JP4894298B2 - 積層体の製造方法 - Google Patents
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下記の条件(1)〜(3)を全て満たす無機微粒子(A)および無機微粒子(B)が液体分散媒中に分散している混合無機微粒子分散液を調製すること、
該混合無機微粒子分散液を基材上に塗布すること、および
前記基材に塗布した前記分散液から分散媒を除去して基材上に無機微粒子層を形成すること
を含む、基材と、その上に形成された無機微粒子層とを有する積層体の製造方法を提供する。
(1)無機微粒子(A)の平均粒子径Daが1〜20nmであり、無機微粒子(B)の平均粒子径Dbが30〜300nmであり、かつDa≦0.15Dbである。
(2)0.01≦Va/(Va+Vb)≦0.40であり、かつ0.60≦Vb/(Va+Vb)≦0.99である。
(但し、VaおよびVbは、それぞれ、混合無機微粒子分散液の調製に使用した無機微粒子(A)と(B)の体積の合計に対する、無機微粒子(A)の体積の分率および無機微粒子(B)の体積の分率である。)
(3)0.01≦(Wa+Wb)/Wt≦0.20である。
(但し、Waは混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(A)の重量であり、Wbは混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(B)の重量であり、Wtは混合無機微粒子分散液の重量である。)
さらに本発明は、下記の条件(1)〜(3)を全て満たす無機微粒子(A)および無機微粒子(B)が液体分散媒中に分散している混合無機微粒子分散液を調製すること、
該混合無機微粒子分散液を基材上に塗布すること、および
前記基材に塗布した前記分散液から液体分散媒を除去して基材上に無機微粒子層を形成すること
を含む、基材上に無機微粒子層を形成して該基材の傷つきを防止する方法を提供する。
(1)無機微粒子(A)の平均粒子径Daが1〜20nm、無機微粒子(B)の平均粒子径Dbが30〜300nmであり、かつDa≦0.15Db
(2)0.01≦Vca/(Vca+Vcb)≦0.40、かつ0.60≦Vcb/(Vca+Vcb)≦0.99
但し、Vca=Wa/da、Vcb=Wb/dbであり、ここでWa:混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(A)の重量、Wb:混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(B)の重量、da:無機微粒子(A)の密度、db:無機微粒子(B)の密度
(3)0.01≦(Wa+Wb)/Wt≦0.20
但し、Wt:混合無機微粒子分散液の重量
基材は、単一の層からなる単層基材であってもよく、また、2層以上の層からなる多層基材であってもよい。多層基材の例としては、各々が熱可塑性樹脂からなる2以上の層からなる多層基材や、熱可塑性樹脂からなる一層以上の層と、熱可塑性樹脂以外の材料(例えば金属)からなる一層以上の層とからなる複合多層基材が挙げられる。
基材の形状、大きさ、厚さは特に限定されるものではない。
(1)無機微粒子(A)の平均粒子径Daが1〜20nmであり、無機微粒子(B)の平均粒子径Dbが30〜300nmであり、かつDa≦0.15Dbである。
(2)0.01≦Va/(Va+Vb)≦0.40であり、かつ0.60≦Vb/(Va+Vb)≦0.99である。
(但し、VaおよびVbは、それぞれ、混合無機微粒子分散液の調製に使用した無機微粒子(A)と(B)の体積の合計に対する、無機微粒子(A)の体積の分率および無機微粒子(B)の体積の分率である。)
(3)0.01≦(Wa+Wb)/Wt≦0.20である。
(但し、Waは混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(A)の重量であり、Wbは混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(B)の重量であり、Wtは混合無機微粒子分散液の重量である。)
無機微粒子(A)の化学組成と無機微粒子(B)の化学組成とは同じであってもよく、また異なってもよい。無機微粒子(A)および無機微粒子(B)として使用される無機微粒子の例としては、金属微粒子、金属酸化物微粒子、金属水酸化物微粒子、金属炭酸塩微粒子、金属硫酸塩微粒子等が挙げられる。金属微粒子の金属元素としては、金、パラジウム、白金、銀などが例示される。金属酸化物微粒子、金属水酸化物微粒子、金属炭酸塩微粒子、金属硫酸塩微粒子における金属元素としては、珪素、アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、バリウム、チタン、ジルコニウム、マンガン、鉄、セリウム、ニッケル、スズなどが例示される。形成される無機微粒子層の均一さと緻密さの観点からは、金属酸化物微粒子または金属水酸化物微粒子を用いることが好ましく、特に珪素またはアルミニウムの酸化物微粒子もしくは水酸化物微粒子が好ましい。このような無機微粒子を用いることにより、無機微粒子が極めて緻密にかつ均一に充填された無機微粒子層を設けることができる。透明性に優れた無機微粒子層を形成するためには、無機微粒子(A)および無機微粒子(B)として、シリカ微粒子を用いることがより好ましい。
[1]無機微粒子(A)の粉末と無機微粒子(B)の粉末とを同時に共通の液体分散媒中に添加し、分散させる方法。
[2]無機微粒子(A)を第一の液体分散媒中に分散させて第一の分散液を調製し、別途、無機微粒子(B)を第二の液体分散媒中に分散させて第二の分散液を調製し、次いで第一および第二の分散液を混合する方法。
[3]無機微粒子(A)を液体分散媒中に分散させて分散液を調製し、次いで該分散液に無機微粒子(B)の粉末を添加し、分散させる方法。
[4]無機微粒子(B)を液体分散媒中に分散させて分散液を調製し、次いで該分散液に無機微粒子(A)の粉末を添加し、分散させる方法。
[5]分散媒中で粒成長させて無機微粒子(A)を含有する第一の分散液を調製し、別途、分散媒中で粒成長させて無機微粒子(B)を含有する第二の分散液を調製し、次いで第一および第二の分散液を混合する方法。
超音波分散、超高圧分散等の強分散手法を適用することにより、混合無機微粒子分散液中において、無機微粒子を特に均一に分散させることが出来る。
より均一な分散を達成するために、混合無機微粒子分散液の調製に使用する無機微粒子(A)の分散液や無機微粒子(B)の分散液や、最終的に得られる混合無機微粒子分散液中で無機微粒子はコロイド状態であることが好ましい。
また、前記[1]の方法においても、無機微粒子(A)および無機微粒子(B)の少なくとも一方がアルミナであって、混合無機微粒子分散液がコロイド状態である場合には、該混合無機微粒子分散液に塩素イオン、硫酸イオン、酢酸イオンなどの陰イオンを添加することが好ましい。
また、前記[1]の方法においても、無機微粒子(A)および無機微粒子(B)のうちの少なくとも一つがシリカであって、混合無機微粒子分散液がコロイド状態である場合には、該混合無機微粒子分散液にアンモニウムイオン、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンなどの陽イオンを添加することが好ましい。
(2)0.01≦Va/(Va+Vb)≦0.40であり、かつ0.60≦Vb/(Va+Vb)≦0.99である。
但し、VaおよびVbは、それぞれ、混合無機微粒子分散液の調製に使用した無機微粒子(A)と(B)の体積の合計に対する、無機微粒子(A)の体積の分率および無機微粒子(B)の体積の分率である。
無機微粒子(A)および(B)の体積分率は、それぞれの無機微粒子の密度と質量とから算出することができる。すなわち、Vca=Wa/da、Vcb=Wb/dbであり、Wa:混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(A)の重量、Wb:混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(B)の重量、da:無機微粒子(A)の密度、db:無機微粒子(B)の密度 である。無機微粒子の密度は定容積膨張法で求めることができる。なお、無機微粒子(A)および(B)が同じ化学種であれば、一般に、無機微粒子(A)および(B)の体積分率は、無機微粒子(A)および(B)の重量分率と等しいため、式(2)におけるVaをWaに、VbをWbに置き換えることができる。この条件(2)は、混合無機微粒子分散液の調製に使用する無機微粒子(A)および無機微粒子(B)のそれぞれの密度と量を適宜選択することにより充足させることができる。
(3)0.01≦(Wa+Wb)/Wt≦0.20
但し、Waは混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(A)の重量であり、Wbは混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(B)の重量であり、Wtは混合無機微粒子分散液の重量である。この条件(3)は、混合無機微粒子分散液の調製に使用する無機微粒子(A)、無機微粒子(B)および液体分散媒の量を適宜選択することにより充足させることができる。
混合無機微粒子分散液が界面活性剤を含む場合、その含有量は液体分散媒100重量部に対し、通常0.1重量部以下である。用いられる界面活性剤は特に限定されるものではなく、例えばアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤などが挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、カルボン酸のアルカリ金属塩が挙げられ、具体的にはカプリル酸ナトリウム、カプリル酸カリウム、デカン酸ナトリウム、カプロン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、ステアリン酸テトラメチルアンモニウム、ステアリン酸ナトリウムなどが挙げられる。特に、炭素原子数6〜10のアルキル鎖を有するカルボン酸のアルカリ金属塩が好ましい。
非イオン性界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステルグリセリン脂肪酸エステルなどが挙げられる。
両性界面活性剤としては、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタインなどが挙げられる。
<無機微粒子層の表面観察>
走査型電子顕微鏡(SEM)により表面観察を行ない、そのSEM像に基づいて無機微粒子層の均一性と緻密性を評価した。
<無機微粒子層の膜強度評価>
積層体の無機微粒子層について、以下の方法で膜強度の評価を行った。
キムワイプ(商品名:クレシア社製)で無機微粒子層表面を20往復こすり、こする前と後のHaze値の変化の大きさを求めた。変化が小さいほど、膜強度に優れる。HazeはJIS K7105に従い、直読式ヘーズコンピューター(HGM−2DP;C光源;スガ試験機製)を用いて測定した。
<鉛筆硬度評価>
JISK5400に準拠し、荷重500gfにて測定を行った。
<耐擦傷性評価>
#0000のスチールウールを用いて荷重200gf/cm2にて10往復行ない、傷の有無を目視観察した。
A層、B層およびC層がこの順に積層された3層フィルム(総厚み:130μm)をベース材として用いた。A層、B層およびC層は、それぞれ、ポリエチレン樹脂(商品名:スミカセン F208−0;住友化学社製)、エチレン/ヘキセン−1共重合体(商品名:エクセレンFX CX2001;住友化学社製)をB層、他のエチレン/ヘキセン−1共重合体(商品名:スミカセンE FV201;住友化学社製)で構成されていた。各層の厚みの割合は、A層/B層/C層=2/6/2であった。
99重量部のイオン交換水に1重量部の合成サポナイト(商品名:スメクトンSA;クニミネ工業株式会社製)を分散させて第一の分散液を調製した。次いで、この第一の分散液9.000重量%、コロイダルアルミナ(商品名:アルミナゾル520、BET法により測定した平均粒子径:20nm、固形分濃度20重量%;分散媒:水;日産化学工業株式会社製)9.000重量%、コロイダルシリカ(商品名:スノーテックス20、BET法により測定した平均粒子径:20nm、固形分濃度20重量%;分散媒:水;日産化学工業株式会社製)2.400重量%、カプリル酸ナトリウム(東京化成工業株式会社製)0.014重量%、p−トルエンスルホン酸ナトリウム(ナカライテスク株式会社製)0.002重量%、イオン交換水79.584重量%を混合して、第二の分散液を調製した。前記ベース材のC層の表面にコロナ処理を施した後に、該コロナ処理面に前記第二の分散液を塗布し、乾燥することにより、C層の表面に予備被覆層を形成させた。なお、第二の分散液の塗布量は、乾燥後のC層表面の単位面積当たりの予備被覆層の重量が0.2g/m2となるように調整した。また、乾燥はドライヤー温度=60℃にて行った。このようにして得られた被覆フィルムを以下の実施例および比較例において基材として使用した。
無機微粒子(A)としてコロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−XS;シアーズ法による平均粒子径4〜6nm;固形分濃度20重量%;分散媒:水;日産化学工業株式会社製)15g、および無機微粒子(B)としてコロイダルシリカ(商品名:スノーテックスST−ZL;BET比表面積法による平均粒子径78nm;固形分濃度40wt%;分散媒:水;日産化学工業株式会社製)25gを60gの水と混合し、マグネチックスターラーを用いて攪拌し、混合無機微粒子分散液を調製した。上記混合無機微粒子分散液中の全無機微粒子に占める無機微粒子(A)および(B)の割合は表1のとおりであった。該混合無機微粒子分散液を、基材の予備被覆層上にバーコーターを用いて塗布した。その後、60℃で乾燥して分散媒を除去し、基材上に無機微粒子層が積層された積層体を得た。得られた積層体の無機微粒子層は、均一性、緻密性に優れており(図1を参照)、強度にも優れていた。
無機微粒子(A)としてスノーテックスST−XSを5g、無機微粒子(B)としてスノーテックスST−ZLを25g、70gの水と混合し、マグネチックスターラーを用いて撹拌し、混合無機微粒子分散液を調製した。上記混合無機微粒子分散液中の全無機微粒子に占める無機微粒子(A)および(B)の割合は表1のとおりであった。該混合無機微粒子分散液を、基材の予備被覆層上にバーコーターを用いて塗布した。その後、60℃で乾燥して分散媒を除去し、基材上に無機微粒子層が積層された積層体を得た。得られた積層体の無機微粒子層は、均一性、緻密性に優れており(図2を参照)、強度にも優れていた。
無機微粒子(A)として日産化学社製コロイダルシリカ(スノーテックスST−XS(平均粒径4〜6nm、固形分濃度20重量%)を650g、無機微粒子(B)として日産化学社製コロイダルシリカ(スノーテックスST−ZL(平均粒径78nm、固形分濃度40wt%)を1300g秤量し、4550gの水と混合、攪拌し、混合無機微粒子分散液を調製した。上記混合無機微粒子分散液中の全無機微粒子に占める無機微粒子(A)および(B)の割合は表1のとおりである。該混合無機微粒子分散液を、富士フィルム社製トリアセチルセルロースフィルム上にマイクログラビアロール(株式会社康井精機社製、120メッシュ)を用いて塗布し、60℃で乾燥した。該積層体上にさらに塗布および乾燥の操作をそれぞれ9回行い、基材上に無機微粒子層が積層されてなる積層体を得た。なお本実施例に用いたトリアセチルセルロースフィルムの鉛筆硬度はHB、耐擦傷性評価の結果、スチールウールによる多数の傷により白化した。本実施例で得られた積層体の鉛筆硬度は3H、耐擦傷性評価の結果、傷は無く、ハードコートフィルムとして好適であった。
無機微粒子(B)としてスノーテックスST−ZLを25g、75gの水と混合し、マグネチックスターラーを用いて撹拌し、無機微粒子分散液を調製した。上記無機微粒子分散液中の全無機微粒子に占める無機微粒子(B)の割合は表1のとおりであった。該無機微粒子分散液を、基材の予備被覆層上にバーコーターを用いて塗布した。その後、60℃で乾燥して分散媒を除去し、基材上に無機微粒子層が積層された積層体を得た。得られた積層体における無機微粒子(B)のみからなる無機微粒子層は、均一性には優れるものの緻密性には劣り(図3を参照)、膜強度も低かった。
2 基材
Claims (3)
- 下記の条件(1)〜(3)を全て満たす無機微粒子(A)および無機微粒子(B)が液体分散媒中に分散している混合無機微粒子分散液を調製すること、
該混合無機微粒子分散液を基材上に塗布すること、および
前記基材に塗布した前記分散液から液体分散媒を除去して基材上に無機微粒子層を形成すること
を含む、基材上に無機微粒子層が形成された積層体の製造方法。
(1)無機微粒子(A)の平均粒子径Daが1〜20nm、無機微粒子(B)の平均粒子径Dbが30〜300nmであり、かつDa≦0.15Db
(2)0.09≦Vca/(Vca+Vcb)≦0.40、かつ0.60≦Vcb/(Vca+Vcb)≦0.91
但し、Vca=Wa/da、Vcb=Wb/dbであり、ここでWa:混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(A)の重量、Wb:混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(B)の重量、da:無機微粒子(A)の密度、db:無機微粒子(B)の密度
(3)0.01≦(Wa+Wb)/Wt≦0.20
但し、Wt:混合無機微粒子分散液の重量 - 無機微粒子(A)および無機微粒子(B)がシリカである請求項1に記載の方法。
- 下記の条件(1)〜(3)を全て満たす無機微粒子(A)および無機微粒子(B)が液体分散媒中に分散している混合無機微粒子分散液を調製すること、
該混合無機微粒子分散液を基材上に塗布すること、および
前記基材に塗布した前記分散液から液体分散媒を除去して基材上に無機微粒子層を形成すること
を含む、基材上に無機微粒子層を形成して該基材の傷つきを防止する方法。
(1)無機微粒子(A)の平均粒子径Daが1〜20nm、無機微粒子(B)の平均粒子径Dbが30〜300nmであり、かつDa≦0.15Db
(2)0.09≦Vca/(Vca+Vcb)≦0.40、かつ0.60≦Vcb/(Vca+Vcb)≦0.91
但し、Vca=Wa/da、Vcb=Wb/dbであり、ここでWa:混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(A)の重量、Wb:混合無機微粒子分散液中の無機微粒子(B)の重量、da:無機微粒子(A)の密度、db:無機微粒子(B)の密度
(3)0.01≦(Wa+Wb)/Wt≦0.20
但し、Wt:混合無機微粒子分散液の重量
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