JPS6211608A - モルタル混練法 - Google Patents
モルタル混練法Info
- Publication number
- JPS6211608A JPS6211608A JP15210885A JP15210885A JPS6211608A JP S6211608 A JPS6211608 A JP S6211608A JP 15210885 A JP15210885 A JP 15210885A JP 15210885 A JP15210885 A JP 15210885A JP S6211608 A JPS6211608 A JP S6211608A
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- Japan
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- aggregate
- water
- mortar
- kneading
- mud
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、モルタル混練法の改良に関するものである。
〈従来技術と解決せんとする問題点〉
コンクリート建物の床や内壁のモルタル工事には、従来
は作業現場で作業者が適宜に混練して調製したモルタル
を使用していた。しかし現場で作業者が水と骨材とセメ
ントを混練して、モルタルを調製すると、往々にして水
をこぼしたり、まき散らしたりするため、その水がコン
クリート床や内壁のひび割れを通って、階下や隣設壁面
に浸出することとなる。
は作業現場で作業者が適宜に混練して調製したモルタル
を使用していた。しかし現場で作業者が水と骨材とセメ
ントを混練して、モルタルを調製すると、往々にして水
をこぼしたり、まき散らしたりするため、その水がコン
クリート床や内壁のひび割れを通って、階下や隣設壁面
に浸出することとなる。
このため、通信機器のように極度Gこ水気を嫌う装置を
収容した建物を、上記の方法でモルタルを混練して補修
作業すると、飛散したり流出した水が階下や隣設壁面に
侵出して予期しない事故を生ずる。
収容した建物を、上記の方法でモルタルを混練して補修
作業すると、飛散したり流出した水が階下や隣設壁面に
侵出して予期しない事故を生ずる。
そこで、この種の事故を起こさないよう水を使用しない
モルタル混練法の開発が業界では強く望まれている。
モルタル混練法の開発が業界では強く望まれている。
く問題解決の手段〉
本発明は、上記の事情に鑑みて開発したモルタル混練法
で、つぎの様に構成する。
で、つぎの様に構成する。
すなわち、本発明はあらかじめ骨材と水と合成耐脂エマ
ルジョン、合成ゴムラテックス、ポリビニルアルコール
、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸ソーダのご
とき粘着付与剤とを混練して、チクソトロトロビック性
を付与してフロー値(J工5A−6203)石15 Q
cm〜400cmGこ調整した骨材泥に、セメントを
添加して混練することを特徴とする混練時に水が飛散又
は流出しないモルタル混練法である。
ルジョン、合成ゴムラテックス、ポリビニルアルコール
、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸ソーダのご
とき粘着付与剤とを混練して、チクソトロトロビック性
を付与してフロー値(J工5A−6203)石15 Q
cm〜400cmGこ調整した骨材泥に、セメントを
添加して混練することを特徴とする混練時に水が飛散又
は流出しないモルタル混練法である。
具体的には、例えば乾燥骨材【こ合成樹脂エマルジョン
を含浸させて、乾燥骨材対合成樹脂エマルジョンの体積
比を2乃至3:1とし、チクソトロピツク性が大きくフ
ロー値150 cm〜4QQcmの骨材泥を作製し、作
業現場でこの骨材泥にセメントを加えてセメント対合成
樹脂エマルジョンを重量比で1:0.3乃至0.8とし
て混練すればよい。
を含浸させて、乾燥骨材対合成樹脂エマルジョンの体積
比を2乃至3:1とし、チクソトロピツク性が大きくフ
ロー値150 cm〜4QQcmの骨材泥を作製し、作
業現場でこの骨材泥にセメントを加えてセメント対合成
樹脂エマルジョンを重量比で1:0.3乃至0.8とし
て混練すればよい。
〈作 用〉
骨材と粘性付与剤と水よりなるチクソトロピツクが大き
い骨材泥を予め作成し、現場でセメントをこの骨材泥に
加えて混練し、骨材泥以外には一切水を加えなくてよい
。このためモルタルの混練に水そのものは使用しなくて
よい。
い骨材泥を予め作成し、現場でセメントをこの骨材泥に
加えて混練し、骨材泥以外には一切水を加えなくてよい
。このためモルタルの混練に水そのものは使用しなくて
よい。
従って、水が階下等に浸出して不測の事故等をおこすお
それは全くない。
それは全くない。
骨材泥の7o−値をl 5 Qcm 〜4 Q Qcm
に規定したのは、400cm以上では5、チクソトロピ
ツク性が小さいので容器をひつくり返したりして、骨材
泥をこぼしたりしたとき、床に流れ出して目地等にしみ
込んでしまうからである。
に規定したのは、400cm以上では5、チクソトロピ
ツク性が小さいので容器をひつくり返したりして、骨材
泥をこぼしたりしたとき、床に流れ出して目地等にしみ
込んでしまうからである。
また1 50 cm以下では、セメントが混合しにくい
ため、均一なモルタルがえられないからである。
ため、均一なモルタルがえられないからである。
粘性付与剤としては、合成樹脂エマルジョン、合成コム
ラテックス、ポリビニル7A’コール、カルボキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリアクリル酸ソーダから選んだ1又は2以
上のものが用いられる。
ラテックス、ポリビニル7A’コール、カルボキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリアクリル酸ソーダから選んだ1又は2以
上のものが用いられる。
合成樹脂エマルジョンとしては、ポリ酢酸ビニルエマル
ジョン、ポリアクリル酸エステルエマルジョン、スチレ
ンアクリル共重合にエマルジョン、エチレン酢酸ビニル
共重合体エマルジョン、エチレン酢酸ビニル塩化ビニル
共重合体エマルジョンなどが出いられる。又、粘性付与
剤には樹脂が含まれているので、樹脂のもつ粘性と、表
面・しこ生ずる儒脂皮膜とによって、骨材泥そのものも
飛び散ることがない。
ジョン、ポリアクリル酸エステルエマルジョン、スチレ
ンアクリル共重合にエマルジョン、エチレン酢酸ビニル
共重合体エマルジョン、エチレン酢酸ビニル塩化ビニル
共重合体エマルジョンなどが出いられる。又、粘性付与
剤には樹脂が含まれているので、樹脂のもつ粘性と、表
面・しこ生ずる儒脂皮膜とによって、骨材泥そのものも
飛び散ることがない。
更に樹脂によって、モルタルの接着力の強化、ひび割れ
再発の防止、早強性が得られるという作用もある。
再発の防止、早強性が得られるという作用もある。
〈実施例〉
以下に本発明の詳細な説明する。まず乾燥骨材に合成樹
脂エマルジョンを含浸させて、乾燥骨材対合成樹脂エマ
ルジョンの体積比を2乃至3:1とに骨材泥を作製する
。
脂エマルジョンを含浸させて、乾燥骨材対合成樹脂エマ
ルジョンの体積比を2乃至3:1とに骨材泥を作製する
。
骨材としては、袋詰めで重版されている硅砂あるいはパ
ーライトを使う。
ーライトを使う。
合成樹脂エマルジョンとしては、例えばスチレンアクリ
ル酸エステル共重合体樹脂のエマルジョン(固形分:5
0%、水分=50%)を使う。
ル酸エステル共重合体樹脂のエマルジョン(固形分:5
0%、水分=50%)を使う。
上記エマルジョンの一般的性質は、つぎの通りである。
濃度(%) 約50
粘度(OF)200以下(BII型12 r p m5
25C) P H7,5〜 9.0 イオン性 アニオン性ノニオン 平均粒子径(m ) 約0.1 最低造膜温度(’O) 33〜35エマルジヨン
の比重 1.04 凍結融解安定性(’a) −1s この骨材泥のフロー値は250 cmであった。
25C) P H7,5〜 9.0 イオン性 アニオン性ノニオン 平均粒子径(m ) 約0.1 最低造膜温度(’O) 33〜35エマルジヨン
の比重 1.04 凍結融解安定性(’a) −1s この骨材泥のフロー値は250 cmであった。
この骨材泥を容器に詰めて現場に運ぶ。
施工時には、作業現場にセメントと上記の骨材泥とを搬
入する。そして現場で、この骨材泥にセメントを加えて
、セメント対骨材泥を重量比で1 : 0.3乃至0.
8とに混練する。この場合骨材泥以外には水−切加えな
い。
入する。そして現場で、この骨材泥にセメントを加えて
、セメント対骨材泥を重量比で1 : 0.3乃至0.
8とに混練する。この場合骨材泥以外には水−切加えな
い。
このため作業現場に水道水などを持込む必要は一切ない
。しかし骨材泥には、混練に最低限必要な水分が含まれ
ているので、別しこ水道水等を加えなくても混練可能と
なる。
。しかし骨材泥には、混練に最低限必要な水分が含まれ
ているので、別しこ水道水等を加えなくても混練可能と
なる。
またエマルジョンの水分比率は定まっているため、骨材
泥の混合量を決めれば一定量の水分が入り、必要量以上
の水分が加わるおそれは全くない。
泥の混合量を決めれば一定量の水分が入り、必要量以上
の水分が加わるおそれは全くない。
しかも骨材泥には、合成樹脂が含まれているので、この
樹脂によって、モルタルの接着力がまして、ひび割れが
生じにくくなり、且っ早強性が得られる。
樹脂によって、モルタルの接着力がまして、ひび割れが
生じにくくなり、且っ早強性が得られる。
施工時間を短縮する必要があるときは、急結剤を骨材泥
に加える。添加量は凝結時間に応じて適宜増減するが、
本実施例では約1時間で凝結させるため、QP500(
商品名、日曹マスターズビル(株)製)をセメントに対
して重量比で約0.2〜3%加える。
に加える。添加量は凝結時間に応じて適宜増減するが、
本実施例では約1時間で凝結させるため、QP500(
商品名、日曹マスターズビル(株)製)をセメントに対
して重量比で約0.2〜3%加える。
混練は、一般のモルタルミキサーで行い、混練程度は従
来通りとする。また急結性をそれ程必要としない場合は
、ジェットセメント、早強セメントを使用する。
来通りとする。また急結性をそれ程必要としない場合は
、ジェットセメント、早強セメントを使用する。
〈発明の効果〉
本発明は以上説明したように構成して、チクソトロピツ
ク性を付与した骨材泥以外には、−切水道水等を加えな
いで混練するようにした。
ク性を付与した骨材泥以外には、−切水道水等を加えな
いで混練するようにした。
このため混練時に水が飛散することがない。またこの骨
材泥は、特定のフロー値なので、こぼした時の拡がりが
殆んどなく、水分も床などGこ浸み込まない。この改良
によって、水が浸出して不測の事故をおこすという従来
工法の欠点は、全く解消できた。しかもこのモルタルは
、合成樹脂を含むので、樹脂のもつ粘性と、表面に生ず
る樹脂皮膜とによって、水分は外部に流出しにくい性質
を帯びる。又水を使わないので、流れ出した水がコンク
リート床や内壁のひび割れを通して浸出しない。
材泥は、特定のフロー値なので、こぼした時の拡がりが
殆んどなく、水分も床などGこ浸み込まない。この改良
によって、水が浸出して不測の事故をおこすという従来
工法の欠点は、全く解消できた。しかもこのモルタルは
、合成樹脂を含むので、樹脂のもつ粘性と、表面に生ず
る樹脂皮膜とによって、水分は外部に流出しにくい性質
を帯びる。又水を使わないので、流れ出した水がコンク
リート床や内壁のひび割れを通して浸出しない。
しかも樹脂による接着力の強化、ひび割れ再発の防止、
早強性が生ずる等の効果も有することとなる。
早強性が生ずる等の効果も有することとなる。
なお、この混練法はモルタルGこ限らず、コンクリート
混練についても利用できるものである。
混練についても利用できるものである。
出願代理人
松 本 久
Claims (2)
- (1)あらかじめ骨材と水と粘性付与剤とを混練して、
チクソトロピツク性を付与し、フロー値を150cm〜
400cmに調整した骨材泥にセメントを添加して混練
することを特徴とするモルタル混練法。 - (2)粘性付与剤が合成樹脂エマルジョン、合成ゴムラ
テックス、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセ
ルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ポリアクリル酸ソーダから選んだ1又は2以上で
ある特許請求の範囲第1項記載のモルタル混練法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15210885A JPS6211608A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | モルタル混練法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15210885A JPS6211608A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | モルタル混練法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6211608A true JPS6211608A (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=15533227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15210885A Pending JPS6211608A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | モルタル混練法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6211608A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008238411A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Fortec:Kk | コンクリート製品成形用の型枠装置。 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS541728A (en) * | 1977-06-01 | 1979-01-08 | Dresser Investments | Fuel rod |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP15210885A patent/JPS6211608A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS541728A (en) * | 1977-06-01 | 1979-01-08 | Dresser Investments | Fuel rod |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008238411A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Fortec:Kk | コンクリート製品成形用の型枠装置。 |
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