JP4891701B2 - 回転コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車体とステアリングホイールとの間を電気的に接続するため等に適用される回転コネクタ装置に関する。
従来のこの種の回転コネクタ装置において、組立ミスなどによりステアリング・ホイールの回転範囲における中立位置が一方向にずれてステアリング・ホイールの操作時にフラット・ケーブルが一定以上に巻き付けられることがある。
かかる場合、従来では、左右何れのステアリング・ホイール操作に対してもフラット・ケーブルを切断できるように別体の2個のカッタを設けたもの、或いは1個のカッタを可動に形成したものがある。
しかし、別体の2個のカッタを設けるものでは、部品点数が多く、組み付け、部品管理が煩雑となり、コスト低減の障害となる。
また、1個のカッタを可動に形成する場合にも、カッタは1個であるが、可動構成の部品点数が多く、前記同様に組み付け、部品管理が煩雑となり、コスト低減の障害となる。
特開平8−192960号公報 実開平1−161589号公報
解決しようとする問題点は、部品点数が多く、組み付け、部品管理が煩雑となり、コスト低減の障害となる点である。
本発明は、部品点数が少なく、組み付け、部品管理を
容易とし、コスト低減を可能とするため、カバー摺動壁に、周方向相互に逆向きのカッター歯を有して径方向内外を連通させる第1の挿通間隙を有して周方向にラップ代を持った径方向内外の第1,第2のカッター部を一体に形成し、径方向外側の第2のカッター部の外周側面に第2の挿通間隙を有して対向するホルダを設け、フラット・ケーブルを、前記端末部から前記第2の挿通間隙を通すと共に第2のカッター部のカッター歯で折り返し第1の挿通間隙を通して第1のカッター部のカッター歯から前記カバー摺動壁内側へ配索したことを最も主要な特徴とする。
本発明の回転コネクタ装置は、カバー摺動壁に、周方向相互に逆向きのカッター歯を有して径方向内外を連通させる第1の挿通間隙を有して周方向にラップ代を持った径方向内外の第1,第2のカッター部を一体に形成し、径方向外側の第2のカッター部の外周側面に第2の挿通間隙を有して対向するホルダを設け、フラット・ケーブルを、前記端末部から前記第2の挿通間隙を通すと共に第2のカッター部のカッター歯で折り返し第1の挿通間隙を通して第1のカッター部のカッター歯から前記カバー摺動壁内側へ配索したため、ロータが一方へ回転し、フラット・ケーブルがロータ側に巻き付けられるときに一定以上の巻き付け状態が起こると、フラット・ケーブルが第1のカッター部のカッター歯に押し付けられて切断され、またロータが他方へ回転し、フラット・ケーブルが摺動壁側に巻き付けられるときに一定以上の巻き付け状態が起こると、フラット・ケーブルが第2のカッター部のカッター歯に押し付けられて切断される。
従って、何れの方向の一定以上の巻き付け時にもカバー摺動壁に一体に形成した第1,第2のカッター部によりフラット・ケーブルを切断することができ、部品点数を削減することができ、部品点数が少なく、組み付け、部品管理を容易とし、コスト低減を図ることができる。
部品点数が少なく、組み付け、部品管理を容易とし、コスト低減を可能にするという目的を、ボトム・カバーのカバー摺動壁に第1,第2のカッター部を一体に形成することで実現した。
[回転コネクタ装置]
図1は、本発明の実施例1を適用した回転コネクタ装置の概略を示し、(a)は、全体の分解斜視図、(b)は、回転側ターミナルの拡大斜視図、図2は、同ボトム・カバーの平面図、図3は、同ボトム・カバーの側面図である。
この図1〜図3で示す回転コネクタ装置1は、自動車のステアリング・ホイール側の所要装置と、車体側の電源とを電気的に接続するものとして適用している。
前記回転コネクタ装置1は、ボトム・カバー3、ロータ5、遊動スペーサ7、及びフラット・ケーブル9を備えている。ボトム・カバー3は、樹脂等によって形成され、自動車の車体の固定体側に支持されている。本実施例の場合、自動車の固定体側はステアリング・コラムに固定したコンビネーション・スイッチのベースである。
前記ボトム・カバー3は、樹脂により形成され、環状の摺動壁としてカバー摺動壁11が設けられている。カバー摺動壁11には、第1,第2のカッター部13,15が一体に形成されている。第1,第2のカッター部13,15は、周方向相互に逆向きのカッター歯17,19を有している。この第1,第2のカッター部13,15間には、径方向内外を連通させる第1の挿通間隙21が形成され、第1,第2のカッター部13,15は、周方向にラップ代S(図2)を持っている。内周側の第1のカッター部13のカッター歯17は、直線的に傾斜形成23され、外周側の第2のカッター部15のカッター歯19は、階段状に傾斜形成25されている。
前記カバー摺動壁11は、前記第1,第2のカッター部13,15が形成されている部分を含めて周方向所定範囲Aにおいて外周面側を穿つように他の部分に対し薄肉に形成されている。
前記第2のカッター部15外周側に、ターミナル支持部27が設けられている。ターミナル支持部27は、後述するフラット・ケーブルの端末部を結合する固定側ターミナルを支持する。固定側ターミナルは、電源側に接続される。
前記第2のカッター部15外周側とターミナル支持部27との間には、ホルダ組み込み部29が設けられている。ホルダ組み込み部29は、外辺部に枠部31が突設されている。
前記ボトム・カバー3には、その他取り付け用の舌部33が設けられている。ボトム・カバー3は、コンビネーション・スイッチのベースに突き合わせて舌部33に挿通したボルトにナットを締結して固定されている。
前記ホルダ組み込み部29には、ホルダ35が組み込まれている。ホルダ35は、樹脂により形成され、支持壁37と取付部39とからなっている。支持壁37は、径方向外側の前記第2のカッター部15の外周側面の湾曲に対応して湾曲形成され、第2のカッター部15の外周側面に第2の挿通間隙40を有して対向する。取付部39は、ボトム・カバー3に着脱可能に支持するもので、ボトム・カバー3のホルダ組み込み部29に組み込まれ、枠31側内に嵌合して位置決められている。取付部39には、カバー部41が一体に設けられ、ターミナル支持部27の一部を覆う構成となっている。
前記ロータ5は、樹脂により形成されドーナツ形状板部43及び円筒状のロータ摺動壁45からなり、ロータ摺動壁45に、スリット47が形成されている。スリット47は、フラット・ケーブル9の回転側ターミナル49を差し込み支持させる。ロータ5は、前記ボトム・カバー3の摺動壁11内に収容されて回転自在に支持され、回転体側であるステアリング・ホイール側に結合されて共に回転可能となっている。
前記遊動スペーサ7は、樹脂によって形成され、ドーナツ形状板部51と複数、例えば6個のローラー部53・・・とを備えている。ローラー部53・・・の一つに、湾曲したガイド壁55が対向して形成され、両者間に遊動スペーサ7の半径方向内外間を連通させる反転挿通部57が湾曲スリット状に形成されている。この遊動スペーサ7は、ボトム・カバー3及びロータ5間に配置され、ロータ5の回転に沿って旋回遊動可能となっている。すなわち、遊動スペーサ7は、ローラー部53・・・がボトム・カバー3のカバー摺動壁11内においてロータ摺動壁45周囲に位置するように組み付けられている。
前記フラット・ケーブル9は、回転側の端末部を結合する回転側ターミナル49と前記ターミナル支持部27に支持される固定側ターミナルとを備え、中間にロータ5の回転により逐次位置変化する中間反転部59が存在する。フラット・ケーブル9の回転側ターミナル49には、座屈防止用のガイド部材61が設けられている。ガイド部材61は、フラット・ケーブル9の座屈を抑制するために比較的剛性の高いPETの樹脂フィルム等で形成され、フラット・ケーブル9に貼り付けられている。但し、回転側ターミナル49に結合する端末部分の全体をガイド部材61として構成することもできる。
このフラット・ケーブル9は、ボトム・カバー3のターミナル支持部27に電源側に接続させる固定側ターミナルが支持されると共に前記ロータ5のスリット47に前記ステアリング・ホイール側の電気装置に接続させる回転側ターミナル49が支持される。なお、ステアリング・ホイール側の電気装置は、例えばステアリング・ホイールに設置したエア・バッグ装置または警報器、自動変速機のシフト・ダウン・スイッチ、シフト・アップ・スイッチ、ASCD(自動定速走行装置)用スイッチ、オーディオ・スイッチ等である。
前記フラット・ケーブル9は、固定側ターミナルからホルダ組み込み部29上を通り、第2の挿通隙間40で折り返し立ち上げられる。第2の挿通間隙40を通ったフラット・ケーブル9は、第2のカッター部15のカッター歯19で折り返えされ、第1の挿通間隙21を通して第1のカッター部13のカッター歯17から前記カバー摺動壁11内側へ配索されている。第2の挿通間隙40を通るフラット・ケーブル9は、前記第2のカッター部15の外周側面及び前記ホルダ35の支持壁37間に挟み込まれている。
このフラット・ケーブル9は、カバー摺動壁11内で中間反転部59が遊動スペーサ7の反転挿通部57に挿通して反転され、遊動スペーサ7のローラー部53・・・の外周側から内周側に至り、ロータ5側の回転側ターミナル49に至っている。すなわち、フラット・ケーブル9は、ボトム・カバー3及びロータ5に中間反転部59を介して巻き回されている。
[回転操作]
図4は、ロータ5の回転方向を示し、図4(a)は、ステアリング・ホイール側から見た中立位置の平面図、図4(b)は、同左回転時の平面図、図4(c)は、同右回転時の平面図である。図5(a)は、ステアリング・ホイール側から見た左回転時の要部拡大平面図、図5(b)は、同一定以上の左回転時の要部拡大平面図、図6(a)は、同右回転時の要部拡大平面図、図6(b)は、同一定以上の右回転時の要部拡大平面図である。
図4(a)のように、ステアリング・ホイールの中立位置において、フラット・ケーブル9は、ボトム・カバー3のカバー摺動壁11の内周及びロータ5のロータ摺動壁45の外周に巻き付いている。
この中立位置から、ステアリング・ホイールの操作により、ロータ5が、図4(b)のように矢印B方向に左回転すると、フラット・ケーブル9のロータ摺動壁45への巻き付き部分が反転挿通部57にガイドされながらカバー摺動壁11側へ繰り出される。同時に遊動スペーサ7のガイド壁55がフラット・ケーブル9の中間反転部59に押されて遊動スペーサ7がロータ5よりも遅い回転で連動回転する。従って、フラット・ケーブル9のカバー摺動壁11側への繰り出しによりフラット・ケーブル9がボトム・カバー3のカバー摺動壁11の内周に巻き付けられる。ロータ5が所定量左回転するとフラット・ケーブル9は、カバー摺動壁11に密着する。
この左回転時には、フラット・ケーブル9の中間反転部59が遊動スペーサ7のガイド壁55を押すことになるから、フラット・ケーブル9の回転側ターミナル49側根本部に反力が働く。この反力は、座屈防止用のガイド部材61で受けることができるから、フラット・ケーブル9の座屈を規制し、円滑な動作を行わせることができる。
前記図4(a)の中立位置から、ステアリング・ホイールの操作によりロータ5が、図4(c)のように矢印C方向に右回転すると、フラット・ケーブル9のカバー摺動壁11への巻き付き部分が反転挿通部57にガイドされながらロータ摺動壁45側へ繰り出される。同時に遊動スペーサ7のローラー部53がフラット・ケーブル9の中間反転部59に押されて遊動スペーサ7がロータ5よりも遅い回転で連動する。従って、フラット・ケーブル9のロータ摺動壁45側への繰り出しによりフラット・ケーブル9がロータ摺動壁45の外周に巻き付けられる。ロータ5が所定量右回転するとフラット・ケーブル9は、ロータ摺動壁45に密着する。
かかる動作により、電源側からフラット・ケーブル9を介し、ステアリング・ホイール側へ通電することができ、ステアリング・ホイールの操作に関わらずステアリング・ホイールに設置したエアバッグ装置または警報器、自動変速機のシフトダウンスイッチ、シフトアップスイッチ、ASCD(自動定速走行装置)用スイッチ、オーディオスイッチ等に通電することができる。
[切断作用]
ここで、組立ミスなどによりステアリング・ホイールの回転範囲における図4(a)中立位置が一方向にずれてステアリング・ホイールの操作時にフラット・ケーブル9が一定以上に巻き付けられることがある。
例えば、中立位置においてカバー摺動壁11側への巻き付き量が多いときは、図4(b)、図5(a)のようにロータ5が矢印B方向に所定量左回転するとフラット・ケーブル9は、カバー摺動壁11に密着し、この位置からロータ5がさらに回転しようとすると、図5(b)のように矢印D方向にフラット・ケーブル9が動き、ローラー部53・・・外周側に巻き付く。この巻付きにより、フラット・ケーブル9が全体的に回転し、矢印E方向に引っ張り力を受ける。この引っ張り力でフラット・ケーブル9が第2のカッター部15のカッター歯19に押し付けられ、一定以上の力になるとフラット・ケーブル9が切断される。
この場合、前記のように回転側ターミナル49側根本部に座屈防止用のガイド部材61が設けられていても、フラット・ケーブル9の切断をボトム・カバー3側で行うから、剛性の高いガイド部材61を切断する必用が無く、フラット・ケーブル9の切断を容易且つ円滑に行わせることができる。
また、中立位置においてロータ摺動壁45側への巻き付き量が多いときは、図4(c)、図6(a)のようにロータ5が矢印B方向に所定量右回転するとフラット・ケーブル9は、ロータ摺動壁45に密着する。この位置からロータ5がさらに回転しようとすると、図6(b)のようにフラット・ケーブル9が第1のカッター部13に当たり、S字形に変形すると共に引っ張り力を受ける。この引っ張り力でフラット・ケーブル9が第1のカッター部13のカッター歯17に押し付けられ、一定以上の力になるとフラット・ケーブル9が切断される。
[実施例の効果]
本発明実施例の回転コネクタ装置1は、カバー摺動壁11に、周方向相互に逆向きのカッター歯17,19を有し径方向内外を連通させる第1の挿通間隙21を有して周方向にラップ代Sを持った径方向内外の第1,第2のカッター部13,15を一体に形成し、径方向外側の第2のカッター部15の外周側面に第2の挿通間隙40を有して対向するホルダ35を設け、フラット・ケーブル9を、固定側ターミナル部から第2の挿通間隙40を通すと共に第2のカッター部15のカッター歯19で折り返し第1の挿通間隙21を通して第1のカッター部13のカッター歯17から前記カバー摺動壁11内側へ配索したため、ロータ5が一方へ回転し、フラット・ケーブル9がロータ摺動壁45に巻き付けられるときに一定以上の巻き付け状態が起こると、フラット・ケーブル9が第1のカッター部13のカッター歯17に押し付けられて切断され、ロータ5が他方へ回転し、フラット・ケーブル9がカバー摺動壁11に巻き付けられるときに一定以上の巻き付け状態が起こると、フラット・ケーブル9が第2のカッター部15のカッター歯19に押し付けられて切断される。
従って、何れの方向の一定以上の巻き付け時にもカバー摺動壁11に一体に形成した第1,第2のカッター部13,15によりフラット・ケーブル9を切断することができ、部品点数を削減することができ、部品点数が少なく、組み付け、部品管理を容易とし、コスト低減を図ることができる。

前記ホルダ35は、前記第2のカッター部15の外周側面の湾曲に対応して湾曲する支持壁37と該支持壁37を前記ボトム・カバー3に着脱可能に支持するための取付部39とよりなり、前記第2の挿通間隙40を通るフラット・ケーブル9は、前記第2のカッター部15の外周側面及び前記ホルダ35の支持壁37間に挟み込まれたため、一定以上の巻き付け時にフラット・ケーブル9を第1,第2のカッター部13,15のカッター歯17,19に確実に押し付けることができ、確実に切断することができる。
前記フラット・ケーブル9の前記ロータ5に支持された回転側ターミナル49側に、座屈防止用のガイド部材61を設けたため、ロータ5が回転し、フラット・ケーブル9がカバー摺動壁11に巻き付けられるとき、フラット・ケーブル9の座屈を抑制することができる。しかも、フラット・ケーブル9の切断は、ボトム・カバー3側の第2のカッター部15で行うから、ガイド部材61に係わらずフラット・ケーブル9の切断を容易且つ円滑に行わせることができる。
[その他]
前記ホルダ35は、第2のカッター部15の外周側面に面で対向することなく、部分的に対向し、フラット・ケーブル9を第2のカッター部15のカッター歯19に押し付ける構成を採ることもできる。
回転コネクタ装置の概略を示し、(a)は、全体の分解斜視図、(b)は、回転側ターミナルの拡大斜視図である(実施例1)。 ボトム・カバーの平面図である(実施例1)。 ボトム・カバーの側面図である(実施例1)。 (a)は、ステアリング・ホイール側から見た中立位置の平面図、(b)は、同左回転時の平面図、(c)は、同右回転時の平面図である(実施例1)。 (a)は、ステアリング・ホイール側から見た左回転時の要部拡大平面図、(b)は、同一定以上の左回転時の要部拡大平面図である(実施例1)。 (a)は、ステアリング・ホイール側から見た右回転時の要部拡大平面図、(b)は、同一定以上の右回転時の要部拡大平面図である(実施例1)。
符号の説明
1 回転コネクタ装置
3 ボトム・カバー
5 ロータ
7 遊動スペーサ
9 フラット・ケーブル
11 カバー摺動壁
13 第1のカッター部
15 第2のカッター部
17,19 カッター歯
21 第1の挿通間隙
35 ホルダ
37 支持壁
39 取付部
40 第2の挿通間隙
49 回転側ターミナル(端末部)
57 反転挿通部
59 中間反転部
61 ガイド部材
S ラップ代

Claims (3)

  1. 固定体側に支持され環状のカバー摺動壁を備えたボトム・カバーと、
    前記ボトム・カバーに対し回転体側と共に回転可能なロータと、
    前記ボトム・カバー及びロータ間に配置されると共に半径方向内外間を連通させる反転挿通部を有し前記ロータの回転に沿って旋回遊動可能な遊動スペーサと、
    前記ボトム・カバーに電源側に接続させる固定側端末部が支持されると共に前記ロータに前記回転体側の電気装置に接続させる回転側端末部が支持され中間反転部を前記遊動スペーサの反転挿通部に挿通して反転させ該遊動スペーサの内外周で前記ボトム・カバー及びロータ間に巻き回したフラット・ケーブルとより成る回転コネクタ装置において、
    前記カバー摺動壁に、周方向相互に逆向きのカッター歯を有し径方向内外を連通させる第1の挿通間隙を有して周方向にラップ代を持った径方向内外の第1,第2のカッター部を一体に形成し、
    前記径方向外側の第2のカッター部の外周面に第2の挿通間隙を有して対向するホルダを設け、
    前記フラット・ケーブルを、前記固定側端末部から前記第2の挿通間隙を通すと共に第2のカッター部のカッター歯で折り返し第1の挿通間隙を通して第1のカッター部のカッター歯から前記カバー摺動壁内側へ配索した
    ことを特徴とする回転コネクタ装置。
  2. 請求項1記載の回転コネクタ装置であって、
    前記ホルダは、前記第2のカッター部の外周面の湾曲に対応して湾曲する支持壁と該支持壁を前記ボトム・カバーに着脱可能に支持するための取付部とよりなり、
    前記第2の挿通間隙を通るフラット・ケーブルは、前記第2のカッター部の外周側面及び前記ホルダの支持壁間に挟み込まれた
    ことを特徴とする回転コネクタ装置。
  3. 請求項1又は2記載の回転コネクタ装置であって、
    前記フラット・ケーブルの前記ロータに支持された回転側端末部側に、座屈防止用のガイド部材を設けた
    ことを特徴とする回転コネクタ装置。
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