JP4881414B2 - 4トラック式クローラークレーン - Google Patents
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Description
300トン以上を吊り上げることができるクレーンの一例がドイツ国特許出願公開明細書第2517203号(以下、「´203号ドイツ国技術文献」という)にく記載されている。特に、´203号ドイツ国技術文献は、4つのデュアルトラック式クローラーユニットを有するクローラークレーンを記載している。各クローラーユニットは、他のクローラーユニットには直接連結されておらず、アウトリガを介してハウジング8に連結されている。各クローラーユニットのトラックは、互いに対して異なる速度と異なる方向の両方又は何れか一方で駆動される。
上述のクローラークレーンは、他にも幾つかの欠点をもっている。たとえば、かかるクローラークレーンは、クローラークレーンの種々の旋回形態についてクローラー組立体のところでの接地圧が不適当になる。´203号ドイツ国技術文献に記載されたクローラークレーンは又、その支点がクローラーユニットの中心の上方に位置せざるを得ないので吊上げ具合が不適当になる。
本発明の第2の特徴は、第1のクローラー組立体と、該第1のクローラー組立体に取り付けられた第2のクローラー組立体とから成り、第2のクローラー組立体が第1のクローラー組立体の走行方向と整列していることを特徴とするクローラーに関する。
本発明の各特徴により、荷重容量が大きなクローラークレーンに関して組立て、分解及び運搬のための手の込み具合及び時間を減らす簡単な設計が得られる。
本発明の各特徴により、荷がクローラークレーンで吊り上げられているかどうかにかかわらず、移動を行う際の大荷重容量クローラークレーンの機動性が向上する。
本発明の上記特徴及び上記利点は、添付の図面と関連して本発明の以下の詳細な説明を読むと一段と明らかになろう。
本発明のクローラークレーンは、図1及び図3〜図9を参照すると最もよく理解できる。特に、図1は、基本的に5つの主要な構成要素、即ち(1)クレーンブーム102、(2)マスト104、(3)運転手の運転室106を有する上部構造体105、(4)4組のクローラー組立体162,164,166,168、及び(5)車体又は機体110を有する640トン級のクローラークレーンを示している。45トン級のクレーンブーム102が上部構造体105の一端に連結されていて、運転室構造体の上方へ空中に延びている。クレーンブーム102は高強度鋼で作られた3つのフレーム112で構成されており、これらフレームは、クレーンブーム102の全長が約125フィート(約38m)となるように周知の方法で互いに取り付けられている。クレーンブーム102は、さらにワイヤロープシステム118をさらに有し、このワイヤロープシステムの一端には、物体(図示せず)を地面から空中へ吊り上げることができるフックブロック120が取り付けられている。
図3、図8A及び図8Cに示すように、車体110は、矩形の中央支持構造体148を備えた全体としてH形のものであり、この矩形中央支持構造体は、この横方向側部154に垂直な一対の互いに同一形状の平行なビーム150,152に一体的に取り付けられている。車体110は好ましくは、全溶接高強度鋼プレートで構成され、重さは約36トンである。横方向側部154の各々の長さは約13フィート(約4m)であり、中央支持構造体148の前方側部156及び後方側部158はそれぞれ、約3.5mの長さ及び約6フィート(約1.8m)の高さを有している。各ビーム150,152の長さ、幅及び高さは、それぞれ約33.5フィート(約10.2m)、約5.5フィート(約1.7m)及び約7フィート(約2.1m)である。ビーム150,152のそれぞれの重さは約16.5トンであり、これらビームは、中央支持構造体148の前方側部156と後方側部158と交差する垂直対称平面の周りに対称的に位置している。
クレーンで下降させると、雌型受け具180は、ピン192にフック掛けされてこれに係合する。次に、コネクタ170及びクローラー組立体162を一段と下降させて図6Aに示す位置までピン192の回りに下方に回動するようにする。
次に、水平方向ピン202をコネクタ170の側部172,174に形成された上方開口部178に貫通させることにより、コネクタ170及びクローラー組立体162を車体110に固定する。4つの管状構造部材400をクローラー組立体のフレーム188及びビーム150,152に取り付けると安定性が一段と増す。
図8Jのマスト104一式は、クレーンブーム102をクローラークレーン100上で引き上げてこれを支持するのに用いられる。図8Kに示すように、クレーンブーム102の3つのフレーム112を、周知の方法でクローラークレーン102に隣接して互いに取り付ける。3つのフレーム112は、別個のトレーラ台上に載せて作業現場まで輸送される。第2のワイヤロープシステム126は、クレーンブーム102の頂端部を補助クレーンで吊り上げた状態で、イクオライザ129をクレーンブーム102の底部に係合させるよう配置される。次に、クレーンブーム102を周知の方法でアダプタフレーム149に取り付ける。次に、イクオライザ129をクレーンブーム102から外し、マスト104を下降させてついにはイクオライザ129が、クレーンブーム102上に位置するストラップ310上に位置するようにする。この段階で、イクオライザ129をストラップ310にピン止めし、ストラップ310をきつく引っ張る(図8L参照)。
次に、巻上ドラム308を回転させてマスト104を図8Mの作業位置まで引き上げ、ここで巻上ドラム127を回転させてクレーンブーム102を直立位置まで吊り上げる(図8N)。図8Oに示すように、クローラークレーン100は、部分138,140を作業現場まで輸送してマスト104及びクレーンブーム102の長さを長くして、地面上に支持されている第2のバランスウエイト142を付け足すことにより、一層大きな荷重を吊り上げるよう改造できる。
車体110の形態の他の変形例は、本発明の精神から逸脱することなく想到できることは注目されたい。例えば、取付け状態の車体110及びクローラー組立体162,164,166,168の全幅を、ビーム150,152を取り除いてクローラー組立体を中央支持構造体148の4つのアタッチメント延長手段又はビーム159に直接取り付けることにより、約30フィート(約9m)に減少させることができる(図13参照)。各クローラー組立体162,164,166,168は、構造及び機能が、一対のピン及び下方開口部を有する上述の雄型挿入部品67と類似したアタッチメント部品312を有している。かくして、クローラー組立体をビーム159上に下降させてこれらのピンがフック163に係合して作業位置まで下方に回動し、ここでクローラー組立体を下方開口部内に挿入されたピンにより定位置に係止するようにする。この取付け方式の実際の作用効果は、幅の狭いクローラークレーン100が得られることであり、クローラー組立体の走行方向は、中央支持構造体148の前方側部156及び後方側部158に平行である。三角形に似たアウトリガ314を組立て状態のクローラー組立体に取り付けて安定性が一段と得られるようにするのが良いことは注目される。
この実施形態では、クローラークレーン100の全ての構成部品及び全ての組立て手順は、特に断らなければ図1のクローラークレーン100について上述したのと同一であることは注目されたい。
(態様1) クローラー組立体付きの車体であって、第1の端部を備えた第1のビーム及び第1の端部を備えた第2のビームを有する車体と、前記第1のビームの第1の端部に取り付けられた第1のクローラー組立体と、前記第1のクローラー組立体と前記第2のビームの第1の端部の両方に取り付けられた第2のクローラー組立体とから成ることを特徴とするクローラー組立体付き車体。
(態様2) 前記第1のクローラー組立体は、中央フレームと、該中央フレームの第1の側部に設けられた第1のクローラートラックと、前記中央フレームの第1の側部と反対側の第2の側部に設けられた第2のクローラートラックとを有することを特徴とする態様1記載のクローラー組立体付き車体。
(態様3) 前記第2のクローラー組立体は、第2の中央フレームと、該第2の中央フレームの第1の側部に設けられた第3のクローラートラックと、前記第2の中央フレームの第1の側部と反対側の第2の側部に設けられた第4のクローラートラックとを有することを特徴とする態様2記載のクローラー組立体付き車体。
(態様4) 前記第1のクローラー組立体は、前記第1のクローラートラックを移動させるよう構成された第1のモータと、前記第2のクローラートラックを移動させるよう構成された第2のモータとを有することを特徴とする請求項2記載のクローラー組立体付き車体。
(態様5) 前記第1のモータ及び第2のモータは、前記第1のクローラートラック及び前記第2のクローラートラックを一斉に移動させるよう構成されていることを特徴とする態様4記載のクローラー組立体付き車体。
(態様6) 前記第1のクローラー組立体は、前記第1のトラックを移動させるよう構成された第1のモータと、前記第2のトラックを移動させるよう構成された第2のモータとを有し、前記第2のクローラー組立体は、前記第3のトラックを移動させるよう構成された第3のモータと、前記第4のトラックを移動させるよう構成された第4のモータとを有することを特徴とする態様3記載のクローラー組立体付き車体。
(態様7) 前記第1のモータ、第2のモータ、第3のモータ、第4のモータは、前記第1のトラック、前記第2のトラック、第3のトラック、第4のトラックを一斉に移動させるよう構成されていることを特徴とする態様6記載のクローラー組立体付き車体。
(態様8) 前記第1のクローラー組立体は、前記第2のクローラー組立体の走行方向と整列していることを特徴とする態様1記載のクローラー組立体付き車体。
(態様9) 第1のクローラー組立体は、第1のクローラートラック及び該第1のクローラートラックを移動させるよう構成された第1のモータを有し、第2のクローラー組立体は、第2のクローラートラック及び該第2のクローラートラックを移動させるよう構成された第2のモータを有することを特徴とする態様1記載のクローラー組立体付き車体。
(態様10) 前記第1のモータ及び前記第2のモータは、前記第1のクローラートラック及び前記第2のクローラートラックを一斉に移動させるよう構成されていることを特徴とする態様9記載のクローラー組立体付き車体。
(態様11) 水平方向雌型受入れ部材と、前記第1のクローラー組立体を第2のクローラー組立体に連結するよう前記水平方向雌型受入れ部材を貫通して延びる雄型アタッチメント装置とを有し、前記雄型アタッチメント装置と水平方向雌型受入れ部材は、前記第1のクローラー組立体及び第2のクローラー組立体をそれらの動作位置から互いに対して5°〜45°の角度範囲で位置させると、前記雄型アタッチメント装置が前記水平方向雌型受入れ部材を貫通するようにする互いに協働する形状を有していることを特徴とする態様9記載のクローラー組立体付き車体。
(態様12) 前記雄型アタッチメント装置と水平方向雌型受入れ部材は、前記第1のクローラー組立体及び第2のクローラー組立体をそれらの動作位置から互いに対して5°〜15°の角度範囲で位置させると、前記雄型アタッチメント装置が前記水平方向雌型受入れ部材を貫通するようにする形状を有していることを特徴とする態様11記載のクローラー組立体付き車体。
(態様13) 前記雄型アタッチメント装置は、固定ピボット点要素から成ることを特徴とする態様11記載のクローラー組立体付き車体。
(態様14) 前記雌型受入れ部材は、細長い開口部から成ることを特徴とする態様11記載のクローラー組立体付き車体。
(態様15) 前記固定ピボット点要素は、垂直方向に延びるピンから成ることを特徴とする態様11記載のクローラー組立体付き車体。
(態様16) 前記ピンの端部は、面取りされた形状になっていることを特徴とする態様15記載のクローラー組立体付き車体。
(態様17) 前記車体は、前記第1のビーム及び第2のビームに取り付けられた中央支持構造部体を有するH字形のものであることを特徴とする態様1記載のクローラー組立体付き車体。
(態様18) 前記第1のビーム及び前記第2のビームは、前記車体に一体的に取り付けられていることを特徴とする態様1記載のクローラー組立体付き車体。
(態様19) 前記第1のビーム及び前記第2のビームは、前記車体から取り外し自在であることを特徴とする態様1記載のクローラー組立体付き車体。
(態様20) 前記中央支持構造体は、前記第1のビーム及び前記第2のビームに垂直であることを特徴とする態様17記載のクローラー組立体付き車体。
(態様21) 第1のクローラー組立体と、該第1のクローラー組立体に取り付けられた第2のクローラー組立体とから成り、該第2のクローラー組立体は、前記第1のクローラー組立体の走行方向と整列していることを特徴とするクローラー。
(態様22) 前記第1のクローラー組立体は、中央フレームと、該中央フレームの第1の側部に設けられた第1のクローラートラックと、前記中央フレームの第1の側部と反対側の第2の側部に設けられた第2のクローラートラックとを有することを特徴とする態様21記載のクローラー。
(態様23) 前記第2のクローラー組立体は、第2の中央フレームと、該第2の中央フレームの第1の側部に設けられた第3のクローラートラックと、前記第2の中央フレームの第1の側部と反対側の第2の側部に設けられた第4のクローラートラックとを有することを特徴とする態様22記載のクローラー。
(態様24) 前記第1のクローラー組立体は、前記第1のクローラートラックを移動させるよう構成された第1のモータと、前記第2のクローラートラックを移動させるよう構成された第2のモータとを有することを特徴とする態様22記載のクローラー。
(態様25) 前記第1のモータ及び第2のモータは、前記第1のクローラートラック及び前記第2のクローラートラックを一斉に移動させるよう構成されていることを特徴とする態様24記載のクローラー。
(態様26) 前記第1のクローラー組立体は、前記第1のトラックを移動させるよう構成された第1のモータと、前記第2のトラックを移動させるよう構成された第2のモータとを有し、前記第2のクローラー組立体は、前記第3のトラックを移動させるよう構成された第3のモータと、前記第4のトラックを移動させるよう構成された第4のモータとを有することを特徴とする態様23記載のクローラー。
(態様27) 前記第1のモータ、第2のモータ、第3のモータ、第4のモータは、前記第1のトラック、前記第2のトラック、第3のトラック、第4のトラックを一斉に移動させるよう構成されていることを特徴とする態様26記載のクローラー。
(態様28) 前記第1のクローラー組立体は、前記第2のクローラー組立体の走行方向と整列していることを特徴とする態様23記載のクローラー。
(態様29) 第1のクローラー組立体は、第1のクローラートラック及び該第1のクローラートラックを移動させるよう構成された第1のモータを有し、第2のクローラー組立体は、第2のクローラートラック及び該第2のクローラートラックを移動させるよう構成された第2のモータを有することを特徴とする態様21記載のクローラー。
(態様30) 前記第1のモータ及び前記第2のモータは、前記第1のクローラートラック及び前記第2のクローラートラックを一斉に移動させるよう構成されていることを特徴とする態様29記載のクローラー。
(態様31) 水平方向雌型受入れ部材と、前記第1のクローラー組立体を第2のクローラー組立体に連結するよう前記水平方向雌型受入れ部材を貫通して延びる雄型アタッチメント装置とを有し、前記雄型アタッチメント装置と水平方向雌型受入れ部材は、前記第1のクローラー組立体及び第2のクローラー組立体をそれらの動作位置から互いに対して5°〜45°の角度範囲で位置させると、前記雄型アタッチメント装置が前記水平方向雌型受入れ部材を貫通するようにする互いに協働する形状を有していることを特徴とする態様21記載のクローラー。
(態様32) 前記雄型アタッチメント装置と水平方向雌型受入れ部材は、前記第1のクローラー組立体及び第2のクローラー組立体をそれらの動作位置から互いに対して5°〜15°の角度範囲で位置させると、前記雄型アタッチメント装置が前記水平方向雌型受入れ部材を貫通するようにする形状を有していることを特徴とする態様31記載のクローラー。
(態様33) 前記雄型アタッチメント装置は、固定ピボット点要素から成ることを特徴とする態様31記載のクローラー。
(態様34) 前記雌型受入れ部材は、細長い開口部から成ることを特徴とする態様31記載のクローラー。
(態様35) 前記固定ピボット点要素は、垂直方向に延びるピンから成ることを特徴とする態様33記載のクローラー。
(態様36) 前記ピンの端部は、面取りされた形状になっていることを特徴とする態様35記載のクローラー。
(態様37) 第1のクローラー組立体を第2のクローラー組立体に組み付ける方法であって、第1のクローラー組立体を第2のクローラー組立体に隣接して位置決めする段階と、前記第1のクローラー組立体が前記第2のクローラー組立体の走行方向と整列するように前記第1のクローラー組立体を前記第2のクローラー組立体に取り付ける段階とを有することを特徴とする方法。
(態様38) 前記位置決め段階は、前記第1のクローラー組立体を前記第2のクローラー組立体に対して角度をなして位置決めする段階と、前記第1のクローラー組立体を前記第2のクローラー組立体に対して回動させる段階とから成ることを特徴とする態様37記載の方法。
(態様39) 前記角度は、0°以上約45°までの範囲にあることを特徴とする態様38記載の方法。
(態様40) 前記角度は、約5°〜約15°の範囲にあることを特徴とする態様38記載の方法。
(態様41) 前記クローラー組立体は、垂直方向ピンを有し、前記第2のクローラー組立体は、前記垂直方向ピンに係合する開口部を有することを特徴とする態様37記載の方法。
(態様42) 前記位置決め段階は、前記開口部の長手方向軸線が前記垂直方向ピンの垂直軸線に対して0°〜45°の角度をなすように第2のクローラー組立体を位置決めする段階を含むことを特徴とする態様41記載の方法。
(態様43) 前記位置決め段階は更に、前記第2のクローラー組立体を前記開口部が前記垂直方向ピンと係合するよう下降させる段階と、前記係合が行われた前記第2のクローラー組立体を引き続き下降させ、前記第2のクローラー組立体を回転係合させてこれを前記第1のクローラー組立体に対する動作整列位置に配置する段階とを含むことを特徴とする態様42記載の方法。
(態様44) 前記第1のクローラー組立体を前記動作位置において前記第2のクローラー組立体の走行方向と整列させることを特徴とする態様43記載の方法。
(態様45) 前記第1のクローラー組立体及び第2のクローラー組立体を前記動作整列位置に係止する段階を更に有することを特徴とする態様43記載の方法。
(態様46) 前記垂直方向ピンの軸線と前記開口部の長手方向軸線とのなす角度は、0°〜15°の範囲の値であることを特徴とする態様42記載の方法。
(態様47) 前記垂直方向ピンの軸線と前記開口部の長手方向軸線とのなす角度は、5°〜15°の範囲の値であることを特徴とする態様42記載の方法。
(態様48) フレームと、前記フレームに取り付けられた巻上ドラムとを有することを特徴とするクローラークレーン用マスト。
(態様49) 前記フレームに取り付けられた支持プレートを更に有し、前記巻上ドラムは、前記支持プレートに取り付けられていることを特徴とする態様48記載のマスト。
(態様50) 前記巻上ドラムは、前記フレーム内に配置されていることを特徴とする態様48記載のマスト。
(態様51) ワイヤロープシステム付きのフレームを有するクローラークレーンを分解する方法であって、ワイヤロープシステムを取り外すこと無くフレームをクローラークレーンから取り外す段階と、フレームを所定場所に輸送する段階とを有することを特徴とする方法。
(態様52) ワイヤロープシステムを取り外すこと無くフレームの一部を取り外す段階を更に有することを特徴とする態様51記載の方法。
102 クレーンブーム
104 マスト
105 上部構造体
110 車体
118,126 ワイヤロープシステム
130 イクオライザ
136 バランスウエイト
150 ビーム
162,164,166,168 クローラー組立体
Claims (8)
- 車体/クローラーの組立体であって、
第1の端部を備えた第1のビームと、第1の端部を備えた第2のビームとを備える車体と、
前記第1のビームの第1の端部に取り付けられた第1のクローラー組立体とを有し、
前記第1のクローラー組立体に直接接触し、前記第1のクローラー組立体と前記第2のビームの第1の端部の両方に取り付けられた第2のクローラー組立体と、
水平方向雌型部材と、
前記第1のクローラー組立体を第2のクローラー組立体に連結するように、前記水平方向雌部材を通って延びる雄型アタッチメント装置とを有し、
該雄型アタッチメント装置と前記水平方向雌型部材とは、前記第1のクローラー組立体及び第2のクローラー組立体がこれらの動作位置から5°〜45°の角度範囲で互いに対して位置決めされたときに前記雄型アタッチメント装置が前記雌型部材を通って延びるようにする協働形状を備える、
車体/クローラーの組立体。 - 前記雌型部材が細長い開口部を有し、前記固定ピボット点要素が、面取りされた形状を持った端部を備えた、垂直方向に延びたピンを有する、請求項1記載の車体/クローラーの組立体。
- 前記雄型アタッチメント装置と水平方向雌型受入れ部材は、前記第1のクローラー組立体及び第2のクローラー組立体をそれらの動作位置から互いに対して5°〜15°の角度範囲で位置させると、前記雄型アタッチメント装置が前記水平方向雌型受入れ部材を貫通するようにする形状を有していることを特徴とする請求項1記載の車体/クローラーの組立体。
- 前記雄型アタッチメント装置は、固定ピボット点要素から成ることを特徴とする請求項1記載の車体/クローラーの組立体。
- 前記雌型受入れ部材は、細長い開口部から成ることを特徴とする請求項1記載の車体/クローラーの組立体。
- 前記固定ピボット点要素は、垂直方向に延びるピンから成ることを特徴とする請求項1記載の車体/クローラーの組立体。
- 前記ピンの端部は、面取りされた形状になっていることを特徴とする請求項6記載の車体/クローラーの組立体。
- 前記第2のクローラー組立体は、前記第1のクローラー組立体に固定されるとともに、前記第2のビームの第1の端部の両方に取り付けられ、
前記第1のクローラー組立体及び前記第2のクローラー組立体は、同じ移動方向に沿って恒久的に移動するように互いに整列している、
請求項1記載の車体/クローラーの組立体。
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