JP2003180145A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

Info

Publication number
JP2003180145A
JP2003180145A JP2001383607A JP2001383607A JP2003180145A JP 2003180145 A JP2003180145 A JP 2003180145A JP 2001383607 A JP2001383607 A JP 2001383607A JP 2001383607 A JP2001383607 A JP 2001383607A JP 2003180145 A JP2003180145 A JP 2003180145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge auger
grain
throwing
angle
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001383607A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kajiwara
康一 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP2001383607A priority Critical patent/JP2003180145A/ja
Publication of JP2003180145A publication Critical patent/JP2003180145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀粒投出作業能率を向上させること。 【解決手段】 排出オーガの先端部に投出筒を上下首振
り自在に取り付け、同投出筒に電動式アクチュエータを
連動連結し、同電動式アクチュエータを制御部の出力側
に接続する一方、同制御部の入力側に排出オーガの昇降
角度を検出する昇降角度検出センサと、投出筒の首振り
角度を検出する首振り角度検出センサとを接続して、投
出筒から投出される穀粒の地面に対する投出角度である
対地穀粒投出角度を、排出オーガの昇降角度にかかわり
なく一定に保持させる投出角度制御を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインの一形態として、圃場
の穀桿を刈り取り、刈り取った穀桿から穀粒を脱穀し、
脱穀した穀粒を選別して穀粒貯留タンクに貯留し、貯留
した穀粒を必要に応じて排出オーガを通して排出するこ
とができるようにしたものがある。
【0003】そして、排出オーガは、穀粒貯留タンクに
基端部を連動連設すると共に、昇降自在かつ旋回自在と
なしており、同排出オーガの先端部には投出筒を首振り
調節自在に取り付けて、同投出筒を通して穀粒搬送車両
の荷台内や穀粒収容袋内に投出するようにしている。
【0004】このようにして、穀粒搬送車両の荷台や穀
粒収容袋の地上高によって、排出オーガを適宜上下回動
させることにより、同排出オーガの先端部に取り付けた
投出筒を可及的に上記荷台や穀粒収容袋に近接させて配
置し、同状態にて穀粒を上記荷台内や穀粒収容袋内に投
出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したコ
ンバインでは、排出オーガを昇降させると、投出筒の姿
勢、すなわち、排出オーガと投出筒との相対角度が、あ
らかじめ首振り調節した一定の状態に保持されているた
めに、同投出筒の対地穀粒投出角度が変化して、所要の
位置に穀粒を投出することができないという不具合があ
る。
【0006】すなわち、例えば、穀粒搬送車両の荷台に
穀粒を投出する際には、最初は投出筒を荷台の底部に近
接させて配置して、同状態にて穀粒の投出を行うことに
より、穀粒が外方へ飛び散らないようにし、そして、経
時的に荷台内での穀粒の積載量に応じて排出オーガを上
昇させるようにしているが、上記したように排出オーガ
の上昇移動に伴って投出筒の対地穀粒投出角度が変化す
るために、所要の位置に穀粒を投出することができず、
同穀粒を効率良く均平に積載することができないことか
ら、かかる穀粒投出作業を効率良く行うことができない
という不具合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、穀
粒を貯留する穀粒貯留タンクに、貯留された穀粒を排出
するための排出オーガを連通連設すると共に、同排出オ
ーガを昇降自在かつ旋回自在とし、同排出オーガの先端
部に穀粒を投出する投出筒を取り付けたコンバインにお
いて、排出オーガの先端部に投出筒を上下首振り自在に
取り付け、同投出筒に電動式アクチュエータを連動連結
し、同電動式アクチュエータを制御部の出力側に接続す
る一方、同制御部の入力側に排出オーガの昇降角度を検
出する昇降角度検出センサと、投出筒の首振り角度を検
出する首振り角度検出センサとを接続して、投出筒から
投出される穀粒の地面に対する投出角度である対地穀粒
投出角度を、排出オーガの昇降角度にかかわりなく一定
に保持させる投出角度制御を行うようにしたことを特徴
とするコンバインを提供するものである。
【0008】また、本発明は、以下の構成にも特徴を有
する。
【0009】排出オーガの先端部に投出筒を上下首振
り自在に取り付け、同投出筒に電動式アクチュエータを
連動連結し、同電動式アクチュエータを制御部の出力側
に接続する一方、同制御部の入力側に排出オーガの昇降
角度を検出する昇降角度検出センサと、投出筒の首振り
角度を検出する首振り角度検出センサとを接続して、投
出筒から投出される穀粒の地面に対する投出位置である
対地穀粒投出位置を、排出オーガの昇降角度にかかわり
なく一定に保持させる投出位置制御を行うようにしたこ
と。
【0010】排出オーガの先端部に投出筒を上下首振
り自在に取り付け、同投出筒に電動式アクチュエータを
連動連結し、同電動式アクチュエータを制御部の出力側
に接続する一方、同制御部の入力側に排出オーガの昇降
角度を検出する昇降角度検出センサと、投出筒の首振り
角度を検出する首振り角度検出センサとを接続して、投
出筒から投出される穀粒の地面に対する投出角度である
対地穀粒投出角度を、排出オーガの昇降角度にかかわり
なく一定に保持させる投出角度制御と、投出筒から投出
される穀粒の地面に対する投出位置である対地穀粒投出
位置を、排出オーガの昇降角度にかかわりなく一定に保
持させる投出位置制御とを行うようにすると共に、投出
角度制御と投出位置制御は、上記制御部の入力側に接続
したモード選択切替スイッチにより切替操作して選択的
に行うようにしたこと。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0012】すなわち、本発明に係るコンバインは、基
本的構造として、穀粒を貯留する穀粒貯留タンクに、貯
留された穀粒を排出するための排出オーガを連通連設す
ると共に、同排出オーガを昇降自在かつ旋回自在とし、
同排出オーガの先端部に穀粒を投出する投出筒を取り付
けている。
【0013】そして、特徴的構造として、排出オーガの
先端部に投出筒を上下首振り自在に取り付け、同投出筒
に電動式アクチュエータを連動連結し、同電動式アクチ
ュエータを制御部の出力側に接続する一方、同制御部の
入力側に排出オーガの昇降角度を検出する昇降角度検出
センサと、投出筒の首振り角度を検出する首振り角度検
出センサとを接続して、投出筒から投出される穀粒の地
面に対する投出角度である対地穀粒投出角度を、排出オ
ーガの昇降角度にかかわりなく一定に保持させる投出角
度制御を行うようにしている。
【0014】また、排出オーガの先端部に投出筒を上下
首振り自在に取り付け、同投出筒に電動式アクチュエー
タを連動連結し、同電動式アクチュエータを制御部の出
力側に接続する一方、同制御部の入力側に排出オーガの
昇降角度を検出する昇降角度検出センサと、投出筒の首
振り角度を検出する首振り角度検出センサとを接続し
て、投出筒から投出される穀粒の地面に対する投出位置
である対地穀粒投出位置を、排出オーガの昇降角度にか
かわりなく一定に保持させる投出位置制御を行うように
することもできる。
【0015】さらには、排出オーガの先端部に投出筒を
上下首振り自在に取り付け、同投出筒に電動式アクチュ
エータを連動連結し、同電動式アクチュエータを制御部
の出力側に接続する一方、同制御部の入力側に排出オー
ガの昇降角度を検出する昇降角度検出センサと、投出筒
の首振り角度を検出する首振り角度検出センサとを接続
して、投出筒から投出される穀粒の地面に対する投出角
度である対地穀粒投出角度を、排出オーガの昇降角度に
かかわりなく一定に保持させる投出角度制御と、投出筒
から投出される穀粒の地面に対する投出位置である対地
穀粒投出位置を、排出オーガの昇降角度にかかわりなく
一定に保持させる投出位置制御とを行うようにすると共
に、投出角度制御と投出位置制御は、上記制御部の入力
側に接続したモード選択切替スイッチにより切替操作し
て選択的に行うようにすることもできる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図面を参照しな
がら説明する。
【0017】図1は、本発明にかかるコンバインAの全
体側面図、図2は同コンバインAの平面図、図3は同コ
ンバインAの正面説明図であり、図中1は走行クローラ
2を装設するトラックフレーム、3は前記トラックフレ
ーム1に架設する機台、4はフィードチェン5を左側に
張架し扱胴6及び処理胴7を内蔵している脱穀部、8は
刈刃9及び穀稈搬送機構10などを備える刈取部、11は刈
取フレーム12を介して刈取部8を昇降させる刈取昇降シ
リンダ、13は排藁チェン14の終端を臨ませる排藁処理
部、15は脱穀部4からの穀粒を揚穀筒16を介して搬入す
る穀粒貯留タンク、17は前記タンク15内の穀粒を機外に
搬出する排出オーガ、18は操向ハンドル19及び運転席20
を備える運転キャビン、21は運転キャビン18の下方に設
けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀する
ように構成している。
【0018】そして、図3及び図4に示すように、前記
穀粒貯留タンク15の後側に縦オーガ22を立設させ、縦オ
ーガ22上端に受継ケース23を介して前記排出オーガ17の
基端部を連結させると共に、穀粒貯留タンク15の上面の
オーガレスト24に排出オーガ17の中間部を上載支持さ
せ、本機上面の対角線方向に略水平に排出オーガ17を収
納させるもので、トラック25の荷台のコンテナ26の穀粒
投出位置またはオーガレスト24の位置に縦オーガ22を支
点に排出オーガ17の先端側を旋回移動させる電動旋回モ
ータ27と、電磁ソレノイド型旋回ブレーキ28と、旋回角
度検出センサ29を設けると共に、受継ケース23を支点に
排出オーガ17先端側を昇降させる油圧オーガ昇降シリン
ダ30と、昇降角度検出センサ31を設け、前記昇降シリン
ダ30の制御によって排出オーガ15の先端側を昇降させる
と共に、前記旋回モータ27の制御によって排出オーガ15
の先端側を左右に旋回させるように構成している。
【0019】さらに、図5〜図16に示すように、前記
排出オーガ17を円筒形排出オーガ筒32に内挿させ、排出
オーガ筒32の先端にエルボ形アルミダイキャストパイプ
製の軸受体33の一端側を固定させ、同軸受体33の内部に
排出オーガ17の排出オーガ軸34をベアリング軸支させ、
同軸受体33の一端側の入口35に排出オーガ17の送り終端
部を内挿させ、排出オーガ17の送り終端に放出羽根36を
固定させる。
【0020】また、前記軸受体33の他端側の出口37にス
ロワ筒形の投出筒38を上下方向に首振り自在に取り付
け、軸受体33の出口37に受継オーガ39を内挿させ、投出
筒38に投出羽根40を内設させ、受継オーガ39及び投出羽
根40を羽根軸41に固定させ、羽根軸41の一端側を軸受体
33に2つのベアリング軸受42,43を介して軸支させ、各
ベアリング軸受42,43間の羽根軸41を排出オーガ軸34に
ベベルギヤ44,45を介して連結させ、受継オーガ39及び
投出羽根40に排出オーガ17を介してエンジン21の駆動力
を伝えて駆動し、排出オーガ17によって搬出する穀粒貯
留タンク15の穀粒を投出筒38の先端の合成樹脂筒形の投
出口46から投出させる。
【0021】そして、図13に示すように、軸受体33の
入口35の内径に対して出口3 7の内径を大きく形成する
と共に、前記受継オーガ39の送り始端側外径よりも送り
終端側外径を大きく形成している。
【0022】さらに、図12及び図15に示すように、
前記軸受体33の出口37の外周の油溝47の形成部に摺動自
在に嵌合させる係止リング48と、軸受体33の出口37外周
の係合溝49に回転自在に内周側を係入させる2つ割形の
リングギヤ50を、前記投出筒38の穀粒受口51の外周縁部
にボルト52により固定させ、リングギヤ50の外側をギヤ
カバー53によって覆うもので、係止リング48を介して羽
根軸41の回りに回転自在に軸受体3 3に投出筒38を取り
付け、係合溝49とリングギヤ50の係合によって係止リン
グ48の抜出を阻止し、軸受体33を支点にして排出オーガ
17の右側で投出筒38を360度正逆転自在に取り付けて
いる。
【0023】そして、図16に示すように、穀粒投出姿
勢の投出筒38から下手投げで穀粒を投出させると共に、
穀粒投出姿勢の投出筒38の投出口46を上向きに支持する
方向(図7の状態下で時計方向)に回転させて収納位置
に戻す。
【0024】さらに、図9及び図11に示すように、前
記軸受体33に一体形成する軸座54に支軸55を固定させ、
支軸55にモータステー56を回転自在に取り付け、モータ
ステー56に電動式アクチュエータとしての投出口モータ
57を固定させ、投出口モータ57の出力軸58に出力ギヤ59
を固定させ、出力ギヤ59を前記リングギヤ50に噛合させ
た投出口モータ57によって投出筒38を収納位置乃至穀粒
投出姿勢に回転させると共に、リングギヤ50と出力ギヤ
59の噛合部の接線上に支軸55を設ける。
【0025】また、前記支軸55にトルクバネ60中間を巻
装させ、トルクバネ60の一端をモータステー56に係止さ
せ、トルクバネ60の他端を座板61に係止させ、座板61を
支軸55に回転自在に取り付け、トルクバネ60のバネ力を
調節するトルクボルト62を介して座板61を軸受体33に当
接させ、トルクバネ60力によって前記リングギヤ50に出
力ギヤ59を弾圧して噛合させる。そして、投出筒38の回
転負荷が一定以下でリングギヤ50に出力ギヤ59を噛合維
持させ、投出筒38の回転負荷が一定以上に大きいときに
トルクバネ60力にこうしてリングギヤ50から出力ギヤ59
が離脱し、出力ギヤ59だけを空転させる。
【0026】また、図9に示すように、前記軸受体33に
当接させるボルト形ストッパ63をモータステー56に設
け、トルクバネ60によって弾圧する出力ギヤ59のリング
ギヤ50の接近方向の移動をストッパ63によって制限する
と共に、投出口モータ57を内設させるモータカバー64を
軸受体33に固定させ、モータカバー64の下面に照明ライ
ト65を下向きに固定させ、排出オーガ17の先端下方の照
明を行うもので、排出オーガ17の右側の軸受体33の外側
面に投出口モータ57を設け、排出オーガ17の右側の収納
位置の投出筒38と排出オーガ17の間に投出口モータ57を
取り付け、投出口モータ57の左右を投出筒38と軸受体33
で囲み、かつ軸受体33及び排出オーガ17の上下幅内に投
出口モータ57を設ける。
【0027】さらに、図2、図3及び図14に示すよう
に、前記排出オーガ17を昇降及び左右旋回操作する本機
レバー66及び先端レバー67を備えており、運転席20の左
側後方に本機操作パネル83を設け、同本機操作パネル83
に本機レバー66を取り付けると共に、モード選択切替ス
イッチ100を取り付けている。
【0028】一方、右側に投出筒38を設ける軸受体33の
左側に先端操作パネル68を固定させ、同先端操作パネル
68の正面に前記先端レバー67と、排出オーガ17の駆動力
を入切するクラッチスイッチ69と、投出口モータ57を正
逆転させる投出口スイッチ70を取り付けている。
【0029】また、図7に示すように、投出筒38を穀粒
投出姿勢に支持した状態で揺動させる投出口モータ57の
往復運動(正逆転繰返し動作)を入切する投出口揺動ス
イッチ71と、投出口モータ57往復運動時の投出筒38の揺
動範囲及び揺動角度を設定する揺動範囲設定器72を、先
端操作パネル68の側面に設ける。なお、前記揺動スイッ
チ71及び設定器72を本機レバー66の近傍にも設けて、運
転席20からも揺動操作を行うこともできる。
【0030】さらに、図8及び図16に示すように、収
納位置で下面側となり穀粒投出姿勢で上面側になる投出
筒38側面にオーバーフロー開口73を形成すると共に、バ
ネ74によって閉動させる蓋75を投出筒38の外側に支点軸
76を介して開閉動作自在に設け、前記開口73の外側周縁
のスポンジシール77に蓋75を圧着させ、投出筒38に固定
した磁石78の吸着によって蓋75を閉位置に支持させ、開
口73を蓋75によって閉塞するもので、投出口46側が穀粒
によって閉塞されたとき、投出羽根40の穀粒投出圧力で
蓋75が開動し、開口73から穀粒を投出させ、内部での穀
粒詰りを防ぐと共に、蓋75の開放によって開口73から手
を入れて投出羽根40等の掃除及びメンテナンスを行う。
【0031】また、図8に示すように、収納位置の投出
筒38の先端の投出口46の底部を排出オーガ17の底部より
も高く形成し、収納位置の投出筒38の底部を投出口46側
が高くなるように傾斜させ、投出筒38と同様に蓋75も投
出口46側が高くなるように取り付け、蓋75が低くなる側
を支点軸76に連結させている。
【0032】ここで、投出筒38の側壁には、図3及び図
7に示すように、首振り角度検出センサ101を取り付け
て、同首振り角度検出センサ101により投出筒38の首振
り角度を検出して、投出口モータ57を制御するようにし
ている。
【0033】図17に示すように、本機レバー66によっ
て排出オーガ17を昇降及び旋回操作する上昇及び下降及
び左旋回及び右旋回の各スイッチと、排出オーガ17を駆
動操作するクラッチスイッチ79と、軸受体33を支点に投
出筒38を正逆転操作する投出口スイッチ80と、排出オー
ガ17をオーガレスト24の収納位置に戻す操作並びに投出
筒38を排出オーガ17の側方の収納位置に戻す操作を行う
自動収納スイッチ81と、前記モード選択切替スイッチ10
0とを、マイクロコンピュータで構成する制御部として
のオーガコントローラ82に入力接続させるもので、本機
レバー66を取り付ける本機操作パネル83に各スイッチ7
9,80,81,100を設ける。
【0034】そして、走行クローラ2の走行速度を検出
する車速センサ84と、穀粒投出制御用の電源スイッチ85
と、前記昇降角度検出センサ31と、前記旋回角度検出セ
ンサ29と、前記首振り角度検出センサ100とを、オーガ
コントローラ82に入力接続させる。
【0035】また、先端レバー67によって排出オーガ17
を昇降及び旋回操作する上昇及び下降及び左旋回及び右
旋回の各スイッチと、前記クラッチスイッチ69と、投出
口スイッチ70と、投出口揺動スイッチ71と、揺動範囲設
定器72を、オーガコントローラ82に入力接続させる。
【0036】一方、排出オーガ17の自動収納制御を点灯
表示する自動収納ランプ86と、オーガ昇降シリンダ30を
駆動制御する電磁昇降バルブ87と、前記旋回モータ27及
び旋回ブレーキ28と、排出オーガ17を駆動制御する電動
クラッチモータ88と、前記投出口モータ57とを、オーガ
コントローラ82に出力接続させる。
【0037】また、排出オーガ17の駆動負荷を検出する
オーガトルクセンサ89を、オーガコントローラ82に入力
接続させると共に、コンバイン本機を対地水平に保つ水
平制御コントローラ90を、オーガコントローラ82に、コ
ンビネーションメータを介してシリアル通信接続させ
る。
【0038】また、前記脱穀部4の駆動を脱穀クラッチ
入によって検出する脱穀スイッチ91と、前記機台3の左
右傾斜を検出する傾斜センサ92を、水平制御コントロー
ラ90に入力接続させると共に、前記トラックフレーム1
に対して機台3を左右に傾斜させる油圧水平シリンダ93
を駆動制御する電磁水平バルブ94に、水平制御コントロ
ーラ90を出力接続させ、機台3の左右傾斜を自動的に修
正してコンバイン本機を水平に保つ。
【0039】そして、前記本機レバー66または先端レバ
ー67によって昇降シリンダ30及び旋回モータ27を作動さ
せて排出オーガ17を昇降及び旋回させる。また、クラッ
チスイッチ69,79によってクラッチモータ88を正逆転さ
せて排出オーガ17を駆動または停止させるもので、投出
羽根40の回転負荷が一定以上に大きくなったときに排出
オーガ17を自動的に停止させると共に、投出筒38の回転
角度によって排出オーガ17の駆動を制限し、排出オーガ
17の軸芯線よりも投出筒38の先端の投出口46が下方側に
位置しているときに排出オーガ17が駆動されるように構
成する。
【0040】また、自動収納スイッチ81によって昇降シ
リンダ30及び旋回モータ27及び投出口モータ57を作動さ
せて排出オーガ17及び投出筒38を収納位置に自動的に復
動させるもので、排出オーガ17がオーガレスト24上方の
本機収納位置に戻って昇降角度検出センサ31及び旋回角
度検出センサ29があらかじめ設定した制限角度を検出し
たとき、すなわち、上昇リミットオン及び旋回リミット
オンになったときに投出筒38が自動的に収納される。
【0041】また、投出口スイッチ70,80によって投出
筒38を収納位置乃至穀粒投出姿勢に時計回り(正転)ま
たは反時計回り(逆転)の両方で移動させるもので、投
出筒38の回転角速度を1秒当り40乃至90デグリーに
形成している。
【0042】また、投出口揺動スイッチ71によって投出
筒38を穀粒投出姿勢で揺動させると共に、投出筒38の揺
動範囲及び揺動角度を揺動範囲設定器72によって設定す
る。
【0043】さらに、本機の左右傾斜を自動的に調節す
る自動水平制御動作を排出オーガ17の本機収納後に終了
させ、また排出オーガ17が昇降しているときに自動水平
制御動作を一時的に中断させると共に、排出オーガ17の
旋回動作を阻止する旋回ブレーキ28を旋回操作以外のと
きに入維持し、また、本機車速が一定以上のときに旋回
ブレーキ28を切維持するように構成している。
【0044】図6、図9、図11、図17に示すよう
に、穀粒貯留タンク15の穀粒を搬出する排出オーガ17の
先端部に投出筒38を穀粒投出方向変更自在に設けるコン
バインにおいて、投出筒38にリングギヤ50を固定させ、
投出口モータ57の出力ギヤ59をリングギヤ50に接離自在
に弾圧噛合させ、トルクリミッタを兼用させる前記各ギ
ヤ50,59を介して投出筒38を適正に回動し、トラック25
の荷台またはコンテナ26等に投出筒38を衝突させて損傷
させる不具合を容易になくし、取扱い操作の簡略化並び
に穀粒投出作業性の向上などを図る。
【0045】そして、投出口モータ57を取り付けるモー
タステー56の支軸55を軸受体33に取り付け、軸受体33及
び投出筒38に対してモータステー56を高精度で支持し、
出力ギヤ59とリングギヤ50を高精度で相対配置し、投出
口モータ57の駆動力によって投出筒38をスムーズに回動
し、投出口モータ57の小型化及び消費電力低減などを行
い、取扱い操作の簡略化並びに穀粒投出作業性の向上な
どを図る。
【0046】また、収納位置の投出筒38と排出オーガ17
の間に投出口モータ57を配設させ、投出口モータ57をデ
ッドスペース利用によってコンパクトに配設し、排出オ
ーガ17の旋回方向に対して投出口モータ57を投出筒38と
排出オーガ17によって保護し、排出オーガ17旋回時に投
出口モータ57をトラック25の荷台またはコンテナ26等に
衝突させて損傷させるのを防止し、取扱い操作の簡略化
並びに穀粒投出作業性の向上などを図ると共に、収納位
置の投出筒38と排出オーガ17の間で排出オーガ17の上下
幅内に投出口モータ57を設け、排出オーガ17と投出筒38
の間に投出口モータ57をコンパクトに設置し、投出口モ
ータ57の左右上下を投出筒38と排出オーガ17によって保
護でき、排出オーガ17の旋回時または昇降時にトラック
25の荷台またはコンテナ26等に投出口モータ57を衝突さ
せて損傷させるのを防止し、取扱い操作の簡略化並びに
穀粒投出作業性の向上などを図るもので、リングギヤ50
と出力ギヤ59の噛合部の接線上にモータステー56の支軸
55を設け、リングギヤ50の正転と逆転のいずれでも略等
しい駆動負荷以上でリングギヤ50から出力ギヤ59を離脱
させて空転させ、投出筒38の正転と逆転操作の両方で略
等しいトルクリミッタ作用を得ると共に、前記モータス
テー56を作業者が操作して出力ギヤ59をリングギヤ50か
ら離脱し、また出力ギヤ59をリングギヤ50に弾圧噛合さ
せることによって機械振動などによる出力ギヤ59の離脱
を防止し、取扱い操作の簡略化並びに穀粒投出作業性の
向上などを図る。
【0047】また、リングギヤ50に対する出力ギヤ59の
接近を規制するストッパ63を設け、前記ストッパ63によ
る出力ギヤ59の位置決めによって出力ギヤ59とリングギ
ヤ50の間に接離方向の隙間を形成し、出力ギヤ59とリン
グギヤ50の軸芯間がストッパ63によって固定されて各ギ
ヤ50,59をスムーズに回転させると共に、出力ギヤ59を
リングギヤ50方向に弾圧させるバネ60のトルクリミッタ
力を設定し、取扱い操作の簡略化並びに穀粒投出作業性
の向上などを図ると共に、排出オーガ17を操作する先端
操作具である先端レバー67を軸受体33に取り付け、排出
オーガ17の最先端の操作し易い位置に先端レバー67を配
設し、投出筒38を取り付ける側面と反対側の軸受体33の
側面を利用して上下幅内に先端レバー6 7をコンパクト
に支持し、取扱い操作の簡略化並びに穀粒投出作業性の
向上などを図るもので、排出オーガ17が本機収納位置に
戻ったときに投出筒38が自動的に収納されるように構成
し、投出筒38を収納する手動操作を不要にし、かつ投出
筒38の収納を忘れて排出オーガ17を本機に収納させる不
具合をなくし、排出オーガ17の自動収納機能を向上さ
せ、取扱い操作の簡略化並びに穀粒投出作業性の向上な
どを図る。
【0048】本実施例は上記のように構成するもので、
図18のフローチャートに示すように、前記電源スイッ
チ85のオン操作によってクラッチモータ88をオーガクラ
ッチオフ動作させ、車速センサ84が検出する車速が一定
以下のときに旋回ブレーキ28をオン動作させる。
【0049】そして、先端レバー67の操作によって排出
オーガ17の昇降及び左右旋回を低速で動作させると共
に、本機レバー66の操作によって排出オーガ17の昇降及
び左右旋回を高速で動作させるもので、昇降時に水平バ
ルブ94をオフ維持して水平制御をオフにして水平シリン
ダ93の制御を中断させ、かつ左右旋回時に旋回ブレーキ
28をオフにし、排出オーガ17を穀粒投出位置に移動させ
る。
【0050】また、前記旋回モータ27の動作時間などに
よって排出オーガ17の穀粒投出位置への移動が確認さ
れ、投出口スイッチ70,80が操作されたとき、投出口ス
イッチ70,80の正転または逆転出力によって時計回りの
正転動作または反時計回りの逆転動作によって投出筒38
を収納位置乃至穀粒投出位置に回転させ、首振り角度検
出センサ101によって投出口46を下向き開口させた投出
口46の投出姿勢が確認され、クラッチスイッチ69,79が
オーガクラッチオン操作されたとき、オーガトルクセン
サ89が検出する排出オーガ17及び投出羽根40などの駆動
トルクが一定以下の状態で、旋回ブレーキ28をオン維持
し、排出オーガ17及び投出筒38の穀粒投出動作が継続さ
れ、穀粒貯留タンク15の穀粒をトラック25のコンテナ26
に搬出させると共に、投出口揺動スイッチ71の操作によ
り、揺動範囲設定器72で設定した揺動範囲及び揺動角度
で投出口モータ57を繰返し正逆転動作させ、投出筒38を
穀粒投出範囲で排出オーガ17の軸芯線方向に揺動運動さ
せ、排出オーガ17の旋回動作と相乗させて広範囲に投出
口46から穀粒を均一に投出させる。
【0051】この際、オーガコントローラ82では、投出
筒38から投出される穀粒の地面に対する投出角度である
対地穀粒投出角度θを、排出オーガ17の昇降角度にかか
わりなく一定に保持させる投出角度制御と、投出筒38か
ら投出される穀粒の地面に対する投出位置である対地穀
粒投出位置Pを、排出オーガ17の昇降角度にかかわりな
く一定に保持させる投出位置制御とを行うようにすると
共に、投出角度制御と投出位置制御は、上記オーガコン
トローラ82の入力側に接続したモード選択切替スイッチ
100を切替操作することにより、選択的に行うことがで
きるようにしている。
【0052】すなわち、モード選択切替スイッチ100に
より投出角度制御を選択した場合には、図19に示すよ
うに、排出オーガ17を昇降作動させた際に、同排出オー
ガ17の昇降角度を昇降角度検出センサ31が検出すると共
に、投出筒38の首振り角度を首振り角度検出センサ101
が検出して、これらの検出結果をオーガコントローラ82
に出力して、これらの検出結果に基づいてオーガコント
ローラ82が投出口モータ57を作動させて投出筒38を首振
り調節し、同投出筒38から投出される対地穀粒投出角度
θをあらかじめ設定した一定の対地穀粒投出角度θに保
持することができるようにしている。
【0053】また、モード選択切替スイッチ100により
投出位置制御を選択した場合には、図20に示すよう
に、排出オーガ17を昇降作動させた際に、同排出オーガ
17の昇降角度を昇降角度検出センサ31が検出すると共
に、投出筒38の首振り角度を首振り角度検出センサ101
が検出して、これらの検出結果をオーガコントローラ82
に出力して、これらの検出結果に基づいてオーガコント
ローラ82が投出口モータ57を作動させて投出筒38を首振
り調節し、同投出筒38から投出される対地穀粒投出位置
Pをあらかじめ設定した一定の対地穀粒投出位置Pに保
持することができるようにしている。
【0054】このようにして、作業条件等に応じて、モ
ード選択切替スイッチ100を切替操作することにより、
投出角度制御か投出位置制御のいずれかの制御モードを
あらかじめ選択することができる。
【0055】そして、かかる制御モードの選択により、
投出筒38の対地穀粒投出角度θを自動制御するか、又
は、投出筒38の対地穀粒投出位置Pを自動制御すること
ができて、作業条件等に適応した穀粒投出作業を行うこ
とができる。その結果、より一層穀粒投出作業能率を向
上させることができる。
【0056】また、前記自動収納スイッチ81を操作した
とき、昇降シリンダ30によって排出オーガ17の先端側を
上昇させ、昇降角度検出センサ31が上昇リミットオンに
なったとき、旋回モータ27によって排出オーガ17をオー
ガレスト24の収納位置に旋回動作させ、オーガレスト24
の上方の収納位置に排出オーガ17が到達して旋回角度検
出センサ29が旋回リミットオンになったとき、投出口モ
ータ57によって投出筒38を排出オーガ17の側方に収納さ
せた後、昇降シリンダ30によって排出オーガ17を下降動
作させ、排出オーガ17をオーガレスト24に上載させて本
機上面に略水平に支持させる。
【0057】そして、排出オーガ17がオーガレスト24に
支持され、脱穀スイッチ91によって脱穀部4の停止(脱
穀クラッチオフ)が確認されたとき、水平制御コントロ
ーラ90の自動水平制御を終了する動作を行わせる。
【0058】なお、前記自動収納スイッチ81の操作によ
って排出オーガ17が上昇及び旋回するとき、クラッチモ
ータ88によってオーガクラッチ切動作が自動的に行わ
れ、排出オーガ17の穀粒投出動作を停止した後、上記し
た排出オーガ17の自動収納動作が開始される。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0060】請求項1記載の本発明では、排出オーガ
の先端部に投出筒を上下首振り自在に取り付け、同投出
筒に電動式アクチュエータを連動連結し、同電動式アク
チュエータを制御部の出力側に接続する一方、同制御部
の入力側に排出オーガの昇降角度を検出する昇降角度検
出センサと、投出筒の首振り角度を検出する首振り角度
検出センサとを接続して、投出筒から投出される穀粒の
地面に対する投出角度である対地穀粒投出角度を、排出
オーガの昇降角度にかかわりなく一定に保持させる投出
角度制御を行うようにしている。
【0061】このようにして、排出オーガを昇降作動さ
せた際には、同排出オーガの昇降角度を昇降角度検出セ
ンサが検出すると共に、投出筒の首振り角度を首振り角
度検出センサが検出して、これらの検出結果を制御部に
出力して、これらの検出結果に基づいて制御部が電動式
アクチュエータを作動させて投出筒を首振り調節し、同
投出筒から投出される穀粒の地面に対する投出角度をあ
らかじめ設定した一定の投出角度に保持することができ
る。その結果、穀粒投出作業能率を向上させることがで
きる。
【0062】請求項2記載の本発明では、排出オーガ
の先端部に投出筒を上下首振り自在に取り付け、同投出
筒に電動式アクチュエータを連動連結し、同電動式アク
チュエータを制御部の出力側に接続する一方、同制御部
の入力側に排出オーガの昇降角度を検出する昇降角度検
出センサと、投出筒の首振り角度を検出する首振り角度
検出センサとを接続して、投出筒から投出される穀粒の
地面に対する投出位置である対地穀粒投出位置を、排出
オーガの昇降角度にかかわりなく一定に保持させる投出
位置制御を行うようにしている。
【0063】このようにして、排出オーガを昇降作動さ
せた際には、同排出オーガの昇降角度を昇降角度検出セ
ンサが検出すると共に、投出筒の首振り角度を首振り角
度検出センサが検出して、これらの検出結果を制御部に
出力して、これらの検出結果に基づいて制御部が電動式
アクチュエータを作動させて投出筒を首振り調節し、同
投出筒から投出される穀粒の地面に対する投出位置をあ
らかじめ設定した一定の投出位置に保持することができ
る。その結果、穀粒投出作業能率を向上させることがで
きる。
【0064】請求項3記載の本発明では、排出オーガ
の先端部に投出筒を上下首振り自在に取り付け、同投出
筒に電動式アクチュエータを連動連結し、同電動式アク
チュエータを制御部の出力側に接続する一方、同制御部
の入力側に排出オーガの昇降角度を検出する昇降角度検
出センサと、投出筒の首振り角度を検出する首振り角度
検出センサとを接続して、投出筒から投出される穀粒の
地面に対する投出角度である対地穀粒投出角度を、排出
オーガの昇降角度にかかわりなく一定に保持させる投出
角度制御と、投出筒から投出される穀粒の地面に対する
投出位置である対地穀粒投出位置を、排出オーガの昇降
角度にかかわりなく一定に保持させる投出位置制御とを
行うようにすると共に、投出角度制御と投出位置制御
は、上記制御部の入力側に接続したモード選択切替スイ
ッチを切替操作して選択的に行うようにしている。
【0065】このようにして、作業条件等に応じて、モ
ード選択切替スイッチを切替操作することにより、投出
角度制御か投出位置制御のいずれかの制御モードをあら
かじめ選択することができる。
【0066】そして、かかる制御モードの選択により、
投出筒の対地穀粒投出角度を自動制御するか、又は、投
出筒の対地穀粒投出位置を自動制御することができて、
作業条件等に適応した穀粒投出作業を行うことができ
る。その結果、より一層穀粒投出作業能率を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンバインの側面図。
【図2】同コンバインの平面図。
【図3】同コンバインの正面説明図。
【図4】排出オーガの昇降旋回部の説明図。
【図5】排出オーガの先端部の左側面図。
【図6】同排出オーガの先端部の平面図。
【図7】投出筒の回転説明図。
【図8】投出口モータ取付部の左側面図。
【図9】同投出口モータ取付部の拡大左側面図。
【図10】リングギヤ及び出力ギヤの説明図。
【図11】投出口モータ取付部の平面図。
【図12】同投出口モータ取付部の拡大平面図。
【図13】軸受体の平面説明図。
【図14】排出オーガ先端部の正面図。
【図15】投出筒の分解説明図。
【図16】投出筒の右側面説明図。
【図17】穀粒排出制御回路図。
【図18】穀粒排出制御フローチャート。
【図19】投出角度制御における投出筒の動作説明図。
【図20】投出位置制御における投出筒の動作説明図。
【符号の説明】
A コンバイン 15 穀粒貯留タンク 17 排出オーガ 33 軸受体 38 投出筒 50 リングギヤ 55 支軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒を貯留する穀粒貯留タンクに、貯留
    された穀粒を排出するための排出オーガを連通連設する
    と共に、同排出オーガを昇降自在かつ旋回自在とし、同
    排出オーガの先端部に穀粒を投出する投出筒を取り付け
    たコンバインにおいて、 排出オーガの先端部に投出筒を上下首振り自在に取り付
    け、同投出筒に電動式アクチュエータを連動連結し、同
    電動式アクチュエータを制御部の出力側に接続する一
    方、同制御部の入力側に排出オーガの昇降角度を検出す
    る昇降角度検出センサと、投出筒の首振り角度を検出す
    る首振り角度検出センサとを接続して、投出筒から投出
    される穀粒の地面に対する投出角度である対地穀粒投出
    角度を、排出オーガの昇降角度にかかわりなく一定に保
    持させる投出角度制御を行うようにしたことを特徴とす
    るコンバイン。
  2. 【請求項2】 穀粒を貯留する穀粒貯留タンクに、貯留
    された穀粒を排出するための排出オーガを連通連設する
    と共に、同排出オーガを昇降自在かつ旋回自在とし、同
    排出オーガの先端部に穀粒を投出する投出筒を取り付け
    たコンバインにおいて、 排出オーガの先端部に投出筒を上下首振り自在に取り付
    け、同投出筒に電動式アクチュエータを連動連結し、同
    電動式アクチュエータを制御部の出力側に接続する一
    方、同制御部の入力側に排出オーガの昇降角度を検出す
    る昇降角度検出センサと、投出筒の首振り角度を検出す
    る首振り角度検出センサとを接続して、投出筒から投出
    される穀粒の地面に対する投出位置である対地穀粒投出
    位置を、排出オーガの昇降角度にかかわりなく一定に保
    持させる投出位置制御を行うようにしたことを特徴とす
    るコンバイン。
  3. 【請求項3】 穀粒を貯留する穀粒貯留タンクに、貯留
    された穀粒を排出するための排出オーガを連通連設する
    と共に、同排出オーガを昇降自在かつ旋回自在とし、同
    排出オーガの先端部に穀粒を投出する投出筒を取り付け
    たコンバインにおいて、 排出オーガの先端部に投出筒を上下首振り自在に取り付
    け、同投出筒に電動式アクチュエータを連動連結し、同
    電動式アクチュエータを制御部の出力側に接続する一
    方、同制御部の入力側に排出オーガの昇降角度を検出す
    る昇降角度検出センサと、投出筒の首振り角度を検出す
    る首振り角度検出センサとを接続して、 投出筒から投出される穀粒の地面に対する投出角度であ
    る対地穀粒投出角度を、排出オーガの昇降角度にかかわ
    りなく一定に保持させる投出角度制御と、投出筒から投
    出される穀粒の地面に対する投出位置である対地穀粒投
    出位置を、排出オーガの昇降角度にかかわりなく一定に
    保持させる投出位置制御とを行うようにすると共に、 投出角度制御と投出位置制御は、上記制御部の入力側に
    接続したモード選択切替スイッチにより切替操作して選
    択的に行うようにしたことを特徴とするコンバイン。
JP2001383607A 2001-12-17 2001-12-17 コンバイン Pending JP2003180145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001383607A JP2003180145A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001383607A JP2003180145A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003180145A true JP2003180145A (ja) 2003-07-02

Family

ID=27593600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001383607A Pending JP2003180145A (ja) 2001-12-17 2001-12-17 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003180145A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011062089A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Yanmar Co Ltd コンバインの排出オーガ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011062089A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Yanmar Co Ltd コンバインの排出オーガ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2576247Y2 (ja) コンバイン
JP2003180145A (ja) コンバイン
JP4886926B2 (ja) コンバイン
JP2001320944A (ja) コンバイン
JP2001309714A (ja) コンバイン
JP3348346B2 (ja) コンバイン
JP2001309715A (ja) コンバイン
JP2001309717A (ja) コンバイン
JP2001309716A (ja) コンバイン
JP3184932B2 (ja) コンバイン
JP3665320B2 (ja) コンバイン
JP2001309720A (ja) コンバイン
JP3108841B2 (ja) コンバイン
JP3230084B2 (ja) コンバイン
JP2002281818A (ja) コンバイン
JP2001320943A (ja) コンバイン
JP2001309718A (ja) コンバイン
JP2887637B2 (ja) コンバイン
JP2003180147A (ja) コンバイン
JP3230087B2 (ja) コンバイン
JP3367015B2 (ja) コンバイン
JP3542037B2 (ja) コンバイン
JP3596990B2 (ja) コンバインにおける穀粒排出装置
JP3184934B2 (ja) コンバインの穀粒排出操作装置
JP3230086B2 (ja) コンバイン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040219

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060223

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060307

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061016

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20070409

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070821

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02