JP4886926B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は圃場の穀稈を連続的に刈取って脱穀した穀粒をグレンタンクに収集すると共に、グレンタンクから穀粒を取出す排出オーガを備えるコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、排出オーガを旋回させたり伸縮させて先端の投出口をトラック荷台またはコンテナの上面に移動させて穀粒を搬出させるから、作業者に対して位置が不特定になる排出オーガ先端側での穀粒排出操作を容易に行い得ないと共に、投出口が常に下向きに突出していてトラック荷台などに衝突させ易い不具合があり、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
然るに、本発明は、グレンタンクの穀粒を搬出する排出オーガ先端部に、羽根軸を軸支する軸受体を介して投出筒を排出オーガの軸芯と交叉する前記羽根軸回りに回転自在に取付けて穀粒排出方向を変更自在に設けたコンバインにおいて、前記排出オーガを内挿させた排出オーガ筒の先端にエルボ形に形成した前記軸受体の一端側を固定させ、一方、前記軸受体他端側の出口の外周に油溝と係合溝とを形成し、前記油溝に摺動自在に嵌合させた係止リングと、前記係合溝に回転自在に係入させた係止リングギヤとを投出筒の穀粒受口の外周縁部にボルトで固定させると共に、前記軸受体内部には、該軸受体の入口内径に対して大きく形成した出口に、送り始端側外形よりも送り終端側外形を大きく形成した受継オーガと、投出羽根とを前記羽根軸に固設し、該羽根軸の一側端を2つのベアリング軸受を介して支持させたコンバインであって、前記軸受体の外側に投出口モータの出力ギヤと、前記係止リングギヤとの噛合部の接線上に前記羽根軸と平行する支軸を設け、該支軸に前記投出口モータを固設するモータステーを取付け、前記モータステーに前記出力ギヤの前記係止リングギヤ接近方向の移動を制限するストッパを取付け、かつ前記支軸に巻装させたトルクバネの一端を前記モータステーに係止させるとともに他端を座板に係止させ、前記座板を前記支軸に回転自在に取付け、前記トルクバネのバネ力を調節するトルクボルトを介して前記座板を前記軸受体に当接させ、前記トルクバネのバネ力によって前記係止リングギヤに前記投出口モータの出力ギヤを弾圧して噛み合わせ、投出筒の回転負荷が一定以上に大きいときに前記トルクバネの力に抗して前記係止リングギヤから前記出力ギヤが離脱し、該出力ギヤだけを空転させたことを特徴とする。
【0004】
また、軸受体に先端操作パネルを固定させ、この先端操作パネルには、排出オーガを昇降及び左右旋回操作する先端レバーと、排出オーガの駆動力を入切するクラッチスイッチと、投出口モータを正逆転させる投出口スイッチとを設けたことを特徴とする。
【0005】
また、投出口モータを内設させるモータカバーを軸受体に固定させ、モータカバー下面に照明ライトを下向きに固定させたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させる刈取昇降シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入するグレンタンク、(17)は前記タンク(15)内の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は操向ハンドル(19)及び運転席(20)を備える運転キャビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0012】
さらに、図3、図4に示す如く、前記グレンタンク(15)後側に縦オーガ(22)を立設させ、縦オーガ(22)上端に受継ケース(23)を介して前記排出オーガ(17)基端部を連結させると共に、グレンタンク(15)上面のオーガレスト(24)に排出オーガ(17)中間部を上載支持させ、本機上面の対角線方向に略水平に排出オーガ(17)を収納させるもので、トラック(25)荷台のコンテナ(26)の穀粒排出位置またはオーガレスト(24)位置に縦オーガ(22)を支点に排出オーガ(17)先端側を旋回移動させる電動旋回モータ(27)と、電磁ソレノイド型旋回ブレーキ(28)と、旋回リミットスイッチ(29)を設けると共に、受継ケース(23)を支点に排出オーガ(17)先端側を昇降させる油圧オーガ昇降シリンダ(30)と、上昇リミットスイッチ(31)を設け、前記昇降シリンダ(30)制御によって排出オーガ(15)先端側を昇降させると共に、前記旋回モータ(27)制御によって排出オーガ(15)先端側を左右に旋回させるように構成している。
【0013】
さらに、図5乃至図16に示す如く、前記排出オーガ(17)を円筒形排出オーガ筒(32)に内挿させ、排出オーガ筒(32)先端にエルボ形アルミダイキャストパイプ製軸受体(33)の一端側を固定させ、軸受体(33)内部に排出オーガ(17)の排出オーガ軸(34)をベアリング軸支させ、軸受体(33)一端側の入口(35)に排出オーガ(17)送り終端部を内挿させ、排出オーガ(17)送り終端に放出羽根(36)を固定させる。
【0014】
また、前記軸受体(33)他端側の出口(37)にスロワ筒形の投出筒(38)を設け、軸受体(33)の出口(37)に受継オーガ(39)を内挿させ、投出筒(38)に投出羽根(40)を内設させ、受継オーガ(39)及び投出羽根(40)を羽根軸(41)に固定させ、羽根軸(41)の一端側を軸受体(33)に2つのベアリング軸受(42)(43)を介して軸支させ、各ベアリング軸受(42)(43)間の羽根軸(41)を排出オーガ軸(34)にベベルギヤ(44)(45)を介して連結させ、受継オーガ(39)及び投出羽根(40)に排出オーガ(17)を介してエンジン(21)駆動力を伝えて駆動し、排出オーガ(17)によって搬出するグレンタンク(15)の穀粒を投出筒(38)先端の合成樹脂筒形の投出口(46)から排出させる。また、図13に示す如く、軸受体(33)の入口(35)内径に対して出口(37)内径を大きく形成すると共に、前記受継オーガ(39)の送り始端側外径よりも送り終端側外径を大きく形成している。
【0015】
さらに、図12、図15に示す如く、前記軸受体(33)の出口(37)外周の油溝(47)形成部に摺動自在に嵌合させる係止リング(48)と、軸受体(33)の出口(37)外周の係合溝(49)に回転自在に内周側を係入させる2つ割形のリングギヤ(50)を、前記投出筒(38)の穀粒受口(51)外周縁部にボルト(52)止め固定させ、リングギヤ(50)外側をギヤカバー(53)によって覆うもので、係止リング(48)を介して羽根軸(41)回りに回転自在に軸受体(33)に投出筒(38)を取付け、係合溝(49)とリングギヤ(50)の係合によって係止リング(48)の抜出を阻止し、軸受体(33)を支点にして排出オーガ(17)右側で投出筒(38)を360度正逆転自在に取付けている。そして、図16のように、穀粒排出姿勢の投出筒(38)から下手投げで穀粒を排出させると共に、穀粒排出姿勢の投出筒(38)の投出口(46)を上向きに支持する方向(図7の状態下で時計方向)に回転させて収納位置に戻す。
【0016】
さらに、図9、図11に示す如く、前記軸受体(33)に一体形成する軸座(54)に支軸(55)を固定させ、支軸(55)にモータステー(56)を回転自在に取付け、モータステー(56)に電動投出口モータ(57)を固定させ、投出口モータ(57)の出力軸(58)に出力ギヤ(59)を固定させ、出力ギヤ(59)を前記リングギヤ(50)に噛合させね投出口モータ(57)によって投出筒(38)を収納位置乃至穀粒排出姿勢に回転させると共に、リングギヤ(50)と出力ギヤ(59)の噛合部の接線上に支軸(55)を設ける。また、前記支軸(55)にトルクバネ(60)中間を巻装させ、トルクバネ(60)の一端をモータステー(56)に係止させ、トルクバネ(60)の他端を座板(61)に係止させ、座板(61)を支軸(55)に回転自在に取付け、トルクバネ(60)のバネ力を調節するトルクボルト(62)を介して座板(61)を軸受体(33)に当接させ、トルクバネ(60)力によって前記リングギヤ(50)に出力ギヤ(59)を弾圧して噛合させる。そして、投出筒(38)の回転負荷が一定以下でリングギヤ(50)に出力ギヤ(59)を噛合維持させ、投出筒(38)の回転負荷が一定以上に大きいときにトルクバネ(60)力にこうしてリングギヤ(50)から出力ギヤ(59)が離脱し、出力ギヤ(59)だけを空転させる。
【0017】
また、図9に示す如く、前記軸受体(33)に当接させるボルト形ストッパ(63)をモータステー(56)に設け、トルクバネ(60)によって弾圧する出力ギヤ(59)のリングギヤ(50)接近方向の移動をストッパ(63)によって制限すると共に、投出口モータ(57)を内設させるモータカバー(64)を軸受体(33)に固定させ、モータカバー(64)下面に照明ライト(65)を下向きに固定させ、排出オーガ(17)先端下方の照明を行うもので、排出オーガ(17)右側の軸受体(33)外側面に投出口モータ(57)を設け、排出オーガ(17)右側の収納位置の投出筒(38)と排出オーガ(17)の間に投出口モータ(57)を取付け、投出口モータ(57)の左右を投出筒(38)と軸受体(33)で囲み、かつ軸受体(33)及び排出オーガ(17)の上下幅内に投出口モータ(57)を設ける。
【0018】
さらに、図2、図14に示す如く、前記排出オーガ(17)を昇降及び左右旋回操作する本機レバー(66)及び先端レバー(67)を備え、運転席(20)左側後方に本機レバー(66)を取付けると共に、右側に投出筒(38)を設ける軸受体(33)の左側に先端操作パネル(68)を固定させ、前記先端レバー(67)と、排出オーガ(17)の駆動力を入切するクラッチスイッチ(69)と、投出口モータ(57)を正逆転させる投出口スイッチ(70)を、先端操作パネル(68)の正面に設ける。また、図7に示す如く、投出筒(38)を穀粒排出姿勢に支持した状態で揺動させる投出口モータ(57)の往復運動(正逆転繰返し動作)を入切する投出口揺動スイッチ(71)と、投出口モータ(57)往復運動時の投出筒(38)の揺動範囲及び揺動角度を設定する揺動範囲設定器(72)を、先端操作パネル(68)の側面に設ける。なお、前記揺動スイッチ(71)及び設定器(72)を本機レバー(66)の近傍にも設けて運転席(20)からも揺動操作を行うこともできる。
【0019】
さらに、図8、図16に示す如く、収納位置で下面側となり穀粒排出姿勢で上面側になる投出筒(38)側面にオーバーフロー開口(73)を形成すると共に、バネ(74)によって閉動させる蓋(75)を投出筒(38)外側に支点軸(76)を介して開閉動作自在に設け、前記開口(73)の外側周縁のスポンジシール(77)に蓋(75)を圧着させ、投出筒(38)に固定した磁石(78)の吸着によって蓋(75)を閉位置に支持させ、開口(73)を蓋(75)によって閉塞するもので、投出口(46)側が穀粒によって閉塞されたとき、投出羽根(40)の穀粒排出圧力で蓋(75)が開動し、開口(73)から穀粒を排出させ、内部での穀粒詰りを防ぐと共に、蓋(75)の開放によって開口(73)から手を入れて投出羽根(40)等の掃除及びメンテナンスを行う。また、図8に示す如く、収納位置の投出筒(38)先端の投出口(46)底部を排出オーガ(17)底部よりも高く形成し、収納位置の投出筒(38)底部を投出口(46)側が高くなるように傾斜させ、投出筒(38)と同様に蓋(75)も投出口(46)側が高くなるように取付け、蓋(75)が低くなる側を支点軸(76)に連結させている。
【0020】
さらに、図17に示す如く、本機レバー(66)によって排出オーガ(17)を昇降及び旋回操作する上昇及び下降及び左旋回及び右旋回の各スイッチと、排出オーガ(17)を駆動操作するクラッチスイッチ(79)と、軸受体(33)を支点に投出筒(38)を正逆転操作する投出口スイッチ(80)と、排出オーガ(17)をオーガレスト(24)収納位置に戻す操作並びに投出筒(38)を排出オーガ(17)側方の収納位置に戻す操作を行う自動収納スイッチ(81)を、マイクロコンピュータで構成するオーガコントローラ(82)に入力接続させるもので、本機レバー(66)を取付ける本機操作パネル(83)に各スイッチ(79)(80)(81)を設ける。また、走行クローラ(2)の走行速度を検出する車速センサ(84)と、穀粒排出制御用の電源スイッチ(85)と、前記上昇及び旋回の各リミットスイッチ(31)(29)を、オーガコントローラ(82)に入力接続させる。
【0021】
また、先端レバー(67)によって排出オーガ(17)を昇降及び旋回操作する上昇及び下降及び左旋回及び右旋回の各スイッチと、前記クラッチスイッチ(69)と、投出口スイッチ(70)と、投出口揺動スイッチ(71)と、揺動範囲設定器(72)を、オーガコントローラ(82)に入力接続させると共に、排出オーガ(17)の自動収納制御を点灯表示する自動収納ランプ(86)と、オーガ昇降シリンダ(30)を駆動制御する電磁昇降バルブ(87)と、前記旋回モータ(27)及び旋回ブレーキ(28)と、排出オーガ(17)を駆動制御する電動クラッチモータ(88)と、前記投出口モータ(57)に、オーガコントローラ(82)を出力接続させる。また、排出オーガ(17)の駆動負荷を検出するオーガトルクセンサ(89)を、オーガコントローラ(82)に入力接続させると共に、コンバイン本機を対地水平に保つ水平制御コントローラ(90)を、オーガコントローラ(82)に、コンビネーションメータを介してシリアル通信接続させる。
【0022】
また、前記脱穀部(4)の駆動を脱穀クラッチ入によって検出する脱穀スイッチ(91)と、前記機台(3)の左右傾斜を検出する傾斜センサ(92)を、水平制御コントローラ(90)に入力接続させると共に、前記トラックフレーム(1)に対して機台(3)を左右に傾斜させる油圧水平シリンダ(93)を駆動制御する電磁水平バルブ(94)に、水平制御コントローラ(90)を出力接続させ、機台(3)の左右傾斜を自動的に修正してコンバイン本機を水平に保つ。
【0023】
そして、前記本機レバー(66)または先端レバー(67)によって昇降シリンダ(30)及び旋回モータ(27)を作動させて排出オーガ(17)を昇降及び旋回させる。また、クラッチスイッチ(69)(79)によってクラッチモータ(88)を正逆転させて排出オーガ(17)を駆動または停止させるもので、投出羽根(40)の回転負荷が一定以上に大きくなったときに排出オーガ(17)を自動的に停止させると共に、投出筒(38)の回転角度によって排出オーガ(17)の駆動を制限し、排出オーガ(17)の軸芯線よりも投出筒(38)先端の投出口(46)が下方側に位置しているときに排出オーガ(17)が駆動されるように構成する。また、自動収納スイッチ(81)によって昇降シリンダ(30)及び旋回モータ(27)及び投出口モータ(57)を作動させて排出オーガ(17)及び投出筒(38)を収納位置に自動的に復動させるもので、排出オーガ(17)がオーガレスト(24)上方の本機収納位置に戻ってリミットスイッチ(29)(31)がオンになったときに投出筒(38)が自動的に収納される。また、投出口スイッチ(70)(80)によって投出筒(38)を収納位置乃至穀粒排出姿勢に時計回り(正転)または反時計回り(逆転)の両方で移動させるもので、投出筒(38)の回転角速度を1秒当り40乃至90デグリーに形成している。また、投出口揺動スイッチ(71)によって投出筒(38)を穀粒排出姿勢で揺動させると共に、投出筒(38)の揺動範囲及び揺動角度を揺動範囲設定器(72)によって設定する。さらに、本機の左右傾斜を自動的に調節する自動水平制御動作を排出オーガ(17)の本機収納後に終了させ、また排出オーガ(17)が昇降しているときに自動水平制御動作を一時的に中断させると共に、排出オーガ(17)の旋回動作を阻止する旋回ブレーキ(28)を旋回操作以外のときに入維持し、また、本機車速が一定以上のときに旋回ブレーキ(28)を切維持するように構成している。
【0024】
さらに、図6、図9、図11、図17に示す如く、グレンタンク(15)の穀粒を搬出する排出オーガ(17)先端部に投出筒(38)を穀粒排出方向変更自在に設けるコンバインにおいて、投出筒(38)にリングギヤ(50)を固定させ、投出口モータ(57)の出力ギヤ(59)をリングギヤ(50)に接離自在に弾圧噛合させ、トルクリミッタを兼用させる前記各ギヤ(50)(59)を介して投出筒(38)を適正に回動し、トラック(25)荷台またはコンテナ(26)等に投出筒(38)を衝突させて損傷させる不具合を容易になくし、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを図ると共に、投出口モータ(57)を取付けるモータステー(56)の支軸(55)を軸受体(33)に取付け、軸受体(33)及び投出筒(38)に対してモータステー(56)を高精度で支持し、出力ギヤ(59)とリングギヤ(50)を高精度で相対配置し、投出口モータ(57)の駆動力によって投出筒(38)をスムーズに回動し、投出口モータ(57)の小型化及び消費電力低減などを行い、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを図る。
【0025】
また、収納位置の投出筒(38)と排出オーガ(17)の間に投出口モータ(57)を配設させ、投出口モータ(57)をデッドスペース利用によってコンパクトに配設し、排出オーガ(17)の旋回方向に対して投出口モータ(57)を投出筒(38)と排出オーガ(17)によって保護し、排出オーガ(17)旋回時に投出口モータ(57)をトラック(25)荷台またはコンテナ(26)等に衝突させて損傷させるのを防止し、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを図ると共に、収納位置の投出筒(38)と排出オーガ(17)の間で排出オーガ(17)の上下幅内に投出口モータ(57)を設け、排出オーガ(17)と投出筒間に投出口モータ(57)をコンパクトに設置し、投出口モータ(57)の左右上下を投出筒(38)と排出オーガ(17)によって保護でき、排出オーガ(17)旋回時または昇降時にトラック(25)荷台またはコンテナ(26)等に投出口モータ(57)を衝突させて損傷させるのを防止し、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを図るもので、リングギヤ(50)と出力ギヤ(59)の噛合部の接線上にモータステー(56)の支軸(55)を設け、リングギヤ(50)の正転と逆転のいずれでも略等しい駆動負荷以上でリングギヤ(50)から出力ギヤ(59)を離脱させて空転させ、投出筒(38)の正転と逆転操作の両方で略等しいトルクリミッタ作用を得ると共に、前記モータステー(56)を作業者が操作して出力ギヤ(59)をリングギヤ(50)から離脱し、また出力ギヤ(59)をリングギヤ(50)に弾圧噛合させることによって機械振動などによる出力ギヤ(59)の離脱を防止し、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを図る。
【0026】
また、リングギヤ(50)に対する出力ギヤ(59)の接近を規制するストッパ(63)を設け、前記ストッパ(63)による出力ギヤ(59)の位置決めによって出力ギヤ(59)とリングギヤ(50)間に接離方向の隙間を形成し、出力ギヤ(59)とリングギヤ(50)軸芯間がストッパ(63)によって固定されて各ギヤ(50)(59)をスムーズに回転させると共に、出力ギヤ(59)をリングギヤ(50)方向に弾圧させるバネ(60)のトルクリミッタ力を設定し、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを図ると共に、排出オーガ(17)を操作する先端操作具である先端レバー(67)を軸受体(33)に取付け、排出オーガ(17)最先端の操作し易い位置に先端レバー(67)を配設し、投出筒(38)を取付ける側面と反対側の軸受体(33)側面を利用して上下幅内に先端レバー(67)をコンパクトに支持し、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを図るもので、排出オーガ(17)が本機収納位置に戻ったときに投出筒(38)が自動的に収納されるように構成し、投出筒(38)を収納する手動操作を不要にし、かつ投出筒(38)の収納を忘れて排出オーガ(17)を本機に収納させる不具合をなくし、排出オーガ(17)の自動収納機能を向上させ、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを図る。
【0027】
本実施例は上記の如く構成するもので、図18のフローチャートに示す如く、前記電源スイッチ(85)のオン操作によってクラッチモータ(88)をオーガクラッチオフ動作させ、車速センサ(84)が検出する車速が一定以下のときに旋回ブレーキ(28)をオン動作させる。そして、先端レバー(67)操作によって排出オーガ(17)の昇降及び左右旋回を低速で動作させると共に、本機レバー(66)操作によって排出オーガ(17)の昇降及び左右旋回を高速で動作させるもので、昇降時に水平バルブ(94)をオフ維持して水平制御をオフにして水平シリンダ(93)制御を中断させ、かつ左右旋回時に旋回ブレーキ(28)をオフにし、排出オーガ(17)を穀粒排出位置に移動させる。
【0028】
また、前記旋回モータ(27)の動作時間などによって排出オーガ(17)の穀粒排出位置への移動が確認され、投出口スイッチ(70)(80)が操作されたとき、投出口スイッチ(70)(80)の正転または逆転出力によって時計回りの正転動作または反時計回りの逆転動作によって投出筒(38)を収納位置乃至穀粒排出位置に回転させ、投出口モータ(57)の回転方向及び回転時間などによって投出口(46)を下向き開口させた投出口(46)排出姿勢が確認され、クラッチスイッチ(69)(79)がオーガクラッチオン操作されたとき、オーガトルクセンサ(89)が検出する排出オーガ(17)及び投出羽根(40)などの駆動トルクが一定以下の状態で、旋回ブレーキ(28)をオン維持し、排出オーガ(17)及び投出筒(38)の穀粒排出動作が継続され、グレンタンク(15)の穀粒をトラック(25)のコンテナ(26)に搬出させると共に、投出口揺動スイッチ(71)操作により、揺動範囲設定器(72)で設定した揺動範囲及び揺動角度で投出口モータ(57)を繰返し正逆転動作させ、投出筒(38)を穀粒排出範囲で排出オーガ(17)軸芯線方向に揺動運動させ、排出オーガ(17)の旋回動作と相乗させて広範囲に投出口(46)から穀粒を均一に排出させる。
【0029】
また、前記自動収納スイッチ(81)を操作したとき、昇降シリンダ(30)によって排出オーガ(17)先端側を上昇させ、上昇リミットスイッチ(31)がオンになったとき、旋回モータ(27)によって排出オーガ(17)をオーガレスト(24)の収納位置に旋回動作させ、オーガレスト(24)上方の収納位置に排出オーガ(17)が到達して旋回リミットスイッチ(29)がオンになったとき、投出口モータ(57)によって投出筒(38)を排出オーガ(17)側方に収納させた後、昇降シリンダ(30)によって排出オーガ(17)を下降動作させ、排出オーガ(17)をオーガレスト(24)に上載させて本機上面に略水平に支持させる。また、排出オーガ(17)がオーガレスト(24)に支持され、脱穀スイッチ(91)によって脱穀部(4)の停止(脱穀クラッチオフ)が確認されたとき、水平制御コントローラ(90)の自動水平制御を終了する動作を行わせる。なお、前記自動収納スイッチ(81)操作によって排出オーガ(17)が上昇及び旋回するとき、クラッチモータ(88)によってオーガクラッチ切動作が自動的に行われ、排出オーガ(17)の穀粒排出動作を停止した後、上記した排出オーガ(17)の自動収納動作が開始される。
【0030】
さらに、図18に示す如く、照明用ライト(95)を穀粒排出姿勢の投出筒(38)上面に取付け、投出筒(38)先端の穀粒排出位置をライト(65)によって照らしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、グレンタンクの穀粒を搬出する排出オーガ先端部に、羽根軸を軸支する軸受体を介して投出筒を排出オーガの軸芯と交叉する前記羽根軸回りに回転自在に取付けて穀粒排出方向を変更自在に設けたコンバインにおいて、前記排出オーガを内挿させた排出オーガ筒の先端にエルボ形に形成した前記軸受体の一端側を固定させ、一方、前記軸受体他端側の出口の外周に油溝と係合溝とを形成し、前記油溝に摺動自在に嵌合させた係止リングと、前記係合溝に回転自在に係入させた係止リングギヤとを投出筒の穀粒受口の外周縁部にボルトで固定させると共に、前記軸受体内部には、該軸受体の入口内径に対して大きく形成した出口に、送り始端側外形よりも送り終端側外形を大きく形成した受継オーガと、投出羽根とを前記羽根軸に固設し、該羽根軸の一側端を2つのベアリング軸受を介して支持させたコンバインであって、前記軸受体の外側に投出口モータの出力ギヤと、前記係止リングギヤとの噛合部の接線上に前記羽根軸と平行する支軸を設け、該支軸に前記投出口モータを固設するモータステーを取付け、前記モータステーに前記出力ギヤの前記係止リングギヤ接近方向の移動を制限するストッパを取付け、かつ前記支軸に巻装させたトルクバネの一端を前記モータステーに係止させるとともに他端を座板に係止させ、前記座板を前記支軸に回転自在に取付け、前記トルクバネのバネ力を調節するトルクボルトを介して前記座板を前記軸受体に当接させ、前記トルクバネのバネ力によって前記係止リングギヤに前記投出口モータの出力ギヤを弾圧して噛み合わせ、投出筒の回転負荷が一定以上に大きいときに前記トルクバネの力に抗して前記係止リングギヤから前記出力ギヤが離脱し、該出力ギヤだけを空転させたので、トラック荷台またはコンテナ等に投出筒を衝突させて損傷させる不具合を容易になくすことができ、また、ストッパによる出力ギヤの位置決めによって出力ギヤとリングギヤ間に接離方向の隙間を形成できるとともに、出力ギヤとリングギヤ軸芯間がストッパによって固定されて各ギヤをスムーズに回転でき、出力ギヤをリングギヤ方向に弾圧させるバネのトルクリミッタ力を容易に設定でき、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを容易に図ることができる。
【0032】
また、軸受体に先端操作パネルを固定させ、この先端操作パネルには、排出オーガを昇降及び左右旋回操作する先端レバーと、排出オーガの駆動力を入切するクラッチスイッチと、投出口モータを正逆転させる投出口スイッチとを設けたので、作業者は排出オーガの先端位置や、トラックやコンテナの荷台などから投出筒の回動や排出オーガの駆動および昇降旋回などの操作をできることに加えて、投出筒を回動できるとともに、排出オーガ最先端の操作し易い位置に先端操作具を配設でき、投出筒を取付ける側面と反対側の軸受体側面を利用して上下幅内に先端操作パネルをコンパクトに支持でき、取扱い操作の簡略化並びに穀粒排出作業性の向上などを容易に図ることができる。
【0033】
また、投出口モータを内設させるモータカバーを軸受体に固定させ、モータカバー下面に照明ライトを下向きに固定させたので、投出筒からの穀粒排出先を照明ライトで照らすことができ、暗くなった穂場や倉庫内での作業性を向上できるとともに、照明ライトをモーターカバーを介して軸受体に固定させたため、照明ライトを安定設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】排出オーガの昇降旋回部の説明図。
【図5】排出オーガ先端部の左側面図。
【図6】同平面図。
【図7】投出筒の回転説明図。
【図8】投出口モータ取付部の左側面図。
【図9】同拡大図。
【図10】リングギヤ及び出力ギヤの説明図。
【図11】投出口モータ取付部の平面図。
【図12】同拡大図。
【図13】軸受体の平面説明図。
【図14】排出オーガ先端部の正面図。
【図15】投出筒分解説明図。
【図16】投出筒の右側面説明図。
【図17】穀粒排出制御回路図。
【図18】穀粒排出制御フローチャート。
【図19】変形例を示す照明ライト取付説明図。
【符号の説明】
(15) グレンタンク
(17) 排出オーガ
(33) 軸受体
(38) 投出筒
(50) リングギヤ
(55) 支軸
(56) モータステー
(57) 投出口モータ
(59) 出力ギヤ
(63) ストッパ
(67) 先端レバー(先端操作具)

Claims (3)

  1. グレンタンクの穀粒を搬出する排出オーガ先端部に、羽根軸を軸支する軸受体を介して投出筒を排出オーガの軸芯と交叉する前記羽根軸回りに回転自在に取付けて穀粒排出方向を変更自在に設けたコンバインにおいて、前記排出オーガを内挿させた排出オーガ筒の先端にエルボ形に形成した前記軸受体の一端側を固定させ、一方、前記軸受体他端側の出口の外周に油溝と係合溝とを形成し、前記油溝に摺動自在に嵌合させた係止リングと、前記係合溝に回転自在に係入させた係止リングギヤとを投出筒の穀粒受口の外周縁部にボルトで固定させると共に、前記軸受体内部には、該軸受体の入口内径に対して大きく形成した出口に、送り始端側外形よりも送り終端側外形を大きく形成した受継オーガと、投出羽根とを前記羽根軸に固設し、該羽根軸の一側端を2つのベアリング軸受を介して支持させたコンバインであって、前記軸受体の外側に投出口モータの出力ギヤと、前記係止リングギヤとの噛合部の接線上に前記羽根軸と平行する支軸を設け、該支軸に前記投出口モータを固設するモータステーを取付け、前記モータステーに前記出力ギヤの前記係止リングギヤ接近方向の移動を制限するストッパを取付け、かつ前記支軸に巻装させたトルクバネの一端を前記モータステーに係止させるとともに他端を座板に係止させ、前記座板を前記支軸に回転自在に取付け、前記トルクバネのバネ力を調節するトルクボルトを介して前記座板を前記軸受体に当接させ、前記トルクバネのバネ力によって前記係止リングギヤに前記投出口モータの出力ギヤを弾圧して噛み合わせ、投出筒の回転負荷が一定以上に大きいときに前記トルクバネの力に抗して前記係止リングギヤから前記出力ギヤが離脱し、該出力ギヤだけを空転させたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記軸受体に先端操作パネルを固定させ、該先端操作パネルには、前記排出オーガを昇降及び左右旋回操作する先端レバーと、前記排出オーガの駆動力を入切するクラッチスイッチと、前記投出口モータを正逆転させる投出口スイッチとを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記投出口モータを内設させるモータカバーを前記軸受体に固定させ、前記モータカバー下面に照明ライトを下向きに固定させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
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