JP3181699B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置のメモ
リセルから読出されるリードデータの形成あるいはタイ
ミング調整等を行う出力バッファ回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば半導体記憶装置の入出力回
路内に設けられる出力バッファ回路としては、例えば特
開平3−124120号公報に記載されるものがあり、
以下その構成を図を用いて説明する。図2は、前記文献
に記載された半導体記憶装置における入出力回路の概略
の構成ブロック図である。この半導体記憶装置では、ア
ドレスADDがアドレスバッファ1に取り込まれ、Xデ
コーダ2、Yデコーダ3、センスアンプ6、及びアドレ
ス変化検出器(Address Transition Detector 、以下A
TDという)へ送られる。Xデコーダ2では、アドレス
バッファ1で取り込まれたアドレスADDをデコード
し、メモリセルアレイ4の行側のメモリセルを選択す
る。選択されたメモリセルから読出されたリードデータ
は、Yゲート5へ送られる。Yデコーダ3では、アドレ
スバッファ1で取り込まれたアドレスADDをデコード
し、Yゲート5を選択し、列側のリードデータを該Yゲ
ート5を介してセンスアンプ6へ送る。センスアンプ6
は、アドレスバッファ1で取り込まれたアドレスADD
に基づき、Yゲート5からのリードデータを増幅し、ラ
ッチ回路8へ送る。
【0003】一方、ATD7では、アドレスバッファ1
で取り込まれるアドレスADDの変化を検出し、相補的
なATD信号及び反転ATDN 信号(但し、Nは反転を
意味する)を出力し、ラッチ回路8及び出力バッファ回
路9へ与える。ラッチ回路8は、ATD信号及びATD
N 信号に基づき、センスアンプ6で増幅されたリードデ
ータを取り込み、反転リードデータRDN を所定のタイ
ミングで出力バッファ回路9へ送る。出力バッファ回路
9は、アウトプット・イネーブル信号OEによって活性
化され、ATD信号及びATDN 信号に基づき、リード
データRDN を出力端子Dout へ出力する。
【0004】図3は、前記文献に記載された図2中の出
力バッファ回路9の回路図である。この出力バッファ回
路9は、出力端子Dout の中間レベルV0を基準として
相補的なATD信号及びATDN 信号の遷移期間後に該
出力端子Dout からリードデータRDN を出力するデー
タ出力手段10と、相補的なATD信号及びATDN
号の遷移期間中に出力端子Dout の入出力レベルを中間
レベルV0に漸次遷移させる中間レベル遷移手段20と
を、備えている。データ出力手段10は、アウトプット
・イネーブル信号OEを反転するインバータ11と、A
TD信号、リードデータRDN 及びインバータ11の出
力の否定論理和を求める3入力NORゲート12と、ア
ウトプット・イネーブル信号OE、リードデータRDN
及びATDN 信号の否定論理積を求める3入力NAND
ゲート13とを有し、該NORゲート12及びNAND
ゲート13の出力側に信号反転用のインバータ14,1
5がそれぞれ接続されている。各インバータ14,15
の出力ノードN14,N15には、PチャネルMOSト
ランジスタ(以下、PMOSという)16及びNチャネ
ルMOSトランジスタ(以下、NMOSという)17の
各ゲートが接続されている。このPMOS16及びNM
OS17は、ノードN14,N15の電位により相補的
に動作し、入力リードデータRDN に応じて出力D端子
out を駆動する機能を有し、電源電位Vccと接地電位V
ss(=0V)との間に直列接続されている。
【0005】中間レベル遷移手段20は、相補的なAT
N 信号及びATD信号に基づき同時に動作するPMO
S21及びNMOS22を有し、それらが電源電位Vcc
と接地電位Vssとの間に直列に接続されている。そし
て、PMOS16及びNMOS17の接続点とPMOS
21及びNMOS22の接続点とが接続されて、出力端
子Dout となっている。なお、図3中のiDCは、電源電
位Vccから接地電位Vssへ流れる直流電流である。
【0006】図4は図3の出力バッファ回路のタイミン
グチャートであり、この図を参照しつつ、図3の動作を
説明する。図2の半導体記憶装置においてアドレスAD
Dがアドレスバッファ1へ供給されると、該アドレスA
DDがアドレスバッファ1に取り込まれる。このアドレ
スバッファ1に取り込まれたアドレスADR1 に対応す
るリードデータRDN が、“L”レベルから“H”レベ
ルへ変化する場合を考える。アドレスADDの変化によ
り、ATDN 信号が一定期間t、“H”レベルから
“L”レベルへ変化すると共に、そのATDN 信号の逆
相であるATD信号が“L”レベルから“H”レベルへ
変化する。リードデータRDN が“L”レベルで、AT
N 信号が“H”レベルのときは、PMOS16のみが
オンして出力端子Dout を電源電位Vccにプルアップす
る。
【0007】次に、ATDN 信号が“L”レベルへ変化
すると、PMOS16がオフして該PMOS16及びN
MOS17が共にオフする。このとき、PMOS21及
びNMOS22が共にオンして電源電位Vccから接地電
位Vssへ直流電流iDCが流れると同時に、該PMOS
21及びNMOS22のオン抵抗によって電源電位Vcc
が抵抗分割され、出力端子Dout のレベルが中間レベル
V0に設定される。この状態は、ATDN 信号が“L”
レベルの期間t中維持される。その後、ATDN 信号が
“H”レベルへ変化し、ATDN 信号及びリードデータ
RDN が共に“H”レベルとなったときには、NMOS
17のみがオンし、出力端子Dout の電位が中間レベル
V0から接地電位Vssへプルダウンする。
【0008】図2のアドレスバッファ1で取り込まれた
アドレスADR2 に対応するリードデータRDN
“H”レベルから“L”レベルへ変化する場合の動作
は、次の通りである。リードデータRDN が“H”レベ
ルで、ATDN 信号が“H”レベルのときは、NMOS
17のみがオンして出力端子Dout が接地電位Vssへ
プルダウンする。ATDN 信号が“L”レベルへ変化す
ると、NMOS17がオフしてPMOS16及びNMO
S17が共にオフする。このとき、PMOS21及びN
MOS22が共にオンし、電源電位Vccから接地電位V
ssへ直流電流iDCが流れ、該PMOS21及びNMO
S22のオン抵抗によって電源電位Vccが抵抗分割さ
れ、出力端子Dout のレベルが中間レベルV0に設定さ
れる。この状態は、ATDN 信号が“L”レベルの期間
t中維持される。
【0009】ATDN が“H”レベルへ変化し、該AT
N 信号が“H”レベルでかつリードデータRDN
“L”レベルとなったときには、PMOS16のみがオ
ンし、出力端子Dout の電位が中間レベルV0から電源
電位Vccへプルアップする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
出力バッファ回路では出力端子Dout を中間レベルV0
にバイアスするためにPMOS21及びNMOS22に
直流電流iDCを流す必要がある。例えば、出力端子D
out を複数個有する半導体記憶装置においては、このタ
イミングでの直流電流iDCによるピーク電流が大きくな
り、電源電位Vcc及び接地電位Vssにノイズを誘発
し、チップ内部のトランジスタ等の回路素子の安定動作
を妨げるという問題があり、それを比較的簡単な回路構
成で解決することが困難であった。本発明は、前記従来
技術が持っていた課題として、出力端子Dout を中間レ
ベルV0にバイアスするための中間レベル遷移手段20
内に直流電流iDCが流れて電源ノイズが発生し、回路素
子の安定動作を妨げるという点について解決した出力バ
ッファ回路を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、アドレス変化検出時
に出力端子の出力レベルを中間レベルに漸次遷移させる
中間レベル遷移手段と、前記中間レベル遷移手段にて遷
移された前記出力端子の中間レベルを基準として前記ア
ドレス変化検出後に前記出力端子からデータを出力する
データ出力回路とを、備えた出力バッファ回路におい
て、前記中間レベル遷移手段を次のように構成してい
る。即ち、前記中間レベル遷移手段は、電源電位及び接
地電位に基づき前記中間レベルを発生すると共に前記中
間レベルに対して所定の電位差を持つ基準電位を発生す
基準電位発生手段と、前記出力端子の電位が前記中間
レベルより小さいとき、該出力端子の電位を前記中間レ
ベルにプルアップする第1の出力端子駆動手段と、前記
出力端子の電位が前記中間レベルより大きいとき、該出
力端子の電位を前記中間レベルにプルダウンする第2の
出力端子駆動手段とを備えている。そして、前記第1及
び第2の出力端子駆動手段は、相補的且つ前記アドレス
変化検出時のみ動作する構成にしている。第2の発明
は、第1の発明の出力バッファ回路において、前記第1
の出力端子駆動手段は、ゲートに前記基準電位が与えら
れるNMOSと、前記アドレス変化時のみに発生するA
TD信号(あるいはATDN 信号)がゲートに与えられ
るPMOSとを、前記出力端子と前記電源電位との間に
直列に接続している。第3の発明は、第1の発明の出力
バッファ回路において、前記第2の出力端子駆動手段
は、ゲートに前記基準電位が与えられるPMOSと、前
記アドレス変化時のみに発生するATD信号(あるいは
ATDN 信号)がゲートに与えられるNMOSとを、前
記出力端子と前記接地電位との間に直列に接続してい
る。
【0012】
【作用】第1〜第3の発明によれば、以上のように出力
バッファ回路を構成したので、電源が投入されると、基
準電位発生手段は電源電位の抵抗分割等を行って中間レ
ベル及び基準電位を発生し、その発生した基準電位を第
1及び第2の出力端子駆動手段に与える。出力端子の電
位が中間レベルより小さいときには、第1の出力端子駆
動手段によって出力端子の電位が中間レベルにプルアッ
プされ、出力端子の電位が中間レベルより大きいときに
は、第2の出力端子駆動手段によって出力端子の電位が
中間レベルにプルダウンされる。この中間レベル遷移手
段により、出力端子が一時的に中間レベルに遷移する。
第1及び第2の出力端子駆動手段は、相補的に動作して
同時にオンしないので、直流電流がほとんど流れない。
従って、前記課題を解決できるのである。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す半導体記憶装
置における出力バッファ回路の回路図であり、従来の図
2及び図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付さ
れている。この出力バッファ回路は、例えば、従来と同
様に図2に設けられるもので、従来の図3と同一回路構
成のデータ出力回路であるデータ出力手段10と、従来
と異なる回路構成の中間レベル遷移手段30とを、備え
ている。中間レベル遷移手段30は、相補的なATD信
号及びATDN 信号の遷移期間中に出力端子Doutの出
力レベルを中間レベルV0に漸次遷移させる機能を有
し、電源電位Vcc及び接地電位Vssに基づき中間レベ
ルVOを発生すると共に該中間レベルVOに対して所定
の電位差を持つ基準電位を発生する基準電位発生手段3
1と、基準電位と出力端子Dout の電位に応じて該出力
端子Dout の電位を電源電位Vccにプルアップする第1
の出力端子駆動手段32と、基準電位と出力端子Dout
の電位に応じて該出力端子Dout の電位を接地電位Vs
sにプルダウンする第2の出力端子駆動手段33とで、
構成されている。
【0014】基準電位発生手段31は、抵抗31a,3
1b、及びゲートとドレインを短絡したNMOS31b
及びPMOS31dを有し、それらが電源電位Vccと接
地電位Vssとの間に直列接続され、該NMOS31b
及びPMOS31dの共通ソースノードN31に中間
ベルV0が発生するようになっている。第1の出力端子
駆動手段32は、NMOS31bのゲートノードN32
によってゲート制御されるNMOS32aと、ATDN
信号でゲート制御されるPMOS32bとを有し、それ
らが出力端子Dout と電源電位Vccとの間に直列接続さ
れている。第2の出力端子駆動手段33は、PMOS3
1dのゲートノードN33によってゲート制御されるP
MOS33aと、ATD信号によってゲート制御される
NMOS33bとを有し、それらが出力端子Dout と接
地電位Vssとの間に直列接続されている。NMOS3
1b,32aの閾値電圧をVTN、及びPMOS31d,
33aの閾値電圧をVTPとすると、ゲートノードN32
及びN33には、それぞれV0+VTN,V0−VTPなる
基準電位が発生する。
【0015】なお、図1中のiUPはPMOS32b及び
NMOS32aを介して電源電位Vccから出力端子D
out へ流れる充電電流、idwはPMOS33a及びNM
OS33bを介して出力端子Dout から接地電位Vss
へ流れる放電電流である。図5は図1に示す出力バッフ
ァ回路のタイミングチャートであり、この図を参照しつ
つ、図1の動作を説明する。なお、図5中のA箇所は、
出力端子Dout の電荷がPMOS33a及びNMOS3
3bを介して“H”レベル(=Vcc)から中間レベル
V0へ放電される箇所である。また、B箇所は、出力端
子Dout の電荷がPMOS32b及びNMOS32aを
介して“L”レベル(=Vss)から中間レベルV0へ
充電される箇所である。
【0016】先ず、アドレスADDが変化すると、AT
N 信号が一定期間t、“L”レベルになると共に、A
TD信号が一定期間t、“H”レベルとなり、さらにリ
ードデータRDN が“L”レベルから“H”レベルへ立
ち上がり、あるいは“H”レベルから“L”レベルへ立
ち下がり、PMOS16及びNMOS17が相補的にオ
ン,オフ動作してリードデータRDN に応じたデータが
出力端子Dout から出力される。このようなデータ出力
手段10の動作は、従来と同様である。ここで、ATD
N 信号が“L”レベル、ATD信号が“H”レベルで、
かつ出力端子Dout が“H”レベルから中間レベルV0
へ遷移する場合の動作について説明する。この場合、出
力端子電位が中間レベルV0より高いから、NMOS3
2aがオフ、PMOS33aがオン、さらにPMOS3
2b及びNMOS33bがオンであるから、図5のA箇
所に示すように、PMOS33a及びNMOS33bを
介して放電電流idwが流れ、出力端子Dout が“H”レ
ベル(=Vcc)から“L”レベル(=Vss)へとプ
ルダウンするが、出力端子電位が中間レベルV0に達す
ると、PMOS33aがオフして出力端子電位を中間レ
ベルV0に維持する。
【0017】次に、ATDN 信号が“L”レベル、AT
D信号が“H”レベルで、かつ出力端子Dout が“L”
レベルから中間レベルV0へ遷移する場合の動作につい
て説明する。この場合、出力端子電位が中間レベルV0
より低いから、NMOS32aがオン、PMOS33a
がオフ、さらにPMOS32b及びNMOS33bがオ
ンするから、図5のB箇所に示すように、出力端子D
out が“L”レベル(=Vss)から“H”レベル(=
Vcc)へとプルアップするが、出力端子電位が中間レ
ベルV0に達すると、NMOS32aがオフして出力端
子電位を中間レベルV0に維持する。
【0018】以上のように、本実施例では、次のような
利点を有している。 (a) 本実施例では、出力端子電位を中間レベルV0
にするプルアップ用の第1の出力端子駆動手段32とプ
ルダウン用の第2の出力端子駆動手段33とが同時にオ
ンすることがないので、従来のように直流電流がほとん
ど流れない。そのため、電源電位Vcc及び接地電位Vs
sにノイズを誘発することがなくなり、チップ内部のト
ランジスタ素子の安定動作が可能となる。 (b) 基準電位発生手段31では直流電流が流れるも
のの、出力端子Dout のプルアップ用NMOS32a及
びプルダウン用PMOS33aのゲート電位を設定する
ために使用されるだけなので、数μA 程度まで電流を小
さくすることが可能である。さらに、例えば複数の出力
端子Dout を有する半導体記憶装置においては、1個の
基準電位発生手段31に対し、プルアップ用NMOS3
2a及びプルダウン用PMOS33aを各出力端子D
out 毎に配置することが可能である。そのため、中間レ
ベル遷移手段30に流れる直流電流としては、従来に比
べて著しく小さくすることが可能である。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
例えば、データ出力手段10内のPMOS16及びNM
OS17を他のトランジスタ構成にしたり、それらを制
御するゲート回路を他の回路で構成しても良い。また、
中間レベル遷移手段30における基準電位発生手段31
を、電源電位Vccの抵抗分割によって中間レベルVO及
基準電位を発生する構成にしているが、他の回路構成
に変更しても良い。さらに、第1及び第2の出力端子駆
動手段32,33を他のトランジスタ構成等に変更して
も良い。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第3
の発明によれば、中間レベル遷移手段は、基準電位発生
手段と、出力端子の電位が中間レベルより小さいとき、
出力端子の電位を中間レベルにプルアップする第1の出
力端子駆動手段と、出力端子の電位が中間レベルより大
きいとき、出力端子の電位を中間レベルにプルダウンす
る第2の出力端子駆動手段とを備え、この第1及び第2
の出力端子駆動手段を相補的に動作させる構成にしてい
るので、第1と第2の出力端子駆動手段が同時にオンす
ることがない。そのため、従来のように直流電流がほと
んど流れず、電源電位及び接地電位にノイズを誘発する
ことがなくなり、トランジスタ素子の安定動作が可能で
ある。基準電位発生手段はその回路構成によって直流電
流が流れる場合があるが、第1及び第2の出力端子駆動
手段を制御するために使用されるだけなので、直流電流
を極めて小さくすることが可能である。しかも、例えば
複数の出力端子を有する半導体記憶装置においては、1
個の基準電位発生手段に対し、第1及び第2の出力端子
駆動手段を各出力端子毎に配置すれば、基準電位発生手
段に流れる直流電流を極めて小さくすることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す半導体記憶装置における
出力バッファ回路の回路図である。
【図2】従来の半導体記憶装置の入出力回路を示す構成
ブロック図である。
【図3】図2中の出力バッファ回路の回路図である。
【図4】図3の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】図1の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
7 アドレス変化検出器
(ATD) 8 ラッチ回路 9 出力バッファ回路 10 データ出力手段 16,31d,32b,33a PMOS 17,31c,32a,33b NMOS 30 中間レベル遷移手段 31 基準電位発生手段 32,33 第1,第2の出力端
子駆動手段 Dout 出力端子 N31 共通ソースノード N32,N33 ゲートノード RDN リードデータ Vcc 電源電位 Vss 接地電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03K 19/0175 H03K 19/00 101F

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス変化検出時に出力端子の出力レ
    ベルを中間レベルに漸次遷移させる中間レベル遷移手段
    と、前記中間レベル遷移手段にて遷移された前記出力端
    子の中間レベルを基準として前記アドレス変化検出後に
    前記出力端子からデータを出力するデータ出力回路と
    を、備えた出力バッファ回路において、 前記中間レベル遷移手段は、 電源電位及び接地電位に基づき前記中間レベルを発生す
    と共に前記中間レベルに対して所定の電位差を持つ基
    準電位を発生する基準電位発生手段と、 前記出力端子の電位が前記中間レベルより小さいとき、
    該出力端子の電位を前記中間レベルにプルアップする第
    1の出力端子駆動手段と、 前記出力端子の電位が前記中間レベルより大きいとき、
    該出力端子の電位を前記中間レベルにプルダウンする第
    2の出力端子駆動手段とを備え、 前記第1及び第2の出力端子駆動手段は、相補的且つ前
    記アドレス変化検出時のみ動作する構成にしたことを特
    徴とする出力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の出力端子駆動手段は、ゲート
    に前記基準電位が与えられるNチャネルMOSトランジ
    スタと、前記アドレス変化時のみに発生するアドレス変
    化検出信号がゲートに与えられるPチャネルMOSトラ
    ンジスタとを、前記出力端子と前記電源電位との間に直
    列に接続した構成である請求項1記載の出力バッファ回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第2の出力端子駆動手段は、ゲート
    に前記基準電位が与えられるPチャネルMOSトランジ
    スタと、前記アドレス変化時のみに発生するアドレス変
    化検出信号がゲートに与えられるNチャネルMOSトラ
    ンジスタとを、前記出力端子と前記接地電位との間に直
    列に接続した構成である請求項1記載の出力バッファ回
    路。
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