JP4884620B2 - チャイルドシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、座部との前後方向の運動に連動して背部の傾きが変化するチャイルドシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
背部の角度を調整するリクライニング機構を備えたチャイルドシートが従来より実用に供されている。リクライニング機構としては種々の構成が提案されているが、その一種として、座部の後端部と背部の下端部とを回動自在に連結し、座部の前後方向の移動に連動して背部の下端部を前後に変位させることにより、背部の傾きを変化させる構造のリクライニング機構が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように座部と背部とを連動させたるチャイルドシートにおいて、肩ベルトは、背部の上面側の拘束位置(つまり、着座者側の拘束位置)から背部を貫通して背面側に一旦引き出され、さらに背部の背面及び座部の下面と密着するように引き回されて座部の前端側の拘束位置にて拘束されている。従って、背部の角度を変化させると、肩ベルトに関する拘束位置間の距離が変化し、背部を寝かせるほどベルトが不足してしまり加減となるおそれがある。また、チャイルドシートが設置される車両の座面の傾きに起因して、座部が前進するほどに上昇し、それに伴って着座者の拘束条件が変化して耐衝撃性が不安定となるおそれがある。
【0004】
そこで、本発明は、座部と背部とを連動して変位させた場合の拘束条件の変化を抑えることが可能なチャイルドシートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0006】
本発明は、本体(2)と、前記本体により前後方向に移動可能に支持された座部(3)と、前記本体に対して、左右方向の軸線の回りに回動可能かつその軸線と直交する方向の所定範囲において移動可能に連結されるとともに、下端側が前記座部の後端部と回動自在に連結された背部(4)と、前記座部の上面側の拘束位置から前記背部を貫いて背面側に引き出され、さらに前記座部の下面側を経て前記座部の前端側の拘束位置まで引き回される肩ベルト(22)とを有するチャイルドシートにおいて、前記座部の後端部を回り込む前記肩ベルトを、前記背部の背面(4a)よりも後方へ押し退けるベルト位置規制手段(35)を備えることにより、上述した課題を解決する。
【0007】
この発明によれば、座部と背部との間の回転中心に対してベルトが後方に離れることにより、背部を倒すほど背部の背面側において必要なベルトの長さが減少するようになる。この結果、背部を倒したときのベルトの長さの不足が補われ、全体としてベルトの拘束条件の変化が抑えられ、又は解消する。
【0008】
本発明のチャイルドシートにおいては、前記座部が所定位置まで前進した時点で前記肩ベルトと接触し、前記座部のさらなる前進に対して前記肩ベルトを前記本体に対して一定の位置に保持するベルト保持手段(36)を前記本体に設けてもよい。この場合には、ベルト位置規制手段を設けたことによるベルト長さの変化を適当な範囲に制限することができる。
【0009】
前記ベルト位置規制手段は前記座部に設けられてもよい。この場合には、ベルト位置規制手段と肩ベルトとが接触する位置が背部の傾きの変化の影響を受けない利点がある。
【0010】
前記座部はパラレルリンク(40,40)を介して前記本体に支持されてもよい。この場合には、本体が載置される座面が斜めに傾いている場合でも、座部をその高さを一定に保ちながら前後に移動させることができる。これにより、上記のベルト長さの変化を抑える効果と相まって、着座者の拘束条件の変化を確実に抑え、背部の傾きに関わりなく耐衝撃性能を安定させることができる。
【0011】
本発明の他のチャイルドシートは、本体(2)と、前記本体により前後方向に移動可能に支持された座部(3)と、前記本体に対して、左右方向の軸線の回りに回動可能かつその軸線と直交する方向の所定範囲において移動可能に連結されるとともに、下端側が前記座部の後端部と回動自在に連結された背部(4)と、前記座部の上面側の拘束位置から前記背部を貫いて背面側に引き出され、さらに前記座部の下面側を経て前記座部の前端側の拘束位置まで引き回される肩ベルト(22)とを有し、前記背面側に引き出された前記肩ベルトが、前記座部と前記背部との連結位置と前記背部の肩ベルト貫通位置とを結ぶ仮想線(図8の線分BE、B′Eに相当)に対して、前記背部の下端側へ向かうほど前記背部の後方へ漸次遠ざかるように、当該肩ベルトの経路を規定するベルト位置規制手段(35)を備えることを特徴とする。
【0012】
このチャイルドシートによれば、肩ベルトが座部の後端部において座部と背部との連結位置よりも後方に離れる。従って、上述したチャイルドシートと同様に、背部を倒したときのベルトの長さの不足が補われ、全体としてベルトの拘束条件の変化が抑えられ、又は解消する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は本発明の一実施形態に係るチャイルドシートを示し、図1は正面側からの斜視図、図2は背面側からの斜視図、図3は底面側からの斜視図である。また、図4は図2よりも背部を倒した状態を示す。これらの図から明らかなように、チャイルドシート1は、本体2と、その本体2に支持された座部3及び背部4と、ベルト20とを備えている。本体2は一対の側壁5,5と、それらを結ぶ横梁6,7,8とを備えている。本体2は一般に樹脂成形品であるが、他の材料にて構成されたものでもよい。本体2は、車両の座席にシートベルトを利用して固定される。本体2には車両のシートベルトを通すための溝や貫通孔等が形成されるが、それらの図示は省略した。
【0016】
図3に示したように、座部3は、所定の案内機構10により本体2に対して前後方向に移動可能に取り付けられる。図5(a)は案内機構10を側壁5の内側からみた状態を示す図であり、図5(b)は図5(a)のVb−Vb線に沿った断面図である。これらの図に示す案内機構10においては、各側壁5の内面側にレール11が設けられる。なお、図3では一方のレール11のみが示され、他方のレール11は側壁5の陰に隠れている。また、座部3の下面3aのレール11と対向する位置には、移動を滑らかにするためのコロ12aを備えた案内器12と、その案内器12を前後方向に拘束する保持部材13,13とが設けられている。コロ12aはレール11上を転動可能であり、その転がり運動により座部3が前後方向に案内される。側壁5の内面には保持部材13と当接して座部3の移動範囲を制限するストッパ14,14が取り付けられている。図1に示したように、側壁5の内側には、座部3の上面3bと当接して座部3の浮き上がりを防止する突部15…15が適宜設けられる。なお、座部3の移動方向は本体2の下端と平行としてよいし、本体2の下端に対して斜めに傾けてもよい。また、コロ12aは必ず必要とするものではなく、具備しない構造のものであってもよい。
【0017】
図3及び図6に示すように、背部4はその下端において座部3の後端とヒンジ16,16を介して回動自在に連結されている。背部4の背面4aには連結部17が設けられている。連結部17には概略上下方向に延びる長孔17aが形成され、その長孔17aにはロッド18が挿通されている。ロッド18はその両端において側壁5に固定されている。従って、背部4はロッド18を中心として回動可能であり、かつ長孔17aに沿って略上下方向の所定範囲において移動可能な状態で本体2と連結される。なお、背部4に加わる後方への荷重はロッド18を介して本体2により支持される。連結部17は背部4と一体に成形されてもよい。背部4とは別工程で製造された連結部17をボルトや接着剤等の固定手段を利用して背部4に固定してもよい。
【0018】
次にベルト20の詳細を説明する。図1に示すように、ベルト20は股ベルト21と肩ベルト22とを組み合わせて構成される。股ベルト21は着座者の股間に通されるものであり、その下端は座部3の下面3a側に固定具23を介して固定される(図3参照)。股ベルト21の上端には肩ベルト22と連結するためのバックル24が取り付けられている。なお、股ベルト21の途中には着座者を受け止めるパッド25が取り付けられる。
【0019】
一方、肩ベルト22は、一対の拘束ベルト26,26と、一本のアジャストベルト27とを背部4の背面4a側にて連結具28で連結して構成されている。各拘束ベルト26の一端は座部3を貫いてその下面3a側に引き出され、固定具29にて抜け止めされる(図3参照)。一方、各拘束ベルト26の他端は背部4のベルト挿通孔30を介して背面4a側に引き出されて連結具28に固定される。アジャストベルト27の一端は連結具28に固定される。アジャストベルト27の他端側は座部3の後端部を回り込んで下面3aに沿って引き延ばされ、座部3の前端側に取り付けられたアジャスタ31を通過して座部3の前方に引き出されている。アジャスタ31は、ベルト27の前方への引き出しを許容するとともに、所定の解除操作が行われない限りベルト27の後方への戻り動作を阻止する周知の拘束具である。このアジャスタ31の機能により、座部3に対する拘束ベルト26の拘束位置(固定具29により抜け止めされた位置)からアジャスタ31側の拘束位置までの間の肩ベルト22の長さを、着座者の体格に応じた適正な長さに調整することができる。
【0020】
各拘束ベルト26にはタング金具32が取り付けられている。タング金具32はベルト26に沿って移動可能である。各タング金具32をバックル24へ差し込むことにより、肩ベルト22と股ベルト21とが相互に連結される。なお、各拘束ベルト26には筒形のカバー33が取り付けられる。また、チャイルドシート1には、座部3及び背部4を定位置に拘束するロック機構も設けられるが、その図示は省略した。
【0021】
以上のチャイルドシート1においては、座部3を前方へ移動させるとそれに伴って背部4の下端が前方へ引き込まれ、背部4はその背面4aがロッド18に支持された状態でロッド18を中心として回転しながら倒れ込む。この場合、拘束ベルト26の固定具29による拘束位置からベルト挿通孔30までの間に必要なベルト長さは背部4が倒れるほど大きくなる。その一方、仮に背部4の背面4a側に引き出された肩ベルト22を背部4の背面4a及び座部3の下面3aとほぼ密着して引き回したならば、ベルト挿通孔30の位置からアジャスタ31によるベルト22の拘束位置までの間に必要なベルト長さは背部4の角度に関わらず一定となる。この場合には、背部4が倒れるほどベルト長さが相対的に不足する。つまり、背部4の傾きに応じて着座者の拘束条件が変化する。従って、背部4の角度を変える度にアジャスタ31を緩めてベルト長さを再調整する必要が生じる。
【0022】
こうしたベルト長さの調整量を減少させ、又は調整を不要とするため、本実施形態では、図2〜図4に示すように座部3の下面3aの後端部に背部4の背面4aよりも後方へ突出するベルト位置規制手段としてのベルト位置規制板35を設け、このベルト位置規制板35にて肩ベルト22(アジャストベルト27)を背部4の背面4aよりも後方へ押し退けている。また、側壁5,5の間には、ベルト保持手段としてのロッド36を取り付けている。ロッド36の位置は、背部4を最も起こしたとき、つまり座部3を最も後退させたときのベルト位置規制板35の先端位置(ベルト27が当たる位置)よりも前方に偏っている。
【0023】
これらのベルト位置規制板35及びロッド36の作用を図7により説明する。なお、図7においては、肩ベルト22の経路を一点鎖線で示し、肩ベルト22の座部3における拘束位置をA、ベルト挿通孔30の位置をB、アジャスタ31による拘束位置をCでそれぞれ示している。なお、拘束位置Aからベルト通過位置Bまでのベルト経路は実際には直線にはならないが、ここでは便宜上直線で示している。
【0024】
まず、背部4を起こした図7(a)の状態においては、背部4の背面4a側に引き出された肩ベルト22が、背部4の下端部において、ベルト位置規制板35により背部4の後方へ押し退けられる。その状態から、図7(b)に示すように座部3を前方へ移動させて背部4を倒した場合には、拘束位置Aからヒンジ16の回転中心までの距離が不変であるのに対して、ベルト挿通孔30はヒンジ16の回転中心に対して相対的に後方へ移動する。従って、拘束位置Aからベルト挿通孔30までの間に必要な肩ベルト22の長さが増加する。その一方、挿通孔30からベルト位置規制板35と肩ベルト22との接触位置までの間に必要なベルト長さは背部4が倒れるほどに減少する。これらの変化が相殺されることにより、ベルト22の長さの不足が緩和され、又は解消される。図7(c)に示したように、背部4をさらに倒し込んだ場合には肩ベルト22がロッド36にて拘束され、ベルト位置規制板35から離れる(図4参照)。これにより、ベルト位置規制板35による効果を適度な範囲に制限することができる。
【0025】
以上の関係を図8によりさらに詳しく説明する。図8において点Aは固定具29による肩ベルト22の座部3に対する拘束位置を、点B及びB′は背部4のベルト挿通孔30を肩ベルト22が通過する位置を、点Eは座部3と背部4とを連結するヒンジ16の回転中心を、点Fはベルト位置規制板35によるベルト22の拘束位置をそれぞれ示している。なお、図8において、背部4を起こしたときのその傾きを線分BEで代表し、倒したときの傾きを線分B′Eで代表する。
【0026】
図8において、拘束位置Aからベルト通過位置B,B′までのベルト長さは線分AB、AB′でそれぞれ代表することができる。ヒンジ16の回転中心からベルト挿通孔30までの距離は背部4の傾きに関わらず一定であり、線分EB、EB′の長さは互いに等しい。従って、線分AB′の長さは線分ABよりも大きい。これは、背部4を倒すほど背部4の前面側において必要なベルト22の長さが増加することを意味している。一方、ベルト挿通孔30によるベルト通過位置B,B′からベルト位置規制板35によるベルト22の拘束位置Fまでの距離をxとし、回転中心Eから拘束位置Fまでの距離をa、ベルト通過位置B、B′から回転中心Eまでの距離をb、回転中心Eからベルト通過位置B,B′を結ぶ線分と直線Lとがなす角度をθとしたとき、距離xは次式(1)で与えられる。
【0027】
【数1】
z=√(a2+b2−2ab・cosθ)……(1)
【0028】
従って、距離zは角度θが小さくなるほど、つまり、背部4が倒れるほどその値が小さくなる。この結果から、背部4が倒れるほどにベルト挿通孔30とベルト位置規制板35との間のベルト長さが減少することになる。一方、上記の通り、拘束位置Aからベルト通過位置Bまでのベルト長さは背部4が倒れるほど増加する。このように背部4の前面側でベルトの必要長さが増加する一方、背面4a側でベルトの必要長さが減少するため、それらの変化が相殺され、全体としてベルトの必要長さの変化が抑えられるか、又は解消される。この結果、背部4の傾きを変化させたときの拘束条件の変化が抑えられるか、又は解消される。
【0029】
本発明は上記の実施形態に限定されることなく、種々の形態にて実施してよい。図9は座部3の案内機構10を変更した実施形態を示している。この実施形態では、本体2の各側壁5と座部3とを、前後一対のパラレルリンク40,40を介して連結したものである。このようにパラレルリンク40,40を利用して座部3を本体2と連結した場合には、例えば図10に示すように車両の座面50が斜めに傾いている場合でも、座部3の高さ(この場合は車両の接地面からの絶対的な高さ)を一定に保ちつつ座部3を前後に移動させることができる。これにより、背部4の傾きの変化に拘わりなく、上下方向に関する着座者の重心位置を一定に保つことができ、座部3や背部4の変位に伴う拘束条件の変化を抑えることができる。ちなみに、座部3を側壁5の下端面と平行に移動させる場合には、座面50の傾きに従って座部3を前へ移動させるほど着座者の重心位置が高くなり、耐衝撃性能が変化することになる。
【0030】
なお、以上の実施形態では肩ベルト22の一端が座部3の下面側に固定され、肩ベルト22の途中に移動自在に設けたタング金具32をバックル24と連結したが、本発明はこのような形態に限定されない。例えば、肩ベルト22の先端にタング金具を取り付け、そのタング金具を座部3に固定されたバックルと連結する構成のチャイルドシートにも本発明は適用できる。本発明では、ベルト位置規制板35を座部3の下面3aに設けたが、背部4にベルト位置規制手段を設けてもよい。上記(1)式から明らかなように、本発明による効果は、ベルト挿通孔30から背面4a側に引き出された肩ベルト22が下方に向かうほど、ベルト挿通孔30とヒンジ16の回転中心とを結ぶ仮想線(図8における線分BE、B′Eに相当)から後方へ遠ざかるように肩ベルト22を案内できればよい。従って、背部4の背面4aの少なくともベルト22と対向する部分を下部に向かうほど後方へ突出させ、その突出部分とベルト22とを密着させてもよい。図に示した座部3や背部4の形状は一例であり、これらは適宜変形可能である。以上の実施形態において、ベルト位置規制板35の先端をベルト22の幅に合わせて凹ませる等の手段により、緩めたベルト22がベルト位置規制板35によって確実に拘束できるようにすることが望ましい。
【0031】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、座部の後端部を回り込む肩ベルトを座部と背部との連結位置から後方へ離すことにより、背部の傾きを変化させたときの背部の前面側と背面側とのベルトの必要長さの変化を相殺させるようにし、また、座部をパラレルリンクを介して本体に支持させることにより、座面の高さを一定に保ちつつ座部を前後に移動させることができるので、座部と背部とを連動して変位させたときの着座者の拘束条件の変化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るチャイルドシートの正面側からの斜視図。
【図2】本発明の一実施形態に係るチャイルドシートの背面側からの斜視図。
【図3】本発明の一実施形態に係るチャイルドシートの底面側からの斜視図。
【図4】図2の状態よりも座部を前方へ移動させた状態を示す図。
【図5】座部の案内機構を示す図。
【図6】背部と本体との連結部分を示す図。
【図7】本発明における背部の変位とベルト経路との関係の一例を示す図。
【図8】背部の背面側におけるベルト経路の変化を説明するための図。
【図9】座部の支持機構を変更した他の実施形態を示す図。
【図10】図9の支持機構により座部の高さを一定に保ちつつ前後に移動させる様子を示す図。
【符号の説明】
1 チャイルドシート
2 本体
3 座部
3a 下面
3b 上面
4 背部
4a 背面
10 案内機構
20 ベルト
21 股ベルト
22 肩ベルト
24 バックル
26 拘束ベルト
27 アジャストベルト
30 ベルト挿通孔
31 アジャスタ
35 ベルト位置規制板(ベルト位置規制手段)
36 ロッド(ベルト保持手段)
40,40 パラレルリンク
Claims (5)
- 本体と、
前記本体により前後方向に移動可能に支持された座部と、
前記本体に対して、左右方向の軸線の回りに回動可能かつその軸線と直交する方向の所定範囲において移動可能に連結されるとともに、下端側が前記座部の後端部と回動自在に連結された背部と、
前記座部の上面側の拘束位置から前記背部を貫いて背面側に引き出され、さらに前記座部の下面側を経て前記座部の前端側の拘束位置まで引き回される肩ベルトとを有するチャイルドシートにおいて、
前記座部の後端部を回り込む前記肩ベルトを前記背部の背面よりも後方へ押し退けるベルト位置規制手段を備えたことを特徴とするチャイルドシート。 - 前記座部が所定位置まで前進した時点で前記肩ベルトと接触し、前記座部のさらなる前進に対して前記肩ベルトを前記本体に対して一定の位置に保持するベルト保持手段を前記本体に設けたことを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート。
- 前記ベルト位置規制手段は前記座部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート。
- 前記座部がパラレルリンクを介して前記本体に支持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のチャイルドシート。
- 本体と、
前記本体により前後方向に移動可能に支持された座部と、
前記本体に対して、左右方向の軸線の回りに回動可能かつその軸線と直交する方向の所定範囲において移動可能に連結されるとともに、下端側が前記座部の後端部と回動自在に連結された背部と、
前記座部の上面側の拘束位置から前記背部を貫いて背面側に引き出され、さらに前記座部の下面側を経て前記座部の前端側の拘束位置まで引き回される肩ベルトとを有するチャイルドシートにおいて、
前記背面側に引き出された前記肩ベルトが、前記座部と前記背部との連結位置と前記背部の肩ベルト貫通位置とを結ぶ仮想線に対して、前記背部の下端側へ向かうほど前記背部の後方へ漸次遠ざかるように、当該肩ベルトの経路を規定するベルト位置規制手段を備えることを特徴とするチャイルドシート。
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