JP2005004161A - 画像形成装置 - Google Patents

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Kazuyuki Uchida
量之 内田
Kazuosa Kuma
数修 久間
Hirosuke Noguchi
裕輔 野口
Hiroshi Ishii
洋 石井
Makoto Kikura
真 木倉
Yutaka Fukuchi
豊 福地
Kazuyoshi Suzuki
一喜 鈴木
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Abstract

【課題】 操作者が画像形成要素の持つ位置や持ち方に気を使うことなく画像形成要素の修理や交換、或いはジャム処理などの作業を行える画像形成装置を提供する。
【解決手段】 この画像形成装置は、装置の基部1に対して開閉及び着脱に設けられ、外部に露出した手の触れられることの好ましくない画像形成要素12を有し、この画像形成要素12を開閉及び着脱する際に操作者が持つ持ち手部33を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラープリンタ、カラー複写機、カラーファクシミリやそれらの複合機等の画像形成装置に関する。
用紙やフィルム等の記録材にカラー画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。カラー画像形成装置では、一般に4色の現像剤としてのトナーを用いてカラー画像を形成するため、モノクロ専用の画像形成装置に比べて構成部品が多く大型化し易とともに、単位時間当たりに排出できる枚数、すなわちカラープリント時の速度も低くなる。画像形成装置は、パーソナルコンピュータの普及に伴い、パーソナルコンピュータと接続して所謂プリンタとして用いられる場合も増えてパーソナル化が進んでおり、利便性の観点から装置利用者であるユーザーの近くに設置されることが多い。このため、ユーザーの作業性を考慮すると、装置の高さは低く、設置スペースを考えると装置幅が狭いなど小型であるのが望ましい。また、画像形成装置のパーソナル化やメンテナンスコストの削減という観点から、装置の消耗品の交換やメンテナンスをユーザー自身が実施するようになりつつある。
カラー画像形成装置において、プリント速度の高速化を図る場合、1つ感光体の周囲に複数色の現像装置を設け、各現像装置で現像されたトナー像を、感光体を現像装置の数だけ回転させて感光体上でカラー画像を合成して記録材に転写する周知の1ドラム方式よりも、1列に配置された複数の感光体に対して複数の現像装置をそれぞれ近接配置してそれぞれで単色のトナー像を形成し、各トナー像を順次転写して記録材にカラー画像を転写するタンデム方式の画像形成装置の方が有利である。
このようにタンデム型の画像形成装置において、小型化を図る場合、特許文献1のように、感光体や現像装置等を一体化した作像ユニットや中間転写ユニットを装置本体内で水平に配置するよりも、斜めに配置する方が配列方向への装置の長さを短くできる。また、各ユニットは装置本体に設けられた開口部から装置本体に対して着脱自在とされていて、必要に応じて交換やメンテナンスを行えるように構成されている。このような装置本体に対して着脱自在な複数のユニットを有する場合、装着時の位置が定まらないと画像ずれが生じるので、特許文献1に示すように、各ユニットの一端側を装置本体内で支持し、他端側を装置本体に対して開閉自在に設けた保持ユニットによって支持するようになっている。
電子写真プロセスの画像形成装置では、作像ユニットに設けられる帯電ローラ、現像ローラ、クリーニングローラや、中間転写ユニットに設けられる中間転写ローラ、中間転写クリーニングローラ、二次転写ローラ等の被給電部材に対して、装置本体内に設けた高圧の電力供給部から電力供給をおこなっている。
複写機等の画像形成装置においては、紙詰まり処理や、補給用トナーなどのサプライ交換等のために、回動自在な複数の構造体を有する方式が多く用いられている。例えば、図38に示す画像形成装置においては、第一の構造体(以下、「内側構造体401」と記す)と、第二の構造体(以下、「外側構造体402」と記す)を各々保持するために、第一のレバー(以下、「内側レバー404」と記す)と第二のレバー(以下、「外側レバー405」と記す)とを有している。内側構造体404は、軸部403を中心に外側構造体402を回動した際に露出するが、内側レバー404は手掛け部以外も露出してしまうため、操作方法がわかりづらいと言う問題があった。また操作方法を間違えて装置の破損を招いてしまうおそれもある。
そこで、特許文献2では、内側構造体の一部を外装側に露出させ、そこに内側レバーを配置することによって、外側構造体を回動した際に内側レバーを露出させないような構成が開示されている。
特開2002−139976号公報 特開2002−351282号公報
特許文献1においては、装置本体内から作像ユニットや中間転写ユニットを引き出す際には、装置本体に保持ユニットを固定している螺子などを工具で外さなければ保持ユニットが開閉できないので作業が面倒である。保持ユニットは、閉塞位置において各ユニットの位置決めを行う関係上、装置本体に対する確実な位置決めが求められている。また、保持ユニットは、装置本体に対して開閉自在とされているので、装置本体内のユニットの位置決めを行う場合、保持ユニットと装置本体内のユニット側とに動作をスムースに行うためにクリアランスを持たせているので、保持ユニットが閉塞位置を占めてもガタができてしまう。このため、感光体や作像ユニット同士の位置関係が僅かであっても所期状態と異なり、多色画像形成時に行われる色重ね転写の際の画像転写位置ずれを招くおそれがある。画像転写位置のズレは色ズレなどの不良画像が発生する原因となる。さらに、保持ユニットは、作像ユニットや中間転写ユニットを支持する関係上、各部に強度が要求されるので、金属板などを用いて剛性アップを図る場合、その重量が重くなる。このため、保持ユニットの開閉にかかわる各部に対してより強度が求められるとともに、開閉方向によっては保持ユニットを開放する際に不用意に倒れてしまいこともあるため、安全性も要求される。
特許文献2においては、内側構造体の露出部分に外観を整える必要があり、部品取り扱いの制約が生じたり、別カバーが必要になったりするという課題がある。また、内側構造体の一部を外装側に露出させない従来の装置では、操作方法がわかりづらいと言う課題や、操作方法を間違えて装置の破損を招くのおそれは解決されていない。
本発明は、装置本体内に対して着脱自在な各ユニットの位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性に優れた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、装置本体内に対して着脱自在な各ユニットの位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性や安全性に優れた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、装置本体内に対して着脱自在な各ユニットの位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性や操作性に優れた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、装置本体内に対して着脱自在な各ユニットの位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性と共に、装置の耐久性に優れた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数の構造体を回動自在に設けた画像形成装置において、装置操作方法がわかり易く、操作方法の間違えによる装置の破損を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、内側構造体の露出部分に外観を整える必要がなく、部品取り扱いの制約が生じることがなく、別カバーを必要としない画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置では、保持部材に同保持部材を閉塞位置に固定する機能を設けた。すなわち、本発明は、保持部材を閉塞位置に固定するロック手段を有し、このロック手段によるロック位置を保持部材の上端中央に設けている。このため、保持部材は、ロック手段によって閉塞位置に確実に保持されるので、装置本体に設けられた機器が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
ロック手段によるロック位置は、保持部材の重心の垂線上や、保持部材の重心の垂線上に対して対称に設けた形態であっても良い。特に保持部材の重心の垂線上や垂線上に対して対称に設ける場合、保持部材に対するロック位置のバランスがよくなるので、保持部材の閉塞位置での保持状態、すなわちロック状態がより安定し、装置本体に設けられた機器が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
上記の画像形成装置において、装置内の機器が中間転写ユニット及び作像ユニットである場合、ロック手段によるロック位置を中間転写ユニット及び作像ユニットよりも上方に位置する保持部材の上端中央や、保持部材の上端中央に対称的に設ける形態であっても良い。この場合、中間転写ユニットや作像ユニットの装置本体に対する着脱時に邪魔になることなく、保持部材がロック手段によって閉塞位置に確実に保持されることになる。
装置本体に対して着脱自在に設けられた機器が、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットである場合、ロック手段によるロック位置を、複数のローラを支持する軸の間に設けてもよい。この場合には、保持部材のローラを支持する軸との係合してこれら部材を所定の位置に案内・固定する部位とロック手段との位置が干渉することなく配置でき、保持部材をロック手段によって閉塞位置に確実に保持することができる。
装置本体に対して着脱自在に設けられた機器が、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットと、中間転写ベルトに沿って配設された複数の作像ユニットである場合、ロック手段によるロック位置を、保持部材が閉塞位置を占めたときに、複数のローラを支持する軸、及び各作像ユニットを保持部材で覆える位置に設けてもよい。この場合には、保持部材がローラを支持する軸や作像ユニットと対向する状態でロック手段によって閉塞位置に確実に保持されるので、装置本体に設けられた機器が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
ロック手段によるロック位置としては、保持部材の上端中央にだけ、または保持部材の両側に、あるいは保持部材に3箇所以上に設けてもよい。これらロック位置の設置場所は、保持部材の重さや装置本体における設置スペースの有無等を考慮すればよく、設置個所が増えるほどロック状態の安定化を図れる。
ロック手段を、保持部材側に設けられた爪部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときに爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えて構成とした場合、爪部材の形状を断面L字形とすることで、爪引っ掛け部に対して引っ掛け易くなるので好ましい。爪部材の形状を爪引っ掛け部の1/2以上を覆う形状とすると、爪部材と爪引っ掛け部とが係合した際に、引っ掛け部から爪部材が外れにくくなるので好ましい。
上記爪部材の材質には、合成樹脂や金属やセラミックの単体、あるいは合成樹脂と金属とを組み合せて用いても良い。合成樹脂単体で構成する場合、造形性の点で優れるとともに軽量化を図れるとともに、爪引っ掛け部との係合時に、樹脂の持つ弾性力による係合を期待できるので、係脱時の音の低減も期待できる。金属単体で構成する場合には、爪部材の強度を高められるので、爪引っ掛け部と爪部材との係脱に対する耐久性の向上を図れるので好ましい。セラミック単体の場合には、造形性の点で優れるとともに爪部材の軽量や強度向上を図れ、種類によっては吸音性も期待できる。合成樹脂と金属とを組み合せた構成の場合、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図れる。特に爪部材の外周を樹脂で形成したり、あるいは金属製の爪部材の表面に樹脂材をコーティングする場合には係脱時の音の低減も期待できる。
装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置が、保持部材を閉塞位置に固定するロック手段とともに、保持部材を開閉する際の支点部を有する場合、支点部の位置を配慮することが保持部材の取り付け強度や開閉精度の向上に有効となる。支点部の配置としては、ロック手段によるロック位置と対称的、ロック位置よりも内側や外側が挙げられる。このようにロック位置と支点部との位置を考慮すると、両者の干渉を防止できるとともに、ロック位置に応じて適宜支点部の位置を選択することができる。
装置本体に対して着脱自在に設けられた機器が、装置本体内に並列位置された複数の作像ユニットである場合、保持部材を開閉する際の支点部を、この作像ユニットの配列方向と略平行に配置すると、保持部材を開閉した際の作像ユニットとの違和感がなくなる。
保持部材を開閉する際の支点部は、1箇所、あるいは、保持部材の重量や大きさ、装置本体と位置関係から複数箇所とすることが考えられる。保持部材の重量が重い場合には、支点部を保持部材の幅方向に広く1箇所として剛性を出すのが好ましい。保持部材の開閉時のバランスを考慮すると、保持部材の両側にそれぞれ設けての計2箇所、あるいは、保持部材の両側と中央部の計3箇所とするのが好ましい。
保持部材を開閉する際の支点部の形態としては、支点部を装置本体に引っ掛ける構成や、保持部材に設けた軸部と、装置本体に設けられて軸部を支持する軸受部とで構成が挙げられる。支点部を装置本体に引っ掛ける構成とする場合、保持部材のロックを解除して開放方向へ移動させた際に、両者の引っかかり状態が解除されない構成とするのが好ましい。支点部を軸部と軸受部とすると、保持部材の開閉動作がスムースに行えるので好ましい。
支点部の材質としては、合成樹脂や金属やセラミックの単体、あるいは合成樹脂と金属とを組み合せて用いても良い。合成樹脂単体で構成する場合、造形性の点で優れるとともに軽量化を図れるとともに、開閉動作時の音の低減も期待できる。金属単体で構成する場合には、支点部の強度を高められて耐久性の向上を図れるので好ましい。セラミック単体の場合には、造形性の点で優れるとともに軽量や強度向上を図れる。合成樹脂と金属とを組み合せた構成の場合、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図れる。
支点部が、保持部材に設けた軸部と、装置本体に設けられ軸部の両端を支持する軸受部とで構成した場合、軸部と軸受部とが軸部の半径の2%以上のガタを有するようにすると、軸部と軸受部との係合状態や保持部材と感光体軸受との係合状態に対する余裕度が増大し、保持部材の開閉操作性が向上する点で好ましい。
保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、保持部材を開閉する際の支点部と、支点部側に配置され保持部材をロック手段によるロック方向へ付勢する付勢手段とを画像形成装置に設けると、保持部材がロック方向に付勢されるので、ロック状態が安定するので好ましい。付勢手段としては、弾性変形力や流体粘性圧、あるいは弾性変形力と流体粘性圧により保持部材をロック方向へ付勢するものが挙げられる。
保持部材側に設けられた爪部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときに爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段を有する画像形成装置に、爪部材を爪引っ掛け部との係合方向に付勢する付勢手段を設けると、爪部材が爪引っ掛け部に付勢されるので両者の係合状態が安定するので好ましい。この付勢手段としては、弾性変形力や流体粘性圧、あるいは弾性変形力と流体粘性圧により爪部材を係合方向へ付勢するものが挙げられる。
装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ、保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有する場合、保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせるとロック部材と装置本体側のロック受け部とが係合するので、保持部材が閉塞位置に確実に保持されるので、装置本体に設けられた機器が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
ロック部材とロック受け部材との係合位置としては、保持部材の中央や保持部材の重心の垂線上や、重心の垂線上に対して対称に設けた形態であっても良い。特に保持部材の重心の垂線上や垂線上に対して対称に設ける場合、保持部材に対するロック位置のバランスがよくなるので、保持部材の閉塞位置での保持状態、すなわち係合状態がより安定し、装置本体に設けられた機器が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ、保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有する画像形成装置において、装置内の機器が中間転写ユニット及び作像ユニットである場合、ロック部材とロック受け部材との係合位置を、中間転写ユニット及び作像ユニットよりも上方に位置する保持部材の中央や、保持部材の上端中央に対称的に設ける形態であっても良い。この場合、中間転写ユニットや作像ユニットの装置本体に対する着脱時に邪魔になることなく、保持部材がロック部材とロック受け部材とによって閉塞位置に確実に保持されることになる。
保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ、保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有する画像形成装置において、装置本体に対して着脱自在に設けられた機器が、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットである場合、ロック部材とロック受け部材との係合位置を、複数のローラを支持する軸の間に設けてもよい。この場合には、保持部材のローラを支持する軸との係合してこれら部材を所定の位置に案内・固定する部位とロック部材とロック受け部材との係合位置が干渉することなく配置でき、保持部材をロック部材とロック受け部材との係合によって閉塞位置に確実に保持することができる。
装置本体に対して着脱自在に設けられた機器が、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットと、中間転写ベルトに沿って配設された複数の作像ユニットである場合、ロック部材とロック受け部材との係合位置を、保持部材が閉塞位置を占めたときに、複数のローラを支持する軸、及び各作像ユニットを保持部材で覆える位置に設けてもよい。この場合には、保持部材がローラを支持する軸や作像ユニットと対向する状態でロック部材とロック受け部材との係合によって閉塞位置に確実に保持されるので、装置本体に設けられた機器が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
スライド式のロック部材とロック受け部材との係合位置としては、1箇所あるいは複数箇所が挙げられる。これら両者の係合位置の設置場所は、保持部材の重さや装置本体における設置スペースの有無等を考慮すればよく、設置個所が増えるほどロック部材とロック受け部材との係合状態が強くなる。
装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置が、保持部材にスライド可能に設けられ、複数のロック爪が設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることで各ロック爪と係合する複数のロック受け部とを備えた。この場合には、保持部材が閉塞位置を占めた時にロック部材をスライドさせると、ロック部材のロック爪とロック受け部材とが係合して保持部材が閉塞位置に確実に保持される。
ロック爪の形状としては、ロック部材のスライド方向に対して対称形状や非対称形状、あるいはロック部材のスライド方向と同一平面において直交する方向に対称形状する形態が挙げられる。対称形状の場合、同一形状のロック爪を対称的に配設すればよく部品点数を低減することができる。非対称形状とする場合、ロック爪とロック受け部との係合状態が異なるので、何れかのロック爪が破損した場合でも残りのロック爪とロック受け部との係合状態が確保される。
ロック爪の材質には、合成樹脂や金属やセラミックの単体、あるいは合成樹脂と金属とを組み合せて用いても良い。合成樹脂単体で構成する場合、造形性の点で優れるとともに軽量化を図れるとともに、ロック受け部との係合時に、樹脂の持つ弾性力による係合を期待できるので、係脱時の音の低減も期待できる。金属単体で構成する場合には、ロック爪の強度を高められるので、ロック受け部とロック爪との係脱に対する耐久性の向上を図れるので好ましい。セラミック単体の場合には、造形性の点で優れるとともにロック爪の軽量や強度向上を図れ、種類によっては吸音性も期待できる。合成樹脂と金属とを組み合せた構成の場合、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図れる。特にロック爪の外周を樹脂で形成したり、あるいは金属製のロック爪の表面に樹脂材をコーティングする場合には係脱時の音の低減も期待できる。
保持部材にスライド可能に設けられたロック爪と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック爪をスライドさせることでロック爪と係合するロック受け部とを有する画像形成装置において、ロック爪のスライド方向を保持部材の開閉方向と同一方向とすると、両者の操作方向が同一となり作業時に操作方向に迷いがなくなり操作性がよくなるので好ましい。
保持部材にスライド可能に設けられたロック爪と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック爪をスライドさせることでロック爪と係合するロック受け部とを有する画像形成装置において、ロック爪を保持部材の外側面と同一平面上で移動可能とすると、ロック爪の操作を目視しながらできるので操作性がよくなるので好ましい。
保持部材に回動可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材を回転させることでロック部材と係合するロック受け部とを有する画像形成装置においては、保持部材の閉塞位置においてロック部材を回転させるロック部材とロック受け部とが係合し、保持部材が閉塞位置に保持される。
保持部材に、同保持部材の外側面と同一平面上で回動可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材を回転させることでロック部材と係合するロック受け部とを有する画像形成装置においては、保持部材の閉塞位置においてロック部材を回転させるロック部材とロック受け部とが係合し、保持部材が閉塞位置に保持されるとともに、ロック部材の位置を目視しながら操作できるので作業性もよくなるので好ましい。
保持部材に回動可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材を所定の角度回転させることでロック部材と係合するロック受け部とを有する画像形成装置においては、保持部材の閉塞位置においてロック部材を所定の角度回転させなければロック部材とロック受け部とが係合しないので、ロック部材の回転不足によるロック部材とロック受け部との非係合状態の発生が少なくなる。
保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることでロック部材と係合するロック受け部とを有するとともに、ロック部材を開口部側から見て左右方向に移動自在とした画像形成装置においては、ロック部材が開口部側から見えるので、操作性が良くなり好ましい。
保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることでロック部材と係合するロック受け部とを有し、ロック部材を保持部材が閉塞位置を占めたときに開口部側から見て上下方向に移動自在とした画像形成装置においては、ロック部材が開口部側から見えるので、操作性が良くなり好ましい。
保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることでロック部材と係合するロック受け部とを有し、ロック部材を保持部材が閉塞位置を占めたときに開口部側から見て斜め方向に移動自在とした画像形成装置においては、ロック部材が開口部側から見えるので、操作性が良くなり好ましい。
保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることでロック部材と係合するロック受け部と、保持部材を開閉する際の支点部とを有する画像形成装置の場合、支点部の位置を配慮することが保持部材の取り付け強度や開閉精度の向上に有効となる。支点部の配置としては、ロック部材とロック受け部との係合位置と対称的、係合位置よりも内側や外側が挙げられる。このように係合位置と支点部の位置を考慮すると、両者の干渉を防止できるとともに、係合位置に応じて適宜支点部の位置を選択することができる。
装置本体に対して着脱自在に設けられた機器が、装置本体内に並列位置された複数の作像ユニットである場合、保持部材を開閉する際の支点部を、この作像ユニットの配列方向と略平行に配置すると、保持部材を開閉した際の作像ユニットとの違和感がなくなる。
保持部材を開閉する際の支点部は、1箇所、あるいは、保持部材の重量や大きさ、装置本体と位置関係から複数箇所とすることが考えられる。保持部材の重量が重い場合には、支点部を保持部材の幅方向に広く1箇所として剛性を出すのが好ましい。保持部材の開閉時のバランスを考慮すると、保持部材の両側にそれぞれ設けての計2箇所、あるいは、保持部材の両側と中央部の計3箇所とするのが好ましい。
保持部材を開閉する際の支点部の形態としては、支点部を装置本体に引っ掛ける構成や、保持部材に設けた軸部と、装置本体に設けられて軸部を支持する軸受部とで構成が挙げられる。支点部を装置本体に引っ掛ける構成とする場合、保持部材のロックを解除して開放方向へ移動させた際に、両者の引っかかり状態が解除されない構成とするのが好ましい。支点部を軸部と軸受部とすると、保持部材の開閉動作がスムースに行えるので好ましい。
支点部の材質としては、合成樹脂や金属やセラミックの単体、あるいは合成樹脂と金属とを組み合せて用いても良い。合成樹脂単体で構成する場合、造形性の点で優れるとともに軽量化を図れるとともに、開閉動作時の音の低減も期待できる。金属単体で構成する場合には、支点部の強度を高められて耐久性の向上を図れるので好ましい。セラミック単体の場合には、造形性の点で優れるとともに軽量や強度向上を図れる。合成樹脂と金属とを組み合せた構成の場合、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図れる。
支点部が、保持部材に設けた軸部と、装置本体に設けられ軸部の両端を支持する軸受部とで構成した場合、軸部と軸受部とが軸部の半径の2%以上のガタを有するようにすると、軸部と軸受部との係合状態や保持部材と感光体軸受との係合状態に対する余裕度が増大し、保持部材の開閉操作性が向上する点で好ましい。
保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることでロック部材と係合するロック受け部と、保持部材を開閉する際の支点部とを有する画像形成装置に、支点部側に配設され、保持部材をロック部材とロック受け部との係合方向へ付勢する付勢手段を設けると、保持部材が係合方向に付勢されるので、係合状態が安定するので好ましい。付勢手段としては、弾性変形力や流体粘性圧、あるいは弾性変形力と流体粘性圧により保持部材をロック方向へ付勢するものが挙げられる。
保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることでロック部材と係合するロック受け部と、保持部材を開閉する際の支点部とを有する画像形成装置に、ロック部材をロック受け部との係合方向へ付勢する付勢手段を設けると、ロック部材がロック受け部に付勢されるので両者の係合状態が安定して好ましい。この付勢手段としては、弾性変形力や流体粘性圧、あるいは弾性変形力と流体粘性圧により爪部材を係合方向へ付勢するものが挙げられる。
装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、保持部材と装置本体とを連結し、保持部材の開閉角度を規制するストッパ部材を設けると、保持部材の開放位置が規制されるので好ましい。このストッパ部材としては、保持部材の両端側や中央部に、保持部材の重さや大きさ等を考慮して適宜配設するのが好ましい。
保持部材と装置本体との間には、ストッパ部材ではなく、保持部材の開放方向へ移動速度を減衰する緩衝手段を介装させると、保持部材の開放方向への移動速度が減衰されて、ゆるやかな移動となるので好ましい。特に保持部材が重い場合で不用意に開放された場合には、作業者に勢い良くぶつかる事がなくなり、安全性が向上することになる。
緩衝手段としては、流体抵抗や弾性変形力により保持手段の移動速度を減衰するものが挙げられる。緩衝手段としては、保持手段の重さや大きさを考慮して選択するのが好ましい。
本発明は、支点を中心に装置本体に回動可能に設けられた第一の構造体と、第一の構造体を装置本体にロックするための第一のレバーと、支点を中心に第一の構造体に回動可能に設けられた第二の構造体と、第二の構造体を第一の構造体にロックするための第二のレバーを有する画像形成装置において、第一のレバーが複数の手掛け部を有することを特徴としている。
本発明は、第二の構造体を装置本体へ装着した時に、第一のレバーの複数の手掛け部が1個所以上装置外部に露出しない構成や、第一のレバーの複数の手掛け部の一部またはレバー操作方向を指示する指標を設け、第二の構造体を開放した状態時に指標が装置外部に露出する構成を有することを特徴としている。本発明は、第一の構造体が内側構造体であり、第二の構造体が外側構造体であることを特徴としている。
本発明によれば、装置本体に形成された開口部に対して開閉自在に設けられ、閉塞位置を占めたときに装置本体内の機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材に、閉塞位置に固定するロック機能を設けているので、保持部材を閉塞位置に保持することができ、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性を向上することができる。
本発明によれば、ロック手段によるロック位置を、保持部材の重心の垂線上や保持部材の重心の垂線上に対して対称に設けているので、持部材に対するロック位置のバランスがよくなり、保持部材の閉塞位置での保持状態、すなわちロック状態がより安定し、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性を向上することができる。
本発明によれば、装置内の機器が中間転写ユニット及び作像ユニットである場合、ロック手段によるロック位置を中間転写ユニット及び作像ユニットよりも上方に位置する保持部材の上端中央や、保持部材の上端中央に対称的に設けることで、中間転写ユニットや作像ユニットの装置本体に対する着脱時に邪魔になることがなく、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。
本発明によれば、装置本体に対して着脱自在に設けられた機器が、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットである場合、ロック手段によるロック位置を、複数のローラを支持する軸の間に設けることで、保持部材のローラを支持する軸との係合してこれら部材を所定の位置に案内・固定する部位とロック手段との位置が干渉することなく配置でき、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。
本発明によれば、装置本体に対して着脱自在に設けられた機器が、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットと、中間転写ベルトに沿って配設された複数の作像ユニットである場合、ロック手段によるロック位置を、保持部材が閉塞位置を占めたときに、複数のローラを支持する軸、及び各作像ユニットを保持部材で覆える位置に設けることで、保持部材がローラを支持する軸や作像ユニットと対向する状態でロック手段によって閉塞位置に確実に保持されるので、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。
本発明によれば、ロック手段によるロック位置の部位や箇所を、保持部材の状態を考慮して適宜選択するので、保持部材のロック状態がより安定し、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。
本発明によれば、保持部材側に設けられた爪部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときに爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備え、爪部材の形状を断面L字形としたので、爪引っ掛け部に対して引っ掛け易くなり、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。また、爪部材の形状を爪引っ掛け部の1/2以上を覆う形状とすると、爪部材と爪引っ掛け部とが係合した際に、引っ掛け部から爪部材が外れにくくなるので、保持部材をより安定した状態で閉塞位置に保持することができる。
本発明によれば、爪部材やロック爪の材質を合成樹脂単体で構成すると、造形性の点で優れ軽量化も図れるとともに、係脱時の音の低減を図ることができる。爪部材の材質を金属単体で構成すると、爪部材やロック爪の強度を高められるので爪引っ掛け部と爪部材やロック爪との係脱に対する耐久性の向上を図ることができる。爪部材の材質をセラミック単体で構成すると、造形性の点で優れるとともに爪部材やロック爪の軽量や強度向上を図ることができる。爪部材やロック爪の材質を合成樹脂と金属とを組み合せた構成とすると、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図ることができる。
本発明によれば、保持部材を開閉する際の支点部の位置を配慮することで、保持部材の取り付け強度や開閉精度を向上することができ、保持部材のロック状態がより安定し、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。特に、ロック手段によるロック位置と対称的、ロック位置よりも内側や外側に支点部を設けると、ロック位置と支点部との干渉を防止できるので、操作性や作業性の向上を図ることができる。保持部材を開閉する際の支点部を、作像ユニットの配列方向と略平行に配置すると、保持部材を開閉した際の作像ユニットとの違和感がなくなるので、操作性や作業性の向上を図ることができる。
本発明によれば、保持部材を開閉する際の支点部の部位や箇所を、保持部材の状態を考慮して適宜選択するので、支持部の剛性アップやバランスを取ることができ、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。
本発明によれば、支点部を装置本体に引っ掛ける構成としているので、組み付けが容易となり、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。また、支点部を保持部材に設けた軸部と、装置本体に設けられて軸部を支持する軸受部とで構成すると、保持部材の開閉動作がスムースに行えるので、より交換・点検時の作業性を向上することができる。
本発明によれば、支点部の材質を合成樹脂単体で構成することで、造形性の点で優れるとともに軽量化を図れるとともに、開閉動作時の音の低減も図ることができる。支点部の材質を金属単体で構成すると、支点部の強度を高められて耐久性の向上を図ることができる。支点部の材質をセラミック単体で構成すると、造形性の点で優れるとともに軽量や強度向上を図ることができる。支点部の材質として合成樹脂と金属とを組み合せて用いると、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図ることがでできる。
本発明によれば、保持部材に設けた軸部と、装置本体に設けられ軸部の両端を支持する軸受部とで支点部が構成されている場合、軸部と軸受部とが軸部の半径の2%以上のガタを有するようにしているので、軸部と軸受部との係合状態や保持部材と感光体軸受との係合状態に対する余裕度が増大し、保持部材の開閉操作性が向上する。
本発明によれば、保持部材を開閉する際の支点部側に配置され保持部材をロック手段によるロック方向へ付勢する付勢手段が設けることで、保持部材がロック方向に付勢されてロック状態が安定するので、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。
本発明によれば、爪部材を爪引っ掛け部との係合方向に付勢する付勢手段を設けることで、爪部材が爪引っ掛け部に付勢されて両者の係合状態が安定するので、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性をより向上することができる。
本発明によれば、保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ、保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有することで、保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせるとロック部材と装置本体側のロック受け部とが係合されるので、保持部材が閉塞位置に確実に保持されるので、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性を向上することができる。
本発明によれば、ロック爪の形状をロック部材のスライド方向に対して対称形状とすることで、同一形状のロック爪を対称的に配設すればよく部品点数を低減することができる。ロック爪の形状を非対称形状とすると、ロック爪とロック受け部との係合状態が異なるので、何れかのロック爪が破損した場合でも残りのロック爪とロック受け部との係合状態が確保されるので、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性とともに安全性を向上することができる。
本発明によれば、ロック爪のスライド方向を保持部材の開閉方向と同一方向に設定しているので、両者の操作方向が同一となり作業時に操作方向に迷いがなくなり、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性がより向上することができる。
本発明によれば、ロック爪を保持部材の外側面と同一平面上で移動可能としているので、ロック爪の操作を目視しながら行えるので,装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性や操作性を向上することができる。
本発明によれば、保持部材に回動可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材を回転させることでロック部材と係合するロック受け部とを有するので、保持部材の閉塞位置においてロック部材を回転させるロック部材とロック受け部とが係合して保持部材が閉塞位置に保持されるため、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性を向上することができる。また、このロック部材を保持部材の外側面と同一平面上で回動可能に設けると、ロック部材の位置を目視しながら操作できるので作業性をより向上することができる。
本発明によれば、保持部材に回動可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ保持部材が閉塞位置を占めたときにロック部材を所定の角度回転させることでロック部材と係合するロック受け部とを設けているので、保持部材の閉塞位置においてロック部材を所定の角度回転させなければロック部材とロック受け部とが係合しないので、ロック部材の回転不足によるロック部材とロック受け部との非係合状態の発生が少なくなり、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性や安全性を向上することができる。
本発明によれば、保持部材にスライド可能に設けられたロック部材を開口部側から見て左右方向に移動自在とすることで、ロック部材が開口部側から見えるようになり、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性や操作性を向上することができる。
本発明によれば、保持部材にスライド可能に設けられたロック部材を保持部材が閉塞位置を占めたときに開口部側から見て上下方向に移動自在に設けているので、ロック部材が開口部側から見えるようになり、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性や操作性を向上することができる。
本発明によれば、保持部材にスライド可能に設けられたロック部材を保持部材が閉塞位置を占めたときに開口部側から見て斜め方向に移動自在に設けているので、ロック部材が開口部側から見えるようになり、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性や操作性を向上することができる。
本発明によれば、保持部材を開閉する際の支点部側に、保持部材をロック部材とロック受け部との係合方向へ付勢する付勢手段を設けることで、保持部材が係合方向に付勢されるので、係合状態が安定し、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性を向上することができる。
本発明によれば、保持部材と装置本体とに保持部材の開閉角度を規制するストッパ部材を設けることで、保持部材の開放位置が規制され、保持部材の開き過ぎによる装置本体との衝突を回避でき、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性と共に、装置の耐久性を向上することができる。
本発明によれば、保持部材と装置本体との間に、保持部材の開放方向へ移動速度を減衰する緩衝手段を介装させているので、保持部材の開放方向への移動速度が減衰されて、ゆるやかな移動となる。このため、開放方向へ移動している保持部材が作業者にぶつかっても、その衝撃は少なく、装置本体内に対して着脱自在な各機器の位置関係を良好に保ちながら、交換・点検時の作業性と安全性を向上することができる。
本発明によれば、回動可能な複数の構造体を有する画像形成装置において、第一の構造体を装置本体にロックするための第一のレバーが複数の手掛け部を有するので、第二の構造体の状態に関わらず、第一のレバーの破損を防止することができる。
本発明によれば、第二の構造体を装置本体への装着時に、第一レバーの複数の手掛け部が1個所以上露出しないので、操作方法を混乱する要因を低減することができ、ご操作による装置の破損を防止することができる。
本発明によれば、第一レバーの手掛け部の一部または、操作方向を指示する指標を設け、第二の構造体を開放した状態の時に、指標が装置外部に露出するので、第二の構造体が装置本体から回動された状態では、指標により最適な操作個所を操作者に指示し、第二構造体が装置本体に装着された状態では、指標が見えず操作方法を混乱する要因を低減することができ、ご操作による装置の破損を防止することができる。
図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。本形態において、画像形成装置は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラープリンタ(以下「プリンタ」と記す)である。画像形成装置としては、図1に示すプリンタに限らず、複写機、ファクシミリ装置などてあってもいる。
図1を用いてプリンタとしての基本構成とその動作について説明し、この後に本形態特有の構成と作用について説明する。このプリンタは、装置本体1の下部に記録材としての用紙29が収納される給紙部2が配設され、その上方に画像形成部3を配置した構成となっている。画像形成部3には、像担持体を備えた複数の作像手段として4個の作像ユニット8Y,8C,8M,8BKを備えた作像部8と、複数のローラ4,5,6と、これらローラに巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトにより構成された中間転写体としての中間転写ベルト7aとを有する中間転写ユニット7と、各像担持体に光書込みを行う光書込み部としての光書き込みユニット15と、用紙29にトナー像を定着する定着手段22とが設けられている。作像ユニット8Y,8C,8M,8BKと中間転写ユニット7は、装置本体1に対して着脱自在とされている機器を構成している。給紙部2から定着手段11までの間には、用紙29を搬送する搬送経路Rが形成されている。ローラ6は搬送経路Rに臨んで配置されている。図1において、符号R10は、両面画像形成時の用紙29の搬送経路を示す。
中間転写ベルト7aのローラ4とローラ5間は、このベルトの下部側ベルト走行辺に相当している。中間転写ベルト7aには、ローラ6と対向する部位に2次転写装置となる2次転写ローラ20が搬送経路Rに臨むように配設され、ローラ4と対向する部位にベルト表面を清掃するベルトクリーニング装置21が配設されている。
作像部3は、この下側走行辺に対向するように配置されることで、中間転写ベルト7aの下方に配設されている。各作像ユニットは、中問転写ベルト7aに接する像担持体としての感光体ドラム10をそれぞれ具備している。各感光体ドラム10の周りには、帯電装置11、現像装置12、クリーニング装置13がそれぞれ配置されている。各感光体ドラム10が中間転写ベルト7aに接する位置における中間転写ベルト7aの内側には、1次転写を行う転写手段としての転写ローラ14がそれぞれ設けられている。本実施形態において、作像ユニット8Y,8C,8M,8BKは、基本的には同一構造に構成されており、図1では代表して作像ユニット8BKの構成にのみ符号を付している。各作像ユニットにおいて、異なるのは各現像装置12に収納されている現像剤としてのトナーの色が異なる点にある。作像ユニット8Y,8C,8M,8BKの各現像装置12には、それぞれイエロー,シアン,マゼンタ、ブラックのトナーが収納されている。各現像装置12には、トナーが減ると、装置本体1の上部に配設されたトナー補給ボトルT1,T3,T3,T4から補給用のトナーがそれぞれ供給される。
光書き込みユニット15は、光変調されたレーザ光Lを各感光体ドラムの表面に照射して、感光体表面に色毎の潜像を形成するものであり、本形態では、作像部8の下方に配置されている。
画像形成動作が開始されると、各作像ユニット8の感光体ドラム10が図示しない駆動装置によって時計方向に回転駆動され、各感光体ドラムの表面が帯電装置11によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体ドラムの表面には、光書き込みユニット15からレーザ光Lがそれぞれ照射されて、それぞれの表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラムに露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像は、各感光体と現像装置12の間を通るとき、各現像装置12のトナーによってトナー像として可視像化される。
中間転写ベルト7aが巻きかけられた複数のローラ4,5,6のうち1つのローラが図示していない駆動装置によって反時計方向に回転駆動され、これにより中間転写ベルト7aが矢印で示す反時計周り方向に走行駆動され、他のローラが従動回転する。このように走行する中間転写ベルト7aには、イエローのトナーを有する現像装置12を具備する作像ユニット8Yで形成されたイエロートナー像が転写ローラ14によって転写される。その転写されたイエロートナー像には、作像ユニット8C,8M及び8BKで形成されたシアントナー像、さらにマゼンタトナー像及びブラックトナー像が転写ローラ14によって順次重ね転写され、かくして中問転写ベルト7aはその表面にフルカラーのトナー像を担持する。
トナー像が転写された後の各感光体ドラム表面に付着する残留トナーは、各クリーニング装置13によって感光体ドラム表面から除去され、次いでその表面が図示していない除電装置によって除電作用を受け、その表面電位が初期化されて次の画像形成に備えられる。
一方、給紙部2から給紙される用紙29は、搬送経路Rに送り込まれ、2次転写ローラ20よりも給紙側に配設されたレジストローラ対21によって給紙タイミングを計られて、ローラ6と2次転写ローラ20との対向部に給送される。そして、このとき2次転写ローラ20には、中問転写ベルト表面のトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト7aの表面のトナー像が用紙29上に一括して転写される。トナー像を転写された用紙29は、定着手段22へと搬送され、定着手段22を通過する際に熱と圧が加えられてトナー像が熔融されて定着される。トナー像が定着されたプリント物29Aは、搬送経路Rの終端に位置し、装置本体1の上部により構成された排出部23へと搬送され、装置本体1の上部に構成された積載部36へと排出される。トナー像を用紙29に転写後の中間転写ベルト7aは、このベルトに残留したトナーがクリーニング装置21より除去される。
このように構成されたプリンタは、4個の作像ユニット8Y,8M,8C及び8BKを中間転写ベルト7aに対向して設け、中間転写ベルト7aに順次各色のトナー像を重ね転写するため、作像手段が1つで4色の現像装置を持ち、中間転写ベルト上にトナー像を重ね転写し、その後用紙に転写する形式のものと比べて作像時間を大幅に短縮することができる。また、装置本体1の上部に積載部36が構成されているので、装置本体1から積載部36が周囲に飛び出ることがなく、設置面積や占有面積が小さくなる。
以上の説明は、用紙29上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、作像部8の作像ユニットのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2色又は3色の画像を形成したりすることもできる。また、本形態のプリンタを用いてモノクロ印刷をする場合には、作像ユニット8BKの感光体ドラム上にのみ静電潜像を形成して同ユニットによって現像して用紙29に転写し、定着手段22で定着すればよい。
本発明の特徴的構成について説明する。
図2は、装置本体1における作像ユニット8Y,8C,8M,8BK及び中間転写ユニット7の支持構造を示す図である。図2において、装置本体1の側面を構成する側壁パネル40には、開口部40Aが形成されている。作像ユニット8Y,8C,8M,8BK及び中間転写ユニット7は、この開口部40A側から装置本体1に対して着脱自在とされている。本形態において、作像ユニット8Y,8C,8M,8BK及び中間転写ユニット7は、装置本体1に対して傾斜して配設されている。このため、開口部40Aは、作像ユニット8Y,8C,8M,8BKの配列方向に沿って傾斜して開口されている。開口部40Aは、各作像ユニットや中間転写ユニット7における交換対象部品を交換する際などに利用される開口であり、挿脱用開口として機能する。
開口部40Aの周囲に位置する側壁パネル40には、開口部40Aに対して開閉自在に設けられ開口部40Aを閉じる閉塞位置を占めたときに各作像ユニットや中間転写ユニット7と係合してこれらユニットを所定の位置に案内・固定する保持部材としての面板41としての面板41が装着とされている。面板41は、開口部40Aの開閉部材であると共に、各作像ユニットの感光体ドラムや中間転写ユニットのローラ6の位置を一方向に偏倚させて各ユニット間で所定の位置関係に規定するための部材として用いられる。
面板41は、図2に示すように、開口部40Aを覆うことができる大きさを持つカバー42と、カバー42の内部に装填されて、感光体ドラムの一部をなす支軸に取り付けられている軸受43及び中間転写ユニッットないのローラ6の支軸が挿通されている43Aを挿嵌できる複数の挿嵌部44A,44Bを備えた位置決め部材44と、カバー42と位置決め部材44との間に配置されて位置決め部材44の面に沿って摺動可能な偏倚設定部材45とで構成されている。
カバー42は、図3に示すように、断面形状が皿形状とされた成型品であり、その下縁には、一対のヒンジ部42Aが形成されている。各ヒンジ部42Aには、面板41の支点部を構成する軸部としてのヒンジ軸46,46がそれぞれ挿通されるようになっている。面板41は、メンバ各ヒンジ軸46が側壁パネル40に設けられた後述する軸受部によって支持されることで側壁パネルに回動自在に支持され、開口部40Aに開閉自在とされる。本形態では、ヒンジ軸46が開口部40Aの下縁側に位置するため、開口部40Aの下縁側を支点として面板41が起倒されることにより開口部40Aを開閉できるようになっている。
カバー42の揺動端側、つまり、開口部40Aの上縁側に対面する開閉端部には、開閉操作に用いられると共に閉塞状態に面板40を保持するためのロック手段を構成する開閉把手47が設けられるようになっている。開閉把手47には、断面が横向きU字状をなすロック爪(爪部材)としての弾性片48,48が装着される。開閉把手47は、カバー42の上縁部に形成されている一対の軸受部55,55に回動自在に装着されることで、カバー42の外面に対して、その上端部側を支点として近接離間する方向に回動可能とされる。弾性片48,48は、面板41が閉塞位置をしたときに、これと対向する開口部40Aの上縁に設けられた爪引っ掛け部56,56と係合することで面板41を閉塞位置に保持する。すなわち、面板41は、面板を閉塞位置に固定する機能が設けられている。面板41のロック状態、すなわち、弾性片48,48と爪引っ掛け部56,56との係合状態を解除するには、開閉把手47をカバー42から離れる方向に回動させる。すると、弾性片48,48が狭まる方向に撓み、爪引っ掛け部から離脱させることができる。このように、面板41は、ロック手段によって閉塞位置に確実に保持されるので、装置本体1に設けられた機器が所定の位置に精度良く案内・固定することができる。
位置決め部材44は、カバー42に対して締結されることにより一体化されるようになっており、各軸受43を対象とする挿嵌部44A及び軸受43Aを対象とする挿嵌部44Bが、図4(a)に示すように、上方に向け拡開するV字状の傾斜面44A1,傾斜面44B1をそれぞれ有する形状とされている。図4(b)において符号44Cは、V字状の各傾斜面における内側縁に形成された勾配面である。この勾配面44Cは、面板41が開口部40Aを閉じる際に軸受43,43aを挿嵌部に導入し易くするガイドとして機能する。図4(b)では、軸受43を支持する挿嵌部44Aのみを示す。
偏倚設定部材45は、図3に示すように、位置決め部材44に締結されるネジ49が長穴45A内に挿通されることによりネジ49をガイドとして位置決め部材44の面に沿って各作像ユニットの並置方向に摺動することができるようになっており、位置決め部材44の挿嵌部44A,44Bに位置する軸受43,43Aと対面する位置に、傾斜面45B,45Cがそれぞれ形成されている。傾斜面45B,45Cは、軸受43,43Aと当接してこれを押し動かすことにより一方向に軸受43,43Aを偏倚させることができ。
偏倚させるための操作手段として、図4に示す偏心部材50および復帰バネ51を備えている。偏心部材50は、カバー41に挿通されて支軸の軸端が位置決め部材44に嵌合して回転自在に支持された揺動部材であり、偏倚設定部材45における摺動方向一端に対面する偏心カム50Aとこれと同軸上に設けられて外部からの回転操作が可能な操作ハンドル部50Bとを備えている。
図3および図4において、偏心部材50における偏心カム50Aは、偏心部材50の支軸を基端とした揺動半径を有するカムプロフィールで形成されている揺動端を備えており、操作ハンドル部50Bの揺動操作によりカムプロフィールにおける中心から揺動端までの延長線上の最大径部が偏倚設定部材45の摺動方向一端に対して直角に対向する状態と平行する状態とにそれぞれ態位設定できるようになっている。
復帰バネ51は、偏心部材50により押し動かされる方向と反対方向に偏倚設定部材45を引き動かす付勢力を有しており、一端が位置決め部材44側に、他端が偏倚設定部材45に形成されている係止部45Aにそれぞれ掛け止められおり、偏倚設定部材45を各作像ユニットの並列方向となる長手方向と同方向に平行移動可能としている。
偏心部材50は、カムプロフィールにおいて最小径部分が偏倚設定部材45に対向当接して、いわゆる、最大径部が偏倚設定部材45の摺動方向一端面に平行している場合には、復帰バネ51の付勢力を受けてその状態を維持している。この状態に対して、カムプロフィールにおける最大径部が偏倚設定部材45の摺動方向一端面と直角に対向している場合には、復帰バネ51の付勢を受けても元の状態、つまり最小径部分が偏倚設定部材45に対向当接する状態には復帰しない状態を維持するようになっている。
本形態では、カムプロフィールにおける最大径部分が偏倚設定部材45の摺動方向一端面と対向当接するときが偏倚設定部材45の傾斜面45A、45Bにより軸受43,43Aを位置決め部材44における挿嵌部44A,44Bの傾斜面一方に押し付ける状態であり、この状態では、偏心部材50の操作ハンドル部50Bが垂下した状態となる関係とされている。
操作ハンドル50Bは揺動できる形状とされ、基端から延長された揺動端の一部には、揺動端と直角な方向に張り出す係止片50B1(図3参照)が設けられている。係止片50B1は、操作ハンドル部50Bが垂下した状態の時、開閉把手47にオーバーラップする張り出し長さを有しており、開閉把手47の前面に位置して開閉把手47を覆うようになっている。係止片50B1が開閉把手47とオーバーラップする時期は、操作ハンドル50Bの操作により各作像ユニット同士の位置決めが行われた時点であり、このときには、係止片50B1が開閉把手47の開放移動を阻止して不用意に面板41が開放されるようなことをなくしている。
このような構成の画像形成装置によると、各作像ユニットや中間転写ユニット7の交換等を行う際には開口部40Aを開放する。この場合、開閉把手47を把持して各弾性片48の挟持圧以上の力で手前側に回動させると、各弾性片48が上下方向に狭まるので、各爪引っ掛け部56との係合状態が解除されることになる。そして、開閉把手47を持ってカバー42を下に向けて倒すことで、面板41が開口部40Aを開放する。
面板41は、開口部40Aの下縁側を支点として倒されるので、開閉端側が開口部40Aの下縁側に位置することになり、これにより開口部40Aを上方から視認しやすい状態とすることができ、作像ユニットや中間転写ユニット7の交換作業時の取り出し及び装着時での作業位置の確認が容易となる。しかも、下開き構造とされている、すなわち重力作用方向に開放されているので、不用意に開口部40Aが閉じられるようなことがなく、手を挟むなどのおそれを回避することができる。
面板41により開口部40Aを閉じる場合には、上述した開放時とは逆の手順により面板41を起こし、各弾性片48を側壁パネル40側の爪引っ掛け部56にそれぞれ弾性的に係合させることで、閉塞位置に保持できる。
面板41が開口部40Aを覆った状態、すなわち開口部40Aを閉じる閉塞位置に保持された状態でにおいて、偏心部材50を操作することにより偏倚設定部材45による作像ユニット同士の位置決め及び中間転写ユニット7との位置決めが行われる。つまり、閉じられた状態の面板41に挿通されている偏心部材50を偏心カム50Aの最大径部が偏倚設定部材45の摺動方向一端に対向当接する状態に回動させる。これにより、偏倚設定部材45は偏心カム50Bに押し動かされることとなり、図4に示すように、偏倚設定部材45を摺動させてその傾斜面45B,45Cにより位置決め部材44の挿嵌部44A,44Bに挿嵌されている軸受43,43Aを傾斜面の一方に向けて偏倚させて押し付ける。この結果、各作像ユニットでの各感光体ドラムのピッチおよび各感光体ドラムと対峙する転写ベルト7Aの位置関係はいずれも同じ方向への偏倚により位置決め部材44における挿嵌部44A,44Bの傾斜面で規定されることとなり、所定の位置決めが行われる。
面板41は、開口部40Aを閉じた際には、弾性片48が壁面パネル40側に係合することで閉じ状態を維持され、また、偏心部材50の操作ハンドル部50Bに有する係止片50B1が開閉把手47にオーバーラップした状態を維持されることにより面板41が不用意に開放されることがない状態を維持される。
このため、面板41は、ロック手段によって閉塞位置に確実に保持されるので、装置本体に設けられた機器が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
次にロック手段のロック位置の特徴について説明する。
本形態では、図5に示すように、弾性片48,48、爪引っ掛け部56,56及び開閉把手47によってロック手段60を構成している。
弾性片48,48と爪引っ掛け部56,56とは、面板41が図に示すように開口部40Aを閉じる閉塞位置を占めたときに、互いに対向して弾性片48が爪引っ掛け部56にそれぞれ係合するように配設されている。弾性片48と爪引っ掛け部56とが係合するように配置された位置をロック位置(係合位置)と称し、符号R1,R2で示す。
本形態では、ロック位置R1,R2を2箇所としているので、ロック位置R1,R2は、中間転写ユニット7及び各作像ユニットよりも上方に位置する面板41の上端41aの中央に対称的に設けている。このため、中間転写ユニット7や各作像ユニットの装置本体1に対する着脱時に邪魔になることなく、面板41がロック手段60によって閉塞位置に確実に保持されることになる。また、ロック位置R1,R2符号Pで示す面板41の重心Gの垂線上に対して左右対称に設けている。このように重心Gの垂線上に対して左右対称にロック位置R1,R2を設けけると、ロック位置のバランスがよくなるので、面板41の閉塞位置での保持状態、すなわちロック状態が安定し、作像ユニット8Y,8C,8M,8BKと中間転写ユニット7が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
ロック位置としてはこのような位置関係に限定されるものではなく、例えば符号R3,R4で示すように、面板41の両端となる上端41aの両端41b,4cに配設する形態であっても良い。ロック位置が1箇所の場合には、符R5で示すように、上端41aの中央41dに設ける形態であってもよい。この場合、面板41の重心Gの垂線P上に設けるのがバランスという点からより好ましい。
ロック位置R1〜R4は、中間転写ユニット7に設けたローラ4,6支持する軸4a,6a間に位置するように設けられている。この場合には、各ローラを支持する軸4a,6aと面板41とが係合してこれら部材を所定の位置に案内・固定する部位と、ロック位置とが干渉することがなくなり、面板41をロック手段60によって閉塞位置に確実に保持することができる。ロック位置R1〜R5は、面板41が閉塞位置を占めたときに、軸4a,6aや各作像ユニットを面板41で覆える位置に設けられている。このようにすると、面板41が軸4a,6aや各作像ユニットと対向する状態でロック手段60によって閉塞位置に確実に保持されるので、中間転写ユニット7や各作像ユニットを所定の位置に精度良く案内・固定されることができる。
ロック手段60によるロック位置の配設箇所は、上記の形態に限定されるものではなく、ロック位置R3,R4,R5のように3箇所以上としてもよい。これらロック位置の設置箇所は、面板41の重さや装置本体1における設置スペースの有無等を考慮すればよく、設置箇所が増えるほどロック状態の安定化を図ることができる。
図6は、面板41側に設けた爪部材の別な形態を示すものである。図6において、爪部材58,58は、爪引っ掛け部56,56に係合する先端がそれぞれ爪引っ掛け部56,56に向かって突出した断面略L字形とされている。この爪部材58,58は、開閉把手47に装着されていて、開閉把手47をカバー42から離れる方向(手前)に回動することで、面板41の上端41aに向かって移動して先端部58aと爪引っ掛け部56,56との係合が解除されるようになっている。このような断面形状とすると、爪引っ掛け部56,56に対して引っ掛け易くなる。爪部材58,58の形状としては、図7に示すように、先端部58a側に爪引っ掛け部56が嵌り込む溝58bを形成し、爪引っ掛け部56の1/2以上を覆う形状としてもよい。この形態では溝58bの深さdを爪引っ掛け部56の直径の1/2以上としている。このようにすると、爪部材56と爪引っ掛け部58とが係合した際に、爪引っ掛け部56から爪部材58が外れにくくなるので、面板41のロック状態(係合状態)がより確実に行える。爪引っ掛け部56としては、図7に示すように、その軸線を面板41の長手方向に位置するように装置本体1に設けた軸や爪部材58と同一形状のものを図6において上下方向逆向きにして装置本体1に設けた爪部材で構成しても良い。
弾性片48や爪部材58の材質には、合成樹脂や金属やセラミックの単体、あるいは図8に示すように、合成樹脂と金属とを組み合せて用いても良い。合成樹脂単体で構成する場合、造形性の点で優れるとともに軽量化を図れるとともに、爪引っ掛け部58との係合時に、樹脂の持つ弾性力による係合を期待できるので、係脱時の音の低減も期待できる。金属単体で構成する場合には、弾性片48や爪部材58の強度を高められるので、爪引っ掛け部56との係脱に対する耐久性の向上を図れるので好ましい。セラミック単体の場合には、造形性の点で優れるとともに軽量や強度向上を図れ、種類によっては吸音性も期待できる。図8に示すように爪部材58は、中央部58cを金属とし、その外周部58dを合成樹脂で覆って爪形状にインサート成型したものである。この場合、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図れる。特に外周部58dを樹脂で形成しているので係脱時の音の低減も図ることができる。なお、樹脂材は、金属製の中央部58cの表面にコーティングするようにしても、係脱時の音の低減を図る場合には有効である。
次に面板41の開閉する支点部の構成について説明する。
図5に示すように、支点部70は、面板41の下端41eに設けられたヒンジ部42aと、ヒンジ部42aに挿通されたヒンジ軸46と、装置本体1側に設けられ、ヒンジ軸46の両端をそれぞれ回動自在に支持する軸受部65とで構成されている。本形態では、このような構成の支点部70を面板41の下部に間隔を空けて2箇所に配設している。すなわち、各ヒンジ部70は、ロック手段60によるロック位置R1〜R5と対称的な面板41の下部側に配設されている。
このような構成であると、面板41は、その下端41側の支点部70側を中心にして開口部40Aに対して開閉動作するので、その回動範囲を広くでき、中間転写ユニット7や各作像ユニットの交換等時の作業性がよい。
支点部70の配設場所としては、図9に示すように、ロック位置R1,R2よりも外側、あるいはロック位置R3,R4よりも内側が挙げられる。このようにロック位置R1〜R4と支点部70との位置を考慮すると、両者の干渉を防止できるとともに、ロック位置に応じて適宜支点部の位置を選択することができる。
本形態では、図10に示すように、支点部70を作像ユニットの配列方向と略平行に配置している。すなわち、面板41の回動軸線P2を、各作像ユニットの感光体ドラム10を結ぶ中心線P1と略平行となるように配設している。図10では、面板41を略水平に描いているので、回動軸線P2も略水平に描かれているが、実際には、各作像ユニットは傾斜して配列されているので、中心線P1及び回動軸線P2は傾斜している。このように感光体ドラム10を結ぶ中心線P1と略平行となるように面板41の回動軸線P2を配設すると、面板41を開閉した際の各作像ユニットとの違和感がなくなるので、操作性がよい。
図9,図10では、面板41を開閉する際の支点部70を、面板41の下部に2箇所配設しているが、図11に示すように面板41の下部に1箇所、あるいは図12に示すように面板41の下部に3箇所配設するようにしても良い。支点部70の個数は、面板41の重量や大きさ、装置本体1との位置関係から適宜選択すればよい。面板41の重量が重い場合には、支点部70を図11に示すように、面板41の幅方向に広く1箇所として剛性を出すのが好ましい。面板41の開閉時のバランスを考慮すると、面板41の下部両側にそれぞれ設けての計2箇所、あるいは、面板41の両側と中央部の計3箇所とするのが好ましいといえる。
軸受部65は、正面形状が上方に向かって開口するように装置本体1側の側壁パネル40に固着されたコの字形状をなしている。ヒンジ軸46は、軸受部65の互いに対向する側壁65a,65bに上下方向に形成された縦溝67に落しこまれることで回転自在に支持されている。このため、面板41は、ロック状態が解除されることで、装置本体1側から取り外すことができる。
面板41を開閉する際の支点部の構成としては。図13(b)に示すように、装置本体1に引っ掛ける構成の支点部71であっても良い。支持部71は、面板41の下端41eに形成された鉤型のフック69と、側壁パネル40に装着された鉤型のフック68とで構成されている。フック69は、面板41の内側の形成された凹部で構成されていて、フック68の先端68aが挿入できるようにフック68側と対向する面を開口されている。フック部68の先端68aは、下方に向かって開放されていて、フック部69に上方から係合するように構成されている。面板41は、その自重により下方に移動しようとするため、フック部68の下部には、フック部69に向かって突出して、面板41の下方への移動を規制する傾斜面68bが形成されている。支点部71のように、装置本体1に引っ掛ける構成とすると、ヒンジ軸46をヒンジ部42Aに挿数させる組み付けを行わずに済むので、組み付け構成の簡素化を図ることができる。
が住むのでa軸軸し面板41のロックを解除して開放方向へ移動させた際に、両者の引っかかり状態が解除されない構成とするのが好ましい。支点部を軸部と軸
支点部70,71の材質としては、合成樹脂や金属やセラミックの単体、あるいは合成樹脂と金属とを組み合せて用いても良い。合成樹脂単体で構成する場合、造形性の点で優れ、軽量化を図れるとともに、開閉動作時の音の低減も期待できる。支点部70のようにヒンジ軸46及び軸受輔65は、それぞれ金属で構成する場合には、支点部の強度を高められて耐久性の向上を図れるので好ましい。セラミック単体の場合には、造形性の点で優れるとともに軽量や強度向上を図れる。
図14は、合成樹脂と金属とを組み合せた支点部を有する面板41を示す。面板41の下端41eには、支点部70と支点部73とが配設されている。支点部70は上述の構成と同一である。支点部73は、ヒンジ部42Aに一体成型された樹脂製の軸部となる円柱突起74と、この円柱突起74を回動自在に支持する軸受部65とで構成されている。円柱突起74とヒンジ軸46とは、回動軸線P2上に配置されている。このように構成すると、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図れる。図14において支点部70に換えて支点部73を用いた形態であっても良い。支点部73を図11,図12に示すように面板41の下端41eに1箇所あるいは3箇所は配設するようにしても良い。
支点部70は、ヒンジ軸46と軸受部65とは、ヒンジ軸46の半径の2%以上のガタを有するように形成されている。このようなガタを設けることで、ヒンジ軸46と軸受部65との係合状態や、面板41と感光体軸受43との係合状態に対する余裕度が増大し、面板41の開閉操作性が向上すると言うメリットがある。
図15は、面板41をロック手段によるロック方向Fへ付勢する付勢手段を有する形態を示す。本形態における付勢手段は、弾性変形力により面板41をロック方向に付勢する板ばね80が用いられている。この板ばね80は、側壁パネル40の外面40Cと面板41の内面41fとの間に介装されて、支点側70に配設されている。本形態において、ロック手段は、爪部材58を係合する爪引っ掛け部を開口部40Aの内側縁40Bとしている。また、ヒンジ軸46と縦溝67とは、ガタを持つように形成されている。このように板ばね80を支点部70側に配設すると、面板41が全体的にロック方向Fへと付勢されるので、ロック状態がより安定する。
図16は、面板41をロック手段によるロック方向Fへ付勢する付勢手段に、流体粘性圧を用いるオイルブッシュ81を用いた形態を示す。このオイルブッシュ81は、側壁パネル40の外面40Cと面板41の内面41fとの間に介装されて、支点側70に配設されている。図16においては、ヒンジ軸46を支持する軸受部を、ヒンジ軸46を挿通させるタイプに変更している。軸受部85には、ヒンジ軸46を挿通する孔86が形成されている。この孔86とヒンジ軸46との間にガタが形成されている。このようにオイルブッシュ81を支点側74側に配設しても、面板41が全体的にロック方向Fへと付勢されるので、ロック状態がより安定する。
図17は、図16に示す構成に、爪部材58を爪引っ掛け部となる内側面40Bとの係合方向F1に付勢する付勢手段を設けたものである。本形態において、爪部材58は面板41に軸部90によって回動自在に支持されていて、内側面40Bとの係脱方向に移動可能とされている。付勢手段には、弾性変形力により爪部材58を係合方向F1に付勢するねじりコイルばね91が用いられている。ねじりコイルばね91は、軸90に巻装されていて、その両端を爪部材58と面板41とに係止されている。このように爪部材58を係合方向F1へ付勢するねじりコイルばね91を設けると、爪部材58が内側面40Bに向かって付勢されるので、両者の係合状態が安定する。
図18は、図17に示す構成に、さらに、爪部材58を内側面40Bとの係合方向F1に付勢する付勢手段としてオイルブッシュ92を併設してものである。このオイルブッシュ92は、面板41から開口部40A側に向かって突出し、爪部材58よりも下方に配設されたブラケット93と爪部材58との間に介装されている。このように爪部材58を係合方向F1へ付勢するねじりコイルばね91とオイルブッシュ92を併設することで、爪部材58が内側面40Bに向かって付勢されるので、両者の係合状態がより安定する。また、特性の異なる付勢手段を設けることで、爪部材58と内側面40Bとの係脱時の操作感覚を調整することができる。弾性変形力を有する付勢手段としては板ばね80やねじりスプリング91だけではなく、コイルスプリングや弾性を有する舌片であっても良い。
図19は、面板41にスライド可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ、面板41が閉塞位置を占めたときにロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有する形態である。図19では、スライド式のロック部材として偏倚設定部材45を利用している。すなわち、面板41を構成し、位置決め部材44に対して矢印Eで示す偏倚設定部材45のスライド方向(以下「スライド方向E」と記す)にスライド自在に設けられた偏倚設定部材45の上端45Aにロック爪101,102を一体的に形成し、装置本体1側に各ロック爪と係合するロック受け部103、104をそれぞれ設けている。ロック受け部103,104は、偏心部材50が操作されて偏倚設定部材45が符号D1で示す係合方向(図中右方)に向かってスライドした時に、ロック爪101,102と係合する位置に配設されている。
このような構成によると、面板41が閉塞位置を占めたときに、偏心部材50を操作して偏心カム50Aを回転させると偏倚設定部材45が係合方向Dに向かってスライドし、ロック爪101,102とロック受け部103,104とが係合するので、面板41が閉塞位置に確実に保持されるので、作像ユニット8Y,8C,8M,8BKと中間転写ユニット7が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。
ロック爪101,102とロック受け部材103,104との係合位置としては、図5に示すように、面板41の上端41Aや面板41の重心Gの垂線P上や、重心Gの垂線P上に対して対称に設ける形態としても良い。ロック爪101,102とロック受け部材103,104との係合位置としては、中間転写ユニット7及び各作像ユニットよりも上方に位置する面板41上や、面板41の中央41Aに対して対称的な位置、あるいは軸4a,6a間に位置や軸4a,6a及び各作像ユニットを面板41で覆える位置に設けてもよい。
本形態では、偏倚設定部材45にロック爪101,102を設け、装置本体1側にロック受け部材103,104に配設しているので、両者の係合位置は2箇所となるが、これに限定されるものではなく、1箇所あるいは3箇所以上であってもよい。両者の係合位置の設置場所は、面板41の重さや装置本体1における設置スペースの有無等を考慮すればよく、設置個所が増えるほどロック爪101,101とロック受け部材103、104との係合状態が強くなる。
ロック爪101,102の形状としては、図20に示すように、スライド方向Eに対して対称形状に設ける形態や、図21に示すように、スライド方向Eに対して非対称形状に設ける形態、あるいは図22に示すように、スライド方向Eと同一平面において直交する方向に対称形状とする形態が挙げられる。図20に示すようにロック爪101,102が対称形状の場合、同一形状のロック爪を対称的に配設すればよく部品点数を低減することができる。図21に示すようにロック爪101,102を非対称形状とする場合、ロック爪101とロック受け部103及びロック爪102とロック受け部104の係合状態が異なるので、何れかのロック爪が破損した場合でも残りのロック爪とロック受け部との係合状態が確保される。
ロック爪101,102の材質には、合成樹脂や金属やセラミックの単体、あるいは合成樹脂と金属とを組み合せて用いても良い。合成樹脂単体で構成する場合、造形性の点で優れるとともに軽量化を図れるとともに、ロック受け部103,104との係合時に、樹脂の持つ弾性力による係合を期待できるので、係脱時の音の低減も期待できる。金属単体で構成する場合には、ロック爪101,102の強度を高められるので、ロック受け部103,104とロック爪101,102との係脱に対する耐久性の向上を図れるので好ましい。セラミック単体の場合には、造形性の点で優れるとともにロック爪101,102の軽量や強度向上を図れ、種類によっては吸音性も期待できる。合成樹脂と金属とを組み合せた構成の場合、金属単体で用いる場合よりも軽量化を図りながら耐久性の向上を図れる。特にロック爪101,102の外周を樹脂で形成したり、あるいは金属製のロック爪の表面に樹脂材をコーティングする場合には係脱時の音の低減も期待できる。
本形態では、ロック爪101,102のスライド方向を、面板41の開閉方向と異なる方向となる開口部40A側から見て左右方向としたので、ロック爪101,102の動きが開口部40A側から見えるので、操作性が良くなるとともに、面板41に対するロック操作を意識的に行えるので、ロック忘れを防止することができる。
図23は、図22に示す構成に、ロック爪101,102をロック受け部103,104との係合方向Dへ付勢する付勢手段を設けたものである。この付勢手段には、弾性変形力によりロック爪101,102を係合方向に付勢する引っ張りばね110を用いている。引っ張りばね110は、その両端が位置決め部材44と偏倚設定部材45の一端側にそれぞれ係止されていて、偏倚設定部材45全体を係合方向Dに付勢している。このような構成とすると、偏倚設定部材45がロック爪101,102とロック受け部103,104との係合方向Dに付勢されるので両者の係合状態が安定し、面板41を閉塞位置に各自に保持することができ、作像ユニット8Y,8C,8M,8BKと中間転写ユニット7が所定の位置に精度良く案内・固定されることになる。なお、偏倚設定部材45には、図4に示すように、復帰バネ51により、係合方向Dと反対方向への付勢力が作用しているので、引っ張りばね110の付勢力は復帰バネ51のそれよりも強くすると、偏心カム50Aが万が一破損した場合でもロック爪101,102とロック受け部103,104との係合状態が確保できるので、安全性の面でも好ましい。
図24は、引っ張りばね110と反対側に、偏倚設定部材45をロック爪101,102とロック受け部103,104との係合方向Dに流体粘性圧を用いて付勢する付勢手段としてのオイルブッシュ111を併設したものである。このオイルブッシュ111は、位置決め部材44の他端に設けた案内部112と偏倚設定部材45の他端との間に介装されている。このようにロック爪101,102を係合方向Dへ付勢する引っ張りばね110とオイルブッシュ111を併設することで、ロック爪101,102が係合方向Dに向かって付勢されるので、両者の係合状態がより安定する。また、特性の異なる付勢手段を併設することで、ロック爪101,102とロック受け部103,104との係脱時の操作感覚を調整することができる。
図19〜図24に示す形態ではスライド式のロック部材として偏倚設定部材45を用い、この部材にロック爪101,102を形成しているが、ロック部材としては偏倚設定部材45に限定されるものではなく、偏倚設定部材45とは別体にロック部材を設けた形態であっても良い。
図25は、面板41に対してスライド自在にロック部のスライド方向を面板41の開閉方向と同一方向としたものである。図25において、面板41の上端41A側には、面板41が閉塞位置を占めたときに、側壁パネル40に向かってスライド自在にロック部材121が設けられている。ロック部材121は、ピン部材で構成されていて、面板41の外側面41gから内側面41fに向かって貫通する孔120に挿入されており、外側面41gと同一平面状で操作できるように構成されている。装置本体側となる側壁パネル40には、ロック部材121の先端部121aが挿入されることで係合するロック受け部122が設けられている。ロック受け部122は、弾性変形可能な部材、例えば硬質ゴムで形成されていて、側壁パネル40に設けられた装着用の孔123にスライド方向Hへの移動が規制され、径方向には拡開可能に装着されている。ロック受け部122には、ロック部材121の先端121aが挿入されたときに、先端121aの抜け方向への移動を妨げる規制部122aが形成されている。規制部122aは、側壁パネル40の内側から外側に向かうに従い狭くなる傾斜輪面とされている。
このように、ロック部材121のスライド方向Hと面板41の開閉方向とを同一方向側から操作可能とすることで、両者の操作方向が同一となり作業時に操作方向に迷いがなくなり操作性がよく。また、ロック部材121を外側面41Gと同一平面状で操作できるようにしたので、ロック操作を目視しながら行えるので、面板41に対するロック操作を意識的に行えるので、ロック忘れを防止することができる。ロック受け部122の規制部122aが側壁パネル40の内側から外側に向かうに従い狭くなる傾斜輪面とされているので、面板41が開放方向に移動しようとしても、ロック部材121の先端部121aの抜け方向への移動が規制されるので、面板41を閉塞位置に確実に保持することができる。
図26,図27は、面板41に回動可能に設けられたロック部材130と、装置本体側となる側壁パネル40に設けられ、面板が閉塞位置を占めたときにロック部材を回転させることでロック部材130と係合するロック受け部133とを有する形態である。ロック部材130は、面板41の外側面40側に配設され、面板41の外側面40g上に略垂直に設けられた軸132を中心に、外側面40gと同一平面上で回動自在に設けられている。ロック部材130の先端には、ロック部材130を所定の角度、例えば略90度回転させたときにロック受け部133と係合するロック爪131が形成されている。ロック受け部133は溝部であって、ロック爪131の進入方向側が広くなるように形成されている。図26と図27とは、ロック部材130の回転方向が異なっているので、ロック受け部133の形状の逆向きとされている。
このような構成によると、面板41の閉塞位置においてロック部材130を、図26においては破線で示す解除位置から実線で示すロック位置に向かって時計周りに回転させると、ロック爪131とロック受け部133とが係合し、面板41が閉塞位置に保持される。図27においては破線で示す解除位置から実線で示すロック位置に向かって反時計回りに回転させるとロック爪131とロック受け部133とが係合し、面板41が閉塞位置に保持される面板41の閉塞位置においてロック部材を回転させるロック部材とロック受け部とが係合し、面板41が閉塞位置に保持される。このため、作像ユニット8Y,8C,8M,8BKと中間転写ユニット7が所定の位置に精度良く案内・固定することができる。また、ロック部材130を外側面41gと同一平面上で回動可能に設けているので、ロック部材130の位置を目視しながら操作できるので作業性が良い。
面板41に回動可能に設けられたロック部材と、装置本体側に設けられ面板41が閉塞位置を占めたときにロック部材を所定の角度回転させることでロック部材と係合するロック受け部とを有する画像形成装置においては、面板41の閉塞位置においてロック部材を所定の角度回転させなければロック部材とロック受け部とが係合しないので、ロック部材の回転不足によるロック部材とロック受け部との非係合状態の発生が少なくなる。なおロック部材130のロック爪131とロック受け部133とが係合する回転角度は、解除位置から90度に限定されるものではなく、面板41に設けられている部材との位置関係を考慮して適宜選択すればよい。
図28は、面板41が閉塞位置を占めたときに開口部40A側から見て上下方向に移動自在としたロック部材140を有し、図29は、面板41が閉塞位置を占めたときに開口部40A側から見て斜め方向に移動自在としたロック部材150を有する形態である。ロック部材140は、面板41の外側面40gと同一平面上で、矢印Jで示す上下方向にスライド自在とされ、ロック部材150は、外側面40gと同一平面上で、矢印Kで示す斜め方向にスライド自在とされている。ロック部材140,150の上端140A,150Aの両端には、各上端から上方に突出する一対のロック爪141,151がそれぞれ形成されている。
側壁パネル40には、ロック爪141及びロック爪151と対向する位置に凹部状のロック受け部142,152がそれぞれ形成されている。ロック部材140,150には、同部材に係合方向J1,K1方向への移動習性をそれぞれ与えてロック爪141,151をロック受け部142,152との係合方向へ付勢する付勢手段として引っ張りコイルばね145,146がそれぞれ装着されている。引っ張りコイルばね145,146の両端は、それぞれロック部材140,150の両端に形成されたばね掛け部147,148と面板41の上端41aとに引っ掛けられている。
図28,図29において、ロック部材140,150を係合方向J1,K1と反対方向となる下方、あるいは斜め下方に押し下げると、ロック爪141とロック受け部142及びロック爪152とロック受け部152との係合が解かれ、面板41のロック状態が解除される。また、面板41を開放位置から図に示す閉塞位置まで起立させてロック部材140,150を一旦押し下げ、ロック部材の押し下げ操作を解除すると、各ロック部材が係合方向J1,K1にそれぞれ移動して、ロック爪141とロック受け部142及びロック爪151とロック受け部152とがそれぞれ係合し、面板41が閉塞位置に保持される。このため、作像ユニット8Y,8C,8M,8BKと中間転写ユニット7が所定の位置に精度良く案内・固定することができる。ロック部材140,150は開口部40A側から作業者によって目視することができるので、操作性が良い。
図19〜図29までに示した面板41に対してスライド可能に設けられたロック部材を有する面板の支点部の構成としては、支点部70,71,72及び74の何れかの構成を用いればよい。また、これら支点部の配置としては、各ロック部材と各ロック受け部との係合位置と対称的となる面板41の下部41e、係合位置よりも内側や外側が挙げられる。このように係合位置と支点部の位置を考慮すると、両者の干渉を防止できるとともに、係合位置に応じて適宜支点部の位置を選択することができる。無論これら各支点部の回動軸線P2を、各作像ユニットの感光体ドラム10を結ぶ中心線P1と略平行となるように配設して、面板41を開閉した際の違和感をなくすようにしても良い。また、各支点部は、面板41の重量や大きさや装置本体1と位置関係を考慮して、1箇所から複数箇所に設けても良い。
図30は、面板41と装置本体1とをストッパ部材となるベルト160で連結したものである。ベルト160の両端は、面板41の内側面41fの下端と、開口部40Aの下方に位置する側壁パネル40とに連結されている。このため、面板41が開放位置へ向かって倒れても、その開閉角度が規制されるので、面板41が開きすぎて装置本体1との衝突を回避することができ、面板41や装置本体1の破損を防止することができる。ベルト160は、面板41の重さや大きさ等を考慮して適宜配設するのが好ましく、面板41の両端側や中央部にだけ配設する形態であっても良い。
図31は、面板41と装置本体1との間に、面板41の開放方向へ移動速度を減衰する緩衝手段としてダンパ170を介装させたものである。ダンパ170は、面板41の内側面41fの下端と、開口部40Aの下方に位置する側壁パネル40とに装着されている。このため、面板41が開放方向へ移動すると、その際に移動速度が減衰され、ゆるやかな移動となる。このため、開放方向へ移動している面板41が作業者にぶつかっても、その衝撃は少なく、安全性を高めることができる。
図32は、面板41と装置本体1との間に、面板41の開放方向へ移動速度を減衰する緩衝手段としてスプリング171を用いたものである。スプリング171は、その両端が面板41の内側面41fの下端両側と開口部40Aの下方に位置する側壁パネル40とにそれぞれ引っ掛けられている。このため、面板41の開放方向への移動速度が減衰されてゆるやかな移動となり、開放方向へ移動している面板41が作業者にぶつかっても衝撃が少なく安全性を高めることができる。また、スプリング171のばね力を強くすることで、面板41が開放位置へ向かって倒れても、その開閉角度を規制することができるのでストッパ部材としても機能させることができ、面板41が開き過ぎによる装置本体1との衝突を回避することができる。
次に、図33から図37を用いて、装置本体に対して回動可能に設けらたれ複数の構造体を有する画像形成装置について説明する。
図33に示す画像形成装置の内部構成は、基本的には、図1に示す画像形成装置同様、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラープリンタ(以下「プリンタ」と記す)である。画像形成装置としては、図33に示すプリンタに限らず、複写機、ファクシミリ装置などてあってもいる。なお、図33から図37において、図1に示す画像形成装置と同様の機能を有する部材には、同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図33に示す画像形成装置は、支点を構成する軸部303を中心に装置本体1に回動可能に設けられた第一の構造体としての内側構造体301と、内側構造体301を装置本体1にロックするための第一のレバーとしての内側レバー304と、軸部303を中心に内側構造体301に回動可能に設けられた第二の構造体としての外側構造体302と、外側構造体302を内側構造体301にロックするための第二のレバーとしての外側レバー305とを有している。
内側構造体301は、装置本体1の前面側に設けられていて、装置本体1に対して開閉自在とされている。内側構造体301は、閉状態において図1における給紙部2から定着手段11までの搬送経路Rの片側搬送面を形成している。外側構造体302は、内側構造体301を装置本体1に回動自在に支持する軸部303を中心に装置本体1及び内側構造体301に対して開閉自在とされている。外側構造体302は、閉状態において搬送経路R10の片側を形成している。外側構造体302には、外側構造体302が図34に示す閉位置にある時に、後述する第1のレバー304の手掛け部304aを装置外部に露出させるための開口部304Aが形成されている。
内側レバー304は、装置本体1と内側構造体301との位置関係を保持するためのもので、本形態では内側構造体301に回動自在に支持されて装着されている。内側レバー304は、ロック状態を占めることで内側構造体301を図33に示す閉位置に保持し、ロック状態を解除すると図35に示すように、内側構造体301を装置本体1に対して開閉可能とする。
外側レバー5は、外側構造体302と内側構造体301との位置関係を保持するためのもので、外側構造体302に設けられている。外側レバー305は、ロック状態を占めることで内側構造体301を自身に保持し、ロック状態を解除すると、図33に示すように内側構造体301と個別に装置本体1に対して開閉可能とする。外側構造体302は、内側レバー304及び外側レバー305がロック状態を占める時には、図34に示すように、装置本体1に対してロックされた閉位置に保持される。
第一のレバー304は、図36に示すように、その一端304dが、装置本体1側に回動自在に支持された軸310に装着されていて、軸310と一体的に回動するように構成されている。軸310には、装置本体1側に形成された係合部に引っかかることで、レバーをロック状態とするロック爪311が軸310と一体回転するように設けられている。
レバー304の他端側には、レバー操作時に装置者によって操作される複数の手掛け部304a、304bが一体的に形成されている。手掛け部304aは、レバー304の表面を装置本体1の内側に窪ませた凹部である。手掛け部304aは安全基準により凹部の奥側に内壁304cが形成されていて、レバー操作時に指がレバー304を貫通して装置本体1側に突出しない構成とされている。手掛け部304aは、外側構造体302が図34に示すように装置本体1に装着された状態の時に、内側レバー304を操作する際に用いられるもので、手掛け部304bよりも大きく形成されている。このため、内側レバー4が装置外部に露出した状態でも操作し易い。
手掛け部304bは、装置本体1と対向するレバー周面に凹凸をつけて形成したもので、外側構造体302が図33に示すように装置本体1から回動された状態の時に、内側レバー4を操作する際に用いられるものである。
内側レバー304の内壁304cの裏側に位置する外側構造体302の部位には、図示しないレバー倒れ防止部材が設けられている。このため、外側構造体302が装置本体1に装着された状態のときには、内側レバー4は、レバー倒れ防止部材によって装置本体1内側から支えられるので装置本体1内側えは倒れない。しかし、外側構造体302が装置本体1から回動されて図33に示す状態の時には、レバー倒れ防止部材がないため、内側レバー4は装置本体1内側に倒れや易くなっている。このため、手掛け部4aを操作する際に、手掛け部4aと連続してその内壁面を形成する内壁304cを装置本体1内側に向かって押してしまうと、すなわち、ご操作してしまうと、内側レバー4を破損してしまうおそれがある。しかし、外側構造体302が開状態の時に、手掛け部304bを操作するようにすることで、手掛け部304bには内壁304cがないので、内側レバー4が装置本体1内側に倒れる可能性が少なくなり、レバー破損を防止することができる。
また、図34に示すように、外側構造体302が装置本体1に装着された状態では、内側レバー304は、手掛け部4bしか装置外部から見えない。外側構造体302には、外側レバー305も設けられているため、装置外部からレバー304,305が複数見えることになる。このため一つのレバー304で手掛け部304a、304bが複数露出すると操作者の操作方法を混乱する要因になってしまうが、本形態では最小限の手掛け部304aしか装置外部に露出しないため、操作方法を混乱する要因を低減することができ、操作性がよくなる。
図37は、第一のレバー304の別な形態例を示す。この形態では、手掛け部304bの近傍に手掛け部304bの位置を示す指標4fが形成されている。この指標4fは、本形態では、レバー304の内壁304cに形成されており、外側構造体302が装置本体1に装着された状態では外部から見えずらい位置とされている。このため、外側構造体302が図33に示す装置本体1から回動して開放した状態の時には指標308が装置外部に露出するので、手掛け部304bを操作するように操作者に指示でき、外側構造体302が装置本体1に装着された状態では指標308が見えないので、操作方法を混乱する要因を低減することができる。
本形態では、外側構造体302が装置本体1から開放された状態の時に操作する手掛け部304bの位置を指標308で示したが、レバー304の操作方向や操作順序などを指標308で示すようにしても良い。このようにすることで、第一のレバー304に対すルご操作を低減してレバー破損を防止することができる。
本発明が適用された画像形成装置の内部構成を示す図である。 本発明の主要部である保持部材とこれにより位置決めされる部材の位置関係とロック手段を示す斜視図である。 保持部材の構成を示す分解斜視図である。 (a)は保持部材による機器の位置決め動作を示す拡大図、(b)は(a)b−b線断面図である。 保持部材とロック位置との関係を示す拡大図である。 保持部材の構成を示す拡大斜視図である。 爪部材との構成と爪引っ掛け部との係合状態(ロック状態)を示す拡大図である。 異なる材質で形成された爪部材の断面構造を示す図である。 保持部材の支点部とロック位置との関係を示す図である。 保持部材の支点部と保持部材に保持される装置内機器との関係を示す図である。 保持部材の支点部を1箇所とした形態を示す図である。 保持部材の支点部を3箇所とした形態を示す図である。 (a)軸部と軸受部とを有する支点部の構造を占め部分拡大図、(b)は装置本体に引っ掛ける支点部の構成を示す図である。 支点部の別な形態の構造を示す図である。 保持部材の支点側に付勢手段を設けた一形態を示す拡大図である。 保持部材の支点側に異なる付勢手段を設けた形態を示す拡大図である。 保持部材に設けた爪部材を係合方向に付勢する付勢手段を設けた形態を示す拡大図である。 保持部材に設けた爪部材を係合方向に付勢する別な付勢手段を設けた形態を示す拡大図である。 スライド自在なロック部材の一形態を示す斜視図である。 スライド自在なロック部材にも受けたロックを対称的に設けた形態を示す平面図である。 スライド自在なロック部材にも受けたロックを非対称的に設けた形態を示す平面図である。 スライド自在なロック部材にも受けたロックをスライド方向と同一面内において交差する方向に対称的に設けた形態を示す平面図である。 スライド自在なロック部材を係合方向への付勢する付勢手段を設けた形態を示す斜視図である。 スライド自在なロック部材を係合方向への付勢する付勢手段を複数設けた形態を示す斜視図である。 保持部材の開閉方向と同一方向スライド自在なロック部材とそのロック受け部との構成を示す拡大断面図である。 保持部材に回動自在に設けられたロック部材とそのロック受け部の構成を示す図である。 図26に示すロック部材と回動方向が逆向きとされたロック部材とそのロック受け部の構成を示す図である。 保持部材に上下方向に移動自在に設けられたロック部材とそのロック受け部の構成を示す図である。 保持部材に斜め方向に移動自在に設けられたロック部材とそのロック受け部の構成を示す図である。 保持部材と装置本体とを連結するストッパ部材を備えた画像形成装置の斜視図である。 保持部材と装置本体との間に緩衝手段を介装した画像形成装置の斜視図である。 保持部材と装置本体との間に別な緩衝手段を介装した画像形成装置の斜視図である。 複数の構造体を有する画像形成装置の第二の構造体が開放された状態を示す斜視図である。 装置本体に対して回動可能に設けらたれ複数の構造体を有する画像形成装置の概観構成を示す斜視図である。 第一及び第二の構造体が開放された画像形成装置の状態を示す斜視図である。 第一のレバーの構造を示す拡大斜視図である。 指標を有する第一のレバーの構造を示す拡大斜視図である。 装置本体に対して回動可能に設けらたれ複数の構造体を有する従来の画像形成装置の概観構成図である。
符号の説明
1 装置本体
7 中間転写ユニット(機器)
4,6 複数のローラ
4a,6a ローラを支持する軸
7a 中間転写ベルト
8Y,8C,8M,8BK 作像ユニット(機器)
40A 開口部
41 保持部材
41a 保持部材の上端
41b,41c 保持部材の両側
41d 保持部材の上端中央
41g 保持部材の外側面
45,121 スライド可能にロック部材
46,74 軸部
48,58 爪部材
56 爪引っ掛け部
60 ロック手段
65 軸受部
70,71,72,73,74 支点部
80,81,110,111,145,146 保持部材用の付勢手段
91,92 爪部材用の付勢手段
101,102 ロック爪
103,104,122 ロック受け部
130 回動可能なロック部材
133 ロック受け部
140 上下方向に移動自在なロック部材
142 ロック受け部
150 斜め方向に移動自在なロック部材
152 ロック受け部
160 ストッパ部材
170,171 緩衝手段
F ロック方向
D,F1,J1,K1 係合方向
E,H,J,K スライド方向
G 保持部材の重心
P 重心の垂線
R1〜R5 ロック位置
300 支点
301 第一の構造体(内側構造体)
304 第一のレバー
302 第二の構造体(外側構造体)
305 第二のレバー
304a、304b 複数の手掛け部
308 指標

Claims (90)

  1. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材に同保持部材を前記閉塞位置に固定する機能を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を前記保持部材の上端中央に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を前記保持部材の重心の垂線上に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を前記保持部材の重心の垂線上に対して対称に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は中間転写ユニット及び作像ユニットであって、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を前記中間転写ユニット及び前記作像ユニットよりも上方に位置する前記保持部材の上端中央に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は中間転写ユニット及び作像ユニットであって、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を前記中間転写ユニット及び前記作像ユニットよりも上方に位置する前記保持部材の上端中央に対称的に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットであり、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を、前記複数のローラを支持する軸の間に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットと、前記中間転写ベルトに沿って配設された複数の作像ユニットであり、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに、前記複数のローラを支持する軸、及び前記各作像ユニットを前記保持部材で覆える位置に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を前記保持部材の上端中央にだけ設けたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を前記保持部材の両側にそれぞれ設けたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段を有し、前記ロック手段によるロック位置を前記保持部材に3箇所以上設けたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材側に設けられた爪部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段を有し、前記爪部材の形状を断面L字形としたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材側に設けられた爪部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段を有し、前記爪部材の形状を前記爪引っ掛け部の1/2以上を覆う形状としたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材側に設けられた爪部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段を有し、前記爪部材の材質を合成樹脂としたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材側に設けられた爪部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段を有し、前記爪部材の材質を金属としたことを特徴とする画像形成装置。
  16. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材側に設けられた爪部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段を有し、前記爪部材の材質を合成樹脂と金属の組合せとしたことを特徴とする画像形成装置。
  17. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材側に設けられた爪部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段を有し、前記爪部材の材質をセラミックとしたことを特徴とする画像形成装置。
  18. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支持部を前記ロック手段によるロック位置と対称的に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  19. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を前記ロック手段によるロック位置よりも外側に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  20. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を前記ロック手段によるロック位置よりも内側に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  21. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は、前記装置本体内に並列位置された複数の作像ユニットであり、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を作像ユニットの配列方向と略平行に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  22. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を1箇所としたことを特徴とする画像形成装置。
  23. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を2箇所としたことを特徴とする画像形成装置。
  24. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を3箇所以上としたことを特徴とする画像形成装置。
  25. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を前記装置本体に引っ掛ける構成としたことを特徴とする画像形成装置。
  26. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、
    前記支点部が、前記保持部材に設けた軸部と、前記装置本体に設けられ前記軸部を支持する軸受部とで構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  27. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部の材質を合成樹脂としたことを特徴とする画像形成装置。
  28. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部の材質を金属としたことを特徴とする画像形成装置。
  29. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部の材質を合成樹脂と金属の組合せとしたことを特徴とする画像形成装置。
  30. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部の材質をセラミックとしたことを特徴とする画像形成装置。
  31. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、
    前記支点部が、前記保持部材に設けた軸部と、前記装置本体に設けられ前記軸部の両端を支持する軸受部とを有し、前記軸部と前記軸受部とが前記軸部の半径の2%以上のガタを有していることを特徴とする画像形成装置。
  32. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部と、前記支点部側に配設され、前記保持部材を前記ロック手段によるロック方向へ弾性変形力により付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  33. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部と、前記支点部側に配設され、前記保持部材を前記ロック手段によるロック方向へ流体粘性圧により付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  34. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材を前記閉塞位置に固定するロック手段と、前記保持部材を開閉する際の支点部と、前記支点部側に配設され、前記保持部材を前記ロック手段によるロック方向へ弾性変形力と流体粘性圧により付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  35. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材側に設けられた爪部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段と、
    前記爪部材を前記爪引っ掛け部との係合方向に弾性変形力を用いて付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  36. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材側に設けられた爪部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記爪部材と係合する爪引っ掛け部とを備えたロック手段と、
    前記爪部材を前記爪引っ掛け部との係合方向に弾性変形力と流体粘性圧を用いて付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  37. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を前記保持部材の中央に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  38. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を前記保持部材の重心の垂線上に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  39. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を前記保持部材の重心の垂線上に対して対称に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  40. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は中間転写ユニット及び作像ユニットであって、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を前記中間転写ユニット及び前記作像ユニットよりも上方に位置する前記保持部材の中央に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  41. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は中間転写ユニット及び作像ユニットであって、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を前記中間転写ユニット及び前記作像ユニットよりも上方に位置する前記保持部材の上端中央に対称的に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  42. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットであり、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を前記複数のローラを支持する軸の間に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  43. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は、間隔を持って配設された複数のローラと、これらローラ間に巻き掛けられた中間転写ベルトとを有する中間転写ユニットと、前記中間転写ベルトに沿って配設された複数の作像ユニットであり、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに、前記複数のローラを支持する軸、及び前記各作像ユニットを前記保持部材で覆える位置に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  44. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を1箇所としたことを特徴とする画像形成装置。
  45. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を2箇所にしたことを特徴とする画像形成装置。
  46. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで同ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材と前記ロック受け部材との係合位置を3箇所以上としたことを特徴とする画像形成装置。
  47. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられ、複数のロック爪が設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで各ロック爪と係合する複数のロック受け部とを有し、前記ロック爪の形状を対称形状としたことを特徴とする画像形成装置。
  48. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられ、複数のロック爪が設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで各ロック爪と係合する複数のロック受け部とを有し、前記ロック爪の形状を非対称形状としたことを特徴とする画像形成装置。
  49. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられ、複数のロック爪が設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで各ロック爪と係合する複数のロック受け部とを有し、前記ロック爪の形状を前記ロック部材のスライド方向と同一平面において直交する方向に対称形状としたことを特徴とする画像形成装置。
  50. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられ、複数のロック爪が設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで各ロック爪と係合する複数のロック受け部とを有し、各ロック爪の材質を合成樹脂としたことを特徴とする画像形成装置。
  51. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられ、複数のロック爪が設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで各ロック爪と係合する複数のロック受け部とを有し、各ロック爪の材質を金属としたことを特徴とする画像形成装置。
  52. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられ、複数のロック爪が設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで各ロック爪と係合する複数のロック受け部とを有し、各ロック爪の材質を合成樹脂と金属の組合せとしたことを特徴とする画像形成装置。
  53. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられ、複数のロック爪が設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで各ロック爪と係合する複数のロック受け部とを有し、各ロック爪の材質をセラミックとしたことを特徴とする画像形成装置。
  54. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック爪と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック爪をスライドさせることで前記ロック爪と係合するロック受け部とを有し、
    前記ロック爪のスライド方向を前記保持部材の開閉方向と同一方向としたことを特徴とする画像形成装置。方卯子としたい゛方卯コ座V
  55. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック爪と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック爪をスライドさせることで前記ロック爪と係合するロック受け部とを有し、前記ロック爪を前記保持部材の外側面と同一平面上で移動可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  56. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材に回動可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材を回転させることで前記ロック部材と係合するロック受け部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  57. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材に、同保持部材の外側面と同一平面上で回動可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材を回転させることで前記ロック部材と係合するロック受け部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  58. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材に回動可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材を所定の角度回転させることで前記ロック部材と係合するロック受け部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  59. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が前記閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材を前記開口部側から見て左右方向に移動自在としたことを特徴とする画像形成装置。
  60. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材を前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記開口部側から見て上下方向に移動自在としたことを特徴とする画像形成装置。
  61. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部とを有し、前記ロック部材を前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記開口部側から見て斜め方向に移動自在としたことを特徴とする画像形成装置。
  62. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支持部を前記ロック部材とロック受け部との係合位置と対称的に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  63. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支持部を前記ロック部材とロック受け部との係合位置よりも外側に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  64. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支持部を前記ロック部材とロック受け部との係合位置よりも内側に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  65. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記機器は、前記装置本体内に並列位置された複数の作像ユニットであり、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支持部を前記作像ユニットの配列方向と略平行に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  66. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を1箇所としたことを特徴とする画像形成装置。
  67. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を2箇所としたことを特徴とする画像形成装置。
  68. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を3箇所としたことを特徴とする画像形成装置。
  69. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部を前記装置本体に引っ掛ける構成としたことを特徴とする画像形成装置。
  70. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、
    前記支点部が、前記保持部材に設けた軸部と、前記装置本体に設けられ前記軸部を支持する軸受部とで構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  71. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部の材質を合成樹脂としたことを特徴とする画像形成装置。
  72. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部の材質を金属としたことを特徴とする画像形成装置。
  73. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部の材質を合成樹脂と金属の組合せとしたことを特徴とする画像形成装置。
  74. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、前記支点部の材質をセラミックとしたことを特徴とする画像形成装置。
  75. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部とを有し、
    前記支点部が、前記保持部材に設けた軸部と、前記装置本体に設けられ前記軸部の両端を支持する軸受部とを有し、前記軸部と前記軸受部とが前記軸部の半径の2%以上のガタを有していることを特徴とする画像形成装置。
  76. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部と、前記支点部側に配設され、前記保持部材を前記ロック部材と前記ロック受け部との係合方向へ弾性変形力により付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  77. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部と、前記支点部側に配設され、前記保持部材を前記ロック部材と前記ロック受け部との係合方向へ流体粘性圧により付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  78. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部と、前記支点部側に配設され、前記保持部材を前記ロック部材と前記ロック受け部との係合方向へ弾性変形力と流体粘性圧により付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  79. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部と、前記ロック部材を前記ロック受け部との係合方向へ弾性変形力を用いて付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  80. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材にスライド可能に設けられたロック部材と、前記装置本体側に設けられ、前記保持部材が閉塞位置を占めたときに前記ロック部材をスライドさせることで前記ロック部材と係合するロック受け部と、前記保持部材を開閉する際の支点部と、前記ロック部材を前記ロック受け部との係合方向へ弾性変形力と流体粘性圧を用いて付勢する付勢手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  81. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材と前記装置本体とに連結され、前記保持部材の開閉角度を規制するストッパ部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  82. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材と前記装置本体とにその両端が連結され、前記保持部材の開閉角度を規制するストッパ部材を、前記保持部材の両端側に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  83. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材と前記装置本体とにその両端が連結され、前記保持部材の開閉角度を規制するストッパ部材を、前記保持部材の中央部に配設したことを特徴とする画像形成装置。
  84. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材と前記装置本体との間に介装され、前記保持部材の開放方向へ移動速度を減衰する緩衝手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  85. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材と前記装置本体との間に介装され、前記保持部材の開放方向へ移動速度を流体抵抗により減衰する緩衝手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  86. 装置本体に形成された開口部側から同装置本体に対して着脱自在に設けられた少なくとも1つの機器と、前記開口部に対して開閉自在に設けられ閉塞位置を占めたときに前記機器と係合して同機器を所定の位置に案内・固定する保持部材とを備えた画像形成装置において、
    前記保持部材と前記装置本体との間に介装され、前記保持部材の開放方向へ移動速度を弾性変形力により減衰する緩衝手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  87. 支点を中心に装置本体に回動可能に設けられた第一の構造体と、第一の構造体を前記装置本体にロックするための第一のレバーと、前記支点を中心に第一の構造体に回動可能に設けられた第二の構造体と、第二の構造体を第一の構造体にロックするための第二のレバーを有する画像形成装置において、
    第一のレバーは複数の手掛け部を有することを特徴とする画像形成装置。
  88. 支点を中心に装置本体に回動可能に設けられた第一の構造体と、第一の構造体を前記装置本体にロックするための第一のレバーと、前記支点を中心に第一の構造体に回動可能に設けられた第二の構造体と、第二の構造体を第一の構造体にロックするための第二のレバーを有する画像形成装置において、
    第一のレバーは複数の手掛け部を有し、第二の構造体を装置本体へ装着した時に、複数の手掛け部が1個所以上装置外部に露出しないことを特徴とする画像形成装置。
  89. 支点を中心に装置本体に回動可能に設けられた第一の構造体と、第一の構造体を前記装置本体にロックするための第一のレバーと、前記支点を中心に第一の構造体に回動可能に設けられた第二の構造体と、第二の構造体を第一の構造体にロックするための第二のレバーを有する画像形成装置において、
    第一のレバーは複数の手掛け部と、前記手掛け部の一部またはレバー操作方向を指示する指標とを有し、第二の構造体を開放した状態時に前記指標が装置外部に露出することを特徴とする画像形成装置。
  90. 請求項87、88または89記載の画像形成装置において、第一の構造体は内側構造体であり、第二の構造体は外側構造体であることを特徴とする画像形成装置。
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