JP4885024B2 - コンクリート製品成形用の型枠装置。 - Google Patents
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Description
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態のコンクリート製品成形用の型枠装置Z1から中型Uを引き出した状態の斜視図であり、図2は、上記実施の形態のコンクリート製品成形用の型枠装置を閉じた状態の斜視図である。図3は、型枠装置の引き出し状態の動作を示す側面図である。本実施の形態のコンクリート製品成形用の型枠装置Z1は、側溝用ブロックB1の外側を形成する外型Tと、側溝用ブロックB1の内側を形成する中型Uと、中型Uが連結された前方枠T5と、前方枠を介して中型を支持する基台Fと、中型Uを狭小動作させる狭小機構Kを備える。なお、本実施の形態では図12(a)の側溝用ブロックB1を製造する場合で説明するが、コンクリート製品としては、図12(b)(c)の側溝用ブロックB2,B3等の種類があり、これらにも応用可能である。
本実施の形態のコンクリート製品成形用の型枠装置Z2は、図9に示すように、中型Uは、正面(前方枠T5側)から見た中心軸C(図中の一点鎖線の交点)の左側に分割された中型U11と、中心軸Cの右側に分割された中型U12と、中心軸Cの下方向に分割された中型U14と、中心軸Cの上方向に分割された中型U13とで構成される。型枠装置Z2は、排水スリットbcを有する側溝ブロックB11(図12(a))の排水スリットbcを下側にして成形するものであり、この中型Uが中心軸Cを中心に左右に分割される方式では、上部の中型U13が接している面(上側)を水路の下面とすることにより(成形後の側溝ブロックB11を反転して使用することにより)、段差がなくてなめらかで粗度係数の小さい側溝ブロックを形成することができる。また、前方枠T5には、中型押さえボルトである第2の隙間調整部材P14を取り付ける固定部材T5a等が前方枠T5の補強を兼用して設けられている。
図13(a)(b)(c)(d)は、本発明を適用した第3の実施の形態のコンクリート製品成形用の型枠装置Z3から中型Uを引き出す状態を説明する側面図である。本実施の形態では、前記基台Fに、中型Uを引き出す方向Yとは反対方向Xに側溝用ブロックB1を台枠T1とともに移動させる第2のスライド部材T17が設けられている。第2のスライド部材T17は、上記ガイドレールF1の上に配され、ガイドレールF1に沿って移動するためのローラR14を有している。上記側溝用ブロックB1の他に更に左右の側枠T3,T4と後方枠T6を移動させることも可能である。後方枠T6は、第2のスライド部材T17の後方端にヒンジ(図示せず)を介して取り付けられ、左右の側枠T3,T4もヒンジを介して第2のスライド部材T17と取り付けられている。ここで、上記組み立てた状態では、図13(a)に示すように、型枠装置Z1の全長L1は、前方枠T5の長さ(幅)cと側枠T3(T4)長さaと後方枠T6の長さ(幅)bとを加えた長さであり(L1=c+a+b)、上記第2のスライド部材T17の長さと同じ長さになっている。なお、側枠T3(T4)の長さaは、中型Uの長さと同じである。
普及型の側溝ブロックB1(ボックスカルバート)の全長は2mである。例えば、従来の中型を引き出すことができる型枠装置A90は、図14に示すように中型引き出し機構T96が前方枠T95の前方に設置されている。中型を側溝ブロックから引き出すためには、少なくとも2.6mの長さが必要であり、加えて中型引き出し機構T96が配設されているため、全長L1が3mである。工場で使用する搬送台車やフォークリフトに型枠装置Z1を載せる場合の標準的な許容長さは2.3mであるため、従来の型枠装置を搬送させるには、大型のクレーン等の設備が必要となる。
今回製作したコンクリート製品成形用の型枠装置Z1の全長L1は、基台Fの長さと同じ2.3mであり、移動式のガイド部材R4の長さe1は、0.3mである。したがって、中型Uを引き出す際には、全長は2.6m(L1+e1)となり、中型Uを引き出すことができる(図6(b))。他方、保管時には、ガイド部材R4を収納させることにより全長は2.3m(L1)となり、製造ラインの搬送台車に収まり、フォークリフトやトラックの荷台にも納まり搬送が容易である。
F 基台、F1 ガイドレール、F2 固定足、
K1 回転軸、K2 周回軸、 K3 リンク機構、
T 外型(外枠)、T1 台枠、
T3,T4 側枠、T5 前方枠(妻板)、T6 後方枠、T5a,T5b 固定部材、
U 中型(内枠)、Uu コの字型の受け金具、Uk 第2の係止部材、
U1,U11 左に分割された中型、U2,U12 右に分割された中型、
U3,U13 上方向に分割された中型、U4,U14 下方向に分割された中型、
T7 第1のスライド部材、T8 スライドストッパー、T9 レールストッパー、
T17 第2のスライド部材、
R1 第1のスライドローラ(下側スライドローラ)、
R2 第2のスライドローラ(上側スライドローラ)、
R3 固定式ガイドローラ、
R4 ガイド部材(跳ね上げ式ガイドローラ)、
R1a,R2a,R3a,R4a 軸受(ローラ)
P1 隙間調整ボルト、
P11 第2の隙間調整部材、
P2,P12 第1の隙間調整部材(隙間調整部材)、
P3 中型押さえ金具(傾き防止ローラ)、
P4,P14 傾き防止ボルト(第3の隙間調整部材)、
P5 角度調整ボルト、
W2 第1の係止部材、Uk 第2の係止部材、
K 狭小機構、K1 回転軸、K2 周回軸、K3 カム(継ぎ手)、
L1 型枠装置の全長、
a 側枠の長さ(中型の長さ)、b 後方枠の長さ(幅)、c 前方枠の長さ(幅)、
H5 補強板、
51,52,53 ヒンジ、
54,55 留め金、
t3,t5 取っ手、
B1,B2, B3,B11 側溝ブロック(コンクリート製品)、
ba 水路、bb 上面、bc 排水スリット、
C 中心軸、
S 中型とコンクリート製品との隙間、S1 上方側の隙間、S2 下方側の隙間
Y 引き出し方向、X 引き出し方向とは逆の反対方向
Claims (5)
- 側溝用ブロック等のコンクリート製品の外側を形成する左右の側枠と前方枠と後方枠と、コンクリート製品の内側を形成する中型と、中型を支持する基台と、中型を狭小動作させる狭小機構とを備え、
前記基台に、前方枠と連結して移動する第1のスライド部材が配され、前記狭小機構は、レンチ等の工具が連結される回転軸と、回転軸と連動して中型を狭小動作させるリンク機構を備え、これらを介して中型が前方枠と連結されるとともに、リンク機構と連動して中型とコンクリート製品との隙間を調整する第1の隙間調整部材と、第1の隙間調整部材の所定量の移動を阻止する第1の係止部材を有し、レンチ等の工具により回転軸を回転させて、狭小機構により中型とコンクリート製品との上方側の隙間を形成した後、上記リンク機構と連動する第1の隙間調整部材が第1の係止部材にその移動を阻止された状態で、更に回転軸を回転させることにより第1の隙間調整部材を移動させて、残りの下方側の隙間を形成することを特徴とするコンクリート製品成形用の型枠装置。 - 側溝用ブロック等のコンクリート製品の外側を形成する左右の側枠と前方枠と後方枠と、コンクリート製品の内側を形成する中型と、中型を支持する基台と、中型を狭小動作させる狭小機構とを備え、
前記基台に、前方枠と連結して移動する第1のスライド部材が配され、前記狭小機構は、レンチ等の工具が連結される回転軸と、回転軸と連動して中型を狭小動作させるリンク機構を備え、これらを介して中型が前方枠と連結されるとともに、中型とコンクリート製品との上方側の隙間を調整する第2の隙間調整部材を有し、レンチ等の工具が回転軸に連結されて回転軸を回転させて、中型の下方側を狭小動作させることにより、中型を自重で下方に移動させるが、上記第2の隙間調整部材により吊り下げることにより、中型とコンクリート製品との上方側の隙間を調整することを特徴とするコンクリート製品成形用の型枠装置。 - 前記基台は、前記外側を形成する左右の側枠と前方枠と後方枠の全長に合わせた長さであり、前記中型を引き出す第1のスライド部材を支持するガイド部材が折畳み可能な状態で備えられていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンクリート製品成形用の型枠装置。
- 前記基台は、前記外側を形成する左右の側枠と前方枠と後方枠の全長に合わせた長さであり、この基台に、中型を引き出す方向とは反対方向に側溝用ブロック等のコンクリート製品を移動させる第2のスライド部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の側溝用ブロックの成形用型枠装置。
- 前記前方枠又は中型に、中型の長手方向の前後の傾きを防止する傾き防止ボルトが取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の側溝用ブロックの成形用型枠装置。
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