JP4887085B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
従来、調理用の鍋を加熱する加熱調理器としてはガスレンジ等の炎を熱源とする加熱調理器が大多数を占めていた。
近年、住宅用機器を全て電化するといった所謂、オール電化住宅の流れが顕著になりつつある。この一環として、加熱調理器として鍋の渦電流を利用して鍋そのものを発熱させる電磁誘導加熱調理器が見直されている。
誘導加熱調理器として、現在、手前の左右に配置された二口のコンロが誘導加熱式で、これらのコンロとコンロとの間の奥に配置されたコンロがラジエントヒータ等を用いたヒータ式の加熱調理器が一般的である。また、下部には電熱ヒータを内蔵したロースタ部を備え、魚やピザなどを調理できるようにしている。
このような誘導加熱調理器の定格電力は4800〜5800Wであり、各加熱口を同時に使用した場合に定格電力を超えないように所定のパターンによって各加熱口の電力を低減する等の通電処理を行っている。
ところで、この本体後部の中央付近に設けられたヒータ式のコンロは、ヒータ式であるが故、熱伝導によって鍋を加熱するタイプである。これは、鍋を載置するプレートと鍋を加熱しているためプレートが高温になると云った欠点がある。このことは、コンロ及びその周辺が熱くならない誘導加熱方式の利点に反する。
そこで、本体中央奥に設けられたコンロも誘導加熱方式とし、三ヶ所のコンロ全てを誘導加熱方式とする加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
誘導加熱調理器自体は、加熱コイルから発生した高周波の磁力線が金属の鍋底に作用して発生する渦電流によって鍋底自体が発熱するものであり、同時に電磁気的相互作用によって加熱コイルと金属鍋間に力が働くために、高周波の振動が発生している。この高周波振動は、加熱コイルに流れる電流の周波数と等しいために、可聴周波数域外の音波になる可能性が高く、使用者には通常は認識できない。
しかしながら、複数の誘導加熱方式のコンロを同時に使用する場合は、それぞれの電流の周波数差によって干渉音(うなり音)が発生する。この成分が可聴周波数域に存在すると、使用者が認識できる音となり、耳障りに感じる。
このような状態を回避するためには、複数の加熱コイルに流れる電流の周波数を同一の周波数にするものが提案されている。具体的には、インバータの駆動周波数を固定し、スイッチング素子の導通比を可変して電力を制御する方法である(例えば、特許文献2参照)。
また、複数の加熱コイルに流れる電流の周波数差を可聴周波数域外の高周波にするものが提案されている。具体的には、たとえば2つの加熱コイルに与える電流の周波数に20kHzの差を設けて供給する、といった方法である(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−319350号公報 特開2003−264056号公報 特開2005−149737号公報
しかしながら、上記従来技術において、特許文献2のものは、複数の加熱コイルに流れる電流の周波数を同一の周波数にする場合、ハーフブリッジ型やSEPP型のインバータ構成においては、一定周波数で電力制御をするときに、上下アームのスイッチング素子オン時間を合計で一定にする必要がある。つまり1周期あたりのデューティ制御をすることになるが、スイッチング素子の通電比率が偏るために、それぞれの素子に発生する損失がアンバランスになり、ヒートシンクの形状の容積の差や、冷却効率の差が生じることになる。
さらに負荷材質や負荷の位置などによる共振状態の変動が発生するために、余裕を持った冷却設計を行わなければならない。つまり、スイッチング素子自体の大型化,ヒートシンクの容積増大,冷却ファンの大型化などの影響があり、装置の小型化が困難であるという問題点がある。
また、金属負荷の発熱に寄与する抵抗成分は加熱コイルに流れる電流の周波数が高くなるほど大きくなるので、一般的には加熱効率は上昇するものであるが、この場合、駆動周波数は最大電力を投入できる最も低い周波数に設定する必要があるので、低い電力を投入する場合の効率は低下するという問題点がある。
また、特許文献3のものは、複数の加熱コイルに流れる電流の周波数差を可聴領域外に設定する場合においては、加熱コイルが2個の場合は成立するが、3個の場合にはそれぞれ2個の組み合わせ、および、3個の組み合わせでインバータ駆動周波数差が可聴領域外になるように設定しなければならない。
例えば
インバータ1: 20kHz
インバータ2: 40kHz
インバータ3: 60kHz
で動作している場合は、それぞれのインバータの動作周波数差が20kHzとなるので、この周波数の干渉音成分が発生しても可聴周波数域外になり使用者には音として認識されない。
しかし、このような動作状態から、火力レベルの変更,負荷の材質の変化、などでインバータの動作周波数が変更になると、上記のような条件が成立しなくなる。
例えば、各インバータの火力レベルの変更や、負荷の材質の変化、などでインバータの動作周波数が変更される範囲として20kHzを有している場合は、それぞれの動作周波数差を20kHz確保するようにすると、次のようになる。
例えば
インバータ1: 20〜40kHz
インバータ2: 60〜80kHz
インバータ3: 100〜120kHz
という動作周波数範囲となる。しかし、インバータの動作周波数範囲は誘導加熱調理器で許可されている範囲(20〜100kHz)を超えているために実現できないという問題点がある。
また、どのような材質,形状の負荷でも加熱できるようにするためには、それぞれの動作周波数で対応しなければならないため、共振定数の広範囲な切り替えが必須となり、加熱コイルの巻き数切り替えや、複数の共振コンデンサの実装、その切り替え回路が必要となるために非常に回路が複雑となり現実的ではない。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、請求項1では、本体の前面寄りに配置された2つの前面寄り加熱コイルと、これら前面寄り加熱コイル間の奥寄りに配置された1つの奥寄り加熱コイルと、これら加熱コイルの上面を覆い調理用鍋を載せるプレートと、これら加熱コイルに電力を供給する可変周波数出力制御方式のインバータ手段とを備えた誘導加熱調理器において、前記各インバータ手段は駆動周波数範囲で前記加熱コイルに供給する電力制御を行うものであって、前記2つの前面寄り加熱コイルのインバータ手段の駆動周波数範囲のいずれか高い方の上限周波数が、前記奥寄り加熱コイルのインバータ手段の駆動周波数範囲の下限周波数より20kHz以上低く、前記2つの前面寄り加熱コイルと、前記奥寄り加熱コイルのそれぞれの中心に対し、前記2つの前面寄り加熱コイルの中心間の距離は、前記前面寄り加熱コイルと前記奥寄り加熱コイルのそれぞれの中心間の距離よりも長くするとともに、前記インバータ手段の駆動周波数を上限周波数とし連続制御するときの前記前寄り加熱コイルの最低電力よりも低い電力を負荷に投入する場合には、該インバータ手段の通電のオンオフ制御を併用することを特徴とするものである。
また、請求項2では前記前面寄りに配置された2つの加熱コイルのインバータ手段の駆動周波数範囲は互いに重なる範囲を有することを特徴とするものである。
また、請求項3では前記奥寄りに配置された1つの加熱コイルのインダクタンスの値は、前記前面寄りに配置された2つの加熱コイルのインダクタンスの値より低く設定したことを特徴とするものである。
また、請求項4では前記前面寄りに配置された2つの加熱コイルの各インバータ手段の最大電力は、前記奥寄りに配置された1つの加熱コイルのインバータ手段の最大電力よりも大きく設定したことを特徴とするものである。
本発明の誘導加熱調理器は、それぞれの加熱コイルに流れる高周波電流の周波数差によって発生する干渉音(うなり音)の発生を低減させることができる。
また、インバータ手段の効率低下が無いため、小型化,冷却構造の簡略化が可能である。
また、インバータ手段の回路構成を比較的簡単な構成にして干渉音(うなり音)の発生を低減させることができるので、低コストな誘導加熱調理器を提供できる。
以下、本発明の一実施例を図1〜図8を参照して説明する。
図1に示されている誘導加熱調理器は、プレート3上に三ヶ所の鍋載置部6a,6b,6cを設けたビルトイン型の誘導加熱調理器である。尚、本実施例では、システムキッチンに嵌め込むビルトイン型でなく、キッチンに載置する据置型の誘導加熱調理器であっても差し支えない。
誘導加熱調理器の本体2は、システムキッチン1の上面から落とし込んで設置することで組み込まれる。設置後は本体2の後述するロースター(グリル)4と操作パネル5がシステムキッチン1の前面部から操作できるようになっている。操作パネル5は、本体2の前面に位置し、カンガルー式開閉機構を備えている。図1は操作パネル5を閉じた状態が示され、図2は操作パネル5を開いた状態が示されている。
本体2前面部の左側にはロースター4が配置されている。ロースター4の前面開口部を塞ぐロースタードア32には、その表側にハンドル11が取付けられている。ロースター4は魚やピザ等を焼くためのもので、魚焼き専用ではないので、このロースター4をグリル若しくはオーブンと呼ぶこともある。なお、ロースター4は本体2前面部の右側に配置してもかまわない。
調理を行う際の調理用の鍋(図示せず)は、本体2の上面に配置された耐熱ガラス等からなるプレート3上に載置される。
図示しない調理用鍋は、プレート3に描かれた鍋載置部6a,6b,6cに載置されることで調理可能となる。鍋載置部6a,6b,6cはプレート3の上面の本体2前面寄り左側に鍋載置部6aが、前面寄り右側に鍋載置部6bが、これら鍋載置部6a,6b間の奥寄りに鍋載置部6cが配置されている。そして、プレート3を挟んで各鍋載置部6a,6b,6cの下方に鍋を加熱するための加熱コイル101,201,301がそれぞれ設置されている。
鍋載置部6cは位置的に調理者の手の届きにくい場所である。このため、前寄りの鍋載置部6a,6bに鍋が置かれた状態で、奥寄りの鍋載置部6cに手を伸ばすと、前寄りの鍋載置部6a,6bに置かれた鍋から調理中に発生する蒸気により、奥寄りの鍋載置部
6cで手を動かす調理は行いにくい。したがって、奥寄りの鍋載置部6cで行う調理の種類は調理者があまり手を動かさなくても良い料理、主に煮込みや保温などの調理に適している。また、煮込みや保温は火力も弱くて済み、最大消費電力も限りがあることから、奥寄りの鍋載置部6cに設置する加熱コイル301の火力を、前寄りの鍋載置部6a及び鍋載置部6bに対応して設置されている加熱コイル101,201より弱くし、消費電力が小さくなるよう設定されている。
なお、本実施例における誘導加熱調理器本体2の大きさは、本体2を組み込むシステムキッチン1のカウンタートップに設けられた取付け穴の開口寸法であるJISに定められた幅560mm,奥行き460mmに合わせた寸法にしている。したがって、プレート3の大きさは、取付け穴の開口寸法に応じた幅600mm,奥行き400mm程度の大きさとなり、この範囲内に加熱コイル101,201を本体2前面寄りの左右に配置し、本体2中央奥寄りに加熱コイル301を配置している。
図2において、表示97は三ヶ所全ての鍋載置部6a,6b,6cの加熱方式が誘導加熱方式によることを示しており、プレート3のほぼ中央や、鍋載置部6aと鍋載置部6bの中心を結ぶ直線上の位置に表示を設けることで、鍋載置部6a,6b,6cに調理用鍋などを載せたとしても表示が隠れることが無く、またプレート3のほぼ中央部に配された表示を見て三ヶ所の加熱方式が誘導加熱方式であることを容易に視認することができる。
図1及び図2において、プレート3の周囲端面を保護するためにフレーム14が設けられている。プレート3の手前の上端縁に取り付けられるフレーム前14aと、プレート3の後方上端縁に取り付けられるフレーム後14bと、右側上端縁に取り付けられる14cと、左側上端縁に取り付けられるフレーム左14dから構成されている。本例は4ピースにフレーム14を分割しているが一体型でも2ピースでも何ピースでも可能であり、また、プレート3の4辺に取り付ける必要も無く、プレート3の手前だけ、後方だけ、前後の2辺だけ、もしくは左右の2辺だけでも良い。
本体2内部には、発熱部材である加熱コイル101,201,301や電子部品が設けられており、これらを冷却するために本体2の外部から空気を吸込むための吸気口7が設けられている。この吸気口7は、本体2上面のフレーム後14b上の後述する排気口8の向かって右側に位置する。
吸気口7で吸入した空気は、本体2内部で発熱する加熱コイル101,201,301や電子部品を冷却した後に、排気口8から本対外に排出される。また、この排気口8からは、ロースター4の廃熱も同時に排出され、この排気口8は本体2上面のフレーム後14b上にロースター4の位置する側に設けられている。
加熱コイル101,201,301の操作について説明すると、加熱コイル101,
201,301の通電や通電電力の設定等の操作は、プレート3よりも手前のフレーム前14aに設けられた上面操作部9のキー操作によって行われる。
次に前述の上面操作部9によって行われた操作の結果を反映する表示について説明すると、上面操作部9のキー操作に対応した内容は、本体2の上面に置かれたプレート3の手前側で、かつプレート3の裏側に配置されている上面表示部10にて表示される。表示する内容は、上面操作部9で設定した火力表示,タイマー調理用の時間表示,揚げもの用の設定油温の表示等々である。
図3において、商用電源である交流電源117は、第1のインバータ手段100,第2のインバータ手段200,第3のインバータ手段300と、各インバータ手段100,
200,300に接続されている加熱コイル101,加熱コイル201,加熱コイル301に電力を供給している。そして、これらの加熱コイル101,201,301の上部近傍に負荷である鍋を配置し、各加熱コイル101,201,301に高周波電流を流すことにより負荷に渦電流を生じさせ自己発熱させる。
各インバータ手段100,200,300はメイン制御部118からの指示によって負荷に供給する電力を決定する。また、インバータ手段100,200,300からは制御状態をメイン制御部118にその状態をフィードバックする。
メイン制御部118は上面操作部9と接続し、上面操作部9を使用者が操作することにより通電する加熱コイル101,201,301や加熱コイル101,201,301に供給する電力等の設定を入力し、その表示等を上面表示部10(図示せず)で行う。また、加熱コイル101,201,301以外の通電例えばロースター4等の通電制御(図示せず)も行う。
図4は、図3のインバータ手段100の内部ブロック図である。なお、インバータ手段200,300においても同様の構成であるので説明は省略する。図4において、交流電源117からの交流を整流手段102で直流電圧に変換し、スイッチング素子103,
105の直列体で構成するスイッチング部に接続する。スイッチング素子103,105にはそれぞれ逆並列にダイオード104,106を接続し、スイッチング素子103,
105の接続点と直流電圧の基準点間に、加熱コイル101と共振コンデンサ107で構成する共振回路部と接続する。また、スイッチング素子103,105にはそれぞれスナバコンデンサ108,109を接続する。
スイッチング素子103,105をそれぞれ排他的に高周波でオンオフすることによって、加熱コイル101と共振コンデンサ107で構成する共振回路部に高周波共振電流を供給し、加熱コイル101近傍に配置した負荷を加熱する。
制御部110は、メイン制御部118から負荷に印加する目標となる電力レベル指示を入力し、インバータ手段100の出力電力が目標値になるようスイッチング部103,
105を制御する。
入力電流変換手段112は交流電源117から入力する電流を検出する検出手段111の出力信号を適切なレベルに変換して制御部110に出力する。
入力電圧検出手段113は交流電源117の電圧を検出し適切なレベルに変換して制御手段110に出力する。
インバータ電流検出手段115は共振回路部に流れる電流を検出する検出手段114の出力信号を適切なレベルに変換して制御部110に出力する。
制御部110はこれらの信号を入力し、負荷に投入される電力であるインバータ電力の計算,負荷の状態,加熱の適否等を判断し、スイッチング素子103,105を排他的にオンオフ制御するための信号を出力し、レベル変換部116によってスイッチング素子
103,105に対して適切な駆動レベルに変換し、スイッチング素子103,105を駆動する。また、制御部110はこれらの状態をメイン制御部118に出力する。
図5は、インバータ手段100の駆動周波数と負荷に投入されるインバータ電力の関係を示す模式図である。インバータ手段100は、周波数を可変してインバータ電力を調節する可変周波数出力制御方式を採用している。
インバータ手段100の負荷は、加熱コイル101と鍋で構成される等価インダクタンスおよび等価抵抗と、共振コンデンサ107の組み合わせとなり、共振周波数f0 で電流が流れるときに最大電力Wpeakを投入することができる。
この周波数よりも高い周波数でスイッチング素子103,105を駆動すると、投入する電力は低下していく。実際には、等価インダクタンスと等価抵抗は負荷の材質によって変化するため、共振周波数f0 よりも高い周波数f1 を可変周波数の限度として設定し、その点で所定の負荷に定格電力Wmaxを入力することができるように設定している。
また、駆動周波数を高く設定していくとインバータ電力は低下していくが、スイッチング素子103,105の遮断電流が低下していくためにスイッチング素子103,105の損失が増加していき、スイッチング素子103,105やスナバコンデンサ108,
109の発熱が大きくなってしまう。このため、高い周波数側も所定の周波数(あるいは所定の最低電力Wminのときの周波数)を可変周波数の限度f2とする。その結果、実際のインバータ手段100の駆動周波数の関係は
0<f1<f2
となる(例えば、f0=18kHz,f1=20kHz,f2=40kHz)。
なお、f2 におけるインバータ電力が、インバータ手段100が電力を連続制御できる最低電力となるが、これよりも低い電力を負荷に投入する場合にはインバータ手段100の通電のオンオフ制御を併用した方法を採る。
このように、各インバータ手段100,200,300は駆動周波数範囲f1〜f2
(20kHzの範囲)で加熱コイル101,201,301に供給する電力を制御している。
図6は、本実施例における複数のインバータ手段100,200,300の駆動周波数とインバータ電力の関係を示した図である。加熱コイル201のインバータ電力をWR 、加熱コイル101のインバータ電力をWL 、加熱コイル301のインバータ電力をWC で示す。同様に、各加熱コイル101,201,301の共振周波数をfR0,fL0,fC0、各加熱コイル101,201,301の定格電力に対する周波数をfR1,fL1,fC1、各加熱コイル101,201,301の最低設定電力となる上限周波数をfR2,fL2,fC2とする。
本体2前面寄りの加熱コイル101,201のインバータ手段100,200は、基本的に同一部品構成とし、同一の負荷(鍋)であれば同じ周波数−電力の変化を示す。したがって、共振周波数fR0,fL0、最低設定電力となる上限周波数fR2,fL2はそれぞれ同じ周波数となる。
しかし、負荷が異なる場合には共振周波数が異なってくる。したがって、図6においては、前面寄り左側の負荷の等価インダクタンスが若干大きい場合の状態例であり、等価インダクタンスが大きいため共振周波数fL0はfR0よりも低くなっている。いずれの場合においても、共振周波数fR0,fL0よりも高い周波数fR1,fL1において定格電力が投入できるようにしている。また、異なる材質や形状の負荷や、加熱コイル101,201,
301に対する負荷の位置によっては定格電力が投入できる駆動周波数は変動するが、どのような場合でも共振周波数よりも若干高い周波数を可変周波数の限界とする。
また、手前側の左右の加熱コイル101,201は、全く同一の材質形状の負荷を加熱している場合であっても、設定する電力が異なるとそのときのインバータ手段100,
200の駆動周波数は異なる。
この場合、右側の加熱コイル201の駆動周波数をfR 、左側の加熱コイル101の駆動周波数をfL とおくと
|fR−fL
となる干渉音(うなり)成分が発生する(加熱コイル101,201や負荷の振動成分が音となるため)。これが可聴領域内(おおよそ20Hz〜20kHz)にあると、音として認識できる周波数となる。
干渉音成分の振幅が大きいと、つまり投入しているインバータ電力が大きいと実際に調理者が認識できる音となる。ただし、前面寄りの左右の加熱コイル101,201の中心間の距離は通常約30〜40cmあり、互いに影響を及ぼす距離としては離れている。このため、実際に調理者が認識できる音としては音圧が低いため、調理中の音(お湯の沸く音,炒め物の音等)に埋もれてしまい気にならないことが多い。
一方、前面寄り左右の加熱コイル101,201と奥寄りの加熱コイル301間の距離(図7のDLC及びDRC)は前面寄りの左右の加熱コイル101,201間の距離(図7中、DLR)よりも近い(約20〜30cm)ために、影響が出やすい。
したがって、図6に示すように、奥寄り加熱コイル301のインバータ駆動周波数範囲を高い側にシフトし、その下限周波数fC1を前面寄り加熱コイル101,201のインバータ駆動周波数の上限周波数fR2ないしfL2よりも高く設定するようにし、それに伴い共振周波数fC0も高くなるように奥寄りの加熱コイル301の巻き数などを調整する。
このとき、前面寄り加熱コイル101,201が上限周波数f2 で駆動されていた場合、奥寄りの加熱コイル301の駆動周波数をfCとすると、
|f2−fC
となる干渉音成分が発生する。
この干渉音成分は奥寄り加熱コイル301の駆動周波数が最も低く、前面寄りの加熱コイル101,201の駆動周波数が最も高い組み合わせの場合に低い周波数成分となり、耳障りになりやすい。このときの周波数差Δfは
Δf=fC1−f2(f2:fR2またはfL2
である。この組み合わせにおいて、前面寄り加熱コイル101,201と奥寄り加熱コイル301のインバータ電力の差ΔWは
ΔW=Wcmax−Wmin
である。ここでΔWが大きいほど干渉音成分の振幅は小さくなり、その結果、使用者には音として認識されにくくなる。たとえば、ΔW>500(W)であればほとんど気にならない。
このときの音として認識されにくい電力差ΔWは、前面寄り加熱コイル101,201と奥寄り加熱コイル301の距離によって変動するため、それぞれの加熱コイル101,201,301の配置によってこの電力差ΔW設定することにより干渉音が問題にならないようにすることができる。
このように、前面寄り加熱コイル101,201の駆動周波数域のいずれか高い方の上限周波数fR2またはfL2を奥寄り加熱コイル301の駆動周波数域の下限周波数fC1よりも低く設定し、駆動周波数域を分離することにより干渉音が問題にならないようにすることができる。
また、前面寄り加熱コイル101,201の駆動周波数範囲のいずれか高い方の上限周波数fR2またはfL2における最低インバータ電力Wmin と奥寄り加熱コイル301の下限周波数fC1における最高インバータ電力Wcmaxにおけるインバータ電力の差ΔWを所定の電力差以上になるように設定すれば、それぞれの加熱コイル101,201,301に流れる高周波電流の周波数差によって発生する干渉音がより一層問題にならないようにすることができる。
ただし、上記のような設定において、負荷同士が近接しており、互いの駆動周波数差が可聴領域に入っている場合は音圧が高くなることもあり、耳障りとなることがあるので、上記Δf自体が可聴領域外になるように設定すれば解決できる。
例えば、
2=40(kHz)
であるとき、
C1=60(kHz)
に設定しておくことで、最も低い干渉成分は
Δf=|60−40|=20(kHz)
となるので、どのような負荷の組み合わせ、電力の組み合わせにおいてもΔfは可聴領域外になり基本的には調理者に認識できない。
このように、前面寄り加熱コイル101,201の駆動周波数域の上限周波数f2 を奥寄り加熱コイル301の駆動周波数域の下限周波数fC1よりも低く設定し、駆動周波数域を分離することで干渉音を抑制するとともに、さらに前面寄り加熱コイル101,201の駆動周波数域の上限周波数f2と奥寄り加熱コイル301の駆動周波数域の下限周波数fC1の差を可聴周波数域外になるように設定することにより、より一層干渉音が問題にならないようにすることができる。
既に述べたように、前面寄り加熱コイル101,201のインバータ駆動周波数域と奥寄り加熱コイル301のインバータ駆動周波数域は重なる領域がないように設定するようにすると、負荷(鍋)は同じものを使用するために、加熱コイル、負荷、共振コンデンサで構成される共振回路の共振周波数は大きく異なるものとなる。
ここで、負荷はいずれの場合も同一のものが使用され、共振回路のインダクタンス成分としては、加熱コイルのインダクタンスと負荷との結合インダクタンスを考慮した等価インダクタンスが用いられ、この等価インダクタンスLと共振コンデンサ容量Cで共振周波数fが決定されるため、
共振周波数fの定義式は
f=1/(2π√(L・C))
で表されるので、異なる共振周波数fを得るためには、共振コンデンサ容量Cのみを変更すれば良いこととなる。
しかしながら、実際には加熱コイル101,201,301と負荷の結合により実際の電力損失(発熱)となる等価抵抗がインバータ駆動周波数によって変化し、高周波域では値が大きくなるために電流が流れにくくなる。等価抵抗の増大とともに等価インダクタンスLが大きい状態では負荷に電力を投入できない。
よって、奥寄り加熱コイル301に対するインバータ手段300の駆動周波数域を高く設定するのと同時に前面寄りに配置された加熱コイル101,201に比べ奥寄り加熱コイル301の巻き数を減らし、加熱コイル301のインダクタンスLも低く設定すればよい。
したがって、本実施例では加熱コイル101,201の等価インダクタンスLの値を
43μH(20kHz)、等価抵抗の値を1.2Ω(20kHz) とし、加熱コイル301の等価インダクタンスLの値を21.2μH(60kHz)、等価抵抗の値を1.2Ω(60kHz)とした。
これにより、奥寄り加熱コイル301に対するインバータ手段300の駆動周波数域を高く設定(60kHz)しても十分な電流が流れることになり、負荷に対して十分な電力を供給することが出来る。
このように、前面寄り加熱コイル101,201の駆動周波数域の上限周波数f2 を奥寄り加熱コイル301の駆動周波数域の下限周波数fc1よりも低く設定し、駆動周波数域を分離することで干渉音を抑制するためには、前面寄り加熱コイル101,201の巻き数に比べて、奥寄り加熱コイル301の巻き数を減らし、インダクタンスLの値を減らすことが重要である。
次に、加熱コイルへ101,201,301の適切な定格電力配分について説明する。実際の調理において、最もよく使う加熱コイルは使用者にとって前面寄りにある2つの加熱コイル101,201のいずれかである。これは調理動作(鍋の予熱・調理物投入・攪拌など)を最もしやすいからである。そして、これらの加熱コイル101,201は加熱電力が大きいことや、頻繁な加熱電力の変更ができることが必要となる。
これに対して、奥寄りにある加熱コイル301は、前面寄り加熱コイル101,201の上方に載せられた負荷の陰になることや、調理動作がしにくいこともあり、頻繁に手を加える必要のない調理に適している。つまり、煮込み調理などの長時間比較的低電力で加熱し続ける調理方法である。
したがって、奥寄りに配置されている加熱コイル301は前面寄りの加熱コイル101,201よりも低い定格電力であっても十分であり、そのように設定することで、巻き数を減らした加熱コイル301の単位長あたりの損失も下げることが出来る(巻き数を減らした加熱コイル301で前面寄り加熱コイル101,201と同じ電力を供給しようとすると、より大きな電流を流す必要があり、加熱コイル301自身の損失は増加することになる)。
そして、前面寄り左右の加熱コイル101,201のインバータ手段100,200の最大電力は、奥寄り中央の加熱コイル301のインバータ手段300の最大電力よりも大きく設定する。つまり、奥寄りインバータ手段300の最大電力を低く設定することにより、奥寄り加熱コイル301の低損失化を図ることができる。
次に、それぞれの加熱コイル101,201,301の位置関係について説明する。図7は、本実施例における加熱コイル101,201,301の設置面形状の概略図である。システムキッチン1に落とし込むタイプのビルトイン型、および、据え置き型の、複数の加熱コイルを有する誘導加熱調理器においては、一般的には使用者が面する横方向の長さWに対して奥行き方向の長さDは短く設定されている(例えば、W=60cm,D=40cm)。そして、3つの加熱コイル101,201,301を配置する場合には、図7に示すように前面寄りの左右と奥寄りの中央に配置するのが一般的である。
ただし、加熱コイル101,201,301同士の位置関係は、前面寄り左右間は広くとり、前面寄り右と奥寄り中央および前面寄り左と奥寄り中央の間隔は狭くとる。これは最もプレート3上の調理スペースを効率よく得るためである。
加熱コイル101,201,301の中心のそれぞれの間隔を、加熱コイル101と加熱コイル201間をDLR、加熱コイル101と加熱コイル301間をDLC、加熱コイル
201と加熱コイル301間をDRCとすると
LR>DLC
LR>DLC
となるように配置する。なお、DLRは短くすると干渉音の発生が抑制しづらくなるため、極力離した方が良い。
既に述べたように、このように配置することで、前面寄り左右の加熱コイル101,
201間距離が大きいため、同一周波数範囲を使用するインバータ手段100,200同士であっても、干渉音を低く抑えることが可能である。
同時に、前面寄り右と奥寄り中央、および、前面寄り左と奥寄り中央の距離は近くても干渉音を抑制または認識できなくなるような構成を取り入れたために、問題が生じない。
したがって、加熱コイル101,201,301の配置としては、加熱コイル101,201,301のそれぞれの中心が作る三角形において、前面寄り左の加熱コイル101と前面寄り右の加熱コイル201の中心間の距離が、前面寄り左の加熱コイル101と奥寄り中央の加熱コイル301と前面寄り右の加熱コイル201と奥寄り中央の加熱コイル301それぞれの加熱コイル101,201,301の中心距離よりも長く設定するものである。
このような構成にすることで、各加熱コイル101,201,301間に発生する干渉音の成分を抑制しつつ、誘導加熱調理器としての使い勝手の良い加熱部の組み合わせにすることができる。
したがって、本実施例における各インバータ手段100,200,300の各設定定数及び加熱コイル101,201,301同士の位置関係を図8に示すような値とすることにより、それぞれの加熱コイル101,201,301に流れる高周波電流の周波数差によって発生する干渉音の発生を低減させることができた。
このように、可変周波数出力制御方式のインバータ手段100,200,300は周波数を制御することで負荷に投入する電力を可変することができるために回路構成が比較的簡単であり、低コストで負荷インピーダンスに適した動作を行うことができるものであり、このような方式のインバータ手段100,200,300を備えた誘導加熱調理器において、3口の加熱部(コンロ)を有する誘導加熱調理器に適用し、本発明の構成を用いることで、それぞれの加熱コイル101,201,301に流れる高周波電流の周波数差によって発生する干渉音の発生を低減させることができる。
また、インバータ手段100,200,300の効率低下が無いため、小型化,冷却構造の簡略化が可能である。
また、インバータ手段100,200,300の回路構成を比較的簡単な構成にして干渉音の発生を低減させることができるので、低コストな誘導加熱調理器を提供できる。
本発明の一実施例を示す誘導加熱調理器の外観斜視図である。 同じく、誘導加熱調理器の上面を示す説明図である。 同じく、誘導加熱調理器の要部ブロック図である。 図3のインバータ手段の内部ブロック図である。 インバータ手段の駆動周波数と負荷に投入されるインバータ電力の関係を示す模式図である。 複数のインバータ手段の駆動周波数とインバータ電力の関係を示した図である。 加熱コイルの設置面形状の概略図である。 本発明のインバータ手段及び加熱コイルの設定定数を説明する図である。
符号の説明
2…本体、3…プレート、100,200,300…インバータ手段、101,201,301…加熱コイル。

Claims (4)

  1. 本体の前面寄りに配置された2つの前面寄り加熱コイルと、これら前面寄り加熱コイル間の奥寄りに配置された1つの奥寄り加熱コイルと、これら加熱コイルの上面を覆い調理用鍋を載せるプレートと、これら加熱コイルに電力を供給する可変周波数出力制御方式のインバータ手段とを備えた誘導加熱調理器において、前記各インバータ手段は駆動周波数範囲で前記加熱コイルに供給する電力制御を行うものであって、
    前記2つの前面寄り加熱コイルのインバータ手段の駆動周波数範囲のいずれか高い方の上限周波数が、前記奥寄り加熱コイルのインバータ手段の駆動周波数範囲の下限周波数より20kHz以上低く、
    前記2つの前面寄り加熱コイルと、前記奥寄り加熱コイルのそれぞれの中心に対し、前記2つの前面寄り加熱コイルの中心間の距離は、前記前面寄り加熱コイルと前記奥寄り加熱コイルのそれぞれの中心間の距離よりも長くするとともに、
    前記インバータ手段の駆動周波数を上限周波数とし連続制御するときの前記前寄り加熱コイルの最低電力よりも低い電力を負荷に投入する場合には、該インバータ手段の通電のオンオフ制御を併用することを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記2つの前面寄り加熱コイルのインバータ手段の駆動周波数範囲は互いに重なる範囲を有することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記奥寄り加熱コイルのインダクタンスの値は、前記2つの前面寄り加熱コイルのインダクタンスの値より低く設定したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記2つの前面寄り加熱コイルの各インバータ手段の最大電力は、前記奥寄り加熱コイルのインバータ手段の最大電力よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1〜3何れか一項に記載の誘導加熱調理器。
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