JP4891916B2 - 追跡および保持ピーク検出器回路 - Google Patents

追跡および保持ピーク検出器回路 Download PDF

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Description

本発明は、追跡および保持ピーク検出器回路に関し、より詳細には、電圧を保持するためにコンデンサを使用する、追跡および保持ピーク検出器回路に関する。
入力信号に対応する電圧を保持するコンデンサを有する、追跡および保持ピーク検出器回路が、知られている。従来の追跡および保持ピーク検出器回路、またはより簡単に、ピーク検出器回路では、コンデンサの電圧は、コンデンサ自体の漏れ電流のため、さらにコンデンサ周囲の回路における漏れ電流のため、時間とともにドリフトしがちであることが知られている。
従来の近接センサも、知られており、例えば、従来の近接センサは、鉄物体、例えば鉄製ギアの歯、の存在もしくは不在に応答する、または磁石の存在もしくは不在に応答する、1つまたは複数の磁界センサによって生成される出力信号に関連するピークおよび/または閾値を、検出することができる。近接センサ内では、1つまたは複数の磁界センサ、例えばホール効果センサ、によって提供される出力信号におけるDCオフセットの影響を低減するために、従来のピーク検出器回路が、使用されることができる。この構成を用いると、ピーク検出器回路は、ホール効果センサが、通過するギアの歯に応答してホール効果センサによって生成される信号のAC部分に関連するピーク(および/または閾値)を、より正確に検出することを可能にすることができる。
いくつかの適用、例えば自動車の適用では、近接センサおよび関連するピーク検出器回路は、低い入力信号周波数(例えば1Hz)および高い温度(例えば150C)で動作することを、要求されることがある。知られているように、高い温度は、比較的高い漏れ電流を生じさせる傾向にあり、その結果、ピーク検出器回路で使用されるコンデンサに保持される電圧において、比較的高い電圧ドリフトを生じさせる傾向にある。
従来のピーク検出器回路は、特に低い入力信号周波数で動作するとき、漏れ電流の存在下で電圧を正確に保持するために、大きな容量値(一般に、10Hzで約0.1uf)を必要とする。知られているように、大きなコンデンサは、その他の回路と一緒に共通基板上に容易には統合されない。したがって、従来のピーク検出器回路は、外部コンデンサの使用をしばしば必要とする。外部コンデンサの使用は、外部雑音源からの電気的雑音に対するピーク検出器回路の感受性を高め、このことは、ピーク検出器回路の精度および反復性を悪化させることがあり得る。外部コンデンサは、望ましくないほど大きくなりがちでもあり、高価になることもあり得る。
図1を参照すると、従来のピーク検出器回路10は、閾値ノード20aを有するコンデンサ20を含む。従来のピーク検出器回路10は、入力信号12を受け取る充電回路入力ノード14aと、閾値ノード20aに結合される充電回路出力ノード14bとを有する充電回路14も含む。従来のピーク検出器回路10は、またさらに、閾値ノード20aに結合される第1の比較器入力ノード24aと、充電回路入力ノード14aに結合される第2の比較器入力ノード24bと、比較器出力ノード24cとを有する、比較器24を含む。
動作中、充電回路14は、コンデンサ20を入力信号12に従った電圧まで充電するために、充電回路出力ノード14bにおいて、充電信号を提供する。例えば、入力信号12の電圧が上昇すると、充電回路出力ノード14bにおける電圧もそれに従って上昇し、コンデンサ20を入力電圧12に従った電圧まで充電する。しかし、充電回路14は、コンデンサ20を放電させることができないので、入力信号12の電圧が下降すると、コンデンサ20の電圧は、入力信号の最後の最高電圧を保持する。
比較器24は、閾値ノード20aにおける電圧Vcと入力信号12の電圧Viの間の電圧差Vc−Viに応じた比較器出力信号26を、比較器出力ノード24cにおいて提供する。比較器24は、ヒステリシスを提供するため、2つの閾値を有するように構成されることができる。上で説明されたように、コンデンサ20は、閾値ノード20aにおいて、入力信号12のピーク電圧を保持する。入力信号12が、その後、より低い電圧への遷移を開始し、(Vc−Viを増大させながら)上側の比較器閾値を横切った場合、比較器出力ノード24cにおいて、状態変化が生じる。比較器出力ノード24cにおける状態変化は、入力信号12のピークを検出するために使用されることができる。
上で説明されたように、コンデンサ20で保持される電圧は、ドリフトしがちである。コンデンサ20における電圧ドリフトは、トランジスタ18を流れる漏れ電流19のため、一般に正の方向にあることが理解されよう。したがって、電圧ドリフトのために増加する、保持コンデンサ20における電圧と組み合わされた、一定または低下する電圧を有する入力信号12は、比較器出力ノード24cにおいて、誤った状態変化(本明細書では自己スイッチングとも呼ばれる)を生じさせることがある。さらに、例えば負の電圧ドリフトの存在下で低下する、保持コンデンサ20における電圧と組み合わされた、低下する電圧を有する入力信号は、電圧ドリフトのない場合に生じる状態変化に対して遅延させられた状態変化を生じさせることがある。
上で説明された自己スイッチングは、1995年8月15日に発行された、「Hall−Voltage Slope−Activated Sensor(ホール電圧傾斜駆動センサ)」と題する、米国特許第5,442,283号において論じられており、同特許は、本発明の譲受人に譲渡されている。説明されているセンサは、両極ピーク検出器を使用する。しかし、両極ピーク検出器も、自己スイッチングを免れてはいない。
自己スイッチングを減少または回避するため、補償回路28は、閾値ノード20aにおいて、トランジスタ18を流れる漏れ電流19とは反対の補償電流27を提供して、コンデンサ20における電圧ドリフトを低減することができる。しかし、トランジスタ18を流れる漏れ電流19は、近似的に知られるに過ぎず、上で説明されたように、温度とともに変化することも知られているので、適用される補償電流27は、すべての温度において、漏れ電流19を正確に補償するわけではない。
補償回路28は、ピーク検出器回路10のピーク検出精度を低下させることがあり得る。例えば、高すぎる(すなわち過補償の)補償電流27は、保持時間(すなわち、トランジスタ18がオフ)の間に、望ましくない反対方向(負の方向)の電圧ドリフトを生み出し、入力信号12のピークの検出精度を低下させる傾向にある。
さらに、補償電流27は、ピーク検出器回路10の最低動作周波数に影響を及ぼすことがあり得る。例えば、入力信号12の正のピークが過ぎた後、入力信号12の負の変化率が、(やはり負の方向の)過補償電圧ドリフト以下である場合、入力信号12のピークは、まったく検出されない。過補償コンデンサ電圧の負の変化率は、ピーク検出器の最低動作周波数に関係する。
トランジスタ18を流れる漏れ電流19に対抗する補償電流27を提供するための補償回路28の使用は、自己スイッチングの減少と、ピーク検出器回路10が適切に動作することができる最低動作周波数との間にトレードオフをもたらす。自己スイッチングを回避するために、より大きな必要補償電流27が使用されるほど、潜在的な過補償はより大きくなり、最低動作周波数はより高くなる。
上記の説明から、自己スイッチングを減少させるために使用される、従来技術のピーク検出器構成が、低周波数高温動作には適していないことは明らかである。さらに、外部保持コンデンサを有すると、従来技術のピーク検出器は、相対的に大きくなりがちである。
本発明によれば、回路は、閾値ノードを有するコンデンサを含む。この回路は、入力信号を追従し、入力信号のピークに従った閾値ノードにおけるコンデンサ電圧を保持するように適合される追跡および保持回路も含み、追跡および保持回路は、出力信号が入力信号のピークに従って提供される出力ノードを有する。この回路は、コンデンサ電圧の傾斜を表す遷移を有する論理回路出力信号を提供するように適合される論理回路をさらに含み、論理回路出力信号は、追跡および保持回路を制御するように適合される。
本発明の別の態様によれば、回路は、閾値ノードを有するコンデンサを含む。この回路は、入力信号を受け取る充電回路入力ノードと、閾値ノードに結合される充電回路出力ノードとを有し、コンデンサを入力信号の正ピークに従ったコンデンサ正ピーク電圧まで充電するために、充電回路出力ノードにおいて、充電信号を提供するように適合され、コンデンサ正ピーク電圧の傾斜を表す充電回路傾斜信号が提供される充電回路傾斜ノードをさらに有する充電回路と、入力信号を受け取る放電回路入力ノードと、閾値ノードに結合される放電回路出力ノードとを有し、コンデンサを入力信号の負ピークに従ったコンデンサ負ピーク電圧まで放電するために、放電回路出力ノードにおいて、放電信号を提供するように適合され、コンデンサ負ピーク電圧の傾斜を表す放電回路傾斜信号が提供される放電回路傾斜ノードをさらに有する放電回路との少なくともひとつも含む。この回路は、閾値ノードに結合される第1の比較器入力ノードと、充電回路と放電回路の少なくともひとつの入力ノードに結合される第2の比較器入力ノードと、比較器出力信号が提供される比較器出力ノードとを有する比較器も含む。この回路は、またさらに、充電回路傾斜ノードと放電回路傾斜ノードの少なくともひとつに結合される少なくとも1つの第1の論理回路入力ノードと、コンデンサ正ピーク電圧とコンデンサ負ピーク電圧の少なくともひとつの傾斜を表す第1の論理回路出力信号が提供される第1の論理回路出力ノードとを有する第1の論理回路を含む。この回路は、またさらに、比較器出力ノードに結合される第2の論理回路入力ノードと、第1の論理回路出力ノードに結合される別の第2の論理回路入力ノードと、比較器出力信号が遷移を行わない所定の期間を表し、さらにコンデンサ正ピーク電圧とコンデンサ負ピーク電圧の少なくともひとつが近似的にゼロに等しい傾斜を有する所定の期間に応じた第2の論理回路出力信号が提供される第2の論理回路出力ノードとを有する第2の論理回路を含む。
本発明の別の態様によれば、回路は、第1の閾値ノードを有する第1のコンデンサと、第2の閾値ノードを有する第2のコンデンサとを含む。この回路は、入力信号と反転入力信号を受け取る少なくとも2つの充電/放電回路入力ノードと、第1の閾値ノードと第2の閾値ノードにそれぞれ結合される少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードと、動作可能/動作不能ノードとを有する充電/放電回路も含み、充電/放電回路は、第1のコンデンサを入力信号の正ピークに従った第1のコンデンサ正ピーク電圧まで充電するために、また第2のコンデンサを反転入力信号の正ピークに従った第2のコンデンサ正ピーク電圧まで充電するために、少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードにおいて、充電信号を提供するように適合され、充電/放電回路は、第1のコンデンサを入力信号の負ピークに従った第1のコンデンサ負ピーク電圧まで放電するために、また第2のコンデンサを反転入力信号の負ピークに従った第2のコンデンサ負ピーク電圧まで放電するために、少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードにおいて、放電信号を提供するように適合され、充電/放電回路はさらに、第1のコンデンサ正ピーク電圧と、第2のコンデンサ正ピーク電圧と、第1のコンデンサ負ピーク電圧と、第2のコンデンサ負ピーク電圧の少なくとも1つの傾斜を表す、それぞれ少なくとも1つの充電/放電回路傾斜信号が提供される少なくとも1つの充電/放電回路傾斜ノードをさらに有する。この回路は、第1および第2の閾値ノードに結合される第1の差動比較器入力ノードと、少なくとも2つの充電/放電回路入力ノードのそれぞれひとつに結合される第2の差動比較器入力ノードと、比較器出力信号が提供される比較器出力ノードとを有する比較器を含む。この回路は、またさらに、少なくとも1つの充電/放電回路傾斜ノードに結合される少なくとも1つの第1の論理回路入力ノードと、第1のコンデンサ正ピーク電圧と、第2のコンデンサ正ピーク電圧と、第1のコンデンサ負ピーク電圧と、第2のコンデンサ負ピーク電圧の少なくとも1つの傾斜を表す第1の論理回路出力信号が提供される第1の論理回路出力ノードとを有する第1の論理回路を含む。この回路は、またさらに、比較器出力ノードに結合される第2の論理回路入力ノードと、第1の論理回路出力ノードに結合される別の第2の論理回路入力ノードと、動作可能/動作不能ノードに結合される第2の論理回路出力ノードとを有する第2の論理回路を含み、第2の論理回路出力ノードにおいて、比較器出力信号が遷移を行わない所定の期間に応じ、さらに第1のコンデンサ正ピーク電圧と、第2のコンデンサ正ピーク電圧と、第1のコンデンサ負ピーク電圧と、第2のコンデンサ負ピーク電圧の少なくとも1つが近似的にゼロに等しい傾斜を有する所定の期間に応じた第2の論理回路出力信号が提供される。
上記の構成を用いて、ピーク検出器回路で使用されるコンデンサにおける電圧ドリフトの影響を回避することができる回路が、提供される。電圧ドリフトの影響を回避することによって、コンデンサは、非常に低い動作周波数を維持しながら、値、サイズ、およびコストにおいてより小さく作られることができる。
本発明自体ばかりでなく、本発明の上記の特徴も、図面についての以下の詳細な説明から、より完全に理解されるであろう。
ピーク検出器回路を説明する前に、いくつかの導入的概念および用語が説明される。本明細書で使用される「近接センサ」という用語は、鉄物体、例えば鉄製ギアの歯、の存在もしくは不在に応答する、または磁石の存在もしくは不在に応答する、1つまたは複数の磁界センサによって生成される出力信号に関連するピークおよび/または閾値を検出することができる回路を指す。
図2を参照すると、回路50は、閾値ノード60aを有するコンデンサ60を含む。回路50は、入力信号52を受け取る充電回路入力ノード54aと、閾値ノード60aに結合される充電回路出力ノード54bとを有する充電回路54も含む。回路50は、入力信号52の正のピークに応答する。入力信号の負のピークに応答する類似の回路は、以下の図9に示されている。
回路50は、閾値ノード60aに結合される第1の比較器入力ノード64aと、充電回路入力ノード54aに結合される第2の比較器入力ノード64bと、比較器出力信号66が提供される比較器出力ノード64cとを有する比較器64も含む。比較器64は、閾値ノード60aにおける電圧Vcと入力信号52の電圧Vi間の電圧差Vc−Viに応じた比較器出力信号66を、比較器出力ノード64cにおいて提供する。比較器64は、ヒステリシスを提供するため、上側閾値と下側閾値の2つの閾値を有するように構成されることができる。
回路50は、またさらに、比較器出力ノード64cに結合される論理回路入力ノード68aと、比較器出力信号66が遷移を行わない所定の期間に応じた、本明細書で「ピーク検出器リセット」(PDR)信号とも呼ばれる論理回路出力信号が提供される論理回路出力ノード68bとを有する論理回路68を含む。回路50は、またさらに、閾値ノード60aに結合される第1のスイッチノード76aと、充電回路入力ノード54aに結合される第2のスイッチノード76bと、論理回路出力ノード68bに結合されるスイッチ制御ノード76cとを有するスイッチ76を含む。いくつかの実施形態では、回路50は、遅延モジュール78と、パルス発生器80と、スイッチ82と、電流源84も含む。
いくつかの実施形態では、充電回路54は、増幅器56と、トランジスタ58とを含む。いくつかのさらなる実施形態では、論理回路68は、ゲート70と、タイマ72と、パルス発生器74(単安定マルチバイブレータ)とを含む。また、いくつかの実施形態では、少なくとも、コンデンサ60と、充電回路54と、比較器64と、論理回路68と、スイッチ76とは、共通基板上に提供される。
動作中、充電回路54は、コンデンサ60を入力信号52の正ピークに従った電圧まで充電するために、充電回路出力ノード54bにおいて、充電信号を提供する。充電回路54は、コンデンサ60を充電することだけができる。したがって、入力信号52の正ピーク電圧に達すると、コンデンサ60は、閾値ノード60aにおいて、入力信号52の正ピーク電圧を保持する。入力信号52が、その後、より低い電圧への遷移を開始して、電圧差Vc−Viを増大させ、比較器64の上側閾値を横切らせた場合、状態変化、例えばハイ状態への変化が、比較器出力ノード64cにおいて生じる。したがって、比較器出力ノード64cにおける状態変化は、入力信号52の第1の正ピークを検出するために使用されることができる。
パルス発生器80は、出力信号66のハイ状態への各遷移の短時間後、遅延モジュール78に従った時間に、パルスP1を発生させる。パルスP1は、スイッチ82および電流源84を介して作用して、閾値ノード60aにおける電圧を僅かに下方に動かす。閾値ノード60aにおける電圧のシフトは、入力信号52が閾値ノード60aにおける電圧に達したときに、ロー状態をとる比較器出力信号66(すなわち、比較器64のリセット)を生じさせる。したがって、回路50は、入力信号52の次の正ピークを検出する用意が整う。上で説明された比較器64のリセットは、図4に関連する以下での説明から、さらに理解されよう。
入力信号52が電圧的に変化しているときに達成される、論理回路68の第1の動作モードでは、論理回路68は、論理回路出力ノード68bにおいて、定常(DC)PDR信号(例えばロー状態)を発生させる。第1の動作モードでは、タイマ72は、変化する入力信号52によって引き起こされる比較器出力信号66の状態変化によって、反復的にリセットされ、論理回路出力ノード68bにおいて、断続的なロー状態を生じさせる。この動作モードでは、スイッチ76は、開いた状態に留まり、回路50は、上で説明されたように動作する。
入力信号52が緩やかに変化しているとき、またはDCであるときに達成される、論理回路68の第2の動作モードでは、論理回路68は、出力ノード68bにおいて、ハイおよびロー状態を有するPDR信号(すなわちPDRパルス)を発生させる。この動作モードでは、比較器64の出力は、時間的に大きく隔たった遷移を有するか、または遷移を有さず、それぞれ、タイマ72に大きく隔たったリセットを生じさせるか、またはリセットを生じさせない。例えば、タイマ72に適用されるリセットを生じさせないDC入力信号52を選んだ場合、タイマ72は、所定の時間量の最終カウントまでカウントを行い、その時点で、タイマ72の出力72aは遷移を生じ、パルス発生器74(例えば単安定マルチバイブレータ)に、論理回路出力ノード68bにおいて、ハイ状態PDR信号(PDRパルス)を出力させる。
PDR信号は、スイッチ制御ノード76cにおいて、スイッチ76によって受け取られる。PDR信号がハイ状態にある時間中、すなわち、PDRパルス中、コンデンサ60は、スイッチ76によって入力信号52に結合され、(さもなければ電圧ドリフトを経験するであろう)コンデンサ60における電圧を、入力信号52の電圧と実質的に等しくさせ、したがって、閾値ノード60aにおける電圧を入力信号52の電圧にさせる(すなわち、Vc−Vi=0)。この状態が、比較器64のスイッチングを防止することは理解されよう。
PDR信号は、ゲート70にも結合され、PDR信号の状態に従って、強制的にタイマ72をリセットさせる。PDRパルスが終了した(すなわち、ノード68bにおける状態がその元の状態に戻った)とき、タイマ72は、再びカウントを行い、所定の時間の後、再びその最終カウントに達し、別のPDRパルスが生成される。この構成を用いて、論理回路68は、入力信号52が一般に無変化であり続ける限り、断続的にPDRパルスを発生させる。PDRパルスが、緩やかに変化する入力信号52のためにも生成され得ることは理解されよう。
論理回路68の第2の動作モードでは、PDR信号がロー状態にある、すなわち、PDRパルスとPDRパルスの間にある時間中、回路50は、論理回路68の第1の動作モードで、上で説明されたように動作する。
論理回路68の上で説明された第2の動作モードにある場合、閾値ノード60aにおける電圧が入力信号52の電圧から大きく逸脱することを許されない限り、比較器64の自己スイッチングは、減少または除去され、これは、PDRパルスを互いに十分近づけて発生させることによって達成されることができる。上で説明された自己スイッチングの減少は、図3に関連する以下での説明から、さらに理解されよう。
ここで図3を参照すると、グラフ100は、時間を単位とする水平の目盛りと、電圧を単位とする垂直の目盛りとを有する。曲線102は、DC入力電圧52(図2)を表す。曲線104は、図2の論理回路68が上で説明された第2の動作モードで動作しているときの、図2の閾値ノード60aに出現する電圧を表す。曲線104は、平坦部分104aがその単なる一例である平坦部分と、傾斜部分104bがその単なる一例である傾斜部分とを有する。傾斜部分、例えば104bは、トランジスタ58(図2)がオフのときに生じる、コンデンサ60(図2)における正方向電圧ドリフトを表す。平坦部分、例えば104aは、以下でさらに説明されるように、スイッチ76(図2)を介して入力電圧102と等しくさせられた、コンデンサにおける電圧104を表す。
曲線106は、図2の論理回路68が上で説明された第2の動作モードで動作しているときの、図2の閾値ノード60aに出現する電圧Vc(曲線104)と、入力電圧52、Vi(曲線102)の間の電圧差Vc−Viを表す。電圧差Vc−Viが、図2の比較器64の2つの入力64a、64bにおける電圧の間の差でもあることは理解できよう。曲線106は、部分106aがその単なる一例である平坦部分と、部分106bがその単なる一例である傾斜部分とを有する。傾斜部分、例えば106bは、コンデンサ60における正方向電圧ドリフトを表す。平坦部分、例えば106aは、スイッチ76を介して入力電圧102と等しくさせられた、コンデンサ60における電圧104を表す。
2つの閾値108a、108bは、比較器64(図2)の上側および下側閾値にそれぞれ対応する。閾値108a、108bは、比較器64に関連する所定のヒステリシスに従ったレベルを有する。曲線106に対応する電圧差Vc−Viは、論理回路68が上で説明された第2の動作モードで動作している場合、閾値108aの電圧に達しないことを理解されたい。
曲線110は、比較器出力ノード64c(図2)に出現する出力電圧66を表す。曲線106は閾値108aに対応する電圧に達しないので、比較器64(図2)は、状態を変えず、曲線110は、ここではロー状態として示される無変化状態に留まる。
曲線112は、論理回路68が上で説明された第2の動作モードで動作しているときの、図2の論理回路出力68bに出現する、パルス112aがその単なる一例であるPDRパルスを有するPDR信号(図2)を示している。PDRパルスの各々は、時間的に整列させられ、曲線104、106のそれぞれの平坦部分を生じさせる。各PDRパルスは、PDRパルスがハイである間、例えば、図2のスイッチ76によって閾値ノード60aにおける電圧を入力電圧52に等しくさせる。
曲線104および106の傾斜部分に対応する電圧ドリフトを有するコンデンサ60における電圧は、閾値108aを横切りがちであり、その結果、比較器64の状態変化(自己スイッチング)を生じさせる。しかし、PDRパルスは、曲線104、106に関連する正の電圧ドリフトが、比較器閾値108aを横切らないようにし、その結果、PDRパルスは、電圧ドリフトの存在下で、比較器66が、自己スイッチングを起こさないようにすることを理解されたい。
曲線110によって表される比較器64の出力電圧66が、ゼロ状態の代わりに、正状態にある場合も、同様の利点が達成されることをさらに理解されたい。
曲線102に対応するDC入力電圧52が示されているが、同じ概念は、緩やかに変化する入力電圧52にも適用されることは理解されよう。
ここで図4を参照すると、グラフ120は、図2の遅延モジュール78と、パルス発生器80と、スイッチ82と、電流源84とから引き起こされる、図2の回路50の動作を示している。グラフ120は、時間を単位とする水平の目盛りと、電圧を単位とする垂直の目盛りとを有する。ピーク124a、124bを有する曲線124は、図2の入力信号52に対応する。曲線122は、コンデンサ60(図2)における、すなわち、閾値ノード60a(図2)における電圧に対応する。曲線126は、比較器64(図2)の出力ノード64c(図2)に出現する出力信号66(図2)に対応する。第1および第2のレベルVcおよびVc’は、コンデンサ60における電圧の2つのレベルにそれぞれ対応する。第1の電圧レベルVcは、コンデンサ60に保持される入力信号124のピーク値に対応する。第2の電圧レベルVc’は、コンデンサ60に保持される入力信号124のピーク値に対応するが、図2の遅延78と、パルス発生器80と、スイッチ82と、電流源84とによって所定の量だけ低減されている。第2の電圧レベルVc’は、遅延モジュールに従って、入力信号124のピーク124a、124bの後いくらか遅れて達成されることが見て取れるであろう。
グラフ120では、入力信号124は変化しており、したがって、図3のPDRパルス112は、論理回路68(図2)によって生成されず、論理回路68(図2)は、上で説明された第1の動作モードで動作している。
動作中、曲線126の立ち上がりエッジ126aは、入力信号124の第1のピーク124aの検出を表す。基本的に、コンデンサ60における電圧Vc(曲線122)と入力信号52の電圧Vi(曲線124)の間の電圧差Vc−Viは、点128aにおいて上側比較器閾値(例えば、図3の閾値108a)を超え、その結果、比較器64の状態変化、すなわち、エッジ126aを生じさせる。コンデンサ60における電圧がレベルVcに保たれる場合、比較器出力信号126は、ハイに保たれ、入力信号124の第2のピーク124bは、比較器出力信号126の別の遷移を生じさせず、すなわち、第2のピーク124bは、検出されない。しかし、曲線122に対応するコンデンサ電圧が、遅延78と、パルス発生器80と、スイッチ82と、電流源84との動作によって、より低い閾値Vc’へさせられるので、その場合、点128bにおいて、コンデンサ60における電圧Vc’(曲線122)と入力電圧Vi(曲線124)の間の電圧差Vc−Viは、低い比較器閾値(例えば、図3の閾値108b)を超え、その結果、比較器64の状態変化、すなわち、エッジ126bを生じさせる。その後、ピーク124bは、上で説明されたように、ピーク124aが検出されるのと基本的に同じ方法で検出されることができる。
ここで図5を参照すると、回路150は、閾値ノード166aを有するコンデンサ166を含む。回路150は、充電回路155と、放電回路159とを有する充電/放電回路154も含む。充電回路155は、入力信号152を受け取る充電回路入力ノード155aと、閾値ノード166aに結合される充電回路出力ノード155bと、動作可能ノード155cとを有する。放電回路159は、入力信号152を受け取る放電回路入力ノード159aと、閾値ノード166aに結合される放電回路出力ノード159bと、反転動作可能入力ノード159cとを有する。
回路150は、閾値ノード166aに結合される第1の比較器入力ノード168aと、充電回路入力ノード155aおよび放電回路入力ノード159aに結合される第2の比較器入力ノード168bと、比較器出力信号170が提供される比較器出力ノード168cとを有する比較器168も含む。比較器168は、閾値ノード166aにおける電圧Vcと入力信号152の電圧Viの間の電圧差Vc−Viに応じた比較器出力信号170を、比較器出力ノード168cにおいて提供する。比較器168は、ヒステリシスを提供するため、上側閾値と下側閾値の2つの閾値を有するように構成されることができる。
回路150は、またさらに、比較器出力ノード168cに結合される論理回路入力ノード172aと、動作可能入力ノード155cおよび反転動作可能入力ノード159cに結合される論理回路出力ノード172bとを有する論理回路172を含む。いくつかの実施形態では、論理回路172は、ゲート174と、タイマ176と、パルス発生器178と、第1のスイッチ180と、第2のスイッチ182と、インバータ184とを含む。第1の論理回路出力信号190aと第2の論理回路出力信号190bの選択されたひとつが、比較器出力信号170が出力信号遷移を行わない所定の期間に応じて、論理回路出力ノード172bにおいて提供される。
いくつかの実施形態では、充電回路155および放電回路159は、増幅器156、160と、トランジスタ158、162とをそれぞれ含む。いくつかのさらなる実施形態では、少なくとも、コンデンサ166と、充電/放電回路154と、比較器168と、論理回路172とは、共通基板(図示されず)上に提供される。
動作中、充電回路155および放電回路159は、動作可能入力155cおよび反転動作可能入力159cに与えられる制御信号CTRの状態に従って、それぞれ動作可能および動作不能に、またはそれぞれ動作不能および動作可能にされる。動作可能にされた場合、充電回路155は、コンデンサ166を入力信号152の正ピークに従った電圧まで充電するために、充電回路出力ノード155bにおいて、充電信号を提供する。動作可能にされた場合、放電回路159は、コンデンサ166を入力信号152の負ピークに従った電圧まで放電するために、放電回路出力ノード159bにおいて、放電信号を提供する。
コンデンサ166を充電することだけができる充電回路155が動作可能にされた場合、入力信号152の正ピーク電圧に達することは、コンデンサ166が、閾値ノード166aにおいて、入力信号152の正ピーク電圧を保持する結果を生じる。入力信号152が、その後、より低い電圧への遷移を開始して、電圧差Vc−Viを増大させ、比較器168の閾値を横切らせた場合、状態変化が、比較器出力ノード168cにおいて生じる。
より具体的には、動作可能にされると、充電回路155は、入力信号152の電圧が上昇するときにそれに追随するコンデンサ166における電圧にさせる傾向にあり、両方の比較器入力168a、168bが実質的に等しくなるように、すなわち、Vc−Viが実質的にゼロに等しくなるようにする。実質的に等しい電圧を有する場合、入力信号152が電圧的に上昇しても、電圧差Vc−Viは、比較器166の2つの閾値の間に留まり、比較器168の出力信号170は、ロー状態に留まる。充電回路155の動作は、以下の図6の説明から、さらに理解されよう。
コンデンサ166を放電することだけができる放電回路159が動作可能にされた場合、入力信号152の負ピーク電圧に達することは、コンデンサ166が、閾値ノード166aにおいて、入力信号152の負ピーク電圧を保持する結果を生じる。入力信号152が、その後、より高い電圧への遷移を開始して、電圧差Vc−Viを減少させ、比較器168の閾値を横切らせた場合、別の状態変化が、比較器出力ノード168cにおいて生じる。
より具体的には、動作可能にされると、放電回路159は、入力信号152の電圧が入力信号152の正ピークから離れて下降するときにそれに追随するコンデンサ166における電圧にさせる傾向にあり、両方の比較器入力168a、168bが実質的に等しくなるように、すなわち、Vc−Viが実質的にゼロに等しくなるようにする。実質的に等しい入力電圧を有する場合、入力信号152が電圧的に下降しても、電圧差Vc−Viは、比較器168の2つの閾値の間に留まり、比較器168の出力信号170は、ハイ状態に留まる。放電回路159の動作は、図6に関連して以下でさらに説明される。
入力信号152が電圧的に変化しているときに達成される、論理回路172の第1の動作モードでは、論理回路172は、論理回路出力ノード172bにおいて、定常(DC)PDR信号を発生させる。第1の動作モードでは、タイマ72は、変化する入力信号152によって引き起こされる比較器出力信号170の状態変化によって、反復的にリセットされる。この動作モードでは、パルス発生域178は、ロー状態に留まり、その結果、第1のスイッチ180は、閉じた状態にあり、第2のスイッチ182は、開いた状態にある。したがって、比較器168の出力信号170は、論理回路出力ノード172bに誘導され、比較器出力信号170は、制御信号CTRになる。CTR信号がロー(すなわち、比較器出力信号170がロー)である場合、充電回路155は、動作可能にされ、放電回路159は、動作不能にされる。反対に、CTR信号がハイ(すなわち、比較器出力信号170がハイ)である場合、充電回路155は、動作不能にされ、放電回路159は、動作可能にされる。
入力信号152が緩やかに変化しているとき、またはDCであるときに達成される、論理回路172の第2の動作モードでは、比較器168の出力は、時間的に大きく隔たった遷移を有するか、または遷移を有さず、それぞれ、タイマ176に適用される大きく隔たったリセットを生じさせるか、またはリセットを生じさせない。例えば、タイマ176に適用されるリセットを生じさせないDC入力信号152を選んだ場合、タイマ176は、所定の時間量の最終カウントまでカウントを行い、その時点で、タイマ176の出力176aは遷移を生じ、パルス発生器178(例えば単安定マルチバイブレータ)に、パルス発生器出力ノード178aにおいて、ハイ状態PDR信号(すなわちPDRパルス)を出力させる。
PDR信号がハイにある間、第1のスイッチ180は、開いた状態にあり、第2のスイッチ182は、閉じた状態にあり、その結果、比較器出力信号170の反転が、論理回路出力ノード172bに誘導され、インバータ184を介した比較器出力信号170の反転が、制御信号CTRになる。この状態では、CTR信号がロー(すなわち、比較器出力信号170がハイ)である場合、充電回路155は、動作可能にされ、放電回路159は、動作不能にされ、CTR信号がハイ(すなわち、比較器出力信号170がロー)である場合、充電回路155は、動作不能にされ、放電回路159は、動作可能にされる。
PDR信号がローにある間、第1のスイッチ180は、閉じた状態にあり、第2のスイッチ182は、開いた状態にあり、その結果、比較器出力信号170が、論理回路出力ノードに誘導されて、制御信号CTRになる。この状態では、CTR信号がロー(すなわち、比較器出力信号170がロー)である場合、充電回路155は、動作可能にされ、放電回路159は、動作不能にされ、CTR信号がハイ(すなわち、比較器出力信号170がハイ)である場合、充電回路155は、動作不能にされ、放電回路159は、動作可能にされる。
充電回路155または放電回路159を動作可能にすることが、比較器168の自己スイッチングを回避できることは、図6および図7に関連する以下での説明から明らかになるであろう。
PDR信号は、ゲート174にも結合され、PDRパルスがPDR信号に出現する場合、タイマ176は、PDR信号の状態に従ってリセットされる。PDRパルスが終了したとき、タイマ176は、再びカウントを行い、所定の時間の後、その最終カウントに達し、別のPDRパルスが生成される。この構成を用いて、論理回路172は、入力信号152が無変化または緩やかな変化を続ける限り、断続的にPDRパルスを発生させる。
適切に動作するため、タイマ176は、電圧差Vc−Viが比較器168の閾値に達しないように、調整されなければならない。例えば、特定の実施形態では、コンデンサ166は、100pfの値と、10paの正味の漏れ電流を有する。結果の電圧ドリフトは、0.1mv/msである。100mvの比較器閾値の場合、自己スイッチングを回避するため、タイマ176に関連するタイマカウントは、1秒前に経過するように選択されるべきである。選択タイマ経過時間を用いて、入力信号152のピークを検出するため、入力信号152は、100mv/1sより高い変化率を有さなければならない。1Vppの正弦入力信号152の場合、これは、0.32Hzの最低入力信号動作周波数に対応する。
ここで図6を参照すると、グラフ200は、時間を単位とする水平の目盛りと、電圧を単位とする垂直の目盛りとを有する。第1の曲線202は、図5の入力信号152に対応する。曲線204は、最初、入力信号202の正ピークに従ってコンデンサ166に保持される電圧に対応し、その後、放電回路159(図5)の動作によって入力信号202の電圧と等しくされるコンデンサ166に保持される電圧に対応する、部分204a〜204cを有する。曲線部分204d〜204eは、最初、入力信号202の負ピークに従ってコンデンサ166に保持される電圧に対応し、その後、充電回路155(図5)の動作によって入力信号202の電圧と等しくされるコンデンサ166に保持される電圧に対応する。
ポイント206aは、コンデンサ電圧204bと入力信号202の間の電圧差Vc−Viが、比較器168(図5)の上側閾値Vth(上側)を超える時間t2に対応する。ポイント206bは、コンデンサ電圧204dと入力信号202の間の電圧差Vc−Viが、比較器168の下側閾値Vth(下側)を下回る時間t1に対応する。
曲線208は、比較器168によって生成される出力信号170(図5)に対応する。時間t2における立ち上がりエッジ208aは、ポイント206aと整列し、時間t1における立ち下がりエッジ208bは、ポイント206bと整列する。
曲線210は、PDRパルスが存在しない(すなわち、論理回路172(図5)が第1の動作モードで動作している)ことを表す、パルス発生器出力ノード178a(図5)において出現する電圧に対応する。
曲線212は、論理回路出力ノード172b(図5)において出現する制御信号CTRに対応し、その各状態変化は、図5に関連して上で説明されたように、充電回路155と放電回路159の適切な一方を動作可能にすることによって、コンデンサ電圧204a〜204eを入力信号202と等しくさせる。
ここで図7を参照すると、グラフ250は、時間を単位とする水平の目盛りと、電圧を単位とする垂直の目盛りとを有する。曲線252は、DC入力電圧152(図5)を表す。曲線254は、図5のコンデンサ166に出現する電圧を表し、図5の論理回路172が上で説明された第2の動作モードで動作しているときに、図5の閾値ノード166aに出現する電圧と同じである。曲線254は、平坦部分254aがその単なる一例である平坦部分と、傾斜部分254bがその単なる一例である傾斜部分とを有する。傾斜部分、例えば254bは、コンデンサ166(図5)における正方向電圧ドリフトを表す。平坦部分、例えば254aは、以下でさらに説明されるように、入力電圧252と等しくさせられた、コンデンサにおける電圧254を表す。
曲線256は、図5の閾値ノード166aに出現する電圧Vc(曲線254)と、入力電圧Vi、152(曲線252)の間の電圧差Vc−Viを表す。電圧差Vc−Viが、図5の比較器168の2つの入力ノード168a、168bにおける電圧の間の差でもあることは理解できよう。曲線256は、部分256aがその単なる一例である平坦部分と、部分256bがその単なる一例である傾斜部分とを有する。傾斜部分、例えば256bは、コンデンサ166における正方向電圧ドリフトを表す。平坦部分、例えば256aは、入力電圧252と等しくさせられた、コンデンサ166における電圧254を表す。
2つの閾値258a、258bは、比較器168(図5)の上側および下側閾値にそれぞれ対応する。閾値258a、258bは、比較器168に関連する所定のヒステリシスに従ったレベルを有する。曲線256に対応する電圧差Vc−Viは、論理回路172が上で説明された第2の動作モードで動作している場合、閾値258a、258bのいずれの電圧にも達しないことを理解されたい。
曲線260は、図5の比較器出力ノード168cに出現する出力信号170を表す。曲線256は閾値258a、258bに対応する電圧に達しないので、比較器168(図5)は、状態を変えず、曲線260は、ここではロー状態として示される無変化状態に留まる。
曲線262は、図5のパルス発生器出力178aに出現する、パルス262aがその単なる一例であるPDRパルスを有するPDR信号(図5)を示している。PDRパルスの各々は、時間的に整列させられ、曲線254、256のそれぞれの平坦部分を生じさせる。各PDRパルスは、パルスがハイである間、例えば、図5の充電/放電回路154によって、コンデンサ電圧254を入力電圧52に等しくさせる。
曲線254および256の傾斜部分に対応する電圧ドリフトを有するコンデンサ166における電圧は、閾値258aを横切りがちであり、その結果、比較器168の状態変化(自己スイッチング)を生じさせる。しかし、PDRパルスは、曲線254、256に関連する正の電圧ドリフトが、比較器閾値258a、258bを横切らないようにし、その結果、PDRパルスは、電圧ドリフトの存在下で、比較器168が、自己スイッチングを起こさないようにすることを理解されたい。
電圧ドリフトが負方向の場合、すなわち、曲線256が正の傾斜の代わりに負の傾斜を有する傾斜を有する場合も、同様の利点が達成されることをさらに理解されたい。曲線260によって示される比較器168の出力電圧170が、ゼロ状態の代わりに、正状態にある場合も、同様の利点が達成されることをまたさらに理解されたい。
曲線252に対応するDC入力電圧152が示されているが、同じ概念は、緩やかに変化する入力電圧152にも適用されることは理解されよう。
ここで図8を参照すると、回路300は、第1の閾値ノード320aを有する第1のコンデンサ320と、第2の閾値ノード322aを有する第2のコンデンサ322とを含む。回路300は、入力信号302aと反転入力信号302bを受け取る少なくとも2つの充電/放電回路入力ノード304a、304bと、第1の閾値ノード320aと第2の閾値ノード322aにそれぞれ結合される少なくとも2つの充電/放電回路出力ノード304c、304dと、動作可能/動作不能ノード304eとを有する充電/放電回路304をさらに含む。充電/放電回路304、第1のコンデンサ320と第2のコンデンサ322、および電圧源324は追跡および保持回路を形成していることが理解されよう。そこで充電/放電回路出力ノード304c、304dはまた追跡および保持回路の出力ノードとして以下に参照される。この回路は、第1および第2の閾値ノード320a、322aに結合される第1の差動比較器入力ノード356a、356bと、少なくとも2つの充電/放電回路入力ノード304a、304bのそれぞれ一方に結合される第2の差動比較器入力ノード356c、356dと、比較器出力信号360が提供される比較器出力ノード356eとを有する比較器356をさらに含む。回路300は、またさらに、比較器出力ノード356eに結合される論理回路入力ノード338aと、動作可能/動作不能ノード304eに結合される論理回路出力ノード338bとを有する論理回路338を含む。いくつかの実施形態では、論理回路338は、ゲート340と、タイマ342と、パルス発生器346と、第1のスイッチ350と、第2のスイッチ352と、インバータ354とを含む。第1の論理回路出力信号370aと第2の論理回路出力信号370bの選択された一方が、比較器出力信号360が出力信号遷移を行わない所定の期間に応じて、論理回路出力ノード338bにおいて提供される。
いくつかの実施形態では、充電/放電回路304は、入力信号302aを受け取る第1の充電回路入力ノード306aと、第1の閾値ノード320aに結合される第1の充電回路出力ノード306bと、論理回路出力ノード338bに結合される第1の充電回路動作可能入力ノード306cとを有する第1の充電回路306を含む。充電/放電回路304は、入力信号302aを受け取る第1の放電回路入力ノード312aと、第1の閾値ノード320aに結合される第1の放電回路出力ノード312bと、論理回路出力ノード338bに結合される第1の放電回路反転動作可能入力ノード312cとを有する第1の放電回路312をさらに含む。充電/放電回路304は、またさらに、反転入力信号302bを受け取る第2の充電回路入力ノード326aと、第2の閾値ノード322aに結合される第2の充電回路出力ノード326bと、論理回路出力ノード338bに結合される第2の充電回路反転動作可能入力ノード326cとを有する第2の充電回路326を含む。充電/放電回路304は、またさらに、反転入力信号302bを受け取る第2の放電回路入力ノード332aと、第2の閾値ノード322aに結合される第2の放電回路出力ノード332bと、論理回路出力ノード338bに結合される第2の放電回路動作可能入力ノード332cとを有する第2の放電回路332をさらに含む。
いくつかの実施形態では、第1の充電回路306、第1の放電回路312、第2の充電回路326、および第2の放電回路332は、増幅器308、314、328、334と、トランジスタ310、316、330、336とをそれぞれ含む。いくつかのさらなる実施形態では、第1のコンデンサ320と、第2のコンデンサ322と、充電/放電回路304と、比較器356と、論理回路338とは、共通基板(図示されず)上に提供される。
動作中、動作可能入力306c、332cと反転動作可能入力312c、326cとに適用される制御信号CTRの状態に従って、第1の充電回路306と第2の放電回路332とは、一緒に動作可能または動作不能にされ、第2の充電回路312と第1の放電回路326とは、一緒に動作可能または動作不能にされる。充電/放電回路304は、第1のコンデンサ320を入力信号302aの正ピークに従った電圧まで充電するため、または第2のコンデンサ322を反転入力信号302bの負ピークに従った電圧まで放電するため、少なくとも2つの充電/放電回路出力ノード304c、304dにおいて、充電/放電信号を提供する。充電/放電回路304は、第1のコンデンサ320を入力信号302aの負ピークに従った電圧まで放電するため、または第2のコンデンサ322を反転入力信号302bの正ピークに従った電圧まで充電するため、少なくとも2つの充電/放電回路出力ノード304c、304dにおいて、充電/放電信号を提供する。比較器は、電圧差((Vc+)−Vc−)−((Vi+)−Vi−)に応答する。
コンデンサ320を充電することだけができる第1の充電回路306が動作可能にされた場合、入力信号302aの正ピーク電圧に達することは、コンデンサ320が、第1の閾値ノード320aにおいて、入力信号302の正ピーク電圧を保持する結果を生じる。コンデンサ322を放電することだけができる第2の放電回路332が(第1の充電回路306が動作可能にされるのと同時に)動作可能にされた場合、反転入力信号302bの負ピーク電圧に達することは、コンデンサ322が、第2の閾値ノード322aにおいて、反転入力信号302bの負ピーク電圧を保持する結果を生じる。入力信号302aが、その後、より低い電圧への遷移を開始し、反転入力信号302bが、その後、より高い電圧への遷移を開始して、電圧差((Vc+)−Vc−)−((Vi+)−Vi−)を増大させ、比較器356の上側閾値を横切らせた場合、状態変化が、比較器出力ノード356eにおいて生じる。
より具体的には、動作可能にされると、第1の充電回路306は、入力信号302aの電圧が上昇するときにそれに追随する第1のコンデンサ320における電圧させる傾向にあり、第2の放電回路332は、反転入力信号302bの電圧が下降するときにそれに追随する第2のコンデンサ322における電圧にさせる傾向にあり、比較器入力356a、356cが実質的に等しく、比較器入力356b、356dが実質的に等しくなるように、すなわち、(Vc+)−Vi+と(Vc−)−Vi−の両方が実質的にゼロに等しくなるようにする。したがって、入力信号302aが電圧的に上昇し、反転入力信号302bが電圧的に下降しても、電圧差((Vc+)−Vc−)−((Vi+)−Vi−)は、比較器356の2つの閾値の間に留まり、比較器356は、ロー状態に留まる。
コンデンサ322を充電することだけができる第2の充電回路326が動作可能にされた場合、反転入力信号302bの正ピーク電圧に達することは、コンデンサ322が、第2の閾値ノード322aにおいて、反転入力信号302bの正ピーク電圧を保持する結果を生じる。コンデンサ320を放電することだけができる第1の放電回路312が(第2の充電回路326が動作可能にされるのと同時に)動作可能にされた場合、入力信号302aの負ピーク電圧に達することは、コンデンサ320が、第1の閾値ノード320aにおいて、入力信号302aの負ピーク電圧を保持する結果を生じる。反転入力信号302bが、その後、より低い電圧への遷移を開始し、入力信号302aが、その後、より高い電圧への遷移を開始して、電圧差((Vc+)−Vc−)−((Vi+)−Vi−)を減少させ、比較器356の下側閾値を横切らせた場合、状態変化が、比較器出力ノード356eにおいて生じる。
より具体的には、動作可能にされると、第2の充電回路326は、反転入力信号302bの電圧が上昇するときにそれに追随する第2のコンデンサ322における電圧にさせる傾向にあり、第1の放電回路312は、入力信号302aの電圧が下降するときにそれに追随する第2のコンデンサ322における電圧にさせる傾向にあり、比較器入力356a、356cが実質的に等しく、比較器入力356b、356dが実質的に等しくなるように、すなわち、(Vc+)−Vi+と(Vc−)−Vi−の両方が実質的にゼロに等しくなるようにする。したがって、入力信号302aが電圧的に下降し、反転入力信号302bが電圧的に上昇しても、電圧差((Vc+)−Vc−)−((Vi+)−Vi−)は、比較器356の2つの閾値の間に留まり、比較器356は、ハイ状態に留まる。回路300の動作は、Vcが((Vc+)−Vc−)によって置き換えられ、Viが((Vi+)−Vi−)によって置き換えられた図6の説明から、さらに理解されよう。
入力信号および反転入力信号302a、302bがそれぞれ電圧的に変化しているときに達成される、論理回路338の第1の動作モードでは、論理回路338は、パルス発生器出力ノード346aにおいて、定常(DC)PDR信号を発生させる。第1の動作モードでは、タイマ342は、変化する入力信号および反転入力信号302a、302bによって引き起こされる比較器出力信号360の状態変化によって、反復的にリセットされる。この動作モードでは、パルス発生器346は、ロー状態に留まり、その結果、第1のスイッチ350は、閉じた状態にあり、第2のスイッチ352は、閉じた状態にある。したがって、比較器356の出力信号360は、論理回路出力ノード338bに誘導され、比較器出力信号360は、制御信号CTRになる。CTR信号がロー(すなわち、比較器出力信号360がロー)である場合、第1の充電回路306および第2の放電回路332は、動作可能にされ、第2の充電回路326および第1の放電回路312は、動作不能にされる。反対に、CTR信号がハイ(すなわち、比較器出力信号360がハイ)である場合、第1の充電回路306および第2の放電回路332は、動作不能にされ、第2の充電回路326および第1の放電回路312は、動作可能にされる。
入力信号および反転入力信号302a、302bが緩やかに変化しているとき、またはDCであるときに達成される、論理回路338の第2の動作モードでは、比較器356の出力は、時間的に大きく隔たった遷移を有するか、または遷移を有さず、それぞれ、タイマ342に適用される大きく隔たったリセットを生じさせるか、またはリセットを生じさせない。例えば、タイマ342に適用されるリセットを生じさせないDC入力信号302aおよび対応するDC反転入力信号302bを選んだ場合、タイマ342は、所定の時間量の最終カウントまでカウントを行い、その時点で、タイマ342の出力342aは遷移を生じ、パルス発生器346(例えば単安定マルチバイブレータ)に、パルス発生器出力ノード346aにおいて、ハイ状態PDR信号(すなわちPDRパルス)を出力させる。
PDR信号がハイにある間、第1のスイッチ350は、開いた状態にあり、第2のスイッチ352は、閉じた状態にあり、その結果、比較器出力信号360の反転が、論理回路出力ノード338bに誘導され、インバータ354を介した比較器出力信号360の反転が、制御信号CTRになる。この状態では、CTR信号がロー(すなわち、比較器出力信号360がハイ)である場合、第1の充電回路306および第2の放電回路332は、動作可能にされ、第2の充電回路326および第1の放電回路312は、動作不能にされる。また、CTR信号がハイ(すなわち、比較器出力信号360がロー)である場合、第1の充電回路306および第2の放電回路332は、動作不能にされ、第2の充電回路326および第1の放電回路312は、動作可能にされる。
PDR信号がローにある間、第1のスイッチ350は、閉じた状態にあり、第2のスイッチ352は、開いた状態にあり、その結果、比較器出力信号360が、論理回路出力ノード338bに誘導されて、制御信号CTRになる。この状態では、CTR信号がロー(すなわち、比較器出力信号360がロー)である場合、第1の充電回路306および第2の放電回路332は、動作可能にされ、第2の充電回路326および第1の放電回路312は、動作不能にされる。また、CTR信号がハイ(すなわち、比較器出力信号360がハイ)である場合、第1の充電回路306および第2の放電回路332は、動作不能にされ、第2の充電回路326および第1の放電回路312は、動作可能にされる。
PDR信号は、ゲート340にも結合され、PDRパルスがPDR信号に出現する場合、タイマ342は、PDR信号の状態に従ってリセットされる。PDRパルスが終了したとき、タイマ342は、再びカウントを行い、所定の時間の後、その最終カウントに達し、別のPDRパルスが生成される。この構成を用いて、論理回路338は、入力信号302aおよび反転入力信号302bが無変化または緩慢な変化を続ける限り、断続的にPDRパルスを発生させる。
回路300の動作は、図5の回路150の動作と非常に類似しているが、しかし、差動モードで動作する。動作は、Viが((Vi+)−Vi−)によって置き換えられ、Vcが((Vc+)−Vc−)によって置き換えられ、Vc−Viが((Vc+)−Vc−)−((Vi+)−Vi−)によって置き換えられた、図6および図7それぞれのグラフ200、250から理解されることができよう。したがって、回路300の動作は、本明細書ではこれ以上説明されない。
ここで図9を参照すると、回路400は、閾値ノード410aを有するコンデンサ410を含む。回路400は、入力信号402を受け取る放電回路入力ノード404aと、閾値ノード410aに結合される放電回路出力ノード404bとを有する放電回路404も含む。
回路400は、閾値ノード410aに結合される第1の比較器入力ノード414aと、放電回路入力ノード404aに結合される第2の比較器入力ノード414bと、比較器出力信号416が提供される比較器出力ノード414cとを有する比較器414も含む。比較器414は、入力信号402の電圧Viと閾値ノード410aにおける電圧Vcの間の電圧差Vi−Vcに応じた比較器出力信号416を、比較器出力ノード414cにおいて提供する。比較器414は、ヒステリシスを提供するため、上側閾値と下側閾値の2つの閾値を有するように構成されることができる。
回路400は、またさらに、比較器出力ノード414cに結合される論理回路入力ノード418aと、比較器出力信号416が遷移を行わない所定の期間に応じた論理回路出力信号PDRが提供される論理回路出力ノード418bとを有する論理回路418を含む。回路400は、またさらに、閾値ノード410aに結合される第1のスイッチノード426aと、放電回路入力ノード404aに結合される第2のスイッチノード426bと、論理回路出力ノード418bに結合されるスイッチ制御ノード426cとを有するスイッチ426を含む。いくつかの実施形態では、回路400は、遅延モジュール428と、パルス発生器430と、スイッチ432と、電流源434も含む。
いくつかの実施形態では、放電回路404は、増幅器406と、トランジスタ408とを含む。いくつかのさらなる実施形態では、論理回路418は、ゲート420と、タイマ422と、パルス発生器424(単安定マルチバイブレータ)とを含む。また、いくつかの実施形態では、少なくとも、コンデンサ410と、放電回路404と、比較器414と、論理回路418と、スイッチ426とは、共通基板上に提供される。
動作中、放電回路404は、コンデンサ410を入力信号402の負ピークに従った電圧まで放電するために、放電回路出力ノード404bにおいて、放電信号を提供する。放電回路404は、コンデンサ410を放電することだけができる。したがって、入力信号402の負ピーク電圧に達すると、コンデンサ410は、閾値ノード410aにおいて、入力信号402の負ピーク電圧を保持する。入力信号402が、その後、より高い電圧への遷移を開始して、電圧差Vi−Vcを増大させ、比較器414の上側閾値を横切らせた場合、状態変化、例えばハイ状態への変化が、比較器出力ノード414cにおいて生じる。したがって、比較器出力ノード414cにおける状態変化は、入力信号402の第1の負ピークを検出するために使用されることができる。
パルス発生器430は、出力信号416のハイ状態への各遷移の短時間後、遅延モジュール428に従った時間に、パルスP1を発生させる。パルスP1は、スイッチ432および電流源434を介して作用して、閾値ノード410aにおける電圧を僅かに上方に動かす。閾値ノード410aにおける電圧のシフトは、入力信号402が閾値ノード410aにおける電圧に達したときに、ロー状態をとる比較器出力信号416(すなわち、比較器414のリセット)を生じさせる。したがって、回路400は、入力信号402の次の負ピークを検出する用意が整う。
入力信号402が電圧的に変化しているときに達成される、論理回路418の第1の動作モードでは、論理回路418は、論理回路出力ノード418bにおいて、定常(DC)PDR信号(例えばロー状態)を発生させる。第1の動作モードでは、タイマ422は、変化する入力信号402によって引き起こされる比較器出力信号416の状態変化によって、反復的にリセットされ、論理回路出力ノード418bにおいて、断続的なロー状態を生じさせる。この動作モードでは、スイッチ426は、開いた状態に留まり、回路400は、上で説明されたように動作する。
入力信号402が緩やかに変化しているとき、またはDCであるときに達成される、論理回路418の第2の動作モードでは、論理回路418は、出力ノード418bにおいて、ハイおよびロー状態を有するPDR信号(すなわちPDRパルス)を発生させる。この動作モードでは、比較器414の出力は、時間的に大きく隔たった遷移を有するか、または遷移を有さず、それぞれ、タイマ422に大きく隔たったリセットを生じさせるか、またはリセットを生じさせない。例えば、タイマ422に適用されるリセットを生じさせないDC入力信号402を選んだ場合、タイマ422は、所定の時間量の最終カウントまでカウントを行い、その時点で、タイマ422の出力422aは遷移を生じ、パルス発生器424(例えば単安定マルチバイブレータ)に、論理回路出力ノード418bにおいて、ハイ状態PDR信号(PDRパルス)を出力させる。
PDR信号は、スイッチ制御ノード426cにおいて、スイッチ426によって受け取られる。PDR信号がハイ状態にある時間中、すなわち、PDRパルス中、コンデンサ410は、スイッチ426によって入力信号402に結合され、(さもなければ電圧ドリフトを経験するであろう)コンデンサ410における電圧を、入力信号402の電圧と実質的に等しくさせ、したがって、閾値ノード410aにおける電圧を入力信号402の電圧にさせる(すなわち、Vi−Vc=0)。この状態が、比較器414のスイッチングを防止することは理解されよう。
PDR信号は、ゲート420にも結合され、PDR信号の状態に従って、強制的にタイマ422をリセットさせる。PDRパルスが終了した(すなわち、ノード418bにおける状態がその元の状態に戻った)とき、タイマ422は、再びカウントを行い、所定の時間の後、再びその最終カウントに達し、別のPDRパルスが生成される。この構成を用いて、論理回路418は、入力信号402が一般に無変化であり続ける限り、断続的にPDRパルスを発生させる。PDRパルスが、緩やかに変化する入力信号402のためにも生成され得ることは理解されよう。
論理回路418の第2の動作モードでは、PDR信号がロー状態にある、すなわち、PDRパルスとPDRパルスの間にある時間中、回路400は、論理回路418の第1の動作モードで、上で説明されたように動作する。
論理回路418の上で説明された第2の動作モードにある場合、閾値ノード410aにおける電圧が入力信号402の電圧から大きく逸脱することを許されない限り、比較器414の自己スイッチングは、減少または除去され、これは、PDRパルスを互いに十分近づけて発生させることによって達成されることができる。
回路400の動作は、図2の回路150の動作と非常に類似しているが、しかし、入力信号の正ピークではなく負ピークに応答する。動作は、Vc−ViがVi−Vcによって置き換えられた、図3および図4それぞれのグラフ100、120から理解されることができよう。したがって、回路400の動作は、本明細書ではこれ以上説明されない。
コンデンサがその他の回路構成要素と一緒に共通基板上に提供される上記および下記の実施形態(すなわち、集積コンデンサ)では、集積コンデンサは、外部雑音源から結合される雑音に対して、外部ディスクリートコンデンサよりも良い耐雑音障害性を提供する。さらに、低いコンデンサンス値(例えば100ピコファラッド)を有するコンデンサが、使用されることができる。
ここで図10を参照すると、グラフ500は、時間を単位とする水平の目盛り502a〜502cと、電圧を単位とする垂直の目盛り501とを有する。緩やかに変化する入力信号504は、例えば、図8の回路300が上で説明された第1の動作モードにあるようにするために十分短い周期を有する、図8の入力信号302aに対応することができる。入力信号504は、代替として、図2の入力信号Viまたは図5の入力信号Viに対応することもできる。しかし、図10の波形は、簡潔さのため、図8の回路に関連して説明される。第1の動作モードでは、PDRパルスは、論理回路338のパルス発生器出力ノード346aにおいて生成されない。
保持コンデンサ電圧506a〜506cは、例えば、図8の第1の閾値ノード320aが入力信号504の正ピーク値を保持するときの、閾値ノード320aにおける電圧に対応することができる。保持コンデンサ電圧508a、508bは、例えば、図8の第1の閾値ノード320aが入力信号504の負ピーク値を保持するときの、閾値ノード320aにおける電圧に対応することができる。その他の時間、例えば、保持コンデンサ電圧506aと508aの間の時間におけるコンデンサ電圧は、入力信号504に追従することを理解されたい。
出力信号510は、例えば、図8の比較器出力信号360に対応することができる。出力信号510は、時間t1a、t3a、t5aにおいて、立ち下がりエッジ512a〜512cを有する。各立ち下がりエッジ512a〜512cは、保持コンデンサ電圧506a〜506cが入力信号504から所定量だけ逸脱する時間を表す。出力信号510は、時間t2a、t4aにおいて、立ち上がりエッジ514a〜514bを有する。各立ち上がりエッジ514a〜514bは、保持コンデンサ電圧508a〜508bが入力信号504から所定量だけ逸脱する時間を表す。したがって、出力信号510は、入力信号504の正および負ピークを表すエッジと、入力信号504の周波数を表す周波数とを有する。
上で説明されたように、出力信号510の各エッジ512a〜512c、514a〜514bにおいて、タイマ342(図8)は、リセットされ、新しいカウントを開始する。
期間T1aa〜T1caは、出力信号510の個々の半周期の期間に対応する。期間T2aa〜T2caは、タイマ342がその最終カウントまでカウントし、その時点で、PDRパルスが生成される時間に対応する。期間T1aa〜T1caは、期間T2aa〜T2caよりも短い。出力信号510のエッジ512a〜512c、514a〜514bは、期間T2aa〜T2caよりも短い期間T1aa〜T1caによって隔てられるので、タイマ342は、出力信号510の別のエッジによってリセットされる前に、その最終カウントに達することはなく、したがって、PDRパルスは生成されない。
パルス516a〜516cは、例えば、図8のPDR(またはCDR)パルスに対応する。タイマ342が出力信号510のエッジによって時間t2a、t3a、t4aにおいてリセットされない場合に、それぞれ時間t6a、t7a、t8aにおいてパルスが発生する以外、パルスは発生しないことを示すために、パルス516a〜516cは、破線として示されている。
基本的に、入力信号504は、PDRパルス516a〜516cが発生しない第1の動作モードに回路を維持するのにかろうじて十分な高い周波数を有する。
ここで図11を参照すると、グラフ550は、時間を単位とする水平の目盛り552a〜552cと、電圧を単位とする垂直の目盛り551とを有する。緩やかに変化する入力信号554は、例えば、図8の回路300が上で説明された第2の動作モードにあるようにするために十分長い周期を有する、図8の入力信号302aに対応することができる。第2の動作モードでは、PDRパルスが、論理回路338の論理回路出力ノード338bにおいて生成される。
保持コンデンサ電圧556a〜556cは、例えば、図8の第1の閾値ノード320aが入力信号554の正ピーク値を保持するときの、閾値ノード320aにおける電圧に対応することができる。保持コンデンサ電圧558a、558bは、例えば、図8の第1の閾値ノード320aが入力信号504の負ピーク値を保持するときの、閾値ノード320aにおける電圧に対応することができる。その他の時間、例えば、保持コンデンサ電圧556aと558aの間の時間におけるコンデンサ電圧は、入力信号554に追従することを理解されたい。
出力信号560は、例えば、図8の比較器出力信号360に対応することができる。出力信号560は、時間t1b、t3b、t5bにおいて、立ち下がりエッジ562a〜562cを有する。各立ち下がりエッジ562a〜562cは、保持コンデンサ電圧556a〜556cが入力信号554から所定量だけ逸脱する時間を表す。出力信号560は、時間t2b、t4bにおいて、立ち上がりエッジ564a〜564bを有する。各立ち上がりエッジ564a〜564bは、保持コンデンサ電圧558a〜558bが入力信号554から所定量だけ逸脱する時間を表す。したがって、出力信号560は、入力信号554の正および負ピークを表すエッジと、入力信号554の周波数を表す周波数とを有する。
上で説明されたように、出力信号560の各エッジ562a〜562c、564a〜564bにおいて、タイマ342(図8)は、リセットされ、新しいカウントを開始する。期間T1ab〜T1cbは、出力信号560の個々の半周期の期間に対応する。期間T2ab〜T2cbは、タイマ342がその最終カウントまでカウントし、その時点で、PDRパルスが生成される時間に対応する。期間T1ab〜T1cbは、期間T2ab〜T2cbよりも長い。出力信号560のエッジ562a〜562c、564a〜564bは、期間T2ab〜T2cbよりも長い期間T1ab〜T1cbによって隔てられるので、タイマ342は、出力信号510の別のエッジによってリセットされる前に、その最終カウントに達し、したがって、PDRパルス566a〜566cが生成される。
パルス566a〜566cは、例えば、図8のPDR(またはCDR)パルスに対応することができる。パルスがそれぞれ時間t6b、t7b、t8bにおいて発生することを示すために、パルス566a〜566cは、実線として示されている。タイマ342は、時間t1b〜t5bにおいて出力信号560のエッジによってリセットされる。
基本的に、入力信号554は、PDRパルス566a〜566cが発生する第2の動作モードに回路を維持するのに十分な低い周波数を有する。
上で説明されたように、PDRパルス566a〜566cは、コンデンサ、例えば、図8のコンデンサ320における電圧を、入力電圧、例えば、図8の入力ノード304aにおける入力電圧に実質的に等しくさせるように作用する。したがって、PDRパルス566a〜566cは、PDRパルス566a〜566cが発生した時点においてすでに入力信号に追従しているコンデンサ電圧には影響を有さないことを理解されたい。しかし、これは一例に過ぎず、以下の図12に示される別の例では、PDRパルスが、1つまたは複数の保持コンデンサ電圧556a〜556cおよび558a〜558bに関連する時点において発生し、望ましくない影響をもたらす。
ここで図12を参照すると、グラフ600は、時間を単位とする水平の目盛り602a〜602cと、電圧を単位とする垂直の目盛り601とを有する。緩やかに変化する入力信号604は、例えば、図8の回路300が上で説明された第2の動作モードにあるようにするために十分長い周期を有する、図8の入力信号302aに対応することができる。第2の動作モードでは、PDRパルスが、論理回路338の論理回路出力ノード338bにおいて生成される。
保持コンデンサ電圧606a〜606cは、例えば、図8の第1の閾値ノード320aが入力信号604の正ピーク値を保持するときの、閾値ノード320aにおける電圧に対応することができる。保持コンデンサ電圧608a〜608bは、例えば、図8の第1の閾値ノード320aが入力信号604の負ピーク値を保持するときの、閾値ノード320aにおける電圧に対応することができる。その他の時間、例えば、保持コンデンサ電圧606aと608aの間の時間におけるコンデンサ電圧は、入力信号604に追従することを理解されたい。
出力信号610は、例えば、図8の比較器出力信号360に対応することができる。出力信号610は、時間t1c、t3c、t5cにおいて、立ち下がりエッジ612a〜612cを有する。各立ち下がりエッジ612a〜612cは、保持コンデンサ電圧606a〜606cが入力信号604から所定量だけ逸脱する時間を表す。出力信号610は、時間t2c、t4cにおいて、それぞれ立ち上がりエッジ614a〜614bを有する。各立ち上がりエッジ614a〜614bは、保持コンデンサ電圧608a〜608bが入力信号604から所定量だけ逸脱する時間を表す。したがって、出力信号610は、入力信号604の正および負ピークを表すエッジと、入力信号604の周波数を表す周波数とを有する。
上で説明されたように、出力信号610の各エッジ612a〜612c、614a〜614bにおいて、タイマ342(図8)は、リセットされ、新しいカウントを開始する。期間T1ac〜T1ccは、出力信号610の個々の半周期の期間に対応する。期間T2ac〜T2ccは、タイマ342がその最終カウントまでカウントし、その時点で、PDRパルスが生成される時間に対応する。期間T1ac〜T1ccは、期間T2ac〜T2ccよりも長い。出力信号610のエッジ612a〜612c、614a〜614bは、期間T2ac〜T2ccよりも長い期間T1ac〜T1ccによって隔てられるので、タイマ342は、出力信号610の別のエッジによってリセットされる前に、その最終カウントに達し、したがって、PDRパルス618a〜618cが生成される。
パルス618a〜618cは、例えば、図8のPDR(またはCDR)パルスに対応することができる。パルスがそれぞれ時間t6c、t7c、t8cにおいて発生することを示すために、パルス618a〜618cは、実線として示されている。タイマ342は、時間t1c〜t5cにおいて出力信号610のエッジによってリセットされる。
基本的に、入力信号604は、PDRパルス618a〜618cが発生する第2の動作モードに回路を維持するのに十分な低い周波数を有する。
上で説明されたように、PDRパルス618a〜618cは、コンデンサ、例えば、図8のコンデンサ320における電圧を、入力電圧、例えば、図8の入力ノード304aにおける入力電圧に実質的に等しくさせるように作用する。したがって、PDRパルス618a〜618cは、PDRパルス618a〜618cが発生した時点において入力信号に追従していない保持コンデンサ電圧608a、606b、608bに影響を有することを理解されたい。
PDRパルス618bが発生するときのコンデンサ電圧606bを例として選ぶと、コンデンサ電圧606bは、入力信号604の電圧に一時的に等しくさせられる。PDRパルス618bが終了した後、コンデンサ電圧606bは、入力信号604から所定量だけ逸脱するまで再び保持され、その時点で、エッジ612bが出力信号610において発生することは、図8の回路300についての説明から理解されよう。エッジ612bは、上で説明されたPDRパルス618bのアクションによって遅延させられて、時間t3cにおいて発生するが、さもなければ、時間t7cまたはその付近で発生したであろう。そこで、エッジ616a、616b、および617aはさもなければ、それぞれエッジ614a、614b、および612bの代わりに発生したであろう。
上の説明から、PDRパルス618a〜618cが保持時間中に、すなわち、保持コンデンサ電圧606a〜606c、606a〜606bの時点に発生することを許容することは望ましくないことが理解されよう。図13に示される回路は、この望ましくない挙動を克服するために使用されることができる。
図8と同じ要素は同じ参照符号を有するように示されている図13をここで参照すると、回路650は、入力ノード652a〜652eと、出力ノード652fとを有する論理回路652を含む。(図13の回路650と図14のグラフ700を参照すると、論理回路652は「第1の論理回路」として参照でき、論理回路338は「第2の論理回路」として参照できる。第2の論理回路338はスイッチ352、350からなるいわゆる「整流回路」を含む。出力ノード338bは「第2の論理回路出力ノード」として参照できる)。論理回路652は、入力ノード304aにおける入力信号302a、Vi+の傾斜と、反転入力ノード304bにおける反転入力信号302b、Vi−の傾斜とを表す、論理回路出力信号(DV_DT_det)を、論理回路出力ノード652fにおいて提供する。出力信号(DV_DT_det)は、入力信号Vi+、Vi−の正または負ピークに対応するゼロ傾斜が、入力信号Vi+、Vi−のどちらかに検出されたときに、負のエッジを有する。入力信号Vi+、Vi−の正または負のピークはそれぞれ閾値ノード320a、322aのひとつに保持されている電圧に対応し、またそれぞれ、負または正のピーク達するコンデンサ320、322のひとつの電圧に対応し、さらにそれぞれ関連する保持時間の開始にゼロになるコンデンサ320、322のひとつの電圧の傾きに対応していることが理解されるべきである。出力信号(DV_DT_det)は、第1または第2の閾値ノード320a、322aにおける電圧が保持される間、LOW状態を保持する。換言すれば、出力信号(DV_DT_det)はLOW状態を保持し、その間、放電回路312がコンデンサ320を放電していないと同時に充電回路306はコンデンサ320を充電していない。また、出力信号(DV_DT_det)は、LOW状態を保持し、その間、放電回路332がコンデンサ322を放電していないと同時に充電回路326はコンデンサ322を充電していない。第1の論理回路652はポイントA−Dからの入力を受けるように接続されているので、上述したように、第1の論理回路652は充電回路306、326と放電回路312、332の状態に応答することは明らかであろう。第1または第2の閾値ノード320a、322aにおける電圧が、関連する入力信号Vi+、Vi−を再び追従し、出力比較器が、従って切り替わったとき、出力信号(DV_DT_det)は、正のエッジを有する。
上で説明された挙動を達成するため、論理回路652は、示されるように直接に、または仲介レベルシフタ(図示されず)および/もしくは比較器(図示されず)を介して、1つまたは複数の増幅器308、314、328、334に結合される。その他の増幅器314、328、334の代表として増幅器308を選ぶと、充電回路306が、入力ノード304aにおいて、入力信号Vi+に追従するように動作しているとき、増幅器308は、入力信号Vi+に関連し、第1の閾値ノード320aにおけるコンデンサ電圧にも関連する出力電圧を有する。入力信号Vi+の正ピークが到達され、第1の閾値ノード320aにおける電圧が保持された後直ちに、充電回路306は、入力信号Vi+に追従することを停止し、増幅器308は、開ループに入り、その結果、ノードAにおいて負の電圧遷移を生じさせる。増幅器314は、同様に、入力信号Vi+の負ピークが到達され、第1の閾値ノード320aにおける電圧が保持された後直ちに、ノードにおいての電圧遷移を発生させる。これらの遷移は、論理回路652によって検出され、論理回路652は、両方の遷移に応答して、論理回路出力ノード652fにおいて、負のエッジを発生させる。
いくつかの実施形態では、論理回路652は、示されるように、4つの増幅器308、314、328、334のすべてに結合される。いくつかの実施形態では、論理回路は、2つの増幅器だけに、例えば、増幅器308および314に、または増幅器328および334に結合される。
DV_DT_det信号は、入力信号Vi+のゼロ傾斜の検出および反転入力信号Vi−のゼロ傾斜の検出に関連する期間以外は(すなわち、第1または第2の閾値ノードにおける電圧が保持される期間以外は)、タイマ342をリセット状態(すなわち、無カウント状態)に保つ。したがって、タイマ342は、DV_DT_det信号の状態によってリセットされる。タイマ342のこのリセットは、図12に関連して説明された望ましくない挙動を克服するのに有利である。タイマ342は、出力信号360、Voの遷移によっても、また例えば図8に関連して説明されたPDR信号の状態によってもリセットされる。
論理回路652の動作は、図14に関連して以下でより詳細に説明される。
論理回路652は、図8の回路300など、4つの増幅器を有する差動ピーク検出器回路に関連して示され、説明されたが、論理回路652に類似する論理回路が、図2および図5それぞれの回路50、150に関連して使用されることもできることは理解されよう。この場合、論理回路652にどのような修正が必要とされるかは明らかであろう。
タイマ352をリセット状態に保つハイ状態を提供する論理回路652が、本明細書では説明されたが、その他の実施形態では、論理は反転されることができ、タイマ352は、代わりに、DV_DT_det信号のロー状態によってリセット状態に保たれることもできることを理解されたい。
ここで図14を参照すると、グラフ700は、時間を単位とする水平の目盛り702a〜702dと、電圧を単位とする垂直の目盛り701とを有する。緩やかに変化する入力信号704は、例えば、図13の入力信号302aに対応することができる。緩やかに変化する入力信号(例えば、入力信号604、図12)の存在下で第2の動作モードに入る(すなわち、PDRパルスを発生させる)、図8の回路300とは異なり、図13の回路650は、以下でより完全に説明される理由のため、緩やかに変化する入力信号704の存在下で第1の動作モードに留まる(すなわち、PDRパルスを発生させない)。図12の入力信号604と入力信号704とは、上の比較において、匹敵する周波数を有する。
図12に関連して上で説明されたように、コンデンサ320、322(図13)における電圧が保持されている時間に、PDRパルスが発生するのを許容することは望ましくない。しかし、論理回路652(図13)は、コンデンサ320、322(図13)における電圧が保持されている時間に(すなわち、入力信号のピークが検出されている期間中)、PDRパルスが発生するのを防止する傾向にあることが、以下の説明から明らかになるであろう。
保持コンデンサ電圧706a〜706cは、例えば、図13の第1の閾値ノード320aが入力信号704の正ピーク値を保持するときの、第1の閾値ノード320aにおける電圧に対応することができる。保持コンデンサ電圧708a〜708bは、例えば、図13の第1の閾値ノード320aが入力信号704の負ピーク値を保持するときの、閾値ノード320aにおける電圧に対応することができる。その他の時間、例えば、保持コンデンサ電圧706aと708aの間の時間におけるコンデンサ電圧は、入力信号704に追従することを理解されたい。
出力信号710は、例えば、図13の比較器出力信号360に対応することができる。出力信号710は、時間t1d、t3d、t5dにおいて、立ち下がりエッジ712a〜712cを有する。各立ち下がりエッジ712a〜712cは、保持コンデンサ電圧706a〜706cが入力信号704から所定量だけ逸脱する時間を表す。出力信号710は、時間t2d、t4dにおいて、それぞれ立ち上がりエッジ714a〜714bを有する。各立ち上がりエッジ714a〜714bは、保持コンデンサ電圧708a〜708bが入力信号704から所定量だけ逸脱する時間を表す。したがって、出力信号710は、入力信号704の正および負ピークを表すエッジと、入力信号704の周波数を表す周波数とを有する。
信号720は、図13のDV_DT_det信号に対応する。信号720は、入力信号704の正および負ピーク701a〜701c、703a、703bと一般に一致し、同期させられ、また保持コンデンサ電圧706a〜706c、708a、708bが最初に保持される時間とも一般に一致し、同期させられる、時間t9d、t10d、t11d、t12d、t13dにおいて、立ち下がりエッジ722a〜722eを有する。信号720は、入力信号704の正および負ピーク701a〜701c、703a、703bと一般に同期させられ、また保持コンデンサ電圧706a〜706c、708a、708bが最初にもはや保持されず、再び入力信号704に追従し始める時間にも一般に一致し、同期させられる、時間t1d、t2d、t3d、t4d、t5dにおいて、立ち上がりエッジ724a〜724eを有する。
パルス718a〜718cは、例えば、図13のPDR(またはCDR)パルスに対応することができる。パルス718a〜718cは、各時間t6d〜t8dにおいて実際には発生しないが、出力信号720(DV_DT_det)の動作が存在しないならば発生することを示すために、パルス718a〜718cは、破線として示されている。タイマ342(図13)は、出力信号720(DV_DT_det)の状態によってリセット状態に保たれ、その場合、PDRパルス718a〜718cは発生できないことを思い出されたい。
上で説明されたように、DV_DT_det信号720の各ハイ状態において、タイマ342(図13)は、リセット状態に保たれる。したがって、DV_DT_det信号720がハイであるとき、カウンタ342はカウントを行わず、PDRパルスは生成されない。
期間T1ad〜T1cdは、保持コンデンサ電圧706a〜706c、708a、708bが保持されている時間に一般に一致する、DV_DT_det信号720のロー期間に対応する。期間T2ad〜T2cdは、図13の論理回路652の不在下でタイマ342がその終了カウントまでカウントする時間に対応し、その時点において、期間T2ad〜T2cd中にハイになるDV_DT_det信号720の動作が存在しないならば、PDRパルス718a〜718cが生成されて、タイマ342をリセット状態に保つ。
上で説明されたように、PDRパルス718a〜718cは、コンデンサ、例えば、図13のコンデンサ320、322における電圧を、入力電圧、例えば、図13の入力ノード304a、304bにおけるそれぞれの入力電圧に実質的に等しくさせるように作用する。しかし、DV_DT_det信号720は、DV_DT_det信号720のハイ状態中ずっと、タイマ342をリセット状態に保つので、タイマ342は、保持コンデンサ電圧706a〜706c、708a、708bが保持状態にある時間に対応する、DV_DT_det信号720がロー状態にある時間中だけカウントを行うことができる。
図13の論理回路652は、DV_DT_det信号720を提供することによって、図12に関連して上で説明された望ましくない挙動を克服することができる。DV_DT_det信号720は、DV_DT_det信号720がロー状態にあるときだけ、PDRパルスが発生するのを許容し、DV_DT_det信号720のロー状態は、ロー状態中にカウンタ342がその所望のカウント値に達するのに十分な持続期間を有する。基本的に、PDRパルス718a〜718cは、保持時間中にだけ、すなわち、示されたものよりも実質的に低い周波数を有する入力信号704についての保持コンデンサ電圧706a〜706c、708a〜708bの時間中にだけ、発生することができる。
タイマ342(図13)によって提供される持続期間(すなわち、カウント速度および所望最終カウント)は、コンデンサ320、322(図13)における電圧ドリフトに従って選択されることを理解されたい。図12を図14と比較すると、タイマ342の最終カウントは、図12では期間T2ac〜T2ccに対応し、図14では期間T2ad〜T2cdに対応する。したがって、図12に関連して上で説明された望ましくない挙動を図13の回路が示すためには、期間T1ad〜T1cdが長い、すなわち、T2ad〜T2cdと同じくらい長いことが必要である。この状態は、入力信号704が示されるよりも緩やかに変化する場合にのみ発生する。したがって、図13の回路650は、望ましくない挙動(例えば図12)が出現する前に、図8の回路300よりも実質的に低い入力信号周波数で動作することができる。1つの特定の構成では、回路650は、図8の回路300よりも10倍低い入力信号周波数で動作することができる。
本明細書で引用されたすべての参考文献は、参照によりそのすべてが本明細書に組み込まれる。
本発明の好ましい実施形態を説明してきたが、それらの概念を組み込んだその他の実施形態も使用され得ることは、当業者には今では明らかであろう。したがって、これらの実施形態は、開示された実施形態に限定されるべきではなく、添付の特許請求の範囲の主旨および範囲によってのみ限定されると思われる。
従来技術の回路のブロック図である。 本発明による、入力信号の正のピークを検出できる回路のブロック図である。 図2の回路の動作の詳細を示すグラフである。 図2の回路の動作のさらなる詳細を示すグラフである。 本発明のさらなる実施形態による、入力信号の正および負のピークを検出できる回路のブロック図である。 図5の回路の動作の詳細を示すグラフである。 図5の回路の動作のさらなる詳細を示すグラフである。 本発明のさらなる実施形態による、入力信号の正および負のピークを検出できる回路のブロック図である。 本発明による、入力信号の負のピークを検出できる回路のブロック図である。 図2、図5、および図8の回路のさらなる動作の詳細を示すグラフである。 図2、図5、および図8の回路のまたさらなる動作の詳細を示すグラフである。 図2、図5、および図8の回路のまたさらなる動作の詳細を示すグラフである。 本発明のまたさらなる実施形態による、入力信号の正および負のピークを検出できる回路のブロック図である。 図14の回路の動作の詳細を示すグラフである。

Claims (52)

  1. 閾値ノードを有するコンデンサと、
    入力信号を受け取る充電回路入力ノードと、前記閾値ノードに結合される充電回路出力ノードとを有し、前記コンデンサを前記入力信号の正ピークに従った電圧まで充電するために、前記充電回路出力ノードにおいて、充電信号を提供するように適合される充電回路と、
    入力信号を受け取る放電回路入力ノードと、前記閾値ノードに結合される放電回路出力ノードとを有し、前記コンデンサを前記入力信号の負ピークに従った電圧まで放電するために、前記放電回路出力ノードにおいて、放電信号を提供するように適合される放電回路と、のうちの選択されたひとつと、
    前記閾値ノードに結合される第1の比較器入力ノードと、前記充電回路と前記放電回路のうちの前記選択されたひとつの前記入力ノードに結合される第2の比較器入力ノードと、比較器出力信号が提供される比較器出力ノードとを有する比較器と、
    前記比較器出力ノードに結合される論理回路入力ノードと、前記比較器出力信号が遷移を行わない所定の期間に応じて論理回路出力信号が提供される論理回路出力ノードとを有する論理回路と、
    前記閾値ノードに結合される第1のスイッチノードと、前記充電回路入力ノードと前記放電回路入力ノードのうちの前記選択されたひとつに結合される第2のスイッチノードと、前記論理回路出力ノードに結合されるスイッチ制御ノードとを有するスイッチと、を備える回路。
  2. 前記スイッチは、前記論理回路出力信号に応じて、前記コンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項1に記載の回路。
  3. 前記論理回路は、
    タイマ信号を発生させるタイマと、
    前記タイマに結合され、前記タイマ信号に応じて前記論理回路出力信号に関連するパルスを発生させるパルス発生器と、を備える、請求項1に記載の回路。
  4. 前記パルス発生器は、単安定マルチバイブレータを備える、請求項3に記載の回路。
  5. 前記所定の期間は、前記入力信号の変化率に従って選択される、請求項1に記載の回路。
  6. 前記コンデンサと、前記充電回路と前記放電回路のうちの前記選択されたひとつと、前記比較器と、前記論理回路と、前記スイッチとが、共通基板上に設けられる、請求項1に記載の回路。
  7. 鉄物体の運動に応答して、前記比較器出力信号を提供するように適合される、請求項1に記載の回路。
  8. 磁石の運動に応答して、前記比較器出力信号を提供するように適合される、請求項1に記載の回路。
  9. 前記比較器出力ノードに結合される遅延モジュール入力ノードと、遅延モジュール出力ノードとを有する遅延モジュールと、
    前記遅延モジュール出力ノードに結合されるパルス発生器入力ノードと、パルス発生器出力ノードとを有するパルス発生器と、
    電流源出力ノードを有する電流源と、
    前記閾値ノードに結合される第1のレベルシフトスイッチノードと、前記電流源出力ノードに結合される第2のレベルシフトスイッチノードと、前記パルス発生器出力ノードに結合されるレベルシフトスイッチ制御ノードとを有するレベルシフトスイッチと、をさらに含む、請求項1に記載の回路。
  10. 閾値ノードを有するコンデンサと、
    入力信号を受け取る充電回路入力ノードと、前記閾値ノードに結合される充電回路出力ノードと、動作可能ノードとを有する充電回路と、
    前記入力信号を受け取る放電回路入力ノードと、前記閾値ノードに結合される放電回路出力ノードと、反転動作可能入力ノードとを有する放電回路とを備え、
    前記充電回路は、前記コンデンサを前記入力信号の正ピークに従った電圧まで充電するために、前記充電回路出力ノードにおいて、充電信号を提供するように適合され、前記放電回路は、前記コンデンサを前記入力信号の負ピークに従った電圧まで放電するために、前記放電回路出力ノードにおいて、放電信号を提供するように適合される、充電/放電回路と、
    前記閾値ノードに結合される第1の比較器入力ノードと、前記充電および放電回路入力ノードに結合される第2の比較器入力ノードと、比較器出力信号が提供される比較器出力ノードとを有する比較器と、
    前記比較器出力ノードに結合される論理回路入力ノードと、前記動作可能入力ノードおよび前記反転動作可能入力ノードに結合される論理回路出力ノードとを有し、第1の論理回路出力信号と第2の論理回路出力信号のうちの選択されたひとつは、前記論理回路出力ノードにおいて、前記比較器出力信号が出力信号遷移を有さない所定の期間に応じて提供される、論理回路と、
    を備える回路。
  11. 前記第1の論理回路出力信号は、前記比較器出力信号に関連付けられ、前記第2の論理回路出力信号は、パルス信号である、請求項10に記載の回路。
  12. 前記充電/放電回路は、前記論理回路出力信号に応じて、前記コンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項10に記載の回路。
  13. 前記論理回路は、
    タイマ信号を発生させるタイマと、
    前記タイマに結合され、前記タイマ信号に応じてPDRパルスを発生させる出力ノードを有するパルス発生器と、を備える、請求項10に記載の回路。
  14. 前記動作可能ノードおよび前記反転動作可能ノードに結合される第1の転流回路ノードと、前記比較器出力ノードに結合される第2の転流回路ノードと、前記パルス発生器出力ノードに結合される第3の転流回路ノードとを有する転流回路をさらに含む、請求項13に記載の回路。
  15. 前記パルス発生器は、単安定マルチバイブレータを備える、請求項13に記載の回路。
  16. 所定の期間は、前記入力信号の変化率に従って選択される、請求項10に記載の回路。
  17. 前記コンデンサと、前記充電回路と、前記放電回路と、前記比較器と、前記論理回路とは、共通基板上に設けられる、請求項10に記載の回路。
  18. 鉄物体の運動に応答して、前記比較器出力信号を提供するように適合される、請求項10に記載の回路。
  19. 磁石の運動に応答して、前記比較器出力信号を提供するように適合される、請求項10に記載の回路。
  20. 第1の閾値ノードを有する第1のコンデンサと、
    第2の閾値ノードを有する第2のコンデンサと、
    入力信号と反転入力信号を受け取る少なくとも2つの充電/放電回路入力ノードと、前記第1の閾値ノードと前記第2の閾値ノードにそれぞれ結合される少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードと、動作可能/動作不能ノードとを有し、前記第1のコンデンサを前記入力信号の正ピークに従った電圧まで充電するために、また前記第2のコンデンサを前記反転入力信号の正ピークに従った電圧まで充電するために、前記少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードにおいて、充電信号を提供するように適合され、前記第1のコンデンサを前記入力信号の負ピークに従った電圧まで放電するために、また前記第2のコンデンサを前記反転入力信号の負ピークに従った電圧まで放電するために、前記少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードにおいて、放電信号を提供するように適合される充電/放電回路と、
    前記第1および第2の閾値ノードに結合される第1の差動比較器入力ノードと、前記少なくとも2つの充電/放電回路入力ノードのそれぞれ一方に結合される第2の差動比較器入力ノードと、比較器出力信号が提供される比較器出力ノードとを有する比較器と、
    前記比較器出力ノードに結合される論理回路入力ノードと、前記動作可能/動作不能ノードに結合される論理回路出力ノードとを有し、第1の論理回路出力信号と第2の論理回路出力信号のうちの選択されたひとつが、前記論理回路出力ノードにおいて、前記比較器出力信号が出力信号遷移を有さない所定の期間に応じて提供される論理回路と、を備える回路。
  21. 前記第1の論理回路出力信号は、前記比較器出力信号に関連付けられ、前記第2の論理回路出力信号は、パルス信号である、請求項20に記載の回路。
  22. 前記充電/放電回路は、
    前記入力信号を受け取る第1の充電回路入力ノードと、前記第1の閾値ノードに結合される第1の充電回路出力ノードと、前記論理回路出力ノードに結合される第1の充電回路動作可能入力ノードとを有する第1の充電回路と、
    前記入力信号を受け取る第1の放電回路入力ノードと、前記第1の閾値ノードに結合される第1の放電回路出力ノードと、前記論理回路出力ノードに結合される第1の放電回路反転動作可能入力ノードとを有する第1の放電回路と、
    前記反転入力信号を受け取る第2の充電回路入力ノードと、前記第2の閾値ノードに結合される第2の充電回路出力ノードと、前記論理回路出力ノードに結合される第2の充電回路反転動作可能入力ノードとを有する第2の充電回路と、
    前記反転入力信号を受け取る第2の放電回路入力ノードと、前記第2の閾値ノードに結合される第2の放電回路出力ノードと、前記論理回路出力ノードに結合される第2の放電回路動作可能入力ノードとを有する第2の放電回路と、を備え、前記第1の充電回路は、前記第1のコンデンサを前記入力信号の正ピークに従った電圧まで充電するために、前記第1の充電回路出力ノードにおいて、第1の充電信号を提供するように適合され、前記第1の放電回路は、前記第1のコンデンサを前記入力信号の負ピークに従った電圧まで放電するために、前記第1の放電回路出力ノードにおいて、第1の放電信号を提供するように適合され、前記第2の充電回路は、前記第2のコンデンサを前記反転入力信号の前記正ピークに従った電圧まで充電するために、前記第2の充電回路出力ノードにおいて、第2の充電信号を提供するように適合され、前記第2の放電回路は、前記第2のコンデンサを前記反転入力信号の前記負ピークに従った電圧まで放電するために、前記第2の放電回路出力ノードにおいて、第2の放電信号を提供するように適合される、
    請求項20に記載の回路。
  23. 前記充電/放電回路は、前記論理回路出力信号に応じて、前記第1のコンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせ、前記第2のコンデンサにおける電圧を前記反転入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項20に記載の回路。
  24. 前記論理回路は、
    タイマ信号を発生させるタイマと、
    前記タイマに結合され、前記タイマ信号に応じて前記論理回路出力信号に関連するパルスを発生させるパルス発生器と、を備える、請求項20に記載の回路。
  25. 前記パルス発生器は、単安定マルチバイブレータを備える、請求項24に記載の回路。
  26. 前記第1および第2の充電回路動作可能および反転動作可能ノードにそれぞれ結合され、また前記第1および第2の放電回路反転動作可能および動作可能ノードにそれぞれ結合される第1の転流回路ノードと、前記比較器出力ノードに結合される第2の転流回路ノードと、前記パルス発生器出力ノードに結合される第3の転流回路ノードとを有する転流回路をさらに含む、請求項20に記載の回路。
  27. 所定の期間は、前記入力信号の変化率に従って選択される、請求項20に記載の回路。
  28. 前記コンデンサと、前記充電回路と、前記放電回路と、前記比較器と、前記論理回路とが、共通基板上に設けられる、請求項20に記載の回路。
  29. 鉄物体の運動に応答して、前記比較器出力信号を提供するように適合される、請求項20に記載の回路。
  30. 磁石の運動に応答して、前記比較器出力信号を提供するように適合される、請求項20に記載の回路。
  31. 閾値ノードを有するコンデンサと、前記コンデンサを充電する充電回路と、前記コンデンサを放電する放電回路を備え、入力信号に追従し、前記入力信号の正および負のピークに従って前記閾値ノードにおけるコンデンサ電圧を保持するように構成され、前記入力信号の前記正および負のピークに従って出力信号が提供される出力ノードを有する追跡および保持回路と、
    前記放電回路により前記コンデンサを放電していないと同時に前記充電回路により前記コンデンサを充電していないことを表す遷移を有する論理回路出力ノードに第1の論理回路出力信号を提供するように構成され、前記追跡および保持回路を制御するように構成される第1の論理回路と、
    を備え、
    前記充電回路は、
    入力信号を受け取る充電回路入力ノードと、前記閾値ノードに結合される充電回路出力ノードとを有し、前記コンデンサを前記入力信号の正ピークに従ったコンデンサ正ピーク電圧まで充電するために、前記充電回路出力ノードにおいて、充電信号を提供するように適合され、前記コンデンサ正ピーク電圧の傾斜を表す充電回路傾斜信号が生成される充電回路傾斜ノードを含み、
    前記放電回路は、
    入力信号を受け取る放電回路入力ノードと、前記閾値ノードに結合される放電回路出力ノードとを有し、前記コンデンサを前記入力信号の負ピークに従ったコンデンサ負ピーク電圧まで放電するために、前記放電回路出力ノードにおいて、放電信号を提供するように適合され、前記コンデンサ負ピーク電圧の傾斜を表す放電回路傾斜信号が生成される放電回路傾斜ノードを含み、
    前記回路はさらに、前記閾値ノードに結合される第1の比較器入力ノードと、前記充電回路または前記放電回路の前記少なくともひとつの前記入力ノードに結合される第2の比較器入力ノードと、比較器出力信号が提供される比較器出力ノードとを有する比較器え、
    前記第1の論理回路出力ノードに結合される第2の論理回路入力ノードと、前記比較器出力信号が遷移を行わない所定の期間を表す第2の論理回路PDR信号が提供される第2の論理回路PDR出力ノードとを有する第2の論理回路をさらに備える、
    回路。
  32. 前記閾値ノードに結合される第1のスイッチノードと、前記入力信号に結合される第2のスイッチノードと、前記第2の論理回路PDRノードに結合されるスイッチ制御ノードとを有するスイッチをさらに備える、請求項31に記載の回路。
  33. 前記スイッチが、前記第2の論理回路PDR信号に応じて、前記コンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項32に記載の回路。
  34. 前記追跡および保持回路に結合される第1の転流回路ノードと、前記比較器出力ノードに結合される第2の転流回路ノードと、前記第2の論理回路PDR信号を受信するように結合される第3の転流回路ノードとを有する転流回路をさらに含む、請求項31に記載の回路。
  35. 前記転流回路は、前記第2の論理回路PDR信号に応じて、前記コンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項34に記載の回路。
  36. 前記第2の論理回路は、
    タイマ信号を発生させるタイマと、
    前記タイマに結合され、前記タイマ信号に応じて前記第2の論理回路PDR信号に関連するパルスを発生させるパルス発生器と、を備える、請求項31に記載の回路。
  37. 前記コンデンサと、前記追跡および保持回路、前記第1の論理回路、または前記第2の論理回路のうちの少なくとも1つとが、共通基板上に設けられる、請求項31に記載の回路。
  38. 閾値ノードを有するコンデンサと、
    入力信号を受け取る充電回路入力ノードと、前記閾値ノードに結合される充電回路出力ノードとを有し、前記コンデンサを前記入力信号の正ピークに従ったコンデンサ正ピーク電圧まで充電するために、前記充電回路出力ノードにおいて、充電信号を提供するように適合され、前記コンデンサ正ピーク電圧の傾斜を表す充電回路傾斜信号が提供される充電回路傾斜ノードをさらに有する充電回路と、または
    前記入力信号を受け取る放電回路入力ノードと、前記閾値ノードに結合される放電回路出力ノードとを有し、前記コンデンサを前記入力信号の負ピークに従ったコンデンサ負ピーク電圧まで放電するために、前記放電回路出力ノードにおいて、放電信号を提供するように適合され、前記コンデンサ負ピーク電圧の傾斜を表す放電回路傾斜信号が提供される放電回路傾斜ノードをさらに有する放電回路と、のうちの少なくともひとつと、
    前記閾値ノードに結合される第1の比較器入力ノードと、前記充電回路または前記放電回路の前記少なくともひとつの前記入力ノードに結合される第2の比較器入力ノードと、比較器出力信号が提供される比較器出力ノードとを有する比較器と、
    前記充電回路傾斜ノードまたは前記放電回路傾斜ノードの少なくともひとつに結合される少なくとも1つの第1の論理回路入力ノードと、前記コンデンサ正ピーク電圧または前記コンデンサ負ピーク電圧の少なくともひとつの傾斜を表す第1の論理回路出力信号が提供される第1の論理回路出力ノードとを有する第1の論理回路と、
    前記比較器出力ノードに結合される第2の論理回路入力ノードと、前記第1の論理回路PDRノードに結合される別の第2の論理回路入力ノードと、前記比較器出力信号が遷移を行わない所定の期間を表し、さらに前記コンデンサ正ピーク電圧または前記コンデンサ負ピーク電圧の前記少なくともひとつが近似的にゼロに等しい傾斜を有する所定の期間に応じた第2の論理回路PDR信号が提供される第2の論理回路出力ノードとを有する第2の論理回路と、
    を備える回路。
  39. 前記閾値ノードに結合される第1のスイッチノードと、前記入力信号に結合される第2のスイッチノードと、前記第2の論理回路PDRノードに結合されるスイッチ制御ノードとを有するスイッチを備える、請求項38に記載の回路。
  40. 前記スイッチは、前記第2の論理回路PDR信号に応じて、前記コンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項39に記載の回路。
  41. 前記第2の論理回路は転流回路を含み、前記転流回路は前記充電回路または前記放電回路の前記少なくともひとつに結合される第1の転流回路ノードと、前記比較器出力ノードに結合される第2の転流回路ノードと、前記第2の論理回路PDR信号を受信するために結合される第3の転流回路ノードとを含む、請求項38に記載の回路。
  42. 前記転流回路が、前記第2の論理回路PDR信号に応じて、前記コンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項41に記載の回路。
  43. 前記第2の論理回路は、
    タイマ信号を発生させるタイマと、
    前記タイマに結合され、前記タイマ信号に応じて前記第2の論理回路PDR信号に関連するパルスを発生させるパルス発生器と、を備える、請求項38に記載の回路。
  44. 前記コンデンサと、前記充電回路および前記放電回路、前記比較器、前記第1の論理回路、ならびに前記第2の論理回路のうちの少なくとも1つとが、共通基板上に設けられる、請求項38に記載の回路。
  45. 第1の閾値ノードを有する第1のコンデンサと、
    第2の閾値ノードを有する第2のコンデンサと、
    入力信号と反転入力信号を受け取る少なくとも2つの充電/放電回路入力ノードと、前記第1の閾値ノードと前記第2の閾値ノードにそれぞれ結合される少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードと、動作可能/動作不能ノードとを有し、前記第1のコンデンサを前記入力信号の正ピークに従った第1のコンデンサ正ピーク電圧まで充電するために、また前記第2のコンデンサを前記反転入力信号の正ピークに従った第2のコンデンサ正ピーク電圧まで充電するために、前記少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードにおいて、充電信号を提供するように適合され、前記第1のコンデンサを前記入力信号の負ピークに従った第1のコンデンサ負ピーク電圧まで放電するために、また前記第2のコンデンサを前記反転入力信号の第2のコンデンサ負ピークに従った負ピーク電圧まで放電するために、前記少なくとも2つの充電/放電回路出力ノードにおいて、放電信号を提供するように適合され、前記第1のコンデンサ正ピーク電圧、前記第2のコンデンサ正ピーク電圧、前記第1のコンデンサ負ピーク電圧、または前記第2のコンデンサ負ピーク電圧のうちの少なくとも1つの傾斜を表す少なくとも1つの充電/放電回路傾斜信号がそれぞれ提供される少なくとも1つの充電/放電回路傾斜ノードをさらに有する充電/放電回路と、
    前記第1および第2の閾値ノードに結合される第1の差動比較器入力ノードと、前記少なくとも2つの充電/放電回路入力ノードのひとつに結合される第2の差動比較器入力ノードと、比較器出力信号が提供される比較器出力ノードとを有する比較器と、
    前記少なくとも1つの充電/放電回路傾斜ノードに結合される少なくとも1つの第1の論理回路入力ノードを有し、第1の論理回路出力信号は、前記第1のコンデンサ正ピーク電圧、前記第2のコンデンサ正ピーク電圧、前記第1のコンデンサ負ピーク電圧、または前記第2のコンデンサ負ピーク電圧のうちの少なくとも1つの傾斜に応じて提供される第1の論理回路出力ノードを有する第1の論理回路と、
    前記比較器PDRノードに結合される第2の論理回路入力ノードと、前記第1の論理回路出力ノードに結合される別の第2の論理回路入力ノードと、動作可能/動作不能ノードに結合される第2の論理回路PDRノードとを有し、第2の論理回路PDR信号が、前記比較器出力信号が遷移を行わない所定の期間を示し、さらに前記第1のコンデンサ正ピーク電圧、前記第2のコンデンサ正ピーク電圧、前記第1のコンデンサ負ピーク電圧、または前記第2のコンデンサ負ピーク電圧のうちの少なくとも1つが近似的にゼロに等しい傾斜を有する所定の期間を示す、前記第2の論理回路出力ノードにおいて提供される、第2の論理回路と、
    を備える回路。
  46. 前記充電/放電回路は、
    前記入力信号を受け取る第1の充電回路入力ノードと、前記第1の閾値ノードに結合される第1の充電回路出力ノードと、前記第2の論理回路出力ノードに結合される第1の充電回路動作可能入力ノードとを有する第1の充電回路と、
    前記入力信号を受け取る第1の放電回路入力ノードと、前記第1の閾値ノードに結合される第1の放電回路出力ノードと、前記第2の論理回路出力ノードに結合される第1の放電回路反転動作可能入力ノードとを有する第1の放電回路と、
    前記反転入力信号を受け取る第2の充電回路入力ノードと、前記第2の閾値ノードに結合される第2の充電回路出力ノードと、前記第2の論理回路出力ノードに結合される第2の充電回路反転動作可能入力ノードとを有する第2の充電回路と、
    前記反転入力信号を受け取る第2の放電回路入力ノードと、前記第2の閾値ノードに結合される第2の放電回路出力ノードと、前記第2の論理回路出力ノードに結合される第2の放電回路動作可能入力ノードとを有する第2の放電回路と、を備え、
    前記第1の充電回路は、前記第1のコンデンサを充電するために、前記第1の充電回路出力ノードにおいて、第1の充電信号を提供するように適合され、前記第1の放電回路は、前記第1のコンデンサを放電するために、前記第1の放電回路出力ノードにおいて、第1の放電信号を提供するように適合され、前記第2の充電回路は、前記第2のコンデンサを充電するために、前記第2の充電回路出力ノードにおいて、第2の充電信号を提供するように適合され、前記第2の放電回路は、前記第2のコンデンサを放電するために、前記第2の放電回路出力ノードにおいて、第2の放電信号を提供するように適合される、請求項45に記載の回路。
  47. 前記充電/放電回路は、前記第2の論理回路PDR信号に応じて、前記第1のコンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせ、前記第2のコンデンサにおける電圧を前記反転入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項45に記載の回路。
  48. 前記第2の論理回路は、
    タイマ信号を発生させるタイマと、
    前記タイマに結合され、前記タイマ信号に応じて前記第2の論理回路PDR信号に関連するパルスを発生させるパルス発生器と、を備える、請求項45に記載の回路。
  49. 前記第2の論理回路は、前記動作可能/動作不能ノードに結合される第1の転流回路ノードと、前記比較器出力ノードに結合される第2の転流回路ノードと、前記第2の論理回路PDRノードに結合される第3の転流回路ノードとを有する転流回路をさらに含む、請求項45に記載の回路。
  50. 前記転流回路は、前記第2の論理回路PDR信号に応じて、前記第1のコンデンサにおける電圧を前記入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合され、前記転流回路はさらに、前記第2の論理回路PDR信号に応じて、前記第2のコンデンサにおける電圧を前記反転入力信号に従った電圧と実質的に等しくさせるように適合される、請求項49に記載の回路。
  51. 前記第1のコンデンサと、前記第2のコンデンサと、前記充電/放電回路、前記比較器、前記第1の論理回路、前記第2の論理回路、または前記転流回路のうちの少なくとも1つとは、共通基板上に設けられる、請求項49に記載の回路。
  52. 前記第1のコンデンサと、前記第2のコンデンサと、前記充電/放電回路、前記比較器、前記第1の論理回路、または前記第2の論理回路のうちの少なくとも1つとは、共通基板上に設けられる、請求項45に記載の回路。
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