JP4885650B2 - 表面位置検出装置およびレーザー加工機 - Google Patents

表面位置検出装置およびレーザー加工機 Download PDF

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Description

本発明は、被加工物の表面位置、特に被加工物に形成された加工孔の底面の位置を検出するのに適する表面位置検出装置およびこの表面位置検出装置を装備したレーザー加工機に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。
装置の小型化、高機能化を図るため、複数の半導体チップを積層し、積層された半導体チップの電極を接続するモジュール構造が実用化されている。このモジュール構造は、半導体ウエーハの表面におけるボンディングパッドが形成された位置に裏面からボンディングパッドに達する孔(ビアホール)を形成し、このビアホールに電極と接続するアルミニウム等の導電性材料を埋め込む構成である。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−163323号公報
上述した半導体ウエーハに設けられるビアホールは、ドリルによって形成されている。しかるに、半導体ウエーハに設けられるビアホールは直径が100〜300μmと小さく、ドリルによる穿孔では生産性が悪いという問題がある。
上記問題を解消するために本出願人は、半導体ウエーハ等の被加工物に効率よく細孔を形成することができるレーザー加工装置を特願2005−64867号として提案した。このレーザー加工装置は、被加工物を保持するチャックテーブルとレーザー光線照射手段との相対的な加工送り量を検出する加工送り量検出手段と、被加工物に形成する細孔のX,Y座標値を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された細孔のX,Y座標値と加工送り量検出手段からの検出信号に基づいてレーザー光線照射手段を制御する制御手段とを具備し、被加工物に形成する細孔のX,Y座標値がレーザー光線照射手段の集光器の直下に達したらレーザー光線を照射するように構成したものである。
上述した半導体ウエーハの裏面からレーザー光線を照射してビアホールを形成する形成方法においては、半導体ウエーハの表面に形成されたボンディングパッドに穴を開けないように寸止めしなければならず、このためにはビアホールがボンディングパッドに達した時点でレーザー光線の照射を停止する必要がある。しかるに、ビアホールがボンディングパッドに達したことを検出することは非常に難しく、ビアホールがボンディングパッドに達していない場合がある。従って、ウエーハに形成されたビアホールがボンディングパッドに達したか否かを確認することが必要であり、もし、ビアホールがボンディングパッドに達していなかったら効率よく再加工できるようにビアホールの底面の位置を検出できることが望ましい。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、被加工物に形成された加工孔の底面の位置を効率よく検出することができる表面位置検出装置および表面位置検出装置を装備したレーザー加工機を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に照射する加工用レーザー光線を発振する加工用レーザー光線発振手段と、該加工用レーザー光線発振手段から発振された加工用レーザー光線を集光して該チャックテーブルに保持された被加工物に照射する集光器と、該チャックテーブルをX軸方向に移動するX軸移動手段と、該チャックテーブルをX軸方向と直交するY軸方向に移動するY軸移動手段と、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物の露出部の高さ位置を検出する表面位置検出装置と、を備えたレーザー加工機であって、
該表面位置検出装置は、検査用レーザー光線を発振する検査用レーザー光線発振手段と、該加工用レーザー光線発振手段と該集光器との間に配設され該加工用レーザー光線発振手段から発振される波長の加工用レーザー光線を通過し該検査用レーザー光線発振手段から発振される波長の検査用レーザー光線を該集光器に向けて反射せしめるダイクロイックハーフミラーと、該検査用レーザー光線発振手段と該ダイクロイックハーフミラーとを結ぶ第1の光路に配設され被加工物の露出部で反射した検査用レーザー光線の反射光を第2の光路に分岐する第1のビームスプリッターと、該第2の光路に配設され該第1のビームスプリッターによって分岐された検査用レーザー光線の反射光のうち検査用レーザー光線の波長に対応する反射光のみを通過せしめるバンドパスフィルターと、該バンドパスフィルターを通過した反射光を第3の光路と第4の光路に分岐する第2のビームスプリッターと、該第2のビームスプリッターによって該第3の光路に分岐された反射光を100%受光する第1の受光素子と、該第2のビームスプリッターによって該第4の光路に分光された反射光を受光する第2の受光素子と、該第4の光路に配設され該第2の受光素子が受光する反射光の受光領域を規制する受光領域規制手段と、該第1の受光素子と該第2の受光素子の検出信号に基づいて被加工物の露出部の高さ位置を求める制御手段と、を具備し、
該制御手段は、該第1の受光素子と該第2の受光素子の検出信号に基づいて該第1の受光素子が受光した光量と該第2の受光素子が受光した光量との比を演算し、該光量の比に基づいて被加工物の露出部の高さ位置を求める、
ことを特徴とする表面位置検出装置を備えたレーザー加工機が提供される。
上記制御手段は、上記第1の受光素子が受光した光量と上記第2の受光素子が受光した光量との比と被加工物の露出部の高さ位置との相関関係が設定された制御マップを格納する記憶領域を備えたメモリを具備しており、第1の受光素子が受光した光量と第2の受光素子が受光した光量との比を演算し、該光量の比を制御マップと照合して被加工物の露出部の高さ位置を求める、
被加工物の露出部は被加工物に形成されている加工孔の底面であり、上記制御マップは第1の受光素子が受光した光量と第2の受光素子が受光した光量との比と被加工物に形成されている加工孔の底面の高さ位置との相関関係が設定されている。また、上記制御手段のメモリは、複数の物質の反射率に関するデータを格納するする記憶領域を備えており、制御手段は第1の受光素子が受光した光量に基づいて被加工物に形成されている加工孔が加工された物質から他の物質に達したたか否かを判定する。
本発明による表面位置検出装置を備えたレーザー加工機は、被加工物の露出部に検査用レーザー光線を照射し、その反射光を第1の受光素子と第2の受光素子によって受光し、第1の受光素子が受光した光量と第2の受光素子が受光した光量との比を演算して、該光量の比を制御マップと照合して被加工物の露出部の高さ位置を求めるので、被加工物に形成されている加工孔の底面の高さ位置であっても効率よく検出することができる。従って、未完成の加工孔を確実に再加工することができる。そして、表面位置検出装置は、被加工物の露出部で反射した検査用レーザー光線の反射光のみを通過せしめるバンドパスフィルターを通過した反射光を第1の受光素子と第2の受光素子によって受光するようにしたので、被加工物の表面位置を検出しつつ加工用レーザー光線による被加工物の加工を同時に実施することができる。
以下、本発明に従って構成された表面位置検出装置およびレーザー加工機の好適な実施形態について、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された表面位置検出装置が装備されたレーザー加工機の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工機1は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記X軸方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線ユニット支持機構4に矢印Zで示す方向(Z軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す加工送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361の上面である保持面上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動させるためのX軸移動手段としての加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工機1は、上記チャックテーブル36の加工送り量を検出するための加工送り量検出手段374を備えている。加工送り量検出手段374は、案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。この送り量検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出する。なお、上記加工送り手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出することもできる。また、上記加工送り手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出することもできる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第1のY軸移動手段としての第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工機1は、上記第2の滑動ブロック33の割り出し加工送り量を検出するための割り出し送り量検出手段384を備えている。割り出し送り量検出手段384は、案内レール322に沿って配設されたリニアスケール384aと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともにリニアスケール384aに沿って移動する読み取りヘッド384bとからなっている。この送り量検出手段384の読み取りヘッド384bは、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の割り出し送り量を検出する。なお、上記第1の割り出し送り手段38の駆動源としてパルスモータ382を用いた場合には、パルスモータ382に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36の割り出し送り量を検出することもできる。また、上記第1の割り出し送り手段38の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の割り出し送り量を検出することもできる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第2のY軸移動手段としての第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ねじロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段52を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示す方向(Z軸方向)に移動可能に支持される。
図示のレーザー光線照射手段52は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング521を含んでいる。ケーシング521内には図2に示すように加工用パルスレーザー光線発振手段6と、この加工用パルスレーザー光線発振手段6が発振する加工用パルスレーザー光線を図2において下方に向けて90度変換する方向変換ミラー7が配設されており、ケーシング521の先端には方向変換ミラー7によって方向変換されたレーザー光線を集光せしめる集光レンズ81を備えた集光器8が装着されている(図1参照)。加工用パルスレーザー光線発振手段6は、被加工物であるウエーハに対して吸収性を有する波長の加工用パルスレーザー光線LB1を発振する。この加工用パルスレーザー光線発振手段6は、ウエーハがシリコン基板、炭化珪素基板、リチウムタンタレート基板、ガラス基板或いは石英基板を含むウエーハである場合、例えば波長が355nmである加工用パルスレーザー光線LB1を発振するYVO4パルスレーザー発振器或いはYAGパルスレーザー発振器を用いることができる。
上記集光レンズ81を備えた集光器8は、上記ケーシング521の先端部に装着されている。この集光器8は、集光レンズ81を含む組レンズから構成されており、上記加工用パルスレーザー光線発振手段6から発振され方向変換ミラー7によって方向変換された加工用パルスレーザー光線LB1を集光点Pに集光する。
図2を参照して説明を続けると、図示の実施形態におけるレーザー加工機は、チャックテーブルに保持された被加工物に加工された加工孔の底面等の露出面の高さ位置を検出する表面位置検出装置9を具備している。表面位置検出装置9は、検査用レーザー光線を発振する検査用レーザー光線発振手段90と、上記加工用パルスレーザー光線発振手段6と集光器8との間に配設され加工用パルスレーザー光線発振手段6から発振される波長の加工用レーザー光線を通過し検査用レーザー光線発振手段90から発振される波長の検査用レーザー光線を方向変換ミラー7に向けて反射せしめるダイクロイックハーフミラー91と、検査用レーザー光線発振手段90とダイクロイックハーフミラー91とを結ぶ第1の光路に配設された第1のビームスプリッターとしての第1のキュービックスプリッター92を具備している。検査用レーザー光線発振手段90は、例えば波長が633nmの検査用レーザー光線LB2を発振するHe-Neレーザー発振器を用いることができる。ダイクロイックハーフミラー91は、加工用パルスレーザー光線LB1は通過するが検査用レーザー光線LB2を方向変換ミラー7に向けて反射せしめる。第1のビームスプリッターとしての第1のキュービックスプリッター92は、検査用パルスレーザー光線LB2を通過せしめるとともに、ダイクロイックハーフミラー91によって反射された反射光を第2の光路Bに分岐せしめる。
図示の実施形態における表面位置検出装置9は、第2の光路Bに配設され第1のキュービックスプリッター92によって第2の光路Bに分岐された反射光のうち検査用レーザー光線LB2の波長に対応する反射光のみを通過せしめるバンドパスフィルター93と、該バンドパスフィルターを通過した反射光を第3の光路Cと第4の光路Dに分岐する第2のビームスプリッターとしての第2のキュービックスプリッター94と、該第2のキュービックスプリッター94によって第3の光路Cに分岐された反射光を100%集光する集光レンズ95と、該集光レンズ95によって集光された反射光を受光する第1の受光素子96を具備している。第1の受光素子96は、受光した光量に対応した電圧信号を後述する制御手段に送る。また、図示の実施形態における表面位置検出装置9は、第2のキュービックスプリッター94によって第4の光路Dに分岐された反射光を受光する第2の受光素子97と、該第2の受光素子97が受光する反射光の受光領域を規制する受光領域規制手段98を具備している。受光領域規制手段98は、図示の実施形態においては第2のキュービックスプリッター94によって第4の光路Dに分岐された反射光を一次元に集光するシリンドリカルレンズ981と、該シリンドリカルレンズ981によって一次元に集光られた反射光を単位長さに規制する一次元マスク982とからなっている。該一次元マスク982を通過した反射光を受光する第2の受光素子97は、受光した光量に対応した電圧信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態における表面位置検出装置9は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
検査用レーザー光線発振手段90から発振された検査用レーザー光線LB2は、第1のキュービックスプリッター92を通過してダイクロイックハーフミラー91に達し、該ダイクロイックハーフミラー91によって方向変換ミラー7に向けて反射される。方向変換ミラー7に向けて反射された検査用レーザー光線LB2は、上記加工用パルスレーザー光線LB1と同様に集光レンズ81によって集光される。このようにして集光される検査用レーザー光線LB2は、チャックテーブル36に保持された被加工物の露出面(後述する加工孔の底面)で反射し、その反射光が図2において破線で示すように集光レンズ81、方向変換ミラー7、ダイクロイックハーフミラー91、第1のキュービックスプリッター92を介してバンドパスフィルター93に達する。なお、上記加工用パルスレーザー光線LB1の反射光も検査用レーザー光線LB2と同様の経路を介してバンドパスフィルター93に達する。バンドパスフィルター93は上述したように検査用レーザー光線LB2の周波数に対応する反射光のみを通過せしめるように構成されているので、加工用パルスレーザー光線LB1の反射光はバンドパスフィルター93によって遮断される。従って、検査用レーザー光線LB2の反射光だけがバンドパスフィルター93を通過し、第2のキュービックスプリッター94に達する。
第2のキュービックスプリッター94に達した検査用レーザー光線LB2の反射光は、第3の光路Cと第4の光路Dに分岐される。第3の光路Cに分岐された反射光は、集光レンズ95によって100%集光され第1の受光素子96に受光される。そして、第1の受光素子96は、受光した光量に対応した電圧信号を後述する制御手段に送る。一方、第4の光路Dに分岐された検査用レーザー光線LB2の反射光は、受光領域規制手段98のシリンドリカルレンズ981によって一次元に集光され、一次元マスク982によって所定の単位長さに規制されて第2の受光素子97に受光される。そして、第2の受光素子97は、受光した光量に対応した電圧信号を後述する制御手段に送る。
ここで、第1の受光素子96と第2の受光素子97によって受光される検査用レーザー光線LB2の反射光の受光量について説明する。第1の受光素子96に受光される検査用レーザー光線LB2の反射光は、集光レンズ95によって100%集光されるので受光量は一定であり、第1の受光素子96から出力される電圧値(V1)は一定(例えば10V)となる。一方、第2の受光素子97によって受光される検査用レーザー光線LB2の反射光は、シリンドリカルレンズ981によって一次元に集光された後、一次元マスク982によって所定の単位長さに規制されて第2の受光素子97に受光されるので、検査用レーザー光線LB2が集光器8の集光レンズ81によって集光された集光点Pの被加工物に対する位置によって第2の受光素子97の受光量は変化する。従って、第2の受光素子97から出力される電圧値(V2)は、検査用レーザー光線LB2の集光点Pの被加工物に対する位置によって変化する。
例えば、図3の(a)に示すように被加工物Wに形成された加工穴Hが適正な深さに形成されている場合に、加工孔Hの底面に検査用レーザー光線LB2の集光点Pを合わせて照射すると、検査用レーザー光線LB2は加工穴Hの底面に照射される集光スポット面積S1で反射する。この反射光は上述したように第2のキュービックスプリッター94によって第3の光路Cと第4の光路Dに分岐されるが、第3の光路Cに分岐された面積S1の反射光は集光レンズ95によって100%集光されるので、反射光の全ての光量が第1の受光素子96に受光される。一方、第2のキュービックスプリッター94によって第4の光路Dに分岐された面積S1の反射光も集光スポット面積S1であるのでシリンドリカルレンズ981および一次元マスク98をそのまま通過する。従って、反射光の全ての光量が第2の受光素子97に受光される。
次に、図3の(b)に示すように被加工物Wに形成された加工孔Hが適正な深さより浅く形成されている場合には、検査用レーザー光線LB2の集光点Pを上記図3の(a)と同様の深さ位置に合わせて照射すると、検査用レーザー光線LB2は加工孔Hの底面に照射される面積S2で反射する。この面積S2は上記集光スポット面積S1より大きい。この面積S2の反射光は上述したように第2のキュービックスプリッター94によって第3の光路Cと第4の光路Dに分岐されるが、第3の光路Cに分岐された面積S2の反射光は集光レンズ95によって100%集光されるので、反射光の全ての光量が第1の受光素子96に受光される。一方、第2のキュービックスプリッター94によって第4の光路Dに分岐された面積S2の反射光は、シリンドリカルレンズ981によって一次元に集光されるので断面が楕円形となる。このようにして断面が楕円形に絞られた反射光は、一次元マスク98によって所定の単位長さに規制されるので、第4の光路Dに分岐された反射光の一部が第2の受光素子97によって受光されることになる。従って、第2の受光素子97に受光される反射光の光量は上述した第1の受光素子96に受光される光量より少なくなる。このようにして断面が楕円形に集光された反射光は、一次元マスク982によって所定の長さに区切られ一部が第2の受光素子97によって受光される。従って、第2の受光素子97に受光される反射光の光量は、検査用レーザー光線LB2の集光点Pが被加工物Wに形成された加工孔Hが浅いほど少なくなる。
ここで、上記第1の受光素子96から出力される電圧値(V1)と第2の受光素子97から出力される電圧値(V2)との比と、検査用レーザー光線LB2が照射される加工穴の底面の深さ位置との関係について、図4に示す制御マップを参照して説明する。なお、図4において横軸は加工穴の底面の適正位置からの高さを示しており、縦軸は第1の受光素子96から出力される電圧値(V1)と第2の受光素子97から出力される電圧値(V2)との比(V1/V2)を示している。
図4に示す例においては、上記電圧値の比(V1/V2)が“1”の場合は、上記図3の(a)に示すように被加工物Wに形成された加工孔Hが適正な深さに形成され、検査用レーザー光線LB2が集光スポット面積S1加工孔Hの底面に照射された場合である。そして、図4に示すように加工孔の底面の適正位置からの高さが大きくなるに従って、上記電圧値の比(V1/V2)は大きくなる。従って、上記電圧値の比(V1/V2)を求めることによって加工孔の底面の適正位置からの高さを検出することができる。なお、図4に示す制御マップは、後述する制御手段のメモリに格納される。
上述した図2に示す表面位置検出装置9においては、受光領域規制手段98をシリンドリカルレンズ981と一次元マスク982とによって構成した例を示したが、受光領域規制手段としては、図5に示すように上記第2のキュービックスプリッター94によって第2の経路94bに分光された反射光を単位面積に規制するニ次元マスク99を用いてもよい。なお、ニ次元マスク99を用いると、図4に示す制御マップのグラフは放物線となる。
図1に戻って説明を続けると、上記レーザー光線照射手段52を構成するケーシング521の先端部には、レーザー光線照射手段52によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段11が配設されている。この撮像手段11は、可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向(吸着チャック361の上面である保持面に対して垂直な方向)に移動させるためのZ軸移動手段としての集光点位置調整手段53を具備している。集光点位置調整手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51および集光器8を備えたレーザー光線照射手段52を案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ532を正転駆動することによりレーザー光線照射手段52を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー光線照射手段52を下方に移動するようになっている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は、制御手段10を具備している。この制御手段10はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)102と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103と、カウンター104と、入力インターフェース105および出力インターフェース106とを備えている。制御手段10の入力インターフェース105には、上記加工送り量検出手段374、割り出し送り量検出手段384、第1の受光素子96、第2の受光素子97および撮像手段11等からの検出信号が入力される。そして、制御手段10の出力インターフェース106からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ432、パルスモータ532、加工用パルスレーザー光線発振手段6、検査用レーザー光線発振手段90、表示手段100等に制御信号を出力する。なお、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103は、上述した図5に示す制御マップを格納する第1の記憶領域103a、後述する被加工物の設計値のデータを記憶する第2の記憶領域103bや他の記憶領域を備えている。
図示の実施形態におけるレーザー加工機1は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図6にはレーザー加工される被加工物としての半導体ウエーハ30の平面図が示されている。図6に示す半導体ウエーハ30は、例えば100μmのシリコンウエーハからなっており、その表面30aに格子状に配列された複数の分割予定ライン301によって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイス302がそれぞれ形成されている。この各デバイス302は、全て同一の構成をしている。デバイス302の表面にはそれぞれ図7に示すように複数の電極303(303a〜303j)が形成されている。なお、図示の実施形態においては、303aと303f、303bと303g、303cと303h、303dと303i、303eと303jは、X方向位置が同一である。この複数の電極303(303a〜303j)部にそれぞれ裏面10bから電極303に達する加工穴(ビアホール)が形成される。各デバイス302における電極303(303a〜303j)のX方向(図7おいて左右方向)の間隔A、および各デバイス302に形成された電極303における分割予定301を挟んでX方向(図7において左右方向)に隣接する電極即ち電極303eと電極303aとの間隔Bは、図示の実施形態においては同一間隔に設定されている。また、各デバイス302における電極303(303a〜303j)のY方向(図7において上下方向)の間隔C、および各デバイス302に形成された電極303における分割予定ライン301を挟んでY方向(図7において上下方向)に隣接する電極即ち電極303fと電極303aおよび電極303jと電極303eとの間隔Dは、図示の実施形態においては同一間隔に設定されている。このように構成された半導体ウエーハ30について、図6に示す各行E1・・・・Enおよび各列F1・・・・Fnに配設されたデバイス302の個数と上記各間隔A,B,C,Dは、その設計値のデータが上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103の第2に記憶領域203bに格納されている。
上述したレーザー加工装置を用い、上記半導体ウエーハ30に形成された各デバイス302の電極303(303a〜303j)部に加工孔(ビアホール)を形成するレーザー加工の実施形態について説明する。
上記のように構成された半導体ウエーハ30は、図8に示すように環状のフレーム40に装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる保護テープ50に表面30aを貼着する。従って、半導体ウエーハ30は、裏面30bが上側となる。このようにして環状のフレーム40に保護テープ50を介して支持された半導体ウエーハ30は、図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に保護テープ50側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより半導体ウエーハ30は、保護テープ50を介してチャックテーブル36上に吸引保持される。また、環状のフレーム40は、クランプ362によって固定される。
上述したように半導体ウエーハ30を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段11の直下に位置付けられる。チャックテーブル36が撮像手段11の直下に位置付けられると、チャックテーブル36上の半導体ウエーハ30は、図9に示す座標位置に位置付けられた状態となる。この状態で、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ30に形成されている格子状の分割予定ライン301がX軸方向とY軸方向に平行に配設されているか否かのアライメント作業を実施する。即ち、撮像手段11によってチャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ30を撮像し、パターンマッチング等の画像処理を実行してアライメント作業を行う。このとき、半導体ウエーハ30の分割予定ライン301が形成されている表面301aは下側に位置しているが、撮像手段11が上述したように赤外線照明手段と赤外線を捕らえる光学系および赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成された撮像手段を備えているので、半導体ウエーハ30の裏面301bから透かして分割予定ライン301を撮像することができる。
次に、チャックテーブル36を移動して、半導体ウエーハ30に形成されたデバイス302における最上位の行E1の図9において最左端のデバイス302を撮像手段11の直下に位置付ける。そして、更にデバイス302に形成された電極303(303a〜303j)における図9において左上の電極303aを撮像手段11の直下に位置付ける。この状態で撮像手段11が電極303aを検出したならばその座標値(a1)を第1の加工送り開始位置座標値として制御手段10に送る。そして、制御手段10は、この座標値(a1)を第1の加工送り開始位置座標値としてランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納する(加工送り開始位置検出工程)。このとき、撮像手段11とレーザー光線照射手段52の集光器8はX軸方向に所定の間隔を置いて配設されているので、X座標値は上記撮像手段11と集光器8との間隔を加えた値が格納される。
このようにして図9において最上位の行E1のデバイス302における第1の加工送り開始位置座標値(a1)を検出したならば、チャックテーブル36を分割予定ライン301の間隔だけY軸方向に割り出し送りするとともにX軸方向に移動して、図9において最上位から2番目の行E2における最左端のデバイス302を撮像手段11の直下に位置付ける。そして、更にデバイス302に形成された電極303(303a〜303j)における図9において左上の電極303aを撮像手段11の直下に位置付ける。この状態で撮像手段11が電極303aを検出したならばその座標値(a2)を第2の加工送り開始位置座標値として制御手段10に送る。そして、制御手段10は、この座標値(a2)を第2の加工送り開始位置座標値としてランダムアクセスメモリ(RAM)203に格納する。このとき、撮像手段11とレーザー光線照射手段52の集光器10は上述したようにX軸方向に所定の間隔を置いて配設されているので、X座標値は上記撮像手段11と集光器10との間隔を加えた値が格納される。以後、制御手段10は、上述した割り出し送りと加工送り開始位置検出工程を図9において最下位の行Enまで繰り返し実行し、各行に形成されたデバイス302の加工送り開始位置座標値(a3〜an)を検出して、これをランダムアクセスメモリ(RAM)に格納する。
次に、半導体ウエーハ30の各デバイス302に形成された各電極303(303a〜303j)部にレーザー加工孔(ビアホール)を穿孔する穿孔工程を実施する。穿孔工程は、先ず加工送り手段37を作動しチャックテーブル36を移動して、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納されている第1の加工送り開始位置座標値(a1)をレーザー光線照射手段52の集光器8の直下に位置付ける。このように第1の加工送り開始位置座標値(a1)が集光器9の直下に位置付けられた状態が11に示す状態である。図10に示す状態から制御手段10は、レーザー光線照射手段52を制御して集光器8から加工用パルスレーザー光線LB1を照射する。
上記穿孔工程における加工条件の一例について説明する。
光源 :LD励起QスイッチNd:YVO4パルスレーザー
波長 :355nm
エネルギー密度 :30J/cm2
集光スポット径 :φ70μm
このような加工条件によって穿孔工程を実施すると、シリコンウエーハにはパルスレーザー光線の1パルス当たり深さが2μm程度のレーザー加工孔を形成することができる。従って、厚さが100μmのシリコンウエーハにパルスレーザー光線を50パルス照射することにより、図11に示すように電極303に達するレーザー加工孔310を形成することができる。
上述したようにして、第1の加工送り開始位置座標値(a1)に穿孔工程を実施したならば、加工送り手段37を作動しチャックテーブル36を上記間隔Aだけ移動して、ボンディングパッド303bに対応する位置をレーザー光線照射手段52の集光器8の直下に位置付ける。そして、上記穿孔工程を実施する。このように半導体ウエーハ30に形成された全てのボンディングパッド303に対応する位置をレーザー光線照射手段52の集光器8の直下に位置付け上記穿孔工程を実施することにより、半導体ウエーハ30には、裏面30bから各電極303に達するレーザー加工孔310を形成することができる。
上述した穿孔工程を実施することにより、半導体ウエーハ30には、裏面30bから各電極303に達するレーザー加工孔310を形成することができるが、加工されたレーザー加工孔310の中には電極303に達していない場合がある。従って、レーザー加工孔310が電極303に達したか否かを確認する必要がある。そこで、図示のレーザー加工機1においては、上記表面位置検出装置9を作動して半導体ウエーハ30に形成されたレーザー加工孔310の底面の高さ位置を検出する底面位置検出工程を実施する。
底面位置検出工程は、半導体ウエーハ30に形成された各レーザー加工孔310を順次集光器11の直下に位置付け、表面位置検出装置9の検査用レーザー光線発振手段90から検査用レーザー光線LB2を発振することによって実施する。なお、半導体ウエーハ30に形成された各レーザー加工孔310の位置付けは、上述した穿孔工程と同様に制御手段10のランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納されている各電極303の座標データに基づいて、チャックテーブル36を移動することによって行うことができる。
ここで、底面位置検出工程において照射される検査用レーザー光線LB2の一例について説明する。
光源 :He-Ne連続波レーザー
波長 :633nm
平均出力 :2〜3mW
検査用レーザー光線発振手段90から発振された検査用レーザー光線LB2は、上述したように第1のキュービックスプリッター92、ダイクロイックハーフミラー91、方向変換ミラー7を介して集光レンズ81によって集光される。このようにして集光レンズ81によって集光される検査用レーザー光線LB2の集光点Pを、図12に示すように半導体ウエーハ30に形成されたレーザー加工孔310の底に位置する電極303の上面に位置付ける。この集光点Pの位置付けは、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ30に形成されている電極303の高さ位置に基づいて、制御手段10がZ軸移動手段としての集光点位置調整手段53を制御することによって行うことができる。
図12の(a)に示すように半導体ウエーハ30に形成されたレーザー加工孔310が電極303に達している場合には、検査用レーザー光線LB2は電極303の上面に集光スポット面積S1で照射される。電極303の上面に照射された検査用レーザー光線LB2は、電極303の上面において集光スポット面積S1で反射し、上述したように集光レンズ81、方向変換ミラー7、ダイクロイックハーフミラー91、第1のキュービックスプリッター92、バンドパスフィルター93を介して第2のキュービックスプリッター94に達する。第2のキュービックスプリッター94に達した検査用レーザー光線LB2の反射光は、第3の光路Cと第4の光路Dに分岐される。第3の光路Cに分岐された反射光は、集光レンズ95によって100%集光され第1の受光素子96に受光される。従って、第1の受光素子96から出力される電圧値(V1)は、上述したように10Vとなる。一方、第4の光路Dに分岐された検査用レーザー光線LB2の反射光は、シリンドリカルレンズ981および一次元マスク982を通して第2の受光素子97に受光されるが、反射光が集光スポット面積S1であるので上述したように反射光の全ての光量が第2の受光素子97に受光される。従って、第2の受光素子97から出力される電圧値(V2)は、10Vとなる。この結果、第1の受光素子96から出力される電圧値(V1)と第2の受光素子97から出力される電圧値(V2)との比(V1/ V2)が “1”となり、制御手段10は図5に示す制御マップから、レーザー加工孔310が適正な深さに形成され、電極303に達していると判定する。
次に、図12の(b)に示すように半導体ウエーハ30に形成されたレーザー加工孔310の深さが浅く電極303に達していない場合には、上述したように検査用レーザー光線LB2はレーザー加工孔310の底面310aに照射される面積S2で反射する。このため、上述したように第1の受光素子96には上述したように100%が受光されるが、第2の受光素子97にはレーザー加工孔310の底面310aに照射される検査用レーザー光線LB2の面積S2に反比例して受光量が減少する。従って、半導体ウエーハ30に形成されたレーザー加工孔310の深さが深い程、即ちレーザー加工孔310の底面310aが電極303に近い程、第1の受光素子96から出力される電圧値(V1)と第2の受光素子97から出力される電圧値(V2)との比(V1/V2)は“1”に近く、半導体ウエーハ30に形成されたレーザー加工孔310の深さが浅い程第1の受光素子96から出力される電圧値(V1)と第2の受光素子97から出力される電圧値(V2)との比(V1/V2)は大きくなる。
上述した底面位置検出工程を半導体ウエーハ30に形成された全てのレーザー加工孔310に実施し、制御手段10は図4に示す制御マップに基づいてレーザー加工孔310の高さ位置、即ちレーザー加工孔310の底面310aの電極303からの高さ位置を求め、図13に示すようにレーザー加工孔310の判定マップを作成する。
また、制御手段10は、ウエーハを形成するシリコンの反射率や電極を形成する銅等の金属の反射率に関するデータをランダムアクセスメモリ(RAM)の所定領域に格納してあり、第1の受光素子96からの出力値が電極303の反射率に対応する値であるか否かも判定する。即ち、シリコンの反射率は57.48%であり、電極303を形成する銅の反射率は43.27%であるため、第1の受光素子96に受光される光量はレーザー加工孔310が電極303に達しているか否かによって異なる。従って、第1の受光素子96からの出力値が銅の反射率に対応した値であれば、半導体ウエーハ30に形成されたレーザー加工孔310は確実に電極303に達していることが判る。従って、上記第1の受光素子96から出力される電圧値(V1)と第2の受光素子97から出力される電圧値(V2)との比(V1/V2)が“1”より大きくレーザー加工孔310の底面310aの電極303からの高さ位置が電極303より高い値が求められても、レーザー加工孔310は電極303に達していると判定することができる。
上述したように図13に示す判定マップを作成したならば、制御手段10は電極303に達していないと判定されたレーザー加工孔310(図13に示す実施形態においては、E1の203f、Enの203b)について、再加工パルス数を設定する。即ち、上述した加工条件においてはパルスレーザー光線の1パルス当たり深さが2μm程度のレーザー加工孔を形成することができるので、E1の203fのレーザー加工孔310については10μm加工する必要があるので再加工パルス数は5パルスと設定し、Enの203bのレーザー加工孔310については20μm加工する必要があるので再加工パルス数は10パルスと設定する。このように作成された判定マップは、表示手段100に表示される。
以上のようにして、図13に示す判定マップに再加工パルス数を設定したならば、制御手段10はチャックテーブル36を移動してE1の203fの座標を集光器8の直下に位置付け加工用パルスレーザー光線LB1を5パルス照射し、また、チャックテーブル36を移動してEnの203bの座標を集光器8の直下に位置付け、加工用パルスレーザー光線LB1を10パルス照射する。この結果、電極303に達していないと判定されたE1の203fのレーザー加工孔310およびEnの203bのレーザー加工孔310は、電極303に達するように再加工される。
本発明に従って構成されたレーザー加工機の斜視図。 図1に示すレーザー加工機に装備されるレーザー光線照射手段および表面位置検出装置の構成を簡略に示すブロック図。 図2に示す表面位置検出装置から照射される検査用レーザー光線の照射位置により照射面積が変化する状態を示す説明図。 図2に示す表面位置検出装置の第1の受光素子から出力される電圧値(V1)と第2の受光素子から出力される電圧値(V2)との比と、加工孔の底面の適正位置からの高さとの関係を示す制御マップ。 図2に示す表面位置検出装置を構成する受光領域規制手段の他の実施形態を示すブロック図。 被加工物としての半導体ウエーハの斜視図。 図6に示す半導体ウエーハの一部を拡大して示す平面図。 図6に示す半導体ウエーハを環状のフレームに装着された保護テープの表面に貼着した状態を示す斜視図。 図6に示す半導体ウエーハが図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブルの所定位置に保持された状態における座標位置との関係を示す説明図。 図1に示すレーザー加工機によって図6に示す半導体ウエーハにレーザー加工孔を形成する穿孔工程の説明図。 図10に示す穿孔工程によってレーザー加工孔が形成された半導体ウエーハの要部拡大断面図。 図1に示すレーザー加工機に装備される表面位置検出装置により実施される加工孔の深さ検出工程の説明図。 図1に示すレーザー加工機に装備される制御手段によって作成される判定マップの一例を示す図。
符号の説明
1:レーザー加工機
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
31:案内レール
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
374:加工送り量検出手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
41:案内レール
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り手段
433:割り出し送り量検出手段
5:レーザー光線照射ユニット
51:ユニットホルダ
52:レーザー光線加工装置
6:パルスレーザー光線発振手段
7:方向変換ミラー
8:集光器8
81:集光レンズ
9:表面位置検出装置
90:検査用レーザー光線発振手段
91:ダイクロイックハーフミラー
92:第1のキュービックスプリッター
93:バンドパスフィルター
94:第2のキュービックスプリッター
95:集光レンズ
96:第1の受光素子
97:第2の受光素子
98:受光領域規制手段
981:シリンドリカルレンズ
982:一次元マスク
10:制御手段
11:撮像手段
30:半導体ウエーハ
301:ストリート
302:デバイス
40:環状のフレーム
50:保護テープ

Claims (4)

  1. 被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に照射する加工用レーザー光線を発振する加工用レーザー光線発振手段と、該加工用レーザー光線発振手段から発振された加工用レーザー光線を集光して該チャックテーブルに保持された被加工物に照射する集光器と、該チャックテーブルをX軸方向に移動するX軸移動手段と、該チャックテーブルをX軸方向と直交するY軸方向に移動するY軸移動手段と、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物の露出部の高さ位置を検出する表面位置検出装置と、を備えたレーザー加工機であって、
    該表面位置検出装置は、検査用レーザー光線を発振する検査用レーザー光線発振手段と、該加工用レーザー光線発振手段と該集光器との間に配設され該加工用レーザー光線発振手段から発振される波長の加工用レーザー光線を通過し該検査用レーザー光線発振手段から発振される波長の検査用レーザー光線を該集光器に向けて反射せしめるダイクロイックハーフミラーと、該検査用レーザー光線発振手段と該ダイクロイックハーフミラーとを結ぶ第1の光路に配設され被加工物の露出部で反射した検査用レーザー光線の反射光を第2の光路に分岐する第1のビームスプリッターと、該第2の光路に配設され該第1のビームスプリッターによって分岐された検査用レーザー光線の反射光のうち検査用レーザー光線の波長に対応する反射光のみを通過せしめるバンドパスフィルターと、該バンドパスフィルターを通過した反射光を第3の光路と第4の光路に分岐する第2のビームスプリッターと、該第2のビームスプリッターによって該第3の光路に分岐された反射光を100%受光する第1の受光素子と、該第2のビームスプリッターによって該第4の光路に分光された反射光を受光する第2の受光素子と、該第4の光路に配設され該第2の受光素子が受光する反射光の受光領域を規制する受光領域規制手段と、該第1の受光素子と該第2の受光素子の検出信号に基づいて被加工物の露出部の高さ位置を求める制御手段と、を具備し、
    該制御手段は、該第1の受光素子と該第2の受光素子の検出信号に基づいて該第1の受光素子が受光した光量と該第2の受光素子が受光した光量との比を演算し、該光量の比に基づいて被加工物の露出部の高さ位置を求める、
    ことを特徴とする表面位置検出装置を備えたレーザー加工機。
  2. 該制御手段は、該第1の受光素子が受光した光量と該第2の受光素子が受光した光量との比と被加工物の露出部の高さ位置との相関関係が設定された制御マップを格納する記憶領域を備えたメモリを具備しており、該第1の受光素子が受光した光量と該第2の受光素子が受光した光量との比を該制御マップと照合して被加工物の露出部の高さ位置を求める、請求項1記載の表面位置検出装置を備えたレーザー加工機。
  3. 被加工物の露出部は被加工物に形成されている加工孔の底面であり、該制御マップは該第1の受光素子が受光した光量と該第2の受光素子が受光した光量との比と被加工物に形成されている加工孔の底面の高さ位置との相関関係が設定されている、請求項2記載の表面位置検出装置を備えたレーザー加工機。
  4. 該制御手段の該メモリは、複数の物質の反射率に関するデータを格納するする記憶領域を備えており、該制御手段は該第1の受光素子が受光した光量に基づいて被加工物に形成されている加工孔が加工された物質から他の物質に達しか否かを判定する、請求項3記載の表面位置検出装置を備えたレーザー加工機。
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