JP4776732B1 - 可搬型画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成からなる規制手段を備えることで、煩わしい操作なしに、運搬時に原稿カバーを装置本体に確実に固定し、利用時に原稿カバーを装置本体に対して開閉自在とすることができる可搬型処理装置を提供する。
【解決手段】規制部材91は、本体部911と本体部911の上面に形成された凸部912とから構成される。凸部912は、筐体の前面側に鍵状に突出している。規制部材91を格納する筐体の開口部92には、筐体の背面側から前面側に向かって斜め上方向に傾斜した傾斜面921が形成されている。開口部92の深さは、背面側が規制部材91の高さより深く、前面側が本体部911の前面側の高さと略同一に形成されている。原稿カバー4の開口部93は、筐体の背面側を開口とするコの字状の凹部931が前面側に形成されている。規制部材91は、筐体の前面側に位置すると、凸部912が凹部931に係合する。
【選択図】図4

Description

この発明は、スキャナ機能を有する複写機、複合機、ファクシミリ、スキャナ等の画像処理装置であって、把持用のハンドルを備えた可搬型画像処理装置に関する。
画像処理装置には、所定の場所に装置本体を設置して利用するものと、小型軽量化により、装置本体を利用したい場所に運搬し設置して利用するものとがある。装置本体を運搬して利用する画像処理装置(以下、可搬型画像処理装置と称す。)は、利用時に原稿載置台を水平にして装置本体を設置した状態から、装置本体を起こして運搬するためのハンドルを備えている。可搬型画像処理装置は、装置本体を起こすと原稿載置台が垂直となるため、原稿載置台上の原稿を押圧する原稿カバーが固定されない。可搬型画像処理装置は、原稿カバーが固定されないと、原稿カバーが開いて運搬に支障をきたす、運搬時に原稿カバーが破損する等の虞がある。
そこで、運搬時に原稿カバーを装置本体に固定する可搬型画像処理装置が各種提案されている(特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の画像形成装置は、ロックレバーが原稿カバーに取り付けられており、ロックレバーを係止する係止フックが装置本体に取り付けられている。このロックレバーは、固定軸を中心として回動自在に取り付けられている。ロックレバーは、原稿カバーが閉じた状態で、一方の自由端が原稿カバーと装置本体との間から突出している。ロックレバーは、突出した自由端を左右に操作されると、他方の自由端の係止フックへ係合や係合の解除を行う。ロックレバーが係止フックに係止された状態で、原稿カバーは装置本体に固定されており、ロックレバーが係止フックから係合が解除された状態で、原稿カバーは装置本体に対して開閉自在となっている。
特許文献1の画像形成装置では、運搬時には、ロックレバーを必ず操作して原稿カバーを装置本体に固定しなければならない。利用時には、ロックレバーを必ず操作して原稿カバーを装置本体に対して開閉自在にしなければならない。このように特許文献1の画像形成装置では、運搬時及び利用時に必ずロックレバーを操作するという煩わしい操作が発生してしまう。
また、他の可搬型画像形成装置では、マグネットキャッチを用いて原稿カバーを装置本体に固定している。この可搬型画像処理装置は、簡単な操作で原稿カバーを装置本体から開閉することができる。しかし、マグネットキャッチを用いた可搬型画像形成装置では、運搬時に原稿カバーが障害物に当たるだけで簡単に開いてしまうため、原稿カバーを装置本体に確実に固定することができない。
特開昭63−265237号公報
そこで、この発明は、簡単な構成からなるロック機構を備えることで、煩わしい操作なしに、運搬時に原稿カバーを装置本体に確実に固定し、利用時に原稿カバーを装置本体に対して開閉自在とする可搬型画像処理装置を提供することを目的とする。
この発明の可搬型画像処理装置は、複写機、複合機、ファクシミリ、スキャナ等であり、装置本体と原稿カバーと規制手段とを備える。装置本体は、原稿を載置するための原稿載置台を上面に設けている。原稿カバーは、装置本体の背面側端部を支点として、原稿載置台の上部を開閉自在に回転する。規制手段は、装置本体の背面側を上方として原稿載置台が垂直となるように装置本体が設置された垂直状態では、原稿載置台の上部を閉じた状態から原稿カバーが回転することを規制し、原稿載置台が水平となるように装置本体が設置された水平状態では、原稿カバーの回転を自在にする。
規制手段は、装置本体の姿勢が垂直状態では原稿カバーと係合する規制位置に自身の自重によって変位し、装置本体の姿勢が水平状態では原稿カバーに係合しない退避位置に自身の自重によって変位する規制部材を含む。
この構成では、規制手段は、装置本体の背面側を上方として原稿載置台が垂直となるように装置本体が設置された状態、すなわち可搬型画像処理装置の運搬時や収納時に、規制部材を原稿カバーに係合させることで、原稿載置台の上部を閉じた状態のままにする。また、規制手段は、原稿載置台が水平となるように装置本体が設置された状態、すなわち可搬型画像処理装置の利用時に、規制部材を原稿カバーに係合しないことで、原稿カバーの開閉を自在とする。
規制手段は、原稿カバーに形成された装置本体の背面側を開口とするコの字状の第1係合部と、装置本体に形成された装置本体の背面側から前面側に向かって斜め上方向に傾斜する傾斜面とを更に含み、規制部材は、装置本体の前面側に鍵状の突起を形成する第2係合部と、所定の範囲内で傾斜面に接触する接触面とを有する構成であることが好ましい。この場合、規制部材は、規制位置では第2係合部を第1係合部に係合し、退避位置では第2係合部を第1係合部に係合しない。
この構成では、規制部材は、原稿載置台が水平となる状態から装置本体の背面側を上方として原稿載置台が垂直となるように装置本体が設置されると、装置本体の傾斜面に沿って、退避位置から規制位置に変位して、第2係合部を原稿カバーの第1係合部に係合する。また、規制部材は、装置本体の背面側を上方として原稿載置台が垂直となる状態から原稿載置台が水平となるように装置本体が設置されると、装置本体の傾斜面に沿って、規制位置から退避位置に変位して、第2係合部を原稿カバーの第1係合部に係合しない。
これにより、可搬型画像処理装置は、装置本体を設置する向きを変更するだけで、規制部材が原稿カバーに係合又は係合しないため、煩わしい操作をせずに、原稿カバーを装置本体へ確実に固定する、又は原稿カバーを開閉自在とすることができる。
規制手段は、原稿カバーに形成された装置本体の背面側を開口とするコの字状の第1係合部を更に含み、規制部材は、規制位置に位置する状態で、装置本体の背面側端部と同一方向の支軸として回動する自由端に、装置本体の前面側に鍵状の突起を形成する第2係合部を有する構成であることが好ましい。この場合、規制位置では第2係合部を第1係合部に係合し、退避位置では第2係合部を第1係合部に係合しない。
この構成では、規制手段は、原稿載置台が水平となる状態から装置本体の背面側を上方として原稿載置台が垂直となるように装置本体が設置されると、装置本体の背面側端部を支軸として回動して、退避位置から規制位置に変位し、第2係合部を原稿カバーの第1係合部に係合する。また、規制手段は、装置本体の背面側を上方として原稿載置台が垂直となる状態から原稿載置台が水平となるように装置本体が設置されると、装置本体の背面側端部を支軸として回動して、規制位置から退避位置に変位し、第2係合部を原稿カバーの第1係合部に係合しない。
これにより、可搬型画像処理装置は、装置本体を設置する向きを変更するだけで、規制手段が原稿カバーに係合又は係合しないため、煩わしい操作をせずに、原稿カバーを装置本体へ確実に固定する、又は原稿カバーを開閉自在とすることができる。
規制手段は、原稿カバーの下面に形成された凹部と、原稿カバーと装置本体とを吸着するマグネットキャッチと、を含み、規制部材は、原稿カバーの凹部と係合する凸部を有する構成であることが好ましい。規制部材は、規制位置で凸部が原稿カバーの凹部と係合し、退避位置で凸部が原稿カバーの凹部に係合しない。
この構成では、マグネットキャッチを用いて装置本体から原稿カバーを開閉自在としている。規制手段は、原稿載置台が水平となる状態から装置本体の背面側を上方として原稿載置台が垂直となるように装置本体が設置されると、退避位置から規制位置に変位する。この場合、規制手段は、凸部が原稿カバーの凹部と係合するため、マグネットキャッチが押圧不可能となり、原稿載置台の上部を閉じた状態のままにする。また、規制手段は、装置本体の背面側を上方として原稿載置台が垂直となる状態から原稿載置台が水平となるように装置本体が設置されると、規制位置から退避位置に変位する。この場合、規制手段は、凸部が原稿カバーの凹部に係合しないため、マグネットキャッチが押圧可能となり、装置本体から原稿カバーを開閉自在とする。
これにより、装置本体を設置する向きを変更するだけで、煩わしい操作をせずに、マグネットキャッチへの押圧を可能、不可能とすることができ、原稿カバーの開閉自在や装置本体への固定をより確実に行うことができる。
規制手段は、原稿載置台の前面側の一端の近傍に配置される構成であることが好ましい。
この構成では、規制手段は、原稿カバーを開閉する側に配置される。これにより、規制手段は、僅かな力で原稿カバーを装置本体へ固定することができる。
装置本体の背面側に取り付けた把手を更に備える構成であることが好ましい。この構成では、可搬型画像処理装置は、把手を持って運搬される。これにより、可搬型画像処理装置は、運搬時に、規制手段を規制位置に配置することができ、原稿カバーを確実に装置本体に固定することができる。
この発明の可搬型処理装置は、簡単な構成からなる規制手段を備えることで、煩わしい操作なしに、運搬時に原稿カバーを装置本体に確実に固定し、利用時に原稿カバーを装置本体に対して開閉自在とすることができる。
可搬型画像形成装置の前面及び背面の概観を示す図である。 可搬型画像形成装置の画像形成処理時及び運搬時の概観を示す図である。 可搬型画像形成装置の概略のA−A’断面図である。 実施例1のロック機構の構成を示す図である。 実施例1のロック機構の構成を示す図である。 実施例1のロック機構の構成を示す一部拡大図である。 実施例2のロック機構の構成を示す図である。 実施例3のロック機構の構成を示す図である。 実施例3のロック機構の構成を示す一部拡大図である。
以下に、この発明の実施形態に係る可搬型画像処理装置について、図面に基づいて説明する。以下に、可搬型画像処理装置の一例として、可搬型画像形成装置について説明するが、複写機、複合機、ファクシミリ、スキャナ等の原稿カバーを備える可搬型の装置であればよい。
また、図1(A)に示すように、可搬型画像形成装置10は、筐体(本発明の装置本体に相当する。)1の背面にハンドル(本発明の把手に相当する。)2及び排紙トレイ3を備え、筐体1の上面に原稿カバー4を備えている。筐体1は、本体11と蓋体12とから構成されている。本体11には、画像形成部7(図3参照。)を収納し、蓋体12には、画像読取部8(図3参照。)を収納している。
ハンドル2は、可搬型画像形成装置10の運搬時に把持される把持部21、把持部21の両端部から直角に屈曲して延出した基部22,22からなる。基部22は、第1の端部である開放端部221が筐体1の背面で回転自在に支持されている。排紙トレイ3は、下端部31が筐体1の背面で回転自在に支持されており、画像形成部7で画像形成処理を受けた用紙を収容する。ハンドル2の左右の基部22の内側面の間隔は、排紙トレイ3の幅よりも長くされている。左右の基部22は、排紙トレイ3の幅方向の外側に位置している。
原稿カバー4は、筐体1の背面側に設けた背面側端部41により回転自在に支持されており、開時に筐体1の上面を開放して、閉時に筐体1の上面を覆う(図2(A)参照。)。筐体1の上面には、原稿載置台42が設けられている。原稿載置台42の前面側の端部には、ロック機構9(本発明の規制手段に相当する。)が設けられている。ロック機構9は、原稿カバー4の開閉を自在とする状態と、原稿カバー4が閉じた状態からの回転を規制した状態とを筐体1の姿勢に応じて切り換える。
また、本体11の背面には、電源コードの差し込み部61及び電源スイッチ62が配置されている。
図1(B)に示すように、可搬型画像形成装置10は、筐体1の前面に給紙トレイ5及び操作パネル63を備えている。給紙トレイ5は、下端部51が筐体1の前面で回転自在に支持されており、画像形成部7に給紙すべき用紙を収容する。操作パネル63は、濃度設定、枚数設定、倍率設定等の画像形成処理条件の入力操作を受け付ける。
筐体1の前面側で、本体11の下端部111と蓋体12の前面121とを結ぶ線は、本体11の底面及び蓋体12の上面に直交する。可搬型画像形成装置10は、運搬時や保管時に、蓋体12の前面を下向きに水平にした状態で床面に設置できる(図2(B)参照。)。
可搬型画像形成装置10は、画像形成処理時に筐体1の上面を水平にして机上等に設置され、運搬時にはハンドル2が把持されることで筐体1の背面が上向きとなる状態にされる。また、可搬型画像形成装置10は、筐体1の姿勢に応じて動作するロック機構9を備えるため、筐体1の上面を水平にした状態で、原稿カバー4の開閉を自在とし、筐体1の背面が上向きとなる状態で、原稿カバー4を筐体1に固定することができる。
また、図3に示すように、可搬型画像形成装置10は、一例として電子写真方式の画像形成処理を行う画像形成部7と画像読取部8とを備えている。
画像読取部8は、原稿を照射する光源と、原稿からの反射光をCCDに導く3枚のミラー及びレンズとを備えた走査ユニット81を原稿載置台42の下方に設けている。画像読取部8は、原稿載置台42に載置された原稿の画像を読み取る。
画像形成部7は、画像読取部8が読み取った原稿画像に応じてレーザ光を照射するレーザユニット71、レーザユニット71か照射されたレーザ光を感光体ドラム72に導く光学系とを備えている。また、周知のように感光体ドラム72の周囲には、感光体ドラム72を所定の電位に帯電させる帯電器73、感光体ドラム72上に形成された静電潜像をトナー像として顕像化する現像装置74、給紙された用紙上に顕像化されたトナー像を転写する転写ローラ75等が配置されている。更に、画像形成部7には、給紙トレイ5に収められている用紙を本体内部に取り込むピックアップローラ76、用紙上に転写されたトナー像を定着させる定着ローラ77、用紙を本体外部の排紙トレイ3へ排紙する排紙ローラ78等も設けられている。
次に、画像形成処理時に原稿カバー4の開閉を自在とし、運搬時に原稿カバー4を筐体1に固定するロック機構9について、実施例を挙げて説明する。
ロック機構9は、図4,5に示すように、規制部材91、筐体1に設けた開口部92、及び原稿カバー4に設けた開口部93から構成される。
規制部材91は、筐体1の開口部92に格納される。規制部材91は、本体部911と本体部911の上面に形成された凸部(本発明の第2係合部に相当する。)912とから構成される。図4(B)に示すように、上面を水平にして筐体1を設置した状態で、本体部911の底面は、筐体1の背面側から前面側に向かって上方向に傾斜する傾斜面が形成されている。本体部911の背面側の上面は、本体部911の底面と同一の傾斜角の傾斜面9111が形成されている。凸部912は、筐体1の前面側に鍵状に突出している。
筐体1の開口部92は、筐体1の背面側から前面側に向かって斜め上方向に傾斜した傾斜面921を有している。開口部92の傾斜面921は、規制部材91の本体部911の底面と同一の傾斜角で形成されている。これにより、規制部材91は、本体部911の底面が開口部92の傾斜面921と接触する。このため、規制部材91は、筐体1の上面を水平にして設置した状態から背面が上向きとなる状態にすると、自身の自重により開口部92の傾斜面921に沿って、筐体1の背面側の位置から前面側の位置へ変位する。また、規制部材91は、筐体1の背面が上向きとなる状態から上面を水平にして設置した状態にすると、自身の自重により開口部92の傾斜面921に沿って、筐体1の前面側の位置から背面側の位置へ変位する。
開口部92の深さは、背面側が規制部材91の高さより深く形成されており、前面側が規制部材91の本体部911の前面側の高さと略同一に形成されている。これにより、規制部材91は、筐体1の背面側に位置する状態で、本体部911と凸部912とを開口部92内に配置し、筐体1の前面側に位置する状態で、本体部911のみを開口部92内に配置し、凸部912を開口部92から突出させる。
開口部92の前面側及び背面側には、それぞれ規制部材91を開口部92の外方に出ないように規制する規制部922、923が形成されている。規制部922は、規制部材91が筐体1の前面側に位置した状態で、下面が本体部911の前面側の上面と僅かな隙間を有して水平に形成され、上面が開口部92の上面と同一平面となるように形成される。規制部922は、規制部材91が筐体1の前面側に位置した状態で、開口部92の前面側から規制部材91の凸部912に当接する位置まで形成されている。
規制部923の下面は、規制部材91が筐体1の背面側に位置した状態で、背面側が規制部材91の本体部911の傾斜面9111と僅かな隙間を有する位置から、前面側が規制部922の背面側の下面の位置まで形成されており、傾斜面921と同一の傾斜角からなる傾斜面である。規制部材91は、本体部911の傾斜面9111と規制部923の下面とが同一の傾斜角からなるため、本体部911の傾斜面9111が規制部923の下面と僅かな隙間を有する。このため、規制部材91は、筐体1の背面側の位置から前面側の位置への変位時及び前面側の位置から背面側の位置への変位時に、本体部911が規制部923に接触しないため、これらの変位をスムーズに行うことができる。
規制部923には、開口部924が形成されている。開口部924は、規制部材91が筐体1の背面側に位置する状態で、凸部912の背面側が規制部923に当接する位置から、規制部材91が筐体1の前面側に位置する状態で、凸部912の前面側が規制部922に当接する位置まで形成されている。図4(A),図5(A)に示すように、開口部92は、筐体1の側面方向の幅が、規制部材91の本体部911より小さく、規制部材91の凸部912より大きく形成されている。開口部92は、規制部材91の本体部911を規制部922,923によって内部に格納し、規制部材91の凸部912を開口部924から突出する。このため、規制部材91は、開口部92から外に出ることがない。
また、図4(B)に示すように、原稿カバー4の開口部93は、筐体1の上面を挟んで筐体1の開口部92と対向する位置に形成されている。開口部93の上面は、筐体1の背面側から前面側に向かって上方向に傾斜する傾斜面が形成されている。この傾斜面は、開口部92の傾斜面921と同一の傾斜角からなるため、規制部材91が筐体1の背面側の位置から前面側の位置への変位及び前面側の位置から背面側の位置への変位する際の凸部912の通過経路と平行になっている。
開口部93は、筐体1の背面側を開口とするコの字状の凹部(本発明の第1係合部に相当する。)931が筐体1の前面側に形成されている。開口部93は、規制部材91が筐体1の前面側に位置する状態で、開口部92から突出した規制部材91の凸部912を内部に格納する。規制部材91の凸部912は、鍵状からなるため、コの字状の凹部931に係合される。この時、規制部材91は、本体部911の前面側が開口部92の規制部922に係合する。
規制部材91は、上面を水平にして筐体1を設置した状態で、筐体1の背面側である退避位置に位置する。この時、規制部材91は、筐体1の開口部92内に配置され、凸部912が開口部93の凹部931に係合せず、本体部911の前面側が開口部92の規制部922に係合しないため、原稿カバー4を開閉自在にすることができる。また、規制部材91は、図5(B)に示すように、筐体1の背面が上向きとなる状態で、筐体1の前面側である規制位置に位置する。この時、規制部材91は、凸部912が開口部93の凹部931に係合し、本体部911の前面側が開口部92の規制部922に係合するため、原稿カバー4を閉じた状態からの回転を規制することができる。すなわち、規制部材91は、原稿カバー4を閉じた状態から回転することを規制する規制位置と、原稿カバー4の回転を自在とする退避位置とに自身の自重によって変位することができる。
また、図6に示すように、規制部材91の凸部912の先端は、面取りされており、筐体1の背面側から前面側に向かって上方向に傾斜する傾斜面9121が形成されている。また、原稿カバー4の開口部93の凹部931は、面取りされており、筐体1の背面側から前面側に向かって上方向に傾斜する傾斜面9311を形成されている。傾斜面9121、9311は、互いに面するように形成される。傾斜面9121、9311は、筐体1の開口部92の傾斜面921の傾斜角と等しいか、傾斜面921の傾斜角より僅かに急な角度となっている。これにより、規制部材91は、凸部912が開口部93の凹部931とスムーズに係合を解除するため、規制位置から退避位置への変位をよりスムーズに行うことができる。なお、傾斜面9121、9311は、形成しなくてもよい。
なお、上述の実施例1では、規制部材91の本体部911の底面の全面が開口部92の傾斜面921と接触している。しかし、本体部911の底面は、開口部92の傾斜面921に沿って変位可能であればよいため、開口部92の傾斜面921と所定の範囲内で接触すればよい。
ロック機構9は、図7に示すように、規制部材94、筐体1に設けた開口部95、及び原稿カバー4に設けた開口部96から構成される。
規制部材94は、筐体1の開口部95に格納される。規制部材94は、本体部941と本体部941に形成された凸部(本発明の第2係合部に相当する。)942とから構成される。筐体1の側面から平面視して、本体部941は、先端が鋭角を成す扇状からなり、扇状の外側に凸部942を形成している。本体部941は、扇状の中心943を背面側端部と同一方向の支軸として、外側を回動自在としている。凸部942は、略鍵状からなり、図7(B)に示すように、筐体1の背面が上向きとなる状態で、円弧を成すように筐体1の前面側に突出している。
図7(A)に示すように、筐体1の側面から平面視して、筐体1の開口部95及び原稿カバー4の開口部96は、原稿カバー4が閉じられた状態で、開口部95、96が重なり、先端が略90度を成す扇状となっている。上面を水平にして筐体1を設置した状態で、この扇状の中心は、筐体1の開口部95に形成された水平な底辺951と、底辺951から垂直に延びた筐体1の前面側の辺952とが重なる点である。この扇状の円弧は、底辺951と辺952とを半径として筐体1の背面側から上面側にかけて形成される。
規制部材94は、自身の中心943を開口部95、96により形成される扇状の中心と一致させている。これにより、規制部材94は、筐体1の上面を水平にして設置した状態から背面が上向きとなる状態にすると、自身の自重により中心943を支軸として回動し、筐体1の底面側の位置から前面側の位置へ変位する。規制部材94は、筐体1の背面が上向きとなる状態から上面を水平にして設置した状態にすると、自身の自重により中心943を支軸として回動し、筐体1の前面側の位置から底面側の位置へ変位する。
また、開口部95の底辺951の長さは、規制部材94の本体部941の半径と凸部942の高さとの合計より長く形成されている。開口部95の前面側の深さは、規制部材94の本体部941の半径と略同一の長さに形成されている。これにより、規制部材91は、筐体1の底面側に位置する状態で、本体部941と凸部942とを開口部95内に配置し、筐体1の前面側に位置する状態で、本体部941のみを開口部95内に配置し、凸部942を開口部95から突出させる。
また、原稿カバー4の開口部96の深さは、規制部材94の凸部942の高さより深く形成されている。開口部96は、筐体1の背面側を開口とするコの字状の凹部(本発明の第1係合部に相当する。)961が筐体1の前面側に形成されている。凹部961は、筐体1の上面側と下面側が円弧を成すよう形成されている。凹部961の上面側の円弧は、開口部95の底辺951と辺952とを半径として筐体1の背面側から上面側にかけて形成された円弧上に形成されている。これにより、規制部材94は、筐体1の前面側に位置する状態で、規制部材94の凸部942が原稿カバー4の開口部96内に配置する。また、規制部材94の凸部942は、円弧を成す鍵状からなるため、円弧を成すコの字状の凹部961に係合される。
規制部材94は、図7(A)に示すように、上面を水平にして筐体1を設置した状態で、筐体1の底面側である退避位置に位置する。この時、規制部材94は、筐体1の開口部95内に配置されるため、原稿カバー4を開閉自在にすることができる。また、規制部材94は、図7(B)に示すように、筐体1の背面が上向きとなる状態で、筐体1の前面側である規制位置に位置する。この時、規制部材94は、凸部942が開口部96に係合されるため、原稿カバー4を閉じた状態からの回転を規制することができる。すなわち、規制部材94は、原稿カバー4を閉じた状態から回転することを規制する規制位置と、原稿カバー4の回転を自在とする退避位置とに自身の自重によって変位することができる。
また、規制部材94の凸部942の先端及び原稿カバー4の開口部96の凹部961は、実施例1と同様に面取りされている。これにより、規制部材91は、凸部942が開口部96の凹部961とスムーズに係合を解除するため、規制位置から退避位置への変位をよりスムーズに行うことができる。なお、規制部材94の凸部942の先端及び原稿カバー4の開口部96の凹部961は面取りされなくてもよい。
なお、上述の実施例2では、筐体1の側面から平面視して、筐体1の開口部95の辺952は、底辺951と垂直に形成されているが、辺952の上方から下方に向かって、筐体1の背面側から前面側に傾斜してもよい。この場合、筐体1の開口部95の底辺951と辺952が重なる点は、筐体1の前面側に配置される。これにより、規制部材94は、規制位置から退避位置へ向かう回動が容易になるため、規制位置から退避位置への変位をよりスムーズに行うことができる。
なお、上述の実施例2では、筐体1の開口部95の前面側の深さ、原稿カバー4の開口部96の深さ、規制部材94の本体部941の半径、及び規制部材94の凸部942の長さは、上述に限らない。図7(B)に示すように、規制部材94が規制位置に配置された時に、筐体1の開口部95から突出する凸部942が、原稿カバー4の開口部96の凹部961と係合すればよい。
ロック機構9は、図8に示すように、規制部材97、筐体1に設けた開口部98、原稿カバー4に設けた開口部991,992、及びマグネットキャッチ100から構成される。
筐体1の上面には、マグネットキャッチ100が設置され、原稿カバー4の下面には、マグネットキャッチ100が吸着する吸着板(例えば、鉄板等)が設置されている。なお、筐体1の上面に吸着板が設置され、原稿カバー4の下面にマグネットキャッチ100が吸着されてもよい。マグネットキャッチ100は、マグネットを有し、マグネットを筐体1の上下方向に移動させることで、吸着板に対して吸着、着脱を行う。
規制部材97は、筐体1の開口部98内に格納される。規制部材97は、本体部971と本体部971の上面に形成された凸部(本発明の第2係合部に相当する。)972,973とから構成される。図8(A)に示すように、本体部971は、上面を水平にして筐体1を設置した状態で、上面が水平に形成されており、底面が筐体1の背面側から前面側に向かって上方向に傾斜する傾斜面として形成されている。凸部972,973の長さは、マグネットキャッチ100を構成するマグネットの上下方向の移動距離より長く形成されている。
筐体1の開口部98は、筐体1の背面側から前面側に向かって斜め上方向に傾斜する傾斜面981を形成している。開口部98の傾斜面981は、規制部材97の本体部971の底面と同一の傾斜角で形成されている。これにより、規制部材97は、本体部971の底面が開口部98の傾斜面981と接触する。このため、規制部材97は、筐体1の上面を水平にして設置した状態から背面が上向きとなる状態にすると、自身の自重により開口部98の傾斜面981に沿って、筐体1の背面側の位置から前面側の位置へ変位する。規制部材97は、筐体1の背面が上向きとなる状態から上面を水平にして設置した状態にすると、自身の自重により開口部98の傾斜面981に沿って、筐体1の前面側の位置から背面側の位置へ変位する。
また、開口部98の深さは、背面側が規制部材97の高さより深く形成されており、前面側が規制部材97の本体部971の前面側の高さと略同一に形成されている。これにより、規制部材97は、筐体1の背面側に位置する状態で、本体部971と凸部972,973とを開口部98内に配置し、筐体1の前面側に位置する状態で、本体部971のみを開口部98内に配置し、凸部972,973を開口部98から突出させる。
また、図8(B)に示すように、原稿カバー4の開口部(本発明の第1係合部に相当する。)991,992は、筐体1の背面が上向きとなる状態で、規制部材97の凸部972,973が突出する位置にそれぞれ形成されている。開口部991,992の深さは、規制部材97の凸部972,973の高さより深く形成されている。これにより、規制部材97は、筐体1の前面側に位置する状態で、規制部材97の凸部972,973を原稿カバー4の開口部991,992内に配置する。
規制部材97は、上面を水平にして筐体1を設置した状態で、筐体1の背面側である退避位置に位置する。この時、規制部材97は、筐体1の開口部98内に配置され、凸部972,973が開口部991,992にそれぞれ係合しないため、マグネットキャッチ100が押下可能となり、原稿カバー4を開閉自在にすることができる。また、規制部材97は、図8(B)に示すように、筐体1の背面が上向きとなる状態で、筐体1の前面側である規制位置に位置する。この時、規制部材97は、凸部972,973が開口部991,992にそれぞれ係合するため、マグネットキャッチ100が押下不可能となり、原稿カバー4を閉じた状態からの回転を規制することができる。すなわち、規制部材97は、原稿カバー4を閉じた状態から回転することを規制する規制位置と、原稿カバー4の回転を自在とする退避位置とに自身の自重によって変位することができる。
また、図9に示すように、規制部材97の凸部972,973の先端は、面取りされており、筐体1の背面側から前面側に向かって上方向に傾斜する傾斜面9721,9731が形成されている。また、原稿カバー4の開口部991,992は、面取りされており、筐体1の背面側から前面側に向かって上方向に傾斜する傾斜面9911,9921が形成されている。傾斜面9721,9731と傾斜面9911,9921とは、互いに面するように形成される。傾斜面9721,9731,9911,9921の傾斜角βは、筐体1の開口部98の傾斜面981の傾斜角αと等しいか、傾斜面981の傾斜角αより僅かに急な角度となっている。これにより、規制部材97は、規制部材97の凸部972,973が開口部991,992とスムーズに係合を解除するため、規制位置から退避位置への変位をスムーズに行うことができる。
なお、上述の実施例3では、筐体1の開口部98の前面側の深さ、原稿カバー4の開口部991,992深さ、規制部材97の本体部971の前面側の長さ、及び規制部材97の凸部972,973の長さは、上述に限らない。図8(B)に示すように、規制部材97が規制位置に配置された時に、筐体1の開口部98から突出する凸部972,973の長さが、マグネットキャッチ100を構成するマグネットの上下方向の移動距離より長く形成されていればよい。すなわち、規制部材97が規制位置に配置された時に、規制部材97の凸部972,973が原稿カバー4の開口部991,992に勘合し、マグネットキャッチ100が押下不可能になればよい。
なお、上述の実施例3では、規制部材97は、筐体1の開口部98の傾斜面981に沿って移動することで、規制位置と退避位置とへ自身の自重によって変位している。しかし、実施例2のように、規制部材97は、先端が鋭角を成す扇状からなり、扇状の外側に凸部を形成し、先端を支軸として外側を回動する構成としてもよい。この場合、規制部材97は、自身の自重によって外側を回動して、規制位置と退避位置とへ変位する。
なお、上述の実施例3では、規制部材97の本体部971の底面の全面が開口部98の傾斜面981と接触している。しかし、本体部971の底面は、開口部98の傾斜面981に沿って変位可能であればよいため、開口部98の傾斜面981と所定の範囲内で接触すればよい。
なお、上述の実施例1〜3では、規制部材91,94,97をそれぞれ格納する開口部92,95,98を筐体1に備えた。しかし、筐体1は、開口部92,95,98を備えず、筐体1の背面側から前面側に向かって斜め上方向に傾斜した傾斜面、及び規制部材94の支軸を筐体1の上面に備えてもよい。
なお、上述の実施例では、ロック機構9を原稿載置台42の前面側の端部に設けたが、これに限らない。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。更に、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…筐体
10…可搬型画像形成装置
100…マグネットキャッチ
2…ハンドル
4…原稿カバー
41…背面側端部
42…原稿載置台
9…ロック機構
91,94,97…規制部材
912,942,972,973…凸部
943…中心
92,98…開口部
921,981…傾斜面
93,96,991,992…開口部
931,961…凹部

Claims (6)

  1. 原稿を載置するための原稿載置台を上面に設けた装置本体と、
    前記装置本体の背面側端部を支点として、該原稿載置台の上部を開閉自在に回転する原稿カバーと、
    前記装置本体の背面側を上方として前記原稿載置台が垂直となるように該装置本体が設置された垂直状態では、該原稿載置台の上部を閉じた状態から前記原稿カバーが回転することを規制し、前記原稿載置台が水平となるように前記装置本体が設置された水平状態では、前記原稿カバーの回転を自在にする規制手段と、を備え、
    前記規制手段は、前記装置本体の姿勢が前記垂直状態では前記原稿カバーと係合する規制位置に自身の自重によって変位し、前記装置本体の姿勢が前記水平状態では前記原稿カバーに係合しない退避位置に自身の自重によって変位する規制部材を含む可搬型画像処理装置。
  2. 前記規制手段は、前記原稿カバーに形成された前記装置本体の背面側を開口とするコの字状の第1係合部と、前記装置本体に形成された該装置本体の背面側から前面側に向かって斜め上方向に傾斜する傾斜面とを更に含み、
    前記規制部材は、前記装置本体の前面側に鍵状の突起を形成する第2係合部と、所定の範囲内で前記傾斜面に接触する接触面とを有し、前記規制位置では前記第2係合部を前記第1係合部に係合し、前記退避位置では前記第2係合部を前記第1係合部に係合しない請求項1に記載の可搬型画像処理装置。
  3. 前記規制手段は、前記原稿カバーに形成された前記装置本体の背面側を開口とするコの字状の第1係合部を更に含み、
    前記規制部材は、前記規制位置に位置する状態で、前記装置本体の背面側端部と同一方向の支軸として回動する自由端に、該装置本体の前面側に鍵状の突起を形成する第2係合部を有し、前記規制位置では前記第2係合部を前記第1係合部に係合し、前記退避位置では前記第2係合部を前記第1係合部に係合しない請求項1に記載の可搬型画像処理装置。
  4. 前記規制手段は、前記原稿カバーの下面に形成された凹部と、前記原稿カバーと前記装置本体とを吸着するマグネットキャッチと、を含み、
    前記規制部材は、前記原稿カバーの凹部と係合する凸部を有し、前記規制位置で前記凸部が前記原稿カバーの凹部と係合し、前記退避位置で前記凸部が前記原稿カバーの凹部に係合しない請求項1に記載の可搬型画像形成装置。
  5. 前記規制手段は、前記原稿載置台の前面側の一端の近傍に配置される請求項1〜4の何れかに記載の可搬型画像処理装置。
  6. 前記装置本体の背面側に取り付けた把手を更に備える請求項1〜5の何れかに記載の可搬型画像処理装置。
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