JP4887706B2 - 湯切り機能付き蓋材 - Google Patents
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Description
前記蓋材は、内面基材とこれを被覆する表面基材が接着剤層を介して積層され、
前記表面基材の内側は、略中央部分から端縁に向けて末広がり状に広がる離型剤の塗布された剥離領域と、該剥離領域に隣接して配置された非剥離領域とに区画され、
前記剥離領域に隣接して配置された非剥離領域と剥離領域との境界に沿った剥離領域に、表面基材を貫通する表面基材剥離用ミシン目線が形成され、
前記剥離領域の基材端縁寄り近傍には、内面基材と接着剤層を貫通して離型剤塗布層に到る湯切り孔が湯切り孔形成用ハーフカット線により複数個形成され、少なくともその一つは先端がフランジに接して形成され、
前記表面基材の略中央部分に、前記剥離領域の剥離開始部分として、つまんで前記剥離領域を剥離させて前記湯切り孔を出現させる湯切り部分剥離用つまみが形成されていることを特徴とする、湯切り機能付き蓋材である。
また、請求項1記載の発明によれば、湯切り孔は複数個形成され、少なくともその一つは先端がフランジに接して形成されているので、湯切り孔はフランジに近づいて、湯切り時の湯残りを改善できる。
さらに、請求項1記載の発明によれば、前記表面基材の略中央部分に、前記剥離領域の剥離開始部分として、つまんで前記剥離領域を剥離させて前記湯切り孔を出現させる湯切り部分剥離用つまみが形成されているので、蓋材の外周に開封用つまみ以外のつまみを追加する必要がなく、既存の充填ラインで使用でき、調理方法を間違えて異なるつまみを開けてしまうということがなく、かつ、湯切り孔を容器の端縁に近づけても、製造のばらつき等でシール部分にかかることがなく、湯切り部分剥離用つまみをつまんで剥離領域を剥離させて湯切り孔を出現させても、くり抜かれた湯切り孔の孔部分が脱落することがない。
前記蓋材は、内面基材とこれを被覆する表面基材が接着剤層を介して積層され、
前記表面基材の内側は、開封用つまみ近傍から開封用つまみと対向する蓋材の端縁に向けて楔状に広がる離型剤の塗布された剥離領域と、該剥離領域に隣接して配置された非剥離領域とに区画され、
前記剥離領域に隣接して配置された非剥離領域と剥離領域との境界に沿った剥離領域側に、表面基材を貫通する表面基材剥離用ミシン目線が形成され、
前記剥離領域の基材端縁寄り近傍には、内面基材と接着剤層を貫通して離型剤塗布層に到る湯切り孔が湯切り孔形成用ハーフカット線により複数個形成され、少なくともその一つは先端がフランジに接して形成され、
前記表面基材の開封用つまみ近傍に、前記剥離領域の剥離開始部分として、つまんで前記剥離領域を剥離させて前記湯切り孔を出現させる湯切り部分剥離用つまみが形成され、該湯切り部分剥離用つまみの剥離開始位置は容器本体のフランジの位置より外に設けられていることを特徴とする、湯切り機能付き蓋材である。
また、請求項2記載の発明によれば、湯切り孔は複数個形成され、少なくともその一つは先端がフランジに接して形成されているので、湯切り孔はフランジに近づいて、湯切り時の湯残りを改善できる。
さらに、請求項2記載の発明によれば、前記表面基材の開封用つまみ近傍に、前記剥離領域の剥離開始部分として、つまんで前記剥離領域を剥離させて前記湯切り孔を出現させる湯切り部分剥離用つまみが形成されているので、蓋材の外周に開封用つまみ以外のつまみを追加する必要がなく、既存の充填ラインで使用でき、調理方法を間違えて異なるつまみを開けてしまうということがなく、かつ、湯切り孔を容器の端縁に近づけても、製造のばらつき等でシール部分にかかることがなく、湯切り部分剥離用つまみをつまんで剥離領域を剥離させて湯切り孔を出現させても、くり抜かれた湯切り孔の孔部分が脱落することがない。
また、請求項2記載の発明によれば、湯切り部分剥離用つまみの剥離開始位置は容器本体のフランジの位置より外に設けられているので、剥離領域の表面基材を容易に蓋材から
剥がすことができる。
本発明の湯切り機能付き蓋材は、例えば、図1〜図4に示すように、フランジ付き容器本体(20)の開口部を覆うように容器本体のフランジにシールされる蓋材(1)で、容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有し、開封用つまみ(2)を有するものである。
この場合も、図1〜図4に示されている先の実施形態と同様に、フランジ付き容器本体(20)の開口部を覆うように容器本体のフランジにシールされる蓋材(1)で、容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有し、開封用つまみ(2)を有するもので、蓋材(1)は、内面基材(11)とこれを被覆する表面基材(12)が接着剤層(13)を介して積層された構成からなる。
2‥‥開封用つまみ
3‥‥湯切り部分剥離用つまみ
4‥‥湯切り孔
5‥‥湯
11‥‥内面基材
12‥‥表面基材
13‥‥接着剤層
14‥‥離型剤塗布層
20‥‥容器本体
21‥‥容器本体の端縁
111‥‥イージーピールフィルム
112‥‥アルミニウム箔
121‥‥片アート紙
122‥‥ポリエチレンテレフタレートフィルム
202‥‥開封用つまみ
203‥‥湯切り孔開口用つまみ
204‥‥湯切り孔
205‥‥くり抜かれた円形の湯切り孔の孔部分
212‥‥表面基材
221‥‥容器端
a‥‥表面基材剥離用ミシン目線
b‥‥湯切り孔形成用ハーフカット線
A‥‥剥離領域
B‥‥非剥離領域
Claims (3)
- フランジ付き容器本体の開口部に、容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有し、開封用つまみを有する蓋材をシールしてなる食品用容器において、
前記蓋材は、内面基材とこれを被覆する表面基材が接着剤層を介して積層され、
前記表面基材の内側は、略中央部分から端縁に向けて末広がり状に広がる離型剤の塗布された剥離領域と、該剥離領域に隣接して配置された非剥離領域とに区画され、
前記剥離領域に隣接して配置された非剥離領域と剥離領域との境界に沿った剥離領域に、表面基材を貫通する表面基材剥離用ミシン目線が形成され、
前記剥離領域の基材端縁寄り近傍には、内面基材と接着剤層を貫通して離型剤塗布層に到る湯切り孔が湯切り孔形成用ハーフカット線により複数個形成され、少なくともその一つは先端がフランジに接して形成され、
前記表面基材の略中央部分に、前記剥離領域の剥離開始部分として、つまんで前記剥離領域を剥離させて前記湯切り孔を出現させる湯切り部分剥離用つまみが形成されていることを特徴とする、湯切り機能付き蓋材。 - フランジ付き容器本体の開口部に、容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有し、開封用つまみを有する蓋材をシールしてなる食品用容器において、
前記蓋材は、内面基材とこれを被覆する表面基材が接着剤層を介して積層され、
前記表面基材の内側は、開封用つまみ近傍から開封用つまみと対向する蓋材の端縁に向けて楔状に広がる離型剤の塗布された剥離領域と、該剥離領域に隣接して配置された非剥離領域とに区画され、
前記剥離領域に隣接して配置された非剥離領域と剥離領域との境界に沿った剥離領域側に、表面基材を貫通する表面基材剥離用ミシン目線が形成され、
前記剥離領域の基材端縁寄り近傍には、内面基材と接着剤層を貫通して離型剤塗布層に到る湯切り孔が湯切り孔形成用ハーフカット線により複数個形成され、少なくともその一つは先端がフランジに接して形成され、
前記表面基材の開封用つまみ近傍に、前記剥離領域の剥離開始部分として、つまんで前記剥離領域を剥離させて前記湯切り孔を出現させる湯切り部分剥離用つまみが形成され、該湯切り部分剥離用つまみの剥離開始位置は容器本体のフランジの位置より外に設けられていることを特徴とする、湯切り機能付き蓋材。 - 前記表面基材剥離用ミシン目線の剥離開始部分は曲線状に形成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の湯切り機能付き蓋材。
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