JPS59102846A - 改質されたセメント組成物およびセメント製品 - Google Patents

改質されたセメント組成物およびセメント製品

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JPS59102846A
JPS59102846A JP21035482A JP21035482A JPS59102846A JP S59102846 A JPS59102846 A JP S59102846A JP 21035482 A JP21035482 A JP 21035482A JP 21035482 A JP21035482 A JP 21035482A JP S59102846 A JPS59102846 A JP S59102846A
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cement
emulsion
ethylene
vinyl acetate
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 均重合度500〜2500 、平均ケン化度75〜10
0モル%のポリビニルアルコールを保護コロイドとして
乳化重合してえられる、エチレン含有量5〜60重R%
、塩化ビニル含有量0.5〜49重量%、残部が酢酸ビ
ニル成分である共重合体組成を有する、エチレンー酢酸
ビニルー塩化ビニル共重合体エマルジョンおよび/また
はこれを乾燥して水に分散しうる樹脂とした粉末樹脂を
、セメントに対して樹脂固形分として5〜600重量%
の割合で混入せられてなる改質されたセメント組成物、
およびこれに適量の水を加えてえられたまだ固まらない
改質されたセメント組成物、および硬化した改質された
セメント製品に係るものである。
セメント、砂、小石、砕石などの各種骨材および水を混
合し成型してえられるコンクリート構築物、ブロック、
パイル、モルタル、スレートなどのセメント製品は、土
木、建築の分野に広く用いられているが、引張り、曲げ
および衝撃に対する抵抗力が小さく、ヒビワレが生じや
すく、また防水性、耐薬品性が充分でないなどの欠点を
有している。
これらの欠点を改善するために、従来よりポリマーラテ
ックスをセメントに混入する試みがなされて来ており、
今日では合成ゴムラテックスやポリ酢酸ビニルエマルジ
ョン、アクリル酸エステル系エマルジョン、塩化ビニル
−塩化ビニリデン共重合体エマルジョン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体エマルジョンなどをセメントモルタル
に混入混練成型してセメント製品を改質する方法が一般
によく知られている。
ところが、合成ゴムラテックスを混入したばあいは耐摩
性および古いコンクリート面への接着性がいずれも劣る
などの欠点があり、またポリ酢酸ビニルエマルジョンを
配合したものは、耐水性が低いので水中養生における曲
げ強度、圧縮強度などの機械的強度が低く、吸水率も大
きく、さらに温度変化に対して影響され易いなどの欠点
を有していて、いずれも必ずしも満足すべきものではな
い。
ポリアクリル酸エステル系エマルジョンをセメントモル
タルに混和する場合においては、セメントとの混和性が
悪かったり、原料が高価であるなどの欠点を有するため
に実用に供しにくく、また特有の異臭のため著しくその
作業方法が限定される。
また、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体エマルジョ
ンを混和したばあいは、低温度下で養生すると機械的強
度が低いこと、および耐候性が不十分であるという欠点
を有しているため実用に供し難いか、あるいは著しくそ
の応用範囲が限定される。
また、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンをセ
メントに混和したばあいは、合成ゴム系ラテックスに比
べて耐摩耗性や耐候性が優れ、ポリアクリル酸エステル
エマルジョンに比べて安価であり、異臭もないという特
長を有している。
しかしながら、耐水性、耐アルカリ性については、ポリ
酢酸ビニルエマルジョンに比べれば幾分良いとはいうも
のの、とくに耐アルカリ性が今一つ不十分であるという
欠点がある。
すなわち、実用的な最低の耐アルカリ性を示すエマルジ
ョンをうるためには、エチレンの含有量が18重量%以
以上上必要とするが、そのためには重合時のエチレン圧
を高くする必要があり、エチレン圧を高くすればする程
重合装置、重合操作、保安が困難になり不経済となる。
また、エチレン含有量は高ければ高い程耐アルカリ性は
改善される反面、接着強度、引張強度、曲げ強度、圧縮
強度などの機械的強度の低下などの欠点が生じる。
従ってエチレン含有量が15重量%前後以下で、かつ、
耐アルカリ性のすぐれたエチレン−酢酸ビニル系共重合
体エマルジョンの出現が望まれていた。
また、エチレン含有量が15重量%以上でも、接着強度
、引張強度、曲げ強度、圧縮強度などの機械的強度の低
下しないエチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョン
の出現が望まれていた。
このような問題点について本発明者は鋭意研究の結果、
共重合成分として塩化ビニルを選んだばあいに特に好適
な結果が得られることが判明し、本発明を完成した。
すなわち、本発明によれば、特定のポリビニルアルコー
ルを保護コロイドとして、共重合体中のエチレン含有量
が5〜60重量%、塩化ビニル含有量が0.5〜49重
量%、残部が酢酸ビニル成分であるように乳化重合した
共重合体エマルジョンおよび/またはこれを乾燥して水
に分散しうる樹脂とした粉末樹脂を、セメントに対し、
樹脂固形分として5〜300重量%の割合で混入し水と
混練して水和させ成型することにより、従来のエチレン
−酢酸ビニル共重合体エマルジョンをセメントに混入し
たばあいに較べて耐アルカリ性の格段にすぐれたセメン
ト製品がえられる。
しかも、接着強度、引張強度、曲げ強度、圧縮強度、耐
衝撃強度、耐摩耗性、古いコンクリート面への接着性、
セメント類との混和安定性等に関しても、一般のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンをセメントに混入
したばあいに較べて、同等あるいはそれ以上の性能を有
するすぐれたセメント製品をうろことができる。
本発明において使用されるエチレン−酢酸ビニル−塩化
ビニル共重合体エマルジョン中のエチレン含有量は、耐
水性、耐アルカリ性等を十分改良するとともに、適度の
抱水性ないし親木性および接着性を保持させるために全
共重合体重量の5〜30重量%の範囲になければならな
い。
エチレンが5重量%未満では従来のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体エマルジョンのばあいと較べて、耐水性、耐
アルカリ性が十分改良されず、30重量%を越えると、
耐水性、耐アルカリ性は改良されるが、製造装置その他
においてコスト高になるばかりでなく、セメントとの混
和性も悪くなり、接着〜強度、引張強度、曲げ強度、圧
縮強度などの機械的強度の低下が著しいという欠点が生
じるので、いずれも不適当である。
また、本発明において使用されるエチレン−酢酸ビニル
−塩化ビニル共重合体エマルジョン中の塩化ビニルの含
有量は従来のエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョ
ンの不十分な耐アルカリ性、耐候性を十分改良するとと
もに、適度な抱水性ないし親水性を付与させるために、
全共重合体重量の0.5〜49重量%の範囲になければ
ならない。
塩化ビニルの含有量が0.5重量%未満では従来のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンの不十分な耐ア
ルカリ性、耐候性を十分改良することができず、49重
量%を越えると耐アルカリ性、耐候性は改良されるが、
接着強度の低下が認められるのでいずれも適当ではない
本発明において、使用されるエチレン−酢酸ビニル−塩
化ビニル共重合体エマルジョンには、全共重合体重量の
5重量%以内であれば、これらと共重合性の単量体、た
とえばアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、分
岐飽和カルボン酸ビニル、アクリルアミド、スチレン、
不飽和カルボン酸などを共重合させてもよい。
乳化重合に際しては、保護コロイド系乳化剤を使用する
とよい。
本発明において使用される特に好適な保護コロイドとし
ては、平均重合度が500〜2500、平均ケン化&が
75〜100モル%のポリビニルアルコールであって、
その使用量は、共重合体に対して2〜15重量%が好適
である。
平均重合度が500未満のものは、保護コロイド作用が
不十分であるため、所定の使用量では低粘度となり、安
定なエマルジョンかえられない。安定性をうるために多
量を使用すると、耐水性が低下するので、本発明の目的
には使用できない。
また平均重合度が2500を越えるものを使用すると、
エマルジョンの粘度が上がりすぎて、製造に支障をきた
すとともにセメント製品の製造作業も困難となる。これ
を避けるため使用量を減らすと、安定なエマルジョンか
えられなくなる。
また平均ケン化度が75モル%未満のものを使用してえ
たエマルジョンは、セメント製品に十分な耐水性を与え
ることができない。
保護コロイドとしてのポリビニルアルコールの使用量が
、共重合体に対して2重量%未満のときは安定なエマル
ジョンかえられず、15重量%以上のばあいは、エマル
ジョンの粘度が高すぎるので、エマルジョンの製造時や
セメントとの混和作業性に支障があるばかりでなく、え
られたセメント製品は耐水性が悪い。
保護コロイドとして使用するポリビニルアルコールは1
種類でもよいが、2種類以上を組合せて用いることもで
きる。また界面活性剤も併用することができる。
本発明で使用するエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共
重合体エマルジョンを製造するには、前述の保護コロイ
ド又はこれと界面活性剤を併用して、酢酸ビニルと塩化
ビニルの一部又は全量を加圧重合缶に水と共に仕込み、
攪拌しながらエチレン圧入、重合開始剤添加、内温上昇
を行ない、初期に単量体の全部を仕込んだばあいはその
まますすめて重合を完結させ、一部を仕込んだばあいは
、残部を逐次添加して重合を完結させればよい。
本発明で使用するエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共
重合体の粉末は、前記でえられた共重合体エマルジョン
を普通噴霧乾燥することによって製造することができる
また、凍結乾燥によっても製造することかできる。
本発明において使用されるエチレン−酢酸ビニル−塩化
ビニル共重合体エマルジョンのセメント製品スる混和の
割合は、セメントに対シテ樹脂固形分で5〜600重量
%の範囲で混和することが必要であり、5重景%未満の
ばあいは所望の効果が発揮されず、600重量%を越え
て使用するばあいは、機械的強度が低下するので不適当
である。
とくに、100重量%以上使用したセメント製品は、弾
性に富み、床材や壁材などとして新しい分野に使用され
るが、樹脂の使用量が多いため、耐アルカリ性がとくに
必要とされる。
本発明で使用されるエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル
共重合体エマルジョン、またはこれを粉末化した樹脂を
水に再分散したエマルジョンの最低造膜温・度はとくに
0°Cと限定する必要はない。
本発明で使用されるエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル
共重合体エマルジョンは、低エチレン含有量であっても
すぐれた耐アルカリ性を示すという特性を有している。
従って、同じエチレン含有量であっても、エチレン−酢
酸ビニル共重合体エマルジョンに比べて、格段にすぐれ
た耐アルカリ性を示すから、これを混入したセメント製
品は、接着強度、引張強度、曲げ強度、圧縮強度などの
機械的強度の低下をまねくことなく耐アルカリ性をあげ
ることができる。
セメントモルタルに混和するに先立ってエチレン−酢酸
ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジョンに対して、1
〜10重景%重量塑剤、減水剤、消泡剤、凍結防止剤を
添加することができる。
このような目的に使用される可塑剤としては、エチレン
グリコール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブ
チルセロソルブ、プチルヵービトールアセテートなどで
ある。
また減水剤としては、リグニンスルホン酸塩、メラミン
7オルマリン縮金物のスルホン酸塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェノールエーテルなどである。
また消泡剤としては、合成樹脂エマルジョンに使゛用さ
れるものであればよい。たとえば、ヒマシ油などの植物
油、流動パラフィンなどの鉱物油、ステアリン酸などの
脂肪酸、オレイルアルコールなどのアルコール、エチレ
ングリフールジステアレートなどの脂肪酸エステル、ア
ミド、リン酸エステル、金属石けん、シリコーン、アミ
ンなどである。
次に本発明を実施例、比較例をあげて説明するが、これ
らはあくまでも例示であって本発明がこれらによって限
定されるものではない。
A共重合体エマルジョンの製造 製造例1 重合用オートクレーブに次の組成の重合液を入れた。
イオン交換水        400重量部平均重合度
50o1平均ケン化度 100モル%のポリビニルアルコール (ゴーセノールNLO5)          75重
量部次いで、酢酸ビニル総量260重量部のうち20重
量部と、塩化ビニル総量240重1部のうち5重量部と
、過硫酸アンセン6重量部のうち6重量部をオートクレ
ーブに仕込み、エチレンを圧入して系内の空気を除き、
エチレン圧を20 kglo !III ”に上げると
ともに、内温を70°0に昇温して重合反応を開始し、
ついで残りの酢酸ビニル180重量部と残り°の塩化ビ
ニル295重量部を5時間にわたって滴下した。同時に
残りの過硫酸アンモ26重量部をイオン交換水100重
量部に溶解した溶液を6時間にわたって滴下した。
えられたエマルジョンを濃度50重量%に調製し、エマ
ルジョンaをえた。エマルジョンaは重合体中のエチレ
ン含有量が7重量%、塩化ビニル45重量%、酢酸ビニ
ル48重量%であった。
またポリビニルアルコールの使用量は共重合体に対して
14重量%であった。
製造例2〜17 製造例1に準じて、ポリビニルアルコールの種類と使用
量、酢酸ビニルの使用量およびエチレン圧を変え、第1
表の製造例欄記載の2〜17の仕様で、夫々濃度50%
、重合体中のエチレン、塩化ビニル、酢酸ビニル夫々の
含有量が第1表のとおりのエマルジョンbwrをえた。
ただし、製造例7は製造例6I7(エマルジョンCを噴
霧乾燥した粉末樹脂である。
製造例18.19 製造例1に準じて、酢酸ビニルと塩化ビニルの代りに、
酢酸ビニルだけを用い、エチレン圧およびポリビニルア
ルコールの種類と使用量を変え、第1表の製造例欄記載
の17および18の仕様で夫々濃度50%、重合体中の
エチレン含有量が夫々15重量%および20重量%のエ
チレン酢酸ビニル共重合体エマルジョンBおよびtをえ
たOBセメント製品の製造 実施例1〜7 J工S R5201−1964(1970確詔)セメン
トの物理試験方法に準じて、ポ、2)ランドセメント1
00重量部、豊浦標準砂600重量部、製造例1〜6で
えら′れたエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体
エマルジョンa w f 、および製造例7でえられた
粉末樹脂を固形分換算で、夫々10.20.40.60
 、10[1,250,40重量部および適量の水とを
混練し、成型し、下記の要領で乾燥養生ならびに水中養
生を行なった。
比較例1 比較例1に使用しようとした製造例8のエマルジョンh
は、過少量の保護コロイド°を使用した為、乳化重合中
にエマルジョンが破壊されて了っだ。従って比較例1は
出来なかった。
比較例2 製造例9の仕様で、過剰量のポリビニルアルコールを使
用したエマルジョン1を実施例1に準じて、セメント1
00重量部に対して固形分で20重量部使用し、混練、
成型、養生した。
比較例3 製造例10の仕様で、平均重合度が200という極めて
低いポリビニルアルコールを使用したエマルジョンjを
、実施例1に準じてセメント100重量部に対して固形
分で20重量部使用し、混練、成型、養生した。
比較例4 製造例11の仕様で、平均重合度が6000とい5 %
めで高いポリビニルアルコールを使用するについて、粘
度が上るためその使用量を減らしたところ、乳化重合中
にエマルジョンが破壊して了った。従って比較例4は出
来なかった。
比較例5 製造例12の仕様で、鹸化度が70という極めて低いポ
リビニルアルコールを使用したエマルジョン1を、実施
例1に準じてセメント100重量部に対して固形分で2
0重量部使用し、混線、成型、養生した。
比較例6 製造例16の仕様で、ポリビニルアルコールを使用せず
、代りにポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル3
重量部を使用したエマルジョンmを、実施例1に準じて
セメント100重量部に対して固形分で20重量部使用
し、混練、成型、養生した。
比較例7〜8 製造例3および4でえられたエマルジョンCおよびdを
、夫々側のセメン) ’100重量部に対して、固形分
で前者を過少量の2重量部、後者を過剰量の500重量
部使用し、混線、成型、養生した。
比較例9〜12 製造例14〜17の仕様で、エチレン含有量過少のエマ
ルジョンn1エチレン含有量過剰のp1塩化ビエビニル
含有量過少X塩化ビニル含有量過剰のrを夫々側のセメ
ン) 100重量部に対して固形分で夫々20重量部を
使用し、混練、成型、養生した。
比較例13〜14 製造例18および19でえたエチレン−酢酸ビニル共重
合体エマルジョン日およびtを、実施例に準じて夫々側
のセメント100重量部に対、して固形分で20重量部
づつ使用し、混練、成型、養生したものが比較例13お
よび14である。
養生の要領 乾燥養生=2日間湿度80%の空中養生の後5日間もし
くは26日間湿度50%の空気中にて養生を行なった。
便宜上前者を7日乾燥養生、後者を28日乾燥養生と称
する。
水中養生:2日間渇度90%の空中養生の後5日間もし
くは26日間水中養生を行なった。
便宜上前者を7日水中養生、後者を28日水中養生と称
する。
製造例1〜19のエマルジョンからえたフィルムについ
て耐アルカリ性を測定した。その結果は第1表のとおり
であった。
(試験法) 耐アルカリ性:エマルジョンをガラス板上に流して、厚
さ約1mm5面積25mm X 25mmの7 、(ル
ムを作成し、これを50°0125%水酸化ナトリウム
溶液中に浸漬し、フィルムを洗滌後蒸溜水中に4日間浸
漬して、吸収された水酸化ナトリウムを除失したのち、
恒量になるまで乾燥し、重量損失割合をもって耐アルカ
リ性の尺度とした。
試験例2 実施例1〜6、比較例1〜14のセメント製品について
、耐水性、接着強度、曲げ強度、圧縮強度を調べた。そ
の結果は第1表のとおりであった。
(試験法) 耐 水 性:  50mm X 50rrrm X 1
0皿のセメント製品の試験片を作成し、これを20°O
の恒温水槽中に浸漬し、24時間後にとり出して表面を
拭って重量を測定し、重量増をもって耐水性の尺度とし
た。
接着強度:J工S A −6203による。
曲げ強度:J工5R−5201による。
圧縮強度:同 上 手続補正書(自発) 特許庁長官 若 杉 和 夫   殿 1事件の表4 昭和57年特許願第 210354  号2発明の名称 改質されたセメント組成物およびセメント製品3補正を
する者 事件との関係   特許出願人 4代理人154゜ 5補正の対象 (1)明細書の「特許請求の範囲」の欄(2)  明細
書の「発明の詳細な説明」の欄6補正の内容 (1)明細書の「特許請求の範囲」を別紙「補正された
特許請求の範囲」のとおり補正する。
(2)  同15頁12行の「酢酸ビニル」を「酢酸ビ
ニルと塩化ビニル」と補正する。
7添付書類の目録 (1)  補正された特許請求の範囲     1通補
正された特許請求の範囲 「1 共重合体に対して2〜15重M%の、平均重合度
500〜2500 、平均ケン化度75〜100モル%
のポリビニルアルコールを一保護コロイドとして乳化重
合してえられる、エチレン含有量5〜30重量%、塩化
ビニル含有量0.5〜49重量%、残部が酢酸ビニル成
分である共重合組成ヲ有スるエチレン−酢酸ビニル−塩
化ビニル共重合体エマルジョンおよび/またはこれを乾
燥して水に分散しうる樹脂とした粉末樹脂を、セメント
に対して樹脂固形分として5〜300重量%の割合で混
入せられてなる改質されたセメント組成物、およびこれ
に適量の水を加えてえられたまだ固まらない改質された
セメント組成物、および硬化した改質されたセメント製
品。」 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 共重合体に対して2〜15重量%の、平均重合度5
    00〜2500、平均ケン化度75〜100モル%のポ
    リビニルアルコールを保護コロイドとして乳化重合して
    えられる、エチレン含有量5〜60重量%、塩化ビニル
    含有量0.5〜49重量%、残部が酢酸ビニル成分であ
    る共重合組成を有するエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニ
    ル共重合体エマルジョンおよび/またはこれを乾燥して
    水に分散しうる樹脂とした粉末樹脂を、セメントに対し
    て樹脂固形分として5〜600重量%の割合で混入せら
    れてなる改質されたセメント組成物、およびこれに適量
    の水を加えてえられたまた固まらない改質されたセメン
    ト組成物、および硬化した改質されたセメント製品。
JP21035482A 1982-11-30 1982-11-30 改質されたセメント組成物およびセメント製品 Pending JPS59102846A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259559A (ja) * 1985-09-07 1987-03-16 三重アサノコンクリ−ト株式会社 光沢のあるセメント製品の製造方法
JPS62123050A (ja) * 1985-08-22 1987-06-04 住友化学工業株式会社 改質されたセメント組成物

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