JP4905168B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するもので、特に、電子写真方式の画像形成装置(レーザプリンタ)に適用して有効である。
例えばレーザプリンタ内には、露光装置(スキャナ)、転写装置(プロセスカートリッジ)や定着装置等からなる画像形成手段が収納されている。そして、レーザプリンタ内で詰まった記録紙やOHPシート等の記録媒体の除去、又は転写装置等のメンテナンス等のために、通常、画像形成手段が収納された本体部材には、メンテナンス用の開口部及びこの開口部を開閉するドア部材(開閉カバー)が設けられており、このドア部材は、ヒンジ機構を介して本体部材に組み付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−44131号公報
ところで、ドア部材がヒンジ機構を介して本体部材に組み付けられている場合には、通常、ヒンジ機構からずれた位置に、ドア部材が閉じられた状態を保持するためのロック機構が設けられている。
また、ヒンジ機構は、通常、ヒンジ軸及びこのヒンジ軸が挿入されたヒンジ穴を有して構成されている。そして、ヒンジ穴の大きさをヒンジ軸より大きくすることにより、ドア部材及び本体部材の寸法バラツキを吸収してドア部材が確実にロック機構にて係止され、かつ、ヒンジ軸がヒンジ穴に対して容易に摺動回転することができるようにしている。
しかし、寸法バラツキを吸収すべく、ヒンジ穴をヒンジ軸に対して大きくすると、ドア部材が閉じられた状態であっても、ヒンジ機構それ自体のガタつきによりドア部材がガタついてしまうので、発明者等は、ヒンジ軸をヒンジ穴の内周面に押し付けるバネを設けることにより、ガタつきを抑えたヒンジ機構を新たに試作検討したところ、以下に述べる問題が新たに発生した。
すなわち、ロック機構は、相対的にドア部材が本体部材に引き寄せられるような保持力をドア部材及び本体部材に作用させてドア部材が閉じた状態を保持するので、上記の試作検討に係る画像形成装置では、ドア部材には、ロック機構の保持力及びバネから弾性力が作用する。
このとき、上記の試作検討に係る画像形成装置では、本体部材の前面側にドア部材が設けられているとともに、他の機器の配置関係上、ロック機構とヒンジ機構とが、ヒンジ軸と平行な方向(水平方向)において、互いにずれた状態で配置せざるを得ないため、ドア部材に対して曲げモーメントが作用する構成となってしまい、ドア部材が歪んでしまうという問題が発生してしまった。
つまり、ロック機構とヒンジ機構とが互いにずれた状態で配置されると、ドア部材に対して曲げモーメントが作用する構成となってしまうので、ドア部材が歪んでしまうという問題が発生する。
なお、上記の問題は、ロック機構とヒンジ機構とが互いにずれた状態で配置されていることを原因とするので、ドア部材が本体部材の前面又は側面側に設けられている場合のみならず、例えば、ドア部材が本体部材の上面側に設けられている場合であっても、ロック機構とヒンジ機構とがヒンジ軸と平行な方向にずれているときに発生する。
本発明は、上記点に鑑み、ドア部材及び本体部材の寸法バラツキを吸収しつつ、ドア部材が大きく歪んでしまうことを抑制することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、記録媒体に画像を形成する画像形成手段(10)と、画像形成手段(10)を支持する本体フレーム(30)及び本体フレーム(30)を覆う筐体(3)を有し、画像形成手段(10)を収納する本体部材(35)と、本体部材(35)に設けられた開口部(3A)を開閉するドア部材(40)と、ドア部材(40)を本体部材(35)に対して揺動可能に連結するヒンジ機構(50)と、ヒンジ機構(50)から少なくとも水平方向にずれ部位に設けられ、ドア部材(40)が閉じられた状態を保持するロック機構(60)とを備え、ヒンジ機構(50)は本体部材(35)に設けられ、互いに離隔した状態で略同軸上に配置された第1ヒンジ穴(51A)及び第2ヒンジ穴(51B)、第1ヒンジ穴(51A)と第2ヒンジ穴(51B)との間を渡すように挿入されたヒンジ軸、並びにヒンジ軸(53)を第1、2ヒンジ穴(51A、51B)の内周面に押し付けるバネ手段(54)を有して構成されており、さらに、第1ヒンジ穴(51A)の大きさは、第2ヒンジ穴(51B)より小さいことを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、第2ヒンジ穴(51B)は第1ヒンジ穴(51A)より大きいので、この第2ヒンジ穴(51B)でドア部材及び本体部材の寸法バラツキを効果的に吸収することができる。一方、第1ヒンジ穴(51A)の大きさは第2ヒンジ穴(51B)より小さいので、この第1ヒンジ穴(51A)によりドア部材(40)の変位(移動)が規制され、ドア部材(40)が大きく歪んでしまうことが抑制される。
なお、上記の問題に対しては、ドア部材(40)の剛性を十分に高めれば解決することができるものの、この解決手段では、ドア部材(40)が重くなるとともに、ドア部材(40)の製造原価上昇を招いてしまう。
これに対して、請求項1に記載の発明では、ドア部材(40)の重量増及び製造原価上昇を抑制しながら、ドア部材(40)及び本体部材(35)の寸法バラツキを吸収しつつ、ドア部材(40)が大きく歪んでしまうことを抑制することができる。
また、請求項に記載の発明では、バネ手段(54)は、ヒンジ軸(53)のうち第1ヒンジ穴(51A)と第2ヒンジ穴(51B)との間の部位に弾性力を作用させており、さらに、第1ヒンジ穴(51A)は、水平方向において第2ヒンジ穴(51B)よりロック機構(60)に近い部位に設けられていること特徴としている。
これにより、請求項に記載の発明では、バネ手段(54)が弾性力を作用させる点とロック機構(60)が保持力を作用させる点との間に第1ヒンジ穴(51A)が位置することとなるので、第1ヒンジ穴(51A)が設けられた部位が最も大きく変位するようにドア部材(40)が歪む可能性が高い。
しかし、請求項に記載の発明では、2つの作用点の間に位置する第1ヒンジ穴(51A)が第2ヒンジ穴(51B)より小さく設定されているので、ドア部材(40)の変位が効果的に規制され、ドア部材(40)が大きく歪んでしまうことが抑制される。
さらに、請求項に記載の発明では第2ヒンジ穴(51B)は、水平方向と直交する第2の水平方向が長径となるような長穴状に形成されており、さらに、ドア部材(40)には、ヒンジ軸(53)が挿入され、かつ、ドア部材(40)が閉じた状態で第2ヒンジ穴(51B)の長径方向と略直交する方向が長径となるような長穴(52A、52B)が設けられていること特徴としている。
これにより、請求項に記載の発明では、ドア部材(40)が開かれて略水平となったときには、ドア部材(40)に設けられた長穴(52A、52B)及び本体部材(35)に設けられた第2ヒンジ穴(51B)は、両方とも、その長手方向が略水平となるので、ドア部材(40)の鉛直方向のがたつきが規制される。
したがって、ドア部材(40)が開かれた状態において、利用者がドア部材(40)のがたつきを感じ難くなるので、ドア部材(40)を開いたときに使用者が感じる感触を向上させることができる。
また、ドア部材(40)が閉じられたときには、ドア部材(40)に設けられた長穴(52A、52B)の長径方向と本体部材(35)に設けられた第2ヒンジ穴(51B)の長径方向とが略直交するので、ドア部材(40)が変位することにより本体部材(35)に対するドア部材(40)の組み付け寸法バラツキを吸収することができる。
請求項に記載の発明では、ドア部材(40)の少なくとも一部を構成するドアフレーム(41)の剛性は、本体フレーム(30)の剛性に比べて小さいことを特徴とする。
これにより、請求項に記載の発明では、ドア部材(40)の製造原価上昇を抑制しながら、ドア部材(40)及び本体部材(35)の寸法バラツキを吸収しつつ、ドア部材(40)が大きく歪んでしまうことを抑制することができる。
そして、請求項1又は2に記載の発明では、ドア部材が大きく歪んでしまうことを抑制することができるので、請求項に記載の発明のごとく、ドア部材(40)に記録媒体の搬送を案内する搬送シュート(22C)を設けた場合、又は請求項に記載の発明のごとく、ドア部材(40)に記録媒体の搬送方向を制御するレジストローラ(22A)を設けた場合であっても、搬送シュート(22C)やレジストローラ(22A)に悪影響が発生することを抑制することができる。
請求項に記載の発明では、本体部材(35)には、ドア部材(40)が閉じた状態でドア部材(40)に接触してドア部材(40)を本体部材(35)に対して位置決めする位置決め部(30B、30C)が設けられていることを特徴とする。
これにより、請求項に記載の発明では、搬送シュート又はレジストローラを本体部材(35)に対して精度良く位置決めしながら、ドア部材(40)及び本体部材(35)の寸法バラツキを吸収しつつ、ドア部材(40)が大きく歪んでしまうことを抑制することができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は、本発明に係る画像形成装置を電子写真方式の画像形成装置(レーザプリンタ)に適用したものである。以下、図面と共に本実施形態に係る画像形成装置を説明する。
図1は本実施形態に係るレーザプリンタ1の外観斜視図であり、図2はレーザプリンタ1を鉛直方向断面にて切断したときの概略断面図であり、図3は図2のA部拡大図であり、図4はロック機構60の拡大図である。
また、図5及び図6はヒンジ機構50の拡大斜視図であり、図7及び図8は本体ヒンジプレート部51及びヒンジバネ54を示す斜視図であり、図9及び図10はドアヒンジプレート部52を示す斜視図であり、図11はヒンジ機構50の拡大側面図である。
図12はドアフレーム41及び搬送シュート22Cを示す斜視図であり、図13は本体フレーム30の斜視図であり、図14は図2において開閉ドア40を開いた状態を示す図であり、図15は開閉ドア40が開いた状態におけるヒンジ機構50の拡大側面図であり、図16はヒンジバネ54とヒンジ軸53との関係を示す図である。
1.レーザプリンタ1の構成
1.1.レーザプリンタ1の概略構成
本実施形態に係るレーザプリンタ1は、図1の手前側を前面側として使用されるものであり、筐体3の上面には、画像形成が終了した記録用紙等の記録媒体が載置される排紙トレイ5、及びレーザプリンタ1を設定操作するための操作パネル7が設けられており、排紙トレイ5の後端側には、画像形成が終了した記録媒体を排出する排出部9が設けられている。
また、筐体3内には、図2に示すように、電子写真方式の画像形成部10、及び画像形成部10に搬送される記録媒体が載置される給紙トレイ20等が配設されており、画像形成部10及び給紙トレイ20は、筐体3内に設けられた本体フレーム30に着脱可能に組み付けられている。そして、本実施形態では、本体フレーム30及び本体フレーム30を覆う筐体3にて本体部35が構成されている。
本体フレーム30は、図13に示すように、記録媒体の搬送方向と直交する水平方向両側に設けられたサイドフレーム31、両サイドフレーム31の上端側を連結する天板部32、及び両サイドフレーム31の下端側を連結する第1、2底板32A、32B等から構成されている。
また、天板部32と第1、2底板32A、32Bとの間には、画像形成部10等を支持するように両サイドフレーム31に連結された支持プレート33が設けられ、一方、本体フレーム30の上方前方部には、図2に示すように、両サイドフレーム31を連結する角パイプ状の補強部材34が設けられている。
因みに、補強部材34、天板部32及び第1、2底板32A、32B等は、SPCC(冷間圧延鋼板)等の金属製であり、サイドフレーム31は、主要部がABSやポリマーアロイ等の機械的強度の優れた樹脂にて構成された後、SPCC等の金属板にて補強されている。そして、サイドフレーム31、補強部材34、天板部32及び第1、2底板32A、32B等それぞれは、Pネジ(図示せず。)等の機械的締結手段にて互いに連結固定されている。
また、筐体3の水平方向端部側には開口部3Aが設けられており、この開口部3Aは開閉ドア40により開閉される。そして、開閉ドア40は、ヒンジ機構50を介して本体部35(本実施形態では、サイドフレーム31)に揺動可能に組み付けられている。
なお、開口部3Aは、画像形成部10の一部を構成するプロセスカートリッジの着脱、及び筐体3(レーザプリンタ1)内で詰まった記録媒体を除去するため等のものであり、本実施形態では、開口部3Aは、レーザプリンタ1の前側(図2の右側)に設けられている。
1.2.画像形成部
画像形成部10は、給紙トレイ20から搬送されてきた記録媒体に画像を形成する画像形成手段である。具体的には、画像形成部10は、給紙トレイ20の上方側に配置されて感光ドラムや現像剤(トナー)が収納されたプロセスカートリッジ、プロセスカートリッジの上方側に配設されて感光ドラムを露光することにより静電潜像を形成する露光器(スキャナ)、感光ドラムと対向する位置に配置されて感光ドラムに形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写器、及び記録媒体に転写された現像剤を加熱して記録媒体に定着させる定着器等を有して構成されている。
1.3.搬送機構
搬送ローラ21は、図2及び図3に示すように、給紙トレイ20の上方側に配設されて給紙トレイ20に載置されている記録媒体に搬送力を付与するものであり、この搬送ローラ21により搬送力が付与された記録媒体は、案内ローラ(図示せず。)等の第1案内機構によりその搬送方向が上方側に略90°転向された後、第2案内機構22により搬送方向が水平方向に略90°転向されて画像形成部10に搬送される。
また、第2案内機構22は、一対のローラ22A、22Bにて記録媒体を挟持するようにして記録媒体の搬送方向を制御(調整)するレジストローラ(以下、レジストローラ22Aと記す。)、及び記録媒体の搬送を案内する搬送シュート22C等にて構成された搬送案内手段であり、この第2案内機構22は、後述するドアフレーム41に固定されている。
1.4.開閉ドア(図2、図3及び図12参照)
開閉ドア40は、図3に示すように、開閉ドア40の骨格を構成するドアフレーム41、及びドアフレーム41の外側を覆って意匠面を構成するドアカバー42を有して構成されており、ドアフレーム41は、ドアカバー42に形成された突起状のボス部42AにPネジ43等の機械的締結手段に固定されてドアカバー42と一体化されている。
なお、ドアフレーム41は、図12に示すように、本体部35のサイドフレーム31に対応する位置に配置される2本のポストフレーム41A、及び2本のポストフレーム41Aの長手方向一端側(図12の上端側)を連結するビームフレーム41Bから構成された門型状のフレームである。因みに、本実施形態では、ポストフレーム41A及びビームフレーム41Bは共に金属(例えば、SPCC)にて形成され、これらのフレーム41A、41Bはネジ等の機械的締結手段又は溶接にて接合されている。
また、ドアフレーム41(ポストフレーム41A)には、図2及び図3に示すように、第2案内機構22を支持するアーム部44が設けられており、このアーム部44には、本体フレーム30に設けられた位置決め用の当て面(図示せず。)に鉛直方向上方側から接触する鉛直位置決め部(図示せず。)が設けられている。そして、この当て面に鉛直位置決め部45が鉛直方向から接触することより、鉛直方向における本体フレーム30(本体部35)に対する開閉ドア40の位置が決定される。
また、第1本体側当接部30Bは、本体フレーム30(サイドフレーム31)のうちアーム部44よりヒンジ機構50側に設けられた位置決め用の当て面であり、第2本体側当接部30Cは、本体フレーム30(サイドフレーム31)のうちアーム部44を挟んで第1本体側当接部30Bと反対側に設けられた位置決め用の当て面である。
そして、第1本体側当接部30B及び第2本体側当接部30Cが、ドアフレーム41(ポストフレーム41A)に水平方向から接触することにより、前後方向における本体フレーム30(本体部35)に対する開閉ドア40の位置が決定される。
また、幅方向(左右方向)における本体フレーム30(本体部35)に対する開閉ドア40の位置は、アーム部44又はサイドフレーム31に設けられた押圧部材(図示せず。)によって、アーム部44又はドアフレーム41が左右いずれかのサイドフレーム31側に押圧されることにより決定される。因みに、押圧部材の押圧力は、バネ等の弾性手段により付与される。
1.5.ヒンジ機構(図5〜図11参照)
ヒンジ機構50は、図5及び図6に示すように、本体部35(サイドフレーム31)に固定された金属製の本体ヒンジプレート部51、開閉ドア40(ポストフレーム41A)に設けられた金属製のドアヒンジプレート部52、及び両プレート部51、52を互いに揺動可能に連結する金属製のヒンジ軸53等を有して構成されている。
そして、本体ヒンジプレート部51には、図7及び図8に示すように、水平方向(本実施形態では、左右方向)に互いに離隔した状態で略同軸上に配置された第1ヒンジ穴51A及び第2ヒンジ穴51Bが設けられている。同様に、ドアヒンジプレート部52にも、図9及び図10に示すように、水平方向(本実施形態では、左右方向)に互いに離隔した状態で略同軸上に配置された第1ヒンジ穴52A及び第2ヒンジ穴52Bが設けられている。
なお、以下、第1ヒンジ穴51Aを第1本体ヒンジ穴51Aと呼び、第2ヒンジ穴51Bを第2本体ヒンジ穴51Bと呼び、第1ヒンジ穴52Aを第1ドアヒンジ穴52Aと呼び、第2ヒンジ穴52Bを第2ドアヒンジ穴52Bと呼ぶ。
また、第1本体ヒンジ穴51A及び第2本体ヒンジ穴51Bを総称して本体ヒンジ穴と呼び、第1ドアヒンジ穴52A及び第2ドアヒンジ穴52Bを総称してドアヒンジ穴と呼び、本体ヒンジ穴及びドアヒンジ穴を総称してヒンジ穴と呼ぶ。
そして、第2本体ヒンジ穴51Bは、図7及び図8に示すように、水平方向(本実施形態では、前後方向)が長径方向と一致するような長穴状に形成され、一方、第1本体ヒンジ穴51Aは、第2本体ヒンジ穴51Bより小さい穴に形成されている。具体的には、本実施形態では、第1本体ヒンジ穴51Aを第2本体ヒンジ穴51Bの短径寸法と同じ直径寸法を有する丸穴としている。
また、丸穴として形成された第1本体ヒンジ穴51Aは、ヒンジ軸53の軸方向と平行な方向においてロック機構60に近い側、つまり図12の左右方向において、第2本体ヒンジ穴51Bより中央側に位置している。
このため、第1本体ヒンジ穴51A、第2本体ヒンジ穴51B及びロック機構60を、ヒンジ軸53の軸方向と平行な方向に投影すると、第1本体ヒンジ穴51Aが第2本体ヒンジ穴51Bとロック機構60との間に位置するような配置関係となる。
一方、ドアヒンジ穴(第1ドアヒンジ穴52A及び第2ドアヒンジ穴52B)は、図5図6、図9及び図10に示すように、開閉ドア40が閉じられた状態において、第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向と略直交する方向が長径方向となるような長穴状に形成されている。
このため、本実施形態では、図14及び図15に示すように、開閉ドア40が開かれていくと、ドアヒンジ穴の長径方向は、第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向と平行な方向に近づいていく。
そして、ヒンジ軸53は、図5及び図6に示すように、第1本体ヒンジ穴51Aと第2本体ヒンジ穴51Bとの間、及び第1ドアヒンジ穴52Aと第2ドアヒンジ穴52Bとの間を渡すように、本体ヒンジ穴及びドアヒンジ穴に挿入されている。このとき、ヒンジ軸53と本体ヒンジ穴及びドアヒンジ穴とは、互いに相対的に回転及び摺動変位することができる。
なお、ヒンジ軸53には、本体ヒンジ穴及びドアヒンジ穴から脱落することを防止する抜け止め手段が施されており、本体ヒンジ穴が形成された2本のステー51Cは、ドアヒンジ穴が形成された2本のステー52C間に位置するように配設されている。
また、ヒンジバネ54は、ヒンジ軸53を本体部35側に引き寄せるようにして、ヒンジ軸53を本体ヒンジ穴の内周面及びドアヒンジ穴の内周面に押し付ける板バネ状のバネ手段であり、このヒンジバネ54は、第1本体ヒンジ穴51Aと第2本体ヒンジ穴51Bとの間でヒンジ軸53に接触してヒンジ軸53に弾性力を作用させている。
このため、開閉ドア40が閉じられると、ヒンジバネ54は、第1、2本体側当接部30B、30Cと開閉ドア40(ドアフレーム41)との接触面圧を増大させる向きの弾性力を開閉ドア40に作用させるバネ手段として機能することとなる。
つまり、本実施形態では、第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向が水平方向と一致し、かつ、開閉ドア40が閉じられた場合にドアヒンジ穴の長径方向と第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向とが略直交するので、開閉ドア40閉じられた状態において、ドアヒンジ穴の長径方向は鉛直方向とほぼ一致する(図5及び図6参照)。
このとき、ヒンジ軸53を本体フレーム30側から本体フレーム30側に引き寄せるような力をヒンジ軸53に作用させると、ヒンジ軸53はドアヒンジ穴に対してその短径方向に変位することができないため、開閉ドア40(ドアフレーム41)はヒンジバネ54の弾性力により第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向である水平方向に沿って本体フレーム30側に移動しようとするため、第1、2本体側当接部30B、30Cと開閉ドア40(ドアフレーム41)との接触面圧が増大する。
1.6.ロック機構(図3、図4及び図12参照)
ロック機構60は、開閉ドア40が閉じられた状態を保持する機構であり、このロック機構60は、図12に示すように、第2案内機構22を挟んでヒンジ機構50と反対側(開口部3Aの上方側)であって、ヒンジ軸53と平行な方向(図12では、左右方向)において、ヒンジ機構50より中央よりにずれた位置に設けられている。
そして、ロック機構60は、図4に示すように、開閉ドア40に設けられた係合アーム61と本体フレーム30(本体部35)側に設けられた係合突起部62とを係合させることにより、相対的に開閉ドア40が本体部35に引き寄せられるような保持力を開閉ドア40及び本体部35に作用させて開閉ドア40が閉じられた状態を保持するものである。
また、係合アーム61は、根元側がドアフレーム41に揺動可能に組み付けられ、先端側が本体フレーム30側に延び、かつ、その先端側に、鉛直方向に対して傾斜した傾斜面61Aが形成された突起部61Bを有す鉤状のアーム部材である。
なお、傾斜面61Aは、上端側が下端側より係合アーム61の先端側(図4の左側)に位置するように鉛直方向に対して傾斜しており、その傾斜角は、本実施形態では略45°である。
また、係合アーム61のうち傾斜面61Aより先端側には、係合アーム61を係合突起部62に係合させる際に、後述する突起部側案内面62Aに摺動しながら接触するアーム側案内面61Cが設けられており、このアーム側案内面61Cは、上端側が下端側よりも係合アーム61の根元側に近づくように鉛直方向に対して傾斜している。
一方、係合突起部62は、傾斜面61Aより上方側に位置して上方側から傾斜面61Aに対して接触して係合アーム61の突起部61Bと係合するものであり、この係合突起部62のうち傾斜面61Aと接触する頂部62Aから係合アーム61の根元側に向かう範囲には、上端側が下端側よりも係合アーム61の根元側に近づくように鉛直方向に対して傾斜した突起部側案内面62Aが設けられている。
また、コイルバネ63は、傾斜面61Aと係合突起部62との接触面圧を増大させる向きの弾性力を係合アーム61に作用させるバネ手段であり、本実施形態では、傾斜面61Aと係合突起部62との接触部より係合アーム61の根元側でコイルバネ63の弾性力が係合アーム61に作用するように構成されている。
そして、係合アーム61と係合突起部62とが係合した状態では、図4に示すように、係合アーム61は、係合突起部62から受ける反力Foの水平方向成分F1及び鉛直方向成分F2をドアフレーム41(開閉ドア40)に対して作用させるので、水平方向成分F1により、第1、2本体側当接部30B、30Cと開閉ドア40(ドアフレーム41)との接触面圧が増大し、鉛直方向成分F2及び開閉ドア40に作用する重力により鉛直位置決め部と当て面との接触面圧が増大する。
2.本実施形態に係るレーザプリンタ1の特徴
本実施形態では、第2本体ヒンジ穴51Bは第1本体ヒンジ穴51Aより大きいので、この第2本体ヒンジ穴51Bにより開閉ドア40及び本体部35の寸法バラツキを効果的に吸収することができる。一方、第1本体ヒンジ穴51Aの大きさは第2本体ヒンジ穴51Bより小さいので、この第1本体ヒンジ穴51Aにより開閉ドア40の変位(移動)が規制され、開閉ドア40が大きく歪んでしまうことが抑制される。
ところで、発明が解決しようとする課題の欄で述べた問題に対しては、開閉ドア40の剛性を十分に高めれば解決することができるものの、この解決手段では、開閉ドア40が重くなるとともに、開閉ドア40の製造原価上昇を招いてしまう。
これに対して、本実施形態では、上述したように、第1本体ヒンジ穴51Aの大きさを第2本体ヒンジ穴51Bより小さくするといった簡便な手段によって開閉ドア40の重量増及び製造原価上昇を抑制しながら、開閉ドア40及び本体部35の寸法バラツキを吸収しつつ、開閉ドア40が大きく歪んでしまうことを抑制することができる。
ところで、本実施形態では、ヒンジバネ54は、図16に示すように、第1本体ヒンジ穴51Aと第2本体ヒンジ穴51Bとの中央部より第2本体ヒンジ穴51B側にずれた位置にて弾性力をヒンジ軸53に作用させているので、第1本体ヒンジ穴51Aの内周面及び第2本体ヒンジ穴51Bの内周面にヒンジ軸53を均一に押し付けることができない。
このため、ロック機構60とヒンジ機構50とが互いにずれた状態で配置されていることと相まって、開閉ドア40(ドアフレーム41)に対して曲げモーメントが作用し易い構成となっている。
したがって、ヒンジバネ54の弾性力を第1本体ヒンジ穴51Aと第2本体ヒンジ穴51Bとの中央部に作用させれば、開閉ドア40に作用する曲げモーメントが緩和されるので、開閉ドア40の歪みを小さくすることができる。
なお、図16では、第1本体ヒンジ穴51Aの穴径をヒンジ軸53の直径の2倍以上の大きさで描かれているので、ドアヒンジプレート部52が本体ヒンジプレート部51に対して大きく傾いているが、実際は、第1本体ヒンジ穴51Aの穴径とヒンジ軸53の直径とは、ヒンジ軸53が摺動回転できる程度に略同一寸法であるので、ドアヒンジプレート部52は本体ヒンジプレート部51に対して大きく傾くことはない。
しかし、ヒンジバネ54以外の他の機器の配置構成上、現状では、ヒンジバネ54の弾性力を第1本体ヒンジ穴51Aと第2本体ヒンジ穴51Bとの中央部に作用させることができない。
これに対して、本実施形態のごとく、ロック機構60に近い第1本体ヒンジ穴51Aを第2本体ヒンジ穴51Bよりも小さくすれば、前述したように、開閉ドア40が大きく歪んでしまうことが抑制することができるので、ヒンジバネ54の弾性力を第1本体ヒンジ穴51Aと第2本体ヒンジ穴51Bとの中央部に作用させることができない場合に、本実施形態を適用すると、特に効果的である。
また、本実施形態では、ヒンジバネ54は、ヒンジ軸53のうち第1本体ヒンジ穴51Aと第2本体ヒンジ穴51Bとの間の部位に弾性力を作用させ、かつ、第1本体ヒンジ穴51Aは、第2本体ヒンジ穴51Bよりロック機構60に近い部位に設けられている。
このため、ヒンジバネ54が弾性力を作用させる点とロック機構60が保持力を作用させる点との間に第1本体ヒンジ穴51Aが位置することとなるので、第1本体ヒンジ穴51Aが設けられた部位が最も大きく変位するように開閉ドア40が歪む可能性が高い。
しかし、本実施形態では、2つの作用点の間に位置する第1本体ヒンジ穴51Aが第2本体ヒンジ穴51Bより小さく設定されているので、開閉ドア40の変位が効果的に規制され、開閉ドア40が大きく歪んでしまうことが抑制される。
また、本実施形態では、第1本体ヒンジ穴51A及び第2本体ヒンジ穴51Bは、本体部35に設けられ、第2本体ヒンジ穴51Bは、水平方向が長径となるような長穴状に形成され、かつ、開閉ドア40が閉じた状態で第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向とドアヒンジ穴の長径方向とが略直交するように構成されているので、開閉ドア40が開かれて略水平となったときには、開閉ドア40に設けられたドアヒンジ穴(52A、52B)及び本体部35に設けられた第2本体ヒンジ穴51Bは、両方とも、その長手方向が略水平となる。
したがって、開閉ドア40が開かれた状態において、開閉ドア40の鉛直方向のがたつきが規制されるので、開閉ドア40が開かれたときに利用者が開閉ドア40のがたつきを感じ難くなり、開閉ドア40を開いたときに使用者が感じる感触を向上させることができる。
また、開閉ドア40が閉じられたときには、開閉ドア40に設けられたドアヒンジ穴(52A、52B)の長径方向と本体部35に設けられた第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向とが略直交するので、開閉ドア40が変位することにより本体部35に対する開閉ドア40の組み付け寸法バラツキを吸収することができる。
また、上述したように本実施形態では、ドアフレーム41の剛性を高める必要がなく、ドアフレーム41の剛性を本体フレーム30の剛性に比べて小さくすることができるので、開閉ドア40の製造原価上昇を抑制しながら、開閉ドア40及び本体部35の寸法バラツキを吸収しつつ、開閉ドア40が大きく歪んでしまうことを抑制することができる。
そして、本実施形態では、開閉ドア40が大きく歪んでしまうことを抑制することができるので、開閉ドア40に搬送シュート22C及びレジストローラ22Aを設けた場合であっても、搬送シュート22Cやレジストローラ22Aに悪影響が発生することを抑制することができる。
また、本実施形態では、本体部35に、開閉ドア40が閉じた状態で開閉ドア40に接触して開閉ドア40を本体部材35に対して位置決めする位置決め部(第1本体側当接部30B及び第2本体側当接部30C等)が設けられているので、搬送シュート22C及びレジストローラ22Aを本体部材35に対して精度良く位置決めしながら、開閉ドア40及び本体部材35の寸法バラツキを吸収しつつ、開閉ドア40が大きく歪んでしまうことを抑制することができる。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、画像形成部10が特許請求の範囲に記載された画像形成手段に相当し、開閉ドア40が特許請求の範囲に記載されたドア部材に相当し、第1本体側当接部30B及び第2本体側当接部30C等が特許請求の範囲に記載された位置決め部に相当し、ヒンジバネ54が特許請求の範囲に記載されたバネ手段に相当する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、両ヒンジプレート51、52にヒンジ穴が形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、本体ヒンジプレート部51のみにヒンジ穴を設け、ヒンジ軸53をドアヒンジプレート部52に対して固定する、又はこれとは逆に、ドアヒンジプレート部52のみにヒンジ穴を設け、ヒンジ軸53を本体ヒンジプレート部51に対して固定してもよい。
また、上述の実施形態では、ヒンジバネ54を本体部35側に設けたが、本発明はこれに限定されるのではなく、開閉ドア40にヒンジバネ54を設けてもよい。
また、上述の実施形態では、第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向を水平方向と一致させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第2本体ヒンジ穴51Bの長径方向を鉛直方向と一致させる、又は第2本体ヒンジ穴51Bを第1本体ヒンジ穴51Aより大きい丸穴としてもよい。
また、上述の実施形態では、ドアヒンジ穴を全て長穴状としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば丸穴としてもよい。
上述の実施形態では、本体ヒンジプレート部51はサイドフレーム31にPネジにて固定され、一方、ドアヒンジプレート部52はポストフレーム41Aに一体成形されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば本体ヒンジプレート部51はサイドフレーム31に一体成形し、別体として形成されたドアヒンジプレート部52をポストフレーム41Aに固定してもよい。
また、上述の実施形態では、ヒンジバネ54はヒンジ軸53に接触して直接的に弾性力をヒンジ軸53に作用させていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、間接的に弾性力をヒンジ軸53に作用させてもよい。
また、上述の実施形態では、本体ヒンジプレート部51に形成された2つのヒンジ穴のみ、その大きさを相違させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばドアヒンジプレート部52に形成された2つのヒンジ穴のみ、その大きさを相違させる、又は本体ヒンジプレート部51及びドアヒンジプレート部52両方のヒンジ穴をロック機構60に近い側と遠い側とでその大きさを相違さてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1を鉛直方向断面にて切断したときの概略断面図である。 図2のA部拡大図である。 本発明の実施形態に係るロック機構60の拡大図である。 本発明の実施形態に係る左側のヒンジ機構50の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る右側のヒンジ機構50の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る左側の本体ヒンジプレート部51及びヒンジバネ54を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る左側の本体ヒンジプレート部51及びヒンジバネ54を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る右側のドアヒンジプレート部52を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る右側のドアヒンジプレート部52を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るヒンジ機構50の拡大側面図である。 本発明の実施形態に係るドアフレーム41及び搬送シュート22Cを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る本体フレーム30の斜視図である。 図2において開閉ドア40を開いた状態を示す図である。 開閉ドア40が開いた状態におけるヒンジ機構50の拡大側面図である。 本発明の実施形態に係るヒンジバネ54とヒンジ軸53との関係を示す図である。
符号の説明
1…レーザプリンタ、3…筐体、3A…開口部、5…排紙トレイ、7…操作パネル、
9…排出部、10…画像形成部、20…給紙トレイ、21…搬送ローラ、
22…第2案内機構、22A、22B…ローラ、22C…搬送シュート、
30…本体フレーム、30B…第1本体側当接部、30C…第2本体側当接部、
31…サイドフレーム、32…天板部、32A…底板、34…補強部材、
35…本体部材、40…開閉ドア、41…ドアフレーム、41A…ポストフレーム、
41B…ビームフレーム、42…ドアカバー、42A…ボス部、44…アーム部、
45…鉛直位置決め部、50…ヒンジ機構、51…本体ヒンジプレート部、
51A…第1本体ヒンジ穴、51B…第2本体ヒンジ穴、51C…ステー、
52…ドアヒンジプレート部、52A…第1ドアヒンジ穴、
52B…第2ドアヒンジ穴、53…ヒンジ軸、54…ヒンジバネ、
60…ロック機構、61…係合アーム、61A…傾斜面、61B…突起部、
61C…アーム側案内面。

Claims (5)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段を支持する本体フレーム及び前記本体フレームを覆う筐体を有し、前記画像形成手段を収納する本体部材と、
    前記本体部材に設けられた開口部を開閉するドア部材と、
    前記ドア部材を前記本体部材に対して揺動可能に連結するヒンジ機構と、
    前記ヒンジ機構から少なくとも水平方向にずれ部位に設けられ、前記ドア部材が閉じられた状態を保持するロック機構とを備え、
    前記ヒンジ機構は、
    記本体部材に設けられ、互いに離隔した状態で略同軸上に配置された第1ヒンジ穴及び第2ヒンジ穴、
    前記第1ヒンジ穴と前記第2ヒンジ穴との間を渡すように挿入されたヒンジ軸、並びに
    前記ヒンジ軸を前記第1、2ヒンジ穴の内周面に押し付けるバネ手段を有して構成されており、
    前記第1ヒンジ穴の大きさは、前記第2ヒンジ穴より小さく、
    前記バネ手段は、前記ヒンジ軸のうち前記第1ヒンジ穴と前記第2ヒンジ穴との間の部位に弾性力を作用させており、
    前記第1ヒンジ穴は、前記水平方向において前記第2ヒンジ穴より前記ロック機構に近い部位に設けられ、
    前記第2ヒンジ穴は、前記水平方向と直交する第2の水平方向が長径となるような長穴状に形成されており、
    さらに、前記ドア部材には、前記ヒンジ軸が挿入され、かつ、前記ドア部材が閉じた状態で前記第2ヒンジ穴の長径方向と略直交する方向が長径となるような長穴が設けられてことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ドア部材の少なくとも一部を構成するドアフレームの剛性は、前記本体フレームの剛性に比べて小さいことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記ドア部材には、記録媒体の搬送を案内する搬送シュートが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ドア部材には、記録媒体の搬送方向を制御するレジストローラが設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずいれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記本体部材には、前記ドア部材が閉じた状態で前記ドア部材に接触して前記ドア部材を前記本体部材に対して位置決めする位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
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