JP4898537B2 - ステータ位置調整方法 - Google Patents
ステータ位置調整方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4898537B2 JP4898537B2 JP2007109889A JP2007109889A JP4898537B2 JP 4898537 B2 JP4898537 B2 JP 4898537B2 JP 2007109889 A JP2007109889 A JP 2007109889A JP 2007109889 A JP2007109889 A JP 2007109889A JP 4898537 B2 JP4898537 B2 JP 4898537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- motor case
- allowable range
- rotor
- adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 50
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 99
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 88
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 20
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 43
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 31
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 16
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 15
- 101100272718 Arabidopsis thaliana BRG2 gene Proteins 0.000 description 8
- 101100247319 Drosophila melanogaster Ras64B gene Proteins 0.000 description 7
- 101150019218 RAS2 gene Proteins 0.000 description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 5
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 5
- 101000702545 Homo sapiens Transcription activator BRG1 Proteins 0.000 description 3
- 102100031027 Transcription activator BRG1 Human genes 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 101150076031 RAS1 gene Proteins 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 101150045048 Ras85D gene Proteins 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/16—Centering rotors within the stator; Balancing rotors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/15—Mounting arrangements for bearing-shields or end plates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49009—Dynamoelectric machine
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49718—Repairing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
従って、ハイブリッド車に備えられるモータ駆動装置は、そのロータが変速機構側及びエンジン側に駆動連結されて、駆動力の授受が可能とされている。
上記のようなハイブリッド駆動装置に採用されるモータ駆動装置の概略構造を図1、図2に模式的に示した。図1はモータ駆動装置の断面図を、図2はモータ駆動装置の分解斜視図を示したものである。
図1において、左側がエンジンEが配設されるエンジン室ER側に、右側が変速機構Tが配設される変速機構室TR側に対応する。
即ち、ロータの外周面とステータの内周面との間に所定の隙間が確保され、両者が接触することなくロータが回転できれば良い基準を予め決めておいてステータの心出しを行ってきた。
この場合、ステータの外周面とモータケースの内周面との間にあっては、隙間が形成される場合もあれば、ステータの少なくとも一部がモータケースの内周面に接触していることもあった。
ステータの外周面とモータケースの内周面との間に第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第1許容範囲が設定され、
前記ステータ軸心の位置を測定する測定工程を実行するとともに、
前記測定工程で得られたステータ軸心の位置が、前記第1許容範囲内に納まるように、前記ステータの軸心の位置を調整する調整工程を実行することにある。
第1許容範囲が設定されており、ステータ軸心の位置が第1許容範囲内に納まっている限りにおいて、ステータ、モータケース間に第1隙間が形成される。そして、第1許容範囲は、第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲とされ、この範囲を超えるとステータの外周面がモータケースの内周面に接触する(第1隙間が無くなる)範囲とされる。
そこで、本願第1の特徴構成のステータ位置調整方法では、測定工程を実行して、その位置を得て、調整工程において、ステータ軸心位置を第1許容範囲内に納めるように調整する。
このようにすると、ステータ軸心が第1許容範囲内に収まっていることにより、ステータ、モータケース間の第1隙間を確実に確保できる。即ち、ステータの外周の全域がモータケースに接触しない状態が確保される。
よって、ステータとモータケースとの接触を避けることで、ステータが何らかの要因によって共振を起こし、モータ駆動装置から発生する振動(特に音)が大きくなることを良好に抑制できる。
モータケース、前記モータケースから軸支されて内部で回転するロータ、前記ロータと同心に前記ロータの外周に配設されるステータを備え、ロータ軸心に沿ってステータを締付ける締付け手段により前記ステータが前記モータケースに締付け固定される構成のモータ駆動装置に関し、ロータ軸心に対する前記ステータの位置を調整するステータ位置の調整システムであって、
ステータの外周面とモータケースの内周面との間に第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第1許容範囲を記憶した記憶手段を備え、
前記ステータ軸心の位置を測定する測定手段を備えるとともに、
前記ステータ軸心の位置を調整する調整手段を備え、
前記測定手段により測定されたステータ軸心の位置に基づいて、前記ステータ軸心の位置を前記第1許容範囲内に納める前記調整手段に対する調整指令を生成する調整指令生成手段を備えたステータ位置調整システムとすることができる。
ここで、記憶手段は、モータ駆動装置において予め設定されている、第1許容範囲を記憶している手段であり、この情報を提供する手段である。
一方、測定手段は、先に説明した測定工程を実行する手段である。
ステータの外周面とモータケースの内周面との間に第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第1許容範囲と、
ステータの内周面とロータの外周面との間に第2隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第2許容範囲と、が設定されるとともに、
前記第1許容範囲が前記第2許容範囲以下に設定されており、
前記ステータ軸心の位置を測定する測定工程を実行するとともに、
前記測定工程で得られたステータ軸心の位置が、前記第1許容範囲内に納まるように、前記ステータの軸心の位置を調整する調整工程を実行することにある。
第1許容範囲と第2許容範囲とが設定されており、ステータ軸心の位置が第1許容範囲内に納まっている限りにおいて、ステータ、モータケース間に第1隙間が形成され、第2許容範囲内に収まっている限りにおいて、ステータ、ロータ間に第2隙間が形成される。そして、第1許容範囲は、第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲とされ、この範囲を超えるとステータの外周面がモータケースの内周面に接触する(第1隙間が無くなる)範囲とされる。
同様に、第2許容範囲は、第2隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲とされ、この範囲を超えるとステータの内周面がロータの外周面に接触する(第2隙間が無くなる)範囲とされる。
そして、第1許容範囲と第2許容範囲との関係は、第1許容範囲が第2許容範囲以下とされる。ここで、第2許容範囲には、ロータとステータとが接触しない条件下にあっても、ステータとモータケースが接触することが発生しうる範囲を含む。
そこで、本願に係るステータ位置調整方法では、測定工程を実行して、その位置を得て、調整工程において、ステータ軸心位置を第1許容範囲内に納めるように調整する。
このようにすると、第1許容範囲と第2許容範囲との関係から、ステータ、ロータ間の第2隙間を確実に確保できるとともに、ステータ軸心が第1許容範囲内に収まっていることにより、ステータ、モータケース間の第1隙間を確実に確保できる。
よって、ステータとモータケースとの接触を避けることで、ステータが何らかの要因によって共振を起こし、モータ駆動装置から発生する振動(特に音)が大きくなることを良好に抑制できる。
モータケース、前記モータケースから軸支されて内部で回転するロータ、前記ロータと同心に前記ロータの外周に配設されるステータを備え、ロータ軸心に沿ってステータを締付ける締付け手段により前記ステータが前記モータケースに締付け固定される構成のモータ駆動装置に関し、ロータ軸心に対する前記ステータの位置を調整するステータ位置の調整システムであって、
ステータの外周面とモータケースの内周面との間に第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第1許容範囲と、
ステータの内周面とロータの外周面との間に第2隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第2許容範囲とを記憶した記憶手段を備えるとともに、前記第1許容範囲が前記第2許容範囲以下となる関係にあり、
前記ステータ軸心の位置を測定する測定手段を備えるとともに、
前記ステータ軸心の位置を調整する調整手段を備え、
前記測定手段により測定されたステータ軸心の位置に基づいて、前記ステータ軸心の位置を前記第1許容範囲内に納める前記調整手段に対する調整指令を生成する調整指令生成手段を備えたステータ位置調整システムとすることができる。
ここで、記憶手段は、モータ駆動装置において予め設定されている、第1許容範囲、第2許容範囲を記憶している手段であり、これらの情報を提供する手段である。
一方、測定手段は、先に説明した測定工程を実行する手段である。
第1許容範囲と第2許容範囲とが同一である場合、ステータとモータケースとの間に形成される第1隙間と、ステータとロータとの間に形成される第2隙間とが、同一の基準で設定されることとなる。換言すると、ステータの軸心が第1許容範囲(=第2許容範囲)を超えた段階で、ステータはその外周側でモータケースに、その内周側でロータに接触することとなる。
即ち、この状態では、第1許容範囲を可能な限り大きくとりながら、なお、第1隙間、第2隙間を確保できるロータ位置の調整を行うことができる。
よって、第2モータケース内周面部では、充分な隙間を確保して、ステータ、モータケース間の干渉を避けることができる。
前記第1モータケース内周面部が前記着座面側に、前記第2モータケース内周面部が前記第1モータケース内周面部より前記着座面から離間する側に設けられていることが好ましい。
前記ステータの周方向において、前記突出部を除いた通常外周部に関し、
前記通常外周部と前記モータケースとの間に軸方向隙間が形成されていることが好ましい。
即ち、ステータの突出部を備えた構成を有する場合に、この突出部においては、着座面に着座して接触する構造とし、突出部が形成されていない周方向の通常外周部に関しては、モータケースが着座面より下がった構造とすることで、ステータとモータケースとの間に軸方向隙間が形成されるものとする。
このようにすることで、ステータとモータケースとの接触部位を突出部(即ち、締付け手段によりステータがモータケースに確実に締結されている部位)に接触する箇所を限定することで、不要な振動の発生を防止して、モータ駆動装置が発生する音を低減することができる。
前記調整工程の後、前記締付け手段を用いて前記ステータを前記モータケースに締付ける締付工程を実行し、
前記締付工程の後、前記モータケース及び前記ステータに対して前記ロータを組み付ける組付工程を実行するモータ駆動装置製造方法も、本願の対象となり得る。
本願のモータ駆動装置Mは、ハイブリッド駆動装置に採用することができる。
図1は、ミッションケースMC(モータケースの一例)内に収納され、組付け状態にあるモータ駆動装置Mの断面構造を示す図面であり、図2は、モータ駆動装置Mを構成するステータSの支持及びロータRの支持構造を明らかにすべく、モータ駆動装置Mを分解して示した図面である。
図1において、左側がエンジンEが配設されるエンジン室ER側の部位であり、右側が変速機構Tが配設される変速機構室TR側の部位である。先にも示したように、モータ駆動装置MのロータRは、エンジンE及び変速機構Tと駆動連結可能に構成されており、それぞれに対して駆動力の授受が可能となっている。
また、このステータコイルSWは、ワニスが含浸されて、絶縁状態で固定されている。更に、鋼板p間も、ワニスが含浸されて、水等の浸入を防止した状態で固定されている。また、このようにワニスが含浸されていることで、熱伝導率が向上され、放熱性が向上されている。
図1に示すように、ステータSの外周面とミッションケースMCの内周面との間には本願において第1隙間と呼ぶギャップg1が空けられている。一方、ロータRの外周面とステータSの内周面との間には、本願において第2隙間と呼ぶギャップg2が空けられている。
タ軸心Zsが取る位置のわずかに内側に第2許容範囲Tr2を設定し、この許容範囲内にステータ軸心Zsの位置を調整する。この調整方法が、従来、採用されていた調整方法である。しかしながら、この場合、ステータSがミッションケースMCに接触する状態を許容するものとなる。
これら(a)(b)において、内部に×印を付けた方形箱印で示されるステータSの外周面(横方向最も外側に位置される細実線)が第2隙間g2を確保するために、ステータSが採ることができる限界位置を示すこととなる。
このようにすることで、図3(e)に示すように、第1隙間g1、第2隙間g2ともに確保され、ステータSの横移動が不測に発生した場合にあっても、ロータR、ステータS間の接触を避けることができる。
ステータ位置調整システム100は、ステータSをミッションケースMC内に収納した状態で、ミッションケースMCにおいて決まるロータ軸心Zrに対して、ステータSを適切な位置に調整しようとするものである。
この目的から、図9、図10に示すように、システム100は、本願独特の構成の測定調整装置1が備えられるとともに、この測定調整装置1に対する調整指令を生成する動作制御部1cが備えられている。
このステータ位置調整システム100には、ステータ位置調整システム100自体の操作用の操作パネル102が設けられるとともに、基体フレーム103の各部位に、ミッションケースMCであるワークが配設されるワーク配設部103a、後述する測定調整装置1が懸垂状態で支持される測定調整装置支持部103bが備えられている。また、測定調整装置1の測定結果に基づいて所定の演算処理を実行するコンピュータからなる動作制御部1cが備えられている。
2−1 測定調整装置
図4〜8に、測定調整装置1の構成を示した。
図4は、測定調整装置1の構成を示すための要部断面図であり、ミッションケースMC内にステータSを挿入した状態で、ステータSの位置を測定及び調整可能に測定調整装置1を配設した状況を示している。
図5は図4に対応する平面図であり、図6は図4のA−A断面を、図7は測定調整装置1のみを示した斜視図である。さらに、図8は、その分解図である。
即ち、装置1は、上記ケース側軸支部RAS2により軸径方向D2において位置決めされ、上記ノックピンnp及び位置決め孔18aにより軸方向D1及び軸周方向D3において位置決めされる。
尚、装置1をミッションケースMCに位置決めするための位置決め手段としては、上記ノックピンnp及び位置決め孔18aの代わりに、ボルト及びボルト穴等の別の手段を採用しても構わない。
以上、ステータ位置の測定調整装置1に関して、その位置決め構成を説明したが、以下、ステータ軸心Zsの位置の測定及びその位置の調整に関して説明する。
図4、図6、図7、図8に示す様に、変位センサ20が、支持体としてのセンサーバー3により、ステータSを構成するステータコアSCの内径面のロータ軸心Zrに対する位置を測定可能に支持されており、具体的には、軸周方向D3の4箇所に均等に備えられるセンサーバー3に、夫々、3個の変位センサ20が備えられている。
また、この変位センサ20は、上記渦電流型の変位センサのように、磁性体又は導電体に選択的に感応する非接触型の変位センサであることから、変位センサ20とステータコアSCとの間に介在する磁性体及び導電体以外からなる物質、特にステータコアSCの径方向表面に付着するワニスの影響を排除して、ステータコアSCの内径側端面t1の位置を正確に測定できる。
一方、先にも示したように、センサーバー3は軸周方向D3に4箇所均等に設けられているため、ステータSの軸周方向D3に沿った各部の位置も知ることができ、軸周方向D3において4箇所の変位センサ20の出力から、ステータSの円心位置を知ることができる。そして、軸方向D1の各位置におけるステータSの円心位置の平均値として、ステータ軸心Zs(図3(b)に示す平均円心位置)の位置を得る構成とされる。
即ち、本願に係る測定調整装置1では、センサーバー3により接続される一対の端面プレート2、及びこれら端面プレート2に付属の部材及び変位センサ20により測定手段が構成される。また、ロータの軸支部RASに対して、これを基準として変位センサ20を位置決めして支持する機構、具体的には、一対の端面プレート2、センサーバー3、ガイド軸8、及びピン係合部材18等により支持体が構成される。
図4、図7に示す様に、カム6の配設位置は、軸方向D1において、ステータコアSCの下端部に対応する位置とされている。この位置は、ステータコアSCがミッションケースMCに挿入された状態で、その着座面MC1に当接する位置である。本例では、具体的には、カム6の下端面(底面)が、ステータコアSC(ステータS)の下端面を支持するミッションケースMCの着座面MC1と略同一面上に位置するように、カム6を配置している。
後述するように、測定調整装置1を使用したステータ位置の調整は、ミッションケースMCの開口MCOが上側に開口した縦姿勢で行う。この状況では、ステータSの荷重は、着座面MC1近傍にあるステータコアを構成する鋼板pにかかっており、この部位にある鋼板pの位置を調整することが最も好ましい。発明者らの検討では、調整において、縦姿勢が維持された状態で、ステータコアSCの鉛直方向(軸方向D1)上側部位をカム6で押動させた場合、ステータS自体が全体的に軸方向D1に対して傾くだけで、着座面MC1に当接している鋼板pは移動し難く、偏心カム6による調整後、元の状態に戻り調整不良となる場合も発生した。
従って、測定調整装置1にあっては、上述のようにステータコアSCの下端近傍にカム位置を設定することで、軸周方向D3に均等配置された偏心カム6を利用して、軸周方向D3の各部において軸径方向D2のステータSの位置を適切に調整することができる。即ち、この測定調整装置1は、本願における調整手段をも成す。
測定調整装置1には、測定結果に基づいて所定の演算処理を実行するコンピュータからなる演算処理部1cが備えられている。
演算処理管理手段1caは、演算処理部1cに備えられる各手段(ステータ軸心位置導出手段1cb、調整指令生成手段1cc)の動作を管理する。
ステータ軸心位置導出手段1cbは、測定調整装置1か得られる測定情報に基づいて、ロータ軸心Zrに対するステータ軸心Zsの位置を導出する。即ち、この手段1cbにおける処理では、軸方向において3箇所に設けられている検出位置の、それぞれについて、各位置における円心位置を求め、求まった各位置の円心位置から、その3箇所の平均としてステータ軸心Zsの位置(平均円心位置)を求める。
調整指令導出手段1ccは、ステータ軸心Zsの位置を、実質的にロータ軸心Zrに一致させる調整指令を生成する。この手段1ccでは、ロータ軸心Zrに直交する平面であって、上記平均を取った軸方向高さにある平面における、ステータ軸心Zsの位置とロータ軸心Zrの位置との離間距離及び平面内における方向をまず導出するとともに、測定調整装置1に備えられる複数のカム6に関し、調整すべきカム6(どのカム6を調整するか)とそのカム6の調整量(どの程度回転させるか)を調整指令として求める。
本実施形態の場合、測定点及び調整点が、周方向に均等に4点ずつ設けられているため、ステータ軸心Zsのロータ軸心Zrに対する偏心状態に対応して、それぞれのカム6を
どれだけ回転させるかが予め得られている変換式に従って導出される。この実施形態にあっては、ステータを径方向外側へ押し出す場合に必要となる調整量のみを導出する構成としている。
以下、測定調整装置1を使用して、ステータSの位置を測定するとともに、測定結果に基づいて調整を行い、ステータSをミッションケースMCに固定する一連の作業に関して説明する。
ステータ位置調整システム100上に、ミッションケースMCを縦姿勢で配設する工程である。
即ち、図12に示されているように、ミッションケースMCの端部開口MCOが上側に、ミッションケースMCに設けられるケース側軸支部RAS2が下側に来るように、ミッションケースMCを、ワーク配設部103aの上面10上に配設する。ステータ位置調整システム100に設けられる第1センター軸9aの軸Zと、ミッションケースMCにおいて決まっている仮想的なロータの軸心Zrは、当然一致させる。
図13に示す様に、ステータSを、縦姿勢にあるミッションケースMC内に挿入する。この挿入操作は、ステータSをミッションケースMC内に落とし込む状態で行われることとなり、ステータSは、ミッションケースMCに設けられている着座面MC1から支持される。挿入完了状態で、ステータSは、その上下方向位置(軸方向D1位置)は確定し、ミッションケースMCとステータSとの間における相対位相(軸周方向D3位置)関係もほぼ定まる。一方、これまでも説明したように、水平方向(軸径方向D2位置)に関しては、僅かのがたが許される状態となる。
図13に示す様に、測定調整装置1を、ステータSが挿入されたミッションケースMC内に配設する。この配設は、第2センター軸9bを使用して、測定調整装置1を測定調整装置支持部103bに設けられた搬送部14aで吊り下げながら、第1センター軸9aをガイド軸8に挿入した状態で行う。
この下降操作時、下側に位置されるガイド軸8の嵌込部8bは、ケース側軸支部RAS2を構成する軸支ベアリングBRG2により案内され、心出しされる。一方、上側に位置される方形プレート12の両端部位に設けられたピン係合部材18が、ノックピンnpにより位置決めされる。
この構造では、当該軸支ベアリングBRG2が心出しの用を果たすとともに、ノックピンnpも心出しの用を果たす。さらに、装置1全体が端面開口MCOにより下側から支持される。
上記のように、測定調整装置1をステータS内に配設させた状態で、ステータSの位置の測定及び調整が可能となる。
即ち、図14に示す様に、測定調整装置1をミッションケースMC内に配設した状態で、変位センサ20を使用して、ステータコアSCに設けられているティースtの内径側端面t1の位置を各変位センサ20の出力として測定する。この測定は、以下に示す各段階で逐次実行される。
3−5 判定工程(ステップ5)
上記のようにして求められたステータ軸心Zsの位置が、第1許容範囲Tr1内か否かが判定される。そして、第1許容範囲Tr1内にある場合(ステップ5:YES)は、調整作業を終えることができる。
一方、第1許容範囲内にない場合(ステップ5:NO)は、以下の調整を実行する。即ち、この段階で、調整指令生成手段1ccにより調整指令が生成される。
この段階では、図15に示すように、ステータSは締付けされないフリーな状態にあるため、別途生成される調整指令に基づいて、ステータ軸心Zsをロータ軸心Zrに近づけるようにステータSの位置調整が行われる。具体的には、ロータ軸心Zrの位置に対してステータ軸心Zsの位置が偏心している方向とは反対側にあるカム6を回転させて、ステータSをその部位で外径側に押出し、ステータ軸心Zsの位置が第1許容範囲Tr1に納まるように調整される。この調整に従ったステータ軸心Zsの位置が、表示装置101に表示される。図9に示す表示装置101に表示された状態で、調整は良好に完了したこととなる。この完了状態でステータ軸心Zsの位置は、第1許容範囲Tr1内に納まっており、ほぼ原点、即ち、ロータ軸心Zrの位置に調整されている。
上記のようにして調整を終えた後、図16に示す様に、締結ボルトb1を使用して、ステータSをミッションケースMCに締付ける締め付け状態とする締付けを実行する。この時の締結力は、ステータSをミッションケースMCに固定する場合の締結力である。
そして、測定調整装置1をミッションケースMCから取り外し、ロータRを組み付けて、モータ駆動装置Mを完成させることができる。
以上の測定工程、調整工程を経ることで、締結状態で変形を伴うことがある積層型のステータコアSCを使用するモータ駆動装置Mにあっても、非常に高い精度で心出しを行い、ステータがモータケースに接触するのを避けられる。
(1)上記の実施の形態にあっては、第1許容範囲が第2許容範囲より小さい例を示したが、両許容範囲が同一となる構成を採用してもよい。
(2)上記の実施の形態にあっては、モータケース(ミッションケースMC)の内周面の位置は、第1隙間g1を形成できる位置に設定する例を示したが、モータケースMCに内周面の位置を、一部、外径側へ逃がす構造としてもよい。
このような実施形態を図17、18に示した。図17は、図1に対応する図面であり、図18は、図2に対応する図面である。
両図からも判明するように、この実施形態では、ステータSの外周面とモータケースMCの内周面との間に形成される隙間g1、g3に関し、先に説明した第1隙間g1を有する第1モータケース内周面部IS1と、この第1隙間g1より大きな第3隙間g3を有する第2モータケース内周面部IS2とが、段差を有して軸方向に形成されている。即ち、第2モータケース内周面部IS2が、第1モータケース内周面部IS1より外径側に逃げる構成としているのである。
さらに、この実施形態では、第1モータケース内周面部IS1が着座面MC1側に設けられ、第2モータケース内周面部IS2が第1モータケース内周面部IS1より着座面MC1から離間する側(図において上側である開口側)に設けられている。
このように、外径側に逃げるモータケース内周面部IS2を設けることで、結果的にステータSが不測にモータケースMCの内周面に接触する等の不都合が発生するのを避けることができる。
このような実施形態を図19、20に示した。図19は、図1に対応する図面であり、図20は、図2に対応する図面である。
結果、ステータSとモータケースMCとは強固な締結力が確保される部位でのみ当接されることとなり、この部位は元来振動の小さい部位であることから、結果的に、この実施形態でもモータ駆動装置から発生する振動(特に音)を低減することができる。
また、上記実施の形態にあっては、測定箇所の数と調整箇所の数とを同一としたが、異なった数としてもいっこうに構わない。
さらに、軸周方向D3における位相に関して、測定の対象とするステータ内径面部位の位相と、調整の対象とするステータ内径面部位の位相とが一致していても構わない。この場合は、ステータコアの調整を良好に行うための理由から、現在の偏心カムの軸方向の位置(着座面に当接する鋼板を軸径方向に調整することができる位置)を守ったままで、その上方向部位に変位センサを取り付けて、測定を行うことが、測定・調整上、好ましい。この構成を採用する場合は、調整量の導出が容易となる。
また、上記の実施の形態においては、ステータSの内径面の軸方向D1に均等な間隔で配置された3箇所を変位センサ20による測定箇所としたが、この測定箇所の数はこれに限定されず、軸方向D1における、ステータSの両端側に位置する少なくとも2箇所を測定箇所とすれば、軸方向D1に沿ったステータSの概略の配置状態を測定することができる。但し、測定箇所の数が多いほど詳細なステータSの配置状態の測定が可能となる。
さらに、ステ-タコアの内周面の位置を検出できれば、任意のセンサを採用することができる。
(9) 上記の実施の形態にあっては、測定と調整とを全て、ステータ位置調整システム100側で自動的に実行するようにしたが、ステータ位置調整システム100側で、測定手段によりステータSの位置を測定し、測定により求まるステータ軸心Zsの位置を、図9に示すように表示装置101に表示させ、調整操作を作業者が実行するようにしてもよい。
1c 演算処理部
1ca 演算処理管理手段
1cb ステータ軸心位置導出手段
1cc 調整指令導出手段
1cd 記憶手段
2 端面プレート
3 センサーバー
4 ステータ位置調整機構
5 カム軸
6 偏心カム
7 ピン
8 ガイド軸
9 センター軸
12 方形プレート
13 連結プレート
14 搬送用ハンドル
18 ピン係合部材
20 変位センサ
100 ステータ位置調整システム
BRG 軸支ベアリング
E エンジン
M モータ駆動装置
MC ミッションケース(モータケース)
np ノックピン
p 鋼板
R ロータ
RAS 軸支部
S ステータ
SC ステータコア
SW ステータコイル
T 変速機構
t ティース
Claims (10)
- モータケース、前記モータケースから軸支されて内部で回転するロータ、前記ロータと同心に前記ロータの外周に配設されるステータを備え、ロータ軸心に沿ってステータを締付ける締付け手段により前記ステータが前記モータケースに締付け固定される構成のモータ駆動装置に関し、ロータ軸心に対する前記ステータの位置を調整するステータ位置の調整方法であって、
ステータの外周面とモータケースの内周面との間に第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第1許容範囲が設定され、
前記ステータ軸心の位置を測定する測定工程を実行するとともに、
前記測定工程で得られたステータ軸心の位置が、前記第1許容範囲内に納まるように、前記ステータの軸心の位置を調整する調整工程を実行するステータ位置調整方法。 - モータケース、前記モータケースから軸支されて内部で回転するロータ、前記ロータと同心に前記ロータの外周に配設されるステータを備え、ロータ軸心に沿ってステータを締付ける締付け手段により前記ステータが前記モータケースに締付け固定される構成のモータ駆動装置に関し、ロータ軸心に対する前記ステータの位置を調整するステータ位置の調整方法であって、
ステータの外周面とモータケースの内周面との間に第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第1許容範囲と、
ステータの内周面とロータの外周面との間に第2隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第2許容範囲とが設定されるとともに、
前記第1許容範囲が前記第2許容範囲以下に設定されており、
前記ステータ軸心の位置を測定する測定工程を実行するとともに、
前記測定工程で得られたステータ軸心の位置が、前記第1許容範囲内に納まるように、前記ステータの軸心の位置を調整する調整工程を実行するステータ位置調整方法。 - 前記第1許容範囲が前記第2許容範囲と同一である請求項2記載のステータ位置調整方法。
- 前記ステータの外周面と前記モータケースの内周面との間に形成される隙間に関し、前記第1隙間を有する第1モータケース内周面部と、前記第1隙間より大きな第3隙間を有する第2モータケース内周面部とが、軸方向に形成されている請求項1〜3のいずれか一項記載のステータ位置調整方法。
- 前記モータケースに、前記ステータの軸方向端面が着座される着座面を備え、
前記第1モータケース内周面部が前記着座面側に、前記第2モータケース内周面部が前記第1モータケース内周面部より前記着座面から離間する側に設けられている請求項4記載のステータ位置調整方法。 - 周方向の複数部位に、外周面が径方向外側に突出形成された突出部を前記ステータに備えるとともに、前記突出部が着座される着座面を、前記モータケースに備え、
前記ステータの周方向において、前記突出部を除いた通常外周部に関し、
前記通常外周部と前記モータケースとの間に軸方向隙間が形成されている請求項1〜5のいずれか一項記載のステータ位置調整方法。 - 請求項1〜6のいずれか一項記載のステータ位置調整方法によってステータ位置が調整された前記ステータを用い、
前記調整工程の後、前記締付け手段を用いて前記ステータを前記モータケースに締付ける締付工程を実行し、
前記締付工程の後、前記モータケース及び前記ステータに対して前記ロータを組み付ける組付工程を実行するモータ駆動装置製造方法。 - モータケース、前記モータケースから軸支されて内部で回転するロータ、前記ロータと同心に前記ロータの外周に配設されるステータを備え、ロータ軸心に沿ってステータを締付ける締付け手段により前記ステータが前記モータケースに締付け固定される構成のモータ駆動装置に関し、ロータ軸心に対する前記ステータの位置を調整するステータ位置の調整システムであって、
ステータの外周面とモータケースの内周面との間に第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第1許容範囲を記憶した記憶手段を備え、
前記ステータ軸心の位置を測定する測定手段を備えるとともに、
前記ステータ軸心の位置を調整する調整手段を備え、
前記測定手段により測定されたステータ軸心の位置に基づいて、前記ステータ軸心の位置を前記第1許容範囲内に納める前記調整手段に対する調整指令を生成する調整指令生成手段を備えたステータ位置調整システム。 - モータケース、前記モータケースから軸支されて内部で回転するロータ、前記ロータと同心に前記ロータの外周に配設されるステータを備え、ロータ軸心に沿ってステータを締付ける締付け手段により前記ステータが前記モータケースに締付け固定される構成のモータ駆動装置に関し、ロータ軸心に対する前記ステータの位置を調整するステータ位置の調
整システムであって、
ステータの外周面とモータケースの内周面との間に第1隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第1許容範囲と、
ステータの内周面とロータの外周面との間に第2隙間が形成されるステータ軸心の最大許容範囲である第2許容範囲とを記憶した記憶手段を備えるとともに、前記第1許容範囲が前記第2許容範囲以下となる関係にあり、
前記ステータ軸心の位置を測定する測定手段を備えるとともに、
前記ステータ軸心の位置を調整する調整手段を備え、
前記測定手段により測定されたステータ軸心の位置に基づいて、前記ステータ軸心の位置を前記第1許容範囲内に納める前記調整手段に対する調整指令を生成する調整指令生成手段を備えたステータ位置調整システム。 - 前記第1許容範囲が前記第2許容範囲と同一である請求項9記載のステータ位置調整システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007109889A JP4898537B2 (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | ステータ位置調整方法 |
PCT/JP2008/055391 WO2008129920A1 (ja) | 2007-04-18 | 2008-03-24 | ステータ位置調整方法 |
CN2008800039199A CN101606306B (zh) | 2007-04-18 | 2008-03-24 | 定子位置调整方法 |
DE112008000387.4T DE112008000387B4 (de) | 2007-04-18 | 2008-03-24 | Statorpositionjustierverfahren |
US12/078,712 US8076892B2 (en) | 2007-04-18 | 2008-04-03 | Stator position adjustment method, motor drive device and stator position adjustment system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007109889A JP4898537B2 (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | ステータ位置調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008271681A JP2008271681A (ja) | 2008-11-06 |
JP4898537B2 true JP4898537B2 (ja) | 2012-03-14 |
Family
ID=39871549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007109889A Active JP4898537B2 (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | ステータ位置調整方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8076892B2 (ja) |
JP (1) | JP4898537B2 (ja) |
CN (1) | CN101606306B (ja) |
DE (1) | DE112008000387B4 (ja) |
WO (1) | WO2008129920A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101503249B1 (ko) * | 2008-12-23 | 2015-03-18 | 엑스이엠시 다르윈드 비.브이. | 풍력 터빈 및 풍력 터빈 발전기의 로터와 스테이터 사이의 갭 길이를 모니터링하기 위한 방법 |
JP5562753B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2014-07-30 | 三洋電機株式会社 | 直流モータおよびハブユニット |
JP2012061912A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Aisin Seiki Co Ltd | ハイブリッド車両用駆動装置およびケース |
DE102012100158A1 (de) * | 2011-01-11 | 2012-07-12 | Denso Corporation | Stator für drehende elektrische Maschinen und Verfahren zum Herstellen desselben |
US9027234B2 (en) * | 2013-05-17 | 2015-05-12 | Jung-Pei Huang | Motor stator automatically assembling system |
US9236782B2 (en) * | 2013-05-17 | 2016-01-12 | Herng Shan Electronics Co., Ltd. | Motor stator automatically assembling method |
JP2015112001A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-06-18 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
JP6323146B2 (ja) | 2014-04-26 | 2018-05-16 | 日本電産株式会社 | モータおよび送風機 |
CN104578627B (zh) * | 2014-12-31 | 2017-02-22 | 亿和精密工业(苏州)有限公司 | 马达同心度治具 |
DE202015009703U1 (de) * | 2015-10-14 | 2019-05-03 | Nidec Corporation | Bremsmotor |
CN105958748B (zh) * | 2016-06-30 | 2018-05-22 | 江苏朗信电气有限公司 | 一种电机转子轴向间隙调节机 |
CN109923762A (zh) * | 2016-11-02 | 2019-06-21 | 三菱电机株式会社 | 旋转电机及其制造方法 |
DE102017203261A1 (de) * | 2017-02-28 | 2018-08-30 | Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg | Verfahren zur Herstellung einer elektrischen Maschine |
CN110800197B (zh) * | 2017-08-25 | 2021-11-09 | 三菱重工发动机和增压器株式会社 | 马达组装方法及定心用夹具以及电动马达 |
JP7197335B2 (ja) | 2018-11-14 | 2022-12-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用電動機 |
JP7136671B2 (ja) * | 2018-11-26 | 2022-09-13 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | 可変速増速機の製造方法及びシャフト用治具 |
WO2021113671A1 (en) * | 2019-12-05 | 2021-06-10 | Sharkninja Operating Llc | Techniques for sub-micron radial alignment of electric motor components and air flow management to extend motor lifespan |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0578156A (ja) | 1991-07-22 | 1993-03-30 | Kao Corp | セメント混和剤 |
JPH05245096A (ja) | 1992-03-04 | 1993-09-24 | Nagateru Nakajima | 靴磨用具 |
JPH07241050A (ja) * | 1994-02-25 | 1995-09-12 | Hino Motors Ltd | 電気自動車用モータのギャップ調整装置 |
CA2127135A1 (en) * | 1994-06-30 | 1995-12-31 | Bryan P. Mclaughlin | Apparatus and method of determining the best position for inner and outer members in a rotary machine |
JPH08223875A (ja) * | 1995-02-13 | 1996-08-30 | Hitachi Ltd | 回転電機の回転子軸心位置調整方法及びその装置 |
JPH0945561A (ja) * | 1995-07-27 | 1997-02-14 | Sony Corp | ロータリートランス同心度調整装置及びロータリートランスの同心度調整方法 |
JP3873340B2 (ja) * | 1996-11-01 | 2007-01-24 | 国産電機株式会社 | エンジン駆動発電機 |
DE10010248A1 (de) * | 2000-03-02 | 2001-09-13 | Hatz Motoren | Stromerzeuger als Einheit aus Antriebsmotor und Generator |
US6842967B2 (en) * | 2002-04-03 | 2005-01-18 | Delphi Technologies, Inc. | Apparatus for aligning stators and rotors |
JP3650089B2 (ja) * | 2002-08-02 | 2005-05-18 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド駆動装置並びにそれを搭載した自動車 |
JP3842200B2 (ja) * | 2002-10-22 | 2006-11-08 | 三菱電機株式会社 | 可調整マンドレル |
US7426971B2 (en) | 2003-06-30 | 2008-09-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid driving unit and vehicle carrying the same |
JP2005245096A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Toyota Motor Corp | ステータコアの位置決め構造 |
JP2006166554A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Toyota Motor Corp | 回転電機および回転電機の製造方法 |
JP2006197776A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Toyota Motor Corp | ステータの組付け治具およびステータの組付け構造ならびに回転電機 |
JP2006254519A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Honda Motor Co Ltd | ステータコアの測定装置 |
JP4894331B2 (ja) * | 2005-04-11 | 2012-03-14 | 日本電産株式会社 | ブラシレスモータ |
US7586304B2 (en) | 2005-12-09 | 2009-09-08 | Aisin Aw Co., Ltd. | Stator position measuring method and measuring device |
KR100939071B1 (ko) | 2005-12-09 | 2010-01-28 | 아이신에이더블류 가부시키가이샤 | 모터 구동장치의 제조방법 및 모터 구동장치 |
US7508151B2 (en) | 2005-12-09 | 2009-03-24 | Aisin A W Co., Ltd. | Stator position adjustment method and device |
JP4377424B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-12-02 | 住友重機械工業株式会社 | 反力処理装置 |
-
2007
- 2007-04-18 JP JP2007109889A patent/JP4898537B2/ja active Active
-
2008
- 2008-03-24 CN CN2008800039199A patent/CN101606306B/zh active Active
- 2008-03-24 WO PCT/JP2008/055391 patent/WO2008129920A1/ja active Application Filing
- 2008-03-24 DE DE112008000387.4T patent/DE112008000387B4/de active Active
- 2008-04-03 US US12/078,712 patent/US8076892B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008271681A (ja) | 2008-11-06 |
CN101606306A (zh) | 2009-12-16 |
CN101606306B (zh) | 2012-07-25 |
US8076892B2 (en) | 2011-12-13 |
US20080258668A1 (en) | 2008-10-23 |
WO2008129920A1 (ja) | 2008-10-30 |
DE112008000387T5 (de) | 2009-11-19 |
DE112008000387B4 (de) | 2018-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4898537B2 (ja) | ステータ位置調整方法 | |
JP4505745B2 (ja) | ステータ位置の測定方法及び測定装置 | |
JP5105150B2 (ja) | モータ駆動装置及びモータ駆動装置の製造方法 | |
JP4678515B2 (ja) | ステータの固定方法 | |
WO2007066778A1 (ja) | ステータ位置の調整方法及び装置 | |
KR100939071B1 (ko) | 모터 구동장치의 제조방법 및 모터 구동장치 | |
US7586304B2 (en) | Stator position measuring method and measuring device | |
EP3022834B1 (en) | Fixation structure and resolver stator | |
JP4560735B2 (ja) | ステータ位置の調整方法及び装置 | |
JP2008199845A (ja) | ステータの取り付け構造 | |
JP2016021838A (ja) | 電動オイルポンプ用モータ | |
JP4547627B2 (ja) | ステータ位置の調整方法及び調整装置 | |
JP4505747B2 (ja) | ステータ位置の測定方法及び装置 | |
JP4941716B2 (ja) | ステータ位置の調整作業システム及びステータ位置の調整方法 | |
JP4560734B2 (ja) | ステータ位置の測定調整装置及びステータ位置の調整方法 | |
JP4735968B2 (ja) | モータ駆動装置の製造方法 | |
JP4505746B2 (ja) | ステータ位置の測定装置及び測定方法 | |
JP2007318832A (ja) | タンデム式車両用交流発電機 | |
JP5463629B2 (ja) | ダイレクトドライブモータ及び機械装置及び電気自動車用のホイールモータ | |
JP2020202685A (ja) | ステータ及びサーミスタユニット | |
JP2012178923A (ja) | ブラケット | |
JP2011015478A (ja) | 回転電機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090116 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110811 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4898537 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106 Year of fee payment: 3 |