供給されて膨張する膨張部と、膨張しない非膨張部と、を有し、人体に装着して用いられ人体外部からの衝撃を吸収する衝撃吸収ジャケットであって、前記膨張部として、人体の前後方向前方側に位置し前記人体の正面の腹部に対応して配置される腹部膨張室と、人体の前後方向後方側に位置し前記人体の背中部に対応して配置される背中部膨張室と、人体の左右方向左方側に位置し前記人体の左脇腹部に対応して配置される左脇腹部膨張室と、人体の左右方向右方側に位置し前記人体の右脇腹部に対応して配置される右脇腹部膨張室と、人体の左肩部上方の前方側及び後方側にそれぞれ配置される左肩部前面膨張室及び左肩部背面膨張室と、人体の右肩部上方の前方側及び後方側にそれぞれ配置される右肩部前面膨張室及び右肩部背面膨張室と、が設けられており、前記非膨張部として、前記左肩部前面膨張室の前記後方側先端に設けられる左肩部前面非膨張部と、前記左肩部背面膨張室の前記前方側先端に設けられる左肩部背面非膨張部と、前記右肩部前面膨張室の前記後方側先端に設けられる右肩部前面非膨張部と、前記右肩部背面膨張室の前記前方側先端に設けられる右肩部背面非膨張部と、が設けられており、前記人体の左の肩部越しに延びるように延設される部分を、前記左肩部前面膨張室と、前記左肩部背面膨張室と、前記左肩部前面非膨張部及び前記左肩部背面非膨張部を着脱可能に連結する左肩部ファスナー部と、で構成し、前記人体の右の肩部越しに延びるように延設される部分を、前記右肩部前面膨張室と、前記右肩部背面膨張室と、前記右肩部前面非膨張部及び前記右肩部背面非膨張部を着脱可能に連結する右肩部ファスナー部と、で構成し、前記左肩部ファスナー部により連結される前記左肩部前面非膨張部及び前記左肩部背面非膨張部は、前記人体の前記左の肩部の鎖骨部の直上に前記左肩部前面膨張室が位置するように、当該左の肩部の鎖骨部の直上よりも前記後方側にずらして配置されるとともに、前記左の肩部越しに延びるように延設される部分の前記左右方向のほぼ全寸法にわたって設けられており、前記右肩部ファスナー部により連結される前記右肩部前面非膨張部及び前記右肩部背面非膨張部は、前記人体の前記右の肩部の鎖骨部の直上に前記右肩部前面膨張室が位置するように、当該右の肩部の鎖骨部の直上よりも前記後方側にずらして配置されるとともに、前記右の肩部越しに延びるように延設される部分の前記左右方向のほぼ全寸法にわたって設けられていることを特徴とする。
また上記目的を達成するために、第2の発明は、基布を縫合した袋体よりなり圧力流体が供給されて膨張する膨張部と、膨張しない非膨張部と、を有し、人体に装着して用いられ人体外部からの衝撃を吸収する衝撃吸収ジャケットであって、前記膨張部として、人体の前後方向前方側に位置し前記人体の正面の腹部に対応して配置される腹部膨張室と、人体の前後方向後方側に位置し前記人体の背中部に対応して配置される背中部膨張室と、人体の左右方向左方側に位置し前記人体の左脇腹部に対応して配置される左脇腹部膨張室と、人体の左右方向右方側に位置し前記人体の右脇腹部に対応して配置される右脇腹部膨張室と、人体の左肩部上方の前方側及び後方側にそれぞれ配置される左肩部前面膨張室及び左肩部背面膨張室と、人体の右肩部上方の前方側及び後方側にそれぞれ配置される右肩部前面膨張室及び右肩部背面膨張室と、が設けられており、前記非膨張部として、前記左肩部前面膨張室の前記後方側先端に設けられる左肩部前面非膨張部と、前記左肩部背面膨張室の前記前方側先端に設けられる左肩部背面非膨張部と、前記右肩部前面膨張室の前記後方側先端に設けられる右肩部前面非膨張部と、前記右肩部背面膨張室の前記前方側先端に設けられる右肩部背面非膨張部と、が設けられており、前記人体の左の肩部越しに延びるように延設される部分を、前記左肩部前面膨張室と、前記左肩部背面膨張室と、前記左肩部前面非膨張部及び前記左肩部背面非膨張部を着脱可能に連結する左肩部ファスナー部と、で構成し、前記人体の右の肩部越しに延びるように延設される部分を、前記右肩部前面膨張室と、前記右肩部背面膨張室と、前記右肩部前面非膨張部及び前記右肩部背面非膨張部を着脱可能に連結する右肩部ファスナー部と、で構成し、前記左肩部ファスナー部により連結される前記左肩部前面非膨張部及び前記左肩部背面非膨張部は、前記人体の前記左の肩部の鎖骨部の直上に前記左肩部背面膨張室が位置するように、当該左の肩部の鎖骨部の直上よりも前記前方側にずらして配置されるとともに、前記左の肩部越しに延びるように延設される部分の前記左右方向のほぼ全寸法にわたって設けられており、前記右肩部ファスナー部により連結される前記右肩部前面非膨張部及び前記右肩部背面非膨張部は、前記人体の前記右の肩部の鎖骨部の直上に前記右肩部背面膨張室が位置するように、当該右の肩部の鎖骨部の直上よりも前記前方側にずらして配置されるとともに、前記右の肩部越しに延びるように延設される部分の前記左右方向のほぼ全寸法にわたって設けられていることを特徴とする。
衝突発生時にインフレ−タから噴出した圧力流体が膨張部に供給されることで、膨張部が膨張し、これによって人体に対する外部からの衝撃を吸収することができる。このとき、比較的大型の膨張部で人体の腹側から背中側までを一体的に覆わず、腹側の腹部膨張室、左脇腹部膨張室、及び右脇腹部膨張室と背中側の背中部膨張室別々の膨張部としそれら腹側と背中側とを左・右の肩部越しに延びるように延設される部分で接続する。これにより、腹側と背中側との間にそれぞれ隙間を生じることなく人体側に密着(フィット)させ、衝撃吸収機能を向上させることが可能となる。このとき、本願第1及び第2発明においては、左・右の肩部に対応する部位を膨張部、すなわち左肩部前面膨張室、左肩部背面膨張室、右肩部前面膨張室、及び右肩部背面膨張室とすることにより、上記腹側膨張部と背中側膨張部の接続部における衝撃吸収機能も向上することができる
そして、それら左肩部前面膨張室(又は右肩部前面膨張室)及び左肩部背面膨張室(又は右肩部背面膨張室)それぞれの先端に非膨張部としての左肩部前面非膨張部及び左肩部背面非膨張部(又は、左肩部前面非膨張部及び左肩部背面非膨張部)を設け、それら2つの非膨張部どうしを互いに接続する。これにより、左右の腹側と背中側との間にそれぞれ隙間を生じることなく人体側に密着させることができる
のとき、本願第1及び第2発明においては、左肩部前面非膨張部及び左肩部背面非膨張部を左肩部ファスナー部により着脱可能に連結(又は右肩部前面非膨張部及び右肩部背面非膨張部を右肩部ファスナー部により着脱可能に連結)するとともに、それら連結された左肩部前面非膨張部及び左肩部背面非膨張部(又は右肩部前面非膨張部及び右肩部背面非膨張部)を左・右肩部の鎖骨部の直上より前方側(又は後方側)にずらした部位に設れらの非膨張部で左肩部前面膨張室(又は右肩部前面膨張室)と左肩部背面膨張室(又は右肩部背面膨張室)とを接続する。これにより、左・右肩部の鎖骨部への衝撃を緩和することができる。
本発明によれば、膨張展開時に人体に密着させて衝撃吸収機能を強化しつつ、併せて肩部の衝撃吸収機能を向上することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1(a)は、本実施形態による衝撃吸収ジャケットを搭乗者に装着した状態の正面図であり、図1(b)は側面図である。また、図2は衝撃吸収ジャケットを搭乗者に装着した状態を示す平面図であり、図3は衝撃吸収ジャケットの展開平面図である。
これら図1〜図3において、衝撃吸収ジャケット1は、例えば図示しない自動二輪車(以下適宜「バイク」という)に搭乗する搭乗者(人体)Mに装着して使用されるものである。
この衝撃吸収ジャケット1は、2枚の基布が重ね合わせられて(縫合されて)構成されており、複数の袋状の膨張室2,4,5a,5b,6a,6b,7a〜c,8a〜cが区画形成されている。すなわち、人体M正面の腹部に対応する腹部膨張室2と、背中部に対応する背中部膨張室4と、人体Mの左脇腹部に対応する左脇腹部膨張室7a,7b,7cと、人体Mの右脇腹部に対応する右脇腹部膨張室8a,8b,8cと、両肩部に対応する肩部前面膨張室5a,5b及び肩部背面膨張室6a,6bとが設けられている。これらの膨張室2,4,5a,5b,6a,6b,7a〜c,8a〜cは、2枚の基布の対面する周縁部近傍を縫合糸により縫合した縫合部Hにより区画形成されたものである。なお、縫合部Hは、縫製による縫合だけでなく、シール剤を塗布することによる縫合でもよく、さらにシール剤と縫製との両方を施すようにしてもよい。
また、各膨張室どうしは図示しない連通孔を介して内部で連通している。詳細には、腹部膨張室2と背中部膨張室4とは、左脇腹部膨張室7a,7b,7c及び右脇腹部膨張室8a,8b,8cを介して圧力流体が流通可能である。そして、肩部前面膨張室5a,5bは腹部膨張室2から圧力流体が流通可能であり、肩部背面膨張室6a,6bは背中部膨張室4から圧力流体が流通可能となっている(後述の図4(a)〜(c)参照)。なお、図3では展開平面図として右脇腹部膨張室8cと背中部膨張室4とを分離して示しているが、実際には(図1(b)、図2、図4(b)に示すように)これらは圧力流体が互いに流通可能に連結されている。
膨張室2,4,7a,7b,7c,8a,8b,8c(背中部膨張室4、腹部膨張室2、左脇腹部膨張室7a,7b,7c、右脇腹部膨張室8a,8b,8c)は、隣接する膨張室同士が人体M側の内周側部位においてそれぞれ上記縫合部Hにより上下方向(伸長方向)に連結され、非膨張状態(平常時)では略平坦状とされ各膨張室が膨張した際は人体Mより外周側に放射状に膨出するようになっている(図2参照)。
両脇腹部膨張室7a,7b,7c及び8a,8b,8cの上方には、左右の両腕を通す一対の腕部開口9が形成されている。
肩部前面膨張室5a,5bは腹部膨張室2と連通して一体に設けられており、肩部背面膨張室6a,6bは背中部膨張室4と連通して一体的に設けられており、それぞれ人体Mの肩部越しに延びるように配設されている。そしてこれら肩部前面膨張室5a,5b及び肩部背面膨張室6a,6bの先端にはそれぞれ非膨張部Nが形成され、それら2つの非膨張部N,Nが互いに縫合され連結されるようになっている。この結果、上記肩部前面膨張室5a,5b及び肩部背面膨張室6a,6bの中央には首部を通すための首部開口10が形成されている。なお、上記各非膨張部Nは、図示しないファスナー等で着脱可能に構成してもよい。またこのとき、これら2つの非膨張部N,Nは、人体Mの肩部の直上(例えば鎖骨部R近傍)を避けるような位置となっている(図1(b)及び図2参照)。すなわち、腹部膨張室2と肩部前面膨張室5a,5bとが、各請求項記載の、少なくとも人体の腹部に対する衝撃を吸収し、さらに人体の肩部に対応する部位に延設した第1膨張部を構成している。また背中部膨張室4が、少なくとも人体の背中部に対する衝撃を吸収するための第2膨張部を構成している。
なお、上記の例では非膨張部N,Nが肩部の直上より人体Mの後ろ側(背中部膨張室4側)にずれた位置となっているが、これに限られず、人体Mの前側(腹部膨張室2側)にずれた位置としてもよい。この場合、背中部膨張室4と肩部後面膨張室6a,6bとが、各請求項記載の、少なくとも人体の背中部に対する衝撃を吸収し、さらに人体の肩部に対応する部位に延設した第2膨張部を構成することとなる。
背中部膨張室4の下方には、上記各膨張室を膨張展開させるために圧力流体(ガス)を噴出するためのインフレータFが設けられている。
次に、衝撃吸収ジャケット1における各膨張室の圧力流体の挙動を図4(a)〜(c)を用いて説明する。
図4(a)は各膨張室の衝撃吸収ジャケットの正面図、図4(b)は右側面図、図4(c)は背面図である。これら図4(a)〜(c)において、例えば、バイクが衝突した際などにおいてバイク側に設けた(または搭乗者側の衝撃吸収ジャケット1に備えた)図示しない加速度検知装置が作動して、この検知装置から出力された検出信号に基づき、同様にバイク又は衝撃吸収ジャケット1に設けた制御装置(図示せず)から点火指令信号が出力されてインフレ−タFが作動し、圧力流体が噴出する。
このインフレ−タFの作動により供給される圧力流体は、図4において破線矢印で示すように、背中部膨張室4の下部から上方へと流れながら背中部膨張室4を膨張させつつ左右に分岐する一方、分岐しなかったものは背中部膨張室4の上部より左右に分岐し、それぞれ肩部後面膨張室6a,6bに流入してこれらを膨張させる。また背中部膨張室4より左側に分岐したものは左脇腹部膨張室7c,7b,7aへこの順序で順次供給された後に腹部膨張室2へと回りこみ、右側に分岐したものは右脇腹部膨張室8c,8b,8aへこの順序で順次供給された後に上記同様に腹部膨張室2へと回りこむ。そしてこれら2つの流れが腹部膨張室2で合流して膨張させつつ、腹部膨張室2内を上方へと流れながら左右に分岐し、それぞれ肩部前面膨張室5b,5aに流入してこれらを膨張させる。
以上説明したように、本実施形態の衝撃吸収ジャケット1においては、衝突時にインフレ−タFから噴出した圧力流体が各膨張室2,4,5a,5b,6a,6b,7a〜c,8a〜cに供給されそれらが膨張することによって、人体Mに対する外部からの衝撃を吸収することができる。このとき、比較的大型の膨張部で人体の腹側から背中側までを一体的に覆わず、腹側の腹部膨張室2と背中側の背中部膨張室4とに別々とし、それらを肩部前面膨張室5a,5b及び肩部背面膨張室6a,6bで肩越しに接続することにより、人体Mの腹側と背中側との間にそれぞれ隙間を生じることなく人体側に密着(フィット)させ、衝撃吸収機能を向上させることができる。またさらに、肩部前面膨張室5a,5b及び肩部背面膨張室6a,6bとを接続する非膨張部Nを肩部の直上(鎖骨部Rの近傍)より(この例では背中側に)ずらして配置することで、当該肩部直上領域に膨張部(この例では前面膨張室5a,5b)を位置させることができる。これにより、肩部における衝撃吸収機能を向上でき、鎖骨部Rなどへの衝撃を緩和することができる。
なお、上記衝撃吸収ジャケット1は、人体Mが着用する上着(例えばスーツなど)の外側に装着するアウタータイプとしてもよいし、上着の内側に装着するインナータイプとしてもよい。
本発明の一実施形態による衝撃吸収ジャケットを装着した搭乗者の正面図及び側面図である。 衝撃吸収ジャケットを搭乗者に装着した状態を示す平面図である。 衝撃吸収ジャケットの展開平面図である。 衝撃吸収ジャケットにおける各膨張室の圧力流体の挙動を表す正面図、右側面図、及び背面図である。
符号の説明
1 衝撃吸収ジャケット
2 腹部膨張室(第1膨張部)
4 背中部膨張室(第2膨張部)
5a,5b 肩部前面膨張室(第1膨張部)
6a,6b 肩部背面膨張室
F インフレータ
M 人体
N 非膨張部
R 鎖骨部

Claims (2)

  1. 基布を縫合した袋体よりなり圧力流体が供給されて膨張する膨張部と、
    膨張しない非膨張部と
    を有し、
    人体に装着して用いられ人体外部からの衝撃を吸収する衝撃吸収ジャケットであって、
    前記膨張部として、
    人体の前後方向前方側に位置し前記人体の正面の腹部に対応して配置される腹部膨張室と、
    人体の前後方向後方側に位置し前記人体の背中部に対応して配置される背中部膨張室と、
    人体の左右方向左方側に位置し前記人体の左脇腹部に対応して配置される左脇腹部膨張室と、
    人体の左右方向右方側に位置し前記人体の右脇腹部に対応して配置される右脇腹部膨張室と、
    人体の左肩部上方の前方側及び後方側にそれぞれ配置される左肩部前面膨張室及び左肩部背面膨張室と、
    人体の右肩部上方の前方側及び後方側にそれぞれ配置される右肩部前面膨張室及び右肩部背面膨張室と、
    が設けられており、
    前記非膨張部として、
    前記左肩部前面膨張室の前記後方側先端に設けられる左肩部前面非膨張部と、
    前記左肩部背面膨張室の前記前方側先端に設けられる左肩部背面非膨張部と、
    前記右肩部前面膨張室の前記後方側先端に設けられる右肩部前面非膨張部と、
    前記右肩部背面膨張室の前記前方側先端に設けられる右肩部背面非膨張部と、
    が設けられており、
    前記人体の左の肩部越しに延びるように延設される部分を、前記左肩部前面膨張室と、前記左肩部背面膨張室と、前記左肩部前面非膨張部及び前記左肩部背面非膨張部を着脱可能に連結する左肩部ファスナー部と、で構成し、
    前記人体の右の肩部越しに延びるように延設される部分を、前記右肩部前面膨張室と、前記右肩部背面膨張室と、前記右肩部前面非膨張部及び前記右肩部背面非膨張部を着脱可能に連結する右肩部ファスナー部と、で構成し、
    前記左肩部ファスナー部により連結される前記左肩部前面非膨張部及び前記左肩部背面非膨張部は、前記人体の前記左の肩部の鎖骨部の直上に前記左肩部前面膨張室が位置するように、当該左の肩部の鎖骨部の直上よりも前記後方側にずらして配置されるとともに、前記左の肩部越しに延びるように延設される部分の前記左右方向のほぼ全寸法にわたって設けられており、
    前記右肩部ファスナー部により連結される前記右肩部前面非膨張部及び前記右肩部背面非膨張部は、前記人体の前記右の肩部の鎖骨部の直上に前記右肩部前面膨張室が位置するように、当該右の肩部の鎖骨部の直上よりも前記後方側にずらして配置されるとともに、前記右の肩部越しに延びるように延設される部分の前記左右方向のほぼ全寸法にわたって設けられている
    ことを特徴とする衝撃吸収ジャケット。
  2. 基布を縫合した袋体よりなり圧力流体が供給されて膨張する膨張部と、
    膨張しない非膨張部と
    を有し、
    人体に装着して用いられ人体外部からの衝撃を吸収する衝撃吸収ジャケットであって、
    前記膨張部として、
    人体の前後方向前方側に位置し前記人体の正面の腹部に対応して配置される腹部膨張室と、
    人体の前後方向後方側に位置し前記人体の背中部に対応して配置される背中部膨張室と、
    人体の左右方向左方側に位置し前記人体の左脇腹部に対応して配置される左脇腹部膨張室と、
    人体の左右方向右方側に位置し前記人体の右脇腹部に対応して配置される右脇腹部膨張室と、
    人体の左肩部上方の前方側及び後方側にそれぞれ配置される左肩部前面膨張室及び左肩部背面膨張室と、
    人体の右肩部上方の前方側及び後方側にそれぞれ配置される右肩部前面膨張室及び右肩部背面膨張室と、
    が設けられており、
    前記非膨張部として、
    前記左肩部前面膨張室の前記後方側先端に設けられる左肩部前面非膨張部と、
    前記左肩部背面膨張室の前記前方側先端に設けられる左肩部背面非膨張部と、
    前記右肩部前面膨張室の前記後方側先端に設けられる右肩部前面非膨張部と、
    前記右肩部背面膨張室の前記前方側先端に設けられる右肩部背面非膨張部と、
    が設けられており、
    前記人体の左の肩部越しに延びるように延設される部分を、前記左肩部前面膨張室と、前記左肩部背面膨張室と、前記左肩部前面非膨張部及び前記左肩部背面非膨張部を着脱可能に連結する左肩部ファスナー部と、で構成し、
    前記人体の右の肩部越しに延びるように延設される部分を、前記右肩部前面膨張室と、前記右肩部背面膨張室と、前記右肩部前面非膨張部及び前記右肩部背面非膨張部を着脱可能に連結する右肩部ファスナー部と、で構成し、
    前記左肩部ファスナー部により連結される前記左肩部前面非膨張部及び前記左肩部背面非膨張部は、前記人体の前記左の肩部の鎖骨部の直上に前記左肩部背面膨張室が位置するように、当該左の肩部の鎖骨部の直上よりも前記前方側にずらして配置されるとともに、前記左の肩部越しに延びるように延設される部分の前記左右方向のほぼ全寸法にわたって設けられており、
    前記右肩部ファスナー部により連結される前記右肩部前面非膨張部及び前記右肩部背面非膨張部は、前記人体の前記右の肩部の鎖骨部の直上に前記右肩部背面膨張室が位置するように、当該右の肩部の鎖骨部の直上よりも前記前方側にずらして配置されるとともに、前記右の肩部越しに延びるように延設される部分の前記左右方向のほぼ全寸法にわたって設けられている
    ことを特徴とする衝撃吸収ジャケット。
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