JP4900306B2 - ドローイングマシン - Google Patents
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Description
(1)サポートメンバー12は織物組織に応じて多数配列されており、ヘルドはプログラムされたサポートメンバー12に受け渡されなければならない。このため、先に移送されてきたヘルドよりも後から移送されたヘルドを先に受け渡すなどの作業が頻繁に生じ、ヘルドの受け渡しタイミングの制御が非常に複雑である。
(2)ヘルドは歯つきベルト21によって一定の速度で間欠的に移送されているため、プログラムされたサポートメンバー12の位置に達するまでに多くの時間を要し、ドローイングマシンの作業時間が長くならざるを得ない。
(3)貯蔵部分からのヘルドの受け取りはサポートメンバー12へのヘルド受け渡しを基準にして制御しなければならないため、ヘルドの受け取り及び受け渡しの作業プログラムが非常に複雑である。
(4)サポートメンバー12へのヘルド受け渡し位置では、歯つきベルト21に多数のヘルドが保持されているため、作業者によるヘルドの不具合を見つけ難い状態にある。また、作業者の監視によってヘルドの不具合が発見されても、不具合ヘルドの処理は多数のヘルドの存在により非常に繁雑である。
以下、第1の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1によってドローイングマシンの概要を説明する。図示しないワープビームから引き出され、保持枠1に掛けられた多数の経糸Wを挟んでエアノズル2及び複数のエアガイド3、4、5が直線状に配列されている。また、エアノズル2と経糸Wとの間にはガイドバー6が設置されている。エアガイド4の上方にはドロッパー搬送機構7が配設され、エアガイド5の上方及び下方には対となるように配置されたヘルド搬送機構8が配設されている。エアガイド5の端部には若干の間隔を開けて多数の筬羽9を備えた筬10が直角に配置されている。筬羽9を挟んでエアガイド5と対向する位置には流体的あるいは機械的な機構を有する筬羽拡開手段11が配設されている。
(1)ヘルド22を保持するキャリア48が個別に構成されている点及び経糸引き通し位置23を基準にして非定ピッチ送り手段が独立して配設されている点から、経糸Wを引き通したキャリア48を単独で所定位置に自由に移動することができ、ドローイングマシンにおける一連の作業を迅速に行なうことができるとともに経糸引き通し作業のプログラムの簡略化が図れる。
(2)定ピッチ送り手段により経糸引き通し位置23へ移動されるキャリアを規制部材46、46aにより一時規制した状態で位置決め手段84により位置決めされるので、経糸引き通し位置23におけるキャリア48の位置が素通りすることなく正確に決定される。
(3)経糸Wの引き通し後のキャリア48は所定のヘルド排出位置24へ単独で移動されるため、作業者等による不具合ヘルドの監視が容易となり、修正作業も容易である。
図9に示す第2の実施形態は、第1の実施形態におけるキャリアガイドを変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の実施形態は、キャリアガイド120に支持レバー121によって支承された環状の案内リング122を配設したものである。キャリア123は案内リング122の径に対応した半円溝124を備えた本体125と弧面126を備えたカバー127、同じく弧面128を備えたカバー129から構成されている。
(2)非定ピッチ送り手段の一部を構成する押動部材45、45a、63、63aはタイミングベルト44、61に3箇所以上取り付けるように構成しても良い。例えば押動部材が3箇所に存在する場合、ヘルド排出位置24に2つのキャリアが移動されるケースがあるため、ヘルド押し出し手段96、97を2分割にし、キャリアの停止位置に応じてヘルド押し出し手段96、97のいずれかを作動させるように構成すればよい。このように構成してもドローイングマシンの作業効率は従来技術よりも高めることができる。
(3)定ピッチ送り手段の一部を構成するスプロケット34はキャリア48の移動によって回転される消極駆動型に構成しても良い。
(4)スプロケット33、34の配設位置はコーナー部に限らず他の位置であってもよい。
(5)非定ピッチ送り手段の一部を構成するタイミングベルト44、61は平ベルトやチェーン等によって構成しても良い。
3、4、5 エアガイド
7 ドロッパー搬送機構
8 ヘルド搬送機構
12 ドロッパー供給装置
13 ドロッパー供給位置
15、23、26 経糸引き通し位置
16 ドロッパー排出位置
17 ドロッパー受け取り手段
18、20 ヘルド供給装置
19、21 ヘルド供給位置
24 ヘルド排出位置
25 ヘルド受け取り手段
27 制御装置
30a、30b 上部キャリアガイド
31a、31b 下部キャリアガイド
32、118、119 案内溝
33、34、35、36、60、62 スプロケット
44、61 タイミングベルト
45、63 押動部材
46、64 規制部材
48、106、123 キャリア
49 定ピッチ送りモータ
57、58 非定ピッチ送りモータ
75、116、117、132 保持ピン
77、102 被駆動部
78、80、113、114 摺動ピン
84、91、100 位置決め手段
90 キャリア供給位置
96、97 ヘルド押し出し手段
107、108、120 キャリアガイド
122 案内リング
135 ヘルド案内板
Claims (10)
- 貯蔵装置から分離されたハーネスをハーネス供給位置で受け取って経糸引き通し位置へ搬送し、経糸を通された個々のハーネスをハーネス排出位置へ搬送するシステムを備えたドローイングマシンにおいて、
前記ハーネスを保持する多数のキャリアをキャリアガイドに移動可能に取り付け、前記貯蔵装置から分離された個々のハーネスを個々のキャリアによって前記ハーネス排出位置まで個別に保持し、前記キャリアを前記ハーネス供給位置から経糸引き通し位置へ定ピッチで移動する定ピッチ送り手段と前記キャリアを前記経糸引き通し位置からハーネス排出位置へ非定ピッチで移動する非定ピッチ送り手段とを設けたことを特徴とするドローイングマシン。 - 前記非定ピッチ送り手段は前記キャリアを前記定ピッチ送り手段よりも高速で移動することを特徴とする請求項1に記載のドローイングマシン。
- 前記非定ピッチ送り手段は、環状に配置されモータにより駆動される周回ベルトと、前記周回ベルトに180度の位相を持って取り付けられたキャリアの押動部材とにより構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドローイングマシン。
- 前記キャリアは前記ハーネスに形成された孔に嵌合する保持ピンと前記非定ピッチ送り手段に係合する被駆動部とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のドローイングマシン。
- 前記キャリア及び前記キャリアガイドはいずれか一方に嵌合部を形成し、他方に被嵌合部を形成し、両者を嵌合することによって前記キャリアを前記キャリアガイドに移動可能に取り付けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のドローイングマシン。
- 前記キャリアガイドに環状の案内溝を形成し、前記案内溝が対向するように配置された2つのキャリアガイドの各案内溝に前記キャリアの上部及び下部を嵌合したことを特徴する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のドローイングマシン。
- 前記ハーネスはヘルドであり、前記ヘルドは上部保持用と下部保持用との一対のキャリアにより上下方向に緊張状態で保持されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のドローイングマシン。
- 前記ハーネスはドロッパーであり、前記ドロッパーは上部に形成された孔に嵌合する2本の保持ピンを備えたキャリアによって保持されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のドローイングマシン。
- 前記ハーネス排出位置には、ハーネスの排出領域をカバーする単一のハーネス押し出し手段が配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のドローイングマシン。
- 前記ハーネス供給位置、経糸引き通し位置及び前記ハーネス排出位置には、それぞれ前記キャリアの位置決め手段が配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のドローイングマシン。
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