JPS6339304A - 作業現場で水のいらないモルタルの製造法 - Google Patents
作業現場で水のいらないモルタルの製造法Info
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- JPS6339304A JPS6339304A JP18386586A JP18386586A JPS6339304A JP S6339304 A JPS6339304 A JP S6339304A JP 18386586 A JP18386586 A JP 18386586A JP 18386586 A JP18386586 A JP 18386586A JP S6339304 A JPS6339304 A JP S6339304A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は土木、建築におけるモルタル工事施工に使用ば
れるモルタルの製造法に関するものである。
れるモルタルの製造法に関するものである。
土木、建築のモルタル工事におけるモルタル製造法は従
来では施工業者が作業現場において骨材、セメントなど
に適宜加水して練り混ぜる方法が一般的である・ 〔発明が解決しようとする問題点〕 このような従来性われている作業現場でのモルタルの製
造方法では、水利の便が悪いところには所要量の水を準
備せねばならず、その取扱い上のみでも大きな負担とな
る。加えてモルタル製造時の水の供給は処理上の不注意
その他の原因から往々にしてこれが所定外のところへ放
水されたり、周辺に飛散し次ジして思いもかけない被害
を生じたり、状況によっては未使用セメントを汚損し次
すする。又ある場合にはこの水がコンクリート床や壁体
の亀裂に浸透して例えば湿気に鋭敏な影響を受ける電気
通信―器、装置類を収容する建物の補修施工において従
来の練り混ぜられたモルタルでは、そのブリージング水
や飛散し良木によって階下や隣接壁面へ浸出滲透し予期
し得ないような事故原因となるおそれがある。
来では施工業者が作業現場において骨材、セメントなど
に適宜加水して練り混ぜる方法が一般的である・ 〔発明が解決しようとする問題点〕 このような従来性われている作業現場でのモルタルの製
造方法では、水利の便が悪いところには所要量の水を準
備せねばならず、その取扱い上のみでも大きな負担とな
る。加えてモルタル製造時の水の供給は処理上の不注意
その他の原因から往々にしてこれが所定外のところへ放
水されたり、周辺に飛散し次ジして思いもかけない被害
を生じたり、状況によっては未使用セメントを汚損し次
すする。又ある場合にはこの水がコンクリート床や壁体
の亀裂に浸透して例えば湿気に鋭敏な影響を受ける電気
通信―器、装置類を収容する建物の補修施工において従
来の練り混ぜられたモルタルでは、そのブリージング水
や飛散し良木によって階下や隣接壁面へ浸出滲透し予期
し得ないような事故原因となるおそれがある。
かかる現状において１本発明は直接水を使用しないで正
常なモルタル練り混ぜ手段を成豆させることを目的とし
て、既存の問題点を解決したもので、以下その手段につ
いて説明する。
常なモルタル練り混ぜ手段を成豆させることを目的とし
て、既存の問題点を解決したもので、以下その手段につ
いて説明する。
本発明はあらかじめ製造する所要のモルタルに必要とす
る水又は中性のポリマーディスパージョンを高吸水性樹
脂に含水せしめて得たゲル状物質と骨材とを混合してこ
れにセメントを添加し、上記ゲル状物質に対しセメント
の強アルカリ成分を反応させて含水分を放出せしめ、こ
れらを練り混ぜることによりモルタルを製造せんとする
ものである。
る水又は中性のポリマーディスパージョンを高吸水性樹
脂に含水せしめて得たゲル状物質と骨材とを混合してこ
れにセメントを添加し、上記ゲル状物質に対しセメント
の強アルカリ成分を反応させて含水分を放出せしめ、こ
れらを練り混ぜることによりモルタルを製造せんとする
ものである。
高吸水性樹脂に含水せしめたゲル状物質はフロー値（Ｊ
Ｉ３Ａ−６２０３）ｔ１５０ｃｍ〜４００削になるよう
吸水調整するものとし骨材と混合することが望ましい。
Ｉ３Ａ−６２０３）ｔ１５０ｃｍ〜４００削になるよう
吸水調整するものとし骨材と混合することが望ましい。
具体的には例えばモルタルに必要な水分型としてセメン
ト重量の６０％を吸水させて、あらかじめ調合された骨
材と高吸水性樹脂ゲル状物質の混合物に作業現場におい
てセメント対当該混合物比ｌ：２乃至３として練り混ぜ
ればよい。又、水にかえて中性のポリマーディスパージ
ョンを使用シてもよい。
ト重量の６０％を吸水させて、あらかじめ調合された骨
材と高吸水性樹脂ゲル状物質の混合物に作業現場におい
てセメント対当該混合物比ｌ：２乃至３として練り混ぜ
ればよい。又、水にかえて中性のポリマーディスパージ
ョンを使用シてもよい。
この高吸水性樹脂としては、（澱粉系）澱粉にアクリル
酸１Ｍヲグラフト重合したもの、（セルローズ系）カル
ボキシセルローズにアクリル酸ｊＪＩをグラフト重合し
たもの、（合成ポリマー系）アクリル酸・ビニルアルコ
ール共重合体、アクリル酸重合体、アクリル酸・アクリ
ルアミド共重合体、ポリエチレンオキサイド変性物、ア
クリルニトリル共重合体、アクリル酸塩共重合体から選
んだ一又は二以上のものが使用される。
酸１Ｍヲグラフト重合したもの、（セルローズ系）カル
ボキシセルローズにアクリル酸ｊＪＩをグラフト重合し
たもの、（合成ポリマー系）アクリル酸・ビニルアルコ
ール共重合体、アクリル酸重合体、アクリル酸・アクリ
ルアミド共重合体、ポリエチレンオキサイド変性物、ア
クリルニトリル共重合体、アクリル酸塩共重合体から選
んだ一又は二以上のものが使用される。
本発明はあらかじめ高吸水性樹脂に必要鳳の水又は中性
のポリマーディスパージョンを含水させたゲル状物質に
骨材を−合し製造するものであって、このためモルタル
の練り混ぜに際し外部から水そのものを加水或は注水す
るものではない。而して骨材と混合される樹脂自体が高
吸水性（１５０倍〜１．０００倍の吸水性）であり吸水
し良木は相当な外界圧力に対しても殆んど放水されるこ
となく保持される性質を有することによって骨材との課
金時においても保管、搬送等においても高吸水機能を害
されることはない。
のポリマーディスパージョンを含水させたゲル状物質に
骨材を−合し製造するものであって、このためモルタル
の練り混ぜに際し外部から水そのものを加水或は注水す
るものではない。而して骨材と混合される樹脂自体が高
吸水性（１５０倍〜１．０００倍の吸水性）であり吸水
し良木は相当な外界圧力に対しても殆んど放水されるこ
となく保持される性質を有することによって骨材との課
金時においても保管、搬送等においても高吸水機能を害
されることはない。
Ｏのよ１５に高吸水性樹脂・と骨材を混合したゲル状物
質にセメントを添加して練り混ぜることにより高吸水性
樹脂がセメントの強アルカリ成分（ＰＨ１３）に反応し
て吸水機能を喪失１２含水分を放出するようになるので
、所定量の含有水分が骨材及びセメントの混合物と練Ｖ
混ぜられ所要のモルタルが製造される・而して本発明に
おいては、ポリマーディスパージョンが含まれているの
で、粘性に優れ、かつモルタルの接着力を強化し、ひび
割れ防止の作用をも加えられるものである。
質にセメントを添加して練り混ぜることにより高吸水性
樹脂がセメントの強アルカリ成分（ＰＨ１３）に反応し
て吸水機能を喪失１２含水分を放出するようになるので
、所定量の含有水分が骨材及びセメントの混合物と練Ｖ
混ぜられ所要のモルタルが製造される・而して本発明に
おいては、ポリマーディスパージョンが含まれているの
で、粘性に優れ、かつモルタルの接着力を強化し、ひび
割れ防止の作用をも加えられるものである。
９下本発明の実施例について述べる。
まづ高吸水性樹脂に水分を吸水させて骨材と調合する。
調合比は重量比でセメント１に対し骨材２乃至３とし、
セメント重量の６０４量の水分を高吸水性樹脂に吸水さ
せる。骨材としてけ川砂、珪砂、パーライト、人工骨材
等を使用する。作業現場には水道水などを持込んだり、
注水のための何らかの配慮をする必要は全くない。
セメント重量の６０４量の水分を高吸水性樹脂に吸水さ
せる。骨材としてけ川砂、珪砂、パーライト、人工骨材
等を使用する。作業現場には水道水などを持込んだり、
注水のための何らかの配慮をする必要は全くない。
即ち上記のようにして高吸水性樹脂には練り混ぜに必要
とするだけの水分が含まれて居り、所定量のセメントラ
添加すればセメントの強アルカリ成分が高吸水性樹脂に
作用して含水分を放出させ、正常なる練り混ぜが行いう
るものであるＯ 施工時間を短縮する必要があるときは、急結剤を混合物
に加える。添加凰は凝結時間に応じて適宜増減する・急
結剤としては例えばＱ Ｐ ５００（商品名、日曹マス
ターズビル株式会社製）が使用される。練Ｖ混ぜは一般
のモルタルミキサーで行い練り混ぜの程度は従来通りと
する。
とするだけの水分が含まれて居り、所定量のセメントラ
添加すればセメントの強アルカリ成分が高吸水性樹脂に
作用して含水分を放出させ、正常なる練り混ぜが行いう
るものであるＯ 施工時間を短縮する必要があるときは、急結剤を混合物
に加える。添加凰は凝結時間に応じて適宜増減する・急
結剤としては例えばＱ Ｐ ５００（商品名、日曹マス
ターズビル株式会社製）が使用される。練Ｖ混ぜは一般
のモルタルミキサーで行い練り混ぜの程度は従来通りと
する。
上記のごとく、本発明はモルタル製造上必要量の水又は
中性のボリマーデイスバージョンヲ高吸水性樹脂に含水
せしめたゲル状物質と骨材を混合するものであるから、
作業現場において水道水などは全く必要としない。而し
てセメントを添加することによってはじめて高吸水性樹
脂に含有されている水分がセメントの強アルカリ成分に
よる反応作用でモルタルｊ！！！造に必要な量だけの水
が放水されるものであるから、練り混ぜの際に水が飛散
して周辺を汚損したり、コンクリート床、壁面などに滲
透（５て不測の損害、事故などを起す心配はない。又、
接着力の強化や亀裂防止、早強性などの効果をも有し、
一定高品質のモルタルが得られる。以上のことから経験
未熟者といえども簡易に高品質のモルタル製造ができる
ものである。
中性のボリマーデイスバージョンヲ高吸水性樹脂に含水
せしめたゲル状物質と骨材を混合するものであるから、
作業現場において水道水などは全く必要としない。而し
てセメントを添加することによってはじめて高吸水性樹
脂に含有されている水分がセメントの強アルカリ成分に
よる反応作用でモルタルｊ！！！造に必要な量だけの水
が放水されるものであるから、練り混ぜの際に水が飛散
して周辺を汚損したり、コンクリート床、壁面などに滲
透（５て不測の損害、事故などを起す心配はない。又、
接着力の強化や亀裂防止、早強性などの効果をも有し、
一定高品質のモルタルが得られる。以上のことから経験
未熟者といえども簡易に高品質のモルタル製造ができる
ものである。
なお、この製造法はモルタルに限らずコンクリート練り
混ぜについても利用できるものである。
混ぜについても利用できるものである。
Claims (2)
- （１）あらかじめ必要量の練り混ぜ水（混和剤を含む場
合もある）又はポリマーディスパージョンを高吸水性樹
脂に含水せしめて得たゲル状物質に骨材を混合して、こ
れにセメントを添加、攪拌し上記ゲル状物質に対しセメ
ントの強アルカリ成分を反応させて含水分を放出せしむ
ることによりモルタルを練り混ぜることを特徴とした作
業現場で水のいらないモルタルの製造法 - （２）高吸水性樹脂が（澱粉系）澱粉にアクリル酸塩を
グラフト重合したもの、（セルローズ系）カルボキシセ
ルローズにアクリル酸塩をグラフト重合したもの、（合
成ポリマー系）アクリル酸・ビニルアルコール共重合体
、アクリル酸重合体、アクリル酸・アクリルアミド共重
合体、ポリエチレンオキサイド変性物、アクリルニトリ
ル共重合体、アクリル酸塩共重合体から選んだ一又は二
以上である特許請求の範囲第一項記載のモルタル製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18386586A JPS6339304A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 作業現場で水のいらないモルタルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18386586A JPS6339304A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 作業現場で水のいらないモルタルの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6339304A true JPS6339304A (ja) | 1988-02-19 |
Family
ID=16143180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18386586A Pending JPS6339304A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 作業現場で水のいらないモルタルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6339304A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6389478A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-20 | 日本ゼオン株式会社 | 軽量石膏製品の製造法 |
| JPS63319238A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-27 | Nippon Zeon Co Ltd | 新規な水硬性組成物 |
| EP0950699A1 (en) * | 1998-04-16 | 1999-10-20 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Freeze-preventing material and method for preventing pavement surface from freezing |
| JP2005089288A (ja) * | 2003-08-11 | 2005-04-07 | Nanba Kenchiku Kenkyushitsu:Kk | モルタル用ゲル状組成物並びにこれを用いた左官材料製造キット及びモルタル |
| JP2015000825A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | 株式会社アイ・イー・ジェー | 左官材料製造キット |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5496517A (en) * | 1978-01-17 | 1979-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of cement product |
| JPS5561416A (en) * | 1978-11-01 | 1980-05-09 | Koyo Kikai Sangyo | Kneading material charging mechod of double spindle system concrete mixer |
| JPS55109613A (en) * | 1979-02-19 | 1980-08-23 | Fuji Kon Kk | Preparation of concrete product |
| JPS59141450A (ja) * | 1983-01-29 | 1984-08-14 | 太平洋セメント株式会社 | モルタル又はコンクリ−トの乾式製造方法 |
-
1986
- 1986-08-05 JP JP18386586A patent/JPS6339304A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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| JP2015000825A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | 株式会社アイ・イー・ジェー | 左官材料製造キット |
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