JP4894564B2 - 電力線の配索構造 - Google Patents

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Description

本発明は、インホイールモータへ電力を供給する電力線の配索構造に関する。
インホイールモータを備える電気自動車では、車体に搭載されたインバータからインホイールモータに、電力線を用いて電力が供給されている。
インホイールモータは、タイヤに一体に設けられているため、走行中のタイヤの振動や操舵によってその位置がインバータに対して変位しやすい。このため、上記のようにインバータに対するインホイールモータの相対的な位置変位に起因する電力線の変位によって当該電力線が破損することを防ぐために、電力線は車体とインホイールモータとの間に設けられた複数のガイド部に回し掛けられることが行われている。
具体的には、電力線は、一端側が車体に固定される車体側固定部に固定されるとともに他端側がインホイールモータに設けられるガイド部にガイドされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−104329号公報
一方、タイヤの周囲にはサスペンションスプリングやショックアブソーバが設けられており、路面のでこぼこなどに起因する衝撃を吸収できるようになっている。このように吸収する場合、インバータに対するタイヤとインホイールモータの位置は、上下方向に変位する。
このとき、インホイールモータの変位に合わせて、インバータに対する電力線の位置や姿勢も変位する。特許文献1に開示されている電力線の配索構造では、ガイド部がインホイールモータに設けられているので、タイヤの上下方向の移動に対して電力線も変位する。
このため、電力線において車体側固定部とインホイールモータに設けられるガイド部との間の部分は、インバータに対するインホイールモータ(タイヤ)の上下方向の変位に起因して、上下方向に変位する
このことによって、電力線の周囲には、電力線において上記上下方向に変位する部分の変位範囲を考慮して、所定のスペースが確保されなければならなくなる。
このことは、インホイールモータの周囲の部品のレイアウトの制限の要因となるとともに、インホイールの周囲のスペースを有効に利用しにくくする要因となることが考えられる。
したがって、本発明の目的は、インホイールモータの周囲のスペースを有効利用できる電力線の配索構造を提供することである。
本発明の電力線の配索構造は、ステアリングホイールの操作に連動する車輪内に設けられたインホイールモータによって駆動する電気自動車の電力線の配索構造である。前記電力線の配索構造は、前記車輪と前記インホイールモータとを車体に対して支持すると共に前記車輪から前記車体に対して入力される衝撃を伸縮することによって収するショックアブソーバと、前記インホイールモータを駆動するための電力供給装置と、前記インホイールモータと前記電力供給装置とを接続する電力線とを備える。前記ショックアブソーバは、該ショックアブソーバの軸心線回りに回動するように前記車体側に固定された外筒と、前記外筒内に収容されるとともに前記伸縮にともなって前記外筒内に入る方向と前記外筒から出る方向とに移動可能で前記外筒に対して前記インホイールモータ側に位置するベース部とを備え、前記車輪の向く方向の変化に連動して前記軸心線回りに回動する。前記電力線は、前記ショックアブソーバに巻き付けられ、前記外筒に対しては固定部材を用いてこの固定部材との間で移動しないように固定され、前記ベース部に対しては固定部材を用いてこの固定部材との間で移動可能に挟持される。
この構造によれば、電力線がショックアブソーバに巻きつけられることによって、ショックアブソーバの伸縮に起因する電力線の変位は、電力線においてショックアブソーバに巻き付けられた範囲のみに生じる。さらに、電力線の変位は、ショックアブソーバの変位に合わせて電力線においてショックアブソーバに巻きつけられた部位が伸縮することによって吸収される。
それゆえ、電力線が変位する際に必要なスペース(変位際に電力線が動くスペース)が小さく抑えられる。この結果、電力線の周囲では、電力線の変位を考慮して電力線の変位範囲を大きく確保する必要がなくなる。
さらに、電力線においてショックアブソーバに巻き付けられる部分が下方に落ちること、具体的にはベース部の下部にたまることが抑制される。
他の本発明の電力線の配索構造は、ステアリングホイールの操作に連動する車輪内に設けられたインホイールモータによって駆動する電気自動車の電力線の配索構造である。前記電力線の配索構造は、前記車輪と前記インホイールモータとを車体に対して支持すると共に前記車輪から前記車体に対して入力される衝撃を伸縮することによって吸収するショックアブソーバと、前記インホイールモータを駆動するための電力供給装置と、前記インホイールモータと前記電力供給装置とを接続する電力線とを備える。前記ショックアブソーバは、該ショックアブソーバの軸心線回りに回動するように前記車体側に固定される外筒と、前記外筒内に収容されるとともに前記伸縮にともなって前記外筒内に入る方向と前記外筒から出る方向とに移動可能で前記外筒に対して前記インホイールモータ側に位置するベース部と、前記ベース部側に固定されて前記ベース部に対して相対位置が変化しないとともに内側に前記ベース部を収容して前記伸縮にともなって前記外筒を内側に収容可能なカバー部材とを備え、前記車輪の向く方向の変化に連動して前記軸心線回りに回動する。前記電力線は、前記ショックアブソーバに巻き付けられ、前記外筒に対しては固定部材を用いてこの固定部材との間で移動しないように固定され、前記カバー部材に対しては固定部材を用いてこの固定部材との間で移動可能に挟持される。
この構造によれば、電力線がショックアブソーバに巻きつけられることによって、ショックアブソーバの伸縮に起因する電力線の変位は、電力線においてショックアブソーバに巻き付けられた範囲のみに生じる。さらに、電力線の変位は、ショックアブソーバの変位に合わせて電力線においてショックアブソーバに巻きつけられた部位が伸縮することによって吸収される。
それゆえ、電力線が変位する際に必要なスペース(変位の際に電力線が動くスペース)が小さく抑えられる。この結果、電力線の周囲では、電力線の変位を考慮して電力線の変位範囲を大きく確保する必要がなくなる。
さらに、ショックアブソーバが大きく縮んだ場合では、外筒は、カバー部材の内部に進入するが、その際、電力線は、外筒よりも大きいカバー部材の周囲に巻き付けられているので、外筒の下端と電力線とが干渉することが抑制される。
本発明によれば、インホイールモータの周囲のスペースを有効利用できる。
本発明の第1の実施形態に係る電力線の配索構造を、図1〜7を用いて説明する。図1は、本実施形態の電力線の配索構造を備える車両の一例である自動車10を示す概略図である。自動車10は、インホイールモータ22を推進装置として用いる電気自動車である。自動車10は、車体11と、一対の前輪21と、一対の後輪61とを備えている。
自動車10の前部構造20を説明する。前部構造20は、一対の前輪21と、一対のインホイールモータ22と、荷物室23(図1中2点鎖線で示されている)と、前部用サスペンション構造30と、ステアリング装置40と、前部用インバータ50とを備えている。
一方の前輪21は、車体11の前部右側に配置されている。他方の前輪21は、車体11の前部左側に配置されている。各前輪21には、インホイールモータ22が1つずつ設けられている。
図1中2点鎖線で示すように、荷物室23は、左右の前輪21間に規定されている。図2は、荷物室23を示す斜視図である。図2に示すように、荷物室23は、例えば上方に向かって開口する凹状であって、図示しないフード部材によって開閉可能に覆われる。なお、図2は、荷物室23の一部、具体的には車体11においてダッシュパネル近傍の右側の一部が示されているが、左側も例えばこれに略対称な構造であってよい。
図3は、図2に示すF3−F3線に沿って示す自動車10の前部の断面図である。図3は、自動車10の前部を車幅方向に沿って断面しており、前部用サスペンション構造30を示している。図3に示すよう、前部用サスペンション構造30は、左右の前輪21に対して1つずつ設けられており、各前輪21を車体11に支持している。
なお、車体11の右側に配置される前輪21を支持する前部用サスペンション構造30と、車体11の左側に配置される前輪21を支持する前部用サスペンション構造30とは、同じであってよいので、車体11の右側に配置される前輪21(図3中左側に配置されている)を支持する前部用サスペンション構造30を代表して説明する。
図1,3に示すように、前部用サスペンション構造30は、モータ側支持部31と、ショックアブソーバ32と、車体側支持部33となどを備えている。
モータ側支持部31は、インホイールモータ22の下端に固定されている。モータ側支持部31は、インホイールモータ22と一体になっている。モータ側支持部31は、インホイールモータ22よりも車幅方向内側に突出している。モータ側支持部31は、例えば図示しないロワアームにボールジョイントを介して連結されている。
ロワアームには、図示しないサスペンションスプリングが設けられている。サスペンションスプリングは、ロワアームと車体11とに連結されており、衝撃を吸収する。
ショックアブソーバ32は、モータ側支持部31と車体11とに連結されており、モータ側支持部31つまりインホイールモータ22と前輪21とを車体11に支持している。図2,3に示すように、ショックアブソーバ32は、荷物室23を規定する壁部24の外側に配置されている。
ショックアブソーバ32は、ベース部34と、外筒35と、ロッド100(図中点線で示す)とを備えている。ベース部34は、下端が閉塞された円筒状のベースシェル36を備えている。ベースシェル36の下端部は、モータ側支持部31に固定されている。ロッド100は、ベースシェル36の上端からベースシェル36の軸方向に移動可能に、ベースシェル36内に挿入されている。
ベースシェル36の上端縁とロッド100との間には、パッキンが設けられておりそれゆえ、上端縁とロッド100との間が液密にシールされている。また、ロッド100はベースシェル36に対して回動自由である。
ベースシェル36の内部には、オイルが収容されている。ロッド100においてベースシェル36内に収容されている部位の先端には、ベースシェル36の内部に嵌合するピストン101が設けられている。ピストン101は、ベースシェル36の内面に沿って摺動可能である。ピストン101には、オリフィスが形成されている。ロッド100つまりピストン101が移動することによって、ベースシェル36内のオイルがオリフィスを通過する。オイルがオリフィスを通過する際に抵抗が発生する。この抵抗によって、サスペンションスプリングの動きを抑えこもうとする。
外筒35は、下端が開口するとともに上端が閉塞する筒状であって、内側にベース部34を収容可能な大きさを有している。ロッド100の上端は、外筒35の上端に固定されている。外筒35は、車体側支持部33を介して車体11に固定されている。外筒35と車体側支持部33との間には、図示しない例えばニードルベアリングが介装されている。それゆえ、ショックアブソーバ32は、ショックアブソーバ32の軸心線回りに回動自由に車体11に固定される。
例えば、荷物室23を規定する壁部24の一部25は、ショックアブソーバ32の上方を覆うように車幅方向に延びている。外筒35は、例えば車体側支持部33を介して上記の一部25に固定されている。なお、外筒35は、車体側支持部33を介して一部25に固定されている。つまり、間接的に車体11に固定されており、それゆえ、本発明で言う車体側に固定されていることになる。なお、外筒35は、一部25(車体11)に直接固定されてもよい。この場合も例えばニードルベアリングなどによって車体11に軸心線回りに回動自由に固定される。本発明で言う、車体側とは、車体およびその周囲も含み、車体に対して相対的に変位しない部位の概念である。
図1に示すように、ステアリング装置40は、ステアリングホイール41と、ステアリングシャフト42と、タイロッド43となどを備えている。例えば各モータ側支持部31には、タイロッド43が連結されている。このことによって、ステアリングホイール41が操作されると前輪21の姿勢が制御される。
図2に示すように、前部用インバータ50は、例えば荷物室23内に収容されている。荷物室23の構造について説明する。荷物室23は、左右にそれぞれ設けられた前部用サスペンション構造30の間に、壁部24によって規定されている。壁部24は、例えばショックアブソーバ32を内側に収容するストラットハウス26を形成するとともに、例えばカウルトップの上方を覆うように前方に向かって一段下がる段状に形成されている。前部用インバータ50は、上記のように段状に形成された段状部27において、上段部28上に配置されている。
前部用インバータ50は、電力線51を用いて前輪21のインホイールモータ22に電力を供給する。電力線51の配索構造52について説明する。なお、車体右側に配置される前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52と、車体左側に配置される前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52とは、例えば車幅方向に対象な構造であってよい。それゆえ、車体右側に配置される前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52を代表して説明する。
電力線51の配索構造52は、前部用インバータ50と、ショックアブソーバ32と、電力線51とを備えている。前部用インバータ50は、本発明で言う電力供給装置の一例である。図2,3に示すように、電力線51の一端は、例えば前部用インバータ50の下端に接続されている。電力線51は、荷物室23の上段部28(壁部24の一部)を貫通して下方に延びており、荷物室23を回り込んでショックアブソーバ32まで延びている。電力線51は、前部用インバータ50の近傍において、第1の固定部材54を介して上段部28の下面に固定されている。なお、第1の固定部材54は、図2中では点線で示されている。図3中では、壁部24の一部が切り欠かれており、当該きり欠き部から露出している。
電力線51の他端部側は、ショックアブソーバ32に例えば右回りに螺旋状に巻きついている。このとき、電力線51の一部は、外筒35に第2の固定部材55によって固定されている。また、電力線51の一部は、ベースシェル36に第3の固定部材56によって固定されている。電力線51の他端部は、第4の固定部材57によってモータ側支持部31に固定されている。
第2〜4の固定部材55〜57は、例えばプレート状であって、相手側(外筒35、ベースシェル36、モータ側支持部31)との間に電力線51を挟みこむことによって、電力線51を固定している。第2〜4の固定部材55〜57は、例えばボルト58によって固定されている。
電力線51は、第2の固定部材55によって、外筒35に強固にとめられており、それゆえ、電力線51において第2の固定部材55と外筒35とに挟まれる部分は、移動しない。電力線51は、第3の固定部材56によって、ベースシェル36に比較的ゆるく固定されている。それゆえ、電力線51は、第3の固定部材56とベースシェル36との間を摺動できる。
なお、左側に配置される前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52は、対称な構造であるため、電力線51は、ショックアブソーバ32に左周りに螺旋状に巻きつけられている。
図4は、例えば自動車10が走行中、前輪21に上方へ向かう衝撃が作用した状態におけるショックアブソーバ32と電力線51との状態を示す側面図である。図中に示されているのは、車体右側のショックアブソーバ32と電力線51である。図4に示すように、前輪21に上方へ衝撃が作用すると、ベース部34が上方に突き上げられて、ベース部34が外筒35内へ進入する。つまりショックアブソーバ32が縮む。なお、図中変位前のベース部34の一部が2点鎖線で示されている。
このため、電力線51において外筒35に固定される部位(第2の固定部材55)と、ベースシェル36に固定される部位(第3の固定部材56)との距離が短くなるので、電力線51において第2,3の固定部材55,56間は、収縮する。
しかしながら、上記のように、電力線51は、第1,2の固定部材54,55に固定されているので、前輪21に上方へ向かう衝撃が作用しても、電力線51において第1,2固定部材54,55間の姿勢は変位しない。
つまり、前輪21が上下方向に変位しても、電力線51は、ショックアブソーバ32に巻きつけられた部位のみが、ショックアブソーバ32の変位に合わせて変位する。
図5は、図1に2点鎖線で示すように、ステアリングホイール41が右側に回転させられて前輪21が右側を向いている状態におけるショックアブソーバ32と電力線51の状態を示す側面図である。なお、図5に示されるショックアブソーバ32は、車体右側に配置されるショックアブソーバ32である。
図5に示すように、前輪21が右側を向くことによって、ショックアブソーバ32は、追随してショックアブソーバ32の軸心線回りに右回りに回転する(外筒35と車体側支持部31との間に例えばニードルベアリングが介装されているため。)。このため、第2,3の固定部材55,56は、初期位置(操舵されておらず自動車20が直進する状態における位置)に対して軸心線回りに右回りにずれる。
右側の前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52では、電力線51は、ショックアブソーバ32に右回りに巻きつけられている。それゆえ、前輪21が右側を向くことによって、初期位置に対して、第2の固定部材55が第1の固定部材54よりも離れる。
電力線51において第1,2の固定部材54,55間の部位は、上記のように第2の固定部材55が第1の固定部材54から離れてもこれを許容できるように、予め余裕をもって配索されている。
また、前輪21が右側を向くことによって、第3の固定部材56が第4の固定部材57に近くづく。第3の固定部材56が第4の固定部材57に近づくことによって、電力線51において第3,4の固定部材56,57間の範囲がたわむ傾向にあるが、上記されたように、電力線51は、第3の固定部材56とベースシェル34との間に比較的ゆるく挟持されている。
このため、前輪21が初期位置にある状態において第3,4の固定部材56,57間に位置していた電力線51は、当該電力線51が大きくたわまないように、第3の固定部材56とベースシェル34との間を通ってモータ22と反対側に移動する。
この結果、電力線51において第2,3の固定部材55,56間に位置する部分の長さが長くなるので、電力線51において第2,3の固定部材55,56間の範囲は、初期位置に対してゆるく巻きつけられるようになる。
また、電力線51において第3,4の固定部材56,57間の範囲がたわむことに起因して電力線51が第4の固定部材57の直前で大きく屈曲することが抑制されるので、電力線51が破損することが抑制される。
車体左側の前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52では、電力線51は、ショックアブソーバ32に左巻きに螺旋状に巻きつけられている。このため、左側の電力線51の配索構造では、第3の固定部材56は、初期位置に対して第4の固定部材57から離れる。このとき、電力線51において第2,3の固定部材56,57間の部分が第3の固定部材56とベースシェル36との間を通って第4の固定部材57側に移動する。この結果、前輪21が右側を向くと、電力線51において第2,3の固定部材55,56間は、初期位置に対してきつく巻きつけられるようになる。
図6は、図1に示すようにステアリングホイール41が左側に回転させられて、前輪21が車体左側を向いている状態におけるショックアブソーバ32と電力線51の状態を示す側面図である。なお、図6では、右側に配置されるショックアブソーバ32を示している。
図6に示すように、前輪21が左側を向くことによって、ショックアブソーバ32は、軸心線回りに左回りに回転する。このため、第2,3の固定部材55,56は、初期位置に対して軸心線回りに左回りにずれることになる。
右側の前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52では、電力線51は、ショックアブソーバ32に右回りに巻きつけられている。それゆえ、前輪21が左側を向くことによって、初期位置に対して、第2の固定部材55が第1の固定部材54に近づく。それゆえ、電力背51において第1,2の固定部材54,55間の部位がたわむ。
また、前輪21が左側を向くことによって、第3の固定部材56が第4の固定部材57から離れる。しかしながら、上記されたように、電力線51は、第3の固定部材56とベースシェル34との間に比較的ゆるく挟持されている。
このため、前輪21が初期位置にある状態において第3,4の固定部材56,57間に位置していた電力線51は、第3,4の固定部材56,57間の電力線51に作用する張力が大きくならないように、第3の固定部材56とベースシェル34との間を通ってモータ22側に移動する。
この結果、電力線51において第2,3の固定部材55,56間の部分の長さが短くなるので、電力線51において第2,3の固定部材55,56間の範囲は、初期位置に対してきつく巻きつけられるようになる。
左側の前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52では、電力線51は、ショックアブソーバ32に左巻きに螺旋状に巻きつけられているので、前輪21が左側を向くと、電力線51において第2,3の固定部材55,56間は、ショックアブソーバ32にゆるく巻きつくようになる。
上記のように、前輪21が左右を向いた状態であっても、電力線51の変位は、第2,3の固定部材55,56間がショックアブソーバ32への巻き着き状態がきつくなったりゆるくなったりすることによって吸収される。
つぎに、自動車10の後部構造60を説明する。なお、後部構造60において前部構造20と同様な構造には、同一の符号を付して説明を省略する。図1に示すように、後部構造60は、一対の後輪61と、一対のインホイールモータ22と、後部用サスペンション構造62と、後部用インバータ63とを備えている。
一方の後輪61は、車体11の後部右側に配置されている。他方の後輪61は、車体11の後部左側に配置されている。各後輪61には、インホイールモータ22が1つずつ設けられている。
図7は、図1に示すF7−F7線に沿って示す自動車10の後部を示す断面図である。図7は、自動車10の後部を車幅方向に沿って断面しており、後部用サスペンション構造62を示している。図7に示すように、後部用サスペンション構造62は、左右の後輪61に対して1つずつ設けられており、各後輪61を車体11に支持している。
なお、車体11の右側に配置される後輪61を支持する後部用サスペンション構造62と、車体11の左側に配置される後輪61を支持する後部用サスペンション構造62とは、互いに略同じ構造であって、モータ側支持部31と、ショックアブソーバ32と、車体側支持部33と、図示しないコイルスプリングとを備えている。
後部用サスペンション構造62に用いられるショックアブソーバ32の構造は、前部用サスペンション構造30に用いられるショックアブソーバ32と同様であってよい。なお、後輪61は操舵によってその姿勢を変化しないので、後部要サスペンション構造62に用いられるショックアブソーバ32は、車体11に対して軸心線回りに回転自由に支持される必要はない。
後部用インバータ63は、例えば車体11のフロアパネル64上に配置されている。後部用インバータ63は、電力線51を用いて後輪61のインホイールモータ22へ電力を供給する。
なお、右側の後輪61のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造66は、右側の前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52と同じであってよい。左側の後輪61のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造66は、左側の前輪21のインホイールモータ22へ電力を供給する電力線51の配索構造52と同じであってよい。なお、配索構造66は、前部用インバータ50の代わりに、後部用インバータ63を備えている。
後部構造60に用いられる電力線51の配索構造66であっても、前部構造20に用いられる電力線51の配索構造52と同様の作用を有する。
このように構成される電力線51の配索構造52,66では、電力線51がショックアブソーバ32に巻きつけられることによって、前後部用インバータ50,63に対してインホイールモータ22が上下方向に変化しても、この変化に起因する電力線51の変位は、電力線51においてショックアブソーバ32に巻き付けられた範囲のみに生じる。
このため、電力線51を配索する際に、電力線51の変位を考慮して当該変位に必要なスペースを確保することが抑制される。つまり、スペースを有効に利用することができる。この結果、本実施形態では、左右の前輪21間を荷物室23として利用することができる。また、左右の後輪61間において、電力線51に干渉されないスペース65を確保することができる。
さらに、電力線51がショックアブソーバ32の変位(回転、伸縮)に合わせてともに変位するので、電力線51の変位範囲(範囲する際に電力線51が動く範囲)が小さく抑えられる。このため、電力線51は、周囲に配置されるショックアブソーバ32などの部品のレイアウトに干渉しなくなる。なお、電力線51の配索構造52,66によって空いたスペースは、荷物室23として用いられることに限定されない。
また、電力線51が第2,3の固定部材55,56によって、外筒35とベースシェル36とに固定されるので、電力線51においてショックアブソーバ32に巻き付けられる部分が下方に落ちること、具体的にはベース部34の下部にたまることが抑制される。
この結果、前後輪21,61が前後部用インバータ50,63に対して上方に変位してベース部34が外筒35内に入り込んだ際に、外筒35の下端縁と電力線51とが干渉することが抑制される。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係る電力線の配索構造を、図8,9を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、ショックアブソーバ32の構造が第1の実施形態と異なる。他の構造は、第1の実施形態と同様であってよい。上記異なる点について、具体的に説明する。
図8は、本実施形態の車体右側の前輪21近傍のショックアブソーバ32と電力線51とを示す側面図である。図8に示すように、ショックアブソーバ32は、カバー部材70を備えている。カバー部材70は、ベース部34を内側に収容するとともに、ベースシェル36の下端部に固定されている。カバー部材70は、上端が開口しており、例えば円筒状である。なお、カバー部材70は、ベース部34に固定されているがこれに限定されない。例えば、カバー部材70は、モータ側支持部31に固定されてもよい。本発明で言う、ベース部側とは、ベース部およびベース部に対して相対的な位置および姿勢が変位しない部位を含む概念である。
図9は、ショックアブソーバ32が縮んでベース部34が外筒35の内部に進入した状態を示す側面図である。図9に示すように、カバー部材70は、内側に外筒35が進入可能な大さを有している。
本実施形態では、第3の固定部材56は、カバー部材70の外面に固定されており、電力線51は、外筒35とカバー部材70の周囲に巻き付けられている。本実施形態のショックアブソーバ32は、前後輪21,61が左右を向いた際であっても、第1の実施形態と同様な作用を有する。
本実施形態では、ショックアブソーバ32が大きく縮んだ場合では、外筒35は、カバー部材70の内部に進入するが、その際、電力線51は、外筒35よりも大きいカバー部材70の周囲に巻き付けられているので、第1の実施形態の効果に加えて、外筒35の下端と電力線51とが干渉することが抑制される。
なお、第2の実施形態では、右側の前輪21の近傍に配置されるショックアブソーバ32の構造を代表して説明したが、他の部位に配置されるショックアブソーバ32も同様の構造である。
本発明の第1の実施形態に係る電力線の配索構造を備える車両の一例である自動車を示す概略図。 図1に示された荷物室を示す斜視図。 図2に示されたF3−F3線に沿って示す自動車の前部の断面図。 図1に示された前輪に上方へ向かう衝撃が作用した状態におけるショックアブソーバと電力線との状態を示す側面図。 図1に示された前輪が右側を向いている状態におけるショックアブソーバと電力線の状態を示す側面図。 図1に示された前輪が左側を向いている状態におけるショックアブソーバと電力線の状態を示す側面図。 図1に示されたF7−F7線に沿って示す自動車の後部を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係る電力線の配索構造に用いられるショックアブソーバと電力線とを示す側面図。 図8に示されたショックアブソーバが縮んでベース部が外筒の内部に進入した状態を示す側面図。
符号の説明
11…車体、21…前輪(車輪)、32…ショックアブソーバ、34…ベース部、35…外筒、50…前部用インバータ(電力供給装置)、51…電力線、52…配索構造、61…後輪(車輪)、63…後部用インバータ(電力供給装置)、66…配索構造、70…カバー部材。

Claims (2)

  1. ステアリングホイールの操作に連動する車輪内に設けられたインホイールモータによって駆動する電気自動車の電力線の配索構造において、
    前記車輪と前記インホイールモータとを車体に対して支持すると共に前記車輪から前記車体に対して入力される衝撃を伸縮することによって吸収するショックアブソーバと、
    前記インホイールモータを駆動するための電力供給装置と、
    前記インホイールモータと前記電力供給装置とを接続する電力線と
    を具備し
    前記ショックアブソーバは、該ショックアブソーバの軸心線回りに回動するように前記車体側に固定された外筒と、前記外筒内に収容されるとともに前記伸縮にともなって前記外筒内に入る方向と前記外筒から出る方向とに移動可能で前記外筒に対して前記インホイールモータ側に位置するベース部とを具備して、前記車輪の向く方向の変化に連動して前記軸心線回りに回動し、
    前記電力線は、前記ショックアブソーバ巻き付けられ、前記外筒に対しては固定部材を用いてこの固定部材との間で移動しないように固定され、前記ベース部に対しては固定部材を用いてこの固定部材との間で移動可能に挟持される
    ことを特徴とする電力線の配索構造。
  2. ステアリングホイールの操作に連動する車輪内に設けられたインホイールモータによって駆動する電気自動車の電力線の配索構造において、
    前記車輪と前記インホイールモータとを車体に対して支持すると共に前記車輪から前記車体に対して入力される衝撃を伸縮することによって吸収するショックアブソーバと、
    前記インホイールモータを駆動するための電力供給装置と、
    前記インホイールモータと前記電力供給装置とを接続する電力線と
    を具備し、
    前記ショックアブソーバは、該ショックアブソーバの軸心線回りに回動するように前記車体側に固定される外筒と、前記外筒内に収容されるとともに前記伸縮にともなって前記外筒内に入る方向と前記外筒から出る方向とに移動可能で前記外筒に対して前記インホイールモータ側に位置するベース部と、前記ベース部側に固定されて前記ベース部に対して相対位置が変化しないとともに内側に前記ベース部を収容して前記伸縮にともなって前記外筒を内側に収容可能なカバー部材とを具備して、前記車輪の向く方向の変化に連動して前記軸心線回りに回動し、
    前記電力線は、前記ショックアブソーバに巻き付けられ、前記外筒に対しては固定部材を用いてこの固定部材との間で移動しないように固定され、前記カバー部材に対しては固定部材を用いてこの固定部材との間で移動可能に挟持される
    ことを特徴とす電力線の配索構造。
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