JPH0614238Y2 - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

Info

Publication number
JPH0614238Y2
JPH0614238Y2 JP12462090U JP12462090U JPH0614238Y2 JP H0614238 Y2 JPH0614238 Y2 JP H0614238Y2 JP 12462090 U JP12462090 U JP 12462090U JP 12462090 U JP12462090 U JP 12462090U JP H0614238 Y2 JPH0614238 Y2 JP H0614238Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
handle
image forming
transfer paper
locking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12462090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0386361U (ja
Inventor
修平 魚谷
豊彦 常峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP12462090U priority Critical patent/JPH0614238Y2/ja
Publication of JPH0386361U publication Critical patent/JPH0386361U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0614238Y2 publication Critical patent/JPH0614238Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は運搬用の把手が設けられている電子複写機、プ
リンター、ファクシミリ、ワープロ等、像形成装置に関
するものである。
(ロ)従来技術 従来の電子複写機等の像形成装置は、筐体の四隅に、こ
の筐体に対し水平方向に出没自在な把手が装着されてい
る。そして、この筐体を運搬する場合には、この把手を
引き出して、2人の作業者が夫々2本づつの把手を把握
し持ち上げていた。従って、像形成装置を運搬するため
には必ず2人の作業者を必要としていた。
そこで、近年、小型軽量の像形成装置、特に電子複写機
が開発され、作業者1人が運搬することの可能なものも
出現しているが、これであっても筐体の両側底部に両手
を掛けて持ち上げねばならず運搬し難かった。
また、像形成装置の1例として複写機の側壁に把手が設
けられているものとして、特開昭56−11474号公
報に開示されているものも存在する。しかしながら、こ
の公報に記載されているものは、筐体上下を2分割でき
る複写機について考慮したものではない。複写機等、像
形成装置の上下2分割構成は、ジャム処理空間(装置内
に手を入れてジャム処理するための空間を本体に設ける
必要がないため、小型化が可能であり、一側に把手を設
けて運搬できる可能性が大きくなってきている。しかし
ここで問題となるのは2分割構成ゆえに運搬時の安全性
及び長時間使用時のロック装置の安定性である。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 2分割の像形成装置の1側に把手を形成した場合、運搬
しようとして本体をたてる時、及び運搬時のロック装置
への過負荷によりロック装置にガタが生じ、長期使用に
よって像形成装置の特に上下2分割本体間にギャップが
生じ品質の安定した像形成ができなくなる。
又、運搬時ロック装置を外れにくくする必要がある。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案は、下部本体と前記下部本体に対してヒンジを介
して開放可能に支持される上部本体とより成る装置本体
と、前記装置本体を運搬するために前記上部本体または
前記下部本体に設けられた把手部材と、前記上部本体と
前記下部本体とを係止するための主ロック手段と、前記
把手部材を持ち前記装置本体を運搬する場合に、前記把
手部材が前記装置本体に対して重力方向逆向きに移動
し、前記上部本体と前記下部本体とを係止するための補
助ロック手段とを備えたことを特徴とする像形成装置で
ある。
(ホ)作用 本考案では、運搬用把手部材を有する上下2分割可能な
像形成装置において、上部本体と下部本体とを係止する
主ロック装置以外に、装置運搬時に上部本体と下部本体
との開放を阻止する機能を有する把手部材を設けたの
で、装置運搬時に主ロック装置に無理な負荷が加わるこ
とがなく、又、運搬時の不安定な過大負荷により主ロッ
ク装置が破損したりすることが妨げるため、安全に装置
本体を運搬することができる。
(ヘ)実施例 図面は本考案の像形成装置の1例として電子複写機を示
すものである。以下図面についても説明すると、(1)
は複写機本体でヒンジピン(2)を支点として開放でき
る上部本体(3)と下部本体(4)とよりなりジャム時
転写紙通路(5)を開放してジャム紙を取り出せるよう
に構成されている。まず上部本体(3)の構成について
説明すると、上面には水平方向に移動する透明ガラス製
の原稿台(6)が摺動自在に載置され、この原稿台
(6)上には原稿を保持する原稿台カバー(7)が開閉
自在に装着されている。(8)は上部本体(3)に着脱
自在に装着されるドラムユニットて、感光体ドラム
(9)と後述するクリーニング部がユニット化されてい
るものである。そして感光体ドラム(9)の頂部には原
稿台(6)上に載置された原稿の像をこの感光体ドラム
(9)の周側表面に結像すための短集点レンズ(10)が垂
設されている。前記短集点レンズ列(10)の右方には、原
稿面を照明するための断面が楕円形の反射鏡(11)が装着
された露光ランプ(ハロゲンランプ)(12)が備えられ、
この短集点レンズ列(10)と露光ランプ(12)は同一のシャ
ーシ(13)に固着されている。
また、前記短集点レンズ列(10)の上流側には、前記感光
体ドラム(9)を均一にプラス帯電(約600V)する
ための帯電用コロトロン(14)が配設されている。前記短
集点レンズ列(10)の下流側には、前記帯電用コロトロン
(14)や短集点レンズ(10)等にて感光体ドラム(9)上に
形成された静電潜像をトナー(15)にて現像するための現
像装置(16)が備えられている。この現像装置(16)には、
トナーとキャリアの混合物からなる現像剤(17)を感光体
ドラム(9)の表面に向けて搬送するためのマクネット
ローラ(18)と、トナーとキャリアを混合するためのスク
リュー(19)が回転自在に内蔵されている。(20)は前記現
像装置(16)の上部に一体的に固設されたトナーホッパー
で、このトナーホッパー(20)の底部には、内部に収納さ
れているトナー(15)を現像装置(16)へ少量づつ供給する
ためのスクリューローラー(21)が備えられている。
尚、前記現像装置(16)及びトナーホッパー(20)も、前述
のドラムユニット(8)同様に上部本体(3)に着脱自
在に装着されるものである。
(22)は現像装置(16)下流で、且下部本体(4)に装着さ
れ、前記現像装置にて現像された感光体ドラム(9)上
のトナーを転写紙に転写する転写用コロトロンである。
前記転写用コロトロン(22)の下流で且上部本体(3)側
には、感光体ドラム(9)から転写紙を剥離するための
剥離爪(23)が配備されている。この剥離爪(23)は、1対
の搬送ローラー(24)のうち、上方のローラー(24)(24)の
支軸に回転自在に装着されており、その先端が感光体ド
ラム(9)の表面に向けて回転付勢されている。前記剥
離爪(23)の感光体ドラム(9)の回転方向に沿って下流
側には、転写紙に転写し切れず感光体ドラム(9)に残
留するトナーを除くため野クリーニング装置(25)が設け
られている。このクリーニング装置(25)には、感光体ド
ラム(9)上の残留トナーを掻き落とすためのゴム製の
ブレード(26)と、このブレード(26)で掻き落とされたト
ナーを排出するためのスクリューコンベア(27)が内蔵さ
れている。尚、クリーニング装置(25)及び剥離爪(23)、
ローラ(24)(24)は同一のシャーシ(28)にて感光体ドラム
(9)と一体化されているものである。また、前記クリ
ーニング装置の下流側には感光体ドラム(9)上の残留
電荷を全て除去するイレースランプ(29)が備えられてい
る。(30)は複写機の感光体ドラム(9)、原稿台(6)
等を駆動するモーターである。
(31)は上部本体(3)のヒンジピン(2)と対向する側
面に設置されている運搬用把手であり、これは、後述す
る補助ロック装置(32)を連結駆動させるような構成とな
っているが、詳細については後で述べる。
次に下部本体(4)の構成について説明する。(33)は下
部本体(4)内に設けられている手差し用給紙台で、こ
の給紙台(33)の下流にはジャムセンサーを兼用するスタ
ートスイッチ(34)が設けられている。(35)は下部本体
(4)内底部に水平方向に着脱自在に装着されている給
紙カセットである。この給紙カセット(35)は、複写機本
体(1)の右側から左方向に装着される。そして給紙カ
セット(35)の筐体(36)の内底部には、転写紙(図示せ
ず)が積載される支持板(37)が揺動自在に設けられてお
り、この支持板(37)の下部には基端が下部本体(4)の
底の突出部内に揺動自在に装着された押し上げレバー(3
8)の自由端が挿通し得る開口(39)が設けられている。前
記押上げレバー(38)には、これを時計方向に回転付勢す
るトーションバネ(40)が装着されており、支持板(37)は
このトーションバネ(40)によって上方に押上げ付勢され
ている。また、給紙カセット(35)の下流側端部の上部に
は、転写紙を1枚づつ給送するための一部に切欠(41)が
削設されたゴム等の高摩耗材料にてなる、いわゆるセグ
メントローラーと称される給紙ローラー(42)が設けられ
ている。(43)は前記給紙ローラー(42)の切欠(41)が転写
紙に対向している際にこの切欠(41)と転写紙が接触する
ことを防止するためのプラスチック等の抵摩耗材料にて
形成されたアイドラーで、前記給紙ローラー(42)の支軸
(44)に回転自在に遊嵌されている。(45)は転写紙を1枚
づつ分離するコーナーセパレーターである。給紙カセッ
ト(35)の下流側には前記給紙ローラー(42)にて給送され
て来た転写紙を上方にUターンさせるためのガイド(46)
が設けられている。このガイド(46)は前記給紙台(33)と
一体成形され、下端部に挿通されている支持軸(47)を支
点として反時計方向に回転し得るように構成されてい
る。(48)は前記ガイド(46)を時計方向に回転付勢するト
ーションバネである。前記ガイド(46)の下流には、給紙
カセット(35)や給紙台(33)から給送されて来た転写紙を
前記原稿台(6)の動作と動機させて給送するためのレ
ジスタローラー対(49)(50)が設けられている。このレジ
スタローラー対(49)(50)のうち、下方のローラー(50)が
駆動源に接続されており、連続回転している。このレジ
スタローラー対(49)(50)は、相互に比較的軽く圧接され
ており、転写紙が他の手段にて規制されないときは、こ
の転写紙を給送するが、他の手段にて規制されると転写
紙とスリップするように構成されている。
前記レジスタローラー対(49)(50)の下流側には、支軸(5
1)に回転自在に装着されたストッパ(52)が設けられてお
り、このストッパ(52)の自由端はL字状に折曲形成さ
れ、この先端は転写紙通路(5)に対して進退可能に構
成されている。従って、このストッパ(52)の先端の転写
紙通路内への進入時に転写紙が到来すると、その下流側
端縁がストッパ(52)の先端にて進行を阻止され、前記レ
ジスタローラー対(49)(50)と転写紙はスリップ状態とな
る。そして適当なタイミングで前記ストッパー(52)の先
端が転写紙通路から退出すると、ストッパー(52)によっ
て一時的に停止させられていた転写紙はレジスタローラ
ー対(49)(50)にて再給送される。(53)は前述の搬送ロー
ラー対(24)(24)の下流側に設けられている搬送ガイドで
ある。前記搬送ガイド(53)の下流側には、内部に800
W程度のハロゲンランプ(54)が挿通されているヒートロ
ーラー(55)と、このヒートローラー(55)に圧接される加
圧ローラー(56)とによって構成される定着装置がもうけ
られている。(57)はヒートローラー(55)の温度センサ
ー、(58)は剥離爪、(59)はジャムセンサーである。而し
て、前記定着装置にてトナー像が定着された転写紙は、
前記給紙カセット(35)のカバーと兼用される排紙トレイ
(60)上に排出されることになる。なお、この排紙トレイ
(60)は給紙カセット(35)の筐体(36)の内底部と平行に
(左右方向に)移動可能に構成されており、給紙カセッ
ト(35)を複写機本体(1)より取り出した場合はカバーと
しての役を果たす。
(61)(62)は定常時本体を支持するクッション材であり、
(63)(64)は前記把手(31)と対向する上下本体(3)
(4)側面に形成される運搬時のクッションである。
(65)は前記ヒンジピン(2)と対向する上下本体(3)
(4)の側部に形成される主ロック装置である。この主
ロック装置(65)は下部本体(3)に形成される孔(66)を
有す取付金具(67)と上部本体(4)に回動自在に挿着さ
れ前記孔(66)に係合する引掛金具(68)とより構成されて
いる。(69)は引掛金具を時計方向に付勢するバネであ
る。
(70)は本体(1)を2分割時原稿台(6)が移動するこ
とを防止する原稿台ロック装置で、上部本体(3)側面
に上下動自在に装着されると共に、その先端は原稿台カ
バー(7)に設けられた凹部(71)に係合する凸部(72)を
有すと共に、原稿台非ロック時、下部本体(4)の対向
側面に設けた孔(73)に突入するピン部(74)を有し、この
孔(73)にピン部(74)が係合している場合、前記上下本体
(3)(4)の主ロック装置(65)を解除しても上部本体
(3)(4)は開放ができないものである。(75)は前記
原稿台ロック装置(70)を下方に付勢するバネである。
次に動作について説明する。通常の複写時は、第4図の
如く原稿台ロック装置(70)を解除し、前記原稿台(6)
上に原稿を載置した後、コピースタートスイッチ(図示
せず)を導通状態にすると、原稿台(6)が一旦右方向
に往動し、その後左方向に復動するが、この復動する間
に原稿像が感光体ドラム(9)上に投影結像され、感光
体ドラム(9)上には原稿像に対応する静電潜像が形成
される。そしてこの静電潜像は前記現像装置(16)にてト
ナー現像され、このトナー像は給紙カセット(35)から給
送されて来た転写紙に転写用コロトロン(22)によって転
写される。このようにしてトナー像が転写された転写紙
は、剥離爪(23)によって感光体ドラム(9)から剥離さ
れ、定着装置にて加熱加圧されて定着され、その後排紙
トレイ(60)上に排出される。なお残留電荷および転写紙
に転写し切れず感光体ドラム(9)上に残留するトナー
は、前記クリーニング装置(28)およびイレースランプ(2
9)にて除去される。
次にジャムが生じた場合について述べる。まず第3図の
如く原稿台ロック装置(70)にて原稿台(6)をロック
し、次に本体(1)のロック装置(65)を解除し、上部本
体(3)をヒンジピン(2)を支点として第2図の如く
開放しジャム紙を取り除く。この場合原稿台ロック装置
(70)にて原稿台(6)をロックしないと、原稿台が上面
を移動し危険であるが、原稿台(6)をロックしない限
り原稿台ロック装置(70)のピン(74)により上下本体は開
放できないので安全である。
なお、本実施例で把手(31)が上部本体(3)にもうけら
れているので容易に上部本体(3)を開放することがで
きる。
次に、本体(1)を運搬する場合について説明する。ま
ず、第3図の如く原稿台ロック装置(70)にて原稿台
(6)をロックした後、把手(31)を持って反時計方向に
回動し、把手(31)を上面にして片手で運搬すればよい。
ここで、把手(31)を把握した場合に作動するように構成
されている補助ロック装置(32)について説明する。図5
にその詳細図を示す。この補助ロック装置(32)は、下部
本体(4)に形成され孔(76)を有する取付金具(77)と、
上部本体(3)に回動自在に装着され前記孔(76)に係合
する引掛金具(78)とより構成されている。(79)は引掛金
具(78)を時計方向に付勢するバネである。また、この引
掛金具(78)は、把手(31)の内側に支点(80)を中心として
回動自在に装着されている可動把握部材(81)の先端と、
ワイヤ(82)により結合されており、この可動把握部材(8
1)を反時計方向に回動させると、引掛金具(78)もまたバ
ネ(79)の付勢力に打ち勝ち反時計方向に回動し、前記孔
(76)に係合するようになっている。(83)はワイヤ(82)の
方向を転換させるための突起である。前述したように把
手(31)を持って装置本体(1)を運搬する場合、使用者
は必ず把手(31)と共に可動把握部材(81)をも握ることに
なるので、前記補助ロック装置(32)が作動し、上部本体
(3)と下部本体(4)との開放をより確実に防止でき
る。
次に上部本体(3)と下部本体(4)との開放阻止機能
を備えた把手部材の他の実施例について述べる。
図7はその構成図を示しており、前記主ロック装置(65)
と、その主ロック装置の開放を妨げるべく作用する押圧
部材(84)とから成るものである。この押圧部材(84)は上
部本体(3)に回動自在に装着され、その一端部には前
記主ロック装置(65)の引掛金具(68)の背面(85)を押圧す
るよう形成された凸部(86)を有し、他端部はこの押圧部
材(84)を反時計方向に回動させるよう、バネ(87)により
付勢されている。また、この押圧部材(84)のバネ付勢さ
れている側の端部は、把手(31)の内側に支点(80)を中心
として回動自在に装着されている可動把握部材(81)の先
端とワイヤ(88)により結合されており、この可動把握部
材(81)を反時計方向に回動させると、押圧部材(84)はバ
ネ(87)の付勢力に打ち勝ち時計方向に回動し、前記引掛
金具(68)の背面(85)を押圧するようになっている。前述
の実施例と同様、把手(31)を持ち装置本体(1)を運搬
する場合、使用者は可動把握部材(81)を握ることになる
ので、押圧部材(84)が作動し、主ロック装置の開放は、
より確実に阻止される。
さらに、他の実施例について述べる。図8はその構成図
を示しており、前記主ロック装置(65)の右側に把手部材
(86)が左右方向に往復摺動可能に装着されており、上部
本体(3)に固定された支持部材(87)に支持されている
バネ(88)によって常に左向きに付勢されており二点鎖線
で示すような位置にある。また、この把手部材(86)の底
部には、運搬時に装置本体(1)を保持するための保持
部(89)(90)が設けられており、さらにその保持部の一方
(90)には、引掛部(91)が形成されており、把手部材(86)
を右方向に移動させることにより下部本体(4)に設け
られた凹部(92)に係合するようになっている。このよう
に通常は、バネ(88)の付勢力のみにより引掛部(91)と凹
部(92)とは係合していないのであるが、把手(86)を持ち
装置本体(1)を運搬する場合には、装置本体(1)が
重力の作用を受けるため装置本体(1)の全重量が前記
保持部(89)(90)に作用するため、引掛部(91)と凹部(92)
との係合は確実なものとなる。
なお、以上の実施例においては、上部本体(3)に把手
(31)及び(86)を設けたが、下部本体(4)に把手を設け
た場合には、運搬しようとして装置本体(1)を立てよ
うとする時、主ロック装置(65)に全く負荷が作用しない
という利点がある。
(ト)考案の効果 本考案によれば、運搬時および回動時に主ロック装置に
無理な負荷が加わらないため主ロック装置にガタが生じ
上下本体間にギャップが生じる等像形成装置としての重
大な品質問題を解決できると共に、運搬時にも開放せず
安全である。
また、本考案によれば、主ロック装置以外に装置を運搬
する時に装置の開放を阻止すべく作用する機能を有する
把手を設けたので、主ロック装置を簡単な構造の安価な
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案を用いた像記録装置の断面図、
第3図、第4図は本考案を用いた像記録装置の一部断面
図、第5図は本考案における補助ロック装置の構成図、
第6図は原稿台ロック装置の構成図、第7図、第8図は
本考案における補助ロック装置の他の実施例を示す構成
図である。 (3)…上部本体、(4)…下部本体、(2)…ヒンジ、(31),(8
6)…把手部材、(65)…主ロック装置、(32)…補助ロック
装置、(84)…押圧部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部本体と前記下部本体に対してヒンジを
    介して開放可能に支持される上部本体とより成る装置本
    体と、 前記装置本体を運搬するために前記上部本体または前記
    下部本体に設けられた把手部材と、 前記上部本体と前記下部本体とを係止するための主ロッ
    ク手段と、 前記把手部材を持ち前記装置本体を運搬する場合に、前
    記把手部材が前記装置本体に対して重力方向逆向きに移
    動し、前記上部本体と前記下部本体とを係止するための
    補助ロック手段とを備えたことを特徴とする像形成装
    置。
JP12462090U 1990-11-26 1990-11-26 像形成装置 Expired - Lifetime JPH0614238Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12462090U JPH0614238Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12462090U JPH0614238Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0386361U JPH0386361U (ja) 1991-08-30
JPH0614238Y2 true JPH0614238Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31672530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12462090U Expired - Lifetime JPH0614238Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614238Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4776732B1 (ja) 2010-05-17 2011-09-21 シャープ株式会社 可搬型画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0386361U (ja) 1991-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4789876A (en) Portable type image forming apparatus
US4635010A (en) Portable electrophotographic copy machine
JPS61128264A (ja) 静電記録装置
US4609281A (en) Portable electrostatographic copying machine
US8406680B2 (en) Sheet reversing device and image forming apparatus
JPH0614238Y2 (ja) 像形成装置
JPH0614239Y2 (ja) 像形成装置
JP3395417B2 (ja) 画像形成装置
JP2781196B2 (ja) 画像記録装置
JPH0417947Y2 (ja)
JPS60258030A (ja) 画像形成装置
JPH0331963Y2 (ja)
JPH0734129B2 (ja) 像形成装置
JPH0331962Y2 (ja)
JPH0622856Y2 (ja) 画像形成装置の定着装置
JPS6287977A (ja) 像形成装置
JP6380298B2 (ja) 画像形成装置
JP3512032B2 (ja) 画像形成装置
JPS63782B2 (ja)
JPS6255666B2 (ja)
JP2578708B2 (ja) 記録装置
JPH0337012Y2 (ja)
JPS62211671A (ja) 像形成装置
JPH0675214B2 (ja) 像形成装置
JPH066362Y2 (ja) 画像形成装置