JP4892625B2 - 可搬型画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、互いに回転自在に支持された複数の部分で筐体を構成したプリンタやコピー機等の画像形成装置であって、把持用のハンドルを備えた可搬型の画像形成装置に関する。
比較的小型の可搬型画像形成装置は、個人用として使用される場合が多く、使用時にのみ机上等に配置され、非使用時には机の側面等に収納される。可搬型画像形成装置は、一般に幅及び奥行きに対して高さが低く、上面及び底面が垂直となるように側面を床面等の水平面に接触させて立てた状態で収納される場合が多い。また、可搬型画像形成装置は、収納位置と使用位置との間の運搬を容易にすべく、一方の側面に把持用のハンドルを備えている。ハンドルは、可搬型画像形成装置の運搬時のみに把持されるものであるため、使用時にはユーザの作業の障害とならない位置に退避できるようにされている。
特に、コピー機能を有する画像形成装置は、筐体上面の原稿台を開閉する原稿カバーが回転自在に備えられている。コピー機能を備えた可搬型画像形成装置では、収納時や運搬時に立てた状態で原稿カバーの回転が規制されていないと、原稿カバーがユーザの身体や机等と干渉して破損する可能性がある。また、コピー機能を備えない可搬型画像形成装置であっても、メンテナンス性を考慮して筐体を互いに回転自在な複数の部分に分割して構成される場合があり、使用時に給紙トレイや排紙トレイを筐体から露出させるように配置されている。このため、収納時や運搬時に筐体を立てた状態で一方の部分が他方の部分に対して回転したり、筐体に対して給紙トレイや排紙トレイが回転することで、同様の問題が生じる。
そこで、従来の可搬型画像形成装置では、ハンドル操作に連動して原稿カバーの移動を規制するようにしたもの(例えば、特許文献1参照。)、ハンドルの操作による筐体の姿勢変化に連動して排紙トレイが収納されるようにしたもの(例えば、特許文献2参照。)、排紙トレイによって原稿カバーの移動を規制するようにしたもの(例えば、特許文献3参照。)等が提案されている。
特開平04−128772号公報 特開昭63−123759号公報 特開昭63−267955号公報
しかし、従来の可搬型画像形成装置では、把持位置と退避位置との間に移動自在に配置されるハンドルを互いに回転自在な複数の部分で構成された筐体に如何に装着するかについて詳細に考慮したものがなく、装置の構造を十分に簡略化できない問題があった。
この発明の目的は、互いに回転自在な複数の部分で構成された筐体に対して、把持位置と退避位置との間に移動自在に配置されるハンドルを適正な状態で装着することにより、装置の構造を十分に簡略化できる可搬型画像形成装置を提供することにある。
この発明の可搬型画像形成装置は、筐体とハンドルとを備えている。筐体は、画像形成部を収納し、第1及び第2の部分を含む複数の部分を各部分の一端側の結合部で互いに所定範囲内で回転自在に装着して構成されている。ハンドルは、第1の端部に軸部を有するとともに第2の端部から把持部が延出した基部を有する。ハンドルは、筐体における第1の部分と第2の部分との結合部側の側面に対して把持部が離間した露出位置と近接した退避位置との間に回転自在にされている。
筐体において、第1の部分は、第2の部分との結合部側に、ハンドルの軸部を回転自在に支持する第1軸受部であって、軸部が軸方向に直交する方向に沿って通過する開口を有する第1軸受部を備えている。第2の部分は、第1の部分との結合部側に、第1の部分に装着した状態で所定範囲の全域にわたって第1軸受部の中心軸位置に対する軸部の中心軸位置の変位を規制する規制部材を備えている。
この構成においては、第1の部分と第2の部分を分離した状態で、ハンドルの軸部を第1軸受部に開口を経由して挿入することで、ハンドルが第1の部分に対して揺動自在に支持される。この状態から、第1の部分に第2の部分を装着すると、第1の部分に対する第2の部分の所定範囲における回転動作の全域で、第1軸受部の中心軸位置に対する軸部の中心軸位置の変位が規制される。ハンドル及び第2の部分を、この順に第1の部分に装着することで、ハンドルが筐体に回転自在に支持される。
この構成において、基部を第1の端部に軸部と同軸上に形成された穴部を有するものとし、規制部材を穴部に軸部と同軸上に嵌入する軸体とすることが好ましい。第1の部分に第2の部分を装着する際に、基部の穴部に規制部材を嵌入させることで、第1軸受部の中心軸位置に対する軸部の中心軸位置の変位を容易かつ確実に規制することができる。
また、第2の部分における第1の部分との結合部側に第1の部分に向けて延出した軸支部を備え、第1の部分における第2の部分との結合部側に軸支部を軸支する第2軸受部を第1軸受部と同軸上に備え、軸体を軸支部から同心上に延出させることが好ましい。第1の部分に対するハンドル及び第2の部分の回転軸を同軸上に位置させることで、ハンドル及び第2の部分を回転自在に支持するための構成を簡略化できる。
第1の部分が画像形成処理時に第2の部分との結合部側の側面に直交する面を水平にして配置された状態で用紙を収容するトレイを第2の部分との結合部側の側面に揺動自在に支持するものとし、把持部が退避位置で所定の角度まで揺動したトレイの底面に当接するものとすることが好ましい。トレイの底面と把持部との当接によってトレイを退避位置に固定的に支持することができ、トレイを退避位置に固定するためのみの構成を不要にすることができる。
基部を露出位置で第1の部分における第2の部分との結合部側の側面に直交させ、基部の退避位置からの移動を露出位置で規制する部材を備えることが好ましい。作業者は、ハンドルを筐体の側面から垂直に延出させ、筐体の側面との間に十分な空間が形成される状態で把持部を把持することができる。
第1の部分における第2の部分との結合部側の側面に、電源プラグのコネクタ部及び電源スイッチを備えることが好ましい。ハンドルを軸支した側面にコネクタ部及び電源スイッチが位置するため、ハンドルを把持した状態でコネクタ部及び電源スイッチが情報に露出し、電源コードの接続作業及び電源の投入作業を容易に行うことができる。
第2の部分は、第1の部分との結合部側の側面に直交する側面に原稿台を備えた画像読取部を収納し、原稿台を選択的に開閉する原稿カバーを第1の部分との結合部側で回転自在に支持するものであることが好ましい。筐体におけるハンドルを軸支した側面側に画像読取部に必須の原稿カバーの回転支点が配置され、ハンドルを把持した状態で原稿カバーが原稿台を開放する方向に回転することを防止できる。
この発明によれば、互いに回転自在な複数の部分で構成された筐体に対して、把持位置と退避位置との間に移動自在に配置されるハンドルを適正な状態で装着することができ、装置の構造を十分に簡略化することができる。
(A)及び(B)は、この発明の実施形態に係る可搬型画像形成装置の背面方向及び正面方向から見た外観図である。 同可搬型画像形成装置の給紙トレイを省略した分解図である。 同可搬型画像形成装置の分解時の背面図である。 同可搬型画像形成装置の本体の平面図である。 同可搬型画像形成装置の筐体の結合部の断面図である。 (A)及び(B)は、同可搬型画像形成装置の非使用時の側面図である。 同可搬型画像形成装置の使用時の側面図である。
以下に、この発明の実施形態に係る可搬型画像形成装置10について、図面に基づいて説明する。原稿の画像を読み取る画像読取部、及び用紙に画像を形成する画像形成部を備え、原稿の画像を用紙に複写する画像形成処理機能を備えている。
図1(A)に示すように、可搬型画像形成装置10は、筐体1の背面にハンドル2及び排紙トレイ3を備え、筐体1の上面に原稿カバー4を備えている。筐体1は、第1の部分である本体11と、第2の部分である蓋体12と、で2分割にして構成されている。本体11は、一例として電子写真方式の画像形成処理を行う画像形成部を収納している。蓋体12は、画像読取部を収納している。
ハンドル2は、可搬型画像形成装置10の運搬時に把持される把持部21、把持部21の両端部から直角に屈曲して延出した基部22,22からなる。基部22は、第1の端部である開放端部221が筐体1の背面で回転自在に支持されている。排紙トレイ3は、下端部31が筐体1の背面で回転自在に支持されており、画像形成部に給紙すべき用紙を収容する。原稿カバー4は、背面側端部41が筐体1の背面側で回転自在に支持されており、筐体1の上面を開閉自在に被覆する。
排紙トレイ3の幅は、ハンドル2の左右の基部22の内側面の間隔よりも短くされている。左右の基部22は、排紙トレイ3の幅方向の外側に位置している。
また、本体11の背面には、電源コードの差し込み部7及び電源スイッチ8が配置されている。
可搬型画像形成装置10は、画像形成処理時には筐体1の上面を水平にして机上等に設置され、運搬時にはハンドル2が把持されることで筐体1の背面が上向きとなる状態にされる。また、収納時には、収納スペースに応じて筐体1の上面又は背面が上向きとなるように配置される。
図1(B)に示すように、可搬型画像形成装置10は、筐体1の前面に給紙トレイ5及び操作パネル6を備えている。給紙トレイ5は、下端部51が筐体1の前面で回転自在に支持されており、画像形成部で画像形成処理を受けた用紙を収容する。操作パネル6は、濃度設定、枚数設定、倍率設定等の画像形成処理条件の入力操作を受け付ける。
筐体1の前面側で、本体11の下端部112と蓋体12の前面122とを結ぶ線は、本体11の底面及び蓋体12の上面に直交する。可搬型画像形成装置10は、運搬時及び収納時に、蓋体1の前面を下向きに水平にして静止した状態で床面に設置できる。
図2に示すように、本体11は、前面、背面及び上面が開放した中空箱体であり、内部に画像形成部100を収納する。画像形成部100は、一例として電子写真方式の画像形成処理を行う。このため、画像形成部100は、感光体ドラム、帯電器、現像器、転写器、定着器等を備えている。本体11の内部には、内部に前面の給紙トレイ5から画像形成部100内の感光体ドラムと転写器との間を経由して背面の排紙口101に至る用紙搬送路が形成されている。
画像形成部100に対するメンテナンス作業や用紙のジャム処理作業等の利便性を考慮して、本体11と蓋体12とが背面側の結合部111及び121で互いに回転自在に支持されている。底面を水平にして本体11を設置した状態で、蓋体12の前面側が上方に移動するように蓋体12を回転させると、本体11の上面が開放されて画像形成部100が露出する。結合部111及び121には、ハンドル2の基部22における開放端が回転自在に支持される。
なお、筐体1には図示しないロック機構が備えられている。ロック機構は、本体11の底面及び蓋体12の上面が水平となる状態での蓋体12と本体11との結合状態を選択的に固定する。
図3及び図4に示すように、本体11の結合部111には、上面及び背面に開放した凹部1111〜1114が形成されている。凹部1111と凹部1112との間の隔壁1115には、孔部71が形成されている。凹部1112の凹部1113側の隔壁1116には、孔部72が形成されている。凹部1113の凹部1112側の隔壁1117には、孔部73が形成されている。凹部1113と凹部1114との間の隔壁1118には、孔部74が形成されている。凹部1114における隔壁1118と反対側の隔壁1119には、孔部75が形成されている。孔部72及び孔部73がこの発明の第1軸受部に相当し、孔部71、孔部74及び孔部75が同じく第2軸受部に相当する。
ハンドル2の左右の基部22のそれぞれには、軸部81が内側面から互いに対向して突出している。また、少なくとも右側の基部22には、外側面に穴部82が軸部81と同軸上に形成されている。
蓋体12の結合部121には、底面の2カ所から下方の本体11に向けて軸支部91及び軸支部92が延出している。左側の軸支部91は、内側面から延出する軸体93を備えている。右側の軸支部92は、内側面から延出する軸体94及び外側面から延出する軸体95を同軸上に備えている。
図5に示すように、ハンドル2及び蓋体12を本体11に装着した状態では、結合部111及び121において、凹部1112及び凹部1113に、ハンドル2の左右の基部22がそれぞれ嵌入する。また、凹部1111及び凹部1114に、蓋体12の左右の軸支部91がそれぞれ嵌入する。
このとき、左右の基部22の軸部81のそれぞれが、孔部72及び孔部73に上方から嵌入し、中心軸200回りに孔部72及び孔部73で回転自在に支持される。また、軸支部91,92の軸体93〜95のそれぞれが、孔部71、孔部74及び孔部75に側方から嵌入し、中心軸200回りに孔部71、孔部74及び孔部75で回転自在に支持される。さらに、軸支部92の軸体94が、右側の基部22の孔部82に側方から嵌入する。軸部81、及び軸体93〜95は、中心軸200上で互いに同軸上に配置される。
蓋体12は、軸体93及び軸体94が孔部71、孔部74及び孔部75で回転自在に支持されることにより、本体11に回転自在に装着される。ハンドル2は、左右の軸部81が孔部72及び孔部73で回転自在に支持され、かつ穴部82に軸体93が嵌入することにより、本体11及び蓋体12に回転自在に装着される。特に、穴部82に対する軸体93の嵌入により、凹部1113内で右側の基部22の中心軸位置が中心軸200から変位することが規制される。
組立作業時には、蓋体12における軸支部92の軸体94をハンドル2における基部22の穴部92に嵌入させる。この後、先に蓋体12における軸支部91を凹部1111に上方から嵌入させつつ軸体93を孔部71に嵌入させ、次にハンドル2の左右の基部22並びに軸支部92をそれぞれ凹部1112〜1114に嵌入させつつ左右の軸部81を孔部72,73に嵌入させるとともに、軸体94,95をそれぞれ孔部74,75に嵌入させる。これによって、ハンドル2を回転自在に支持するためのみの部材が不要になり、構造を簡略化できる。
なお、凹部1112及び凹部1113に嵌入した左右の基部22の軸方向に直交する方向への移動を蓋体12の別の部材で規制することができれば、軸部81、及び軸体93〜95を中心軸200上で同軸上に配置する必要はない。
蓋体12の結合部121には、下方に延出した突起96が形成されている。突起96は、少なくとも蓋体12が本体11の上面を閉鎖している状態で、右側の基部22の上面に当接する。突起96は、本体11の底面及び蓋体12の上面が水平な状態で、基部22が水平面よりも上方に移動することを規制する。また、基部22は、底面が凹部1112の底面及び凹部1113の底面に当接することにより、本体11の底面及び蓋体12の上面が水平な状態で、下方への移動範囲を規定される。
これによって、ハンドル2は、図6(A)中実線で示す退避位置と同図中二点鎖線で示す露出位置との間に揺動自在にされる。ハンドル2は、露出位置で筐体1の背面に対して把持部21が離間し、退避位置で筐体1の背面に対して把持部21が近接する。可搬型画像形成装置10の使用時には、図6(B)に示すように、本体11の底面及び蓋体12の上面を水平にして可搬型画像形成装置10を配置する。ハンドル2が退避位置に位置している状態で、排紙トレイ3を上端33が本体11および蓋体12の背面から離間する方向に揺動させていくと、排紙トレイ3の底面32がハンドル2の把持部21の内側面に当接し、排紙トレイ3の揺動が停止する。排紙トレイ3の使用時の位置が把持部21との当接によって規定され、排紙トレイ3を使用時の位置に固定するための部材を省略できる。
図7に示すように、可搬型画像形成装置10の運搬時には、本体11及び蓋体12の背面を上向きにしてハンドル2を露出位置に位置させる。この状態では、本体11に対する蓋体12の回転支点、及び蓋体12に対する原稿カバー4の回転支点が可搬型画像形成装置10の上部に位置する。蓋体12及び原稿カバー4は、自重によってそれぞれ本体11の上面及び蓋体12の上面を閉鎖する方向に付勢される。このため、可搬型画像形成装置10の運搬中に蓋体12及び原稿カバー4がそれぞれ本体11及び蓋体12から離間する方向に移動することがなく、作業者の身体や机等に当接することによる破損を防止できる。
なお、給紙トレイ5を下端部が本体11の前面に接触する位置に選択的に固定するロック手段が設けられている。なお、原稿カバー4が蓋体12の上面を閉鎖している状態で原稿カバー4の移動を選択的に規制するロック手段を設けることもできる。
図7に示すように、本体11及び蓋体12の背面を上向きにして水平にすると、本体11の底面の前端部と蓋体12の前面とを結ぶ線が略水平になる。本体11の底面の前端部と蓋体12の前面とを床面等に接触させて配置することで、可搬型画像形成装置10を縦向きに収納することができる。
本体11の前面は上端が背面側に傾斜した傾斜面で構成されているため、可搬型画像形成装置10を縦向きに収納した場合でも、操作パネル6が床面等に接触することがない。また、可搬型画像形成装置10を縦向きにした状態で、本体11の背面が上向きになり、電源コードの差し込み部7及び電源スイッチ8が上方に露出する。このため、可搬型画像形成装置10の使用前における電源の配線作業や電源の投入作業を容易に行うことができる。
なお、ハンドル2を把持して運搬する際のバランスを考慮して、本体11及び蓋体12の背面に平行な方向における基部22の軸支位置は、この方向における可搬型画像形成装置10の重量配分がハンドルを挟んで略均等となるように決定すべきである。
また、この実施形態では、ハンドル2の右側の基部22の穴部82のみに軸支部92の軸体94が嵌入するようにしているが、ハンドル2の左側の基部22にも穴部82を形成し、蓋体12における軸支部91の軸体93を嵌入させることもできる。但し、組立作業の容易性を考慮すれば、ハンドル2の一方の基部22の穴部82のみに軸支部93又は9軸支部94を嵌入させることが好ましい。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 筐体
2 ハンドル
3 排紙トレイ
4 原稿カバー
5 給紙トレイ
6 操作パネル
7 差し込み部
8 電源スイッチ
10 可搬型画像形成装置
11 本体
12 蓋体
21 把持部
22 基部
111,121 結合部

Claims (5)

  1. 画像形成部を収納する筐体であって第1及び第2の部分を含む複数の部分を各部分の一端側の結合部で互いに所定範囲内で回転自在に装着して構成された筐体と、第1の端部に軸部を有するとともに第2の端部から把持部が延出した基部を有するハンドルと、を備え、前記ハンドルを前記筐体における前記第1の部分と前記第2の部分との結合部側の側面に対して前記把持部が離間した露出位置と近接した退避位置との間に揺動自在に備えた可搬型画像形成装置であって、
    前記第1の部分は、前記第2の部分との結合部側に、前記軸部を回転自在に支持する第1軸受部であって、前記軸部が軸方向に直交する方向に沿って通過する開口を有する第1軸受部を備え
    前記第2の部分は、前記第1の部分との結合部側に、前記第1の部分に装着した状態で前記所定範囲の全域にわたって前記第1軸受部の中心軸位置に対する前記軸部の中心軸位置の変位を規制する規制部材を備え、
    前記基部は、前記第1の端部に穴部を有し、
    前記規制部材は、前記穴部に嵌入する軸体であり、
    前記第2の部分は、前記第1の部分との結合部側に、前記第1の部分に向けて延出した軸支部を備え、
    前記第1の部分は、前記第2の部分との結合部側に、前記軸支部を軸支する第2軸受部を備え、
    前記軸体は、前記軸支部から延出した可搬型画像形成装置。
  2. 前記第1の部分は、前記画像形成部による画像形成処理時に、前記第2の部分との結合部側の側面に直交する面を水平にして配置された状態で、前記画像形成処理の対象である用紙を収容するトレイを、前記第2の部分との結合部側の側面に揺動自在に支持し、
    前記把持部は、前記退避位置で所定の角度まで揺動した前記トレイの底面に当接する請求項1に記載の可搬型画像形成装置。
  3. 前記露出位置は、前記基部が前記第1の部分における前記第2の部分との結合部側の側面に直交する位置であり、
    前記基部の前記退避位置からの移動を前記露出位置で規制する部材を備えた請求項1又は2に記載の可搬型画像形成装置。
  4. 前記第1の部分における前記第2の部分との結合部側の側面に、電源コードの差し込み部及び電源スイッチを備えた請求項1乃至の何れかに記載の可搬型画像形成装置。
  5. 前記第2の部分は、前記第1の部分との結合部側の側面に直交する側面に原稿台を備えた画像読取部を収納し、前記原稿台を選択的に開閉する原稿カバーを前記第1の部分との結合部側で回転自在に支持した請求項1乃至の何れかに記載の可搬型画像形成装置。
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